JPH10273206A - 物品保管設備 - Google Patents

物品保管設備

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JPH10273206A
JPH10273206A JP7784597A JP7784597A JPH10273206A JP H10273206 A JPH10273206 A JP H10273206A JP 7784597 A JP7784597 A JP 7784597A JP 7784597 A JP7784597 A JP 7784597A JP H10273206 A JPH10273206 A JP H10273206A
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frame
article
lifting
article storage
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JP7784597A
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Makoto Tanaka
田中  誠
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品保管設備の高速で且つ安定な動作を確保
しながら、可及的に製造コストを低減する。 【解決手段】 上下方向及び横方向に並列する状態で位
置する複数の物品保持部1の夫々に対する物品移載位置
において、その物品保持部1と自己との間で物品の移載
を行う物品移載装置4が、昇降操作自在で且つ前記横方
向に長尺な昇降枠3に、前記横方向に移動するように支
持される物品保管設備において、昇降枠3が、その長手
方向に沿って複数に分割された枠部分3A,3B,3C
を連結して構成され、昇降枠3の長手方向の複数箇所に
作用する昇降駆動手段RDが、前記分割された枠部分3
A,3B,3Cの連結箇所とそれから離れた箇所とに作
用して、昇降枠3を昇降させるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下方向及び横方
向に並列する状態で位置する複数の物品保持部の夫々に
対する物品移載位置において、その物品保持部と自己と
の間で物品の移載を行う物品移載装置が、昇降操作自在
で且つ前記横方向に長尺な昇降枠に、前記横方向に移動
するように支持される物品保管設備に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる物品保管設備は、上下方向及び横
方向に並列する状態に配置された物品保持部に対して、
物品移載装置にて物品の移載を行い、各物品保持部に対
する物品の出し入れを行えるようにしたものである。
又、物品保持部は上下方向及び横方向に並列する状態に
配置されているので、物品移載装置が物品保持部との間
で物品の移載を行うために、物品移載装置を物品収納部
が並列する横方向に長尺の昇降枠に支持させて横方向に
移動させ、更に、その昇降枠を昇降操作することで、物
品移載装置を各物品保持部に対する物品移載位置に位置
させる。
【0003】このように物品移載装置により物品保持部
との間で物品の移載を行い、物品を搬送する構成では、
例えば、いわゆるスタッカクレーンにて物品の移載及び
搬送を行う構成に較べると、特に横方向での物品保持部
の並ぶ長さが長い場合に、スタッカクレーンによるもの
では昇降機構を備えた走行体全体を移動させる必要があ
るので移動する部分の重量が大となるのに対し、物品移
載装置を昇降枠に支持させて移動させる構成とすること
で、横方向での移動にかかる部分の重量を小さいものと
でき、高速に移動させることができるものとなる。とこ
ろで、このように物品移載装置を支持する昇降枠は、従
来、物品移載装置を横方向に移動自在に支持するための
主体部分を、長尺で且つ単一の構成部材にて形成するの
が一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、上記の単一の構成部材を、物品移載装置を
支持するために必要な強度を有し、且つ、長尺に形成す
る必要があり、製造装置の大型化等により製造コストの
増大を招く不都合があった。このような不都合を回避す
