JPH10271812A - 電源装置 - Google Patents
電源装置Info
- Publication number
- JPH10271812A JPH10271812A JP9154097A JP9154097A JPH10271812A JP H10271812 A JPH10271812 A JP H10271812A JP 9154097 A JP9154097 A JP 9154097A JP 9154097 A JP9154097 A JP 9154097A JP H10271812 A JPH10271812 A JP H10271812A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- power supply
- value
- output
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rectifiers (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 広範囲な電源電圧において安定に動作するこ
とが可能な電源装置を提供すること。 【解決手段】 電源装置は、交流電源電圧を検出する検
出手段1、12〜15と、入力電流値に相当する電圧を
出力する電流検出手段10と、検出手段の出力に基づき
電流検出手段の出力電圧値を調整する修正手段11と、
修正手段の出力電圧に基づき、電源装置の力率等を制御
する制御手段9を備える。修正手段11は、入力交流電
圧の実効値と電流検出手段10からの出力値とを乗算す
る乗算器、あるいは電圧範囲判定手段、スイッチング手
段、減衰手段からなる。本発明においては、制御手段9
に入力される信号のレベルが所定の値以上に保たれ、信
号対雑音比が向上して、動作が安定する。
とが可能な電源装置を提供すること。 【解決手段】 電源装置は、交流電源電圧を検出する検
出手段1、12〜15と、入力電流値に相当する電圧を
出力する電流検出手段10と、検出手段の出力に基づき
電流検出手段の出力電圧値を調整する修正手段11と、
修正手段の出力電圧に基づき、電源装置の力率等を制御
する制御手段9を備える。修正手段11は、入力交流電
圧の実効値と電流検出手段10からの出力値とを乗算す
る乗算器、あるいは電圧範囲判定手段、スイッチング手
段、減衰手段からなる。本発明においては、制御手段9
に入力される信号のレベルが所定の値以上に保たれ、信
号対雑音比が向上して、動作が安定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電源装置に関し、特
に、力率改善機能を有する交流−直流変換装置におい
て、広い入力電圧範囲において安定に動作することが可
能な電源装置に関するものである。
に、力率改善機能を有する交流−直流変換装置におい
て、広い入力電圧範囲において安定に動作することが可
能な電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、力率改善のためにブースト型の交
流直流変換回路が使用されていた。このブースト型の変
換回路は、交流入力を整流し、一端チョークインプット
型の昇圧チョッパ回路で高電圧の直流に変換して、その
後DC/DCコンバータで所望の電圧の直流電流に変換
するものである。チョークインプット型の昇圧チョッパ
回路は、出力電圧を一定に保つと共に、入力電流波形が
入力電圧波形と同位相の相似波形となるように制御さ
れ、コンデンサインプット型の整流回路等と比較して力
率が大幅に改善される。
流直流変換回路が使用されていた。このブースト型の変
換回路は、交流入力を整流し、一端チョークインプット
型の昇圧チョッパ回路で高電圧の直流に変換して、その
後DC/DCコンバータで所望の電圧の直流電流に変換
するものである。チョークインプット型の昇圧チョッパ
回路は、出力電圧を一定に保つと共に、入力電流波形が
入力電圧波形と同位相の相似波形となるように制御さ
れ、コンデンサインプット型の整流回路等と比較して力
率が大幅に改善される。
【0003】図3は、従来のブースト型の交流直流変換
回路に使用されるチョークインプット型の昇圧回路の一
例を示す回路図である。交流(AC)入力はダイオード
ブリッジ1によって全波整流され、脈流となる。FET
4は力率改善機能を有するコンバータIC9によってパ
ルス駆動される。FET4がオンの時にはインダクタ3
に磁気エネルギーが蓄積され、FET4がオフになると
該エネルギーが解放され、インダクタ3とFET4の接
続点に高電圧が発生する。該高電圧はダイオード5によ
