JPH10270160A - 誘導加熱コイル装置及びその製造方法 - Google Patents

誘導加熱コイル装置及びその製造方法

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JPH10270160A
JPH10270160A JP6818197A JP6818197A JPH10270160A JP H10270160 A JPH10270160 A JP H10270160A JP 6818197 A JP6818197 A JP 6818197A JP 6818197 A JP6818197 A JP 6818197A JP H10270160 A JPH10270160 A JP H10270160A
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JP
Japan
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coil
induction heating
heating coil
magnetic powder
mold
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Application number
JP6818197A
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English (en)
Inventor
Koji Fukuda
興司 福田
Taiji Kumada
泰治 熊田
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の誘導加熱コイル装置は、コイルケース
の耐熱性合成樹脂材の中に充分な量の磁性粉末を混合さ
せる必要があったため、磁性粉末の量の増大に伴いコイ
ルケースが脆くなり、取り扱いにくいという問題、また
加工コストが高いという問題があった。 【解決手段】 誘導加熱用コイル11を載置するコイル
ケース9を成形する金型の雄型16または雌型18に磁
石17を内蔵し、金型内に磁性粉末10を混合した溶融
耐熱性樹脂を充填した際に、磁性粉末10が磁石により
吸引され、コイルケース9の一方の面に偏在するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導加熱式電気炊
飯器などに使用される誘導加熱コイル装置の製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気炊飯器は、おいしいご飯を炊
飯する目的で、加熱源として誘導加熱方式を取入れたも
のが提案されてきている。図30、図31は、実開平2
−106134号に示された従来の電気炊飯器に用いる
誘導加熱コイル装置である。
【0003】図において、41は、電気炊飯器の本体内
部に備えられ、磁性体を有し熱伝導性良好な材料で構成
された炊飯用内鍋(図示せず)を誘導加熱する鍋底形状
を有する誘導加熱コイル装置、42はこの装置41を構
成し、耐熱性合成樹脂と高磁性体の例えばフェライト粉
末などの磁性粉末43とを混合して成形加工された鍋底
形状のコイルケース、42aはこのコイルケース42の
側壁部内面に形成したコイル載置部、42bは同じく底
壁部内面に形成したコイル載置部、42cはコイルケー
ス42の底壁部中央に設けた内鍋温度検知用に設けられ
た温度センサー(図示せず)挿入用開口部である。
【0004】44は図31に示すように、銅線などの線
材を適宜条数渦巻状に巻回した外周側コイル部44aと
内周側コイル部44bとで構成される誘導加熱コイル
で、外周側コイル部44aが前記コイルケース42の側
壁部内面に形成したコイル載置部42aに、内周側コイ
ル部44bが底壁部内面に形成したコイル載置部42b
にそれぞれ載置される。
【0005】このように構成された誘導加熱式電気炊飯
器などに使用される従来の誘導加熱コイル装置41は、
電源を投入し、誘導加熱コイル44に通電すると、誘導
加熱コイル44に高周波電源が加わり、磁力が発生し、
誘導加熱コイル装置41の上部に載置された炊飯用内鍋
(図示せず)に渦電流によるジェール熱が発生し、内鍋
の磁性体部が発熱し内鍋全体が加熱される。
【0006】この時、磁性粉末43を混入したコイルケ
ース42自体が磁気シールド装置として機能することに
より、内鍋以外の外部への磁気漏洩は阻止される。従っ
て内鍋に効率よく磁力が伝播するので、加熱損出が少な
くなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような誘導加熱
式電気炊飯器などに使用される従来の誘導加熱コイル装
