JPH10273029A - 車両の姿勢制御装置 - Google Patents
車両の姿勢制御装置Info
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- JPH10273029A JPH10273029A JP8135797A JP8135797A JPH10273029A JP H10273029 A JPH10273029 A JP H10273029A JP 8135797 A JP8135797 A JP 8135797A JP 8135797 A JP8135797 A JP 8135797A JP H10273029 A JPH10273029 A JP H10273029A
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- Japan
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- vehicle
- attitude control
- control
- attitude
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- Pending
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
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- 206010034719 Personality change Diseases 0.000 description 3
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Landscapes
- Regulating Braking Force (AREA)
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】姿勢制御に起因して作動されるブレーキの酷使
を防止する。 【解決手段】車両の実際の姿勢状態が、所定の目標姿勢
状態、例えば目標ヨ−レイトあるいは目標横すべり角と
なるように、4つの車輪のうち一部の車輪に対するブレ
ーキが作動される。車体に作用する横加速度が所定値以
上の状態でかつヨ−角の積分値が所定角度以上となった
とき、あるいは所定時間内に所定回数姿勢制御が繰返え
されたときは、運転者が積極的にスポ−ツ走行している
と判断して、姿勢制御を中止したり姿勢制御の制御量を
小さくする規制が行われる。
を防止する。 【解決手段】車両の実際の姿勢状態が、所定の目標姿勢
状態、例えば目標ヨ−レイトあるいは目標横すべり角と
なるように、4つの車輪のうち一部の車輪に対するブレ
ーキが作動される。車体に作用する横加速度が所定値以
上の状態でかつヨ−角の積分値が所定角度以上となった
とき、あるいは所定時間内に所定回数姿勢制御が繰返え
されたときは、運転者が積極的にスポ−ツ走行している
と判断して、姿勢制御を中止したり姿勢制御の制御量を
小さくする規制が行われる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の姿勢制御装
置に関するものである。
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の車両では、各車輪に対する制動力
を個々独立して制御することにより車両の姿勢制御を行
うようにしたものが増加する傾向にある。すなわち、ハ
ンドル舵角や車速、車両に作用する実際の横加速度やヨ
−レイト等から、目標の姿勢状態を例えば目標ヨ−レイ
トや車体の目標横すべり角として与えて、実際のヨ−レ
イトが目標ヨ−レイトとなるように、あるいは実際の横
すべり角が目標横すべり角となるように、所定の車輪に
対して制動力を付与することが行われている(例えば特
開平2−151571号公報参照)。このような姿勢制
御は、車輪つまりタイアのグリップ力の限界内におい
て、アンダステアを防止したり、スピンを防止すること
ができ、今後の車両の安全技術の一種として注目されて
いる。
を個々独立して制御することにより車両の姿勢制御を行
うようにしたものが増加する傾向にある。すなわち、ハ
ンドル舵角や車速、車両に作用する実際の横加速度やヨ
−レイト等から、目標の姿勢状態を例えば目標ヨ−レイ
トや車体の目標横すべり角として与えて、実際のヨ−レ
イトが目標ヨ−レイトとなるように、あるいは実際の横
すべり角が目標横すべり角となるように、所定の車輪に
対して制動力を付与することが行われている(例えば特
開平2−151571号公報参照)。このような姿勢制
御は、車輪つまりタイアのグリップ力の限界内におい
て、アンダステアを防止したり、スピンを防止すること
ができ、今後の車両の安全技術の一種として注目されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した姿
勢制御は、車輪に対して制動力を付与することにより行
われるので、ブレーキの酷使ということが問題となる。
とりわけ、運転者によっては、スポ−ツドライビングを
行って、積極的に車両の姿勢を乱すような走行を行うこ
とがあり、このような走行が継続してあるいは短時間の
うちに繰り返し行われると、ブレーキがフェ−ドしてし
まうおそれが考えられる。
勢制御は、車輪に対して制動力を付与することにより行
われるので、ブレーキの酷使ということが問題となる。
とりわけ、運転者によっては、スポ−ツドライビングを
行って、積極的に車両の姿勢を乱すような走行を行うこ
とがあり、このような走行が継続してあるいは短時間の
うちに繰り返し行われると、ブレーキがフェ−ドしてし
まうおそれが考えられる。
【0004】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その目的は、ブレーキが酷使されてしまう
事態を防止できるようにした車両の姿勢制御装置を提供
することにある。
れたもので、その目的は、ブレーキが酷使されてしまう
事態を防止できるようにした車両の姿勢制御装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明にあっては、その第1の解決手法として次の
ようにしてある。すなわち、各車輪に対する制動力を個
々独立して制御することにより車両の姿勢制御を行うよ
うにした車両の姿勢制御装置において、姿勢制御を行っ
ている状態が所定時間以上継続して行われたとき、また
