JPH10264754A - エアバッグ装置 - Google Patents
エアバッグ装置Info
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- JPH10264754A JPH10264754A JP9073804A JP7380497A JPH10264754A JP H10264754 A JPH10264754 A JP H10264754A JP 9073804 A JP9073804 A JP 9073804A JP 7380497 A JP7380497 A JP 7380497A JP H10264754 A JPH10264754 A JP H10264754A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エアバッグを円滑に展開する。衝撃吸収特性
を向上する。エアバッグ装置の製造コストを低減する。 【解決手段】 ベースプレート11に、カバー体12、エア
バッグ15、インフレータ16を取り付けてエアバッグ装置
1を構成する。ベースプレート11の側壁部22の外周面
に、カバー体12の周壁部42を嵌合する。この周壁部42の
外周面に、環状の枠18を嵌合する。側壁部22から内側係
合片25を突設し、周壁部42の内側係合孔46に係合する。
内側係合孔46は、保持孔aの上側に、案内孔bを形成
し、案内孔bには幅狭部cを形成する。エアバッグ15の
膨脹展開時には、このエアバッグ15に押動されて、カバ
ー体12が下方に後退する。
を向上する。エアバッグ装置の製造コストを低減する。 【解決手段】 ベースプレート11に、カバー体12、エア
バッグ15、インフレータ16を取り付けてエアバッグ装置
1を構成する。ベースプレート11の側壁部22の外周面
に、カバー体12の周壁部42を嵌合する。この周壁部42の
外周面に、環状の枠18を嵌合する。側壁部22から内側係
合片25を突設し、周壁部42の内側係合孔46に係合する。
内側係合孔46は、保持孔aの上側に、案内孔bを形成
し、案内孔bには幅狭部cを形成する。エアバッグ15の
膨脹展開時には、このエアバッグ15に押動されて、カバ
ー体12が下方に後退する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膨張展開するエア
バッグをカバー体で覆ったエアバッグ装置に関する。
バッグをカバー体で覆ったエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自動車の運転者を衝突の
衝撃などから保護するために、ステアリングホイールの
ボス部などに備えられたエアバッグ装置が知られてい
る。そして、このエアバッグ装置は、ガスを噴射するイ
ンフレータと、折り畳まれて収納された袋状のエアバッ
グと、このエアバッグを覆うカバー体と、これらインフ
レータ、エアバッグ、およびカバー体などが取り付けら
れたベースプレートとを備えている。そして、このエア
バッグ装置は、車両の衝突を検出すると、すなわち、車
両の所定以上の急激な減速を検出すると、インフレータ
からガスを急速に噴射してエアバッグを膨張展開させ、
この膨張の圧力によりカバー体を所定のテアラインで破
断して扉状に展開させ、このカバー体からエアバッグを
突出させた上、乗員の前方に膨張展開させるようになっ
ている。
衝撃などから保護するために、ステアリングホイールの
ボス部などに備えられたエアバッグ装置が知られてい
る。そして、このエアバッグ装置は、ガスを噴射するイ
ンフレータと、折り畳まれて収納された袋状のエアバッ
グと、このエアバッグを覆うカバー体と、これらインフ
レータ、エアバッグ、およびカバー体などが取り付けら
れたベースプレートとを備えている。そして、このエア
バッグ装置は、車両の衝突を検出すると、すなわち、車
両の所定以上の急激な減速を検出すると、インフレータ
からガスを急速に噴射してエアバッグを膨張展開させ、
この膨張の圧力によりカバー体を所定のテアラインで破
断して扉状に展開させ、このカバー体からエアバッグを
突出させた上、乗員の前方に膨張展開させるようになっ
ている。
【0003】また、このようなエアバッグ装置におい
て、例えば、実公昭50−8824号公報、特開平1−
247241号公報、あるいは、特開平8−28242
5号に記載されているように、エアバッグ装置の全体を
移動可能に支持し、エアバッグが乗員を受け止めた際の
衝撃の軽減や、エアバッグの展開時にエアバッグに加わ
る衝撃の軽減を図った構成が知られている。
て、例えば、実公昭50−8824号公報、特開平1−
247241号公報、あるいは、特開平8−28242
5号に記載されているように、エアバッグ装置の全体を
移動可能に支持し、エアバッグが乗員を受け止めた際の
衝撃の軽減や、エアバッグの展開時にエアバッグに加わ
る衝撃の軽減を図った構成が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、エアバッグ装置の全体を移動可能に支持する構
成では、重量のあるエアバッグ装置を移動可能に支持す
るため、構造が大型化、複雑化し、また、ホーンスイッ
チ機構との組み合わせも困難になって、製造コストの低
減が困難になる問題を有している。
ように、エアバッグ装置の全体を移動可能に支持する構
成では、重量のあるエアバッグ装置を移動可能に支持す
るため、構造が大型化、複雑化し、また、ホーンスイッ
チ機構との組み合わせも困難になって、製造コストの低
減が困難になる問題を有している。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、エアバッグを円滑に展開でき、あるいは衝撃吸収
特性を容易に向上できるとともに、製造コストを低減で
きるエアバッグ装置を提供することを目的とする。
ので、エアバッグを円滑に展開でき、あるいは衝撃吸収
特性を容易に向上できるとともに、製造コストを低減で
きるエアバッグ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のエアバッ
グ装置は、ガスの流入により膨張展開するエアバッグ
と、このエアバッグを覆いこのエアバッグの膨脹展開時
に開口してこのエアバッグの所定方向への膨脹展開を許
