JPH10273199A - 上部開放容器の吊り上げ取扱装置及び上部開放容器の内部収容物を排出する方法 - Google Patents
上部開放容器の吊り上げ取扱装置及び上部開放容器の内部収容物を排出する方法Info
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- JPH10273199A JPH10273199A JP7839797A JP7839797A JPH10273199A JP H10273199 A JPH10273199 A JP H10273199A JP 7839797 A JP7839797 A JP 7839797A JP 7839797 A JP7839797 A JP 7839797A JP H10273199 A JPH10273199 A JP H10273199A
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- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 核燃料再処理設備内のように人間が近寄りが
たい場所にある容器を遠隔的に取り扱い、容器の内部収
容物を排出する。 【解決手段】胴部外周面に係合ブロックを備えると共に
下部外周面にスカート5が形成されたボウルを遠隔的に
取り扱う吊り上げ取扱装置10は、ボウルの胴部を取り
囲み係合ブロックと離脱自在に連結する環状本体20、
環状本体20の外周部に突設された一対のトラニオン1
3、トラニオン13に近接して設けられたアイプレート
15、環状本体20の下面から下方に延出した鉛直案内
構造体30及び鉛直案内構造体30に移動自在に枢支さ
れスカート5に係合する保持機構40を有し、保持機構
40は取合金物46を備え、アイプレート15及び取合
金物46を介してクレーンにより操作されるように構成
されている。
たい場所にある容器を遠隔的に取り扱い、容器の内部収
容物を排出する。 【解決手段】胴部外周面に係合ブロックを備えると共に
下部外周面にスカート5が形成されたボウルを遠隔的に
取り扱う吊り上げ取扱装置10は、ボウルの胴部を取り
囲み係合ブロックと離脱自在に連結する環状本体20、
環状本体20の外周部に突設された一対のトラニオン1
3、トラニオン13に近接して設けられたアイプレート
15、環状本体20の下面から下方に延出した鉛直案内
構造体30及び鉛直案内構造体30に移動自在に枢支さ
れスカート5に係合する保持機構40を有し、保持機構
40は取合金物46を備え、アイプレート15及び取合
金物46を介してクレーンにより操作されるように構成
されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筒形容器又は同類
似物内の収容物を排出するための遠隔取扱装置に関す
る。
似物内の収容物を排出するための遠隔取扱装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】容器状部材に入れられた危険物をそこか
ら排出するには、遠隔的な操作が望まれる。例えば、軽
水炉の使用済燃料を再処理する核燃料再処理施設では、
固体廃棄物を洗浄する洗浄槽が設けられ、その中に固体
廃棄物を保持するボウルが装着されている。ボウルは容
器状部材であるが、その性質上且つ製作上の要求により
簡単な構造が好まれている。ボウルの形状の一例を図9
に示す。図示されるように、ボウル1は円筒形をなし、
胴部中央に枠板3が設けられている。更に下部にはスカ
ート5が設けられている。
ら排出するには、遠隔的な操作が望まれる。例えば、軽
水炉の使用済燃料を再処理する核燃料再処理施設では、
固体廃棄物を洗浄する洗浄槽が設けられ、その中に固体
廃棄物を保持するボウルが装着されている。ボウルは容
器状部材であるが、その性質上且つ製作上の要求により
簡単な構造が好まれている。ボウルの形状の一例を図9
に示す。図示されるように、ボウル1は円筒形をなし、
胴部中央に枠板3が設けられている。更に下部にはスカ
ート5が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】而して、そのボウル1
の中に保持した固体廃棄物がその中に詰まると言う問題
が発生することがある。このような場合にボウル1を取
り出し、詰まった固体廃棄物を外部に排出する必要があ
るが、洗浄槽は放射線雰囲気内にあるので、被爆防止の
ため作業員が直接接近することは好ましいことではな
い。このため、このような作業を遠隔的に行い得る装置
が求められている。従って、本発明は放射線雰囲気のよ
うな人間が近寄りがたい雰囲気、場所にある容器状部材
に容易に接近でき、且つ掴持や傾倒等の操作が容易な上