って整流され、コンデンサ6によって蓄積、平滑され
る。なお、コンデンサ2は例えば0.47μF程度の雑
音防止用のコンデンサであり、平滑作用はない。
回路に使用されるチョークインプット型の昇圧回路の一
例を示す回路図である。交流(AC)入力はダイオード
ブリッジ1によって全波整流され、脈流となる。FET
4は力率改善機能を有するコンバータIC9によってパ
ルス駆動される。FET4がオンの時にはインダクタ3
に磁気エネルギーが蓄積され、FET4がオフになると
該エネルギーが解放され、インダクタ3とFET4の接
続点に高電圧が発生する。該高電圧はダイオード5によ
って整流され、コンデンサ6によって蓄積、平滑され
る。なお、コンデンサ2は例えば0.47μF程度の雑
音防止用のコンデンサであり、平滑作用はない。
【0004】抵抗10は、例えば数百ミリオーム程度の
電流検出用の抵抗である。力率改善コンバータIC9に
は、電源回路の出力電圧を抵抗7、8によって分圧した
信号がVIN端子に、全波整流された脈流電圧を抵抗1
2、13によって分圧した信号がV DET端子に、入力電
流値に応じた電圧信号がI DET端子に入力される。抵抗
10によって発生する電圧はGNDより負の電圧とな
る。
電流検出用の抵抗である。力率改善コンバータIC9に
は、電源回路の出力電圧を抵抗7、8によって分圧した
信号がVIN端子に、全波整流された脈流電圧を抵抗1
2、13によって分圧した信号がV DET端子に、入力電
流値に応じた電圧信号がI DET端子に入力される。抵抗
10によって発生する電圧はGNDより負の電圧とな
る。
【0005】図4は、力率改善コンバータIC9の内部
構成の一例を示すブロック図である。電圧エラーアンプ
30は電源回路の出力電圧を分圧したVIN信号と基準電
圧との差に応じた電圧誤差信号を出力し、乗算器31
は、該誤差電圧と入力脈流電圧波形信号V DETとを乗算
する。電流エラーアンプ32は、抵抗10によって検出
された電流波形IDETと乗算器31の出力電圧波形との
誤差に応じた信号を出力する。発振器33は例えば数十
キロヘルツの鋸歯状波を発生し、PWMコンパレータ3
4は、発振器33の出力鋸歯状波と電流エラーアンプ3
2の出力誤差信号とを比較し、FET4の駆動信号パル
スを出力する。
構成の一例を示すブロック図である。電圧エラーアンプ
30は電源回路の出力電圧を分圧したVIN信号と基準電
圧との差に応じた電圧誤差信号を出力し、乗算器31
は、該誤差電圧と入力脈流電圧波形信号V DETとを乗算
する。電流エラーアンプ32は、抵抗10によって検出
された電流波形IDETと乗算器31の出力電圧波形との
誤差に応じた信号を出力する。発振器33は例えば数十
キロヘルツの鋸歯状波を発生し、PWMコンパレータ3
4は、発振器33の出力鋸歯状波と電流エラーアンプ3
2の出力誤差信号とを比較し、FET4の駆動信号パル
スを出力する。
【0006】この回路は、出力電圧を一定に保持すると
共に、入力電圧波形(V DET)と入力電流波形(I DE
T)とが同位相の相似波形となるように作用する。従っ
て、力率をほぼ1にすることができる。なお、このよう
な機能を有する力率改善コンバータICは市販されてい
る。
共に、入力電圧波形(V DET)と入力電流波形(I DE
T)とが同位相の相似波形となるように作用する。従っ
て、力率をほぼ1にすることができる。なお、このよう
な機能を有する力率改善コンバータICは市販されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】現在、各国における電
源電圧は例えば100V〜220Vと様々であり、電子
機器においては、任意の電源電圧において使用可能なワ
ールドワイド機能が要求されている。電圧範囲として
は、変動も考慮すると85V〜260V程度に対応する
ことが必要である。一方で、上記した力率改善コンバー
タICの入力端子における動作可能な電圧範囲には限度
があり、この限度を越えないように回路を設計する必要
がある。例えば入力電圧範囲85V〜260V、最大電
力1KW、コンバータICのI DET端子の動作可能な最
大入力電圧を1V(実際に入力される電圧は負であり、
その絶対値が1V)とすると、図3の抵抗10には、負
荷が1KWで入力電圧が最低の85Vの時に最大の電流
が流れる。従って、この時にコンバータICに1V以上
の電圧がかからないためには、抵抗10の値は85ミリ
オーム以下である必要がある。(なお、実際には電源電
圧の実効値ではなく、ピーク時に1Vを越えないように
するため、抵抗10の値は1/√2倍以下となる。また
電源回路内の電力損失も考慮すると、更に小さな値とな
