JPH1026868A - トナーカートリッジ - Google Patents

トナーカートリッジ

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JPH1026868A
JPH1026868A JP8180461A JP18046196A JPH1026868A JP H1026868 A JPH1026868 A JP H1026868A JP 8180461 A JP8180461 A JP 8180461A JP 18046196 A JP18046196 A JP 18046196A JP H1026868 A JPH1026868 A JP H1026868A
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JP
Japan
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toner
toner cartridge
pulling
housing
seal member
Prior art date
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Pending
Application number
JP8180461A
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English (en)
Inventor
Tsukasa Ichimaru
宰 市丸
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
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Publication of JPH1026868A publication Critical patent/JPH1026868A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール部材の引張部に予定していない方向の
引張力が加わった場合でも引張部がちぎれることがな
く、シール部材を確実に剥がすことができるようにす
る。 【解決手段】 上ハウジング3の開口部31,32をそ
の開口部31,32の周辺にフィルム状のシール部材6
を接着して密封すると共に、そのシール部材6を開口部
31,32の一端側で折り返し、この折り返した部分の
先端側に長尺状の引張部622を形成する。この引張部
622は、シール部材6の一部が重ね合わされると共
に、この重ね合わされた部分が互いに接着されて構成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ等の画像形成装置に適用されるトナーカートリッジ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のトナーカートリッジとし
て、図8に示すように構成されたものがある。すなわ
ち、このトナーカートリッジは、トナーハウジング10
0の開口部110,111の周辺に、切欠き121,1
22を形成したフィルム状のシール部材120を接着し
て開口部110,111を密封すると共に、そのシール
部材120を上記開口部111の一端側で折り返し、こ
の折り返した部分の一方の側部を弧状に切り込んで長尺
状の引張部130を形成したものである。このようなト
ナーカートリッジでは、引張部130の一部を手で把持
して矢印Pで示す約45°の斜め方向に引っ張ると、シ
ール部材120が上記引張方向の反対側に位置する上記
一端側の符号Aで示すコーナー部分から引き剥がされる
と共に、切欠き121,122部分で引き裂かれ、トナ
ーハウジング100から剥がされることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に構成されたトナーカートリッジでは、その引張部13
0が矢印P方向から外れて、例えば、矢印P´方向に引
っ張られた場合はシール部材120には、符号Bで示す
引張部130の縁部である弧状部分に大きな引張力が加
わり、符号Aで示すコーナー部分にはあまり引張力が加
わらないことになる。こうした場合、シール部材120
が薄いと、引張部130の上記符号Bで示す縁部から裂
けて引張部130がちぎれてしまい、シール部材120
をトナーハウジング100から剥がせなくなる虞が生じ
るという問題があった。
【0004】従って、本発明は、シール部材の引張部に
予定していない方向の引張力が加わった場合でも引張部
がちぎれることがなく、シール部材をトナーハウジング