容するカバー体と、前記エアバッグの膨脹展開時に前記
所定方向の反対方向に相対的に移動可能に前記カバー体
を支持する支持部材とを具備したものである。
グ装置は、ガスの流入により膨張展開するエアバッグ
と、このエアバッグを覆いこのエアバッグの膨脹展開時
に開口してこのエアバッグの所定方向への膨脹展開を許
容するカバー体と、前記エアバッグの膨脹展開時に前記
所定方向の反対方向に相対的に移動可能に前記カバー体
を支持する支持部材とを具備したものである。
【0007】そして、この構成では、エアバッグの膨脹
展開時に、カバー体がこのエアバッグに押動されてエア
バッグの膨脹展開方向と反対方向に移動することによ
り、エアバッグが広く円滑に展開する。
展開時に、カバー体がこのエアバッグに押動されてエア
バッグの膨脹展開方向と反対方向に移動することによ
り、エアバッグが広く円滑に展開する。
【0008】請求項2記載のエアバッグ装置は、ガスの
流入により膨張展開するエアバッグと、このエアバッグ
を覆いこのエアバッグの膨脹展開時に開口してこのエア
バッグの所定方向への膨脹展開を許容するカバー体と、
膨脹展開した前記エアバッグに荷重が加わった時に前記
所定方向の反対方向に相対的に移動可能に前記カバー体
を支持する支持部材とを具備したものである。
流入により膨張展開するエアバッグと、このエアバッグ
を覆いこのエアバッグの膨脹展開時に開口してこのエア
バッグの所定方向への膨脹展開を許容するカバー体と、
膨脹展開した前記エアバッグに荷重が加わった時に前記
所定方向の反対方向に相対的に移動可能に前記カバー体
を支持する支持部材とを具備したものである。
【0009】そして、この構成では、膨脹展開したエア
バッグに乗員などが衝突して荷重が加わった時に、カバ
ー体がこのエアバッグを介して押動されてエアバッグの
膨脹展開方向と反対方向に移動することにより、衝撃吸
収特性が容易に向上する。
バッグに乗員などが衝突して荷重が加わった時に、カバ
ー体がこのエアバッグを介して押動されてエアバッグの
膨脹展開方向と反対方向に移動することにより、衝撃吸
収特性が容易に向上する。
【0010】請求項3記載のエアバッグ装置は、請求項
1または2記載のエアバッグ装置において、カバー体に
設けられた取付部と、この取付部を支持手段に取り付け
る取付手段とを具備し、前記取付部は、前記取付手段が
取り付けられる保持部と、この保持部の前記所定方向に
位置して前記取付手段が相対的に移動可能に設けられた
案内部とを備え、この案内部には、所定以上の荷重を受
けて前記支持手段の相対的な移動を許容する移動規制手
段が設けられたものである。
1または2記載のエアバッグ装置において、カバー体に
設けられた取付部と、この取付部を支持手段に取り付け
る取付手段とを具備し、前記取付部は、前記取付手段が
取り付けられる保持部と、この保持部の前記所定方向に
位置して前記取付手段が相対的に移動可能に設けられた
案内部とを備え、この案内部には、所定以上の荷重を受
けて前記支持手段の相対的な移動を許容する移動規制手
段が設けられたものである。
【0011】そして、この構成では、簡略な構成でカバ
ー体が移動可能に支持され、製造コストが低減される。
ー体が移動可能に支持され、製造コストが低減される。
【0012】請求項4記載のエアバッグ装置は、請求項
1ないし3いずれか記載のエアバッグ装置において、カ
バー体は、多段階に移動可能に支持されたものである。
1ないし3いずれか記載のエアバッグ装置において、カ
バー体は、多段階に移動可能に支持されたものである。
【0013】そして、この構成では、エアバッグの円滑
な展開と衝撃吸収を共に図り、あるいは、多段階の衝撃
吸収が可能になる。
な展開と衝撃吸収を共に図り、あるいは、多段階の衝撃
吸収が可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエアバッグ装置の
一実施の形態を図面を参照して説明する。
一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0015】図1において、1はエアバッグ装置で、こ
のエアバッグ装置1は、自動車のステアリングホイール
に装着されている。そして、このステアリングホイール
は、ステアリングホイール本体と、このステアリングホ
イール本体の乗員側すなわち正面側に取り付けられたエ
アバッグ装置1となどから構成されている。なお、ステ
アリングホイールは、適宜調節可能に傾斜したステアリ
ングシャフトに取り付けられ、通常傾斜した状態で用い
られるものであるが、以下、エアバッグ装置が取り付け
られた所定方向である乗員側を上側あるいは正面側と
し、車体側(コラムシャフト側)を下側あるいは裏面側
として説明する。また、ステアリングホイール本体は、
円環状のリム部と、このリム部の内側に位置するボス部
と、これらリム部とボス部とを連結した複数の、本実施
の形態では4本のスポーク部となどから形成されてい
る。そして、ボス部の下部には、ステアリングシャフト
に嵌着する円筒状のボスと、このボスに別体または一体
に固着されたボスプレートとが設けられ、このボスプレ
ートに、必要に応じてホーンスイッチ機構などを介し
て、エアバッグ装置取付部材としての両側一対の取付ブ
ラケットがねじにて固定され、これら取付ブラケット
に、キャップボルトを用いてエアバッグ装置1が取り付
けられている。さらに、このボス部の下側部は、下部カ
バーにより覆われている。
のエアバッグ装置1は、自動車のステアリングホイール
に装着されている。そして、このステアリングホイール
は、ステアリングホイール本体と、このステアリングホ
イール本体の乗員側すなわち正面側に取り付けられたエ
アバッグ装置1となどから構成されている。なお、ステ
アリングホイールは、適宜調節可能に傾斜したステアリ
ングシャフトに取り付けられ、通常傾斜した状態で用い
られるものであるが、以下、エアバッグ装置が取り付け
られた所定方向である乗員側を上側あるいは正面側と
し、車体側(コラムシャフト側)を下側あるいは裏面側
として説明する。また、ステアリングホイール本体は、
円環状のリム部と、このリム部の内側に位置するボス部
と、これらリム部とボス部とを連結した複数の、本実施
の形態では4本のスポーク部となどから形成されてい