は所定時間内に所定回数以上の姿勢制御行われたとき
に、姿勢制御を規制する規制手段を備えている、ように
してある。
め、本発明にあっては、その第1の解決手法として次の
ようにしてある。すなわち、各車輪に対する制動力を個
々独立して制御することにより車両の姿勢制御を行うよ
うにした車両の姿勢制御装置において、姿勢制御を行っ
ている状態が所定時間以上継続して行われたとき、また
は所定時間内に所定回数以上の姿勢制御行われたとき
に、姿勢制御を規制する規制手段を備えている、ように
してある。
【0006】前記目的を達成するため、本発明にあって
は、その第2の解決手法として次のようにしてある。す
なわち、各車輪に対する制動力を個々独立して制御する
ことにより車両の姿勢制御を行うようにした車両の姿勢
制御装置において、車体に作用する横加速度が所定値以
上の状態で、車両のヨ−角の積分値が所定角度以上とな
ったとき、姿勢制御を規制する規制手段を備えている、
ようにしてある。
は、その第2の解決手法として次のようにしてある。す
なわち、各車輪に対する制動力を個々独立して制御する
ことにより車両の姿勢制御を行うようにした車両の姿勢
制御装置において、車体に作用する横加速度が所定値以
上の状態で、車両のヨ−角の積分値が所定角度以上とな
ったとき、姿勢制御を規制する規制手段を備えている、
ようにしてある。
【0007】前記目的を達成するため、本発明にあって
は、その第3の解決手法として次のようにしてある。す
なわち、各車輪に対する制動力を個々独立して制御する
ことにより車両の姿勢制御を行うようにした車両の姿勢
制御装置において、車両のヨ−角の積分値が所定角度以
上となったとき、姿勢制御を規制する規制手段を備えて
いる、ようにしてある。前記各解決手法を前提とした好
ましい態様は、特許請求の範囲における請求項4以下に
記載のとおりである。
は、その第3の解決手法として次のようにしてある。す
なわち、各車輪に対する制動力を個々独立して制御する
ことにより車両の姿勢制御を行うようにした車両の姿勢
制御装置において、車両のヨ−角の積分値が所定角度以
上となったとき、姿勢制御を規制する規制手段を備えて
いる、ようにしてある。前記各解決手法を前提とした好
ましい態様は、特許請求の範囲における請求項4以下に
記載のとおりである。
【0008】
【発明の効果】請求項1によれば、運転者が車両の姿勢
を積極的に乱した走行を行っている可能性の高いとき
は、姿勢制御に規制を加えるので、規制を加えない場合
に比してブレーキの使用頻度あるいは使用度合いが軽減
され、ブレーキの酷使を防止することができる。特に、
車両の姿勢を積極的に乱した走行を行っているというこ
とを、姿勢制御の継続時間、あるいは所定時間内におい
て姿勢制御された回数によって判断するようにしてある
ので、車両の姿勢を積極的に乱した走行を行っているか
否かの判断を容易かつ総合的に知って、必要な姿勢制御
の確保とブレーキ酷使の防止とを共に高い次元で満足す
ることができる。
を積極的に乱した走行を行っている可能性の高いとき
は、姿勢制御に規制を加えるので、規制を加えない場合
に比してブレーキの使用頻度あるいは使用度合いが軽減
され、ブレーキの酷使を防止することができる。特に、
車両の姿勢を積極的に乱した走行を行っているというこ
とを、姿勢制御の継続時間、あるいは所定時間内におい
て姿勢制御された回数によって判断するようにしてある
ので、車両の姿勢を積極的に乱した走行を行っているか
否かの判断を容易かつ総合的に知って、必要な姿勢制御
の確保とブレーキ酷使の防止とを共に高い次元で満足す
ることができる。
【0009】請求項2によれば、運転者が車両の姿勢を
積極的に乱した走行を行っている可能性の高いときは、
姿勢制御に規制を加えるので、規制を加えない場合に比
してブレーキの使用頻度あるいは使用度合いが軽減さ
れ、ブレーキの酷使を防止することができる。特に、車
両に作用する横加速度が所定値以上であるという条件に
加えて、ヨ−角の積分値が所定角度以上になったときと
いう条件を満足したときに、車両の姿勢を積極的に乱し
た走行を行っていると判断するように設定してあるの
で、車両の姿勢を積極的に乱した走行を行っているか否
かを正確に知って、必要な姿勢制御の確保とブレーキ酷
使の防止とを共に高い次元で満足することができる。
積極的に乱した走行を行っている可能性の高いときは、
姿勢制御に規制を加えるので、規制を加えない場合に比
してブレーキの使用頻度あるいは使用度合いが軽減さ
れ、ブレーキの酷使を防止することができる。特に、車
両に作用する横加速度が所定値以上であるという条件に
加えて、ヨ−角の積分値が所定角度以上になったときと
いう条件を満足したときに、車両の姿勢を積極的に乱し
た走行を行っていると判断するように設定してあるの
で、車両の姿勢を積極的に乱した走行を行っているか否
かを正確に知って、必要な姿勢制御の確保とブレーキ酷
使の防止とを共に高い次元で満足することができる。
【0010】請求項3によれば、運転者が車両の姿勢を
積極的に乱した走行を行っている可能性の高いときは、
姿勢制御に規制を加えるので、規制を加えない場合に比
してブレーキの使用頻度あるいは使用度合いが軽減さ
れ、ブレーキの酷使を防止することができる。特に、車
両の姿勢を積極的に乱した走行を、ヨ−角の積分値が所
定角度以上になったときというように設定してあるの
で、車両の姿勢を積極的に乱した走行を行っているか否
かの判断を簡単に知って、必要な姿勢制御の確保とブレ
ーキ酷使の防止とを共に高い次元で満足することができ
る。
積極的に乱した走行を行っている可能性の高いときは、
姿勢制御に規制を加えるので、規制を加えない場合に比
してブレーキの使用頻度あるいは使用度合いが軽減さ
れ、ブレーキの酷使を防止することができる。特に、車
両の姿勢を積極的に乱した走行を、ヨ−角の積分値が所
定角度以上になったときというように設定してあるの
で、車両の姿勢を積極的に乱した走行を行っているか否
かの判断を簡単に知って、必要な姿勢制御の確保とブレ
ーキ酷使の防止とを共に高い次元で満足することができ
る。
【0011】請求項4によれば、姿勢制御を規制する具
体的な手法が提供される。特に、姿勢制御を中止した場
合は、ブレーキの酷使を避ける点において極めて効果的
となる。また、姿勢制御の制御量を小さくすることは、
規制前後での急激な制動力変化を防止する上で好ましい
ものとなる。
体的な手法が提供される。特に、姿勢制御を中止した場
合は、ブレーキの酷使を避ける点において極めて効果的
