JPH10272427A - 粉粒体の検査方法及び粉粒体検査装置 - Google Patents
粉粒体の検査方法及び粉粒体検査装置Info
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- JPH10272427A JPH10272427A JP9510597A JP9510597A JPH10272427A JP H10272427 A JPH10272427 A JP H10272427A JP 9510597 A JP9510597 A JP 9510597A JP 9510597 A JP9510597 A JP 9510597A JP H10272427 A JPH10272427 A JP H10272427A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的簡便な操作や機構によって高精度な検
査を行い、粉粒体中から確実に異物を除去する。 【解決手段】 回転する検査ドラム1の外周面上に粉粒
体pを連続的に供給して、該検査ドラム1の外周面上に
上記粉粒体pの均一な薄層p1を形成し、これを検査ド
ラム1の回転により約1/4周搬送した後に連続的に落
下させて回収すると共に、上記搬送中に検査ドラム1上
の粉粒体層p1を撮影して上記粉粒体層p1の画像を取
り込み、得られた画像を画像処理して粉粒体p中に混入
した異物を検出し、この異物を含んだ所定量の粉粒体p
3を上記検査ドラム1から落下する粉粒体流p2から分
離除去する。
査を行い、粉粒体中から確実に異物を除去する。 【解決手段】 回転する検査ドラム1の外周面上に粉粒
体pを連続的に供給して、該検査ドラム1の外周面上に
上記粉粒体pの均一な薄層p1を形成し、これを検査ド
ラム1の回転により約1/4周搬送した後に連続的に落
下させて回収すると共に、上記搬送中に検査ドラム1上
の粉粒体層p1を撮影して上記粉粒体層p1の画像を取
り込み、得られた画像を画像処理して粉粒体p中に混入
した異物を検出し、この異物を含んだ所定量の粉粒体p
3を上記検査ドラム1から落下する粉粒体流p2から分
離除去する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品、食品、化
成品等の原料、半製品、製品など、各種の粉粒体中に混
入した異物を検出して除去するための粉粒体の検査方
法、及び粉粒体検査装置に関する。
成品等の原料、半製品、製品など、各種の粉粒体中に混
入した異物を検出して除去するための粉粒体の検査方
法、及び粉粒体検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、医薬品、食品等の分野では、
製造原料や製品又は半製品の粉粒体中に混入した、金属
片、毛髪、汚れた粒子、その他の異物(本明細書では、
汚れた粒子なども含めてこれらを「異物」と総称する)
を取り除くための異物検査が行われている。このよう
な、粉粒体の異物検査は、従来作業員による目視検査に
より行われてきたが、近年、作業員の目視検査に代わっ
て粉粒体の検査を自動的に行う検査装置が用いられるよ
うになってきている。
製造原料や製品又は半製品の粉粒体中に混入した、金属
片、毛髪、汚れた粒子、その他の異物(本明細書では、
汚れた粒子なども含めてこれらを「異物」と総称する)
を取り除くための異物検査が行われている。このよう
な、粉粒体の異物検査は、従来作業員による目視検査に
より行われてきたが、近年、作業員の目視検査に代わっ
て粉粒体の検査を自動的に行う検査装置が用いられるよ
うになってきている。
【0003】このような粉粒体の自動検査を行う従来の
装置としては、特公平3−60381号公報に記載され
た装置を例示することができる。
装置としては、特公平3−60381号公報に記載され
た装置を例示することができる。
【0004】この従来の検査装置は、図5に示した構成
となっている。即ち、図中a1,a2は、所定の間隔も
って並列配置された一対の透明回転円筒であり、この透
明回転円筒a1,a2の間に粉粒体が通過する粉粒体落
下通路bが形成されている。この落下通路bの上方に
は、落下通路bに粉粒体を案内する落下ガイドcが設け
られていると共に、落下通路bの下方には、粉粒体を落
下通路bの下方に配設された選別装置dに案内する回収
ガイドeが設けられている。また、図中fはホッパーf
1内に貯留された粉粒体pを振動発生装置f2により連
続的に上記落下ガイドc内へと落下させる供給部であ
り、図中gは上記選別装置dを通過してきた粉粒体pを
回収する回収容器である。
となっている。即ち、図中a1,a2は、所定の間隔も
って並列配置された一対の透明回転円筒であり、この透
明回転円筒a1,a2の間に粉粒体が通過する粉粒体落
下通路bが形成されている。この落下通路bの上方に
は、落下通路bに粉粒体を案内する落下ガイドcが設け
られていると共に、落下通路bの下方には、粉粒体を落
下通路bの下方に配設された選別装置dに案内する回収
ガイドeが設けられている。また、図中fはホッパーf
1内に貯留された粉粒体pを振動発生装置f2により連
続的に上記落下ガイドc内へと落下させる供給部であ
り、図中gは上記選別装置dを通過してきた粉粒体pを
回収する回収容器である。
【0005】上記一方の透明回転円筒a1内には、ハー
フミラーhと反射光源j1とが配設されており、この反
射光源j1からハーフミラーhを透過させて上記落下通
路b内を通過する粉粒体pに反射光を照射すると共に、
粉粒体pからの反射光がハーフミラーhにより反射して
透明回転円筒a1の外側に配置されたラインセンサカメ
ラkに入射するようになっている。また、上記他方の透
明回転円筒a2内には、透過光源j2が配設されてお
り、この透過光源j2から上記落下通路b内に透過光を
照射すると共に、この透過光が落下通路b内を通過する
粉粒体pに遮られずに落下通路bを透過した場合には、
この透過光が上記ハーフミラーhに反射して上記ライン
センサカメラkに入射するようになっている。この場
合、この透過光源j2からの透過光の光量は、上記反射
光源j1からの反射光が良品の粒子(汚れ等の不良がな
い粉粒体粒子)に反射した反射光の光量と等しくなるよ
うに設定されており、これにより粉粒体粒子が上記落下
通路bに存在せずに上記反射光が落下通路bを透過して
しまう場合でも、等しい光量を有する上記透過光がハー
フミラーhを介してラインセンサカメラkに入射するよ
うになっている。
フミラーhと反射光源j1とが配設されており、この反
射光源j1からハーフミラーhを透過させて上記落下通
路b内を通過する粉粒体pに反射光を照射すると共に、
粉粒体pからの反射光がハーフミラーhにより反射して
透明回転円筒a1の外側に配置されたラインセンサカメ
ラkに入射するようになっている。また、上記他方の透
明回転円筒a2内には、透過光源j2が配設されてお
り、この透過光源j2から上記落下通路b内に透過光を
照射すると共に、この透過光が落下通路b内を通過する
粉粒体pに遮られずに落下通路bを透過した場合には、
この透過光が上記ハーフミラーhに反射して上記ライン
センサカメラkに入射するようになっている。この場
合、この透過光源j2からの透過光の光量は、上記反射
光源j1からの反射光が良品の粒子(汚れ等の不良がな
い粉粒体粒子)に反射した反射光の光量と等しくなるよ
うに設定されており、これにより粉粒体粒子が上記落下
通路bに存在せずに上記反射光が落下通路bを透過して
しまう場合でも、等しい光量を有する上記透過光がハー
フミラーhを介してラインセンサカメラkに入射するよ
うになっている。
【0006】また、上記選別装置dには、粉粒体の通過
通路mの中間部に吸引除去通路nが設けられており、こ
の吸引除去通路nに取り付けられた自動開閉バルブn1
が開くことにより、通過通路m内を通過中の粉粒体をこ
の吸引除去通路nを通して吸引除去するようになってい
る。そして、上記自動開閉バルブn1は、常時は閉じら
れた状態となっており、画像処理装置r1と2つの選別
装置制御手段r2,r3とからなる判定処理部rからの
指令によって随時開くようになっている。
通路mの中間部に吸引除去通路nが設けられており、こ
の吸引除去通路nに取り付けられた自動開閉バルブn1
が開くことにより、通過通路m内を通過中の粉粒体をこ
の吸引除去通路nを通して吸引除去するようになってい
る。そして、上記自動開閉バルブn1は、常時は閉じら
れた状態となっており、画像処理装置r1と2つの選別
装置制御手段r2,r3とからなる判定処理部rからの
指令によって随時開くようになっている。
【0007】なお、図中s,sは透明回転円筒a1,a
2の外周面を清掃するクリーナー、t,tは透明回転円
