JPH10272859A - 感熱謄写版原紙およびそれを使用した謄写印刷版 - Google Patents
感熱謄写版原紙およびそれを使用した謄写印刷版Info
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- JPH10272859A JPH10272859A JP9290097A JP9290097A JPH10272859A JP H10272859 A JPH10272859 A JP H10272859A JP 9290097 A JP9290097 A JP 9290097A JP 9290097 A JP9290097 A JP 9290097A JP H10272859 A JPH10272859 A JP H10272859A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 謄写版印刷方式において、多孔質支持体層あ
るいは接着剤層等が、謄写印刷版を構成する熱可塑性樹
脂フィルム層に形成されている孔版画像の穿孔部を塞ぐ
ことがなく、謄写版インキが紙等の被印刷基材に充分に
満足した状態で転移し、高解像度の、鮮明な印刷画像を
形成することができる感熱謄写版原紙およびそれを使用
した謄写印刷版を提供することを目的とするものであ
る。 【解決手段】 熱融着防止層、熱可塑性樹脂フィルム
層、接着剤層、および支持体層を順次に積層した構造体
からなり、更に、上記の接着剤層を、上記の熱可塑性樹
脂フィルム層の孔版画像形成予定領域以外の非孔版画像
形成予定領域部分に設けて、部分的接着剤層とすること
を特徴とする感熱謄写版原紙およびそれを使用した謄写
印刷版に関するものである。
るいは接着剤層等が、謄写印刷版を構成する熱可塑性樹
脂フィルム層に形成されている孔版画像の穿孔部を塞ぐ
ことがなく、謄写版インキが紙等の被印刷基材に充分に
満足した状態で転移し、高解像度の、鮮明な印刷画像を
形成することができる感熱謄写版原紙およびそれを使用
した謄写印刷版を提供することを目的とするものであ
る。 【解決手段】 熱融着防止層、熱可塑性樹脂フィルム
層、接着剤層、および支持体層を順次に積層した構造体
からなり、更に、上記の接着剤層を、上記の熱可塑性樹
脂フィルム層の孔版画像形成予定領域以外の非孔版画像
形成予定領域部分に設けて、部分的接着剤層とすること
を特徴とする感熱謄写版原紙およびそれを使用した謄写
印刷版に関するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱謄写版原紙お
よびそれを使用した謄写印刷版に関し、更に詳しくは、
解像度に優れ、鮮明な印刷画像を形成することができる
感熱謄写版原紙およびそれを使用した謄写印刷版に関す
るものである。
よびそれを使用した謄写印刷版に関し、更に詳しくは、
解像度に優れ、鮮明な印刷画像を形成することができる
感熱謄写版原紙およびそれを使用した謄写印刷版に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、簡便かつ低コストの印刷方式とし
て、謄写版印刷方式が広く行われている。この方式にお
いては、通常、紙等の適当な多孔質支持体層の表面に、
熱可塑性樹脂フィルム層を接着剤層を介して積層し、更
に、該熱可塑性樹脂フィルム層の表面に、サ−マルヘッ
ド等からなる感熱素子との熱融着を防止する熱融着防止
層を設けて感熱謄写版原紙を構成している。而して、上
記のような感熱謄写版原紙を使用し、通常、該感熱謄写
版原紙を構成する熱可塑性樹脂フィルム層側に、サ−マ
ルヘッド等からなる発熱素子を接触させて、該感熱謄写
版原紙を構成する熱可塑性樹脂フィルム層に文字、絵柄
等を逆像で感熱印字して穿孔製版し、孔版画像を形成し
て、謄写印刷版を製造するものである。そして、その印
刷方式は、上記で製版した謄写印刷版を、その多孔質支
持体層面を対向させてインキドラムに巻き付け、該イン
キドラム内から謄写版インキを感熱謄写版原紙を構成す
る多孔質支持体層に供給し、更に、該熱可塑性樹脂フィ
ルム層に形成された孔版画像を通して紙等の被印刷材に
謄写版インキを転移し、該紙等の被印刷材の表面に印刷
画像を形成して、謄写版印刷が行われるものである。
て、謄写版印刷方式が広く行われている。この方式にお
いては、通常、紙等の適当な多孔質支持体層の表面に、
熱可塑性樹脂フィルム層を接着剤層を介して積層し、更
に、該熱可塑性樹脂フィルム層の表面に、サ−マルヘッ
ド等からなる感熱素子との熱融着を防止する熱融着防止
層を設けて感熱謄写版原紙を構成している。而して、上
記のような感熱謄写版原紙を使用し、通常、該感熱謄写
版原紙を構成する熱可塑性樹脂フィルム層側に、サ−マ
ルヘッド等からなる発熱素子を接触させて、該感熱謄写
版原紙を構成する熱可塑性樹脂フィルム層に文字、絵柄
等を逆像で感熱印字して穿孔製版し、孔版画像を形成し
て、謄写印刷版を製造するものである。そして、その印
刷方式は、上記で製版した謄写印刷版を、その多孔質支
持体層面を対向させてインキドラムに巻き付け、該イン
キドラム内から謄写版インキを感熱謄写版原紙を構成す
る多孔質支持体層に供給し、更に、該熱可塑性樹脂フィ
ルム層に形成された孔版画像を通して紙等の被印刷材に
謄写版インキを転移し、該紙等の被印刷材の表面に印刷
画像を形成して、謄写版印刷が行われるものである。
【0003】
【発明が解決しよとする課題】しかしながら、上記のよ
うな謄写版印刷方式においては、紙等の適当な多孔質支
持体層の表面に、熱可塑性樹脂フィルム層を接着剤層を
介して積層しているので、熱可塑性樹脂フィルム層と多
孔質支持体層との接触部分の孔版画像の各画素を構成す
る穿孔径が不均一となり易く、解像度の高い孔版画像を
形成することが困難であるという問題点がある。また、
上記のような謄写版印刷方式においては、多孔質支持体
層を介して謄写版インキが供給されることから、該多孔
質支持体層あるいは接着剤層等が、謄写印刷版を構成す
る熱可塑性樹脂フィルム層に形成されている孔版画像の
穿孔部を塞ぎ、謄写版インキが紙等の被印刷基材に充分
に満足した状態で転移することが困難になり、高解像度
の、鮮明な印刷画像を形成することが困難であるという
問題点がある。更に、高解像度の、鮮明な印刷画像を形
成するために、例えば、謄写印刷版を構成する熱可塑性
樹脂フィルム層に形成されている孔版画像の穿孔部を3
00dpi(ドットパ−インチ)から500〜600d
piにすることも試みられているが、しかし、このよう
に微細な穿孔部を形成した孔版画像の場合には、上記の
問題点は、更に、顕著となって好ましくないものであ
る。そこで本発明は、謄写版印刷方式において、多孔質
支持体層あるいは接着剤層等が、謄写印刷版を構成する
熱可塑性樹脂フィルム層に形成されている孔版画像の穿
孔部を塞ぐことがなく、謄写版インキが紙等の被印刷基
材に充分に満足した状態で転移し、高解像度の、鮮明な
印刷画像を形成することができる感熱謄写版原紙および
それを使用した謄写印刷版を提供することを目的とする
ものである。
うな謄写版印刷方式においては、紙等の適当な多孔質支
持体層の表面に、熱可塑性樹脂フィルム層を接着剤層を
介して積層しているので、熱可塑性樹脂フィルム層と多
孔質支持体層との接触部分の孔版画像の各画素を構成す
る穿孔径が不均一となり易く、解像度の高い孔版画像を
形成することが困難であるという問題点がある。また、
上記のような謄写版印刷方式においては、多孔質支持体
層を介して謄写版インキが供給されることから、該多孔
質支持体層あるいは接着剤層等が、謄写印刷版を構成す
る熱可塑性樹脂フィルム層に形成されている孔版画像の
穿孔部を塞ぎ、謄写版インキが紙等の被印刷基材に充分
に満足した状態で転移することが困難になり、高解像度
の、鮮明な印刷画像を形成することが困難であるという
問題点がある。更に、高解像度の、鮮明な印刷画像を形
