JPH10264171A - 積層ホースの製造方法 - Google Patents
積層ホースの製造方法Info
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- JPH10264171A JPH10264171A JP7682597A JP7682597A JPH10264171A JP H10264171 A JPH10264171 A JP H10264171A JP 7682597 A JP7682597 A JP 7682597A JP 7682597 A JP7682597 A JP 7682597A JP H10264171 A JPH10264171 A JP H10264171A
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- JP
- Japan
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- resin
- thin film
- core mold
- mold
- core
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 粉体塗装のための中芯型の加熱時間を短縮す
ることができ、従って少ない中芯型を用いて、寸法や形
状に拘らず、生産効率良く積層ホースを製造する方法を
提供する。 【解決手段】 粉体塗装により中芯型10上に樹脂薄膜
を形成する際、例えば中芯型10の外周面に樹脂粉体2
1を付着させ、この中芯型10を高周波加熱して樹脂薄
膜を形成する。この樹脂薄膜を形成した中芯型10を外
型内にセットし、ゴム材料又は前記樹脂とは異種の樹脂
材料を充填することにより、樹脂薄膜からなる内層の外
側にゴム又は樹脂からなる外層を積層して成形する。
ることができ、従って少ない中芯型を用いて、寸法や形
状に拘らず、生産効率良く積層ホースを製造する方法を
提供する。 【解決手段】 粉体塗装により中芯型10上に樹脂薄膜
を形成する際、例えば中芯型10の外周面に樹脂粉体2
1を付着させ、この中芯型10を高周波加熱して樹脂薄
膜を形成する。この樹脂薄膜を形成した中芯型10を外
型内にセットし、ゴム材料又は前記樹脂とは異種の樹脂
材料を充填することにより、樹脂薄膜からなる内層の外
側にゴム又は樹脂からなる外層を積層して成形する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂薄膜の内層を
有する積層ホースの製造方法に関する。
有する積層ホースの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車の燃料ホースは、従来か
ら耐ガソリン性や耐ガソリン透過性に優れたNBR・P
VCゴム等で製造されていたが、近年ではゴムホースの
内周面に、更に耐ガソリン性及び耐ガソリン透過性に優
れたナイロン等の樹脂薄膜の内層を形成した積層ホース
が使用されている。
ら耐ガソリン性や耐ガソリン透過性に優れたNBR・P
VCゴム等で製造されていたが、近年ではゴムホースの
内周面に、更に耐ガソリン性及び耐ガソリン透過性に優
れたナイロン等の樹脂薄膜の内層を形成した積層ホース
が使用されている。
【0003】このような積層ホースの製造方法として
は、内層と外層とを連続的に押出成形する押出成形法が
一般的であるが、内径の太いホースや、中間に蛇腹状の
部分があるホース、或は湾曲したホース等の場合には、
この押出成形法による製造が困難であった。
は、内層と外層とを連続的に押出成形する押出成形法が
一般的であるが、内径の太いホースや、中間に蛇腹状の
部分があるホース、或は湾曲したホース等の場合には、
この押出成形法による製造が困難であった。
【0004】この問題を解決するため、特開平7−11
2451号公報に、粉体塗装法等を用いた積層ホースの
製造方法が提案されている。この方法は、中芯型の外周
面上に樹脂薄膜を粉体塗装等により成形し、その中芯を
外型内にセットして、中芯型と外型の間に形成される空
間にゴム等の材料を充填して成形することにより、樹脂
薄膜からなる内層とゴム等の異種材からなる外層とが積
層されたホースを得るものである。
2451号公報に、粉体塗装法等を用いた積層ホースの
製造方法が提案されている。この方法は、中芯型の外周
面上に樹脂薄膜を粉体塗装等により成形し、その中芯を
外型内にセットして、中芯型と外型の間に形成される空
間にゴム等の材料を充填して成形することにより、樹脂
薄膜からなる内層とゴム等の異種材からなる外層とが積
層されたホースを得るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の粉体塗装を用い
た方法によれば、ホースの寸法や形状の制約を受けるこ
となく積層ホースを製造することができるが、粉体塗装
のための中芯型の加熱に時間がかかるため、生産効率が
