JPH10268641A - 粉体移送装置 - Google Patents

粉体移送装置

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JPH10268641A
JPH10268641A JP9070003A JP7000397A JPH10268641A JP H10268641 A JPH10268641 A JP H10268641A JP 9070003 A JP9070003 A JP 9070003A JP 7000397 A JP7000397 A JP 7000397A JP H10268641 A JPH10268641 A JP H10268641A
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JP
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toner
powder
air
transfer
destination
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JP9070003A
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English (en)
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Hiroshi Ishii
宏 石井
Hiroshi Saito
洋 斉藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スクリューポンプを用いて粉体を移送しても、
粉体の飛散を軽減することができる粉体移送装置を提供
することである。 【解決手段】現像装置18のトナー補給部28の手前
に、トナーと空気とを分離する空気分離装置100を設
け、その空気分離装置100は上部にフィルター103
で覆われた開口部109を備え、下部にトナーをトナー
補給部28に移動するトナースクリュー105を備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナー等の粉体を
送り先部に移送する粉体移送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、粉体を移送する主な方式としては
下記のものが知られている。 (1)送り元部と送り先部とをパイプで結び、このパイ
プの内部に設けられたコイルスクリューによって粉体を
移送するもの、(2)送り元部と送り先部とを近設した
上下の位置に配置し、主として重力により粉体を移送す
るもの、(3)モーノポンプと称されるロータを回転す
ることにより、粉体を該ロータの軸方向の移動させるス
クリューポンプによって粉体を送り元部から送り先部へ
移送するもの、等である。
【0003】ところで、複写機やプリンタあるいはファ
クシミリ装置等の画像形成装置にはトナーを移送するた
め、上記した粉体移送装置の何れかを利用しているもの
が多い。この場合、上記(1)の移送方式ではコイルス
クリューの確実な回転を保証するために、望ましくは、
直線移送または大きな曲線移送が可能となるようにトナ
ーの移送路を確保する必要がある(屈曲した移送路は不
可)。さらに、このトナー移送方式ではコイルスクリュ
ーとパイプとの摩擦負荷が非常に大きいため、コイルス
クリューの回転駆動トルクが増大して、回収トナーの長
距離移送が困難になるとともに、移送するトナーにスト
レスを与えて凝集、熱融着等の原因になる問題があっ
た。
【0004】上記(2)の移送方式では、トナー移送が
比較的簡易に行なえるものの、回収トナー貯蔵手段また
は現像装置をクリーニング装置と略一体的に配置させる
必要があるため、装置の取り付け上の制約、及び、トナ
ー貯蔵量の制約から、搭載可能な画像形成装置の機種が
低速機(または、コピーやプリント使用量が少ないユー
ザ向けの複写機やプリンタ)に限られていた。
【0005】上記(3)の移送方式では、貯蔵したトナ
ーや回収トナーをフレキシブルパイプ等を介して移送す
ることができるため、トナー貯蔵部やトナー回収部の設
置に何ら制約を受けず、簡単な構成でトナーを移送を確
実に行い得るという利点がある。また、スクリューポン
