JPH1027182A - 文書検索配送方法および装置 - Google Patents

文書検索配送方法および装置

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JPH1027182A
JPH1027182A JP8201348A JP20134896A JPH1027182A JP H1027182 A JPH1027182 A JP H1027182A JP 8201348 A JP8201348 A JP 8201348A JP 20134896 A JP20134896 A JP 20134896A JP H1027182 A JPH1027182 A JP H1027182A
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菅谷  奈津子
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川口  久光
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ数が増えた場合でも、ユーザ数に依ら
ない高速なテキスト検索配布機能を実現する文書検索配
送システムを提供する。 【解決手段】 検索条件式を解析し、検索条件式中に含
まれる検索ターム(以下、ターム)数を検索ターム数カ
ウントテーブル(以下、テーブルA)に格納し、検索条
件式中に含まれる全てのタームを照合する有限オートマ
トンを作成し、検索条件式中に含まれるタームがどのユ
ーザのものであるかを記憶したユーザ識別子テーブルを
作成し、対象テキストを有限オートマトンで走査してタ
ームを照合し、ユーザ識別子テーブルを参照してテキス
ト中にタームと一致する部分文字列が出現したターム数
をユーザ毎に算出し、テーブルAの算出したターム数用
格納領域に格納し、テーブルA内の算出したターム数と
検索条件式中のターム数とを比較し、比較結果が一致し
てる場合は、そのユーザに対し該テキストを配布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールや情報
収集ロボット等を用いて通信社や新聞社等の複数の情報
源から入手した電子化文書を、ユーザが予め登録してお
いた検索条件式で検索し、条件が成立したユーザに対し
てその電子化文書を配布する文書検索配送システムに係
わり、特にユーザ数が増えても電子化文書を一度走査す
るだけで全てのユーザの検索を終了できる即時性の高い
テキスト検索配布機能を有する文書検索配送システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子メールや電子ニュース等によ
り、大量の電子化文書(以下、テキストと呼ぶ)が時々
刻々とユーザのもとへ送られてくるようになった。ま
た、インターネットを介して情報を提供する情報源が急
激に増えており、これらの情報源から情報収集ロボット
等を用いて収集するテキストも膨大な量となっている。
このため、これらのテキストを検索し、そのテキストを
求めているユーザに即座に配布する文書検索配送システ
ムへのニーズが高まってきている。この文書検索配送シ
ステムを実現するための核として、文書検索が用いられ
る。この文書検索については、“Efficient String Mat
ching:An Aid to Bibliographic Search”(Alfred V.A
ho and Margaret J.Corasick、Communications ofthe A
CM、June 1975、Vol.18、No.6、pp.333-340)(以下、
従来技術1と呼ぶ)に具体的に記載されている。これ
は、複数の照合すべき検索文字列(以下、検索タームと
呼ぶ)からパターンマッチングマシンと呼ばれる一種の
有限オートマトンを作成し、これにより、テキストをた
だ一度走査するだけで、同時に複数の検索タームを照合
することができる方式である。
【0003】本方式について図2を用いて説明する。同
図は、“he”、“she”、“his”および“he
rs”という4つの検索タームを照合する有限オートマ
トンの状態遷移図である。ここで、円形は有限オートマ
トンの状態を、実線の矢印は状態遷移を表している。各
実線の矢印に付記されたアルファベットはこれに対応し
た状態遷移が起きる入力文字を、各円形の内部に記され
た数値は同状態の状態番号を示す。また、破線の矢印は
この有限オートマトンに示されていない文字が入力され
た場合(以下、フェイルと呼ぶ)の遷移先を示してい
る。ここで、状態1、2、3、6、8から状態0への破
線矢印は省略してある。このフェイルによる遷移先は、
実際には、図3に示すようなフェイル先状態番号テーブ
ルによって管理される。また、フェイルによって遷移し
た場合には、該入力文字に対し遷移先の状態で再照合を
行う。テキスト走査時に状態2、5、7、9に到達した
場合、検索タームと一致する部分文字列がテキスト中に
現われたことになるが、これは図4に示すような出力テ
ーブルを参照することによって検出される。この出力テ
ーブルには、状態番号とその状態に到達したときに出力
される文字列、すなわちテキスト中の部分文字列と一致
した検索タームが格納されている。以下、本方式の動作
について、図2を用いて説明する。初期状態は状態0で
ある。この例の場合、入力文字が“h”ならば状態1へ
遷移し、“s”ならば状態3へ遷移する。もし、ここ
で、これら以外の文字(¬{h、s}で表し、“¬”は
次の要素に否定条件が掛かることを示す)が入ってきた
場合は初期状態である状態0に戻る。また、状態3で入
力文字が“h”ならば状態4へ遷移する。もし、ここで
“h”以外の文字が入ってきた場合は状態0へ戻り、こ
こで再度照合処理を行う。一方、状態4で入力文字が
“e”ならば状態5へ遷移し、図4の出力テーブルを参
照することによって検索ターム“she”および“h
e”と一致する部分文字列がテキスト中に現われたこと
が検出される。ここで、もし“e”以外の例えば“i”
が入力されたときは、フェイルの破線矢印を参照して状
態1へ遷移する。そして、遷移先の状態1で該入力文字
“i”について再照合することにより状態6へ遷移す
る。
【0004】次に、テキスト「ushers」を対象に
検索タームの照合を行った場合について説明する。ま
ず、第一文字目“u”が入力される。しかし、“u”は
“h”および“s”以外の文字なので初期状態である状
態0に戻る。次に、第二文字目“s”が入力されること
により、状態0から状態3へ遷移する。以下、第三文字
目“h”、第四文字目“e”が入力されることにより、
状態4、状態5へ遷移し、図4の出力テーブルを参照す
ることにより、検索ターム“she”および“he”と
一致する部分文字列がテキスト中に現われたことが検出
される。次に、第五文字目“r”が入力される。しか
し、状態5には、入力文字“r”に対する遷移先が存在
しないためフェイルとなり、状態2へ遷移する。ここ
で、“r”に対して再照合を行うことにより、状態8へ
遷移する。最後に、第六文字目“s”が入力されること
により、状態9へ遷移し、図4の出力テーブルを参照す
ることにより、検索ターム“hers”と一致する部分
文字列がテキスト中に現われたことが検出される。この
ように、従来技術1には、テキストに対するただ一度の
走査で、同時に複数の検索タームを照合することができ
る文書検索方法が開示されている。
【0005】従来技術1に記載された方式を日本語に拡
張したものが“日本語テキスト用のAho-Corasick型パタ
ーン照合アルゴリズム”(篠原 武、有川 節夫、情報処
理学会研究会資料、自然言語処理、1985.11.15、Vol.8
6、No.48、pp.52.4.1-52.4.8)(以下、従来技術2と呼
ぶ)に記載されている。日本語は英語と異なり文字種が
多い。そのため計算機内部では通常1文字を2バイト、
すなわち英語2文字分で日本語の1文字を表現してい
る。この2バイト文字を1バイトに分割して、従来技術
1のような有限オートマトンを単純に作成したのでは、
2バイト文字の一部である1バイトと英語の1バイト文
字との区別がつかないため、ノイズが発生する可能性が
ある。そこで従来技術2では、日本工業規格で情報交換
用の符号系について1バイト文字と2バイト文字の切り
換えを示す3バイトの文字コード(KIおよびKOで表
す)を規定していることに着目し、図5のように1バイ
ト文字と2バイト文字を区別する有限オートマトンを作
成することによってこの問題を解決している。
【0006】なお、1バイトは8ビットとし、1バイト
文字はOO(16)からFF(16)までの256文字である。
2バイト文字は2バイトから構成され、前半1バイト、
後半1バイトはともに21(16)から7E(16)までであ
る。全部で94×94ある。3バイトの文字コードKI
は1B2442(16)である。3バイトの文字コードKO
は1B284A(16)である。1バイト文字のうち英数字
は21(16)から7E(16)までに属しており、カナ文字は
AO(16)からDF(16)に属している。
【0007】ここで、状態0から状態0への遷移は、1
バイト文字照合用有限オートマトンへ遷移する1バイト
文字以外かKI以外の1バイト文字が入力されたときに
実行される。また、状態3から状態3あるいは状態6へ
の遷移は、2バイト文字照合用有限オートマトンへ遷移
する2バイト文字の上位バイト以外かKO以外の1バイ
トコードが入力されたときに実行され、その1バイトコ
ードが1バイト文字であったときに状態3へ遷移し、2
バイト文字の上位バイトであったときに状態6へ遷移す
る。ここで、状態6は2バイト文字照合用有限オートマ
トンへ遷移しない2バイト文字の上位バイトが入力され
た場合にバイトずれを防ぐために設けられている。
【0008】バイトずれとは、2バイト文字の下位バイ
トが2バイト文字の上位バイトであるとみなされてしま
うことである。本方式では、状態6を設け、2バイト文
字の下位バイトが入力されないと状態3へ戻れないよう
にすることによってこのバイトずれを防いでいる。この
有限オートマトンの動作は従来技術1とまったく同様で
ある。このように、従来技術2に記載された方法を用い
ることにより、日本語のような1バイト文字と2バイト
文字が混在する言語を対象とした場合でも、テキストに
対するただ一度の走査で、同時に複数の検索タームを照
合することが可能となる。
【0009】なお、上記では、テキストから検索ターム
を探す手法として有限オートマトンの例を説明したが、
他の手法として、「5種類のパターン・マッチング手法
をC言語の関数で実現する」 NIKKEI BYT
E,August 1987,p.p.175−189
(従来技術3)には拡張BM法について記載されてい
る。拡張BM法は、高速なパターン・マッチング手法で
あるBM(Boyer−moore)法を複数個のパタ
ーン(検索文字列)が扱えるように拡張したものであ
り、上記文献ではEBM(Expanded−Boye
r−moore)法と呼んでいる。また、「高速な複数
文字列照合アルゴリズム:FAST」 情報処理学会論
文誌,Vol.30,NO.9,September 1
989(従来技術4)には拡張BM法ではないが、多重
文字列照合を行う手法について記載されている。この手
法は、高速なパターン・マッチング手法であるBM法
と、有限オートマトンを用いて複数パターンを同時に照
合するAC(Aho−Corasick)法の基本的な
アイディアを組み合わせたものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した二つの従
来技術に示された文書検索方法によると、テキストをた
だ一度走査するだけで、同時に複数の検索タームを照合
することが可能となる。しかし、多数のユーザの検索条
件式に対してテキスト検索を行う場合には以下に示す問
題が生じる。 (1)ユーザ識別の問題 多数のユーザの検索条件式中に含まれる全ての検索ター
ムで1つの有限オートマトンを作成することにより、テ
キストの一度の走査で全ての検索タームを照合すること
が可能となる。しかし、テキスト中の部分文字列と一致
した検索タームがどのユーザの検索条件式中に含まれる
ものであるかを判別できないため、どのユーザの検索条
件式が成立したのかが分からない。 (2)処理時間の問題 各ユーザの検索条件式毎に、その検索条件式中に含まれ
る検索タームで有限オートマトンを作成すれば、どのユ
ーザの検索条件式が成立しているのかを判別することが
可能となる。しかし、有限オートマトンの数分(すなわ
ち、ユーザ数分)だけテキストを走査しなければならな
くなるため、ユーザ数が増えるとその分検索に時間が掛
かることになる。なお、有限オートマトンに代えて前述
の従来技術3,4に示された手法を用いた場合について
も同様である。こうした問題に対し、本発明では以下の
課題を解決することを目的とする。すなわち、本発明の
目的は、複数の情報源から入手したテキストを、ユーザ
が予め登録しておいた検索条件式に基づき、テキストの
ただ一度の走査で複数のユーザの検索条件式が成立して
いるかどうかを判別し、条件が成立しているユーザに対
してそのテキストを配布する文書検索配送システムを提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、一つ以上の情報源から入手した文書情報
のテキストデータを対象として、1個以上の検索ターム
を含む1人以上のユーザが指定した検索条件式を登録す
る検索条件式登録ステップと、テキストを入手した際
に、該テキストに対する前記検索条件式の成否を判断
し、該検索条件式が成立したユーザに対して、該テキス
トを配布するテキスト検索配布ステップを有する文書検
索配送方法において、前記テキスト検索配布ステップ
は、前記テキストをただ一度走査することによって前記
複数の検索条件式の該テキストに対する成否を判断する
テキスト検索ステップを有するようにしている。さら
に、前記検索条件式登録ステップは、前記検索条件式か
ら全ての検索タームを抽出する検索条件式解析ステップ
と、ユーザ毎にユーザと該ユーザの検索条件式から抽出
された全ての検索タームの数を含む管理情報を格納する
検索ターム数カウントテーブルを作成する検索ターム数
カウントテーブル作成ステップと、前記検索条件式から
抽出した全ての検索タームを、テキストのただ一度の走
査により照合する際に参照する多重文字列照合テーブル
を生成する多重文字列照合テーブル生成ステップと、検
