JPH1026568A - 歯車系を有する微小機械のトルク測定装置 - Google Patents
歯車系を有する微小機械のトルク測定装置Info
- Publication number
- JPH1026568A JPH1026568A JP20133796A JP20133796A JPH1026568A JP H1026568 A JPH1026568 A JP H1026568A JP 20133796 A JP20133796 A JP 20133796A JP 20133796 A JP20133796 A JP 20133796A JP H1026568 A JPH1026568 A JP H1026568A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torque
- gear
- transmission mechanism
- power transmission
- measuring device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Gear Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 微小な駆動トルクの調整を容易に与えること
ができ、歯車列に大きな負荷を与えても破損を招くよう
なことがなく、安全性の高い、高信頼性の歯車系を有す
る微小機械のトルク測定装置を提供する。 【解決手段】 駆動モータ1に接続された駆動軸10か
ら動力を伝達される駆動歯車6と被動歯車7とからなる
被測定系と、駆動軸10と被測定系を連結する連結手段
と、被測定系に伝達されるトルクを検出するトルク検出
手段とを具えた歯車系を有する微小機械のトルク測定装
置において、連結手段は非接触で両歯車列へ動力を伝達
する磁気吸引手段を有する非接触動力伝達機構2とし、
トルク検出手段はトルクの制御機能を持たせた非接触動
力伝達機構2と、駆動モータ1に具備された回転センサ
と、非接触動力伝達機構2に設けられた回転速度測定器
8とで構成したものである。
ができ、歯車列に大きな負荷を与えても破損を招くよう
なことがなく、安全性の高い、高信頼性の歯車系を有す
る微小機械のトルク測定装置を提供する。 【解決手段】 駆動モータ1に接続された駆動軸10か
ら動力を伝達される駆動歯車6と被動歯車7とからなる
被測定系と、駆動軸10と被測定系を連結する連結手段
と、被測定系に伝達されるトルクを検出するトルク検出
手段とを具えた歯車系を有する微小機械のトルク測定装
置において、連結手段は非接触で両歯車列へ動力を伝達
する磁気吸引手段を有する非接触動力伝達機構2とし、
トルク検出手段はトルクの制御機能を持たせた非接触動
力伝達機構2と、駆動モータ1に具備された回転センサ
と、非接触動力伝達機構2に設けられた回転速度測定器
8とで構成したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミリサイズ以下の
寸法を有する微細な機構やアクチュエータ、いわゆる歯
車系を有する微小機械等に使用されるトルク測定装置に
関し、特に渦電流を利用して非接触で動力を伝達する機
構を設けたトルク測定装置に関するものである。
寸法を有する微細な機構やアクチュエータ、いわゆる歯
車系を有する微小機械等に使用されるトルク測定装置に
関し、特に渦電流を利用して非接触で動力を伝達する機
構を設けたトルク測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ミリサイズ以下の寸法からなり、
歯車系を有する微小機械等に使用されるトルク測定装置
は図3に示すようになっている。図において1は駆動モ
ータ、12および14はプーリ、13はプーリ12、1
4間に張設されたベルト、6は駆動歯車、60は駆動歯
車軸、61、62は駆動歯車軸60を支持する軸受、7
は駆動歯車6と噛合する被動歯車、70は被動歯車軸、
71、72は被動歯車軸70を支持する軸受、9は被動
歯車7の端部に接続された動力吸収式測定機である。駆
動モータ1を図示しない駆動回路により回動させること
により、その動力はベルト13とプーリ12、14を介