から確実に剥がすことができるトナーカートリッジを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、請求項1に係るトナーカートリッジは、トナー
ハウジングの開口部をその開口部周辺で接着することに
より密封したシール部材であって、上記開口部の一端側
で折り返され、この折り返された側に長尺状の引張部が
延設されたシール部材が、その引張部を上記折り返され
た側に引っ張ることにより上記トナーハウジングから剥
がされるように構成したものにおいて、上記引張部は複
数層に重ね合わされると共に、この重ね合わされた部分
が接着されて構成されたものであることを特徴としてい
る。
【0006】この請求項1に係るトナーカートリッジで
は、トナーハウジングの開口部を密封しているシール部
材の引張部が重ね合わされた上で接着されているので、
その引張部に予定していない方向の引張力が加えられて
もちぎれることがない。
【0007】また、請求項2に係るトナーカートリッジ
は、請求項1に係るものにおいて、上記引張部は一体形
成されたものが折り返されて重ね合わされていることを
特徴としている。
【0008】この請求項2に係るトナーカートリッジで
は、一体形成されたものが折り返されて重ね合わされて
いることにより引張強度の補強された引張部が容易に形
成される。
【0009】また、請求項3に係るトナーカートリッジ
は、請求項1又は2に係るものにおいて、上記引張部
は、少なくともその基部が長尺方向に沿って接着されて
いることを特徴としている。
【0010】この請求項3に係るトナーカートリッジで
は、少なくとも基部が長尺方向に沿って接着され、引張
強度の確実に補強された引張部が形成される。
【0011】また、請求項4に係るトナーカートリッジ
は、請求項1又は2に係るものにおいて、上記引張部は
その引張部の長尺方向における先端部と後端部との間が
ライン状に接着されていることを特徴としている。
【0012】この請求項4に係るトナーカートリッジで
は、長尺方向における先端部と後端部との間がライン状
に接着されて引張強度の確実に補強された引張部が形成
される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
るトナーカートリッジが適用された現像装置の構造を示
す断面図である。この図において、現像装置1は、他に
感光体ドラム、帯電部、クリーニング部等を含めて構成
されるプロセスユニットのハウジング(以下、PUハウ
ジングと称す。)2内に組込まれ、上ハウジング3及び
下ハウジング4を備えている。この上ハウジング3はト
ナーハウジングを構成するものであり、下方に開口する
矩形状の開口部31,32を備え、内部にスタート剤収
納部(開始現像剤収納部)331とトナー収納部332
とを有する現像剤収納部33を備えている。また、下ハ
ウジング4は、上部に上ハウジング3を収納するように
なっている。
【0014】現像剤収納部33は、その中央に配設され
た仕切り板34によって図面の左側に位置するスタート
剤収納部331と図面の右側に位置するトナー収納部3
32とに区画されており、このスタート剤収納部331
にはトナー及びキャリアが予め混合されているスタート
剤が収納され、トナー収納部332にはトナーのみが収
納されている。そして、両収納部331,332の開口
部31,32の周辺には、スタート剤及びトナーの双方
を密封するように、フィルム状のシール部材6が接着さ
れている。このように、上ハウジング3内にスタート剤
とトナーとが収納され、シール部材6で密封されること
によりトナーカートリッジ5が構成されることになる。
なお、シール部材6は、樹脂で形成されると共に、裏面
側に熱可塑性の接着剤(ホットメルト型接着剤)が薄膜
状に付与されている。このシール部材6の詳細について
は後述する。
【0015】下ハウジング4内に収納された上ハウジン
グ3の下方には、トナー送りローラ7、トナー補給ロー
ラ8、現像剤攪拌ローラ9及び現像ローラ10が配設さ
れている。また、現像ローラ10の略上方にはトナーコ
ントロールセンサ11が設けられており、このトナーコ
ントロールセンサ11により下ハウジング4内のトナー
とキャリアの混合比率が検出される。
【0016】トナー補給ローラ8は、仕切り板34の略
下方に位置し、下ハウジング4内に設けられた仕切り部
材12及び下ハウジング4の下方内面に軽く接触してお
り、これによって下ハウジング4内が上ハウジング3の
スタート剤収納部331とトナー収納部332に対応し
て図面の左右に区画されるようになっている。このトナ
ー補給ローラ8は、トナー送りローラ7と一緒に駆動さ
れると共に、その駆動がトナーコントロールセンサ11
の出力に応じて制御されるようになっている。すなわ
