JPH10265169A - 吊下げ金具 - Google Patents
吊下げ金具Info
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- JPH10265169A JPH10265169A JP6957497A JP6957497A JPH10265169A JP H10265169 A JPH10265169 A JP H10265169A JP 6957497 A JP6957497 A JP 6957497A JP 6957497 A JP6957497 A JP 6957497A JP H10265169 A JPH10265169 A JP H10265169A
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Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 強度が加わる吊下げシャックルは溶接等の継
目がない形状とし、接続片にはアンカーボルトの逸脱防
止機構を設けて、信頼性の高い吊下げ金具を提供するこ
と。 【構成】 吊下げシャックルと接続片とからなり、吊下
げシャックルは鋼材で一体成形としU字状に成形する。
接続片には吊下げシャックルを装着可能な突起部と、ア
ンカーボルトに設けた結合ヘッドを装着可能なスリット
溝と導入切り欠き部と、接続片回転用操作アームを設け
る。更に接続片にアンカーボルト逸脱防止機構を摺動ピ
ン、コイルバネ及び止めピンで構成し組み込む。
目がない形状とし、接続片にはアンカーボルトの逸脱防
止機構を設けて、信頼性の高い吊下げ金具を提供するこ
と。 【構成】 吊下げシャックルと接続片とからなり、吊下
げシャックルは鋼材で一体成形としU字状に成形する。
接続片には吊下げシャックルを装着可能な突起部と、ア
ンカーボルトに設けた結合ヘッドを装着可能なスリット
溝と導入切り欠き部と、接続片回転用操作アームを設け
る。更に接続片にアンカーボルト逸脱防止機構を摺動ピ
ン、コイルバネ及び止めピンで構成し組み込む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にコンクリー
ト等に埋設された、心棒と結合ヘッドを有するアンカー
ボルトと、これに装着可能な接続片と、この接続片をク
レーン等により吊下げるための吊下げシャックルに関す
るものである。
ト等に埋設された、心棒と結合ヘッドを有するアンカー
ボルトと、これに装着可能な接続片と、この接続片をク
レーン等により吊下げるための吊下げシャックルに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】土木あるいは建築工事等でコンクリート
ブロック等を吊下げ、搬送する場合には、ワイヤやロー
プ等を使用してホイストやクレーンにより実施するのが
一般的である。この場合、コンクリートブロック等がワ
イヤやロープを挿通して吊下げが容易な形状に成形され
ていれば作業は能率良く実施できるが、通常は単なるブ
ロック状となっている場合が多い。このような場合は、
コンクリートブロック等にワイヤやロープを固定するの
に時間を要するばかりでなく、安全面からみても危険で
ある。
ブロック等を吊下げ、搬送する場合には、ワイヤやロー
プ等を使用してホイストやクレーンにより実施するのが
一般的である。この場合、コンクリートブロック等がワ
イヤやロープを挿通して吊下げが容易な形状に成形され
ていれば作業は能率良く実施できるが、通常は単なるブ
ロック状となっている場合が多い。このような場合は、
コンクリートブロック等にワイヤやロープを固定するの
に時間を要するばかりでなく、安全面からみても危険で
ある。
【0003】この改善策として、最近は種々の吊下げ方
法や運搬装置が提案されている。その一例として、例え
ば特公昭60−45114号公報の開示がある。図9は
この公報である吊上げ装置にコンクリート製造部材を吊
す装置を示したものである。コンクリート製造部材内に
埋め込むためのアンカーボルト51(公報の図に記載さ
れた符号と変えている)は心棒52と結合ヘッド53で
構成されている。球形接続片54には結合ヘッド53を
装着するためのスリット溝55が設けられており、更に
中央部には吊下げシャックル56の下部側57を挿通す
るための継手孔58が設けられている。吊下げシャック
ル56の下部側57はこの継手孔58内に揺動可能な寸
法で組み立てられた、コンクリート製造部材を吊す装置
である。
法や運搬装置が提案されている。その一例として、例え
ば特公昭60−45114号公報の開示がある。図9は
この公報である吊上げ装置にコンクリート製造部材を吊
す装置を示したものである。コンクリート製造部材内に