プを用いたトナーの移送装置は空気供給手段によって空
気との混合気状態で移送することで、トナーの安定した
移送が得られるとともに、移送するトナーに無用なスト
レスをより与えずに、移送トナーの凝集、熱融着等がま
ったく生じないものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スクリ
ューポンプを用いたトナーの移送装置にも次のような問
題が発生することがある。
【0007】すなわち、空気との混合器状態でトナーを
例えば現像装置に送ると、その現像装置側でトナーが飛
散が発生する。このため、トナーの送り先側でのシール
性を強化しなければならないが、送り先側がトナーホッ
パーや廃トナー容器であると、空間も広く、形状も複雑
である等によりシール性の確保が難しいという問題があ
った。
【0008】本発明は、上記した従来の問題を解消し、
スクリューポンプを用いて粉体を移送しても、粉体の飛
散を軽減することができる粉体移送装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、ロータを回転することにより、粉体を該
ロータの軸方向の移動させるスクリューポンプ手段と、
該スクリューポンプ手段により移動する粉体を拡散させ
た状態で流動させるための空気供給手段とを有する移送
手段を粉体の送り元部側に設け、その粉体を送り先部へ
移送する粉体移送装置において、前記粉体を送り先部の
手前に、粉体と空気とを分離する空気分離装置を設け、
該空気分離装置は上部にフィルターを介して外気と通ず
る開口部を備え、下部に前記粉体を送り先部に移動する
粉体移動手段を備えていることを特徴としている。
【0010】なお、本発明は、前記空気分離装置の粉体
移動手段が前記移送手段の非作動時に作動されると、効
果的である。また、上記の目的を達成するため本発明
は、ロータを回転することにより、粉体を該ロータの軸
方向の移動させるスクリューポンプ手段と、該スクリュ
ーポンプ手段により移動する粉体を拡散させた状態で流
動させるための空気供給手段とを有する移送手段を粉体
の送り元部側に設け、その粉体を送り先部へ移送する粉
体移送装置において、前記粉体を送り先部の手前に、粉
体と空気とを分離する空気分離装置を設け、該空気分離
装置には上部に設けられたフィルターを介して外気と通
ずる開口部と、下部に設けられた前記粉体を送り先部に
移動する粉体移動手段と、内部の所定レベルにおける粉
体の有無を検知する検知手段とを備えており、該空気分
離装置内の粉体量が所定レベルを保つように前記移送手
段と前記粉体移動手段の作動が制御されることを特徴と
している。
【0011】さらに、本発明は、前記粉体がトナーであ
って、前記空気分離装置がトナーを送り先部である現像
装置の手前に設けられていると、効果的である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。図1は、本発明に係る粉体移送
装置が付設される複写機を示している。
【0013】図1において、複写機は複写機本体Aと、
該複写機本体Aと別体のトナーバンクBとで構成されて
いる。複写機本体Aには、従来公知の電子写真方式によ
る画像形成を行なうための、露光部b、画像形成部c、
給紙部aから構成されている。露光部bは、コンタクト
ガラス15上に載置された原稿に光を照射するための光
源12と、原稿からの反射光像を感光体16上に露光す
るための複数のミラー14及びレンズ13からなる露光
光学系によって構成されている。画像形成部cは、ドラ
ム状の感光体16と、その周囲に配設された帯電装置1
7、現像装置18、転写ベルト装置19、感光体クリー
ニング装置20と、さらにレジストローラ23、定着装
置21、排紙ローラ24などによって構成されている。
また、給紙部aには各種サイズの記録媒体としての転写
紙が収容された複数の給紙カセット10が設置されてい
る。なお、上記露光部bとして、アナログ式の露光光学
系の例であるが、レーザ光源と偏向器を用いたレーザ走
査光学系を用いて、画像信号に応じて感光体上に光書込
みを行なう方式にすればレーザプリンタの構成となり、
さらに原稿読取装置を設置すればデジタル複写機やファ
クシミリの構成となる。
【0014】図1において、画像形成動作が開始される
