JPH10266478A - 縦葺屋根材及び縦葺屋根材の接続構造及び縦葺屋根材の接続箇所を覆うキャップ - Google Patents

縦葺屋根材及び縦葺屋根材の接続構造及び縦葺屋根材の接続箇所を覆うキャップ

Info

Publication number
JPH10266478A
JPH10266478A JP7194697A JP7194697A JPH10266478A JP H10266478 A JPH10266478 A JP H10266478A JP 7194697 A JP7194697 A JP 7194697A JP 7194697 A JP7194697 A JP 7194697A JP H10266478 A JPH10266478 A JP H10266478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
roofing material
roof
connection
pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7194697A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Nawate
哲 名和手
Takeshi Oyamada
猛 小山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JOTO KIKAI SEIZO KK
Daido Steel Sheet Corp
Original Assignee
JOTO KIKAI SEIZO KK
Daido Steel Sheet Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JOTO KIKAI SEIZO KK, Daido Steel Sheet Corp filed Critical JOTO KIKAI SEIZO KK
Priority to JP7194697A priority Critical patent/JPH10266478A/ja
Publication of JPH10266478A publication Critical patent/JPH10266478A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦葺屋根材の接続をボルト・ナットのような
締め付け作業を要することなく、かつ、接続箇所におけ
る水密性を合理的に高める。 【解決手段】 屋根材本体1の側端部を折曲げて形成し
た接続片2,2を面接触させて棟軒方向とは直交する方
向に接続する縦葺屋根材であって、接続片2に棟軒方向
に連続する凹条5を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縦葺屋根材及び縦
葺屋根材の接続構造及び縦葺屋根材の接続箇所を覆うキ
ャップに関し、詳しくは、縦葺屋根材の接続をボルト・
ナットのような締め付け作業を要することなく、かつ、
接続箇所における水密性を合理的に高めようとする技術
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より図15(a)(b)のような縦
葺屋根材Aを吊子4と樋部材8とキャップ11を用いて
屋根下地に葺設して屋根が形成されている。縦葺屋根材
Aは略矩形板状の屋根材本体1の両側端部に下方に接続
片2を折り曲げてあって、屋根材本体1には凹部31が
設けられ、接続片2の下端に内方上方に向かう押さえ片
3が形成されている。
【0003】吊子4は図16のように屋根下地に対する
固定部14に、縦葺屋根材Aに対する接続部15を設け
たものである。図17に示すように固定部14は、上面
が開口する収納部18を設けて断面略U字状の固定部本
体16と、固定部本体16の各上端から外方に突設され
る断面略逆L字状の連設片17と、各連設片17の外面
に取り付けられる断面略L字状の取付具19とから構成
されるものであって、各取付具19の固定片20は外方
に突出させてある。また固定部本体16の底面にはボル
ト孔21が穿設されていると共に各固定片20には固定
孔22が形成されている。さらに固定部本体16と連設
片17の間には下面が開口する差し込み凹部13として
形成されている。
【0004】係合部15は下面が開口する断面略U字状
の係合部本体23と、係合部本体23の各下端から外方
に突設される断面略L字状の突出片24と、突出片24
の各上端から内方に突設される係止部6とから構成され