して駆動歯車6に伝えられ、駆動歯車6に噛み合う被動
歯車7に伝動される構成にしたものである。また、動力
吸収式測定機9は、駆動モータ1の出力を電気的な方法
などによりすべて測定器内部の動力吸収部に吸収させ、
動力吸収部では駆動歯車軸より吸収した歯車列にかかる
トルクを演算し、あるいは負荷試験の際の負荷値を測定
するようにしたものである。このような構成により、駆
動歯車軸60に図示しないフライホイ−ルを取り付けて
回転を安定させ、駆動歯車6に荷重をかけた状態で、出
力側に接続された動力吸収式測定機9に動力を吸収させ
て試験を行う。このとき動力吸収式測定機9の測定値を
読むことで試験中における負荷の大きさが分かり、動力
吸収式測定装置9の負荷を歯車の回転が静止するまで増
加させることで、動力吸収式測定機9が吸収したエネル
ギと入力したエネルギの差により効率を算出している。
歯車系を有する微小機械等に使用されるトルク測定装置
は図3に示すようになっている。図において1は駆動モ
ータ、12および14はプーリ、13はプーリ12、1
4間に張設されたベルト、6は駆動歯車、60は駆動歯
車軸、61、62は駆動歯車軸60を支持する軸受、7
は駆動歯車6と噛合する被動歯車、70は被動歯車軸、
71、72は被動歯車軸70を支持する軸受、9は被動
歯車7の端部に接続された動力吸収式測定機である。駆
動モータ1を図示しない駆動回路により回動させること
により、その動力はベルト13とプーリ12、14を介
して駆動歯車6に伝えられ、駆動歯車6に噛み合う被動
歯車7に伝動される構成にしたものである。また、動力
吸収式測定機9は、駆動モータ1の出力を電気的な方法
などによりすべて測定器内部の動力吸収部に吸収させ、
動力吸収部では駆動歯車軸より吸収した歯車列にかかる
トルクを演算し、あるいは負荷試験の際の負荷値を測定
するようにしたものである。このような構成により、駆
動歯車軸60に図示しないフライホイ−ルを取り付けて
回転を安定させ、駆動歯車6に荷重をかけた状態で、出
力側に接続された動力吸収式測定機9に動力を吸収させ
て試験を行う。このとき動力吸収式測定機9の測定値を
読むことで試験中における負荷の大きさが分かり、動力
吸収式測定装置9の負荷を歯車の回転が静止するまで増
加させることで、動力吸収式測定機9が吸収したエネル
ギと入力したエネルギの差により効率を算出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上、第3図が従来の
歯車系を有する微小機械等に使用されるトルク測定装置
に関する構成と動作である。ところが、従来技術では駆
動モータ1を回動させると、その駆動トルクは、伝達要
素であるプーリ12、14やベルト13に直接接続さ
れ、駆動歯車6を有した駆動歯車軸60へ直接伝達され
るために、微小なトルクを測定しようとする場合、駆動
モータ1からの機械的な振動が大きかったり、あるいは
プーリ12、14やベルト13の取付け配置が不十分で
あったりすると、軸受61、62を介しては駆動歯車軸
60の滑らかな摺動ができずに微小なトルクの変動が起
こる。その結果、微小な駆動トルクの伝達やその調整が
できなくなり、正確なトルクを測定することができない
という問題があった。また、特に歯車が静止するまで負
荷を上げるような運転を行う場合においては駆動歯車軸
60に大きなトルクが掛かるために、駆動歯車6と被動
歯車7の歯車列に非常に大きな力が加えられることにな
り、歯車の噛合部分の面圧が高くなって、ついには強度
に耐えきれず破損を招く問題があった。そこで、本発明
は微小な駆動トルクの調整を容易に与えることができ、
歯車列に大きな負荷を与えても破損を招くようなことが
なく、安全性の高い、高信頼性の歯車系を有する微小機
械のトルク測定装置を提供することを目的とする。
歯車系を有する微小機械等に使用されるトルク測定装置
に関する構成と動作である。ところが、従来技術では駆
動モータ1を回動させると、その駆動トルクは、伝達要
素であるプーリ12、14やベルト13に直接接続さ
れ、駆動歯車6を有した駆動歯車軸60へ直接伝達され
るために、微小なトルクを測定しようとする場合、駆動
モータ1からの機械的な振動が大きかったり、あるいは