置は、コイルケース42が磁気シールド装置として充分
な機能を発揮するためには、耐熱性合成樹脂材の中に充
分な量の磁性粉末を混合させる必要があった。従って、
コイルケース42の成形加工時、溶融樹脂は金属粉(磁
性粉末)の充填量が多量なので成形金型の材質の選択が
難しく、しかも樹脂の流入速度が遅く成形時間が増大す
るなど、何れも加工コストが高くなるという問題が発生
していた。
【0008】また金属粉(磁性粉末)の充填量の増大に
伴い、コイルケースが脆くなり、コイルケースの金型内
からの取り出し、誘導加熱コイルの組立てや、誘導加熱
コイル装置の炊飯器本体への取り付けなどに際し、取り
扱いに十分注意しないと、亀裂、破損などを招くという
問題も発生していた。
【0009】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、製造性と取扱い性に優れ、安価に構成
でき、しかも少量の磁性材で磁気シールド性能の高い誘
導加熱コイル装置を得ること、またその製造方法を提供
することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る誘導加
熱コイル装置は、誘導加熱用のコイルと、耐熱性樹脂及
び磁性粉末の混合材料からなり前記コイルを載置するコ
イルケースとを備え、前記コイルケースの前記コイルの
載置面側またはその反対の面側に前記磁性粉末を偏在さ
せたものである。
【0011】第2の発明に係る誘導加熱コイル装置は、
第1の発明において、磁性粉末を誘導加熱用のコイルに
対向する部分に偏在させたものである。
【0012】第3の発明に係る誘導加熱コイル装置は、
誘導加熱用のコイルと、耐熱性樹脂及び磁性粉末の混合
材料からなるコイルケースとを備え、前記コイルと前記
コイルケースとは一体成形され、前記コイルの表面を前
記コイルケースの表面に露出させたものである。
【0013】第4の発明に係る誘導加熱コイル装置は、
第3の発明において、磁性粉末をコイルケースのコイル
が設けられていない側の表面に偏在させたものである。
【0014】第5の発明に係る誘導加熱コイル装置は、
誘導加熱コイルを一体成形した非磁性の耐熱性樹脂から
なるコイル保持体と、耐熱性樹脂及び磁性粉末の混合材
料からなり前記コイル保持体を一体成形したコイルケー
スとを備えたものである。
【0015】第6の発明に係る誘導加熱コイル装置の製
造方法は、誘導加熱用のコイルと、このコイルを載置す
るコイルケースとからなる誘導加熱コイル装置の製造方
法であって、雄型または雌型に磁石を内蔵した金型に磁
性粉末が混合された溶融耐熱性樹脂を充填し、この耐熱
性樹脂を冷却固化して前記コイルケースを成形し、成形
されたコイルケースに前記コイルを載置するものであ
る。
【0016】第7の発明に係る誘導加熱コイル装置のコ
イルケース製造装置は、誘導加熱用のコイルと、耐熱性
樹脂及び磁性粉末の混合材料からなり前記コイルを載置
するコイルケースとからなる誘導加熱コイル装置のコイ
ルケース製造装置であって、重合時に前記コイルケース
と同一形状のキャビティを形成する雄型と雌型とを備
え、前記雄型または前記雌型に前記キャビティに沿って
磁石を内蔵したものである。
【0017】第8の発明に係る誘導加熱コイル装置の製
造方法は、誘導加熱用のコイルと、このコイルを載置す
るコイルケースとからなる誘導加熱コイル装置の製造方
法であって、雄型または雌型に前記コイルと同一の疑似
誘導加熱コイルを内蔵した金型に磁性粉末が混合された
溶融耐熱性樹脂を充填するとともに、充填時に前記疑似
誘導加熱コイルに通電し、充填された耐熱性樹脂を冷却
固化して前記コイルケースを成形し、成形されたコイル
ケースに前記コイルを載置するものである。
【0018】第9の発明に係る誘導加熱コイル装置の製
造方法は、誘導加熱用のコイルと耐熱性樹脂及び磁性粉
末の混合材料からなるコイルケースとを備えた誘導加熱
コイル装置の製造方法であって、雄型と雌型からなる金
型の前記雄型に予め前記コイルを取り付け、磁性粉末が
混合された溶融耐熱性樹脂を前記金型に充填し、前記コ
イルと前記コイルケースとを一体成形するものである。
【0019】第10の発明に係る誘導加熱コイル装置の
製造方法は、第9の発明において、雄型に凹部を形成
し、この凹部にコイルを取り付けるようにしたものであ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1〜図5は本発明の実施の形態1を示
すものである。図において、1は、本実施の形態におけ
る誘導加熱コイル装置を備えた誘導加熱式電気炊飯器本
体、1aはこの本体1を構成する上ケース、1bは同じ
く下ケース、1cは下ケース1bの下面に突設した脚
