JPH10269024A - ディスクアレイ制御システム及びそれに使用される増設ユニット - Google Patents

ディスクアレイ制御システム及びそれに使用される増設ユニット

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JPH10269024A
JPH10269024A JP9094921A JP9492197A JPH10269024A JP H10269024 A JPH10269024 A JP H10269024A JP 9094921 A JP9094921 A JP 9094921A JP 9492197 A JP9492197 A JP 9492197A JP H10269024 A JPH10269024 A JP H10269024A
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JP9094921A
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Masaru Yasuda
勝 安田
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Xing Inc
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Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 HDD等のディスク記憶装置の増設を安価に
かつ容易に行うことができ、ひいてはディスク記憶装置
の接続台数を柔軟に設定できるディスクアレイ制御シス
テムを提供する。 【解決手段】 主制御部30と、1ないし複数の個別読
出・書込制御部35と、増設用の個別読出・書込制御部
35を1ないし複数備えた増設ユニット21,22を着
脱可能に装着するための1ないし複数の増設ユニット装
着部とを備えた主ユニット20を有し、増設ユニット装
着部に対し増設ユニット21,22を装着することによ
り、個別読出・書込制御部35が当該増設ユニット単位
で増設可能とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のディスク記
憶装置を含んで構成されたディスクアレイの制御システ
ムとそれに使用される増設ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディアの普及により、デ
ータサイズの大きいオーディオビジュアルデータ等を高
速で読み書きできる記憶装置として、ディスクアレイが
使用されている。ディスクアレイにおいては、ひとまと
まりとして読み書きされるデータを複数のディスク記憶
装置に分散記憶し、それらディスク記憶装置に対しデー
タを並列的に読み書きすることで高速化が図られてい
る。
【0003】ディスクアレイは例えば図15に示すよう
に、ディスクアレイ制御装置101と、これに接続され
たハードディスク記憶装置(以下、HDDと略記する)
群102からなる。HDD群102は、複数のHDDか
らなるHDD列110を単位としてディスクアレイ制御
装置101に接続され、各HDD列110に含まれるH
DD111〜117は、SCSIバス120によりディ
スクアレイ制御装置101のSCSI制御部105に対
しデイジーチェーン接続され、ディスクアレイ制御装置
101の中央制御部103の指示により、各HDD列1
10に対してデータの読み書きが並列的に行われる。こ
こで、従来のディスクアレイにおいてディスクアレイ制
御装置101は、中央制御部103、ホストコンピュー
タ等の外部装置と接続するためのインターフェース10
4、LSIで構成されたSCSI制御部105等が電子
基板上に一体的に実装された構造を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディスクア
レイにおいては、記憶させるべきデータの量が増えた場
合にHDDを増設できると便利であるが、従来のディス
クアレイ制御装置101においては、HDD増設が基本
的にできない構造になっている欠点がある。より具体的
にいえば、SCSIバスを用いたディスクアレイの場
合、HDD列110におけるHDDの接続台数は、一般
には一本のSCSIバスへの最大接続台数(すなわち、
SCSIバス幅から、SCSI制御部105への割り当
て分である1を減じた台数)となっているから、新たな
HDDを増設するためにはSCSIバスの増設を行わな
ければならない。ところが、基板上のSCSI制御部1
05の数は固定であるからSCSIバスの増設は不可能
であり、HDDの増設のためには結局のところ、中央制
御部103のCPUの拡張バスに別のディスクアレイ制
御装置を追加接続する以外に方法はない。
【0005】しかしこれでは、本来はSCSI制御部1
05ないしその周辺部分だけを増設すれば十分であるの
に、高価なCPUを含んだ中央制御部103など必要の
ない部分も抱き合わせで増設しなければならず無駄が多
く生ずる欠点がある。また、被増設側のCPUの拡張バ
スに別のディスクアレイ制御装置が接続されるので、デ
ータ転送のためのオーバーヘッド分が多くなって上記拡
張バスの転送効率が低下し、場合によってはディスクア
レイの本来の特長であるデータの読書速度が減殺されて
しまう問題がある。また、別の方法としては、ディスク
アレイ制御装置の基板に予備のSCSI制御部105を
設けておくことも考えられるが、この方式においては、
HDDの増設が必ずしも必要でない場合に使用しないS
CSI制御部105が無駄になる欠点がある。
【0006】本発明の課題は、HDD等のディスク記憶
装置の増設を安価にかつ容易に行うことができ、ひいて
はディスク記憶装置の接続台数を柔軟に設定できるディ
スクアレイ制御システムとそれに使用される増設ユニッ
トとを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】本発明
は、ひとまとまりとして読み書きされるべきデータを分
散して記憶するディスク記憶装置が各々1ないし複数接
続されるとともに、その接続されたディスク記憶装置へ
のデータの読書制御をそれぞれ行う1ないし複数の個別
読出・書込制御部と、それら個別読出・書込制御部が接
続されるとともに、データが各ディスク記憶装置に対し
て並列的に読み書きされるように、それら個別読出・書
