JPH10263887A - 管用溶接治具 - Google Patents

管用溶接治具

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JPH10263887A
JPH10263887A JP7234797A JP7234797A JPH10263887A JP H10263887 A JPH10263887 A JP H10263887A JP 7234797 A JP7234797 A JP 7234797A JP 7234797 A JP7234797 A JP 7234797A JP H10263887 A JPH10263887 A JP H10263887A
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廣重 西川
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良 坂口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、管用溶接治具に関し、管の端面が
多少傾斜していても、隙間無く突き合わせることがで
き、また、管と45°または90°の継手との接続が可
能で、さらに自動溶接機の使用が可能な管用溶接治具を
実現することを目的とする。 【解決手段】 治具本体10と、それぞれ接続すべき管
を保持することができる第1のクランプ11と第2のク
ランプ12とを具備し、前記治具本体10は、L字形を
なし、その一方の辺には前記第1のクランプ11を、そ
の保持する管の中心軸線が他方の辺に平行となるように
設け、他方の辺には前記第2のクランプ12を、その保
持する管の中心軸線が該辺に平行および45°および9
0°となる状態でそれぞれ着脱自在に固定することがで
きる座19,20,21を3箇所に設けるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は管用溶接治具に関す
る。詳しくは、2本の管を溶接接続する場合に、その2
本の管の位置が、0°,45°,90°の3種類の角度
で支持できるる管用溶接治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水道管、食品加工用機械の給排水
用管等の管を溶接接続する場合には、正確な接続をする
ため2本の管を位置決めして支持する治具を用いてい
る。図12は従来の管用溶接治具の一例を示す図であ
る。この溶接治具は、Vブロック1に2個のC形クラン
プ2,2′が並列して設けられており、接続する2本の
管3,3′を、その端面を突き合わせてそれぞれC形ク
ランプ2,2′によりクランプするようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の管用
溶接治具では、 接続すべき管の端面が管の中心軸に対して正確に直角
でない場合には隙間ができ溶接が不可能となる。 管と45°または90°の継手との接続ができない。 自動溶接機の使用が出来ない。 等の問題がある。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑み、管の端
面が多少傾斜していても、隙間無く突き合わせることが
でき、また、管と45°または90°の継手との接続が
可能で、さらに自動溶接機の使用が可能な管用溶接治具
を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の管用溶接治具に
於いては、治具本体10と、それぞれ接続すべき管を保
持することができる第1のクランプ11と第2のクラン
プ12とを具備し、前記治具本体10は、L字形をな
し、その一方の辺には前記第1のクランプ11を、その
保持する管の中心軸線が他方の辺に平行となるように設
け、他方の辺には前記第2のクランプ12を、その保持
する管の中心軸線が該辺に平行および45°および90
°となる状態でそれぞれ着脱自在に固定することができ
る座(19,20,21)を3箇所に設けたことを特徴
とする。
【0006】また、それに加えて、前記第1のクランプ
11および第2のクランプ12の管支持部には、それぞ
れストレートライナー35aまたは球面座を有するライ
ナー35bが着脱自在に設けられることを特徴とする。
また前記治具本体10には管の外周を一周して溶接する
ことができる自動溶接機47を取り付け、且つその位置
を微調整できる自動溶接機取付調整機構17が設けられ
ることを特徴とする。また、円筒部材57の先端に外径
を拡大できる手段を有するチャック58が形成され、該
チャック58で管継手の内径を把持することができるア
ダプタ56を具備することを特徴とする。
【0007】この構成を採ることにより、管の端面が多
少傾斜していても、隙間無く突き合わせることができ、