部、2は本体1の上部開口を開閉自在に覆う蓋体、3は
ヒンジ部、4はラッチ部、5は本体1内に収納された耐
熱性合成樹脂でほぼ鍋底形状に成形された内鍋収納台、
6はこの内鍋収納台5の上方に立設され、アルミニウム
板などで形成された熱遮蔽板、7は前記内鍋収納台5上
に載置され、炊飯用の米と水とを収納する内鍋である。
この内鍋7は、外面側はステンレス鋼板などの磁性体
で、内面側はアルミニウム板などの熱伝導性良好な非磁
性金属板でなり、この両板を密着して合板状に形成され
た材料で構成されている。
【0021】8は内鍋収納台5と離間して設けられた鍋
底形状の誘導加熱コイル装置で、ほぼ鍋底形状のコイル
ケース9と、コイルケース9の内面側に設けられ、銅細
線などの材料を所望条数渦巻状に巻回して形成された誘
導加熱コイル11とで構成されている。コイルケース9
は、耐熱性合成樹脂とフェライト粉末等の磁性粉末とを
混合した材料からなり、また、誘導加熱コイル11は、
図2に示すように外側コイル部11aと内側コイル部1
1bとで二重輪構造にしてある。
【0022】12は内鍋7の底部中央に接触し内鍋7の
温度を検知するように設けられた温度センサで、コイル
ケース9の開口部9c内を上下可動自在に設けられてい
る。13は誘導加熱コイル装置8の下方に設けられ、炊
飯動作を制御する各種制御素子を備えた制御基板、14
はこの制御基板13に炊飯開始など各種情報を外部から
操作するために設けられた操作パネル部、15は電源プ
ラグを備えたコードリールである。
【0023】図3は誘導加熱コイル装置8のコイルケー
ス9の断面図である。図3において、9aはコイルケー
ス9の側壁内面に形成したコイル載置部、9bは底壁内
面に形成したコイル載置部、9cはコイルケース9の底
壁中央に形成した開口部である。10は耐熱性合成樹脂
と混合されたフェライト粉末等の磁性粉末であり、図に
示すようにコイルケース9の内面側に偏在している。
【0024】図4はコイルケース9に誘導加熱コイル1
1を載置した状態の断面図である。図に示すように、誘
導加熱コイル11の外側コイル部11aはコイルケース
9の側壁に形成したコイル載置部9aに、内側コイル部
11bはコイルケース9の底壁に形成したコイル載置部
9bにそれぞれ載置されて収納されている。
【0025】次に誘導加熱コイル装置8を構成するコイ
ルケース9の製造方法について説明する。図5は、コイ
ルケース9を製造する金型の断面図である。図におい
て、16は雄型金型(以下雄型と称す)であり、後述す
る16a〜16dで構成されている。16aは、コイル
ケース9を成形加工するに際し射出成形機(図示せず)
に設置して使用する雄側金型A(以下雄型Aと称す)、
16bはこの雄型A16aの先端に設けられ、後述する
磁石を埋設するために雄型A16aと重合して設けられ
た雄側金型B(以下雄型Bと称す)、16cはこれらの
雄型A16a、雄型B16bの中心部に形成され、溶融
された合成樹脂を流入させるランナー、16dはこのラ
ンナー16cの先端に形成され、後述するキャビティ内
にランナー16cから流入された溶融合成樹脂を充填す
るために設けられたゲートである。17は雄型A16a
と雄型B16bとの間に埋設させた磁石で、永久磁石ま
たは電磁石で構成されている。そして雄型16は射出成
型機内で固定されている。
【0026】18は雄型16の下方に設置された雌側金
型(以下雌型と称す)で、下方向へ移動するように構成
されている。なお、雄型A16a、雄型B16bおよび
雌型18は、磁石17の磁力が透過する材料、例えばベ
リリウム銅合金などの非磁性材で形成されている。19
は雄型16と雌型18との重合時に形成されるキャビテ
ィで、ここに溶融合成樹脂が充填されて冷却されること
により、所望の形状のコイルケース9が形成される。
【0027】以上の構成の雄型16および雌型18を射
出成形機内に設置し、フェライト粉末などの高磁性体で
成る磁性粉末10を混合した溶融合成樹脂をランナー1
6cおよびゲート16dを通してキャビティ19内に注
入し、しかるのち冷却し所望形状のコイルケース9を成
形加工する。この射出成形時、雄型A16a、B16b
内に埋設した磁石17の磁力(吸引力)を受けて、キャ
ビティ19内の溶融合成樹脂のうち磁性粉末10だけが
雄型16側に吸引される。したがって、冷却工程を経て
固形化されて、雌型18を下方に移動して取り出された
コイルケース9は、内面側に磁性粉末10が偏在したも
のとなる(図3)。
【0028】このように内面側の全面に渡って磁性粉末
10が充填されたコイルケース9に、図2に示す二重輪
構造の誘導加熱コイル11をそれぞれのコイル載置部9
a、9bに載置し固定すれば、誘導加熱コイル11の背