と、感光体16が帯電装置17により帯電され、露光部
bからの原稿像が露光され静電潜像が形成される。この
静電潜像は、現像装置18の現像剤(2成分現像剤また
は1成分現像剤)によって現像され、感光体16上にト
ナー像が形成される。感光体16上のトナー像は、給紙
部aから給紙されレジストローラ23を介して転写位置
(感光体と転写ベルト19aのニップ部)に給送された
転写紙に転写され、トナー像が転写された転写紙は転写
ベルト装置19の転写ベルト19aで定着装置21に搬
送され、定着装置21でトナー像が転写紙に定着され
る。定着後の転写紙は排紙ローラ24を介して排紙トレ
イ25上に排紙される。一方、トナー像転写後の感光体
16は感光体クリーニング装置20により清掃され、残
留トナーや紙粉等の異物が除去、回収される。また、転
写紙搬送後の転写ベルト19aも転写ベルト装置19内
のクリーニング手段19bにより清掃され、残留トナー
や紙粉等の異物が除去、回収される。
【0015】図2において、現像装置18は、可視像処
理に用いられる現像剤の一つであるトナーとキャリアと
を混合した二成分系現像剤が用いられるものである。現
像装置18は、現像容器29とトナー補給部28とで構
成されており、そのうち、現像容器29は、図中矢印で
示す方向に移動可能な潜像担持体である感光体ドラム1
6の近傍に配置され、そして、トナー補給部28は現像
容器29に搭載されている。
【0016】現像容器29の内部には、撹拌ローラ33
およびパドルホイール34が設けられており、撹拌ロー
ラ33により撹拌混合されて互いに逆極性に摩擦帯電さ
せられたトナーと磁性キャリアとからなる二成分系現像
剤がパドルホイール34によって汲み上げられるように
なっている。また、トナー補給部28は、感光体16に
供給されるトナーの濃度が低下した場合に、トナー補給
ローラ35の回転によりトナーを撹拌ローラ33に向け
繰り出すようになっている。
【0017】パドルホイール34によって現像剤が汲み
上げられる位置には、感光体ドラム16に近接させて複
数の現像ローラ30、31が設けられている。現像ロー
ラ30、31は、感光体ドラム16の移動方向に沿って
上流側および下流側に配置されており、上流側に位置す
るものが第1の現像ローラ30とされ、そして、下流側
に位置するものが第2の現像ローラ31とされている。
【0018】これら第1、第2の現像ローラ30,31
は、図示しない駆動部により図中、反時計方向に回転可
能なスリーブとこのスリーブの内部に固定されているマ
グローラとを主要部として備えている。このうちスリー
ブは、アルミニュームあるいはステンレス鋼等の非磁性
体で構成され、また、マグローラは、フェライト磁石あ
るいはゴム磁石さらにはナイロン粉末とフェライト粉末
とを混練して成形した磁極を周方向に沿って複数配置さ
れた構成を有している。
【0019】現像容器29内において、第1の現像ロー
ラ30の周面における任意の箇所が感光体ドラム16と
対向する前に到達する位置には、現像ローラ30に担持
される磁気ブラシの層厚を規制するための金属製部材で
形成されているドクターブレード32が設けられてい
る。
【0020】現像容器29においては、パドルホイール
34の回転時に発生する遠心力によって現像剤が汲み上
げられ、第1の現像ローラ30に向け放出される。放出
された現像剤の一部は、直接、第1の現像ローラ30に
供給されて第1の現像ローラ30の表面に担持される。
また、放出される現像剤の残りの一部は、第2の現像ロ
ーラ31に突き当たることにより跳ね返ると第1の現像
ローラ30側の磁力により第1の現像ローラ30の表面
に担持される。
【0021】第1の現像ローラ30への現像剤の供給を
第2の現像ローラ31側からも行なうようにするために
は、第2の現像ローラ31からの跳ね返り量を多くする
目的でパドルホイール34の回転速度を比較的高速化
し、遠心力を増大させておく必要がある。
【0022】第1の現像ローラ30に担持された現像剤
は、現像スリーブの回転に伴ってローラ表面を移動し、
ドクターブレード32によって層厚を規制されたうう
で、第1の現像ローラ30と感光体ドラム16とが対向
する第1の現像領域に達する。
【0023】現像領域に達した現像剤は、第1の現像ロ
ーラ30側での磁力の作用が弱まる位置に移動すると、
第2の現像ローラ31側での現像スリーブの回転および