るためには、比較的短尺の構成部材を連結して昇降枠を
構成することも考えられるが、その連結部分の強度が不
十分となり易いことから、昇降枠の昇降動作や物品移載
装置の移動動作が不安定なものとなる虞れがあり、逆に
その連結部分の強度を大きくしようとすると昇降枠の構
成が複雑化してしまい、製造コストの増大にもつなが
る。本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、物品保管設備の高速で且つ安定な動作
を確保しながら、可及的に製造コストを低減する点にあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記請求項1記載の構成
を備えることにより、物品移載装置を支持する長尺の昇
降枠は、その長手方向に沿って複数に分割された枠部分
を連結して構成され、その昇降枠を昇降操作するについ
ては、昇降駆動手段の操作力を枠部分の連結箇所とそれ
から離れた箇所とに作用させて昇降させる。従って、昇
降枠自身の荷重や昇降枠に支持される物品移載装置の荷
重等により枠部分の連結箇所にかかる力が緩和されるこ
とになり、昇降枠の耐久性が向上するともに、昇降枠の
昇降動作や物品移載装置の移動動作の安定性を向上で
き、もって、物品保管設備の高速で且つ安定な動作を確
保しながら、可及的に製造コストを低減できるに至っ
た。
【0006】又、上記請求項2記載の構成を備えること
により、昇降枠を昇降自在に案内するために昇降案内柱
の複数本が地上側に立設されているが、この昇降案内柱
の間に物品保持部が備える物品保管棚が配置されてい
る。従って、昇降案内柱が物品移載装置の横方向への移
動経路に出っ張るのを抑制でき、物品移載装置の設計自
由度が昇降案内柱の存在のために制限されることが可及
的に回避でき、実施製作面で有利なものとできる。しか
も、昇降枠の両端部及び隣接する枠部分の連結部が昇降
案内柱にて案内されるので、枠部分の連結箇所に昇降操
作力と昇降案内のための力が集中して作用するものとな
り、物品保管設備の動作を一層安定化できる。
【0007】又、上記請求項3記載の構成を備えること
により、バランスウェイトによって昇降枠の両端部及び
隣接する枠部分の連結に上方側へ付勢力が作用する。従
って、昇降枠の昇降操作するのに必要となる駆動力が軽
減され、昇降枠を昇降操作する機構の簡素化を図れる。
【0008】又、上記請求項4記載の構成を備えること
により、昇降枠は、それの枠部分の連結箇所に連結され
ている昇降操作体が駆動装置により昇降操作されること
で昇降する。この昇降枠の昇降に伴って、昇降操作体の
連結箇所に近接する箇所に備えられた回転咬合体が、昇
降枠の昇降経路に沿って設置されている被咬合体との相
対移動により回転し、その回転咬合体と一体回転するよ
うに連動連結されている回転咬合体が回転し、その回転
咬合体が咬合する被咬合体に対して相対移動する。これ
によって、昇降操作体の連結箇所から昇降枠長手方向に
離れた箇所に昇降操作力が伝達され、昇降枠が適正姿勢
を維持した状態で安定的の昇降するとともに、昇降操作
力が回転咬合体の一体回転によって伝達されるので、昇
降枠の姿勢の経時変化を少ないものとでき、長期の使用
に亘って昇降枠を適正姿勢に維持することが可能とな
る。
【0009】又、上記請求項5記載の構成を備えること
により、昇降枠の長手方向の複数箇所に、昇降枠を上方
側に付勢するバランスウェイトが連結されているので、
昇降駆動手段にかかる負荷を昇降枠長手方向においてバ
ランス良く軽減できるものとなり、昇降駆動手段の構成
の簡素化を図れると共に、昇降枠の昇降操作を一層安定
化できる。
【0010】又、上記請求項6記載の構成を備えること
により、昇降枠に連結される回動無端体を駆動装置にて
巻回駆動することで昇降枠が昇降操作されるのである
が、昇降枠を上方側に付勢するバランスウェイトはこの
回動無端体に取り付けられている。従って、バランスウ
ェイトを備えるための構成と、昇降枠を昇降操作するた
めの構成とを兼用でき、構成の簡素化を図ることができ
る。しかも、昇降操作体として回動無端体に取り付けら
れるバランスウェイトは複数のものの一部であるが、残
りのバランスウェイトもバランスウェイト支持用の回動
無端体に取り付けられて、複数のバランスウェイトの支
持構成の統一が図られており、この点でも構成の簡素化
を図れる。