低いという欠点があった。
た方法によれば、ホースの寸法や形状の制約を受けるこ
となく積層ホースを製造することができるが、粉体塗装
のための中芯型の加熱に時間がかかるため、生産効率が
低いという欠点があった。
【0006】即ち、中芯型の外周面に粉体塗装により樹
脂薄膜を成形するためには、中芯型を樹脂の溶融温度以
上に加熱することが必要であるが、現状では中芯型を通
常の加熱炉で加熱しているため、所定温度に昇温するま
で長時間を要していた。
脂薄膜を成形するためには、中芯型を樹脂の溶融温度以
上に加熱することが必要であるが、現状では中芯型を通
常の加熱炉で加熱しているため、所定温度に昇温するま
で長時間を要していた。
【0007】また、生産効率を上げるためには、多数の
中芯型を準備して、時間的なロスが生じないように中芯
型を粉体塗装工程に供給する必要がある。しかし、その
場合には、中芯型の保管スペースや熱風炉等の加熱設備
を大型化する必要があり、設備スペースが増大するとい
う問題があった。
中芯型を準備して、時間的なロスが生じないように中芯
型を粉体塗装工程に供給する必要がある。しかし、その
場合には、中芯型の保管スペースや熱風炉等の加熱設備
を大型化する必要があり、設備スペースが増大するとい
う問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の事情に鑑み、
粉体塗装のための中芯型の加熱時間を短縮することがで
き、従って少ない中芯型を用いて、寸法や形状に拘ら
ず、生産効率良く積層ホースを製造することが可能な積
層ホースの製造方法を提供することを目的とする。
粉体塗装のための中芯型の加熱時間を短縮することがで
き、従って少ない中芯型を用いて、寸法や形状に拘ら
ず、生産効率良く積層ホースを製造することが可能な積
層ホースの製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明が提供する積層ホースの製造方法は、中芯型
の外周面に高周波加熱を用いた粉体塗装により樹脂薄膜
を形成した後、該樹脂薄膜を設けた中芯型を外型内にセ
ットして、ゴム材料又は前記樹脂とは異種の樹脂材料を
充填することにより、樹脂薄膜からなる内層の外側にゴ
ム又は樹脂からなる外層を積層して成形することを特徴
とするものである。
め、本発明が提供する積層ホースの製造方法は、中芯型
の外周面に高周波加熱を用いた粉体塗装により樹脂薄膜
を形成した後、該樹脂薄膜を設けた中芯型を外型内にセ
ットして、ゴム材料又は前記樹脂とは異種の樹脂材料を
充填することにより、樹脂薄膜からなる内層の外側にゴ
ム又は樹脂からなる外層を積層して成形することを特徴
とするものである。
【0010】また、上記本発明の積層ホースの製造方法
においては、粉体塗装の具体的方法に応じて、中芯型の
外周面に樹脂粉体を付着させた後、該中芯型を高周波加
熱することにより、樹脂粉体を溶融して樹脂薄膜を形成
してもよいし、若しくは中芯型を高周波加熱により加熱
した後、該中芯型の外周面に樹脂粉体を接触させること
により、樹脂粉体を溶融して樹脂薄膜を形成することも
できる。
においては、粉体塗装の具体的方法に応じて、中芯型の
外周面に樹脂粉体を付着させた後、該中芯型を高周波加
熱することにより、樹脂粉体を溶融して樹脂薄膜を形成
してもよいし、若しくは中芯型を高周波加熱により加熱
した後、該中芯型の外周面に樹脂粉体を接触させること
により、樹脂粉体を溶融して樹脂薄膜を形成することも
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明では、粉体塗装法を用いて
中芯型の外周面に樹脂薄膜を形成するに際して、中芯型
を高周波加熱によって加熱昇温する。高周波加熱は高周
波の電磁場による発熱現象を利用する加熱方法であっ
て、誘導コイル内に金属等の導体からなる中芯型を置
き、誘導コイルに高周波電流を通じることによって、中
芯型内に発生する渦電流により中芯型を内部から急速に
加熱することができる。
中芯型の外周面に樹脂薄膜を形成するに際して、中芯型
を高周波加熱によって加熱昇温する。高周波加熱は高周
波の電磁場による発熱現象を利用する加熱方法であっ
て、誘導コイル内に金属等の導体からなる中芯型を置
き、誘導コイルに高周波電流を通じることによって、中
芯型内に発生する渦電流により中芯型を内部から急速に
加熱することができる。
【0012】このため、中芯型の外周面に樹脂粉体を付
着させた後、中芯型を高周波加熱して樹脂粉体の溶融に
より樹脂薄膜を形成する場合でも、又は高周波加熱によ
り加熱した中芯型の外周面に樹脂粉体を接触溶融させて
樹脂薄膜を形成する場合であっても、中芯型の加熱時間
を加熱炉を用いた従来の場合よりも大幅に短縮すること
が可能となる。その結果、この樹脂薄膜を内層とし、そ
の上にゴム又は樹脂の外層を形成した積層ホースを、高
い生産効率で製造することができる。
着させた後、中芯型を高周波加熱して樹脂粉体の溶融に