成するために、例えば、謄写印刷版を構成する熱可塑性
樹脂フィルム層に形成されている孔版画像の穿孔部を3
00dpi(ドットパ−インチ)から500〜600d
piにすることも試みられているが、しかし、このよう
に微細な穿孔部を形成した孔版画像の場合には、上記の
問題点は、更に、顕著となって好ましくないものであ
る。そこで本発明は、謄写版印刷方式において、多孔質
支持体層あるいは接着剤層等が、謄写印刷版を構成する
熱可塑性樹脂フィルム層に形成されている孔版画像の穿
孔部を塞ぐことがなく、謄写版インキが紙等の被印刷基
材に充分に満足した状態で転移し、高解像度の、鮮明な
印刷画像を形成することができる感熱謄写版原紙および
それを使用した謄写印刷版を提供することを目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記のよう
な問題点を解決すべく種々研究の結果、感熱謄写版原紙
およびそれを使用した謄写印刷版において、製版時に
は、穿孔性、操作性の機能として、多孔質支持体層ある
いは接着剤層等は存在するも、謄写印刷時には、それら
が介在しない感熱謄写版原紙および謄写印刷版に着目し
たものである。まず、本発明においては、熱融着防止
層、熱可塑性樹脂フィルム層、接着剤層、および支持体
層を順次に積層した構造体からなる感熱謄写版原紙にお
いて、上記の接着剤層を、上記の熱可塑性樹脂フィルム
層の孔版画像形成予定領域以外の非孔版画像形成予定領
域部分に部分的に設けて、部分的接着剤層とする感熱謄
写版原紙を製造し、次いで、該感熱謄写版原紙を使用
し、その熱可塑性樹脂フィルム層に、サ−マルヘッドか
らなる発熱素子を用いた感熱印字手段により穿孔製版
し、その感熱謄写版原紙を構成する熱可塑性樹脂フィル
ム層に孔版画像を形成して、謄写印刷版を製造し、次い
で、該謄写印刷版を、その熱可塑性樹脂フィルム層面を
対向させてインキドラムに巻き付け、しかる後、謄写印
刷版を構成する支持体層を剥離、除去してインキドラム
の表面に、孔版画像を有する熱可塑性樹脂フィルム層の
みを直接巻き付けた状態で、該インキドラム内から謄写
版インキを供給して、該熱可塑性樹脂フィルム層に形成
された孔版画像の穿孔部を通して紙等の被印刷材に謄写
版インキを転移して印刷画像を形成したところ、支持体
層あるいは接着剤層等が介在していないことから、それ
らが謄写印刷版を構成する熱可塑性樹脂フィルム層に形
成されている孔版画像の穿孔部を塞ぐことがなく、謄写
版インキが紙等の被印刷基材に充分に満足した状態で転
移し、高解像度の、鮮明な印刷画像を形成することがで
きる感熱謄写版原紙および謄写印刷版を見出して本発明
を完成したものである。
な問題点を解決すべく種々研究の結果、感熱謄写版原紙
およびそれを使用した謄写印刷版において、製版時に
は、穿孔性、操作性の機能として、多孔質支持体層ある
いは接着剤層等は存在するも、謄写印刷時には、それら
が介在しない感熱謄写版原紙および謄写印刷版に着目し
たものである。まず、本発明においては、熱融着防止
層、熱可塑性樹脂フィルム層、接着剤層、および支持体
層を順次に積層した構造体からなる感熱謄写版原紙にお
いて、上記の接着剤層を、上記の熱可塑性樹脂フィルム
層の孔版画像形成予定領域以外の非孔版画像形成予定領
域部分に部分的に設けて、部分的接着剤層とする感熱謄
写版原紙を製造し、次いで、該感熱謄写版原紙を使用
し、その熱可塑性樹脂フィルム層に、サ−マルヘッドか
らなる発熱素子を用いた感熱印字手段により穿孔製版
し、その感熱謄写版原紙を構成する熱可塑性樹脂フィル
ム層に孔版画像を形成して、謄写印刷版を製造し、次い
で、該謄写印刷版を、その熱可塑性樹脂フィルム層面を
対向させてインキドラムに巻き付け、しかる後、謄写印
刷版を構成する支持体層を剥離、除去してインキドラム
の表面に、孔版画像を有する熱可塑性樹脂フィルム層の
みを直接巻き付けた状態で、該インキドラム内から謄写
版インキを供給して、該熱可塑性樹脂フィルム層に形成
された孔版画像の穿孔部を通して紙等の被印刷材に謄写
版インキを転移して印刷画像を形成したところ、支持体
層あるいは接着剤層等が介在していないことから、それ
らが謄写印刷版を構成する熱可塑性樹脂フィルム層に形
成されている孔版画像の穿孔部を塞ぐことがなく、謄写
版インキが紙等の被印刷基材に充分に満足した状態で転
移し、高解像度の、鮮明な印刷画像を形成することがで
きる感熱謄写版原紙および謄写印刷版を見出して本発明
を完成したものである。
【0005】すなわち、本発明は、熱融着防止層、熱可
塑性樹脂フィルム層、接着剤層、および支持体層を順次
に積層した構造体からなり、更に、上記の接着剤層を、
上記の熱可塑性樹脂フィルム層の孔版画像形成予定領域
以外の非孔版画像形成予定領域部分に設けて、部分的接
着剤層とすることを特徴とする感熱謄写版原紙およびそ
れを使用した謄写印刷版に関するものである。
塑性樹脂フィルム層、接着剤層、および支持体層を順次
に積層した構造体からなり、更に、上記の接着剤層を、
上記の熱可塑性樹脂フィルム層の孔版画像形成予定領域
以外の非孔版画像形成予定領域部分に設けて、部分的接
着剤層とすることを特徴とする感熱謄写版原紙およびそ
れを使用した謄写印刷版に関するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】上記の本発明について以下に更に
詳しく説明する。まず、本発明にかかる感熱謄写版原紙
およびそれを使用した謄写印刷版の構成について、その
二三例を例示して図面を用いて説明すると、図1は、本
発明にかかる感熱謄写版原紙の構成を示す概略的平面図
であり、図2は、図1に示す感熱謄写版原紙のX−X′
における概略的切断断面図であり、図3は、本発明にか
かる感熱謄写版原紙について別の形態の構成を示す概略
的断面図であり、図4は、本発明にかかる感熱謄写版原
紙について更に別の形態の構成を示す概略的断面図であ
り、図5は、本発明にかかる感熱謄写版原紙についてま
た別の形態の構成を示す概略的平面図であり、図6は、
図5に示す感熱謄写版原紙のX−X′における概略的切
断断面図であり、図7は、本発明にかかる感熱謄写版原
紙について連続的に複数枚製造する方式の一例を示す概
略的平面図であり、図8は、上記の図1に示す感熱謄写
版原紙を使用した本発明にかかる謄写印刷版の構成を示
す概略的断面図である。
詳しく説明する。まず、本発明にかかる感熱謄写版原紙
およびそれを使用した謄写印刷版の構成について、その
二三例を例示して図面を用いて説明すると、図1は、本
発明にかかる感熱謄写版原紙の構成を示す概略的平面図
であり、図2は、図1に示す感熱謄写版原紙のX−X′
における概略的切断断面図であり、図3は、本発明にか
かる感熱謄写版原紙について別の形態の構成を示す概略
的断面図であり、図4は、本発明にかかる感熱謄写版原
紙について更に別の形態の構成を示す概略的断面図であ
り、図5は、本発明にかかる感熱謄写版原紙についてま
た別の形態の構成を示す概略的平面図であり、図6は、
図5に示す感熱謄写版原紙のX−X′における概略的切
断断面図であり、図7は、本発明にかかる感熱謄写版原
紙について連続的に複数枚製造する方式の一例を示す概
略的平面図であり、図8は、上記の図1に示す感熱謄写
版原紙を使用した本発明にかかる謄写印刷版の構成を示
す概略的断面図である。
【0007】まず、本発明にかかる感熱謄写版原紙の構
成についてその一例を例示して説明すると、本発明にか
かる感熱謄写版原紙としては、図1および図2に示すよ
うに、熱融着防止層1、熱可塑性樹脂フィルム層2、接
着剤層3、および支持体層4を順次に積層した構造体か
らなり、更に、上記の接着剤層3を、上記の熱可塑性樹
脂フィルム層2の孔版画像形成予定領域P以外の非孔版
画像形成予定領域Q、Qの部分に設けて、部分的接着剤
層3a、3aとすること、具体的には、その長手方向の