面に磁性粉末10、すなわち磁気シールド装置を備えた
誘導加熱コイル装置8が完成する(図4)。
【0029】この実施の形態1によれば、少量の磁性粉
末で磁気シールド効果を得ることができ、外部への磁気
漏洩が防止できる。また、コイルケースは磁性粉末が表
面に偏在しほとんどの構成が合成樹脂のため脆くならず
強度の強いものが得られる。さらに、溶融樹脂の流入速
度が早くなるため、加工時間の短縮、加工コストの低減
が図れる。
【0030】実施の形態2.図6〜図8は本発明の実施
の形態2を示すものである。この実施の形態2において
は、図6及び図7に示すようにコイルケース9の外面側
に磁性粉末10が偏在している。なお、図において上記
実施の形態1と同等のものには同一の符号を付して説明
を省略する。
【0031】図8は図6及び図7に示すコイルケース9
を製造する金型の断面図である。図において、16はコ
イルケース9を成形加工するときに使用され、射出成形
機内に設置される雄型金型(以下雄型と称す)で、射出
成形機内に固定されている。16cはこの雄型16のほ
ぼ中央部に開口され、溶融された合成樹脂を流入するラ
ンナー、16dはこのランナー16cの先端に形成さ
れ、キャビティ19内に溶融樹脂を充填させるゲートで
ある。
【0032】18は雄型16の下部に配設され下方向へ
移動するように構成された雌型金型(以下雌型と称す)
であり、雌型A18aとその上部に配置された雌型B1
8bとで、ほぼ鍋底形状の磁石17を重合固着して形成
されている。なお、雌型A18aと雌型B18bとは磁
力を透過する非磁性材、例えばベリリウム銅合金などで
構成されている。19は、雄型16と雌型18との重合
時に形成されるキャビティで、ここに溶融合成樹脂が充
填されて冷却されることにより、所望の形状のコイルケ
ース9が形成される。
【0033】以上の構成の雄型16、雌型18を射出成
形機に設置し、磁性粉末10を混合した溶融樹脂をラン
ナー16cから圧力をかけて注入させ、ゲート16dか
らキャビティ19内に充填する。しかるのち金型16、
18を冷却し、溶融樹脂をキャビティ19内で固形化さ
せ、雌型18を下方に移動させ雄型16と雌型18を開
放すれば、所望の形状を有するコイルケース9の完成品
が取り出される。 この射出成形時、雌型18内に埋設
された磁石17の磁力を受けてキャビティ19内の溶融
樹脂に混合された磁性粉末10は雌型18側に吸引され
る。従って冷却され固形化され取り出されたコイルケー
ス9は、その外面側に磁性粉末10が偏在したものとな
る(図6)。
【0034】この外面側の全面に渡って磁性粉末10が
充填されたコイルケース9に図2に示す2重輪構造の誘
導加熱コイル11をそれぞれのコイル載置部9a、9b
に載置し固定すれば、誘導加熱コイル11の背面に磁性
粉末10、すなわち磁気シールド装置を備えた誘導加熱
コイル装置8が完成する(図7)。
【0035】この実施の形態2においても、上記実施の
形態1と同様に少量の磁性粉末で磁気シールド効果が得
られる等の効果を得ることができる。なお、以上の実施
の形態1または実施の形態2において、金型に内蔵する
磁石17を誘導加熱コイル11が載置される部分に対応
するような形状とすれば、コイルケース9のうち誘導加
熱コイル11に対向する部分にのみ磁性粉末10が偏在
し、より少ない磁性粉末で磁気シールド効果が得られ
る。
【0036】実施の形態3.図9〜図11は本発明の実
施の形態3を示すものである。図9はこの実施の形態3
におけるコイルケース9を製造する金型の断面図、図1
0はその金型により製造されたコイルケース9の断面
図、図11はその斜視図である。
【0037】図9において、16は雄型で、材料は磁力
透過性のある例えばベリリウム銅合金などで構成されて
いる。16cは合成樹脂を流入するランナー、16dは
このランナー16cの先端に形成されたゲートである。
18は雌型、19は雄型16と雌型18との重合時に形
成されるキャビティである。20は雄型16内に埋設さ
れ、誘導加熱コイル装置8に使用する誘導加熱コイル1
1と全く同一に構成された疑似誘導加熱コイル装置であ
る。
【0038】雄型16と雌型18とを射出成形機内にセ
ットし、雄型16のランナー16cから耐熱性樹脂とフ
ェライト粉末などの磁性粉末10を混合した溶融合成樹
脂を注入し、ゲート16dからキャビティ19内に射出
する。その後、金型を冷却し溶融合成樹脂を固形化さ
せ、雌型18を下方に移動させて雄型16と雌型18を
開放すれば、ほぼ鍋底形状のコイルケース9が成形され
取り出される。
【0039】ここで、溶融樹脂の射出と同時に雄型16
内に埋設してある疑似誘導加熱コイル20に通電する
と、雄型16内に磁界が発生し、磁力線の作用でキャビ