となる。また、姿勢制御の制御量を小さくすることは、
規制前後での急激な制動力変化を防止する上で好ましい
ものとなる。
【0012】請求項5によれば、エンジンを失速させる
ことにより、ブレーキに頼ることなく車両を減速させる
ことができ、安全上極めて好ましいものとなる。請求項
6によれば、警告音により、姿勢制御に規制を加えられ
ていることを運転者に明確に知らせる上で好ましいもの
となる。
ことにより、ブレーキに頼ることなく車両を減速させる
ことができ、安全上極めて好ましいものとなる。請求項
6によれば、警告音により、姿勢制御に規制を加えられ
ていることを運転者に明確に知らせる上で好ましいもの
となる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1において、本発明にに係る車
両の姿勢制御装置(Stability Contro
l System:以下、単にSCSという)を適用し
た車両を示し、1は車体、2,2,…は前後4輪の車輪
21FR,21FL,21RR,21RLに個別に配設
された4組の液圧式のブレーキ、3はこれらの各ブレー
キ2に圧液を供給するための加圧ユニット、4はこの加
庄ユニット3から供給される圧液を上記各ブレーキ2に
分配供給するハイドロリック・ユニット(以下、単にH
Uという)であり、これらのブレーキ2,2,…、加庄
ユニット3及びHU4により制動手段が構成されてい
る。また、5は上記加圧ユニット3及びHU4を介して
上記各ブレーキ2の作動制御を行うSCSコントロー
ラ、6,6,…は上記各車輪21の回転速度を検出する
車輪速センサ、7は上記車体1に作用している左右方向
の加速度を検出する横Gセンサ、8は上記車体1に作用
しているヨ−レイトを検出するヨ−レイトセンサ、9は
ドライバの操舵角を検出する操舵量検出手段としての舵
角センサである。
両の姿勢制御装置(Stability Contro
l System:以下、単にSCSという)を適用し
た車両を示し、1は車体、2,2,…は前後4輪の車輪
21FR,21FL,21RR,21RLに個別に配設
された4組の液圧式のブレーキ、3はこれらの各ブレー
キ2に圧液を供給するための加圧ユニット、4はこの加
庄ユニット3から供給される圧液を上記各ブレーキ2に
分配供給するハイドロリック・ユニット(以下、単にH
Uという)であり、これらのブレーキ2,2,…、加庄
ユニット3及びHU4により制動手段が構成されてい
る。また、5は上記加圧ユニット3及びHU4を介して
上記各ブレーキ2の作動制御を行うSCSコントロー
ラ、6,6,…は上記各車輪21の回転速度を検出する
車輪速センサ、7は上記車体1に作用している左右方向
の加速度を検出する横Gセンサ、8は上記車体1に作用
しているヨ−レイトを検出するヨ−レイトセンサ、9は
ドライバの操舵角を検出する操舵量検出手段としての舵
角センサである。
【0014】なお、10はマスタシリング、11はエン
ジン、12はオートマチックトランスミッション、13
は上記エンジン11の回転数や吸人空気量等に応じて燃
料噴射量を調整するEGIコントローラである。
ジン、12はオートマチックトランスミッション、13
は上記エンジン11の回転数や吸人空気量等に応じて燃
料噴射量を調整するEGIコントローラである。
【0015】上記ブレーキ2,2,…は、図2に示すよ
うに、右側前輪21FRのブレーキ2と左側後輪21R
Lのブレーキ2とが第1液庄管路22aによりマスタシ
リンダ10に接続される一方、左側前輪21FLのブレ
ーキ2と右側後輪21RRのブレーキ2とが上記第1液
圧管路22aとは異なる第2液圧管路22bにより上記
マスタシリンダ10に接続されており、これにより、い
わゆるX配管タイプの互いに独立した2つのブレーキ系
統が構成されている。そして、ドライバによるブレーキ
ペダル14の踏み操作に応じて上記車輪21FR,21
RL,…に制動力が付与されるようになっている。
うに、右側前輪21FRのブレーキ2と左側後輪21R
Lのブレーキ2とが第1液庄管路22aによりマスタシ
リンダ10に接続される一方、左側前輪21FLのブレ
ーキ2と右側後輪21RRのブレーキ2とが上記第1液
圧管路22aとは異なる第2液圧管路22bにより上記
マスタシリンダ10に接続されており、これにより、い
わゆるX配管タイプの互いに独立した2つのブレーキ系
統が構成されている。そして、ドライバによるブレーキ
ペダル14の踏み操作に応じて上記車輪21FR,21
RL,…に制動力が付与されるようになっている。
【0016】上記加庄ユニット3は、上記第1及び第2
液庄管路22a,22bにそれぞれ接続された液圧ポン
ブ31a、31bと、これらの液圧ポンプ31a,31
bと上記マスタシリング10とを断接可能なよう上記第
1及び第2液圧管路22a,22bにそれぞれ配設され
たカットバルプ32a,32bと、これらのカットバル
ブ32a,32bと上記マスタシリンダ10との間の液
庄を検出する液庄センサ33とを備えている。そして、
SCSコントローラ5からの指令に応じて上記カットバ
ルブ32a,32bが閉状態にされ、これにより、ドラ
イバによるブレーキ操作とは無関係に、上記液圧ポンプ
31a,31bから吐出される圧液がHU4を介してブ
レーキ2,2,…に供給されるように構成されている。
液庄管路22a,22bにそれぞれ接続された液圧ポン
ブ31a、31bと、これらの液圧ポンプ31a,31
bと上記マスタシリング10とを断接可能なよう上記第
1及び第2液圧管路22a,22bにそれぞれ配設され
たカットバルプ32a,32bと、これらのカットバル
ブ32a,32bと上記マスタシリンダ10との間の液
庄を検出する液庄センサ33とを備えている。そして、
SCSコントローラ5からの指令に応じて上記カットバ
ルブ32a,32bが閉状態にされ、これにより、ドラ
イバによるブレーキ操作とは無関係に、上記液圧ポンプ
31a,31bから吐出される圧液がHU4を介してブ
レーキ2,2,…に供給されるように構成されている。
【0017】また、上記HU4は、図2に示すように、
第1液圧管路22a又は第2液庄管路22bを介して供
給される圧液により各ブレーキ2を加圧する加圧バルブ
41,41,…と、上記各ブレーキ2をリザーバタンク
42に接続して減圧する減圧バルブ43,43,…とを
備えている。そして、SCSコントローラ5からの指令
に応じて上記各加庄バルブ41及び各減圧バルブ43の
開度が増減変更調整されることにより、上記各ブレーキ
2に加わる液圧が増滅されて制動力が増減変更されるよ