筒a1,a2に帯電した静電気を除去する静電除去装置
である。
2の外周面を清掃するクリーナー、t,tは透明回転円
筒a1,a2に帯電した静電気を除去する静電除去装置
である。
【0008】この従来の粉粒体検査装置による粉粒体の
検査は、次のようにして行われる。上記両透明回転円筒
a1,a2を互いに逆方向x1,x2に回転させると共
に、上記反射光源j1及び透過光源j2からそれぞれ反
射光及び透過光を落下通路bに照射し、この状態で上記
供給部fから検査対象の粉粒体pを連続的に上記両落下
ガイドc,c間に落下させ、粉粒体pを所定厚さの粉粒
体層として上記落下通路b及び上記通過通路mを順次通
過させた後、上記回収容器gに回収する。
検査は、次のようにして行われる。上記両透明回転円筒
a1,a2を互いに逆方向x1,x2に回転させると共
に、上記反射光源j1及び透過光源j2からそれぞれ反
射光及び透過光を落下通路bに照射し、この状態で上記
供給部fから検査対象の粉粒体pを連続的に上記両落下
ガイドc,c間に落下させ、粉粒体pを所定厚さの粉粒
体層として上記落下通路b及び上記通過通路mを順次通
過させた後、上記回収容器gに回収する。
【0009】このとき、上記落下通路bにおいて、上記
反射光源j1から上記粉粒体層に照射されて反射した反
射光が上記ハーフミラーhを介して上記ラインセンサカ
メラkに入射し、粉粒体層の画像が連続的に取り込まれ
る。そして、この画像が上記判定処理部rにより画像処
理されて異物の検出が行われ、異物が検出された場合
に、この判定処理部rから上記選別装置dに吸引除去指
令が発信され、この指令に応じて上記自動開閉バルブn
1が開いて選別装置dの通過通路mを通過する粉粒体層
から異物を含む所定量の粉粒体が吸引除去されるもので
ある。
反射光源j1から上記粉粒体層に照射されて反射した反
射光が上記ハーフミラーhを介して上記ラインセンサカ
メラkに入射し、粉粒体層の画像が連続的に取り込まれ
る。そして、この画像が上記判定処理部rにより画像処
理されて異物の検出が行われ、異物が検出された場合
に、この判定処理部rから上記選別装置dに吸引除去指
令が発信され、この指令に応じて上記自動開閉バルブn
1が開いて選別装置dの通過通路mを通過する粉粒体層
から異物を含む所定量の粉粒体が吸引除去されるもので
ある。
【0010】この場合、上記異物の検出は、次のように
行われる。即ち、正常な粉粒体のみからなる粉粒体層か
らの反射光は常にほぼ一定の光量を有し、これがライン
センサカメラkに入射することとなるが、この粉粒体層
に異物が存在するとこの部分の反射光の光量が変化し、
上記判定処理部rにより画像中に現れる光量変化を検出
することによって異物の検出が行われる。このとき、上
記粉粒体層に欠け等が生じて粉粒体の粒子が全く存在し
ない部分があると、反射光源j1から照射された光は落
下通路bを通過してしまい、正常な反射光が得られない
が、この場合には、上記透過光源から照射された光が、
落下通路bを通過して正常な反射光と等しい光量を有す
る透過光としてラインセンサカメラkに入射し、このよ
うな粉粒体層の欠けを異物と誤認することがないように
なっている。
行われる。即ち、正常な粉粒体のみからなる粉粒体層か
らの反射光は常にほぼ一定の光量を有し、これがライン
センサカメラkに入射することとなるが、この粉粒体層
に異物が存在するとこの部分の反射光の光量が変化し、
上記判定処理部rにより画像中に現れる光量変化を検出
することによって異物の検出が行われる。このとき、上
記粉粒体層に欠け等が生じて粉粒体の粒子が全く存在し
ない部分があると、反射光源j1から照射された光は落
下通路bを通過してしまい、正常な反射光が得られない
が、この場合には、上記透過光源から照射された光が、
落下通路bを通過して正常な反射光と等しい光量を有す
る透過光としてラインセンサカメラkに入射し、このよ
うな粉粒体層の欠けを異物と誤認することがないように
なっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の検査装置には、以下の欠点がある。即ち、上記従来
の検査装置は、上記供給部fから粉粒体pを連続的に落
下させて自然落下による粉粒体の流下層を形成するよう
になっており、この場合に上記落下ガイドcや一対の透
明回転円筒a1,a2などによって自然落下する粉粒体
層を均一厚とするように工夫されているが、上記落下ガ
イドcや一対の透明回転円筒a1,a2により形成され
た通路は、粉粒体の詰まり等を防止するためにあまり狭
くすることはできず、また自然落下による粉粒体の落下
運動は粒子レベルでみれば非常に不安定なものであり、
均一厚の粉粒体層を安定的に形成することは困難であ
る。従って、自然落下する粉粒体層に部分的に厚い箇所
が生じる虞があり、この厚い部分に異物が存在すると粉
粒体層の撮影側の面(図中、右側)にこの異物が露出せ
ずに正常な粒子に覆われた状態となる場合があり、この
場合には異物を検出して除去することができない。
来の検査装置には、以下の欠点がある。即ち、上記従来
の検査装置は、上記供給部fから粉粒体pを連続的に落
下させて自然落下による粉粒体の流下層を形成するよう
になっており、この場合に上記落下ガイドcや一対の透
明回転円筒a1,a2などによって自然落下する粉粒体
層を均一厚とするように工夫されているが、上記落下ガ
イドcや一対の透明回転円筒a1,a2により形成され
た通路は、粉粒体の詰まり等を防止するためにあまり狭
くすることはできず、また自然落下による粉粒体の落下
運動は粒子レベルでみれば非常に不安定なものであり、
均一厚の粉粒体層を安定的に形成することは困難であ
る。従って、自然落下する粉粒体層に部分的に厚い箇所
が生じる虞があり、この厚い部分に異物が存在すると粉
粒体層の撮影側の面(図中、右側)にこの異物が露出せ
ずに正常な粒子に覆われた状態となる場合があり、この
場合には異物を検出して除去することができない。
【0012】また、上記検査装置は、流下する粉粒体層
から異物を吸引除去するようになっているが、この場
合、上記吸引除去通路nは検査領域である上記落下通路
bと連通しているため、吸引除去時の気流の乱れが少な
からず検査領域を通過中の粉粒体層に影響し、落下速度
の変動、落下軌道の乱れ、層厚の乱れなどが検査領域の
粉粒体層に発生し、安定的な検査を行うことが困難であ
る。
から異物を吸引除去するようになっているが、この場
合、上記吸引除去通路nは検査領域である上記落下通路
bと連通しているため、吸引除去時の気流の乱れが少な
からず検査領域を通過中の粉粒体層に影響し、落下速度
の変動、落下軌道の乱れ、層厚の乱れなどが検査領域の
粉粒体層に発生し、安定的な検査を行うことが困難であ
る。
【0013】更に、上記従来の検査装置では、粉粒体層
に粒子が分散した状態となって欠け(粒子が存在しない
部分)が生じた場合には、上述のように、上記透過光の
光量を正常な反射光の光量と等しく設定することによ
り、欠け部分の補正を行うようになっているが、この場
合このような欠け部分を異物と誤認することなく、高い
検査精度を達成するには、透過光の光量を極めて高精度
に反射光と等しく設定しなければならず、また反射光の
光量は粉粒体の色調、粒径、形状などにより変化するた
め、検査対象の粉粒体を代える場合には、このような厳
格な光量設定をその都度行わなければならない。
に粒子が分散した状態となって欠け(粒子が存在しない
部分)が生じた場合には、上述のように、上記透過光の
光量を正常な反射光の光量と等しく設定することによ
り、欠け部分の補正を行うようになっているが、この場
合このような欠け部分を異物と誤認することなく、高い
検査精度を達成するには、透過光の光量を極めて高精度
に反射光と等しく設定しなければならず、また反射光の
光量は粉粒体の色調、粒径、形状などにより変化するた
め、検査対象の粉粒体を代える場合には、このような厳
格な光量設定をその都度行わなければならない。
【0014】また更に、上記検査装置では、一対の透明
回転円筒a1,a2を通して粉粒体層の撮影を行うよう
になっているので、透明回転円筒a1,a2の汚れが検
査精度に大きく影響し、このためこれら透明回転円筒a
1,a2に対して高度なクリーニング処理を常に行う必
要があり、そのために煩雑なクリーニング機構部やメン
テナンスが要求される。
回転円筒a1,a2を通して粉粒体層の撮影を行うよう
になっているので、透明回転円筒a1,a2の汚れが検
査精度に大きく影響し、このためこれら透明回転円筒a
1,a2に対して高度なクリーニング処理を常に行う必
要があり、そのために煩雑なクリーニング機構部やメン
テナンスが要求される。
【0015】このように、従来の検査装置で用いられて