索条件式から抽出された各検索ターム対応に該検索条件
式を指定したユーザのユーザ識別子をリストとしてつな
いだユーザリストを生成するユーザリスト生成ステップ
を有し、前記テキスト検索配布ステップは、該テキスト
に対する前記検索条件式の成否の判断時に、前記多重文
字列照合テーブルを参照して該テキストを走査すること
によって、前記検索条件式解析ステップにより抽出され
た全ての検索タームを照合するテキスト走査ステップ
と、前記テキスト走査ステップによって照合された検索
タームと前記ユーザリストと前記検索ターム数カウント
テーブルを照合することにより、該テキストに対する前
記検索条件式の成否を判断する検索条件式成否判断ステ
ップを有するようにしている。さらに、前記多重文字列
照合テーブルとして有限オートマトンを用いるようにし
ている。さらに、前記検索条件式成否判断ステップは、
前記ユーザリストを参照し、前記テキスト走査ステップ
によって照合された検索タームの個数をユーザ毎に算出
する検索ターム照合数算出ステップと、前記検索ターム
照合数算出ステップで算出された検索タームの個数と前
記検索ターム数カウントテーブルに格納されている検索
タームの個数とを比較し、一致している場合には該検索
タームが含まれる検索条件式が成立しているものとみな
す検索ターム数比較ステップを有するようにしている。
【0012】また、一つ以上の情報源から入手した文書
情報のテキストデータを対象として、1個以上の検索タ
ームを含む1人以上のユーザが指定した検索条件式を登
録する検索条件式登録ステップと、テキストを入手した
際に、該テキストに対する前記検索条件式の成否を判断
し、該検索条件式が成立したユーザに対して、該テキス
トを配布するテキスト検索配布ステップを有する文書検
索配送方法において、1人以上のユーザあるいはシステ
ム管理者が指定したテキスト配布の条件を記した配布条
件を含む配布条件設定式を登録する配布条件設定式登録
ステップを有し、前記テキスト検索配布ステップは、前
記テキストをただ一度走査することによって前記複数の
検索条件式の該テキストに対する成否を判断するテキス
ト検索ステップと、前記テキスト検索ステップによって
前記検索条件式が成立したユーザに対して、前記配布条
件設定式登録ステップによって登録された前記配布条件
が成立した時点で前記テキストを配布するテキスト配布
制御ステップを有するようにしている。さらに、前記配
布条件設定式登録ステップは、前記配布条件設定式から
配布条件を設定すべきユーザの識別子と配布条件を抽出
する配布条件設定式解析ステップと、前記配布条件設定
式解析ステップにおいて前記配布条件設定式から抽出さ
れたユーザの識別子と配布条件を格納した配布条件管理
テーブルを作成する配布条件管理テーブル作成ステップ
を有し、前記テキスト配布制御ステップは、前記配布条
件管理テーブルを参照して前記配布条件の成否を判断す
る配布条件成否判断ステップと、前記配布条件成否判断
ステップによって前記配布条件が成立していると判断さ
れた時点でユーザに対して前記テキストを配布するテキ
スト配布ステップを有するようにしている。さらに、前
記配布条件として、配布する時間、配布する件数または
テキスト検索から配布までの遅延時間を用いるようにし
ている。
【0013】また、一つ以上の情報源から入手した文書
情報のテキストデータを対象として、1個以上の検索タ
ームを含む1人以上のユーザが指定した検索条件式を登
録する検索条件式登録ステップと、テキストを入手した
際に、該テキストに対する前記検索条件式の成否を判断
し、該検索条件式が成立したユーザに対して、該テキス
トを配布するテキスト検索配布ステップを有する文書検
索配送方法において、前記検索条件式の削除が指示され
た場合には該検索条件式を削除する検索条件式削除ステ
ップを有するようにしている。さらに、前記検索条件式
登録ステップは、前記検索条件式から全ての検索ターム
を抽出する検索条件式解析ステップと、ユーザ毎にユー
ザと該ユーザの検索条件式から抽出された全ての検索タ
ームの数を含む管理情報を格納する検索ターム数カウン
トテーブルを作成する検索ターム数カウントテーブル作
成ステップと、前記検索条件式から抽出した全ての検索
タームを、テキストのただ一度の走査により照合する際
に参照する多重文字列照合テーブルを生成する多重文字
列照合テーブル生成ステップと、検索条件式から抽出さ
れた各検索ターム対応に該検索条件式を指定したユーザ
のユーザ識別子をリストとしてつないだユーザリストを
生成するユーザリスト生成ステップを有し、前記検索条
件式削除ステップは、削除が指示された前記検索条件式
に関連する情報を前記検索ターム数カウントテーブルお
よび前記ユーザリストから削除する検索条件式管理テー
ブル削除ステップを有するようにしている。さらに、前
記検索条件式登録ステップは、さらに、前記検索条件式
解析ステップにより抽出された検索タームを格納した検
索ターム管理テーブルを作成する検索ターム管理テーブ
ル作成ステップを有し、前記検索条件式管理テーブル削
除ステップは、前記検索ターム管理テーブルを参照し
て、削除が指示された前記検索条件式に含まれる前記検
索タームに対応する該検索条件式を指定したユーザのユ
ーザ識別子を前記ユーザリストから削除するユーザリス
ト削除ステップと、削除が指示された前記検索条件式に
関連するユーザの管理情報を、前記検索ターム数カウン
トテーブルから削除する検索ターム数カウントテーブル
削除ステップを有するようにしている。
【0014】また、一つ以上の情報源から入手した文書
情報のテキストデータを対象として、1個以上の検索タ
ームを含む1人以上のユーザが指定した検索条件式を登
録する検索条件式登録手段と、テキストを入手した際
に、該テキストに対する前記検索条件式の成否を判断
し、該検索条件式が成立したユーザに対して、該テキス
トを配布するテキスト検索配布手段を有する文書検索配
送装置において、前記テキスト検索配布手段は、前記テ
キストをただ一度走査することによって前記複数の検索
条件式の該テキストに対する成否を判断するテキスト検
索手段を有するようにしている。さらに、前記検索条件
式登録手段は、前記検索条件式から全ての検索タームを
抽出する検索条件式解析手段と、ユーザ毎にユーザと該
ユーザの検索条件式から抽出された全ての検索タームの
数を含む管理情報を格納する検索ターム数カウントテー
ブルを作成する検索ターム数カウントテーブル作成手段
と、前記検索条件式から抽出した全ての検索タームを、
テキストのただ一度の走査により照合する際に参照する
多重文字列照合テーブルを生成する多重文字列照合テー
ブル生成手段と、検索条件式から抽出された各検索ター
ム対応に該検索条件式を指定したユーザのユーザ識別子
をリストとしてつないだユーザリストを生成するユーザ
リスト生成手段を有し、前記テキスト検索配布手段は、
該テキストに対する前記検索条件式の成否の判断時に、
前記多重文字列照合テーブルを参照して該テキストを走
査することによって、前記検索条件式解析手段により抽
出された全ての検索タームを照合するテキスト走査手段
と、前記テキスト走査手段によって照合された検索ター
ムと前記ユーザリストと前記検索ターム数カウントテー
ブルを照合することにより、該テキストに対する前記検
索条件式の成否を判断する検索条件式成否判断手段を有
するようにしている。さらに、前記多重文字列照合テー
ブルとして有限オートマトンを用いるようにしている。
さらに、前記検索条件式成否判断手段は、前記ユーザリ
ストを参照し、前記テキスト走査手段によって照合され
た検索タームの個数をユーザ毎に算出する検索ターム照
合数算出手段と、前記検索ターム照合数算出手段で算出
された検索タームの個数と前記検索ターム数カウントテ
ーブルに格納されている検索タームの個数とを比較し、
一致している場合には該検索タームが含まれる検索条件
式が成立しているものとみなす検索ターム数比較手段を
有するようにしている。
【0015】また、一つ以上の情報源から入手した文書
情報のテキストデータを対象として、1個以上の検索タ
ームを含む1人以上のユーザが指定した検索条件式を登
録する検索条件式登録手段と、テキストを入手した際
に、該テキストに対する前記検索条件式の成否を判断
し、該検索条件式が成立したユーザに対して、該テキス
トを配布するテキスト検索配布手段を有する文書検索配
送装置において、1人以上のユーザあるいはシステム管
理者が指定したテキスト配布の条件を記した配布条件を
含む配布条件設定式を登録する配布条件設定式登録手段
を有し、前記テキスト検索配布手段は、前記テキストを
ただ一度走査することによって前記複数の検索条件式の
該テキストに対する成否を判断するテキスト検索手段
と、前記テキスト検索手段によって前記検索条件式が成
立したユーザに対して、前記配布条件設定式登録手段に
よって登録された前記配布条件が成立した時点で前記テ
キストを配布するテキスト配布制御手段を有するように
している。さらに、前記配布条件設定式登録手段は、前
記配布条件設定式から配布条件を設定すべきユーザの識
別子と配布条件を抽出する配布条件設定式解析手段と、
前記配布条件設定式解析手段において前記配布条件設定
式から抽出されたユーザの識別子と配布条件を格納した
配布条件管理テーブルを作成する配布条件管理テーブル
作成手段を有し、前記テキスト配布制御手段は、前記配
布条件管理テーブルを参照して前記配布条件の成否を判
断する配布条件成否判断手段と、前記配布条件成否判断
手段によって前記配布条件が成立していると判断された
時点でユーザに対して前記テキストを配布するテキスト
配布手段を有するようにしている。さらに、前記配布条
件として、配布する時間、配布する件数またはテキスト
検索から配布までの遅延時間を用いるようにしている。
【0016】また、一つ以上の情報源から入手した文書
情報のテキストデータを対象として、1個以上の検索タ
ームを含む1人以上のユーザが指定した検索条件式を登
録する検索条件式登録手段と、テキストを入手した際
に、該テキストに対する前記検索条件式の成否を判断
し、該検索条件式が成立したユーザに対して、該テキス
トを配布するテキスト検索配布手段を有する文書検索配
送装置において、前記検索条件式の削除が指示された場
合には該検索条件式を削除する検索条件式削除手段を有
するようにしている。さらに、前記検索条件式登録手段
は、前記検索条件式から全ての検索タームを抽出する検
索条件式解析手段と、ユーザ毎にユーザと該ユーザの検
索条件式から抽出された全ての検索タームの数を含む管
理情報を格納する検索ターム数カウントテーブルを作成
する検索ターム数カウントテーブル作成手段と、前記検
索条件式から抽出した全ての検索タームを、テキストの
ただ一度の走査により照合する際に参照する多重文字列
照合テーブルを生成する多重文字列照合テーブル生成手
段と、検索条件式から抽出された各検索ターム対応に該
検索条件式を指定したユーザのユーザ識別子をリストと
してつないだユーザリストを生成するユーザリスト生成
手段を有し、前記検索条件式削除手段は、削除が指示さ
れた前記検索条件式に関連する情報を前記検索ターム数
カウントテーブルおよび前記ユーザリストから削除する
検索条件式管理テーブル削除手段を有するようにしてい
る。さらに、前記検索条件式登録手段は、さらに、前記
検索条件式解析手段により抽出された検索タームを格納
した検索ターム管理テーブルを作成する検索ターム管理
テーブル作成手段を有し、前記検索条件式管理テーブル
削除手段は、前記検索ターム管理テーブルを参照して、
削除が指示された前記検索条件式に含まれる前記検索タ
ームに対応する該検索条件式を指定したユーザのユーザ
識別子を前記ユーザリストから削除するユーザリスト削
除手段と、削除が指示された前記検索条件式に関連する
ユーザの管理情報を、前記検索ターム数カウントテーブ
ルから削除する検索ターム数カウントテーブル削除手段
を有するようにしている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図を参
照して説明する。 《第一実施例》最初に、第一実施例の概略説明を図6を
参照して行う。まず、検索条件式登録処理について説明
する。まず、検索条件式を解析し、検索条件式中に含ま
れる検索タームを抽出する。そして、抽出された検索タ
ームの数を、検索ターム数カウントテーブル作成処理に
より検索ターム数カウントテーブルに格納する。例え
ば、図6において、ユーザ1:「“文書”と“検索”が
含まれる文書」という検索条件式には“文書”と“検
索”という2つの検索タームが含まれているので、検索
ターム数カウントテーブルのユーザ1に対応する箇所に
2を格納する。同様に、ユーザ2、ユーザ3に対応する
箇所に1、2をそれぞれ格納する。次に、有限オートマ
トン作成処理で、上記検索条件式解析で抽出された全て
の検索タームを照合する有限オートマトンを作成する。
この有限オートマトンは、従来技術1および従来技術2
に示されたものと同様である。 ユーザ1:「“文書”と“検索”が含まれる文書」、ユ
ーザ2:「“登山”が含まれる文書」およびユーザ3:
「“検索”と“登録”が含まれる文書」という検索条件
式から抽出した検索ターム“文書”、“検索”、“登
山”および“登録”を照合する有限オートマトンの状態
遷移図は図に示されたものとなる。本図では、簡単のた
め、状態遷移を2バイト(1文字)単位で示す。次に、
ユーザリスト作成処理で、それぞれの検索タームを指定
したユーザの識別子をユーザリストとして、有限オート
マトンに接続する。図6では、例えば“検索”を照合す
るとその末尾の状態4からユーザリストが参照され、
“検索”を指定したユーザが“ユーザ1”および“ユー
ザ3”であることが検出される。
【0018】次に、テキストの検索および配布処理であ
るテキスト検索配布処理について説明する。この処理で
は、まずテキスト走査処理でテキストの走査を行い、検
索タームを照合する。例えば、テキスト:「文書を検索
する」を図6に示した有限オートマトンを用いて走査し
た場合には、“文書”および“検索”と一致する部分文
字列がテキスト中に現われたことが検出される。本図に
示した有限オートマトンで、末尾の状態に“○”が記さ
れている検索タームはテキスト中に一致する部分文字列
が出現したことを示し、“×”が記されている検索ター
ムはテキスト中に一致する部分文字列が出現しなかった
ことを示す。本例では、“文書”および“検索”と一致
する部分文字列がテキスト中に現われたので、その末尾
の状態である状態2および状態4に“○”が記されてい
る。