るものであって、係合部本体23には通孔25が穿設さ
れている。そして収納部18内に係合部15を配置する
と共に係合部本体23に係合板26を載せ、固定部14
の下側からボルト孔21と通孔25と係合板26に設け
た貫通孔27に六角ボルト等のボルト28を通すと共に
ボルト28の先端にナット29を螺着することによっ
て、図16のような吊子4が形成される。
【0005】樋部材(レインガーター)8は図18
(a)(b)のように、上面が開口する断面略コ字状に
長尺に形成されるものであって、その各上端には内方に
向けて水返し片9が突設されている。キャップ11は図
19(a)(b)のように、下面が開口する断面略コ字
状に長尺に形成されるものであって、その各下端には内
方の斜め上方に向けて被係合片30が突設されている。
【0006】そして屋根を形成するにあたっては、まず
樋部材8を屋根勾配の方向(例えば棟軒方向)に長く配
して屋根下地32に載置する。次に、固定部本体16を
樋部材8内に嵌め込むと共に差し込み凹部13を樋部材
8の側壁10に被挿して複数個の吊子4を樋部材8に取
り付ける。この時、ボルト28とナット29の螺合を浅
くして係合部15を上動させ易い状態にしておく。次
に、固定孔22を通してビスを屋根下地32に打ち込む
ことによって吊子4を固定すると共にこの吊子4で樋部
材8を屋根下地32に固定する。
【0007】次に、係合部15を上動させた状態で、収
納部18内に縦葺屋根材Aの接続片2を差し込むと共に
この接続片2の押さえ片3を一方の係止部6に引掛け、
収納部18内に他の縦葺屋根材Aの接続片2を差し込む
と共にこの接続片2の押さえ片3を他方の係止部6に引
掛け、この後、ナット29をスパナ等で締めつけてボル
ト28とナット29の螺合を深くすることで係合部15
を下動させて接続片2を係合部15に係止し、隣接する
縦葺屋根材Aを吊子4で接続して屋根下地32に固定す
る。次に、隣接する縦葺屋根材Aの間にキャップ11を
差し込むと共に被係合片30を係合板26の側端部の下
面に係合することによって、キャップ11を吊子4に取
り付ける。このようにして図20のような屋根が形成さ
れる。
【0008】図21(a)(b)には他の縦葺屋根材A
が示されている。この縦葺屋根材Aは、略矩形板状の屋
根材本体1の各側端部に下方に突出する接続片2を設け
て形成されるものであって、一方の接続片2の下端には
内方の斜め上方に突出する被結合部33が形成されてお
り、また他方の接続片2の下端には外方の斜め上方に突
出する延設片34が形成されていると共に延設片34の
上端には内方に突出する係着片35が突設してあり、こ
の接続片2と延設片34と係着片35とで上面が開口す
る結合部36が形成されている。
【0009】この縦葺屋根材Aに適用される吊子4は図
22のように、断面略L字状の吊子本体37の上端に断
面略V字状の突片38を吊子本体37の固定片20と反
対側に突出させて設けると共に突片38の先端に掛け止
め片39を延設して形成されるものである。そして吊子
本体37と突片38の間の隙間を下面が開口する嵌合部
40として形成されている。また樋部材8は図23
(a)(b)のように、上面が開口する断面略コ字状に
長尺に形成されるものであって、その各上端には内方の
斜め下方に向けて水返し片9が突設されている。
【0010】そして図21の縦葺屋根材Aを用いて屋根
を形成するにあたっては、まず樋部材8を屋根勾配の方
向(例えば棟軒方向)に長く配して屋根下地32に載置
する。次に、嵌合部40を水返し片9に被嵌して複数個
の吊子4を樋部材8に取り付ける。次に、固定片20に
設けた固定孔22を通してビスを屋根下地32に打ち込
むことによって吊子4を固定すると共にこの吊子4で樋
部材8を屋根下地32に固定する。次に、樋部材8内に
結合部36を設けた一方の接続片2を差し込むと共に係
着片35を樋部材8内に突出する吊子4の掛け止め片3
9の下側に係止する。次に、他の縦葺屋根材Aの被結合
部33を設けた接続片2を上記樋部材8内の結合部36
内に挿入すると共にこの被結合部33の上端を係着片3
5の下側に係止する。このようにして隣接する縦葺屋根
材Aを吊子4で接続して屋根下地32に固定して図24
のような屋根が形成される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし図20の従来例
では、吊子4が固定部14、係合部15、係合板26、
ボルト28、ナット29などの多数の部材から構成され
ており、部材費やこれらの加工費が多くかかってコスト
高になるという問題があった。また屋根上で一つずつナ