込制御部に対し、読書制御を指令する主制御部とを備え
たディスクアレイ制御システムに関するものであり、上
記主制御部と、1ないし複数の個別読出・書込制御部
と、増設用の個別読出・書込制御部を1ないし複数備え
た増設ユニットを着脱可能に装着するための1ないし複
数の増設ユニット装着部とを備えた主ユニットを有し、
増設ユニット装着部に対し増設ユニットを装着すること
により、個別読出・書込制御部が当該増設ユニット単位
で増設可能とされたことを特徴とする。この場合、増設
ユニット装着部に増設ユニットを装着することで、個別
読出・書込制御部の個数が、主ユニットに設けられた数
から増設ユニットに設けられた個数分だけ拡張されたシ
ステムが構築されることとなる。
【0008】上述の構成によれば、主ユニットの増設ユ
ニット装着部に対し増設ユニットを装着することによ
り、個別読出・書込制御部が当該増設ユニットに含まれ
る個数単位で増設できる。すなわち、ディスク記憶装置
を増設したい場合には、その数に応じて増設ユニットを
装着すればよいので従来のように無駄を生ずることな
く、ひいてはディスク記憶装置の数に応じて柔軟にシス
テムを構築することができる。
【0009】また、増設ユニットに別の増設ユニットを
装着するための増設ユニット装着部を設け、上記別の増
設ユニットは、それが装着される増設ユニットを介して
主ユニットに接続される構成とすることができる。増設
ユニットに増設ユニット装着部を設けることで、増設ユ
ニットひいては個別読出・書込制御部が連鎖的に増設が
行われ、結果として主ユニットの増設ユニット装着部の
数を減少することができ、ひいては主ユニットをコンパ
クトに構成することができる。より具体的には、増設ユ
ニットは板状に形成することができ、その板面上に設け
られた増設ユニット装着部に対し、別の増設ユニットが
これに積層形態で装着される構成とすることができる。
このようにすれば、装置サイズをそれほど肥大化させる
ことなく個別読出・書込制御部の増設を行うことが可能
となる。
【0010】次に、各個別読出・書込制御部に対応し
て、該個別読出・書込制御部に接続されるディスク記憶
装置から読み出されるデータ又は書き込まれるデータを
一時蓄積するためのバッファを設けることができる。デ
ータを一旦バッファに蓄積してから読み書きを行うよう
にすることで、例えば各ディスク記憶装置からデータを
読み込むべきセクタの到来、及び各ディスク記憶装置に
データを書き込むべきセクタの到来がまちまちであって
も、バッファからのデータの出力タイミングを調整する
ことで並列的、かつ高速にデータの読み書きを行うこと
ができる。この場合、増設用のバッファを主ユニット側
に設けることも可能であるが、増設ユニットに個別読出
・書込制御部とともに対応するバッファも設けておき、
該増設ユニットを増設ユニット装着部において主ユニッ
トに装着することにより、個別読出・書込制御部ととも
に該バッファも合わせて増設されるように構成すれば、
バッファの増設個数に無駄が生じない。
【0011】上記バッファは、第一及び第二のRAM
と、それらRAMに対するデータの入出力モードを、第
一のRAMへデータを書き込み第二のRAMからデータ
を読み出すモードと、第一のRAMからデータを読み出
し第二のRAMへデータを書き込むモードとの間で切り
替える切替手段とを備えるものとすることができる。バ
ッファを2つのRAMで構成されたいわゆるダブルバッ
ファとすることで、例えばディスク記憶装置からのデー
タを第一のRAMに読み込んで外部に転送している間に
これと並行して別のデータを第二のRAMに読み込む、
いわゆるパイプライン処理が可能となり、ひいてはデー
タ転送速度を向上させることができる。
【0012】次に、各個別読出・書込制御部に対応し
て、バッファに蓄積されたデータをディスク記憶装置に
対して転送し、またディスク記憶装置からのデータをバ
ッファに転送するためのDMAコントローラを設けるこ
とができる。これにより、バッファとディスク記憶装置
との間のデータ転送を高速で行うことができ、また、主
制御部に対する処理負荷が減少するので、システム全体
のデータ処理能率を向上させることができる。この場
合、増設用のDMAコントローラを主ユニット側に設け
ることも可能であるが、増設ユニットに個別読出・書込
制御部とともに対応するDMAコントローラも設けてお
き、該増設ユニットを増設ユニット装着部において主ユ
ニットに装着することにより、個別読出・書込制御部と
ともに該DMAコントローラも合わせて増設されるよう
に構成すれば、DMAコントローラの増設個数に無駄が
生じない。
【0013】次に個別読出・書込制御部は、複数台のデ
ィスク記憶装置がSCSI(SmallComputer System Int
erface)バスによりデイジーチェーン接続されるSCS
Iインターフェースとすることができる。本発明におい
てSCSI規格は、下記のものが採用可能である。 SCSI−1:SCSIバスはデータ幅が8ビット
(+1パリティビット)のパラレルバスとされる。な
お、データ転送速度は、同期転送で最大5.0Mバイト
/秒程度とされる。
【0014】SCSI−2:下記の3種類を含む。 (1)Fast−SCSI:SCSIバスは8ビット(+
1パリティビット)のパラレルバスであるが、データ転
送速度は同期転送で最大10.0Mバイト/秒程度であ
る。 (2)16ビットWide−SCSI:SCSIバスはデ
ータ幅が16ビット(+2パリティビット)のパラレル
バスとされ、データ転送速度は同期転送で最大20.0
Mバイト/秒程度である。 (3)32ビットWide−SCSI:SCSIバスはデ
ータ幅が32ビット(+4パリティビット)のパラレル
バスとされ、データ転送速度は同期転送で最大40.0
Mバイト/秒程度である。
【0015】SCSI−3:パラレル転送方式として
下記のものを含む。 (1)Ultra−SCSI:Fast20ともいう。S
CSIバスはデータ幅が8ビット(+1パリティビッ
ト)のパラレルバスで、データ転送速度は同期転送で最
大20.0Mバイト/秒程度である。 (2)Ultra−2:Fast40ともいう。SCSI
バスはデータ幅が8ビット(+1パリティビット)のパ
ラレルバスで、データ転送速度は同期転送で最大40.
0Mバイト/秒程度である。 (3)Ultra−3:Fast80ともいう。SCSI
バスはデータ幅が8ビット(+1パリティビット)のパ
ラレルバスで、データ転送速度は同期転送で最大80.
