JPH10272526A - 飲料缶の製造装置およびその方法 - Google Patents
飲料缶の製造装置およびその方法Info
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- JPH10272526A JPH10272526A JP9077461A JP7746197A JPH10272526A JP H10272526 A JPH10272526 A JP H10272526A JP 9077461 A JP9077461 A JP 9077461A JP 7746197 A JP7746197 A JP 7746197A JP H10272526 A JPH10272526 A JP H10272526A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボトムにしわが生じることを効果的に抑制で
きる飲料缶の製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 浅絞りカップ状に成形した素材に再絞り
加工を行って飲料缶を製造する飲料缶の製造装置であっ
て、浅絞りカップ状の素材の底部を保持する保持手段
と、前記素材の底部の前記保持位置の内側を押圧するパ
ンチ部12と、パンチ部12による押圧位置と前記保持
手段による保持位置との間で前記押圧方向に付勢された
突出部13とを備えたパンチ手段とを有し、前記保持手
段によって前記素材の底部を保持し、前記パンチ手段の
突出部13を前記素材の底部に係合させた状態で、パン
チ部12によって前記底部を押圧して再絞り加工を行
う。
きる飲料缶の製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 浅絞りカップ状に成形した素材に再絞り
加工を行って飲料缶を製造する飲料缶の製造装置であっ
て、浅絞りカップ状の素材の底部を保持する保持手段
と、前記素材の底部の前記保持位置の内側を押圧するパ
ンチ部12と、パンチ部12による押圧位置と前記保持
手段による保持位置との間で前記押圧方向に付勢された
突出部13とを備えたパンチ手段とを有し、前記保持手
段によって前記素材の底部を保持し、前記パンチ手段の
突出部13を前記素材の底部に係合させた状態で、パン
チ部12によって前記底部を押圧して再絞り加工を行
う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料を収容するア
ルミ缶などの飲料缶の製造装置およびその方法に関す
る。
ルミ缶などの飲料缶の製造装置およびその方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビールや炭酸飲料などの陽圧アルミ缶
や、非炭酸飲料などの陰圧アルミ缶などのアルミ缶は、
例えば以下に示すような工程を経て製造される。すなわ
ち、先ず、第1工程で、図3(A)に示すように、板状
の素材5をブランクパンチ6およびドロウパッド8で保
持した状態で、図3(B),(C)に示すように、ダイ
スセンタ9を移動して、素材5を板状から浅絞りカップ
5aに成形する。ダイスセンタ9における素材5を押圧
する側の底部と側部とは略直角になっている。
や、非炭酸飲料などの陰圧アルミ缶などのアルミ缶は、
例えば以下に示すような工程を経て製造される。すなわ
ち、先ず、第1工程で、図3(A)に示すように、板状
の素材5をブランクパンチ6およびドロウパッド8で保
持した状態で、図3(B),(C)に示すように、ダイ
スセンタ9を移動して、素材5を板状から浅絞りカップ
5aに成形する。ダイスセンタ9における素材5を押圧
する側の底部と側部とは略直角になっている。
【0003】次に、第2工程で、浅絞りカップに再絞り
加工(Redrawing) 、しごき加工(Ironing) およびボトム
成形加工(Bottom Forming)を連続して施し、缶胴体(Bod
y)を成形する。再絞り加工では、図4(A)に示すよう
に、ホルダ2およびダイス4によって浅絞りカップ5a
を保持した状態で、図4(B),(C)に示すように、
パンチ3を矢印の方向に移動して行われる。この再絞り
加工では、ボトムの予成形が行われ、ボトム成形加工時
にボトム全体が所定の形状に成形される。
加工(Redrawing) 、しごき加工(Ironing) およびボトム