マグローラからの磁力によって、図中、破線で示すよう
に、第2の現像ローラ31と感光体ドラム16とが対向
する第2の現像領域に向け移送される。そして、第2の
現像ローラ31の磁力が作用しなくなる位置で現像容器
29の底部に落下し、再度、パドルホイール34により
撹拌される。
【0024】第1、第2の現像ローラ30、31に設け
られているマグローラは、第1、第2の現像ローラ3
0、31同士の最も接近している位置の間に同極同士に
よる反発磁界が形成できる磁極の配置を設定され、現像
剤の移送方向が第2の現像ローラ31に向かう方向に強
制的に設定されるようになっている。これにより、現像
剤は、第2の現像ローラ31側の磁極の磁力によって第
2の現像ローラ31に受け渡されることになる。
【0025】現像容器29内の撹拌ローラ33の近傍に
は、トナーとキャリアとの混合比を検出するためのトナ
ー濃度検出手段をなすトナー濃度センサ29aが配置さ
れている。トナー濃度センサ29aは、現像剤中に位置
するコイルのインダクタンス変化を利用して、現像剤中
でのトナーの含有量からトナー濃度を検出する方式が一
例として用いられている。
【0026】現像装置18のトナー補給部28内には、
ここに補給されるトナーを撹拌しつつその中央へ移動さ
せるアジテータ36が設けられている。また、図2にお
いて符号38は、トナー補給部28内の補給トナーから
作用する圧力を検出することによりトナーの残量をトナ
ーの推積レベルにより検出するための圧電素子からなる
センサである。このセンサ38は、トナーからの圧力が
作用しなくなると、その時点から所定の補給回数あるい
は所定時間後にトナー補給部28内のトナーが全て消費
されてしまうことを前以て判別するトナーニアエンド信
号を制御部に対して出力するようになっている。
【0027】トナーバンクBは、図1及び図3に示すよ
うに、縦長箱状に形成された外装ケース42の底部に、
キャスタ43が取り付けられて移動自在に構成され、上
部に上カバーを44を着脱自在に被せている。この外装
ケース42内には、多量のトナーを収納することが可能
な収納ケース45が設けられている。
【0028】トナー収納ケース45は、図4に示すよう
に、長手の板材をほぼ中央でV状に折り曲げてなる曲げ
板47と、その両側にシール部材50を介してが取り付
けられた側板48、49とにより筐体で構成され、上部
には蓋51が取り付けられている。この蓋51には、丸
穴51aと長穴51bが横に並べて形成され、丸穴51
aにはトナー供給口52aを有するキャップ52が取り
付けられている。このキャップ52にはトナー供給口5
2aを開閉する開閉蓋52bが設けられている。他方、
長穴51bにはトナー確認用のガラス53が取り付けら
れている。
【0029】トナー収納ケース45の内部における最低
部には、現像装置18に向けトナーを移送するトナー移
送手段としての粉体ポンプユニットが設けられ、またそ
の上位にはトナー収納ケース45内に収容されているト
ナーを撹拌することによりトナーが凝集するのを防止し
てトナーのブロッキング現象の発生を抑止するためアジ
テータ54が縦方向に沿って並列配置されている。
【0030】粉体ポンプユニットは、搬送スクリューと
気流とを用いた周知構造からなるモーノポンプと称され
るスクリューポンプ60と、このスクリューポンプ60
によるトナーの圧送を行なうためのエアポンプ70を有
する空気供給手段とが備えられている。
【0031】スクリューポンプ60は、トナーを移動さ
せるための粉体ポンプの主要部を構成するものであり、
図5に示すように、側板49に取り付けられているホル
ダ62aに挿填されているゴム等の弾性体で構成された
ステータ63と、ステータ63の内部に形成されている
螺旋溝に係合する螺旋形状に形成され金属等で構成され
たロータ64とで構成されている。
【0032】ロータ64は、その軸方向一端がトナー収
納ケース45内に延長されている搬送スクリュー55の
軸端部に一体化されて回転することができる。搬送スク
リュー55は、図4に示すように、ロータ64と一体化
されている側と反対側の軸端部に取り付けられた歯車5
6を有し、この歯車56が駆動モータ57の出力軸に有
する駆動歯車58に噛み合うことにより回転することが
できるようになっている。また、歯車56はアイドル歯