ち、トナー補給ローラ8がトナー送りローラ7と一緒に
駆動されることにより、トナーが補給されて現像ローラ
10へ供給される現像剤のトナー濃度が一定に保たれる
ようになっている。
【0017】なお、現像ローラ10の上方には、現像ロ
ーラ10上の現像剤の穂を切る穂切板14と、現像ロー
ラ10周面の現像剤を掻き落す現像剤スクレーパー15
とが配設されている。また、仕切り部材12上の位置
と、下ハウジング4の上部位置であるPUハウジング2
の開口21の近傍位置には、シール部材6を上ハウジン
グ3から取り外すときにシール部材6に付着した現像剤
をしごき落とすためのシールスポンジ16,17が配設
されている。
【0018】図2乃至図5は、上記シール部材6による
上ハウジング3の開口部31,32に対する密封構造を
説明するための図である。すなわち、シール部材6は、
図2に示すように、上ハウジング3の開口部31,32
の周辺に接着される接着領域61と、接着領域61が開
口部31,32の周辺に接着された後に折り返される折
返領域62とから構成されている。
【0019】接着領域61は、上記開口部31,32に
対応する矩形状を有し、一方の側部(図では下側)中央
に切欠き(亀裂部)63が形成されると共に、折返領域
62との隣接部であって上記一方の側部と対向する他方
の側部(図では上側)の近傍位置に切欠き(亀裂部)6
4が形成されている。また、折返領域62は、接着領域
61に続く矩形状の折り返し部621と、この折り返し
部621の先端側(接着領域61とは反対側)に形成さ
れると共に、内側(図では上側)に凹形状となるように
切り込まれた弧状部分を有する長尺状の引張部622と
を有している。この引張部622は、所定の角度(例え
ば、15°乃至25°)で内側に向くように形成されて
いる。なお、この実施形態では、引張部622の折り返
し部621との隣接部分である境界部を基部623と称
する。この基部623は、引張部622に予定していな
い方向の引張力が加わった場合、その基部623の縁部
に大きな引張力が加わり、引張部622がちぎれ易い箇
所となる。
【0020】また、引張部622は、図3に示すよう
に、シール部材6の折返領域62における長尺状の先端
部分6221に、この先端部分6221の更に先端に一
体形成された対称形状の延設部分6222が点線の位置
で折り返されて重ね合わされると共に、この重ね合わさ
れた先端部分6221と延設部分6222とが互いに接
着されることにより構成されている。この先端部分62
21と延設部分6222とは、接着剤の付与された面が
互いに対向するようにして重ね合わされ、その上からH
形状の加熱部を有する鏝等の加熱装置を押し当てて接着
剤を溶かした後、冷却して硬化することにより接着され
る。
【0021】従って、この実施形態では、重ね合わされ
た先端部分6221と延設部分6222とは、全面が接
着されるのではなく、それらの長尺方向の先端部と後端
部とがそれぞれ幅方向(長尺方向と交差する方向)にお
いて接着されると共に、その先端部と後端部との間がラ
イン状に接着された構成とされている(図2のH形状の
網目部分が接着部を示している。)。なお、上記先端部
分6221と延設部分6222とは、引張部622に予
定していない方向の引張力が加わったときに引張部62
2がちぎれる虞のある箇所である基部623を含むよう
に重ね合わされて接着されることになる。
【0022】上記のように構成されたシール部材6は、
図4(a),(b)に示すように、接着領域61が上ハ
ウジング3下面の開口部31,32の周辺に剥離可能な
接着力で接着され(図4(b)の網目部分が接着部Tを
示す。)、これによって現像剤収納部33内のスタート
剤及びトナーが密封され、トナーカートリッジ5が構成
されるようになっている。この接着は、引張部622の
接着と同様に鏝等の加熱装置を仕切り板34下面を含む
開口部31,32の周辺に押し当てることにより行われ
る。
【0023】なお、上記接着は、図4(b)に示すよう
に、接着領域61の折返領域62に隣接する部分である
一方の端部における接着部T1が、接着領域61の切欠
き63の形成された一方の側部側において開口部31か
ら離反するような勾配を有するようになされ、これによ
り上記接着部T1と接着領域61の一方の側部の接着部
T2とで形成されるコーナー部の開口部31,32側に
おける角度Θが鋭角(例えば、80°乃至87°)とな
るようになっている。また、上記接着により、接着領域
61の切欠き63は開口部32の一方の側部の周辺に位
置し、切欠き64は開口部31の一方の端部の周辺であ
って上記一方の側部と対向する他方の側部の近傍位置に
位置するようになっている。
【0024】また、シール部材6の折返領域62は、接
