JPH10272381A - 反撥磁気回路型非鉄金属分別装置及びそれに用いる回転ロータ - Google Patents
反撥磁気回路型非鉄金属分別装置及びそれに用いる回転ロータInfo
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Abstract
に作用するものとする。 【解決手段】 分別対象としての混合ごみをコンベアベ
ルトで搬送し、このコンベアベルトの下方に設けた回転
ロータからの移動磁界をこのベルトを貫通させて前記混
合ごみ中の非鉄金属に作用させ、この非鉄金属に渦電流
を生じさせて磁気的な反撥力によってこの非鉄金属をは
じき飛して分別を行う反撥磁気回路型非鉄金属分別装置
において、前記回転ロータを、周方向に複数の永久磁石
を並べ、且つ、これらの永久磁石としては周方向両端側
にそれぞれが位置するものを用いると共に、隣り合う2
つの永久磁石においては同極同士が互いに向い合う配置
とすることによりこれらの2つの永久磁石からの磁束が
互いに発揆し合って外部にある前記混合ごみを貫通する
磁束密度が増えるものとして構成したしたことを特徴と
する反撥磁気回路型非鉄金属分別装置。
Description
棄物及び自動車スクラップ等のように磁性物と非鉄金属
とその他のごみ等が混り合っている混合ごみ(分別対象
の原材料)を分別するのに使用される反撥磁気回路型非
鉄金属分別装置に関する。より詳しくは、混合ごみ中の
非鉄金属に回転ロータの移動磁界を加え、これにより非
鉄金属に生じる渦電流によって反撥力を生じさせてこの
非鉄金属をはじき飛すようにした反撥磁気回路型非鉄金
属分別装置に関する。
別装置の一例を示し、これは、周知のように、分別対象
の原材料としてのごみをベルトで前方へ運び、前方にお
いて磁気の反撥作用によって、非鉄金属、その他のご
み、磁性物がこの順序で遠くに落ちるようにして分別す
るようにしたものである。
してのフレーム107を備えている。このフレーム10
7には一対のプーリ104A,104Bが所定間隔(例
えば、1.5m)で回転可能に設けられており、これら
の間に任意数の磁性物かき落し用スクレーパ102が付
いた原材料供給用の供給ベルト103が巻き掛けられて
いる。
としてのごみが供給される供給ホッパ108が設けられ
ている。さらにこのプーリ104Aと、前記フレーム1
07に固定されたベルト駆動用のモータ105との間
に、動力伝達ベルト105Aが巻き掛けられている。こ
れにより、このモータ105によってベルト103が図
中矢印A1の方向に、例えば20〜120m/minの
速度で、回転させられることになる。
は、前記ベルト103によって搬送されてくる原材料を
図示の3つのシュート109A,109B,109Cに
分別するための永久磁石製回転ロータ101が回転可能
に設けられている。この回転ロータ101は、図8にそ
の横断面としての概略説明図に示すように、合成樹脂等
の外部シェル121で、強磁性マグネットベース123
上に交互にN極とS極をくるようにした永久磁石12
2,122,…をカバーしたものである。この回転ロー
タ101は、フレーム107に固定されたロータ駆動用
モータ106からの動力が動力伝達ベルト106Aによ
って伝えられて、例えば1500rpmの速度で回転さ
せられるようになっている。このプーリ104Bのさら
に前方には、ごみの飛散を防止するカバー110が設け
られている。
料としてのごみを供給ホッパ108に供給すると、この
ごみは供給ベルト103によって前方のプーリ104B
に運ばれる。このプーリ104Bの内側では前述のよう
に永久磁石を有する回転ロータ101が回転している。
この回転ロータ101からの磁力線の作用によって、非
鉄金属は遠くに飛ばされてシュート109A内に落ち、
磁性物はプーリ104Bに引き付けられたまま下側に回
転して磁力の弱まったところで一番手前側のシュータ1
09Cに落ち、その他のごみはプーリ104Bと共に回
転して真中のシュータ109Bに落ち、分別が行われ
る。
反撥磁気回路型非鉄金属分別装置では、回転ロータ10
1の磁気回路をオープン型としている。つまり、回転ロ
ータ101から外部に飛び出たままの磁束による反撥力
によって、上述のように、ごみを分別するようにしてい
る。しかしながら、空気は磁気抵抗が大きいため、多く
の束磁が積極的な意味で空気中に飛びでてくることはあ
まり期待できない。図6(B)に上記従来の回転ロータ
101における漏れ磁束がどのようになるかの一例を概
念的に示す。(図6(A)は、本発明の場合を示し、こ
れについては後述する。)この図6(B)からわかるよ
