JPH10263960A - 工作機械 - Google Patents
工作機械Info
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- JPH10263960A JPH10263960A JP9066649A JP6664997A JPH10263960A JP H10263960 A JPH10263960 A JP H10263960A JP 9066649 A JP9066649 A JP 9066649A JP 6664997 A JP6664997 A JP 6664997A JP H10263960 A JPH10263960 A JP H10263960A
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- Japan
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- slide
- stator
- frame
- motor
- linear motor
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 Xスライド,Yスライドの重量増大,及び大
型化を招くことなく固定子,移動子の必要な重なり面
積,必要な固定子長さを確保でき、急加減速軸駆動を実
現できるとともに振動による加工精度の悪化を回避でき
る工作機械を提供する。 【解決手段】 Xスライド4により垂直枠部4a,4b
に沿って移動可能に支持されたYスライド5と垂直枠部
4a,4bとの間にリニアモータ20を配設し、リニア
モータ20によりYスライド5を推進駆動する工作機械
において、垂直枠部4a,4bの内側面にリニアモータ
20の固定子21を配設し、Yスライド5に上枠部4c
に向けて突出するモータ取付け部33bを形成し、モー
タ取付け部33の外側面に移動子22を固定子21に対
向するように配設し、上枠部4cに、Yスライド5のモ
ータ取付け部33bが進入する逃げ部30を形成し、垂
直枠部4a,4bに配置された固定子21を逃げ部30
まで延長配置する。
型化を招くことなく固定子,移動子の必要な重なり面
積,必要な固定子長さを確保でき、急加減速軸駆動を実
現できるとともに振動による加工精度の悪化を回避でき
る工作機械を提供する。 【解決手段】 Xスライド4により垂直枠部4a,4b
に沿って移動可能に支持されたYスライド5と垂直枠部
4a,4bとの間にリニアモータ20を配設し、リニア
モータ20によりYスライド5を推進駆動する工作機械
において、垂直枠部4a,4bの内側面にリニアモータ
20の固定子21を配設し、Yスライド5に上枠部4c
に向けて突出するモータ取付け部33bを形成し、モー
タ取付け部33の外側面に移動子22を固定子21に対
向するように配設し、上枠部4cに、Yスライド5のモ
ータ取付け部33bが進入する逃げ部30を形成し、垂
直枠部4a,4bに配置された固定子21を逃げ部30
まで延長配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送り装置にリニア
モータを採用した工作機械に関する。
モータを採用した工作機械に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械(例えばマシニングセンタ)で
の小物ワーク加工においては、位置決め動作時、移動速
度が最高速度に達しない内に減速しなければならないよ
うな短距離の移動が多い。従ってこのような送り装置で
は、最高速度よりも加速度が大きいこと(加減速時間が
短いこと)が重要となる。しかし従来のボールねじ駆動
方式では、サーボモータの駆動力をボールねじを介して
伝達する構造であり効率が低く、加速度を大きくするに
は限界がある。
の小物ワーク加工においては、位置決め動作時、移動速
度が最高速度に達しない内に減速しなければならないよ
うな短距離の移動が多い。従ってこのような送り装置で
は、最高速度よりも加速度が大きいこと(加減速時間が
短いこと)が重要となる。しかし従来のボールねじ駆動
方式では、サーボモータの駆動力をボールねじを介して
伝達する構造であり効率が低く、加速度を大きくするに
は限界がある。
【0003】そのため最近では、非接触で摩擦のないリ
ニアモータが送り装置として採用されつつある。このリ
ニアモータは、軸移動ストローク全長にわたって配設さ
れた固定子に移動子を所定隙間をあけて対向させて配設
し、これにより推力を得るように構成されている。この
ようなリニアモータを用いた場合には、従来のボールね
じ駆動方式に比べてモータ動力の伝達効率が高いことか
ら、マシニングセンタの場合で1〜1.5Gという大き
い加速度を得ることが可能となる。
ニアモータが送り装置として採用されつつある。このリ
ニアモータは、軸移動ストローク全長にわたって配設さ
れた固定子に移動子を所定隙間をあけて対向させて配設
し、これにより推力を得るように構成されている。この
ようなリニアモータを用いた場合には、従来のボールね
じ駆動方式に比べてモータ動力の伝達効率が高いことか
ら、マシニングセンタの場合で1〜1.5Gという大き
い加速度を得ることが可能となる。
【0004】ところで大重量の移動部材を急加減速駆動
するには大きな推力が必要となるが、リニアモータの推
力は移動子,固定子の対向面積(重なり面積)に比例す
るので、大推力を得るにはモータが大型化して大きな取
り付け面積が必要となり、機械全体が大型化する。この
場合、市販のリニアモータは一般に幅寸法が一定である
ことから、大きな推力を得るには移動子の長さ寸法を大
きくとる必要がある。一方、固定子の長さ寸法は上記移
動子の長さとその移動ストロークとの和によって決定さ
れるから、大きな推力を得るために移動子の長さを長く
