JPH10272931A - 車両の幌に用いられるクロージャ - Google Patents

車両の幌に用いられるクロージャ

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JPH10272931A
JPH10272931A JP9072120A JP7212097A JPH10272931A JP H10272931 A JPH10272931 A JP H10272931A JP 9072120 A JP9072120 A JP 9072120A JP 7212097 A JP7212097 A JP 7212097A JP H10272931 A JPH10272931 A JP H10272931A
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shaped
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ホーマン ボド
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メービウス ヴォルフガング
Droste Hans
ドロステ ハンス
Arumuburusutaa Rainer
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロージャが閉鎖位置で、隣接する幌輪郭に
対して車室に向かって突出しないようにし、クロージャ
がこの位置で目立たない外観を有するようにし、しかも
操作エレメントがクロージャの開放過程時にグリップの
ために好都合な位置をとるようにする。 【解決手段】 クロージャ13の閉鎖位置Eでクロージ
ャの第1の操作エレメント21と第2の操作エレメント
22とが、幌フレーム15に設けられた切欠き23内に
格納されて配置されており、第1の操作エレメント2が
操作された後でしか第2の操作エレメント22が、降下
させられたグリップ位置Fへ運動させられないように両
操作エレメント21,22が互いに協働する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両ボディの定置
のフレームに対して張設される、乗用車のような車両の
幌に用いられるクロージャであって、該クロージャが、
操作エレメントを備えた、幌側に配置されたケーシング
と、旋回可能な閉鎖フックとを有しており、該閉鎖フッ
クが、前記フレームに取り付けられた滑子案内と協働す
る形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の公知のクロージャ(ド
イツ連邦共和国実用新案第9302292号明細書)は
操作エレメントを備えた、幌側に配置されたケーシング
と、旋回可能な閉鎖フックとを有している。この閉鎖フ
ックはクロージャのロック位置において、前置されたフ
ロントウインドガラスフレームに取り付けられた滑子案
内と協働する。それに対して、細長いハンドグリップに
よって形成された操作エレメントはその自由端部でフロ
ントウインドガラスフレームから離れる方向で後方に向
かって延びている。
【0003】このような公知の構成には次のような欠点
がある。すなわち、操作エレメントの自由端部を背後か
ら把持するために、幌の下面と操作エレメントとの間に
比較的大きな高さギャップが設定されており、これによ
り操作エレメントは下方に向かって比較的大きく車室の
方向へ突入してしまう。
【0004】したがって身体の大きな乗客の場合には、
操作エレメントが頭部衝突範囲に突入してしまう危険が
生じる。さらに、クロージャの閉鎖位置においては、細
長いハンドグリップの他にさらにケーシングと閉鎖フッ
クとが車室から目に見えてしまう。このことは外観上の
理由から、不快であると感じられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、幌を
隣接するボディ側のフレームに位置固定するためのクロ
ージャを改良して、クロージャがその閉鎖位置で、車室
に面した隣接する幌輪郭を下方に向かって越えて延び
ず、クロージャがこの位置で目立たない外観を有してお
り、しかも操作エレメントがクロージャの開放過程時に
グリップに好都合な位置をとるようなクロージャを提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、冒頭で述べた形式のクロージャに
