JPH10267652A - 配管傾斜測定器 - Google Patents
配管傾斜測定器Info
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- JPH10267652A JPH10267652A JP7807897A JP7807897A JPH10267652A JP H10267652 A JPH10267652 A JP H10267652A JP 7807897 A JP7807897 A JP 7807897A JP 7807897 A JP7807897 A JP 7807897A JP H10267652 A JPH10267652 A JP H10267652A
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Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 センサ取付誤差を気にすることなく、どの面
からも配管の傾斜を測定することができる配管傾斜測定
器を提供する。 【解決手段】 長尺管体30の傾斜方向と計測方向を規
定する計測軸とを位置決めするための位置決め機構20
を測定器本体10に取り付ける。測定器本体10は、計
測軸を含む互いに直交する3本の軸上の重力加速度を検
出する傾斜センサと、各傾斜センサが検出した重力加速
度を他軸における重力加速度の感度に応じて補正して補
正後の重力加速度に基づいて計測軸の絶対水平面に対す
る傾斜量を決定する手段を内蔵し、位置決め機構20に
よって計測軸と平行に位置決めされた長尺管体30の傾
斜方向の傾斜量を出力するようにした。
からも配管の傾斜を測定することができる配管傾斜測定
器を提供する。 【解決手段】 長尺管体30の傾斜方向と計測方向を規
定する計測軸とを位置決めするための位置決め機構20
を測定器本体10に取り付ける。測定器本体10は、計
測軸を含む互いに直交する3本の軸上の重力加速度を検
出する傾斜センサと、各傾斜センサが検出した重力加速
度を他軸における重力加速度の感度に応じて補正して補
正後の重力加速度に基づいて計測軸の絶対水平面に対す
る傾斜量を決定する手段を内蔵し、位置決め機構20に
よって計測軸と平行に位置決めされた長尺管体30の傾
斜方向の傾斜量を出力するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば配管作業の
際に用いられる配管傾斜測定器に関し、より詳しくは、
絶対水平面に対する管体の傾斜量を複数の傾斜センサを
用いて精度良く計測するための技術に関する。
際に用いられる配管傾斜測定器に関し、より詳しくは、
絶対水平面に対する管体の傾斜量を複数の傾斜センサを
用いて精度良く計測するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】排水管や吸水管等を敷設する場合は、管
中の残留水を防止するように配管しなければならず、そ
のためには、排水管等が絶対水平面に対してどの程度傾
斜しているかどうかを正確に計測する必要がある。排水
管等の傾斜量を計測する場合、従来は、液面センサを排
水管等の上側面に置き、該液面センサの基準面に対する
液面勾配のずれ量を検出していた。このような手法は、
簡便且つ視覚的に傾斜量を把握できる反面、正確性に欠
ける。そこで、近年は、液面センサに代えて、傾斜に応
じた重力加速度を出力する加速度センサや傾斜計を傾斜
センサとして用い、排水管等の傾斜量を電子的に計測す
ることも行われている。
中の残留水を防止するように配管しなければならず、そ
のためには、排水管等が絶対水平面に対してどの程度傾
斜しているかどうかを正確に計測する必要がある。排水
管等の傾斜量を計測する場合、従来は、液面センサを排
水管等の上側面に置き、該液面センサの基準面に対する
液面勾配のずれ量を検出していた。このような手法は、
簡便且つ視覚的に傾斜量を把握できる反面、正確性に欠
ける。そこで、近年は、液面センサに代えて、傾斜に応
じた重力加速度を出力する加速度センサや傾斜計を傾斜
センサとして用い、排水管等の傾斜量を電子的に計測す
ることも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
傾斜センサを使用した測定器では計測可能箇所が著しく
限定される。すなわち、傾斜センサは、加速度センサや
傾斜計を1つしか使用していないため、感度軸以外の他
の軸線方向の傾斜の影響(他軸感度)から計測可能箇所
が同一平面上の2方向に限定されてしまうという欠点が
あった。また、傾斜センサは、その取付の際の誤差がそ
のまま計測誤差につながるので、取付精度を高くするこ
とが望まれる。しかし、測定器が小型になるにつれてセ
ンサ取付精度を高めることが困難になるため、製造コス
トを低減させることができないという問題があった。
傾斜センサを使用した測定器では計測可能箇所が著しく
限定される。すなわち、傾斜センサは、加速度センサや
傾斜計を1つしか使用していないため、感度軸以外の他
の軸線方向の傾斜の影響(他軸感度)から計測可能箇所
が同一平面上の2方向に限定されてしまうという欠点が
あった。また、傾斜センサは、その取付の際の誤差がそ
のまま計測誤差につながるので、取付精度を高くするこ
とが望まれる。しかし、測定器が小型になるにつれてセ
ンサ取付精度を高めることが困難になるため、製造コス
トを低減させることができないという問題があった。
【0004】そこで本発明の課題は、センサの取付誤差
を気にすることなく、どの面からも配管の傾斜を測定す
ることができる、改良された配管傾斜測定器を提供する
ことにある。
を気にすることなく、どの面からも配管の傾斜を測定す
ることができる、改良された配管傾斜測定器を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の配管傾斜測定器は、長尺管体の傾斜方向と計測方向