すると機械のストローク方向の長さが長くなる。
するには大きな推力が必要となるが、リニアモータの推
力は移動子,固定子の対向面積(重なり面積)に比例す
るので、大推力を得るにはモータが大型化して大きな取
り付け面積が必要となり、機械全体が大型化する。この
場合、市販のリニアモータは一般に幅寸法が一定である
ことから、大きな推力を得るには移動子の長さ寸法を大
きくとる必要がある。一方、固定子の長さ寸法は上記移
動子の長さとその移動ストロークとの和によって決定さ
れるから、大きな推力を得るために移動子の長さを長く
すると機械のストローク方向の長さが長くなる。
【0005】また上記リニアモータでは、固定子と移動
子とを軸移動ストローク全長にわたって所定の間隔を維
持して機械本体に固定する必要があるが、固定子と移動
子との間には大きな吸引力が作用することから、取付け
部の剛性を高める必要があり、この点からも重量が増加
し易い。
子とを軸移動ストローク全長にわたって所定の間隔を維
持して機械本体に固定する必要があるが、固定子と移動
子との間には大きな吸引力が作用することから、取付け
部の剛性を高める必要があり、この点からも重量が増加
し易い。
【0006】さらに制御系においては位置,速度検出に
リニアスケールを用いることから、機械振動のサーボ系
への悪影響が問題となり、リニアモータの採用に当たっ
ては機械剛性を十分確保するとともに、機械本体の軽量
化を図る必要がある。
リニアスケールを用いることから、機械振動のサーボ系
への悪影響が問題となり、リニアモータの採用に当たっ
ては機械剛性を十分確保するとともに、機械本体の軽量
化を図る必要がある。
【0007】なお、移動子の長さを長くすることなく大
きな推力を確保するには、リニアモータを複数並列配置
することとなるが、このようにするとモータ重量が増え
るとともに制御が複雑となる。
きな推力を確保するには、リニアモータを複数並列配置
することとなるが、このようにするとモータ重量が増え
るとともに制御が複雑となる。
【0008】このような各問題に対応するものとして、
本出願人等は、矩形枠形状のXスライド内にYスライド
を垂直方向に移動可能に配置し、該Yスライドに上記X
スライドの左,右垂直枠部を囲むスライド枠部を形成
し、該Xスライドの各垂直枠部の外側面に固定子を配置
し、上記Yスライドのスライド枠部内面に移動子を配置
した工作機械を提案している(特願平8−76191
号,特願平8−76210号)。
本出願人等は、矩形枠形状のXスライド内にYスライド
を垂直方向に移動可能に配置し、該Yスライドに上記X
スライドの左,右垂直枠部を囲むスライド枠部を形成
し、該Xスライドの各垂直枠部の外側面に固定子を配置
し、上記Yスライドのスライド枠部内面に移動子を配置
した工作機械を提案している(特願平8−76191
号,特願平8−76210号)。
【0009】上記提案に係る工作機械によれば、Xスラ
イドを左,右一対の垂直枠部を有するいわゆるダブルコ
ラム構造としたので、剛性を向上でき、また垂直枠部の
外側面に固定子を配置したので、該垂直枠部の全長にわ
たって固定子を配置でき、機械のストローク方向の高さ
を高くすることなく必要な推力及び移動ストロークを確
保でき、これにより急加減速駆動を実現できる。
イドを左,右一対の垂直枠部を有するいわゆるダブルコ
ラム構造としたので、剛性を向上でき、また垂直枠部の
外側面に固定子を配置したので、該垂直枠部の全長にわ
たって固定子を配置でき、機械のストローク方向の高さ
を高くすることなく必要な推力及び移動ストロークを確
保でき、これにより急加減速駆動を実現できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記提案に
係るものでは、Yスライドに各垂直枠部を囲むスライド
枠部を形成したことから、Yスライド全体の重量が増大
するとともに大型化し易いという問題がある。
係るものでは、Yスライドに各垂直枠部を囲むスライド
枠部を形成したことから、Yスライド全体の重量が増大
するとともに大型化し易いという問題がある。
【0011】また上記提案に係るものでは、左,右に離
れた左,右垂直枠部の外側面と該垂直枠部を囲むYスラ
イドのスライド枠部との間にリニアモータを配設する構
造であることから、駆動部がYスライドの重心より左,
右に離れて位置することとなり、この点から振動が発生
し易く、該振動が加工精度に悪影響を与えるという懸念
がある。
れた左,右垂直枠部の外側面と該垂直枠部を囲むYスラ
イドのスライド枠部との間にリニアモータを配設する構
造であることから、駆動部がYスライドの重心より左,
右に離れて位置することとなり、この点から振動が発生
し易く、該振動が加工精度に悪影響を与えるという懸念
がある。
【0012】ここで、上記Yスライドの軽量化,小型化
を図り、振動の問題を回避するには、Xスライドの各垂
直枠部の内側面に固定子を配置するとともに、Yスライ
ドの外側面に移動子を配置することが考えられる。この
ようにした場合には、Yスライドのスライド枠部を不要
にできるとともに、Yスライドの中心寄りに駆動部を配
置でき、上記振動による加工精度への悪影響を回避でき
る。
を図り、振動の問題を回避するには、Xスライドの各垂
直枠部の内側面に固定子を配置するとともに、Yスライ
ドの外側面に移動子を配置することが考えられる。この
ようにした場合には、Yスライドのスライド枠部を不要
にできるとともに、Yスライドの中心寄りに駆動部を配
置でき、上記振動による加工精度への悪影響を回避でき
る。
【0013】しかしながら、Xスライドの内側面に固定
子を配置する構造の場合、必要な移動子の長さ及び移動
ストロークを確保するには垂直枠部の縦長さを延長する
必要がある。その結果、Xスライド全体の重量が増大す