より樹脂薄膜を形成する場合でも、又は高周波加熱によ
り加熱した中芯型の外周面に樹脂粉体を接触溶融させて
樹脂薄膜を形成する場合であっても、中芯型の加熱時間
を加熱炉を用いた従来の場合よりも大幅に短縮すること
が可能となる。その結果、この樹脂薄膜を内層とし、そ
の上にゴム又は樹脂の外層を形成した積層ホースを、高
い生産効率で製造することができる。
【0013】次に、本発明方法を、図面を参照して具体
的に説明する。この具体例では、中芯型に樹脂粉体を付
着させた後、この中芯型を高周波加熱して樹脂粉体の溶
融により樹脂薄膜を形成する方法について説明する。ま
ず、図1に示すように、中芯型10の外周面に通常の静
電塗装法等により樹脂粉体21を付着させる。中芯型1
0の両端部を除いて樹脂粉体21を付着させる場合に
は、その両端部をマスキング治具等で覆っておけば良
い。
的に説明する。この具体例では、中芯型に樹脂粉体を付
着させた後、この中芯型を高周波加熱して樹脂粉体の溶
融により樹脂薄膜を形成する方法について説明する。ま
ず、図1に示すように、中芯型10の外周面に通常の静
電塗装法等により樹脂粉体21を付着させる。中芯型1
0の両端部を除いて樹脂粉体21を付着させる場合に
は、その両端部をマスキング治具等で覆っておけば良
い。
【0014】尚、この具体例では蛇腹状の積層ホースの
製造を例に採り、この蛇腹状積層ホースの抜き取りを容
易にするため、中芯型10は分解可能な構造としてあ
る。即ち、ここで使用する中芯型10は、中心に一端か
ら他端に延びる軸棒11を有し、この軸棒11の外周を
取り囲むように外嵌された分割可能な外周型12と、軸
棒11の両端部に外嵌され且つ外周型12の傾斜面を外
側から押えるように嵌合した円筒状の端部型13と、軸
棒11の両端のねじ部に螺合され、端部型13を抜け止
めするナット14とからなっている。
製造を例に採り、この蛇腹状積層ホースの抜き取りを容
易にするため、中芯型10は分解可能な構造としてあ
る。即ち、ここで使用する中芯型10は、中心に一端か
ら他端に延びる軸棒11を有し、この軸棒11の外周を
取り囲むように外嵌された分割可能な外周型12と、軸
棒11の両端部に外嵌され且つ外周型12の傾斜面を外
側から押えるように嵌合した円筒状の端部型13と、軸
棒11の両端のねじ部に螺合され、端部型13を抜け止
めするナット14とからなっている。
【0015】樹脂粉体21を付着させた中芯型10は、
図2に示すように、誘導炉内のコイル30の内側に配置
され、電源31からコイル30に高周波電流を流すこと
によって高周波加熱する。この高周波加熱により、中芯
型10の外周面に付着している樹脂粉体21が溶融し、
図3に示す樹脂薄膜22が形成される。必要な溶融温度
及びコイル30に流す高周波電流などは、用いる樹脂粉
体21の種類等に応じて適宜定めることができる。
図2に示すように、誘導炉内のコイル30の内側に配置
され、電源31からコイル30に高周波電流を流すこと
によって高周波加熱する。この高周波加熱により、中芯
型10の外周面に付着している樹脂粉体21が溶融し、
図3に示す樹脂薄膜22が形成される。必要な溶融温度
及びコイル30に流す高周波電流などは、用いる樹脂粉
体21の種類等に応じて適宜定めることができる。
【0016】この中芯型に付着させた樹脂粉体を高周波
加熱して樹脂薄膜を形成する方法においては、高周波加
熱によって中芯型が内部から加熱されるので、樹脂粉体
の溶融が中芯型側から開始されるため樹脂粉体の脱落が
なく、欠陥のない樹脂薄膜を得ることができる。一方、
従来の加熱炉用いた粉体塗装では、中芯型に付着させた
樹脂粉体が表面側(中芯型と反対側)から溶融するた
め、局所的に溶融した部分がまとまって脱落しやすく、
得られる樹脂薄膜に欠陥が発生しやすい。
加熱して樹脂薄膜を形成する方法においては、高周波加
熱によって中芯型が内部から加熱されるので、樹脂粉体
の溶融が中芯型側から開始されるため樹脂粉体の脱落が
なく、欠陥のない樹脂薄膜を得ることができる。一方、
従来の加熱炉用いた粉体塗装では、中芯型に付着させた
樹脂粉体が表面側(中芯型と反対側)から溶融するた
め、局所的に溶融した部分がまとまって脱落しやすく、
得られる樹脂薄膜に欠陥が発生しやすい。
【0017】また、別の方法として、高周波加熱により
加熱した中芯型の外周面に樹脂粉体を接触溶融させて樹
脂薄膜を形成する方法もある。この場合には、最初に中
芯型のみをコイルの内側に配置し、上記と同様に高周波
加熱により中芯型を加熱した後、この加熱された中芯型
に樹脂粉体を接触させることによって、樹脂粉体が中芯
型の外周面で溶融し、樹脂薄膜が形成される。
加熱した中芯型の外周面に樹脂粉体を接触溶融させて樹
脂薄膜を形成する方法もある。この場合には、最初に中
芯型のみをコイルの内側に配置し、上記と同様に高周波
加熱により中芯型を加熱した後、この加熱された中芯型
に樹脂粉体を接触させることによって、樹脂粉体が中芯