部開放容器の吊り上げ取扱装置を提供することを課題と
する。
の中に保持した固体廃棄物がその中に詰まると言う問題
が発生することがある。このような場合にボウル1を取
り出し、詰まった固体廃棄物を外部に排出する必要があ
るが、洗浄槽は放射線雰囲気内にあるので、被爆防止の
ため作業員が直接接近することは好ましいことではな
い。このため、このような作業を遠隔的に行い得る装置
が求められている。従って、本発明は放射線雰囲気のよ
うな人間が近寄りがたい雰囲気、場所にある容器状部材
に容易に接近でき、且つ掴持や傾倒等の操作が容易な上
部開放容器の吊り上げ取扱装置を提供することを課題と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】如上の課題を解決するた
め、本発明によれば、胴部外周面に係合突起を備え下部
外周面にスカート部が形成された上部開放容器を遠隔的
に取り扱う吊り上げ取扱装置は、前記胴部を取り囲み前
記係合突起と離脱自在に連結する環状本体、この環状本
体の外周部に突設された一対のトラニオン、このトラニ
オンに近接して設けられた第1の吊具連結部材、前記環
状本体の下面から下方に延出した鉛直案内構造体及びこ
の鉛直案内構造体に移動自在に枢支されスカート部に係
合する保持機構を有し、前記保持機構は第2の吊具連結
部材を備えて構成され、第1及び第2の吊具連結部材を
介して揚重装置により操作されるようになっている。好
適には、第1の吊具連結部材は着脱自在の中間連結部材
を介して揚重装置の吊具に連結されるようになってい
て、その吊具が第2の吊具連結部材とも連結自在であ
る。更には、鎖錠機構が前記鉛直案内構造体内に設けら
れ前記保持機構の上方移動に連動して前記係合突起を係
合位置に固定することにより上部開放容器が相対回転を
行うことを阻止し、これにより上部開放容器の吊り上げ
取扱装置からの離脱を防止する。更に、前記保持機構
は、第2吊具連結部材の上向き移動に連動して前記鉛直
案内構造体に結合するロック手段を有し、保持機構を鉛
直案内構造体に固定して、上部開放容器のスカートと保
持機構との連結をロックするのが好適である。
め、本発明によれば、胴部外周面に係合突起を備え下部
外周面にスカート部が形成された上部開放容器を遠隔的
に取り扱う吊り上げ取扱装置は、前記胴部を取り囲み前
記係合突起と離脱自在に連結する環状本体、この環状本
体の外周部に突設された一対のトラニオン、このトラニ
オンに近接して設けられた第1の吊具連結部材、前記環
状本体の下面から下方に延出した鉛直案内構造体及びこ
の鉛直案内構造体に移動自在に枢支されスカート部に係
合する保持機構を有し、前記保持機構は第2の吊具連結
部材を備えて構成され、第1及び第2の吊具連結部材を
介して揚重装置により操作されるようになっている。好
適には、第1の吊具連結部材は着脱自在の中間連結部材
を介して揚重装置の吊具に連結されるようになってい
て、その吊具が第2の吊具連結部材とも連結自在であ
る。更には、鎖錠機構が前記鉛直案内構造体内に設けら
れ前記保持機構の上方移動に連動して前記係合突起を係
合位置に固定することにより上部開放容器が相対回転を
行うことを阻止し、これにより上部開放容器の吊り上げ
取扱装置からの離脱を防止する。更に、前記保持機構
は、第2吊具連結部材の上向き移動に連動して前記鉛直
案内構造体に結合するロック手段を有し、保持機構を鉛
直案内構造体に固定して、上部開放容器のスカートと保
持機構との連結をロックするのが好適である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下添付の図面を参照して本発明
の実施形態を説明する。尚、本実施形態において、取り
扱われる上部開放の容器状部材は、前述の図9で説明し
たボウル1であり、その胴部の枠板3の外周面には取扱
掴持用の係合突起即ち係合ブロック7が突設されてい
る。このようなボウル1を取り扱う吊り上げ取扱装置
は、揚重装置即ちクレーンによって一元的に取り扱われ
る装置であって、全体構造が図1に示されている。図1
において、吊り上げ取扱装置10は、環状本体20、鉛
直案内構造体30、保持機構40、この鉛直案内構造体
30と保持機構40との合計重量モーメントとバランス
する重量モーメントを発生させるカウンタウェイト1
1、一対のトラニオン13及び吊具連結部材即ちアイプ
レート15を有している。環状本体20は、環状胴板2
1、切欠き付き環状底板23及び等円周間隔で配設され
環状底板23より上方位置で環状胴板21に固定された
係止天板25から主として構成されている。係止天板2
5から円周角度αだけ周方向に偏倚した位置の環状底板
23に切欠き27が形成されているが、この切欠き27
はボウル1の係合ブロック7を大きな隙間なく通し、環
