JPH10264089A - 切断刃の下死点微動調節装置 - Google Patents

切断刃の下死点微動調節装置

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JPH10264089A
JPH10264089A JP8734697A JP8734697A JPH10264089A JP H10264089 A JPH10264089 A JP H10264089A JP 8734697 A JP8734697 A JP 8734697A JP 8734697 A JP8734697 A JP 8734697A JP H10264089 A JPH10264089 A JP H10264089A
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Shoichi Ogino
正一 荻野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断刃に触れることなく切断深さ等を変更可
能な切断装置。 【構成】 切断刃を上下動せしめるクランクを軸止した
主軸の両端部を支承する軸受の中心と該軸受が装着され
る各軸受ケ−シングの中心とを微少量偏心せしめて設
け、前記各軸受ケーシングの外周にウオームホイールと
なる螺旋を形成し、前記各別のウオームホイールと噛合
するウオームを設け、該ウオームを回転させてウオーム
ホイールが形成される軸受ケーシングを回動せしめ、該
軸受ケーシングの回動によって軸受を微少量だけ弧状に
上下方向に移動させることができ、前記軸受に支持され
る前記主軸を微少移動せしめ、該主軸により作動される
切断刃物下死点を微少調節するようにした。 【効果】 切断刄を一旦調節した後は切断刄に触れるこ
となく容易にクランクの下死点の調節すなわち切断刄の
切り込み深さの調節が可能になるものである。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、切断機における被切断
物の切断及び所謂ハーフカットと称される重層されるシ
ート等の被切断物の表面から所定の厚さのみを切断する
ための切断刃物の下死点を調節可能とした切断刄物の下
死点微動調節装置に関する。 【0002】 【従来技術】この種の切断機のおいては従来は、切断開
始時に締め付け固定されている切断刃を少しばかり前記
の締め付けを緩めて仮締めの状態とし、該切断刄を上下
動せしめるクランクを下死点まで下げ、その状態で図1
3 ,1 4に示すように、刃物保持体1 0 1 に沿って上下方
向に微少量摺動可能に設けた刃物保持具1 0 2 に刃物締
め付けボルト1 0 3 によって仮締めされている切断刄1
0 0 を微動調整しているが、前記の刃物締め付けボルト
1 0 3 は刃物保持体1 0 1 に形成された縦方向に略長方
形の貫通孔1 0 4 を貫通して切断刃1 0 0 とともに刃物
保持具1 0 2 を刃物保持体1 0 1 に固定している。 【0003】前記した切断刃1 0 0 を保持する刃物保持
具1 0 2 の上面には、刃物保持体10 1 の上面に固定さ
れる案内板1 0 5 の上部に設けられている固定用ナット
1 07 を介して前記案内板1 0 5 に穿設された貫通孔に
遊挿される調整用ボルト1 06 の下面が当接されている
ので、前記の調整用ボルト1 0 6 をハンドル1 0 8 の回
動により前記の刃物保持具1 0 2 を下降させることがで
き、また、反対方向に回動さえることにより刃物保持具
1 0 2 を手動で上昇させることができ、その位置が決定
したとき前記の固定用ナットを締めて調整用ボルト1 0
6 を設定し、刃物締め付けボルト1 0 3 を締め付け切断