うに、複数の永久磁石122,122,…を順次隣接さ
せ、且つ、それらの永久磁石122,122,…の向き
を半径方向にN,S極が並ぶ向きとしたので、一方の永
久磁石122からの磁束は、回転ロータ1から外に出る
ことなく、回転ロータ1内において、ほとんどが隣りの
永久磁石122に入る。つまり、回転ロータ外に出るい
わゆる有効磁束EMは少ないものとなる。例えば、図示
の従来型の回転ロータを用いた場合においては、ベルト
表面の磁束密度は最大3000ガウス程度にしかならな
い。このような低い値では、分別対象物中の非鉄金属に
生じる渦電流値も小さくなる。このため、非鉄金属をは
じき飛す力が小さくなり、分別条件の悪い対象物、例え
ばステンレスや小粒径物等は分別が困難である。
の目的は、永久磁石からの磁束をできるだけ外部に出す
ようにすることにより、分別の効率を高めることにあ
る。
非鉄金属分別装置は、分別対象としての混合ごみをコン
ベアベルトで搬送し、このコンベアベルトの下方に設け
た回転ロータからの移動磁界をこのベルトを貫通させて
前記混合ごみ中の非鉄金属に作用させ、この非鉄金属に
渦電流を生じさせて磁気的な反撥力によってこの非鉄金
属をはじき飛して分別を行う反撥磁気回路型非鉄金属分
別装置において、前記回転ロータを、周方向に複数の永
久磁石を並べ、且つ、これらの永久磁石としては周方向
両端側にそれぞれが位置するものを用いると共に、隣り
合う2つの永久磁石においては同極同士が互いに向い合
う配置とすることによりこれらの2つの永久磁石からの
磁束が互いに発撥し合って外部にある前記混合ごみを貫
通する磁束密度が増えるものとして構成したことを特徴
とするものである。
用回転ローラは分別対象としての混合ごみをコンベアベ
ルトで搬送し、このコンベアベルトの下方からの移動磁
界をこのベルトを貫通させて前記混合ごみ中の非鉄金属
に作用させ、この非鉄金属に渦電流を生じさせて磁気的
な反撥力によってこの非鉄金属をはじき飛して分別を行
う反撥磁気回路型非鉄金属分別装置に使用する、前記移
動磁界を発生させる回転ローラであって、周方向に複数
の永久磁石を並べ、且つ、これらの永久磁石としては周
方向両端側にそれぞれが位置するものを用いると共に、
隣り合う2つの永久磁石においては同極同士が互いに向
い合う配置とすることによりこれらの2つの永久磁石か
らの磁束が互いに発撥し合って外部にある前記混合ごみ
を貫通する磁束密度が増えるものとして構成したことを
特徴とするものである。
施の形態を説明する。
回転ロータを示すもので、図1及び図4は分離状態の斜
視図及び側面図、図2は図1中のマグネットベースの斜
視図、図3及び図5は組立状態の正面図及び側面図であ
る。
ステンレス(例えばSUS304),Cu,Al,しん
ちゅう等の非磁性材で構成したマグネットベース1を有
する。このマグネットベース1は、特に図2からわかる
ように、むく状に一体に構成されたもので、ほぼ円柱状
の本体とその両端の回転軸1a,1aを有する。この本
体は周方向に所定間隔で設けた複数の突条1b,1b,
…を有する。これらの突条1b,1b,…間に作られる
溝1c,1c,…は、特に図3からわかるように、永久
磁石3,3,…を収納するためのものである。この永久
磁石3,3,…のうち長手方向に並ぶものは、特に図1
からわかるように、長手方向に所定の間隔で複数個並べ
られて磁石列3Aを作っている。この磁石列3Aは図で
は6列用いられる。つまり、6列の磁石列3Aが、図4
からわかる溝1c,1c,…に、図5に示す様に、嵌め
込まれる。これらの各永久磁石3A,3A,…をマグネ
ットベース1に固定するため、各マグネット押え板5,
5,…がマグネットベース1にそれぞれ2つのボルト
7,7で固定される。即ち、長手方向に走るマグネット
押え板5,5,…を図3に示すように放射状に並べ、各
押え板5を、長手方向に隣り合う永久磁石3と永久磁石
3の間の隙間9,9(図1参照)を通して、図5からわ
かるように、マグネットベース1に締着することによ
り、永久磁石3,3,…はマグネットベース1に固定さ
れる。これらの永久磁石3,3,…は、特に図3からわ
かるように、N,S極が周方向に並び、且つ、隣り合う
もの同士においては同極が向い合うように配置する。
向に並ぶ永久磁石3と永久磁石3の間の縦溝11,1
1,…に横断面がくさび状で且つ長尺状のポールピース
13,13,…が挟み込まれるようにする。このポール
ピース13はSS400やS20Cと呼ばれる炭素鋼
や、純鉄等の強磁性材によって、特に図1からわかるよ
うに、横断面がくさび状で且つ長尺状のものとして構成
されたものである。これらのポールピース13,13,