成形加工(Bottom Forming)を連続して施し、缶胴体(Bod
y)を成形する。再絞り加工では、図4(A)に示すよう
に、ホルダ2およびダイス4によって浅絞りカップ5a
を保持した状態で、図4(B),(C)に示すように、
パンチ3を矢印の方向に移動して行われる。この再絞り
加工では、ボトムの予成形が行われ、ボトム成形加工時
にボトム全体が所定の形状に成形される。
【0004】このようなアルミ缶の製造工程では、上述
した再絞り加工において、カップにしわが生じることを
抑制するために、例えば、ホルダー2に推力を加えるた
めのシリンダー圧力を調整するなどして、しわ押させ力
を大きくしている。また、ボトム成形加工において、金
型を押しつける圧力を大きくしている。さらには、例え
ば、特願平7−88580号に記載されるように、板材
から浅絞りカップを成形する際に、ボトムにしわを生じ
させないようにカップの底部に予成形を施す方法もあ
る。
した再絞り加工において、カップにしわが生じることを
抑制するために、例えば、ホルダー2に推力を加えるた
めのシリンダー圧力を調整するなどして、しわ押させ力
を大きくしている。また、ボトム成形加工において、金
型を押しつける圧力を大きくしている。さらには、例え
ば、特願平7−88580号に記載されるように、板材
から浅絞りカップを成形する際に、ボトムにしわを生じ
させないようにカップの底部に予成形を施す方法もあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、蓋の
材料コストを下げるために、蓋の径を縮小化する要請が
ある。このように蓋の径を縮小化すると、スタッキング
性の確保などの観点から、アルミ缶のボトム接地径も縮
小化する必要性がある。しかしながら、アルミ缶のボト
ム接地径を小さくすると、例えば、再絞り加工でボトム
予成形を行う際に、ボトムにしわが生じやすくなるとい
う問題がある。このように、ボトム予成形時にしわが生
じると、ボトム成形加工を行ってもしわを消すことがで
きず、しわの痕跡が製品に残存してしまう。このボトム
しわは、再絞り加工時に、例えば、パンチ3の先端とダ
イス4のラジアス部との間で、素材5が金型などによる
拘束のない状態で成形されるために生じる。
材料コストを下げるために、蓋の径を縮小化する要請が
ある。このように蓋の径を縮小化すると、スタッキング
性の確保などの観点から、アルミ缶のボトム接地径も縮
小化する必要性がある。しかしながら、アルミ缶のボト
ム接地径を小さくすると、例えば、再絞り加工でボトム
予成形を行う際に、ボトムにしわが生じやすくなるとい
う問題がある。このように、ボトム予成形時にしわが生
じると、ボトム成形加工を行ってもしわを消すことがで
きず、しわの痕跡が製品に残存してしまう。このボトム
しわは、再絞り加工時に、例えば、パンチ3の先端とダ
イス4のラジアス部との間で、素材5が金型などによる
拘束のない状態で成形されるために生じる。
【0006】さらに、アルミ缶の肉厚を薄くすると、ボ
トムにしわがさらに生じやすくなる。また、前述したよ
うに、カップの底部に予成形を施す方法では、カッピン
グプレスの構造を大幅に変更する必要が生じ、当該変更
に伴う価格コストが膨大になってしまう。
トムにしわがさらに生じやすくなる。また、前述したよ
うに、カップの底部に予成形を施す方法では、カッピン
グプレスの構造を大幅に変更する必要が生じ、当該変更
に伴う価格コストが膨大になってしまう。
【0007】本発明は、上述した従来技術に鑑みてなさ
れ、アルミ缶などの飲料缶の製造工程において、製造装
置を大幅に変えることなく、ボトムにしわが生じること
を効果的に抑制できる飲料缶の製造装置およびその方法
を提供することを目的とする。
れ、アルミ缶などの飲料缶の製造工程において、製造装
置を大幅に変えることなく、ボトムにしわが生じること
を効果的に抑制できる飲料缶の製造装置およびその方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の
飲料缶の製造方法は、浅絞りカップ状の素材の底部を保
持し、前記保持位置の内側をパンチ手段で押圧して再絞
り加工を行って飲料缶を製造する飲料缶の製造方法であ
って、前記パンチ手段による押圧位置と前記保持位置と
の間で前記押圧方向に付勢された突出手段を前記素材の
底部に係合させた状態で、前記パンチ手段によって前記
素材の底部を押圧する。