状本体20を円周角度αだけ相対的に回転すると、係合
ブロック7は、各係止天板25の直下にくるようになっ
ている。
の実施形態を説明する。尚、本実施形態において、取り
扱われる上部開放の容器状部材は、前述の図9で説明し
たボウル1であり、その胴部の枠板3の外周面には取扱
掴持用の係合突起即ち係合ブロック7が突設されてい
る。このようなボウル1を取り扱う吊り上げ取扱装置
は、揚重装置即ちクレーンによって一元的に取り扱われ
る装置であって、全体構造が図1に示されている。図1
において、吊り上げ取扱装置10は、環状本体20、鉛
直案内構造体30、保持機構40、この鉛直案内構造体
30と保持機構40との合計重量モーメントとバランス
する重量モーメントを発生させるカウンタウェイト1
1、一対のトラニオン13及び吊具連結部材即ちアイプ
レート15を有している。環状本体20は、環状胴板2
1、切欠き付き環状底板23及び等円周間隔で配設され
環状底板23より上方位置で環状胴板21に固定された
係止天板25から主として構成されている。係止天板2
5から円周角度αだけ周方向に偏倚した位置の環状底板
23に切欠き27が形成されているが、この切欠き27
はボウル1の係合ブロック7を大きな隙間なく通し、環
状本体20を円周角度αだけ相対的に回転すると、係合
ブロック7は、各係止天板25の直下にくるようになっ
ている。
【0006】鉛直案内構造体30は、1つの係止天板2
5の直下で環状底板23に一体的に連結されたケーシン
グ31とこれに一体的に連結されたガイドフレーム33
とから主として構成されていて、図2の断面図に明確に
示すようにガイドフレーム33は一対の側板35,37
を有している。その側板35,37は、下部に鉛直方向
に延びた長円孔35a、37aを備え、これらの長円孔
35a、37aを介して保持機構40が取り付けられて
いる。詳細構造は後述する保持機構40の上部軸41
は、長円孔35a、37aに挿通されているが、これに
下端が連結固定された連結ロッド61は次のようにして
鎖錠機構60を構成している。即ち、特に部分水平断面
図である図4に明示されるように、ケーシング31の対
向側板にガイド部材63が添設され、これに案内されて
上下する回転防止ボックス65が連結ロッド61の上端
に固定されている。このような鎖錠機構60では、ボウ
ル1の係合ブロック7が係止天板25の下にあるとき、
回転防止ボックス65が上昇してこれを取り囲めば、係
合ブロック7の回転相対変位が阻止される。
5の直下で環状底板23に一体的に連結されたケーシン
グ31とこれに一体的に連結されたガイドフレーム33
とから主として構成されていて、図2の断面図に明確に
示すようにガイドフレーム33は一対の側板35,37
を有している。その側板35,37は、下部に鉛直方向
に延びた長円孔35a、37aを備え、これらの長円孔
35a、37aを介して保持機構40が取り付けられて
いる。詳細構造は後述する保持機構40の上部軸41
は、長円孔35a、37aに挿通されているが、これに
下端が連結固定された連結ロッド61は次のようにして
鎖錠機構60を構成している。即ち、特に部分水平断面
図である図4に明示されるように、ケーシング31の対
向側板にガイド部材63が添設され、これに案内されて
上下する回転防止ボックス65が連結ロッド61の上端
に固定されている。このような鎖錠機構60では、ボウ
ル1の係合ブロック7が係止天板25の下にあるとき、
回転防止ボックス65が上昇してこれを取り囲めば、係
合ブロック7の回転相対変位が阻止される。
【0007】次に図1、図5、図6及び図7を参照して
保持機構40の構造及び作用を説明する。図1の斜視図
の下半部に位置する保持機構40は、後述するようにク
レーンにより吊り上げられて上限位置にある状態で図示
されていて、この位置に対応した立断面が図5に示され
ている。上部軸41に基端上部が連結された略三角形状
の側板である一対のラックガイド42は連結板により一
体化されていて、そのラックガイド42の下辺部にラッ
ク43が支持されている。そのラック43に噛み合うピ
ニオン歯車44は、軸45を介してラックガイド42の
先端に回転自在に支持されていて、一対の軸45の間に
第2の吊具連結部材即ち取合金物46が固定されてい
る。上部軸41に回転自在に支持されたローラ47が、
側板35,37の長円孔35a,37aに嵌合し、側板
35,37に沿って移動自在であるが、同様なローラ4
8がラックガイド42の基端部42aの下部に軸支され
ている。従って、ラックガイド42は、図1、図5及び
図6に示された姿勢で長円孔35a,37aに沿い、そ
の許容するストロークで上下方向に動かされる。
保持機構40の構造及び作用を説明する。図1の斜視図
の下半部に位置する保持機構40は、後述するようにク