車59を介して歯車61と噛み合っており、歯車61を
介して上記アジテータ54が回転駆動される。
【0033】ロータ64は、駆動モータ57の回転駆動
により回転すると、外周の螺旋部がステータ63内の螺
旋溝内で移動することにより、搬送スクリュー55の軸
端部から吐き出されたトナーを軸方向に移動させること
ができる。
【0034】ステータ63の内部には、図5に示すよう
に、螺旋溝に連通するトナー吐出通路62bが軸方向に
沿って形成されており、この通路62bにはパイプ65
が連結されている。このパイプ65は、塩化ビニル、ナ
イロンあるいはテフロン(商品名)等が選択され、比較
的フレキシブルでかつトナーによる劣化等を起こしにく
い耐久性をもつものが用いられる。これにより、トナー
バンクBと複写機内の現像装置18とは、その位置関係
がどのような状態であっても、フレキシブルなパイプ6
5を介して互いに連結が可能となっている。
【0035】また、ホルダ62aの内周面とステータ6
3の外周面との間には、1mm程度の極小隙間dが設け
られており、その隙間dがトナー吐出通路62bに連通
し、さらにその隙間には、空気の通路66が連通してい
る。空気の通路66には、図4に示すチューブ67が接
続されており、このチューブ67は、空気供給手段であ
るエアポンプ70に接続されて上記隙間に向け空気を供
給できるようになっている。
【0036】エアポンプ70は、例えば0.5〜2.0
リットル/分程度の流量の送風量が設定されたものが用
いられている。これにより、スクリューポンプ60のト
ナー吐出側が負圧化されることによりトナー収納ケース
45内のトナーは、搬送スクリュー55によってスクリ
ューポンプ60のロータ64に向け搬送されやすくな
り、スクリューポンプ60内に導入された時点でエアポ
ンプ70からの空気を介して流動化が促進され、トナー
収納ケース45内からパイプ65に向け圧送される。こ
のように、トナーバンクBから移送されるトナーはトナ
ーと空気が混合された状態であり、これを直接、現像装
置18のトナー補給部28に供給すると、空気圧により
トナーが現像装置18より吹き出し、機内汚染、粉塵に
よる画像損傷、異常画像の発生、安全衛生面への危惧等
の問題が生じる。これらの問題を防止するため、トナー
の送り先である現像装置18の手前に空気分離装置10
0を設けている。
【0037】空気分離装置100は、図6及び図7に示
すように、閉鎖容器101を具備し、上部近くの側壁に
は導入孔102が設けられ、この導入孔102にパイプ
65が接続されている。閉鎖容器101の上部には、開
口109が設けられ、この開口109には空気は通すが
トナーを通さないフィルター103で覆われている。ま
た、閉鎖容器101の最低部には、現像装置18のトナ
ー補給部28の上部に通ずるほぼ水平方向に延びる通路
104が形成され、そして閉鎖容器101の内からこの
通路104を介してトナー補給部28の上部まで達する
長さを有する、トナー移動手段としての搬送スクリュー
105が配置されている。なお、符号106は搬送スク
リュー105を回転駆動するためのモータ、107,1
08はその駆動を伝えるギヤである。
【0038】この空気分離装置100は、トナーと空気
の混合気がトナーバンクBから移送されるとき、搬送ス
クリュー105の駆動を停止しておくことで閉鎖容器1
01内にトナーが溜って堆積される。従って、トナーと
もに供給される空気はトナー補給部28に通ずる通路1
04がトナーで塞がれることでにより、その行き場が制
限されてしまい、フィルター103から外部に排気され
る。そして、閉鎖容器101内のトナーがある程度満杯
状態に近づくと搬送スクリュー105を作動し、トナー
を現像装置18のトナー補給部28に搬送する。
【0039】このように構成された空気分離装置100
は、空気をフィルター103から逃がした状態でトナー
を現像装置18へ補給するので、トナー補給の際に空気
による飛散が防止され、上記した問題の発生を防止する
ことができる。なお、スクリューポンプ60から送られ
て来るトナー量はその動作時間からある程度予測するこ
とができるので、閉鎖容器101内のトナーが満杯にな
らないように、搬送スクリュー105を断続動作させ
る。このとき、当然のことながら、実際のトナー移送量
はバラツキを持つので、そのタイミングに余裕を持たせ