0Mバイト/秒程度である。
【0016】なお、SCSI−3の上記3つのパラレル
転送方式においては、それぞれデータ幅を16ビット
(+2パリティビット)として、転送速度を2倍に向上
させたものも使用可能である。一方、SCSI−3とし
ては、FibreChannel、IEEE1394、
SSA(Serial Storage Architecture)等のシリアル
転送方式の規格も使用可能である。
【0017】なお、本発明は、上記ディスクアレイ制御
システムに使用される増設ユニットも提供する。その構
成は、上述のディスクアレイ制御システムからその増設
ユニットのみを抽出したものに相当する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す実施例を参照して説明する。図1は、本発明の
一実施例たるディスクアレイ制御システムを用いて構成
されたディスクアレイの全体構成を示すブロック図であ
る。ディスクアレイ1は、本発明のディスクアレイ制御
システムとしてのディスクアレイ制御装置3と、ディス
ク記憶装置としてのハードディスクドライブ(以下、H
DDと略記する)群4とを備えて構成されている。HD
D群4は、各々複数のHDD10〜16からなる複数の
HDD列17からなり、各HDD列17はディスクアレ
イ制御装置3に対しSCSIバス6によりデイジーチェ
ーン接続されている。また、ディスクアレイ1には主コ
ンピュータ2が接続されており、これに、ソフトウエア
や各種データなどが格納された記憶部(ROM(PRO
M、EPROM、フラッシュメモリ等も含む)5やディ
スク記憶装置等で構成される)、ディスクアレイ1から
読み出されたデータを図示しない端末装置等に送信する
LAN制御ボード等に相当する拡張制御部7が接続され
ている。
【0019】図2は、ディスクアレイ制御装置3の電気
的な構成を示すブロック図である。ディスクアレイ制御
装置3は、その主ボード20とこれに接続されるSCS
I制御部増設ボード(以下、単に増設ボードという)2
1及び22とからなる。主ボード20は、CPU30、
ROM31、及びRAM32を有する中央制御部33、
個別読出・書込制御部としてのSCSI制御部35、D
MAコントローラ(以下、DMACという)37、バッ
ファとしてのRAM38、エラー訂正ユニット40、R
AM41、主コンピュータ2に接続されるインターフェ
ース部(以下、I/F部と略記する)42、及びDMA
C43,45等を含んで構成されている。SCSI制御
部35には、SCSIバス6を介してHDD10〜16
(図1)が接続されており、通常SCSIコントローラ
と呼ばれるLSIで構成されてそれらHDD10〜16
へのデータの読み書きを制御する役割を果たす。
【0020】ここで、パラレル転送方式のSCSI規格
においては、1つのSCSIバスに接続可能なSCSI
対応装置の個数は、SCSIバスのバスビット幅までと
いう制約があるため、SCSI制御部35に接続可能な
HDDの台数は、SCSIバスのバスビット幅からSC
SI制御部35の割り当て分である1を減じた数までと
いうことになる。本実施例では、HDD列17接続用の
SCSIバスとしてFast−SCSIバスが採用され
ており、デイジーチェーン接続されるSCSI対応装置
の数は8台(すなわちSCSI制御部35+HDD10
〜16)とするが、他のSCSI規格を採用することも
もちろん可能であり、例えば16ビットWide−SC
SIの場合は16台まで、32ビットWide−SCS
Iの場合は32台までの接続が可能である。なお、SC
SIバス6の終端部での信号反射によるノイズ発生を防
止するために、デイジーチェーン接続された末端のHD
D16にはターミネータと呼ばれる図示しない終端抵抗
が装着されている。
【0021】次に、RAM38は、上記HDDから読み
出されるデータ又はHDDへ書き込まれるデータを一時
蓄積するためのものであり、図11に示すように、SR
AM等で構成された2つのバッファメモリ(RAM)b
uf0とbuf1を備えたダブルバッファとして構成さ
れている。またRAM38には、切替手段としてのモー
ド切替スイッチ38aが設けられており、該切替スイッ
チ38aは、RAM38に対するデータの入出力モード
を、buf0へデータを書き込みbuf1からデータを
読み出すモードと、buf0からデータを読み出しbu
f1へデータを書き込むモードとの間で切り替える。な
お、この切替制御はCPU30からの指示により実行さ
れる。これにより、片方のバッファメモリにデータが書
き込まれている最中に、もう一方のバッファからデータ
を送り出す、いわゆるパイプライン処理が可能となる。
また、DMAC37は、例えばデュアルアドレスタイプ
のDMAコントローラで構成されており、CPU30か
らの指示により、RAM38とSCSI制御部35との
間でダイレクトメモリアクセスによりデータ転送を行う
役割を果たす。
【0022】また、DMAC45は、CPU30の指示
によりRAM41とRAM38との間のデータ転送を制
御するものであり、転送されるデータは、後で詳細に説
明するエラー訂正ユニット40を通して転送される。R
AM41は、主コンピュータ2及び拡張制御部7に接続
された他の装置とのデータ転送効率を上げるためのもの
である。I/F部42は、ディスクアレイ制御装置3と
主コンピュータ2との間のコマンドの通信やRAM41
と拡張制御部7に接続された他の装置との間でのデータ
の送受信を仲介する役割を果たす。DMAC43は、C
PU30の指示によりI/F部42とRAM41との間
のデータ転送を制御するためのものである。また、中央
制御部33のROM31には制御プログラムが格納され
ており、CPU30は、RAM32をワークエリアとし
て該制御プログラムに基づき、DMAC37,43及び
45等に指示を与えることによりHDD群4の各HDD
へのアクセス処理など、ディスクアレイ1の全体の作動
制御を司る。
【0023】次に、増設ボード21及び22には、それ
ぞれ上記SCSI制御部35、DMAC37、及びRA
M38の組が複数組(本実施例では4組)設けられてお
り、これらがそれぞれ主ボード20に、後述するコネク
タにより各バスを介して着脱可能に接続されている。
【0024】図8に、ディスクアレイ制御装置3の外観
を模式的に示している。ディスクアレイ制御装置3は、
主ボード20と、これに積層形態で連鎖接続される増設
ボード21及び22を含んで構成されている。主ボード
20は、主コンピュータ2のボードに自身を装着するた
めのカードエッジ部20a、上記SCSIバス6を接続
するためのSCSIコネクタC、及び増設ボード21を
接続するためのコネクタ20b等を有している。増設ボ
ード21,22には、それぞれSCSIバス6(SCS
I1〜SCSI8)を接続するためのSCSIコネクタ