埋め込むためのアンカーボルト51(公報の図に記載さ
れた符号と変えている)は心棒52と結合ヘッド53で
構成されている。球形接続片54には結合ヘッド53を
装着するためのスリット溝55が設けられており、更に
中央部には吊下げシャックル56の下部側57を挿通す
るための継手孔58が設けられている。吊下げシャック
ル56の下部側57はこの継手孔58内に揺動可能な寸
法で組み立てられた、コンクリート製造部材を吊す装置
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図9にお
いて、接続片54はスリット溝55部から継手孔58、
操作アーム59までが一体で構成されており、吊下げシ
ャックル56もまた下部側57までが一体で構成されて
いる。この様に前もって各々が一体で構成された接続片
54と吊下げシャックル56とをその後で更に組み立て
ることは不可能である。よって、通常は吊下げシャック
ル56の下部側57と上部側60とが継目部61近傍で
別体として製作され、接続片54の継手孔58に下部側
57を挿通後に下部側57と上部側60との継目部61
を溶接等により一体に組み立てて完成されるものであ
る。そのため例えば溶接で一体に組み立て完成した場合
には、溶接時の溶着不足やスラグの巻き込み等による接
続部の強度不足が発生し、信頼性に乏しいことが懸念さ
れていた。更には、溶接部の品質確認のための検査工数
等も必要であった。
いて、接続片54はスリット溝55部から継手孔58、
操作アーム59までが一体で構成されており、吊下げシ
ャックル56もまた下部側57までが一体で構成されて
いる。この様に前もって各々が一体で構成された接続片
54と吊下げシャックル56とをその後で更に組み立て
ることは不可能である。よって、通常は吊下げシャック
ル56の下部側57と上部側60とが継目部61近傍で
別体として製作され、接続片54の継手孔58に下部側
57を挿通後に下部側57と上部側60との継目部61
を溶接等により一体に組み立てて完成されるものであ
る。そのため例えば溶接で一体に組み立て完成した場合
には、溶接時の溶着不足やスラグの巻き込み等による接
続部の強度不足が発生し、信頼性に乏しいことが懸念さ
れていた。更には、溶接部の品質確認のための検査工数
等も必要であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明者は、このような強
度が加わる吊下げシャックルに継目部がなく信頼性の高
い吊下げ金具を、更にアンカーボルトが逸脱しない機構
で提供することに想達した。
度が加わる吊下げシャックルに継目部がなく信頼性の高
い吊下げ金具を、更にアンカーボルトが逸脱しない機構
で提供することに想達した。
【0006】本発明の吊下げ金具は、吊下げシャックル
と接続片とからなり、該接続片が吊下げシャックルを装
着可能な突起部と、アンカーボルトに設けた結合ヘッド
を装着可能なスリット溝と、導入切り欠き部とを設ける
ものである。接続片に設ける突起部は吊下げシャックル
で接続片を吊下げるためのものであり、接続片の両側面
の中央または中央近傍に設ける。安定した吊下げ作業を
実施するためには、突起部の形状をボス状(軸状)とす
るのが好ましい。
と接続片とからなり、該接続片が吊下げシャックルを装
着可能な突起部と、アンカーボルトに設けた結合ヘッド
を装着可能なスリット溝と、導入切り欠き部とを設ける
ものである。接続片に設ける突起部は吊下げシャックル
で接続片を吊下げるためのものであり、接続片の両側面
の中央または中央近傍に設ける。安定した吊下げ作業を
実施するためには、突起部の形状をボス状(軸状)とす
るのが好ましい。
【0007】次に、吊下げシャックルを一体構造で形成
する。例えば細長い板状の鋼材の両端に、接続片に設け
た突起部を装着可能な孔を設け、板状の鋼材の中央部を
折曲げてU字状に形成する。一体構造であるため材料の
継目がなく強度上の信頼性が高い。なお、鋼材の両端に
設ける孔の大きさは接続片に設ける突起部の大きさより
も僅かに大きくすると、吊下げシャックルに保持された
状態での接続片の回転が滑らかとなる。
する。例えば細長い板状の鋼材の両端に、接続片に設け
た突起部を装着可能な孔を設け、板状の鋼材の中央部を
折曲げてU字状に形成する。一体構造であるため材料の
継目がなく強度上の信頼性が高い。なお、鋼材の両端に
設ける孔の大きさは接続片に設ける突起部の大きさより
も僅かに大きくすると、吊下げシャックルに保持された
状態での接続片の回転が滑らかとなる。
【0008】更に、接続片に接続片回転用の操作アーム
を設ける。操作アームを設けることにより接続片の回転
が容易となるばかりでなく、操作アームの位置により接