ット29の締めつけを行なわなければならず、多くの手
間を要するという問題があった。さらにキャップ11は
吊子4を覆い隠してフラットな屋根を形成する作用しか
なく、隣接する縦葺屋根材Aの接合部分の水密性が低い
という問題があった。
【0012】また図24の従来例では、樋部材8の片側
のみを吊子4で固定するために、固定する際に不安定で
あり、またその納まりも強度が低くて悪く、これに伴っ
て縦葺屋根材Aの納まりも強度が低くて悪くなり、従っ
て強風により隣接する縦葺屋根材Aの接合部分が変形し
て漏水するおそれがあった。本発明は上記の点に鑑みて
なされたものであり、縦葺屋根材の接続をボルト・ナッ
トのような締め付け作業を要することなく、かつ、接続
箇所における水密性を合理的に高めることができる縦葺
屋根材及び縦葺屋根材の接続構造及び縦葺屋根材の接続
箇所を覆うキャップを提供することを課題とするもので
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、屋根材本体1の側端部を折曲げて形成した接続片
2,2を面接触させて棟軒方向とは直交する方向に接続
する縦葺屋根材であって、接続片2に棟軒方向に連続す
る凹条5を形成して成ることを特徴とするものである。
【0014】請求項2の発明においては、屋根材本体1
の側端部を折曲げて形成した接続片2,2を面接触させ
て棟軒方向とは直交する方向に接続する縦葺屋根材の接
続構造であって、接続片2に棟軒方向に連続する凹条5
を形成し、接続片2の下端に内方上方に向けて押さえ片
3を延出し、屋根下地32に固定した吊子4側に、隣接
する押さえ片3,3の差し込み挿入をガイドするガイド
片6,6を略V字状の間隔を隔てて設け、ガイド片6の
下端から内方に接続押さえ片49を延出し、ガイド片
6,6間への押さえ片3,3の差し込み挿入後に、接続
押さえ片49,49にて押さえ片3,3の上端を押さえ
て接続片2,2を面接させて成ることを特徴とするもの
である。
【0015】請求項3の発明においては、屋根材本体1
の側端部を折曲げて形成した接続片2,2を面接触させ
て棟軒方向とは直交する方向に接続する縦葺屋根材の接
続箇所を覆うキャップ11であって、キャップ11に接
続片2,2間に挿入される挿入片12を形成し、挿入片
12に棟軒方向とは略直交する方向に連続する凹凸条5
6を形成して成ることを特徴とするものである。
【0016】請求項1の構成においては、面接触して接
続される接続片2,2間には凹条5が棟軒方向に連続し
ていて、面接触状態において生じる毛細管現象を回避す
ることができ、また、棟軒方向に連続する凹条5に至る
雨水は凹条5を樋として軒側に流下させ、しかして、接
続箇所の水密性を効果的に高める。請求項2の構成にお
いては、縦葺屋根材A,Aの接続に際して、縦葺屋根材
Aの接続片2を吊子4側において略V字状の間隔を隔て
たガイド片6,6間に挿入し、挿入後に、ガイド片6か
ら延出されている押さえ片3の上端を押さえることで、
接続片2,2同士を面接触させながら、接続片2,2の
抜止めを図り、このように、縦葺屋根材A,Aの接続を
ボルト・ナットのような締め付け作業を要することな
く、容易迅速にかつ確実におこなえ、しかも、その接続
状態においては、請求項1の発明と同様に、接続箇所の
水密性を効果的に高めることができる。
【0017】請求項3の構成においては、キャップ11
の挿入片12を、面接触されている縦葺屋根材A,Aの
接続箇所に挿入することで、挿入片12の凹凸条56に
てにて棟軒方向に連続する細い凹所を形成でき、面接触
させる場合の毛細管現象を回避し、かつ、浸入した雨水
を連続する細い凹所を伝って軒側に排水することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。縦葺屋根材Aは耐食性のある金属板等、例えば、
カラー鋼板やカラーステンレス鋼板又は塩化ビニル系樹
脂やフッ素系樹脂でラミネートされた鋼板などを折り曲
げ加工して形成されるものであって、図2(a)(b)
に示すように、略平板矩形状の屋根材本体1の各側端部
に下方に突出する接続片2を設けて左右対称に形成され
るものである。接続片2は屋根材本体1の長辺の全長に
亘って形成されており、図3に示すように、その下端に
は内方(屋根材本体1の方)に向けて斜め上方に屈曲さ
せた押さえ片3が設けてある。また接続片2は内外方に
連続的に折り曲げられて小波状に形成されており、その
外面には複数個の凹条5が設けられている。尚、縦葺屋
根材Aとしては、図4のような屋根材本体1にその長辺