る。そして、ボス部の下部には、ステアリングシャフト
に嵌着する円筒状のボスと、このボスに別体または一体
に固着されたボスプレートとが設けられ、このボスプレ
ートに、必要に応じてホーンスイッチ機構などを介し
て、エアバッグ装置取付部材としての両側一対の取付ブ
ラケットがねじにて固定され、これら取付ブラケット
に、キャップボルトを用いてエアバッグ装置1が取り付
けられている。さらに、このボス部の下側部は、下部カ
バーにより覆われている。
【0016】また、エアバッグ装置(エアバッグモジュ
ール)1は、支持部材としてのベースプレート11と、こ
のベースプレート11に取り付けられるカバー体(エアバ
ッグカバー)12、エアバッグ15、インフレータ16、リテ
ーナ17、および環状部材としての枠(帯)18などから構
成されている。
ール)1は、支持部材としてのベースプレート11と、こ
のベースプレート11に取り付けられるカバー体(エアバ
ッグカバー)12、エアバッグ15、インフレータ16、リテ
ーナ17、および環状部材としての枠(帯)18などから構
成されている。
【0017】そして、ベースプレート11は、略左右対称
形状で、金属板をプレス形成などして、平面略八角形状
(平面略ダイヤモンド形)をなす基板部(平板部)21
と、この基板部21の外周部から下方に一体に屈曲(起
立)された内側支持部としての側壁部22とから下面を開
口した略箱状に形成されている。また、基板部21には、
略中央部に円孔状のインフレータ挿通孔23が形成されて
いるとともに、このインフレータ挿通孔23の周囲に位置
して、複数のボルト用通孔24が形成されている。また、
側壁部22は、多角形筒状をなし、周面からは、外方すな
わち放射方向(径方向)に向かい、取付手段としての係
合部としての内側係合片25が切り起こしなどして一体に
突設されている。また、側壁部22には、ベースプレート
の両側に位置して、ブラケット部(取付片)27が設けら
れ、このブラケット部27に形成したボルト通孔28の内側
に、かしめなどして、キャップボルトが螺合される角ナ
ットが固着されている。
形状で、金属板をプレス形成などして、平面略八角形状
(平面略ダイヤモンド形)をなす基板部(平板部)21
と、この基板部21の外周部から下方に一体に屈曲(起
立)された内側支持部としての側壁部22とから下面を開
口した略箱状に形成されている。また、基板部21には、
略中央部に円孔状のインフレータ挿通孔23が形成されて
いるとともに、このインフレータ挿通孔23の周囲に位置
して、複数のボルト用通孔24が形成されている。また、
側壁部22は、多角形筒状をなし、周面からは、外方すな
わち放射方向(径方向)に向かい、取付手段としての係
合部としての内側係合片25が切り起こしなどして一体に
突設されている。また、側壁部22には、ベースプレート
の両側に位置して、ブラケット部(取付片)27が設けら
れ、このブラケット部27に形成したボルト通孔28の内側
に、かしめなどして、キャップボルトが螺合される角ナ
ットが固着されている。
【0018】一方、カバー体12は、図1ないし図4に示
すように、合成樹脂により一体的に形成され、例えば、
オレフィン系などの熱可塑性エラストマーを金型を用い
て射出成形して形成され、4本のスポーク部を備えたス
テアリングホイール本体に組み合わされるセンタパッド
としての外形を有している。すなわち、このカバー体12
は、ステアリングホイール本体のボス部およびスポーク
部の一部の表面側を覆う被覆部(カバー面)41と、この
被覆部41の下面から下方に垂直状に突設(起立)された
取付片部としての周壁部42とが一体に形成され、これら
被覆部41と周壁部42の内側との間に囲まれた部分が、エ
アバッグ15を収納するエアバッグ収納部になっていると
ともに、このエアバッグ収納部に面して、被覆部41の下
面に平面略H字状などをなす脆弱なテアライン43が凹設
して薄肉に形成されている。また、カバー体12の周壁部
42は、多角形筒状をなし、内面の形状がベースプレート
11の基板部21の外形形状に略一致し嵌合するようになっ
ている。そして、この周壁部42には、径方向に貫通する
取付部としての係合受部としての内側係合孔46および外
側係合孔47とがそれぞれ複数矩形状に穿設されている。
また、各係合孔46,47は、それぞれ矩形状をなす保持部
としての保持孔aと、この保持孔aの上側に連続する案
内部としての案内孔bとが形成されているとともに、こ
の案内孔bの下端部には、移動規制手段としての幅狭部
cが形成されており、全体として略長孔状に形成されて
いる。なお、内側係合孔46の幅狭部cは、内側係合片25
より幅寸法が小さく形成され、外側係合孔47は、後述す
る枠18の外側係合片61より幅寸法が小さく形成されてい
る。さらに、この周壁部42には、カバー体12の両側に位
置して、両側方向に貫通し下方に開口した切欠部49が形
成されている。
すように、合成樹脂により一体的に形成され、例えば、
オレフィン系などの熱可塑性エラストマーを金型を用い
て射出成形して形成され、4本のスポーク部を備えたス
テアリングホイール本体に組み合わされるセンタパッド
としての外形を有している。すなわち、このカバー体12
は、ステアリングホイール本体のボス部およびスポーク
部の一部の表面側を覆う被覆部(カバー面)41と、この
被覆部41の下面から下方に垂直状に突設(起立)された
取付片部としての周壁部42とが一体に形成され、これら
被覆部41と周壁部42の内側との間に囲まれた部分が、エ
アバッグ15を収納するエアバッグ収納部になっていると
ともに、このエアバッグ収納部に面して、被覆部41の下
面に平面略H字状などをなす脆弱なテアライン43が凹設
して薄肉に形成されている。また、カバー体12の周壁部
42は、多角形筒状をなし、内面の形状がベースプレート
11の基板部21の外形形状に略一致し嵌合するようになっ
ている。そして、この周壁部42には、径方向に貫通する
取付部としての係合受部としての内側係合孔46および外
側係合孔47とがそれぞれ複数矩形状に穿設されている。
また、各係合孔46,47は、それぞれ矩形状をなす保持部
としての保持孔aと、この保持孔aの上側に連続する案
内部としての案内孔bとが形成されているとともに、こ