刄1 0 0 を刃物保持具1 0 2 に固定する。 【0004】そして、切断刃1 0 0 の切断深さを変更す
るには、刃物締め付けボルト1 0 3を緩め、次いで、固
定ナット1 0 7 をゆるめ、調整用ボルト1 0 6 をハンド
ル10 8 を回動して刃物保持具1 0 2 を下降させるが、
その下降量は1 / 1 0 0 mm〜5 / 1 0 0 mm程度であるた
め通常は前記した刃物保持具1 0 2 上にダイヤルゲージ
等を設置し、その目盛りを読み取る等しながら切断刄1
0 0 の必要とする微少量の調整をしている。そして、上
記の調整においては、刃物締め付けボルト1 03 は刃物
保持体1 0 1 に長方形の貫通孔1 0 4 を介して刃物保持
体1 0 1 に締め付けているので締め付けボルト1 0 3 は
上下方向に所要量移動が可能であり、前記の下降が必要
とする微少量となったとき固定用ナット1 0 7 を締め、
次いで、締め付けボルト1 0 3 を調整のうえ切断刄1 0
0 を保持する刃物保持具1 0 2 を刃物保持体1 0 1 に固
定する。 【0005】上記の切断深さの調整においては、切断機
を一旦停止したうえ、人手による微少量の調節であり、
ダイヤルゲージを用いるとはいえ、1 / 1 0 0 mm〜5 /
1 00 mmといった微少な量を調節することは非常に困難
であり、しかも、切断刄1 00 の全長を等しく均一な量
だけ上下させなければならない場合のみならず、被切断
物及びその他の状態によっては、両端部を異なる量だけ
上下させねばならないこともあり、その調整には非常に
困難を伴うのが現状である。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記したよ
うな従来の切断刄の微動調整を改良して、切断刄そのも
のを移動させることなく、切断刄を上下動せしめるクラ
ンクの主軸の位置を微少量移動することにより、切断刄
の下死点の位置を簡単な操作によって調節することによ
り被切削物に対する切断深さを変更せしめる切断刃物の
下死点微少量調節装置の提供を目的とするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明に係る切断刄の下
死点微動調整装置は、切断刃を上下動せしめるクランク
の主軸の両端部を支承する軸受の中心と該軸受が装着さ
れる各軸受ケ−シングの中心とを微少量偏心せしめて設
け、前記各軸受ケーシングの外周を各別のウオームと噛
合するウオームホイールに形成し、前記各別のウオーム
を回転させて外周をウオームホイールに形成した軸受ケ
ーシングを回動せしめ、該軸受ケーシングの回動によっ
て軸受を微少量だけ移動させることにより前記軸受に支
持される前記主軸を微少移動せしめ、該主軸により作動
される切断刃物下死点を微少調節することをその特徴と
し、また、前記の下死点調整のための主軸の移動を、両
端の軸受ケーシングを同時に回動させ両端軸受を微少移
動することにより前記主軸全体を所定量微少量移動せし
めること及び両端の軸受ケーシングの外周を各別のウオ
ームと噛合するウオームホイールに形成し、前記各別の
ウオームを回転させてケーシングを回動せしめるとき、
前記それぞれの軸受ケーシングを同時に回動または各別
に回動せしめるかの切り替え手段を備え、前記した両端
の各軸受を同時にまたは各別に微少量移動させることに
より切断刃物下死点を刃物の長手方向両端部において移
動量を異ならしめることを可能としたことをその特徴と
するものである。 【0008】 【作用】本発明に係る切断刄物の下死点微動調節装置
は、切断刃を上下動せしめる切断刃の両端の主軸の両端
部を支承する軸受の中心を該軸受が装着される各軸受ケ
−シングの中心に対して微少量偏心せしめて設け、前記
各軸受ケーシングの外周を各別のウオームと噛合するウ
オームホイールに形成し、前記各別のウオームを回転さ
