JPH1027011A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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Publication number
JPH1027011A
JPH1027011A JP17935796A JP17935796A JPH1027011A JP H1027011 A JPH1027011 A JP H1027011A JP 17935796 A JP17935796 A JP 17935796A JP 17935796 A JP17935796 A JP 17935796A JP H1027011 A JPH1027011 A JP H1027011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
format
physical quantity
unit
programmable controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17935796A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Takei
孝憲 武井
Koji Kawaguchi
公二 川口
Kazuto Nagatsuka
一人 永塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Facom Corp filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP17935796A priority Critical patent/JPH1027011A/ja
Publication of JPH1027011A publication Critical patent/JPH1027011A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤差を増加させることなく、様々な数値形式
でデータ処理を行うことが可能なプログラマブルコント
ローラを提供する。 【解決手段】 プログラマブルコントローラ1の演算処
理手段4は、データ形式付与手段2による付与されてい
るデータ形式が整数形式である場合、データに直接アク
セスしてそのデータをそのまま取り出して整数形式のデ
ータの積算を行い、データを物理量としてアクセスする
際は、そのデータに対応する単位物理量を単位物理量付
与手段3から取り出し、そのデータを単位物理量と乗算
して取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラマブルコ
ントローラに関し、特に、プロセスから入力される物理
量をプログラムで演算し、プロセスへ出力する場合など
に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプログラマブルコントローラは、
プロセスから入力される物理量の演算を行う場合、入力
データを正規化整数に変換して演算を行うようにしてい
た。
【0003】例えば、従来のプログラマブルコントロー
ラは、プロセスから入力される物理量をプロセス入出力
装置PIOにより正規化整数形式のデータに変換し、変
換後の正規化整数形式のデータを用いてCPUにより演
算を行い、正規化整数形式のデータをPIOにより出力
していた。
【0004】このため、プログラマブルコントローラの
図9に示すデータメモリ25には、演算データ25aや
入力データ25bや出力データ25cが正規化整数とし
て格納されるようになっていた。
【0005】ここで、正規化整数とは、プログラマブル
コントローラが制御しようとするプロセスの物理量の制
御範囲の最小値を0%、最大値を100%とし、これを
それぞれ16ビット整数値の表現できる範囲−3276
8〜+32767のうち0〜10000に対応させるよ
うにしたものである。物理量を100%に正規化し、こ
れを整数値10000で100.00%に解釈するので
「正規化整数」と呼ばれている。
【0006】従って、16ビット整数値では、−32
7.68%〜+327.67%を表現できることにな
る。このように、正規化整数は物理量を100%に正規
化して物理量を隠蔽し、物理量が制御範囲の何%なのか
を整数値で表現しているので、プログラマブルコントロ
ーラのユーザであるプラントオペレータは物理量を意識
せずにすみ、直観的でわかりやすいという特長がある。
【0007】また、プログラマブルコントローラが入出
力するセンサやアクチュエータの中には、電磁弁のよう
に本質的に物理量を操作するというより、弁開度をパー
センテージ(%)で操作すると考えられる機器があり、
正規化整数を用いる方がより適切な場合がある。
【0008】さらに、一般的に物理量として表現するた
めには浮動小数点数値演算が必要となるのに対し、正規
化整数ではプログラマブルコントローラは整数演算装置
だけを持てばよく、簡単で安価なプログラマブルコント
ローラを実現できるという長所がある。
【0009】図10は、従来のプログラマブルコントロ
ーラによる加算演算を示す図である。図10において、
加算演算器65は、入力データ61と入力データ63と
の加算を行って出力データ69として出力するものであ
り、正規化整数のスケール変換を行う変換器66、68
及び加算を行う加算器67を備えている。
【0010】そして、長さの計測信号がセンサからプロ
グラマブルコントローラに供給された場合、PIOは0
%〜100%のスケールに対して0〜10000の正規
化整数に変換し、図9のデータメモリ25に入力データ
25bとして格納する。
【0011】例えば、図10の入力データ61はスケー
ルが0〜10mmの長さのプロセスデータに対応し、入
力データ63はスケールが0〜20mmの長さのプロセ
スデータに対応している場合において、この2つの入力
データ61、63を加算する場合、加算を行う前に入力
データ61を図9のデータメモリ25から変換器66に
入力する。
【0012】そして、変換器66により変換定数62を
入力データ61に乗算して、入力データ61のスケール
を入力データ63のスケールに合わせる。ここでは、変
換定数62を1/2に設定して入力データ61のスケー
ルを0〜20mmとする。この結果、入力データ61
は、0〜20mのスケールの0%〜50%の範囲を示す
0〜5000の正規化整数に変換される。
【0013】その後、変換器66の出力データと入力デ
ータ63とを加算器67により加算する。その結果、0
〜20mのスケールの0%〜150%の範囲を示す0〜
15000の正規化整数が得られる。そして、加算器6
7からの出力データを変換器68に入力し、変換定数6
4を乗算する。
【0014】ここでは、変換定数64を2/3に設定
し、加算器67からの出力データを0〜30mのスケー
ルの0%〜100%の範囲を示す0〜10000の正規
化整数に変換し、出力データ69を得る。この出力デー
タ69は図9のデータメモリ25に格納される。
【0015】このように、従来のプログラマブルコント
ローラは、図10に示すような加算演算を行う場合、ス