るとともに大型化し、上述と同様の問題が発生するおそ
れがある。
子を配置する構造の場合、必要な移動子の長さ及び移動
ストロークを確保するには垂直枠部の縦長さを延長する
必要がある。その結果、Xスライド全体の重量が増大す
るとともに大型化し、上述と同様の問題が発生するおそ
れがある。
【0014】本発明は、上記状況に鑑みてなされたもの
で、Xスライド,Yスライドの重量増大,及び大型化を
招くことなく固定子,移動子の必要な重なり面積,必要
な固定子長さを確保でき、急加減速軸駆動を実現できる
とともに振動による加工精度の悪化を回避できる工作機
械を提供することを目的としている。
で、Xスライド,Yスライドの重量増大,及び大型化を
招くことなく固定子,移動子の必要な重なり面積,必要
な固定子長さを確保でき、急加減速軸駆動を実現できる
とともに振動による加工精度の悪化を回避できる工作機
械を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一対
の第1,第2枠部の一端部同士,他端部同士を第3枠
部,第4枠部で結合してなる矩形枠形状のコラム部材
と、該コラム部材内を挿通するように配置され、かつ該
コラム部材により上記第1,第2枠部に沿って移動可能
に支持されたスライド部材とを備え、該スライド部材と
上記第1,第2枠部との間にリニアモータを配設し、該
リニアモータにより上記スライド部材を推進駆動するよ
うにした工作機械において、上記第1,第2枠部の内側
面にリニアモータの固定子を配設し、上記スライド部材
に上記3,第4枠部の少なくとも一方に向けて突出する
モータ取付け部を形成し、該モータ取付け部の外側面に
移動子を上記固定子に対向するように配設し、上記第
3,第4枠部の少なくとも一方に、上記スライド部材の
モータ取付け部が進入する逃げ部を形成し、上記第1,
第2枠部に配置された固定子を上記逃げ部まで延長配置
したことを特徴としている。
の第1,第2枠部の一端部同士,他端部同士を第3枠
部,第4枠部で結合してなる矩形枠形状のコラム部材
と、該コラム部材内を挿通するように配置され、かつ該
コラム部材により上記第1,第2枠部に沿って移動可能
に支持されたスライド部材とを備え、該スライド部材と
上記第1,第2枠部との間にリニアモータを配設し、該
リニアモータにより上記スライド部材を推進駆動するよ
うにした工作機械において、上記第1,第2枠部の内側
面にリニアモータの固定子を配設し、上記スライド部材
に上記3,第4枠部の少なくとも一方に向けて突出する
モータ取付け部を形成し、該モータ取付け部の外側面に
移動子を上記固定子に対向するように配設し、上記第
3,第4枠部の少なくとも一方に、上記スライド部材の
モータ取付け部が進入する逃げ部を形成し、上記第1,
第2枠部に配置された固定子を上記逃げ部まで延長配置
したことを特徴としている。
【0016】請求項2の発明は、請求項1において、上
記コラム部材を、左,右一対の垂直枠部の上端部同士,
下端部同士を上枠部,下枠部で結合してなり垂直ベッド
によりX軸方向に移動可能に支持されたXスライドと
し、上記スライド部材を、上記Xスライド内を挿通する
ように配置され、かつ該XスライドによりY軸方向に移
動可能に支持されたYスライドとし、上記垂直枠部の内
側面にリニアモータの固定子を配設し、上記Yスライド
に上方に突出するモータ取付け部を形成し、該モータ取
付け部の外側面に移動子を上記固定子に対向するように
配設し、上記上枠部に上記モータ取付け部が進入する逃
げ凹部を形成し、上記垂直枠部に配置された固定子を上
記逃げ凹部まで延長配置したことを特徴としている。
記コラム部材を、左,右一対の垂直枠部の上端部同士,
下端部同士を上枠部,下枠部で結合してなり垂直ベッド
によりX軸方向に移動可能に支持されたXスライドと
し、上記スライド部材を、上記Xスライド内を挿通する
ように配置され、かつ該XスライドによりY軸方向に移
動可能に支持されたYスライドとし、上記垂直枠部の内
側面にリニアモータの固定子を配設し、上記Yスライド
に上方に突出するモータ取付け部を形成し、該モータ取
付け部の外側面に移動子を上記固定子に対向するように
配設し、上記上枠部に上記モータ取付け部が進入する逃
げ凹部を形成し、上記垂直枠部に配置された固定子を上
記逃げ凹部まで延長配置したことを特徴としている。
【0017】ここで本発明では、リニアモータの構成部
品のうち、固定側部材(本発明のコラム部材又はXスラ
イドのように相手部材を移動可能に支持する部材)に取
り付けられるものを固定子と呼び、移動側部材(本発明
のスライド部材又はYスライドのように相手部材により
移動可能に支持される部材)に取り付けられるものを移
動子と呼ぶ。
品のうち、固定側部材(本発明のコラム部材又はXスラ
イドのように相手部材を移動可能に支持する部材)に取
り付けられるものを固定子と呼び、移動側部材(本発明
のスライド部材又はYスライドのように相手部材により
移動可能に支持される部材)に取り付けられるものを移
動子と呼ぶ。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1ないし図8は、本発明の
一実施形態による工作機械を説明するための図であり、
図1はXスライド,Yスライド,Zスライド及びベッド
の組立状態の斜視図、図2〜図5はそれぞれXスライ
ド,Yスライド及びZスライドの組立状態の斜視図,正
面図,断面右側面図,平面図、図6はYスライド及びZ
スライドの組立状態の斜視図、図7はレール及びガイド
の断面図、図8はリニアモータの模式構成図である。
図面に基づいて説明する。図1ないし図8は、本発明の
一実施形態による工作機械を説明するための図であり、
図1はXスライド,Yスライド,Zスライド及びベッド
の組立状態の斜視図、図2〜図5はそれぞれXスライ