せてウオームホイールである軸受ケーシングを回動せし
めると、該ケーシングの回動によって軸受の中心は微少
量だけサイン曲線にしたがって弧状に上下方向に移動す
ることとなり、この移動に伴って該軸受に支持される前
記主軸を微少移動させることができるので、該主軸によ
り作動される切断刃物下死点を微少調節が可能となるも
のである。 【0009】また、前記した主軸の微少移動に伴う切断
刄の下死点の変更は、切断刄がある程度長手方向に長さ
を有する場合、定盤等の関係で切断刄の両端部において
切断深さが異なる場合もあるので、本発明においては、
主軸全体を微少調整することは勿論主軸の両端部の軸受
を各別に移動可能として、切断刄の両端部における各別
な調整も可能としている。 【0010】 【実施例】本発明の第一実施例を図に基づいて説明す
る。1 は切断刄2 を上下動させるクランク3 , 3 が装着
された主軸であり、該主軸1 はクランク3 , 3 が装着さ
れた外側の両端においてフレーム4 に遊嵌された軸受ケ
ーシング5 , 5 に装着された軸受6 , 6 に支持されてい
る。そして、前記の軸受6 すなわち主軸1 の中心6 a
は、軸受ケーシング5 の中心5 a に対して微少量e だけ
偏心して装着されている(図4 参照)。そして、前記の
偏心量e は約 1 mm 程度としてある。 【0011】上記した切断刃2 は、切断刃固定ボルト2
a によって刃物保持具1 6 に固定され、該刃物保持具1
6 は刃物調整体1 8 に固定されている。前記刃物調整体
1 8は上部より調整用ノブ1 9 によって上下動可能に刃
物保持体1 0 に固定され、該刃物保持体1 0 は前記した
クランク3 , 3 のアーム3 a に取着され断面コ字状をな
す案内具2 0 内を上下摺動し被加工物を切断あるいは所
定の切断深さまで切りこむようにされる。なお、図1 に
おいて7 0 はシート,7 1 は定盤,7 2 はモータ,7 3
はモータ軸に固定のプーリ,7 4 は主軸1 に固設のプー
リであり、前記プーリ7 3 , 7 4 間にベルトをかけ渡し
主軸1 を回転せしめる。 【0012】前記した軸受ケーシング5 , 5 の外周には
後記するウオームと噛合するウオームホイールとなる歯
5 b が刻設され、前記の軸受ケーシング5 , 5 はウオー
ムホイールとして機能するものである。前記軸受ケーシ
ング5 , 5 のウオームホイールに噛合するウオーム7 ,
7 が両端に刻設されるウオーム軸8 , 9 は、該ウオーム
軸8 , 9 の端部に固設の傘歯車を介して調整用軸1 3 の
傘歯車と噛合し、調整用軸13の回転によって前記の傘歯
車を介してウオーム軸8 及びウオーム軸9 を回転させる
ことができる。また、1 4 , 1 5 及び1 5 a は調整用軸
1 3 を支持する軸受である 【0013】前記した調整用軸1 3 の端部は機枠4 の外
側に突出されてその端部には外周に目盛りを付したハン
ドル1 7 が軸止されている。したがって前記のハンドル
1 7を回転せしめればウオーム軸8 , 9 は回転し、該ウ
オーム軸8 , 9 に刻設のウオーム7 , 7 が回転し、その
回転はウオームホイールが形成される軸受ケーシング5
, 5 に伝達され、該軸受ケーシング5 , 5 が回動し、
該軸受ケーシング5 , 5に偏心して装着される軸受6 , 6
をサイン曲線にしたがう略弧状をなしてe だけ移動
し、この移動により軸受6 , 6 に支持される主軸1 も軸
受6 , 6 と同様に△a 移動をする(図5 参照、この場合
は下方の移動を示す)。 【0014】この移動について前記のハンドル1 7 の外
周に付した目盛を例えば一周を1 0等分した場合に一目
盛りを4 /1 , 0 0 0 とするとハンドル一回転で4 /1