ケール変換のための変換定数62、64を用意し、演算
ブロックやPIOで取り扱われるデータを正規化整数に
変換し演算を行うようにしていた。
【0016】この従来のプログラマブルコントローラに
対し、先願の特願平7−324481によれば、データ
が表す物理量の演算対象とする範囲を示すフルスケール
値及びベーススケール値をデータに対応させて格納し、
格納されたフルスケール値及びベーススケール値に基づ
いてデータの演算を行うようにしたプログラマブルコン
トローラが提案されている。
【0017】図11は、先願のプログラマブルコントロ
ーラによるデータに対応して明示された属性データの構
成を示す図である。図11において、属性データ15b
は、ベーススケール値38及びフルスケール値39を備
えている。ここで、ベーススケール値38は、プロセス
の物理量の演算対象とする範囲の0%を示す値であり、
フルスケール値39は、プロセスの物理量の演算対象と
する範囲の100%を示す値である。
【0018】このベーススケール値38及びフルスケー
ル値39は、実数形式で表されている。実数形式とは、
物理量を少数を含めて表現することができ、制御の精度
からみて充分な精度を有するディジタルデータの形式で
あって、固定小数点形式と小数点移動量とで表現する
か、又は仮数と指数とからなる浮動小数点形式で表現す
ることが一般的に行われる。
【0019】図12は、図11の属性データ15bを用
いて加算演算を行う例を示す図である。図12におい
て、加算演算器75は、入力データ71と入力データ7
3との加算を行って出力データ80として出力するもの
であり、正規化整数データを実数データに変換する実数
変換器76、77、実数データを正規化整数データに変
換する整数変換器79及び実数データの加算を行う加算
器78を備えている。また、入力データ71、73、出
力データ80はそれぞれ属性データ72、74、81を
備え、属性データ72のベーススケール値及びフルスケ
ール値は0、10に設定され、属性データ74のベース
スケール値及びフルスケール値は0、20に設定され、
属性データ81のベーススケール値及びフルスケール値
は0、30に設定されている。
【0020】そして、スケールが0〜10mmに対して
0〜10000の正規化整数で表現された入力データ7
1とスケールが0〜20mmに対して0〜10000の
正規化整数で表現された入力データ73とを加算する場
合、実数変換器76、77により属性データ72、74
を用いて入力データ71、73を実数に変換する。
【0021】例えば、入力データ71が10000の正
規化整数である場合、属性データ72のベーススケール
値及びフルスケール値がそれぞれ0、10であるので、
実数10に変換され、入力データ42が10000の正
規化整数である場合、属性データ44のベーススケール
値及びフルスケール値がそれぞれ0、20であるので、
実数20に変換される。
【0022】次に、実数変換器76、77により変換さ
れた後の実数データを加算器78に供給して加算を行
う。加算結果は、スケールが0〜30mmの実数データ
となる。この実数データを整数変換器79に供給し、出
力データ80のスケールが0〜30mmに対して0〜1
0000の正規化整数に変換する。
【0023】このように、先願のプログラマブルコント
ローラによれば、データに対応して明示された属性デー
タ15bのベーススケール値38及びフルスケール値3
9を使って実数により演算が行うことができるので、プ
ログラマはスケールを意識する必要がなくなる。
【0024】また、先願の特願平7−324481によ
れば、データの数値形式を設定したデータ形式をデータ
に対応させて格納し、データ形式に基づいてデータの数
値形式を変換するようにしたプログラマブルコントロー
ラが提案されている。
【0025】図13は、先願のプログラマブルコントロ
ーラによるデータ形式をデータに対応して明示するよう
にした属性データの構成を示す図である。図13におい
て、属性データ15bは、データが表す物理量の演算対
象とする範囲の0%及び100%を示すベーススケール
値38及びフルスケール値39に加えてデータの数値形
式を設定したデータ形式35を備えている。
【0026】このデータ形式35は、図14に示すよう
に、正規化整数形式35aや実数形式35bなどからな
る。図15は、図13の属性データ15bを用いて加算
演算を行う例を示す図である。
【0027】図15において、加算演算器95は、入力
データ91と入力データ93との加算を行って出力デー
タ100として出力するものであり、入力データのデー
タ形式を変換する入力形式変換器96、97、出力デー
タのデータ形式を変換する出力形式変換器99及び実数
データの加算を行う加算器98を備えている。
【0028】ここで、入力形式変換器96、97は、属
性データ35により示されるデータ形式が正規化整数形
式35aである場合、入力データを実数形式35bに変
換して出力し、属性データ5bにより示されるデータ形
式が実数形式35bである場合、入力データをそのまま
出力する。
【0029】また、出力形式変換器99は、属性データ
35により示されるデータ形式が正規化整数形式35a
である場合、入力データを正規化整数形式35aに変換
して出力し、属性データ35により示されるデータ形式
が実数形式35bである場合、入力データをそのまま出
力する。
【0030】入力データ91、93、出力データ100
はそれぞれ属性データ92、94、101を備え、属性
データ92のベーススケール値38及びフルスケール値
39は0、10に設定されるとともにデータ形式は正規
化整数形式35aに設定され、属性データ94のベース
スケール値38及びフルスケール値39は0、20に設
定されるとともにデータ形式は実数形式35bに設定さ
れ、属性データ101のベーススケール値38及びフル
スケール値39は0、30に設定されるとともにデータ
形式は正規化整数形式35aに設定されている。
【0031】そして、加算演算器95は、スケールが0
〜10mmに対して0〜10000の正規化整数形式3
5aで表現された入力データ91と、スケールが0〜2
0mmに対して0〜10000の正規化整数形式35a
で表現された入力データ93とを加算する場合、入力形
式変換器96、97により属性データ92、94を用い
て実数形式35bのデータに変換する。
【0032】例えば、入力データ91が10000の正
規化整数形式35aである場合、属性データ92のベー
ススケール値及びフルスケール値がそれぞれ0、10で
あるので、実数10に変換される。
【0033】次に、入力形式変換器96により変換され
た後の実数データと入力データ93とを加算器98に供
給して加算を行う。加算結果は、スケールが0〜30m
mの実数データとなる。この実数データを出力形式変換
器99に供給する。この場合、出力形式変換器99に
は、出力データ100のデータ形式として正規化整数形
式35aを示す属性データ101が供給されているの
で、加算器98から供給される実数データをスケールが
0〜30mmに対して0〜10000の正規化整数に変
換する。
【0034】このように、先願のプログラマブルコント