両端部にストライプ状に部分的接着剤層3a(3)、3
a(3)を設けて、該支持体層4、部分的接着剤層3a
(3)、3a(3)、熱可塑性樹脂フィルム層2、およ
び熱融着防止層1を順次に積層した構造体からなる感熱
謄写版原紙Aを使用することができる。
成についてその一例を例示して説明すると、本発明にか
かる感熱謄写版原紙としては、図1および図2に示すよ
うに、熱融着防止層1、熱可塑性樹脂フィルム層2、接
着剤層3、および支持体層4を順次に積層した構造体か
らなり、更に、上記の接着剤層3を、上記の熱可塑性樹
脂フィルム層2の孔版画像形成予定領域P以外の非孔版
画像形成予定領域Q、Qの部分に設けて、部分的接着剤
層3a、3aとすること、具体的には、その長手方向の
両端部にストライプ状に部分的接着剤層3a(3)、3
a(3)を設けて、該支持体層4、部分的接着剤層3a
(3)、3a(3)、熱可塑性樹脂フィルム層2、およ
び熱融着防止層1を順次に積層した構造体からなる感熱
謄写版原紙Aを使用することができる。
【0008】次に、本発明にかかる感熱謄写版原紙につ
いて別の形態のものを例示すると、かかる別の形態の感
熱謄写版原紙としては、図3に示すように、上記の図1
および図2に示す感熱謄写版原紙において、その長手方
向の両端部にストライプ状に部分的接着剤層3a、3a
を設ける代わりに、その長手方向の両端部にドッド状に
部分的接着剤層3b、3bを設けて、支持体層4、接着
剤層3b、3b、熱可塑性樹脂フィルム層2、および熱
融着防止層1を順次に積層した構造体からなる感熱謄写
版原紙Bを使用することができる。なお、図中、P、Q
は、上記の図1および図2に示す意味と同じである。
いて別の形態のものを例示すると、かかる別の形態の感
熱謄写版原紙としては、図3に示すように、上記の図1
および図2に示す感熱謄写版原紙において、その長手方
向の両端部にストライプ状に部分的接着剤層3a、3a
を設ける代わりに、その長手方向の両端部にドッド状に
部分的接着剤層3b、3bを設けて、支持体層4、接着
剤層3b、3b、熱可塑性樹脂フィルム層2、および熱
融着防止層1を順次に積層した構造体からなる感熱謄写
版原紙Bを使用することができる。なお、図中、P、Q
は、上記の図1および図2に示す意味と同じである。
【0009】また、本発明にかかる感熱謄写版原紙につ
いて更に別の形態のものを例示すると、かかる更に別の
形態の感熱謄写版原紙としては、図4に示すように、上
記の図1および図2に示す感熱謄写版原紙において、そ
の長手方向の両端部にストライプ状に部分的接着剤層3
a、3aを設ける代わりに、熱可塑性樹脂フィルム層2
と支持体層4を積層した構造体であって、その長手方向
の両端部の部分に相当する個所の熱可塑性樹脂フィルム
層2と支持体層4とを加熱溶融させてストライプ状に熱
融着部からなる部分的接着剤層3c、3cを設けて、支
持体層4、接着剤層3c、3c、熱可塑性樹脂フィルム
層2、および熱融着防止層1を順次に積層した構造体か
らなる感熱謄写版原紙Cを使用することができる。な
お、図中、P、Qは、上記の図1および図2に示す意味
と同じである。
いて更に別の形態のものを例示すると、かかる更に別の
形態の感熱謄写版原紙としては、図4に示すように、上
記の図1および図2に示す感熱謄写版原紙において、そ
の長手方向の両端部にストライプ状に部分的接着剤層3
a、3aを設ける代わりに、熱可塑性樹脂フィルム層2
と支持体層4を積層した構造体であって、その長手方向
の両端部の部分に相当する個所の熱可塑性樹脂フィルム
層2と支持体層4とを加熱溶融させてストライプ状に熱
融着部からなる部分的接着剤層3c、3cを設けて、支
持体層4、接着剤層3c、3c、熱可塑性樹脂フィルム
層2、および熱融着防止層1を順次に積層した構造体か
らなる感熱謄写版原紙Cを使用することができる。な
お、図中、P、Qは、上記の図1および図2に示す意味
と同じである。
【0010】更に、本発明にかかる感熱謄写版原紙につ
いてまた別の形態のものを例示すると、かかるまた別の
形態の感熱謄写版原紙としては、図5および図6に示す
ように、上記の図1および図2に示す感熱謄写版原紙A
において、その部分的接着剤層3a、3a近傍の支持体
層4に、感熱謄写版原紙Aを構成する熱可塑性樹脂フィ
ルム層2に孔版画像を形成した後、該感熱謄写版原紙A
から該感熱謄写版原紙Aを構成する支持体層4を切り離
し、除去し得る切り取り線La、Laを設け、該切り取
り線La、Laを設けた支持体層4、部分的接着剤層3
a、3a、熱可塑性樹脂フィルム層2、および熱融着防
止層1を順次に積層した構造体からなる感熱謄写版原紙
Dを使用することができる。なお、図中、P、Qは、上
記の図1および図2に示す意味と同じである。
いてまた別の形態のものを例示すると、かかるまた別の
形態の感熱謄写版原紙としては、図5および図6に示す
ように、上記の図1および図2に示す感熱謄写版原紙A
において、その部分的接着剤層3a、3a近傍の支持体
層4に、感熱謄写版原紙Aを構成する熱可塑性樹脂フィ
ルム層2に孔版画像を形成した後、該感熱謄写版原紙A
から該感熱謄写版原紙Aを構成する支持体層4を切り離
し、除去し得る切り取り線La、Laを設け、該切り取
り線La、Laを設けた支持体層4、部分的接着剤層3
a、3a、熱可塑性樹脂フィルム層2、および熱融着防
止層1を順次に積層した構造体からなる感熱謄写版原紙
Dを使用することができる。なお、図中、P、Qは、上
記の図1および図2に示す意味と同じである。
【0011】ところで、本発明において、上記のような
本発明にかかる感熱謄写版原紙は、枚葉形式で一枚毎に
製造する方式、あるいは、連続的に複数枚製造する方式
等のいずれの方式でも製造することができるが、その連
続的に複数枚製造する方式の一例を例示すると、図7に
示すように、前述と同様に、熱融着防止層1、熱可塑性
樹脂フィルム層2、部分的接着剤層3a、および支持体
層4を順次に積層した構造体からなり、更に、二列取り
ができるように、その孔版画像形成予定領域P、P以外
の非孔版画像形成予定領域Q、Q、Qの部分、具体的に
は、その長手方向の両端部および中心部にストライプ状
に部分的接着剤層3a、3a、3aを設け、更に、該中
心部を構成する接着剤層3aに、二列取りができるよう
に、横切り取り用の横ミシン目線Lb、更に、縦切り取
り用の縦ミシン目線Lc、Lc・・を刻設し、支持体層
4、接着剤層3a、3a、3a、熱可塑性樹脂フィルム
層2、および熱融着防止層1を順次に積層した構造体か
らなる感熱謄写版原紙Eを挙げることができる。而し
て、上記の例においては、横ミシン目線Lb、縦ミシン
目線Lc等を利用して、それぞれ、縦と横とを切り取っ
て、熱融着防止層1、熱可塑性樹脂フィルム層2、接着
剤層3a、3a、および支持体層4を順次に積層した構
造体からなりからなる感熱謄写版原紙を製造することが
できる。
本発明にかかる感熱謄写版原紙は、枚葉形式で一枚毎に
製造する方式、あるいは、連続的に複数枚製造する方式
等のいずれの方式でも製造することができるが、その連
続的に複数枚製造する方式の一例を例示すると、図7に
示すように、前述と同様に、熱融着防止層1、熱可塑性
樹脂フィルム層2、部分的接着剤層3a、および支持体
層4を順次に積層した構造体からなり、更に、二列取り
ができるように、その孔版画像形成予定領域P、P以外
の非孔版画像形成予定領域Q、Q、Qの部分、具体的に
は、その長手方向の両端部および中心部にストライプ状
に部分的接着剤層3a、3a、3aを設け、更に、該中
心部を構成する接着剤層3aに、二列取りができるよう
に、横切り取り用の横ミシン目線Lb、更に、縦切り取
り用の縦ミシン目線Lc、Lc・・を刻設し、支持体層
4、接着剤層3a、3a、3a、熱可塑性樹脂フィルム
層2、および熱融着防止層1を順次に積層した構造体か
らなる感熱謄写版原紙Eを挙げることができる。而し
て、上記の例においては、横ミシン目線Lb、縦ミシン