着領域61が開口部31,32の周辺に接着された後
に、その接着領域61の一方の端部において折り返さ
れ、仕切り部材12上面に設けられたシールスポンジ1
6と仕切り板34下面との間に挟まれた状態となってい
る。そして、引張部622が仕切り板34よりも引出し
側(図では右側)に位置するようになっており、その引
張部622の一部が上ハウジング3と下ハウジング4と
の隙間及びPUハウジング2に形成された開口21を介
して現像装置1の外部に導出されるようになっている。
【0025】また、引張部622は、図5の二点鎖線に
示すように、現像装置1の外部において手で把持できる
十分な長さを有しており、開封操作前には図4(a)及
び図5に示すように、中間部分で折り返された状態で上
ハウジング3の上面に止着されている。すなわち、上ハ
ウジング3の上面の一部に平面矩形状の突出段部35が
形成され、この突出段部35がPUハウジング2の上壁
に形成された上記開口21に臨んでおり、この開口21
と突出段部35との間隙GからPUハウジング2の上壁
の下方に引張部622の折り返された部分が挿入される
ようになっている。引張部622は、折り返された部分
が上記のようにPUハウジング2の上壁の下方に挿入さ
れた状態で、その先端部が止着ラベル18により突出段
部35の上面に止着されている。
【0026】さらに、この現像装置1には、トナーカー
トリッジ5の開封操作時における引張部622の引張方
向を指示する表示シートが、PUハウジング2の上壁の
一部と上ハウジング3の突出段部35の一部に跨って剥
離可能に貼着されているが、ここでは図示を省略してい
る。
【0027】図6(a)乃至(d)は、上記のように構
成された現像装置1内の上ハウジング3におけるシール
部材6の引抜き要領を説明するための図である。この図
を併せて参照しながらシール部材6の引抜き要領を説明
する。まず、現像装置1をプロセスユニットに装着した
状態で止着ラベル18を剥がして引張部622の先端部
を把持し、この先端部を引っ張って折り返された部分を
PUハウジング2と突出段部35の間隙Gから外部へ引
き出す。次に、引張部622を引き延ばして図5の二点
鎖線で示すように手で把持し、上ハウジング3に対して
約45°の角度で斜め方向に引っ張る。そして、シール
部材6がPUハウジング2の開口21の図5に示す下方
の縁部に当接した時点で、引張部622を上ハウジング
3に対して略まっすぐに引張り、シール部材6を完全に
抜取る。
【0028】上記の操作により、シール部材6は、図6
(a)乃至(d)に示す順序で上ハウジング3から剥が
される。なお、図6(a)乃至(d)では、便宜上、引
張部622が上ハウジング3から離れていて自由な状態
を描いているが、実際の現像装置1内での引抜き時に
は、仕切り板34とシールスポンジ16との間に挟まれ
ており、しかも引張部622は幅方向全域に亘って仕切
り板34よりも引抜き側(図4(a)の右側)に位置し
て接着領域61と略密接した状態にある。
【0029】すなわち、図6(a)乃至(d)に基づき
説明すると、まず、引張部622の上記の約45°の斜
め方向への引っ張りにより、シール部材6はその引張方
向の反対側に位置する図6(a)の右下隅の部分、すな
わち、図4(b)に示す接着部T1,T2で形成される
コーナー部から剥離されていく。なお、このコーナー部
は、その角度Θが鋭角となるように形成されているの
で、その角度Θが直角や鈍角である場合に比べて小さな
引張力でシール部材6を剥離することができるようにな
り、引張部622に加える力を上記角度Θが直角や鈍角
である場合に比べて小さくすることができる。そして、
剥離部分が切欠き63に達すると、この切欠き63でシ
ール部材6に亀裂が生じ、図6(b)に示すように図の
右上の端部が上ハウジング3に残されて、他の部分のみ
がトナーカートリッジ1の外部へ引抜かれていく。さら
に、剥離部分が切欠き64に達すると、図6(c)に示
すように切欠き64でもシール部材6に亀裂が生じ、最
終的に図6(d)に示すように右上端部および左下端部
が残され、他の部分が全て抜取られる。
【0030】上記のようにしてシール部材6が上ハウジ
ング3から剥がされることにより、上ハウジング3の現
像剤収納部33が下ハウジング4の下方の空間と連通さ
れ、スタート剤がトナー補給ローラ8を境とする図1の
左側の空間に落下し、トナーが図1の右側の空間に落下
する。この状態で現像装置1をプロセスユニットごと画
像形成装置内にセットすることにより、画像形成装置を
使用可能な状態とすることができる。なお、上ハウジン
グ3の開口部31,32に残されたシール部材6上に残
留しているスタート剤及びトナーは上記セット時の衝撃
等により下方の空間に落下するので、スタート剤及びト