点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の
飲料缶の製造方法は、浅絞りカップ状の素材の底部を保
持し、前記保持位置の内側をパンチ手段で押圧して再絞
り加工を行って飲料缶を製造する飲料缶の製造方法であ
って、前記パンチ手段による押圧位置と前記保持位置と
の間で前記押圧方向に付勢された突出手段を前記素材の
底部に係合させた状態で、前記パンチ手段によって前記
素材の底部を押圧する。
【0009】また、本発明の飲料缶の製造方法は、好ま
しくは、前記再絞り加工を行った後に、前記パンチ手段
によって前記素材の底部をボトム成形用の金型に押圧
し、前記突出手段を前記付勢力に抗して前記押圧方向と
逆向きに移動させながらボトム成形を行う。
しくは、前記再絞り加工を行った後に、前記パンチ手段
によって前記素材の底部をボトム成形用の金型に押圧
し、前記突出手段を前記付勢力に抗して前記押圧方向と
逆向きに移動させながらボトム成形を行う。
【0010】本発明の飲料缶の製造装置およびその方法
では、浅絞りカップ状の素材の保持位置とパンチ位置と
の間で前記押圧方向に付勢された突出手段を前記素材の
底部に係合させた状態で、前記浅絞りカップ状の素材に
再絞り加工を行うことから、非拘束領域を縮小でき、ボ
トムしわの発生が効果的に抑制される。また、既存の設
備の大部分をそのまま用いることができる。
では、浅絞りカップ状の素材の保持位置とパンチ位置と
の間で前記押圧方向に付勢された突出手段を前記素材の
底部に係合させた状態で、前記浅絞りカップ状の素材に
再絞り加工を行うことから、非拘束領域を縮小でき、ボ
トムしわの発生が効果的に抑制される。また、既存の設
備の大部分をそのまま用いることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係わる
アルミ缶の製造装置およびその方法について説明する。
本実施形態のアルミ缶の製造方法の第1工程では、前述
した従来のアルミ缶の製造方法と同様に、図3(A)に
示すように、板状の素材25をブランクパンチ6および
ドロウパッド8で保持した状態で、図3(B),(C)
に示すように、ダイスセンタ9を図中矢印の方向に移動
して、板状の素材5から浅絞りカップ5aを成形する。
アルミ缶の製造装置およびその方法について説明する。
本実施形態のアルミ缶の製造方法の第1工程では、前述
した従来のアルミ缶の製造方法と同様に、図3(A)に
示すように、板状の素材25をブランクパンチ6および
ドロウパッド8で保持した状態で、図3(B),(C)
に示すように、ダイスセンタ9を図中矢印の方向に移動
して、板状の素材5から浅絞りカップ5aを成形する。
【0012】次に、第2工程で、第1工程で得られた浅
絞りカップ5aに、再絞り加工、しごき加工およびボト
ム成形加工を連続して施し、缶胴体を成形する。図1
は、浅絞りカップ5aに再絞り加工、しごき加工および
ボトム成形加工を連続してを行うアルミ缶製造装置11
の片側断面図である。図1において、一点鎖線はアルミ
缶製造装置11の中心軸を示している。図1に示すよう
に、アルミ缶製造装置11は、略円筒状のパンチ部12
が、ボルト16によってプレス機のラムシャンク15に
固定された構造をしている。
絞りカップ5aに、再絞り加工、しごき加工およびボト
ム成形加工を連続して施し、缶胴体を成形する。図1
は、浅絞りカップ5aに再絞り加工、しごき加工および
ボトム成形加工を連続してを行うアルミ缶製造装置11
の片側断面図である。図1において、一点鎖線はアルミ
缶製造装置11の中心軸を示している。図1に示すよう
に、アルミ缶製造装置11は、略円筒状のパンチ部12
が、ボルト16によってプレス機のラムシャンク15に
固定された構造をしている。
【0013】パンチ部12の図中左端には、浅絞りカッ
プ5aを押圧する突出した先端部12aが形成されてい
る。パンチ部12における先端部12aの近傍には、ア
ルミ缶製造装置11の中心軸に沿って延びる円筒状の凹
部12bが形成されている。この凹部12aには、バネ
14と、バネ14が自然長のときに先端部がパンチ部1
2の外側に突出するようにバネ14と接合された円筒状
の突出部13とが収容されている。パンチ部12とラム
シャンク15との間には、図1中矢印で示されるエアー
噴射経路が形成されている。
プ5aを押圧する突出した先端部12aが形成されてい
る。パンチ部12における先端部12aの近傍には、ア