おいて、クロージャの閉鎖位置でクロージャの第1の操
作エレメントと第2の操作エレメントとが、幌フレーム
に設けられた切欠き内に格納されて配置されており、し
かも第1の操作エレメントが操作された後でしか第2の
操作エレメントが、降下させられたグリップ位置へ運動
させられないように両操作エレメントが互いに協働する
ようにした。
【0007】
【発明の効果】本発明により主として得られる利点は次
の点に認められる。すなわち、クロージャの閉鎖位置に
おいて幌フレームの切欠きに、2つの操作エレメントを
有するクロージャを格納した状態で配置することに基づ
き、幌フレームに対して突出して、乗客の頭部衝突範囲
に突入する部分が存在していない。
【0008】第1の操作エレメントを操作することによ
り、第2の操作エレメントは降下させられたグリップ位
置へ運動させられるので、開放過程または閉鎖過程にお
いて良好なハンドリングが保証されている。第1の操作
エレメントはプッシュボタンとして形成されており、こ
のプッシュボタンは、第2の操作エレメントを形成する
U字形グリップのプレート状のU字形区分によって取り
囲まれている。
【0009】閉鎖位置における過死点位置(Ueber
totpunktlage)の他に、閉鎖フックは、単
純な構造を有する係止装置を介して付加的にロックされ
ている。この付加的なロックはプッシュボタンの操作に
よってしか解除することができない。
【0010】さらに、U字形グリップはその戻し旋回さ
れた開放位置においてもロックされているので、このU
字形グリップは幌をリヤ側の格納位置へ手で変位させる
ための引張グリップとして使用可能である。真ん中のク
ロージャは簡単な片手操作を保証する。U字形グリップ
のグリップ位置では、滑子案内と閉鎖フックとの間のロ
ックがまだ十分に働いている。
【0011】両操作エレメントは閉鎖位置において互い
に面一にかつ幌フレームと滑子案内との、隣接した内輪
郭に対しても面一に延びている。クロージャの閉鎖位置
において、幌の内側では突出した部分が存在せず、両操
作エレメントはいわば所定の区分で内側ライニングを形
成している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0013】図1には、乗用車1の部分範囲が示されて
いる。この乗用車1はベルトライン2の上方に幌3を有
している。幌3はこの実施例では閉鎖位置Aにおいて、
フロントウインドガラスフレームによって形成されたボ
ディ側のフレーム4と、リヤ範囲5との間に延びてい
る。ボディ側のフレーム4はロールバーによって形成す
ることもできる。リヤ範囲5には幌ボックス6が設けら
れている。この幌ボックス6は少なくとも所定の範囲で
幌ボックスカバー7によって上方に対してカバーされて
いる。閉鎖位置Aとリヤ側の格納位置B(図示しない)
との間で変位可能な幌3は、この実施例では折畳み式幌
によって形成される。この折畳み式幌は、ボディに旋回
可能に枢着された幌フレーム8と、この幌フレーム8に
位置固定された弾性的な幌布9とから構成されている。
幌布9の後側の範囲には、覗きガラス10が設けられて
いる。この覗きガラス10はフレキシブルまたは剛性的
なリヤウインドガラスによって形成される。
【0014】幌3は、ボディ側のフレーム4の、横方向
に延びる上側の範囲12に着脱可能に設けられたロック
装置11によって、閉鎖位置Aに位置固定されている。
【0015】ロック装置11はこの実施例では、車両長
手方向中心平面C―Cの範囲に配置された単に1つのク
ロージャ13と、両外側に位置する2つのセンタリング
装置14とを有している。しかし、互いに間隔を置いて
配置された2つのクロージャ13を設けることもでき
る。両センタリング装置14を用いて、幌3は車両横方
向および車両高さ方向において位置固定される(図
2)。各センタリング装置14は、形状剛性的な前側の
幌フレーム15に突設されたセンタリングエレメント1
6を有している。このセンタリングエレメント16は幌
3の閉鎖位置Aにおいて、ボディ側のフレーム4に設け
られた対応する収容部17と協働する。センタリングエ
レメント16は幌フレーム15に固定されている。形状
剛性的な前側の幌フレーム15は、軽金属合金から成る
大面積の鋳造部分によって形成される。
