JPH10263902A - スピンドル装置 - Google Patents

スピンドル装置

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JPH10263902A
JPH10263902A JP9003397A JP9003397A JPH10263902A JP H10263902 A JPH10263902 A JP H10263902A JP 9003397 A JP9003397 A JP 9003397A JP 9003397 A JP9003397 A JP 9003397A JP H10263902 A JPH10263902 A JP H10263902A
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JP
Japan
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tool holder
spindle shaft
fixing sleeve
tool
hole
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JP9003397A
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Hiroki Yoneyama
博樹 米山
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】加工時に大きな軸線方向力が作用しても、工具
を保持することのできるほどに高支持剛性を有するスピ
ンドル装置を提供する。 【解決手段】工具ホルダ103がスピンドル軸101に
対して取り付けられたとき、工具ホルダ103のフラン
ジ部103bとスピンドル軸101との近接を防止する
止めねじ152が設けられているので、軸線方向に比較
的大きな力が負荷された場合でも、工具ホルダ103の
テーパシャンク部104及び固定用スリーブ133との
間の当接状態が維持され、それにより工具ホルダ103
の十分なる保持が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械等に用い
るスピンドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、旋盤やマシニングセンタ(M
C)等の工作機械においては、工具を回転軸に同軸に取
り付けるため、特開平7−178607号に開示されて
いるようなスピンドル装置が用いられている。図4は、
そのような従来技術によるスピンドル装置の軸方向断面
図である。
【0003】図4において、スピンドル軸1は、複数
(図では4つ)の玉軸受6と、1つのコロ軸受7とを介
してハウジング8内に回転自在に水平に支承されてい
る。ハウジング8は、軸受6,7の外周を取り巻く円筒
状でありかつ外周に取付け用フランジ9を有する外筒1
0と、この外筒10の左端面にボルトB1で固着された
前蓋11及び右端面にボルトB2で固着された後蓋12
とで構成されている。
【0004】Eは、旋盤等のボア(不図示)に図4のス
ピンドル装置を取り付けた場合、ボアの内面との間に螺
旋状の通路を形成するものであって、この螺旋状の通路
が、冷却流体を流通させ、スピンドル装置を冷却するよ
うになっている。前蓋11は、複数の玉軸受6の外輪6
aを、外間座を介してハウジング8の内面に固定してい
る。同玉軸受6の内輪6bは、内間座を介して抑えリン
グによりスピンドル軸1の外周面に固定されている。
【0005】一方、後蓋12は、コロ軸受7の外輪7a
をハウジング8の内面に固定している。コロ軸受7の内
輪7bは、リング状の内輪押さえ蓋16を介して、この
内輪押さえ蓋16に当接させたプーリ17によりスピン
ドル軸1の外周面に固定されている。プーリ17は、ス
ピンドル軸1の外周面に締まり嵌めとされた取り付けら
れている。Fは、プーリ17を着脱する場合に嵌合面に
圧力を加える流体圧供給口である。
【0006】このようにして回転自在に支承されている
スピンドル軸1の軸端の中心には、工具取付け用のテー
パ孔2が形成されている。更に、テーパ孔2の奥からス
ピンドル軸後端に抜ける貫通孔18が、スピンドル軸1
の軸心部を通して形成されている。かかる貫通孔18に
は、以下に述べる工具脱着機構が配置されている。
【0007】テーパ孔2には、工具21を保持する工具
ホルダ3のテーパシャンク部4が嵌合される。工具ホル
ダ3は、テーパシャンク部4の左方において、テーパシ
ャンク部4より大径であるフランジ部3fを設けてい
る。また、テーパシャンク部4の右方には、小径の頸部