0 0だけ移動するようにしておくことにより所望の軸受6
, 6 の移動量を前記のハンドル1 7 により操作するこ
とができるものである。そして、実用上は、前記した軸
受ケーシング5 , 5 の回動は時計回りを+、反時計回り
を−としたとき略±45 度以上の回動を許さないような
手段を設けておくとよい。 【0015】本発明の第1 実施例は以上のように構成さ
れるので、先ず、切断刄2 の固定を緩めておきクランク
3 を下死点の位置に移動させその位置において前記の切
断刄2 をシート7 0 に接触させて切断刄2 を固定する。
上記のシート7 0 は通常樹脂等であるので切断刃には損
傷の恐れはない。そして、被切断物の加工が切断である
か、あるいは被切断物の表面よりの切込量等の加工条件
によりクランク3 の下死点の位置を変更する必要がある
が、その加工条件に応じた変更量を機枠4 外に突出する
調整用軸1 3 の端部に軸止されるハンドル1 7 を所定量
回転させ、該回転に伴う前記調整用軸1 3 の回転によっ
て傘歯車を介してウオーム軸8 及びウオーム軸9 を回転
させることができる。 【0016】そして、上記のウオーム軸8 , 9 の回転に
より該ウオーム軸8 , 9 に刻設のウオーム7 , 7 が回転
し、その回転はウオーム7 , 7 と噛合するウオームホイ
ールが形成される軸受ケーシング5 , 5 を回動せしめ、
該軸受ケーシング5 , 5 の回動によって該軸受ケーシン
グ5 , 5 に偏心して装着される軸受6 , 6 を略弧状をな
して微少量だけ移動させることができ、この移動により
軸受6 , 6 に支持される主軸1 も軸受6 , 6 と同様に微
少量の移動し、その結果クランク3 の下死点の位置を微
少量変更することができ、切断刄2 になんら触れること
なくクランクの下死点すなわち求める加工状態を得るこ
とができる。そして、前記した移動量は極めて微少では
あるがクランク3 及びクランク3 と切断刃2 との固定状
態を精密に行うことにより、前記の移動量を忠実に下死
点の移動とし所望の切断深さを得ることができる。 【0017】上記した実施例においては、調整用軸1 3
を単一の軸で形成したので、主軸1を支持するの両端の
軸受6 , 6 は前記の調整用軸1 3 の回転により同時に微
少量移動することになるが、切断刄 2と定盤7 1 との関
係が全体が同一状態であればよいが、切断刄2 と定盤7
1 との間が両端において微少の差がある場合等があり、
上記の第一実施例では対応できなくなることもある。そ
こで、本発明では前記の問題点に対応する手段を設けた
ものを第2 実施例として説明する。 【0018】第2 実施例を説明するが、第二実施例は、
第一実施例における単一(一本)の調整用軸1 3 を二本
に分離した点が相違するのみで他は第一実施例と同様で
あるので上記した調整用軸1 3 の部分について説明し、
第一実施例と同一の部分については同一符号で説明する
こととし、また、理解を容易にするためにクランク3, 3
等を省略して図示してある。 【0019】図8 〜1 2 において、前記した調整用軸1
3 を一方のウオーム軸8 を回転せしめるための第一調整
用軸2 3 と他方のウオーム軸9 を回転せしめるための第
二調整用軸2 4 とに分離し、これら第一調整用軸2 3 と
第二調整用軸2 4 とは一方の先端を他方の後端に芯合わ
せのため遊嵌されており、前記第一調整用軸2 3 の端部
に固設の傘歯車1 4 がウオーム軸8 の傘歯車に噛合して
第一調整用軸2 3 の回転をウオーム軸8 に伝えるように
され、また、前記第二調整用軸2 4 の端部に固設の傘歯
車1 5 がウオーム軸9 の傘歯車に噛合して調整用軸2 4
の回転をウオーム軸9 に伝達するようにされている。 【0020】前記した第一調整用軸2 3 と第二調整用軸