【0016】トグルレバークロージャとして形成されて
中央に配置されたクロージャ13は主として、形状剛性
的な前側の幌フレーム15の下面に固定されたケーシン
グ18と、ロック位置Dにおいてボディ側のフレーム4
に配置された滑子案内19に作用結合された閉鎖フック
20と、第1の操作エレメント21と、第2の操作エレ
メント22とを有している。クロージャ13によって幌
3は、位置固定的なボディ側のフレーム4に対して長手
方向で張設される。
【0017】クロージャ13の閉鎖位置Eにおいて、両
操作エレメント21,22は、形状剛性的な前側の幌フ
レーム15の凹所状の切欠き23内に格納されて配置さ
れている(図7)。両操作エレメント21,22は、第
1の操作エレメント21を操作した後でしか第2の操作
エレメント22が、降下させられたグリップ位置Fへ移
動させられないように互いに協働する(図4)。
【0018】両操作エレメント21,22はクロージャ
13の閉鎖位置Eにおいて互いに面一に、つまり表面が
互いに整合するように延びていて、しかも幌フレーム1
5と滑子案内19との、車室28に面した隣接する輪郭
に対しても面一に延びている。第1の操作エレメント2
1はばね負荷されたプッシュボタン24として形成され
ており、第2の操作エレメント22はこの実施例では、
ばね負荷されたU字形グリップ25によって形成され
る。しかし第2の操作エレメント22はT字形グリップ
または細長いグリップとして形成されていてもよい。1
つ以上の脚ばねは、U字形グリップ25がグリップ位置
Fの方向に移動させられるようにU字形グリップ25を
負荷している。
【0019】クロージャ13の閉鎖位置Eにおいては、
プッシュボタン24がU字形グリップ25のプレート状
のグリップ区分26によって取り囲まれ、この場合、グ
リップ区分26と、内側に位置するプッシュボタン24
との間には、環状のギャップ27が延びている(図1
1)。両操作エレメント21,22はクロージャ13の
閉鎖位置Eにおいて、ケーシング18と、閉鎖フック2
0と、クロージャ13の別の機能構成部材とを、車室2
8に対してほぼ完全に遮蔽している。両操作エレメント
21,22の下面は、閉鎖位置Eにおいていわば内室ラ
イニングを形成している。下側のプレート状の区分29
と、上方へ突出した2つの直立したウェブ30とから構
成されたプッシュボタン24は、ケーシング18に設け
られた、横方向に延びかつほぼ水平方向に位置調整され
た第1の旋回軸線31を中心にして旋回可能に支承され
ている(図13)。プレート状の区分29は車室28に
面した側で長手方向および横方向において、円弧状の形
状を有している。位置固定的な第1の旋回軸線31は、
この実施例では互いに整合する2つのピン32,32′
から成っている。両ピン32,32′はケーシング18
の、互いに間隔を置いて配置された壁33,33′に位
置固定されている。両ピン32,32′は閉鎖フック2
0の方向で内側の壁33,33′を越えて延びている。
両壁33,33′の間では各ピン32,32′に、揺動
体65に設けられた各1つの側方のアーム66が旋回可
能に支承されている。プッシュボタン24に設けられ
た、直立したウェブ30はケーシング18に設けられた
開口を通って案内されて、両ピン32,32′の内端部
に旋回可能に結合されている。第1の旋回軸線31は長
手方向で見てケーシング18の長手方向長さのほぼ真ん
中の範囲に延びている。プッシュボタン24は係止装置
35を介してU字形グリップ25に作用結合されてい
る。
【0020】この係止装置35は、プッシュボタン24
に固定された外側の少なくとも1つの係止つめ36を有
している。この係止つめ36は、U字形グリップ25に
位置固定された機能ディスク37と協働する。この実施
例では、係止装置35が2つの係止つめ36と2つの機
能ディスク37とから構成されている。
【0021】外側の各係止つめ36は、内側の壁33と
ウェブ30との間で第1の旋回軸線31のピン32,3
2′を中心にして旋回可能に支承されている。外側の係
止つめ36の、下方に向けられた第1の脚部38は、第
1の旋回軸線31の下方で符号34で示した結合範囲
で、プッシュボタン24のウェブ30に固く結合されて
いる(リベット、ねじ、溶接、釘またはこれに類するも
のによる)。各外側の係止つめ36の、車両長手方向に
延びる第2の脚部39の後端部には、上方に向けられた