ローラによれば、データの数値形式を表す形式データを
データに対応させて持たせることにより、例えば加算と
乗算などの複数の演算を実数データのまま連続して行う
ことができるので、データ形式の変換を行う回数を減ら
すことができ、演算処理の速度を速くすることができ
る。また、正規化整数形式35aであるか実数形式35
bであるかをデータに対して明示することができ、正規
化整数形式35aのデータと実数形式35bのデータと
が混在している場合においても、データへの操作を誤り
なく行うことができる。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たプログラマブルコントローラでは、正規化整数形式3
5aのデータと実数形式35bのデータとの間でデータ
変換が行われると、データ変換による誤差が生じること
があった。
【0036】すなわち、プログラマブルコントローラが
通常扱う12ビット程度のアナログ量を16ビットの正
規化整数形式35aや32ビットの実数形式35bで演
算する場合、誤差はほとんど問題にならないが、離散量
を表すデータを実数に変換して演算を行う場合、誤差が
発生して演算精度が低下することがあり、その結果、プ
ログラマブルコントローラの制御精度が低下することが
あった。
【0037】例えば、紙などの連続した物体をローラで
巻き取りながら一定の長さに切断するプロセスにおい
て、ローラの回転パルスカウンタで紙の総長を計測する
場合、回転パルスカウンタのカウント値を直ちに実数に
変換し、このカウント値と回転パルスカウンタの1パル
ス当たりの紙の長さとを乗算することにより巻き取られ
た紙の長さを求め、この巻き取られた紙の長さが一定長
に達した時点で紙を切断し、この切断された一定長の紙
の長さを積算して算出された紙の総長は、回転パルスカ
ウンタのカウント値を全ての紙の長さについて整数で積
算し、この積算したカウント値と回転パルスカウンタの
1パルス当たりの紙の長さとを乗算して算出された紙の
総長に比べて誤差が大きくなる。
【0038】また、同一の部品を連続して搬送しながら
一定の重量をまとめて梱包するプロセスにおいて、搬送
された部品の総重量を到着した部品の個数で計測する場
合、到着した部品の個数を直ちに実数に変換し、この到
着した部品の個数と部品の単位重量とを乗算して到着し
た部品の重量を求め、この到着した部品の重量が一定重
量になった時点でこれらの部品を梱包し、梱包した重量
を積算して算出された部品の総重量は、搬送された部品
の総個数を合計し、この合計した部品の総個数と部品の
単位重量とを乗算して算出された部品の総重量に比べて
誤差が大きくなる。
【0039】そこで、本発明の目的は、誤差を増加させ
ることなく、様々な数値形式でデータ処理を行うことが
可能なプログラマブルコントローラを提供することであ
る。
【0040】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明によれば、整数形式を含むデータ形式を
データに付与するデータ形式付与手段と、前記データの
1ディジットが表す単位物理量を付与する単位物理量付
与手段と、前記データ形式及び前記単位物理量に基づい
て演算処理を行う演算処理手段とを備えている。
【0041】そして、このデータ形式に基づいて、デー
タ変換を行うようにしたりデータ変換を行わないように
したりすることができるので、整数形式のデータを積算
する場合、整数形式のままデータを取り出して積算する
ことにより、データ変換による誤差の発生を抑制するこ
とができる。また、データの1ディジットが表す単位物
理量が付与されているので、データを物理量として容易
に取り出すことができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例によるプ
ログラマブルコントローラについて図面を参照しながら
説明する。
【0043】図1は、本発明の一実施例によるプログラ
マブルコントローラの機能的な概略構成を示すブロック
図である。図1において、プログラマブルコントローラ
1は、整数形式を含むデータ形式をデータに付与するデ
ータ形式付与手段2、データの1ディジットが表す単位
物理量を付与する単位物理量付与手段3及びデータ形式
及び単位物理量に基づいて演算処理を行う演算処理手段
4を備えている。
【0044】ここで、データ形式は、データが正規化整
数形式、実数形式、整数形式などのいずれの形式で表現
されているかを示すものである。単位物理量は、浮動小
数点形式や10進形式で表現される。
【0045】演算処理手段4は、データ形式付与手段2
により付与されているデータ形式が整数形式である場
合、データに直接アクセスしてそのデータをそのまま取
り出して整数形式のデータを積算することができ、デー
タ変換による誤差の発生を抑制することができる。ま
た、データを物理量としてアクセスする際は、そのデー
タに対応する単位物理量を単位物理量付与手段3から取
り出し、そのデータを単位物理量と乗算して取り出すこ
とにより、データを物理量として容易に取り出すことが
できる。
【0046】次に、本発明の一実施例によるプログラマ
ブルコントローラの具体的な構成について図面を参照し
ながら説明する。図2は、本発明の一実施例によるプロ
グラマブルコントローラの概略構成を示すブロック図で
ある。
【0047】図2において、外部からのデータの入出力
を行う入出力手段11、外部との通信を行う通信手段1
2、プログラムの作成を行うプログラム手段13、プロ
グラムの格納を行うプログラム記憶手段14、データ1
5aと、データ15aの属性デ−タ15bとを格納する
データ記憶手段15、前記プログラムに基づいて演算を
行う演算手段16及びシステムの監視操作を行う監視操
作手段17がデータバス18を介して接続されている。
【0048】ここで、属性デ−タ15bは、図5に示す
ように、データ15aが表す物理量の演算対象とする範
囲の0%及び100%を示すベーススケール値38及び
フルスケール値39、データ15aの1ディジットが表
す単位物理量34及びデータ15aを表現しているデー
タ形式35などからなる。
【0049】また、データ形式35は、図6に示すよう
に、正規化整数形式35a,実数形式35b、整数形式
35cなどからなる。データ15aや属性データ15b
は、入出力手段11や通信手段12、或いはプログラム
手段13から供給され、データ記憶手段15に格納され
る。そして、プログラム記憶手段14に格納されたプロ
グラムに従って、データ記憶手段15に格納されたデー
タ15a及び属性データ15bを演算手段16に供給
し、属性データ15bに基づいてデータ15aの演算を
行う。
【0050】例えば、演算手段16は、データ形式35
に基づいて、データ15aを実数形式35bに変換して
演算を行ったり、データ15aを正規化整数形式35a
に変換して出力したり、整数形式35cのデータ15a
をそのまま取り出して積算したり、単位物理量34に基
づいて整数形式35cのデータ15aを物理量に変換し
たりする。
【0051】次に、本発明の一実施例によるプログラマ
ブルコントローラのシステム構成について図面を参照し
ながら説明する。この実施例によるプログラマブルコン