プーリ12、14やベルト13の取付け配置が不十分で
あったりすると、軸受61、62を介しては駆動歯車軸
60の滑らかな摺動ができずに微小なトルクの変動が起
こる。その結果、微小な駆動トルクの伝達やその調整が
できなくなり、正確なトルクを測定することができない
という問題があった。また、特に歯車が静止するまで負
荷を上げるような運転を行う場合においては駆動歯車軸
60に大きなトルクが掛かるために、駆動歯車6と被動
歯車7の歯車列に非常に大きな力が加えられることにな
り、歯車の噛合部分の面圧が高くなって、ついには強度
に耐えきれず破損を招く問題があった。そこで、本発明
は微小な駆動トルクの調整を容易に与えることができ、
歯車列に大きな負荷を与えても破損を招くようなことが
なく、安全性の高い、高信頼性の歯車系を有する微小機
械のトルク測定装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は駆動モータに接続された駆動軸と、前記駆
動軸から動力を伝達される駆動歯車と前記駆動歯車と噛
合する被動歯車とからなる被測定系と、前記駆動軸と前
記被測定系を連結する連結手段と、前記被測定系に伝達
されるトルクを検出するトルク検出手段とを具えた歯車
系を有する微小機械のトルク測定装置において、前記連
結手段は非接触で両歯車列へ動力を伝達する磁気吸引手
段を有する非接触動力伝達機構とし、前記トルク検出手
段はトルクの制御機能を持たせた前記非接触動力伝達機
構と、前記駆動モータおよび前記非接触動力伝達機構に
設けられ回転速度を検出する回転センサで構成したもの
である。また、前記非接触動力伝達機構は前記駆動軸の
端部に接続された磁性体からなるヨークと、前記ヨ−ク
に巻回されたコイルと、前記ヨ−クに空隙を介して対向
し、前記被測定系の端部に設けた回転板とを備え、前記
コイルおよび前記ヨ−クを前記回転板の円周上に少なく
とも3個配置したものである。
に、本発明は駆動モータに接続された駆動軸と、前記駆
動軸から動力を伝達される駆動歯車と前記駆動歯車と噛
合する被動歯車とからなる被測定系と、前記駆動軸と前
記被測定系を連結する連結手段と、前記被測定系に伝達
されるトルクを検出するトルク検出手段とを具えた歯車
系を有する微小機械のトルク測定装置において、前記連
結手段は非接触で両歯車列へ動力を伝達する磁気吸引手
段を有する非接触動力伝達機構とし、前記トルク検出手
段はトルクの制御機能を持たせた前記非接触動力伝達機
構と、前記駆動モータおよび前記非接触動力伝達機構に
設けられ回転速度を検出する回転センサで構成したもの
である。また、前記非接触動力伝達機構は前記駆動軸の
端部に接続された磁性体からなるヨークと、前記ヨ−ク
に巻回されたコイルと、前記ヨ−クに空隙を介して対向
し、前記被測定系の端部に設けた回転板とを備え、前記
コイルおよび前記ヨ−クを前記回転板の円周上に少なく
とも3個配置したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明の実施形態を示す全体
構成図である。図2は図1のAA断面による非接触動力
伝達機構の拡大正面図である。、図1において、1は駆
動モータ、10は駆動軸、11は空気軸受、2は磁気吸
引手段を有する非接触動力伝達機構、21はコイル、2
2は磁性体からなるヨーク、23は導線、24はヨーク
22を固定し、他端に軸部を有するヨーク取付け板、3
はヨーク取付け板24の軸部と駆動軸10を連結するカ
ップリング、4は駆動軸10の外周の一部に嵌着された
スリップリング、41はスリップリング4に対向して接
触させたブラシ、42はリード線、5はスリップリング
4に用いる外部電源、6は駆動歯車、60は駆動歯車
軸、61、62は軸受、63は駆動歯車軸60の端部に
固定された金属製の回転板、7は被動歯車、70は被動
歯車軸、71、72は軸受、8は回転板63に設けた回
転速度測定器である。なお、軸受61、62、および7
1、72は転がり軸受あるいは滑り軸受を用いたもので
ある。ここで、駆動モータ1には駆動軸2が取り付けら
れ、駆動軸2の端部には駆動モータ1の動力を非接触で
歯車列ヘ伝達させる非接触動力伝達機構2が取り付けら
れている。非接触動力伝達機構2はコイル21とヨーク