【0011】又、上記請求項7記載の構成を備えること
により、昇降枠における昇降操作体との連結箇所に昇降
駆動力が作用して昇降枠が昇降移動すると、ピニオンが
回転軸を介して連動状態でラックとの相対変位により回
転する。従って、昇降枠の昇降移動によってピニオンが
的確に回動し、その駆動力が回転軸を介して的確に他の
ピニオンに伝達され、昇降枠が適正姿勢を維持した状態
で円滑に昇降すると共に、昇降枠の姿勢の経時変化を抑
制できる。もって、可及的に構成の簡素化を図りなが
ら、設備の管理に要する手間を低減できるに至った。
【0012】又、上記請求項8記載の構成を備えること
により、昇降枠には回動無端体としてタイミングベルト
が連結されて昇降駆動され、駆動装置に駆動力が昇降枠
に的確に伝達される。タイミングベルトにて構成される
回動無端体における、昇降枠の荷重により張り側となる
部分には固定式のテンションプーリが設けられ、緩み側
となる部分には回動無端体に対する圧接側に弾性付勢さ
れた可動式のテンションプーリが設けられている。つま
り、張り側では必要なテンションをかけて昇降枠の昇降
駆動力の伝達を的確なものとし、緩み側ではタイミング
ベルトの伸びの吸収等のために可動式のテンションプー
リによって適度なテンションを維持することで、駆動装
置による昇降枠の昇降駆動を的確に行える。
【0013】又、上記請求項9記載の構成を備えること
により、昇降枠において横方向に移動自在に支持される
物品移載装置は、物品保管棚の横方向に巻回される横動
用タイミングベルトの横方向移動部分に接続されて、横
動駆動用のモータによる横動用タイミングベルトの巻回
駆動によって横方向に移動駆動される。従って、横動駆
動用のモータの駆動力は横動用タイミングベルトにて確
実に伝達され、横方向に長尺の昇降枠においても物品移
載装置の横方向への移動を的確に行うことができる。
【0014】又、上記請求項10記載の構成を備えるこ
とにより、物品移載装置の横方向への移動駆動は、上述
のように、横動用タイミングベルトの巻回駆動によって
行われるのであるが、その横動用タイミングベルトはエ
アシリンダにて張り側に付勢されたプーリにてテンショ
ンがかけられている。つまり、昇降枠が横方向に長尺で
あることに伴って横動用タイミングベルトも長尺となる
ので、横動用タイミングベルトにかける必要のあるテン
ションも大となるが、このテンションをエアシリンダの
付勢力によってかけることで、スプリング等の通常の付
勢手段によりテンションをかける場合に較べて、確実に
テンションをかけながら、しかも、装置構成の小型化を
図れる。
【0015】又、上記請求項11記載の構成を備えるこ
とにより、物品移載装置は、吊下げ状態で昇降枠に支持
されて走行案内される。昇降枠は、昇降枠の昇降経路に
備えられた被咬合体と咬合自在な回転咬合体や、その回
転咬合体を連動連結するための機構が設けられ、更に
は、昇降枠を昇降操作するための昇降操作体が連結され
る。従って、これら回転咬合体等の存在によって、物品
移載装置を昇降枠に移動自在に支持させるための構成が
制限を受けるものとなる。このような場合において、物
品移載装置を昇降枠に吊下げ状態で走行案内されるよう
にすることで、物品移載装置を安定性良く支持できるも
のとしながら、多物との干渉を回避し易いものとでき、
実施製作面で有利なものとできる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の物品保管設備の実
施の形態を図面に基づいて説明する。物品保管設備は、
図1乃至図3に示すように、前後に所定間隔を隔てて一
対備えられた物品保管棚2A,2Bと、これらの物品保
管棚2A,2Bに対して物品の収納及び取出しを行うた
めの物品搬送装置CTとが備えられて構成されている。
尚、図1では、図面を見やすくするために前側の物品保
管棚2Aの図示を省略している。又、本実施の形態にお
いては、特に指定のない限り、上記のように物品保管棚
2A,2Bの並び方向を前後方向として方向を表すもの
とする。物品保管棚2A,2Bは、物品の一例としてコ
ンテナCを収納保管するものであり、コンテナCの一個
を収納する物品保持部1が上下方向及び横方向に並列す
る状態で複数備えられて構成されている。
【0017】一対の物品保管棚2A,2Bの夫々は、掛
け渡される枠によって互いに連結される前後一対の支柱