…を図4のように縦溝11,11,…に位置させて、上
述のように、押え板5を貫通させたボルト7,7,…を
マグネットベース1に締着する。これらのポールピース
13,13,…の内側の先端は組み立て時において、特
に図4からわかるように、突条1b,1b,…の表面に
当接する。この状態において、両端にサイドプレート1
5,15を嵌め合わせる。つまり、サイドプレート1
5,15を、それらの軸穴15a,15aに回転軸1
a,1aが挿入された状態に、サイドプレート15,1
5とマグネットベース1とを組み立てる。この状態にお
いて、図1からわかるように、サイドボルト17,1
7,…をサイドプレート15,15を貫通させ、この状
態でサイドボルト17,17,…をポールピース13,
13,…の端面に締着する。ポールピース13,13及
びボルト17,17はそれぞれ6つずつある。また、永
久磁石列3Aも6列ずつある。そして、回転ロータは、
上述のように、半径方向のボルト7,7,…と軸方向の
サイドボルト17,17,…によって前記の各部材が一
体化されて構成される。
ば、特に図5からわかるように、永久磁石3,3,…を
周方向に並べ、且つ、両極が周方向に位置するようにす
ると共に隣り合う永久磁石3,3においては同極同士が
対向するようにしたので、永久磁石3,3の間に高透磁
率のポールピース13を配置したことと相俟って、図6
(A)に示したように、隣り合う2つの永久磁石3,3
の磁束についてみれば、それらは互いに反撥し合って、
そのほとんどがポールピース13を介して外部に出るこ
ととなる。つまり、外部に出る有効磁束EMが著しく増
大することになる。このことは、従来例についての磁束
の状態を示した図6(B)との比較によっても明らかで
ある。そして、外部に出る有効磁束EMが図7に示すシ
ステムにおいて分別対象としてのごみに有効に作用し、
ごみの分別が高効率に行われることとなる。
りである。
う異極性マグネット(122,122)間に分布する磁
束が多く、分別に寄与する有効磁束(マグネット上方の
磁束)が減じられ、一般には有効磁束密度は3000ガ
ウス程度が限界である。
撥磁気回路型のものにおいては、透磁率の高いポールピ
ース13をマグネット3間に配しているため、同極同士
を対向させたマグネット(3,3)から湧き出す磁束
は、ほぼそのほんどがポールピース13を通って外部に
出る。
束密度は、回転ロータ径400mmのもので約5000
ガウス、300mmのもので約4500ガウスに達す
る。
は、磁束密度の2乗に比例するため、従来型に比して
(5000G/3000G)2 =2.8倍の値を得る。
た、ステンレス、鉛、又特に粒径の小さな分別対象物、
例えば粒径5mm程度のものまで効率よく分別処理がで
きる。
ていわゆる6極型としたが、8〜30極型、好ましくは
24極型とすることもできる。さらに、各極、つまり磁
石列3Aを3つの磁石3,3,3で構成したが、これも
任意の数とできるのも明らかである。
むく状のもののほか、図6に示すように、中空状のマグ
ネットベース20とすることができる。即ち、このマグ
ネットベース20は中空状のボディ21を有し、両端に
は穴をふさぐ端板22,22が、これらの端板22,2
2には回転軸23が、それぞれ溶接されて一体化され
る。このような中空状のものを用いれば材料費が浮くだ
けでなく、重量も軽減化され、搬送も容易となり且つ使
い勝手もよくなる。
作用させるための回転ロータの構成を、周方向に並ぶ複
数の永久磁石を隣り合うもの同士においては同極同士を
向い合わせ、さらに、永久磁石間には強磁性材製のポー
ルピースを挟むものとしたので、この回転ロータからの
磁束を効率良く外部に出して分別対象としての混合ごみ
に有効に作用させ、高効率で分別を行わせることができ
る。
図。
図。
離状態の斜視図。
Claims (10)
- 【請求項1】分別対象としての混合ごみをコンベアベル
トで搬送し、このコンベアベルトの下方に設けた回転ロ
ータからの移動磁界をこのベルトを貫通させて前記混合
ごみ中の非鉄金属に作用させ、この非鉄金属に渦電流を
生じさせて磁気的な反撥力によってこの非鉄金属をはじ
き飛して分別を行う反撥磁気回路型非鉄金属分別装置に
おいて、 前記回転ロータを、周方向に複数の永久磁石を並べ、且
つ、これらの永久磁石としては周方向両端側にそれぞれ
が位置するものを用いると共に、隣り合う2つの永久磁
石においては同極同士が互いに向い合う配置とすること
によりこれらの2つの永久磁石からの磁束が互いに発撥
し合って外部にある前記混合ごみを貫通する磁束密度が
増えるものとして構成したしたことを特徴とする反撥磁