るが、説明においては、計算を簡単にするためにこれら
を考慮しない。) 図5は、従来の電源回路における定格出力時および1/
10出力時における電源入力電圧に対する電流検出信号
レベルを表すグラフである。上記のように抵抗10の値
を決定し、この電源装置を電源電圧260V出力電力1
00Wで使用した場合、入力電流は入力電圧に反比例
し、出力電力に比例する。従って、図5に示すように、
抵抗10によって発生する電圧は1V×(85/26
0)×(1/10)=0.033Vとなり、信号レベル
が非常に小さな値となってしまう。
源電圧は例えば100V〜220Vと様々であり、電子
機器においては、任意の電源電圧において使用可能なワ
ールドワイド機能が要求されている。電圧範囲として
は、変動も考慮すると85V〜260V程度に対応する
ことが必要である。一方で、上記した力率改善コンバー
タICの入力端子における動作可能な電圧範囲には限度
があり、この限度を越えないように回路を設計する必要
がある。例えば入力電圧範囲85V〜260V、最大電
力1KW、コンバータICのI DET端子の動作可能な最
大入力電圧を1V(実際に入力される電圧は負であり、
その絶対値が1V)とすると、図3の抵抗10には、負
荷が1KWで入力電圧が最低の85Vの時に最大の電流
が流れる。従って、この時にコンバータICに1V以上
の電圧がかからないためには、抵抗10の値は85ミリ
オーム以下である必要がある。(なお、実際には電源電
圧の実効値ではなく、ピーク時に1Vを越えないように
するため、抵抗10の値は1/√2倍以下となる。また
電源回路内の電力損失も考慮すると、更に小さな値とな
るが、説明においては、計算を簡単にするためにこれら
を考慮しない。) 図5は、従来の電源回路における定格出力時および1/
10出力時における電源入力電圧に対する電流検出信号
レベルを表すグラフである。上記のように抵抗10の値
を決定し、この電源装置を電源電圧260V出力電力1
00Wで使用した場合、入力電流は入力電圧に反比例
し、出力電力に比例する。従って、図5に示すように、
抵抗10によって発生する電圧は1V×(85/26
0)×(1/10)=0.033Vとなり、信号レベル
が非常に小さな値となってしまう。
【0008】一方で、図3に示す電源回路の出力電圧は
入力電圧のピーク値以上である必要があるので、370
V以上に設定する必要があり、FET4によってこの高
圧電流をオン/オフ制御する必要がある。従って、スイ
ッチングに伴う大きな雑音信号がコンバータICに乗
り、信号対雑音比が低下して動作が不安定になるという
問題点があった。また、信頼性を向上させるために電源
装置を2重化構成等にした場合、両電源間の出力電流バ
ランス回路が無いと、一方の電源回路の出力電力が他方
より小さくなり、上記した問題が更に顕著になるという
問題点もあった。本発明の目的は、前記のような従来技
術の問題点を解決し、広範囲な電源電圧において安定に
動作することが可能な電源装置を提供することにある。
入力電圧のピーク値以上である必要があるので、370
V以上に設定する必要があり、FET4によってこの高
圧電流をオン/オフ制御する必要がある。従って、スイ
ッチングに伴う大きな雑音信号がコンバータICに乗
り、信号対雑音比が低下して動作が不安定になるという
問題点があった。また、信頼性を向上させるために電源
装置を2重化構成等にした場合、両電源間の出力電流バ
ランス回路が無いと、一方の電源回路の出力電力が他方
より小さくなり、上記した問題が更に顕著になるという
問題点もあった。本発明の目的は、前記のような従来技
術の問題点を解決し、広範囲な電源電圧において安定に
動作することが可能な電源装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電源装置は、交
流電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、入力電流値
に相当する電圧を出力する電流検出手段と、電源電圧検
出手段の出力電圧値に基づき、電流検出手段の出力電圧
値を修正する修正手段と、修正手段の出力電圧に基づ
き、電源を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
流電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、入力電流値
に相当する電圧を出力する電流検出手段と、電源電圧検
出手段の出力電圧値に基づき、電流検出手段の出力電圧
値を修正する修正手段と、修正手段の出力電圧に基づ