型の外周面で溶融し、樹脂薄膜が形成される。
【0018】次に、図3に示すように、上記のごとく外
周面に樹脂薄膜22を設けた中芯型10を外型40内に
セットする。そこで、外型40と樹脂薄膜22を設けた
中芯型10との間に形成された成形空間41に、樹脂薄
膜22とは異種のゴム又は樹脂材料を通常のインジェク
ション成形等により充填し、成形する。このようにし
て、図4に示すように、中芯型10の外周面に、樹脂薄
膜22からなる内層とゴム又は樹脂からなる外層23を
積層した積層ホース20を得ることができる。
周面に樹脂薄膜22を設けた中芯型10を外型40内に
セットする。そこで、外型40と樹脂薄膜22を設けた
中芯型10との間に形成された成形空間41に、樹脂薄
膜22とは異種のゴム又は樹脂材料を通常のインジェク
ション成形等により充填し、成形する。このようにし
て、図4に示すように、中芯型10の外周面に、樹脂薄
膜22からなる内層とゴム又は樹脂からなる外層23を
積層した積層ホース20を得ることができる。
【0019】その後、得られた積層ホース20は、中芯
型10を分解して回収する。即ち、ナット14を取り外
して軸棒11を抜き取り、更に外周型12の両端に嵌合
している端部型13を引き出した後、残った外周型12
を分解して取り出すことにより、蛇腹状の積層ホース2
0を回収することができる。
型10を分解して回収する。即ち、ナット14を取り外
して軸棒11を抜き取り、更に外周型12の両端に嵌合
している端部型13を引き出した後、残った外周型12
を分解して取り出すことにより、蛇腹状の積層ホース2
0を回収することができる。
【0020】本発明方法により得られる積層ホースは、
例えば自動車の燃料ホースやエアホース等として好適で
ある。その場合には、内層の樹脂薄膜は、耐ガソリン性
や耐ガソリン透過性、耐ブローバイガス性等に優れた樹
脂、具体的にはナイロン等のポリアミド樹脂、フッ素樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアセ
タール樹脂等が好ましい。
例えば自動車の燃料ホースやエアホース等として好適で
ある。その場合には、内層の樹脂薄膜は、耐ガソリン性
や耐ガソリン透過性、耐ブローバイガス性等に優れた樹
脂、具体的にはナイロン等のポリアミド樹脂、フッ素樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアセ
タール樹脂等が好ましい。
【0021】また、外層はプロテクターとしての役割を
果すため、耐火性や耐飛石性等に優れた材料が好まし
く、例えばNBRゴム、NBR・PVCゴム等のゴム材
料、TPE等の熱可塑性エラストマー等が好ましく、ま
た前記内層を構成する樹脂と異なる樹脂材料を使用する
こともできる。尚、本発明における積層ホースは、蛇腹
状のほか、円筒状であっても良いし、直管でも又少なく
とも一部が湾曲した曲管であっても良い。
果すため、耐火性や耐飛石性等に優れた材料が好まし
く、例えばNBRゴム、NBR・PVCゴム等のゴム材
料、TPE等の熱可塑性エラストマー等が好ましく、ま
た前記内層を構成する樹脂と異なる樹脂材料を使用する
こともできる。尚、本発明における積層ホースは、蛇腹
状のほか、円筒状であっても良いし、直管でも又少なく
とも一部が湾曲した曲管であっても良い。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、高周波加熱を用いるこ
とによって、中芯型の加熱時間を従来よりも大幅に短縮
することができる。例えば、ゴム材料等のインゼクショ
ン温度は通常150〜160℃程度であり、この工程を
経て最終的に積層ホースを回収した後の中芯型は更に低
温になっているが、この中芯型を樹脂の粉体塗装に必要
な通常200℃程度に昇温させるためには、従来の加熱
炉では30分程度の時間を要していたのに対して、本発
明方法によれば僅かに3〜5分で加熱することができ
る。
とによって、中芯型の加熱時間を従来よりも大幅に短縮
することができる。例えば、ゴム材料等のインゼクショ
ン温度は通常150〜160℃程度であり、この工程を
経て最終的に積層ホースを回収した後の中芯型は更に低
温になっているが、この中芯型を樹脂の粉体塗装に必要
な通常200℃程度に昇温させるためには、従来の加熱
炉では30分程度の時間を要していたのに対して、本発
明方法によれば僅かに3〜5分で加熱することができ
る。
【0023】従って、従来に比べて少ない中芯型で効率
良く積層ホースを製造でき、また加熱設備の設置スペー
ス及び中芯型の保管スペースを含めて、設備スペースを
減少することが可能となる。
良く積層ホースを製造でき、また加熱設備の設置スペー
ス及び中芯型の保管スペースを含めて、設備スペースを
減少することが可能となる。
【0024】加えて、中芯型に付着させた樹脂粉体を加
熱溶融して樹脂薄膜を形成する場合においては、従来の