の案内孔bの下端部には、移動規制手段としての幅狭部
cが形成されており、全体として略長孔状に形成されて
いる。なお、内側係合孔46の幅狭部cは、内側係合片25
より幅寸法が小さく形成され、外側係合孔47は、後述す
る枠18の外側係合片61より幅寸法が小さく形成されてい
る。さらに、この周壁部42には、カバー体12の両側に位
置して、両側方向に貫通し下方に開口した切欠部49が形
成されている。
【0019】また、エアバッグ15は、例えば、2枚の基
布を縫い合わせて偏平な袋状に形成され、中央の底部
に、インフレータ16が挿通する円孔状のガス流入口15a
が形成されているとともに、このガス流入口15a の周囲
に、ボルト用通孔(取付け通孔)15b が複数形成されて
いる。
布を縫い合わせて偏平な袋状に形成され、中央の底部
に、インフレータ16が挿通する円孔状のガス流入口15a
が形成されているとともに、このガス流入口15a の周囲
に、ボルト用通孔(取付け通孔)15b が複数形成されて
いる。
【0020】さらに、インフレータ16は、略円柱状をな
す本体部16a を備え、この本体部16a の外周部に取付フ
ランジ16b が突設されている。そして、この取付フラン
ジ16b の上側に位置して、本体部16a にガスを噴射する
ガス噴射口16c が複数形成されているとともに、取付フ
ランジ16b には、複数のボルト用通孔(取付け通孔)16
d が形成されている。また、本体部16a の下面からは、
リード線16e が導出されているとともに、必要に応じて
合成樹脂などからなるインフレータカバーが嵌合して取
り付けられるようになっている。
す本体部16a を備え、この本体部16a の外周部に取付フ
ランジ16b が突設されている。そして、この取付フラン
ジ16b の上側に位置して、本体部16a にガスを噴射する
ガス噴射口16c が複数形成されているとともに、取付フ
ランジ16b には、複数のボルト用通孔(取付け通孔)16
d が形成されている。また、本体部16a の下面からは、
リード線16e が導出されているとともに、必要に応じて
合成樹脂などからなるインフレータカバーが嵌合して取
り付けられるようになっている。
【0021】また、リテーナ17は、略環状をなすリテー
ナ本体17a を備えている。そして、このリテーナ本体17
a は、内周側と外周側とに上側に向かうフランジ部を設
けた断面略コの字状をなし、このリテーナ本体17a に
は、4個のスタッドボルト17bが下方に向かって固着さ
れている。そして、これらスタッドボルト17b には、そ
れぞれ下端側からナット50が螺合されるようになってい
る。
ナ本体17a を備えている。そして、このリテーナ本体17
a は、内周側と外周側とに上側に向かうフランジ部を設
けた断面略コの字状をなし、このリテーナ本体17a に
は、4個のスタッドボルト17bが下方に向かって固着さ
れている。そして、これらスタッドボルト17b には、そ
れぞれ下端側からナット50が螺合されるようになってい
る。
【0022】さらに、枠18は、金属板など長尺の板体で
ある本体部53の端部同士を向き合わせて連結部54にて接
続して、全体として塑性変形可能な多角形筒状である所
定形状の環状(ループ状、帯状)に形成され、カバー体
12の周壁部42の外周面に嵌合する周方向が所定の長さ寸
法の枠18が形成されている。また、この枠18は、カバー
体12の周壁部42の外周面に密着し、丁度はめ込まれる限
度でタイトに形成され、すなわち、嵌合部55の内面の形
状は、周壁部42の外周面の形状と略同一に形成されてい
る。さらに、この枠18の複数位置からは、内方に向か
い、係合部としての外側係合片61が切り起こしなどして
一体に突設されているとともに、この枠18の両側部に位
置して、内側に向かって凹陥された嵌入部としての凹陥
部64が形成され、各凹陥部64には、それぞれ取付け通孔
65が形成されている。なお、この凹陥部64の周方向の幅
寸法および嵌入深さは、ステアリングホイール本体側に
設けられた取付ブラケットの先端部の幅寸法および厚さ
寸法に等しく形成されている。また、枠18の上端縁に
は、連結部54の近傍を除いてほぼ全周に、上側外方に傾
斜する案内部(傾斜部)68が一体に形成されている。
ある本体部53の端部同士を向き合わせて連結部54にて接
続して、全体として塑性変形可能な多角形筒状である所
定形状の環状(ループ状、帯状)に形成され、カバー体
12の周壁部42の外周面に嵌合する周方向が所定の長さ寸
法の枠18が形成されている。また、この枠18は、カバー
体12の周壁部42の外周面に密着し、丁度はめ込まれる限
度でタイトに形成され、すなわち、嵌合部55の内面の形
状は、周壁部42の外周面の形状と略同一に形成されてい
る。さらに、この枠18の複数位置からは、内方に向か
い、係合部としての外側係合片61が切り起こしなどして
一体に突設されているとともに、この枠18の両側部に位
置して、内側に向かって凹陥された嵌入部としての凹陥
部64が形成され、各凹陥部64には、それぞれ取付け通孔
65が形成されている。なお、この凹陥部64の周方向の幅
寸法および嵌入深さは、ステアリングホイール本体側に
設けられた取付ブラケットの先端部の幅寸法および厚さ
寸法に等しく形成されている。また、枠18の上端縁に
は、連結部54の近傍を除いてほぼ全周に、上側外方に傾
斜する案内部(傾斜部)68が一体に形成されている。
【0023】次に、本実施の形態のエアバッグ装置1の
製造工程を説明する。
製造工程を説明する。
【0024】まず、ベースプレート11、カバー体12、お
よび枠18などは、あらかじめ所定の形状に形成してお
く。
よび枠18などは、あらかじめ所定の形状に形成してお
く。
【0025】そして、エアバッグ15のガス流入口15a を
長円状に変形させるなどして、このガス流入口15a か
ら、エアバッグ15の内側にリテーナ17を挿入し、各スタ
ッドボルト17b をボルト用通孔15b から外側に引き出
し、さらに、これらスタッドボルト17b をベースプレー
ト11のボルト用通孔24に上側から挿入して、このガス流
入口15a の周囲をベースプレート11の基板部21上に押さ
えつけておく。
長円状に変形させるなどして、このガス流入口15a か