ティ19内の樹脂に混合された磁性粉末10は磁界に沿
ってキャビティ19内の上面側に吸引して配列される。
従って取り出されたコイルケース9は、その内面側に誘
導加熱コイル11が発生する磁界と同一の配列をもって
磁性粉末10が偏在したものとなる(図10、図1
1)。
【0040】このコイルケース9の内面側に誘導加熱コ
イル11を配設固定すれば背面に磁性粉末10による磁
気シールド装置を、しかも誘導加熱コイル11が発生す
る磁界に沿って磁性粉末10が配列された誘導加熱コイ
ル装置8が完成する。
【0041】この実施の形態3によれば、より少量の磁
性粉末で磁気シールド効果のある誘導加熱コイル装置を
得ることができる。
【0042】実施の形態4.図12〜図16は本発明の
実施の形態4を示すものである。図12はこの実施の形
態4における誘導加熱コイル装置8を製造する金型の断
面図である。図12において、16は雄型、16cは合
成樹脂を流入するランナー、16dはこのランナー16
cの先端に形成されたゲート、18は雌型、19は雄型
16と雌型18との重合時に形成されるキャビティであ
る。ここで前もって巻回加工された誘導加熱コイル11
は雄型16を射出成型機に設置する前に、あらかじめ雄
型16に取り付けられている。
【0043】また、18cは雌型18に数箇所形成され
たコイル保持用突起であり、キャビティ19内に突設し
て、雄型16に取付けられた誘導加熱コイル11が成形
加工に際し雄型16から脱落しないように、誘導加熱コ
イル11の外側コイル部11aおよび内側コイル部11
bをそれぞれ保持するよう設けられている。図13に雌
型18のコイル保持用突起18cが形成された部分を切
断した断面図を示す。
【0044】このように構成された金型16、18を射
出成形機に設置したのち、上記各実施の形態と同様に、
雄型16のランナー16cから耐熱性樹脂とフェライト
粉末などの磁性粉末10を混合した溶融合成樹脂を注入
し、ゲート16dからキャビティ19内に射出する。そ
の後、金型を冷却し樹脂を固形化し、雌型18を下方に
移動させて雄型16と雌型18を開放すれば、図14の
断面図に示すように、コイルケース9の内面側に誘導加
熱コイル11を一体的に取り付けた誘導加熱コイル装置
8が取り出される。図15にその一部を拡大した断面図
を示す。
【0045】図14または図15に示すように、誘導加
熱コイル装置8の誘導加熱コイル11の背面および側面
は磁性粉末10によって包囲され、磁気シールド装置と
しての機能を有する。また、誘導加熱コイル11を雄型
16に取り付けて溶融合成樹脂を注入する際、誘導加熱
コイル11の雄型16側には溶融合成樹脂はほとんど流
れ込まないので、誘導加熱コイル11の内表面の一部は
外部に露出した状態で一体的に形成され、内鍋7へ向っ
ての磁力線の放射には何等支障がない。
【0046】以上のような誘導加熱コイル装置8の製造
方法によれば、コイルケース9と誘導加熱コイル11と
の組立が簡略化され、コストダウンに寄与すると共に、
磁気シールド性能を損わず、また、コイルケースの強度
が強くなるため炊飯器等への組立に際し取扱い性の優れ
たものになる。
【0047】実施の形態5.図16〜図20は本発明の
実施の形態5を示すものである。図16はこの実施の形
態5における誘導加熱コイル装置8を製造する金型の断
面図、図17は図16の一部を拡大した断面図、図18
は図16に示す金型を構成する雄型16及び雌型18の
一部を拡大した断面図である。なお、各図において上記
実施の形態4と同等の部分には同一の符号を付してその
説明を省略する。
【0048】この実施の形態5においては、図18に示
すように雄型16に誘導加熱コイル11を取り付けるた
めの凹部16eを形成している。雄型16を射出成型機
に設置する前に、この凹部16eにあらかじめ完成され
た誘導加熱コイル11を取り付けておく。そして雄型1
6、雌型18を成形機に設置すると、誘導加熱コイル1
1は雌型18に設けたコイル保持用突起18cによって
支えられ、成形加工時、誘導加熱コイル11が脱落しな
い構成となっている。
【0049】ここで、凹部16eは誘導加熱コイル11
の形状に合わせて、雄型16の側面全周と底面に環状に
形成されており、その深さは取り付けられる誘導加熱コ
イル11の厚み(線径)のおよそ半分の寸法に設定され
たものである。したがって、誘導加熱コイル11を固定
しやすく、しかもキャビティ19内に溶融合成樹脂を注
入する際、溶融合成樹脂が誘導加熱コイル11の内表面
側に流れ込むおそれがなく、誘導加熱コイル11のおよ
そ半分の厚さが外部に露出するため、誘導加熱コイル1
1から内鍋7への磁力線の放射が妨げられることがな
い。