加熱炉用いた粉体塗装では加熱中に樹脂粉体がまとまっ
て脱落しやすかったが、本発明では高周波加熱すること
により中芯型が内部から加熱され、樹脂粉体の溶融が中
芯型側から始まるため、樹脂粉体の脱落が殆どなく、欠
陥のない樹脂薄膜を得ることができる。
熱溶融して樹脂薄膜を形成する場合においては、従来の
加熱炉用いた粉体塗装では加熱中に樹脂粉体がまとまっ
て脱落しやすかったが、本発明では高周波加熱すること
により中芯型が内部から加熱され、樹脂粉体の溶融が中
芯型側から始まるため、樹脂粉体の脱落が殆どなく、欠
陥のない樹脂薄膜を得ることができる。
【図1】本発明方法により中芯型に樹脂粉体を付着させ
た状態を示す一部切欠側面図である。
た状態を示す一部切欠側面図である。
【図2】本発明方法により樹脂粉体が付着した中芯型を
高周波加熱する状態を示す一部切欠側面図である。
高周波加熱する状態を示す一部切欠側面図である。
【図3】本発明方法により樹脂薄膜を設けた中芯型を外
型内にセットした状態を示す一部切欠側面図である。
型内にセットした状態を示す一部切欠側面図である。
【図4】本発明方法により中芯型上に積層ホースを形成
した状態を示す一部切欠側面図である。
した状態を示す一部切欠側面図である。
10 中芯型 11 軸棒 12 外周型 13 端部型 14 ナット 20 積層ホース 21 樹脂粉体 22 樹脂薄膜 23 外層 30 コイル 31 電源 40 外型 41 成形空間
Claims (4)
- 【請求項1】 中芯型の外周面に高周波加熱を用いた粉
体塗装により樹脂薄膜を形成した後、該樹脂薄膜を設け
た中芯型を外型内にセットして、ゴム材料又は前記樹脂
とは異種の樹脂材料を充填することにより、樹脂薄膜か
らなる内層の外側にゴム又は樹脂からなる外層を積層し
て成形することを特徴とする積層ホースの製造方法。 - 【請求項2】 前記中芯型の外周面に樹脂粉体を付着さ
せた後、該中芯型を高周波加熱することにより、樹脂粉
体を溶融して樹脂薄膜を形成することを特徴とする、請
求項1に記載の積層ホースの製造方法。 - 【請求項3】 前記中芯型を高周波加熱により加熱した
後、該中芯型の外周面に樹脂粉体を接触させることによ
り、樹脂粉体を溶融して樹脂薄膜を形成することを特徴
とする、請求項1に記載の積層ホースの製造方法。 - 【請求項4】 前記積層ホースが中間に蛇腹状部分を有
することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載
の積層ホースの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7682597A JPH10264171A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 積層ホースの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7682597A JPH10264171A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 積層ホースの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10264171A true JPH10264171A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13616463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7682597A Pending JPH10264171A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 積層ホースの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10264171A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007167704A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Okitsumo Kk | ゴム製パーツの表面にスリップコーティングを形成する方法 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP7682597A patent/JPH10264171A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007167704A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Okitsumo Kk | ゴム製パーツの表面にスリップコーティングを形成する方法 |
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