6が横方向に複数並べて備えられ、その前後一対の支柱
6の夫々に間に、上下方向に所定間隔をあけて複数の横
フレーム7が前後一対に架設連結され、各支柱6の上端
部が一対の物品保管棚2A,2Bに亘る状態で連結杆8
にて連結されて構成されている。又、前後一対の横フレ
ーム7には、コンテナCの左右両端底部を支持するべく
所定間隔をあけて前後方向に沿って架設連結された多数
の係止部材(図示を省略)が取り付けられている。この
係止部材は、コンテナCの横移動を阻止するように断面
略L字状に形成され、この係止部材の一対によって上記
物品保持部1が形成される。
【0018】物品搬送装置CTは、一対の物品保管棚2
A,2Bの前後中間部に配置される昇降枠3及び昇降枠
3に横方向に移動自在に支持される物品移載装置4と、
昇降枠3の昇降案内用の昇降案内柱5及び昇降枠3の昇
降駆動用の駆動装置DMとを主要部として構成されてい
る。昇降案内柱5は、後方側の物品保管棚2Bに入り込
む状態で地上側に立設され、隣接する昇降案内柱5の間
に物品保管棚2Bが配設されるものとなっている。昇降
枠3は、3本の枠部分3A,3B,3Cが長手方向に一
列になる状態で連結されて構成され、3本の枠部分3
A,3B,3Cは、隣接する昇降案内柱5の間隔に対応
する長さで分割されたものとなっている。従って、昇降
枠3の全体の長さは、物品保管棚2A,2Bの横幅にほ
ぼ一致し、横方向に長尺に形成されている。
【0019】昇降枠3には、横方向に並べて立設されて
いる4本の昇降案内柱5に案内されるために、概略斜視
図である図4、昇降枠3を側断面視で示す図5及び平面
視により昇降案内柱5の断面を拡大して示す図6のよう
に、昇降案内柱5の夫々に対応して、物品保管棚2B側
の面に昇降体10が備えられ、昇降体10に取り付けら
れている4つのローラ10aが昇降案内柱5のガイド用
凸部5aの前後両面に接当して昇降案内される。昇降枠
3を構成する3本の枠部分3A,3B,3Cは、夫々の
端部が昇降体10に固定されることによって連結されて
おり、更に、図示を省略するが、連結される枠部分3
A,3B,3Cに亘る状態で配置される補強板によって
も連結固定されている。
【0020】次に、この昇降枠3を昇降させる昇降駆動
手段RDについて説明する。昇降駆動手段RDは、図1
において、4本の昇降案内柱5の左右の2本の夫々に対
応して別個に2組備えられている。これら2組の昇降駆
動手段RDは、対象配置されていることを除いては基本
的に同一構成であり、その一方についてのみ説明する。
昇降駆動手段RDは、駆動装置DMすなわち減速機構付
きの電動モータM1にて昇降操作される昇降操作体UD
としての昇降操作用の回動無端体11と、一体回転する
ように連動連結された回転咬合体RTとしてのピニオン
18と、ピニオン18が咬合自在な被咬合体STとして
のラック19とを備えて構成される。回動無端体11
は、図7の概略斜視図,図8及び図9に示すように、電
動モータM1の駆動軸に取り付けられた歯付きの駆動プ
ーリ12と二つの歯付きの従動プーリ13a及び歯無し
の従動プーリ13bとに亘る状態で主には上下方向に巻
回され、昇降体10すなわち枠部分3A,3B,3Cの
連結箇所に連結されている。回動無端体11は、具体的
にはタイミングベルトにて構成されている。
【0021】回動無端体11の途中には、上記の昇降体
10の他に、昇降枠3を上方側に付勢するようにバラン
スウェイト16が取り付けられているが、昇降枠3によ
る荷重を完全に補償するものではなく、昇降枠3の上部
側と駆動プーリ12との間の部分が昇降枠3の荷重によ
る張り側となり、昇降枠3の下部側と駆動プーリ12と
の間の部分が緩み側となる。この張り側においては固定
式のテンションプーリ14にてテンションをかけ、緩み
側においては可動式のテンションプーリ15にてテンシ
ョンをかけるものとなる。可動式のテンションプーリ1
5は、それの支持部材15aが揺動自在に軸支され、図
示しないスプリング等の付勢手段により、回動無端体1
1に対する圧接側に弾性付勢されている。これら両テン
ションプーリ14,15の協働により、回動無端体11
に適度なテンションがかけられる。尚、上記従動プーリ
13bも、回動無端体11の進路を屈曲させることで結
果的に回動無端体11にテンションをかけることになっ