うに構成されている。
第1液圧管路22a又は第2液庄管路22bを介して供
給される圧液により各ブレーキ2を加圧する加圧バルブ
41,41,…と、上記各ブレーキ2をリザーバタンク
42に接続して減圧する減圧バルブ43,43,…とを
備えている。そして、SCSコントローラ5からの指令
に応じて上記各加庄バルブ41及び各減圧バルブ43の
開度が増減変更調整されることにより、上記各ブレーキ
2に加わる液圧が増滅されて制動力が増減変更されるよ
うに構成されている。
【0018】上記SCSコントローラ5は、上記車輪速
センサ6,6,…、横Gセンサ7、ヨ−レイトセンサ8
及ぴ舵角センサ9からの入力信号に基づいて車両の旋回
姿勢を判定し、この判定桔果に応じて上記加圧ユニット
3及びHU4の作動制御を行う一方、液庄センサ33か
らの入力信号に基づいてドライバのブレーキ操作を検出
し、このブレーキ操作に対応して上記加圧ユニット3及
びHU4の作動制御を行うように構成されている。具体
的には、上記SCSコントローラ5は、図3に示すよう
に、状態量演算部51と、目標状態量演算部52と、ア
ンダステア判定手段としての制御介入判定部53と、制
御演算部54と、アンダステア度合い判定手段としての
アングステア度含い判定部55aと、車速限界判定手段
としての車速限界判定部55bと、姿勢変化判定手段と
しての姿勢変化判定部55cと、作動制御部56とを備
えている。
センサ6,6,…、横Gセンサ7、ヨ−レイトセンサ8
及ぴ舵角センサ9からの入力信号に基づいて車両の旋回
姿勢を判定し、この判定桔果に応じて上記加圧ユニット
3及びHU4の作動制御を行う一方、液庄センサ33か
らの入力信号に基づいてドライバのブレーキ操作を検出
し、このブレーキ操作に対応して上記加圧ユニット3及
びHU4の作動制御を行うように構成されている。具体
的には、上記SCSコントローラ5は、図3に示すよう
に、状態量演算部51と、目標状態量演算部52と、ア
ンダステア判定手段としての制御介入判定部53と、制
御演算部54と、アンダステア度合い判定手段としての
アングステア度含い判定部55aと、車速限界判定手段
としての車速限界判定部55bと、姿勢変化判定手段と
しての姿勢変化判定部55cと、作動制御部56とを備
えている。
【0019】そして、このうちの状態量演算部51及び
目標状態量演算部52と、上記車輪速センサ6,6,
…、横Gセンサ7、ヨ−レイトセンサ8及び舵角センサ
9とにより車両状態検出手段が構成されており、特に、
上記状態量検出部51と車輪速センサ6,6,…とによ
り車速検出手段が構成され、また、制御演算部54及び
作動制御部56により姿勢制御手段が構成されている。
目標状態量演算部52と、上記車輪速センサ6,6,
…、横Gセンサ7、ヨ−レイトセンサ8及び舵角センサ
9とにより車両状態検出手段が構成されており、特に、
上記状態量検出部51と車輪速センサ6,6,…とによ
り車速検出手段が構成され、また、制御演算部54及び
作動制御部56により姿勢制御手段が構成されている。
【0020】上記状態量演算部51は、上記車輪速セン
サ6,6,…、横Gセンサ7、ヨ−レイトセンサ8及ぴ
舵角センサ9からの入力信号に基づき、車両の走行方向
に対する旋回姿勢を表す車両状態量として、車体横滑り
角、車体速等を演算するように構成されており、また、
上記目標状態量演算部52は、同様に、ドライバの運転
操作に従う目標走行方向に収束する車両状態量に対応す
る目標状態量としての目標横滑り角、目標ヨ−レイト等
を演算するように構成されている。詳しくは、図4に示
すように、上記車輪速センサ6,6,…によって検出さ
れた各車輪速に基づいて車体速Vrefが演算され(C
1)、この車体速Vrefと、上記各車輪速と、上記横
Gセンサ7によって検出された横加速度と、上記ヨ−レ
イトセンサ8によって検出されたヨ−レイトγと、上記
舵角センサ9により検出された操舵角θHから演算され
た前輪舵角とに基づき車体横滑り角βが演算される(C
2)。
サ6,6,…、横Gセンサ7、ヨ−レイトセンサ8及ぴ
舵角センサ9からの入力信号に基づき、車両の走行方向
に対する旋回姿勢を表す車両状態量として、車体横滑り
角、車体速等を演算するように構成されており、また、
上記目標状態量演算部52は、同様に、ドライバの運転
操作に従う目標走行方向に収束する車両状態量に対応す
る目標状態量としての目標横滑り角、目標ヨ−レイト等
を演算するように構成されている。詳しくは、図4に示
すように、上記車輪速センサ6,6,…によって検出さ
れた各車輪速に基づいて車体速Vrefが演算され(C
1)、この車体速Vrefと、上記各車輪速と、上記横
Gセンサ7によって検出された横加速度と、上記ヨ−レ
イトセンサ8によって検出されたヨ−レイトγと、上記
舵角センサ9により検出された操舵角θHから演算され
た前輪舵角とに基づき車体横滑り角βが演算される(C
2)。
【0021】また、上記各車輪速と、車体速Vref
と、車体横滑り角βと、ヨ−レイトγと、前輪舵角とに
基づいて各タイヤ23のスリップ率及びスリップ角が演
算され(C3)、上記各車輪速と上記横加速度に基づい
て各車輪位置における垂直加重が演算され(C4)。こ
の垂直加重と上記スリップ率及ぴスリップ角とに基づい
て各タイア23の発揮し得る全グリップ力に対する現在
のグリップ力の割含である負荷率が演算される(C
5)。さらに、この負荷率と上記横加速度とに基づいて
路面とタイヤ23,23,…との間の路面摩擦係数が演
算され(C6)、この路面摩捺係数と車体速Vref
と、前輪舵角とに基づいて目標ヨ−レイトと目標横滑り
角とが演算される(C7)。
と、車体横滑り角βと、ヨ−レイトγと、前輪舵角とに
基づいて各タイヤ23のスリップ率及びスリップ角が演
算され(C3)、上記各車輪速と上記横加速度に基づい
て各車輪位置における垂直加重が演算され(C4)。こ
の垂直加重と上記スリップ率及ぴスリップ角とに基づい
て各タイア23の発揮し得る全グリップ力に対する現在
のグリップ力の割含である負荷率が演算される(C
5)。さらに、この負荷率と上記横加速度とに基づいて
路面とタイヤ23,23,…との間の路面摩擦係数が演
算され(C6)、この路面摩捺係数と車体速Vref
と、前輪舵角とに基づいて目標ヨ−レイトと目標横滑り
角とが演算される(C7)。
【0022】上記制御介人判定部53は、車体横滑り角
βの目標横滑り角に対する偏差量である車体横滑り角偏
差量と、ヨ−レイトγの目標ヨ−レイトに対する偏差量
