JPH10270098A - 被覆電線の圧接構造 - Google Patents

被覆電線の圧接構造

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JPH10270098A
JPH10270098A JP9072109A JP7210997A JPH10270098A JP H10270098 A JPH10270098 A JP H10270098A JP 9072109 A JP9072109 A JP 9072109A JP 7210997 A JP7210997 A JP 7210997A JP H10270098 A JPH10270098 A JP H10270098A
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JP
Japan
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press
electric wire
degrees
slit
covered electric
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JP9072109A
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Inventor
Kei Fujimoto
圭 藤本
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被覆電線のスリット内への挿入力が高くなる
ことがなく、かつ簡単な構造でしかも製造が容易となる
被覆電線の圧接構造の提供。 【解決手段】 導電性の板材からなる端子板12の外周
に開口し端子板12の両面を貫通して設けられて被覆電
線16が貫通方向に沿って挿入される圧接スリット13
と、この圧接スリット13の対向する内壁14a、14
bにそれぞれ連続し端子板12の外周に向けて広がって
開口を形成しこの開口から被覆電線16が圧接スリット
13内に導入される一対の傾斜導入壁15a、15bと
を有する被覆電線16の圧接構造であって、前記一対の
傾斜導入壁15a、15bがなす導入角度θを20度以
上60度以下に設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被覆電線を圧接接
続するための圧接構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7(a)、(b)、(c)は、実開平
2−87378号公報に記載された圧接端子1を示す。
この圧接端子1は、端子板2、3が折り曲げられ重ねら
れている。これらの端子板2、3には、スリット4が形
成されている。このスリット4は、端子板2に設けら
れ、被覆電線5の芯線6の外径寸法とほぼ等しいスリッ
ト幅の被覆切断用挿入部7と、端子板3に設けられ、芯
線6の外径寸法より短いスリット幅の芯線圧接用挿入部
8を後側に形成した圧接スリット4とからなる。
【0003】そして、被覆電線5を図6(a)に示すよ
うにスリット4内に挿入すると、被覆切断用挿入部7に
より被覆電線の被覆部分10が切断され、この状態でさ
らにスリット4内に挿入すると芯線圧接用挿入部8に芯
線6が圧接され、電気的に接続される。
【0004】この圧接端子1では、スリット4内の寸法
を2段階に設定し、被覆電線5の被覆部分を切断した後
に、芯線を圧接するようにしているので、被覆電線5を
スリット4内に挿入する際の挿入力を小さく抑えること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たようにスリット内寸法を2段階に設定した圧接端子を
形成する場合、設定寸法どうりに製造することが非常に
難しく、打ち抜き、折り曲げ加工の際に寸法精度が要求
されるため製造コストも高くなる。
【0006】さらに、小径の被覆電線を圧接するための
端子、すなわちスリット幅寸法が非常に小さい場合に
は、このスリットを形成するのが非常に困難な作業とな
る。
【0007】そこで、本発明は、被覆電線のスリット内
への挿入力が高くなることがなく、かつ簡単な構造でし
かも製造が容易となる被覆電線の圧接構造の提供を目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、導電性の板材からなる端子板の
外周端に開口し端子板の両面を貫通して設けられて被覆
電線が貫通方向に沿って挿入される圧接スリットと、こ
の圧接スリットの対向する内壁にそれぞれ連続し端子板