Cと、主ボード20あるいは他の増設ボードに自身を接
続するためのコネクタ21b,22aと、他の増設ボー
ドを接続・増設するためのコネクタ21a、22b等を
有している。そして、主ボード20に対し、増設ボード
21及び増設ボード22をコネクタ20b,21b,2
1a,22aを介して順次積層形態で接続することによ
り、増設ボード21及び22が主ボード20に対し連鎖
的に接続されるようになっている。なお、本実施例で
は、主ボード20とこれに接続された増設ボード21と
の組が主ユニットを、その増設ボード21に接続された
増設ボード22が増設ユニットを構成するものとする。
【0025】次に、ディスクアレイ1に記憶されたデー
タは、一まとまりとして読み書きされるべきもの(以
下、原データともいう)が複数のデータブロックに分割
されて各HDDに分散して記憶されている。そして、原
データを、それら複数のHDDに対し、上記データブロ
ック単位で並列して読み書きすることでデータ入出力の
高速化が図られている。また、ディスクアレイでは、デ
ータの信頼性を向上させるために、分割されたデータブ
ロックは、後述するエラー訂正情報としてのパリティデ
ータを付加して記憶されており、ディスク上のデータの
一部が失われても、元のデータを復元することができる
ようになっている。
【0026】また、ディスクアレイ1においては、HD
D群4を構成する複数のHDDの一部が、原データに基
づいて予め作成されたエラー訂正情報(本実施例ではパ
リティデータ)を格納する専用のHDD(訂正用HD
D:本実施例ではパリティデータを格納しているのでパ
リティディスクという)とされており、他のHDDに格
納されたデータブロックのいずれか1つでデータブロッ
クの読出しが不能となった場合は、上記パリティディス
クのパリティデータと、読出しに成功した他のHDDか
らのデータブロックとから消失したデータブロックを復
元する処理が可能とされている。なお、本実施例ではパ
リティディスクはSCSIバス0に接続されたHDD列
17とされている。
【0027】図3は、エラー訂正ユニット40の内部構
造を示すブロック図である。すなわち、エラー訂正ユニ
ット40は、双方向パラレル入出力装置で構成され、図
2のRAM41側、すなわち主コンピュータ2側にAバ
スを介して接続される入力データ保持・出力データ切替
部50と、同じく双方向パラレル入出力装置で構成さ
れ、HDD群4側にBバスを介して接続される入力デー
タ保持・出力データ切替部52と、両切替部50及び5
2の間に設けられたパリティジェネレータ51とを備え
ている。パリティジェネレータ51は、HDD群4への
データ書込み時には、入力データ保持・出力データ切替
部50側からCバスを介して転送されてくる各HDDへ
の書込みデータの間で排他的論理和演算を行ってパリテ
ィデータを生成する一方、同じくデータ読出し時には、
入力データ保持・出力データ切替部52側からCバスを
介して転送されてくる各HDDからの読出しデータに対
し排他的論理和演算によりエラー訂正ないしリビルドデ
ータの生成を行う。
【0028】ここで、入力データ保持・出力データ切替
部50は、Aバス側の入出力ビット数をN、増設ボード
(21,22等)の最大接続数をm(本実施例ではN=
4,m=2)とした場合に、Cバス側の入出力ビット数
がN×mビットとされ、各Cバスのビットは各々主ボー
ド20上及び増設ボード21,22上の各SCSI制御
部35に1対1に対応している。そして、主ボード20
の中央制御部33のCPU30からの指示により、入力
データ保持・出力データ切替部50は、各コネクタ20
b、21b,21a及び22a,22b(図8)の接続
状態に応じて、増設ボードが接続されているCバスにの
みデータの入出力が行われるように切り替えを行う。そ
して、m≧2の場合、HDD群4へのデータ書込み時に
は、Aバス側からの入力データをNビット単位でラッチ
し、そのラッチされたデータを対応するCバス側へ順次
切り替えつつ出力する(例えば、本実施例では、Cバス
1,3,5,7への出力と、Cバス2,4,6,8への
出力とが交互に切り替えられる)。また、HDD群4か
らのデータ読出し時には、Cバス側からのデータをN×
mビット単位でラッチし、そのラッチされたデータをA
バス側へNビット単位で区切りながら順次出力する(例
えばCバス1,2,3,4からの出力と同5,6,7,
8からの出力とが交互に切り替えられる)。
【0029】なお、CPU30が増設ボードの接続状態
を知る具体的な方法としては、例えばボード枚数設定用
の複数のディップスイッチを設け、それら各ディップス
イッチの操作状態の組合せと接続されるボード枚数とを
対応付けて、該ディップスイッチの設定状態により増設
ボードの接続状態を判別する方法を例示できる。一方、
RAM38、DMAC37、及びSCSI制御部35等
が拡張増設されるアドレスをリザーブしておき、電源投
入時などにCPU30がその該当するアドレスをスキャ
ンして認識することにより、増設ボードの枚数を知る方
法を用いてもよい。
【0030】一方、入力データ保持・出力データ切替部
52は、Cバス側の入出力ビット数がN×m+1ビット
(パリティジェネレータ51からの入出力ビット分に対
応して入力データ保持・出力データ切替部50側よりも
1多い)、Bバス側の入出力ビット数が同じくN×m+
1ビットとされている。そして、CPU30からの指示
により、入力データ保持・出力データ切替部50は、各
コネクタ20b、21b,21a及び22a,22bの
接続状態に応じて、増設ボードが接続されているCバス
にのみデータの入出力が行われるように切り替えを行
う。なお、BバスのうちB0は、主ボード20のSCS
I制御部35に接続されたパリティディスクとの間でデ
ータを仲介するためのものである。
【0031】ここで、増設ボードの接続数が増加した場
合には、Cバス側の入出力ビット数もそれに応じて変化
することとなる。このことは、すなわちパリティ演算す
べきデータビットの数が変化するということを意味して
いる。これに対応するための方式としては次の2通りが
考えられる。一つは、増設ボードの装着を見込んで排他
的論理和を取るための回路の入力数を最初から多く取っ
ておく方法が挙げられる。この場合は、図13に示すよ
うに排他的論理和演算を行ためのEXCLUSIVE-OR回路(以
下、EX−OR回路と書く)206の入力端子にプルア
ップ抵抗Rを取り付けることで、非接続の入力端子には
常にハイレベルが入力されるようにする。また別の方法
としては、排他的論理和の入力数はディスクの増設に関
係なく使用するポートの数を一定にしておいて、排他的
論理和演算はその中間結果を別途設けられたバッファメ
モリ等に記憶しながら逐次的に行う方法が例示できる。
これを実施するための回路例を図14に示す。
【0032】図14は、パリティジェネレータ51の要