ド,Yスライド及びZスライドの組立状態の斜視図,正
面図,断面右側面図,平面図、図6はYスライド及びZ
スライドの組立状態の斜視図、図7はレール及びガイド
の断面図、図8はリニアモータの模式構成図である。
【0019】図において、1は工作機械本体であり、こ
れは垂直ベッド2の前方(機械正面から見て手前側)に
不図示の加工テーブルを配設し、該加工テーブルに載置
固定された被加工物に対して主軸3を直交する3軸(X
軸,Y軸,Z軸)方向に移動位置決めして加工を施すよ
うになっている。
れは垂直ベッド2の前方(機械正面から見て手前側)に
不図示の加工テーブルを配設し、該加工テーブルに載置
固定された被加工物に対して主軸3を直交する3軸(X
軸,Y軸,Z軸)方向に移動位置決めして加工を施すよ
うになっている。
【0020】上記垂直ベッド2の前面にはコラム状のX
スライド4がX軸方向(機械正面から見て左右水平方
向)に移動可能に支持されており、該Xスライド4には
Yスライド5がY軸方向(垂直方向)に移動可能に支持
されている。またこのYスライド5には工具(不図示)
が装着される上記主軸3を回転自在に軸承するラムを構
成するZスライド6がZ軸方向(機械正面から見て前後
方向)に移動可能に支持されている。なお上記各スライ
ド4,5,6はアルミ合金等の軽金属材料により形成さ
れている。また、上記Xスライド4の左,右側部にはカ
ウンタバランス用シリンダ40が配設されており、これ
によりYスライド5に作用する偶力の低減を図ってい
る。
スライド4がX軸方向(機械正面から見て左右水平方
向)に移動可能に支持されており、該Xスライド4には
Yスライド5がY軸方向(垂直方向)に移動可能に支持
されている。またこのYスライド5には工具(不図示)
が装着される上記主軸3を回転自在に軸承するラムを構
成するZスライド6がZ軸方向(機械正面から見て前後
方向)に移動可能に支持されている。なお上記各スライ
ド4,5,6はアルミ合金等の軽金属材料により形成さ
れている。また、上記Xスライド4の左,右側部にはカ
ウンタバランス用シリンダ40が配設されており、これ
によりYスライド5に作用する偶力の低減を図ってい
る。
【0021】上記垂直ベッド2は左側面視で略L字状を
なしかつ正面視で矩形枠形状をなしている。該垂直ベッ
ド2の上枠部2aの前面下部にはX軸方向に延びるレー
ル10が配設されており、前方に突出した下枠部2bの
上面にはX軸方向に延びる2本のレール10,10が互
いに平行に配設されている。
なしかつ正面視で矩形枠形状をなしている。該垂直ベッ
ド2の上枠部2aの前面下部にはX軸方向に延びるレー
ル10が配設されており、前方に突出した下枠部2bの
上面にはX軸方向に延びる2本のレール10,10が互
いに平行に配設されている。
【0022】上記Xスライド4は、左, 右一対の垂直枠
部4a,4bの上端部同士を上枠部4cで結合するとと
もに、下端部同士を下枠部4dで結合してなる正面視で
縦長の矩形枠形状をなしている。ここで上記下枠部4d
の前後幅は上記垂直枠部4a,4bの前後幅と同じに設
定されているのに対し、上枠部4cの前後幅は上記垂直
枠部4a,4bの前後幅より小さく設定されており、こ
れにより該上枠部4cの前部には逃げ凹部30が形成さ
れている。
部4a,4bの上端部同士を上枠部4cで結合するとと
もに、下端部同士を下枠部4dで結合してなる正面視で
縦長の矩形枠形状をなしている。ここで上記下枠部4d
の前後幅は上記垂直枠部4a,4bの前後幅と同じに設
定されているのに対し、上枠部4cの前後幅は上記垂直
枠部4a,4bの前後幅より小さく設定されており、こ
れにより該上枠部4cの前部には逃げ凹部30が形成さ
れている。
【0023】上記Xスライド4の上枠部4cの背面には
上記レール10に摺動可能に係合する2つのガイド11
が間隔をあけて配設されている。また上記Xスライド4
の下枠部4dの底面の四隅には上記各レール10に摺動
可能に係合するガイド11が配設されている。上記上枠
部4cの下面,及び下枠部4dの上面にはYスライド5
のY軸移動量を規制するストッパ9,9が突出形成され
ている。
上記レール10に摺動可能に係合する2つのガイド11
が間隔をあけて配設されている。また上記Xスライド4
の下枠部4dの底面の四隅には上記各レール10に摺動
可能に係合するガイド11が配設されている。上記上枠
部4cの下面,及び下枠部4dの上面にはYスライド5
のY軸移動量を規制するストッパ9,9が突出形成され
ている。
【0024】上記各レール10は、図7に示すように、
横断面大略I形状をなす棒体であり、幅方向中央に挿通
されたボルト12により上記上枠部2a又は下枠部2b
に締め付け固定されている。また上記各ガイド11は横
断面大略C字状をなしており、上記レール10に対して
間にボール13を介在させて転接している。この各ガイ
ド11はボルト14,14により上記Xスライド4の上
枠部4c又は下枠部4dに締め付け固定されている。上
記レール10及びガイド11によりXスライド4はX軸
方向への移動のみが許容され、Y軸,Z軸方向への移動
は規制されている。
横断面大略I形状をなす棒体であり、幅方向中央に挿通
されたボルト12により上記上枠部2a又は下枠部2b
に締め付け固定されている。また上記各ガイド11は横
断面大略C字状をなしており、上記レール10に対して
間にボール13を介在させて転接している。この各ガイ
ド11はボルト14,14により上記Xスライド4の上
枠部4c又は下枠部4dに締め付け固定されている。上
記レール10及びガイド11によりXスライド4はX軸
方向への移動のみが許容され、Y軸,Z軸方向への移動
は規制されている。
【0025】上記垂直ベッド2の上枠部2aの上部,及
び下枠部2bの各レール10間にはリニアモータ20の