ら、エアバッグ15の内側にリテーナ17を挿入し、各スタ
ッドボルト17b をボルト用通孔15b から外側に引き出
し、さらに、これらスタッドボルト17b をベースプレー
ト11のボルト用通孔24に上側から挿入して、このガス流
入口15a の周囲をベースプレート11の基板部21上に押さ
えつけておく。
【0026】そして、この状態から、空気圧などで駆動
される自動組み立て機で自動的な組み立て作業を開始す
る。すなわち、まず、エアバッグ折畳機により、エアバ
ッグ15をインフレータ16の本体部16a の周囲に花弁状に
折り畳み、エアバッグ15がベースプレート11の基板部21
の外形形状内に収まるようにする。
される自動組み立て機で自動的な組み立て作業を開始す
る。すなわち、まず、エアバッグ折畳機により、エアバ
ッグ15をインフレータ16の本体部16a の周囲に花弁状に
折り畳み、エアバッグ15がベースプレート11の基板部21
の外形形状内に収まるようにする。
【0027】そして、この状態で、エアバッグ15を折り
畳んで配置したベースプレート11の上側から下方に向か
い、カバー体12を自動供給などして被せて押し込み、こ
れらベースプレート11とカバー体12との間にエアバッグ
15を収納し、基板部21の外周部に周壁部42を嵌合し、ベ
ースプレート11の各内側係合片25をそれぞれカバー体12
の内側係合孔46の保持孔aに係合させる。
畳んで配置したベースプレート11の上側から下方に向か
い、カバー体12を自動供給などして被せて押し込み、こ
れらベースプレート11とカバー体12との間にエアバッグ
15を収納し、基板部21の外周部に周壁部42を嵌合し、ベ
ースプレート11の各内側係合片25をそれぞれカバー体12
の内側係合孔46の保持孔aに係合させる。
【0028】続いて、枠18を、所定位置に自動供給など
した上、図示しない空圧プレス装置などを用いて、カバ
ー体12の周壁部42の外周側の全周に嵌め込み、外側係合
片61を外側係合孔47の保持孔aに係合する。この時、枠
18の上端縁に設けた案内部68が周壁部42に摺接などし
て、枠18が容易に正確な位置に案内されるとともに、凹
陥部64が切欠部49に嵌合して、枠18がカバー体12に正確
に位置決めされる。
した上、図示しない空圧プレス装置などを用いて、カバ
ー体12の周壁部42の外周側の全周に嵌め込み、外側係合
片61を外側係合孔47の保持孔aに係合する。この時、枠
18の上端縁に設けた案内部68が周壁部42に摺接などし
て、枠18が容易に正確な位置に案内されるとともに、凹
陥部64が切欠部49に嵌合して、枠18がカバー体12に正確
に位置決めされる。
【0029】そして、この状態で、カバー体12の周壁部
42がベースプレート11の側壁部22と枠18の嵌合部55との
間に挟持され、内側係合片25と内側係合孔46との係合を
枠18が保持し、外側係合片61と外側係合孔47との係合を
ベースプレート11が保持して、カバー体12がベースプレ
ート11に強固に取り付けられる。
42がベースプレート11の側壁部22と枠18の嵌合部55との
間に挟持され、内側係合片25と内側係合孔46との係合を
枠18が保持し、外側係合片61と外側係合孔47との係合を
ベースプレート11が保持して、カバー体12がベースプレ
ート11に強固に取り付けられる。
【0030】続いて、ベースプレート11の下側から、イ
ンフレータ16の本体部16a の上側部をインフレータ挿通
孔23およびガス流入口15a に押し込み、取付フランジ16
b のボルト用通孔16d にリテーナ17のスタッドボルト17
b を挿入し、さらに、これらスタッドボルト17b の下側
にそれぞれナット50を螺合して締め付けることにより、
リテーナ本体17a と取付フランジ16b との間にベースプ
レート11とエアバッグ15とが共締めされ、エアバッグ装
置1の組み立てが完了する。
ンフレータ16の本体部16a の上側部をインフレータ挿通
孔23およびガス流入口15a に押し込み、取付フランジ16
b のボルト用通孔16d にリテーナ17のスタッドボルト17
b を挿入し、さらに、これらスタッドボルト17b の下側
にそれぞれナット50を螺合して締め付けることにより、
リテーナ本体17a と取付フランジ16b との間にベースプ
レート11とエアバッグ15とが共締めされ、エアバッグ装
置1の組み立てが完了する。
【0031】そして、以上のように組み立てられたエア
バッグ装置1を、ステアリングホイール本体のボス部か
ら起立された取付ブラケットに取り付ける。この時、取
付ブラケットは、ベースプレート11の凹陥部64に嵌合
し、この状態で、取付ブラケットの外側から、キャップ
ボルトを挿通させ、ベースプレート11のブラケット部27
のボルト通孔28を介して角ナットに螺合させる。この状
態で、内周面が周壁部42の外周面に密着した枠18は、キ
ャップボルトによりベースプレート11側に締め付けられ
る。
バッグ装置1を、ステアリングホイール本体のボス部か
ら起立された取付ブラケットに取り付ける。この時、取
付ブラケットは、ベースプレート11の凹陥部64に嵌合
し、この状態で、取付ブラケットの外側から、キャップ
ボルトを挿通させ、ベースプレート11のブラケット部27
のボルト通孔28を介して角ナットに螺合させる。この状
態で、内周面が周壁部42の外周面に密着した枠18は、キ
ャップボルトによりベースプレート11側に締め付けられ
る。
【0032】次に、本実施の形態のエアバッグ装置1の
動作を説明する。
動作を説明する。
【0033】まず、自動車に衝突などの衝撃が加わる
と、図示しない制御ユニットがインフレータ16を作動さ
せ、ガス噴射口16c からエアバッグ15の内側に窒素ガス
などの不活性ガスを急速に供給する。すると、このガス
により、エアバッグ15は急速に膨張展開し、図3に示す
ように、この膨張の圧力でカバー体12の被覆部41をテア
ライン43に沿って破断させ、前後の扉片部41a ,41b を
形成して展開させるとともに、エアバッグ15の突出口を
形成する。そして、このエアバッグ15は、この突出口か
らカバー体12の上側に突出するとともに、側方(放射方
向)すなわち乗員の前方に広く膨脹展開し、乗員に加わ
る衝撃を吸収緩和する。
と、図示しない制御ユニットがインフレータ16を作動さ