トローラは、データ15aが表す物理量の演算対象とす
る範囲の0%及び100%を示すベーススケール値38
及びフルスケール値39、データの1ディジットが表す
単位物理量34及びデータを表現している数値形式を表
すデータ形式35をデータ15aに対応させて格納する
ようにしたものである。
【0052】図3において、プログラマブルコントロー
ラは、プログラムローダ21、ローダインタフェース2
2、CPU(中央演算制御ユニット)23、プログラム
メモリ24、データメモリ25、ネットワークインタフ
ェース26、監視操作部28、PIOインタフェース3
1及びPIO32などにより構成され、ローダインタフ
ェース22、CPU(中央演算制御ユニット)23、プ
ログラムメモリ24、データメモリ25、ネットワーク
インタフェース26、監視操作部28及びPIOインタ
フェース31は、バス33により接続されている。
【0053】ここで、プログラムローダ21はプログラ
ミングを行ったり、プログラムやデータの監視及び設定
などを行う。CPU23はプログラムメモリ24から命
令を読み出し、読み出した命令に従ってデータメモリ2
5中のデータを読み出し、読み出したデータに演算を行
ってデータメモリ25に演算結果を格納する。
【0054】ネットワークインタフェース26はネット
ワーク27に接続され、外部の他のプログラマブルコン
トローラなどとの通信を行う。監視操作部28は表示器
29及び設定器30を備えており、プログラマブルコン
トローラを含むシステムの監視操作のための表示や設定
などを行う。PIO32は外部から入力されたデータを
データメモリ25に格納し、データメモリ25中のデー
タを外部に出力する。
【0055】データメモリ25は、図4に示すように、
図2のデータ15aとして、演算データ25a、入力デ
ータ25b及び出力データ25cを格納し、図2の属性
データ15bとして、演算属性データ25d、入力属性
データ25e及び出力属性データ25fを格納するもの
である。演算属性データ25d、入力属性データ25
e、出力属性データ25fなどの属性データ15bは、
図5に示すように、ベーススケール値38及びフルスケ
ール値39を備えている。ベーススケール値38は、プ
ロセスの物理量の演算対象とする範囲の0%を示す値で
あり、フルスケール値39は、プロセスの物理量の演算
対象とする範囲の100%を示す値である。また、演算
属性データ25d、入力属性データ25e、出力属性デ
ータ25fは、データ15aの1ディジットが表す単位
物理量34及びデータ15aの数値形式を設定したデー
タ形式35を備えている。データ形式35は、図6に示
すように、正規化整数形式35a,実数形式35b、整
数形式35cなどからなる。
【0056】この場合、PIO32は、外部から供給さ
れる入力データ25bをPIOインタフェース31を介
してデータメモリ25に格納し、データメモリ25に格
納された出力データ25cをPIOインタフェース31
を介して外部に出力する。
【0057】また、CPU23は、演算の途中結果の演
算データ25aをデータメモリ25に格納したり、デー
タメモリ25から読み出したりする。また、ネットワー
ク27は、他のプログラマブルコントローラから供給さ
れる入力データ25bをネットワークインタフェース2
6を介してデータメモリ25に格納し、データメモリ2
5に格納された出力データ25cをネットワークインタ
フェース26を介して外部に出力する。
【0058】また、プログラムローダ21及び監視操作
部28は、入力データ25b及び出力データ25cの表
示を行ったり設定を行ったりする。次に、本発明の一実
施例によるプログラマブルコントローラの設定動作につ
いて説明する。
【0059】プログラマはプログラムの設計を行う際
に、図5のベーススケール値38及びフルスケール値3
9をデータ15aのアドレスとともに設定する。この設
定したベーススケール値38及びフルスケール値39は
プログラムとともに、図3のプログラムローダ21によ
りプログラマブルコントローラに供給され、プログラム
メモリ24又はデータメモリ25に格納される。
【0060】また、プログラマはプログラムの設計を行
う際に、図5のベーススケール値38及びフルスケール
値39の設定とともにデータ15aの単位物理量34及
びデータ形式35についての設定も行う。この設定した
単位物理量34及びデータ形式35はプログラムととも
に、図3のプログラムローダ21によりプログラマブル
コントローラに供給され、プログラムメモリ24又はデ
ータメモリ25に格納される。
【0061】なお、以上の実施例では、プログラマが設
定したベーススケール値38、フルスケール値39、単
位物理量34及びデータ形式35を、プログラムローダ
21によりプログラマブルコントローラに供給する場合
について説明したが、PIO32で受信したベーススケ
ール値38、フルスケール値39、単位物理量34及び
データ形式35をPIOインタフェース31を介してデ
ータメモリ25に供給し、ベーススケール値38、フル
スケール値39、単位物理量34及びデータ形式35を
データ15aに対応させてデータメモリ25に格納する
ようにしてもよい。
【0062】また、ネットワーク27に接続された他の
プログラマブルコントローラにデータ15aを転送する
場合、データ15aとともにベーススケール値38、フ
ルスケール値39、単位物理量34及びデータ形式35
を転送し、他のプログラマブルコントローラのベースス
ケール値38、フルスケール値39、単位物理量34及
びデータ形式35を設定するようにしてもよい。
【0063】さらに、ベーススケール値38、フルスケ
ール値39、単位物理量34及びデータ形式35を監視
操作部28により変更し、その変更されたベーススケー
ル値38、フルスケール値39、単位物理量34及びデ
ータ形式35をデータメモリ25に格納するようにして
もよい。
【0064】次に、本発明の一実施例によるプログラマ
ブルコントローラの変換動作をCPU23により行う例
について説明する。図3において、データメモリ25に
格納されている入力データ25bと入力属性データ25
eのベーススケール値38、フルスケール値39、単位
物理量34及びデータ形式35とが、プログラムメモリ
24からのプログラムに従ってCPU23に供給され
る。
【0065】CPU23は入力データ25bのデータ形
式35を参照し、入力データ25bが正規化整数形式3
5aで表現されている場合、ベーススケール値38及び
フルスケール値39に基づいて入力データ25bを実数
データに変換してから、変換により得られた実数データ
に基づいて演算を行ったり、ベーススケール値38、フ
ルスケール値39及び単位物理量34を使用することに
より、正規化整数形式35aの物理量を示す入力データ
25bを整数形式35cのデータに変換してデータメモ
リ25に格納したりする。
【0066】ここで、CPU23より演算が行われた後
の実数データは、出力データ25cのデータ形式35が
正規化整数形式35aを示す場合、ベーススケール値3
8及びフルスケール値39に基づいて正規化整数形式3
5aのデータに変換され、この変換された正規化整数形