いる検査方法では、必ずしも十分な検査精度を得ること
ができず、また検査条件の設定や検査機構部に煩雑な作
業やメンテナンスが要求されるという欠点がある。
いる検査方法では、必ずしも十分な検査精度を得ること
ができず、また検査条件の設定や検査機構部に煩雑な作
業やメンテナンスが要求されるという欠点がある。
【0016】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、比較的簡便な操作や機構によって高精度な検査を行
うことができる粉粒体の検査方法、及び粉粒体検査装置
を提供することを目的とする。
で、比較的簡便な操作や機構によって高精度な検査を行
うことができる粉粒体の検査方法、及び粉粒体検査装置
を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、水平軸を中心にして回転する検査ドラムの
頂点位置又はその近傍における外周面上に粉粒体を連続
的に供給して、該検査ドラムの外周面上に上記粉粒体の
均一な薄層を形成し、これを検査ドラムの外周面上に載
置した状態で該検査ドラムの回転により約1/4周搬送
した後に連続的に落下させて回収すると共に、上記搬送
中に検査ドラム上の粉粒体層を撮影して上記粉粒体層の
画像を取り込み、得られた画像を画像処理して粉粒体中
に混入した異物を検出し、この異物を含んだ所定量の粉
粒体を上記検査ドラムから落下する粉粒体流から分離除
去することを特徴とする粉粒体の検査方法を提供する。
成するため、水平軸を中心にして回転する検査ドラムの
頂点位置又はその近傍における外周面上に粉粒体を連続
的に供給して、該検査ドラムの外周面上に上記粉粒体の
均一な薄層を形成し、これを検査ドラムの外周面上に載
置した状態で該検査ドラムの回転により約1/4周搬送
した後に連続的に落下させて回収すると共に、上記搬送
中に検査ドラム上の粉粒体層を撮影して上記粉粒体層の
画像を取り込み、得られた画像を画像処理して粉粒体中
に混入した異物を検出し、この異物を含んだ所定量の粉
粒体を上記検査ドラムから落下する粉粒体流から分離除
去することを特徴とする粉粒体の検査方法を提供する。
【0018】即ち、本発明の検査方法は、水平軸を中心
にして回転する検査ドラムの外周面上に、該ドラムの頂
点位置又はその近傍において、検査対象の粉粒体を連続
的に供給し、粉粒体の供給量と検査ドラムの回転速度と
の関係により該検査ドラムの外周面上に一定厚の薄層を
形成して搬送し、この検査ドラムの外周面上に載置され
た状態の粉粒体層を連続的に撮影して、画像の取り込み
を行うものである。
にして回転する検査ドラムの外周面上に、該ドラムの頂
点位置又はその近傍において、検査対象の粉粒体を連続
的に供給し、粉粒体の供給量と検査ドラムの回転速度と
の関係により該検査ドラムの外周面上に一定厚の薄層を
形成して搬送し、この検査ドラムの外周面上に載置され
た状態の粉粒体層を連続的に撮影して、画像の取り込み
を行うものである。
【0019】従って、従来の検査装置のように自然落下
する粉粒体層を撮影する場合に比べて、遥かに安定した
状態の粉粒体層に対して画像の取り込みを行うことがで
き、安定的な画像を確実に得ることができる。この場
合、本発明の検査方法では、検査ドラム上への粉粒体供
給量と検査ドラムの回転速度とを調整制御して検査ドラ
ム上に所定厚さの薄層として粉粒体層を形成することに
より、この粉粒体層が検査ドラムの外周面に載置された
状態で、厚さ、速度、軌道等に変化が生じることなく安
定的に検査領域(撮影位置)に搬送されて撮影され、常
に最良かつ一定の条件下で検査が行われるので、検査精
度を大幅に向上させることができるものである。
する粉粒体層を撮影する場合に比べて、遥かに安定した
状態の粉粒体層に対して画像の取り込みを行うことがで
き、安定的な画像を確実に得ることができる。この場
合、本発明の検査方法では、検査ドラム上への粉粒体供
給量と検査ドラムの回転速度とを調整制御して検査ドラ
ム上に所定厚さの薄層として粉粒体層を形成することに
より、この粉粒体層が検査ドラムの外周面に載置された
状態で、厚さ、速度、軌道等に変化が生じることなく安
定的に検査領域(撮影位置)に搬送されて撮影され、常
に最良かつ一定の条件下で検査が行われるので、検査精
度を大幅に向上させることができるものである。
【0020】ここで、本発明の検査方法において、得ら
れた画像から異物を検出し、該異物を取り除く操作は、
上記従来の検査装置と同様に、取り込んだ画像中に明度
又は輝度の変化として現れる異物を画像処理によって検
出し、この異物を含んだ所定量の粉粒体を上記検査ドラ
ムから落下する粉粒体の流から分離除去することにより
行われる。この場合、検査精度をより高くするために
は、上記検査ドラムの外周面上に形成する粉粒体層の厚
さをできる限り薄くして、異物が粉粒体層中に埋もれる
ことがないようにすることが好ましく、この場合粉粒体
層を非常に薄く形成すると、該粉粒体層に部分的に粒子
が存在しない欠けた部分が生じ易くなるが、本発明の検
査方法では、上記検査ドラムの外周面を検査対象の粉粒
体と同一の色調とすることにより、このような欠けた部
分を異物と誤認することなく、高精度で信頼性の高い検
査を行うことができる。
れた画像から異物を検出し、該異物を取り除く操作は、
上記従来の検査装置と同様に、取り込んだ画像中に明度
又は輝度の変化として現れる異物を画像処理によって検
出し、この異物を含んだ所定量の粉粒体を上記検査ドラ
ムから落下する粉粒体の流から分離除去することにより
行われる。この場合、検査精度をより高くするために
は、上記検査ドラムの外周面上に形成する粉粒体層の厚
さをできる限り薄くして、異物が粉粒体層中に埋もれる
ことがないようにすることが好ましく、この場合粉粒体
層を非常に薄く形成すると、該粉粒体層に部分的に粒子
が存在しない欠けた部分が生じ易くなるが、本発明の検
査方法では、上記検査ドラムの外周面を検査対象の粉粒
体と同一の色調とすることにより、このような欠けた部
分を異物と誤認することなく、高精度で信頼性の高い検
査を行うことができる。
【0021】従って、本発明の検査方法によれば、単に
検査ドラムの外周面を検査対象の粉粒体と同一の色調と
することにより、粉粒体層に生じた欠け部分を異物と誤
認することなく、該粉粒体層を非常に薄く形成して高精
度の検査を行うことができるものであり、上記従来の検
査装置のように、透過光の光量を厳格に設定するような
煩雑な設定を要することなく、容易に高精度な検査を行
うことができるものである。
検査ドラムの外周面を検査対象の粉粒体と同一の色調と
することにより、粉粒体層に生じた欠け部分を異物と誤
認することなく、該粉粒体層を非常に薄く形成して高精
度の検査を行うことができるものであり、上記従来の検
査装置のように、透過光の光量を厳格に設定するような
煩雑な設定を要することなく、容易に高精度な検査を行
うことができるものである。
【0022】更に、本発明の検査方法では、上記検査ド
ラム上に載置された状態の粉粒体層を直接撮像装置で撮
影することにより、画像の取り込みを行うことができる
ので、透明回転円筒を通して撮影を行う上記従来の検査
装置のような高度なクリーニングを要することなく、検
査ドラム表面を簡易にクリーニングするだけで、信頼性
の高い検査を確実に行うことができるものである。
ラム上に載置された状態の粉粒体層を直接撮像装置で撮
影することにより、画像の取り込みを行うことができる
ので、透明回転円筒を通して撮影を行う上記従来の検査
装置のような高度なクリーニングを要することなく、検
査ドラム表面を簡易にクリーニングするだけで、信頼性
の高い検査を確実に行うことができるものである。
【0023】このように、本発明の粉粒体の検査方法に
よれば、検査条件の設定や検査機構部に煩雑な作業やメ
ンテナンスを要することなく、比較的簡便な操作や機構
によって高精度な検査を行うことができるものである。
よれば、検査条件の設定や検査機構部に煩雑な作業やメ
ンテナンスを要することなく、比較的簡便な操作や機構
によって高精度な検査を行うことができるものである。
【0024】また、本発明は、上記本発明の検査方法に
より粉粒体の検査を行う検査装置として、粉粒体中に混
入した異物を検出除去するための検査装置であって、水
平軸を中心にして回転し、外周面に粉粒体を均一な薄層
状に載置して頂点位置又はその近傍から約1/4周搬送
した後、連続的に落下させる検査ドラムと、該検査ドラ
ムの頂点位置又はその近傍における外周面上に粉粒体を
連続的に供給する粉粒体供給手段と、上記検査ドラムの
外周面上に載置されて搬送される粉粒体層を連続的に撮
影し、該粉粒体層の画像を取り込む撮像装置と、該撮像