て、固定式のテンションプーリとして機能し得るもので
あり、テンションプーリ14を省略することも可能であ
る。
【0022】ピニオン18は、図4及び図5に示すよう
に、昇降枠3における昇降体10の取り付け箇所の夫々
に、水平軸芯回りに回動自在に取り付けられ、この4つ
のピニオン18は、左右の二つずつが夫々一対となって
回転軸20によって連動連結されている。ピニオン18
が噛合するラック19は、ピニオン18の夫々に対応し
て、昇降案内柱5の昇降枠3側の端部に昇降枠3の昇降
経路に沿って取り付けられている。つまり、昇降枠3に
おける、回動無端体11の連結箇所に近接する箇所とそ
の箇所から昇降枠長手方向に離れた箇所の夫々に、一体
回転するように連動連結されたピニオン18が設けられ
るものとなっている。又、上記回動無端体11の連結箇
所から昇降枠長手方向に離れた箇所のピニオン18に対
応する昇降体10には、図7に示すように、バランスウ
ェイト支持用の回動無端体17が接続されている。バラ
ンスウェイト支持用の回動無端体17は、駆動装置DM
に昇降操作される回動無端体11の巻回構成と同様の巻
回構成としているが、駆動装置DMが備えられず、昇降
駆動力が作用しない点で異なる。
【0023】従って、回動無端体11における昇降枠3
との連結箇所が電動モータM1の駆動力により昇降する
に伴って、その連結箇所近くに位置するピニオン18が
回転し、その回転が回転軸20を介して他方のピニオン
18に伝達され、バランスウェイト支持用の回動無端体
17の連結箇所近くにおいても昇降駆動力が作用するこ
とになり、昇降駆動手段RDは、枠部分3A,3B,3
Cの連結箇所とそれから離れた箇所とに作用して昇降枠
3を昇降させる。又、回転軸20によって連動連結され
ている一対のピニオン18に着目すると、これらに直接
的に関連する二つのバランスウェイト16のうちの一部
が昇降駆動のための回動無端体11に取り付けられ、バ
ランスウェイト支持用の回動無端体17に残部が取り付
けられていることになる。尚、バランスウェイト16
は、何れも、図6に示すように、平面視による断面が略
コの字状の昇降案内柱5の内部空間において昇降案内さ
れるように配置されて、昇降枠3を上方側に付勢してい
る。
【0024】昇降枠3にて横方向に移動自在に支持され
る物品移載装置4は、図10及び図11に示すように、
昇降枠3に吊下げ状態で走行案内される。この走行案内
のために、物品移載装置4には、昇降枠3の上面側に形
成される上部案内用凸部3aの上面及び前後両面に接当
する上部ローラ21と、昇降枠3の下方前面側の前面側
案内部3bに接当する側部ローラ22と、昇降枠3の下
面側に形成される下部案内用凸部3cに接当する鍔付き
ローラ23とが、走行フレーム24に取り付けられて備
えられている。
【0025】この走行フレーム24に、物品移載装置4
の移動方向に並ぶ状態で一対の支持フレーム25が下方
に延びる状態で取り付けられ、一対の支持フレーム25
によって物品搭載部26が前後方向に揺動自在に支持さ
れている。物品搭載部26には、正面視でコの字状の下
部フレーム27上に、各物品保持部1との間でコンテナ
Cを移載するための機構が、図11に示すように、横方
向に2個並ぶ状態で設けられている。この二つの移載機
構は、同一構成で各独立に動作するものであり、いずれ
も、出退装置28にて、搬送するコンテナCを載置する
物品載置台29を前後方向(物品保持部1に対する接近
離間方向)に出退操作自在に構成されている。
【0026】物品載置台29を出退自在とするために、
物品載置台29全体が、下部フレーム27上に設置され
た直線移動ガイド機構32に支持され、物品載置台29
を出退操作する出退装置28は、図10に示すように、
物品載置台29側に取り付けられたラック28aと、下
部フレーム27上に取り付けられた電動モータM2と、
その電動モータM2の回転軸に取り付けられてラック2
8aに噛合するピニオン28bとから構成されている。
電動モータM2の駆動力により、物品載置台29全体が
直線移動ガイド機構32に案内されて前後に移動する。
【0027】物品載置台29の夫々には、図10に示す
ように、コンテナCの下端側部に形成されている係止部
を係止して、物品保持部1に収納されているコンテナC
を物品載置台29に引き込むため、並びに、物品載置台
29に載置されているコンテナCを物品保持部1に押し