部をなすエラー訂正回路201の内部構造の一例を示す
ブロック図である。該エラー訂正回路201は、入力デ
ータ保持・出力データ切替部50のCバス側に接続され
たセレクタ202、入力データ保持・出力データ切替部
52のCバス側に接続されたセレクタ203、排他的演
算を行うためのEXCLUSIVE-OR回路(以下、EX−OR回
路と書く)206、セレクタ207、スリーステートバ
ッファ208,209等を有し、該エラー訂正用回路2
01にはエラー訂正用バッファ200が接続されてい
る。
【0033】エラー訂正用バッファ200は、パリティ
演算の中間結果を保存しておくためのものであり、エラ
ー訂正用データバス210を介してエラー訂正回路20
1からデータを受け取り、またエラー訂正回路201に
自身に記憶されているその中間結果(あるいは最終結
果)を出力する。そして、エラー訂正回路201は、エ
ラー訂正用バッファ200からの中間結果と、バス21
1からのデータ(以下、バスと同一の符号により、当該
バスを流れるデータないし信号を示す場合がある)との
間でエラー訂正演算を行い、その結果がエラー訂正用バ
ッファ200に返される。この場合、エラー訂正用バッ
ファ200の中のメモリは、リードを行った直後に新た
な値をライトするという、いわゆるREAD MODIFY WRITE
動作をしているとみることができる。ここで、エラー訂
正演算の開始時には、該開始時にエラー訂正用バッファ
200内に記憶されている演算結果を無効にする、いわ
ゆる初期化のための機構が必要となる。この場合、本実
施例では、エラー訂正回路201内に、最初に入力され
るデータのみはエラー訂正演算を行わずに、そのままエ
ラー訂正用バッファ200に格納することにより初期化
を行う方式が採用されており、その主体は後述する通
り、エラー訂正回路201内のセレクタ207(後述)
がなす。
【0034】EX−OR回路206には、ライトモード
時にはセレクタ202で選択された主コンピュータ2か
らのデータ211とエラー訂正用バッファ200からの
フィードバックデータ(パリティデータ)214とが、
また、リード及びリビルドモード時にはセレクタ203
で選択された各HDD列17からのデータ211とエラ
ー訂正用バッファ200からのフィードバックデータ
(復元データ)214とが入力されるようになってお
り、各モード時におけるデータ211と214との排他
的論理和をとることでパリティ演算(すなわち、エラー
訂正演算)を行い、その結果をエラー訂正用バッファ2
00に出力する。また、EX−OR回路206に対する
エラー訂正用バッファ200からの入力経路の中間には
前述のセレクタ207が設けられている。このセレクタ
207は、パリティ演算の開始時において、エラー訂正
用バッファ200に格納されている前回の演算結果のフ
ィードバックを無効化し、代わってEX−OR回路20
6に対し最初に入力されるデータをそのままエラー訂正
用バッファ200に出力させる、演算部初期作動制御手
段の役割を果たす。例えば偶数パリティが採用されてい
る場合、セレクタ207はパリティ演算の開始時におい
てCPU30からの指示を受けることにより、EX−O
R回路206へのエラー訂正用バッファ200側への入
力データ215を0に固定する。EX−OR演算では、
片方の入力が0の場合、もう片方のデータがそのまま出
力されるものとする。
【0035】こうしてEX−OR回路206で演算され
たデータは、エラー訂正用バッファ200に分配され
る。エラー訂正用バッファ200は、前述の通りパリテ
ィ演算の途中結果を格納しておくためのものであり、そ
の入力はEX−OR回路206から受け、その出力は、
セレクタ207とスリーステートバッファ208及び2
09とに伝達される。スリーステートバッファ208
は、CPU30からの指示によりイネーブル状態とな
り、リードモード時に復元データ214をバス217を
介してAバス側に出力する。また、スリーステートバッ
ファ209も、CPU30からの指示によりイネーブル
状態となり、ライトモード時にはパリティデータ214
を、またリビルドモード時には復元データ214をそれ
ぞれバス216を介してBバス側に出力する。なお、デ
ータのリビルドと、そのリビルドされたデータの外部へ
の出力(すなわちリード)とを同時に行うようにするこ
とも可能であり、この場合は、スリーステートバッファ
208と209とを双方共にイネーブル状態とし、リビ
ルドデータはライトのためにBバス側に、またリードの
ためにAバス側にそれぞれ出力される。
【0036】以下、エラー訂正回路201の動作につい
て説明する。最初にディスクアレイからデータを読み出
す場合、すなわちリードモード時の動作について説明す
る。CPU30は、各SCSIバスのHDDからデータ
を読めた順に以下の手順により処理する。まず、セレク
タ203に対しデータの読めたバスを選択させ、セレク
タ207に「0」を選択させるように指示を出す。これ
により、当該バスのデータがエラー訂正用バッファ20
0に格納される。そして、CPU30は次に読めたバス
を選択するとともに、以下この処理を繰返し行う。但
し、2回目以降のデータ転送では、セレクタ207には
データバス214を選択するように指示する。これによ
り、EX−OR回路206にはエラー訂正用バッファ2
00の記憶内容が転送されることとなる。なお、説明を
わかりやすくするために図14のエラー訂正回路201
のセレクタ203には、Bバス0〜Bバス3の4本のみ
が接続されているものとする。
【0037】Bバス0、Bバス1、Bバス2の順で排他
的論理和演算を行うものとすると、2回目のデータ転送
終了時には、Bバス0のデータとBバス1のデータとの
排他的論理和演算の結果(すなわち中間演算結果)がエ
ラー訂正用バッファ200に入っており、3回目のデー
タ転送を実行することにより、その中間演算結果とBバ
ス2のデータとの排他的論理和演算がEX−OR回路2
06によってなされる。この演算結果は、パリティ演算
の原理に従い、Bバス3のデータと同一のものとなる。
従って、3回目のデータ転送時には、エラー訂正用バッ
ファ200にはBバス3のデータが復元されることとな
る。そして、スリーステートバッファ208を駆動して
4回目の転送を実行すると、バス217から復元データ
214(Bバス3のデータ)が流れる。
【0038】次に、ディスクアレイへデータを書き込む
場合、すなわちライトモード時の動作について説明す
る。まず、CPU30は主コンピュータからのデータの
うち、Bバス1に格納すべきデータをセレクタ202で
選択することにより、バス211上に読み出す。ここ
で、セレクタ207には上述と同様に最初のデータ転送
時のみ「0」を選択するようになっているので、このデ
ータはエラー訂正用バッファ200にそのまま格納され