突起状の折曲げ部(Abstellung)40が設け
られており、この折曲げ部40は、U字形グリップ25
の終端位置(閉鎖位置Eまたは開放位置G)に応じて、
機能ディスク37に設けられた2つの係止部41,42
のうちの一方と協働する。両係止部41,42の間で
は、機能ディスク37に円弧状の接触面43が設けられ
ている(図17)。
【0022】U字形グリップ25の閉鎖位置Eでは、折
曲げ部40が機能ディスク37の一方の係止部41と協
働し、U字形グリップ25はこの位置でロックされる。
この場合、この係止部41を手でオーバプッシュ(Ue
berdruecken)することはできない。図3に
示したロックはプッシュボタン24の操作によってしか
解除することができない。なぜならば、プッシュボタン
24の旋回によって外側の係止つめ36が係止部41か
ら旋回させられてロック解除されるからである(図4の
グリップ位置F参照)。
【0023】U字形グリップの開放位置(図5)では、
折曲げ部40が他方の係止部42に作用結合される。こ
の場合、U字形グリップ25はケーシング18に対して
相対的にロックされている。これにより、U字形グリッ
プ25は、幌3を格納位置Bへ手で変位させるための引
張グリップとして使用することができる。U字形グリッ
プ25は少なくとも1つの駆動レバー44を介して閉鎖
フック20と協働する。このU字形グリップ25は、ほ
ぼ水平方向に向けられた、横方向に延びる第2の旋回軸
線45を中心にして旋回可能にケーシング18に結合さ
れている。
【0024】第2の旋回軸線45は走行方向Hで見て第
1の旋回軸線31よりもさらに後方で、かつ第1の旋回
軸線31よりも高く位置している。図9に示したよう
に、第2の旋回軸線45は2つの互いに整合したピン4
6,46′によって形成される。両ピン46,46′は
真ん中の閉鎖フック20の両側に延びていて、ケーシン
グ18の直立した壁に位置固定されている。両ピン4
6,46′には外方から内方に向かって見て、駆動レバ
ー44の各1つの端部と、機能ディスク37と、U字形
グリップ25に突設された直立のラグ47とが旋回可能
に支承されている。各機能ディスク37は第2の旋回軸
線45から遠ざけられた側で、横方向に延びる別のピン
48を介してU字形グリップ25に固定されている。こ
のピン48はラグ47に設けられた円形の開口を通って
案内されていて、横方向で駆動レバー44の突起によっ
て軸方向のずれを防止されている。
【0025】車両長手方向に延びる閉鎖フック20は、
その一方の端部でピン49に旋回可能に支承されてお
り、この場合、ピン49は互いに間隔を置いて配置され
た駆動レバー44の後側の端部50に固く結合されてい
て、U字形グリップ25のラグ47,47′に設けられ
たスリット開口51,51′を貫通している(図1
0)。スリット開口51,51′の幅はピン49の直径
よりも少しだけ大きく形成されている。しかしスリット
開口51,51′はピン49の直径よりも著しく大きな
高さを有しているので、U字形グリップ25と閉鎖フッ
ク20との間の相対運動が可能となる。スリット開口5
1,51′を側方で制限する制限部は円弧区分によって
形成される。ピン49は、真ん中の係止つめ52に面し
た側で、少なくとも局所的に平らな面取り部53を有し
ている。この面取り部53には、クロージャ13の閉鎖
位置Eで、係止つめ52に設けられた突起54が支持さ
れる。
【0026】真ん中の係止つめ52は、U字形グリップ
25の横方向に延びるピン48に旋回可能に支承されて
いて、所定の区分で閉鎖フック20の、互いに小さな間
隔を置いて延びるプレート状の両部分55,56の間に
延びており、さらに両部分55,56を通って横方向に
案内される(図14)。操作時、つまりプッシュボタン
24が上方へプッシュされると、ピン49は、突起54
に続くほぼU字形の切欠き57によって取り囲まれるの
で、U字形グリップ25は、スリット開口51,51′
に基づき閉鎖フック20が一緒に運動することなしに閉
鎖位置Eとグリップ位置Fとの間で変位可能となる。真
ん中の係止つめ52の下側の脚部58は、開放過程およ
び閉鎖過程において、その自由端部で、ケーシング側の
ガイド軌道59と協働する。U字形グリップ25の閉鎖
位置Eでは、ピン49はスリット開口51,51′の上
側の縁部60に延びており、係止つめ52の突起54は