込むためのフック30が、チェーン31に一対に取り付
けられて設けられ、そのチェーン31を巻回駆動する電
動モータM3によって前後に移動する。
【0028】上記構成の物品搭載部26を揺動駆動する
ために、一対の支持フレーム25の夫々に、電動モータ
M4と、電動モータM4の回転軸に取り付けられた駆動
ギヤ33とが設けられ、物品搭載部26の下部フレーム
27の上端から上方側へ連設される状態で、上記駆動ギ
ヤ33と噛合する円弧状ギヤ34が設けられ、二つの電
動モータM4を同期運転して物品搭載部26の全体を揺
動操作する。
【0029】物品保持部1に収納されているコンテナC
を物品移載装置4に移載するときは、フック30を物品
保持部1側の端部に位置させた状態で、出退装置28の
電動モータM2及び揺動駆動用の電動モータM4を作動
させて、フック30をコンテナCの下端側部に形成され
ている係止部に係止される状態とした後、電動モータM
3を作動させてコンテナCを物品載置台29上に引き込
み、物品載置台29を元に姿勢に戻す。一方、物品移載
装置4に搭載されているコンテナCを物品保持部1に収
納するときは、ほぼ上記と逆の動作となる。尚、物品移
載装置4が、これらの動作をするための電力は、図10
に示すように、走行フレーム24の下端位置に取り付け
られた集電子35が、昇降枠3の下面側に取り付けられ
た給電線36に接触することで地上側から供給される。
【0030】物品移載装置4を昇降枠3に沿って物品保
管棚2A,2Bの横方向に移動させるために、昇降枠3
に、図12に概略的に示すように、物品保管棚2A,2
Bの横方向に巻回される横動用タイミングベルト37
と、その横動用タイミングベルト37を巻回駆動する横
動駆動用のモータである電動モータM5とが備えられ、
横動用タイミングベルト37の横方向移動部分、具体的
には、上下の並んで互いに逆方向に移動する状態で存在
する横動用タイミングベルト37の横方向移動部分のう
ちの上側のものに物品移載装置4が接続されている。横
動用タイミングベルト37は、昇降枠3の長手方向両端
に振り分け配置される駆動プーリ38と従動プーリ39
とに亘って巻回され、駆動プーリ38は、図13及び図
14に示すように、二つのプーリ40a,40b及びタ
イミングベルト40cを介して電動モータM5にて回動
駆動される。タイミングベルト40cは、テンションプ
ーリ40d,40eによって適度なテンションがかけら
れている。
【0031】一方、従動プーリ39は、図15及び図1
6に示すように、従動プーリ39の回転軸を回動自在に
支持する支持体41が、物品保管棚2A,2Bの横方向
(物品移載装置4の移動方向)に沿う姿勢で配置される
上下一対のガイド棒42a,42bに外嵌して横方向に
移動自在となる状態で設けられていることから、従動プ
ーリ39自体も横方向に移動自在となっている。そし
て、従動プーリ39を支持する支持体41には、エアシ
リンダ43の駆動軸43aが連結され、そのエアシリン
ダ43にて横動用タイミングベルト37を張り側に付勢
している。
【0032】上記構成の物品保管設備は、図示しないコ
ントローラから、物品保管棚2A,2Bの何れかの物品
保持部1に収納されているコンテナCの取出しが指令さ
れると、図示しない各種センサにて上下方向での昇降枠
3の位置及び物品移載装置4の物品保管棚2A,2Bの
横方向での位置を検出しながら、電動モータM1,M5
の駆動力により、二つの物品載置台29の何れかが物品
保持部1と向かい合う状態となる物品移載位置に位置す
るように昇降枠3及び物品移載装置4を移動させる。物
品移載装置4が適正位置で停止すると、上述のようにし
て物品保持部1からコンテナCを取出し、昇降枠3及び
物品移載装置4を他の物品保持部1かあるいは物品保管
装置外の搬送装置と連通している箇所へ移動させ、物品
移載装置1からコンテンCを降ろす。物品保管装置に新
たにコンテナCを収納する場合は、上記とほぼ逆の動作
を行う。
【0033】〔別実施形態〕以下、別実施形態を列記す
る。 上記実施の形態では、昇降案内柱5を4本備える場
合を例示しているが、3本又は5本以上でも良く、又、
必ずしも全ての昇降案内柱5に対応して枠部分の端部を
連結支持する必要もない。 上記実施の形態では、昇降枠3の両端部のみならず
それの中間箇所の枠部分の連結箇所においても昇降案内