式35aのデータは、データメモリ25に格納される。
このデータメモリ25に格納された出力データ25c
は、PIOインタフェース31を介してPIO32によ
り外部に出力される。出力データ25cのデータ形式3
5が実数形式35bを示す場合、CPU23より演算が
行われた後の実数データをそのまま出力する。
【0067】入力データ25bが実数形式35bで表現
されている場合、入力データ25bをそのまま用いて演
算を行ったり、単位物理量34を使用することにより、
実数形式の物理量35bを示す入力データ25bを整数
形式35cのデータに変換してデータメモリ25に格納
したりする。
【0068】入力データ25bが整数形式35cで表現
されており、かつ、入力データ25bに直接アクセスす
る場合、入力データ25bをそのまま取り出して演算を
行い、入力データ25bが整数形式35cで表現されて
おり、かつ、入力データ25bを物理量として取り出す
場合、単位物理量34を使用して、整数形式35cの入
力データ25bを実数形式35bの物理量に変換した
り、フルスケール値39、ベーススケール値38及び単
位物理量34を使用して、整数形式35cの入力データ
25bを正規化整数形式35aの物理量に変換したりす
る。この変換により得られた実数形式35bの物理量や
正規化整数形式35aの物理量は、データメモリ25に
格納される。
【0069】次に、本発明の一実施例によるプログラマ
ブルコントローラの変換動作をPIO32で行う例につ
いて説明する。図3において、PIO32は、データメ
モリ25に格納されている入力データ25bと入力属性
データ25eのベーススケール値38、フルスケール値
39、単位物理量34及びデータ形式35とをPIOイ
ンタフェース31を介して読み出して、入力データ25
bのデータ形式35を参照し、入力データ25bが正規
化整数形式35aで表現されている場合、ベーススケー
ル値38及びフルスケール値39に基づいて入力データ
25bを実数データに変換し、変換により得られた実数
データをCPU23に供給したり、ベーススケール値3
8、フルスケール値39及び単位物理量34を使用する
ことにより、正規化整数形式35aの物理量を示す入力
データ25bを整数形式35cのデータに変換して出力
したりする。
【0070】入力データ25bが実数形式35bで表現
されている場合、入力データ25bをそのままCPU2
3に供給したり、単位物理量34を使用することによ
り、実数形式35bの物理量を示す入力データ25bを
整数形式35cのデータに変換して出力したりする。
【0071】入力データ25bが整数形式35cで表現
されており、かつ、入力データ25bに直接アクセスす
る場合、入力データ25bをそのままCPU23に供給
したり、入力データ25bが整数形式35cで表現され
ており、かつ、入力データ25bを物理量として取り出
す場合、単位物理量34を使用して、整数形式35cの
入力データ25bを実数形式35bの物理量に変換して
出力したり、ベーススケール値38、フルスケール値3
9及び単位物理量34を使用して、整数形式35cの入
力データ25bを正規化整数形式35aの物理量に変換
して出力したりする。
【0072】次に、CPU23は、PIO32から入力
された実数データに基づいて演算を行い、演算により得
られた実数データをPIOインタフェース31を介して
PIO32に出力したり、PIO32から入力された整
数データに対して加算演算などを行ってPIO32に出
力したりする。
【0073】PIO32は、出力データ25cのデータ
形式35が正規化整数形式35aを示す場合、ベースス
ケール値38及びフルスケール値39に基づいて、CP
U23から供給された実数データを正規化整数形式35
aのデータに変換し、PIOインタフェース31を介し
て外部に出力する。出力データ25cのデータ形式35
が実数形式35bを示す場合、CPU23より演算が行
われた後の実数データをそのまま出力する。
【0074】次に、本発明の一実施例によるプログラマ
ブルコントローラの変換動作をネットワーク27で行う
例について説明する。図3において、ネットワーク27
は、データメモリ25に格納されている入力データ25
bと入力属性データ25eのベーススケール値38、フ
ルスケール値39、単位物理量34及びデータ形式35
とをネットワークインタフェース26を介して読み出し
て、入力データ25bのデータ形式35を参照し、入力
データ25bが正規化整数形式35aで表現されている
場合、ベーススケール値38及びフルスケール値39に
基づいて入力データ25bを実数データに変換し、変換
により得られた実数データをCPU23に供給したり、
ベーススケール値38、フルスケール値39及び単位物
理量34を使用することにより、正規化整数形式35a
の物理量を示す入力データ25bを整数形式35cのデ
ータに変換して出力したりする。
【0075】入力データ25bが実数形式35bで表現
されている場合、入力データ25bをそのままCPU2
3に供給したり、単位物理量34を使用することによ
り、実数形式35bの物理量を示す入力データ25bを
整数形式35cのデータに変換して出力したりする。
【0076】入力データ25bが整数形式35cで表現
されており、かつ、入力データ25bに直接アクセスす
る場合、入力データ25bをそのままCPU23に供給
したり、入力データ25bが整数形式35cで表現され
ており、かつ、入力データ25bを物理量として取り出
す場合、単位物理量34を使用して、整数形式35cの
データを実数形式35bの物理量に変換して出力した
り、フルスケール値39、ベーススケール値38及び単
位物理量34を使用して、整数形式35cのデータを正
規化整数形式35aの物理量に変換して出力したりす
る。
【0077】次に、CPU23はネットワーク27から
入力された実数データに基づいて演算を行い、演算によ
り得られた実数データをネットワークインタフェース2
6を介してネットワーク27に出力したり、ネットワー
ク27から入力された整数データに対して加算演算など
を行ってネットワーク27に出力したりする。
【0078】ネットワーク27は、出力データ25cの
データ形式35が正規化整数形式35aを示す場合、ベ
ーススケール値38及びフルスケール値39に基づい
て、CPU23から供給された実数データを正規化整数
形式35aのデータに変換し、ネットワークインタフェ
ース26を介して外部に出力する。出力データ25cの
データ形式35が実数形式35bを示す場合、CPU2
3より演算が行われた後の実数データをそのまま出力す
る。
【0079】次に、本発明の一実施例によるプログラマ
ブルコントローラの変換動作及び表示動作を監視操作部
28で行う例について説明する。図3において、監視操
作部28は、データメモリ25に格納されている入力デ
ータ25bと入力属性データ25eのベーススケール値
38、フルスケール値39、単位物理量34及びデータ
形式35とを読み出して、入力データ25bのデータ形
式35を参照する。そして、単位物理量34を使用する
ことにより、実数形式35bの物理量を整数形式35c
のデータに変換してデータメモリ25に格納したり、ベ