平らな面取り部53に支持される。プッシュボタン24
の操作時に、外側の係止つめ36は時計回り方向で旋回
させられるので、U字形グリップ25は機能ディスク3
7と共に逆時計回り方向の運動を実施する。これによ
り、ピン49は真ん中の係止つめ52の、その下側の位
置する切欠き57に突入する。重量および場合によって
はばねの助成、たとえばトーションばねによって、U字
形グリップ25は下方に向かってグリップ位置Fへ変位
する。この位置において、ピン49はスリット開口5
1,51′の下側の縁部61に接触する。引き続きU字
形グリップ25の開放運動が行われると、突起54はピ
ン49を取り囲むように係合し、係止つめ52によっ
て、ピン49を介して第2の操作エレメント22に閉鎖
トルクを重畳する。
【0027】閉鎖フック20のプレート状の両部分5
5,56はその長手方向延在方向で見て前側の範囲およ
び真ん中の範囲において局所的に互いに結合されている
(スライドエレメント63、スペーサ74)。ノイズを
回避するためには、閉鎖フック20の、滑子案内19に
面した端範囲62が、滑動性のプラスチックから成るス
ライドエレメント63を備えている(図14)。
【0028】スライドエレメント63に隣接してプレー
ト状の両部分55,56の両側には発泡材料部分または
ゴム部分64が締付け固定されている。この発泡材料部
分またはゴム部分64は下方に向かって突出している
(図3)。これによって、閉鎖フック20がプレート状
のグリップ区分26の上面と接触する場合に、ノイズは
回避される。こうして、閉鎖フック20が滑子案内から
下方に向かって変位することが形状接続的に阻止され
る。ケーシング18の前側の範囲では、閉鎖フック20
が、ばね負荷された揺動体65によって上方に向かって
負荷されている。ばね負荷された揺動体65は、側方で
外側に位置する2つのアーム66と、結合ロッド67と
から構成されており、この場合、アーム66はケーシン
グ18の2つの壁33,33′の間で第1の旋回軸線3
1に旋回可能に支承されている。結合ロッド67には、
少なくとも1つの引張ばね68が作用している。この引
張ばね68の一方の端部69は、その上に位置して横方
向に延びるピン70に懸吊されている。引張ばね68の
他方の端部は、結合ロッド67を取り囲んでいる。この
結合ロッド67は閉鎖フック20の下面に接触してい
る。横方向において、閉鎖フック20は、横方向に延び
る前側のケーシング壁71に設けられたスリット状の切
欠き73によって案内される。内側のプッシュボタン2
4に隣接して設けられた固定ねじ72は、クロージャ1
3の閉鎖位置において、上方旋回させられたU字形グリ
ップ25によって遮蔽される(図7)。ばね負荷された
プッシュボタン24は2つの圧縮ばね75によって下方
に押圧される。各圧縮ばね75はその一方の端部で、プ
ッシュボタン24に設けられた円筒状の収容部76に挿
入されており、それに対して他方の端部はケーシング1
8の底部に支持されている(図13)。
【0029】図3に示した閉鎖位置Eをとるクロージャ
13の開放は、以下に説明するようにして行われる:ま
ず、プッシュボタン24が上方に向かってプッシュされ
る。その結果、一方では外側の係止つめ36が時計回り
の方向で旋回運動を実施するので、突起状の折曲げ部4
0は機能ディスク37の係止部41から係止解除方向で
旋回させられて、逆時計回りの方向で運動する。他方に
おいて、真ん中の係止つめ52の上側の突起54が、ピ
ン49の平らな面取り部53によってピン49の上面を
巡るように案内され、ピン49は係止つめ52のU字形
の切欠き57に進入する。U字形グリップ25の重量お
よび場合によってはばね助成(たとえばトーションば
ね)によって、U字形グリップ25は下方に向かってグ
リップ位置Fにまで降下させられ、この場合、ラグ47
に設けられたスリット開口51,51′に基づき、U字
形グリップ25はケーシング18に対して相対的に運動
する。降下させられたグリップ位置Fにおいて、滑子案
内19と閉鎖フック20との間のロックはまだ十分に働
いている。U字形グリップ25を手で上方から把持し、
引き続きU字形グリップ25を逆時計回りの方向で後方
に向かって旋回させることにより、閉鎖フック20は滑
子案内19との係合から解除される。
【0030】開放位置G(図5)において、U字形グリ
ップ25はロックされている。なぜならば、外側の係止