せ、ガス噴射口16c からエアバッグ15の内側に窒素ガス
などの不活性ガスを急速に供給する。すると、このガス
により、エアバッグ15は急速に膨張展開し、図3に示す
ように、この膨張の圧力でカバー体12の被覆部41をテア
ライン43に沿って破断させ、前後の扉片部41a ,41b を
形成して展開させるとともに、エアバッグ15の突出口を
形成する。そして、このエアバッグ15は、この突出口か
らカバー体12の上側に突出するとともに、側方(放射方
向)すなわち乗員の前方に広く膨脹展開し、乗員に加わ
る衝撃を吸収緩和する。
【0034】そして、このエアバッグ15の膨張展開の際
には、図4に示すように、エアバッグ15は、カバー体12
の前後の扉片部41a ,41b およびこれら扉片部41a ,41
b のヒンジ部分に当接し、膨脹展開する圧力によりカバ
ー体12を下方に押圧する。そして、この押圧力(荷重)
が所定の値以上になると、ベースプレート11および枠18
の各係合片25,61は、カバー体12の各係合孔46,47の幅
狭部cを乗り越え、初期位置である保持孔aから案内孔
bへと相対的に移動し、カバー体12が、エアバッグ15が
突出したあとの空間を利用して下方に移動する。
には、図4に示すように、エアバッグ15は、カバー体12
の前後の扉片部41a ,41b およびこれら扉片部41a ,41
b のヒンジ部分に当接し、膨脹展開する圧力によりカバ
ー体12を下方に押圧する。そして、この押圧力(荷重)
が所定の値以上になると、ベースプレート11および枠18
の各係合片25,61は、カバー体12の各係合孔46,47の幅
狭部cを乗り越え、初期位置である保持孔aから案内孔
bへと相対的に移動し、カバー体12が、エアバッグ15が
突出したあとの空間を利用して下方に移動する。
【0035】そして、このような構成により、エアバッ
グ15の膨張展開時に、このエアバッグ15の基布に加わる
強度的負担を軽減でき、エアバッグ15の小形化、軽量化
を図ることが可能になるとともに、カバー体12に形成さ
れるエアバッグ15の突出口の位置が低くなり、エアバッ
グ15が固定されたベースプレート11側に近付くため、ガ
スを円滑に充填し、エアバッグ15を側方(放射方向)に
円滑迅速に展開させることができる。さらに、カバー体
12が乗員から離反する方向に後退することにより、エア
バッグ装置1の作動時にカバー体12と乗員との間の距離
を大きく確保することができる。
グ15の膨張展開時に、このエアバッグ15の基布に加わる
強度的負担を軽減でき、エアバッグ15の小形化、軽量化
を図ることが可能になるとともに、カバー体12に形成さ
れるエアバッグ15の突出口の位置が低くなり、エアバッ
グ15が固定されたベースプレート11側に近付くため、ガ
スを円滑に充填し、エアバッグ15を側方(放射方向)に
円滑迅速に展開させることができる。さらに、カバー体
12が乗員から離反する方向に後退することにより、エア
バッグ装置1の作動時にカバー体12と乗員との間の距離
を大きく確保することができる。
【0036】一方、カバー体12の各係合孔46,47の幅狭
部cの寸法、強度などを調節し、ベースプレート11およ
び枠18の各係合片25,61がこれら幅狭部cを乗り越える
荷重の値を適宜設定することにより、エアバッグ15が膨
脹展開する時点ではなく、膨脹展開したエアバッグ15が
乗員を受け止めた時点でカバー体12を移動させることも
できる。そして、この構成によれば、衝撃吸収特性をよ
り容易に向上でき、乗員への衝撃を緩和することができ
る。
部cの寸法、強度などを調節し、ベースプレート11およ
び枠18の各係合片25,61がこれら幅狭部cを乗り越える
荷重の値を適宜設定することにより、エアバッグ15が膨
脹展開する時点ではなく、膨脹展開したエアバッグ15が
乗員を受け止めた時点でカバー体12を移動させることも
できる。そして、この構成によれば、衝撃吸収特性をよ
り容易に向上でき、乗員への衝撃を緩和することができ
る。
【0037】また、本実施の形態では、カバー体12のみ
を相対的に移動させるため、エアバッグ装置全体を移動
させる構成に比べて、構造を簡略化でき、製造コストの
低減、エアバッグ装置1の小形化、軽量化を図ることが
できるとともに、エアバッグ装置1全体をホーンスイッ
チ機構で支持する構成とも容易に組み合わせることがで
きる。
を相対的に移動させるため、エアバッグ装置全体を移動
させる構成に比べて、構造を簡略化でき、製造コストの
低減、エアバッグ装置1の小形化、軽量化を図ることが
できるとともに、エアバッグ装置1全体をホーンスイッ
チ機構で支持する構成とも容易に組み合わせることがで
きる。
【0038】さらに、枠18を周壁部42の外周面に嵌合し
てカバー体12を取り付けたため、部品点数を低減し、製
造コストを低減することができる。
てカバー体12を取り付けたため、部品点数を低減し、製
造コストを低減することができる。
【0039】なお、上記の実施の形態のように、取付手
段としての内側係合片25をベースプレート11に一体に形
成し、また、枠18を用いる構成のほか、ベースプレート
11とは別体の取付手段を用いることもでき、取付部の形
状も適宜設定することができる。例えば、図5に示すよ
うに、取付手段としての複数のリベットRを用い、これ
らリベットRを、ベースプレート11の側壁部22に形成し
た円孔状のリベット孔71と、カバー体12の周壁部42に形
成した取付部としての取付孔72とに挿通してかしめるこ
ともできる。なお、このようにリベットRを用いる構成
では、円柱状であるリベットRの軸の形状に合わせて取
付孔72の形状も設定され、保持孔aは略円孔状に形成さ
れている。
段としての内側係合片25をベースプレート11に一体に形
成し、また、枠18を用いる構成のほか、ベースプレート
11とは別体の取付手段を用いることもでき、取付部の形
状も適宜設定することができる。例えば、図5に示すよ
うに、取付手段としての複数のリベットRを用い、これ
らリベットRを、ベースプレート11の側壁部22に形成し
た円孔状のリベット孔71と、カバー体12の周壁部42に形
成した取付部としての取付孔72とに挿通してかしめるこ
ともできる。なお、このようにリベットRを用いる構成