22からなり軸心を中心とした円周上に少なくとも3個
以上配置されている。ヨーク取付け板24の他端の軸部
はその内部にコイル21から出た導線23を収納させる
中空穴を有しており、中空穴から出た導線23はスリッ
プリング4に接続されている。外部電源5より、リ−ド
線42に接続されたブラシ41を介してスリップリング
4に給電し、非接触動力伝達機構2のコイル21に通電
するようにしてある。また、スリップリング4とブラシ
41との摩擦による変動を少なくするために、ヨーク取
付け板24の軸部には非接触で軸支持する空気軸受11
を設けるようにしてある。また、被測定系として、駆動
軸10から動力を伝達されるとともに、駆動歯車軸60
を有する駆動歯車6と、駆動歯車6と噛合する被動歯車
7とからなる微小機械を備えており、非接触動力伝達機
構2を駆動軸10と駆動歯車軸60の間に設けるように
したものてある。
基づいて説明する。図1は本発明の実施形態を示す全体
構成図である。図2は図1のAA断面による非接触動力
伝達機構の拡大正面図である。、図1において、1は駆
動モータ、10は駆動軸、11は空気軸受、2は磁気吸
引手段を有する非接触動力伝達機構、21はコイル、2
2は磁性体からなるヨーク、23は導線、24はヨーク
22を固定し、他端に軸部を有するヨーク取付け板、3
はヨーク取付け板24の軸部と駆動軸10を連結するカ
ップリング、4は駆動軸10の外周の一部に嵌着された
スリップリング、41はスリップリング4に対向して接
触させたブラシ、42はリード線、5はスリップリング
4に用いる外部電源、6は駆動歯車、60は駆動歯車
軸、61、62は軸受、63は駆動歯車軸60の端部に
固定された金属製の回転板、7は被動歯車、70は被動
歯車軸、71、72は軸受、8は回転板63に設けた回
転速度測定器である。なお、軸受61、62、および7
1、72は転がり軸受あるいは滑り軸受を用いたもので
ある。ここで、駆動モータ1には駆動軸2が取り付けら
れ、駆動軸2の端部には駆動モータ1の動力を非接触で
歯車列ヘ伝達させる非接触動力伝達機構2が取り付けら
れている。非接触動力伝達機構2はコイル21とヨーク
22からなり軸心を中心とした円周上に少なくとも3個
以上配置されている。ヨーク取付け板24の他端の軸部
はその内部にコイル21から出た導線23を収納させる
中空穴を有しており、中空穴から出た導線23はスリッ
プリング4に接続されている。外部電源5より、リ−ド
線42に接続されたブラシ41を介してスリップリング
4に給電し、非接触動力伝達機構2のコイル21に通電
するようにしてある。また、スリップリング4とブラシ
41との摩擦による変動を少なくするために、ヨーク取
付け板24の軸部には非接触で軸支持する空気軸受11
を設けるようにしてある。また、被測定系として、駆動
軸10から動力を伝達されるとともに、駆動歯車軸60
を有する駆動歯車6と、駆動歯車6と噛合する被動歯車
7とからなる微小機械を備えており、非接触動力伝達機
構2を駆動軸10と駆動歯車軸60の間に設けるように
したものてある。
【0006】このような構成により、非接触動力伝達機
構2のヨ−ク22に巻回されたコイル21に外部電源5
により電圧を印加すると、空隙を介して対向する回転板
63に渦電流が発生し、回転板63とヨ−ク22との間
に磁場がかかり、回転板63がヨ−ク22に吸引され
る。この時、駆動モータ1を回動させると、その駆動力
およびトルクは非接触動力伝達機構2のヨーク22に吸
引された回転板63に非接触に伝達され、同時に回転板
63を接続した駆動歯車軸60を駆動させる。このとき
回転板63の回転速度は回転速度測定器8により測定す
る。なお、回転速度測定器8は例えばレーザ式の非接触
測定器を用い、回転板63の端面に刻印されたマークに
レーザ光を照射し、マーカを通過する光のパルス数を読
み取って測定器内部でカウントすることで回転速度に変
換する方法を用いている。一方、駆動モータ1の回転速
度検出はモ−タに備えつけた回転センサにより行う。ま
た、駆動歯車軸60に伝達されている微小な駆動トルク
は、駆動モータ1の回転速度、非接触動力伝達機構2に
印加した電圧、および駆動歯車軸60に固定された回転