き、電源を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】本発明においては、修正手段として、入力
交流電圧の実効値と電流検出手段からの出力値とを乗算
する乗算器を備えるか、あるいは交流電源電圧が所定の
値以下か否かによって、電流検出手段からの出力値を減
衰させるかそのまま通すかを制御可能な減衰器を備える
ことにより、制御手段に入力される信号のレベルを、入
力可能な最大値以下で、かつ所定の値以上に保つように
作用する。
交流電圧の実効値と電流検出手段からの出力値とを乗算
する乗算器を備えるか、あるいは交流電源電圧が所定の
値以下か否かによって、電流検出手段からの出力値を減
衰させるかそのまま通すかを制御可能な減衰器を備える
ことにより、制御手段に入力される信号のレベルを、入
力可能な最大値以下で、かつ所定の値以上に保つように
作用する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は、本発明を適用した
電源装置の第1実施例の構成を示す回路図である。この
回路は、例えば従来例に関して前述したブースト型の交
流直流変換回路におけるチョークインプット型の昇圧回
路として使用される。交流電源入力電圧範囲は例えば8
5Vから260Vであり、400Vの直流出力を発生す
る。図3に示した従来の昇圧回路と同じ素子には同じ番
号が付してある。
を参照して詳細に説明する。図1は、本発明を適用した
電源装置の第1実施例の構成を示す回路図である。この
回路は、例えば従来例に関して前述したブースト型の交
流直流変換回路におけるチョークインプット型の昇圧回
路として使用される。交流電源入力電圧範囲は例えば8
5Vから260Vであり、400Vの直流出力を発生す
る。図3に示した従来の昇圧回路と同じ素子には同じ番
号が付してある。
【0012】従来の回路と異なる所は、電流検出用の抵
抗10の値、および乗算器11を備えた点にある。電流
検出用の抵抗10は、例えば最大負荷時において、入力
電源電圧が最高であり、従って電流値が最低の場合に、
抵抗10によって発生する電圧が力率改善コンバータI
C9の電流値入力端子であるI DET端子の動作可能な最
大電圧になるように設定される。例えば、入力最大電圧
260V、出力電力1KW、I DET端子の動作可能な最
大電圧1Vである場合には、抵抗10の値を260ミリ
オームとする。この場合には、電源電圧が260Vであ
れば抵抗10によって発生する電圧は1Vであり、電源
電圧が85Vの場合には約3Vの電圧が発生する。
抗10の値、および乗算器11を備えた点にある。電流
検出用の抵抗10は、例えば最大負荷時において、入力
電源電圧が最高であり、従って電流値が最低の場合に、
抵抗10によって発生する電圧が力率改善コンバータI
C9の電流値入力端子であるI DET端子の動作可能な最
大電圧になるように設定される。例えば、入力最大電圧
260V、出力電力1KW、I DET端子の動作可能な最
大電圧1Vである場合には、抵抗10の値を260ミリ
オームとする。この場合には、電源電圧が260Vであ
れば抵抗10によって発生する電圧は1Vであり、電源
電圧が85Vの場合には約3Vの電圧が発生する。
【0013】乗算器11は、例えば公知のトランスコン
ダクタンス掛け算器あるいは対数増幅器を使用したアナ
ログ掛け算器である。乗算器11のVIN端子には、全波
整流された脈流を抵抗12、13によって分圧し、更に
抵抗14およびコンデンサ15によって平滑した直流電
圧(交流入力電圧の実効値を示す)が入力されており、
IIN端子には抵抗10によって発生した電圧信号が入力
されている。そして、乗算器11の出力OUTはコンバ
ータIC9のI DET端子に接続されている。
ダクタンス掛け算器あるいは対数増幅器を使用したアナ
ログ掛け算器である。乗算器11のVIN端子には、全波
整流された脈流を抵抗12、13によって分圧し、更に
抵抗14およびコンデンサ15によって平滑した直流電
圧(交流入力電圧の実効値を示す)が入力されており、
IIN端子には抵抗10によって発生した電圧信号が入力
されている。そして、乗算器11の出力OUTはコンバ
ータIC9のI DET端子に接続されている。
【0014】乗算器11は、OUT=(IIN)×(VI
N)/260となるように係数が設定されており、例え
ば電源電圧が260Vである時にはIIN信号をそのまま
出力し、85Vである時には、ほぼ(IIN)/3の値を
出力する。このような回路構成により、出力電力が一定
であれば入力電圧(VIN)と入力電流(IIN)の積は一
定となるので、電源の入力電圧が変化しても、乗算器1