ることが必要である。また、搬送スクリュー105の作
動時間は閉鎖容器101内のトナーが十分に排出される
時間を設定する必要がある。このように搬送スクリュー
105を作動させて閉鎖容器101内を空状態にするこ
とで、閉鎖容器101内のトナーが満杯にならないよう
にスクリューポンプ60の作動を制御することができ
る。
【0040】また、空気分離装置100はトナーバンク
Bからのトナー移送と、搬送スクリュー105によるト
ナー搬送とを同時に行うと、閉鎖容器101の通路10
4にトナーがない状態でトナーと空気の混合気が送られ
てしまう危険がある。
【0041】そこで、搬送スクリュー105がトナー移
送のスクリューポンプ60の非作動時に作動させるよう
に制御している。すなわち、トナー移送のスクリューポ
ンプ60と搬送スクリュー105との作動が重ならず、
同時に行われないように制御している。
【0042】このように構成すれば、閉鎖容器101の
密閉性が失われる状態中に、トナー移送による空気の流
入がないため、現像装置18でのトナー飛散を防止する
ことができる。
【0043】ところで、上記実施の形態では閉鎖容器1
01内のトナーが満杯にならないように、閉鎖容器10
1を空にしてから移送トナーを受け入れている。このた
め、空の閉鎖容器101にトナーを移送したとき、通路
104にトナーが溜る僅かな時間ではあるが、閉鎖容器
101の密閉性が失われて現像装置18へ空気が流れ込
む。また、閉鎖容器101の容量も予想以上のトナーが
送られてきても満杯にならないように、多少大きめにす
ることが必要である。
【0044】そこで、本実施の形態では図8及び図9に
示すように、閉鎖容器101にトナーの有無を検知する
トナー検知センサー110を設けている。このトナー検
知センサー110は、通路104をトナーで塞ぐ位置な
らば、閉鎖容器101の任意の位置に配置することがで
きるが、概ね閉鎖容器101内の50%程度溜ったトナ
ーを検知する位置に配置することが好ましい。さらに、
トナー検知センサー110は多少の幅を持ってトナーを
検知するものが好都合である。
【0045】このように、閉鎖容器101にトナー検知
センサー110を設ければ、スクリューポンプ60によ
るトナーの受入と、搬送スクリュー105によるトナー
の排出とをトナー検知センサー110の信号に基づいて
制御することで、閉鎖容器101内のトナーを常時一定
量に保つことができる。すなわち、閉鎖容器101内の
トナーがトナー検知センサー110で検知されるとき、
搬送スクリュー105によりトナーの排出を行い、トナ
ー検知センサー110がトナーを検知しなくなると、搬
送スクリュー105を停止してスクリューポンプ60に
よるトナーの移送をし、トナー検知センサー110がト
ナーを検知すればスクリューポンプ60を停止するよう
に制御する。
【0046】このようにトナー検知センサー110を設
けて、閉鎖容器101内のトナー量を管理することで、
閉鎖容器101内のトナーが空になったり、満杯に達す
ることが確実に防止することができる。よって、短時間
であってトナーが現像装置18内で飛散することがなく
なり、さらに満杯の危険が回避されるので閉鎖容器10
1の容量を小さくすることができる。
【0047】ところで、上記実施の形態ではトナーバン
クBからスクリューポンプ60によりトナーを現像装置
18に移送する場合について説明したが、現像装置18
には感光体クリーニング装置20や転写ベルト装置19
のベルトクリーニング部19bで回収したトナーを移送
手段によって移送して再使用することもでき、次にその
説明をする。
【0048】図10及び図11において、複写機本体A
で感光体クリーニング装置20により回収されたトナー
は感光体クリーニング装置20の一部に設けられた回収
トナー排出部20aより、これと係合する回収トナー移
送ユニット80の一部であるトナーガイド部材81に移
送される。トナーガイド部材81とは、感光体クリーニ
ング装置20からトナー回収用粉体ポンプへトナーを送
るためのトナーの移送経路の役割を果たす。また、転写
ベルト装置19のベルトクリーニング部19bにより回
収されたトナーについても同様に転写ベルト装置19の
一部に設けられた回収トナー排出部19cよりこれと係
合する回収トナー移送ユニット80の一部であるトナー