と平行方向に長い凹溝部31を凹設したものを用いても
よい。
【0019】吊子4は基材41と係止材42を接合して
形成されるものである。基材41は図5のように、上面
が開口する凹条5を設けて断面略コ字状に形成される基
材本体44と、基材本体44の各上端に外方に向けて突
設される断面略倒L字状の支持片45とから構成されて
いる。係止材42は金属薄板等を折り曲げ加工して形成
されるものであって、図6のように、断面略L字状の係
止材本体46と、係止材本体46の上端に係止材本体4
6の固着片47と反対側に突設される受け片48と、受
け片48の先端から下方に向かって突設される断面略L
字状の係止部6とから構成されており、係止部6の下端
は係止材本体46側に折り曲げられて接続押さえ片49
として形成されている。尚、50はリブ、51は固着孔
である。
【0020】そして凹条5内に係止部6を挿入するよう
にして一対の係止材42を基材41の外側に対向させて
配置し、支持片45と受け片48などを溶接等して接合
することによって、図7、8のような、凹条5内で一対
の係止部6が対向するように配置された吊子4を形成す
ることができる。またこの吊子4には、凹条5の両方の
側方で基材本体44と係止材本体46の間に下面が開口
する差し込み凹部13が形成されている。樋部材(レイ
ンガーター)8は図9(a)(b)のように、上面が開
口する断面略コ字状に長尺に形成されるものであって、
その各上端には内方の斜め下方に向けて水返し片9が突
設されている。
【0021】そして屋根を形成するにあたっては、図1
0に示すように、まず樋部材8を屋根勾配の方向(例え
ば軒棟方向)と平行に長く配して野地板等の屋根下地3
2に載置する。このようにして複数本の樋部材8を屋根
勾配の方向と直交する方向(例えば妻方向)に一定の間
隔を介して並設した後、各樋部材8を吊子4で屋根下地
32に固定する。
【0022】吊子4で樋部材8を固定するにあたって
は、樋部材8内に基材本体44を嵌め込むと共に差し込
み凹部13を樋部材8の側壁10に被挿し、支持片45
の下面を側壁10の上端に当接させると共に側壁10の
外面を基材本体44の内面に当接させ、固着孔51から
ビス等の吊子60を屋根下地32に打入して固着片47
を固定するようにて行なうことができる。このようにし
て一定の間隔を介して配置される複数個の吊子4で樋部
材8を固定した後、隣合う樋部材8の間に合板等で形成
される一定幅及び一定厚みのバックアップ材52を配設
すると共にバックアップ材52の上にポリエチレンフォ
ーム等で形成されるクッション材53を配設する。
【0023】次に、接続片2を押圧により対向する係止
部6の間に上方から挿入すると共に係止部6を接続片2
で弾性的に変形させながら接続片2を徐々に下方に移動
させていく。このように接続片2を移動させていくと、
押さえ片3が接続押さえ片49の下側にまで達して接続
片2が凹条5内に挿入され、これとともに係止部6が復
元力によって元の状態に戻る(スプリングバック)と共
に押さえ片3の上端が一方の係止部6の接続押さえ片4
9の下面に当接されて係止される。
【0024】このようにして縦葺屋根材Aを吊子4に固
定した後、他の縦葺屋根材Aの接続片2を上記一方の係
止部6に係止された接続片2と他方の係止部6の間に上
方から挿入すると共に他方の係止部6をこの接続片2で
弾性的に変形させながら接続片2を徐々に下方に移動さ
せていく。このように他の縦葺屋根材Aの接続片2を移
動させていくと、この接続片2の押さえ片3が接続押さ
え片49の下側にまで達して接続片2が凹条5内に挿入
され、これとともに上記他方の係止部6が復元力によっ
て元の状態に戻る(スプリングバック)と共に押さえ片
3の上端が他方の係止部6の接続押さえ片49の下面に
当接されて係止され、他の縦葺屋根材Aが上記吊子4に
固定される。このようにして複数枚の縦葺屋根材Aを順
次吊子4に固定していくことにより、図1のような凹凸
のないフラットな屋根を形成することができるが、隣接
する縦葺屋根材Aは吊子4によって接続され、また隣接
する縦葺屋根材Aの接続片2はその凹条5が対向するよ
うに外面同士が当接されている。
【0025】上記実施の形態では、ボルトやナットなど
の部材を用いないで吊子を形成するので、部材数を少な
くすることができ、部材費やこれらの加工費が少なくな
ってコストを低減することができるものである。また押
さえ片3と係止部6とを係止させるだけで縦葺屋根材A
を吊子4で固定することができ、屋根上で一つずつナッ
トの締めつけを行なう必要がなくなって、簡単に迅速に