つめ36が機能ディスク37の第2の係止部42に作用
結合されているからである。しかしこのロックは手でオ
ーバプッシュすることができる。U字形グリップ25は
両終端位置E,Gにおいて耳に聞こえるように係止され
る。閉鎖フック20の運動曲線77は図5に一点鎖線に
より示されている。ボディ側のフレーム4における幌3
のロック解除は逆の順序で行われる。
【0031】図4に示した線78は、クロージャ13の
過死点位置(Uebertotpunktlage)を
表している。この過死点位置は既にグリップ位置Fにお
いて存在していて、引き続きグリップが閉鎖位置Eへ旋
回させられる間、維持されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】閉鎖位置をとる幌を備えた車両を斜め後方から
見た部分的斜視図である。
【図2】図1のII―II線に沿った、側方のセンタリ
ング装置の断面図である。
【図3】図1のIII―III線に沿った、閉鎖位置E
をとる真ん中のクロージャを示す断面図である。
【図4】図3に示したクロージャの第2の操作エレメン
トがグリップ位置Fをとる状態で示す断面図である。
【図5】図3に示したクロージャを開放位置Gで示す断
面図である。
【図6】鏡像対称的に形成されたクロージャの半部を示
す平面図である。
【図7】図6のVII―VII線に沿った断面図であ
る。
【図8】図3のVIII―VIII線に沿った断面図で
ある。
【図9】図3のIX―IX線に沿った部分断面図であ
る。
【図10】図3のX―X線に沿った部分断面図である。
【図11】閉鎖位置をとるクロージャの両操作エレメン
トを下から見た図である。
【図12】U字形グリップとクロージャの機能エレメン
トの斜視図である。
【図13】プッシュボタンとクロージャの機能エレメン
トの斜視図である。
【図14】閉鎖フックの構成部分の斜視図である。
【図15】機能エレメントを備えたクロージャのケーシ
ングの斜視図である。
【図16】クロージャのばね負荷された揺動体の斜視図
である。
【図17】図5の一部Xの拡大図である。
【図18】図3に示したクロージャの主要機能エレメン
トをケーシングおよびU字形グリップなしで示す断面図
である。
【符号の説明】
1 乗用車、 2 ベルトライン、 3 幌、 4 ボ
ディ側のフレーム、5 リヤ範囲、 6 幌ボックス、
7 幌ボックスカバー、 8 幌フレーム、 9 幌
布、 10 覗きガラス、 11 ロック装置、 12
上側の範囲、 13 クロージャ、 14 センタリ
ング装置、 15 幌フレーム、 16 センタリング
エレメント、 17 収容部、 18 ケーシング、
19滑子案内、 20 閉鎖フック、 21 第1の操
作エレメント、 22 第2の操作エレメント、 23
切欠き、 24 プッシュボタン、 25 U字形グ
リップ、 26 グリップ区分、 27 ギャップ、
28 車室、 29プレート状の区分、 30 ウェ
ブ、 31 第1の旋回軸線、 32,32′ピン、
33,33′ 壁、 34 結合範囲、 35 係止装
置、 36係止つめ、 37 機能ディスク、 38
第1の脚部、 39 第2の脚部、40 折曲げ部、
41,42 係止部、 43 接触面、 44 駆動レ
バー、 45 第2の旋回軸線、 46,46′ ピ
ン、 47,47′ ラグ、48 ピン、 49 ピ
ン、 50 端部、 51,51′ スリット開口、5
2 係止つめ、 53 平らな面取り部、 54 突
起、 55,56 部分、 57 切欠き、 58 下
側の脚部、 59 ガイド軌道、 60 上側の縁部、
61 下側の縁部、 62 端範囲、 63 スライ
ドエレメント、64 ゴム部分、 65 揺動体、 6
6 アーム、 67 結合ロッド、68 引張ばね、
69 端部、 70 ピン、 71 ケーシング壁、
72固定ねじ、 73 切欠き、 74 スペーサ、
75 圧縮ばね、 76収容部、 77 運動曲線、
78 線、 A 閉鎖位置、 B 格納位置、C―C線
車両長手方向中心平面、 D ロック位置、 E 閉
鎖位置、 Fグリップ位置、 G 開放位置、 H 走
行方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング メービウス ドイツ連邦共和国 シュヴィーバーディン ゲン ホルダーガッセ 26 (72)発明者 ハンス ドロステ ドイツ連邦共和国 レオンベルク ホーエ シュタイゲ 23 (72)発明者 ライナー アルムブルスター ドイツ連邦共和国 アルピルスバッハ レ ーテンバッハー シュトラーセ 13