レーンにより吊り上げられて上限位置にある状態で図示
されていて、この位置に対応した立断面が図5に示され
ている。上部軸41に基端上部が連結された略三角形状
の側板である一対のラックガイド42は連結板により一
体化されていて、そのラックガイド42の下辺部にラッ
ク43が支持されている。そのラック43に噛み合うピ
ニオン歯車44は、軸45を介してラックガイド42の
先端に回転自在に支持されていて、一対の軸45の間に
第2の吊具連結部材即ち取合金物46が固定されてい
る。上部軸41に回転自在に支持されたローラ47が、
側板35,37の長円孔35a,37aに嵌合し、側板
35,37に沿って移動自在であるが、同様なローラ4
8がラックガイド42の基端部42aの下部に軸支され
ている。従って、ラックガイド42は、図1、図5及び
図6に示された姿勢で長円孔35a,37aに沿い、そ
の許容するストロークで上下方向に動かされる。
【0008】更にガイドフレーム33にピン51を介し
て基端が枢着された保持アーム53は、先端に係止片5
5を備え、後述するようにボウル1のスカート5の内側
に入り込む。そして、係止片55より若干基端側の保持
アーム53の部分と上部軸41との間に、回動自在の操
作アーム57が介装されている。従って、取合金物46
にプーリケースaを嵌合し、このプーリケースaをクレ
ーンのフックで吊り上げて保持機構40を上向きに移動
させると、吊り上げ取扱装置10が垂直姿勢を保つ範囲
内では操作アーム57が保持アーム53を反時計方向に
回動させ、上限位置で図5に示す状態となる。クレーン
による取合金物46の引き上げを停止すれば、ラックガ
イド42は、最下位置に来て図6に示す状態となり、保
持アーム53及び操作アーム57は、重力モーメントに
よりピン51の回りに時計方向に回動し、略垂直な引っ
込み姿勢となっている。更にラックガイド42を上限位
置以上に引き上げれば、吊り上げ取扱装置10即ちガイ
ドフレーム33が図7に示すように傾倒する。そうする
と、ラック43と取合金物46との関係角が変化し、ピ
ニオン歯車44が回転してラック43の先端に形成され
ていたロックピン49をガイドフレーム33の固定筒3
4に押し込み、鉛直案内構造体30と保持機構40との
相対関係が固定される。
て基端が枢着された保持アーム53は、先端に係止片5
5を備え、後述するようにボウル1のスカート5の内側
に入り込む。そして、係止片55より若干基端側の保持
アーム53の部分と上部軸41との間に、回動自在の操
作アーム57が介装されている。従って、取合金物46
にプーリケースaを嵌合し、このプーリケースaをクレ
ーンのフックで吊り上げて保持機構40を上向きに移動
させると、吊り上げ取扱装置10が垂直姿勢を保つ範囲
内では操作アーム57が保持アーム53を反時計方向に
回動させ、上限位置で図5に示す状態となる。クレーン
による取合金物46の引き上げを停止すれば、ラックガ
イド42は、最下位置に来て図6に示す状態となり、保
持アーム53及び操作アーム57は、重力モーメントに
よりピン51の回りに時計方向に回動し、略垂直な引っ
込み姿勢となっている。更にラックガイド42を上限位
置以上に引き上げれば、吊り上げ取扱装置10即ちガイ
ドフレーム33が図7に示すように傾倒する。そうする
と、ラック43と取合金物46との関係角が変化し、ピ
ニオン歯車44が回転してラック43の先端に形成され
ていたロックピン49をガイドフレーム33の固定筒3
4に押し込み、鉛直案内構造体30と保持機構40との
相対関係が固定される。
【0009】次に以上のような構成の吊り上げ取扱装置
10を用いて、ボウル1の内容物を排出する手順を説明
する。図8(a)に示すように、ボウル1を仮置台bの
上に置く。他方クレーンのフックから吊り下げられたプ
ーリケースaに吊具cを取り付け、その引掛具を吊り上
げ取扱装置10のアイプレート15に取付け、吊り上げ
取扱装置10を吊り上げて移動して、ボウル1の直上に
位置決めする。この位置決めにおいては、その環状本体
20の環状底板23の切欠き27がボウル1の係合ブロ
ック7の上に来るようにする。そして、そのまま吊り上
げ取扱装置10を降ろして行くと、係合ブロック7は、
切欠き27を通り、環状底板23の上になる。そこで、
プーリケースaにより、円周角度αだけ回動させる(図
1参照)と、係止天板25が係合ブロック7の直上にく
る。次に前述のように環状本体20を介してボウル1を
把持した吊り上げ取扱装置10をボウル1ごとクレーン
により吊り上げ、図8(b)に示すように傾倒台dの直
上まで移動する。そして、吊り上げ取扱装置10のトラ
ニオン13を傾倒台dの受台に位置合わせする。そして
吊り上げ取扱装置10をそのまま吊り降ろせば図8