縦葺屋根材Aを吹き上げていくことができるものであ
る。さらに凹条5を対向させるようにして隣接する接続
片2の外面同士を当接させるので、接続片2の間から浸
入した雨水を凹条5を通じて軒側に排水することがで
き、隣接する縦葺屋根材Aの接合部分の水密性を高くす
ることができるものである。
【0026】しかも樋部材8にまで到達した雨水は樋部
材8を通じて軒側に排水されることになるが、樋部材8
の上端には水返し片9が設けられているので、屋根下地
32まで雨水が達しないようにして漏水を防止すること
ができるものである。また樋部材8の両方の側壁10を
差し込み凹部13に差し込んで樋部材8の両側を吊子4
で固定するので、樋部材8を強固に固定することがで
き、加えて係止部6に押さえ片3を弾性的に係止させて
吊子4に縦葺屋根材Aを固定するので、縦葺屋根材Aを
強固に固定することができ、強風により隣接する縦葺屋
根材Aの接合部分が変形しないように接続して漏水を防
止することができるものである。
【0027】図11には他の実施の形態が示されてい
る。この実施の形態で使用される縦葺屋根材Aは、図1
2(a)(b)のように、屋根材本体1の各側端部に嵌
め込み凹条54を全長に亘って凹設されている。その他
の構成は図2のものと同様に形成される。キャップ11
は図13(a)(b)のように、金属板等で略矩形に形
成されるキャップ本体57の各側端部に折り返し片55
を下面側に突出させて形成すると共に一方の折り返し片
55の先端を下方に折り曲げることによって略中央部に
挿入片12を突設して長尺に形成されている。挿入片1
2は左右に連続的に折り曲げられて小波状に形成されて
おり、その両方の外面には複数個の凹凸条56が設けら
れている。
【0028】そして上記実施の形態と同様にして複数枚
の縦葺屋根材Aを吊子4で屋根下地32に固定した後、
図14のように、隣接する縦葺屋根材Aの接続片2の間
に挿入片12を差し込むと共に両方の縦葺屋根材Aの嵌
め込み凹条54にキャップ本体57を嵌め込むことによ
って、図12のようなフラットな屋根を形成することが
できる。このとき挿入片12の凹凸条56は接続片2の
凹条5に嵌め込まれるようにする。
【0029】この実施の形態では、縦葺屋根材Aと他の
縦葺屋根材Aの接続片2の上方にキャップ11を配設す
るので、キャップ11で縦葺屋根材Aの接続片分の上方
を覆って雨水が浸入するのを少なくすることができ、縦
葺屋根材Aの接続片分の水密性を高めることができるも
のである。また凹凸条56を凹条5に嵌め込むことによ
って、隣接する接続片2の間に浸入した雨水が樋部材8
に達するまでの経路を長くすることができ、縦葺屋根材
Aの接続片分の水密性をより高めることができるもので
あり、しかも凹凸条56と凹条5の係合によってキャッ
プ11の取付強度を高くすることができるものである。
【0030】そして上記いずれの実施の形態において
も、部材数の低減により構成を簡素化することができ、
また施工も簡単に迅速に行なうことができ、さらに十分
な強度を水密性を保つことができるので、一般的な小規
模の屋根から大規模な建築物の屋根にまで幅広く適用す
ることができる。また近年、特に多くなってきたアーチ
形の屋根にも対応させることができるので、屋根の表面
には凹凸がなくフラットでアーチ形の美しい屋根を形成
することができる。
【0031】尚、実施の形態では、凹条5及び凹凸条5
6は複数本形成したが、その本数は制限されることはな
い。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明においては、屋根材本体
の側端部を折曲げて形成した接続片を面接触させて棟軒
方向とは直交する方向に接続する縦葺屋根材であって、
接続片に棟軒方向に連続する凹条を形成してあるから、
面接触して接続される接続片間には凹条が棟軒方向に連
続していて、面接触状態において生じる毛細管現象を回
避することができ、また、棟軒方向に連続する凹条に至
る雨水は凹条を樋として軒側に流下させ、しかして、接
続箇所の水密性を効果的に高めることできるという利点
がある。
【0033】請求項2の発明においては、屋根材本体の
側端部を折曲げて形成した接続片を面接触させて棟軒方
向とは直交する方向に接続する縦葺屋根材の接続構造で
あって、接続片に棟軒方向に連続する凹条を形成し、接
続片の下端に内方上方に向けて押さえ片を延出し、屋根
下地に固定した吊子側に、隣接する押さえ片の差し込み
挿入をガイドするガイド片を略V字状の間隔を隔てて設
け、ガイド片の下端から内方に接続押さえ片を延出し、
ガイド片間への押さえ片の差し込み挿入後に、接続押さ