1の出力は一定となる。そしてOUT信号は負荷の大小
によってのみ変動し、最大負荷時に1Vが出力されるよ
うになる。
N)/260となるように係数が設定されており、例え
ば電源電圧が260Vである時にはIIN信号をそのまま
出力し、85Vである時には、ほぼ(IIN)/3の値を
出力する。このような回路構成により、出力電力が一定
であれば入力電圧(VIN)と入力電流(IIN)の積は一
定となるので、電源の入力電圧が変化しても、乗算器1
1の出力は一定となる。そしてOUT信号は負荷の大小
によってのみ変動し、最大負荷時に1Vが出力されるよ
うになる。
【0015】図6、図7は、本発明の実施例における定
格出力時および1/10出力時における電源入力電圧に
対する電流検出信号レベルを表すグラフである。第1実
施例においては、定格(最大)出力時においては、コン
バータIC9に入力される電流検出信号レベルは入力電
圧の値に関わらず1Vとなる。また、1/10出力時に
は、やはり入力電圧の値に関わらず0.1Vとなる。従
って、電源電圧が高く、入力電流が小さい場合において
も、コンバータIC9には従来より高いレベルの電流検
出信号が入力されるので、信号対雑音比が向上し、動作
がより安定になる。
格出力時および1/10出力時における電源入力電圧に
対する電流検出信号レベルを表すグラフである。第1実
施例においては、定格(最大)出力時においては、コン
バータIC9に入力される電流検出信号レベルは入力電
圧の値に関わらず1Vとなる。また、1/10出力時に
は、やはり入力電圧の値に関わらず0.1Vとなる。従
って、電源電圧が高く、入力電流が小さい場合において
も、コンバータIC9には従来より高いレベルの電流検
出信号が入力されるので、信号対雑音比が向上し、動作
がより安定になる。
【0016】図2は、本発明を適用した電源装置の第2
実施例の構成を示す回路図である。この回路は、やはり
ブースト型の交流直流変換回路におけるチョークインプ
ット型の昇圧回路として使用され、交流電源入力電圧範
囲は例えば85Vから260Vであり、400Vの直流
出力を発生する。図1、3に示した昇圧回路と同じ素子
には同じ番号が付してある。現在、世界の電源電圧はほ
ぼ100V圏と220V圏に分かれている。そこで、第
1実施例のように電源電圧値に基づいて連続的に電流検
出信号を調整するのではなく、100Vか220Vかを
検出し、100Vであった場合には減衰回路を通して電
流検出信号のレベルを下げるようにしたものである。
実施例の構成を示す回路図である。この回路は、やはり
ブースト型の交流直流変換回路におけるチョークインプ
ット型の昇圧回路として使用され、交流電源入力電圧範
囲は例えば85Vから260Vであり、400Vの直流
出力を発生する。図1、3に示した昇圧回路と同じ素子
には同じ番号が付してある。現在、世界の電源電圧はほ
ぼ100V圏と220V圏に分かれている。そこで、第
1実施例のように電源電圧値に基づいて連続的に電流検
出信号を調整するのではなく、100Vか220Vかを
検出し、100Vであった場合には減衰回路を通して電
流検出信号のレベルを下げるようにしたものである。
【0017】第2の実施例において従来の回路と異なる
所は、電流検出用の抵抗10の値、および比較器20、
スイッチング回路22、減衰回路23、24を備えた点
にある。電流検出用の抵抗10は、例えば最大負荷時に
おいて、入力電源電圧が220V圏における最低電圧で
ある場合に、抵抗10によって発生する電圧が力率改善
コンバータIC9の電流値入力端子であるI DET端子の
動作可能な最大電圧になるように設定される。例えば、
220V圏における入力最低電圧185V、出力電力1
KW、I DET端子の動作可能な最大電圧1Vである場合
には、抵抗10の値を185ミリオームとする。この場
合には、電源電圧が185Vの時に抵抗10によって発
生する電圧が1Vとなる。
所は、電流検出用の抵抗10の値、および比較器20、
スイッチング回路22、減衰回路23、24を備えた点
にある。電流検出用の抵抗10は、例えば最大負荷時に
おいて、入力電源電圧が220V圏における最低電圧で
ある場合に、抵抗10によって発生する電圧が力率改善
コンバータIC9の電流値入力端子であるI DET端子の
動作可能な最大電圧になるように設定される。例えば、
220V圏における入力最低電圧185V、出力電力1
KW、I DET端子の動作可能な最大電圧1Vである場合
には、抵抗10の値を185ミリオームとする。この場
合には、電源電圧が185Vの時に抵抗10によって発
生する電圧が1Vとなる。