を規定する計測軸とを位置決めするための位置決め機構
が形成された筐体と、この筐体内で、前記計測軸を含む
互いに直交する3本の軸上に配設され、それぞれ自軸の
重力加速度を検出する3つの傾斜センサと、絶対三次元
軸の2軸を含んで形成される複数の絶対平面と前記筐体
の基準面とを合致させたときの各傾斜センサの出力信号
に基づいて算出された前記3本の軸における重力加速度
の他軸に対する感度を、当該軸についての補正係数とし
て保持する補正係数保持手段と、前記3つの傾斜センサ
が検出した重力加速度を、それぞれ前記補正係数保持手
段に保持されている該当補正係数と他軸における重力加
速度とにより補正する重力加速度補正手段と、補正され
た各重力加速度に基づいて前記計測軸の絶対水平面に対
する傾斜量を決定する傾斜量決定手段とを有し、前記位
置決め機構により前記計測軸と平行に位置決めされた前
記長尺管体の傾斜方向の傾斜量を出力することを特徴と
する。
明の配管傾斜測定器は、長尺管体の傾斜方向と計測方向
を規定する計測軸とを位置決めするための位置決め機構
が形成された筐体と、この筐体内で、前記計測軸を含む
互いに直交する3本の軸上に配設され、それぞれ自軸の
重力加速度を検出する3つの傾斜センサと、絶対三次元
軸の2軸を含んで形成される複数の絶対平面と前記筐体
の基準面とを合致させたときの各傾斜センサの出力信号
に基づいて算出された前記3本の軸における重力加速度
の他軸に対する感度を、当該軸についての補正係数とし
て保持する補正係数保持手段と、前記3つの傾斜センサ
が検出した重力加速度を、それぞれ前記補正係数保持手
段に保持されている該当補正係数と他軸における重力加
速度とにより補正する重力加速度補正手段と、補正され
た各重力加速度に基づいて前記計測軸の絶対水平面に対
する傾斜量を決定する傾斜量決定手段とを有し、前記位
置決め機構により前記計測軸と平行に位置決めされた前
記長尺管体の傾斜方向の傾斜量を出力することを特徴と
する。
【0006】ここで絶対三次元軸は、地球の重力に垂直
の絶対水平面上で互いに直交する第1及び第2軸と、こ
の第1及び第2軸と直交する第3軸から成るものであ
り、筐体の基準面とは、補正係数の算出の際に用いる筐
体上の絶対平面である。本発明の配管傾斜測定器では、
傾斜センサを筐体に配置した状態で、この筐体の基準面
を絶対三次元軸の2軸を含んで形成される複数の絶対平
面と合致させることで、傾斜センサの取付誤差と自軸の
重力加速度の他軸に対する感度とを予め定量化してお
く。そしてこれを補正係数として保持しておき、実デー
タをこの補正係数を用いて補正する。これにより、算出
される傾斜量が正確なものとなる。また、計測軸を配管
の傾斜方向と一致させるだけでよいので、計測可能箇所
も限定されることがなくなる。
の絶対水平面上で互いに直交する第1及び第2軸と、こ
の第1及び第2軸と直交する第3軸から成るものであ
り、筐体の基準面とは、補正係数の算出の際に用いる筐
体上の絶対平面である。本発明の配管傾斜測定器では、
傾斜センサを筐体に配置した状態で、この筐体の基準面
を絶対三次元軸の2軸を含んで形成される複数の絶対平
面と合致させることで、傾斜センサの取付誤差と自軸の
重力加速度の他軸に対する感度とを予め定量化してお
く。そしてこれを補正係数として保持しておき、実デー
タをこの補正係数を用いて補正する。これにより、算出
される傾斜量が正確なものとなる。また、計測軸を配管
の傾斜方向と一致させるだけでよいので、計測可能箇所
も限定されることがなくなる。
【0007】上記配管傾斜測定器において、前記位置決
め機構は、例えば前記筐体の所定部位に離脱自在に接合
される断面凹状のアタッチメント部材を含み、該アタッ
チメント部材が前記長尺管体の外側壁を一定以上の深さ
で収容したときに当該長尺管体の傾斜方向と前記計測軸
とが一致するように構成される。
め機構は、例えば前記筐体の所定部位に離脱自在に接合
される断面凹状のアタッチメント部材を含み、該アタッ
チメント部材が前記長尺管体の外側壁を一定以上の深さ
で収容したときに当該長尺管体の傾斜方向と前記計測軸
とが一致するように構成される。
【0008】前記位置決め機構は、また、前記計測軸と
平行に前記筐体の所定部位に並設された複数のガイド用
突起体を含み、各ガイド突起体が前記長尺管体の外側壁
に当接されたときに当該長尺管体の傾斜方向と前記計測
軸とが一致するように構成される。この場合、より好ま
しくは、前記ガイド用突起体がそれぞれ前記計測軸に対
して平行且つ前記長尺管体の外側壁を一定以上の深さで
収容可能な間隔で少なくとも2列に並設され、前記間隔
が調整自在に構成されるようにする。
平行に前記筐体の所定部位に並設された複数のガイド用
突起体を含み、各ガイド突起体が前記長尺管体の外側壁
に当接されたときに当該長尺管体の傾斜方向と前記計測
軸とが一致するように構成される。この場合、より好ま
しくは、前記ガイド用突起体がそれぞれ前記計測軸に対
して平行且つ前記長尺管体の外側壁を一定以上の深さで
収容可能な間隔で少なくとも2列に並設され、前記間隔
が調整自在に構成されるようにする。
【0009】あるいは、前記筐体の所定部位に固着され
た弾力性吊掛部材を含み、吊掛部材が前記長尺管体の外
側壁に吊掛けられたときに当該長尺管体の傾斜方向と前
記筐体内の計測軸とが一致するように前記位置決め機構
を構成することもできる。
た弾力性吊掛部材を含み、吊掛部材が前記長尺管体の外
側壁に吊掛けられたときに当該長尺管体の傾斜方向と前
記筐体内の計測軸とが一致するように前記位置決め機構
を構成することもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形
態に係る配管傾斜測定器の外観斜視図である。この配管
傾斜測定器は、測定器本体10と、この測定器本体10
に一体に形成された位置決め機構、例えば断面三角形の
1対のアタッチメント部材20から構成される。このア
タッチメント部材20は、中央部に向かうにつれて厚み