え片にて押さえ片の上端を押さえて接続片を面接させて
あるから、縦葺屋根材の接続に際して、縦葺屋根材の接
続片を吊子側において略V字状の間隔を隔てたガイド片
間に挿入し、挿入後に、ガイド片から延出されている押
さえ片の上端を押さえることで、接続片同士を面接触さ
せながら、接続片の抜止めを図り、このように、縦葺屋
根材の接続をボルト・ナットのような締め付け作業を要
することなく、容易迅速にかつ確実におこなえ、しか
も、その接続状態においては、請求項1の発明と同様
に、接続箇所の水密性を効果的に高めることができると
いう利点がある。
【0034】請求項3の発明においては、屋根材本体の
側端部を折曲げて形成した接続片を面接触させて棟軒方
向とは直交する方向に接続する縦葺屋根材の接続箇所を
覆うキャップであって、キャップに接続片間に挿入され
る挿入片を形成し、挿入片に棟軒方向とは略直交する方
向に連続する凹凸条を形成してあるから、キャップの挿
入片を、面接触されている縦葺屋根材の接続箇所に挿入
することで、挿入片の凹凸条にてにて棟軒方向に連続す
る細い凹所を形成でき、面接触させる場合の毛細管現象
を回避し、かつ、浸入した雨水を連続する細い凹所を伝
って軒側に排水することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】(a)は同上の縦葺屋根材を示す斜視図、
(b)は(a)のa−a断面図である。
【図3】同上の縦葺屋根材の断面図である。
【図4】(a)は同上の他の縦葺屋根材を示す斜視図、
(b)は(a)のc−c断面図である。
【図5】同上の基材を示す斜視図である。
【図6】同上の係止材を示す斜視図である。
【図7】同上の吊子を示す斜視図である。
【図8】同上の吊子を示す下方からの斜視図である。
【図9】(a)は同上の樋部材を示す斜視図、(b)は
(a)のb−b断面図である。
【図10】同上の施工手順を示す斜視図である。
【図11】同上の他の実施の形態を示す断面図である。
【図12】(a)は同上の縦葺屋根材を示す斜視図、
(b)は(a)のd−d断面図である。
【図13】(a)は同上のキャップを示す斜視図、
(b)は(a)のe−e断面図である。
【図14】同上の他の施工手順を示す斜視図である。
【図15】(a)は従来例の縦葺屋根材を示す斜視図、
(b)はf−f断面図である。
【図16】従来例の吊子を示す斜視図である。
【図17】従来例の吊子を示す分解斜視図である。
【図18】(a)は従来例の樋部材を示す斜視図、
(b)は(a)のg−g断面図である。
【図19】(a)は従来例のキャップを示す斜視図、
(b)は(a)のh−h断面図である。
【図20】従来例を示す断面図である。
【図21】(a)は他の従来例の縦葺屋根材を示す斜視
図、(b)は(a)のi−i断面図である。
【図22】他の従来例の吊子を示す斜視図である。
【図23】(a)は他の従来例の樋部材を示す斜視図、
(b)は(a)のj−j断面図である。
【図24】他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 屋根材本体 2 接続片 3 押さえ片 4 吊子 5 凹条 11 キャップ 12 挿入片 32 屋根下地 49 接続押さえ片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根材本体の側端部を折曲げて形成した
    接続片を面接触させて棟軒方向とは直交する方向に接続
    する縦葺屋根材であって、接続片に棟軒方向に連続する
    凹条を形成して成ることを特徴とする縦葺屋根材。
  2. 【請求項2】 屋根材本体の側端部を折曲げて形成した
    接続片を面接触させて棟軒方向とは直交する方向に接続
    する縦葺屋根材の接続構造であって、接続片に棟軒方向
    に連続する凹条を形成し、接続片の下端に内方上方に向
    けて押さえ片を延出し、屋根下地に固定した吊子側に、
    隣接する押さえ片の差し込み挿入をガイドするガイド片
    を略V字状の間隔を隔てて設け、ガイド片の下端から内
    方に接続押さえ片を延出し、ガイド片間への押さえ片の
    差し込み挿入後に、接続押さえ片にて押さえ片の上端を
    押さえて接続片を面接させて成ることを特徴とする縦葺
    屋根材の接続構造。
  3. 【請求項3】 屋根材本体の側端部を折曲げて形成した
    接続片を面接触させて棟軒方向とは直交する方向に接続
    する縦葺屋根材の接続箇所を覆うキャップであって、キ
    ャップに接続片間に挿入される挿入片を形成し、挿入片