ルミ缶製造装置11の中心軸に沿って延びる円筒状の凹
部12bが形成されている。この凹部12aには、バネ
14と、バネ14が自然長のときに先端部がパンチ部1
2の外側に突出するようにバネ14と接合された円筒状
の突出部13とが収容されている。パンチ部12とラム
シャンク15との間には、図1中矢印で示されるエアー
噴射経路が形成されている。
【0014】以下、図2を参照しながら、アルミ缶製造
装置11の動作について説明する。アルミ缶製造装置1
1では、再絞り加工は、図2(A)に示すように、ホル
ダ2およびダイス4によって浅絞りカップ5aを保持し
た状態で、図2(B),(C)に示すように、パンチ1
2を矢印の方向に移動させる。これによって、図2
(B)に示すように、パンチ部12の先端部12aおよ
び突出部13の先端部13aによって、浅絞りカップ5
aの底部が押圧されて変形する。このとき、突出部13
は、バネ14の弾性力に抗して凹部12a内に向かって
多少移動するものの、パンチ部12から突出した状態を
保持し、浅絞りカップ5aの底部と係合する。このよう
に、パンチ部12による再絞り加工において、突出部1
3が浅絞りカップ5aの底部と係合することで、浅絞り
カップ5aの非拘束領域が縮小し、ボトムしわの発生が
効果的に抑制される。
装置11の動作について説明する。アルミ缶製造装置1
1では、再絞り加工は、図2(A)に示すように、ホル
ダ2およびダイス4によって浅絞りカップ5aを保持し
た状態で、図2(B),(C)に示すように、パンチ1
2を矢印の方向に移動させる。これによって、図2
(B)に示すように、パンチ部12の先端部12aおよ
び突出部13の先端部13aによって、浅絞りカップ5
aの底部が押圧されて変形する。このとき、突出部13
は、バネ14の弾性力に抗して凹部12a内に向かって
多少移動するものの、パンチ部12から突出した状態を
保持し、浅絞りカップ5aの底部と係合する。このよう
に、パンチ部12による再絞り加工において、突出部1
3が浅絞りカップ5aの底部と係合することで、浅絞り
カップ5aの非拘束領域が縮小し、ボトムしわの発生が
効果的に抑制される。
【0015】次に、パンチ部12がさらに図中矢印の方
向に向かって移動すると、図2(C)に示すように、ボ
トム成形金型21によって、浅絞りカップ5aの底部の
外縁付近が押圧されて変形する。この過程で、ボトム成
形金型21によって、浅絞りカップ5aを介して突出部
13が押圧され、突出部13がバネ14の弾性力に抗し
て、パンチ部12の凹部12b内に収容され、浅絞りカ
ップ5aの底部の外縁付近はボトム成形金型21の形状
に成形する。さらに、パンチ部12がさらに図中矢印の
方向に向かって移動すると、図2(D)に示すように、
浅絞りカップ5aの底部の外縁付近が押圧されたまま、
ドーム成形金型22によって、浅絞りカップ5aの底部
が変形し、アルミ缶25bが成形される。
向に向かって移動すると、図2(C)に示すように、ボ
トム成形金型21によって、浅絞りカップ5aの底部の
外縁付近が押圧されて変形する。この過程で、ボトム成
形金型21によって、浅絞りカップ5aを介して突出部
13が押圧され、突出部13がバネ14の弾性力に抗し
て、パンチ部12の凹部12b内に収容され、浅絞りカ
ップ5aの底部の外縁付近はボトム成形金型21の形状
に成形する。さらに、パンチ部12がさらに図中矢印の
方向に向かって移動すると、図2(D)に示すように、
浅絞りカップ5aの底部の外縁付近が押圧されたまま、
ドーム成形金型22によって、浅絞りカップ5aの底部
が変形し、アルミ缶25bが成形される。
【0016】次に、パンチ部12がボトム成形金型21
から離れたときに、バネ14の弾性力によって突出部1
3がパンチ部12の外側に突出する。それと同時に、ア
ルミ缶25aを吹き出す方向に、図1に示されるエアー
噴射経路に矢印の方向にエアーが供給される。これによ
って、パンチ部12からアルミ缶25bがイジェクトさ
れる。
から離れたときに、バネ14の弾性力によって突出部1
3がパンチ部12の外側に突出する。それと同時に、ア
ルミ缶25aを吹き出す方向に、図1に示されるエアー
噴射経路に矢印の方向にエアーが供給される。これによ
って、パンチ部12からアルミ缶25bがイジェクトさ
れる。
【0017】以下、アルミ缶製造装置11によって成形
されたアルミ缶25bと図4に示す従来の方法によって