の外周端に向けて広がって前記開口を形成しこの開口か
ら前記被覆電線が圧接スリット内に導入される一対の傾
斜導入壁とを有する被覆電線の圧接構造であって、前記
一対の傾斜導入壁がなす導入角度を20度以上60度以
下に設定したことを特徴としている。
【0009】この被覆電線の圧接構造では、導入角度が
20度以上60度以下に設定された一対の傾斜導入壁間
へ被覆電線を挿入し、圧接スリット内に圧入することに
より、被覆電線の被覆部分が圧接スリットの内壁で切断
され芯線と圧接スリットの内壁とが接触し電気的に接続
される。
【0010】この場合、傾斜導入壁のなす角度を20度
以上60度以下に設定することにより、被覆電線の圧接
スリット内への挿入力を低減することができる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の発明で
あって、前記一対の傾斜導入壁のなす角度が、20度以
上60度以下の範囲で圧接スリットの内壁側から開口側
まで段階的に連続して変化する複数の傾斜導入壁部から
なることを特徴としている。
【0012】この被覆電線の圧接構造では、被覆電線が
圧接スリット内に挿入されると段階的に傾斜導入壁部に
よって被覆部分が切断され、最終的に圧接スリット内に
被覆電線の芯線部分が圧入される。
【0013】請求項3の発明は、請求項2記載の発明で
あって、前記複数の傾斜導入壁部の連続部分が弧状に連
続形成されていることを特徴としている。
【0014】この被覆電線の圧接構造では、被覆電線が
圧接スリット内に挿入され、段階的に傾斜導入壁部によ
って被覆部分が切断される際に、スムーズに被覆電線の
被覆部分が切断される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る被覆電線の圧
接構造の実施形態について説明する。なお、図1(a)
は、導電性の板材を屈曲形成した端子11を示す斜視図
であり、図1(b)は端子板12、12を示す正面図で
ある。
【0016】図1(a)に示すように、端子11は、導
電性の板材をコ字型に屈曲して形成されている。この端
子11には、2枚の端子板12、12が形成され、これ
らの端子板12、12には、圧接スリット13、13が
それぞれ形成されている。圧接スリット13は、端子板
12の上部外周端に開口し、端子板12の両面を貫通し
て設けられている。
【0017】また、端子板12には、圧接スリット13
の対向する内壁14a、14bにそれぞれ連続し、端子
板12の上部外周端に向けて広がって圧接スリット13
の開口を形成する一対の傾斜導入壁部15a、15bが
設けられている。また、これらの傾斜導入壁部15a、
15bのなす角度θは、20度以上60度以下に設定さ
れている。
【0018】そして、図2(a)に示すように、傾斜導
入壁部15a、15b間に被覆電線16を載せて、図2
(b)に示すように圧接スリット13間に向けて圧入治
具(不図示)により押圧する。圧接スリット13間に向
けて被覆電線16を圧入すると傾斜導入壁部15a、1
5bの端面によって被覆電線16の被覆部分17が切断
され、図2(c)に示すように、芯線部分18が圧接ス
リット13の幅寸法に変形しながら圧接スリット13内
に挿入される。最終的に被覆電線16が圧接スリット1
3間に挿入されると図2(d)に示すように、芯線部分
18が圧接スリット13間に挿入されて芯線部分18と
圧接スリット13の内壁14a、14bとが接触し電気
的に接続される。
【0019】次に図3に示す挿入ストロークに対する電
線挿入力(N)について説明する。図3において、曲線
Aは傾斜導入壁部15a、15bのなす角度θが120
度のときを示し、曲線Bは角度θが90度のときを示
す。また、曲線Cは角度θが20度以上60度以下のと
きを示す。
【0020】同図に示すように、曲線A、Bは、挿入ス
トロークが短い段階で、電線挿入力がピークとなるのに
対して、曲線Cは、挿入ストロークが約半分の段階で電
線挿入力がピークとなる。従って、曲線A、Bすなわ
ち、傾斜導入壁部15a、15bのなす角度θが120
度、90度の場合には、被覆電線16を圧接スリット1
3間に挿入直後に電線挿入力が最大となり圧入直後に最
大の力を必要とする。
【0021】これに対して、曲線Cでは、すなわち、傾
斜導入壁部15a、15bのなす角度θが20度以上6
0度以下の場合には、圧接スリット13間に被覆電線1
6を圧入してしばらく経ってから電線挿入力がピークと
なる。しかも、そのピーク時の電線挿入力は、曲線A、
Bと比較して約20N程度低い値となっている。