【0018】比較器20の+入力端子には、抵抗25お
よびツェナーダイオード26からなる基準電圧発生回路
が接続されており、−端子は、抵抗14およびコンデン
サ15からなる平滑回路に接続されてる。比較器20
は、電源電圧(実効値)が185V以上有る場合には0
Vを出力し、185V未満の場合には図示しない低圧電
源Vccの電圧を出力するように、ツェナーダイオードの
電圧値等が設定されている。
よびツェナーダイオード26からなる基準電圧発生回路
が接続されており、−端子は、抵抗14およびコンデン
サ15からなる平滑回路に接続されてる。比較器20
は、電源電圧(実効値)が185V以上有る場合には0
Vを出力し、185V未満の場合には図示しない低圧電
源Vccの電圧を出力するように、ツェナーダイオードの
電圧値等が設定されている。
【0019】抵抗21およびトランジスタ22はスイッ
チング回路を形成しており、トランジスタ22がオフで
ある場合、即ち電源電圧が185V以上である場合に
は、IDET端子の入力インピーダンスが高いので、抵抗
23の影響が無くなり、抵抗10によって発生した電流
検出信号がそのままIDET端子に入力される。トランジ
スタ22がオンである場合、即ち電源電圧が185V未
満である場合には、電流検出信号が抵抗23、24によ
って分圧され、減衰した信号がIDET端子に入力され
る。
チング回路を形成しており、トランジスタ22がオフで
ある場合、即ち電源電圧が185V以上である場合に
は、IDET端子の入力インピーダンスが高いので、抵抗
23の影響が無くなり、抵抗10によって発生した電流
検出信号がそのままIDET端子に入力される。トランジ
スタ22がオンである場合、即ち電源電圧が185V未
満である場合には、電流検出信号が抵抗23、24によ
って分圧され、減衰した信号がIDET端子に入力され
る。
【0020】減衰率は、最大負荷時において、入力電圧
が100V圏の最低電圧、例えば85Vである時に、I
DET端子にかかる電圧が1Vを越えないように設定され
る。例えば抵抗10が185ミリオーム、入力電圧が8
5Vで、信号が減衰しない場合には、IDET端子にかか
る電圧が約2.2Vとなるので、減衰率を1/2.2に
設定する。
が100V圏の最低電圧、例えば85Vである時に、I
DET端子にかかる電圧が1Vを越えないように設定され
る。例えば抵抗10が185ミリオーム、入力電圧が8
5Vで、信号が減衰しない場合には、IDET端子にかか
る電圧が約2.2Vとなるので、減衰率を1/2.2に
設定する。
【0021】図6、図7の第2実施例のグラフにおい
て、比較器20の判定閾値を185Vとすると、185
V未満の電圧範囲においては従来例と同じ電圧レベルと
なるが、185V以上の電圧範囲においては、従来例よ
り数倍大きなレベルの電流検出信号が入力されるので、
信号対雑音比が向上し、動作がより安定になる。
て、比較器20の判定閾値を185Vとすると、185
V未満の電圧範囲においては従来例と同じ電圧レベルと
なるが、185V以上の電圧範囲においては、従来例よ
り数倍大きなレベルの電流検出信号が入力されるので、
信号対雑音比が向上し、動作がより安定になる。
【0022】以上、実施例を開示したが、本発明におい
ては以下に示すような変形例も考えられる。第2実施例
においては、100V圏と220V圏の2つに分割する
例を開示したが、電圧範囲を3つ以上に分割しても、第
2実施例の技術をそのまま適用可能である。また、電圧
範囲の判定レベルは高圧側の最低値である必要はなく、
該値と低圧側の最高値の間であれば任意の値を選択可能
である。
ては以下に示すような変形例も考えられる。第2実施例
においては、100V圏と220V圏の2つに分割する
例を開示したが、電圧範囲を3つ以上に分割しても、第
2実施例の技術をそのまま適用可能である。また、電圧
範囲の判定レベルは高圧側の最低値である必要はなく、
該値と低圧側の最高値の間であれば任意の値を選択可能
である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
修正手段として、入力交流電圧の実効値と電流検出手段
からの出力値とを乗算する乗算器を備えるか、あるいは
交流電源電圧が所定の値以下か否かによって、電流検出
手段からの出力値を減衰させるかそのまま通すかを制御
可能な減衰器を備えることにより、任意の電源電圧範囲
において、電流検出手段によって検出された信号のレベ
ルが小さくならないようにして制御手段に供給する。従
って、信号対雑音比が低下せず、電源装置の動作が安定
するという効果がある。
修正手段として、入力交流電圧の実効値と電流検出手段