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ボディの定置のフレームに対して張
    設される、乗用車のような車両の幌に用いられるクロー
    ジャであって、該クロージャが、操作エレメントを備え
    た、幌側に配置されたケーシングと、旋回可能な閉鎖フ
    ックとを有しており、該閉鎖フックが、前記フレームに
    取り付けられた滑子案内と協働する形式のものにおい
    て、クロージャ(13)の閉鎖位置(E)でクロージャ
    (13)の第1の操作エレメント(21)と第2の操作
    エレメント(22)とが、幌フレーム(15)に設けら
    れた切欠き(23)内に格納されて配置されており、し
    かも第1の操作エレメント(21)が操作された後でし
    か第2の操作エレメント(22)が、降下させられたグ
    リップ位置(F)へ運動させられないように両操作エレ
    メント(21,22)が互いに協働することを特徴とす
    る、車両の幌に用いられるクロージャ。
  2. 【請求項2】 両操作エレメント(21,22)が、閉
    鎖位置(E)で互いにほぼ面一に、つまり表面で整合す
    るように延びていて、さらに幌フレーム(15)と滑子
    案内(19)との、車室(28)に面した隣接する輪郭
    に対しても、ほぼ面一に延びている、請求項1記載のク
    ロージャ。
  3. 【請求項3】 第1の操作エレメント(21)が、前記
    ケーシング(18)に旋回可能に支承された、ばね負荷
    されたプッシュボタン(24)によって形成されてい
    る、請求項1または2記載のクロージャ。
  4. 【請求項4】 第2の操作エレメント(22)が、前記
    ケーシング(18)に旋回可能に支承されたU字形グリ
    ップ(25)によって形成されている、請求項1または
    2記載のクロージャ。
  5. 【請求項5】 前記プッシュボタン(24)が、周面側
    で前記U字形グリップ(25)のプレート状のグリップ
    区分(26)によって取り囲まれている、請求項1から
    4までのいずれか1項記載のクロージャ。
  6. 【請求項6】 両操作エレメント(21,22)が、ク
    ロージャ(13)の閉鎖位置(E)でケーシング(1
    8)と、閉鎖フック(20)と、クロージャ(13)の
    別の機能構成部分とを車室(28)に対してほぼ完全に
    遮蔽している、請求項1から5までのいずれか1項記載
    のクロージャ。
  7. 【請求項7】 前記プッシュボタン(24)が、前記ケ
    ーシング(18)に設けられた、横方向に延びかつほぼ
    水平方向に向けられた第1の旋回軸線(31)を中心に
    して旋回可能に支承されており、該第1の旋回軸線(3
    1)が、互いに間隔を置いて配置されかつ互いに整合す
    る2つのピン(32,32′)によって形成されてい
    る、請求項1から6までのいずれか1項記載のクロージ
    ャ。
  8. 【請求項8】 前記プッシュボタン(24)が、係止装
    置(35)を介して前記U字形グリップ(25)に作用
    結合されており、該係止装置(35)によって前記U字
    形グリップ(25)が両終端位置(E,G)にロックさ
    れている、請求項1から7までのいずれか1項記載のク
    ロージャ。
  9. 【請求項9】 前記係止装置(35)が、前記プッシュ
    ボタン(24)に固く結合された少なくとも1つの外側
    の係止つめ(36)を有しており、該外側の係止つめ
    (36)が、前記U字形グリップ(25)に取り付けら
    れた機能ディスク(37)と協働する、請求項8記載の
    クロージャ。
  10. 【請求項10】 前記機能ディスク(37)に、互いに
    間隔を置いて配置された2つの係止部(41,42)が
    形成されており、クロージャ(13)の各終端位置
    (E,G)で前記係止つめ(36)に設けられた突起状
    の折曲げ部(40)が、前記両係止部(41,42)の