ーススケール値38、フルスケール値39及び単位物理
量34を使用することにより、正規化整数形式35aの
物理量を整数形式35cのデータに変換してデータメモ
リ25に格納する。設定器30から入力データ25bを
設定する場合、10進形式や10進指数形式などで入力
された数値をベーススケール値38及びフルスケール値
39を用いて正規化整数データや実数データに変換し、
データメモリ25に格納したり、また、監視操作部28
は、例えば、入力データ25bを棒グラフで表示する場
合、入力データ25bとともにベーススケール値38及
びフルスケール値39をデータメモリ25から読み出
し、ベーススケール値38及びフルスケール値39を用
いて入力データ25bを適当な表示ドット数に変換して
表示器29に表示したり、入力データ25bが整数形式
35cで表現されている場合、単位物理量34を使用し
て、入力データ25bを実数形式35bの物理量に変換
して表示したり、フルスケール値39、ベーススケール
値38及び単位物理量34を使用して、入力データ25
bを正規化整数形式35aの物理量に変換して表示した
りする。
【0080】次に、本発明の一実施例によるプログラマ
ブルコントローラの変換動作及び表示動作をプログラム
ローダ21で行う例について説明する。図3において、
プログラムローダ21は、データメモリ25に格納され
ている入力データ25bと入力属性データ25eのベー
ススケール値38、フルスケール値39、単位物理量3
4及びデータ形式35とを読み出して、入力データ25
bのデータ形式35を参照する。そして、10進形式や
10進指数形式などで入力された数値をベーススケール
値38及びフルスケール値39を用いて正規化整数デー
タや実数データに変換し、データメモリ25に格納した
り、単位物理量34を使用することにより、実数形式3
5bの物理量を整数形式35cのデータに変換してデー
タメモリ25に格納したり、ベーススケール値38、フ
ルスケール値39及び単位物理量34を使用することに
より、正規化整数形式35aの物理量を整数形式35c
のデータに変換してデータメモリ25に格納したりす
る。
【0081】また、プログラムローダ21は、入力デー
タ25bとともにベーススケール値38及びフルスケー
ル値39をデータメモリ25から読み出し、ベーススケ
ール値38及びフルスケール値39を用いて入力データ
25bを適当な表示ドット数に変換してモニタ表示した
り、入力データ25bが整数形式35cで表現されてい
る場合、単位物理量34を使用して、入力データ25b
を実数形式35bの物理量に変換して表示したり、フル
スケール値39、ベーススケール値38及び単位物理量
34を使用して、入力データ25bを正規化整数形式3
5aの物理量に変換して表示したりする。
【0082】次に、本発明の一実施例によるプログラマ
ブルコントローラで物理量変換演算及び整数演算を行う
例について説明する。図8において、物理量変換演算器
43は、入力データを物理量として取り出す場合、属性
データの単位物理量を使用して、整数形式35cの入力
データを実数形式35bの物理量に変換するものであ
り、実数変換器44及び実数乗算器45を備ている。
【0083】整数加算演算器47は、整数データの加算
を行うものであり、整数加算器48を備えている。物理
量変換演算器51は、入力データを物理量として取り出
す場合、属性データの単位物理量を使用して、整数形式
35cの入力データを実数形式35bの物理量に変換す
るものであり、実数変換器52及び実数乗算器53を備
ている。
【0084】入力データ41、カウント積算値49はそ
れぞれ属性データ42、50を備えており、属性データ
42は入力データ41のデータ形式35が整数形式35
cであること及び単位物理量34が2.5mmであるこ
とを示し、属性データ50はカウント積算値49のデー
タ形式35が整数形式35cであること及び単位物理量
34が2.5mmであることを示している。
【0085】入力データ41を物理量として取り出す場
合、入力データ41のデータ形式35が整数形式35c
であるので、入力データ41を物理量変換演算器43に
供給して物理量に変換する。すなわち、入力データ41
を実数変換器44により実数に変換してから、属性デー
タ42の単位物理量34として設定されている2.5m
mを実数乗算器45により乗算し、入力データ41を物
理量としての長さデータ46に変換する。
【0086】入力データ41に直接アクセスして入力デ
ータ41の積算を行う場合、入力データ41をそのまま
整数加算演算器47に供給し、カウント積算値49との
加算を整数加算器48により行って、この加算結果を新
たなカウント積算値49とする。
【0087】カウント積算値49を物理量として取り出
す場合、カウント積算値49のデータ形式35が整数形
式35cであるので、カウント積算値49を物理量変換
演算器51に供給して物理量に変換する。すなわち、カ
ウント積算値49を実数変換器52により実数に変換し
てから、属性データ50の単位物理量34として設定さ
れている2.5mmを実数乗算器53により乗算し、カ
ウント積算値49を物理量としての長さ積算データ54
に変換する。
【0088】この長さ積算データ54は、カウント値を
そのまま積算したカウント積算値49に基づいて算出さ
れているので、従来のプログラマブルコントローラで算
出した場合に比べて精度が向上する。
【0089】なお、物理量変換演算器43、51は、図
3のCPU22の機能として実現できるほか、ネットワ
ーク27や監視操作部28の機能としても実現すること
ができる。
【0090】以上説明したように、本発明の一実施例に
よるプログラマブルコントローラによれば、データに対
応してデータ形式とデータの1ディジットに対する単位
物理量を設定し、整数形式のデータの変換を行わないよ
うにして整数形式のデータに直接アクセスし、整数形式
のデータのままで演算を行うことにより、データ変換に
より発生する誤差の増大を抑制することができるととも
に、データに対応して設定された単位物理量をデータと
乗算してからデータを取り出すことにより、データを物
理量でアクセスすることもできる。
【0091】なお、上述した実施例では、単位物理量3
4を浮動小数点形式で表現した場合について説明した
が、図7に示すように、単位物理量34を10進形式の
係数値36と指数値37との組み合わせで表現するよう
にしてもよい。例えば、係数値36を1〜255の範囲
の8ビット値、10を底とする指数値37を−128〜
127の範囲の8ビット値とすると、単位物理量34は
16ビットとなるので、浮動小数点形式で表現した場合
に比べてメモリの容量を節約することができる。また、
監視操作部の28の表示器29やプログラムローダ21
の表示器では、通常10進表示とするので、わかりやす
い。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データの1ディジットに相当する単位物理量を示す情報
と、データ形式を示す情報とをデータに対応させて設定
することにより、データ形式に基づいて整数形式のデー
タをそのまま取り出したり、データと単位物理量とを乗
算して取り出したりすることが可能となり、誤差の増大