からの出力値とを乗算する乗算器を備えるか、あるいは
交流電源電圧が所定の値以下か否かによって、電流検出
手段からの出力値を減衰させるかそのまま通すかを制御
可能な減衰器を備えることにより、任意の電源電圧範囲
において、電流検出手段によって検出された信号のレベ
ルが小さくならないようにして制御手段に供給する。従
って、信号対雑音比が低下せず、電源装置の動作が安定
するという効果がある。
【図1】本発明の電源装置の第1実施例の構成を示す回
路図である。
路図である。
【図2】本発明の電源装置の第2実施例の構成を示す回
路図である。
路図である。
【図3】従来のチョークインプット型昇圧回路の例を示
す回路図である。
す回路図である。
【図4】力率改善コンバータICの内部構成例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】従来の電源入力電圧に対する電流検出信号レベ
ルを表すグラフである。
ルを表すグラフである。
【図6】定格出力時における電源入力電圧に対する電流
検出信号レベルを表すグラフである。
検出信号レベルを表すグラフである。
【図7】1/10出力時における電源入力電圧に対する
電流検出信号レベルを表すグラフである。
電流検出信号レベルを表すグラフである。
1…ダイオードブリッジ、2、6、15…コンデンサ、
3…インダクタ、4…FET、5…ダイオード、7、
8、10、12、13、14、21、23、24、25
…抵抗、9…力率改善コンバータIC、11…乗算器、
20…比較器、22…トランジスタ、26…ツェナーダ
イオード
3…インダクタ、4…FET、5…ダイオード、7、
8、10、12、13、14、21、23、24、25
…抵抗、9…力率改善コンバータIC、11…乗算器、
20…比較器、22…トランジスタ、26…ツェナーダ
イオード
Claims (5)
- 【請求項1】 交流電源電圧を検出する電源電圧検出手
段と、 入力電流値に相当する電圧を出力する電流検出手段と、 前記電源電圧検出手段の出力電圧値に基づき、電流検出
手段の出力電圧値を修正する修正手段と、 前記修正手段の出力電圧に基づき、電源を制御する制御
手段とを備えたことを特徴とする電源装置。 - 【請求項2】 前記電源電圧検出手段は、交流電源電圧
の実効値に相当する電圧を出力する実効値検出手段であ
り、 前記修正手段は、前記実効値検出手段の出力電圧値と前
記電流検出手段の出力電圧値とを乗算する乗算手段であ
ることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は力率改善制御回路である
前記電流検出手段の抵抗値は、最大負荷時において、入
力電源電圧が最高である時に、該抵抗によって発生する
電圧が力率改善制御回路の入力端子の動作可能な最大電
圧になるように設定され、 前記乗算器の乗算係数は、入力電源電圧が最高である時
に、前記電流検出手段の出力値がそのまま出力されるよ
うに設定されることを特徴とする請求項2に記載の電源
装置。 - 【請求項4】 前記電源電圧検出手段は、交流電源電圧
の実効値が所定の判定電圧以上であるか否かを示す信号
を出力する電圧判定手段であり、 前記修正手段は、前記電圧判定手段の出力信号に基づ
き、電源電圧の実効値が所定の判定電圧以上である場合
には前記電流検出手段の出力電圧値をそのまま出力し、
電源電圧の実効値が所定の判定電圧未満である場合には
前記電流検出手段の出力電圧値を減衰させて出力する減
衰手段であることを特徴とする請求項1に記載の電源装
置。 - 【請求項5】 前記制御手段は力率改善制御回路であ
り、 前記電流検出手段の抵抗値は、最大負荷時において、入
力電源電圧が前記所定の判定電圧である場合に、該抵抗
によって発生する電圧が力率改善制御回路の入力端子の
動作可能な最大電圧になるように設定され前記減衰手段
の減衰率は、最大負荷時に、入力電源電圧が最低値であ
っても、前記減衰手段の出力電圧が力率改善制御回路の
入力可能な最大電圧以下になるように調整されているこ