装置により取り込まれた画像を画像処理して異物を検出
する検出手段と、該検出手段からの検出信号に応じて、
上記検査ドラムから落下する粉粒体流から異物を含む所
定量の粉粒体を分離除去する異物回収手段とを具備して
なることを特徴とする粉粒体検査装置を提供する。
より粉粒体の検査を行う検査装置として、粉粒体中に混
入した異物を検出除去するための検査装置であって、水
平軸を中心にして回転し、外周面に粉粒体を均一な薄層
状に載置して頂点位置又はその近傍から約1/4周搬送
した後、連続的に落下させる検査ドラムと、該検査ドラ
ムの頂点位置又はその近傍における外周面上に粉粒体を
連続的に供給する粉粒体供給手段と、上記検査ドラムの
外周面上に載置されて搬送される粉粒体層を連続的に撮
影し、該粉粒体層の画像を取り込む撮像装置と、該撮像
装置により取り込まれた画像を画像処理して異物を検出
する検出手段と、該検出手段からの検出信号に応じて、
上記検査ドラムから落下する粉粒体流から異物を含む所
定量の粉粒体を分離除去する異物回収手段とを具備して
なることを特徴とする粉粒体検査装置を提供する。
【0025】即ち、この粉粒体検査装置は、回転する上
記検査ドラムの外周面上に、該検査ドラムの頂点位置又
はその近傍において上記粉粒体供給手段によって粉粒体
を連続的に供給することにより、検査ドラム上に粉粒体
層を形成すると共に、この粉粒体層を検査ドラムの回転
によって頂点位置又はその近傍から約1/4周搬送して
連続的に落下させ、このとき検査ドラムの外周面上に載
置されて搬送される上記粉粒体層を上記撮像装置で連続
的に撮影して該粉粒体層の画像を取り込み、この画像を
上記検出手段により画像処理して異物の検出を行うと共
に、検出手段が異物検出時に発信する検出信号に応じ
て、上記異物回収手段が上記検査ドラムから連続的に落
下する粉粒体流から異物を含む所定量の粉粒体を分離除
去するものである。
記検査ドラムの外周面上に、該検査ドラムの頂点位置又
はその近傍において上記粉粒体供給手段によって粉粒体
を連続的に供給することにより、検査ドラム上に粉粒体
層を形成すると共に、この粉粒体層を検査ドラムの回転
によって頂点位置又はその近傍から約1/4周搬送して
連続的に落下させ、このとき検査ドラムの外周面上に載
置されて搬送される上記粉粒体層を上記撮像装置で連続
的に撮影して該粉粒体層の画像を取り込み、この画像を
上記検出手段により画像処理して異物の検出を行うと共
に、検出手段が異物検出時に発信する検出信号に応じ
て、上記異物回収手段が上記検査ドラムから連続的に落
下する粉粒体流から異物を含む所定量の粉粒体を分離除
去するものである。
【0026】このように、本発明の粉粒体検査装置によ
れば、上記本発明の検査方法に従って粉粒体中に混入し
た異物が自動的に検出除去され、従って、検査条件の設
定や検査機構部に煩雑な作業やメンテナンスを要するこ
となく、比較的簡便な操作や機構によって高精度な検査
を自動的に行うことができるものである。
れば、上記本発明の検査方法に従って粉粒体中に混入し
た異物が自動的に検出除去され、従って、検査条件の設
定や検査機構部に煩雑な作業やメンテナンスを要するこ
となく、比較的簡便な操作や機構によって高精度な検査
を自動的に行うことができるものである。
【0027】
【発明の実施の形態及び実施例】以下、実施例を示し、
本発明をより具体的に説明する。図1,2は、本発明の
検査方法により、粉粒体中に混入した異物を自動的に検
出して除去する粉粒体検査装置の一例を示すものであ
り、この粉粒体検査装置は、図1に示されているよう
に、所定の速度で定速回転する検査ドラム1と、該検査
ドラム1の外周面上に検査対象の粉粒体pを供給する粉
粒体供給手段2と、上記検査ドラム1外周面上の粉粒体
層p1を撮影する撮像装置3と、該撮像装置3により取
り込まれた画像を画像処理して異物の検出を行う検出手
段(図示せず)と、該検出手段から発信される検出信号
に応じて異物を分離除去する異物回収手段4とを具備し
ている。
本発明をより具体的に説明する。図1,2は、本発明の
検査方法により、粉粒体中に混入した異物を自動的に検
出して除去する粉粒体検査装置の一例を示すものであ
り、この粉粒体検査装置は、図1に示されているよう
に、所定の速度で定速回転する検査ドラム1と、該検査
ドラム1の外周面上に検査対象の粉粒体pを供給する粉
粒体供給手段2と、上記検査ドラム1外周面上の粉粒体
層p1を撮影する撮像装置3と、該撮像装置3により取
り込まれた画像を画像処理して異物の検出を行う検出手
段(図示せず)と、該検出手段から発信される検出信号
に応じて異物を分離除去する異物回収手段4とを具備し
ている。
【0028】上記検査ドラム1は、図2に示されている
ように、短軸で大径のドラムであり、その中央部一面側
に円形の凹部11が形成され、この凹部11内に水平方
向に沿って配置された回転駆動軸12の円板状のフラン
ジ12aが挿入されてビス止め12bされている。上記
回転駆動軸12は、特に図示していないが、モーター等
の駆動源に適宜なギアやタイミングベルトなどを介して
連結されており、この駆動源からの駆動力によりこの回
転駆動軸12が回転し、更にこの回転駆動軸12に駆動
されて検査ドラム1が水平軸を中心に図1中反時計回り
に回転するようになっている。
ように、短軸で大径のドラムであり、その中央部一面側
に円形の凹部11が形成され、この凹部11内に水平方
向に沿って配置された回転駆動軸12の円板状のフラン
ジ12aが挿入されてビス止め12bされている。上記
回転駆動軸12は、特に図示していないが、モーター等
の駆動源に適宜なギアやタイミングベルトなどを介して
連結されており、この駆動源からの駆動力によりこの回
転駆動軸12が回転し、更にこの回転駆動軸12に駆動
されて検査ドラム1が水平軸を中心に図1中反時計回り
に回転するようになっている。
【0029】この検査ドラム1の外周面両側縁部には、
図2に示されているように、低い堰壁13,13が周方
向に沿って連続して一体に突設されており、これら堰壁
13,13間が検査面となっている。ここで、この検査
ドラム1の外周面は、特に制限されるものではないが、
検査対象の粉粒体と同一の色調とすることが好ましく、
これにより検査ドラム1の外周面を粉粒体中に混入した
異物と誤認することを確実に防止することができる。
図2に示されているように、低い堰壁13,13が周方
向に沿って連続して一体に突設されており、これら堰壁
13,13間が検査面となっている。ここで、この検査
ドラム1の外周面は、特に制限されるものではないが、
検査対象の粉粒体と同一の色調とすることが好ましく、
これにより検査ドラム1の外周面を粉粒体中に混入した
異物と誤認することを確実に防止することができる。
【0030】また、上記粉粒体供給手段2は、図1に示
されているように、篩過器21を有しており、この篩過
器21に直進フィーダ22の振動トラフ221から粉粒
体pを投入し、この粉粒体pを篩過器21で篩いなが
ら、筒状のシュート23を通して、上記検査ドラム1の
外周面上に連続的に供給するようになっている。なお、
粉粒体pの供給位置は、検査ドラム1の頂点位置(最も
高い位置、以下同様)又はその近傍位置とされ、本実施
例の装置では、図1に示されているように、検査ドラム
1の頂点から回転方向後方にややずれた位置とされてい
る。
されているように、篩過器21を有しており、この篩過
器21に直進フィーダ22の振動トラフ221から粉粒
体pを投入し、この粉粒体pを篩過器21で篩いなが
ら、筒状のシュート23を通して、上記検査ドラム1の
外周面上に連続的に供給するようになっている。なお、
粉粒体pの供給位置は、検査ドラム1の頂点位置(最も
高い位置、以下同様)又はその近傍位置とされ、本実施
例の装置では、図1に示されているように、検査ドラム
1の頂点から回転方向後方にややずれた位置とされてい
る。
【0031】上記篩過器21は、上記振動トラフ221
から投入される粉粒体pを一旦貯留する略ロート状のホ
ッパー211と該ホッパー211の下に連設された3つ
の篩21a,21b,21cとで構成されており、これ
らホッパー211及び篩21a〜21cを適宜な装置に
より細かく揺り動かして、上記ホッパー211内の粉粒
体pを上記3つの篩21a,21b,21cで順次篩い
ながら、上記検査ローラ1の外周面上に落下させるよう
になっている。
から投入される粉粒体pを一旦貯留する略ロート状のホ
ッパー211と該ホッパー211の下に連設された3つ
の篩21a,21b,21cとで構成されており、これ
らホッパー211及び篩21a〜21cを適宜な装置に
より細かく揺り動かして、上記ホッパー211内の粉粒