る。さらにCPU30はBバス2に格納すべきデータを
読み出す。これにより、エラー訂正用バッファ200に
は、EX−OR回路206によるBバス1のデータとB
バス2のデータとの排他的論理和演算の結果が格納され
る。
【0039】さらに、CPU30により、主コンピュー
タ2からBバス3に格納すべきデータ211が読み出さ
れ、EX−OR回路206により、該データ211とフ
ィードバックデータ214との排他的論理和演算が行わ
れて、その結果がエラー訂正用バッファ200書き戻さ
れる。これは、すなわちBバス1、Bバス2及びBバス
3の各データの排他的論理和、すなわちパリティデータ
となる。そして、スリーステートバッファ209は、C
PU30の指示によりパリティデータ214をバス21
6を介して出力する。
【0040】最後にリビルド動作について説明する。こ
こではBバス3のHDDが交換された場合を例にとって
説明する。まず、CPU30はデータの読めたSCSI
バスから順に以下の処理をする。まず、セレクタ203
が当該バス(Bバス1とする)を選択し、セレクタ20
7が「0」を選択する。こうしておいてから、当該バス
のデータがエラー訂正用バッファ200に格納される。
CPU30は、次に読めたSCSIバスの処理を同様に
行う。ただし、2回目以降においては、セレクタ207
にフィードバックデータ214を選択するよう指示す
る。
【0041】リードモードの場合と同様に、Bバス0
(パリティディスク)、Bバス1、Bバス2‥‥‥の順
で排他的論理和演算を行なうものとすると、3回目のデ
ータ転送を行ったときに、EX−OR回路206の出力
は、Bバス3に以前存在していたデータ(復元データ)
となる。この復元データはエラー訂正用バッファ200
に格納され、4回目の転送でバス216を通って出力さ
れることとなる。ここで、主コンピュータ2に該データ
を出力するか否かは、リビルド動作中に主コンピュータ
2から読み出し要求があるか否かにより、CPU30に
より指示される。そして、主コンピュータ2からの読み
出し要求があった場合には、スリーステートバッファ2
08が駆動されることにより、該データがバス217を
介して主コンピュータ2へ出力される。一方、主コンピ
ュータ2からの読み出し要求がない場合は、リビルド処
理のみとされ、このときは主コンピュータ2へはデータ
を出力しない。
【0042】なお、CPU30は、各セレクタ202,
203,207及びスリーステートバッファ208,2
09に対し直接信号を与えるのではなく、モード指示ポ
ート220を介して信号を与えるようにしてもよい。
【0043】以下、ディスクアレイ1のデータの読み書
き等における作動を説明する。まず、主コンピュータ2
又は拡張制御部7からディスクアレイ制御装置3へのデ
ータ書込動作についてであるが、主コンピュータ2又は
拡張制御部7は、I/F部42を通してデータ書込要求
をDMAC43に伝える。DMAC43はI/F部42
からの要求によって、RAM41にデータを書き込む。
なお、本実施例では、説明の便宜上、主コンピュータ
2、I/F部42、RAM41、及びエラー訂正ユニッ
ト40とを接続するバスを32ビット(8ビット×4
本)とし、図中に示す1本のバスは8ビットであるもの
とする。
【0044】RAM41に書き込まれたデータは、DM
AC45によって読み出され、エラー訂正ユニット40
に入力される。図3にその詳細を示す。すなわち、エラ
ー訂正ユニット40に入力されたデータは、入力データ
保持・出力データ切替部50にラッチされる。ここで、
増設ボード22が主ボード20に装着されている場合、
すなわち、図2に示すようにディスクアレイ制御装置3
のSCSIバス6の本数が8(SCSI1〜SCSI
8)+1(SCSIバス0:パリティディスク)になっ
ている場合は、図4(a)に示すように、Aバス0〜3
のデータは、クロックのAの立ち上がりでCバス1〜4
に、クロックCの立ち上がりでCバス5〜8に出力され
る。なお、クロックの発生源は、図3に示すクロック5
0aである。
【0045】パリティジェネレータ51は、Cバス1〜
8の排他的論理和を取ってCバス0に出力する。Cバス
0〜8のデータは、入力データ保持・出力データ切替部
52に入力され、任意のBバスに出力することが可能で
ある。本実施例では、説明の便宜上、Cバス0〜8のデ
ータをBバス0〜8に出力するように図示している。そ
して、データの分散記憶というディスクアレイの特質
上、Cバス上でのデータがCバス上で有効なのは、原デ
ータの全てのデータブロックが揃った状態、すなわち図
4ではクロックのCとEの間であるため、クロックDの
立ち下がりでRAM38にデータを書き込こむ。
【0046】一方、図2において主ボード20に増設ボ
ード21のみが接続されている場合、すなわちシステム
構成が4+1の場合は、図4(b)に示すように、Aバ
ス上のデータを次のクロックの立ち上がりでラッチ(ク
ロックA)し、次のクロックの立ち下がり(クロック
B)でRAM38に書き込む。RAM38に書き込まれ
たデータはDAMC37により読み出され、さらにSC
SI制御部35を通してHDD群4に転送されて、それ
ぞれ対応するHDDに書き込まれる。なお、図4(b)
のBバス5〜Bバス8の出力が出ていないのは、増設ボ
ード22が接続されていないためである。
【0047】次に、データの読出しの場合の動作につい
て図5を用いて説明する。すなわち、SCSI制御部3
5を介してHDD群4から読み出されたデータは、DM
AC37によりRAM38に書き込まれる。一方、DM
AC45はRAM38からBバス上にデータを書き出
す。書き出されたデータは、入力データ保持・出力デー
タ切替部52にラッチされてCバス上に出力される。パ
リティディスクの接続されているCバス0上には、書込
み時に計算されたパリティデータが出力される。そし
て、パリティジェネレータ51は、Cバス0上の値とC
バス1〜8のデータの排他的論理和値とを比較すること
によってパリティエラーの有無をチェックする。そし
て、パリティエラーがあった場合は、エラーのあったデ
ィスクのデータを、パリティディスクを含む他のディス
クのデータから復元(リビルド)する。なお、全系統の
データの読み込みが正常であった場合は、リビルドデー
タの生成は行われない。なお、本実施例では、Bバス0
上にパリティデータがあるものとしているが、書込時に
パリティデータを書き込む系統を変更する場合は、読み
込み時にも系統を合わせる必要がある。
【0048】また、上記Cバスの値は、入力データ保持
・出力データ切替部50にも入力される。図6(a)に
示すように上記システム構成が8+1の場合には、Aバ
スには、クロックAの立ち上がりでCバス1〜4のデー
タが、またクロックCの立ち上がりでCバス5〜8のデ
ータが出力される。一方、図6(b)に示すように4+