続片が要求される位置まで回転しているか否かの判断も
明確となる。更に操作アーム先端部近傍に孔を開口して
ロープ等の牽引手段で引っ張れば、遠隔操作も可能とな
り、作業性も向上する。
を設ける。操作アームを設けることにより接続片の回転
が容易となるばかりでなく、操作アームの位置により接
続片が要求される位置まで回転しているか否かの判断も
明確となる。更に操作アーム先端部近傍に孔を開口して
ロープ等の牽引手段で引っ張れば、遠隔操作も可能とな
り、作業性も向上する。
【0009】次に、接続片の側面に凹部を設ける。吊下
げ金具は通常人力によりクレーン等のフックに吊下げシ
ャックルを装着して使用する。そのためにハンドリング
上、接続片は極力軽量であることが望ましい。よって強
度上問題の無い範囲で接続片の側面に凹部を設けて肉ヌ
スミを実施し、軽くするのが好ましい。
げ金具は通常人力によりクレーン等のフックに吊下げシ
ャックルを装着して使用する。そのためにハンドリング
上、接続片は極力軽量であることが望ましい。よって強
度上問題の無い範囲で接続片の側面に凹部を設けて肉ヌ
スミを実施し、軽くするのが好ましい。
【0010】また、接続片を軽量化するための別の方法
として、接続片の内側に空洞部を設ける。接続片は鋳物
で製作すれば一体品で安価に量産が可能である。強度を
要する場合には球状黒鉛鋳鉄、オーステンパ球状黒鉛鋳
鉄、鋳鋼、CrやMo等の合金を含有した特殊鋳鋼等、
その対応は自由度が大きい。更に、鋳物で製作する場合
にはアンカーボルトの結合ヘッドが挿入する接続片のス
リット溝部は中子を用いて鋳造する必要がある。この中
子の形状を更に大きくして接続片の内側の空洞部を拡大
すれば容易に軽量化が可能である。
として、接続片の内側に空洞部を設ける。接続片は鋳物
で製作すれば一体品で安価に量産が可能である。強度を
要する場合には球状黒鉛鋳鉄、オーステンパ球状黒鉛鋳
鉄、鋳鋼、CrやMo等の合金を含有した特殊鋳鋼等、
その対応は自由度が大きい。更に、鋳物で製作する場合
にはアンカーボルトの結合ヘッドが挿入する接続片のス
リット溝部は中子を用いて鋳造する必要がある。この中
子の形状を更に大きくして接続片の内側の空洞部を拡大
すれば容易に軽量化が可能である。
【0011】更に、接続片にアンカーボルト逸脱防止機
構を設ける。逸脱防止機構を設けることにより、作業途
中での吊り落し等がなくなり安心して作業が実施でき
る。なお、逸脱防止機構は接続片にアンカーボルトの結
合ヘッドを挿入するための導入切り欠き部近傍に設ける
のが望ましい。また、逸脱を確実に防止するためには基
本的機構を摺動可能なピンまたは板状の摺動部材と、コ
イルバネまたは板バネのごときスプリング材を組み合わ
せるのが好ましい。通常は摺動部材をバネが押圧してい
る状態とする。接続片の導入切り欠き部にアンカーボル
トの結合ヘッドを挿入する時には、結合ヘッドがバネの
押圧に逆らって摺動部材を押し上げ、導入切り欠き部を
通過後はバネの押圧によって再び摺動部材が押し下げら
れ、逸脱を防止する機構とする。バネのごとき押圧する
部材を使用しなく人力で摺動部材を動かしてもよいが、
煩雑であるばかりでなく逸脱を確実に防止するためには
その確実性に乏しい。
構を設ける。逸脱防止機構を設けることにより、作業途
中での吊り落し等がなくなり安心して作業が実施でき
る。なお、逸脱防止機構は接続片にアンカーボルトの結
合ヘッドを挿入するための導入切り欠き部近傍に設ける
のが望ましい。また、逸脱を確実に防止するためには基
本的機構を摺動可能なピンまたは板状の摺動部材と、コ
イルバネまたは板バネのごときスプリング材を組み合わ
せるのが好ましい。通常は摺動部材をバネが押圧してい
る状態とする。接続片の導入切り欠き部にアンカーボル
トの結合ヘッドを挿入する時には、結合ヘッドがバネの
押圧に逆らって摺動部材を押し上げ、導入切り欠き部を
通過後はバネの押圧によって再び摺動部材が押し下げら
れ、逸脱を防止する機構とする。バネのごとき押圧する
部材を使用しなく人力で摺動部材を動かしてもよいが、
煩雑であるばかりでなく逸脱を確実に防止するためには
その確実性に乏しい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例により何等限定される
ものではない。
するが、本発明はこれらの実施例により何等限定される
ものではない。
【0013】
【実施の形態1】図1及び図2は本発明の一実施例であ
る。図1は本発明の吊下げ金具の正面図であり、図2は
図1の側面図を示す。本発明の吊下げ金具1は吊下げシ
ャックル2と接続片3とで構成されている。吊下げシャ
ックルは細長い板材の両端にハンガー部2bを設けた形
状とし、鋼板から一体構造で切りだした。次に、ハンガ