【0019】次に、検索ターム数カウント処理でこれら
テキスト中の部分文字列と一致した検索タームの出現数
をユーザ毎にカウントする。例えば、ユーザ1に対して
は“文書”および“検索”が一致しているので2と、ユ
ーザ3に対しては“検索”だけが一致しているので1と
カウントする。しかし、ユーザ2はテキスト中に検索タ
ームと一致する部分文字列が現われなかったので0であ
る。最後に、検索条件式チェック処理で、上記検索ター
ム数カウントテーブルに格納された検索ターム数と上記
検索ターム数カウント処理で算出した検索ターム出現カ
ウント数とを比較し、一致している場合には、テキスト
配布処理でそのユーザに対しテキストを配布する。例え
ば、図6でユーザ1は検索ターム数が2で一致している
ため、テキストを配布するが、ユーザ2およびユーザ3
は一致していないので配布しない。
【0020】以上のように、本実施例では、有限オート
マトンを用いてテキストを走査し、テキスト中に一致す
る部分文字列として現われた検索タームの出現数を、ユ
ーザリストを参照しながら各ユーザ毎にカウントする。
そして、カウントした結果と検索ターム数カウントテー
ブルに予め格納しておいた検索ターム数とを比較するこ
とによって検索条件式が成立しているかどうかをチェッ
クする。この結果、テキストのただ一度の走査で複数の
ユーザの検索条件式が成立しているかどうかを判別する
ことが可能となり、即時性の高いテキスト検索配布が実
現できることになる。
【0021】以下、本発明の第一の実施例について図1
を用いて詳細に説明する。本発明を適用した文書検索配
送システムは、ディスプレイ100、キーボード10
1、中央演算処理装置(CPU)102、主メモリ10
4およびこれらを結ぶバス103から構成される。ま
た、バス103には、LAN(Local Area Network)等
の通信回線124を介して、ニュースを配信するニュー
ス配信元125や文書検索配送システムを利用するユー
ザ126が接続されている。ニュース配信元125は電
子メールや電子ニュース等を用いてニュースデータを電
子化したテキストを本システムへ配信したり、インター
ネットを介してテキストを提示し、ユーザ126は電子
メールを用いて検索条件式を本システムへ登録する。本
システムからは上記検索条件式に基づいて検索された上
記テキストが電子メールを用いて該当ユーザへ配布され
る。以下、本実施例では、ニュース配信元125は電子
メール等を用いて本システムにテキストを配信するもの
として述べるが、ニュース配信元125はテキストをイ
ンターネット上に提示するだけで、テキストの収集は情
報収集ロボットを用いて行うようにしてもかまわない。
【0022】主メモリ104には、システム制御プログ
ラム105、検索条件式登録制御プログラム106、検
索条件式解析プログラム107、検索ターム数カウント
テーブル作成プログラム108、検索用オートマトン作
成プログラム109、テキスト検索制御プログラム11
2、テキスト取得プログラム113、テキスト検索プロ
グラム114、テキスト成形プログラム118、電子メ
ールプログラム119、検索ターム数カウントテーブル
120、有限オートマトン121およびユーザリスト1
22が格納されるとともにワークエリア123が確保さ
れる。検索用オートマトン作成プログラム109は有限
オートマトン作成プログラム110およびユーザリスト
作成プログラム111で構成される。なお、本実施例で
は、テキストから検索タームを探し出す手法として有限
オートマトンを用いているが、テキストから検索ターム
を探し出す手法としては有限オートマトンに限られるも
のではなく、有限オートマトンを用いてもよいし、前述
した従来技術3,4に示された手法を用いてもよく、こ
の場合、検索用オートマトン作成プログラム、有限オー
トマトン作成プログラムの表現は適当ではなく、より一
般化した表現を用いると、検索用文字列照合テーブル作
成プログラム、多重文字列照合テーブル作成プログラム
の様になる。また、テキスト検索プログラム114はテ
キスト走査プログラム115、検索ターム数カウントプ
ログラム116および検索条件式チェックプログラム1
17で構成される。以上のプログラムはハードディスク
装置(本図には示していない)、フロッピーディスク
(本図には示していない)などのコンピュータで読み書
きできる記憶媒体に格納することもできる。
【0023】システム制御プログラム105は文書検索
配送システムの管理者によるキーボード101からの指
示を受け起動する。検索条件式登録制御プログラム10
6およびテキスト検索制御プログラム112はユーザ1
26からの検索条件式の登録指示やニュース配信元12
5からのテキストの配信により、システム制御プログラ
ム105によって起動され、それぞれ検索条件式解析プ
ログラム107、検索ターム数カウントテーブル作成プ
ログラム108および検索用オートマトン作成プログラ
ム109の制御と、テキスト取得プログラム113、テ
キスト検索プログラム114およびテキスト成形プログ
ラム118の制御を行う。電子メールプログラム119
にはワークステーションなどで一般的に用いられている
既存のメールプログラムを用いる。本電子メールプログ
ラム119はテキスト検索制御プログラム112の処理
結果に応じて、システム制御プログラム105によって
起動される。
【0024】以下、本実施例における文書検索配送シス
テムの処理内容について説明する。まず、システム制御
プログラム105の処理内容について図7のPAD(Pr
oblem Analysis Diagram)図を用いて説明する。システ
ム制御プログラム105では、まずステップ700で、
キーボード101から終了コマンドが入力されるまで、
以下のステップを繰り返す。この繰り返し処理では、ま
ずステップ701でユーザ126から電子メールによっ
て検索条件式が送られてきているかどうかを調べる。こ
こで、検索条件式が送られてきている場合には、ステッ
プ702で検索条件式登録制御プログラム106を起動
して、検索条件式の登録を行う。次に、ステップ703
でニュース配信元125から電子メールによってテキス
トが送られてきているかどうかを調べる。ここで、テキ
ストが送られてきている場合には、ステップ704でテ
キスト検索制御プログラム112を起動して、テキスト
の検索を行う。次に、ステップ705でテキスト検索制
御プログラム112におけるテキスト検索の結果を調
べ、成立している検索条件式が一つでも存在すると判断
された場合には、ステップ706で電子メールプログラ
ム119を起動し、成立した検索条件式を指定したユー
ザに対し、該当テキストを電子メールを用いて配布す
る。以上がシステム制御プログラム105の処理内容で
ある。
【0025】次に、検索条件式登録制御プログラム10
6による検索条件式登録の処理内容について図8のPA
D図を用いて説明する。検索条件式登録制御プログラム
106はシステム制御プログラム105によって起動さ
れる。本プログラムは、まずステップ800で検索条件
式解析プログラム107を起動し、ユーザ126から電
子メールによって送られてきた検索条件式を解析する。
この検索条件式の解析処理では、検索条件式を以下のい
ずれかの形式に展開する。すなわち、(a)単一検索タ
ームのみ、(b)複数の(a)の論理積条件、(c)複
数の(a)と複数の(b)の論理和条件である。つま
り、論理和条件の外側に論理積条件が掛からないように
検索条件式を展開する。ただし、否定条件は検索条件式
全体または検索タームに掛かるようにする。ここで、論
理積条件とは、例えば、 検索式「“文書” and “検索”」 のように、「“文書”と“検索”の両方の文字列が現れ
る文書を探せ」という意味を持ち、論理和条件とは、例
えば、 検索式「“文書” or “検索”」 のように、「“文書”か“検索”のどちらかの文字列が
現れる文書を探せ」という意味を持つ。また、否定条件
とは、例えば、 検索式「¬“検索”」 のように、「“検索”が現れない文書を探せ」という意
味を持つ。例えば、“A”、“B”、“C”、“D”、
“E”を検索タームとすると、それぞれ次のような形式
に展開される。 (a) A (b) AandBandCand・・・ (c)(AandB)orCor(DandE)or・・・ 例えば、検索条件式が論理和条件に対する論理積条件で
ある場合、すなわち論理和条件の外側に論理積条件が掛
かっている場合には、図9に示すように展開して上記の
条件を満たすように変形する。ここで、展開結果におけ
る論理積条件あるいは単一の検索タームの部分を項と呼
ぶ。
【0026】次に、ステップ801で検索条件式登録制
御プログラム106は、検索ターム数カウントテーブル
作成プログラム108を起動して、検索条件式解析プロ
グラム107の解析結果として得られた検索条件式中に
含まれる検索タームの数や検索条件式に否定条件が掛か
っているかどうかを示す情報を検索ターム数カウントテ
ーブル120に格納する。この検索ターム数カウントテ
ーブル120は、検索条件式毎(すなわちユーザ毎)
に、検索条件式中の項に対応してその中に含まれる検索
タームの数を格納したテーブルである。図10にその構
造を示す。本図に示す検索ターム数カウントテーブル1
20は、ユーザ番号1:「(“文書”and“検索”)or
(“文書”and“サーチ”)」、ユーザ番号2:「“文
字”and ¬“認識”and ¬“学習”」およびユーザ番号
3:「¬(“検索”and“学習”) 」という3つの検索
条件式に対して作成されたものである。まず、この検索
ターム数カウントテーブル120の先頭の要素として検
索条件式否定フラグを設ける。この検索条件式否定フラ
グには、検索条件式全体に否定条件が掛かっている場合
には1を、そうでなければ0を設定する。例えば、本図
に示す例の場合、ユーザ番号3の検索条件式全体に否定
条件が掛かっているので1を設定するが、その他の検索
条件式には否定条件が掛かっていないので0を設定す
る。この検索条件式否定フラグに対し第1項から順にそ
の項に含まれる検索タームの数をリストとしてつないで
いく。例えば、ユーザ番号1に対応するリストの2番目
の要素には、検索条件式の第1項に含まれる検索ターム
の数が格納されることになるが、本項には“文書”と
“検索”という2つの検索タームが含まれているので2
を格納する。さらにその次の要素には、第2項に含まれ
る検索タームの数である2を格納する。また、2番目以
降の要素にはそれぞれ、検索タームの数を格納するのと
同時に、テキスト検索時にテキスト中の部分文字列と一
致した検索タームの出現数をカウントするための領域が
確保されている。
【0027】最後に、ステップ802で検索条件式登録
制御プログラム106は、検索用オートマトン作成プロ
グラム109を起動し、上記検索条件式解析プログラム
107の解析結果として得られた検索条件式中に含まれ
る全ての検索タームを照合する有限オートマトン121
を作成する。そして、それらの検索タームが含まれる検
索条件式を指定したユーザ126の識別子をリストとし
てつないだユーザリスト122を作成し、これを有限オ
ートマトン121に接続する。この検索用オートマトン
作成プログラム109の処理内容については、後で詳細
に説明する。以上が検索条件式登録制御プログラム10
6による検索条件式登録の処理内容である。
【0028】次に、テキスト検索制御プログラム112
によるテキスト検索の処理内容について図11のPAD
図を用いて説明する。テキスト検索制御プログラム11
2はシステム制御プログラム105によって起動され
る。本プログラムは、まずステップ1100でテキスト
取得プログラム113を起動し、ニュース配信元125
から電子メール等によって送られてきたテキストをワー
クエリア123に格納する。次に、ステップ1101で
テキスト検索プログラム114を起動し、前記検索ター
ム数カウントテーブル作成プログラム108によって作
成された検索ターム数カウントテーブル120および前
記検索用オートマトン作成プログラム109によって作
成された有限オートマトン121とユーザリスト122
を用いて、ワークエリア123に格納されているテキス
トを検索する。このテキスト検索プログラム114の処
理内容については、後で詳細に説明する。次に、ステッ
プ1102で、テキスト検索プログラム114における
テキスト検索処理の結果を調べ、成立している検索条件
式が一つでも存在した場合には、ステップ1103でテ
キスト成形プログラム118を起動し、ワークエリア1
23に格納されているテキストを電子メールプログラム
119が配布できるような形式に成形する。以上がテキ
スト検索制御プログラム112によるテキスト検索の処
理内容である。
【0029】次に、図8に示した検索条件式登録制御プ
ログラム106による検索条件式登録処理における検索
用オートマトン作成プログラム109の処理内容につい
て、図12のPAD図を用いて説明する。検索用オート
マトン作成プログラム109は、図12に示すように、
まずステップ1200で有限オートマトン作成プログラ
ム110を起動し、前記検索条件式解析プログラム10
7によって抽出された全ての検索タームを照合する有限
オートマトン121を作成する。この有限オートマトン
121の作成方法には、従来技術1および従来技術2に
開示されている方法を用いる。次に、ステップ1201
でユーザリスト作成プログラム111を起動し、前記検
索条件式解析プログラム107によって抽出された検索
タームが含まれる検索条件式を指定したユーザ126の
識別番号(ユーザ番号)とその検索タームが含まれる項
の番号(項番号)からユーザリスト122を作成し、ス
テップ1202でポインタを介して有限オートマトン1
21の出力テーブルに接続する。
【0030】前記検索ターム数カウントテーブル120
の説明に用いた3つの検索条件式から作成される有限オ
ートマトン121とユーザリスト122の例を図13に
示す。本図に示した有限オートマトン121は、検索条
件式中に含まれる“文書”、“文字”、“検索”、“サ
ーチ”、“認識”および“学習”という6つの検索ター
ムを照合するものである。本図では簡単のため、状態遷
移を2バイト(1文字)単位で示している。この有限オ
ートマトン121は従来技術1および従来技術2で示し
たものと同様なものであるが、出力テーブルの部分が異
なる。出力テーブルに格納されている各状態番号に対応
して出現フラグが設けてある。この出現フラグはテキス
トの走査開始時に0にリセットしておき、検索タームと
一致する部分文字列がテキスト中に現われた場合に1を