2 4 との分離部において、前記第一調整用軸2 3 の端部
を軸受2 5 で支持し、また第二調整用軸2 4 の端部を軸
受26 で支持してある。3 0 は、第一及び第二調整用軸2
3 ,2 4 を作動するための駆動用軸であり、該駆動用
軸3 0 には駆動歯車3 1 が固設され、該駆動歯車3 1と
噛合する被動歯車3 2 の本体3 3 の内周は前記した軸受
2 5 ,2 6 の外輪に支承されている。前記被動歯車3 2
の本体部3 3 の両側にインターナルギヤ3 4 ,35を固設
し該インターナルギヤ3 4 に切替用歯車3 6 を噛合さ
せ、インターナルギヤ3 5 に切替用歯車3 7 を噛合させ
てある。また、3 8 は駆動用軸3 0 の機枠4 外に突出し
た端部に軸止した駆動用軸回動用ハンドルである。 【0021】前記した切替用歯車3 6 の下部にキー等を
設けて第一調整用軸2 3 とスライド可能に連結させると
ともに外周に所要の間隙を介して円板状の当板4 0 を一
体的に取着し、同様に、前記した切替用歯車3 9 の下部
にキー等を設けて第二調整用軸2 4 とスライド可能に連
結させるとともに外周に所要の間隙を介して円板状の当
板4 1 を一体的に取着してある。 【0022】4 5 は、切替用回動軸であり、該切替用回
動軸4 5 は前記した第一及び第二調整用軸2 3 ,2 4の上
方に設けられその一端部には前記切替用回動軸4 5 の回
動せしめる方向に作動する切替レバー4 6 が軸止される
とともに、前記した歯車部の上方において切替用回動部
材4 7 を固設し、該切替用回動部材4 7 の一側面に球状
体4 8 の一部を埋設して固定し、他側面には前記の球体
4 8 と4 5 °の角度を有して球状体4 9 を同様な状態で
埋設固定する。前記した球状体そ4 8 ,4 9はその一部が
切替用回動部材4 7 の周面より突出せしめられるもので
ある。 【0023】5 0 は、前記切替用回動軸4 5 に遊嵌され
る部位を軸方向厚みを有するとともに、前記切替用回動
部材4 7 の一方の側面に摺接さればね挿入孔5 1 を穿設
した第一開閉用アーム5 2 を垂設した第一切替体であ
り、該第一切替体5 0 の第一開閉用アーム5 2 の先端部
は前記した切替用歯車3 6 の側部と円板状の当板4 0 と
の間隙に挿入されるように形成される。また、5 5 は、
前記切替用回動軸4 5 に遊嵌される部位に軸方向厚みを
持たせるとともに、前記切替用回動部材4 7 の他方の側
面に摺接さればね挿入孔5 6 を穿設した第二開閉用アー
ム5 7 を垂設した第二切替体であり、該第二切替体5 5
の第二開閉用アーム5 7 の先端部は前記した切替用歯車
3 7 の側部と円板状の当板4 1 との間隙に挿入されるよ
うに形成されている。このように駆動軸3 0 ,調整用軸
2 3 , 2 4 及び切替用軸4 5 との位置関係は前記した第
一、第二開閉用アーム5 2 ,5 7 の先端部が切替用歯車
3 6,3 7とそれらの当板4 0 ,4 1との間隙に挿入状態と
なるように調節のうえ組み立てられている。 【0024】6 0 は、前記した第一切替体5 0 の外側で
切替用回動軸4 5 に遊嵌されて固設されたばね保持用板
であり、該ばね保持用板6 0 の下部にはばね固定ボルト
6 1が螺着されている。また、6 3 は、前記した切替体5
5 の外側で切替用回動軸45 に遊嵌されて固設されたば
ね保持用板であり、該ばね保持用板6 3 の下部にはばね
固定ボルト6 4 が螺着されており、前記ばね保持用板6
0 に螺着のばね固定ボルト6 1 とばね保持用板6 3 に螺
着のばね固定ボルト6 4 とは対峙状態とされ、これらば
ね固定ボルト6 1 , 6 4 間に前記の第一開閉用アーム5
2 に穿設のばね挿入孔5 1 及び前記の第二開閉用アーム