【0022】この理由としては、傾斜導入壁部15a、
15bのなす角度θが20度以上60度以下の場合に
は、図2(b)に示す状態で被覆電線16の被覆部分1
7が傾斜壁部15a、15bの端面で破断し易く、この
状態ではまだ圧接スリット13内に芯線部分18は挿入
されていないので、電線挿入力は高くならない。そし
て、図2(c)に示すように、被覆電線16の被覆部分
17が完全に切断された状態で、芯線部分18のみが圧
接スリット13内に圧入されるため、電線挿入力のピー
クが低い値となる。
【0023】次に図4に示す挿入ストロークに対する端
子接触荷重(N)について説明する。
【0024】図3において、曲線Aは傾斜導入壁部15
a、15bのなす角度θが120度のときを示し、曲線
Bは角度θが90度のときを示す。また、曲線Cは角度
θが20度以上60度以下のときを示す。
【0025】同図に示すように、曲線Cは、曲線A、B
よりも高い端子接触荷重が得られたことを表している。
すなわち、傾斜導入壁部15a、15bのなす角度θが
120度、90度の場合より傾斜導入壁部15a、15
bのなす角度θが20度以上60度以下の方が高い端子
接触荷重が得られた。
【0026】この理由としては、上記したように、図2
(b)の状態では、被覆電線16の被覆部分17のみが
切断され、芯線部分18はまだ圧接スリット13内に挿
入されることがなく、しかも傾斜導入壁部15a、15
bで芯線部分18が切断されることがないので芯線部分
18の切削もない。この結果、図2(c)に示すよう
に、圧接スリット13内に芯線部分18のみが挿入され
芯線のばらけもないので、圧接スリット13間で芯線部
分18は高い接触荷重が得られる。
【0027】このように、本実施形態によれば、傾斜導
入壁部15a、15bのなす角度θを20度以上60度
以下に設定することにより、被覆電線16の圧接スリッ
ト13内への挿入力が高くなることがなく、かつ傾斜導
入壁部15a、15bの角度を設定するだけなので、簡
単な構造でしかも製造が容易となる。
【0028】さらに、高い端子接触荷重を得ることがで
きるので、電気的な接続における高い信頼性を得ること
ができる。
【0029】次に図5及び図6に示す他の実施形態につ
いて説明する。図5に示す実施形態では、傾斜導入壁部
22a、22bのなす角度を2段階に変化させた例であ
る。すなわち、この実施形態の端子板21の傾斜壁部2
2a、22bは、圧接スリット13の内壁14a、14
bに続く第1の傾斜壁部23a、23bと、この第1の
傾斜壁部23a、23bから開口まで続く第2の傾斜壁
部24a、24bとで形成されている。そして、第1の
傾斜壁部23a、23bのなす角度θが20度に設定さ
れ、第2の傾斜壁部24a、24bがなす角度θが60
度に設定されている。
【0030】図6に示す実施形態の端子板25の傾斜壁
部26a、26bは、傾斜壁部26a、26bのなす角
度θを4段階に変化させた例である。すなわち、この実
施形態の端子板25の傾斜壁部26a、26bは、圧接
スリット13の内壁14a、14bに続く第1の傾斜壁
部27a、27bと、この第1の傾斜壁部27a、27
bに続く第2の傾斜壁部28a、28bと、この第2の
傾斜壁部28a、28bに続く第3の傾斜壁部29a、
29bと、この第3の傾斜壁部29a、29bから開口
側まで続く第4の傾斜壁部30a、30bとで形成され
ている。
【0031】そして、第1の傾斜壁部27a、27bの
なす角度θが30度に設定され、第2の傾斜壁部28
a、28bのなす角度θが40度に設定され、第3の傾
斜壁部29a、29bのなす角度θが50度に設定さ
れ、第4の傾斜壁部30a、30bのなす角度θが60
度に設定されている。
【0032】図5及び図6に示すように、傾斜導入壁部
22a、22b、26a、26bを20度以上60度以
下の範囲内で、段階的に変化させることにより、上記実
施形態と同様の効果が得られる他に、被覆電線16の被
覆部分17がより切断しやすくなり、角部に被覆電線1
6が引っ掛かることがないのでスムーズに挿入すること
ができ、電線挿入力がより低減する。
【0033】なお、各傾斜導入壁部同士の連続部分を弧
状に連続させることにより、さらに電線挿入力を低減す
ることが可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、傾斜導入壁のなす角度を20度以上60度以下に
設定することにより、被覆電線の圧接スリット内への挿
入力を低減することができる。従って、被覆電線のスリ
ット内への挿入力が高くなることがなく、かつ簡単な構