    うちのそれぞれ一方に作用結合されている、請求項8ま
    たは9記載のクロージャ。
  11. 【請求項11】 前記U字形グリップ(25)が、横方
    向に延びかつほぼ水平方向に向けられた第2の旋回軸線
    (45)を中心にして前記ケーシング(18)に旋回可
    能に結合されており、該第2の旋回軸線(45)が、真
    ん中に延びる閉鎖フック(20)の両側に配置された、
    互いに整合する2つのピン(46,46′)によって形
    成されている、請求項1から10までのいずれか1項記
    載のクロージャ。
  12. 【請求項12】 前記閉鎖フック(20)が、少なくと
    も1つの駆動レバー(44)を介して前記U字形グリッ
    プ(25)に結合されている、請求項1から11までの
    いずれか1項記載のクロージャ。
  13. 【請求項13】 前記両ピン(46,46′)に各1つ
    の駆動レバー(44)が支承されており、両駆動レバー
    (44)が、一貫して延びるピン(49)を介して互い
    に固く結合されており、該ピン(49)が、前記U字形
    グリップ(25)に互いに間隔を置いて配置されたラグ
    (47)に設けられた細長いスリット開口(51,5
    1′)を通って案内されており、さらに前記ピン(4
    9)が、その横方向の長さの真ん中の範囲で、前記閉鎖
    フック(20)の後端部に回転可能に結合されている、
    請求項11または12記載のクロージャ。
  14. 【請求項14】 前記閉鎖フック(20)が、互いに小
    さな間隔を置いて延びる2つのプレート状の部分(5
    5,56)から構成されており、両部分(55,56)
    が、局所的に互いに固く結合されている、請求項13記
    載のクロージャ。
  15. 【請求項15】 前記U字形グリップ(25)に真ん中
    の係止つめ(52)が旋回可能に支承されており、該係
    止つめ(52)が、前記閉鎖フック(20)の両プレー
    ト状の部分(55,56)の間に所定の区分にわたって
    延びている、請求項14記載のクロージャ。
  16. 【請求項16】 前記真ん中の係止つめ(52)が、上
    側の脚部にU字形の切欠き(57)と、該切欠きに続く
    突起(54)とを有しており、前記U字形グリップ(2
    5)の位置に応じて前記突起(54)または前記切欠き
    (57)が、前記両駆動レバー(44)を互いに結合す
    るピン(49)と協働する、請求項15記載のクロージ
    ャ。
  17. 【請求項17】 前記真ん中の係止つめ(52)の下側
    の、曲げられた脚部(58)が、その自由端部で、前記
    ケーシング(18)に設けられたガイド軌道(59)と
    協働する、請求項15記載のクロージャ。
  18. 【請求項18】 前記閉鎖フック(20)が、前記ケー
    シング(18)の前側の範囲で、ばね負荷された揺動体
    (65)によって上方に向かって負荷されている、請求
    項1から17までのいずれか1項記載のクロージャ。
  19. 【請求項19】 前記揺動体(65)が、側方の2つの
    アーム(66)と、結合ロッド(67)とから構成され
    ており、前記アーム(66)が第1の旋回軸線(31)
    を中心にして旋回可能に支承されており、前記結合ロッ
    ド(67)に引張ばね(68)が作用しており、該引張
    ばね(68)の他方の端部(69)が、その上に位置す
    る軸線(70)に支持されている、請求項18記載のク
    ロージャ。
  20. 【請求項20】 クロージャ(13)の閉鎖位置(E)
    で前記ケーシング(18)をその上に位置する幌フレー
    ム(15)に位置固定するための固定ねじ(72)が、
    前記U字形グリップ(25)によって車室(28)に対
    して遮蔽されている、請求項1から19までのいずれか
    1項記載のクロージャ。
  21. 【請求項21】 第2の操作エレメント(22)のグリ
    ップ位置(F)で、前記閉鎖フック(20)と前記滑子
    案内(19)との間のロックがまだ完全に働いている、
    請求項1記載のクロージャ。
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