    に棟軒方向とは略直交する方向に連続する凹凸条を形成
    して成ることを特徴とする縦葺屋根材の接続箇所を覆う
    キャップ。
JP7194697A 1997-03-25 1997-03-25 縦葺屋根材及び縦葺屋根材の接続構造及び縦葺屋根材の接続箇所を覆うキャップ Pending JPH10266478A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7194697A JPH10266478A (ja) 1997-03-25 1997-03-25 縦葺屋根材及び縦葺屋根材の接続構造及び縦葺屋根材の接続箇所を覆うキャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7194697A JPH10266478A (ja) 1997-03-25 1997-03-25 縦葺屋根材及び縦葺屋根材の接続構造及び縦葺屋根材の接続箇所を覆うキャップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10266478A true JPH10266478A (ja) 1998-10-06

Family

ID=13475176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7194697A Pending JPH10266478A (ja) 1997-03-25 1997-03-25 縦葺屋根材及び縦葺屋根材の接続構造及び縦葺屋根材の接続箇所を覆うキャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10266478A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002097756A (ja) * 2000-09-26 2002-04-05 Hideo Fujita 外囲体
KR20180003947A (ko) * 2016-07-01 2018-01-10 주식회사 세움특수건설 옥상스틸방수를 위한 칼라강판 결합구조

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002097756A (ja) * 2000-09-26 2002-04-05 Hideo Fujita 外囲体
KR20180003947A (ko) * 2016-07-01 2018-01-10 주식회사 세움특수건설 옥상스틸방수를 위한 칼라강판 결합구조

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4736563A (en) Greenhouse clip
US5140793A (en) Snap-on positive snap-lock panel assembly
US4467582A (en) Joint retention clip for rib-like panel joint
US3394519A (en) Building wall structure
CN100532753C (zh) 建筑物的防水结构及具有该防水结构的建筑物
JP2534605B2 (ja) 建築物の面構造体
JPH06307056A (ja) 縦張用建築用外壁材
JP2633211B2 (ja) 面構造体の接続構造
JP3627201B2 (ja) 屋根などに用いられる外囲体
JPS647177B2 (ja)
JP2003064828A (ja) 屋根材固定用吊子
JPH1061121A (ja) 屋根板と屋根板の接合構造
JP2966614B2 (ja) 縦目地構造
JP3170457B2 (ja) 吊子及び屋根板材の接続構造
JPH044417Y2 (ja)
KR960002641Y1 (ko) 성형용강판 및 단열강판의 고정장치
JP2688316B2 (ja) 屋根材の接続構造
JP3568492B2 (ja) 横葺型の屋根構造
JPH0420064B2 (ja)
JP2530558B2 (ja) 折版屋根
JP2987746B2 (ja) 屋根などに用いられる外囲体
JPH0589652U (ja) 建築物の外面用板材
JPH1054113A (ja) 屋根板材
JPH0776480B2 (ja) 横葺屋根の屋根板連結構造
JP2002121868A (ja) 金属屋根板

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020702