(c)のようになる。図8(c)に示すように、吊り上
げ取扱装置10を傾倒台dの上に置いたまま、プーリケ
ースaを吊具cから離し、プーリケースaを保持機構4
0の取合金物46に連結し、ラックガイド42を上限位
置に来るように引き上げる。前述したように、保持機構
40の保持アーム53は反時計方向に回動し、先端の係
止片55がボウル1のスカート5の裾の下に入り込む。
更にクレーンにより取合金物46に連結されたプーリヘ
ッドaを引き上げれば、傾倒台dの上でトラニオン13
を中心にして図8(d)に示すように吊り上げ取扱装置
10が回動して傾く。この状態では、前述のようにラッ
クガイド42が鉛直案内構造体30のガイドフレーム3
3に固定されている。そして、最終的には図8(e)に
示すように、ボウル1の上部開口が下向になり、内部に
収容されていた固体廃棄物である残渣物f(ハルとも称
せられる。)が排出され、回収される。
10を用いて、ボウル1の内容物を排出する手順を説明
する。図8(a)に示すように、ボウル1を仮置台bの
上に置く。他方クレーンのフックから吊り下げられたプ
ーリケースaに吊具cを取り付け、その引掛具を吊り上
げ取扱装置10のアイプレート15に取付け、吊り上げ
取扱装置10を吊り上げて移動して、ボウル1の直上に
位置決めする。この位置決めにおいては、その環状本体
20の環状底板23の切欠き27がボウル1の係合ブロ
ック7の上に来るようにする。そして、そのまま吊り上
げ取扱装置10を降ろして行くと、係合ブロック7は、
切欠き27を通り、環状底板23の上になる。そこで、
プーリケースaにより、円周角度αだけ回動させる(図
1参照)と、係止天板25が係合ブロック7の直上にく
る。次に前述のように環状本体20を介してボウル1を
把持した吊り上げ取扱装置10をボウル1ごとクレーン
により吊り上げ、図8(b)に示すように傾倒台dの直
上まで移動する。そして、吊り上げ取扱装置10のトラ
ニオン13を傾倒台dの受台に位置合わせする。そして
吊り上げ取扱装置10をそのまま吊り降ろせば図8
(c)のようになる。図8(c)に示すように、吊り上
げ取扱装置10を傾倒台dの上に置いたまま、プーリケ
ースaを吊具cから離し、プーリケースaを保持機構4
0の取合金物46に連結し、ラックガイド42を上限位
置に来るように引き上げる。前述したように、保持機構
40の保持アーム53は反時計方向に回動し、先端の係
止片55がボウル1のスカート5の裾の下に入り込む。
更にクレーンにより取合金物46に連結されたプーリヘ
ッドaを引き上げれば、傾倒台dの上でトラニオン13
を中心にして図8(d)に示すように吊り上げ取扱装置
10が回動して傾く。この状態では、前述のようにラッ
クガイド42が鉛直案内構造体30のガイドフレーム3
3に固定されている。そして、最終的には図8(e)に
示すように、ボウル1の上部開口が下向になり、内部に
収容されていた固体廃棄物である残渣物f(ハルとも称
せられる。)が排出され、回収される。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、揚
重装置によって操作される吊り上げ取扱装置の環状本体
が上部開口容器の係合突起を挟持し、更にそのスカート
部を保持する保持機構が揚重装置により引き上げられる
ことにより上部開口容器を傾倒するので、内部収容物を
遠隔的に容易に排出させ回収することができる。更に吊
り上げ取扱装置の吊上移送と保持機構の引き上げ、傾倒
を同一の吊具により操作できるので、クレーンの吊具を
交換する必要が無く、一連の操作を短時間で行うことが
できる。更に本発明によれば、吊り上げ取扱装置の傾倒
に際し、保持機構の上方移動に連動して容器を鎖錠する
ので、予期しない回転を阻止して、操作の安全性を向上
することができる。更に保持機構も前述の傾倒操作に際
し、保持機構をロックするので、上部開口容器の予期し
ない動きを阻止して、操作がクレーンを利用して遠隔的
に行われるのにも拘わらず、取扱操作の信頼性、安全性
を保つことができる。
重装置によって操作される吊り上げ取扱装置の環状本体
が上部開口容器の係合突起を挟持し、更にそのスカート
部を保持する保持機構が揚重装置により引き上げられる
ことにより上部開口容器を傾倒するので、内部収容物を
遠隔的に容易に排出させ回収することができる。更に吊
り上げ取扱装置の吊上移送と保持機構の引き上げ、傾倒
を同一の吊具により操作できるので、クレーンの吊具を
交換する必要が無く、一連の操作を短時間で行うことが
できる。更に本発明によれば、吊り上げ取扱装置の傾倒
に際し、保持機構の上方移動に連動して容器を鎖錠する
ので、予期しない回転を阻止して、操作の安全性を向上
することができる。更に保持機構も前述の傾倒操作に際
し、保持機構をロックするので、上部開口容器の予期し