させることなくデータを物理量に変換して取り出すこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるプログラマブルコント
ローラの機能的な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例によるプログラマブルコント
ローラの機能的な構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例によるプログラマブルコント
ローラの概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例によるデータメモリの概略構
成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第1実施例による属性データの概略構
成を示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施例によるデータ形式を示すデー
タの構成を示す図である。
【図7】本発明の第2実施例による属性データの概略構
成を示すブロック図である。
【図8】本発明の一実施例による演算装置の概略構成を
示すブロック図である。
【図9】従来のデータメモリの概略構成を示すブロック
図である。
【図10】従来の加算演算器の概略構成を示すブロック
図である。
【図11】先願の属性データの概略構成を示すブロック
図である。
【図12】先願の加算演算器の概略構成を示すブロック
図である。
【図13】先願の属性データの概略構成を示すブロック
図である。
【図14】先願のデータ形式を示すデータの構成を示す
図である。
【図15】先願の加算演算器の概略構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 プログラマブルコントローラ 2 データ形式付与手段 3 単位物理量付与手段 4 演算処理手段 11 入出力手段 12 通信手段 13 プログラム手段 14 プログラム記憶手段 15 データ記憶手段 15a 正規化整数データ 15b 属性データ 16 演算手段 17 監視操作手段 21 プログラムローダ 22 ローダインターフェース 23 CPU 24 プログラムメモリ 25 データメモリ 25a 演算データ 25b、41 入力データ 25c 出力データ 25d 演算属性データ 25e 入力属性データ 25f 出力属性データ 26 ネットワークインターフェース 27 ネットワーク 28 監視操作部 29 表示器 30 設定器 31 PIOインターフェース 32 PIO 42、50 属性データ 34 単位物理量 35 データ形式を示すデータ 35a 正規化整数形式を示すデータ 35b 実数形式を示すデータ 35c 整数形式を示すデータ 36 係数値 37 指数値 38 ベーススケール値 39 フルスケール値 43、51 物理量変換演算器 44、52 実数変換器 45、53 実数乗算器 46 長さデータ 47 整数加算演算器 48 整数加算器 49 カウント積算値 54 長さ積算データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永塚 一人 東京都日野市富士町1番地 富士ファコム 制御株式会社内

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からのデータの入出力を行う入出力
    手段と、 外部とデータ通信を行う通信手段と、 プログラムの作成を行うプログラム手段と、 前記プログラムの格納を行うプログラム記憶手段と、 データと、前記データの1ディジットが表す単位物理量
    及び整数形式を含むデータ形式とを前記データに対応さ
    せて格納するデータ記憶手段と、 前記プログラムに基づいて演算を行う演算手段と、 システムの監視操作を行う監視操作手段とを備えること
    を特徴とするプログラマブルコントローラ。
  2. 【請求項2】 前記単位物理量及び前記データ形式を前
    記プログラム手段により生成し、前記プログラム手段に
    より生成されたデータ形式を前記データ記憶手段に格納
    することを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル
    コントローラ。
  3. 【請求項3】 前記通信手段により受信した前記単位物
    理量及び前記データ形式を、データとともに前記データ
    記憶手段に格納することを特徴とする請求項1に記載の
    プログラマブルコントローラ。
  4. 【請求項4】 前記単位物理量及び前記データ形式を前
    記監視操作手段により変更し、前記監視操作手段により
    変更された前記単位物理量及び前記データ形式を前記デ
    ータ記憶手段に格納することを特徴とする請求項1に記
    載のプログラマブルコントローラ。
  5. 【請求項5】 前記単位物理量を浮動小数点形式により
    表現し、前記単位物理量に基づいて浮動小数点演算を行
    うことにより、整数形式のデータを実数形式の物理量に
    変換することを特徴とする請求項1に記載のプログラマ
    ブルコントローラ。
  6. 【請求項6】 前記単位物理量を係数値と指数値との組
    み合わせによる10進形式により表現し、前記単位物理
    量に基づいて整数演算を行うことにより、整数形式のデ
    ータを10進形式の物理量に変換することを特徴とする
    請求項1に記載のプログラマブルコントローラ。
  7. 【請求項7】 前記演算手段は、前記データ形式に基づ
    いて、前記単位物理量を使用することにより、整数形式
    のデータを実数形式の物理量に変換し、前記データ記憶
    手段に格納することを特徴とする請求項1に記載のプロ
    グラマブルコントローラ。
  8. 【請求項8】 前記演算手段は、前記データ形式に基づ
    いて、前記単位物理量、前記データが表す物理量の演算
    対象とする範囲の100%及び0%を示すフルスケール
    値及びベーススケール値を使用することにより、整数形
    式のデータを正規化整数形式の物理量に変換し、前記デ
    ータ記憶手段に格納することを特徴とする請求項1に記
    載のプログラマブルコントローラ。
  9. 【請求項9】 前記演算手段は、前記データ形式に基づ
    いて、前記単位物理量を使用することにより、実数形式
    の物理量を整数形式のデータに変換し、前記データ記憶
    手段に格納することを特徴とする請求項1に記載のプロ
    グラマブルコントローラ。
  10. 【請求項10】 前記演算手段は、前記データ形式に基
    づいて、前記単位物理量、前記データが表す物理量の演
    算対象とする範囲の100%及び0%を示すフルスケー
    ル値及びベーススケール値を使用することにより、正規
    化整数形式の物理量を整数形式のデータに変換し、前記
    データ記憶手段に格納する請求項1に記載のプログラマ
    ブルコントローラ。
  11. 【請求項11】 前記入出力手段は、前記データ形式に