セットする。また、出力テーブルの末尾にはポインタが
設けてあり、その検索タームを含む検索条件式のユーザ
番号および項番号をリストとしてつないだユーザリスト
122を指し示すようにしている。ユーザリスト122
の一つ一つの要素には、検索ターム否定フラグが設けて
あり、検索条件式においてその検索タームに否定条件が
掛かっている場合には1を、そうでなければ0を設定す
る。例えば、本図において“文書”という検索タームは
ユーザ番号1の検索条件式の項番号1および2の項に否
定条件無しで存在し、“認識”という検索タームはユー
ザ番号2の検索条件式の項番号1の項に否定条件付きで
存在している。
【0031】次に、図11に示したテキスト検索制御プ
ログラム112におけるテキスト検索処理を実行するテ
キスト検索プログラム114の処理内容について、図1
4のPAD図を用いて説明する。テキスト検索プログラ
ム114は、本図に示すように、まずステップ1400
でテキスト検索の初期設定として、検索ターム数カウン
トテーブル120に設けてある検索タームの出現数カウ
ント用領域および有限オートマトン121の出力テーブ
ルに設けてある出現フラグを0にリセットする。次に、
ステップ1401で、テキスト走査プログラム115を
起動し、ワークエリア123に格納されているテキスト
を、有限オートマトン作成プログラム110によって作
成された有限オートマトン121で走査し、検索ターム
を照合する。この有限オートマトン121による検索タ
ームの照合処理には従来技術1および従来技術2に開示
されている方法を用いる。このとき、テキスト中に一致
する部分文字列が出現した検索タームについては、その
検索タームに対応する出力テーブルの出現フラグを1に
設定する。次に、ステップ1402で検索ターム数カウ
ントプログラム116を起動し、テキスト中に一致する
部分文字列が出現した検索タームのカウントを行う。こ
れは、出力テーブルに設けてある出現フラグが1である
ユーザリスト122を辿り、検索ターム否定フラグが0
であるユーザ番号と項番号に対応する検索ターム数カウ
ントテーブル120における検索タームの出現数カウン
ト用領域の値を1ずつ増やしていくことにより実現す
る。次に、ステップ1403でテキスト中に一致する部
分文字列が出現しなかった検索タームのカウントを行
う。これは、出力テーブルに設けてある出現フラグが0
であるユーザリスト122を辿り、検索ターム否定フラ
グが1であるユーザ番号と項番号に対応する検索ターム
数カウントテーブル120における検索タームの出現数
カウント用領域の値を1ずつ増やしていくことにより実
現する。
【0032】次に、ステップ1404で検索条件式チェ
ックプログラム117を起動し、検索ターム数カウント
テーブル120を参照し、検索条件式が成立しているか
どうかを調べる。ここで、以下の2つの条件のうち、ど
ちらかを満たしている検索条件式は成立しているものと
みなせる。 条件(1):検索条件式否定フラグが0(すなわち、検
索条件式に否定条件が掛かっていない)で、検索ターム
数が一致している項番号が少なくとも一つある。
【0033】条件(2):検索条件式否定フラグが1
(すなわち、検索条件式に否定条件が掛かっている)
で、検索ターム数が一致している項番号が一つもない。
【0034】この検索条件式の成否の判定について、図
10を用いて説明する。本発明では本図に示すように、
ユーザ126が指定した検索条件式を項が論理和条件で
つながれた形式に変形し、その項毎に含まれる検索ター
ム数を検索ターム数カウントテーブル120に格納して
いる。項が論理和条件でつながれているということは、
それらの項のどれか一つが成立すればその検索条件式全
体が成立することになる。ここで、項は単一の検索ター
ムあるいは検索タームの論理積条件である。そのため、
その項の中に含まれる検索タームと一致する部分文字列
全てがテキスト中に出現した場合、すなわち予め検索タ
ーム数カウントテーブル120に格納しておいた検索タ
ーム数と検索ターム数カウントプログラム116によっ
て算出された検索ターム出現カウント数が一致した場
合、その項が成立することになる。その結果、項の論理
和条件で構成される検索条件式も成立することになる。
このように、上記条件(1)を満たせば、検索条件式は
成立しているものとみなせる。
【0035】上記条件(2)では、条件(1)と逆にな
る。検索条件式に否定条件が掛かっている場合、検索条
件式から否定条件を取った検索条件式が成立していれ
ば、否定条件が掛かった元の検索条件式は成立せず、検
索条件式から否定条件を取った検索条件式が成立してい
なければ、否定条件が掛かった元の検索条件式は成立し
ていることになる。予め検索ターム数カウントテーブル
120に格納しておいた検索ターム数と検索ターム数カ
ウントプログラム116によって算出された検索ターム
出現カウント数が一致している項が一つもなければ、否
定条件を取った検索条件式は成立せず、否定条件が掛か
った元の検索条件式が成立することになる。このよう
に、上記条件(2)を満たせば、検索条件式は成立して
いるものとみなせる。上記条件のどちらかを満たしてい
る検索条件式は成立しているとみなせるため、ステップ
1405でそのユーザ番号をテキスト検索制御プログラ
ム112へ出力し、本プログラムを終了する。以上が本
発明の文書検索方法の実施例である。
【0036】以下、図8に示した本実施例における検索
条件式登録制御プログラム106の処理手順について具
体的に説明する。まず、図8の検索条件式登録制御プロ
グラム106のステップ800における検索条件式解析
プログラム107の処理について説明する。検索条件式
解析プログラム107は検索条件式登録制御プログラム
106によって起動される。例えば、「“文書”and
(“検索”or“サーチ”)」、すなわち「“文書”を含
み、かつ“検索”または“サーチ”を含む文書」という
ユーザ1の検索条件式の展開結果を数(1)に、「“文
字”and ¬(“認識”or“学習”)」、すなわち「“文
字”を含むが、“認識”も“学習”も含まない文書」と
いうユーザ2の検索条件数の展開結果を数(2)に、
「¬(“検索”and “学習”)」、すなわち「“検索”
も“学習”も含まない文書」というユーザ3の検索条件
式の展開結果を数(3)に示す。
【0037】
【数1】
【0038】
【数2】
【0039】
【数3】
【0040】この結果、論理和条件の外側に論理積条件
が掛かっていない検索条件式が、すなわち、「(“文
書”and“検索”)or(“文書”and“サーチ”)」、
「“文字”and ¬“認識”and ¬“学習”」、「¬
(“検索”and “学習”)」が得られる。これらの検索
条件式中に含まれる検索タームをユーザ番号と項番号と
いう観点から表にまとめると表1のようになる。
【0041】
【表1】
【0042】ここで、ユーザ番号の前に“¬”が付与さ
れているのは検索条件式全体に否定条件が掛かること
を、検索タームの前に“¬”が付与されているのは検索
タームに否定条件が掛かることを示す。例えば、ユーザ
番号1の検索条件式の項番号1には“文書”と“検索”
という2つの検索タームが、項番号2には“文書”と
“サーチ”という2つの検索タームが含まれ、ユーザ番
号2の検索条件式の項番号1には“文字”、“認識”お
よび“学習”という3つの検索タームが含まれ、このう
ち“認識”と“学習”には否定条件が掛かることを表し
ている。
【0043】次に、図8の検索条件式登録制御プログラ
ム106のステップ801における検索ターム数カウン
トテーブル作成プログラム108の処理について説明す
る。検索ターム数カウントテーブル作成プログラム10
8は検索条件式登録制御プログラム106によって、検
索条件式解析プログラム107の次に起動される。本プ
ログラムは、検索条件式解析プログラム107による解
析結果に基づき検索ターム数カウントテーブル120を
作成する。表1の解析結果から作成される検索ターム数
カウントテーブル120は図10のようになる。本テー
ブルには、各ユーザ番号毎に項番号に対応して検索ター
ムの数が格納される。また前述したように、検索条件式
否定フラグには検索条件式全体に否定条件が掛かってい
るなら1を、そうでなければ0を設定する。
【0044】最後に、図8の検索条件式登録制御プログ
ラム106のステップ802における検索用オートマト
ン作成プログラム109の処理について説明する。本プ
ログラムの処理内容は図12に示した。本プログラムは
図1に示したように、有限オートマトン作成プログラム
110およびユーザリスト作成プログラム111から構
成される。以下、順に説明する。
【0045】有限オートマトン作成プログラム110で
は、検索条件式解析プログラム107によって抽出され
た全ての検索タームを照合する有限オートマトン121
を作成する。例えば、数(1)、数(2)、数(3)お
よび表1に示した例の場合、検索条件式解析プログラム
107の解析結果から“文書”、“検索”、“サー
チ”、“文字”、“認識”および“学習”の6つの検索
タームが得られる。従来技術1および従来技術2に開示
されている方法を用いて、これらの検索タームを照合す
る有限オートマトン121を作成すると、図13に示し
たような有限オートマトン121が得られる。ただし、
ここでは簡単のため、状態遷移を1文字すなわち2バイ
ト単位で示している。
【0046】ユーザリスト作成プログラム111では、
検索条件式解析プログラム107によって得られた検索
タームが含まれる検索条件式のユーザ番号、項番号およ
びその検索タームに否定条件が掛かっているかどうかと
いう情報をリストでつなぐことによってユーザリスト1
22を作成し、ポインタを介して有限オートマトン12
1の出力テーブルに接続する。このユーザリスト122
の作成方法は前述した通りである。表1の解析結果から
作成されるユーザリスト122を図15に示す。例え
ば、“学習”という検索タームはユーザ番号2の検索条
件式の項番号1の項に否定条件付きで含まれ、ユーザ番
号3の検索条件式の項番号1の項に否定条件無しで含ま
れるので、これらに対応する番号をリストでつないだ形
でユーザリスト122が作成される。そして、このよう
にして作成されたユーザリスト122は、有限オートマ
トン121の出力テーブルにポインタを介して接続され
る。以上が本実施例における検索条件式登録制御プログ
ラム106における検索条件式登録の詳細な手順であ
る。
【0047】以下、図11に示した本実施例におけるテ
キスト検索制御プログラム112の処理手順について具
体的に説明する。まず、図11のテキスト検索制御プロ
グラム112のステップ1100におけるテキスト取得
プログラム113の処理について説明する。テキスト取
得プログラム113はテキスト検索制御プログラム11
2によって起動される。本プログラムでは、電子メール
によって配信されたテキストをワークエリア123に格
納する。本プログラムによって、「検索した文書の書式
を解析し、文字列部分を認識する」というテキストがワ
ークエリア123に格納されたものとして、以下の説明
を行う。
【0048】図11のテキスト検索制御プログラム11
2のステップ1101におけるテキスト検索プログラム
114の処理について説明する。本プログラムの処理内
容は図14に示した。本プログラムは図1に示したよう
に、テキスト走査プログラム115、検索ターム数カウ
ントプログラム116および検索条件式チェックプログ
ラム117から構成される。以下、順に説明する。ま
ず、上記テキスト走査プログラム115、検索ターム数
カウントプログラム116および検索条件式チェックプ
ログラム117が実行される前に初期設定が行われる。
ここでは、図10および図15に示すように、検索ター
ム数カウントテーブル120の検索タームの出現数カウ
ント用領域および出力テーブルの出現フラグが0にリセ
ットされる。
【0049】テキスト走査プログラム115では、ワー
クエリア123に格納されているテキストを、有限オー
トマトン121で走査して、検索タームを照合する。こ
こで、テキスト中に一致する部分文字列が出現した検索
タームに対応する出現フラグを1に設定する。例えば、
図16に示したようにテキスト「検索した文書の書式を
解析し、文字列部分を認識する」を走査すると、まず、
“検索”がテキスト中に現われる。
【0050】そこで、“検索”に対応する出現フラグを
1に設定する。以下、“文書”、“文字”および“認
識”の順に出現するので、それらの検索タームに対応す
る出現フラグを1に設定する。“サーチ”および“学
習”という検索タームについては、テキスト中に一致す
る部分文字列が現われないので、それらの検索タームに
対応する出現フラグは0のままである。
【0051】検索ターム数カウントプログラム116で
は、まず、テキスト中に一致する部分文字列が出現した
検索タームのカウントを行う。ここでは、テキスト中に
一致する部分文字列が出現し、すなわち出現フラグが1
で、検索タームに否定条件が掛かっていない、すなわち
検索ターム否定フラグが0であるユーザ番号と項番号に
対応する検索ターム数カウントテーブル120の検索タ
ームの出現数カウント用領域を1増やす。例えば、図1
7の例では、検索ターム“検索”に関してはユーザ番号
3の項番号1の検索ターム否定フラグは0なのでカウン
トするが、検索ターム“認識”についてはユーザ番号2
の項番号1の検索ターム否定フラグが1なのでカウント
しない。次に、テキスト中に一致する部分文字列が出現
しなかった検索タームのカウントを行う。ここでは、テ
キスト中に一致する部分文字列が出現せず、すなわち出
現フラグが0で、検索タームに否定条件が掛かってい
る、すなわち検索ターム否定フラグが1であるユーザ番
号と項番号に対応する検索ターム数カウントテーブル1
20の検索タームの出現数カウント用領域を1増やす。
例えば、図18の例では、検索ターム“学習”に関して
はユーザ番号2の項番号1の検索ターム否定フラグは1
なのでカウントするが、ユーザ番号3の項番号1の検索
ターム否定フラグは0なのでカウントしない。
【0052】次に、検索条件式チェックプログラム11
7では、検索ターム数カウントテーブル120を参照
し、検索条件式が成立しているかどうかを調べる。ここ
で、以下の2つの条件のうち、どちらかを満たしている
検索条件式は成立しているとみなせるため、その検索条
件式を指定したユーザの番号を出力する。 条件(1):検索条件式否定フラグが0、すなわち検索
条件式に否定条件が掛かっておらず、検索ターム数が一