22aと大径の頭部22bからなるプルスタッド22が
設けられており、スピンドル軸心の貫通孔18内に延在
するようになっている。
【0008】工具脱着機構は、貫通孔18内に延在した
工具ホルダ3のプルスタッド22を把持するための複数
のボール23を周方向に等間隔に配置して、半径方向に
退避可能に保持したスリーブ24を有し、このスリーブ
24を前後進駆動させる駆動用のドローバ25が貫通孔
18内を通っており、その右端をスピンドル軸1から突
き出させている。
【0009】ドローバ25の右端は、不図示のピストン
により押圧駆動されるようになっており、かかるピスト
ンによりドローバ25の押圧が解除されると、ドローバ
25は、皿ばね26によって後退させられ、それにより
スリーブ24も後退するようになっている。
【0010】このときボール23は、貫通孔18の比較
的大径のスペース18aからより小径のスペース18b
に移動しつつ、孔内周面に押されてスリーブ24の内径
側に突出し、工具ホルダ3内のプルスタッド22の頸部
22bに係止する。また、ピストンを駆動しスリーブ2
4を前進させると、ボール23は貫通孔18の大径のス
ペース18a内に移動し、内径の拡大により退避可能と
なってスリーブ24の内径面から引っ込むようにされ、
これにより工具ホルダ3の抜き出しが可能となる。
【0011】貫通孔18の内部のドローバ25の外周に
は多数の皿ばね26が装着されて、ドローバ25を常時
右端方向に強く付勢している。なお、27は皿ばね26
の押さえリング、28はかかる押さえリング27をスピ
ンドル軸1に固定する止めナット、29は工具ホルダ3
とスピンドル軸1の回転方向の位置決めをするドライブ
キーであり、ボルトB3でスピンドル軸1aに固定して
取り付けられている。
【0012】スピンドル軸1の外周には、スピンドル軸
1に対して所定の締め代を有する固定用スリーブ33が
嵌合され、両者により画成される空間は、ポート35を
介して不図示の油圧源に接続されている。なお、固定用
スリーブ33の締め代は、スピンドル軸1の端部に嵌合
された固定用スリーブ33をしっかりと締め付けて保持
する程度にタイトフィットとなっている。
【0013】以上のように構成されたスピンドル装置
は、ハウジング8のフランジ9を介して、工作機械のス
ピンドル取付け台に取り付けられる。スピンドル軸1の
右端のプーリ17は、不図示の駆動モータの出力軸にベ
ルトを介して連結され、回転駆動するようになってい
る。
【0014】工具ホルダ3をスピンドル軸1の軸端に装
着する際は、工具脱着機構のドローバ25を不図示のピ
ストンの駆動により皿ばね26の弾性に抗して前進させ
ておく。その状態で、工具ホルダ3のテーパシャンク部
4をスピンドル軸1のテーパ孔2に挿入する。
【0015】工具ホルダ3のフランジ部が、固定用スリ
ーブ33に近接した位置となったときポート35を介し
て油圧Pを供給する。その油圧力により、固定用スリー
ブ33の内周面に半径方向外方に向かう力が作用して、
固定用スリーブ33の内径が拡張され、固定用スリーブ
33のスピンドル軸1に対する締め代がキャンセルされ
る。
【0016】それと同時に、スピンドル軸1と固定用ス
リーブ33との間にはスラスト方向の力が作用し、それ
により固定用スリーブ33の先端面が工具ホルダ3のフ
ランジ部3fに当接する。この状態で更に工具ホルダ3
を押し込み、工具ホルダ3のテーパシャンク部4をテー
パ孔2に嵌合させ、テーパシャンク部4の頂部のプルス
タッド22を工具脱着機構の先端のスリーブ24に嵌入
する。
【0017】かかる場合に、不図示のピストンの駆動を
開放すると、ドローバ25が後退し、スリーブ24が貫
通孔18の内の大径スペース18aから小径スペース1
8bに移動すると共に、スリーブのボール23が小径に
スペース18bに押されてスリーブ24の内側に突き出
し、工具ホルダ3のプルスタッド22の頭部22bの根
本を引き込むことにより、工具ホルダ3を保持すること
となる。
【0018】ドローバ25は、多数の皿ばね26の強い
弾性力で右方に付勢されているから、それにより工具ホ
ルダ3のテーパシャンク部4のテーパ面がテーパ孔2の
内面に密着するようになっている。
【0019】その後、固定用スリーブ33の内面に加え
た油圧を除去することにより、固定用スリーブ33の内
径が縮小されて、スピンドル軸1の外周を締め付ける。
このとき、固定用スリーブ33の先端面は、工具ホルダ
3のフランジ部3fの端面に密着したままであるが、フ
ランジ部3fの端面とスピンドル軸1の先端面との間に
は、所定のすきまが介在している。従って、装着されて
いる工具ホルダ3をスピンドル軸1から脱着する場合
は、油圧を負荷する必要はなく、単に工具脱着機構のド