5 7 に穿設のばね挿入孔5 6 を通過して引っ張りばね6
6 を介装し、常時ばね保持用板6 0 とばね保持用板5 7
とを引っ張り方向に付勢している。 【0025】前記した第一切替体5 0 の切替用回動部材
4 7 との摺接面には該切替用回動部材4 7 の側面に突出
して埋設される球状体4 8 の突出部が摺接する第一切替
体50 の摺接面と第二切替体5 5 の切替用回動部材4 7
との摺接面に平面覗にて同一方向の傾斜面4 8 a ,4 9 a
を形成し、前記切替用回動部材4 7 が軸止される切替用
回動軸45を切替レバー4 6 を倒す等して一方向に回動し
たとき、切替用回動部材4 7 に固定されている球状体4
8 と4 9 は略4 5 °の角度をもって切替用回動部材4 7
の両側面に設けられているので、前記の球状体4 8 は傾
斜面4 8 a を昇るように作動し、その結果、第一切替体
5 0 は引っ張りばね6 6 に抗して切替用回動部材4 7 よ
り離間する方向へ移動する。このとき、切替用回動部材
4 7 の他側面に設けられている球状体4 9 は第二切替体
5 5 の傾斜面の下降方向に移動しているので第二切替体
5 5 には作動することがなく第二切替体5 5 は移動する
ことがない。 【0026】前記した第一切替体5 0 の移動にともな
い、該第一切替体5 0 に一体的に垂設される第一開閉用
アーム5 2 も移動し、その先端部は切替用歯車3 6 の当
板4 0を押圧して該切替用歯車3 6 を第一調整用軸2 3
と摺動しながら移動させ、該切替用歯車3 6 とインター
ナルギヤ3 4 との噛合が外れる。このように切替用歯車
3 6 とインターナルギヤ3 4 とが離間したとき駆動軸3
0 の回動は第二調整用軸2 4 にのみ伝達されることとな
る。 【0027】また、第二切替体5 5 を軸方向に移動させ
るには第一切替体5 0 と第二切替体5 5 とを一旦中立の
状態に戻し、前記と反対方向に切替用回動軸4 5 をレバ
ー46 にによって回動させれば前記したように球状体4 9
は傾斜面4 9 a を昇るようにに作動し、その結果、第
二切替体5 5 を引っ張りばね6 6 に抗して軸方向に切替
用回動部材4 7 より離れる方向に移動させることがで
き、この第二切替体5 5の移動にともない、該第二切替
体5 5 に一体的に垂設される第二開閉用アーム57 も移
動し、その先端部は切替用歯車3 6 の当板4 0 を押圧し
て該切替用歯車37 を第二調整用軸2 4 と摺動しながら
移動させ、該切替用歯車3 7 とインターナルギヤ3 5 と
の噛合を解く。このように噛合が解かれたとき駆動軸3
0 の回動は第二調整用軸2 4 にのみ伝達される。 【0028】上記した第一切替体5 0 及び第二切替体5
5 は両ばね保持板6 0 ,6 3 間に引っ張りばね6 6 を介
装してあるので、第一切替体5 0 と第二切替体5 5 は常
時前記引っ張りばね6 6 によって引っ張る方向に付勢さ
れているので切替レバー4 0を中立の位置にもどせば引
っ張りばね6 6 の作用によりただちに第一あるいは第二
開閉用アーム5 2 ,5 7を介して切替用歯車3 6 ,3 7 を
インターナルギヤ3 4,3 5 に噛合させる。この作用に
より駆動軸3 0 の回動は第一,第二調整用軸23 ,2 4に
伝達されることになる。 【0029】本発明の第二実施例は以上のとおりである
ので、軸受ケーシング5 , 5 を同時に回動させて主軸1
の両端の軸受6 , 6 を同時に移動せしめるときは、切替
用回動軸4 5 の切替レバー4 6 を中立の位置にセットし
切替用回動部材4 7 の球状体4 8 , 4 9 を中立の状態に
しておけば、駆動軸3 0 に固設の駆動歯車3 1 は被動歯
車3 2 と噛合し、更に、前記被動歯車3 2 の本体の両側