が減少し、断面凹状をなすように構成されている。
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形
態に係る配管傾斜測定器の外観斜視図である。この配管
傾斜測定器は、測定器本体10と、この測定器本体10
に一体に形成された位置決め機構、例えば断面三角形の
1対のアタッチメント部材20から構成される。このア
タッチメント部材20は、中央部に向かうにつれて厚み
が減少し、断面凹状をなすように構成されている。
【0011】まず、測定器本体10について説明する。
この測定器本体10では、図2に示すように、重力加速
度を検出する3つの加速度センサ11x,11y,11
zの出力信号をそれぞれアナログ/デジタル変換部(以
下、A/Dコンバータ)12でデジタル信号に変換し、
このデジタル信号をCPU13に入力する。CPU13
は、ROM14から読み込んだ所定のプログラムを実行
することによって上記デジタル信号の処理を行い、処理
結果を表示装置16に表示させる。デジタル信号の処理
に際しては、適宜EEPROM15から本装置に固有の
情報、例えば後述する補正係数等を読み込む。また、操
作スイッチ17の情報を取り込んで当該操作スイッチ1
7の(オン/オフ)状態切り換えや処理のリセット等を
も行う。なお、図示を省略してあるが、必要に応じてR
AMを設け、これをCPU13の作業エリアとして使用
するようにしてもよい。電源部18は、上記CPU13
等に所要の電力を供給するものである。
この測定器本体10では、図2に示すように、重力加速
度を検出する3つの加速度センサ11x,11y,11
zの出力信号をそれぞれアナログ/デジタル変換部(以
下、A/Dコンバータ)12でデジタル信号に変換し、
このデジタル信号をCPU13に入力する。CPU13
は、ROM14から読み込んだ所定のプログラムを実行
することによって上記デジタル信号の処理を行い、処理
結果を表示装置16に表示させる。デジタル信号の処理
に際しては、適宜EEPROM15から本装置に固有の
情報、例えば後述する補正係数等を読み込む。また、操
作スイッチ17の情報を取り込んで当該操作スイッチ1
7の(オン/オフ)状態切り換えや処理のリセット等を
も行う。なお、図示を省略してあるが、必要に応じてR
AMを設け、これをCPU13の作業エリアとして使用
するようにしてもよい。電源部18は、上記CPU13
等に所要の電力を供給するものである。
【0012】図3は、CPU13により形成される傾斜
量測定に関する機能ブロック構成図である。本実施形態
では、A/Dコンバータ12でデジタル信号に変換され
た各軸の重力加速度(センサデータ)を入力するセンサ
データ入力部131と、入力されたセンサデータを補正
係数テーブル137に格納されている補正係数(後述す
る)を用いて補正するデータ補正処理部132と、補正
後のセンサデータに基づいて傾斜量を演算する傾斜量演
算部133と、演算された傾斜量を表示装置16に表示
させるための制御を行う表示制御部134とを形成す
る。タイマ135は、例えば操作スイッチ17の状態切
り換えやリセット等の初期処理を行う場合の時間監視に
用いるものである。また、補正係数演算部136は、セ
ンサデータの補正に用いる補正係数を算出して補正係数
テーブル137に更新自在に格納するものであり、主制
御部138は、各部の機能ブロックを統括的に制御する
とともに補正係数テーブル137とEEPROM15と
の間のデータ転送制御を行うものである。
量測定に関する機能ブロック構成図である。本実施形態
では、A/Dコンバータ12でデジタル信号に変換され
た各軸の重力加速度(センサデータ)を入力するセンサ
データ入力部131と、入力されたセンサデータを補正
係数テーブル137に格納されている補正係数(後述す
る)を用いて補正するデータ補正処理部132と、補正
後のセンサデータに基づいて傾斜量を演算する傾斜量演
算部133と、演算された傾斜量を表示装置16に表示
させるための制御を行う表示制御部134とを形成す
る。タイマ135は、例えば操作スイッチ17の状態切
り換えやリセット等の初期処理を行う場合の時間監視に
用いるものである。また、補正係数演算部136は、セ
ンサデータの補正に用いる補正係数を算出して補正係数
テーブル137に更新自在に格納するものであり、主制
御部138は、各部の機能ブロックを統括的に制御する
とともに補正係数テーブル137とEEPROM15と
の間のデータ転送制御を行うものである。
【0013】各加速度センサ11x,11y,11zに
ついては、図4のように配置する。すなわち、互いに直
交する三次元軸(X軸、Y軸、Z軸)を規定し、X軸上
に第1加速度センサ11x,Y軸上に第2加速度センサ
11y、Z軸上に第3加速度センサ11zをそれぞれ配
置して、各配置軸方向に感度軸をもたせている。以下の
説明ではX軸を計測軸とし、図示の「前方」方向を計測
方向とする。なお、「左右方向」(Y軸)及び「上下方
向」(Z軸)とは、それぞれ計測軸に対する左右方向、
及び上下方向を指す。
ついては、図4のように配置する。すなわち、互いに直
交する三次元軸(X軸、Y軸、Z軸)を規定し、X軸上
に第1加速度センサ11x,Y軸上に第2加速度センサ
11y、Z軸上に第3加速度センサ11zをそれぞれ配
置して、各配置軸方向に感度軸をもたせている。以下の
説明ではX軸を計測軸とし、図示の「前方」方向を計測
方向とする。なお、「左右方向」(Y軸)及び「上下方
向」(Z軸)とは、それぞれ計測軸に対する左右方向、
及び上下方向を指す。
【0014】図5は、測定器本体10の具体的な構造例
を示す透視斜視図である。図示のように、この測定器本
体10は、筐体内に、第1〜第3加速度センサ11x,
11y,11z、A/Dコンバータ12、CPU13、
ROM14、EEPROM15、表示装置16、操作ス
イッチ17、及び電源部18を一体に収容し、携帯性と