ローバ25を前進駆動させることにより、テーパ孔2と
テーパシャンク部4との嵌合及びボール23によるプル
スタッド22の把持を解除すれば足りる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
スピンドル装置においては、固定用スリーブ33の先端
面が、工具ホルダ3のフランジ部3fの端面に密着して
いるため、高い剛性で工具ホルダ3を保持でき、軸線方
向力に対して安定した切削加工等が可能となっている。
ところが、固定用スリーブ33は、締め代に基づく摩擦
力のみでスピンドル軸1に対して保持されているため、
例えば工具に対し軸線方向に締め代に基づく摩擦力以上
の力が負荷される重切削等においては、テーパ孔とテー
パシャンク部との当たり具合が必ずしも全面において正
しい当たりとなるものでもないこともあって、工具の位
置ずれ、ふらつき等で切削が不安定となる恐れがある。
【0021】本願発明は、かかる問題点に鑑み、加工時
に大きな軸線方向力が作用しても、工具を保持すること
のできるほどに高支持剛性を有するスピンドル装置を提
供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本願発明のスピンドル装置は、端部に形成した工具
取付け用のテーパ孔を有するスピンドル軸と、前記スピ
ンドル軸のテーパ孔に嵌合するテーパシャンク部と、前
記テーパシャンク部より大径のフランジ部とを有する工
具ホルダと、前記スピンドル軸の外周に嵌合し、一端を
前記フランジ部に当接させるようになっている固定用ス
リーブと、前記工具ホルダが前記スピンドル軸に対して
取り付けられたとき、前記工具ホルダの前記フランジ部
と前記スピンドル軸との近接を防止する防止手段とから
なる。
【0023】
【作用】本願発明のスピンドル装置によれば、前記工具
ホルダが前記スピンドル軸に対して取り付けられたと
き、前記工具ホルダの前記フランジ部と前記スピンドル
軸との近接を防止する防止手段が設けられているので、
軸線方向に比較的大きな力が負荷された場合でも、前記
工具ホルダの前記テーパシャンク部及び前記固定用スリ
ーブとの間の当接状態が維持され、それにより前記工具
ホルダの十分なる保持が可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本願発明による実施の形態
にかかるスピンドル装置を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は、本願発明による第1の実施の形態にかかる
スピンドル装置の一部を示す軸線方向断面図である。な
お、図4の従来技術と共通する構成については、その詳
細な説明を省略する。
【0025】図1において、一端にテーパ孔102を同
軸に形成したスピンドル軸101は、その外周に小径部
130と大径部131とを形成している。スピンドル軸
101の外周に内周を対向させるようにして、固定用ス
リーブ133が配置されている。固定用スリーブ133
は、スピンドル軸101の小径部130と大径部131
とにそれぞれ対応した内径を有する小径部133bと大
径部133cとを有する。なお、固定用スリーブ133
の小径部133b及び大径部133cの内径は、スピン
ドル軸101の小径部130と大径部131の外径よ
り、それぞれ所定量だけ小さくなっている。従って、固
定用スリーブ133は、スピンドル軸101の外周に焼
き嵌めにより取り付けられることとなる。更に、固定用
スリーブ133の左端には、半径方向内方に延在するフ
ランジ133gが形成されている。
【0026】スピンドル軸101において、小径部13
0と大径部131とは、半径方向に延在する段部132
により接続されている。一方、固定用スリーブ133に
おいても、小径部133bと大径部133cとは、半径
方向に延在する段部133dにより接続されている。更
に、固定用スリーブ133は、両段部133d、132
で一部を挟むリング状閉鎖空間に外部から連通するポー
ト135をその上部に設けている。ポート135には、
例えば油圧ポンプ等の不図示の油圧源から油圧を供給す
るパイプ(不図示)が接続されるようになっている。段
部133dの面積は、供給される油圧との関係から、必
要な固定用スリーブ133の軸方向移動力を得ることが
できるように決定される。なお、工具ホルダの取付け時
に、固定用スリーブ133のフランジ133gと、スピ
ンドル軸101の端面101bとの間に所定のすきまΔ
(本実施の形態では0.5mm以上で十分)を設定し、
後述する止めねじの調整代を設ける必要がある。
【0027】固定用スリーブ133の右方であってスピ