気回路型非鉄金属分別装置。 - 【請求項2】前記永久磁石のうち周方向に隣り合う2つ
のものの間には強磁性材製のポールピースを挟設したこ
とを特徴とする請求項1記載の反撥磁気回路型非鉄金属
分別装置。 - 【請求項3】前記永久磁石はむく状のマグネットベース
の外周に固定されたことを特徴とする請求項1又は2記
載の反撥磁気回路型非鉄金属分別装置。 - 【請求項4】前記永久磁石は中空状のマグネットベース
の外周に固定されたことを特徴とする請求項1又は2記
載の反撥磁気回路型非鉄金属分別装置。 - 【請求項5】前記永久磁石は回転軸方向に複数のものが
並んで磁石列を構成しており、この磁石列が周方向に所
定間隔で複数並んでいることを特徴とする請求項1〜4
の1つに記載の反撥磁気回路型非鉄金属分別装置。 - 【請求項6】分別対象としての混合ごみをコンベアベル
トで搬送し、このコンベアベルトの下方からの移動磁界
をこのベルトを貫通させて前記混合ごみ中の非鉄金属に
作用させ、この非鉄金属に渦電流を生じさせて磁気的な
反撥力によってこの非鉄金属をはじき飛して分別を行う
反撥磁気回路型非鉄金属分別装置に使用する、前記移動
磁界を発生させる回転ロータであって、 周方向に複数の永久磁石を並べ、且つ、これらの永久磁
石としては周方向両端側にそれぞれが位置するものを用
いると共に、隣り合う2つの永久磁石においては同極同
士が互いに向い合う配置とすることによりこれらの2つ
の永久磁石からの磁束が互いに発揆し合って外部にある
前記混合ごみを貫通する磁束密度が増えるものとして構
成したしたことを特徴とする反撥磁気回路型非鉄金属分
別装置用回転ロータ。 - 【請求項7】前記永久磁石のうち周方向に隣り合う2つ
のものの間には強磁性材製のポールピースを挟設したこ
とを特徴とする請求項6記載の反撥磁気回路型非鉄金属
分別装置用回転ロータ。 - 【請求項8】前記永久磁石はむく状のマグネットベース
の外周に固定されたことを特徴とする請求項6又は7記
載の反撥磁気回路型非鉄金属分別装置用回転ロータ。 - 【請求項9】前記永久磁石は中空状のマグネットベース
の外周に固定されたことを特徴とする請求項6又は7記
載の反撥磁気回路型非鉄金属分別装置用回転ロータ。 - 【請求項10】前記永久磁石は回転軸方向に複数のもの
が並んで磁石列を構成しており、この磁石列が周方向に
所定間隔で複数並んでいることを特徴とする請求項6〜
9の1つに記載の反撥磁気回路型非鉄金属分別装置用回
転ロータ。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP07812497A JP3998750B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 反撥磁気回路型非鉄金属分別装置及びそれに用いる回転ロータ |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP07812497A JP3998750B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 反撥磁気回路型非鉄金属分別装置及びそれに用いる回転ロータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH10272381A true JPH10272381A (ja) | 1998-10-13 |
| JP3998750B2 JP3998750B2 (ja) | 2007-10-31 |
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ID=13653145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07812497A Expired - Lifetime JP3998750B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 反撥磁気回路型非鉄金属分別装置及びそれに用いる回転ロータ |
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1997
- 1997-03-28 JP JP07812497A patent/JP3998750B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JP3998750B2 (ja) | 2007-10-31 |
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