操作性とを確保している。また、筐体の表示装置16の
取り付け部位には、計測軸であるX軸方向を指標するた
めの矢印19を記し、傾斜測定時の便宜を図っている。
但し、常に図5に示すような構成にしなければならない
というものではなく、任意に設計変更が可能である。
を示す透視斜視図である。図示のように、この測定器本
体10は、筐体内に、第1〜第3加速度センサ11x,
11y,11z、A/Dコンバータ12、CPU13、
ROM14、EEPROM15、表示装置16、操作ス
イッチ17、及び電源部18を一体に収容し、携帯性と
操作性とを確保している。また、筐体の表示装置16の
取り付け部位には、計測軸であるX軸方向を指標するた
めの矢印19を記し、傾斜測定時の便宜を図っている。
但し、常に図5に示すような構成にしなければならない
というものではなく、任意に設計変更が可能である。
【0015】上記測定器本体10の動作は下記のように
なる。いま、第1加速度センサ11xより出力される重
力加速度をAx、第2加速度センサ11yより出力され
る重力加速度をAy、第3加速度センサ11zより出力
される重力加速度をAzとする。このとき、各加速度セ
ンサ11x,11y,11zが互いに正確に直交するよ
うに取り付けられ、且つそれぞれ他軸方向に対する感度
がないものとすると、物理学的には、以下の関係式が成
立する。
なる。いま、第1加速度センサ11xより出力される重
力加速度をAx、第2加速度センサ11yより出力され
る重力加速度をAy、第3加速度センサ11zより出力
される重力加速度をAzとする。このとき、各加速度セ
ンサ11x,11y,11zが互いに正確に直交するよ
うに取り付けられ、且つそれぞれ他軸方向に対する感度
がないものとすると、物理学的には、以下の関係式が成
立する。
【0016】
【数1】 √(Ax2+Ay2+Az2)=1G(地球の重力) ・・・(1)
【0017】また、計測軸であるX軸が絶対水平面から
Y軸回りに角度θだけ傾斜している場合(この場合のX
軸をX’軸とする)、重力加速度Axと角度θとの間に
は、「Ax=sinθ」の関係式が成立する。従って、
角度θは「sin-1Ax」の計算式より求めることがで
きる。一方、この状態で、Y軸が絶対水平面からX’軸
回りに角度φだけ傾斜している場合、重力加速度Ay
と、角度θ、φとの間には、「Ay=cosθ・sin
φ」の関係式が成立する。従って、このときの角度φ
は、「sin-1(Ay/cosθ)」の計算式より求め
ることができる。同様に、重力加速度Azと、角度θ、
φとの間には、「Az=cosθ・cosφ」の関係式
が成立し、角度φは、「cos-1(Az/cosθ)」
の計算式より求めることができる。このように、X,
Y,Z軸が傾いたときの角度は、それぞれ三角関数によ
る演算によって求めることができる。
Y軸回りに角度θだけ傾斜している場合(この場合のX
軸をX’軸とする)、重力加速度Axと角度θとの間に
は、「Ax=sinθ」の関係式が成立する。従って、
角度θは「sin-1Ax」の計算式より求めることがで
きる。一方、この状態で、Y軸が絶対水平面からX’軸
回りに角度φだけ傾斜している場合、重力加速度Ay
と、角度θ、φとの間には、「Ay=cosθ・sin
φ」の関係式が成立する。従って、このときの角度φ
は、「sin-1(Ay/cosθ)」の計算式より求め
ることができる。同様に、重力加速度Azと、角度θ、
φとの間には、「Az=cosθ・cosφ」の関係式
が成立し、角度φは、「cos-1(Az/cosθ)」
の計算式より求めることができる。このように、X,
Y,Z軸が傾いたときの角度は、それぞれ三角関数によ
る演算によって求めることができる。
【0018】しかし、実際には、各加速度センサ11
x,11y,11zの取り付けに際しては誤差があるの
が通常であり、また、傾斜量測定の際には他軸の重力加
速度の感度が常に影響しあうため、正確な傾斜量測定を
行う場合は、各重力加速度Ax,Ay,Azを補正する
必要がある。そこで、本実施形態では、各軸の重力加速
度の他軸方向に対する感度を補正係数として用意してお
く。
x,11y,11zの取り付けに際しては誤差があるの
が通常であり、また、傾斜量測定の際には他軸の重力加
速度の感度が常に影響しあうため、正確な傾斜量測定を
行う場合は、各重力加速度Ax,Ay,Azを補正する
必要がある。そこで、本実施形態では、各軸の重力加速
度の他軸方向に対する感度を補正係数として用意してお
く。
【0019】以下、この補正係数の求め方の例を、図6
を参照して説明する。まず、絶対水平面内で正確に直交
するX,Y軸と、絶対水平面に対して正確に垂直となる
Z軸とを含む絶対三次元座標系を考える。また、それぞ
れ90度毎に回転したときに絶対水平面に対して水平と
なるように調整された面部(絶対平面)を有し、且つ各
面部がそれぞれ自己の面部の4辺と接する他の4面部と
正確に直交するように造られた6面体を用意し、この6
面体内に上記絶対三次元座標系(X,Y,Z軸)を規定
する。
を参照して説明する。まず、絶対水平面内で正確に直交
するX,Y軸と、絶対水平面に対して正確に垂直となる
Z軸とを含む絶対三次元座標系を考える。また、それぞ
れ90度毎に回転したときに絶対水平面に対して水平と
なるように調整された面部(絶対平面)を有し、且つ各
面部がそれぞれ自己の面部の4辺と接する他の4面部と
正確に直交するように造られた6面体を用意し、この6
面体内に上記絶対三次元座標系(X,Y,Z軸)を規定
する。
【0020】次に、6面体の絶対三次元座標系(X,
Y,Z軸)と測定器本体に規定された三次元座標系
(X,Y,Z軸)とを合致させ、測定器本体の基準面、
例えば計測軸を含んで形成される計測面を、絶対水平面
に対して平行となる面部に固定する(ステップS10
1)。そして、そのときの各加速度センサ11x,11
y,11zの出力をA/Dコンバータ12に入力してデ
ジタル信号に変換するとともに、このデジタル信号(セ