致している項番号が少なくとも一つある。 条件(2):検索条件式否定フラグが1、すなわち検索
条件式に否定条件が掛かっていて、検索ターム数が一致
している項番号が一つもない。 例えば、図19の例の場合、ユーザ番号1に対応する検
索条件式否定フラグが0で、項番号1の検索ターム数と
検索ターム出現カウント数が一致しているため、上記条
件(1)を満たしている。また、ユーザ番号3に対応す
る検索条件式否定フラグが1で、検索ターム数と検索タ
ーム出現カウント数が一致している項番号が存在しない
ため、上記条件(2)を満たしている。しかし、ユーザ
番号2では、検索条件式否定フラグが0であるにもかか
わらず、検索ターム数と検索ターム出現カウント数が一
致している項が存在しないため、上記条件をいずれも満
たしてはいない。したがって、ユーザ番号1およびユー
ザ番号3の検索条件式が成立しているとみなせるため、
これらのユーザ番号を出力する。
【0053】最後に、図11のテキスト検索制御プログ
ラム112のステップ1103におけるテキスト成形プ
ログラム118の処理について説明する。テキスト成形
プログラム118は、上記テキスト検索プログラム11
4の結果、ユーザ番号が出力された場合のみ、テキスト
検索制御プログラム112によって起動される。本プロ
グラムでは、ワークエリア123に格納されているテキ
ストを電子メールプログラム119が配布できるような
形式に成形する。例えば、テキストの先頭にヘッダと呼
ばれる制御情報を付加する。図20に本プログラムの処
理結果の例を示す。本図では、ヘッダとして“T
o:”、“Subject:”および“From:”の
各行が付加されている。 “To:”行にはテキストを配布する宛て先、例えば電
子メールの送り先のアドレスを付加する。図20では、
ユーザ1およびユーザ3にテキストを配布するため、
“ユーザ1”および“ユーザ3”と記述されている。 “Subject:”行にはユーザが識別しやすい情報
を付加する。本図では、配布するテキストの最初の数文
字を抜き出して記述しているが、ここには何を付加して
もよい。 “From:”行にはテキストの送り元、例えば電子メ
ールの送り元のアドレスを付加する。本図では、テキス
トを配布するシステムの名称である“文書検索配送シス
テム”と記述されている。以上が本実施例におけるテキ
スト検索制御プログラム112におけるテキスト検索の
詳細な手順である。
【0054】テキスト検索制御プログラム112の処理
の結果、成立している検索条件式が一つでも存在した場
合には、図7に示したように、テキスト検索制御プログ
ラム112の終了後、電子メールプログラム119がシ
ステム制御プログラム105によって起動される。本プ
ログラムでは、テキスト成形プログラム118によって
付加されたヘッダを参照して、テキストを電子メールに
よって配布する。例えば、図20の例の場合、ヘッダの
“To:”行に相当する部分を参照し、そこに記述され
ている宛て先にヘッダが付加されたテキストを送付す
る。本図では、“To:”行に“ユーザ1”および“ユ
ーザ3”と記述されているため、ユーザ1とユーザ3に
テキストを配布し、処理を終了する。
【0055】以上説明したように、本発明によれば、複
数ユーザの検索条件式の登録時に、それらの検索条件式
中に含まれる検索タームを指定したユーザの識別情報と
そのユーザが指定した検索条件式中に含まれる検索ター
ムの数を記憶しておき、テキストの検索時に、テキスト
中に一致する部分文字列が出現した検索タームのユーザ
毎の数と記憶しておいたユーザ毎の検索ターム数とを比
較することによって全ての検索条件式が成立しているか
どうかを判別することができるため、ただ一度のテキス
ト走査で全てのユーザの検索条件式の成否を判定でき、
全ユーザの検索条件式に関する検索処理を一度に行うこ
とが可能となる。その結果、複数の情報源から入手した
テキストを、ユーザが予め登録しておいた検索条件式に
基づき、テキストのただ一度の走査で複数ユーザの検索
条件式が成立しているかどうかを判別し、条件が成立し
ているユーザに対して即座にそのテキストを配布するこ
とができる即時性の高い文書検索配送システムを実現す
ることが可能となる。また、この文書検索配送システム
は即時性が高いので、ユーザがシステムに検索条件式を
通知してから検索されたテキストが配送されるまでの時
間が短く、この時間を監視することにより本発明が適用
されているか否かを判定することが可能である。
【0056】《第二実施例》次に、本発明の第二の実施
例について説明する。本実施例で示す文書検索配送シス
テムでは、ユーザ毎に配布条件を管理することにより、
ある程度まとめてテキストを配布したり、決まった時間
に配布するなど、ユーザの希望に応じてテキストを配布
することが可能となる。また、商業的なシステムとして
用いる場合には、ユーザの契約条件に応じて時間遅延を
設けてテキストを配布することも可能となる。
【0057】本実施例は第一の実施例(図1)と基本的
に同様の構成をとるが、その中の主メモリ104内の構
成が異なる。この主メモリ104内の構成は図21に示
すようなものとなる。図21に示すように、主メモリ1
04aに配布管理テーブル2108を確保し、システム
制御プログラム105aの制御下に配布条件登録制御プ
ログラム2100およびテキスト配布制御プログラム2
104を新たに設ける。また、配布条件登録制御プログ
ラム2100の制御下に配布条件解析プログラム210
1および配布条件登録プログラム2102を、テキスト
検索制御プログラム112aの制御下に配布情報格納プ
ログラム2103を、テキスト配布制御プログラム21
04の制御下にテキスト配布プログラム2105を設け
る。このテキスト配布プログラム2105は配布条件チ
ェックプログラム2106、電子メールプログラム11
9および配布情報修正プログラム2107で構成され
る。電子メールプログラム119にはワークステーショ
ンなどで一般的に用いられている既存のメールプログラ
ムを用いる。以上のプログラムはハードディスク装置、
フロッピーディスクなどのコンピュータで読み書きでき
る記憶媒体に格納することもできる。
【0058】システム制御プログラム105aは文書検
索配送システムの管理者によるキーボード101からの
指示を受けて起動される。配布条件登録制御プログラム
2100、検索条件式登録制御プログラム106、テキ
スト検索制御プログラム112aおよびテキスト配布制
御プログラム2104はユーザ126からの配布条件や
検索条件式の登録指示、キーボード101からの配布条
件の登録指示およびニュース配信元125からのテキス
トの配信により、システム制御プログラム105aによ
って起動され、それぞれ配布条件解析プログラム210
1および配布条件登録プログラム2102の制御、検索
条件式解析プログラム107、検索ターム数カウントテ
ーブル作成プログラム108および検索用オートマトン
作成プログラム109の制御、テキスト取得プログラム
113、テキスト検索プログラム114、テキスト成形
プログラム118および配布情報格納プログラム210
3の制御、テキスト配布プログラム2105の制御を行
う。以下、本実施例における文書検索配送システムの処
理内容について説明する。
【0059】まず、システム制御プログラム105aの
処理内容について図22のPAD図を用いて説明する。
システム制御プログラム105aでは、まずステップ2
200で、キーボード101から終了コマンドが入力さ
れるまで、以下のステップを繰り返す。この繰り返し処
理では、まずステップ2201でユーザ126からの電
子メールあるいはキーボード101の入力によって配布
条件が送られてきているかどうかを調べる。ここで、配
布条件が送られてきている場合には、ステップ2202
で配布条件登録制御プログラム2100を起動して、配
布条件の登録を行う。次に、ステップ2203でユーザ
126から電子メールによって検索条件式が送られてき
ているかどうかを調べる。ここで、検索条件式が送られ
てきている場合には、ステップ2204で検索条件式登
録制御プログラム106を起動して、検索条件式の登録
を行う。次に、ステップ2205でニュース配信元12
5から電子メールによってテキストが送られてきている
かどうかを調べる。ここで、テキストが送られてきてい
る場合には、ステップ2206でテキスト検索制御プロ
グラム112aを起動して、テキストの検索を行う。最
後に、ステップ2207でテキスト配布制御プログラム
2104を起動し、配布条件を判定してその条件を満た
しているユーザに対してのみテキストを配布する。以上
がシステム制御プログラム105aの処理内容である。
【0060】以下、第一の実施例にはない配布条件登録
制御プログラム2100とテキスト配布制御プログラム
2104および第一の実施例と処理が異なるテキスト検
索制御プログラム112aの処理内容について説明す
る。まず、配布条件登録制御プログラム2100による
配布条件登録の処理内容について図23のPAD図を用
いて説明する。配布条件登録制御プログラム2100は
システム制御プログラム105aによって起動される。
本プログラムは、まずステップ2300で配布条件解析
プログラム2101を起動し、ユーザ126からの電子
メールあるいはキーボード101の入力によって送られ
てきた配布条件を解析する。この配布条件の解析処理で
は、配布条件から以下の情報を抽出する。 (A)配布条件を設定するユーザの識別子 (B)配布条件の形式 (C)配布条件の設定値 上記(B)の配布条件の形式としては、「配布時間」、
「配布件数」、「遅延時間」などの配布条件の種別を抽
出する。(C)の配布条件の設定値として抽出する値
は、例えば(B)が「配布時間」ならその時間、「配布
件数」なら配布する件数、「遅延時間」なら検索してか
ら実際に配布するまでの経過時間である。例えば、 ユーザ番号1:配布時間(18:00) という“ユーザ番号1に対して18:00に配布する”
ことを意味する配布条件が送られてきた場合には「ユー
ザ番号1」、「配布時間」および「18:00」を抽出
する。 ユーザ番号2:配布件数(5) という“ユーザ番号2に対して5件たまったら配布す
る”ことを意味する配布条件が送られてきた場合には
「ユーザ番号2」、「配布件数」および「5」を抽出す
る。 ユーザ番号3:遅延時間(01:30) という“ユーザ番号3に対して1時間30分遅れて配布
する”ことを意味する配布条件が送られてきた場合には
「ユーザ番号3」、「遅延時間」および「01:30」
を抽出する。最後に、ステップ2301で配布条件登録
プログラム2102を起動し、配布条件解析プログラム
2101によって解析された結果を配布管理テーブル2
108に格納する。図24に配布管理テーブル2108
の例を示す。配布管理テーブル2108には配布条件解
析プログラム2101によって抽出された配布条件の形
式と設定値がユーザ番号に対応する形で格納され、配布
条件チェック用領域および配布テキスト番号格納用領域
が確保されている。
【0061】次に、テキスト検索制御プログラム112
aによるテキスト検索の処理内容について図25のPA
D図を用いて説明する。テキスト検索制御プログラム1
12aはシステム制御プログラム105aによって起動
される。図25に示す本プログラムの処理内容のうち、
ステップ2500〜2503におけるテキスト取得プロ
グラム113、テキスト検索プログラム114およびテ
キスト成形プログラム118の処理内容は第一の実施例
で述べた通りである。テキスト検索制御プログラム11
2aはステップ2504で、配布情報格納プログラム2
103を起動し、配布管理テーブル2108の配布テキ
スト番号格納用領域に検索条件が成立した配布すべきテ
キストの番号を追加格納する。次に、ステップ2505
で配布管理テーブル2108の配布テキスト番号格納用
領域に格納してあるテキスト番号の数、あるいは現在の
時間を本テーブルの配布条件チェック用領域に格納す
る。このとき、配布条件の形式が「配布件数」の場合に
は格納してあるテキスト番号の数を、「遅延時間」の場
合には現在の時間を格納する。「配布時間」の場合には
何も格納する必要はない。その後、ステップ2506で
テキスト成形プログラム118によって成形されたテキ
ストをワークエリア123に格納する。
【0062】最後に、テキスト配布制御プログラム21
04によるテキスト配布の処理内容について図26のP
AD図を用いて説明する。テキスト配布制御プログラム
2104はシステム制御プログラム105aによって起
動される。本プログラムは、ステップ2600でテキス
ト配布プログラム2105を起動し、ユーザ毎に配布条
件を判定し、その条件を満たしているユーザに対してテ
キストを配布する。
【0063】テキスト配布プログラム2105の詳細な
処理内容を図27に示す。テキスト配布プログラム21
05は、まずステップ2700で、配布管理テーブル2
108に配布条件が格納されている全てのユーザ番号に
対して以下のステップを繰り返す。この繰り返し処理で
は、まずステップ2701で配布条件チェックプログラ
ム2106を起動し、配布管理テーブル2108を用い
て配布条件を満たしているか否かを判定する。ここで、
以下の条件を満たしていれば配布条件を満たしていると
みなす。 条件(1):配布条件の形式が「配布時間」で、配布条
件の設定値と現在の時間が一致するか、あるいは配布条
件の設定値より現在の時間の方が超過している。 条件(2):配布条件の形式が「配布件数」で、配布条
件の設定値と配布条件チェック用領域に格納されている
件数が一致する。 条件(3):配布条件の形式が「遅延時間」で、配布条
件の設定値と配布条件チェック用領域に格納されている
時間から現在の時間までの経過時間が一致するか、ある
いは配布条件の設定値より経過時間の方が超過してい
る。上記の条件を満たしている場合には、ステップ27
02で配布条件を満たしていると判断し、ステップ27
03で電子メールプログラム119を起動して配布管理
テーブル2108の配布テキスト番号格納用領域に格納
されている番号のテキストをそのユーザ番号に配布す
る。最後に、ステップ2704で配布情報修正プログラ
ム2107を起動し、テキストを配布したユーザ番号に
対応する配布管理テーブル2108の配布条件チェック
用領域と配布テキスト番号格納用領域をリセットする。
これは、配布条件チェック用領域をNULLクリアし、配布
テキスト番号格納用領域からテキスト番号を削除するこ
とで実現する。以上が本発明の文書検索システムの実施
例である。