体pを上記3つの篩21a,21b,21cで順次篩い
ながら、上記検査ローラ1の外周面上に落下させるよう
になっている。
【0032】この篩過器21は、上記ホッパー211及
び複数の篩21a,21b,21cを有し、これらを細
かく揺り動かして粉粒体pを篩いながら検査ローラ1の
外周面に供給することができるものであればよく、この
篩過器21を振動させる機構に制限はないが、具体例を
挙げれば、図3,図4に示した機構を例示することがで
きる。
び複数の篩21a,21b,21cを有し、これらを細
かく揺り動かして粉粒体pを篩いながら検査ローラ1の
外周面に供給することができるものであればよく、この
篩過器21を振動させる機構に制限はないが、具体例を
挙げれば、図3,図4に示した機構を例示することがで
きる。
【0033】図3は、モーターMに駆動されて回転する
2つ偏芯回転軸212,212に上記篩過器21を連結
し、篩過器21を偏芯回転運動させるものである。即
ち、モーターMが固定された基板213に先端部212
bが部分的に偏芯した偏芯回転軸212,212を回転
可能に並設してその基端部212aをベルトBでモータ
ーMと接続し、偏芯した先端部212bを篩過器21に
固定した軸受体214に回転可能に連結したものであ
る。なお、図中215はプーリー、216はボールベア
リングである。
2つ偏芯回転軸212,212に上記篩過器21を連結
し、篩過器21を偏芯回転運動させるものである。即
ち、モーターMが固定された基板213に先端部212
bが部分的に偏芯した偏芯回転軸212,212を回転
可能に並設してその基端部212aをベルトBでモータ
ーMと接続し、偏芯した先端部212bを篩過器21に
固定した軸受体214に回転可能に連結したものであ
る。なお、図中215はプーリー、216はボールベア
リングである。
【0034】この図3の機構の動作について説明する
と、モーターMによりベルトBを介して上記偏芯回転軸
212,212を回転させ、該偏芯回転軸212,21
2の偏芯した先端部212bを偏芯回転させて、上記軸
受体214を揺動させ、これと一体的に篩過器21を揺
動させるものである。この場合、篩過器21の運動は、
円を描くように揺り動く運動となり、内部の粉粒体が均
一に篩われるが、このような運動により粉粒体を篩う場
合には、各篩21a,21b,21c内の外側に粉粒体
が寄ってしまい、周壁内面に粉粒体が付着しやすいた
め、図3に示したように、篩過器21にそれ自体が振動
するバイブレータ217を取り付け、篩過器21に微震
動を与えて粉粒体の周壁内面への付着を防止することが
好ましい。
と、モーターMによりベルトBを介して上記偏芯回転軸
212,212を回転させ、該偏芯回転軸212,21
2の偏芯した先端部212bを偏芯回転させて、上記軸
受体214を揺動させ、これと一体的に篩過器21を揺
動させるものである。この場合、篩過器21の運動は、
円を描くように揺り動く運動となり、内部の粉粒体が均
一に篩われるが、このような運動により粉粒体を篩う場
合には、各篩21a,21b,21c内の外側に粉粒体
が寄ってしまい、周壁内面に粉粒体が付着しやすいた
め、図3に示したように、篩過器21にそれ自体が振動
するバイブレータ217を取り付け、篩過器21に微震
動を与えて粉粒体の周壁内面への付着を防止することが
好ましい。
【0035】また、図4は、振動フィーダ217に基板
218を取り付け、この基板218に上記篩過器21を
固定したものであり、振動フィーダ217により上記基
板218と一体的に篩過器21を揺り動かし、これによ
り篩過器21内部の粉粒体を篩い落とすものである。
218を取り付け、この基板218に上記篩過器21を
固定したものであり、振動フィーダ217により上記基
板218と一体的に篩過器21を揺り動かし、これによ
り篩過器21内部の粉粒体を篩い落とすものである。
【0036】ここで、上記篩過器21には、図3,4に
示されているように、ホッパー211に該ホッパー21
1内の粉粒体量を検知するレベルセンサ24を取り付け
ておくことが好ましく、このレベルセンサ24によりホ
ッパー211内に貯留された粉粒体の量を検知して、そ
の情報をこのホッパー211に粉粒体を投入する上記直
進フィーダ22にフィードバックして直進フィーダ22
からの粉粒体投入量を調節し、ホッパー211内に常に
一定量の粉粒体が貯留されているようにすることが好ま
しい。これにより、一定量の粉粒体をより安定的に上記
検査ローラ1外周面に供給することができる。
示されているように、ホッパー211に該ホッパー21
1内の粉粒体量を検知するレベルセンサ24を取り付け
ておくことが好ましく、このレベルセンサ24によりホ
ッパー211内に貯留された粉粒体の量を検知して、そ
の情報をこのホッパー211に粉粒体を投入する上記直
進フィーダ22にフィードバックして直進フィーダ22
からの粉粒体投入量を調節し、ホッパー211内に常に
一定量の粉粒体が貯留されているようにすることが好ま
しい。これにより、一定量の粉粒体をより安定的に上記
検査ローラ1外周面に供給することができる。
【0037】なお、上記篩過器21に用いられる上記篩
21a,21b,21cは、いずれも同一の目開きを有
するものであっても、異なる目開きを有するものを組み
合わせて用いてもよく、異なる目開きを有するものを組
み合わせて用いる場合には、順次目開きが小さくなるよ
うに組み合わせることが好ましい。
21a,21b,21cは、いずれも同一の目開きを有
するものであっても、異なる目開きを有するものを組み
合わせて用いてもよく、異なる目開きを有するものを組
み合わせて用いる場合には、順次目開きが小さくなるよ
うに組み合わせることが好ましい。
【0038】また、上記シュート23は、図2に示され
ているように、その下端部が上記検査ドラム1の外周面
に近接した状態に立設されており、このシュート23を
通して上記篩過器21により篩い落とされた粉粒体pが
検査ドラム1の外周面上に連続的に落下し、検査ドラム
1外周面の上記両堰壁13,13間に所定厚さの粉粒体
層p1が形成されるようになっている。この場合、シュ
ート23は、図2に示されているように、その周壁の下
端部が内側へと折り返されて、下端内周縁部に沿って折
り返し部231が形成されている。これにより、粉粒体
がシュート23の内周面に付着して形成される粉粒体塊
が落下した場合に、これを上記折り返し部231でキャ
ッチし、粉粒体塊が検査ドラム1の外周面上に落下して
上記粉粒体層p1が部分的に厚くなってしまうことを防
止するようになっている。なお、特に図示していない
が、このシュート23にも上記図3に示した篩過器21
と同様に自らが振動するバイブレータを固定して、微震
動を与えておくことが好ましく、これにより粉粒体がシ
ュート23の内周面に付着することを防止することがで
きる。
ているように、その下端部が上記検査ドラム1の外周面
に近接した状態に立設されており、このシュート23を
通して上記篩過器21により篩い落とされた粉粒体pが
検査ドラム1の外周面上に連続的に落下し、検査ドラム
1外周面の上記両堰壁13,13間に所定厚さの粉粒体
層p1が形成されるようになっている。この場合、シュ
ート23は、図2に示されているように、その周壁の下
端部が内側へと折り返されて、下端内周縁部に沿って折
り返し部231が形成されている。これにより、粉粒体
がシュート23の内周面に付着して形成される粉粒体塊
が落下した場合に、これを上記折り返し部231でキャ
ッチし、粉粒体塊が検査ドラム1の外周面上に落下して
上記粉粒体層p1が部分的に厚くなってしまうことを防
止するようになっている。なお、特に図示していない
が、このシュート23にも上記図3に示した篩過器21
と同様に自らが振動するバイブレータを固定して、微震
動を与えておくことが好ましく、これにより粉粒体がシ
ュート23の内周面に付着することを防止することがで
きる。
【0039】次に、上記撮像装置3は、図1に示されて
いるように、ラインセンサカメラ31と照明用光源32
とを具備しており、照明用光源32により上記検査ドラ
ム1の外周面上に載置形成された上記粉粒体層p1を照
明し、これを上記ラインセンサカメラ31により撮影し
て粉粒体層p1の画像を取り込むようになっている。な
お、図中33は、上記ラインセンサカメラ31或いは上
記照明用光源32の角度などを調節する調整機構部であ
る。
いるように、ラインセンサカメラ31と照明用光源32
とを具備しており、照明用光源32により上記検査ドラ
ム1の外周面上に載置形成された上記粉粒体層p1を照
明し、これを上記ラインセンサカメラ31により撮影し
て粉粒体層p1の画像を取り込むようになっている。な