ない動きを阻止して、操作がクレーンを利用して遠隔的
に行われるのにも拘わらず、取扱操作の信頼性、安全性
を保つことができる。
【図1】本発明の実施形態の全体を示す斜視図である。
【図2】図1の一部を拡大して示す部分立断面図であ
る。
る。
【図3】図2のIII−III線に沿う立断面図である。
【図4】図2のVI−VI線に沿う平立断面図である。
【図5】前記実施形態の作用を説明するための部分断面
図である。
図である。
【図6】前記実施形態の作用を説明するための部分断面
図である。
図である。
【図7】前記実施形態の作用を説明するための部分断面
図である。
図である。
【図8】前記実施形態の作用を説明するための手順を示
す説明図である。
す説明図である。
【図9】本発明の吊り上げ取扱装置で取り扱われる上部
開口容器の位置例を示す斜視図である。
開口容器の位置例を示す斜視図である。
1 ボウル 5 スカート 7 係合ブロック 10 吊り上げ取扱装置 11 カウンタウェイト 13 トラニオン 15 アイプレート 20 環状本体 21 環状胴板 23 環状底板 25 係止天板 27 切欠き 30 鉛直案内構造体 31 ケーシング 33 ガイドフレーム 34 固定筒 35,37 側板 35a,37a 長円孔 40 保持機構 41 上部軸 42 ラックガイド 43 ラック 44 ピニオン歯車 45 軸 46 取合金物 47,48 ローラ 49 ロックピン 51 ピン 53 保持アーム 55 係止片 57 操作アーム 60 鎖錠機構 61 連結ロッド 63 ガイド部材 65 回転防止ボックス a プーリケース b 仮置台 c 吊具 d 傾倒台
Claims (5)
- 【請求項1】 胴部外周面に係合突起を備え下部外周面
にスカート部が形成された上部開放容器を遠隔的に取り
扱う装置であって、前記胴部を取り囲み前記係合突起と
離脱自在に連結する環状本体、同環状本体の外周部に突
設された一対のトラニオン、同トラニオンに近接して設
けられた第1の吊具連結部材、前記環状本体の下面から
下方に延出した鉛直案内構造体及び同鉛直案内構造体に
移動自在に枢支され前記スカート部に係合する保持機構
を有し、前記保持機構は第2の吊具連結部材を備え、前
記第1及び第2の吊具連結部材を介して揚重装置により
操作されることを特徴とする上部開放容器の吊り上げ取
扱装置。 - 【請求項2】 前記第1の吊具連結部材は着脱自在の中
間連結部材を備え、同中間連結部材と前記第2の吊具連
結部材とは同一の吊具に連結自在であることを特徴とす
る請求項1記載の上部開放容器の吊り上げ取扱装置。 - 【請求項3】 前記鉛直案内構造体内に設けられ前記保
持機構の上方移動に連動して前記係合突起を係合位置に
固定する鎖錠機構を更に有していることを特徴とする請
求項1又は請求項2記載の上部開放容器の吊り上げ取扱
装置。 - 【請求項4】 前記保持機構は、前記第2吊具連結部材
の上向き移動に連動して前記鉛直案内構造体に結合する
ロック手段を有していることを特徴とする請求項1乃至
請求項3記載の上部開放容器の吊り上げ取扱装置。 - 【請求項5】 胴部外周面に係合突起を備え下部外周面
にスカート部が形成された上部開放容器の内部収容物を
排出するに際し、前記係合突起に吊り上げ取扱装置の環
状本体を連結して吊り上げ、前記環状本体の外周部に突
設されたトラニオンを介して前記上部開放容器及び吊り
上げ取扱装置を傾倒架台上に置き、前記スカート部に連
結した前記吊り上げ取扱装置の保持機構を揚重装置によ
り引き上げて前記上部開放容器を傾倒させることを特徴
とする上部開放容器の内部収容物を排出する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07839797A JP3165656B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 上部開放容器の吊り上げ取扱装置及び上部開放容器の内部収容物を排出する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07839797A JP3165656B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 上部開放容器の吊り上げ取扱装置及び上部開放容器の内部収容物を排出する方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10273199A true JPH10273199A (ja) | 1998-10-13 |