では、円柱状であるリベットRの軸の形状に合わせて取
付孔72の形状も設定され、保持孔aは略円孔状に形成さ
れている。
【0040】また、取付部の移動規制手段も、カバー体
12に一体に形成した幅狭部cとするほか、所定の荷重が
加わった状態でカバー体12の移動を許容するものであれ
ば良く、例えば、閉塞した状態から所定の荷重で破断す
る構成としても良く、あるいは、別部材を用いることも
できる。
12に一体に形成した幅狭部cとするほか、所定の荷重が
加わった状態でカバー体12の移動を許容するものであれ
ば良く、例えば、閉塞した状態から所定の荷重で破断す
る構成としても良く、あるいは、別部材を用いることも
できる。
【0041】さらに、上記の各実施の形態では、各取付
部に1の移動規制手段を設ける構成としたが、複数の移
動規制手段を備えるなどして、加わる荷重に応じてカバ
ー体を多段階に移動させる構成を採ることもできる。例
えば、図1に示す構成に対しては、図6に示すように、
内側係合孔46の案内孔bに第2の幅狭部dを設け、内側
係合片25が相対的に移動できるスペースを複数設けるこ
とができ、あるいは、図5に示すリベットRを用いる構
成に対しては、図7に示すように、取付孔72の案内孔b
に第2の幅狭部dを設け、リベットRの軸が相対的に移
動できるスペースを複数設けることができる。
部に1の移動規制手段を設ける構成としたが、複数の移
動規制手段を備えるなどして、加わる荷重に応じてカバ
ー体を多段階に移動させる構成を採ることもできる。例
えば、図1に示す構成に対しては、図6に示すように、
内側係合孔46の案内孔bに第2の幅狭部dを設け、内側
係合片25が相対的に移動できるスペースを複数設けるこ
とができ、あるいは、図5に示すリベットRを用いる構
成に対しては、図7に示すように、取付孔72の案内孔b
に第2の幅狭部dを設け、リベットRの軸が相対的に移
動できるスペースを複数設けることができる。
【0042】そして、これらカバー体12を多段階に移動
させる構成では、まずエアバッグ15の膨張展開時にカバ
ー体12を後退させ、さらに、膨張展開したエアバッグ15
が乗員を受け止めた際にカバー体12を後退させることが
でき、あるいは、膨張展開したエアバッグ15が乗員を受
け止めた際にカバー体12を多段階に後退させることなど
ができる。
させる構成では、まずエアバッグ15の膨張展開時にカバ
ー体12を後退させ、さらに、膨張展開したエアバッグ15
が乗員を受け止めた際にカバー体12を後退させることが
でき、あるいは、膨張展開したエアバッグ15が乗員を受
け止めた際にカバー体12を多段階に後退させることなど
ができる。
【0043】またなお、エアバッグ装置は、自動車のス
テアリングホイールのみに適用されるものではなく、例
えば、助手席前のインストルメントパネルコアに備える
助手席乗員用のエアバッグ装置、あるいは座席やドアに
備えるエアバッグ装置に適用することもでき、さらに、
自動車などの車両以外の移動体など、衝撃からの保護が
必要なものに適用することもできる。
テアリングホイールのみに適用されるものではなく、例
えば、助手席前のインストルメントパネルコアに備える
助手席乗員用のエアバッグ装置、あるいは座席やドアに
備えるエアバッグ装置に適用することもでき、さらに、
自動車などの車両以外の移動体など、衝撃からの保護が
必要なものに適用することもできる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載のエアバッグ装置によれ
ば、エアバッグの膨脹展開時に、カバー体がこのエアバ
ッグに押動されてエアバッグの膨脹展開方向と反対方向
に移動することにより、エアバッグを広く円滑に展開で
きる。
ば、エアバッグの膨脹展開時に、カバー体がこのエアバ
ッグに押動されてエアバッグの膨脹展開方向と反対方向
に移動することにより、エアバッグを広く円滑に展開で
きる。
【0045】請求項2記載のエアバッグ装置によれば、
膨脹展開したエアバッグに乗員などが衝突して荷重が加
わった時に、カバー体がこのエアバッグを介して押動さ
れてエアバッグの膨脹展開方向と反対方向に移動するこ
とにより、衝撃吸収特性を容易に向上できる。
膨脹展開したエアバッグに乗員などが衝突して荷重が加
わった時に、カバー体がこのエアバッグを介して押動さ
れてエアバッグの膨脹展開方向と反対方向に移動するこ
とにより、衝撃吸収特性を容易に向上できる。
【0046】請求項3記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1または2記載の効果に加え、簡略な構成でカバ
ー体を移動可能に支持でき、製造コストを低減できる。
請求項1または2記載の効果に加え、簡略な構成でカバ
ー体を移動可能に支持でき、製造コストを低減できる。
【0047】請求項4記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1ないし3いずれか記載の効果に加え、カバー体
を、多段階に移動可能に支持することにより、エアバッ
グの円滑な展開と衝撃吸収を共に図り、あるいは、多段
階に衝撃を吸収することができる。
請求項1ないし3いずれか記載の効果に加え、カバー体
を、多段階に移動可能に支持することにより、エアバッ
グの円滑な展開と衝撃吸収を共に図り、あるいは、多段
階に衝撃を吸収することができる。
【図1】本発明のエアバッグ装置の一実施の形態を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図2】同上エアバッグ装置のカバー体の斜視図であ
る。
る。
【図3】同上エアバッグ装置の展開動作を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】同上エアバッグ装置の展開動作を示す断面図で
ある。
ある。
【図5】本発明のエアバッグ装置の他の実施の形態を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図6】本発明のエアバッグ装置のさらに他の実施の形
態を示す一部の側面図である。
態を示す一部の側面図である。
【図7】本発明のエアバッグ装置のさらに他の実施の形
態を示す一部の側面図である。
態を示す一部の側面図である。