ンサデータ)をセンサデータ入力部131を介して取得
し、これをRAM等の作業エリアに格納する(ステップ
S102)。次に、測定器本体を上記面部に固定したま
ま、6面体を正確に90度回転させ(ステップS10
3:No、S104)、ステップS102の処理に戻
る。これを6面体のそれぞれの面部について繰り返し、
全ての面部についてのセンサデータを格納した場合は
(ステップS103:Yes)、作業エリアに格納され
た全てのセンサデータをもとに各軸についての重力加速
度の他軸方向に対する感度を演算する(ステップS10
5)。そして演算結果を補正係数として補正係数テーブ
ル137に格納する(ステップS106)。
Y,Z軸)と測定器本体に規定された三次元座標系
(X,Y,Z軸)とを合致させ、測定器本体の基準面、
例えば計測軸を含んで形成される計測面を、絶対水平面
に対して平行となる面部に固定する(ステップS10
1)。そして、そのときの各加速度センサ11x,11
y,11zの出力をA/Dコンバータ12に入力してデ
ジタル信号に変換するとともに、このデジタル信号(セ
ンサデータ)をセンサデータ入力部131を介して取得
し、これをRAM等の作業エリアに格納する(ステップ
S102)。次に、測定器本体を上記面部に固定したま
ま、6面体を正確に90度回転させ(ステップS10
3:No、S104)、ステップS102の処理に戻
る。これを6面体のそれぞれの面部について繰り返し、
全ての面部についてのセンサデータを格納した場合は
(ステップS103:Yes)、作業エリアに格納され
た全てのセンサデータをもとに各軸についての重力加速
度の他軸方向に対する感度を演算する(ステップS10
5)。そして演算結果を補正係数として補正係数テーブ
ル137に格納する(ステップS106)。
【0021】以上の一連の処理により、AxのY軸方向
に対する感度Cxy,AxのZ軸方向に対する感度Cx
z、AyのX軸方向に対する感度Cyx、AyのZ軸方
向に対する感度Cyz、AzのY軸方向に対する感度C
zy、AzのX軸方向に対する感度Czxがそれぞれ補
正係数テーブル137に格納される。これらの感度は、
各加速度センサ11x,11y,11zの取り付け誤差
と他軸への重力加速度の影響を考慮した数値となってい
る。つまり、取り付け誤差が大きければ、それがそのま
ま他軸への感度として現れる。そこで、データ補正処理
部132は、上記各感度を用いてX,Y,Z軸における
重力加速度Ax,Ay,Azを補正する。補正後の重力
加速度をax,ay,azは、下記(2)〜(4)式により算
出することができる。
に対する感度Cxy,AxのZ軸方向に対する感度Cx
z、AyのX軸方向に対する感度Cyx、AyのZ軸方
向に対する感度Cyz、AzのY軸方向に対する感度C
zy、AzのX軸方向に対する感度Czxがそれぞれ補
正係数テーブル137に格納される。これらの感度は、
各加速度センサ11x,11y,11zの取り付け誤差
と他軸への重力加速度の影響を考慮した数値となってい
る。つまり、取り付け誤差が大きければ、それがそのま
ま他軸への感度として現れる。そこで、データ補正処理
部132は、上記各感度を用いてX,Y,Z軸における
重力加速度Ax,Ay,Azを補正する。補正後の重力
加速度をax,ay,azは、下記(2)〜(4)式により算
出することができる。
【0022】
【数2】 ax=Ax+Cxy・Ay+Cxz・Az ・・・(2) ay=Ay+Cyx・Ax+Cyz・Az ・・・(3) az=Az+Czy・Ay+Czx・Ax ・・・(4)
【0023】傾斜量演算部133は、下記(5)式によ
り、計測軸(X軸)の絶対水平面に対する傾き角θを演
算する。
り、計測軸(X軸)の絶対水平面に対する傾き角θを演
算する。
【0024】
【数3】 θ=tan-1(ax/√(ay2+az2))・・・(5)
【0025】表示制御部134は、上記傾き角θを表示
装置16に表示させる。なお、傾斜量演算部133にお
いて、傾き角θを傾斜率(%)に換算し、この傾斜率
(%)をも表示制御部134を通じて表示装置16に表
示させるようにすることもできる。
装置16に表示させる。なお、傾斜量演算部133にお
いて、傾き角θを傾斜率(%)に換算し、この傾斜率
(%)をも表示制御部134を通じて表示装置16に表
示させるようにすることもできる。
【0026】次に、本実施形態の配管傾斜測定器を使用
して具体的に傾斜量を求めるまでの手順について説明す
る。計測対象となる長尺管体(以下、単に管体と称す
る)30の傾斜量を測定する場合は、図7に示すよう
に、アタッチメント部材20の凹部に管体30の外側壁
部の一部を収容し、測定器本体10の計測軸とその管体
30の傾斜方向とを一致させる。このとき、計測軸と管
体30の傾斜方向とが一致すればよいので、図7のよう
な使用形態のほか、図8に破線で示すように(図8の実
線は、図7の使用形態を表している)、管体30の径方
向の任意の箇所から計測することもできる。
して具体的に傾斜量を求めるまでの手順について説明す
る。計測対象となる長尺管体(以下、単に管体と称す
る)30の傾斜量を測定する場合は、図7に示すよう
に、アタッチメント部材20の凹部に管体30の外側壁
部の一部を収容し、測定器本体10の計測軸とその管体
30の傾斜方向とを一致させる。このとき、計測軸と管
体30の傾斜方向とが一致すればよいので、図7のよう
な使用形態のほか、図8に破線で示すように(図8の実
線は、図7の使用形態を表している)、管体30の径方
向の任意の箇所から計測することもできる。
【0027】このように配管傾斜測定器を配置した場
合、測定器本体10は、図9の手順によって傾斜量を演
算する。すなわち、初期処理、具体的にはタイマ135
を駆動させて操作スイッチ17の状態を確認し、操作ス
イッチ17が計測モードになっていればタイムアップを
待ち、計測モードになっていなければ、現在のモードを
計測モードに切り替えてタイムアップを待つ(ステップ