目線Lc等を利用して、それぞれ、縦と横とを切り取っ
て、熱融着防止層1、熱可塑性樹脂フィルム層2、接着
剤層3a、3a、および支持体層4を順次に積層した構
造体からなりからなる感熱謄写版原紙を製造することが
できる。
【0012】上記の例示は、本発明にかかる感熱謄写版
原紙についてその二三例を例示したものであり、これに
よって本発明は、限定されるものではなく、例えば、図
示しないが、接着剤層としては、上記の例示のように、
その長手方向に設ける場合の他、例えば、その全周の周
辺端部に設けてもよく、また、その短い方の両端部に設
ける場合であってもよく、本発明において接着剤層は、
孔版画像形成予定領域以外の部分に設けられていれば、
何れの位置に設けられていてもよく、また、その形状
は、いずれの形状でもよいものである。
原紙についてその二三例を例示したものであり、これに
よって本発明は、限定されるものではなく、例えば、図
示しないが、接着剤層としては、上記の例示のように、
その長手方向に設ける場合の他、例えば、その全周の周
辺端部に設けてもよく、また、その短い方の両端部に設
ける場合であってもよく、本発明において接着剤層は、
孔版画像形成予定領域以外の部分に設けられていれば、
何れの位置に設けられていてもよく、また、その形状
は、いずれの形状でもよいものである。
【0013】次に、本発明において、上記のような感熱
謄写版原紙を使用した本発明にかかる謄写印刷版の構成
についてその一例を例示して説明すると、図8に示すよ
うに、上記の図1および図2に示す感熱謄写版原紙Aを
使用する例で述べると、まず、感熱謄写版原紙Aを構成
する熱可塑性樹脂フィルム層2側に、サ−マルヘッド等
からなる発熱素子(図示していない)を接触させて、該
感熱謄写版原紙Aを構成する熱可塑性樹脂フィルム層2
に、熱融着防止層1をとおして、文字、絵柄等を感熱印
字して穿孔製版し、孔版画像Tを形成する。而して、本
発明においては、上記で製版して、孔版画像Tを形成し
た熱融着防止層1と熱可塑性樹脂フィルム層2面を謄写
版印刷用のインキドラム(図示していない)面に対向さ
せて、該インキドラムに巻き付け、しかる後、上記の感
熱謄写版原紙Aから該感熱謄写版原紙Aを構成する支持
体層4を剥離、除去して、熱融着防止層1と熱可塑性樹
脂フィルム層2との積層体からなり、更に、それに孔版
画像Tを有する本発明にかかる謄写印刷版Fを製造する
ことができるものである。上記において、感熱謄写版原
紙を構成する支持体層を剥離、除去するに際しては、謄
写版印刷用のインキドラムに巻き付ける前に、感熱謄写
版原紙を構成する支持体層を剥離、除去して、該謄写印
刷版を謄写版印刷用のインキドラムに巻き付けてもよ
く、また、該謄写印刷版をインキドラムに巻き付けた後
に、支持体層を剥離、除去してもよい。本発明において
は、操作性の観点からは、後者の方が有利である。
謄写版原紙を使用した本発明にかかる謄写印刷版の構成
についてその一例を例示して説明すると、図8に示すよ
うに、上記の図1および図2に示す感熱謄写版原紙Aを
使用する例で述べると、まず、感熱謄写版原紙Aを構成
する熱可塑性樹脂フィルム層2側に、サ−マルヘッド等
からなる発熱素子(図示していない)を接触させて、該
感熱謄写版原紙Aを構成する熱可塑性樹脂フィルム層2
に、熱融着防止層1をとおして、文字、絵柄等を感熱印
字して穿孔製版し、孔版画像Tを形成する。而して、本
発明においては、上記で製版して、孔版画像Tを形成し
た熱融着防止層1と熱可塑性樹脂フィルム層2面を謄写
版印刷用のインキドラム(図示していない)面に対向さ
せて、該インキドラムに巻き付け、しかる後、上記の感
熱謄写版原紙Aから該感熱謄写版原紙Aを構成する支持
体層4を剥離、除去して、熱融着防止層1と熱可塑性樹
脂フィルム層2との積層体からなり、更に、それに孔版
画像Tを有する本発明にかかる謄写印刷版Fを製造する
ことができるものである。上記において、感熱謄写版原
紙を構成する支持体層を剥離、除去するに際しては、謄
写版印刷用のインキドラムに巻き付ける前に、感熱謄写
版原紙を構成する支持体層を剥離、除去して、該謄写印
刷版を謄写版印刷用のインキドラムに巻き付けてもよ
く、また、該謄写印刷版をインキドラムに巻き付けた後
に、支持体層を剥離、除去してもよい。本発明において
は、操作性の観点からは、後者の方が有利である。
【0014】なお、本発明においては、上記のような謄
写印刷版を使用して謄写版印刷する方式としては、図示
しないが、例えば、謄写版印刷用インキドラム内から謄
写版インキを謄写印刷版を構成する熱可塑性樹脂フィル
ム層2に、支持体層、接着剤層等を介在させることな
く、直接に供給し、そして、その孔版画像を通して紙等
の被印刷材に謄写版インキを転移し、該紙等の被印刷材
の表面に印刷画像を形成して、謄写版印刷が行われるも
のである。また、本発明において、上記の図5および図
6に示す感熱謄写版原紙Dを使用する場合には、切り取
り線を利用して、感熱謄写版原紙を構成する熱可塑性樹
脂フィルム層に孔版画像を形成した後、該感熱謄写版原
紙から該感熱謄写版原紙を構成する支持体層を切り離
し、除去することができる。
写印刷版を使用して謄写版印刷する方式としては、図示
しないが、例えば、謄写版印刷用インキドラム内から謄
写版インキを謄写印刷版を構成する熱可塑性樹脂フィル
ム層2に、支持体層、接着剤層等を介在させることな
く、直接に供給し、そして、その孔版画像を通して紙等
の被印刷材に謄写版インキを転移し、該紙等の被印刷材
の表面に印刷画像を形成して、謄写版印刷が行われるも
のである。また、本発明において、上記の図5および図
6に示す感熱謄写版原紙Dを使用する場合には、切り取
り線を利用して、感熱謄写版原紙を構成する熱可塑性樹
脂フィルム層に孔版画像を形成した後、該感熱謄写版原
紙から該感熱謄写版原紙を構成する支持体層を切り離
し、除去することができる。
【0015】次に、本発明において、上記のような本発
明にかかる感熱謄写版原紙および謄写印刷版を構成する
材料、その製造法等を説明すると、まず、本発明におい
て、熱融着防止層を構成する材料としては、感熱謄写版
原紙を構成する熱可塑性樹脂フィルム層面にサ−マルヘ
ッド等からなる発熱素子を接触させて製版する際に、サ
−マルヘッド等からなる発熱素子が熱可塑性樹脂フィル
ム層に融着して、該サ−マルヘッドを破壊する恐れがあ
り、これを防止し得るものであればよく、具体的には、
離型性を有し、発熱素子に対し滑り適性を有する材料、
例えば、アミノ変性シリコ−ンオイル等の各種のシリコ
−ンオイル、各種のシリコ−ン樹脂、各種の界面活性剤
等を使用し、その他、必要ならば、帯電防止剤、充填
剤、その他等を添加してなる組成物、あるいは上記のよ
うな材料に、更に、バインダ−樹脂を加えてなる組成物
を使用することができる。而して、本発明においては、
上記のような組成物を、熱可塑性樹脂フィルム層の面
に、塗布ないし印刷することによって、熱融着防止層を
形成することができる。その塗布ないし印刷する膜厚と
しては、0.1〜10μm位が好ましく、薄すずきる
と、その効果がなく、また、厚すぎると、製版するに際
し、感熱性が低下し、穿孔の形成が不充分であるという
問題点がある。
明にかかる感熱謄写版原紙および謄写印刷版を構成する
材料、その製造法等を説明すると、まず、本発明におい
て、熱融着防止層を構成する材料としては、感熱謄写版
原紙を構成する熱可塑性樹脂フィルム層面にサ−マルヘ
ッド等からなる発熱素子を接触させて製版する際に、サ
−マルヘッド等からなる発熱素子が熱可塑性樹脂フィル
ム層に融着して、該サ−マルヘッドを破壊する恐れがあ
り、これを防止し得るものであればよく、具体的には、
離型性を有し、発熱素子に対し滑り適性を有する材料、
例えば、アミノ変性シリコ−ンオイル等の各種のシリコ
−ンオイル、各種のシリコ−ン樹脂、各種の界面活性剤
等を使用し、その他、必要ならば、帯電防止剤、充填