ンドル軸101の外周には、雄ねじ101aが刻設さ
れ、この雄ねじ101aに雌ねじ150aを螺合するよ
うにして、円筒状の軸受押さえナット150が取り付け
られている。軸受押さえナット150の右端は、ハウジ
ング108に対してスピンドル軸101を回転自在に支
承する玉軸受106の内輪106bに当接し、玉軸受1
06を固定するようになっている。玉軸受106がハウ
ジング108に対して外輪106aが固定されているた
め、軸受押さえナット150は、大きな力が負荷されて
も図示の状態から右方へは移動しない。
【0028】軸受押さえナット150の外周には、右方
に突出する全周突起150bが形成されており、一方、
軸受押さえナット150の半径方向外方において、ハウ
ジング108の端部に取り付けられた環状の前蓋111
の内周には、左方に突出する全周突起111aが形成さ
れている。かかる全周突起150b、111aは互いに
所定の間隔を置いて補完する形状を有し、両者間にラビ
リンス構造のすきまを形成して、非接触の関係を保ちな
がらも外部からの異物の侵入を防止するように機能す
る。なお、前蓋111の左方には、大きい異物の侵入を
防止するシール151が取り付けられている。
【0029】本実施の形態においては、固定用スリーブ
133の下部に軸線方向に延在する孔133eが形成さ
れ、更に孔133eの右端近傍には雌ねじ133fが刻
設されている。外周に形成した雄ねじ152aをかかる
雌ねじ133fに螺合させるようにして、止めねじ15
2が孔133e内に配置されている。止めねじ152の
右端は、軸受押さえナット150の左端面に対向してお
り、一方、止めねじ152の左端には、六角孔152b
が形成されている。
【0030】工具ホルダ103は、ホルダ先端部121
(一部省略)と、フランジ部103bと、テーパシャン
ク部104と、プルスタッド122とを、この順序で同
軸に一体的に形成してなる。フランジ部103bの外径
は、固定用スリーブ133のフランジ133gの内径よ
り大きくなっており、従って工具ホルダ103の取付け
時に、フランジ部103bの右端103aは固定用スリ
ーブ133の左端133aに当接するようになってい
る。
【0031】プルスタッド122は、比較的長い小径部
122bと、その先端に形成された頭部122aとから
なる。小径部122bの外周であって頭部122aに隣
接して複数のボール123が配置されている。ボール1
23は、スピンドル軸101を軸線方向に貫通する貫通
孔118内に設けられたスリーブ124に内包されてい
る。貫通孔118は、テーパ孔102との間に拡径部1
18aを形成している。
【0032】次に本実施の形態の動作につき、以下に説
明する。なお、止めねじ152は、孔133e内に引っ
込んだ状態にあるものとする。工具ホルダ103をスピ
ンドル軸101の軸端に装着する際は、工具脱着機構の
スリーブ124を不図示のピストンの駆動により左方に
前進させておく。その状態で、工具ホルダ103のテー
パシャンク部104をスピンドル軸101のテーパ孔1
02に挿入する。
【0033】工具ホルダ103のフランジ部が、固定用
スリーブ133に近接した位置となったときポート13
5を介して油圧を供給する。その油圧力により、固定用
スリーブ133の内周面に半径方向外方に向かう力が作
用して、固定用スリーブ133の内径が拡張され、固定
用スリーブ133のスピンドル軸101に対する締め付
け力が開放される。
【0034】それと同時に、スピンドル軸101と固定
用スリーブ133との間には軸線方向の力が作用し、そ
れにより固定用スリーブ133の端面133aが工具ホ
ルダ103のフランジ部103bの端面103aに密着
当接する。
【0035】この状態で更に工具ホルダ103をスピン
ドル軸101に向かって押し付けるようにし、工具ホル
ダ103のテーパシャンク部104をテーパ孔102に
嵌合させ、テーパシャンク部104の頂部のプルスタッ
ド122を工具脱着機構の先端のスリーブ124に嵌入
する。
【0036】かかる場合に、不図示のピストンの駆動を
開放すると、スリーブ124が大径部118aから、よ
り小径の貫通孔118に向かう方向に移動し、スリーブ
内のボール123が貫通孔118に押されてスリーブ1
24の内側に突き出し、工具ホルダ103のプルスタッ
ド122の頭部122bに押圧力を与えてそれを引き込
むことにより、工具ホルダ103を保持することとな
る。なお、上述した固定用スリーブ133の軸線方向移
動力は、スリーブ124による工具ホルダ103のかか
る引き込み力より小さくなるように設定されている。
【0037】スリーブ124は、不図示の皿ばねの強い
弾性力で右方に付勢されているから、それにより工具ホ