ー部2bの中心に接続片3の突起部4を装着するための
孔2cを開口した。その後で、吊下げ部2aを中心とし
てU字状に折曲げて所望の形状に形成した。更に作業性
を考慮して吊下げシャックル2の基本形状は断面角と
し、クレーン等のフックで吊下げる吊下げ部2aはフッ
クとの相性を良くするために断面丸とした。
る。図1は本発明の吊下げ金具の正面図であり、図2は
図1の側面図を示す。本発明の吊下げ金具1は吊下げシ
ャックル2と接続片3とで構成されている。吊下げシャ
ックルは細長い板材の両端にハンガー部2bを設けた形
状とし、鋼板から一体構造で切りだした。次に、ハンガ
ー部2bの中心に接続片3の突起部4を装着するための
孔2cを開口した。その後で、吊下げ部2aを中心とし
てU字状に折曲げて所望の形状に形成した。更に作業性
を考慮して吊下げシャックル2の基本形状は断面角と
し、クレーン等のフックで吊下げる吊下げ部2aはフッ
クとの相性を良くするために断面丸とした。
【0014】一方、接続片3は側面10の中央に突起部
4を設けた。突起部4の形状はボス状(軸状)とし、吊
下げシャックル2のハンガー部2bに開口した孔2cの
直径寸法よりも軸径を僅かに小さくした。孔径と軸径と
が余裕を持った寸法であるので、接続片3はハンガー部
2bの孔2cを中心として自由に回動可能である。
4を設けた。突起部4の形状はボス状(軸状)とし、吊
下げシャックル2のハンガー部2bに開口した孔2cの
直径寸法よりも軸径を僅かに小さくした。孔径と軸径と
が余裕を持った寸法であるので、接続片3はハンガー部
2bの孔2cを中心として自由に回動可能である。
【0015】更に、接続片3にはアンカーボルト5の頂
部に設けた結合ヘッド6が挿入可能なスリット溝7と、
その一端(図2ではスリット溝7の左上側)に導入切り
欠き部8を設けた。さらに接続片3には突起部4を中心
として、導入切り欠き部8の反対側に板状の操作アーム
9を設けた。今回は板状の操作アーム9としたが、板状
にこだわるものではなく、棒状としてもよい。接続片3
の回転を良好におこなう機能を果たせばよいものであ
る。
部に設けた結合ヘッド6が挿入可能なスリット溝7と、
その一端(図2ではスリット溝7の左上側)に導入切り
欠き部8を設けた。さらに接続片3には突起部4を中心
として、導入切り欠き部8の反対側に板状の操作アーム
9を設けた。今回は板状の操作アーム9としたが、板状
にこだわるものではなく、棒状としてもよい。接続片3
の回転を良好におこなう機能を果たせばよいものであ
る。
【0016】
【実施の形態2】図3及び図4に第2の実施例を示す。
図3は第2の実施例である接続片3の側面図を、図4は
図3のA−A断面図を示す。図示していない吊下げシャ
ックルは図1及び図2と同様である。接続片3の側面1
0の突起部4を中心として、スリット溝7の対称位置側
に強度上問題の無い範囲で凹部11を設けた。よって、
肉ヌスミを実施した分だけの重量が軽くなり、クレーン
等のフックに吊下げ金具を装着する際の作業性が改善さ
れた。なお、接続片3は鋳物で製作したので、重量が軽
くなった分だけ製造原価も低減することが出来た。
図3は第2の実施例である接続片3の側面図を、図4は
図3のA−A断面図を示す。図示していない吊下げシャ
ックルは図1及び図2と同様である。接続片3の側面1
0の突起部4を中心として、スリット溝7の対称位置側
に強度上問題の無い範囲で凹部11を設けた。よって、
肉ヌスミを実施した分だけの重量が軽くなり、クレーン
等のフックに吊下げ金具を装着する際の作業性が改善さ
れた。なお、接続片3は鋳物で製作したので、重量が軽
くなった分だけ製造原価も低減することが出来た。
【0017】
【実施の形態3】図5、図6は第3の実施例である。図
5は第3の実施例である接続片3の側面図を、図6は図
5のB−B断面図を示す。図示していない吊下げシャッ
クルは第2の実施例と同様に図1及び図2と同形状とし
た。接続片3の内側12に空洞部13を設けた。また、
導入切り欠き部8も、従来の外周形状は円弧状であった
が更なる重量低減のために直線状に切り欠いた。第2の
実施例と同様接続片3は鋳物で製作したので、スリット
溝7側を形成するための中子の形状を更に大きくして接
続片3の内側12の空洞部13を拡大した形状で鋳造す
るのみで容易に軽量化が実施できた。
5は第3の実施例である接続片3の側面図を、図6は図
5のB−B断面図を示す。図示していない吊下げシャッ
クルは第2の実施例と同様に図1及び図2と同形状とし
た。接続片3の内側12に空洞部13を設けた。また、
導入切り欠き部8も、従来の外周形状は円弧状であった
が更なる重量低減のために直線状に切り欠いた。第2の
実施例と同様接続片3は鋳物で製作したので、スリット