する構成としているが、昇降枠3の枠部分の連結箇所で
は、昇降案内を省略し、単に昇降駆動手段RDの昇降駆
動力を作用させるだけの構成としても良い。この場合、
昇降駆動手段RDによって、昇降枠3の長手方向の複数
箇所に昇降駆動力を作用させるための構成としては、例
えば、上記実施の形態における従動プーリ13a等を連
動連結すれば良い。
【0034】 上記実施の形態では、回転咬合体R
T,被咬合体STとして、ピニオン18,ラック19を
夫々例示しているが、ラック19を備えずに、昇降案内
柱5の表面をラック19の歯の部分と同様の形状に形成
しても良い。又、回転咬合体RTとして円板の周面に略
円柱状の突起を配列し、被咬合体STとして前記突起の
形状に適合する穴を配列する等、回転咬合体RTと被咬
合体STの咬合の態様は種々変更可能である。
【0035】 上記実施の形態では、駆動装置DMに
よって昇降操作される昇降操作体UDとして回動無端体
11を例示しているが、昇降操作体UDとしてワイヤを
用い、そのワイヤを駆動装置にて巻き取り駆動すること
で、昇降枠3を昇降駆動する構成としても良い。 上記実施の形態では、昇降枠3を昇降駆動するため
の昇降操作体UDである回動無端体11として、タイミ
ングベルト11を例示しているが、このタイミングベル
ト11の代わりに、例えば、チェーンを用いても良い。
【0036】 上記実施の形態では、枠部分3A,3
B,3Cを連結支持する昇降体10に回動無端体11を
連結し、回動無端体11を巻回駆動することにより昇降
枠3を昇降させる構成としているが、昇降体10自体に
上記実施の形態におけるピニオン18を回動駆動するモ
ータ等の駆動装置を備えて、昇降枠3を昇降させる構成
としても良い。 上記実施の形態では、昇降枠3の各昇降体10のう
ちの内側の二つに昇降操作用の回動無端体11が連結さ
れ、その回動無端体11を駆動装置DMにて昇降操作す
る構成としているが、図17に示すように、外側の二つ
の昇降体10に連結される回動無端体を駆動装置DMに
て昇降駆動する構成としても良い。この場合において
も、昇降駆動手段RDが、分割された枠部分3A,3
B,3Cの連結箇所とそれから離れた箇所とに作用し
て、昇降枠3を昇降させるものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる物品保管設備の正
面図
【図2】本発明の実施の形態にかかる物品保管設備の平
面図
【図3】本発明の実施の形態にかかる物品保管設備の側
面図
【図4】本発明の実施の形態にかかる要部概略斜視図
【図5】本発明の実施の形態にかかる要部側面図
【図6】本発明の実施の形態にかかる昇降案内柱の平面
視による断面図
【図7】本発明の実施の形態にかかる要部概略斜視図
【図8】本発明の実施の形態にかかる駆動装置の側面図
【図9】本発明の実施の形態にかかる駆動装置の裏面図
【図10】本発明の実施の形態にかかる物品移載装置の
側面図
【図11】本発明の実施の形態にかかる物品移載装置の
平面図
【図12】本発明の実施の形態にかかる要部概略斜視図
【図13】本発明の実施の形態にかかる昇降枠の要部正
面図
【図14】本発明の実施の形態にかかる昇降枠の要部側
面図
【図15】本発明の実施の形態にかかる昇降枠の要部正
面図
【図16】本発明の実施の形態にかかる昇降枠の要部平
面図
【図17】本発明の別実施形態にかかる物品保管設備の
正面図
【符号の説明】
1 物品保持部 2B 物品保管棚 3 昇降枠 3A,3B,3C 枠部分 4 物品移載装置 5 昇降案内柱 11 回動無端体 14 固定式のテンションプーリ 15 可動式のテンションプーリ 16 バランスウェイト 17 バランスウェイト支持用の回動無端
体 18 ピニオン 19 ラック 37 横動用タイミングベルト 43 エアシリンダ DM 駆動装置 M5 横動駆動用のモータ RD 昇降駆動手段 RT 回転咬合体 ST 被咬合体 UD 昇降操作体

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向及び横方向に並列する状態で位
    置する複数の物品保持部の夫々に対する物品移載位置に
    おいて、その物品保持部と自己との間で物品の移載を行
    う物品移載装置が、昇降操作自在で且つ前記横方向に長
    尺な昇降枠に、前記横方向に移動するように支持される