剤、その他等を添加してなる組成物、あるいは上記のよ
うな材料に、更に、バインダ−樹脂を加えてなる組成物
を使用することができる。而して、本発明においては、
上記のような組成物を、熱可塑性樹脂フィルム層の面
に、塗布ないし印刷することによって、熱融着防止層を
形成することができる。その塗布ないし印刷する膜厚と
しては、0.1〜10μm位が好ましく、薄すずきる
と、その効果がなく、また、厚すぎると、製版するに際
し、感熱性が低下し、穿孔の形成が不充分であるという
問題点がある。
【0016】次に、本発明において、熱可塑性樹脂フィ
ルム層を構成する材料としては、サ−マルヘッド等から
なる発熱素子を接触させて製版することができる従来公
知の材料を適宜に使用することができる。例えば、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化
ビニリデン、ポリエステル、ポリスチレン、ポリウレタ
ン、ポリカ−ボネ−ト、(メタ)アクリル系樹脂、シリ
コ−ン系樹脂、その他等の樹脂のフィルムないしシ−ト
であって、二軸延伸したものを使用することができる。
而して、本発明においては、上記のような材料の中で
も、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステル等の樹脂のフィ
ルムないしシ−トが好ましく使用される。上記の熱可塑
性樹脂フィルム層の厚さとしては、0.5〜20μm
位、好ましくは、1〜10μm位、具体的には、1〜4
μm位が最適であり、その厚さが、0.5μm未満であ
ると、その取り扱い性に劣り、更に、その強度等に劣り
望ましくなく、また、20μmを越えると、サ−マルヘ
ッド等による穿孔を容易に行うことが困難になるという
問題点があって望ましくないものである。
ルム層を構成する材料としては、サ−マルヘッド等から
なる発熱素子を接触させて製版することができる従来公
知の材料を適宜に使用することができる。例えば、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化
ビニリデン、ポリエステル、ポリスチレン、ポリウレタ
ン、ポリカ−ボネ−ト、(メタ)アクリル系樹脂、シリ
コ−ン系樹脂、その他等の樹脂のフィルムないしシ−ト
であって、二軸延伸したものを使用することができる。
而して、本発明においては、上記のような材料の中で
も、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステル等の樹脂のフィ
ルムないしシ−トが好ましく使用される。上記の熱可塑
性樹脂フィルム層の厚さとしては、0.5〜20μm
位、好ましくは、1〜10μm位、具体的には、1〜4
μm位が最適であり、その厚さが、0.5μm未満であ
ると、その取り扱い性に劣り、更に、その強度等に劣り
望ましくなく、また、20μmを越えると、サ−マルヘ
ッド等による穿孔を容易に行うことが困難になるという
問題点があって望ましくないものである。
【0017】次にまた、本発明において、部分的接着剤
層を構成する材料としては、感熱謄写版原紙の状態にお
いては、支持体層と熱可塑性樹脂フィルム層とを部分的
に接着し、製版後、支持体層を熱可塑性樹脂フィルム層
から剥離、除去し得る性質を有する材料を使用すること
ができ、例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン
系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル
系樹脂、スチレン系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、ス
チレン−ブタジェン共重合体、スチレン−アクリル共重
合体、ブタジェンゴム、イソブチレン、テルペン樹脂、
クマロンインデン樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミ
ト系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アルキッド系樹脂、エ
ボキシ系樹脂、その他等の樹脂をビヒクルの主成分とす
る接着剤組成物を使用することができる。上記の接着剤
組成物の形態としては、例えば、溶剤系、水分散系、ホ
ットメルト系等からなる組成物、あるいは、反応硬化型
系、熱硬化型系、電子線硬化型系、紫外線硬化型系、そ
の他等の形態のものを使用することができる。而して、
その塗布法としては、例えば、ロ−ルコ−ト、グラビア
コ−ト、ナイフコ−ト、ブレ−トコ−トリバ−スロ−ル
コ−ト、スプレイコ−ト、キスコ−ト、ダイコ−ト、そ
の他等のコ−ティング法で塗布することができる。ま
た、その塗布膜の厚さとしては、0.1〜19g/m2
(乾燥状態)位が好ましい。
層を構成する材料としては、感熱謄写版原紙の状態にお
いては、支持体層と熱可塑性樹脂フィルム層とを部分的
に接着し、製版後、支持体層を熱可塑性樹脂フィルム層
から剥離、除去し得る性質を有する材料を使用すること
ができ、例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン
系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル
系樹脂、スチレン系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、ス
チレン−ブタジェン共重合体、スチレン−アクリル共重
合体、ブタジェンゴム、イソブチレン、テルペン樹脂、
クマロンインデン樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミ
ト系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アルキッド系樹脂、エ
ボキシ系樹脂、その他等の樹脂をビヒクルの主成分とす
る接着剤組成物を使用することができる。上記の接着剤
組成物の形態としては、例えば、溶剤系、水分散系、ホ
ットメルト系等からなる組成物、あるいは、反応硬化型
系、熱硬化型系、電子線硬化型系、紫外線硬化型系、そ
の他等の形態のものを使用することができる。而して、
その塗布法としては、例えば、ロ−ルコ−ト、グラビア
コ−ト、ナイフコ−ト、ブレ−トコ−トリバ−スロ−ル
コ−ト、スプレイコ−ト、キスコ−ト、ダイコ−ト、そ
の他等のコ−ティング法で塗布することができる。ま
た、その塗布膜の厚さとしては、0.1〜19g/m2
(乾燥状態)位が好ましい。
【0018】ところで、本発明において、上記のような
接着剤組成物を使用して、支持体層の上に、部分的接着
剤層を形成し、しかる後、熱可塑性樹脂フィルム層を重
ね合わせ、または、熱可塑性樹脂フィルム層の上に、部
分的接着剤層を形成し、しかる後、支持体層を重ね合わ
せ、次いで、その両者を、例えば、ヒ−トロ−ラ−、あ
るいは、加熱加圧ロ−ラ−等を使用して加熱圧着して貼
り合わせて、本発明にかかる感熱謄写版原紙を製造する
ことができる。
接着剤組成物を使用して、支持体層の上に、部分的接着
剤層を形成し、しかる後、熱可塑性樹脂フィルム層を重
ね合わせ、または、熱可塑性樹脂フィルム層の上に、部
分的接着剤層を形成し、しかる後、支持体層を重ね合わ
せ、次いで、その両者を、例えば、ヒ−トロ−ラ−、あ
るいは、加熱加圧ロ−ラ−等を使用して加熱圧着して貼
り合わせて、本発明にかかる感熱謄写版原紙を製造する
ことができる。
【0019】而して、本発明において、製版後、上記の
ような部分的接着剤層から支持体層を剥離、除去できる
場合には、それでよいが、部分的接着剤層の接着力が強
く、支持体層を剥離、除去することが困難な場合、上記
の部分的接着剤層近傍の支持体層に、感熱謄写版原紙を
構成する熱可塑性樹脂フィルム層に孔版画像を形成した
後、あるいは、その前に、該感熱謄写版原紙から該感熱