であるヨ−レイト偏差量とを演算し、これら車体横滑り
角偏差量及びヨ−レイト偏差量に基づいてSCSの制御
介入判定を行うようになっている。
βの目標横滑り角に対する偏差量である車体横滑り角偏
差量と、ヨ−レイトγの目標ヨ−レイトに対する偏差量
であるヨ−レイト偏差量とを演算し、これら車体横滑り
角偏差量及びヨ−レイト偏差量に基づいてSCSの制御
介入判定を行うようになっている。
【0023】上記制御演算部54は、車体1の左右何れ
か一側に制動力を作用させることによりこの車体1の重
心位置回りにヨーモーメントを作用させて車両の姿勢制
御を行う姿勢制御部54aと、上記車体1の左右両側に
制動力を作用させて車両の減速制御を行う減速制御部5
4bと、ドリフトアウト抑制制御における第1判定変化
量を変更補正する補正演算部54cとを備えており、制
御介入判定部53の判定拮果に応じて、車両の旋回姿勢
がドライバの運転操作に従う目標走行方向に向かい収束
するよう各車輪21に付与する制動力を演算するように
なっている。
か一側に制動力を作用させることによりこの車体1の重
心位置回りにヨーモーメントを作用させて車両の姿勢制
御を行う姿勢制御部54aと、上記車体1の左右両側に
制動力を作用させて車両の減速制御を行う減速制御部5
4bと、ドリフトアウト抑制制御における第1判定変化
量を変更補正する補正演算部54cとを備えており、制
御介入判定部53の判定拮果に応じて、車両の旋回姿勢
がドライバの運転操作に従う目標走行方向に向かい収束
するよう各車輪21に付与する制動力を演算するように
なっている。
【0024】また、上記制御演算部54は、液庄センサ
33により検出されたブレーキ圧Pが大気圧P0よりも
大きくなった時、ドライバによるブレーキ操作を検知し
て一対のカットバルブ32a,32bの内の特定の一方
を開状態にさせることにより、マスタシリンダ10内の
圧液をドライバのブレーキ操作に応して第1又は第2液
圧管路22a,22bに流通可能にさせるようになって
いる。
33により検出されたブレーキ圧Pが大気圧P0よりも
大きくなった時、ドライバによるブレーキ操作を検知し
て一対のカットバルブ32a,32bの内の特定の一方
を開状態にさせることにより、マスタシリンダ10内の
圧液をドライバのブレーキ操作に応して第1又は第2液
圧管路22a,22bに流通可能にさせるようになって
いる。
【0025】上記アンダステア度含い判定部55aは、
ドリフトアウト抑制制御においてアングステア傾向が強
すぎる場含に車両の向きの変更が困錐と判定するように
なっており、上記車速限界判定部55bは、車体速が高
すぎる場含に車両の向きの変更が困難と判定するように
なっている。また、上記姿勢変化判定部55cは、その
ドリフトアウト抑制制御における姿勢制御による車南の
向きの変更の有無を判定するようになっている。そし
て、上記作動制御部56は、上記制御演算部54による
演算結果に応じてカットバルブ32a,32bや加圧バ
ルブ41,41…等を作動させるようになっている。
ドリフトアウト抑制制御においてアングステア傾向が強
すぎる場含に車両の向きの変更が困錐と判定するように
なっており、上記車速限界判定部55bは、車体速が高
すぎる場含に車両の向きの変更が困難と判定するように
なっている。また、上記姿勢変化判定部55cは、その
ドリフトアウト抑制制御における姿勢制御による車南の
向きの変更の有無を判定するようになっている。そし
て、上記作動制御部56は、上記制御演算部54による
演算結果に応じてカットバルブ32a,32bや加圧バ
ルブ41,41…等を作動させるようになっている。
【0026】なお、上記SCSコントローラ5は、SC
Sの制御以外にも、車輪21FL,21FR,…のブレ
ーキロックを防止するためにこれら車輪21FL,21
FR,…に付与される制動力を制限するABS(Ant
i skid brakesystem)、及び、上記
車輪21FR,21FL,…の駆勤トルクを制限してス
リップを防止するTCS(Traction Cont
rol System)の制御を行うように構成されて
おり、その際、上記ABSの制御を最優先し、次いでS
CSの制御とTCSの制御とを所定の方式で調停するよ
うになっている。
Sの制御以外にも、車輪21FL,21FR,…のブレ
ーキロックを防止するためにこれら車輪21FL,21
FR,…に付与される制動力を制限するABS(Ant
i skid brakesystem)、及び、上記
車輪21FR,21FL,…の駆勤トルクを制限してス
リップを防止するTCS(Traction Cont
rol System)の制御を行うように構成されて
おり、その際、上記ABSの制御を最優先し、次いでS
CSの制御とTCSの制御とを所定の方式で調停するよ
うになっている。
【0027】図5はSCSコントローラ5による全体の
基本制御を示し、この基本制御においては、まず、ドラ
イバが車両に乗り込んでイグニッションキーをオン状態
にすると、ステップSA1で各種初期設定が行われ、ス
テップSA2で車輪速センサ6,6,…等の原点補正が
行われた後に、これらの各センサから上記SCSコント
ローラ5に対する信号人力が行われる。そして、これら
の信号人力に基づき、ステッブSA3で走行中の上記車
両の車体速、車体減速度、各輪位置での車体速等を、A
BS,SCS及びTCSの制御のための共通車両状態量
として演算する。続いて、ステッブSA4において、S
CSの制御演算を行う。すなわち、ステップSA41で
は、SCS用車体速Vref、車体横滑り角β、各輪の
車輪スリップ率及ぴスリッブ角、各輪の垂直加重、タイ
ヤの負荷率、路面摩擦係数を演算し、ステップSA42
ででは、目標ヨ−レイト、目標横滑り角、目標減速度を
演算する。そして、ステップSA43で上記演算桔果に
基づき車体横滑り角偏差量とヨ−レイト偏差量とを演算
して、これらの偏差量に基づいてSCSの制御介人判定
を行う。
基本制御を示し、この基本制御においては、まず、ドラ
イバが車両に乗り込んでイグニッションキーをオン状態
にすると、ステップSA1で各種初期設定が行われ、ス
テップSA2で車輪速センサ6,6,…等の原点補正が
行われた後に、これらの各センサから上記SCSコント
ローラ5に対する信号人力が行われる。そして、これら
の信号人力に基づき、ステッブSA3で走行中の上記車
両の車体速、車体減速度、各輪位置での車体速等を、A
BS,SCS及びTCSの制御のための共通車両状態量
として演算する。続いて、ステッブSA4において、S
CSの制御演算を行う。すなわち、ステップSA41で