固定子21,21がそれぞれレール10と平行に配置さ
れボルト締め又は接着により配置固定されており、また
上記Xスライド4の上枠部4cの背面,及び下枠部4d
の底面にはリニアモータ20の移動子22,22がそれ
ぞれボルト締め又は接着により配置固定されている。
び下枠部2bの各レール10間にはリニアモータ20の
固定子21,21がそれぞれレール10と平行に配置さ
れボルト締め又は接着により配置固定されており、また
上記Xスライド4の上枠部4cの背面,及び下枠部4d
の底面にはリニアモータ20の移動子22,22がそれ
ぞれボルト締め又は接着により配置固定されている。
【0026】上記各垂直枠部4a,4bの前面にはレー
ル31,31がボルト締め固定されており、該各レール
31は垂直枠部4a,4bの下枠部4d上面付近から上
端までの長さを有している。
ル31,31がボルト締め固定されており、該各レール
31は垂直枠部4a,4bの下枠部4d上面付近から上
端までの長さを有している。
【0027】上記Yスライド5は、上記Zスライド6が
挿通された矩形状の貫通孔15aを有する横断面略ロ字
形の筒状の箱枠部15と、該箱枠部15の前部にこれと
直角をなすように固定されたスライド枠部33とを備え
ている。
挿通された矩形状の貫通孔15aを有する横断面略ロ字
形の筒状の箱枠部15と、該箱枠部15の前部にこれと
直角をなすように固定されたスライド枠部33とを備え
ている。
【0028】上記Yスライド5の箱枠部15は、上記X
スライド4内を貫通して後方に突出している。また上記
スライド枠部33は、正面視矩形板状のスライド壁33
aの背面に平面視コ字状のモータ保持壁33bを一体に
突出形成して構成されており、該モータ保持壁33bの
左,右側面及び上記箱枠部15の左,右側面は同一面を
なすモータ保持面15bとなっている。なお、36は軽
量化を図るための開口であり、また37はモータ保持壁
33bをコ字形状としたことによる空洞であり、この点
からも軽量化が図られている。
スライド4内を貫通して後方に突出している。また上記
スライド枠部33は、正面視矩形板状のスライド壁33
aの背面に平面視コ字状のモータ保持壁33bを一体に
突出形成して構成されており、該モータ保持壁33bの
左,右側面及び上記箱枠部15の左,右側面は同一面を
なすモータ保持面15bとなっている。なお、36は軽
量化を図るための開口であり、また37はモータ保持壁
33bをコ字形状としたことによる空洞であり、この点
からも軽量化が図られている。
【0029】ここで上記スライド壁33a及びモータ保
持壁33bは上記箱枠部15の上面より上方に突出する
ように延長形成されており、該モータ保持壁33bはY
スライド5がY軸方向上端位置まで移動したときには上
記逃げ凹部30内に位置するようになっている。
持壁33bは上記箱枠部15の上面より上方に突出する
ように延長形成されており、該モータ保持壁33bはY
スライド5がY軸方向上端位置まで移動したときには上
記逃げ凹部30内に位置するようになっている。
【0030】上記スライド壁33aの左, 右側縁は上記
垂直枠部4a,4bの前面に重なっており、該各重なり
部の背面には上記各レール31に摺動可能に係合する上
下一対のガイド34,34がそれぞれ固定されている。
このレール31,ガイド34の組付け構造は上記レール
10,及びガイド11と同様の構造となっている。
垂直枠部4a,4bの前面に重なっており、該各重なり
部の背面には上記各レール31に摺動可能に係合する上
下一対のガイド34,34がそれぞれ固定されている。
このレール31,ガイド34の組付け構造は上記レール
10,及びガイド11と同様の構造となっている。
【0031】また上記各垂直枠部4a,4bの内側面4
4a,44bにはリニアモータ20の固定子21がボル
ト締め又は接着により配置固定されている。ここで該各
固定子21は、上記逃げ凹部30を設けたことにより形
成された上記内側面44a,44bの延長面30a,3
0bの上端まで延長配置されている。そして上記モータ
保持壁33bの左, 右外側面及び箱枠部15の左,右外
側面に渡る上記モータ保持面15bには移動子22がボ
ルト締め又は接着により配置固定されており、該移動子
22は上記固定子21に所定の隙間を開けて対向してい
る。
4a,44bにはリニアモータ20の固定子21がボル
ト締め又は接着により配置固定されている。ここで該各
固定子21は、上記逃げ凹部30を設けたことにより形
成された上記内側面44a,44bの延長面30a,3
0bの上端まで延長配置されている。そして上記モータ
保持壁33bの左, 右外側面及び箱枠部15の左,右外
側面に渡る上記モータ保持面15bには移動子22がボ
ルト締め又は接着により配置固定されており、該移動子
22は上記固定子21に所定の隙間を開けて対向してい
る。
【0032】上記Zスライド6は、上記箱枠部15の貫
通孔15a内に前後進退可能に挿通された直方体のスラ
イド本体6aの軸芯に上記主軸3を挿通保持して構成さ
れている。
通孔15a内に前後進退可能に挿通された直方体のスラ
イド本体6aの軸芯に上記主軸3を挿通保持して構成さ
れている。
【0033】図示していないが上記Zスライド6のスラ
イド本体6aの左,右外側面,Yスライド5の箱枠部1
5の貫通孔15aの左,右内側面にはそれぞれ上記移動
子22,固定子21と同じ構造の移動子,固定子が所定
の間隔を開けて対向するように配置され、同様にして固
定されている。
イド本体6aの左,右外側面,Yスライド5の箱枠部1
5の貫通孔15aの左,右内側面にはそれぞれ上記移動
子22,固定子21と同じ構造の移動子,固定子が所定
の間隔を開けて対向するように配置され、同様にして固
定されている。
【0034】上記各リニアモータ20は同期型リニアモ