お、図中33は、上記ラインセンサカメラ31或いは上
記照明用光源32の角度などを調節する調整機構部であ
る。
【0040】ここで、この撮像装置3により画像の取り
込みを行う位置は、上記検査ドラム1の外周面に載置形
成された上記粉粒体層p1を安定的に撮影し得る位置で
あればよく、特に制限されるものではないが、通常は検
査ドラム1の頂点位置から回転方向に0〜35゜の位置
であることが好ましく、特に15゜付近であることが好
ましい。
込みを行う位置は、上記検査ドラム1の外周面に載置形
成された上記粉粒体層p1を安定的に撮影し得る位置で
あればよく、特に制限されるものではないが、通常は検
査ドラム1の頂点位置から回転方向に0〜35゜の位置
であることが好ましく、特に15゜付近であることが好
ましい。
【0041】この撮像装置3により取り込まれた粉粒体
層p1の画像は、検出手段(図示せず)により画像処理
されて異物の検出が行われ、異物が検出された場合に
は、検出信号を上記異物回収手段4に発信するようにな
っている。ここで、この検出手段は、コンピュータを用
いた公知の画像処理装置などを用いて構成することがで
き、公知の方法により画像処理して異物の検出を行うこ
とができる。
層p1の画像は、検出手段(図示せず)により画像処理
されて異物の検出が行われ、異物が検出された場合に
は、検出信号を上記異物回収手段4に発信するようにな
っている。ここで、この検出手段は、コンピュータを用
いた公知の画像処理装置などを用いて構成することがで
き、公知の方法により画像処理して異物の検出を行うこ
とができる。
【0042】上記異物回収手段4は、図1に示されてい
るように、検査ドラム1から落下する粉粒体流p2が通
過し得る貫通路411と粉粒体流p2を受容する分離回
収升412とが並設された分離回収器41を有してお
り、この分離回収器41を上記検査ドラム1の下方に移
動可能に配置したものである。この分離回収器41は、
常時は検査ドラム1から落下する粉粒体流p2が上記貫
通路411を通過するように配置されており、上記検出
手段から検出信号が発せられた時に、制御装置(図示せ
ず)によって図1中に矢印で示した水平方向に一旦移動
して粉粒体流p2を上記分離回収升412に受容し、異
物を含む所定量の粉粒体p3を上記粉粒体流p2から分
離回収するようになっている。
るように、検査ドラム1から落下する粉粒体流p2が通
過し得る貫通路411と粉粒体流p2を受容する分離回
収升412とが並設された分離回収器41を有してお
り、この分離回収器41を上記検査ドラム1の下方に移
動可能に配置したものである。この分離回収器41は、
常時は検査ドラム1から落下する粉粒体流p2が上記貫
通路411を通過するように配置されており、上記検出
手段から検出信号が発せられた時に、制御装置(図示せ
ず)によって図1中に矢印で示した水平方向に一旦移動
して粉粒体流p2を上記分離回収升412に受容し、異
物を含む所定量の粉粒体p3を上記粉粒体流p2から分
離回収するようになっている。
【0043】なお、図1中5は上記粉粒体層p1及び粉
粒体流p2を囲うように配設されたカバー体、6は検査
ドラム1の外周面をクリーニングするブラシロール(ク
リーニング装置)、7は検査ドラム1表面に帯電した静
電気を除去する除電ロール(除電装置)である。
粒体流p2を囲うように配設されたカバー体、6は検査
ドラム1の外周面をクリーニングするブラシロール(ク
リーニング装置)、7は検査ドラム1表面に帯電した静
電気を除去する除電ロール(除電装置)である。
【0044】この粉粒体検査装置は、本発明の検査方法
に従って粉粒体中に混入した金属片、毛髪、汚れた粒
子、その他の異物(これらを、総称して異物という)を
検出して分離除去するものであり、以下のようにして、
検査を行うものである。
に従って粉粒体中に混入した金属片、毛髪、汚れた粒
子、その他の異物(これらを、総称して異物という)を
検出して分離除去するものであり、以下のようにして、
検査を行うものである。
【0045】上記直進フィーダ22を駆動させて振動ト
ラフ221から検査対象である粉粒体pを篩過器21の
ホッパー211内に投入し、この粉粒体pを篩過器21
で篩いながら、筒状のシュート23を通して、所定速度
で回転する上記検査ドラム1の外周面上に連続的に供給
する。このとき、ホッパー211に投入された粉粒体p
は、3つの篩21a,21b,21cにより順次篩われ
て一定量が常時シュート23内に落下し、かつ偏りなく
均一に検査ドラム1上へと落下する。このとき、大きな
異物は上記篩過器21を通過する際に粉粒体pから除去
される。
ラフ221から検査対象である粉粒体pを篩過器21の
ホッパー211内に投入し、この粉粒体pを篩過器21
で篩いながら、筒状のシュート23を通して、所定速度
で回転する上記検査ドラム1の外周面上に連続的に供給
する。このとき、ホッパー211に投入された粉粒体p
は、3つの篩21a,21b,21cにより順次篩われ
て一定量が常時シュート23内に落下し、かつ偏りなく
均一に検査ドラム1上へと落下する。このとき、大きな
異物は上記篩過器21を通過する際に粉粒体pから除去
される。
【0046】これにより、図2に示されているように、
検査ドラム1の外周面上に均一厚の粉粒体層p1が形成
される。ここで、この検査ドラム1外周面上に形成され
る粉粒体層p1の厚さは、検査ドラム1の回転速度と粉
粒体pの供給量とを調節することにより調整することが
でき、粉粒体層p1内に異物が埋もれてしまうことな
く、異物が確実に粉粒体層p1表面に露出するように、
できるだけ薄くすることが好ましい。この粉粒体層p1
の具体的な厚さは、検査対象である粉粒体pの粒径に応
じて適宜設定され、好ましくは粉粒体pの平均粒径とほ
ぼ同等の厚さに調整される。例えば、粉粒体pの平均粒
径が100μmであれば約100μmの粉粒体層p1と
することが最適であり、本実施例の装置によれば、上記
篩過器21の3つの篩21a,21b,21cによって
篩いながら常に一定量の粉粒体を均一に供給し得るこ
と、及び検査ドラム1の回転速度と粉粒体供給量とを調
整することにより、このような平均粒径とほぼ同一のご
く薄い粉粒体層p1を安定的に形成することが可能であ
る。
検査ドラム1の外周面上に均一厚の粉粒体層p1が形成
される。ここで、この検査ドラム1外周面上に形成され
る粉粒体層p1の厚さは、検査ドラム1の回転速度と粉
粒体pの供給量とを調節することにより調整することが
でき、粉粒体層p1内に異物が埋もれてしまうことな
く、異物が確実に粉粒体層p1表面に露出するように、
できるだけ薄くすることが好ましい。この粉粒体層p1
の具体的な厚さは、検査対象である粉粒体pの粒径に応
じて適宜設定され、好ましくは粉粒体pの平均粒径とほ
ぼ同等の厚さに調整される。例えば、粉粒体pの平均粒
径が100μmであれば約100μmの粉粒体層p1と
することが最適であり、本実施例の装置によれば、上記
篩過器21の3つの篩21a,21b,21cによって
篩いながら常に一定量の粉粒体を均一に供給し得るこ
と、及び検査ドラム1の回転速度と粉粒体供給量とを調
整することにより、このような平均粒径とほぼ同一のご
く薄い粉粒体層p1を安定的に形成することが可能であ
る。
【0047】この検査ドラム1の外周面上に形成された
粉粒体層p1は、図1に示されているように、検査ドラ
ム1の回転により、検査ドラム1の外周面に載置された
状態で該検査ドラム1の頂点付近からほぼ1/4周搬送
された後、連続した粉粒体流p2として検査ドラム1か
ら落下し、上記分離回収器41の貫通路411を通過
し、回収容器(図示せず)等に回収され、又は直接包装
工程などの次工程へと搬送される。
粉粒体層p1は、図1に示されているように、検査ドラ
ム1の回転により、検査ドラム1の外周面に載置された
状態で該検査ドラム1の頂点付近からほぼ1/4周搬送
された後、連続した粉粒体流p2として検査ドラム1か
ら落下し、上記分離回収器41の貫通路411を通過
し、回収容器(図示せず)等に回収され、又は直接包装
工程などの次工程へと搬送される。
【0048】このとき、上記検査ドラムの外周面上に載
置された状態で搬送されている粉粒体層p1を上記撮像
装置3のラインセンサカメラ31で連続的に撮影し、上
記粉粒体層p1の画像を取り込み、得られた画像を上記
検出手段(図示せず)により画像処理して粉粒体中に混
入した異物の検出を行う。その結果、異物が検出された
場合には、該検出手段(図示せず)から検出信号が発信
され、この検出信号に応答して上記分離回収器41が一
時的に移動して、上記粉粒体流p2からこの異物を含ん
だ所定量の粉粒体p3が分離回収升412に分離除去さ
れる。これにより、粉粒体pに混入した異物が粉粒体p