板63の回転速度から精密に測定することができ、かつ
外部電源5の電圧値の調整により簡単に駆動歯車軸60
へのトルクの制御を行うことができる。駆動モータ1の
回転速度、非接触動力伝達機構2に印加した電圧、およ
び駆動歯車軸60に備えた回転板63の回転速度から得
られるトルクの校正は、被動歯車7を取り除いた状態で
駆動歯車軸60の他端に図示しない動力吸収式測定装置
を接続すれば測定することができる。また、動力吸収式
測定装置の負荷を歯車の回転が静止するまで増加させる
ことで、駆動歯車6および被動歯車7の被試験歯車間の
伝達効率を求めることができる。このとき、非接触動力
伝達機構2と回転板63の間ですべりが発生するので必
要以上のトルクが掛からず歯車の破損が防げる。上記手
段により、駆動歯車に対する駆動力を非接触動力伝達機
構により非接触に与えるので、駆動モータの回転速度
と、非接触動力伝達機構にかける電圧と、駆動歯車軸に
設けた回転板の回転速度により駆動歯車に与える駆動ト
ルクを測定できるとともに、かつ比較的容易に微小なト
ルクの伝達や調整が可能となる。また、非接触動力伝達
機構により駆動モータの機械的な振動を遮断するため、
歯車に対するトルクの変動を起こすことはない。また、
歯車を静止させるまで負荷を上げる運転を行っても、非
接触動力伝達機構の回転板とヨ−クの部分ですべりが発
生するため、歯車列に非常に大きな力が加わって歯車の
噛合部分の面圧が高くなるようなことはなく、歯車の破
損を防ぐことができる。
構2のヨ−ク22に巻回されたコイル21に外部電源5
により電圧を印加すると、空隙を介して対向する回転板
63に渦電流が発生し、回転板63とヨ−ク22との間
に磁場がかかり、回転板63がヨ−ク22に吸引され
る。この時、駆動モータ1を回動させると、その駆動力
およびトルクは非接触動力伝達機構2のヨーク22に吸
引された回転板63に非接触に伝達され、同時に回転板
63を接続した駆動歯車軸60を駆動させる。このとき
回転板63の回転速度は回転速度測定器8により測定す
る。なお、回転速度測定器8は例えばレーザ式の非接触
測定器を用い、回転板63の端面に刻印されたマークに
レーザ光を照射し、マーカを通過する光のパルス数を読
み取って測定器内部でカウントすることで回転速度に変
換する方法を用いている。一方、駆動モータ1の回転速
度検出はモ−タに備えつけた回転センサにより行う。ま
た、駆動歯車軸60に伝達されている微小な駆動トルク
は、駆動モータ1の回転速度、非接触動力伝達機構2に
印加した電圧、および駆動歯車軸60に固定された回転
板63の回転速度から精密に測定することができ、かつ
外部電源5の電圧値の調整により簡単に駆動歯車軸60
へのトルクの制御を行うことができる。駆動モータ1の
回転速度、非接触動力伝達機構2に印加した電圧、およ
び駆動歯車軸60に備えた回転板63の回転速度から得
られるトルクの校正は、被動歯車7を取り除いた状態で
駆動歯車軸60の他端に図示しない動力吸収式測定装置
を接続すれば測定することができる。また、動力吸収式
測定装置の負荷を歯車の回転が静止するまで増加させる
ことで、駆動歯車6および被動歯車7の被試験歯車間の
伝達効率を求めることができる。このとき、非接触動力
伝達機構2と回転板63の間ですべりが発生するので必
要以上のトルクが掛からず歯車の破損が防げる。上記手
段により、駆動歯車に対する駆動力を非接触動力伝達機
構により非接触に与えるので、駆動モータの回転速度
と、非接触動力伝達機構にかける電圧と、駆動歯車軸に
設けた回転板の回転速度により駆動歯車に与える駆動ト
ルクを測定できるとともに、かつ比較的容易に微小なト
ルクの伝達や調整が可能となる。また、非接触動力伝達
機構により駆動モータの機械的な振動を遮断するため、
歯車に対するトルクの変動を起こすことはない。また、
歯車を静止させるまで負荷を上げる運転を行っても、非
接触動力伝達機構の回転板とヨ−クの部分ですべりが発
生するため、歯車列に非常に大きな力が加わって歯車の
噛合部分の面圧が高くなるようなことはなく、歯車の破
損を防ぐことができる。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば駆動