ルダ103のテーパシャンク部104のテーパ面がテー
パ孔102の内面に密着するようになっている。
【0038】その後、固定用スリーブ133の内面に加
えた油圧を減圧することにより、固定用スリーブ133
の内径が縮小されて、それによりスピンドル軸101の
外周が締め付けられる。この状態で、孔133eを介し
て締付け工具(不図示)を止めねじ152の六角孔15
2bに挿入し回転させることにより、かかる止めねじ1
52を突出させ、その先端を軸受押さえナット150の
左端面に当接させる。
【0039】このとき、固定用スリーブ133の先端面
133aは、工具ホルダ103のフランジ部103bの
端面に密着したままであるが、固定用スリーブ133の
フランジ133gの端面とスピンドル軸101の先端面
との間には、所定のすきまΔが存在している。従って、
装着されている工具ホルダ103をスピンドル軸101
から脱着する場合は、油圧を負荷する必要はなく、単に
スリーブ124を前進駆動させることにより、テーパ孔
102とテーパシャンク部104との嵌合及びボール1
23によるプルスタッド122の把持を解除すれば足り
る。
【0040】かかる本実施の形態によれば、工具ホルダ
103が取り付けられた状態で、止めねじ152の先端
を軸受押さえナット150の左端面に当接させているの
で、ホルダ先端部121から軸線方向右方に大きな力が
負荷された場合でも、固定用スリーブ133が右方に移
動することが防止され、それにより工具ホルダ103の
保持を確実なものとし、もって重切削等が可能となるよ
うにしている。
【0041】なお、止めねじ152の突出量δは、その
ねじ込み角の調整により、スピンドル軸101と工具ホ
ルダ103と固定用スリーブ133との間の寸法関係に
応じて変更できるようになっている。
【0042】次に、本願発明による第2の実施の形態に
かかるスピンドル装置について、図1に示す第1の実施
の形態に対し、異なる部分のみを中心に説明する。第2
の実施の形態は、止めねじの構成において第1の実施の
形態と異なっている。図2は、第2の実施の形態にかか
る固定用スリーブ233の一部断面図である。
【0043】図2において、固定用スリーブ233の下
部に軸線方向に延在する孔233eが形成され、更に孔
233eの右半部には雌ねじ233fが刻設されてい
る。一方、ボルト252は、円筒状の軸部252cを有
し、その右半部に雄ねじ252aを形成している。ボル
ト252は、孔233e内に挿入され、雄ねじ252a
をかかる雌ねじ233fに螺合させている。
【0044】ボルト252の右端は、軸受押さえナット
150の左端面に対向しており、一方、その本体252
cの左端には、六角孔252bが形成されている。ボル
ト252の全長は、孔233eの軸線方向長よりわずか
に長くなっているため、取り付けられた状態で、ボルト
252の六角孔252bは、孔233eから露出される
ようになっている。
【0045】かかる第2の実施の形態の作用について説
明する。上述した第1の実施の形態と同様の手順で、工
具ホルダがスピンドル軸に取り付けられた後、固定用ス
リーブ233の内面に加えた油圧を減圧することによ
り、固定用スリーブ233の内径が縮小されて、スピン
ドル軸の外周が締め付けられる。この状態で、締付け工
具(不図示)をボルト252の六角孔252bに挿入し
回転させることにより、かかるボルト252を突出さ
せ、その先端を軸受押さえナット150の左端面に当接
させる。
【0046】かかる本実施の形態によれば、工具ホルダ
が取り付けられた状態で、ボルト252の先端を軸受押
さえナット150の左端面に当接させているので、工具
から軸線方向右方に大きな力が負荷された場合でも、固
定用スリーブ233が右方に移動することが防止され、
それにより工具ホルダの保持を確実なものとし、もって
重切削等が可能となるようにしている。
【0047】加えて本実施の形態によれば、ボルト25
2の六角孔252bが、孔233e内における、一般的
な締付け工具(例えば六角レンチ)が十分届く位置にあ
るので、かかる締付け工具を用いてボルト252の締付
けが可能となり、第1の実施の形態と異なり、締付けに
際し特殊工具を必要としない。
【0048】なお、ボルト252の突出量も、スピンド
ル軸と工具ホルダと固定用スリーブ233との間の寸法
関係に応じて、変更できるようになっている。
【0049】次に、本願発明による第3の実施の形態に
かかるスピンドル装置について、図1に示す第1の実施
の形態に対し、異なる部分のみを中心に説明する。第3
の実施の形態は、固定用スリーブの固定の態様が上述し
た第1,2の実施の形態と異なっている。図3は、第3
の実施の形態にかかるスピンドル装置の図1と同様な部