から分離除去され、正常の粉粒体のみが回収容器(図示
せず)などに回収され、又は次工程へと搬送される。
置された状態で搬送されている粉粒体層p1を上記撮像
装置3のラインセンサカメラ31で連続的に撮影し、上
記粉粒体層p1の画像を取り込み、得られた画像を上記
検出手段(図示せず)により画像処理して粉粒体中に混
入した異物の検出を行う。その結果、異物が検出された
場合には、該検出手段(図示せず)から検出信号が発信
され、この検出信号に応答して上記分離回収器41が一
時的に移動して、上記粉粒体流p2からこの異物を含ん
だ所定量の粉粒体p3が分離回収升412に分離除去さ
れる。これにより、粉粒体pに混入した異物が粉粒体p
から分離除去され、正常の粉粒体のみが回収容器(図示
せず)などに回収され、又は次工程へと搬送される。
【0049】ここで、上記撮像装置3による画像の取り
込みは、上記照明用光源32により検査ドラム1上の粉
粒体層p1を照明しながら、該粉粒体層p1の表面を上
記ラインセンサカメラ31で撮影することにより行われ
るが、このとき粉粒体層p1中に粉粒体と少しでも色調
の異なる異物が存在すると、この異物は取り込んだ画像
中に明度又は輝度の変化として現れ、これを上記検出手
段(図示せず)で画像処理によって検出されるものであ
る。この場合、本発明の検査方法では、検査ドラム1の
外周面上に載置された状態の粉粒体層p1を撮影して、
画像の取り込みが行われるので、従来の検査装置のよう
に自然落下する粉粒体層を撮影する場合に比べて、遥か
に安定した状態の粉粒体層p1に対して画像の取り込み
を行うことができ、安定的な画像を確実に得ることがで
きる。また、この粉粒体層p1が検査ドラム1の外周面
に載置された状態で、厚さ、速度、軌道等に変化が生じ
ることなく安定的に検査領域(撮影位置)に搬送されて
撮影され、常に最良かつ一定の条件下で検査が行われる
ので、検査精度を大幅に向上させることができるもので
ある。
込みは、上記照明用光源32により検査ドラム1上の粉
粒体層p1を照明しながら、該粉粒体層p1の表面を上
記ラインセンサカメラ31で撮影することにより行われ
るが、このとき粉粒体層p1中に粉粒体と少しでも色調
の異なる異物が存在すると、この異物は取り込んだ画像
中に明度又は輝度の変化として現れ、これを上記検出手
段(図示せず)で画像処理によって検出されるものであ
る。この場合、本発明の検査方法では、検査ドラム1の
外周面上に載置された状態の粉粒体層p1を撮影して、
画像の取り込みが行われるので、従来の検査装置のよう
に自然落下する粉粒体層を撮影する場合に比べて、遥か
に安定した状態の粉粒体層p1に対して画像の取り込み
を行うことができ、安定的な画像を確実に得ることがで
きる。また、この粉粒体層p1が検査ドラム1の外周面
に載置された状態で、厚さ、速度、軌道等に変化が生じ
ることなく安定的に検査領域(撮影位置)に搬送されて
撮影され、常に最良かつ一定の条件下で検査が行われる
ので、検査精度を大幅に向上させることができるもので
ある。
【0050】また、上述のように、粉粒体層p1を粉粒
体の平均粒径とほぼ同一の非常に薄い層とすることがで
きるので、異物が粉粒体層p1に埋もれてしまうような
ことがなく、異物を確実に検出することができ、非常に
信頼性の高い検査を行うことができる。この場合、粉粒
体層p1をこのように粉粒体の平均粒径と等しいほどに
薄く形成すると、該粉粒体層p1に部分的に粒子が存在
しない欠けた部分が生じ易くなるが、この場合でも、上
述のように検査ドラム1の外周面を検査対象の粉粒体p
と同一の色調とすることにより、このような欠けた部分
を異物と誤認することなく、高精度で信頼性の高い検査
を行うことができるものである。
体の平均粒径とほぼ同一の非常に薄い層とすることがで
きるので、異物が粉粒体層p1に埋もれてしまうような
ことがなく、異物を確実に検出することができ、非常に
信頼性の高い検査を行うことができる。この場合、粉粒
体層p1をこのように粉粒体の平均粒径と等しいほどに
薄く形成すると、該粉粒体層p1に部分的に粒子が存在
しない欠けた部分が生じ易くなるが、この場合でも、上
述のように検査ドラム1の外周面を検査対象の粉粒体p
と同一の色調とすることにより、このような欠けた部分
を異物と誤認することなく、高精度で信頼性の高い検査
を行うことができるものである。
【0051】従って、本発明の検査方法によれば、単に
上記検査ドラム1の外周面を検査対象の粉粒体pと同一
の色調とすることにより、粉粒体層p1に生じた欠け部
分を異物と誤認することなく、該粉粒体層p1を非常に
薄く形成して高精度の検査を行うことができるものであ
り、上記従来の検査装置のように、透過光の光量を厳格
に設定するような煩雑な設定を要することなく、容易に
高精度な検査を行うことができるものである。
上記検査ドラム1の外周面を検査対象の粉粒体pと同一
の色調とすることにより、粉粒体層p1に生じた欠け部
分を異物と誤認することなく、該粉粒体層p1を非常に
薄く形成して高精度の検査を行うことができるものであ
り、上記従来の検査装置のように、透過光の光量を厳格
に設定するような煩雑な設定を要することなく、容易に
高精度な検査を行うことができるものである。
【0052】更に、本発明の検査方法では、上記検査ド
ラム1上に載置された状態の粉粒体層p1を直接撮像装
置で撮影することにより、画像の取り込みを行うことが
できるので、透明回転円筒を通して撮影を行う上記従来
の検査装置のような高度なクリーニングを要することな
く、検査ドラム表面を上記ブラシロール6を用いて簡易
にクリーニングするだけで、信頼性の高い検査を確実に
行うことができるものである。
ラム1上に載置された状態の粉粒体層p1を直接撮像装
置で撮影することにより、画像の取り込みを行うことが
できるので、透明回転円筒を通して撮影を行う上記従来
の検査装置のような高度なクリーニングを要することな
く、検査ドラム表面を上記ブラシロール6を用いて簡易
にクリーニングするだけで、信頼性の高い検査を確実に
行うことができるものである。
【0053】このように、本実施例の検査装置を用いた
本発明の粉粒体の検査方法によれば、検査条件の設定や
検査機構部に煩雑な機構や設定、調整、メンテナンスな
どを要することなく、比較的簡便な操作や機構によって
高精度な検査を確実に行うことができるものである。
本発明の粉粒体の検査方法によれば、検査条件の設定や
検査機構部に煩雑な機構や設定、調整、メンテナンスな
どを要することなく、比較的簡便な操作や機構によって
高精度な検査を確実に行うことができるものである。
【0054】なお、本発明の検査方法及び検査装置は、
上記実施例に制限されるものではなく、種々変更するこ
とができる。例えば、上記実施例では、上記粉粒体供給
手段2として、篩過器21を有し、この篩過器21で粉
粒体を篩いながら検査ドラム1に粉粒体を供給する機構
を採用したが、粉粒体供給手段2はその他の機構により
粉粒体を供給するものであってもよく、要は一定量の粉
粒体を均一に供給し得るものであればよい。また、異物
回収手段4も上記分離回収器41を用いたものに限定さ
れるものではなく、従来の装置のように吸引により落下
する粉粒体流p2から異物を吸引除去することもでき、
この場合でも本発明の検査方法及び装置では、粉粒体層
p1が検査ドラム1上に載置された安定的な状態で検査
が行われるため、吸引による気流の乱れに影響されるこ
となく、良好な検査を行うことができるものである。更
に、上記実施例ではラインセンサカメラ31を用いて画
像の取り込みを行うようにしたが、2次元カメラを用い
て画像の取り込みを行ってもよく、その他の構成につい
ても本発明の要旨を逸脱しない限り、適宜変更して差し
支えない。更に、本発明の検査方法及び検査装置は、医
薬品の原料、半製品、製品などの粉粒体中に混入した異
物を検出して除去するための検査方法及び検査装置とし
て好適に用いられるものであるが、医薬以外にも、食
品、化成品等の原料、半製品、製品など、その他の粉粒
体の検査にも好適に採用されるものである。
上記実施例に制限されるものではなく、種々変更するこ
とができる。例えば、上記実施例では、上記粉粒体供給
手段2として、篩過器21を有し、この篩過器21で粉
粒体を篩いながら検査ドラム1に粉粒体を供給する機構
を採用したが、粉粒体供給手段2はその他の機構により
粉粒体を供給するものであってもよく、要は一定量の粉
粒体を均一に供給し得るものであればよい。また、異物
回収手段4も上記分離回収器41を用いたものに限定さ
れるものではなく、従来の装置のように吸引により落下
する粉粒体流p2から異物を吸引除去することもでき、
この場合でも本発明の検査方法及び装置では、粉粒体層