【0050】このような構成の金型16、18を使って
射出成形することにより、完成された誘導加熱コイル装
置8は図19、20に示すように、コイルケース9の内
面側に誘導加熱コイル11が線径部のおよそ半分の厚さ
を外部に露出させ、残りの半分の厚さをコイルケース9
の樹脂内に埋設させて一体的に成形される。したがっ
て、コイルケース9と誘導加熱コイル11との組立が簡
略化されるとともに、誘導加熱コイル11から内鍋7へ
の磁力線の放射が妨げられることがないため、誘導加熱
の性能を損なわない誘導加熱コイル装置が得られる。
【0051】実施の形態6.図21〜図25は本発明の
実施の形態6を示すものであり、図21は本実施の形態
6における誘導加熱コイル装置8を製造する金型の断面
図、図22は製造された誘導加熱コイル装置8の断面
図、図23はその一部を拡大した断面図である。本実施
の形態6は上記実施の形態2(図8)と上記実施の形態
4(図12)とを組み合わせたものである。
【0052】すなわち、雌型18は、雌型A18aとそ
の上部に配置された雌型B18bとで、ほぼ鍋底形状の
磁石17を重合固着して形成されている。また、雌型A
18a、雌型B18bは非磁性材、例えばベリリウム銅
合金などの磁力透過性型材料で形成されている。さら
に、誘導加熱コイル11は雄型16を成形機に設置する
前に雄型16に取り付けられ、成形機に雄型16、雌型
18を設置すると雌型18に設けたコイル保持用突起1
8cによって保持され、成形時脱落しない構成となって
いる。
【0053】このような構成の金型によれば、キャビテ
ィ19内に溶融樹脂を充填する際、溶融樹脂に混合され
ている磁性粉末10が雌型18に内蔵された磁石17の
吸引作用によりキャビティ19の外面側に吸引される。
したがって、完成した誘導加熱コイル装置8は、図2
2、23に示す通り、コイルケース9の内面側に誘導加
熱コイル11がその表面の一部を露出して埋設され、コ
イルケース9の外面側に磁性粉末10が偏在したものと
なる。
【0054】したがって、コイルケース9と誘導加熱コ
イル11との組立が簡略化されるとともに、磁性粉末1
0の含有量が少量であっても磁気シールド性の高いもの
となる。また、誘導加熱コイル11の表面に磁気シール
ドする磁性粉末10が付着しないので、内鍋7への磁気
放射量が減少せず、加熱効率が向上する。さらにコイル
ケース9は外面側に磁性粉末10が集結されて存在する
ので、コイルケース9全体として脆くならず、強度の高
いものが得られ、取り付けなどに際し亀裂、破損が発生
しにくく取扱い性も向上する。
【0055】なお、図24に示すように、雌型18に埋
設される磁石17の形状を雄型16に取り付けた誘導加
熱コイル11に対応させた形状にすれば、図25に示す
ように誘導加熱コイル11の周囲に磁性粉末10が偏在
することになり、磁気シールド性能がさらに向上する。
また、使用する磁石17の物量も少なくて済み、経済的
な金型とすることができる。
【0056】実施の形態7.図26〜図29は本発明の
実施の形態7を示すものである。図26は本実施の形態
7における誘導加熱コイル装置8を製造する金型の断面
図であり、図において、16は雄型、16cはランナ
ー、16dはゲート、18は雌型、19はキャビティで
あり、上記各実施の形態と同様のものである。また、2
1は略鍋底形状を有するコイル保持体であり、図27に
示すように、別に設けた射出成形機(図示せず)および
金型(図示せず)によって誘導加熱コイル11を埋設さ
せて一体成形したものである。なお、このコイル保持体
21は耐熱性合成樹脂で成形され、フェライト粉末など
の磁性粉末10は混合させていない。
【0057】16fはコイル保持体21を取り付けるた
めに雄型16の全周囲に形成した凹部、18dは雌型1
8に形成されコイル保持体21を保持する保持用突起で
あり、図28にこの凹部16f及び保持用突起18dが
形成された部分の拡大断面図を示す。
【0058】雄型16の凹部16fにあらかじめ誘導加
熱コイル11を一体成形したコイル保持体21を取り付
け、両金型16、18を射出成形機に設置する。しかる
のち磁性粉末10を混合した溶融合成樹脂を流し込み射
出成形を行う。そして雌型18を下方に移動し両金型1
6、18を開放してキャビティ19内で成形されたコイ
ルケース9を取り出す。
【0059】完成された誘導加熱コイル装置8は図29
に示すように、コイル保持体21を内面側に一体的に埋
設し、コイル保持体21の周囲に磁性粉末10を有する
ものとなる。したがって、金型内への磁性粉末吸引のた
めの磁石が不用となり、誘導加熱コイル装置の製造が簡
単で安価にでき、少量の磁性粉末で磁気シールド性能を
損なわない誘導加熱コイル装置が得られる。また、組立