また、管と45°または90°の継手との接続が可能
で、さらに自動溶接機の使用が可能な管用溶接治具が得
られる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図5は本発明の実施の形
態を示す図で、図1は分解斜視図、図2は組立斜視図、
図3および図4はライナーを示す図、図5は自動溶接機
取付け調整機構を示す図である。本実施の形態は、図1
および図2に示すように、治具本体10と、それぞれ接
続すべき管を保持する第1のクランプ11および第2の
クランプ12とよりなる。
【0009】そして治具本体10は略L字形をなし、そ
の一方の辺には第1のクランプ11を、その保持する管
の中心軸線が他方の辺と平行となるように固定するため
の座13が形成され、またクランプ取付用のボルト14
を挿通するための複数の孔15が形成され、また該辺を
挿通して自動溶接取付け軸16および自動溶接取付調整
機構17が設けられ、先端部下面には高さ調整用の足1
8が取り付けられている。なお、本実施の形態では第1
のクランプ11は本体10とは別体として形成され、ボ
ルト14により結合されるようになっているが、本体1
0と一体成形であっても良い。
【0010】また、他方の辺には第2のクランプ12
を、その保持する管の中心軸線が該辺に平行、または4
5°、または90°に取付けるための座19,20,2
1が3箇所に設けられている。そして該座19,20,
21には中心に第2のクランプ取付用のねじ孔22が穿
設され、その左右に位置決め孔23,23′が穿設され
ている。なお該2個の位置決め孔23,23′は、図に
おいて、右端のものは辺の長さ方向に対して直角方向に
配置され、中央のものは、辺の長さ方向に対して時計回
りに45°回転した位置に配置され、左端のものは辺の
長手方向に配置されている。
【0011】前記第1のクランプ11は、それぞれライ
ナー35を保持するための半円形の凹部を有する下部部
材11aと上部部材11bが一端をヒンジピン24で開
閉自在に結合され、下部部材11aの他端にはクランプ
ねじ25を有する門形部材26がヒンジピン27で回動
自在に設けられている。そして、該門形部材26はクラ
ンプねじ25を締めつけることにより上部部材11bを
下部部材11aに押圧し、凹部に保持されたライナー3
5を介して管をクランプすることができるようになって
いる。
【0012】前記第2のクランプ12は、それぞれライ
ナー35を保持するための半円形の凹部を有する下部部
材12aと上部部材12bとが一端をヒンジピン28で
開閉自在に結合され、下部部材12aの他端にはクラン
プねじ29を有する門形部材30がヒンジピン31で回
動自在に設けられている。そして、該門形部材30は第
1のクランプと同様にして凹部に保持されたライナー3
5を介して管をクランプすることができるようになって
いる。
【0013】また、該第2のクランプ12の下部部材1
2aには治具本体10に設けられた座19,20,21
の何れかに固定するためのアーム32が形成されてお
り、該アーム32には座19,20,21に固定するた
めのレバー33aを有する取り付けねじ33が挿通して
設けられている。なお、アーム32の裏面には前記座1
9,20,21に設けられた位置決め孔23,23′に
係合する位置決めピン(図示なし)が保持する管の中心
軸に対し直角方向に配置植設されている。また下部部材
12aの下面には高さ調整用の足34が取り付けられて
いる。
【0014】また、第1,第2のクランプ11,12の
ライナー保持用の凹部にはライナー35が着脱自在に設
けられる。このライナーは図3に示すストレートライナ
ー35aと、図4に示す球面ライナー35bとがあり、
その内径はクランプする管径に応じて複数種類用意す
る。図3に示すストレートライナー35aは第1,第2
のクランプの上、下部材に接する部分が円筒面であり、
Oリング36を有する固定子37がねじ38により取り
付けられ、該固定子37により第1,第2クランプの
上、下部部材に設けられた孔に嵌合して着脱自在に取り
付けられる。
【0015】また、図4に示す球面ライナー35bは、
球面座40と、その上に載置されたライナー部材40a
とよりなり、球面座40は第1、第2のクランプの上、
下部部材にねじ39により取り付けられ、ライナー部材
40aには、ねじ38により固定子37が取り付けら
れ、該ライナー部材40aに設けられた孔とねじ38と
の隙間により該ライナー部材40aは球面座40に対し
て多少摺動できるようになっている。またクランプに対
する着脱は前記ストレートライナー35aと同様であ
る。
【0016】また、図5に示す自動溶接機取付け調整機
構は、鍔41aを有し、外面におねじが形成されたスリ
ーブ41と、該スリーブ41の中を挿通され、一端にね
じ42aが形成された軸42と、前記スリーブ41の鍔