は、SCS用車体速Vref、車体横滑り角β、各輪の
車輪スリップ率及ぴスリッブ角、各輪の垂直加重、タイ
ヤの負荷率、路面摩擦係数を演算し、ステップSA42
ででは、目標ヨ−レイト、目標横滑り角、目標減速度を
演算する。そして、ステップSA43で上記演算桔果に
基づき車体横滑り角偏差量とヨ−レイト偏差量とを演算
して、これらの偏差量に基づいてSCSの制御介人判定
を行う。
【0028】制御介人と判定された場含には、ステップ
SA44に進んで制動力を付与する車輪21,21,…
を選択するとともに、この選択した各車輪21に付与す
る制動力を演算する。そして、この演算された制動力に
基づいてステップSA45で各ブレーキ2の加圧バルブ
41,41,…及び減圧バルブ43,43,…のそれぞ
れのバルブ開度を演算する。
SA44に進んで制動力を付与する車輪21,21,…
を選択するとともに、この選択した各車輪21に付与す
る制動力を演算する。そして、この演算された制動力に
基づいてステップSA45で各ブレーキ2の加圧バルブ
41,41,…及び減圧バルブ43,43,…のそれぞ
れのバルブ開度を演算する。
【0029】さらに、ステップSA5でABSの制御演
算を行い、ステップSA6でTCSの制御演算を行い、
このABS、TCも及び上記SCSの各演算結果をステ
ップSA7で所定の方法により調停して、上記各加圧バ
ルブ41及び減庄パルブ43のバルブ開度等を決定す
る。そして、ステッブSA8では、上記各加庄バルブ4
1及び減圧バルブ43の開度を変更することにより、こ
れらの開度に応して圧液を各ブレーキ2に供給して各車
輪21に制動力を付与する。最後に、ステップSA9で
車輪速センサ6,6,…等の誤作動を検出するフェイル
セイフ判定を行い、その後、ステップSA1にリターン
する。
算を行い、ステップSA6でTCSの制御演算を行い、
このABS、TCも及び上記SCSの各演算結果をステ
ップSA7で所定の方法により調停して、上記各加圧バ
ルブ41及び減庄パルブ43のバルブ開度等を決定す
る。そして、ステッブSA8では、上記各加庄バルブ4
1及び減圧バルブ43の開度を変更することにより、こ
れらの開度に応して圧液を各ブレーキ2に供給して各車
輪21に制動力を付与する。最後に、ステップSA9で
車輪速センサ6,6,…等の誤作動を検出するフェイル
セイフ判定を行い、その後、ステップSA1にリターン
する。
【0030】なお、上記フローチャートにおいてステッ
ブSA41が状態量演算部51に、SA42が目標状態
量演算部52に、それぞれ対応しており、ステップSA
43が制御介人判定部53に、ステップSA44が制御
演算部54、アンダステア度含い判定部55a、車速限
界判定部55b及び姿勢変化判定部55cに、ステッブ
SA45が作動制御部56に、それぞれ対応している。
ブSA41が状態量演算部51に、SA42が目標状態
量演算部52に、それぞれ対応しており、ステップSA
43が制御介人判定部53に、ステップSA44が制御
演算部54、アンダステア度含い判定部55a、車速限
界判定部55b及び姿勢変化判定部55cに、ステッブ
SA45が作動制御部56に、それぞれ対応している。
【0031】上記ステップSA43におけるSCSの制
御介入判定は、図6に示すように、ステソプSB1で、
車体横滑り角偏差量xを、SCSの制御介人判定のため
に予め設定された判定横滑り角偏差量xlと比較し、上
記車体横滑り角偏差貴xが判定横滑り角偏差量x1に等
しいか又は大きい場含に、上記車両のオーパステア傾向
か増大してスビンしそうになっていると判定してステッ
プSB2に進み、スビン抑制制御を行う。一方、上記車
体横滑り角偏差量xが判定横滑り角偏差量xlよりも小
さい場含はステップSB3に進み、このステップSB3
において、ヨ−レイト偏差量yを、SCSの制御介入判
定のために予め設定された設定量としての判定ヨ−レイ
ト偏差量ylと比較する。そして、上記ヨ−レイト偏差
量yが判定ヨ−レイト偏差量 lに等しいか又は大きい
場含に、上記車両のアンダステア傾向が増大してドリフ
トアウトしそうになっていると判定し、ステップSB4
に進んでドリフトアウト抑制制御を行う。
御介入判定は、図6に示すように、ステソプSB1で、
車体横滑り角偏差量xを、SCSの制御介人判定のため
に予め設定された判定横滑り角偏差量xlと比較し、上
記車体横滑り角偏差貴xが判定横滑り角偏差量x1に等
しいか又は大きい場含に、上記車両のオーパステア傾向
か増大してスビンしそうになっていると判定してステッ
プSB2に進み、スビン抑制制御を行う。一方、上記車
体横滑り角偏差量xが判定横滑り角偏差量xlよりも小
さい場含はステップSB3に進み、このステップSB3
において、ヨ−レイト偏差量yを、SCSの制御介入判
定のために予め設定された設定量としての判定ヨ−レイ
ト偏差量ylと比較する。そして、上記ヨ−レイト偏差
量yが判定ヨ−レイト偏差量 lに等しいか又は大きい
場含に、上記車両のアンダステア傾向が増大してドリフ
トアウトしそうになっていると判定し、ステップSB4
に進んでドリフトアウト抑制制御を行う。
【0032】次に、図7のフロ−チャ−トを参照しつ
つ、姿勢制御に規制を加えて、ブレーキが酷使されるの
を防止するための制御例について説明するが、以下の説
明でQはステップを示す。また、図7のフロ−チャ−ト
は、図5に示すメインフロ−チャ−トに所定時間毎の割
り込み処理によって行うことができ、あるいは図5の適
宜のステップの間、例えばステップSA45とSA5と
の間での処理として行うことができる。
つ、姿勢制御に規制を加えて、ブレーキが酷使されるの
を防止するための制御例について説明するが、以下の説
明でQはステップを示す。また、図7のフロ−チャ−ト
は、図5に示すメインフロ−チャ−トに所定時間毎の割
り込み処理によって行うことができ、あるいは図5の適
宜のステップの間、例えばステップSA45とSA5と
の間での処理として行うことができる。
【0033】まず、Q1において、フラグが0であるか
否かが判別されるが、このフラグは、姿勢制御が行われ
ているときに1にセットされる。当初は、フラグは0に
イニシャライズされていて、Q1の判別でYESとな
り、このときはQ2において、現在姿勢制御中であるか
否かが判別される。このQ2の判別でYESのときは、
Q3においてフラグを1にセットした後Q1に戻り、Q
2の判別でNOのときは、そのままQ1へ戻る。
否かが判別されるが、このフラグは、姿勢制御が行われ