1のシステム構成の場合は、次のクロックの立ち上がり
で、Aバス上にCバス1〜4のデータが出力される。
【0049】次に、あるバス上のHDDが故障してデー
タがリードできなくなり、パリティデータと他の系統の
データとから故障したデータを復元(リビルド)する場
合の動作について説明する。例えば、Bバス8(SCS
Iバス8)上のHDDが故障した場合、図5に示すよう
に、HDDから読み込まれたBバス0〜7上のデータ
は、入力データ保持・出力データ切替部52にラッチさ
れる。Cバス1〜7のデータは、リード時と同様にその
まま出力されるが、Cバス8のデータは、パリティジェ
ネレータ51でCバス0〜7のデータの排他的論理和を
取ることにより、リビルドデータ用のCバスR上に復元
される。これを、Cバス8のデータとしてAバス上に出
力する。
【0050】次に、故障したSCSIバス上のHDDを
交換し、データを復元する場合の動作について説明す
る。すなわち、図7に示すように、この場合も上記と同
様にCバス0〜7のデータがパリティジェネレータ51
で排他的論理和演算が行われることより、CバスR上に
復元データが出力される。ここでデータは、一旦入力デ
ータ保持・出力データ切替部50に入力された後Cバス
8に出力され、これとほぼ同じタイミングでBバス8上
にデータが出力される。図6(a)に示すように、8+
1ビットのシステムにおいては、クロックDの立ち下が
りで復元データをRAM38に書き込むことによってデ
ータの復元ができる。
【0051】以上説明した実施例においては、主ボード
20に対し、増設ボード21及び22の2つのボードの
みが装着されているが、主ボード20に対し増設ボード
を接続しない形態、あるいは1枚のみを接続する形態、
さらには3枚以上を接続する形態というように、主ボー
ド20に対する増設ボードの接続枚数は、ディスクアレ
イ1を構築するHDDの必要台数に応じて増減可能であ
る。ここで、主ボード20は、SCSIコネクタCが最
低1つ設けられていれば、これに1本のSCSIバスに
より複数のHDDをデイジーチェーン接続することで、
それらHDDをアレイの各レーンとしたディスクアレイ
を構築することが可能である。この場合は主ボード20
が本発明でいう主ユニットを、増設ボード21及び22
が増設ユニットを構成することとなる。
【0052】また、上記実施例においてSCSIコネク
タCは、図8に示すように主ボード20上に1つのみし
か設けられていなかったが、これを図9に示すように主
ボード20に5つ設けることも可能である。この場合、
主ボード20を主ユニット、増設ボード21、22、・
・・を増設ユニットと見ることができる。また、図10
に示すように、主ボード20にSCSIコネクタCを設
けず、増設ボード21にSCSIコネクタCを5つ設け
る構成とすることもできる。さらに、主ボード20上に
複数のコネクタ20b(図8)を設け、それらに各々増
設ボード21,22‥‥を並列的に増設する構成も可能
である。この場合、増設ボード21,22‥‥からは、
コネクタ21bあるいは22bを省略してもよい。
【0053】次に、上記実施例ではRAM38をダブル
バッファ構成としていたが、安価に構成しようとするな
らば、単なるシングルバッファ構成にしてもよい。この
場合はパイプライン処理によるリード/ライト処理及び
リビルド速度の向上については期待できないが、パリテ
ィ演算手段及びリビルド経路などがハードウェア化され
ていることによる処理速度向上の効果は同様に達成され
る。
【0054】また、RAM38をダブルバッファとする
代わりに、図12に示すようなデュアルポートメモリを
使用する方法もある。この場合は、RAM64が2つの
入出力バス64a,64bと、それらバス64a及び6
4bに対し共通に設けられたRAM64eと、そのRA
M64eに対し、上記2つの入出力バス64a,64b
のいずれかを選択的に接続する切替手段としてのバスス
イッチ64cとを備えている。バススイッチ64cには
アービタ64dが接続され、両バス64a,64bへの
データの入出力を指示するためのリード/ライト信号が
アービタ64dに入力されるようになっている。
【0055】アービタ64dは、バス64a,64bの
うち、リード/ライト信号の到着の早かったものに対し
RAM64eが接続されるように、バススイッチ64c
の切替えを行う。この場合、アービタ64dは、後着の
バスに対してBUSY信号(あるいはWAIT信号)を
返し、先着のバスのアクセスが終了し次第、バススイッ
チ64cを該後着のバス側に切り替える。これにより、
例えば、バス64a,64bのアクセス速度が同じであ
れば、両バス64a,64bはRAM64eに対して交
互にアクセスすることとなる。そして、RAM64eの
応答速度が十分早ければ、待ち時間を含めても両側のバ
ス64a,64bのアクセス速度要求に応じることが十
分可能となり、結果として、RAM64へのデータの書
き込みと、RAM64からのデータの読み出しとを見掛
け上、並列的に実行させることが可能となる。なお、デ
ュアルポートメモリとしては、2つの入出力バス64
a,64bがいずれもランダムアクセス型のもの、一方
がランダムアクセスとなり、他方がシーケンシャルアク
セスとなるもの(例えばVRAMなど)、及びいずれも
シーケンシャルアクセスとなるもの(例えばFIFOな
ど)のいずれを使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデスクアレイ制御システムを用いて構
成されたディスクアレイの一例の全体構成を示すブロッ
ク図。
【図2】ディスクアレイ制御装置の電気的な構成を示す
ブロック図。
【図3】データ書き込み時の動作を示すブロック図。
【図4】そのタイミングチャート。
【図5】データ読み出し時の動作を示すブロック図。
【図6】そのタイミングチャート。
【図7】故障したHDDがある場合のデータ読出し及び
リビルドデータ生成時の動作を示すブロック図。
【図8】ディスクアレイ制御装置の一例を示す外観図。
【図9】その変形例を示す外観図。
【図10】その別の変形例を示す外観図。
【図11】バッファをデュアルポートメモリで構成した
例を示すブロック図。
【図12】バッファの変形例を示す概念図。
【図13】パリティジェネレータの一構成例の要部を示
すブロック図。
【図14】同じく別の構成例の要部を示すブロック図。
【図15】従来のディスクアレイ装置のブロック図。
【符号の説明】
1 ディスクアレイ 4 ハードディスク群 10〜16 ハードディスク記憶装置(ディスク記憶装
置) 20 主ボード(主ユニット) 21 SCSI制御部増設ボード(主ユニット、増設ユ
ニット) 22 SCSI制御部増設ボード(増設ユニット) 20b,21a,21b,22a,22b コネクタ