モータを有する駆動軸と歯車列を有する被測定系間に、
非接触に駆動トルクを与える非接触動力伝達機構を備え
たことを特徴としたので、微小な駆動トルクの調整を容
易に与えることのできる、歯車列に大きな負荷を与えて
も破損を招くことのない、安全性の高い、高信頼性の歯
車列を有する微小機械のトルク測定装置を得る効果があ
る。
モータを有する駆動軸と歯車列を有する被測定系間に、
非接触に駆動トルクを与える非接触動力伝達機構を備え
たことを特徴としたので、微小な駆動トルクの調整を容
易に与えることのできる、歯車列に大きな負荷を与えて
も破損を招くことのない、安全性の高い、高信頼性の歯
車列を有する微小機械のトルク測定装置を得る効果があ
る。
【図1】本発明の実施の形態を示す全体構成図。
【図2】図1のAA断面による非接触動力伝達機構の拡
大正面図である。
大正面図である。
【図3】従来のトルク測定装置を示す全体構成図であ
る。
る。
1:駆動モータ、10:駆動軸、11:空気軸受、2:
非接触動力伝達機構、21:コイル、22:ヨーク、2
3:導線、24:ヨーク取付け板、4:スリップリン
グ、41:ブラシ、5:外部電源、6:駆動歯車、6
0:駆動歯車軸、63:回転板、7:被動歯車、70:
被動歯車軸
非接触動力伝達機構、21:コイル、22:ヨーク、2
3:導線、24:ヨーク取付け板、4:スリップリン
グ、41:ブラシ、5:外部電源、6:駆動歯車、6
0:駆動歯車軸、63:回転板、7:被動歯車、70:
被動歯車軸
Claims (2)
- 【請求項1】 駆動モータに接続された駆動軸と、前記
駆動軸から動力を伝達される駆動歯車と前記駆動歯車と
噛合する被動歯車とからなる被測定系と、前記駆動軸と
前記被測定系を連結する連結手段と、前記被測定系に伝
達されるトルクを検出するトルク検出手段とを具えた歯
車系を有する微小機械のトルク測定装置において、 前記連結手段は非接触で両歯車列へ動力を伝達する磁気
吸引手段を有する非接触動力伝達機構とし、前記トルク
検出手段はトルクの制御機能を持たせた前記非接触動力
伝達機構と、前記駆動モータおよび前記非接触動力伝達
機構に設けられ回転速度を検出する回転センサで構成し
てあることを特徴とする歯車系を有する微小機械のトル
ク測定装置。 - 【請求項2】 前記非接触動力伝達機構は前記駆動軸の
端部に接続された磁性体からなるヨークと、前記ヨ−ク
に巻回されたコイルと、前記ヨ−クに空隙を介して対向
し、前記被測定系の端部に設けた回転板とを備え、前記
コイルおよび前記ヨ−クを前記回転板の円周上に少なく
とも3個配置した請求項1記載の歯車系を有する微小機
械のトルク測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20133796A JPH1026568A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 歯車系を有する微小機械のトルク測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20133796A JPH1026568A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 歯車系を有する微小機械のトルク測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1026568A true JPH1026568A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16439355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20133796A Pending JPH1026568A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 歯車系を有する微小機械のトルク測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1026568A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1742333A1 (en) | 2005-07-06 | 2007-01-10 | Van der Graaf B.V. | Drive, and use of a drive |