41aに嵌合したつまみ43と、該つまみ43に押ねじ
43aにより固定され且つ前記軸42のねじ42a螺合
するナット体44とで構成され、軸42のねじ部にはキ
ー溝45が刻設され、該キー溝45に係合するキー46
がスリーブ41の鍔41aに設けられている。そして、
つまみ43を回転することによりナット体44がねじ4
2上を回り、該ねじ42を左右に移動させることができ
る。これにより軸42に取り付けられる自動溶接機47
の位置を左右に微調整することができるようになってい
る。
【0017】以上の各部材は図2の如くに組み立てられ
る。即ち、第1のクランプ11はボルト14により治具
本体10の座13上に組付け固定される。なお第1のク
ランプ11が治具本体10と一体成形されている場合は
この作業は不要である。第2のクランプ12は取付けね
じ33により治具本体10に設けられた座19,20,
21の何ずれかに固定される。このように組立られた本
実施の形態の使用方法を次に説明する。
【0018】先ず、直管同士の接続は、図6の如く、第
2のクランプ12を治具本体10の右端の座19にねじ
33により固定する。この場合、座19の位置決め孔と
第2のクランプ12のアーム32に設けられた位置決め
ピンとの係合により第2のクランプ12は第1のクラン
プ11と平行になる。次いで一方の管50を第1のクラ
ンプ11に保持させ、他方の管51を第2のクランプに
保持させて両者の端面同士を突き合わせる。
【0019】また自動溶接機47(図7にその外形を示
す)を自動溶接機取付け軸16および自動溶接機取付調
整機構17の軸42に支持固定する。そして該自動溶接
機取付調整機構17により自動溶接機の電極52を管5
0,51の突き合わせ面53に位置するように調整した
のち、該電極52を管の外周を一周させて管同士を溶接
するのである。
【0020】この場合、図8(a)に示すように、管5
0,51の突き合わせ面53,53′が管の中心軸線に
対して正確に直角でなく多少傾斜していてもライナー3
5に球面ライナー35bを用いることにより(b)図の
如く球面ライナー35bが角度θ,θ′傾き、管50,
51の突き合わせ面53,53′を密着させることがで
きる。なお、図8(a)(b)は両クランプに球面ライ
ナー35bを用いたが、(c)図の如く管50,51の
突き合わせ面53,53′に段差ができても溶接強度上
に重要な密着性が得られる場合には片方にストレートラ
イナー35aを、他方に球面ライナー35bを用いても
良い。
【0021】また、図6と同様に第2のクランプ12を
治具本体10の右端の座19に固定した状態で、図9の
如く2本の直管50,51の間に分岐継手54を挟み第
1,第2のクランプ11,12に保持させることもでき
る。
【0022】また、図10(a)は直管50と45°エ
ルボ継手55とを接続する場合である。この場合は第2
のクランプ12を治具本体10の中央の座20に固定す
ることにより、座20の位置決め孔と第2のクランプの
位置決めピンとの係合により第2のクランプ12は第1
のクランプ11に対して45°の角度となる。そして該
第1のクランプ11には直管50を保持させ、第2のク
ランプ12には(b)図又は(c)図に示すようなアダ
プタ56を介して45°エルボ55を保持させることに
より、直管50と45°エルボ55の端面同士を突き合
わせることができる。
【0023】なお、図10(b)に示すアダプタ56は
円筒部材57の先端にコレットチャック58を有し、後
端のつまみ59を回転することによりねじ軸60を介し
てコレットを開きエルボ継手55を内側から掴むことが
できるようになっている。また図10(c)に示すアダ
プタ56は円筒部材57の先端にボール62により拡径
されるコレットチャック58を有し、つまみ59を有す
るねじ軸60によりボール62を押圧してコレットを開
き、エルボ継手55を内側から掴むことができるように
なっている。
【0024】また、図11は直管50と90°エルボ継
手61とを接続する場合である。この場合は第2のクラ
ンプ12を治具本体10の左端の座21に固定すること
により、座21の位置決め孔と第2のクランプの位置決
めピンとの係合により第2のクランプ12は第1のクラ
ンプ11に対して90°の角度となる。そして該第1の
クランプ11には直管50を保持させ、第2のクランプ
12には前記のアダプタ56を介して90°エルボ55
を保持させる。これにより直管50と90°エルボ55
の端面同士を突き合わせることができる。
【0025】なお、図10,11に示したエルボ継手接
続の場合、アダプタ56を球面ライナーで保持すること
により接合部を密着させることができる。また前記各ア
ダプタ56の円筒部材57の外径を接続すべき管の外径
と同じにしておけば、管と同じライナーを用いることが
できる。
【0026】
【発明の効果】本発明の管用溶接治具に依れば、自動溶