| JP3165656B2 JP3165656B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=13660896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07839797A Expired - Fee Related JP3165656B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 上部開放容器の吊り上げ取扱装置及び上部開放容器の内部収容物を排出する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3165656B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003279687A (ja) * | 2002-03-25 | 2003-10-02 | Japan Nuclear Cycle Development Inst States Of Projects | アクチニド含有廃液処理装置 |
| FR2902571A1 (fr) * | 2006-06-16 | 2007-12-21 | Tn Int | Emballage pour matieres radioactives equipe de tourillons de de manutention amovibles |
| WO2022229565A1 (fr) * | 2021-04-30 | 2022-11-03 | Orano Nuclear Packages And Services | Ensemble ameliore comprenant un emballage de transport et/ou d'entreposage de matieres radioactives, et une structure de manutention amovible |
| WO2023083938A1 (en) * | 2021-11-12 | 2023-05-19 | Kernkraftwerk Gösgen-Däniken Ag | Overpack cask for removably receiving, handling and transporting a repository container for spent nuclear material |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP07839797A patent/JP3165656B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2022229565A1 (fr) * | 2021-04-30 | 2022-11-03 | Orano Nuclear Packages And Services | Ensemble ameliore comprenant un emballage de transport et/ou d'entreposage de matieres radioactives, et une structure de manutention amovible |
| FR3122521A1 (fr) * | 2021-04-30 | 2022-11-04 | Orano Nuclear Packages And Services | Ensemble ameliore comprenant un emballage de transport et/ou d’entreposage de matieres radioactives, et une structure de manutention amovible |
| JP2024517180A (ja) * | 2021-04-30 | 2024-04-19 | オラノ・ニュークリア・パッケージズ・アンド・サービシズ | 放射性物質を輸送および/または保管するためのパッケージングと、取り外し可能なハンドリング構造体と、を含む改良型アセンブリ |
| WO2023083938A1 (en) * | 2021-11-12 | 2023-05-19 | Kernkraftwerk Gösgen-Däniken Ag | Overpack cask for removably receiving, handling and transporting a repository container for spent nuclear material |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3165656B2 (ja) | 2001-05-14 |
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