に固設のインターナルギヤ3 4 ,3 5はそれぞれ切替歯車
3 6 ,3 7とそれぞれ噛合し、前記切替歯車3 6,3 7と係
止される第一及び第二調整用軸2 3 ,2 4を同時に回動さ
せることができ、該第一及び第二調整軸2 3 ,2 4によっ
て回動される軸受ケーシング(ウオームホイール)5 ,
5 を回動し軸受6 ,6 によって支持される主軸1 を移動
しクランク3 の下死点を調整することができる。 【0030】上記したように本第二実施例においては、
第一及び第二調整軸2 3 ,2 4 を同時に作動し主軸1 の
両端を支持する軸受6 , 6 及び主軸1 の移動を同量調整
するばかりでなく、定盤7 1 の状態等により主軸1 の両
端部において異なる調整が必要になったときには、切替
用回動軸4 5 を切替レバー4 6 を例えば第一切替体55
を移動せしめる方向に倒すことにより、切替用回動軸4
5 を回動させ、この回動によって切替用回動部材4 7 の
球状体4 8 も同時に回動し、この回動により前記したよ
うに第一切替体5 0 を軸方向に切替用回動部材4 7 より
離れる方向に引っ張りばね6 6 に抗して切替用回動部材
4 7 から離れる方向に押し出し移動させることができ、
この移動にともない、該第一切替体5 0 に一体的に垂設
される第一開閉用アーム5 2 も移動し、その先端部は切
替用歯車3 6 の当板4 0 を押圧して該切替用歯車3 6 を
第一調整用軸2 3 に摺動しながら移動させ、該切替用歯
車3 6 とインターナルギヤ3 4 との噛合を解き、両者を
切り離すようにする。 【0031】このように噛合が解かれたとき駆動軸3 0
の回動は第二調整用軸2 4 にのみ伝達されることとな
り、この第二調整用軸2 4 の回動をウオーム用軸9 を介
して一方の軸受ケーシング5 と一体的なウオームホイー
ルに伝え、主軸1 の一方側のみ微少量移動することがで
きる。また。主軸1 の前記と反対側の端部を微少量移動
せしめるときは切替用レバー4 6 を前記と反対方向に倒
すことにより前記と同様に実施することができる。そし
て、第一開閉用アーム5 2 の先端部の中央にボール6 7
, 6 8 を挿入し前記のアームを平行に押圧するように
している。 【0032】前記した主軸1 の一方端部のみの微少量の
移動は主軸1 に捩じれ等の影響があるとの恐れを持つこ
とも予想されるが、実際の移動は2 /100 〜4 /100 m
m 程度でありさほど影響のある移動量ではないが、必要
に応じて自動調心軸受を採用することにより容易に解決
できることである。 【0033】上記したように、本第一、第二実施例によ
るときは、従来至難とされていたハーフカット等におけ
る切断刄の調整を一旦セットした切断刄そのものに触れ
ることなく容易に行うことができるものである。そし
て、本実施例においては、主軸1 全体を微少移動させる
ことも可能であるばかりでなく、主軸1 の両端部を各別
に微少量移動可能としたので長さが長い切断刄やテーブ
ルの平滑度に問題等があって切断刄の切り込み深さが両
端部で相違するような場合、一方端部のみを調節するこ
ともできるものである。 【0034】 【発明の効果】本発明に係る切断刄の下死点微動調整装
置は、切断刃を上下動せしめるクランクを軸止した主軸
の両端部を支承する軸受の中心と該軸受が装着される各
軸受ケ−シングの中心とを微少量偏心せしめて設け、前
記各軸受ケーシングの外周を各別のウオームと噛合する
ウオームホイールに形成し、前記各別のウオームを回転
させてウオームホイールが形成される軸受ケーシングを
回動せしめ、該軸受ケーシングの回動によって軸受を微
少量だけ弧状に上下方向に移動させることにより前記軸
受に支持される前記主軸を微少移動せしめ、該主軸によ