1 エアバッグ装置 11 支持部材としてのベースプレート 12 カバー体 15 エアバッグ 25 取付手段としての内側係合片 46 取付部としての内側係合孔 72 取付部としての取付孔 a 保持部としての保持孔 b 案内部としての案内孔 c 移動規制手段としての幅狭部 R 取付手段としてのリベット
Claims (4)
- 【請求項1】 ガスの流入により膨張展開するエアバッ
グと、 このエアバッグを覆いこのエアバッグの膨脹展開時に開
口してこのエアバッグの所定方向への膨脹展開を許容す
るカバー体と、 前記エアバッグの膨脹展開時に前記所定方向の反対方向
に相対的に移動可能に前記カバー体を支持する支持部材
とを具備したことを特徴とするエアバッグ装置。 - 【請求項2】 ガスの流入により膨張展開するエアバッ
グと、 このエアバッグを覆いこのエアバッグの膨脹展開時に開
口してこのエアバッグの所定方向への膨脹展開を許容す
るカバー体と、 膨脹展開した前記エアバッグに荷重が加わった時に前記
所定方向の反対方向に相対的に移動可能に前記カバー体
を支持する支持部材とを具備したことを特徴とするエア
バッグ装置。 - 【請求項3】 カバー体に設けられた取付部と、この取
付部を支持手段に取り付ける取付手段とを具備し、 前記取付部は、前記取付手段が取り付けられる保持部
と、この保持部の前記所定方向に位置して前記取付手段
が相対的に移動可能に設けられた案内部とを備え、 この案内部には、所定以上の荷重を受けて前記支持手段
の相対的な移動を許容する移動規制手段が設けられたこ
とを特徴とする請求項1または2記載のエアバッグ装
置。 - 【請求項4】 カバー体は、多段階に移動可能に支持さ
れたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の
エアバッグ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9073804A JPH10264754A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9073804A JPH10264754A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | エアバッグ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10264754A true JPH10264754A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13528732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9073804A Pending JPH10264754A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | エアバッグ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10264754A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001354101A (ja) * | 2000-06-13 | 2001-12-25 | Takata Corp | エアバッグ装置及びステアリング装置 |
| WO2006098106A1 (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-21 | Autoliv Development Ab | 助手席用エアバッグ装置 |
| JP2007112433A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Delphi Korea Corp | 運転席用エアバッグモジュールの結合構造 |
| WO2007108226A1 (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Takata Corporation | エアバッグ装置 |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP9073804A patent/JPH10264754A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001354101A (ja) * | 2000-06-13 | 2001-12-25 | Takata Corp | エアバッグ装置及びステアリング装置 |
| WO2006098106A1 (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-21 | Autoliv Development Ab | 助手席用エアバッグ装置 |
| JP5414174B2 (ja) * | 2005-03-17 | 2014-02-12 | オートリブ ディベロップメント エービー | 助手席用エアバッグ装置 |
| JP2007112433A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Delphi Korea Corp | 運転席用エアバッグモジュールの結合構造 |
| WO2007108226A1 (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Takata Corporation | エアバッグ装置 |
| JP2007245876A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Takata Corp | エアバッグ装置 |
| EP1908648A4 (en) * | 2006-03-15 | 2009-12-02 | Takata Corp | AIRBAG DEVICE |
| US7758064B2 (en) | 2006-03-15 | 2010-07-20 | Takata Corporation | Airbag apparatus |
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