とを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9154097A JPH10271812A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9154097A JPH10271812A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10271812A true JPH10271812A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=14029311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9154097A Pending JPH10271812A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10271812A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009027804A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Sony Corp | 電源装置 |
| JP2011142726A (ja) * | 2010-01-06 | 2011-07-21 | Logah Technology Corp | インタリーブ・ブリッジレス・パワー・ファクター修正器およびその制御方法 |
| KR101296386B1 (ko) * | 2012-02-21 | 2013-08-12 | 옵티멀파워디자인 주식회사 | 광범위 동작 역률 보정 회로 |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP9154097A patent/JPH10271812A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009027804A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Sony Corp | 電源装置 |
| JP2011142726A (ja) * | 2010-01-06 | 2011-07-21 | Logah Technology Corp | インタリーブ・ブリッジレス・パワー・ファクター修正器およびその制御方法 |
| KR101296386B1 (ko) * | 2012-02-21 | 2013-08-12 | 옵티멀파워디자인 주식회사 | 광범위 동작 역률 보정 회로 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100599239B1 (ko) | 스위칭 전원 장치 | |
| JP3994953B2 (ja) | 力率改善回路 | |
| EP0805548B1 (en) | Power factor correction circuit | |
| CN100403629C (zh) | 开关电源的功率因数校正设备 | |
| US7501800B2 (en) | Power factor correction circuit and output voltage control method thereof | |
| WO2009025517A2 (en) | Power factor correction circuit | |
| JPH11178327A5 (ja) | ||
| JP2002252983A (ja) | 交流直流変換回路 | |
| US7352599B2 (en) | Switching power source apparatus | |
| JP4899547B2 (ja) | スイッチング電源 | |
| US6686725B1 (en) | Power supply circuit compensating power factor | |
| JPH10271812A (ja) | 電源装置 | |
| JP4362166B2 (ja) | 電源装置 | |
| CN111830424B (zh) | 负载状态检测装置 | |
| JP2000341957A (ja) | 電源装置 | |
| JP3463865B2 (ja) | Acーdcコンバータ | |
| JP3294211B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JPH09168281A (ja) | 直流電源装置 | |
| JP2001145347A (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JPH08168248A (ja) | Ac−dcコンバータ | |
| JP2003333856A (ja) | 力率改善電源回路 | |
| JPH11176588A (ja) | 放電灯調光点灯装置 | |
| JPH02280670A (ja) | 電源装置 | |
| JP2005229757A (ja) | 力率改善回路 | |
| JPH09103076A (ja) | 直流電源装置 |