    基づいて、前記単位物理量を使用することにより、整数
    形式のデータを実数形式の物理量に変換して入力するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコント
    ローラ。
  12. 【請求項12】 前記入出力手段は、前記データ形式に
    基づいて、前記単位物理量、前記データが表す物理量の
    演算対象とする範囲の100%及び0%を示すフルスケ
    ール値及びベーススケール値を使用することにより、整
    数形式のデータを正規化整数形式の物理量に変換して入
    力することを特徴とする請求項1に記載のプログラマブ
    ルコントローラ。
  13. 【請求項13】 前記入出力手段は、前記データ形式に
    基づいて、前記単位物理量を使用することにより、実数
    形式の物理量を整数形式のデータに変換して出力するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコント
    ローラ。
  14. 【請求項14】 前記入出力手段は、前記データ形式に
    基づいて、前記単位物理量、前記データが表す物理量の
    演算対象とする範囲の100%及び0%を示すフルスケ
    ール値及びベーススケール値を使用することにより、正
    規化整数形式の物理量を整数形式のデータに変換して出
    力することを特徴とする請求項1に記載のプログラマブ
    ルコントローラ。
  15. 【請求項15】 前記通信手段は、前記データ形式に基
    づいて、前記単位物理量を使用することにより、整数形
    式のデータを実数形式の物理量に変換して入力すること
    を特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコントロ
    ーラ。
  16. 【請求項16】 前記通信手段は、前記データ形式に基
    づいて、前記単位物理量、前記データが表す物理量の演
    算対象とする範囲の100%及び0%を示すフルスケー
    ル値及びベーススケール値を使用することにより、整数
    形式のデータを正規化整数形式の物理量に変換して入力
    することを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル
    コントローラ。
  17. 【請求項17】 前記通信手段は、前記データ形式に基
    づいて、前記単位物理量を使用することにより、実数形
    式の物理量を整数形式のデータに変換して出力すること
    を特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコントロ
    ーラ。
  18. 【請求項18】 前記通信手段は、前記データ形式に基
    づいて、前記単位物理量、前記データが表す物理量の演
    算対象とする範囲の100%及び0%を示すフルスケー
    ル値及びベーススケール値を使用することにより、正規
    化整数形式の物理量を整数形式のデータに変換して出力
    することを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル
    コントローラ。
  19. 【請求項19】 前記監視操作手段は、前記データ形式
    に基づいて、前記単位物理量を使用することにより、整
    数形式のデータを実数形式の物理量に変換して表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコン
    トローラ。
  20. 【請求項20】 前記監視操作手段は、前記データ形式
    に基づいて、前記単位物理量、前記データが表す物理量
    の演算対象とする範囲の100%及び0%を示すフルス
    ケール値及びベーススケール値を使用することにより、
    整数形式のデータを正規化整数形式の物理量に変換して
    表示することを特徴とする請求項1に記載のプログラマ
    ブルコントローラ。
  21. 【請求項21】 前記監視操作手段は、前記データ形式
    に基づいて、前記単位物理量を使用することにより、実
    数形式の物理量を整数形式のデータに変換し、前記デー
    タ記憶手段に格納することを特徴とする請求項1に記載
    のプログラマブルコントローラ。
  22. 【請求項22】 前記監視操作手段は、前記データ形式
    に基づいて、前記単位物理量、前記データが表す物理量
    の演算対象とする範囲の100%及び0%を示すフルス
    ケール値及びベーススケール値を使用することにより、
    正規化整数形式の物理量を整数形式のデータに変換し、
    前記データ記憶手段に格納することを特徴とする請求項
    1に記載のプログラマブルコントローラ。
  23. 【請求項23】 前記プログラム手段は、前記データ形
    式に基づいて、前記単位物理量を使用することにより、
    整数形式のデータを実数形式の物理量に変換して表示す
    ることを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコ
    ントローラ。
  24. 【請求項24】 前記プログラム手段は、前記データ形
    式に基づいて、前記単位物理量、前記データが表す物理
    量の演算対象とする範囲の100%及び0%を示すフル
    スケール値及びベーススケール値を使用することによ
    り、整数形式のデータを正規化整数形式の物理量に変換
    して表示することを特徴とする請求項1に記載のプログ
    ラマブルコントローラ。
  25. 【請求項25】 前記プログラム手段は、前記データ形
    式に基づいて、前記単位物理量を使用することにより、
    実数形式の物理量を整数形式のデータに変換し、前記デ
    ータ記憶手段に格納することを特徴とする請求項1に記
    載のプログラマブルコントローラ。
  26. 【請求項26】 前記プログラム手段は、前記データ形
    式に基づいて、前記単位物理量、前記データが表す物理
    量の演算対象とする範囲の100%及び0%を示すフル
    スケール値及びベーススケール値を使用することによ
    り、正規化整数形式の物理量を整数形式のデータに変換
    し、前記データ記憶手段に格納することを特徴とする請
    求項1に記載のプログラマブルコントローラ。
  27. 【請求項27】 整数形式を含むデータ形式をデータに
    付与するデータ形式付与手段と、 前記データの1ディジットが表す単位物理量を付与する
    単位物理量付与手段と、 前記データ形式及び前記単位物理量に基づいて演算処理
    を行う演算処理手段とを備えることを特徴とするプログ
    ラマブルコントローラ。
  28. 【請求項28】 データの単位物理量を含む属性データ
    を前記データに対応させて記憶しているプログラマブル
    コントローラ用記憶媒体。
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