S201)。初期処理が終了するとセンサデータ(デジ
タル信号に変換された各軸についての重力加速度、以下
同じ)をA/Dコンバータ12より読み込む(ステップ
S202)。該当する補正係数を補正係数テーブル13
7より読み込み(ステップS203)、データ補正、つ
まり上記(2)〜(4)式の演算を行う(ステップS20
4)。その後、傾斜量演算、具体的には上記(5)式の演
算、ないし(5)式より得られる角度データの傾斜率
(%)への換算を行い(ステップS205)、演算結果
を表示制御部134に出力する(ステップS206)。
これを予め規定した回数、例えば1秒間に60回に達す
るまで繰り返す(ステップS207)。以上のような手
順によって傾斜量の演算結果が表示装置16に表示さ
れ、操作者が管体30の傾斜量を視覚的に把握できるよ
うになる。
合、測定器本体10は、図9の手順によって傾斜量を演
算する。すなわち、初期処理、具体的にはタイマ135
を駆動させて操作スイッチ17の状態を確認し、操作ス
イッチ17が計測モードになっていればタイムアップを
待ち、計測モードになっていなければ、現在のモードを
計測モードに切り替えてタイムアップを待つ(ステップ
S201)。初期処理が終了するとセンサデータ(デジ
タル信号に変換された各軸についての重力加速度、以下
同じ)をA/Dコンバータ12より読み込む(ステップ
S202)。該当する補正係数を補正係数テーブル13
7より読み込み(ステップS203)、データ補正、つ
まり上記(2)〜(4)式の演算を行う(ステップS20
4)。その後、傾斜量演算、具体的には上記(5)式の演
算、ないし(5)式より得られる角度データの傾斜率
(%)への換算を行い(ステップS205)、演算結果
を表示制御部134に出力する(ステップS206)。
これを予め規定した回数、例えば1秒間に60回に達す
るまで繰り返す(ステップS207)。以上のような手
順によって傾斜量の演算結果が表示装置16に表示さ
れ、操作者が管体30の傾斜量を視覚的に把握できるよ
うになる。
【0028】次に、この配管傾斜測定器における位置決
め機構の実施例を、図10〜図12を参照して詳細に説
明する。
め機構の実施例を、図10〜図12を参照して詳細に説
明する。
【0029】
(第1実施例)図10は、上述のアタッチメント部材2
0の形状例とその取付形態を示す図であり、図10
(a)は測定器本体(筐体)10の下底面部の構造を説
明図、(b)〜(d)は本実施形態において使用するア
タッチメント部材の形状例を示す側面図、(e)は各ア
タッチメント部材の取付底面部の構造図である(すべて
について共通なので、図10(b)のものについて描か
れている)。
0の形状例とその取付形態を示す図であり、図10
(a)は測定器本体(筐体)10の下底面部の構造を説
明図、(b)〜(d)は本実施形態において使用するア
タッチメント部材の形状例を示す側面図、(e)は各ア
タッチメント部材の取付底面部の構造図である(すべて
について共通なので、図10(b)のものについて描か
れている)。
【0030】図10(a)において、10a,10b
は、測定器本体(筐体)10の計測軸(X軸)とY軸と
を含む面部にそれぞれ計測軸と平行に穿設された孔部で
ある。アタッチメント部材20,21,22を取り付け
る場合は、幅広の孔部10aから突起端底部20aを挿
入し、これを中央側から外縁側に、幅狭の孔部10bを
通してスライドさせ、測定器本体10(筐体)の厚みで
固定させる。離脱させる場合は、逆の手順となる。アタ
ッチメント部材20〜22は、計測対象となる管体の
径、ないし形状によって任意のものを選択する。この場
合の選択の基準としては、管体の外側壁を一定以上の深
さで収容したときに、当該管体の傾斜方向と測定器本体
10の計測軸とが一致するものを選定すればよい。
は、測定器本体(筐体)10の計測軸(X軸)とY軸と
を含む面部にそれぞれ計測軸と平行に穿設された孔部で
ある。アタッチメント部材20,21,22を取り付け
る場合は、幅広の孔部10aから突起端底部20aを挿
入し、これを中央側から外縁側に、幅狭の孔部10bを
通してスライドさせ、測定器本体10(筐体)の厚みで
固定させる。離脱させる場合は、逆の手順となる。アタ
ッチメント部材20〜22は、計測対象となる管体の
径、ないし形状によって任意のものを選択する。この場
合の選択の基準としては、管体の外側壁を一定以上の深
さで収容したときに、当該管体の傾斜方向と測定器本体
10の計測軸とが一致するものを選定すればよい。
【0031】(第2実施例)図11は、位置決め機構の
他の実施例の構成を示す図である。ここでは、アタッチ
メント部材ではなく、複数のガイド用突起体23を用い
る場合の例を示している。突起体23は底面部の雄ねじ
と一体になっており、測定器本体(筐体)10の計測軸
(X軸)とY軸とを含む面部には、図11(b)に示す
ように、雄ねじを取り付けるための雌ねじ10cが計測
軸と平行に螺刻されている。雌ねじ10cは、計測対象
となる管体30の外径に応じて雄ねじの位置を調整でき
るように複数列について螺刻されている。図示の例で
は、5通りの径に対応できるようになっている(A〜
E)。
他の実施例の構成を示す図である。ここでは、アタッチ
メント部材ではなく、複数のガイド用突起体23を用い
る場合の例を示している。突起体23は底面部の雄ねじ
と一体になっており、測定器本体(筐体)10の計測軸
(X軸)とY軸とを含む面部には、図11(b)に示す
ように、雄ねじを取り付けるための雌ねじ10cが計測
軸と平行に螺刻されている。雌ねじ10cは、計測対象
となる管体30の外径に応じて雄ねじの位置を調整でき
るように複数列について螺刻されている。図示の例で
は、5通りの径に対応できるようになっている(A〜
E)。
【0032】このような構成の位置決め機構では、各突
起体23が2列に取り付けられ、図11(a),(c)
に示すように、各列間に管体30の外側壁が一定以上の