謄写版原紙を構成する支持体層を切り離し、除去し得る
切り離し用切り取れ線を刻設して、本発明にかかる謄写
印刷版を製造することができる。
ような部分的接着剤層から支持体層を剥離、除去できる
場合には、それでよいが、部分的接着剤層の接着力が強
く、支持体層を剥離、除去することが困難な場合、上記
の部分的接着剤層近傍の支持体層に、感熱謄写版原紙を
構成する熱可塑性樹脂フィルム層に孔版画像を形成した
後、あるいは、その前に、該感熱謄写版原紙から該感熱
謄写版原紙を構成する支持体層を切り離し、除去し得る
切り離し用切り取れ線を刻設して、本発明にかかる謄写
印刷版を製造することができる。
【0020】上記において、部分的接着剤層近傍の支持
体層に、該支持体層切り離し用切り取れ線を刻設する方
法について説明すると、かかる方法としては、種々の方
法があるが、例えば、加熱した針を押し付けるニ−ドル
パンチ法、ナイフ、カッタ−等を使用する物理的穿孔
法、レ−ザビ−ム照射、コロナ放電、プラズマ放電等の
加工法、その他等の方法によって行うことができる。本
発明において、切り離し用切り取り線の形状としては、
ミシン目線状、あるいは、破線状であって、直線状、曲
線状、その他等の任意の形状でよい。また、その切り離
し用切り取り線の切れ目の構造は、貫通孔ないし透過孔
の状態、あるいは、ハ−フカットと貫通孔ないし透過孔
とが混在するような状態等のいずれの状態でもよい。
体層に、該支持体層切り離し用切り取れ線を刻設する方
法について説明すると、かかる方法としては、種々の方
法があるが、例えば、加熱した針を押し付けるニ−ドル
パンチ法、ナイフ、カッタ−等を使用する物理的穿孔
法、レ−ザビ−ム照射、コロナ放電、プラズマ放電等の
加工法、その他等の方法によって行うことができる。本
発明において、切り離し用切り取り線の形状としては、
ミシン目線状、あるいは、破線状であって、直線状、曲
線状、その他等の任意の形状でよい。また、その切り離
し用切り取り線の切れ目の構造は、貫通孔ないし透過孔
の状態、あるいは、ハ−フカットと貫通孔ないし透過孔
とが混在するような状態等のいずれの状態でもよい。
【0021】次に、本発明において、支持体層を構成す
る材料としては、熱可塑性樹脂フィルム層を支持し、更
に、感熱謄写版原紙を構成する熱可塑性樹脂フィルム層
側に、サ−マルヘッド等からなる発熱素子を接触させ
て、該感熱謄写版原紙を構成する熱可塑性樹脂フィルム
層に、熱融着防止層をとおして、文字、絵柄等を感熱印
字して穿孔製版し、孔版画像を形成する際に、サ−マル
ヘッド等からなる発熱素子等からの熱を遮断する断熱性
を有する材料を使用することができ、例えば、各種の
紙、特に、和紙等のような目の粗い紙、レ−ヨン、ビニ
ロン、ポリエステル、アクリロニトリル、ポリアミド等
の化学繊維からなる薄葉紙、上記のような化学繊維に、
マニラ麻、コウゾ、ミツマタ等の天然繊維を混抄した薄
葉紙等の多孔質基材、あるいは、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリカ−ボネ−ト、(メ
タ)アクリル系樹脂、ポリスチレン、ポリアクリルニト
リル、ポエエステル、ポリアミド、その他等の各種の樹
脂のフィルムないしシ−トからなる非多孔質基材等を使
用することができる。本発明において、上記の樹脂のフ
ィルムないしシ−トは、断熱性等の観点から、例えば、
連続ないし不連続の発泡体からなる構造体でもよい。上
記の支持体層の厚さとしては、多孔質基材の場合は、坪
量6.0〜30g/m2 位、また、非多孔質基材の場合
は、1〜50μm位のものを使用することができる。
る材料としては、熱可塑性樹脂フィルム層を支持し、更
に、感熱謄写版原紙を構成する熱可塑性樹脂フィルム層
側に、サ−マルヘッド等からなる発熱素子を接触させ
て、該感熱謄写版原紙を構成する熱可塑性樹脂フィルム
層に、熱融着防止層をとおして、文字、絵柄等を感熱印
字して穿孔製版し、孔版画像を形成する際に、サ−マル
ヘッド等からなる発熱素子等からの熱を遮断する断熱性
を有する材料を使用することができ、例えば、各種の
紙、特に、和紙等のような目の粗い紙、レ−ヨン、ビニ
ロン、ポリエステル、アクリロニトリル、ポリアミド等
の化学繊維からなる薄葉紙、上記のような化学繊維に、
マニラ麻、コウゾ、ミツマタ等の天然繊維を混抄した薄
葉紙等の多孔質基材、あるいは、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリカ−ボネ−ト、(メ
タ)アクリル系樹脂、ポリスチレン、ポリアクリルニト
リル、ポエエステル、ポリアミド、その他等の各種の樹
脂のフィルムないしシ−トからなる非多孔質基材等を使
用することができる。本発明において、上記の樹脂のフ
ィルムないしシ−トは、断熱性等の観点から、例えば、
連続ないし不連続の発泡体からなる構造体でもよい。上
記の支持体層の厚さとしては、多孔質基材の場合は、坪
量6.0〜30g/m2 位、また、非多孔質基材の場合
は、1〜50μm位のものを使用することができる。
【0022】
【実施例】上記の本発明について以下に実施例を挙げて
更に詳しく説明する。 実施例1 縦×横が300mm×270mmである厚さ2μmの2
軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムの片面の長
手方向の両端部に、巾8mmにわたって、エチレン−酢
酸ビニル共重合体をビヒクルの主成分とする溶剤系接着
剤を使用し、グラビアコ−ト法で3g/m2 (乾燥状
態)塗布した。次に、上記の接着剤の塗布面に、厚さ3
5μm、密度0.65の発泡2軸延伸ポリプロピレンフ
ィルムを重ね、接着部分をヒ−トロ−ラ−で加熱圧着し
て貼り合わせて積層体を製造した。 次いで、上記の2
軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム面に、更
に、シリコ−ンオイルを主成分とする組成物を使用し、
グラビアコ−ト法で0.10g/m2 (乾燥状態)塗布
して、熱融着防止層を形成して、本発明にかかる感熱謄
写版原紙を製造した。次に、上記の感熱謄写版原紙を構
成する2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム
に、感熱記録装置(学習研究社製、商品名、APX−8
080)を使用し、所定の文字、画像を穿孔製版して孔
版画像を形成し、次いで、該製版済の感熱謄写版原紙の
熱融着防止層および2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−
トフィルム面を謄写版イントドラムの面に対向させて重
ね合わせ、しかる後、支持体としてのポリプロピレンフ
ィルムを剥離、除去して、謄写印刷版を製造した。上記
の謄写印刷版を使用し、謄写版印刷したところ、謄写版
インキ等のつまりもなく、紙の上に、高解像度の、鮮明
な印刷画像を有する謄写版印刷物を得た。
更に詳しく説明する。 実施例1 縦×横が300mm×270mmである厚さ2μmの2
軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムの片面の長
手方向の両端部に、巾8mmにわたって、エチレン−酢
酸ビニル共重合体をビヒクルの主成分とする溶剤系接着
剤を使用し、グラビアコ−ト法で3g/m2 (乾燥状
態)塗布した。次に、上記の接着剤の塗布面に、厚さ3
5μm、密度0.65の発泡2軸延伸ポリプロピレンフ
ィルムを重ね、接着部分をヒ−トロ−ラ−で加熱圧着し
て貼り合わせて積層体を製造した。 次いで、上記の2
軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム面に、更
に、シリコ−ンオイルを主成分とする組成物を使用し、
グラビアコ−ト法で0.10g/m2 (乾燥状態)塗布