ているときに1にセットされる。当初は、フラグは0に
イニシャライズされていて、Q1の判別でYESとな
り、このときはQ2において、現在姿勢制御中であるか
否かが判別される。このQ2の判別でYESのときは、
Q3においてフラグを1にセットした後Q1に戻り、Q
2の判別でNOのときは、そのままQ1へ戻る。
【0034】Q1の判別でNOのときは、Q4におい
て、姿勢制御が終了しているか否かが判別される。この
Q4の判別でNOのときは、Q5において、ヨ−レイト
に基づいてヨ−角Yが演算される。次いで、Q6におい
て、ヨ−角Yの基準ヨ−角(目標ヨ−角)に対する偏差
が加算されて、この偏差の加算値となる積分値YIが演
算される。Q7では、積分値YIが、所定値(所定角度
で、例えば360度)よりも大きいか否かが判別され
る。このQ7の判別でYESのときは、スポ−ツ走行を
している可能性が高いということで、Q8において、姿
勢制御を中止すると共に、姿勢制御が中止されているこ
とを運転者に十分認識させるために、ワ−ニングが行わ
れる(警告音の発生)。
て、姿勢制御が終了しているか否かが判別される。この
Q4の判別でNOのときは、Q5において、ヨ−レイト
に基づいてヨ−角Yが演算される。次いで、Q6におい
て、ヨ−角Yの基準ヨ−角(目標ヨ−角)に対する偏差
が加算されて、この偏差の加算値となる積分値YIが演
算される。Q7では、積分値YIが、所定値(所定角度
で、例えば360度)よりも大きいか否かが判別され
る。このQ7の判別でYESのときは、スポ−ツ走行を
している可能性が高いということで、Q8において、姿
勢制御を中止すると共に、姿勢制御が中止されているこ
とを運転者に十分認識させるために、ワ−ニングが行わ
れる(警告音の発生)。
【0035】Q4の判別でYESのときは、Q9におい
て、所定時間内に再度姿勢制御が開始されたときである
か否かが判別される。このQ9の判別でYESのとき
は、前記Q5へ移行して、前述した姿勢制御中止するよ
うな状況であるか否かが判断される処理が行われる。
て、所定時間内に再度姿勢制御が開始されたときである
か否かが判別される。このQ9の判別でYESのとき
は、前記Q5へ移行して、前述した姿勢制御中止するよ
うな状況であるか否かが判断される処理が行われる。
【0036】Q9の判別でNOのときは、Q10におい
て、フラグが0にリセットされた後、Q11において、
積分値YIが0にクリアされ、またQ6でのヨ−角の偏
差も0にリセットされる。
て、フラグが0にリセットされた後、Q11において、
積分値YIが0にクリアされ、またQ6でのヨ−角の偏
差も0にリセットされる。
【0037】ここで、姿勢制御を中止する条件として、
車両に作用する横加速度が所定値以上という条件を付加
するようにしてもよい。このときは、例えば、Q2にお
いて、横加速度が所定値以上であるか否かの判別を行う
ようにして、この判別でYESのときにQ3へ移行する
ように設定すればよい。
車両に作用する横加速度が所定値以上という条件を付加
するようにしてもよい。このときは、例えば、Q2にお
いて、横加速度が所定値以上であるか否かの判別を行う
ようにして、この判別でYESのときにQ3へ移行する
ように設定すればよい。
【0038】以上実施の形態について説明したが、本発
明はこれに限らず、例えば次のよな場合をも含むもので
ある。姿勢制御を中止する条件として、所定時間(例え
ば20秒)以内に所定回数(例えば3回)以上姿勢制御
が繰り返して行われたときとしてもよい。
明はこれに限らず、例えば次のよな場合をも含むもので
ある。姿勢制御を中止する条件として、所定時間(例え
ば20秒)以内に所定回数(例えば3回)以上姿勢制御
が繰り返して行われたときとしてもよい。
【0039】姿勢制御に規制を与える手法としては、姿
勢制御を中止することの他、例えば姿勢制御の制御量を
小さくすることによって行うようにすることもできる。
この場合、制御量を、通常の場合に比して所定割合とい
うようにある一定値とすることもできるが、段階的にあ
るいは連続可変式に、徐々に制御量を小さくするように
することもできる(最終的に姿勢制御量が零となって姿
勢制御の中止状態にすることも可能)。
勢制御を中止することの他、例えば姿勢制御の制御量を
小さくすることによって行うようにすることもできる。
この場合、制御量を、通常の場合に比して所定割合とい
うようにある一定値とすることもできるが、段階的にあ
るいは連続可変式に、徐々に制御量を小さくするように
することもできる(最終的に姿勢制御量が零となって姿
勢制御の中止状態にすることも可能)。
【0040】姿勢制御に規制を与える別の手法として、
エンジンの出力を強制的に低下させて、車両を失速(エ
ンストを含む)させるようにしてもよい。この場合は、
姿勢制御とは全く別個独立して行うことができ、また車
両が減速する方向の制御となるので、安全上からも好ま
しいものとなる。
エンジンの出力を強制的に低下させて、車両を失速(エ
ンストを含む)させるようにしてもよい。この場合は、
姿勢制御とは全く別個独立して行うことができ、また車
両が減速する方向の制御となるので、安全上からも好ま
しいものとなる。
【0041】フロ−チャ−トに示す各ステップあるいは
センサやスイッチ等の各種部材は、その機能の上位表現
に手段の名称を付して表現することができる。また、本
発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ま
しいあるいは利点として表現されたものを提供すること
をも暗黙的に含むものである。さらに、本発明は、方法
として表現することも可能である。
センサやスイッチ等の各種部材は、その機能の上位表現
に手段の名称を付して表現することができる。また、本
発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ま
しいあるいは利点として表現されたものを提供すること
をも暗黙的に含むものである。さらに、本発明は、方法
として表現することも可能である。
【図1】姿勢制御を行う車両の一例を示す概略構成図。
【図2】図1に示す車両のブレーキ液圧系統を示す図。
【図3】姿勢制御用コントロ−ラの構成例を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図4】状態量演算部と目標状態量演算部における処理
の内容を示す図。
の内容を示す図。