【0064】以下、図23に示した本実施例における配
布条件登録制御プログラム2100の処理手順について
図28を用いて具体的に説明する。まず、図23の配布
条件登録制御プログラム2100のステップ2300に
おける配布条件解析プログラム2101の処理について
説明する。配布条件解析プログラム2101は配布条件
登録制御プログラム2100によって起動される。本プ
ログラムは、ユーザ126から電子メールで送られてき
た配布条件あるいはキーボード101から入力された配
布条件を解析する。例として「ユーザ番号1:配布時間
(18:00)」、「ユーザ番号2:配布件数(5)」
および「ユーザ番号3:遅延時間(01:30)」とい
う配布条件を解析した結果を図28に示す。例えば「ユ
ーザ番号1:配布時間(18:00)」という配布条件
の場合、解析結果として、配布条件を設定するユーザ番
号「1」、配布条件の形式「配布時間」、配布条件の設
定値「18:00」が得られる。
【0065】次に、図23の配布条件登録制御プログラ
ム2100のステップ2301における配布条件登録プ
ログラム2102の処理について説明する。配布条件登
録プログラム2102は配布条件登録制御プログラム2
100によって、配布条件解析プログラム2101の次
に起動される。本プログラムは、配布条件解析プログラ
ム2101による解析結果に基づき配布管理テーブル2
108を作成する。作成された配布管理テーブル210
8の例を図28に示す。本テーブルには、配布条件解析
プログラム2101による解析結果に基づき、各ユーザ
番号に対応して配布条件の形式および設定値を格納す
る。また、配布条件チェック用領域および配布テキスト
番号格納用領域を確保する。以上が本実施例における配
布条件登録制御プログラム2100における検索条件式
登録処理の詳細な手順である。
【0066】以下、図25に示した本実施例におけるテ
キスト検索制御プログラム112aの処理手順について
具体的に説明する。図25に示す本プログラムの処理内
容のうち、ステップ2500〜2503におけるテキス
ト取得プログラム113、テキスト検索プログラム11
4およびテキスト成形プログラム118の処理内容は第
一の実施例で詳しく述べた通りである。以下は、ステッ
プ2504〜2506における配布情報格納プログラム
2103の詳細な処理内容である。配布情報格納プログ
ラム2103は、テキスト検索制御プログラム112a
によってテキスト成形プログラム118の次に起動され
る。本プログラムは、まず、ステップ2504でテキス
トの番号を、検索条件式が成立したユーザ番号に対応す
る配布管理テーブル2108の配布テキスト番号格納用
領域に格納する。図29に本プログラムの処理内容の例
を示す。本図は、59番のテキストに対してユーザ番号
1およびユーザ番号2の検索条件式が成立した場合の例
である。そのため、配布管理テーブル2108の配布テ
キスト番号格納用領域のユーザ番号1およびユーザ番号
2に対応する場所にテキスト番号“59”が格納され
る。次に、配布情報格納プログラム2103は、ステッ
プ2504で配布管理テーブル2108の配布テキスト
番号格納用領域に格納してあるテキスト番号の数、ある
いは現在の時間を配布管理テーブル2108の配布条件
チェック用領域に格納する。このとき、配布条件の形式
が「配布件数」の場合には格納してあるテキスト番号の
数を、「遅延時間」の場合には現在の時間を格納する。
「配布時間」の場合には何も格納する必要はない。図2
9の例の場合、ユーザ番号2の配布条件の形式は「配布
件数」であるので、配布条件チェック用領域の値を1増
やして“5”にするが、ユーザ番号1の配布条件の形式
は「配布時間」であるため何もしない。最後に、配布情
報格納プログラム2103はステップ2506で、テキ
スト成形プログラム118によって成形されたテキスト
をワークエリア123に格納して終了する。
【0067】最後に、図26のテキスト配布制御プログ
ラム2104のステップ2600におけるテキスト配布
プログラム2105の処理について説明する。テキスト
配布プログラム2105の詳細な処理内容は図27に示
した通りである。まず、ステップ2700で、配布管理
テーブル2108に配布条件が格納されている全てのユ
ーザに対して以下の処理を繰り返す。この繰り返し処理
では、まずステップ2701で配布条件チェックプログ
ラム2105を起動し、配布条件を判定する。ここで、
以下の条件を満たしていれば配布条件を満たしていると
みなす。 条件(1):配布条件の形式が「配布時間」で、配布条
件の設定値と現在の時間が一致するか、あるいは配布条
件の設定値より現在の時間の方が超過している。 条件(2):配布条件の形式が「配布件数」で、配布条
件の設定値と配布条件チェック用領域に格納されている
件数が一致する。 条件(3):配布条件の形式が「遅延時間」で、配布条
件の設定値と配布条件チェック用領域に格納されている
時間から現在の時間までの経過時間が一致するか、ある
いは配布条件の設定値より経過時間の方が超過してい
る。
【0068】ユーザ番号1の配布条件の形式は「配布時
間」である。しかし、現在の時間“14:00”は配布
条件の設定値“18:00”を超過していないため、配
布条件が満たされていない。そのため、次の繰り返しに
移る。
【0069】ユーザ番号2の配布条件の形式は「配布件
数」であり、配布条件チェック用領域に格納されている
件数と配布条件の設定値が“5”と一致しているので、
ステップ2703で電子メールプログラム119を起動
し、配布管理テーブル2108の配布テキスト番号格納
用領域に格納されている番号のテキストを配布する。本
図においてユーザ番号2に対応する配布テキスト番号格
納用領域には、テキスト番号19、24、33、42、
59が格納されているので、ワークエリア123に格納
されているテキストで同じ番号のものをユーザ番号2に
配布する。次に、ステップ2704で配布情報修正プロ
グラム2107を起動し、テキストを配布したユーザ番
号、すなわちユーザ番号2に対応する配布管理テーブル
2108の配布チェック用領域および配布テキスト番号
格納用領域をリセットし、次の繰り返し処理を行う。
【0070】ユーザ番号3の配布条件の形式は「遅延時
間」であり、配布条件チェック用領域に格納されている
時間から現在の時間までの経過時間と配布条件の設定値
に格納されている時間が“01:30”と一致している
ので、ステップ2703で電子メールプログラム119
を起動し、配布管理テーブル2108の配布テキスト番
号格納用領域に格納されている番号のテキストを配布す
る。本図においてユーザ番号3に対応する配布テキスト
番号格納用領域には、テキスト番号53が格納されてい
るので、ワークエリア123に格納されているテキスト
で同じ番号のものをユーザ番号3に配布する。次に、ス
テップ2704で配布情報修正プログラム2107を起
動し、テキストを配布したユーザ番号、すなわちユーザ
番号2に対応する配布管理テーブル2108の配布チェ
ック用領域および配布テキスト番号格納用領域をリセッ
トする。全ての繰り返し処理が終了したときの配布管理
テーブル2108を図30に示す。ユーザ番号2および
ユーザ番号3にテキスト配布処理を行ったので、それら
に対応する配布条件チェック用領域および配布テキスト
番号格納用領域がリセットされている。
【0071】以上説明したように、本発明によれば、ユ
ーザ毎に配布条件を設定し、その配布条件にしたがって
検索条件式が成立したテキストを配布することにより、
ある程度まとめてテキストを配布したり、決まった時間
に配布するなど、ユーザの希望に応じてテキストを配布
することが可能となる。また、商業的なシステムとして
用いる場合には、ユーザの契約条件に応じて時間遅延を
設けてテキストを配布することも可能となる。その結
果、複数の情報源から入手したテキストを、ユーザが予
め登録しておいた検索条件式に基づき、テキストのただ
一度の走査で複数ユーザの検索条件式が成立しているか
どうかを判別し、ユーザの個々の希望配布条件に応じて
そのテキストを配布することができる柔軟性の高い文書
検索配送システムを実現することが可能となる。
【0072】《第三実施例》次に、本発明の第三の実施
例について説明する。本実施例で示す文書検索配送シス
テムでは、各ユーザが指定した検索条件式に含まれる検
索タームをユーザ毎に管理し、ユーザから検索条件式の
削除が指示された際に、管理してある検索タームで有限
オートマトンを探索し、ユーザリストのポインタを張り
替えることによって、容易にユーザリストから以前の情
報を削除することができる。この実施例によれば、ユー
ザによる検索条件式の変更指示がある場合にも容易に変
更を行うことが可能となる。本実施例は第一の実施例
(図1)と基本的に同様の構成をとるが、その中の主メ
モリ104内の構成が異なる。この主メモリ104内の
構成は図31に示すようなものとなる。図31に示すよ
うに、主メモリ104bに検索ターム管理テーブル31
06を確保し、システム制御プログラム105bの制御
下に検索条件式削除制御プログラム3100を新たに設
ける。また、検索条件式削除制御プログラム3100の
制御下にユーザリスト修正プログラム3101および検
索ターム数カウントテーブル修正プログラム3104
を、検索条件式登録制御プログラム106bの制御下に
検索ターム管理テーブル作成プログラム3105を設け
る。ユーザリスト修正プログラム3101は有限オート
マトン探索プログラム3102およびユーザリスト部分
削除プログラム3103で構成される。以上のプログラ
ムはハードディスク装置、フロッピーディスクなどのコ
ンピュータで読み書きできる記憶媒体に格納することも
できる。
【0073】システム制御プログラム105bは文書検
索配送システムの管理者によるキーボード101からの
指示で起動される。検索条件式削除制御プログラム31
00、検索条件式登録制御プログラム106bおよびテ
キスト検索制御プログラム112はユーザ126からの
検索条件式の登録や削除指示およびニュース配信元12
5からのテキストの配信により、システム制御プログラ
ム105bによって起動され、それぞれユーザリスト修
正プログラム3101および検索ターム数カウントテー
ブル修正プログラム3104の制御、検索条件式解析プ
ログラム107、検索ターム数カウントテーブル作成プ
ログラム108、検索用オートマトン作成プログラム1
09および検索ターム管理テーブル作成プログラム31
05の制御、テキスト取得プログラム113、テキスト
検索プログラム114およびテキスト成形プログラム1
18の制御を行う。
【0074】以下、本実施例における文書検索配送シス
テムの処理内容について説明する。まず、システム制御
プログラム105bの処理内容について図32のPAD
図を用いて説明する。システム制御プログラム105b
では、まずステップ3200で、キーボード101から
終了コマンドが入力されるまで、以下のステップを繰り
返す。この繰り返し処理では、まずステップ3201で
ユーザ126から電子メールによって検索条件式の削除
指示が送られてきているかどうかを調べる。ここで、検
索条件式の削除指示が送られてきている場合には、ステ
ップ3202で検索条件式削除制御プログラム3100
を起動して、検索条件式の削除を行う。次に、ステップ
3203でユーザ126から電子メールによって検索条
件式が送られてきているかどうかを調べる。ここで、検
索条件式が送られてきている場合には、ステップ320
4で検索条件式登録制御プログラム106bを起動し
て、検索条件式の登録を行う。次に、ステップ3205
でニュース配信元125から電子メールによってテキス
トが送られてきているかどうかを調べる。ここで、テキ
ストが送られてきている場合には、ステップ3206で
テキスト検索制御プログラム112を起動して、テキス
トの検索を行う。次に、ステップ3207でテキスト検
索制御プログラム112におけるテキスト検索の結果を
調べ、成立している検索条件式が一つでも存在すると判
断された場合には、ステップ3208で電子メールプロ
グラム119を起動し、成立した検索条件式を指定した
ユーザに対し、該当テキストを電子メールを用いて配布
する。以上がシステム制御プログラム105bの処理内
容である。
【0075】以下、第一の実施例にはない検索条件式削
除制御プログラム3100および第一の実施例と処理が
異なる検索条件式登録制御プログラム106bの処理内
容について説明する。まず、検索条件式削除制御プログ
ラム3100による検索条件式の削除処理の内容につい
て図33のPAD図を用いて説明する。検索条件式削除
制御プログラム3100はシステム制御プログラム10
5bによって起動される。本プログラムは、まずステッ
プ3300でユーザリスト修正プログラム3101を起
動し、検索条件式の削除が指定されたユーザ番号に対応
するユーザリスト122を削除する。そして、ステップ
3301で検索ターム数カウントテーブル修正プログラ
ム3104を起動し、検索条件式の削除が指定されたユ
ーザ番号に対応する検索ターム数カウントテーブル12
0を削除する。
【0076】ユーザリスト修正プログラム3101の詳
細な処理内容を図34に示す。本プログラムは、まずス
テップ3400で検索ターム管理テーブル3106に格
納されている検索タームの数分、以下のステップを繰り
返す。検索ターム管理テーブル3106については後で
説明する。繰り返し処理では、まずステップ3401で
有限オートマトン探索プログラム3102を起動し、検
索タームで有限オートマトン121を探索することによ
ってユーザリスト122へのポインタを得る。最後に、
ステップ3402でユーザリスト部分削除プログラム3
103を起動し、ユーザリスト122のポインタを張り
替えることによって、検索条件式の削除を行うユーザ番
号に対応するリストを削除する。以上が、検索条件式削
除制御プログラム3100による検索条件式削除の処理
内容である。
【0077】次に、検索条件式登録制御プログラム10
6bによる検索条件式の登録処理の内容について図35
のPAD図を用いて説明する。検索条件式登録制御プロ
グラム106bはシステム制御プログラム105bによ
って起動される。図35に示す本プログラムの処理内容
のうち、ステップ3500〜3502における検索条件
式解析プログラム107、検索ターム数カウントテーブ
ル作成プログラム108および検索用オートマトン作成
プログラム109の処理内容については第一の実施例で
述べた通りである。検索条件式登録制御プログラム10