接機の使用が可能とであり、ライナーを交換することに
より外径の異なる複数種の管に対応することができる。
また、管の端面が多少傾斜していても、隙間無く突き合
わせることができ、さらに、管と45°または90°の
継手との接続が可能であり、水道あるいは食品加工機械
の給排水管等の接続の容易化及び接続品質の向上に寄与
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す組立斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるストレートライナ
ーを示す図で、(a)は側面図、(b)は(a)図のb
−b線における断面図である。
【図4】本発明の実施の形態における球面ライナーを示
す図で、(a)は側面図、(b)は(a)図のb−b線
における断面図である。
【図5】本発明の実施の形態における自動溶接機取付調
整機構を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態により直管同士の接続を行
う場合を示す図である。
【図7】自動溶接機の外形を示す図で、(a)は側面
図、(b)は(a)図のZ矢視図である。
【図8】直管同士の接続において突き合わせ面が傾斜し
ている場合を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態により直管と分岐継手を接
続する場合を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態により直管と45°エル
ボを接続する場合を示す図で、(a)は平面図、(b)
及び(c)はアダプタの2例を示す断面図である。
【図11】本発明の実施の形態により直管と90°エル
ボを接続する場合を示す図である。
【図12】従来の管用溶接治具の一例を示す図である。
【符号の説明】
10…治具本体 11…第1のクランプ 12…第2のクランプ 13,19,20,21…座 14…ボルト 16…自動溶接機取付け軸 17…自動溶接機取付調整機構 22…ねじ孔 23,23′…位置決め孔 24,27,28,31…ヒンジピン 25,29…クランプねじ 26,30…門形部材 32…アーム 33…取付ねじ 35…ライナー 47…自動溶接機 50,51…管 53…突き合わせ面 55…45°エルボ継手 56…アダプタ 61…90°エルボ継手

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 治具本体(10)と、それぞれ接続すべ
    き管を保持することができる第1のクランプ(11)と
    第2のクランプ(12)とを具備し、 前記治具本体(10)は、L字形をなし、その一方の辺
    には前記第1のクランプ(11)を、その保持する管の
    中心軸線が他方の辺に平行となるように設け、他方の辺
    には前記第2のクランプ(12)を、その保持する管の
    中心軸線が該辺に平行および45°および90°となる
    状態でそれぞれ着脱自在に固定することができる座(1
    9,20,21)を3箇所に設けたことを特徴とする管
    用溶接治具。
  2. 【請求項2】 前記第1のクランプ(11)および第2
    のクランプ(12)の管支持部には、それぞれストレー
    トライナー(35a)または球面ライナー(35b)が
    着脱自在に設けられることを特徴とする請求項1記載の
    管用溶接治具。
  3. 【請求項3】 前記治具本体(10)には管の外周を一
    周して溶接することができる自動溶接機(47)を取り
    付け、且つその位置を微調整できる自動溶接機取付け調
    整機構(17)が設けられることを特徴とする請求項1
    又は2記載の管用溶接治具。
  4. 【請求項4】 円筒部材(57)の先端に外径を拡大で
    きる手段を有するチャック(58)が形成され、該チャ
    ック(58)で管継手の内径を把持することができるア
    ダプタ(56)を具備することを特徴とする請求項1記
    載の管用溶接治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2100691A1 (fr) * 2008-03-11 2009-09-16 Sprl RMS Système de centrage de conduits à accoupler
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CN120002122A (zh) * 2025-02-26 2025-05-16 哈尔滨东安实业发展有限公司 一种异型带弯管喷嘴产品真空钎焊夹具及其使用方法

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