成形されたアルミ缶とについて、ボトムしわを比較した
結果について説明する。
されたアルミ缶25bと図4に示す従来の方法によって
成形されたアルミ缶とについて、ボトムしわを比較した
結果について説明する。
【0018】このとき、浅絞りカップ5aの厚みは0.
30mmであり、ダイス4の内径は66mmであり、パ
ンチ3の先端部5aおよびパンチ部12の先端部12a
の径(Dp)は48mmとした。また、図1に示す円筒
状の突出部13の中心径Ddは57mmであり、突出部
13の幅tdは3.5mmであり、突出部13の最大ス
トロークδは4mmであった。また、突出部13の移動
方向におけるバネ14の最大弾性力Fは80kgfであ
った。
30mmであり、ダイス4の内径は66mmであり、パ
ンチ3の先端部5aおよびパンチ部12の先端部12a
の径(Dp)は48mmとした。また、図1に示す円筒
状の突出部13の中心径Ddは57mmであり、突出部
13の幅tdは3.5mmであり、突出部13の最大ス
トロークδは4mmであった。また、突出部13の移動
方向におけるバネ14の最大弾性力Fは80kgfであ
った。
【0019】このとき、アルミ缶製造装置11によって
成形されたアルミ缶25bと図4に示す従来の方法によ
って成形されたアルミ缶とのボトムしわの評価は下記表
1に示される。表1に示すボトムしわ評価は、「0」が
しわが全く無い状態であり、「1」から「5」に向かう
につれてしわが増えたことを示している。
成形されたアルミ缶25bと図4に示す従来の方法によ
って成形されたアルミ缶とのボトムしわの評価は下記表
1に示される。表1に示すボトムしわ評価は、「0」が
しわが全く無い状態であり、「1」から「5」に向かう
につれてしわが増えたことを示している。
【表1】
【0020】表1に示されるように、アルミ缶製造装置
11によって成形されたアルミ缶25bにはボトムしわ
が全く生じなかった。これに対して、従来の方法によっ
て成形されたアルミ缶には、比較的多くのボトムしわが
生じた。
11によって成形されたアルミ缶25bにはボトムしわ
が全く生じなかった。これに対して、従来の方法によっ
て成形されたアルミ缶には、比較的多くのボトムしわが
生じた。
【0021】以上説明したように、アルミ缶製造装置1
1およびその方法によれば、パンチ部12による再絞り
加工において、突出部13が浅絞りカップ5aの底部と
係合することで、浅絞りカップ5aの非拘束領域が縮小
し、ボトムしわの発生が効果的に抑制される。また、本
実施形態のアルミ缶の製造装置およびその方法によれ
ば、製造装置の変更はパンチ部12の構造を従来と変え
るのみで良いので、既存の設備の大部分をそのまま用い
ることができる。
1およびその方法によれば、パンチ部12による再絞り
加工において、突出部13が浅絞りカップ5aの底部と
係合することで、浅絞りカップ5aの非拘束領域が縮小
し、ボトムしわの発生が効果的に抑制される。また、本
実施形態のアルミ缶の製造装置およびその方法によれ
ば、製造装置の変更はパンチ部12の構造を従来と変え
るのみで良いので、既存の設備の大部分をそのまま用い
ることができる。
【0022】本発明は上述した実施形態には限定されな
い。例えば、上述した実施形態では、突出部13をバネ
14によって付勢したが、ゴムなどの緩衝材、油圧ある
いは空圧などによって突出部13を付勢するようにして
もよい。
い。例えば、上述した実施形態では、突出部13をバネ
14によって付勢したが、ゴムなどの緩衝材、油圧ある
いは空圧などによって突出部13を付勢するようにして
もよい。
【0023】本発明は上述した実施形態には限定されな
い。例えば、上述した実施形態では、飲料缶としてアル
ミ缶を例示したが、飲料缶の素材は、アルミニウム以外
に、スチールなどでもよい。
い。例えば、上述した実施形態では、飲料缶としてアル
ミ缶を例示したが、飲料缶の素材は、アルミニウム以外
に、スチールなどでもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の飲料缶の
製造装置およびその方法によれば、浅絞りカップ状の素
材の保持位置とパンチ位置との間で前記押圧方向に付勢
された突出手段を前記素材の底部に係合させた状態で、
前記浅絞りカップ状の素材に再絞り加工を行うことか
ら、非拘束領域を縮小でき、ボトムしわの発生が効果的
に抑制される。また、本発明の飲料缶の製造装置および