して、熱融着防止層を形成して、本発明にかかる感熱謄
写版原紙を製造した。次に、上記の感熱謄写版原紙を構
成する2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム
に、感熱記録装置(学習研究社製、商品名、APX−8
080)を使用し、所定の文字、画像を穿孔製版して孔
版画像を形成し、次いで、該製版済の感熱謄写版原紙の
熱融着防止層および2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−
トフィルム面を謄写版イントドラムの面に対向させて重
ね合わせ、しかる後、支持体としてのポリプロピレンフ
ィルムを剥離、除去して、謄写印刷版を製造した。上記
の謄写印刷版を使用し、謄写版印刷したところ、謄写版
インキ等のつまりもなく、紙の上に、高解像度の、鮮明
な印刷画像を有する謄写版印刷物を得た。
【0023】実施例2 上記の実施例1において、厚さ35μm、密度0.65
の発泡2軸延伸ポリプロピレンフィルムを使用する代わ
りに、坪量15g/m2 の和紙を使用し、その他は、上
記の実施例1と同様にして、同様な謄写版印刷物を得
た。
の発泡2軸延伸ポリプロピレンフィルムを使用する代わ
りに、坪量15g/m2 の和紙を使用し、その他は、上
記の実施例1と同様にして、同様な謄写版印刷物を得
た。
【0024】実施例3 巾が540mmで厚さ50μm、密度0.65の発泡2
軸延伸ポリプロピレンフィルム原反を印刷機にセット
し、塗布面側をコロナ処理後、酢酸エチル溶剤に溶かし
たウレタン系接着剤インキを用いて、グラビアダイレク
ト法により、長手方向に対して、両端15mm巾、中央
30mm巾で塗布量5g/m2 (乾燥状態)になるよう
にコ−ティングし、次いで、乾燥ゾ−ンにて乾燥後、巾
540mmで厚さ1.8μmの2軸延伸ポリエチレンテ
レフタレ−トフィルム原反とドライラミネ−トし、巻き
取った。次に、スリッタ−機にて、中央部分の接着剤部
をスリットし、巾が270mmからなる感熱謄写版原紙
を製造した。これを縦×横が300×270mmになる
ようにカットし、以下、上記の実施例1と同様に穿孔製
版し、謄写版印刷したところ、紙の上に、高解像度の、
鮮明な印刷画像を有する謄写版印刷物を得た。
軸延伸ポリプロピレンフィルム原反を印刷機にセット
し、塗布面側をコロナ処理後、酢酸エチル溶剤に溶かし
たウレタン系接着剤インキを用いて、グラビアダイレク
ト法により、長手方向に対して、両端15mm巾、中央
30mm巾で塗布量5g/m2 (乾燥状態)になるよう
にコ−ティングし、次いで、乾燥ゾ−ンにて乾燥後、巾
540mmで厚さ1.8μmの2軸延伸ポリエチレンテ
レフタレ−トフィルム原反とドライラミネ−トし、巻き
取った。次に、スリッタ−機にて、中央部分の接着剤部
をスリットし、巾が270mmからなる感熱謄写版原紙
を製造した。これを縦×横が300×270mmになる
ようにカットし、以下、上記の実施例1と同様に穿孔製
版し、謄写版印刷したところ、紙の上に、高解像度の、
鮮明な印刷画像を有する謄写版印刷物を得た。
【0025】実施例4 上記の実施例3におけるウレタン系接着剤の代わりに、
2官能のウレタンアクリレ−ト(75重量部)とアクリ
ル酸エステルモノマ−(20重量部)とトリメチロ−ル
プロパントリアクリレ−ト(5重量部)を混合したイン
キを用いて、80℃に加温した状態で、上記の実施例3
で用いた厚さ50μm、密度0.65の発泡2軸延伸ポ
リプロピレンフィルム原反に、上記の実施例3と同様に
グラビアダイレクト法にて長手方向に対して両端15m
m巾、中央30mm巾で塗布量が3g/m2 になるよう
にコ−ティングし、次いで、上記の実施例3で用いた厚
さ1.8μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフ
ィルムとウエットラミネ−トし、続けて、エレクトロン
カ−テン型電子線照射装置を用いて、加速電圧180k
Vで3Mrad照射し、巻き取った。次に、上記の実施
例3と同様に、スリット後、穿孔製版、謄写版印刷した
ところ、紙の上に、高解像度の、鮮明な印刷画像を有す
る謄写版印刷物を得た。
2官能のウレタンアクリレ−ト(75重量部)とアクリ
ル酸エステルモノマ−(20重量部)とトリメチロ−ル
プロパントリアクリレ−ト(5重量部)を混合したイン
キを用いて、80℃に加温した状態で、上記の実施例3
で用いた厚さ50μm、密度0.65の発泡2軸延伸ポ
リプロピレンフィルム原反に、上記の実施例3と同様に
グラビアダイレクト法にて長手方向に対して両端15m
m巾、中央30mm巾で塗布量が3g/m2 になるよう
にコ−ティングし、次いで、上記の実施例3で用いた厚
さ1.8μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフ
ィルムとウエットラミネ−トし、続けて、エレクトロン
カ−テン型電子線照射装置を用いて、加速電圧180k
Vで3Mrad照射し、巻き取った。次に、上記の実施
例3と同様に、スリット後、穿孔製版、謄写版印刷した
ところ、紙の上に、高解像度の、鮮明な印刷画像を有す
る謄写版印刷物を得た。
【0026】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、感熱謄写版原紙およびそれを使用した謄写印刷版に
おいて、製版時には、多孔質支持体層あるいは接着剤層
等は存在するも、謄写印刷時には、それらが介在しない
感熱謄写版原紙および謄写印刷版に着目し、まず、熱融
着防止層、熱可塑性樹脂フィルム層、接着剤層、および
支持体層を順次に積層した構造体からなる感熱謄写版原
紙において、上記の接着剤層を、上記の熱可塑性樹脂フ
ィルム層の孔版画像形成予定領域以外の非孔版画像形成
予定領域部分に部分的に設けて、部分的接着剤層とする
感熱謄写版原紙を製造し、次いで、該感熱謄写版原紙を
使用し、その熱可塑性樹脂フィルム層に、サ−マルヘッ
ドからなる発熱素子を用いた感熱印字手段により穿孔製
版し、その感熱謄写版原紙を構成する熱可塑性樹脂フィ
ルム層に孔版画像を形成して、謄写印刷版を製造し、次
いで、該謄写印刷版を、その熱可塑性樹脂フィルム層面
を対向させてインキドラムに巻き付け、しかる後、謄写
印刷版を構成する支持体層を剥離、除去してインキドラ
ムの表面に、孔版画像を有する熱可塑性樹脂フィルム層
のみを直接巻き付けた状態で、該インキドラム内から謄
写版インキを供給して、該熱可塑性樹脂フィルム層に形
成された孔版画像の穿孔部を通して紙等の被印刷材に謄
写版インキを転移して印刷画像を形成して、支持体層あ
るいは接着剤層等が介在していないことから、それらが
謄写印刷版を構成する熱可塑性樹脂フィルム層に形成さ
れている孔版画像の穿孔部を塞ぐことがなく、謄写版イ
ンキが紙等の被印刷基材に充分に満足した状態で転移
し、高解像度の、鮮明を印刷画像を形成することができ
る感熱謄写版原紙および謄写印刷版を製造することがで
きるというものである。
は、感熱謄写版原紙およびそれを使用した謄写印刷版に
おいて、製版時には、多孔質支持体層あるいは接着剤層
等は存在するも、謄写印刷時には、それらが介在しない
感熱謄写版原紙および謄写印刷版に着目し、まず、熱融
着防止層、熱可塑性樹脂フィルム層、接着剤層、および
支持体層を順次に積層した構造体からなる感熱謄写版原
紙において、上記の接着剤層を、上記の熱可塑性樹脂フ
ィルム層の孔版画像形成予定領域以外の非孔版画像形成
予定領域部分に部分的に設けて、部分的接着剤層とする
感熱謄写版原紙を製造し、次いで、該感熱謄写版原紙を
使用し、その熱可塑性樹脂フィルム層に、サ−マルヘッ
ドからなる発熱素子を用いた感熱印字手段により穿孔製
版し、その感熱謄写版原紙を構成する熱可塑性樹脂フィ
ルム層に孔版画像を形成して、謄写印刷版を製造し、次
いで、該謄写印刷版を、その熱可塑性樹脂フィルム層面