溝7側を形成するための中子の形状を更に大きくして接
続片3の内側12の空洞部13を拡大した形状で鋳造す
るのみで容易に軽量化が実施できた。
【0018】
【実施の形態4】図7及び図8に第4の実施例を示す。
図7は第4の実施例である接続片3の側面図を、図8は
図7の接続片3の逸脱防止機構部を示す断面図である。
接続片3の側面10の突起部4を中心として、スリット
溝7の対称位置側にアンカーボルト5の逸脱防止機構1
4を設けた。逸脱防止機構14は接続片3に設けた摺動
孔15内に装着した摺動ピン16とコイルバネ18、及
び摺動ピン16に嵌着された止めピン17とからなって
いる。止めピン17は接続片3の外側に位置し、摺動ピ
ン16がコイルバネ18の押圧により摺動孔15から必
要以上に押し出されるのを防止する役目を果たすもので
ある。
図7は第4の実施例である接続片3の側面図を、図8は
図7の接続片3の逸脱防止機構部を示す断面図である。
接続片3の側面10の突起部4を中心として、スリット
溝7の対称位置側にアンカーボルト5の逸脱防止機構1
4を設けた。逸脱防止機構14は接続片3に設けた摺動
孔15内に装着した摺動ピン16とコイルバネ18、及
び摺動ピン16に嵌着された止めピン17とからなって
いる。止めピン17は接続片3の外側に位置し、摺動ピ
ン16がコイルバネ18の押圧により摺動孔15から必
要以上に押し出されるのを防止する役目を果たすもので
ある。
【0019】次に、図8に基づき逸脱防止機構14の作
動詳細を説明する。まず、アンカーボルト5の先端に設
けた結合ヘッド6が接続片3の導入切り欠き部8に挿入
すると、結合ヘッド6が接続片3の内側に位置する摺動
ピン16の端面16aをコイルバネ18の押圧に逆らっ
て押し上げる。次に、結合ヘッド6が所定の位置まで挿
入すると、手作業により接続片3を回転させてスリット
溝7が結合ヘッド6の位置に移動するまで回転する。つ
まり、図8に示した接続片3を右回転方向に約90度程
回転する。この回転の途中で、摺動ピン16の端面16
aが結合ヘッド6から解離されると、摺動ピン16はコ
イルバネ17の押圧により摺動孔15から押し出される
方向へ摺動し、止めピン17が接続片3の外側に当接し
た位置で止まる。通常はこの接続片3が約90度程回転
した状態で吊下げ、運搬作業を行うものである。
動詳細を説明する。まず、アンカーボルト5の先端に設
けた結合ヘッド6が接続片3の導入切り欠き部8に挿入
すると、結合ヘッド6が接続片3の内側に位置する摺動
ピン16の端面16aをコイルバネ18の押圧に逆らっ
て押し上げる。次に、結合ヘッド6が所定の位置まで挿
入すると、手作業により接続片3を回転させてスリット
溝7が結合ヘッド6の位置に移動するまで回転する。つ
まり、図8に示した接続片3を右回転方向に約90度程
回転する。この回転の途中で、摺動ピン16の端面16
aが結合ヘッド6から解離されると、摺動ピン16はコ
イルバネ17の押圧により摺動孔15から押し出される
方向へ摺動し、止めピン17が接続片3の外側に当接し
た位置で止まる。通常はこの接続片3が約90度程回転
した状態で吊下げ、運搬作業を行うものである。
【0020】摺動ピン16がコイルバネ17の押圧によ
り摺動孔15から押し出され、止めピン17が接続片3
に当接した位置で止まったあとで、何等かの原因で接続
片3が逆回転しアンカーボルト5の結合ヘッド6が導入
切り欠き部8から逸脱しようとしても、結合ヘッド6は
摺動ピン16の端部16bと干渉しあって逸脱を防止す
るものである。なお、本実施例では摺動ピン16を断面
丸としたが、断面角としてもよい。また、止めピン17
も断面丸のピン形状としたがその形状にとらわれるもの
ではなく、割ピン等を使用してもその作用、効果は変わ
らない。
り摺動孔15から押し出され、止めピン17が接続片3
に当接した位置で止まったあとで、何等かの原因で接続
片3が逆回転しアンカーボルト5の結合ヘッド6が導入
切り欠き部8から逸脱しようとしても、結合ヘッド6は
摺動ピン16の端部16bと干渉しあって逸脱を防止す
るものである。なお、本実施例では摺動ピン16を断面
丸としたが、断面角としてもよい。また、止めピン17
も断面丸のピン形状としたがその形状にとらわれるもの
ではなく、割ピン等を使用してもその作用、効果は変わ
らない。
【0021】
【発明の効果】以上、本発明によれば、強度が加わる吊
下げシャックルに継目部がなく信頼性の高い吊下げ金具
を、更にアンカーボルトが接続片から逸脱しない機構で
提供することができる。また、接続片を鋳物で製作すれ
ば肉ヌスミによる重量の軽減も可能である。
下げシャックルに継目部がなく信頼性の高い吊下げ金具
を、更にアンカーボルトが接続片から逸脱しない機構で
提供することができる。また、接続片を鋳物で製作すれ
ば肉ヌスミによる重量の軽減も可能である。
【図1】本発明の第1の実施例である吊下げ金具の正面
図である。
図である。
【図2】本発明の図1の側面図である。
【図3】本発明の第2の実施例である吊下げ金具の接続
片の側面図である。
片の側面図である。
【図4】本発明の図3の接続片のA−A断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例である吊下げ金具の接続
片の側面図である。
片の側面図である。
【図6】本発明の図5の接続片のB−B断面図である。
【図7】本発明の第4の実施例である接続片に逸脱防止
機構を設けた側面図である。
機構を設けた側面図である。
【図8】本発明の図7の接続片の逸脱防止機構部を示す
断面図である。
断面図である。
【図9】従来技術の吊上げ装置にコンクリート製造部材
を吊す装置の正面図である。
を吊す装置の正面図である。
1:吊下げ金具 2:吊下げシャックル 2a:吊下げ部 2b:ハンガー部 2c:孔 3:接続片 4:突起部 5:アンカーボルト 6:結合ヘッド 7:スリット溝 8:導入切り欠き部 9:操作アーム 10:側面 11:凹部 12:内側 13:空洞部 14:逸脱防止機構 15:摺動孔 16:摺動ピン 16a:端面 16b:端部 17:止めピン 18:コイルバネ
Claims (6)
- 【請求項1】 吊下げシャックルと接続片とからなり、
該接続片が吊下げシャックルを装着可能な突起部と、ア
ンカーボルトに設けた結合ヘッドを装着可能なスリット
溝と、導入切り欠き部とを設けたことを特徴とする吊下
げ金具。 - 【請求項2】 吊下げシャックルを一体構造で形成した
ことを特徴とする請求項1記載の吊下げ金具。 - 【請求項3】 接続片に接続片回転用の操作アームを設
けたことを特徴とする請求項1または2記載の吊下げ金
具。 - 【請求項4】 接続片の側面に凹部を設けたことを特徴
とする請求項1乃至3のいずれかに記載の吊下げ金具。 - 【請求項5】 接続片の内側に空洞部を設けたことを特
徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の吊下げ金
具。 - 【請求項6】 接続片にアンカーボルト逸脱防止機構を
設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記
載の吊下げ金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6957497A JPH10265169A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 吊下げ金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6957497A JPH10265169A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 吊下げ金具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10265169A true JPH10265169A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13406706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6957497A Pending JPH10265169A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 吊下げ金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10265169A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010144424A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Kankyo Kogaku Kk | 土木用吊具及び土木用吊具ユニット |
-
1997
- 1997-03-24 JP JP6957497A patent/JPH10265169A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010144424A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Kankyo Kogaku Kk | 土木用吊具及び土木用吊具ユニット |
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