ナーが無駄になることはない。
【0031】本発明のトナーカートリッジ5は、上記の
ように上ハウジング3の開口部31,32を密封するシ
ール部材6の引張部622がシール部材の一部を重ね合
わせ、かつ、その重ね合わせ部分が互いに接着されて構
成されているので、引張部622の引張強度が補強され
ることになる。その結果、引張部622に予定されてい
ない方向の引張力が加わった場合でも、基部623の縁
部が裂けて引張部622がちぎれてしまい、シール部材
6を上ハウジング3から剥がすことができなくなるよう
なことがなくなる。また、上記のような構成で引張部6
22が補強される結果、引張部622の引張強度を高め
るためにシール部材6全体の厚みを厚くする必要がなく
なり、コストダウンが可能となる。
【0032】なお、上記実施形態では、シール部材6の
引張部622は、シール部材6の先端部分6221の先
端側に長尺状に一体形成した延設部分6222を折り返
えして重ね合わせることにより形成されているが、図7
に示すように、延設部分6222を先端部分6221の
側部側に一体形成し、この延設部分を横方向に折り返え
して重ね合わせるようにしてもよい。また、延設部分6
222を上記のように一体形成したものでは引張部62
2の形成が容易となるが、上記延設部分6222に近似
した形状の別個の独立したシール部材(補強部材)を重
ね合わせて引張部622を形成するようにしてもよい。
【0033】また、一体形成した延設部分や独立したシ
ール部材を重ね合わせる層数は、上記実施形態のような
2層に限らず3層以上であってもよい。さらに、一体形
成した延設部分や独立したシール部材を重ね合わせる箇
所は、引張部622に予定していない方向の引張力が加
わった場合に裂ける虞のある基部623のみとするよう
にしてもよい。独立したシール部材を重ね合わせる場合
には、シート状のものであれば上ハウジング3の開口部
31,32を密封するシール部材6とは異なる材料で構
成されたものでもよい。
【0034】また、上記実施形態では、シール部材6の
引張部622は、重ね合わされた部分が部分的に接着さ
れているが、重ね合わされた部分の全面を接着するよう
にしてもよい。なお、部分的に接着する場合には、大き
な加熱装置を必要としないので、全面を接着する場合に
比べて作業性が向上する。但し、接着は、シール部材6
に予め付与されたホットメルト型接着剤により行うもの
に限らず、接着作業時にシール部材6に例えば、速乾性
の接着剤等を付与することにより行うようにしてもよ
い。
【0035】また、上記実施形態では、引張部622
が、その長尺方向の先端部と後端部とがそれぞれ幅方向
において接着されると共に、その先端部と後端部との間
がライン状に接着されて構成されているが、上記先端部
と後端部の幅方向には接着せず、長尺方向にのみライン
状に接着するようにしてもよい。この場合は、そのライ
ン状の接着部が複数並設されるようにしてもよい。な
お、引張部622をライン状等のように部分的に接着し
た場合は、引張部622に予定していない方向の引張力
が加わった場合に引張部622の接着部以外の箇所に亀
裂が生じることもあり得るが、仮に亀裂が生じても接着
部が繋がっているので引張部622がちぎれてしまうこ
とはなく、その結果、上ハウジング3からシール部材6
を確実に剥がすことができる。また、引張部622に予
定していない方向の引張力が加わった場合に裂ける虞の
ある基部623のみを接着するようにすることもでき
る。このように基部623のみを接着する場合、引張部
622がちぎれてしまわないように、少なくとも引張部
622の長尺方向に沿う部分が接着されておればよい。
【0036】また、上記実施形態では、引張部622
は、内側に凹形状となるように連続的に切り込まれた弧
状部分を有する形状とされているが、不連続に切り込ま
れた弧状部分を有する形状としてもよい。さらには、手
で把持することができるように幅狭状に形成されておれ
ば必ずしも弧状部分を有する形状とする必要はなく、折
り返し部621との間で角部を有するような形状として
もよい。
【0037】また、上記実施形態では、シール部材6の
接着領域61に続く折返領域62は、折り返し部621
に続けて引張部622を形成するようにしたものである
が、折返領域62の全体が長尺状の引張部622となる
ような形状としてもよい。
【0038】また、上記実施形態では、開口部31,3
2の周辺のシール部材6の接着部T1,T2で形成され
るコーナー部の角度Θが鋭角となるようになっている
が、この角度Θは直角や鈍角となるようにしてもよい。
なお、この角度Θが鋭角となるようにした場合は、上記
したように小さな引張力でシール部材6を剥離すること