深さで収容されたときに当該管体の傾斜方向と計測軸と
が一致するため、正確な位置決めが可能になる。なお、
雌ねじの螺刻箇所ないし螺刻数は、図示の例に限定され
るものではない。また、列数も好ましくは2列である
が、管体30の外側壁を一方のみの列の突起体23に当
接させる使い方をすれば、1列のみであってもよい。
起体23が2列に取り付けられ、図11(a),(c)
に示すように、各列間に管体30の外側壁が一定以上の
深さで収容されたときに当該管体の傾斜方向と計測軸と
が一致するため、正確な位置決めが可能になる。なお、
雌ねじの螺刻箇所ないし螺刻数は、図示の例に限定され
るものではない。また、列数も好ましくは2列である
が、管体30の外側壁を一方のみの列の突起体23に当
接させる使い方をすれば、1列のみであってもよい。
【0033】(第3実施例)図12(a)は、位置決め
機構の他の実施例の構成を示す外観斜視図である。この
例では、測定器本体(筐体)10の計測軸(X軸)とY
軸とを含む面部に、Y軸と平行に線状吊掛部材24を固
着し、吊掛部材24が、図12(b)のように、管体3
0の外側壁に吊掛けられたときに、当該管体30の傾斜
方向と計測軸とが一致するように構成されている。
機構の他の実施例の構成を示す外観斜視図である。この
例では、測定器本体(筐体)10の計測軸(X軸)とY
軸とを含む面部に、Y軸と平行に線状吊掛部材24を固
着し、吊掛部材24が、図12(b)のように、管体3
0の外側壁に吊掛けられたときに、当該管体30の傾斜
方向と計測軸とが一致するように構成されている。
【0034】このような構成の位置決め機構では、吊掛
部材24の形状を変えることで、太さの異なる管体30
にも容易に対応できるようになる。なお、吊掛部材24
は、線状ではなく、1枚の板状のものを図示のように湾
曲させて形成することもできる。
部材24の形状を変えることで、太さの異なる管体30
にも容易に対応できるようになる。なお、吊掛部材24
は、線状ではなく、1枚の板状のものを図示のように湾
曲させて形成することもできる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の配管傾斜測定器によれば、傾斜センサの取付精度を気
にする必要がなく、しかも計測軸と長尺管体の傾斜方向
とを一致させるだけで、正確に傾斜量を計測できる効果
がある。これにより、製品としての実用価値を従来より
も格段に高めることができ、また、製造コストの低減も
可能になる。
の配管傾斜測定器によれば、傾斜センサの取付精度を気
にする必要がなく、しかも計測軸と長尺管体の傾斜方向
とを一致させるだけで、正確に傾斜量を計測できる効果
がある。これにより、製品としての実用価値を従来より
も格段に高めることができ、また、製造コストの低減も
可能になる。
【0036】さらに、計測対象となる管体のサイズに応
じた位置決めが可能になる位置決め機構を有するので、
計測時の位置決めが容易となり、操作性に優れた配管傾
斜測定器を実現することができる。
じた位置決めが可能になる位置決め機構を有するので、
計測時の位置決めが容易となり、操作性に優れた配管傾
斜測定器を実現することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る配管傾斜測定器の外
観斜視図。
観斜視図。
【図2】本実施形態による測定器本体のハードウエア構
成図。
成図。
【図3】CPUにより形成される傾斜測定用の機能ブロ
ックの構成図。
ックの構成図。
【図4】加速度センサの配置説明図。
【図5】測定器本体の構造を示す透視斜視図。
【図6】補正係数を算出する場合の手順説明図。
【図7】本実施形態の配管傾斜測定器の使用態様を示す
外観斜視図。
外観斜視図。
【図8】本実施形態の配管傾斜測定器の使用態様の変化
例を示す説明図。
例を示す説明図。
【図9】実際に傾斜量を計測する場合の測定器本体にお
ける処理手順説明図。
ける処理手順説明図。
【図10】本実施形態の配管傾斜測定器における位置決
め機構の説明図であり、(a)はアタッチメント部材の
取付部位の一例、(b)〜(d)はアタッチメント部材
の形状例、(e)はアタッチメント部材の取付底面部の
構造例を示す。
め機構の説明図であり、(a)はアタッチメント部材の
取付部位の一例、(b)〜(d)はアタッチメント部材
の形状例、(e)はアタッチメント部材の取付底面部の
構造例を示す。
【図11】本実施形態の配管傾斜測定器における他の位
置決め機構の説明図であり、(a)は複数の突起体によ
る位置決め状態を示す正面図、(b)は突起体の構造例
及びその取付部位の一例を示す筐体底面図、(c)は複
数の突起体による位置決め状態を示す側面図。
置決め機構の説明図であり、(a)は複数の突起体によ
る位置決め状態を示す正面図、(b)は突起体の構造例
及びその取付部位の一例を示す筐体底面図、(c)は複
数の突起体による位置決め状態を示す側面図。
【図12】本実施形態の配管傾斜測定器における他の位
置決め機構の説明図であり、(a)は線状吊掛部材を測
定器本体に取り付けた状態を示す外観斜視図、(b)は
実際に位置決めするときの側面図。
置決め機構の説明図であり、(a)は線状吊掛部材を測
定器本体に取り付けた状態を示す外観斜視図、(b)は
実際に位置決めするときの側面図。
10 測定器本体 11x,11y,11z 傾斜センサの一例となる加速
度センサ 12 A/Dコンバータ 13 CPU 132 データ補正処理部 133 傾斜量演算部 134 表示制御部 136 補正係数演算部 137 補正係数テーブル 16 表示装置 19 計測方向を示す指標体(矢印) 20〜22 アタッチメント部材 23 ガイド用突起体 24 吊掛部材 30 計測対象となる長尺管体