ガイド部材82に移送される。尚、図中の符号120は
複写機本体の本体構造体(本体駆動側側板)で、感光体
クリーニング装置20や転写ベルト装置19、感光体1
6、現像装置18、その他の画像形成部材、回収トナー
移送ユニット80等が取り付けられている。
【0049】図12において、回収トナー移送ユニット
80はモーノポンプと呼ばれるスクリューポンプ83を
用いており、スクリューポンプ83自体の構成は上記し
たスクリューポンプ60と同様であるので、その詳しい
説明は省略する。この回収トナー移送ユニット80にお
いても空気供給手段によって空気をスクリューポンプ8
3に供給しており、符号84はエアーポンプ(図示せ
ず)からの空気供給口である。
【0050】そして、回収トナー移送ユニット80によ
って現像装置18に移送されるトナーは空気と混合され
ているので、現像装置18に直接移送せず、上記した空
気分離装置100を介して送り込み、その後現像装置1
8のトナー補給部28に搬送する。
【0051】このように構成することで、回収トナーと
空気の混合気を移送しても現像装置18でのトナー飛散
等を防止することができる。なお、図6及び図8におけ
る符号85は回収トナー用のパイプを示している。
【0052】図13は、本実施の形態におけるトナー移
送に関する制御ブロック図である。図13において、C
PU及びドライバを具備した制御装置200によって移
送手段のスクリューポンプ60、回収トナー移送ユニッ
ト80のスクリューポンプ83が制御される。現像装置
18のトナー補給部28内のトナー残量は、トナーニヤ
エンドセンサ38によって検知され、その出力は制御装
置200のCPUに取り込まれる。この検知出力結果に
より、現像装置18へのトナー補給が必要な場合は、ド
ライバを介して、スクリューポンプ60の駆動モータ5
7及びエアポンプ70を駆動するように構成されてい
る。また、画像形成中においては回収トナーを感光体ク
リーニング装置20及び転写ベルト装置19のベルトク
リーニング部19bから現像装置18に移送するべく、
スクリューポンプ83及びエアポンプを駆動するように
構成されている。
【0053】トナーバンクB及びクリーニング装置から
移送されたトナーは、空気分離装置100へと送られ、
空気分離装置100の容器101内に一時的に堆積す
る。そして、トナー移送元の駆動モータの動作量に応じ
たタイミング、動作時間で、トナー移送先の駆動モータ
106を駆動させ、搬送スクリュー26により、トナー
補給部28へとトナーが供給される。また、請求項2の
場合ではトナー移送元の駆動モータは、駆動モータ10
6と同時に駆動しないように制御される。
【0054】さらにまた、請求項3の場合では空気分離
装置100に設けられたトナー有無センサー110の信
号に応じて、堆積トナーの量が一量に保つように駆動モ
ータ106を駆動させ、搬送スクリュー26を動作させ
る。これらの制御により、現像装置には、常に一定量の
トナーが収容され、安定した現像工程が保証される。
【0055】さらにまた、移送手段によりトナー移送を
行っても、トナーニヤエンドセンサ38によるトナー収
容量の判定結果がトナー無しと判断された場合は、図示
していない複写機やプリンタ等の本体に設けられた表示
部にオペレータに判るような警告を発するとともに、必
要に応じて、画像形成動作を停止する。これにより、ト
ナー供給装置へのトナー補給を適正な時期に行うことが
できる。なお、CPUはタイマー機能を有しており、任
意のタイミングで駆動モータ、エアポンプ、等を駆動制
御できる。
【0056】以上、本発明の好ましい実施の形態であ
り、本発明はトナーを空気との混合気状態で移送するこ
とでトナーに無用なストレスを与えないので、移送トナ
ーの凝集、熱融着等がまったく生じないものであり、特
に現像に供されるトナーの移送はトナー特性が変化しな
いので有利である。よって、かかるトナー移送すること
で生ずる不具合を確実に防止することができる本発明は
きわめて有効なものである。
【0057】
【発明の効果】請求項1の構成によれば、粉体ポンプ方
式で移送する粉体を、空気分離装置の空間に粉体を堆積
させることにより、粉体送り先との密閉性を確保し、粉
体と同時に送られてくる空気の行き場を上面のフィルタ
ーのみとすることで、粉体送り先への空気の流入を防