(増設ユニット装着部) 30 CPU(主制御部) 35 SCSI制御部(個別読出・書込制御部) 37 DMAコントローラ 38 RAM(バッファ)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ひとまとまりとして読み書きされるべき
    データを分散して記憶するディスク記憶装置が各々1な
    いし複数接続されるとともに、その接続されたディスク
    記憶装置へのデータの読書制御をそれぞれ行う複数の個
    別読出・書込制御部と、それら個別読出・書込制御部が
    接続されるとともに、前記データが前記各ディスク記憶
    装置に対して並列的に読み書きされるように、それら個
    別読出・書込制御部に対し、前記読書制御を指令する主
    制御部とを備えたディスクアレイ制御システムにおい
    て、 前記主制御部と、 1ないし複数の前記個別読出・書込制御部と、 増設用の個別読出・書込制御部を1ないし複数備えた増
    設ユニットを着脱可能に装着するための1ないし複数の
    増設ユニット装着部とを備えた主ユニットを有し、 前記増設ユニット装着部に対し前記増設ユニットを装着
    することにより、前記個別読出・書込制御部が当該増設
    ユニット単位で増設可能とされたことを特徴とするディ
    スクアレイ制御システム。
  2. 【請求項2】 前記増設ユニット装着部に前記増設ユニ
    ットが装着された請求項1記載のディスクアレイ制御シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記増設ユニットには、別の増設ユニッ
    トを装着するための増設ユニット装着部が設けられ、該
    別の増設ユニットは、それが装着される前記増設ユニッ
    トを介して前記主ユニットに接続される請求項1又は2
    に記載のディスクアレイ制御システム。
  4. 【請求項4】 前記増設ユニットは板状に形成され、そ
    の板面上に設けられた前記増設ユニット装着部に対し、
    前記別の増設ユニットがこれに積層形態で装着されるよ
    うになっている請求項3記載のディスクアレイ制御シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記各個別読出・書込制御部に対応し
    て、該個別読出・書込制御部に接続される前記ディスク
    記憶装置から読み出されるデータ又は該ディスク記憶装
    置へ書き込まれるデータを一時蓄積するためのバッファ
    が設けられるとともに、 前記増設ユニットには、前記個別読出・書込制御部とと
    もに対応する前記バッファも設けられており、該増設ユ
    ニットを前記増設ユニット装着部において前記主ユニッ
    トに装着することにより、前記個別読出・書込制御部と
    ともに該バッファも合わせて増設される請求項1ないし
    4のいずれかに記載のディスクアレイ制御システム。
  6. 【請求項6】 前記バッファは、第一及び第二のRAM
    と、それらRAMに対するデータの入出力モードを、前
    記第一のRAMへデータを書き込み前記第二のRAMか
    らデータを読み出すモードと、前記第一のRAMからデ
    ータを読み出し前記第二のRAMへデータを書き込むモ
    ードとの間で切り替える切替手段とを備えている請求項
    5記載のディスクアレイ制御システム。
  7. 【請求項7】 前記各個別読出・書込制御部に対応し
    て、前記バッファに蓄積されたデータを前記ディスク記
    憶装置に対して転送し、またディスク記憶装置からのデ
    ータを前記バッファに転送するためのDMAコントロー
    ラが設けられており、 前記増設ユニットには、前記個別読出・書込制御部とと
    もに対応する前記DMAコントローラも設けられてお
    り、該増設ユニットを前記増設ユニット装着部において
    前記主ユニットに装着することにより、前記個別読出・
    書込制御部とともに該DMAコントローラも合わせて増
    設される請求項5又は6に記載のディスクアレイ制御シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記個別読出・書込制御部は、複数台の
    前記ディスク記憶装置がSCSIバスによりデイジーチ
    ェーン接続されるSCSIインターフェースである請求
    項1ないし7のいずれかに記載のディスクアレイ制御シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 ひとまとまりとして読み書きされるべき
    データを分散して記憶するディスク記憶装置が各々接続
    されるとともに、その接続されたディスク記憶装置への
    データの読書制御をそれぞれ行う複数の個別読出・書込
    制御部と、それら個別読出・書込制御部が接続されると
    ともに、前記データが前記各ディスク記憶装置に対して
    並列的に読み書きされるように、それら個別読出・書込
    制御部に対し、前記読書制御を指令する主制御部とを備
    えたディスクアレイ制御システムに使用される増設ユニ
    ットであって、 前記主制御部と、1ないし複数の前記個別読出・書込制
    御部と、1ないし複数の増設ユニット装着部とを備えた
    主ユニットの、その増設ユニット装着部に対し着脱可能
    に構成されており、増設用の個別読出・書込制御部を1
    ないし複数備え、該増設ユニット装着部に対し装着され
    ることで、前記主ユニットに対し自身に搭載された個数
    単位で前記個別読出・書込制御部を増設させることを特
    徴とする増設ユニット。
  10. 【請求項10】 前記各個別読出・書込制御部に対応し
    て、該個別読出・書込制御部に接続される前記ディスク
    記憶装置から読み出されるデータ又は該ディスク記憶装
    置へ書き込まれるデータを一時蓄積するためのバッファ
    が設けられている請求項9記載の増設ユニット。
  11. 【請求項11】 前記各個別読出・書込制御部に対応し
    て、前記バッファに蓄積されたデータを前記ディスク記
    憶装置に対して転送し、またディスク記憶装置からのデ
    ータを前記バッファに転送するためのDMAコントロー
    ラが設けられている請求項10記載の増設ユニット。
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JP2006244340A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Hitachi Ltd ディスクアレイ装置
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