度センサ 12 A/Dコンバータ 13 CPU 132 データ補正処理部 133 傾斜量演算部 134 表示制御部 136 補正係数演算部 137 補正係数テーブル 16 表示装置 19 計測方向を示す指標体(矢印) 20〜22 アタッチメント部材 23 ガイド用突起体 24 吊掛部材 30 計測対象となる長尺管体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榛澤 一郎 東京都新宿区歌舞伎町二丁目16番9号 大 成設備株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 長尺管体の傾斜方向と計測方向を規定す
る計測軸とを位置決めするための位置決め機構が形成さ
れた筐体と、 この筐体内で、前記計測軸を含む互いに直交する3本の
軸上に配設され、それぞれ自軸の重力加速度を検出する
3つの傾斜センサと、 絶対三次元軸の2軸を含んで形成される複数の絶対平面
と前記筐体の基準面とを合致させたときの各傾斜センサ
の出力信号に基づいて算出された前記3本の軸における
重力加速度の他軸に対する感度を、当該軸についての補
正係数として保持する補正係数保持手段と、 前記3つの傾斜センサが検出した重力加速度を、それぞ
れ前記補正係数保持手段に保持されている該当補正係数
と他軸における重力加速度とにより補正する重力加速度
補正手段と、 補正された各重力加速度に基づいて前記計測軸の絶対水
平面に対する傾斜量を決定する傾斜量決定手段とを有
し、 前記位置決め機構により前記計測軸と平行に位置決めさ
れた前記長尺管体の傾斜方向の傾斜量を出力することを
特徴とする配管傾斜測定器。 - 【請求項2】 前記位置決め機構は、前記筐体の所定部
位に離脱自在に接合される断面凹状のアタッチメント部
材を含み、該アタッチメント部材が前記長尺管体の外側
壁を一定以上の深さで収容したときに当該長尺管体の傾
斜方向と前記計測軸とが一致するように構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の配管傾斜測定器。 - 【請求項3】 前記位置決め機構は、前記計測軸と平行
に前記筐体の所定部位に並設された複数のガイド用突起
体を含み、各ガイド突起体が前記長尺管体の外側壁に当
接されたときに当該長尺管体の傾斜方向と前記計測軸と
が一致するように構成されていることを特徴とする請求
項1記載の配管傾斜測定器。 - 【請求項4】 前記ガイド用突起体がそれぞれ前記計測
軸に対して平行且つ前記長尺管体の外側壁を一定以上の
深さで収容可能な間隔で少なくとも2列に並設され、前
記間隔が調整自在に構成されていることを特徴とする請
求項3記載の配管傾斜測定器。 - 【請求項5】 前記位置決め機構は、前記筐体の所定部
位に固着された弾力性吊掛部材を含み、該吊掛部材が前
記長尺管体の外側壁に吊掛けられたときに当該長尺管体
の傾斜方向と前記筐体内の計測軸とが一致するように構
成されていることを特徴とする請求項1記載の配管傾斜
測定器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7807897A JPH10267652A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 配管傾斜測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7807897A JPH10267652A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 配管傾斜測定器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10267652A true JPH10267652A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13651819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7807897A Withdrawn JPH10267652A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 配管傾斜測定器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10267652A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007278759A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | 傾斜角演算方法及び傾斜角演算装置 |
| JP2008533463A (ja) * | 2005-03-09 | 2008-08-21 | インフィニクス インコーポレイテッド | デジタル水平測定器具 |
| JP2009050604A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Sharp Corp | 電気掃除機 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP7807897A patent/JPH10267652A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008533463A (ja) * | 2005-03-09 | 2008-08-21 | インフィニクス インコーポレイテッド | デジタル水平測定器具 |
| JP2007278759A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | 傾斜角演算方法及び傾斜角演算装置 |
| JP2009050604A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Sharp Corp | 電気掃除機 |
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