6bはステップ3503で、検索ターム管理テーブル作
成プログラム3105を起動し、検索条件式中に含まれ
る検索タームを検索ターム管理テーブル3106に格納
する。ここで、作成される検索ターム管理テーブル31
06の例を図36に示す。本図に示した検索ターム管理
テーブル3106は、「“文書”and(“検索”or“サ
ーチ”)」というユーザ1の検索条件式、「“文字”an
d ¬(“認識”or“学習”)」というユーザ2の検索条
件式および「¬(“検索”and “学習”)」というユー
ザ3の検索条件式から抽出した検索タームから作成され
たものである。以上が本発明の文書検索方法の実施例で
ある。
【0078】以下、図33に示した本実施例における検
索条件式削除制御プログラム3100の処理手順につい
て図37を用いて具体的に説明する。まず、図33の検
索条件式削除制御プログラム3100のステップ330
0におけるユーザリスト修正プログラム3101の処理
について説明する。ユーザリスト修正プログラム310
1は検索条件式削除制御プログラム3100によって起
動される。本プログラムの詳細な処理内容は図34に示
した通りである。本プログラムはステップ3400で、
検索ターム管理テーブル3106に格納されている検索
タームの数分、ステップ3401およびステップ340
2を繰り返す。ステップ3401では、有限オートマト
ン探索プログラム3102を起動し、検索タームで有限
オートマトン121を探索してユーザリスト122への
ポインタを得る。ステップ3402では、ユーザリスト
部分削除プログラム3103を起動し、検索条件式の削
除が指定されたユーザ番号に対応するユーザリスト12
2を削除する。
【0079】ユーザリスト修正プログラム3101の処
理例を図37に示す。本図は「文字」、「認識」および
「学習」を検索条件式中に含むユーザ番号2の検索条件
式を削除する場合の例である。検索ターム管理テーブル
3106には「文字」、「認識」および「学習」が格納
されており、これらの検索タームに対して繰り返し処理
が行われる。繰り返し処理の中でステップ3401では
「文字」、「認識」および「学習」で有限オートマトン
121を探索し、それぞれユーザリスト122へのポイ
ンタを得る。ステップ3402では、それらのユーザリ
スト122を辿り、ユーザ番号2に関するユーザリスト
122を削除する。本図では、ユーザリスト122のう
ちユーザ番号“2”の部分が削除される。
【0080】次に、図33の検索条件式削除制御プログ
ラム3100のステップ3301における検索ターム数
カウントテーブル修正プログラム3104の処理につい
て説明する。検索ターム数カウントテーブル修正プログ
ラム3104は、検索条件式削除制御プログラム310
0によってユーザリスト修正プログラム3101の次に
起動される。本プログラムでは、検索条件式の削除が指
定されたユーザ番号に対応する検索ターム数カウントテ
ーブル120を削除する。図38に本プログラムの処理
例を示す。本図に示す通り、ユーザ番号2に対応する検
索ターム数カウントテーブルが削除される。以上が本実
施例における検索条件式削除制御プログラム3100に
おける検索条件式削除の詳細な手順である。
【0081】以下、図35に示した本実施例における検
索条件式登録制御プログラム106bの処理手順につい
て具体的に説明する。図35に示す本プログラムの処理
内容のうち、ステップ3500〜3502における検索
条件式解析プログラム107、検索ターム数カウントテ
ーブル作成プログラム108および検索用オートマトン
作成プログラム109の処理内容については第一の実施
例で述べた通りである。以下、ステップ3503におけ
る検索ターム管理テーブル作成プログラム3105の詳
細な処理内容を説明する。検索ターム管理テーブル作成
プログラム3105は、検索条件式登録制御プログラム
106bによって検索用オートマトン作成プログラム1
09の次に起動される。本プログラムでは、検索条件式
解析プログラム107による解析結果として得られた検
索条件式中に含まれる検索タームを検索ターム管理テー
ブル3106に格納する。
【0082】本プログラムの処理例を図39に示す。本
図は、ユーザ番号2のユーザが「“構造”and“認
識”」、すなわち「“構造”と“認識”を同時に含む文
書」という検索条件式を指定した場合の例である。この
検索条件式を検索条件式解析プログラム107によって
解析すると“構造”および“認識”という2つの検索タ
ームが得られる。これらの検索タームを検索ターム管理
テーブル3106にユーザ番号に対応した形で格納す
る。本図では、ユーザ番号2に対応する場所に“構造”
および“認識”が格納されている。以上が本実施例にお
ける検索条件式登録制御プログラム106bにおける検
索条件式登録の詳細な手順である。
【0083】以上説明したように、本発明によれば、各
ユーザが指定した検索条件式に含まれる検索タームをユ
ーザ毎に管理し、ユーザから検索条件式の削除が指示さ
れた際に、管理してある検索タームで有限オートマトン
を探索し、ユーザリストのポインタを張り替えることに
よって、容易にユーザリストから以前の情報を削除する
ことが可能となる。その結果、複数の情報源から入手し
たテキストを、ユーザが予め登録しておいた検索条件式
に基づき、テキストのただ一度の走査で複数ユーザの検
索条件式が成立しているかどうかを判別し、条件が成立
しているユーザに対して即座にそのテキストを配布する
文書検索配送システムにおいて、ユーザの要求に応じて
検索条件式を随時変更できる文書検索配送システムを実
現することが可能となる。本実施例では、検索条件式の
削除指示と登録指示が別々に送られてくる場合について
説明したが、検索条件式の削除指示と登録指示が同時に
送られてくる、すなわち更新指示が送られてくる場合に
も削除処理と登録処理を連続して行うことにより対応で
きることは明らかであろう。また、本実施例は第一の実
施例に対して検索条件式の削除処理を追加したものであ
るが、第二の実施例に対して適用することも可能なこと
は明らかであろう。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザ数が、すなわち
検索条件式の数が大量となる場合でも、ただ一度のテキ
スト走査で全ての検索条件式が成立しているかどうかを
判別することができるため、高速なテキスト検索を実現
することが可能となる。また、この結果、ユーザ数が増
えた場合でも、ユーザ数に依らない高速なリアルタイム
のテキスト検索配布が行える文書検索配送システムを提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の構成を示す図である。
【図2】従来技術1における有限オートマトンの構成を
示す図である。
【図3】従来技術1におけるフェイル先状態番号テーブ
ルの構成を示す図である。
【図4】従来技術1における出力テーブルの構成を示す
図である。
【図5】従来技術2における日本語テキスト用有限オー
トマトンの例を示す図である。
【図6】本発明の概略の処理内容を示す図である。
【図7】システム制御プログラム105の処理内容を示
すPAD図である。
【図8】検索条件式登録制御プログラム106の処理内
容を示すPAD図である。
【図9】検索条件式の解析方法を説明するための図であ
る。
【図10】検索ターム数カウントテーブル120の作成
方法を説明するための図である。
【図11】テキスト検索制御プログラム112の処理内
容を示すPAD図である。
【図12】検索用オートマトン作成プログラム109の
処理内容を示すPAD図である。
【図13】有限オートマトン121およびユーザリスト
122の作成方法を説明するための図である。
【図14】テキスト検索プログラム114の処理内容を
示すPAD図である。
【図15】ユーザリスト122の作成処理を説明するた
めの図である。
【図16】テキスト走査処理を説明するための図であ
る。
【図17】テキスト中に一致する部分文字列が出現した
検索タームのカウント処理を説明するための図である。
【図18】テキスト中に一致する部分文字列が出現しな
かった検索タームのカウント処理を説明するための図で
ある。
【図19】検索条件式の成立チェック処理を説明するた
めの図である。
【図20】テキスト成形処理を説明するための図であ
る。
【図21】本発明の第二の実施例の構成を示す図であ
る。
【図22】システム制御プログラム105aの処理内容
を示すPAD図である。
【図23】配布条件登録制御プログラム2100の処理
内容を示すPAD図である。
【図24】配布管理テーブル2108の構成を示す図で
ある。
【図25】テキスト検索制御プログラム112aの処理
内容を示すPAD図である。
【図26】テキスト配布制御プログラム2104の処理
内容を示すPAD図である。
【図27】テキスト配布プログラム2105の処理内容
を示すPAD図である。
【図28】配布条件登録処理を説明するための図であ
る。
【図29】配布情報格納処理を説明するための図であ
る。
【図30】配布条件チェック処理および配布情報修正処
理を説明するための図である。
【図31】本発明の第三の実施例の構成を示す図であ
る。
【図32】システム制御プログラム105bの処理内容
を示すPAD図である。
【図33】検索条件式削除制御プログラム3100の処
理内容を示すPAD図である。
【図34】ユーザリスト修正プログラム3101の処理
内容を示すPAD図である。
【図35】検索条件式登録制御プログラム106bの処
理内容を示すPAD図である。
【図36】検索ターム管理テーブル3106の構成を示
す図である。
【図37】ユーザリスト修正処理を説明するための図で
ある。
【図38】検索ターム数カウントテーブル修正処理を説
明するための図である。
【図39】検索ターム管理テーブル作成処理を説明する
ための図である。
【符号の説明】
100 ディスプレイ 101 キーボード 102 CPU 103 バス 104、104a、104b 主メモリ 105、105a、105b システム制御プログラム 106、106b 検索条件式登録制御プログラム 107 検索条件式解析プログラム 108 検索ターム数カウントテーブル作成プログラム 109 検索用オートマトン作成プログラム 110 有限オートマトン作成プログラム 111 ユーザリスト作成プログラム 112、112a テキスト検索制御プログラム 113 テキスト取得プログラム 114 テキスト検索プログラム 115 テキスト走査プログラム 116 検索ターム数カウントプログラム 117 検索条件式チェックプログラム 118 テキスト成形プログラム 119 電子メールプログラム 120 検索ターム数カウントテーブル 121 有限オートマトン 122 ユーザリスト 123 ワークエリア 124 LAN 125 ニュース配信元 126 文書検索配送システムのユーザ 2100 配布条件登録制御プログラム 2101 配布条件解析プログラム 2102 配布条件登録プログラム 2103 配布情報格納プログラム 2104 テキスト配布制御プログラム 2105 テキスト配布プログラム 2106 配布条件チェックプログラム 2107 配布情報修正プログラム 2108 配布管理テーブル 3100 検索条件式削除制御プログラム 3101 ユーザリスト修正プログラム 3102 有限オートマトン探索プログラム 3103 ユーザリスト部分削除プログラム 3104 検索ターム数カウントテーブル修正プログラ
ム 3105 検索ターム管理テーブル作成プログラム 3106 検索ターム管理テーブル

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つ以上の情報源から入手した文書情報
    のテキストデータを対象として、 1個以上の検索タームを含む1人以上のユーザが指定し
    た検索条件式を登録する検索条件式登録ステップと、 テキストを入手した際に、該テキストに対する前記検索
    条件式の成否を判断し、該検索条件式が成立したユーザ
    に対して、該テキストを配布するテキスト検索配布ステ
    ップを有する文書検索配送方法において、 前記テキスト検索配布ステップは、前記テキストをただ
    一度走査することによって前記複数の検索条件式の該テ
    キストに対する成否を判断するテキスト検索ステップを
    有することを特徴とする文書検索配送方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文書検索配送方法におい
    て、 前記検索条件式登録ステップは、 前記検索条件式から全ての検索タームを抽出する検索条
    件式解析ステップと、 ユーザ毎にユーザと該ユーザの検索条件式から抽出され
    た全ての検索タームの数を含む管理情報を格納する検索
    ターム数カウントテーブルを作成する検索ターム数カウ
    ントテーブル作成ステップと、 前記検索条件式から抽出した全ての検索タームを、テキ
    ストのただ一度の走査により照合する際に参照する多重
    文字列照合テーブルを生成する多重文字列照合テーブル
    生成ステップと、 検索条件式から抽出された各検索ターム対応に該検索条
    件式を指定したユーザのユーザ識別子をリストとしてつ
    ないだユーザリストを生成するユーザリスト生成ステッ
    プを有し、 前記テキスト検索配布ステップは、 該テキストに対する前記検索条件式の成否の判断時に、
    前記多重文字列照合テーブルを参照して該テキストを走
    査することによって、前記検索条件式解析ステップによ
    り抽出された全ての検索タームを照合するテキスト走査
    ステップと、 前記テキスト走査ステップによって照合された検索ター
    ムと前記ユーザリストと前記検索ターム数カウントテー
    ブルを照合することにより、該テキストに対する前記検
    索条件式の成否を判断する検索条件式成否判断ステップ
    を有することを特徴とする文書検索配送方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の文書検索配送方法におい
    て、 前記多重文字列照合テーブルとして有限オートマトンを
    用いることを特徴とする文書検索配送方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3記載の文書検索
    配送方法において、 前記検索条件式成否判断ステップは、 前記ユーザリストを参照し、前記テキスト走査ステップ