ぎ、粉体送り先での飛散が防止できる。
【0058】請求項2の構成によれば、移送手段の動作
時に粉体移動手段を動作させないので、空気分離装置の
確保され、粉体送り先での飛散が防止できる。請求項3
では、空気分離装置に設けた粉体有無センサにより、空
気分離装置内の粉体量を一定に保つように制御するの
で、空気分離装置内に堆積した粉体により、粉体送り先
との密閉性が常に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施される画像形成装置の概略構成例
を示す図である。
【図2】図1の画像形成装置に装備された現像装置の構
成例を示す断面図である。
【図3】トナーバンクの構成例を示す断面図である。
【図4】図3に示すトナーバンクの分解した状態を示す
斜視図である。
【図5】トナー移送装置の粉体ポンプ部の断面図であ
る。
【図6】本発明の一実施の形態を示すトナー補給部の斜
視図である。
【図7】図6に示すトナー補給部の断面説明図である。
【図8】本発明の他の実施の形態を示すトナー補給部の
斜視図である。
【図9】図6に示すトナー補給部の断面説明図である。
【図10】クリーニング装置と回収トナー移送ユニット
の関連部の構成例を示す斜視図である。
【図11】図10に示すクリーニング装置と回収トナー
移送ユニットの関連部の断面図である。
【図12】図10に示す回収トナー移送ユニットの構成
例を示す断面図である。
【図13】空気分離装置の作動とトナー移送の制御系を
示すブロック図である。
【符号の説明】
A 複写機本体 B トナーバンク 18 現像装置 19 転写ベルト 20 感光体クリーニング装置 60,83 スクリューポンプ 64 ロータ 70 エアポンプ 100 空気分離装置 101 閉鎖容器 103 フィルター 105 トナースクリュー 109 開口 110 トナー検知センサー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータを回転することにより、粉体を該
    ロータの軸方向の移動させるスクリューポンプ手段と、
    該スクリューポンプ手段により移動する粉体を拡散させ
    た状態で流動させるための空気供給手段とを有する移送
    手段を粉体の送り元部側に設け、その粉体を送り先部ヘ
    移送する粉体移送装置において、 前記粉体を送り先部の手前に、粉体と空気とを分離する
    空気分離装置を設け、該空気分離装置は上部にフィルタ
    ーを介して外気と通ずる開口部を備え、下部に前記粉体
    を送り先部に移動する粉体移動手段を備えていることを
    特徴とする粉体移送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の粉体移送装置におい
    て、前記空気分離装置の粉体移動手段が前記移送手段の
    非作動時に作動されることを特徴とする粉体移送装置。
  3. 【請求項3】 ロータを回転することにより、粉体を該
    ロータの軸方向の移動させるスクリューポンプ手段と、
    該スクリューポンプ手段により移動する粉体を拡散させ
    た状態で流動させるための空気供給手段とを有する移送
    手段を粉体の送り元部側に設け、その粉体を送り先部に
    移送する粉体移送装置において、 前記粉体を送り先部の手前に、粉体と空気とを分離する
    空気分離装置を設け、該空気分離装置には上部に設けら
    れたフィルターを介して外気と通ずる開口部と、下部に
    設けられた前記粉体を送り先部に移動する粉体移動手段
    と、内部の所定レベルにおける粉体の有無を検知する検
    知手段とを備えており、該空気分離装置内の粉体量が所
    定レベルを保つように前記移送手段と前記粉体移動手段
    の作動が制御されることを特徴とする粉体移送装置
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3の1つに記載の粉体移
    送装置において、前記粉体がトナーであって、前記空気
    分離装置がトナーを送り先部である現像装置の手前に設
    けられていることを特徴とする粉体移送装置。
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