ータであり、上記各スライド4,5,6の軸移動ストロ
ークに対応する長さを有する帯板状の固定子21と、該
固定子21に所定隙間をあけて対向する移動子22とか
ら構成されている。なお、上記リニアモータとしては、
パルス形や誘導形のものも勿論採用可能である。
ータであり、上記各スライド4,5,6の軸移動ストロ
ークに対応する長さを有する帯板状の固定子21と、該
固定子21に所定隙間をあけて対向する移動子22とか
ら構成されている。なお、上記リニアモータとしては、
パルス形や誘導形のものも勿論採用可能である。
【0035】上記各リニアモータ20の固定子21は、
図8に示すように、マグネット固定板23の上面に長手
方向にN極,S極と交互に着磁された多数の界磁マグネ
ット24を等間隔に配置して接着剤で固着し、各マグネ
ット24間を樹脂部材(不図示)でモールドして構成さ
れている。また上記各リニアモータ20の移動子22
は、珪素鋼板を積層してなる平板25の上記固定子21
との対向面22aに移動方向と直交する方向に延びる複
数の溝部25aを形成し、該各溝部25a内に電機子コ
イル26を挿着するとともに、樹脂部材でモールドして
構成されている。
図8に示すように、マグネット固定板23の上面に長手
方向にN極,S極と交互に着磁された多数の界磁マグネ
ット24を等間隔に配置して接着剤で固着し、各マグネ
ット24間を樹脂部材(不図示)でモールドして構成さ
れている。また上記各リニアモータ20の移動子22
は、珪素鋼板を積層してなる平板25の上記固定子21
との対向面22aに移動方向と直交する方向に延びる複
数の溝部25aを形成し、該各溝部25a内に電機子コ
イル26を挿着するとともに、樹脂部材でモールドして
構成されている。
【0036】次に本実施形態の作用効果について説明す
る。本実施形態の工作機械1では、リニアモータ20の
各移動子22に電流を供給すると、該移動子22と固定
子21との間に推力が発生し、該推力によりXスライド
4,Yスライド5,Zスライド6がそれぞれX軸,Y
軸,Z軸方向に相対移動する。
る。本実施形態の工作機械1では、リニアモータ20の
各移動子22に電流を供給すると、該移動子22と固定
子21との間に推力が発生し、該推力によりXスライド
4,Yスライド5,Zスライド6がそれぞれX軸,Y
軸,Z軸方向に相対移動する。
【0037】そして本実施形態では、Xスライド4の上
枠部4cの前面に逃げ凹部30を形成することにより、
左, 右垂直枠部4a,4bの内側面44a,44bに連
続して延びる延長面30a,30bを設け、固定子21
を該延長面30a,30bの上端に達する長さとし、さ
らにYスライド5のモータ保持壁33bを上記逃げ凹部
30内に進入するよう突出形成し、移動子22を該モー
タ保持壁33bから箱枠部15の下面に達する長さとし
たので、Xスライド4の高さを高くすることなく、必要
なY軸ストロークを確保しつつ大きな推力を確保でき、
ひいては急加減速駆動による軸送りを実現できる。
枠部4cの前面に逃げ凹部30を形成することにより、
左, 右垂直枠部4a,4bの内側面44a,44bに連
続して延びる延長面30a,30bを設け、固定子21
を該延長面30a,30bの上端に達する長さとし、さ
らにYスライド5のモータ保持壁33bを上記逃げ凹部
30内に進入するよう突出形成し、移動子22を該モー
タ保持壁33bから箱枠部15の下面に達する長さとし
たので、Xスライド4の高さを高くすることなく、必要
なY軸ストロークを確保しつつ大きな推力を確保でき、
ひいては急加減速駆動による軸送りを実現できる。
【0038】即ち、大きな推力を確保するには、移動子
22と固定子21との重なり面積を大きくすることが必
要であるが、この重なり面積を大きくしながら必要なY
軸ストロークを確保しようとするとXスライド4の高さ
が高くなり、機械が大型化する懸念がある。本実施形態
では、モータ保持壁33bを箱枠部15の上面から上方
に突出させたので移動子22の面積を大きくして推力を
増大でき、かつXスライド4の上枠部4cに逃げ凹部3
0を形成し、ここに上記モータ保持壁33bを進入させ
るようにしたので、Xスライド4の高さを高くすること
なく上記上方に突出するモータ保持壁33bとの干渉を
回避でき、必要なY軸ストロークを確保できる。
22と固定子21との重なり面積を大きくすることが必
要であるが、この重なり面積を大きくしながら必要なY
軸ストロークを確保しようとするとXスライド4の高さ
が高くなり、機械が大型化する懸念がある。本実施形態
では、モータ保持壁33bを箱枠部15の上面から上方
に突出させたので移動子22の面積を大きくして推力を
増大でき、かつXスライド4の上枠部4cに逃げ凹部3
0を形成し、ここに上記モータ保持壁33bを進入させ
るようにしたので、Xスライド4の高さを高くすること
なく上記上方に突出するモータ保持壁33bとの干渉を
回避でき、必要なY軸ストロークを確保できる。
【0039】本実施形態では、Xスライド4の各垂直枠
部4a,4bの内側面とYスライド5の外側面との間に
リニアモータ20を配置したので、上述のYスライドに
垂直枠部が挿通するスライド枠部を形成する場合に比べ
てYスライド5の軽量化,小型化を図ることができ、Y
軸方向の起動停止を行う際の振動を抑制でき、加工精度
を向上できる。さらに上記Yスライド5の中心に寄せて
リニアモータ20を配置でき、この点からも振動を抑制
して加工精度を向上できる。
部4a,4bの内側面とYスライド5の外側面との間に
リニアモータ20を配置したので、上述のYスライドに
垂直枠部が挿通するスライド枠部を形成する場合に比べ
てYスライド5の軽量化,小型化を図ることができ、Y
軸方向の起動停止を行う際の振動を抑制でき、加工精度
を向上できる。さらに上記Yスライド5の中心に寄せて