などでの取扱い性も良い。
【0060】
【発明の効果】第1の発明に係る誘導加熱コイル装置に
よれば、耐熱性樹脂に対する磁性粉末の混合量が少量で
も磁気シールド効果が得られ、外部への磁気漏洩が防止
できる。また、コイルケースは金属物質が表面に偏在し
ほとんどの構成が合成樹脂のため脆くならず、組立など
に際し取扱い性に優れたものとなる。
【0061】第2の発明に係る誘導加熱コイル装置によ
れば、コイルに対向する部分にのみ磁性粉末が偏在する
ようにしたので、より少量の磁性粉末で磁気シールド効
果が得られる。
【0062】第3の発明に係る誘導加熱コイル装置によ
れば、コイルとコイルケースの組立が簡略化される。
【0063】第4の発明に係る誘導加熱コイル装置によ
れば、コイルとコイルケースの組立が簡略化され、少量
の磁性粉末で磁気シールド効果が得られ、強度が強くな
るとともに、コイルの表面に磁性粉末が付着しないの
で、内鍋への磁気放射量が減少せず加熱効率も向上す
る。
【0064】第5の発明に係る誘導加熱コイル装置によ
れば、製造が容易であるとともに少量の磁性粉末で磁気
シールド効果が得られ、また、誘導加熱コイル装置の強
度が強くなる。
【0065】第6の発明に係る誘導加熱コイル装置の製
造方法によれば、雄型または雌型に内蔵された磁石によ
って磁性粉末が吸引され、コイルケースの表面に磁性粉
末が偏在した誘導加熱コイル装置が得られるので、容易
な製造方法で、少量の磁性粉末で磁気シールド効果のあ
る誘導加熱コイル装置が得られる。
【0066】第7の発明に係る誘導加熱コイル装置のコ
イルケース製造装置によれば、磁性粉末が表面に偏在し
たコイルケースが得られる。
【0067】第8の発明に係る誘導加熱コイル装置の製
造方法によれば、雄型または雌型に内蔵された疑似誘導
加熱コイルによって磁性粉末が吸引され、コイルが発生
する磁界と同一の配列をもって磁性粉末が偏在するの
で、容易な製造方法で、より少量の磁性粉末で磁気シー
ルド効果のある誘導加熱コイル装置が得られる。
【0068】第9の発明に係る誘導加熱コイル装置の製
造方法によれば、コイルとコイルケースの組立工程が簡
略化され、容易な製造方法で磁気シールド効果のある誘
導加熱コイル装置が得られる。
【0069】第10の発明に係る誘導加熱コイル装置の
製造方法によれば、コイルとコイルケースの組立工程が
簡略化されるとともに、コイルの表面が確実にコイルケ
ース外に露出するため、誘導加熱の性能及び磁気シール
ド性能を損なわない誘導加熱コイル装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1における誘導加熱コイル装置を
用いた誘導加熱式電気炊飯器の縦断面図である。
【図2】 誘導加熱コイルの斜視図である。
【図3】 実施の形態1におけるコイルケースの縦断面
図である。
【図4】 実施の形態1における誘導加熱コイル装置の
縦断面図である。
【図5】 実施の形態1におけるコイルケースを成形加
工する金型の縦断面図である。
【図6】 実施の形態2におけるコイルケースの縦断面
図である。
【図7】 実施の形態2における誘導加熱コイル装置の
縦断面図である。
【図8】 実施の形態2におけるコイルケースを成形加
工する金型の縦断面図である。
【図9】 実施の形態3におけるコイルケースを成形加
工する金型の縦断面図である。
【図10】 実施の形態3におけるコイルケースの縦断
面図である。
【図11】 実施の形態3におけるコイルケースの斜視
図である。
【図12】 実施の形態4における誘導加熱コイル装置
を成形加工する金型の縦断面図である。
【図13】 図12に示す雌型の縦断面図である。
【図14】 実施の形態4における誘導加熱コイル装置
の縦断面図である。
【図15】 図14に示す誘導加熱コイル装置の一部を
拡大した縦断面図である。
【図16】 実施の形態5における誘導加熱コイル装置
を成形加工する金型の縦断面図である。
【図17】 図16に示す金型の要部の拡大断面図であ
る。
【図18】 図16に示す金型の雄型及び雌型の一部断
面図である。
【図19】 実施の形態5における誘導加熱コイル装置
の縦断面図である。
【図20】 図19に示す誘導加熱コイル装置の一部を
拡大した縦断面図である。
【図21】 実施の形態6における誘導加熱コイル装置
を成形加工する金型の縦断面図である。
【図22】 実施の形態6における誘導加熱コイル装置
の縦断面図である。
【図23】 図22に示す誘導加熱コイル装置の一部を
拡大した縦断面図である。
【図24】 実施の形態6の他の例における誘導加熱コ
イル装置を成形加工する金型の縦断面図である。
【図25】 実施の形態6の他の例における誘導加熱コ