    によって照合された検索タームの個数をユーザ毎に算出
    する検索ターム照合数算出ステップと、 前記検索ターム照合数算出ステップで算出された検索タ
    ームの個数と前記検索ターム数カウントテーブルに格納
    されている検索タームの個数とを比較し、一致している
    場合には該検索タームが含まれる検索条件式が成立して
    いるものとみなす検索ターム数比較ステップを有するこ
    とを特徴とする文書検索配送方法。
  5. 【請求項5】 一つ以上の情報源から入手した文書情報
    のテキストデータを対象として、 1個以上の検索タームを含む1人以上のユーザが指定し
    た検索条件式を登録する検索条件式登録ステップと、 テキストを入手した際に、該テキストに対する前記検索
    条件式の成否を判断し、該検索条件式が成立したユーザ
    に対して、該テキストを配布するテキスト検索配布ステ
    ップを有する文書検索配送方法において、 1人以上のユーザあるいはシステム管理者が指定したテ
    キスト配布の条件を記した配布条件を含む配布条件設定
    式を登録する配布条件設定式登録ステップを有し、 前記テキスト検索配布ステップは、 前記テキストをただ一度走査することによって前記複数
    の検索条件式の該テキストに対する成否を判断するテキ
    スト検索ステップと、 前記テキスト検索ステップによって前記検索条件式が成
    立したユーザに対して、前記配布条件設定式登録ステッ
    プによって登録された前記配布条件が成立した時点で前
    記テキストを配布するテキスト配布制御ステップを有す
    ることを特徴とする文書検索配送方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の文書検索配送方法におい
    て、 前記配布条件設定式登録ステップは、 前記配布条件設定式から配布条件を設定すべきユーザの
    識別子と配布条件を抽出する配布条件設定式解析ステッ
    プと、 前記配布条件設定式解析ステップにおいて前記配布条件
    設定式から抽出されたユーザの識別子と配布条件を格納
    した配布条件管理テーブルを作成する配布条件管理テー
    ブル作成ステップを有し、 前記テキスト配布制御ステップは、 前記配布条件管理テーブルを参照して前記配布条件の成
    否を判断する配布条件成否判断ステップと、 前記配布条件成否判断ステップによって前記配布条件が
    成立していると判断された時点でユーザに対して前記テ
    キストを配布するテキスト配布ステップを有することを
    特徴とする文書検索配送方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の文書検索配送方法におい
    て、 前記配布条件として、配布する時間、配布する件数また
    はテキスト検索から配布までの遅延時間を用いることを
    特徴とする文書検索配送方法。
  8. 【請求項8】 一つ以上の情報源から入手した文書情報
    のテキストデータを対象として、 1個以上の検索タームを含む1人以上のユーザが指定し
    た検索条件式を登録する検索条件式登録ステップと、 テキストを入手した際に、該テキストに対する前記検索
    条件式の成否を判断し、該検索条件式が成立したユーザ
    に対して、該テキストを配布するテキスト検索配布ステ
    ップを有する文書検索配送方法において、 前記検索条件式の削除が指示された場合には該検索条件
    式を削除する検索条件式削除ステップを有することを特
    徴とした文書検索配送方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の文書検索配送方法におい
    て、 前記検索条件式登録ステップは、 前記検索条件式から全ての検索タームを抽出する検索条
    件式解析ステップと、 ユーザ毎にユーザと該ユーザの検索条件式から抽出され
    た全ての検索タームの数を含む管理情報を格納する検索
    ターム数カウントテーブルを作成する検索ターム数カウ
    ントテーブル作成ステップと、 前記検索条件式から抽出した全ての検索タームを、テキ
    ストのただ一度の走査により照合する際に参照する多重
    文字列照合テーブルを生成する多重文字列照合テーブル
    生成ステップと、 検索条件式から抽出された各検索ターム対応に該検索条
    件式を指定したユーザのユーザ識別子をリストとしてつ
    ないだユーザリストを生成するユーザリスト生成ステッ
    プを有し、 前記検索条件式削除ステップは、 削除が指示された前記検索条件式に関連する情報を前記
    検索ターム数カウントテーブルおよび前記ユーザリスト
    から削除する検索条件式管理テーブル削除ステップを有
    することを特徴とする文書検索配送方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の文書検索配送方法にお
    いて、 前記検索条件式登録ステップは、 さらに、前記検索条件式解析ステップにより抽出された
    検索タームを格納した検索ターム管理テーブルを作成す
    る検索ターム管理テーブル作成ステップを有し、 前記検索条件式管理テーブル削除ステップは、 前記検索ターム管理テーブルを参照して、削除が指示さ
    れた前記検索条件式に含まれる前記検索タームに対応す
    る該検索条件式を指定したユーザのユーザ識別子を前記
    ユーザリストから削除するユーザリスト削除ステップ
    と、 削除が指示された前記検索条件式に関連するユーザの管
    理情報を、前記検索ターム数カウントテーブルから削除
    する検索ターム数カウントテーブル削除ステップを有す
    ることを特徴とする文書検索配送方法。
  11. 【請求項11】 一つ以上の情報源から入手した文書情
    報のテキストデータを対象として、 1個以上の検索タームを含む1人以上のユーザが指定し
    た検索条件式を登録する検索条件式登録手段と、 テキストを入手した際に、該テキストに対する前記検索
    条件式の成否を判断し、該検索条件式が成立したユーザ
    に対して、該テキストを配布するテキスト検索配布ステ
    ップを有する文書検索配送装置において、 前記テキスト検索配布手段は、前記テキストをただ一度
    走査することによって前記複数の検索条件式の該テキス
    トに対する成否を判断するテキスト検索手段を有するこ
    とを特徴とする文書検索配送装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の文書検索配送装置に
    おいて、 前記検索条件式登録手段は、 前記検索条件式から全ての検索タームを抽出する検索条
    件式解析手段と、 ユーザ毎にユーザと該ユーザの検索条件式から抽出され
    た全ての検索タームの数を含む管理情報を格納する検索
    ターム数カウントテーブルを作成する検索ターム数カウ
    ントテーブル作成手段と、 前記検索条件式から抽出した全ての検索タームを、テキ
    ストのただ一度の走査により照合する際に参照する多重
    文字列照合テーブルを生成する多重文字列照合テーブル
    生成手段と、 検索条件式から抽出された各検索ターム対応に該検索条
    件式を指定したユーザのユーザ識別子をリストとしてつ
    ないだユーザリストを生成するユーザリスト生成手段を
    有し、 前記テキスト検索配布手段は、 該テキストに対する前記検索条件式の成否の判断時に、
    前記多重文字列照合テーブルを参照して該テキストを走
    査することによって、前記検索条件式解析手段により抽
    出された全ての検索タームを照合するテキスト走査手段
    と、 前記テキスト走査手段によって照合された検索タームと
    前記ユーザリストと前記検索ターム数カウントテーブル
    を照合することにより、該テキストに対する前記検索条
    件式の成否を判断する検索条件式成否判断手段を有する
    ことを特徴とする文書検索配送装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の文書検索配送装置に
    おいて、 前記多重文字列照合テーブルとして有限オートマトンを
    用いることを特徴とする文書検索配送装置。
  14. 【請求項14】 請求項12または請求項13記載の文
    書検索配送装置において、 前記検索条件式成否判断手段は、 前記ユーザリストを参照し、前記テキスト走査手段によ
    って照合された検索タームの個数をユーザ毎に算出する
    検索ターム照合数算出手段と、 前記検索ターム照合数算出手段で算出された検索ターム
    の個数と前記検索ターム数カウントテーブルに格納され
    ている検索タームの個数とを比較し、一致している場合
    には該検索タームが含まれる検索条件式が成立している
    ものとみなす検索ターム数比較手段を有することを特徴
    とする文書検索配送装置。
  15. 【請求項15】 一つ以上の情報源から入手した文書情
    報のテキストデータを対象として、 1個以上の検索タームを含む1人以上のユーザが指定し
    た検索条件式を登録する検索条件式登録手段と、 テキストを入手した際に、該テキストに対する前記検索
    条件式の成否を判断し、該検索条件式が成立したユーザ
    に対して、該テキストを配布するテキスト検索配布手段
    を有する文書検索配送装置において、 1人以上のユーザあるいはシステム管理者が指定したテ
    キスト配布の条件を記した配布条件を含む配布条件設定
    式を登録する配布条件設定式登録手段を有し、 前記テキスト検索配布手段は、 前記テキストをただ一度走査することによって前記複数
    の検索条件式の該テキストに対する成否を判断するテキ
    スト検索手段と、 前記テキスト検索手段によって前記検索条件式が成立し
    たユーザに対して、前記配布条件設定式登録手段によっ
    て登録された前記配布条件が成立した時点で前記テキス
    トを配布するテキスト配布制御手段を有することを特徴
    とする文書検索配送装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の文書検索配送装置に
    おいて、 前記配布条件設定式登録手段は、 前記配布条件設定式から配布条件を設定すべきユーザの
    識別子と配布条件を抽出する配布条件設定式解析手段
    と、 前記配布条件設定式解析手段において前記配布条件設定
    式から抽出されたユーザの識別子と配布条件を格納した
    配布条件管理テーブルを作成する配布条件管理テーブル
    作成手段を有し、 前記テキスト配布制御手段は、 前記配布条件管理テーブルを参照して前記配布条件の成
    否を判断する配布条件成否判断手段と、 前記配布条件成否判断手段によって前記配布条件が成立
    していると判断された時点でユーザに対して前記テキス
    トを配布するテキスト配布手段を有することを特徴とす
    る文書検索配送装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の文書検索配送装置に
    おいて、 前記配布条件として、配布する時間、配布する件数また
    はテキスト検索から配布までの遅延時間を用いることを
    特徴とする文書検索配送装置。
  18. 【請求項18】 一つ以上の情報源から入手した文書情
    報のテキストデータを対象として、 1個以上の検索タームを含む1人以上のユーザが指定し
    た検索条件式を登録する検索条件式登録手段と、 テキストを入手した際に、該テキストに対する前記検索
    条件式の成否を判断し、該検索条件式が成立したユーザ
    に対して、該テキストを配布するテキスト検索配布手段
    を有する文書検索配送装置において、 前記検索条件式の削除が指示された場合には該検索条件
    式を削除する検索条件式削除手段を有することを特徴と
    した文書検索配送装置。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の文書検索配送装置に
    おいて、 前記検索条件式登録手段は、 前記検索条件式から全ての検索タームを抽出する検索条
    件式解析手段と、 ユーザ毎にユーザと該ユーザの検索条件式から抽出され
    た全ての検索タームの数を含む管理情報を格納する検索
    ターム数カウントテーブルを作成する検索ターム数カウ
    ントテーブル作成手段と、 前記検索条件式から抽出した全ての検索タームを、テキ
    ストのただ一度の走査により照合する際に参照する多重
    文字列照合テーブルを生成する多重文字列照合テーブル
    生成手段と、 検索条件式から抽出された各検索ターム対応に該検索条
    件式を指定したユーザのユーザ識別子をリストとしてつ
    ないだユーザリストを生成するユーザリスト生成手段を
    有し、 前記検索条件式削除手段は、 削除が指示された前記検索条件式に関連する情報を前記
    検索ターム数カウントテーブルおよび前記ユーザリスト
    から削除する検索条件式管理テーブル削除手段を有する
    ことを特徴とする文書検索配送装置。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の文書検索配送装置に
    おいて、 前記検索条件式登録手段は、 さらに、前記検索条件式解析手段により抽出された検索
    タームを格納した検索ターム管理テーブルを作成する検
    索ターム管理テーブル作成手段を有し、 前記検索条件式管理テーブル削除手段は、 前記検索ターム管理テーブルを参照して、削除が指示さ
    れた前記検索条件式に含まれる前記検索タームに対応す
    る該検索条件式を指定したユーザのユーザ識別子を前記
    ユーザリストから削除するユーザリスト削除手段と、 削除が指示された前記検索条件式に関連するユーザの管
    理情報を、前記検索ターム数カウントテーブルから削除
    する検索ターム数カウントテーブル削除手段を有するこ
    とを特徴とする文書検索配送装置。
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