分断面図である。
【0050】図3の実施の形態においては、スピンドル
軸301の外周に刻設された雄ねじ301aが軸線方向
左方に延長され、その雄ねじ301aにはナット352
が螺合されている。ナット352の左端面352aは、
固定用スリーブ333の右端面333hに対向してい
る。
【0051】かかる第3の実施の形態の作用について説
明する。上述した第1の実施の形態と同様の手順で、工
具ホルダがスピンドル軸に取り付けられた後、固定用ス
リーブ333の内面に加えた油圧を減圧することによ
り、固定用スリーブ333の内径が縮小されて、スピン
ドル軸301の外周が締め付けられる。この状態で、ナ
ット352を介して締付け工具(不図示)により回転さ
せて、その左端面352aを固定用スリーブ333の右
端面333hに当接させる。
【0052】かかる本実施の形態によれば、工具ホルダ
103が取り付けられた状態で、ナット352が固定用
スリーブ333に当接しているので、工具から軸線方向
右方に大きな力が負荷された場合でも、固定用スリーブ
333が右方に移動することが防止され、それにより工
具ホルダ103の保持を確実なものとし、もって重切削
等が可能となるようにしている。
【0053】加えて本実施の形態によれば、工具ホルダ
が取り付けられた状態で、軸受押さえナット150にナ
ット352が当接していないため、工具から軸線方向右
方に大きな力が伝達された場合でも、かかる力が軸受押
さえナット150を介して軸受106に伝達されること
が防止され、もって軸受106の予圧状態が工具からの
力により変化することがないようになっている。
【0054】なお、ナット352の軸線方向位置も、ス
ピンドル軸301と工具ホルダ103と固定用スリーブ
333との間の寸法関係に応じて、変更できるようにな
っている。以上の止めねじ152,ボルト252,ナッ
ト352が防止手段を構成する。
【0055】以上、本発明を実施の態様を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の態様に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。上述した実施の形態においては、固定
用スリーブの移動を防止するためにナットやボルトを用
いたが、本願発明はこれに限定されず、例えば軸受押さ
えナットと固定用スリーブとの間に適厚のシムを噛ませ
るようにしても良い。
【0056】
【発明の効果】本願発明のスピンドル装置によれば、工
具ホルダがスピンドル軸に対して取り付けられたとき、
前記工具ホルダのフランジ部と前記スピンドル軸との近
接を防止する防止手段が設けられているので、軸線方向
に比較的大きな力が負荷された場合でも、前記工具ホル
ダのテーパシャンク部及び固定用スリーブとの間の当接
状態が維持され、それにより前記工具ホルダの十分なる
保持が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明による第1の実施の形態にかかるスピ
ンドル装置の一部を示す軸線方向断面図である。
【図2】本願発明による第2の実施の形態にかかる固定
用スリーブの一部を示す軸線方向断面図である。
【図3】本願発明による第3の実施の形態にかかるスピ
ンドル装置の一部を示す軸線方向断面図である。
【図4】従来技術によるスピンドル装置の全体を示す断
面図である。
【符号の説明】
101、301‥‥スピンドル軸 103‥‥工具ホルダ 133、233、333‥‥固定用スリーブ 152‥‥止めねじ 252‥‥ボルト 352‥‥ナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部に形成した工具取付け用のテーパ孔
    を有するスピンドル軸と、 前記スピンドル軸のテーパ孔に嵌合するテーパシャンク
    部と、前記テーパシャンク部より大径のフランジ部とを
    有する工具ホルダと、 前記スピンドル軸の外周に嵌合し、一端を前記フランジ
    部に当接させるようになっている固定用スリーブと、 前記工具ホルダが前記スピンドル軸に対して取り付けら
    れたとき、前記工具ホルダの前記フランジ部と前記スピ
    ンドル軸との近接を防止する防止手段とからなるスピン
    ドル装置。
JP9003397A 1997-03-26 1997-03-26 スピンドル装置 Withdrawn JPH10263902A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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