り作動される切断刃物下死点を微少調節するようにした
ので、切断刄を一旦調節した後は切断刄に触れることな
く容易にクランクの下死点の調節すなわち切断刄の切り
込み深さの調節が可能になるものである。 【0035】また、本発明においては、切断刄や被切断
物を載せるテーブル等により両端の切り込み深さが異な
るときにおいても、主軸の両端部のいずれか一方を選択
的に移動することも可能となるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1 】本発明の第一実施例の切断刃の下死点微少調整
装置の説明図 【図2 】クランク部の説明図 【図3 】切断刃の取付け説明図 【図4 】軸と軸受ケーシングとが偏心している説明図 【図5 】ケーシングが回動して軸が移動したときの説明
図 【図6 】軸受ケーシングとウオームの関係を示す正面図 【図7 】同上断面図 【図8 】本発明の第二実施例の説明図 【図9 】図8 のA 矢視図 【図10】切り替え装置の説明図 【図11】図10の上面図 【図12】切替のためのアーム部の側面図 【図13】従来の切断刃上下装置の説明図 【図14】 図12の切断刃取付け詳細図 【符号の説明】 1 主軸 2 切断刃 3 ク
ランク 5 , 5 軸受ケーシング 6 軸受 7 ウ
オーム 1 0 刃物保持体 1 3 調整用軸 2 3 第
一調整用軸 2 4 第二調整用軸 3 0 駆動軸 3 1 駆
動歯車 3 2 受動歯車 3 4 , 3 5 インターナ
ルギヤ 3 6 , 3 7 切替用歯車 4 5 切替用回動部材
4 6 切替レバー 4 8 , 4 9 球状体 5 0 第一切替体
5 5 第二切替体 6 6 ばね

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1 】 切断刃を上下動せしめるクランクの主軸
    の両端部を支承する軸受の中心と該軸受が装着される各
    軸受ケ−シングの中心とを微少量偏心せしめて設け、前
    記各軸受ケーシングの外周を各別のウオームと噛合する
    ウオームホイールに形成し、前記各別のウオームを回転
    させて外周をウオームホイールとした軸受ケーシングを
    回動せしめ、該軸受ケーシングの回動によって軸受を微
    少量だけ移動させることにより前記軸受に支持される前
    記主軸を微少移動せしめ、該主軸により作動される切断
    刃物下死点を微少調節することを特徴とする切断刃の下
    死点微動調節装置。 【請求項2 】 両端の軸受ケーシングを回動させ両端の
    軸受を微少移動せしめるための調整用軸を単一の軸とし
    前記両端の軸受の移動により主軸全体を所定量だけ微少
    量移動せしめることを特徴とする請求項1 記載の切断刄
    物の下死点微動調節装置。 【請求項3 】 両端の軸受ケーシングの外周を各別のウ
    オームと噛合するウオームホイールに形成し、前記各別
    のウオームを回転させて軸受ケーシングを回動せしめる
    とき、前記各別のウオームを回転せしめるための調整用
    軸を分割して形成し、被動歯車の歯体部の両側に固設し
    たインタナルギヤに噛合する各別の切替用歯車を前記の
    各別の調整軸に摺動可能に連結し、前記切替用歯車を各
    別に移動せしめる切替手段を備え、該切替手段により前
    記の各別の調整用軸を選択的に回転せしめ、前記した両
    端の各軸受を同時にまたは各別に微少量移動させること
    により切断刃物下死点を刃物の長手方向両端部において
    移動量を異ならしめることを可能としたことを特徴とす
    る請求項1 記載の切断刃の下死点微動調節装置。
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