イル装置の一部を拡大した縦断面図である。
【図26】 実施の形態7における誘導加熱コイル装置
を成形加工する金型の縦断面図である。
【図27】 実施の形態7における誘導加熱コイル及び
コイル保持体の縦断面図である。
【図28】 図26に示す金型の要部の拡大断面図であ
る。
【図29】 実施の形態7における誘導加熱コイル装置
の縦断面図である。
【図30】 従来の誘導加熱コイル装置の縦断面図であ
る。
【図31】 従来の誘導加熱コイルの上面図である。
【符号の説明】
8 誘導加熱コイル装置、9 コイルケース、10 磁
性粉末、11 誘導加熱コイル、16 雄型、17 磁
石、18 雌型、19 キャビティ、20 疑似誘導加
熱コイル装置、21 コイル保持体。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導加熱用のコイルと、耐熱性樹脂及び
    磁性粉末の混合材料からなり前記コイルを載置するコイ
    ルケースとを備え、前記コイルケースの前記コイルの載
    置面側またはその反対の面側に前記磁性粉末が偏在して
    いることを特徴とする誘導加熱コイル装置。
  2. 【請求項2】 磁性粉末が誘導加熱用のコイルに対向す
    る部分に偏在していることを特徴とする請求項1記載の
    誘導加熱コイル装置。
  3. 【請求項3】 誘導加熱用のコイルと、耐熱性樹脂及び
    磁性粉末の混合材料からなるコイルケースとを備え、前
    記コイルと前記コイルケースとは一体成形され、前記コ
    イルの表面が前記コイルケースの表面に露出しているこ
    とを特徴とする誘導加熱コイル装置。
  4. 【請求項4】 磁性粉末がコイルケースのコイルが設け
    られていない側の表面に偏在していることを特徴とする
    請求項3記載の誘導加熱コイル装置。
  5. 【請求項5】 誘導加熱コイルを一体成形した非磁性の
    耐熱性樹脂からなるコイル保持体と、耐熱性樹脂及び磁
    性粉末の混合材料からなり前記コイル保持体を一体成形
    したコイルケースとを備えた誘導加熱コイル装置。
  6. 【請求項6】 誘導加熱用のコイルと、このコイルを載
    置するコイルケースとからなる誘導加熱コイル装置の製
    造方法であって、雄型または雌型に磁石を内蔵した金型
    に磁性粉末が混合された溶融耐熱性樹脂を充填し、この
    耐熱性樹脂を冷却固化して前記コイルケースを成形し、
    成形されたコイルケースに前記コイルを載置することを
    特徴とする誘導加熱コイル装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 誘導加熱用のコイルと、耐熱性樹脂及び
    磁性粉末の混合材料からなり前記コイルを載置するコイ
    ルケースとからなる誘導加熱コイル装置のコイルケース
    製造装置であって、重合時に前記コイルケースと同一形
    状のキャビティを形成する雄型と雌型とを備え、前記雄
    型または前記雌型に前記キャビティに沿って磁石を内蔵
    したことを特徴とする誘導加熱コイル装置のコイルケー
    ス製造装置。
  8. 【請求項8】 誘導加熱用のコイルと、このコイルを載
    置するコイルケースとからなる誘導加熱コイル装置の製
    造方法であって、雄型または雌型に前記コイルと同一の
    疑似誘導加熱コイルを内蔵した金型に磁性粉末が混合さ
    れた溶融耐熱性樹脂を充填するとともに、充填時に前記
    疑似誘導加熱コイルに通電し、充填された耐熱性樹脂を
    冷却固化して前記コイルケースを成形し、成形されたコ
    イルケースに前記コイルを載置することを特徴とする誘
    導加熱コイル装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 誘導加熱用のコイルと耐熱性樹脂及び磁
    性粉末の混合材料からなるコイルケースとを備えた誘導
    加熱コイル装置の製造方法であって、雄型と雌型からな
    る金型の前記雄型に予め前記コイルを取り付け、磁性粉
    末が混合された溶融耐熱性樹脂を前記金型に充填し、前
    記コイルと前記コイルケースとを一体成形することを特
    徴とする誘導加熱コイル装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 雄型に凹部を形成し、この凹部にコイ
    ルを取り付けることを特徴とする請求項9記載の誘導加
    熱コイル装置の製造方法。
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