リニアモータ20を配置でき、この点からも振動を抑制
して加工精度を向上できる。
【0040】ここで上記実施形態では、Xスライド4の
上枠部4cに逃げ凹部30を形成した場合を説明した
が、本発明では下枠部4dに逃げ凹部形成してもよく、
さらには上枠部4c,下枠部4dの両方に逃げ凹部を形
成してもよい。下枠部4dに逃げ凹部を形成した場合に
は、上記モータ保持壁33bを箱枠部15の下面より下
方に突出させ、移動子22を該突出部に渡る長さとする
こととなる。上枠部,下枠部の両方に逃げ凹部を形成
し、モータ保持壁を上,下に突出するように形成した場
合には、移動子と固定子との重なり面積をさらに大きく
でき、さらに大きな推力を得ることが可能となる。
上枠部4cに逃げ凹部30を形成した場合を説明した
が、本発明では下枠部4dに逃げ凹部形成してもよく、
さらには上枠部4c,下枠部4dの両方に逃げ凹部を形
成してもよい。下枠部4dに逃げ凹部を形成した場合に
は、上記モータ保持壁33bを箱枠部15の下面より下
方に突出させ、移動子22を該突出部に渡る長さとする
こととなる。上枠部,下枠部の両方に逃げ凹部を形成
し、モータ保持壁を上,下に突出するように形成した場
合には、移動子と固定子との重なり面積をさらに大きく
でき、さらに大きな推力を得ることが可能となる。
【0041】また上記実施形態では、上枠部4cの前面
に平面視コ字状の逃げ凹部30を形成したが、本発明の
逃げ部の形状はこれに限られるものではない。例えば、
図9〜図11に示すように、Xスライド4の上枠部4c
に逃げ開口30′を貫通形成し、Yスライド5のモータ
保持壁33b′を上記逃げ開口30′内に進入可能の形
状に設定してもよく、このようにした場合にも上記実施
形態と同様の効果が得られる。
に平面視コ字状の逃げ凹部30を形成したが、本発明の
逃げ部の形状はこれに限られるものではない。例えば、
図9〜図11に示すように、Xスライド4の上枠部4c
に逃げ開口30′を貫通形成し、Yスライド5のモータ
保持壁33b′を上記逃げ開口30′内に進入可能の形
状に設定してもよく、このようにした場合にも上記実施
形態と同様の効果が得られる。
【0042】なお、上記実施形態では、Xスライド4の
垂直枠部4a,4b内面に取り付けた固定子21が界磁
マグネット24等であり、Yスライド5のモータ保持面
15bに取り付けた移動子22が電機子コイル26等で
ある場合を説明したが、本発明ではXスライド側に電機
子コイル26等を、Yスライド側に界磁マグネット24
等を配置しても良い。このようにした場合は、Yスライ
ド5のモータ発熱対策のための冷却が不要となる効果が
ある。なお、上記実施形態では冷却装置の説明は省略さ
れている。
垂直枠部4a,4b内面に取り付けた固定子21が界磁
マグネット24等であり、Yスライド5のモータ保持面
15bに取り付けた移動子22が電機子コイル26等で
ある場合を説明したが、本発明ではXスライド側に電機
子コイル26等を、Yスライド側に界磁マグネット24
等を配置しても良い。このようにした場合は、Yスライ
ド5のモータ発熱対策のための冷却が不要となる効果が
ある。なお、上記実施形態では冷却装置の説明は省略さ
れている。
【0043】上記Yスライド5はX軸方向及びY軸方向
の両方に移動するのに対し、Xスライド4はX軸方向の
みに移動する。従って、上述のようにXスライド4側に
電機子コイル26等を取り付けた場合は、該電機子コイ
ル26への電源供給ケーブルの配線がX軸方向にのみ移
動するXスライド4側に設けられるので容易となる。
の両方に移動するのに対し、Xスライド4はX軸方向の
みに移動する。従って、上述のようにXスライド4側に
電機子コイル26等を取り付けた場合は、該電機子コイ
ル26への電源供給ケーブルの配線がX軸方向にのみ移
動するXスライド4側に設けられるので容易となる。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明に係る工作機械によ
れば、コラム部材(Xスライド)の第1,第2枠部
(左,右垂直枠部)の内側面にリニアモータの固定子を
配設し、スライド部材(Yスライド)のモータ取付け部
の外側面に移動子を配設したので、スライド部材の軽量
化,小型化を図ることができるとともにスライド部材の
重心寄りに駆動部を配置でき、スライド部材の移動に伴
う振動を抑制でき、加工精度を向上できる効果がある。
れば、コラム部材(Xスライド)の第1,第2枠部
(左,右垂直枠部)の内側面にリニアモータの固定子を
配設し、スライド部材(Yスライド)のモータ取付け部
の外側面に移動子を配設したので、スライド部材の軽量
化,小型化を図ることができるとともにスライド部材の
重心寄りに駆動部を配置でき、スライド部材の移動に伴
う振動を抑制でき、加工精度を向上できる効果がある。
【0045】また上記モータ取付け部を移動方向に突出
形成するとともに該モータ取付け部に移動子を配設した
ので、移動子と固定子との重なり面積、ひいては推力を
増大でき、急加減速軸送りを実現できる効果がある。
形成するとともに該モータ取付け部に移動子を配設した
ので、移動子と固定子との重なり面積、ひいては推力を
増大でき、急加減速軸送りを実現できる効果がある。
【0046】またコラム部材(Xスライド)の第3,第
4枠部(上枠部,下枠部)の何れかに上記突設されたモ
ータ取付け部が進入可能の、つまり該モータ取付け部と
の干渉を回避する逃げ部を形成し、かつ固定子を該逃げ
部まで延長したので、コラム部材のスライド部材移動方
向長さを長くすることなく必要な軸ストロークを確保で
き、コラム部材の軽量化を図ることができ、機械全体の
大型化を回避できる効果がある。
4枠部(上枠部,下枠部)の何れかに上記突設されたモ
ータ取付け部が進入可能の、つまり該モータ取付け部と