その方法によれば、既存の設備の大部分をそのまま用い
ることができる。
製造装置およびその方法によれば、浅絞りカップ状の素
材の保持位置とパンチ位置との間で前記押圧方向に付勢
された突出手段を前記素材の底部に係合させた状態で、
前記浅絞りカップ状の素材に再絞り加工を行うことか
ら、非拘束領域を縮小でき、ボトムしわの発生が効果的
に抑制される。また、本発明の飲料缶の製造装置および
その方法によれば、既存の設備の大部分をそのまま用い
ることができる。
【図1】図1は、浅絞りカップに再絞り加工、しごき加
工およびボトム成形加工を連続してを行う加工装置の片
側断面図である。
工およびボトム成形加工を連続してを行う加工装置の片
側断面図である。
【図2】図2は、図1に示す加工装置の動作を説明する
ための図である。
ための図である。
【図3】図3は、従来のアルミ缶の製造方法の第1工程
において、板状の素材から絞りカップを成形する過程を
示す片側側面図である。
において、板状の素材から絞りカップを成形する過程を
示す片側側面図である。
【図4】図4は、従来のアルミ缶の製造方法において、
浅絞りカップに再絞り加工を行う過程を示す片側側面図
である。
浅絞りカップに再絞り加工を行う過程を示す片側側面図
である。
2…ホルダ、4…ダイス、11…アルミ缶製造装置、1
2…パンチ部、13…突出部、14…バネ、5…素材、
5a…浅絞りカップ、25b…アルミ缶
2…パンチ部、13…突出部、14…バネ、5…素材、
5a…浅絞りカップ、25b…アルミ缶
Claims (4)
- 【請求項1】浅絞りカップ状に成形した素材に再絞り加
工を行って飲料缶を製造する飲料缶の製造装置におい
て、 前記浅絞りカップ状の素材の底部を保持する保持手段
と、 前記素材の底部の前記保持位置の内側を押圧するパンチ
部と、前記パンチ部による押圧位置と前記保持手段によ
る保持位置との間で前記押圧方向に付勢された突出部と
を備えたパンチ手段とを有し、 前記保持手段によって前記素材の底部を保持し、前記パ
ンチ手段の前記突出部を前記素材の底部に係合させた状
態で、前記パンチ部によって前記底部を押圧して再絞り
加工を行う飲料缶の製造装置。 - 【請求項2】ボトム成形用の金型をさらに有し、 前記再絞り加工を行った後に、前記パンチ手段のパンチ
部によって前記素材の底部を前記金型に押圧し、前記突
出部を前記付勢力に抗して前記押圧方向と逆向きに移動
させながらボトム成形を行う請求項1に記載の飲料缶の
製造装置。 - 【請求項3】浅絞りカップ状の素材の底部を保持し、前
記保持位置の内側をパンチ手段で押圧して再絞り加工を
行って飲料缶を製造する飲料缶の製造方法において、 前記パンチ手段による押圧位置と前記保持位置との間で
前記押圧方向に付勢された突出手段を前記素材の底部に
係合させた状態で、前記パンチ手段によって前記素材の
底部を押圧する飲料缶の製造装置。 - 【請求項4】前記再絞り加工を行った後に、前記パンチ
手段によって前記素材の底部をボトム成形用の金型に押
圧し、前記突出手段を前記付勢力に抗して前記押圧方向
と逆向きに移動させながらボトム成形を行う請求項3に
記載の飲料缶の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9077461A JPH10272526A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 飲料缶の製造装置およびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9077461A JPH10272526A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 飲料缶の製造装置およびその方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10272526A true JPH10272526A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13634658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9077461A Withdrawn JPH10272526A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 飲料缶の製造装置およびその方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10272526A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017136529A1 (en) * | 2016-02-04 | 2017-08-10 | Crown Packaging Technology, Inc. | Anti-wrinkling assembly for a can bodymaker |