【図5】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図6】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図7】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
1:車体 2:ブレーキ 3:加圧ユニット 4:ハアイドロリック・ユニット 5:姿勢制御コントロ−ラ 7:横加速度センサ 8:ヨ−レイトセンサ 11:エンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立畑 哲也 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】各車輪に対する制動力を個々独立して制御
することにより車両の姿勢制御を行うようにした車両の
姿勢制御装置において、 姿勢制御を行っている状態が所定時間以上継続して行わ
れたとき、または所定時間内に所定回数以上の姿勢制御
が行われたときに、姿勢制御を規制する規制手段を備え
ている、ことを特徴とする車両の姿勢制御装置。 - 【請求項2】各車輪に対する制動力を個々独立して制御
することにより車両の姿勢制御を行うようにした車両の
姿勢制御装置において、 車体に作用する横加速度が所定値以上の状態で、車両の
ヨ−角の積分値が所定角度以上となったとき、姿勢制御
を規制する規制手段を備えている、ことを特徴とする車
両の姿勢制御装置。 - 【請求項3】各車輪に対する制動力を個々独立して制御
することにより車両の姿勢制御を行うようにした車両の
姿勢制御装置において、 車両のヨ−角の積分値が所定角度以上となったとき、姿
勢制御を規制する規制手段を備えている、ことを特徴と
する車両の姿勢制御装置。 - 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれか1項に
おいて、 前記規制手段が、姿勢制御を中止または姿勢制御の制御
量を小さくする、ことを特徴とする車両の姿勢制御装
置。 - 【請求項5】請求項1ないし請求項3のいずれか1項に
おいて、 前記規制手段が、エンジンを強制的に失速させる、こと
を特徴とする車両の姿勢制御装置。 - 【請求項6】請求項4または請求項5において、 前記規制手段が、警告音を発生する、ことを特徴とする
車両の姿勢制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8135797A JPH10273029A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 車両の姿勢制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8135797A JPH10273029A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 車両の姿勢制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10273029A true JPH10273029A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13744108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8135797A Pending JPH10273029A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 車両の姿勢制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10273029A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009120082A (ja) * | 2007-11-16 | 2009-06-04 | Honda Motor Co Ltd | 車両挙動制御装置 |
| WO2014178264A1 (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-06 | 日産自動車株式会社 | 車両制御装置及び車両制御方法 |
| JP2019188903A (ja) * | 2018-04-20 | 2019-10-31 | マツダ株式会社 | 車両の制御装置 |
| US10737672B2 (en) | 2017-11-30 | 2020-08-11 | Hyundai Motor Company | Method of changing ABS control mode by using analysis of driving pattern |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP8135797A patent/JPH10273029A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009120082A (ja) * | 2007-11-16 | 2009-06-04 | Honda Motor Co Ltd | 車両挙動制御装置 |
| WO2014178264A1 (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-06 | 日産自動車株式会社 | 車両制御装置及び車両制御方法 |
| JP6044709B2 (ja) * | 2013-04-30 | 2016-12-14 | 日産自動車株式会社 | 車両制御装置及び車両制御方法 |
| US9725089B2 (en) | 2013-04-30 | 2017-08-08 | Nissan Motor Co., Ltd. | Vehicle control device and vehicle control method |
| US10737672B2 (en) | 2017-11-30 | 2020-08-11 | Hyundai Motor Company | Method of changing ABS control mode by using analysis of driving pattern |
| JP2019188903A (ja) * | 2018-04-20 | 2019-10-31 | マツダ株式会社 | 車両の制御装置 |
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