| CN105784226A (zh) * | 2016-03-25 | 2016-07-20 | 西南石油大学 | 一种用于旋转轴工作扭矩实时准确测量和监测的新方法 |
-
1996
- 1996-07-10 JP JP20133796A patent/JPH1026568A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1742333A1 (en) | 2005-07-06 | 2007-01-10 | Van der Graaf B.V. | Drive, and use of a drive |
| CN105784226A (zh) * | 2016-03-25 | 2016-07-20 | 西南石油大学 | 一种用于旋转轴工作扭矩实时准确测量和监测的新方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR940702307A (ko) | 무접촉 전력전송장치, 무접촉 신호전송장치 및 이들을 사용한 분리형 기계장치와 그 제어방법 | |
| EP2258509A1 (en) | Drive unit for pressure device, with a piezoelectric load cell | |
| JP2003139658A (ja) | 両歯面噛合い試験装置 | |
| JP5301303B2 (ja) | 検査方法及び検査装置 | |
| EP1818135B1 (en) | Linear drive apparatus | |
| JP6647476B1 (ja) | 回転電機のウェッジ緩み検査装置、回転電機のウェッジ緩み検査システム、および、回転電機のウェッジ緩み検査方法 | |
| JPH10104095A (ja) | トルク測定装置 | |
| US4235092A (en) | Low friction bearing running torque measuring apparatus | |
| CN112567220B (zh) | 致动器系统,尤其用于车辆 | |
| US7127939B2 (en) | Measuring method on an electric motor and measuring device for an electric motor for determining the fly height and/or axial play | |
| JPS61239138A (ja) | 一方向クラツチのトルク測定器 | |
| CN112564427B (zh) | 具有无接触转矩测量功能的高速永磁同步电动机 | |
| JPH05164656A (ja) | スプラインの摩耗診断法 | |
| KR20050053277A (ko) | 초소형 모터용 토크 측정장치 및 그 측정방법 | |
| JP3023710B2 (ja) | トルク検出装置 | |
| JPS6161026A (ja) | 軸トルク計 | |
| CN223741794U (zh) | 一种基于无线采集处理传输信号的高转速动态扭矩传感器 | |
| EP1742333B1 (en) | Drum motor drive, and use of a drive | |
| JPH06286919A (ja) | 張力制御装置 | |
| CN213238768U (zh) | 一种测量力矩器线圈正交误差的装置 | |
| FR2747468B1 (fr) | Dispositif pour la mesure d'un couple moteur | |
| RU2091735C1 (ru) | Устройство для измерения крутящего момента | |
| JP3201544B2 (ja) | 微小トルク測定器 | |
| JP2583283Y2 (ja) | クラッチテスター | |
| JPS5997316A (ja) | 回転機械の軸受監視装置 |