| FR3107199A1 (fr) * | 2020-02-18 | 2021-08-20 | Constellium Neuf-Brisach | Installation pour la fabrication de contenants en aluminium ou en alliage d’aluminium, de préférence adaptés pour contenir une boisson, dont l’unité de formage comprend des doigts rétractables |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP9077461A patent/JPH10272526A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017136529A1 (en) * | 2016-02-04 | 2017-08-10 | Crown Packaging Technology, Inc. | Anti-wrinkling assembly for a can bodymaker |
| CN108883457A (zh) * | 2016-02-04 | 2018-11-23 | 皇冠包装技术公司 | 用于罐主体制造机的防起皱加工组件 |
| US10286437B2 (en) | 2016-02-04 | 2019-05-14 | Crown Packaging Technology, Inc. | Anti-wrinkling tooling assembly for a can bodymaker |
| AU2017213804B2 (en) * | 2016-02-04 | 2022-08-11 | Crown Packaging Technology, Inc. | Anti-wrinkling tooling assembly for a can bodymaker |
| FR3107199A1 (fr) * | 2020-02-18 | 2021-08-20 | Constellium Neuf-Brisach | Installation pour la fabrication de contenants en aluminium ou en alliage d’aluminium, de préférence adaptés pour contenir une boisson, dont l’unité de formage comprend des doigts rétractables |
| WO2021165615A1 (fr) * | 2020-02-18 | 2021-08-26 | Constellium Neuf-Brisach | Installation pour la fabrication de contenants en aluminium ou en alliage d'aluminium, de preference adaptes pour contenir une boisson, dont l'unite de formage comprend des doigts retractables |
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| Date | Code | Title | Description |
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| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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