の干渉を回避する逃げ部を形成し、かつ固定子を該逃げ
部まで延長したので、コラム部材のスライド部材移動方
向長さを長くすることなく必要な軸ストロークを確保で
き、コラム部材の軽量化を図ることができ、機械全体の
大型化を回避できる効果がある。
【0047】またコラム部材(Xスライド)の第3,第
4枠部(上枠部,下枠部)の何れかに上記突設されたモ
ータ取付け部が進入可能の、つまり該モータ取付け部と
の干渉を回避する逃げ部を形成することにより、コラム
部材のモータ取付部を加工する際、工具の進入および退
避が容易となり、生産性が向上する。
4枠部(上枠部,下枠部)の何れかに上記突設されたモ
ータ取付け部が進入可能の、つまり該モータ取付け部と
の干渉を回避する逃げ部を形成することにより、コラム
部材のモータ取付部を加工する際、工具の進入および退
避が容易となり、生産性が向上する。
【図1】本発明の一実施形態による工作機械の斜め正面
から見た斜視図である。
から見た斜視図である。
【図2】上記工作機械のXスライド,Yスライド及びZ
スライドの組立状態の斜め正面から見た斜視図である。
スライドの組立状態の斜め正面から見た斜視図である。
【図3】上記Xスライド,Yスライド及びZスライドの
組立状態の正面図である。
組立状態の正面図である。
【図4】上記Xスライド,Yスライド及びZスライドの
組立状態の断面右側面図である。
組立状態の断面右側面図である。
【図5】上記Xスライド,Yスライド及びZスライドの
組立状態の平面図である。
組立状態の平面図である。
【図6】上記Yスライド,Zスライドの組立状態の斜め
正面から見た斜視図である。
正面から見た斜視図である。
【図7】上記工作機械のレール,ガイドの係合構造を示
す断面図である。
す断面図である。
【図8】上記工作機械のリニアモータの模式構成図であ
る。
る。
【図9】上記Xスライド,Yスライド及びZスライドの
組立状態の変形例の正面図である。
組立状態の変形例の正面図である。
【図10】上記Xスライド,Yスライド及びZスライド
の組立状態の変形例の平面図である。
の組立状態の変形例の平面図である。
【図11】上記Xスライド,Yスライド及びZスライド
の組立状態の変形例の断面右側面図である。
の組立状態の変形例の断面右側面図である。
1 工作機械 4 Xスライド(コラム部材) 4a,4b 左,右垂直枠部(第1,第2枠部) 4c,4d 上,下枠部(第3,第4枠部) 5 Yスライド(スライド部材) 15b モータ保持面(モータ取付け部の外側面) 20 リニアモータ 21,22 固定子,移動子 30 逃げ凹部(逃げ部) 30′逃げ開口(逃げ部) 33b モータ保持壁(モータ取付け部)
Claims (2)
- 【請求項1】 一対の第1,第2枠部の一端部同士,他
端部同士を第3枠部,第4枠部で結合してなる矩形枠形
状のコラム部材と、該コラム部材内を挿通するように配
置され、かつ該コラム部材により上記第1,第2枠部に
沿って移動可能に支持されたスライド部材とを備え、該
スライド部材と上記第1,第2枠部との間にリニアモー
タを配設し、該リニアモータにより上記スライド部材を
推進駆動するようにした工作機械において、上記第1,
第2枠部の内側面にリニアモータの固定子を配設し、上
記スライド部材に上記3,第4枠部の少なくとも一方に
向けて突出するモータ取付け部を形成し、該モータ取付
け部の外側面に移動子を上記固定子に対向するように配
設し、上記第3,第4枠部の少なくとも一方に、上記ス
ライド部材のモータ取付け部が進入する逃げ部を形成
し、上記第1,第2枠部に配置された固定子を上記逃げ
部まで延長配置したことを特徴とする工作機械。 - 【請求項2】 請求項1において、上記コラム部材を、
左,右一対の垂直枠部の上端部同士,下端部同士を上枠
部,下枠部で結合してなり垂直ベッドによりX軸方向に
移動可能に支持されたXスライドとし、上記スライド部
材を、上記Xスライド内を挿通するように配置され、か
つ該XスライドによりY軸方向に移動可能に支持された
Yスライドとし、上記垂直枠部の内側面にリニアモータ
の固定子を配設し、上記Yスライドに上方に突出するモ
ータ取付け部を形成し、該モータ取付け部の外側面に移
動子を上記固定子に対向するように配設し、上記上枠部
に上記モータ取付け部が進入する逃げ凹部を形成し、上
記垂直枠部に配置された固定子を上記逃げ凹部まで延長
配置したことを特徴とする工作機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9066649A JPH10263960A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9066649A JPH10263960A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 工作機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10263960A true JPH10263960A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13321968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9066649A Pending JPH10263960A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 工作機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10263960A (ja) |
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