    物品保管設備であって、 前記昇降枠が、その長手方向に沿って複数に分割された
    枠部分を連結して構成され、 前記昇降枠の長手方向の複数箇所に作用する昇降駆動手
    段が、前記分割された枠部分の連結箇所とそれから離れ
    た箇所とに作用して、昇降枠を昇降させるように構成さ
    れている物品保管設備。
  2. 【請求項2】 前記昇降枠を昇降自在に案内する昇降案
    内柱の複数本が、地上側に立設され、隣接する昇降案内
    柱の間に、前記物品保持部を備えるように構成された物
    品保管棚が配設され、 前記昇降枠の枠部分が、隣接する昇降案内柱の間隔に対
    応する長さで分割されて、前記昇降枠の両端部及び隣接
    する枠部分の連結部が、前記昇降案内柱にて案内される
    ように構成されている請求項1記載の物品保管設備。
  3. 【請求項3】 前記昇降枠の両端部及び隣接する枠部分
    の連結部に、上方側に付勢するバランスウェイトが連結
    されている請求項1又は2記載の物品保管設備。
  4. 【請求項4】 前記昇降駆動手段が、 駆動装置によって昇降操作され、且つ、前記分割された
    枠部分の連結箇所に連結される昇降操作体と、 前記昇降枠における、前記昇降操作体の連結箇所に近接
    する箇所とその箇所から昇降枠長手方向に離れた箇所の
    夫々に、一体回転するように連動連結された回転咬合体
    と、 それら回転咬合体の夫々に対応させて前記昇降枠の昇降
    経路に沿って設置されて、それら回転咬合体が咬合自在
    な被咬合体とを備えて、 前記駆動装置による前記昇降操作体の昇降操作によっ
    て、前記昇降枠を昇降させるように構成されている請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の物品保管設備。
  5. 【請求項5】 前記昇降枠の長手方向の複数箇所に、上
    方側に付勢するバランスウェイトが連結されている請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の物品保管設備。
  6. 【請求項6】 前記昇降操作体が、上下方向に巻回され
    て、前記昇降枠の連結部が昇降される回動無端体にて構
    成されて、その回動無端体に、前記複数のバランスウェ
    イトの一部が取り付けられ、 上下方向に巻回されて、前記昇降枠が連結されたバラン
    スウェイト支持用の回動無端体に、前記複数のバランス
    ウェイトのうちの残部が取り付けられている請求項5記
    載の物品保管設備。
  7. 【請求項7】 前記被咬合体が、前記昇降案内柱に取り
    付けられたラックにて構成され、一体回転する複数の回
    転咬合体が前記ラックに咬合するピニオンであり、前記
    昇降枠にその長手方向に沿う姿勢で設置した回転軸に、
    前記ピニオンが一体回転するように取り付けられている
    請求項6記載の物品保管設備。
  8. 【請求項8】 前記回動無端体がタイミングベルトにて
    構成され、 前記回動無端体における、前記昇降枠の荷重により張り
    側となる部分に固定式のテンションプーリが設けられ、
    緩み側となる部分に、回動無端体に対する圧接側に弾性
    付勢された可動式のテンションプーリが設けられている
    請求項6又は7記載の物品保管設備。
  9. 【請求項9】 前記昇降枠に、前記横方向に巻回される
    横動用タイミングベルトと、その横動用タイミングベル
    トを巻回駆動する横動駆動用のモータとが備えられ、 前記横動用タイミングベルトにおける横方向移動部分に
    前記物品移載装置が接続されている請求項1〜8のいず
    れか1項に記載の物品保管設備。
  10. 【請求項10】 前記横動用タイミングベルトを巻回す
    るためのプーリが、エアシリンダにて張り側に付勢され
    ている請求項9記載の物品保管設備。
  11. 【請求項11】 前記物品移載装置は、前記昇降枠に吊
    下げ状態で走行案内されるように構成されている請求項
    1〜10のいずれか1項に記載の物品保管設備。
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