ができるようになる結果、引張部622に予定していな
い方向の引張力が加わった場合でも、その引張力が予定
の方向と大きくづれていなければ上記コーナー部から剥
離され、引張部622が複数層に重ね合わされて接着さ
れていることと相俟って引張部622の縁部に亀裂が生
じにくくなる。
【0039】また、上記実施形態では、トナーカートリ
ッジ5はスタート剤とトナーとを用いるものを示してい
るが、1成分系現像剤を用いる場合にも適用が可能であ
る。また、上記実施形態では、現像装置1内に一体にト
ナーカートリッジ5を装着したものを示したが、トナー
カートリッジ5を現像装置1に対して着脱可能な構成と
し、トナーカートリッジ5を現像装置1内に装着し、そ
の装着後に現像装置1の外部から上記シール部材6を引
抜くようにしたものにも適用が可能である。
【0040】
【発明の効果】以上のように、請求項1乃至4の発明に
よれば、トナーハウジングの開口部を密封するシール部
材の引張部が複数層に重ね合わされると共に、その重ね
合わされた部分が接着されて構成されているので、引張
部に予定していない方向の引張力が加わった場合でも引
張部がちぎれることがなく、シール部材を確実にトナー
ハウジングから剥がすことができる。
【0041】また、請求項2の発明によれば、上記引張
部は一体形成されたものが折り返されて重ね合わされて
いるので、引張部を容易に形成することができる。
【0042】また、請求項3の発明によれば、上記引張
部は少なくとも基部が長尺方向に沿って接着されている
ので、接着作業が簡素化できて引張部を容易に形成する
ことができる。
【0043】また、請求項4の発明によれば、上記引張
部はその引張部の長尺方向における先端部と後端部との
間がライン状に接着されているので、引張部を容易に形
成することができると共に、シール部材を確実にトナー
ハウジングから剥がすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るトナーカートリッジ
の概略構成を示す断面図である。
【図2】図1に示すトナーカートリッジに適用されるシ
ール部材の平面図である。
【図3】図2に示すシール部材の引張部の構成を説明す
るための展開図である。
【図4】図1に示すトナーカートリッジの密封構造を説
明するための図で、(a)は上ハウジング部分の断面
図、(b)は上ハウジング部分の底面図である。
【図5】図1に示すトナーカートリッジにおけるシール
部材の引張部の折畳み構造を説明するための要部平面図
である。
【図6】図1に示すトナーカートリッジのシール部材の
引抜き要領を説明するための斜視図で、(a)乃至
(d)はそれぞれシール部材が剥離する過程を順に示す
図である。
【図7】図2に示すシール部材の引張部の別の構成例を
説明するための展開図である。
【図8】従来例のトナーカートリッジにおけるトナーハ
ウジング部分の底面図である。
【符号の説明】
1 現像装置 2 PUハウジング 3 上ハウジング(トナーハウジング) 4 下ハウジング 5 トナーカートリッジ 6 シール部材 31,32 開口部 61 接着領域 62 折返領域 622 引張部 623 基部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーハウジングの開口部をその開口部
    周辺で接着することにより密封したシール部材であっ
    て、上記開口部の一端側で折り返され、この折り返され
    た側に長尺状の引張部が延設されたシール部材が、その
    引張部を上記折り返された側に引っ張ることにより上記
    トナーハウジングから剥がされるように構成したトナー
    カートリッジにおいて、上記引張部は複数層に重ね合わ
    されると共に、この重ね合わされた部分が接着されて構
    成されたものであることを特徴とするトナーカートリッ
    ジ。
  2. 【請求項2】 上記引張部は、一体形成されたものが折
    り返されて重ね合わされていることを特徴とする請求項
    1記載のトナーカートリッジ。
  3. 【請求項3】 上記引張部は、少なくともその基部が長
    尺方向に沿って接着されていることを特徴とする請求項
    1又は2記載のトナーカートリッジ。
  4. 【請求項4】 上記引張部は、その長尺方向における先
    端部と後端部との間がライン状に接着されていることを
    特徴とする請求項1又は2記載のトナーカートリッジ。
JP8180461A 1996-07-10 1996-07-10 トナーカートリッジ Pending JPH1026868A (ja)

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