造でしかも製造が容易となる被覆電線の圧接構造を提供
することができる。
【0035】請求項2の発明によれば、被覆電線が圧接
スリット内に挿入されると段階的に傾斜導入壁部によっ
て被覆部分が切断され、最終的に圧接スリット内に被覆
電線の芯線部分が圧入されるので、被覆電線のみを傾斜
導入壁部により切断することができ芯線部分を切断する
ことがないので、芯線のばらけを防止することができ
る。
【0036】請求項3の発明によれば、被覆電線が圧接
スリット内に挿入され、段階的に傾斜導入壁部によって
被覆部分が切断される際に、スムーズに被覆電線の被覆
部分のみを切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る被覆電線の圧接構造が適用された
端子を示し、(a)は斜視図、(b)は正面図である。
【図2】本発明に係る被覆電線の圧接構造が適用された
端子に被覆電線を圧入する手順を示し、(a)は圧接ス
リット上に被覆電線を載せた状態を示す正面図、(b)
は傾斜導入壁部間に被覆電線を挿入して被覆電線の被覆
部分を切断した状態を示す正面図、(c)は圧接スリッ
ト内に芯線部分を圧入した状態を示す正面図、(c)は
被覆電線を最終的に圧接スリット内に圧入した状態を示
す正面図である。
【図3】挿入ストロークに対する電線挿入力の変化を示
す線図である。
【図4】挿入ストロークに対する端子接触荷重の変化を
示す線図である。
【図5】傾斜導入壁部が2段階に形成された他の実施形
態の端子板を示す正面図である。
【図6】傾斜導入壁部が4段階に形成された他の実施形
態の端子板を示す正面図である。
【図7】従来の圧接端子を示し、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)は背面図である。
【符号の説明】
12、21、25 端子板 13 圧接スリット 14a、14b 内壁 15a、15b 傾斜導入壁部 16 被覆電線 17 被覆部分 18 芯線部分 22a、22b 傾斜導入壁部 23a、23b 第1の傾斜導入壁部 24a、24b 第2の傾斜導入壁部 26a、26b 傾斜導入壁部 27a、27b 第1の傾斜導入壁部 28a、28b 第2の傾斜導入壁部 29a、29b 第3の傾斜導入壁部 30a、30b 第4の傾斜導入壁部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性の板材からなる端子板の外周端に
    開口し端子板の両面を貫通して設けられて被覆電線が貫
    通方向に沿って挿入される圧接スリットと、この圧接ス
    リットの対向する内壁にそれぞれ連続し端子板の外周端
    に向けて広がって前記開口を形成しこの開口から前記被
    覆電線が圧接スリット内に導入される一対の傾斜導入壁
    とを有する被覆電線の圧接構造であって、前記一対の傾
    斜導入壁がなす導入角度を20度以上60度以下に設定
    したことを特徴とする被覆電線の圧接構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記一対
    の傾斜導入壁のなす角度が、20度以上60度以下の範
    囲で圧接スリットの内壁側から開口側まで段階的に連続
    して変化する複数の傾斜導入壁部からなることを特徴と
    する被覆電線の圧接構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の発明であって、前記複数
    の傾斜導入壁部の連続部分が弧状に連続形成されている
    ことを特徴とする被覆電線の圧接構造。
JP9072109A 1997-03-25 1997-03-25 被覆電線の圧接構造 Pending JPH10270098A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000030300A (ko) * 2000-02-21 2000-06-05 이은신 접속단자 및 그 장착구조
KR20010005284A (ko) * 1999-06-30 2001-01-15 이계철 터미널 블럭의 접속단자

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KR20010005284A (ko) * 1999-06-30 2001-01-15 이계철 터미널 블럭의 접속단자
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