p1が検査ドラム1上に載置された安定的な状態で検査
が行われるため、吸引による気流の乱れに影響されるこ
となく、良好な検査を行うことができるものである。更
に、上記実施例ではラインセンサカメラ31を用いて画
像の取り込みを行うようにしたが、2次元カメラを用い
て画像の取り込みを行ってもよく、その他の構成につい
ても本発明の要旨を逸脱しない限り、適宜変更して差し
支えない。更に、本発明の検査方法及び検査装置は、医
薬品の原料、半製品、製品などの粉粒体中に混入した異
物を検出して除去するための検査方法及び検査装置とし
て好適に用いられるものであるが、医薬以外にも、食
品、化成品等の原料、半製品、製品など、その他の粉粒
体の検査にも好適に採用されるものである。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の粉粒体の
検査方法及び検査装置によれば、回転する検査ドラムの
外周面上に粉粒体層を載置形成し、この粉粒体層を撮影
して異物の検出を行うようにしたことにより、複雑な機
構や煩雑な条件設定を要することなく、比較的簡便な操
作や機構によって、従来の方法及び装置では達成し得な
かった高精度な検査を行うことができるものである。
検査方法及び検査装置によれば、回転する検査ドラムの
外周面上に粉粒体層を載置形成し、この粉粒体層を撮影
して異物の検出を行うようにしたことにより、複雑な機
構や煩雑な条件設定を要することなく、比較的簡便な操
作や機構によって、従来の方法及び装置では達成し得な
かった高精度な検査を行うことができるものである。
【図1】本発明の一実施例にかかる粉粒体検査装置を示
す概略図である。
す概略図である。
【図2】同検査装置を構成する検査ドラムを示す図1の
A−A線に沿った拡大断面図である。
A−A線に沿った拡大断面図である。
【図3】同検査装置の粉粒体供給手段を構成する篩過器
の一例を示す概略図であり、(A)は断面図、(B)は
(A)のB−B線に沿って一部を断面とした平面図であ
る。
の一例を示す概略図であり、(A)は断面図、(B)は
(A)のB−B線に沿って一部を断面とした平面図であ
る。
【図4】同検査装置の粉粒体供給手段を構成する篩過器
の他の例を示す概略図であり、(A)は断面図、(B)
は(A)のB−B線に沿って一部を断面とした平面図で
ある。
の他の例を示す概略図であり、(A)は断面図、(B)
は(A)のB−B線に沿って一部を断面とした平面図で
ある。
【図5】従来の粉粒体検査装置を示す概略図である。
1 検査ドラム 12 回転駆動軸(水平軸) 2 粉粒体供給手段 21 篩過器 21a,21b,21c 篩 211 ホッパー 3 撮像装置 31 ラインセンサカメラ 32 照明用光源 4 異物回収手段 6 ブラシロール(クリーニング装置) 7 除電ロール(除電装置) p 粉粒体 p1 粉粒体層 p2 粉粒体流 p3 異物を含む粉粒体
Claims (8)
- 【請求項1】 水平軸を中心にして回転する検査ドラム
の頂点位置又はその近傍における外周面上に粉粒体を連
続的に供給して、該検査ドラムの外周面上に上記粉粒体
の均一な薄層を形成し、これを検査ドラムの外周面上に
載置した状態で該検査ドラムの回転により約1/4周搬
送した後に連続的に落下させて回収すると共に、上記搬
送中に検査ドラム上の粉粒体層を撮影して上記粉粒体層
の画像を取り込み、得られた画像を画像処理して粉粒体
中に混入した異物を検出し、この異物を含んだ所定量の
粉粒体を上記検査ドラムから落下する粉粒体流から分離
除去することを特徴とする粉粒体の検査方法。 - 【請求項2】 粉粒体を篩い落としながら上記検査ドラ
ムの外周面上に供給する請求項1記載の粉粒体の検査方
法。 - 【請求項3】 上記検査ドラムとして、外周面が検査対
象の粉粒体と同一の色調を有するものを用いる請求項1
又は2記載の粉粒体の検査方法。 - 【請求項4】 上記粉粒体が、医薬の原料、半製品、製
品である請求項1〜3のいずれか1項に記載の粉粒体の
検査方法。 - 【請求項5】 粉粒体中に混入した異物を検出除去する
ための検査装置であって、水平軸を中心にして回転し、
外周面に粉粒体を均一な薄層状に載置して頂点位置又は
その近傍から約1/4周搬送した後、連続的に落下させ
る検査ドラムと、該検査ドラムの頂点位置又はその近傍
における外周面上に粉粒体を連続的に供給する粉粒体供
給手段と、上記検査ドラムの外周面上に載置されて搬送
される粉粒体層を連続的に撮影し、該粉粒体層の画像を
取り込む撮像装置と、該撮像装置により取り込まれた画
像を画像処理して異物を検出する検出手段と、該検出手
段からの検出信号に応じて、上記検査ドラムから落下す
る粉粒体流から異物を含む所定量の粉粒体を分離除去す
る異物回収手段とを具備してなることを特徴とする粉粒
体検査装置。 - 【請求項6】 上記粉粒体供給手段が、1又は複数の篩
を連設した篩過器を具備し、この篩過器を介して粉粒体
を上記検査ドラムの外周面上に供給するように構成した
請求項5記載の粉粒体検査装置。 - 【請求項7】 上記検査ドラムが、検査対象の粉粒体と
同一色調の外周面を有するものである請求項5又は6記
載の粉粒体検査装置。 - 【請求項8】 粉粒体落下位置から粉粒体供給位置まで
の間に、上記検査ドラム外周面を、クリーニングするク
リーニング装置及び静電除去する除電装置を備えた請求
項5〜7のいずれか1項に記載の粉粒体検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9510597A JPH10272427A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 粉粒体の検査方法及び粉粒体検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9510597A JPH10272427A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 粉粒体の検査方法及び粉粒体検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10272427A true JPH10272427A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=14128599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9510597A Pending JPH10272427A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 粉粒体の検査方法及び粉粒体検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10272427A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010197240A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 粉粒体異物検査装置、異物検査方法 |
| CN109013389A (zh) * | 2018-09-29 | 2018-12-18 | 太原理工大学 | 一种基于智能识别的电控拨杆式煤矸自动分选装置 |
| CN111266311A (zh) * | 2020-03-18 | 2020-06-12 | 嵊州风浦医疗设备科技有限公司 | 一种专用手术器械微粒检测装置 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP9510597A patent/JPH10272427A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010197240A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 粉粒体異物検査装置、異物検査方法 |
| CN109013389A (zh) * | 2018-09-29 | 2018-12-18 | 太原理工大学 | 一种基于智能识别的电控拨杆式煤矸自动分选装置 |
| CN111266311A (zh) * | 2020-03-18 | 2020-06-12 | 嵊州风浦医疗设备科技有限公司 | 一种专用手术器械微粒检测装置 |
| CN111266311B (zh) * | 2020-03-18 | 2020-10-27 | 高翔 | 一种专用手术器械微粒检测装置 |
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