を対向させてインキドラムに巻き付け、しかる後、謄写
印刷版を構成する支持体層を剥離、除去してインキドラ
ムの表面に、孔版画像を有する熱可塑性樹脂フィルム層
のみを直接巻き付けた状態で、該インキドラム内から謄
写版インキを供給して、該熱可塑性樹脂フィルム層に形
成された孔版画像の穿孔部を通して紙等の被印刷材に謄
写版インキを転移して印刷画像を形成して、支持体層あ
るいは接着剤層等が介在していないことから、それらが
謄写印刷版を構成する熱可塑性樹脂フィルム層に形成さ
れている孔版画像の穿孔部を塞ぐことがなく、謄写版イ
ンキが紙等の被印刷基材に充分に満足した状態で転移
し、高解像度の、鮮明を印刷画像を形成することができ
る感熱謄写版原紙および謄写印刷版を製造することがで
きるというものである。
【図1】本発明にかかる感熱謄写版原紙の構成を示す概
略的平面図である。
略的平面図である。
【図2】図1に示す感熱謄写版原紙のX−X′における
概略的切断断面図である。
概略的切断断面図である。
【図3】本発明にかかる感熱謄写版原紙について別の形
態の構成を示す概略的断面図である。
態の構成を示す概略的断面図である。
【図4】本発明にかかる感熱謄写版原紙について更に別
の形態の構成を示す概略的断面図である。
の形態の構成を示す概略的断面図である。
【図5】本発明にかかる感熱謄写版原紙についてまた別
の形態の構成を示す概略的平面図である。
の形態の構成を示す概略的平面図である。
【図6】図5に示す感熱謄写版原紙のX−X′における
概略的切断断面図である。
概略的切断断面図である。
【図7】本発明にかかる感熱謄写版原紙について連続的
に複数枚製造する方式の一例を示す概略的平面図であ
る。
に複数枚製造する方式の一例を示す概略的平面図であ
る。
【図8】上記の図1に示す感熱謄写版原紙を使用した本
発明にかかる謄写印刷版の構成を示す概略的断面図であ
る。
発明にかかる謄写印刷版の構成を示す概略的断面図であ
る。
1 熱融着防止層 2 熱可塑性樹脂フィルム層 3 接着剤層 3a 部分的接着剤層 3b 部分的接着剤層 3c 部分的接着剤層 4 支持体層 A 感熱謄写版原紙 B 感熱謄写版原紙 C 感熱謄写版原紙 D 感熱謄写版原紙 E 感熱謄写版原紙 F 謄写印刷版 La 切り取り線 Lb 横切り取り用の横ミシン目線 Lc 縦切り取り用の縦ミシン目線 P 孔版画像形成予定領域 Q 非孔版画像形成予定領域 T 孔版画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下山田 正博 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 山本 浩 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】 熱融着防止層、熱可塑性樹脂フィルム
層、接着剤層、および支持体層を順次に積層した構造体
からなり、更に、該接着剤層を、上記の熱可塑性樹脂フ
ィルム層の孔版画像形成予定領域以外の非孔版画像形成
予定領域部分にに設けて部分的接着剤層とすることを特
徴とする感熱謄写版原紙。 - 【請求項2】 部分的接着剤層が、感熱謄写版原紙を構
成する熱可塑性樹脂フィルム層に孔版画像を形成した
後、該感熱謄写版原紙から該感熱謄写版原紙を構成する
支持体層を剥離、除去し得る接着剤層からなることを特
徴とする上記の請求項1に記載する感熱謄写版原紙。 - 【請求項3】 部分的接着剤層が、支持体層の長手方向
の両端部にストライプ状に設けられていることを特徴と
する上記の請求項1または2に記載する感熱謄写版原
紙。 - 【請求項4】 部分的接着剤層が、支持体層の長手方向
の両端部にドット状に設けられていることを特徴とする
上記の請求項1、2または3に記載する感熱謄写版原
紙。 - 【請求項5】 部分的接着剤層が、熱可塑性樹脂フィル
ム層と支持体層を重ね合わせ、その長手方向の両端部に
おいて、その両者あるいはどちらか一方による熱融着部
を形成して設けられていることを特徴とする上記の請求
項1、2、3または4に記載する感熱謄写版原紙。 - 【請求項6】 部分的接着剤層近傍の支持体層に、感熱
謄写版原紙を構成する熱可塑性樹脂フィルム層に孔版画
像を形成した後、該感熱謄写版原紙から該感熱謄写版原
紙を構成する支持体層を切り離し、除去し得る切り取り
線を設けたことを特徴とする上記の請求項1に記載する
感熱謄写版原紙。 - 【請求項7】 切り離し用切り取り線が、レ−ザ照射に
よる開孔ミシン目線からなることを特徴とする上記の請
求項6に記載する感熱謄写版原紙。 - 【請求項8】 支持体層が、断熱性を有する多孔質基材
または非多孔質基材からなることを特徴とする上記の請
求項1、2、3、4、5、6または7に記載する感熱謄
写版原紙。 - 【請求項9】 非多孔質基材が、樹脂のフィルムないし
シ−トで構成されることを特徴とする上記の請求項8に
記載する感熱謄写版原紙。 - 【請求項10】 熱融着防止層、熱可塑性樹脂フィルム
層、接着剤層、および支持体層を順次に積層した構造体
からなり、更に、該接着剤層を、上記の熱可塑性樹脂フ
ィルム層の孔版画像形成予定領域以外の非孔版画像形成
予定領域部分に設けて、部分的接着剤層とした感熱謄写
版原紙に、サ−マルヘッドからなる発熱素子を用いた感
熱印字手段により穿孔製版して、上記の感熱謄写版原紙
を構成する熱可塑性樹脂フィルム層に孔版画像を形成
し、更に、上記の感熱謄写版原紙から該感熱謄写版原紙
を構成する支持体層を除去した構造体からなることを特
徴とする謄写印刷版。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9290097A JPH10272859A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 感熱謄写版原紙およびそれを使用した謄写印刷版 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9290097A JPH10272859A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 感熱謄写版原紙およびそれを使用した謄写印刷版 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10272859A true JPH10272859A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=14067353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9290097A Withdrawn JPH10272859A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 感熱謄写版原紙およびそれを使用した謄写印刷版 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10272859A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016013701A (ja) * | 2015-09-18 | 2016-01-28 | カシオ計算機株式会社 | 印面版ホルダ |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP9290097A patent/JPH10272859A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016013701A (ja) * | 2015-09-18 | 2016-01-28 | カシオ計算機株式会社 | 印面版ホルダ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |