JPH10273469A - 2環性キノン誘導体、製造法および剤 - Google Patents

2環性キノン誘導体、製造法および剤

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JPH10273469A
JPH10273469A JP10020100A JP2010098A JPH10273469A JP H10273469 A JPH10273469 A JP H10273469A JP 10020100 A JP10020100 A JP 10020100A JP 2010098 A JP2010098 A JP 2010098A JP H10273469 A JPH10273469 A JP H10273469A
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JP
Japan
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alkyl
carbonyl
aryl
alkoxy
carbamoyl
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Application number
JP10020100A
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English (en)
Inventor
Kaneyoshi Katou
金芳 加藤
Taiichi Oura
泰一 邑楽
Masaomi Miyamoto
政臣 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ミトコンドリア機能賦活作用を有し、アルツハ
イマー病予防・治療剤として有用な化合物の提供。 【解決手段】式 【化1】 〔式中、R1、R2は低級アルキル、またはR1とR2は互
いに結合して環を形成;Xは主鎖の原子数1ないし15
のスペーサー;Yはアシル、それぞれ置換基を有してい
てもよいヒドロキシ、アミノまたは芳香族基;A環は
−X−Yの外に置換基をさらに有していてもよい5〜8
員環を示す〕で表わされる化合物またはその塩。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れたミトコンド
リア機能賦活作用を有する2または3環性キノン化合
物、その製造法およびアルツハイマー病等の治療に有効
な剤に関する。
【0002】
【従来の技術】アルツハイマー病、パーキンソン病など
の神経変性疾患は近年の老齢化社会の到来とともに急激
に増加しており、これらの神経変性疾患の予防・治療薬
に対する需要が高まってきている。最近、上記疾患の発
症要因の一つとして、ミトコンドリア複合体の機能低下
が挙げられるようになった。ミトコンドリアは全ての動
物細胞内に存在し、電子伝達システムを介して細胞の活
動に必要なエネルギー生産を担っている。しかしなが
ら、ミトコンドリアおよびミトコンドリア遺伝子は、電
子伝達異常による酸化的ストレス(例えば、活性酸素種
によるラジカル的攻撃等)に対して脆弱なため、その結
果、エネルギー代謝の低下、細胞の変性に至る。特に脳
細胞においては、エネルギー要求量が高いため、ミトコ
ンドリアはより変性を受けやすく、老化に伴うミトコン
ドリア電子伝達異常による、いわゆる脳ミトコンドリア
障害が惹起される〔プロシーディング・オブ・ナショナ
ル・アカデミー・オブ・サイエンシス(Proceeding of
National Academy of Sciences)USA;91巻、8731−
8738頁(1994)等〕。電子伝達系には、酸化・還元シス
テムの補酵素として、特殊なキノン化合物であるユビキ
ノンが必須であることから、ユビキノンのキノン部分を
生かした誘導体が合成されている。
【0003】ミトコンドリア機能賦活作用、神経成長因
子産生増強作用を有する化合物としては、イデベノン
〔6−(10−ヒドロキシデシル)−2,3−ジメトキ
シ−5−メチル−1,4−ベンゾキノン〕が知られてい
る〔特開昭56−97223号公報、USP4,436,
753、特開平3−81218号公報、USP5,05
9,627、バイオケミカル・アンド・バイオフィジカ
ル・リサーチ・コミュニケーションズ(Biochemical an
d Biophysical Research Communications)125巻、1046
−1052頁(1984)等〕。
【0004】一方、2環性または3環性キノン化合物と
しては、以下の化合物が知られている。 1) 特開昭59−128348号には、式
【化8】 で表される化合物が、プロスタグランジン生合成阻害作
用を有し、非ステロイド性消炎鎮痛剤として有用である
ことが記載されている。 2) ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソ
サイティー(Journal ofthe American Chemical Societ
y),112巻,1897-1905頁(1990)には、式
【化9】 で表される化合物が記載されている。 3) ジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイティー・
パーキン・トランザクションズ(Journal of the Chemi
cal Society Perkin Transactions),1,2979-2988頁
(1990)には、式
【化10】 で表される化合物が、抗腫瘍活性を有することが記載さ
れている。 4) オーストラリアン・ジャーナル・オブ・ケミストリ
ー(Australian Journalof Chemistry),29巻,179-19
0頁(1976)には式
【化11】 で表される化合物が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】アルツハイマー病など
の治療のための、ミトコンドリア障害を抑える薬剤の研
究は、抗酸化剤を中心に進められてはいるものの、上記
の公知化合物とは化学構造が異なり、優れたミトコンド
リア機能賦活作用を有し、かつ医薬品として十分満足で
きる化合物の開発が切望されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ミトコン
ドリア機能賦活作用を有する化合物につき、種々検討し
た結果、式
【化12】 (式中の各記号は下記と同意義)で表される2または3
環性キノン骨格のA環が、式 −X−Y(式中の各記号
は下記と同意義)で表される基で置換されていることに
化学構造上の特徴を有する、式
【化13】 〔式中、R1およびR2はそれぞれ低級アルキル、または
R1とR2は互いに結合して環を形成してもよく、Xは主
鎖の原子数1ないし15のスペーサー、Yはアシル、置
換基を有していてもよいヒドロキシ、置換基を有してい
てもよいアミノまたは置換基を有していてもよい芳香族
基、A環は式 −X−Y(式中、各記号は前記と同意義
を示す)で表される基の外に置換基をさらに有していて
もよい5ないし8員環を示す〕で表される化合物または
その塩〔以下、化合物(I)と略記する〕を初めて合成
し、この化合物がその特異な化学構造に基づいて予想外
にも優れたミトコンドリア機能賦活作用を有し、また、
代謝抵抗性も有している等、医薬として十分満足できる
ものであることを初めて見出し、これらの知見に基づい
て、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、(1)化合物
(I)、(2)R1およびR2がそれぞれC1-6アルキ
ル、またはR1とR2が互いに結合して式:
【化14】 で表される5ないし7員環を形成;Xがオキソおよび
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルから選ばれ
る置換基をそれぞれ1ないし3個有していてもよい
(1)C1-15アルキレン、(2)C2-15アルケニレンまた
は(3)C2-15アルキニレンまたは式:−(CH2)m−X1
−、−(CH2)m−X2−X1−、−X1−X2−(CH2)n−、−X2−
X1−(CH2)n−、−(CH2)m−X1−(CH2)n−、−(CH2)m−X2
−(CH2)n−、−(CH2)m−X1−X2−(CH2)n−、−(CH2)m−
X2−X1−(CH2)n−または−X2−X1−X2−(CH2)n−〔式
中、X1は、オキソおよびハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキルから選ばれる置換基をそれぞれ1ないし
3個有していてもよい(1)2価のC5-8単環式非芳香族
炭化水素基、(2)2価のC6-14芳香族炭化水素基また
は(3)炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素
原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む2価
の5ないし14員複素環基;X2はO、S、SOまたは
SO2;mおよびnはそれぞれ0ないし10の整数;お
よびm+nは1ないし13の整数を示す〕で表される
基;Yが(1)式:−CO−R3、−CO−OR3、−C
O−NR3R4、−CS−NHR3、−SO2−R3aまたは
−SO−R3a〔式中、R3は(a)水素原子、(b)置換
基として(i)ハロゲン、(ii)C1-3アルキレンジオキ
シ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハロゲン化され
ていてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)ヒドロ
キシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xiii)ホルミ
ル、カルボキシ、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6ア
ルコキシ−カルボニル、C6-10アリール−カルボニル、
C6-10アリールオキシ−カルボニル、C7-16アラルキル
オキシ−カルボニル、5ないし6員複素環カルボニル、
カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、
ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C6-10アリール−
カルバモイル、5ないし6員複素環カルバモイル、C
1-6アルキルスルホニルおよびC6-10アリールスルホニ
ルから選ばれるアシル、(xiv)ホルミルアミノ、C1-6
アルキル−カルボキサミド、C6-10アリール−カルボキ
サミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミドおよびC1-6
アルキルスルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、
(xv)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-10アリ
ール−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニ
ルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキ
シ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-10
アリール−カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキ
シから選ばれるアシルオキシ、(xvi)(xvi-1)C1-6
アルキル、(xvi-2)ハロゲン、C1-3アルキレンジオキ
シ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロ
アルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ
−C1-6アルキルアミノ、C6-10アリール、カルボキ
シ、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アル
コキシ−カルボニル、C6-10アリール−カルボニル、カ
ルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ
−C1-6アルキル−カルバモイル、C1-6アルキルスルホ
ニル、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミ
ド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキル
スルホニルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルオキ
シ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6
アルキル−カルバモイルオキシおよびジ−C1-6アルキ
ル−カルバモイルオキシから選ばれる置換基を1ないし
5個それぞれ有していてもよいC6-14アリール、C7-16
アラルキル、5ないし7員飽和環状アミノまたは5ない
し6員芳香族複素環基および(xvi-3)C6-10アリール
−カルボニルから選ばれる置換基を1または2個有して
いてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xvii)スル
ホおよび(xviii)(1')ハロゲン、(2')C1-3アルキ
レンジオキシ、(3')ニトロ、(4')シアノ、(5')ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(6')ハロ
ゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(7')
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(8')
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(9')ヒドロキシ、(10')アミノ、(11')モノ−C
1-6アルキルアミノ、(12')ジ−C1-6アルキルアミ
ノ、(13')(13'-1)C1-6アルキル、(13'-2)ハロゲ
ン、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化さ
れていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ
−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C
6-10アリール、カルボキシ、ホルミル、C1-6アルキル
−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10
アリール−カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルアミノ、C
1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カル
ボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6ア
ルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボ
ニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキ
シおよびジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシから
選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有していてもよ
いC6-14アリール、C7-16アラルキル、5ないし7員飽
和環状アミノまたは5ないし6員芳香族複素環基および
(13'-3)C6-10アリール−カルボニルから選ばれる置
換基を1または2個有していてもよい5ないし7員飽和
環状アミノ、(14')ホルミル、カルボキシ、C1-6アル
キル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C
6-10アリール−カルボニル、C6-10アリールオキシ−カ
ルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5な
いし6員複素環カルボニル、カルバモイル、モノ−C
1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カル
バモイル、C6-10アリール−カルバモイル、5ないし6
員複素環カルバモイル、C1-6アルキルスルホニルおよ
びC6-10アリールスルホニルから選ばれるアシル、(1
5')ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミ
ド、C6-10アリール−カルボキサミド、C1-6アルコキ
シ−カルボキサミドおよびC1-6アルキルスルホニルア
ミノから選ばれるアシルアミノ、(16')C1-6アルキル
−カルボニルオキシ、C6-10アリール−カルボニルオキ
シ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6
アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−
カルバモイルオキシ、C6-10アリール−カルバモイルオ
キシおよびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキ
シ、(17')スルホ、(18')C6-10アリール、(19')
C6-10アリールオキシおよび(20')オキソから選ばれ
る置換基を1ないし5個それぞれ有していてもよいC
6-14アリール、C6-10キノニルまたは炭素原子以外に窒
素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし
4個のヘテロ原子を含む5ないし14員芳香族複素環基
から選ばれる置換基をそれぞれ1ないし5個有していて
もよいC1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキ
ニル、C3-6シクロアルキル、C6-14アリールまたはC
7-16アラルキル、または
【0008】(c)置換基として(i)ハロゲン、(ii)
C1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シア
ノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
(vi)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(vii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、(viii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ
−C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6アルキルア
ミノ、(xiii)(xiii-1)C1-6アルキル、(xiii-2)
ハロゲン、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シア
ノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロ
ゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミ
ノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルア
ミノ、C6-10アリール、カルボキシ、ホルミル、C1-6
アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニ
ル、C6-10アリール−カルボニル、カルバモイル、モノ
−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−
カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルア
ミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキ
シ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミ
ノ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルコキ
シ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシおよびジ−C1-6アルキル−カルバモイル
オキシから選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有し
ていてもよいC6-14アリール、C7-16アラルキル、5な
いし7員飽和環状アミノまたは5ないし6員芳香族複素
環基および(xiii-3)C6-10アリール−カルボニルから
選ばれる置換基を1または2個有していてもよい5ない
し7員飽和環状アミノ、(xiv)ホルミル、カルボキ
シ、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カ
ルボニル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10アリー
ルオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カル
ボニル、5ないし6員複素環カルボニル、カルバモイ
ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6ア
ルキル−カルバモイル、C6-10アリール−カルバモイ
ル、5ないし6員複素環カルバモイル、C1-6アルキル
スルホニルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれ
るアシル、(xv)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カ
ルボキサミド、C6-10アリール−カルボキサミド、C
1-6アルコキシ−カルボキサミドおよびC1-6アルキルス
ルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、(xvi)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−カ
ルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
シ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール
−カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキシから選
ばれるアシルオキシ、(xvii)スルホ、(xviii)C
6-10アリール、(xix)C6-10アリールオキシおよび(x
x)オキソから選ばれる置換基を1ないし5個有してい
てもよい、炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸
素原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5
ないし14員複素環基;
【0009】R3aが(a)置換基として(i)ハロゲン、
(ii)C1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(i
v)シアノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル、(vi)ハロゲン化されていてもよいC3-6シク
ロアルキル、(vii)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(viii)ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミノ、
(xi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6
アルキルアミノ、(xiii)ホルミル、カルボキシ、C
1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニ
ル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10アリールオキ
シ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カルボニ
ル、5ないし6員複素環カルボニル、カルバモイル、モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル
−カルバモイル、C6-10アリール−カルバモイル、5な
いし6員複素環カルバモイル、C1-6アルキルスルホニ
ルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれるアシ
ル、(xiv)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキ
サミド、C6-10アリール−カルボキサミド、C1-6アル
コキシ−カルボキサミドおよびC1-6アルキルスルホニ
ルアミノから選ばれるアシルアミノ、(xv)C1-6アル
キル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−カルボニル
オキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキ
ル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール−カルバモイ
ルオキシおよびニコチノイルオキシから選ばれるアシル
オキシ、(xvi)(xvi-1)C1-6アルキル、(xvi-2)ハ
ロゲン、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン
化されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、
モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミ
ノ、C6-10アリール、カルボキシ、ホルミル、C1-6ア
ルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、
C6-10アリール−カルボニル、カルバモイル、モノ−C
1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カル
バモイル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルアミ
ノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ
−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、
C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−
カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ルオキシおよびジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキ
シから選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有してい
てもよいC6-14アリール、C7-16アラルキル、5ないし
7員飽和環状アミノまたは5ないし6員芳香族複素環基
および(xvi-3)C6-10アリール−カルボニルから選ば
れる置換基を1または2個有していてもよい5ないし7
員飽和環状アミノ、(xvii)スルホおよび(xviii)
(1')ハロゲン、(2')C1-3アルキレンジオキシ、
(3')ニトロ、(4')シアノ、(5')ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキル、(6')ハロゲン化されてい
てもよいC3-6シクロアルキル、(7')ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルコキシ、(8')ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキルチオ、(9')ヒドロキシ、
(10')アミノ、(11')モノ−C1-6アルキルアミノ、
(12')ジ−C1-6アルキルアミノ、(13')(13'-1)C
1-6アルキル、(13'-2)ハロゲン、C1-3アルキレンジ
オキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シク
ロアルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコ
キシ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチ
オ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C6-10アリール、カル
ボキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6
アルコキシ−カルボニル、C6-10アリール−カルボニ
ル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C1-6アルキル
スルホニル、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボ
キサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6ア
ルキルスルホニルアミノ、C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよびジ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシから選ばれる置換基を1な
いし5個それぞれ有していてもよいC6-14アリール、C
7-16アラルキル、5ないし7員飽和環状アミノまたは5
ないし6員芳香族複素環基および(13'-3)C6-10アリ
ール−カルボニルから選ばれる置換基を1または2個有
していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(14')
ホルミル、カルボキシ、C1-6アルキル−カルボニル、
C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10アリール−カル
ボニル、C6-10アリールオキシ−カルボニル、C7-16ア
ラルキルオキシ−カルボニル、5ないし6員複素環カル
ボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カルバ
モイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C6-10ア
リール−カルバモイル、5ないし6員複素環カルバモイ
ル、C1-6アルキルスルホニルおよびC6-10アリールス
ルホニルから選ばれるアシル、(15')ホルミルアミ
ノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C6-10アリール
−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド
およびC1-6アルキルスルホニルアミノから選ばれるア
シルアミノ、(16')C1-6アルキル−カルボニルオキ
シ、C6- 10アリール−カルボニルオキシ、C1-6アルコ
キシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオ
キシ、C6-10アリール−カルバモイルオキシおよびニコ
チノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、(17')ス
ルホ、(18')C6-10アリール、(19')C6-10アリール
オキシおよび(20')オキソから選ばれる置換基を1な
いし5個それぞれ有していてもよいC6-14アリール、C
6-10キノニルまたは炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子
および酸素原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子
を含む5ないし14員芳香族複素環基から選ばれる置換
基をそれぞれ1ないし5個有していてもよいC1-6アル
キル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シク
ロアルキル、C6-14アリールまたはC7-16アラルキル、
または
【0010】(b)置換基として(i)ハロゲン、(ii)
C1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シア
ノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
(vi)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(vii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、(viii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ
−C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6アルキルア
ミノ、(xiii)(xiii-1)C1-6アルキル、(xiii-2)
ハロゲン、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シア
ノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロ
ゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミ
ノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルア
ミノ、C6-10アリール、カルボキシ、ホルミル、C1-6
アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニ
ル、C6-10アリール−カルボニル、カルバモイル、モノ
−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−
カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルア
ミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキ
シ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミ
ノ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルコキ
シ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシおよびジ−C1-6アルキル−カルバモイル
オキシから選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有し
ていてもよいC6-14アリール、C7-16アラルキル、5な
いし7員飽和環状アミノまたは5ないし6員芳香族複素
環基および(xiii-3)C6-10アリール−カルボニルから
選ばれる置換基を1または2個有していてもよい5ない
し7員飽和環状アミノ、(xiv)ホルミル、カルボキ
シ、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カ
ルボニル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10アリー
ルオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カル
ボニル、5ないし6員複素環カルボニル、カルバモイ
ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6ア
ルキル−カルバモイル、C6-10アリール−カルバモイ
ル、5ないし6員複素環カルバモイル、C1-6アルキル
スルホニルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれ
るアシル、(xv)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カ
ルボキサミド、C6-10アリール−カルボキサミド、C
1-6アルコキシ−カルボキサミドおよびC1-6アルキルス
ルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、(xvi)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−カ
ルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
シ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール
−カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキシから選
ばれるアシルオキシ、(xvii)スルホ、(xviii)C
6-10アリール、(xix)C6-10アリールオキシおよび(x
x)オキソから選ばれる置換基を1ないし5個有してい
てもよい、炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸
素原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5
ないし14員複素環基;
【0011】R4が水素原子またはC1-6アルキルを示す
か;またはR3およびR4が、隣接する窒素原子と共に、
置換基として(i)ハロゲン、(ii)C1-3アルキレンジ
オキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハロゲン化
されていてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)ヒ
ドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルア
ミノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xiii)(xi
ii-1)C1-6アルキル、(xiii-2)ハロゲン、C1-3アル
キレンジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよい
C3-6シクロアルキル、ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルコキシ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキル
アミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C6-10アリール、
カルボキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル、
C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10アリール−カル
ボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カルバ
モイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C1-6アル
キルスルホニル、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カ
ルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C
1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6アルキル−カルボ
ニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよびジ−C
1-6アルキル−カルバモイルオキシから選ばれる置換基
を1ないし5個それぞれ有していてもよいC6-14アリー
ル、C7-16アラルキル、5ないし7員飽和環状アミノま
たは5ないし6員芳香族複素環基および(xiii-3)C
6-10アリール−カルボニルから選ばれる置換基を1また
は2個有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、
(xiv)ホルミル、カルボキシ、C1-6アルキル−カルボ
ニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10アリール
−カルボニル、C6-10アリールオキシ−カルボニル、C
7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5ないし6員複素
環カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−
カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C
6-10アリール−カルバモイル、5ないし6員複素環カル
バモイル、C1-6アルキルスルホニルおよびC6-10アリ
ールスルホニルから選ばれるアシル、(xv)ホルミルア
ミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C6-10アリー
ル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミ
ドおよびC1-6アルキルスルホニルアミノから選ばれる
アシルアミノ、(xvi)C1-6アルキル−カルボニルオキ
シ、C6-10アリール−カルボニルオキシ、C1-6アルコ
キシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオ
キシ、C6-10アリール−カルバモイルオキシおよびニコ
チノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、(xvii)ス
ルホ、(xviii)C6-10アリール、(xix)C6-10アリー
ルオキシおよび(xx)オキソから選ばれる置換基を1な
いし3個有していてもよい5ないし7員含窒素複素環を
形成する]で表されるアシル;
【0012】(2)(a)置換基として(i)ハロゲン、
(ii)C1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(i
v)シアノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル、(vi)ハロゲン化されていてもよいC3-6シク
ロアルキル、(vii)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、(viii)ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミノ、
(xi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6
アルキルアミノ、(xiii)ホルミル、カルボキシ、C
1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニ
ル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10アリールオキ
シ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カルボニ
ル、5ないし6員複素環カルボニル、カルバモイル、モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル
−カルバモイル、C6-10アリール−カルバモイル、5な
いし6員複素環カルバモイル、C1-6アルキルスルホニ
ルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれるアシ
ル、(xiv)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキ
サミド、C6-10アリール−カルボキサミド、C1-6アル
コキシ−カルボキサミドおよびC1-6アルキルスルホニ
ルアミノから選ばれるアシルアミノ、(xv)C1-6アル
キル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−カルボニル
オキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキ
ル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール−カルバモイ
ルオキシおよびニコチノイルオキシから選ばれるアシル
オキシ、(xvi)(xvi-1)C1-6アルキル、(xvi-2)ハ
ロゲン、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン
化されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、
モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミ
ノ、C6-10アリール、カルボキシ、ホルミル、C1-6ア
ルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、
C6-10アリール−カルボニル、カルバモイル、モノ−C
1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カル
バモイル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルアミ
ノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ
−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6アルキル−
カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
シ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび
ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシから選ばれる
置換基を1ないし5個それぞれ有していてもよいC6-14
アリール、C7-16アラルキル、5ないし7員飽和環状ア
ミノまたは5ないし6員芳香族複素環基および(xvi-
3)C6-10アリール−カルボニルから選ばれる置換基を
1または2個有していてもよい5ないし7員飽和環状ア
ミノ、(xvii)スルホおよび(xviii)(1')ハロゲ
ン、(2')C1-3アルキレンジオキシ、(3')ニトロ、
(4')シアノ、(5')ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル、(6')ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(7')ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルコキシ、(8')ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルチオ、(9')ヒドロキシ、(10')アミノ、
(11')モノ−C1-6アルキルアミノ、(12')ジ−C1-6
アルキルアミノ、(13')(13'-1)C1-6アルキル、(1
3'-2)ハロゲン、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、
シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、
アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキ
ルアミノ、C6-10アリール、カルボキシ、ホルミル、C
1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニ
ル、C6-10アリール−カルボニル、カルバモイル、モノ
−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−
カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルア
ミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキ
シ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミ
ノ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルコキ
シ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシおよびジ−C1-6アルキル−カルバモイル
オキシから選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有し
ていてもよいC6-14アリール、C7-16アラルキル、5な
いし7員飽和環状アミノまたは5ないし6員芳香族複素
環基および(13'-3)C6-10アリール−カルボニルから
選ばれる置換基を1または2個有していてもよい5ない
し7員飽和環状アミノ、(14')ホルミル、カルボキ
シ、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カ
ルボニル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10アリー
ルオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カル
ボニル、5ないし6員複素環カルボニル、カルバモイ
ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6ア
ルキル−カルバモイル、C6-10アリール−カルバモイ
ル、5ないし6員複素環カルバモイル、C1-6アルキル
スルホニルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれ
るアシル、(15')ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カ
ルボキサミド、C6-10アリール−カルボキサミド、C
1-6アルコキシ−カルボキサミドおよびC1-6アルキルス
ルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、(16')C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−カ
ルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
シ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール
−カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキシから選
ばれるアシルオキシ、(17')スルホ、(18')C6-10ア
リール、(19')C6-10アリールオキシおよび(20')オ
キソから選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有して
いてもよいC6-14アリール、C6-10キノニルまたは炭素
原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ば
れる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14員芳
香族複素環基から選ばれる置換基をそれぞれ1ないし5
個有していてもよいC1-6アルキル、C2-6アルケニル、
C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C6-14アリー
ルまたはC7-16アラルキル、
【0013】(b)式:−CO−R3、−CO−OR3、
−CO−NR3R4、−CS−NHR3、−SO2−R3aま
たは−SO−R3a〔式中、各記号は上記と同意義を示
す〕で表されるアシル、または(c)5ないし10員芳
香族複素環基を有していてもよいヒドロキシ; (3)(a)置換基として(i)ハロゲン、(ii)C1-3ア
ルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(v
i)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
(vii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
(viii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチ
オ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C
1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xiii)ホルミル、カルボキシ、C1-6アルキル−
カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10ア
リール−カルボニル、C6-10アリールオキシ−カルボニ
ル、C7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5ないし6
員複素環カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アル
キル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、C6-10アリール−カルバモイル、5ないし6員複素
環カルバモイル、C1-6アルキルスルホニルおよびC
6-10アリールスルホニルから選ばれるアシル、(xiv)
ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C
6-10アリール−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カ
ルボキサミドおよびC1-6アルキルスルホニルアミノか
ら選ばれるアシルアミノ、(xv)C1-6アルキル−カル
ボニルオキシ、C6-10アリール−カルボニルオキシ、C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシ、C6-10アリール−カルバモイルオキシお
よびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、
(xvi)(xvi-1)C1-6アルキル、(xvi-2)ハロゲン、
C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されて
いてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C
1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C6-10
アリール、カルボキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カ
ルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10アリ
ール−カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルアミノ、C1-6
アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボ
キサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6アル
キル−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニ
ルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ
およびジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシから選
ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有していてもよい
C6-14アリール、C7-16アラルキル、5ないし7員飽和
環状アミノまたは5ないし6員芳香族複素環基および
(xvi-3)C6-10アリール−カルボニルから選ばれる置
換基を1または2個有していてもよい5ないし7員飽和
環状アミノ、(xvii)スルホおよび(xviii)(1')ハ
ロゲン、(2')C1-3アルキレンジオキシ、(3')ニト
ロ、(4')シアノ、(5')ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキル、(6')ハロゲン化されていてもよいC
3-6シクロアルキル、(7')ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルコキシ、(8')ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキルチオ、(9')ヒドロキシ、(10')アミ
ノ、(11')モノ−C1-6アルキルアミノ、(12')ジ−
C1-6アルキルアミノ、(13')(13'-1)C1-6アルキ
ル、(13'-2)ハロゲン、C1-3アルキレンジオキシ、ニ
トロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロ
キシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6
アルキルアミノ、C6-10アリール、カルボキシ、ホルミ
ル、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カ
ルボニル、C6-10アリール−カルボニル、カルバモイ
ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6ア
ルキル−カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、ホ
ルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6
アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニ
ルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6ア
ルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−
カルバモイルオキシおよびジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシから選ばれる置換基を1ないし5個それぞ
れ有していてもよいC6-14アリール、C7-16アラルキ
ル、5ないし7員飽和環状アミノまたは5ないし6員芳
香族複素環基および(13'-3)C6-10アリール−カルボ
ニルから選ばれる置換基を1または2個有していてもよ
い5ないし7員飽和環状アミノ、(14')ホルミル、カ
ルボキシ、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキ
シ−カルボニル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10
アリールオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ
−カルボニル、5ないし6員複素環カルボニル、カルバ
モイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C
1-6アルキル−カルバモイル、C6-10アリール−カルバ
モイル、5ないし6員複素環カルバモイル、C1-6アル
キルスルホニルおよびC6-10アリールスルホニルから選
ばれるアシル、(15')ホルミルアミノ、C1-6アルキル
−カルボキサミド、C6-10アリール−カルボキサミド、
C1-6アルコキシ−カルボキサミドおよびC1-6アルキル
スルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、(16')
C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−
カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
シ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール
−カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキシから選
ばれるアシルオキシ、(17')スルホ、(18')C6-10ア
リール、(19')C6-10アリールオキシおよび(20')オ
キソから選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有して
いてもよいC6-14アリール、C6-10キノニルまたは炭素
原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ば
れる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14員芳
香族複素環基から選ばれる置換基をそれぞれ1ないし5
個有していてもよいC1-6アルキル、C2-6アルケニル、
C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C6-14アリー
ルまたはC7-16アラルキル、および(b)式:−CO−
R3、−CO−OR3、−CO−NR3R4、−CS−NH
R3、−SO2−R3aまたは−SO−R3a〔式中、各記号
は上記と同意義を示す〕で表されるアシルから選ばれる
置換基を1または2個有していてもよいアミノ; (4)置換基として(i)C1-6アルキル、(ii)ハロゲ
ン、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化さ
れていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ
−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C
6-10アリール、カルボキシ、ホルミル、C1-6アルキル
−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10
アリール−カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルアミノ、C
1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カル
ボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6ア
ルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボ
ニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキ
シおよびジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシから
選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有していてもよ
いC6-14アリール、C7-16アラルキル、5ないし7員飽
和環状アミノまたは5ないし6員芳香族複素環基および
(iii)C6-10アリール−カルボニルから選ばれる置換
基を1または2個有していてもよい5ないし7員飽和環
状アミノ;または
【0014】(5)置換基として(i)ハロゲン、(ii)
C1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シア
ノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
(vi)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(vii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、(viii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ
−C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6アルキルア
ミノ、(xiii)(xiii-1)C1-6アルキル、(xiii-2)
ハロゲン、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シア
ノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロ
ゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミ
ノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルア
ミノ、C6-10アリール、カルボキシ、ホルミル、C1-6
アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニ
ル、C6-10アリール−カルボニル、カルバモイル、モノ
−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−
カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルア
ミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキ
シ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミ
ノ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルコキ
シ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシおよびジ−C1-6アルキル−カルバモイル
オキシから選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有し
ていてもよいC6-14アリール、C7-16アラルキル、5な
いし7員飽和環状アミノまたは5ないし6員芳香族複素
環基および(xiii-3)C6-10アリール−カルボニルから
選ばれる置換基を1または2個有していてもよい5ない
し7員飽和環状アミノ、(xiv)ホルミル、カルボキ
シ、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カ
ルボニル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10アリー
ルオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カル
ボニル、5ないし6員複素環カルボニル、カルバモイ
ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6ア
ルキル−カルバモイル、C6-10アリール−カルバモイ
ル、5ないし6員複素環カルバモイル、C1-6アルキル
スルホニルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれ
るアシル、(xv)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カ
ルボキサミド、C6-10アリール−カルボキサミド、C
1-6アルコキシ−カルボキサミドおよびC1-6アルキルス
ルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、(xvi)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−カ
ルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
シ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール
−カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキシから選
ばれるアシルオキシ、(xvii)スルホ、(xviii)C
6-10アリール、(xix)C6-10アリールオキシおよび(x
x)オキソから選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ
有していてもよいC6-14アリール、C6-10キノニルまた
は炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子か
ら選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし1
4員芳香族複素環基;および
【0015】A環が、さらに置換基として(1)カルボ
キシ、(2)C1-6アルコキシ−カルボニル、(3)カル
バモイル、(4)モノ−またはジ−C1-6アルキルアミノ
−カルボニル、(5)ヒドロキシを有していてもよいC
1-6アルキル、(6)オキソ、および(7)置換基として
(i)ハロゲン、(ii)C1-3アルキレンジオキシ、(ii
i)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル、(vi)ハロゲン化されていても
よいC3-6シクロアルキル、(vii)ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルコキシ、(viii)ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)ヒドロキシ、
(x)アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xi
i)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xiii)ホルミル、カル
ボキシ、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ
−カルボニル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10ア
リールオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−
カルボニル、5ないし6員複素環カルボニル、カルバモ
イル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6
アルキル−カルバモイル、C6-10アリール−カルバモイ
ル、5ないし6員複素環カルバモイル、C1-6アルキル
スルホニルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれ
るアシル、(xiv)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カ
ルボキサミド、C6-10アリール−カルボキサミド、C
1-6アルコキシ−カルボキサミドおよびC1-6アルキルス
ルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、(xv)C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−カ
ルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
シ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール
−カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキシから選
ばれるアシルオキシ、(xvi)(xvi-1)C1-6アルキ
ル、(xvi-2)ハロゲン、C1-3アルキレンジオキシ、ニ
トロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロ
キシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6
アルキルアミノ、C6-10アリール、カルボキシ、ホルミ
ル、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カ
ルボニル、C6-10アリール−カルボニル、カルバモイ
ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6ア
ルキル−カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、ホ
ルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6
アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニ
ルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6ア
ルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−
カルバモイルオキシおよびジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシから選ばれる置換基を1ないし5個それぞ
れ有していてもよいC6-14アリール、C7-16アラルキ
ル、5ないし7員飽和環状アミノまたは5ないし6員芳
香族複素環基および(xvi-3)C6-10アリール−カルボ
ニルから選ばれる置換基を1または2個有していてもよ
い5ないし7員飽和環状アミノ、(xvii)スルホおよび
(xviii)(1')ハロゲン、(2')C1-3アルキレンジオ
キシ、(3')ニトロ、(4')シアノ、(5')ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル、(6')ハロゲン化さ
れていてもよいC3-6シクロアルキル、(7')ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルコキシ、(8')ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(9')ヒドロ
キシ、(10')アミノ、(11')モノ−C1-6アルキルア
ミノ、(12')ジ−C1-6アルキルアミノ、(13')(13'
-1)C1-6アルキル、(13'-2)ハロゲン、C1-3アルキ
レンジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC
3-6シクロアルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルア
ミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C6-10アリール、カ
ルボキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル、C
1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10アリール−カルボ
ニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C1-6アルキ
ルスルホニル、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カル
ボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6
アルキルスルホニルアミノ、C1-6アルキル−カルボニ
ルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ
−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよびジ−C1-6
アルキル−カルバモイルオキシから選ばれる置換基を1
ないし5個それぞれ有していてもよいC6-14アリール、
C7-16アラルキル、5ないし7員飽和環状アミノまたは
5ないし6員芳香族複素環基および(13'-3)C6-10ア
リール−カルボニルから選ばれる置換基を1または2個
有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(1
4')ホルミル、カルボキシ、C1-6アルキル−カルボニ
ル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6- 10アリール−
カルボニル、C6-10アリールオキシ−カルボニル、C
7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5ないし6員複素
環カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−
カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C
6-10アリール−カルバモイル、5ないし6員複素環カル
バモイル、C1-6アルキルスルホニルおよびC6-10アリ
ールスルホニルから選ばれるアシル、(15')ホルミル
アミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C6-10アリ
ール−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサ
ミドおよびC1-6アルキルスルホニルアミノから選ばれ
るアシルアミノ、(16')C1-6アルキル−カルボニルオ
キシ、C6-10アリール−カルボニルオキシ、C1-6アル
コキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル
オキシ、C6-10アリール−カルバモイルオキシおよびニ
コチノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、(17')
スルホ、(18')C6-10アリール、(19')C6-10アリー
ルオキシおよび(20')オキソから選ばれる置換基を1
ないし5個それぞれ有していてもよいC6-14アリール、
C6-10キノニルまたは炭素原子以外に窒素原子、硫黄原
子および酸素原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原
子を含む5ないし14員芳香族複素環基から選ばれる置
換基をそれぞれ1ないし5個有していてもよいC1-6ア
ルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シ
クロアルキルまたはC6-14アリールから選ばれる置換基
を1ないし3個有していてもよく、キノン環と縮合して
いる部分以外に二重結合を1個含んでいてもよく、炭素
原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ば
れる1ないし3個のヘテロ原子を含んでいてもよい5な
いし8員同素・複素環である前記(1)記載の化合物、
【0016】(3)R1およびR2がそれぞれC1-6アル
キルである前記(1)記載の化合物、(4)Xが主鎖の
原子数2ないし15のスペーサーである前記(1)記載
の化合物、(5)Xが(1)オキソおよびハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキルから選ばれる置換基を1
ないし3個有していてもよいC1-15アルキレンまたは
(2)式:−(CH2)m−X1−、−(CH2)m−X2−X1−、−X1
−X2−(CH2)n−、−X2−X1−(CH2)n−、−(CH2)m−X1−
(CH2)n−、−(CH2)m−X2−(CH2)n−、−(CH2)m−X1−X2
−(CH2)n−、−(CH2)m−X2−X1−(CH2)n−または−X2−
X1−X2−(CH2)n−〔式中、X1は、オキソおよびハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルから選ばれる置換
基をそれぞれ1ないし3個有していてもよい(1)2価
のC5-8単環式非芳香族炭化水素基、(2)2価のC6-14
芳香族炭化水素基または(3)炭素原子以外に窒素原
子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし4個
のヘテロ原子を含む2価の5ないし14員複素環基;X
2はO、S、SOまたはSO2;mおよびnはそれぞれ0
ないし10の整数;およびm+nは1ないし13の整数
を示す〕で表される基である前記(1)記載の化合物、
(6)X1が2価のC6-14芳香族炭化水素基、X2がO、
mが0ないし10の整数、nが1ないし5の整数、およ
びm+nが2ないし10の整数である前記(5)記載の
化合物、(7)Yが置換基を有していてもよいヒドロキ
シである前記(1)記載の化合物、(8)A環が、式
−X−Yで表される基の外に置換基をさらに有していて
もよい式:
【化15】 で表される環であるである前記(1)記載の化合物、
(9)R1およびR2がそれぞれC1-6アルキル;Xが
(1)C2-8アルキレンまたは(2)式:−(CH2)m−X
1−、−(CH2)m−X2−X1−、−X1−X2−(CH2)n−、−X2
−X1−(CH2)n−、−(CH2)m−X1−(CH2)n−、−(CH2)m−
X2−(CH2)n−、−(CH2)m−X1−X2−(CH2)n−、−(CH2)m
−X2−X1−(CH2)n−または−X2−X1−X2−(CH2)n−〔式
中、X1は2価のC6-14芳香族炭化水素基、X2はO、m
は0ないし10の整数、nは1ないし5の整数、および
m+nは2ないし10の整数を示す〕で表される基;Y
が置換基を有していてもよいヒドロキシ;およびA環が
式:
【化16】 で表される環である前記(1)記載の化合物、
【0017】(10)Yが置換基として(i)ハロゲ
ン、(ii)C1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、
(iv)シアノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル、(vi)ハロゲン化されていてもよいC3-6シ
クロアルキル、(vii)ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルコキシ、(viii)ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミノ、
(xi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6
アルキルアミノ、(xiii)ホルミル、カルボキシ、C
1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニ
ル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10アリールオキ
シ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カルボニ
ル、5ないし6員複素環カルボニル、カルバモイル、モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル
−カルバモイル、C6-10アリール−カルバモイル、5な
いし6員複素環カルバモイル、C1-6アルキルスルホニ
ルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれるアシ
ル、(xiv)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキ
サミド、C6-10アリール−カルボキサミド、C1-6アル
コキシ−カルボキサミドおよびC1-6アルキルスルホニ
ルアミノから選ばれるアシルアミノ、(xv)C1-6アル
キル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−カルボニル
オキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキ
ル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール−カルバモイ
ルオキシおよびニコチノイルオキシから選ばれるアシル
オキシ、(xvi)(xvi-1)C1-6アルキル、(xvi-2)ハ
ロゲン、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン
化されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、
モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミ
ノ、C6-10アリール、カルボキシ、ホルミル、C1-6ア
ルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、
C6-10アリール−カルボニル、カルバモイル、モノ−C
1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カル
バモイル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルアミ
ノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ
−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、
C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−
カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ルオキシおよびジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキ
シから選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有してい
てもよいC6-14アリール、C7-16アラルキル、5ないし
7員飽和環状アミノまたは5ないし6員芳香族複素環基
および(xvi-3)C6-10アリール−カルボニルから選ば
れる置換基を1または2個有していてもよい5ないし7
員飽和環状アミノ、(xvii)スルホおよび(xviii)
(1')ハロゲン、(2')C1-3アルキレンジオキシ、
(3')ニトロ、(4')シアノ、(5')ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキル、(6')ハロゲン化されてい
てもよいC3-6シクロアルキル、(7')ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルコキシ、(8')ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキルチオ、(9')ヒドロキシ、
(10')アミノ、(11')モノ−C1-6アルキルアミノ、
(12')ジ−C1-6アルキルアミノ、(13')(13'-1)C
1-6アルキル、(13'-2)ハロゲン、C1-3アルキレンジ
オキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シク
ロアルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコ
キシ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチ
オ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C6-10アリール、カル
ボキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6
アルコキシ−カルボニル、C6-10アリール−カルボニ
ル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C1-6アルキル
スルホニル、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボ
キサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6ア
ルキルスルホニルアミノ、C1-6アルキル−カルボニル
オキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよびジ−C1-6ア
ルキル−カルバモイルオキシから選ばれる置換基を1な
いし5個それぞれ有していてもよいC6-14アリール、C
7-16アラルキル、5ないし7員飽和環状アミノまたは5
ないし6員芳香族複素環基および(13'-3)C6-10アリ
ール−カルボニルから選ばれる置換基を1または2個有
していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(14')
ホルミル、カルボキシ、C1-6アルキル−カルボニル、
C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10アリール−カル
ボニル、C6-10アリールオキシ−カルボニル、C7-16ア
ラルキルオキシ−カルボニル、5ないし6員複素環カル
ボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カルバ
モイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C6-10ア
リール−カルバモイル、5ないし6員複素環カルバモイ
ル、C1-6アルキルスルホニルおよびC6-10アリールス
ルホニルから選ばれるアシル、(15')ホルミルアミ
ノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C6-10アリール
−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド
およびC1-6アルキルスルホニルアミノから選ばれるア
シルアミノ、(16')C1-6アルキル−カルボニルオキ
シ、C6-10アリール−カルボニルオキシ、C1-6アルコ
キシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カル
バモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオ
キシ、C6-10アリール−カルバモイルオキシおよびニコ
チノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、(17')ス
ルホ、(18')C6-10アリール、(19')C6-10アリール
オキシおよび(20')オキソから選ばれる置換基を1な
いし5個それぞれ有していてもよいC6-14アリール、C
6-10キノニルまたは炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子
および酸素原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子
を含む5ないし14員芳香族複素環基から選ばれる置換
基を1ないし3個有していてもよいフェニルで置換され
たヒドロキシである前記(9)記載の化合物、
【0018】(11)R1およびR2がそれぞれC1-6ア
ルキル;Xが(1)C1-8アルキレンまたは(2)式:−
(CH2)m'−X2'−X1'−、−X1'−X2'−(CH2)n'−または−
(CH2)m'−X2'−X1'−(CH2)n'−〔式中、X1'は1,4−
フェニレン、X2'はO、m'は1ないし4の整数、およ
びn'は1または2を示す〕で表される基;Yが(1)カ
ルボキシ、(2)置換基として(i)C1-6アルコキシ、
(ii)アミノ、(iii)モノ−またはジ−C1-6アルキル
アミノまたは(iv)C1-6アルキル、フェニルまたはピ
ペリジノを有していてもよい6員飽和環状アミノを有す
るカルボニル、(3)置換基として(i)ハロゲン、C
1-3アルキレンジオキシ、シアノ、C1-6アルキル、C
1-6アルコキシおよびモノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ルから選ばれる置換基を1ないし3個有していてもよい
フェニル、(ii)C1-6アルキル−カルボニル、(iii)
モノ−またはジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(i
v)ピリジルまたは(v)キノリルを有していてもよいヒ
ドロキシ、(4)C1-6アルキルおよびC1-6アルキル−
カルボニルから選ばれる置換基を1または2個有してい
てもよいアミノ、(5)置換基として(i)フェニル、
(ii)フェニルを有していてもよいベンジル、(iii)
ピペリジノまたは(iv)ピリジルを有していてもよい6
員飽和環状アミノ、(6)フェニル、(7)C1-6アルコ
キシを1または2個有していてもいC6-10キノニル、
(8)フタルイミド、(9)オキソを有していてもよいピ
リジル、(10)オキソを有していてもよいキノリル、
(11)ベンゾトリアゾリルまたは(12)ベンズイミダゾ
リル;およびA環が、さらに置換基としてカルボキシ、
C1-6アルコキシ−カルボニル、カルバモイル、モノ−
またはジ−C1-6アルキル−カルバモイル、ヒドロキシ
−C1-6アルキルまたはフェニルを有していてもよい
式:
【化17】 で表される環である前記(1)記載の化合物、
【0019】(12)式:
【化18】 〔式中、R1aおよびR2aがそれぞれC1-3アルキル;q
が1ないし4の整数;およびRが1ないし3個のハロゲ
ン、C1-3アルキレンジオキシ、シアノ、ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−カルボニ
ル、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミ
ド、C6-10アリール−カルボキサミド、C1-6アルコキ
シ−カルボキサミドまたはC1-6アルキルスルホニルア
ミノを示す〕で表される化合物またはその塩である前記
(1)記載の化合物、(13)2−[8−(4−クロロ
フェノキシ)オクチル]−5,6−ジメトキシインダン
−4,7−ジオン、4−[2−(2,3−ジメトキシ−
1,4−ジオキソ−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−
1H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−7−イル)エトキ
シ]安息香酸エチル、または7−[2−(4−クロロフ
ェノキシ)エチル]−2,3−ジメトキシ−4,5,6,
7,8,9−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ[a]シクロヘ
プテン−1,4−ジオンである前記(1)記載の化合
物、(14)式:
【化19】 〔式中、PおよびP'はそれぞれ保護基、およびその他
の記号は前記と同意義を示す〕で表される化合物または
その塩をキノン生成反応に付すことを特徴とする化合物
(I)の製造法、(15)化合物(I)を含有してなる医
薬組成物、(16)ミトコンドリア機能賦活剤である前
記(15)記載の組成物、(17)パーキンソン病、ア
ルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症またはハンチント
ン病予防・治療剤である前記(16)記載の組成物等に
関する。前記式中、R1またはR2で示される「低級アル
キル」としては、例えばC1-6アルキル(例、メチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチ
ル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシルな
ど)などが挙げられる。好ましくはメチルである。R1
とR2が互いに結合して形成する「環」としては、例え
ばR1とR2とで低級アルキレン、低級アルケニレン等か
ら成る5〜7員環などが挙げられる。好ましくはメチレ
ン鎖による5〜7員環などが挙げられる。さらに好まし
くは、メチレン鎖による5〜6員環である。
【0020】Xで示される「主鎖の原子数1ないし15
のスペーサー」とは、A環とYとの間に、主鎖の原子が
1ないし15個連なっている間隔を意味する。本明細書
中、「主鎖の原子数」は、ヘテロ原子の有無にかかわら
ず、A環とYとの間に存在する原子の数が最小となるよ
うに数えるものとする。例えば、1,2−シクロペンチ
レンの原子数を2個、1,3−シクロペンチレンの原子
数を3個、1,4−フェニレンの原子数を4個、2,5
−ナフチレンの原子数を5個、2,6−ナフチレンの原
子数を6個、2,6−ピリジンジイルの原子数を3個と
して数える。該「主鎖の原子数1ないし15のスペーサ
ー」は、−O−、−S−、−SO−、−SO2−、置換
基を有していてもよい2価の非環式炭化水素基、置換基
を有していてもよい2価の環式炭化水素基および置換基
を有していてもよい2価の複素環基から選ばれる、主鎖
の原子数が1ないし15である2価基などが挙げられ
る。該2価基は、1〜4種、1〜4個結合してXを形成
してもよく、該2価基が2個以上結合する場合、各基は
同一または異っていてもよい。「置換基を有していても
よい2価の非環式炭化水素基」の「2価の非環式炭化水
素基」としては、例えばアルキレン、アルケニレン、ア
ルキニレン等が挙げられる。好ましくは、炭素数1〜1
5の直鎖状のものが好ましい。
【0021】「置換基を有していてもよい2価の非環式
炭化水素基」の「置換基」としては、例えば、オキソ、
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルなどが挙げ
られる。前記「ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル」としては、例えば1ないし5個、好ましくは1な
いし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨ
ウ素など)を有していてもよいC1-6アルキル(例、メ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソ
ブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシ
ルなど)などが挙げられる。具体例としては、メチル、
クロロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、
トリフルオロメチル、エチル、2−ブロモエチル、2,
2,2−トリフルオロエチル、ペンタフルオロエチル、
プロピル、3,3,3−トリフルオロプロピル、イソプロ
ピル、ブチル、4,4,4−トリフルオロブチル、イソブ
チル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、イソペン
チル、ネオペンチル、5,5,5−トリフルオロペンチ
ル、ヘキシル、6,6,6−トリフルオロヘキシルなどが
挙げられる。これらの置換基は置換可能な位置に1〜5
個置換されていてもよく、置換基数が2個以上の場合は
各置換基は同一または異っていてもよい。「置換基を有
していてもよい2価の非環式炭化水素基」の好ましい例
としては、オキソおよびハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルから選ばれる置換基をそれぞれ1ないし3
個有していてもよい(1)C1-15アルキレン、(2)C
2-15アルケニレンまたは(3)C2-15アルキニレンなど
が挙げられる。「オキソおよびハロゲン化されていても
よいC1-6アルキルから選ばれる置換基を1ないし3個
有していてもよいC1-15アルキレン」としては、例え
ば、−CH2−,−(CH2)2−,−CH2−CO−,−CH2−CH(CH
3)−,−CH2−C(CH3)2−,−(CH2)3−,−CH2−CO−CH2
−,−(CH2)4−, −(CH2)5−,−(CH2)6−,−(CH2)7
−,−(CH2)8−,−(CH2)9−,−(CH2)10−,−(CH2)11
−,−(CH2)12−,−(CH2)13−,−(CH2)14−,−(CH2)
15− 等が挙げられる。「オキソおよびハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキルから選ばれる置換基を1な
いし3個有していてもよいC2-15アルケニレン」として
は、例えば、−CH=CH−,−CH2−CH=CH−,−CH=CH
−CH(CH3)−,−CH2−CH=CH−CH2−,−CH2−CH2−CH
=CH−,−CH=CH−CH=CH−,−CH=CH−CH2−CH2−CH
2−,−CH2−CH2−CH2−CH2−CH=CH− 等が挙げられ
る。「オキソおよびハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキルから選ばれる置換基を1ないし3個有していて
もよいC2-15アルキニレン」としては、
【化20】 が挙げられる。「置換基を有していてもよい2価の非環
式炭化水素基」として、好ましくは、C1-15アルキレン
等が挙げられる。
【0022】「置換基を有していてもよい2価の環式炭
化水素基」の「2価の環式炭化水素基」としては、例え
ば、2価の単環式非芳香族炭化水素基および2価の芳香
族炭化水素基等が挙げられる。該「2価の単環式非芳香
族炭化水素基」としては、例えば炭素数5ないし8個の
2価の単環式非芳香族炭化水素基などが挙げられる。例
えば、C5-8シクロアルカン、C5-8シクロアルケンから
任意の2個の水素原子を除いてできる2価基が挙げら
れ、具体例としては、1,2−シクロペンチレン、1,
3−シクロペンチレン、1,2−シクロヘキシレン、
1,3−シクロヘキシレン、1,4−シクロヘキシレ
ン、1,2−シクロヘプチレン、1,3−シクロヘプチ
レン、1,4−シクロヘプチレン、3−シクロヘキセン
−1,4−イレン、3−シクロヘキセン−1,2−イレ
ン、2,5−シクロヘキサジエン−1,4−イレン等で
ある。中でもC5-8シクロアルキレンが好ましい。
【0023】「2価の芳香族炭化水素基」としては、例
えば炭素数6ないし14個の2価の芳香族炭化水素基が
挙げられる。例えば、ベンゼン、ナフタレン、インデ
ン、アントラセンなどの6ないし14員(好ましくは6
ないし10員)の環式(単環式、2環式または3環式)
芳香族炭化水素から任意の2個の水素原子を除いてでき
る2価基が挙げられ、具体例としては、1,2−フェニ
レン、1,3−フェニレン、1,4−フェニレン、1,
4−ナフチレン、1,6−ナフチレン、2,6−ナフチ
レン、2,7−ナフチレン、1,5−インデニレン、
2,5−インデニレン等である。前記「2価の環式炭化
水素基」として、好ましくは、2価のC6-10芳香族炭化
水素基であり、さらに好ましくは、1,2−フェニレ
ン、1,3−フェニレン、1,4−フェニレン等であ
り、特に好ましくは、1,4−フェニレンである。「置
換基を有していてもよい2価の環式炭化水素基」の「置
換基」としては、オキソ、前記のハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキルなどが1ないし3個挙げられる。
【0024】「置換基を有していてもよい2価の複素環
基」の「2価の複素環基」としては、例えば炭素原子以
外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1
または2種、1ないし4個のヘテロ原子を含む(i)5
ないし14員(好ましくは5ないし10員)芳香族複素
環、(ii)6ないし10員非芳香族複素環または(ii
i)7ないし10員複素架橋環から任意の2個の水素原
子を除いてできる2価基などが挙げられる。上記「5な
いし14員(好ましくは5ないし10員)の芳香族複素
環」としては、例えば、チオフェン、ベンゾ[b]チオ
フェン、ベンゾ[b]フラン、ベンズイミダゾール、ベ
ンゾトリアゾール、ベンズオキサゾール、ベンゾチアゾ
ール、ベンズイソチアゾール、ナフト[2,3−b]チオフ
ェン、フラン、フェノキサチイン、ピロール、イミダゾ
ール、ピラゾール、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、
ピリダジン、インドール、イソインドール、1H−イン
ダゾール、プリン、4H−キノリジン、イソキノリン、
キノリン、フタラジン、ナフチリジン、キノキサリン、
キナゾリン、シンノリン、カルバゾール、β−カルボリ
ン、フェナントリジン、アクリジン、フェナジン、チア
ゾール、イソチアゾール、フェノチアジン、イソオキサ
ゾール、フラザン、フェノキサジン、フタルイミドなど
の芳香族複素環、またはこれらの環(好ましくは単環)
が1ないし複数個(好ましくは1または2個)の芳香環
(例、ベンゼン環等)と縮合して形成された環などが挙
げられる。上記「6ないし10員非芳香族複素環」とし
ては、例えば、ピロリジン、イミダゾリン、ピラゾリジ
ン、ピラゾリン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリ
ン、チオモルホリンなどが挙げられる。上記「7ないし
10員複素架橋環」としては、例えば、キヌクリジン、
7−アザビシクロ[2,2,1]ヘプタンなどが挙げられ
る。「2価の複素環基」として好ましくは、5ないし1
0員芳香族複素環(例、チオフェン、ピリジン、インド
ール、キノリン、イソキノリン、フタラジンなど)また
は6ないし10員非芳香族複素環(例、ピロリジン、ピ
ペリジン、ピペラジン、モルホリン、チオモルホリンな
ど)から任意の2個の水素原子を除いてできる2価基な
どであり、具体例としては、2,5−チオフェンジイ
ル、2,6−ピリジンジイル、1,2−インドールジイ
ル、1,3−インドールジイル、2,4−キノリンジイ
ル、1,4−イソキノリンジイル、1,4−フタラジン
ジイル、1,3−ピロリジンジイル、1,4−ピペリジ
ンジイル、1,4−ピペラジンジイル等である。「置換
基を有していてもよい2価の複素環基」の「置換基」と
しては、オキソ、前記のハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルなどが1ないし5個、好ましくは1ないし
3個挙げられる。
【0025】該「主鎖の原子数1ないし15のスペーサ
ー」の具体例としては、オキソおよびハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキルから選ばれる置換基をそれぞ
れ1ないし3個有していてもよい(1)C1-15アルキレ
ン、(2)C2-15アルケニレンまたは(3)C2-15アルキ
ニレン;および 式:−(CH2)m−X1−,−(CH2)m−X2−X1−、−X1−X2−
(CH2)n−、−X2−X1−(CH2)n−、−(CH2)m−X1−(CH2)n
−、−(CH2)m−X2−(CH2)n−、−(CH2)m−X1−X2−(C
H2)n−、−(CH2)m−X2−X1−(CH2)n−または−X2−X1−
X2−(CH2)n− 〔式中、X1は置換基を有していてもよい2価の環式炭
化水素基または置換基を有していてもよい2価の複素環
基、X2は O、S、SO または SO2、mおよびnは
0ないし10の整数、およびm+nは1ないし13の整
数を示す〕で表される基等が挙げられる。X1で示され
る「置換基を有していてもよい2価の環式炭化水素基」
および「置換基を有していてもよい2価の複素環基」
は、前記Xについて詳述したものと同様のものが挙げら
れる。Xは好ましくは、(1)オキソおよびハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキルから選ばれる置換基を
1ないし3個有していてもよいC1-15アルキレンまたは
(2)式:−(CH2)m−X1−、−(CH2)m−X2−X1−、−X1
−X2−(CH2)n−、−X2−X1−(CH2)n−、−(CH2)m−X1−
(CH2)n−、−(CH2)m−X2−(CH2)n−、−(CH2)m−X1−X2
−(CH2)n−、−(CH2)m−X2−X1−(CH2)n−または−X2−
X1−X2−(CH2)n− 〔式中、X1は、オキソおよびハロゲン化されていても
よいC1-6アルキルから選ばれる置換基をそれぞれ1な
いし3個有していてもよい(1)2価のC5-8単環式非芳
香族炭化水素基、(2)2価のC6-14芳香族炭化水素基
または(3)炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および
酸素原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む
2価の5ないし14員複素環基;X2はO、S、SOま
たはSO2;mおよびnはそれぞれ0ないし10の整
数;およびm+nは1ないし13の整数を示す〕で表さ
れる基である。このうちX1は、好ましくは2価のC
6-14芳香族炭化水素基である。X2は、好ましくはOで
ある。mは、好ましくは0ないし10の整数である。n
は、好ましくは1ないし5の整数である。m+nは、好
ましくは2ないし10の整数である。中でもX1がフェ
ニレン、X2が O の場合が好ましい。
【0026】Yで示される「アシル」としては、例え
ば、 式:−(C=O)−R3、−(C=O)−OR3、−(C=O)
−NR3R4、−(C=S)−NHR3,−SO2−R3a ま
たは −SO−R3a 〔式中、R3は水素原子、置換基を有していてもよい炭
化水素基または置換基を有していてもよい複素環基、R
3aは置換基を有していてもよい炭化水素基または置換基
を有していてもよい複素環基、R4は水素原子またはC
1-6アルキルを示すか、あるいはR3とR4は隣接する窒
素原子と共に置換基を有していてもよい含窒素複素環を
形成していてもよい〕で表されるアシルなどが挙げられ
る。R3またはR3aで示される「置換基を有していても
よい炭化水素基」の「炭化水素基」は、炭化水素化合物
から水素原子を1個取り除いた基を示し、例えば、鎖状
または環状炭化水素基(例、アルキル、アルケニル、ア
ルキニル、シクロアルキル、アリール、アラルキルな
ど)などが挙げられる。このうち、以下のような炭素数
1ないし16個の鎖状または環状炭化水素基などが好ま
しい。 a)C1-6アルキル(例えば、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、 sec-ブチ
ル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシルなど)、 b)C2-6アルケニル(例えば、ビニル、アリル、イソプ
ロペニル、ブテニル、イソブテニル、sec-ブテニルな
ど)、 c)C2-6アルキニル(例えば、エチニル、プロパルギ
ル、ブチニル、1−ヘキシニルなど)、 d)C3-6シクロアルキル(例えば、シクロプロピル、シ
クロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルなど)、
このC3-6シクロアルキルは1つのベンゼン環と縮合し
ていてもよい、 e)C6-14アリール(例えば、フェニル、1−ナフチ
ル、2−ナフチル、ビフェニリル、2−インデニル、2
−アンスリルなど)、好ましくはフェニル、 f)C7-16アラルキル(例えば、ベンジル、フェネチ
ル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチル、1−ナフ
チルメチル、2−ナフチルメチル、2,2−ジフェニル
エチル、3−フェニルプロピル、4−フェニルブチル、
5−フェニルペンチルなど)、好ましくはベンジル。こ
のうち、C1-6アルキル、C6-14アリール、C7-16アラ
ルキルなどが好ましい。
【0027】該「置換基を有していてもよい炭化水素
基」の「置換基」としては、例えばハロゲン原子(例、
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-3アルキレン
ジオキシ(例、メチレンジオキシ、エチレンジオキシな
ど)、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロ
アルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ
(例、メチルアミノ、エチルアミノなど)、ジ−C1-6
アルキルアミノ(例、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ
など)、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、置換基
を有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、スル
ホ、置換基を有していてもよい芳香族基などが挙げられ
る。該「炭化水素基」は、例えば上記置換基を、炭化水
素基の置換可能な位置に1ないし5個、好ましくは1な
いし3個有していてもよく、置換基数が2個以上の場
合、各置換基は同一または異なっていてもよい。該「ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル」は、前記X
で説明した「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル」と同様のものが挙げられる。
【0028】前記「ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル」としては、例えば1ないし5個、好ま
しくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素など)を有していてもよいC3-6シク
ロアルキル(例、シクロプロピル、シクロブチル、シク
ロペンチル、シクロヘキシルなど)などが挙げられる。
具体例としては、シクロプロピル、シクロブチル、シク
ロペンチル、シクロヘキシル、4,4−ジクロロシクロ
ヘキシル、2,2,3,3−テトラフルオロシクロペンチ
ル、4−クロロシクロヘキシルなどが挙げられる。前記
「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ」とし
ては、例えば1ないし5個、好ましくは1ないし3個の
ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)
を有していてもよいC1-6アルコキシなどが挙げられ
る。具体例としては、例えばメトキシ、ジフルオロメト
キシ、トリフルオロメトキシ、エトキシ、2,2,2−ト
リフルオロエトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブ
トキシ、4,4,4−トリフルオロブトキシ、イソブトキ
シ、sec-ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシな
どが挙げられる。前記「ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルチオ」としては、例えば1ないし5個、好
ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素など)を有していてもよいC1-6アル
キルチオ(例、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチ
オ、イソプロピルチオ、n-ブチルチオ、sec-ブチルチ
オ、tert-ブチルチオなど)などが挙げられる。具体例
としては、メチルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリフ
ルオロメチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプ
ロピルチオ、ブチルチオ、4,4,4−トリフルオロブチ
ルチオ、ペンチルチオ、ヘキシルチオなどが挙げられ
る。
【0029】前記「アシル」としては、例えば、前記Y
で示される「アシル」と同様のものが挙げられる。好ま
しくは、ホルミル、カルボキシ、C1-6アルキル−カル
ボニル(例、アセチル、プロピオニルなど)、C1-6ア
ルコキシ−カルボニル(例、メトキシカルボニル、エト
キシカルボニル、プロポキシカルボニル、t-ブトキシカ
ルボニルなど)、C6-10アリール−カルボニル(例、ベ
ンゾイル、1−ナフトイル、2−ナフトイルなど)、C
6-10アリールオキシ−カルボニル(例、フェノキシカル
ボニルなど)、C7-16アラルキルオキシ−カルボニル
(例、ベンジルオキシカルボニル、フェネチルオキシカ
ルボニルなど)、5〜6員複素環カルボニル(例、ニコ
チノイル、イソニコチノイル、テノイル、フロイル、モ
ルホリノカルボニル、ピペラジノカルボニル、ピロリジ
ノカルボニルなど)、カルバモイル、モノ−C1-6アル
キル−カルバモイル(例、メチルカルバモイル、エチル
カルバモイルなど)、ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル(例、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイ
ル、エチルメチルカルバモイルなど)、C6-10アリール
−カルバモイル(例、フェニルカルバモイル、1−ナフ
チルカルバモイル、2−ナフチルカルバモイルなど)、
5〜6員複素環カルバモイル(例、2−ピリジルカルバ
モイル、3−ピリジルカルバモイル、4−ピリジルカル
バモイル、2−チエニルカルバモイル、3−チエニルカ
ルバモイルなど)、C1-6アルキルスルホニル(例、メ
チルスルホニル、エチルスルホニルなど)、C6-10アリ
ールスルホニル(例、ベンゼンスルホニル、1−ナフタ
レンスルホニル、2−ナフタレンスルホニルなど)など
である。前記「アシルアミノ」としては、例えば、前記
Yで示される「アシル」で1ないし2個置換されたアミ
ノが挙げられ、好ましくは、 式:−NR5COR6,−NR5COOR6a または −N
R5SO2R6a 〔式中、R5は水素原子またはC1-6アルキル、R6は水
素原子、置換基を有していてもよい炭化水素基または置
換基を有していてもよい複素環基、R6aは置換基を有し
ていてもよい炭化水素基または置換基を有していてもよ
い複素環基を示す〕で表されるアシルアミノなどが挙げ
られる。
【0030】R5で示される「C1-6アルキル」は、R4
で示される「C1-6アルキル」と同様のものが挙げられ
る。R6またはR6aで示される「置換基を有していても
よい炭化水素基」および「置換基を有していてもよい複
素環基」は、R3で示される「置換基を有していてもよ
い炭化水素基」および「置換基を有していてもよい複素
環基」と同様のものがそれぞれ挙げられる。「アシルア
ミノ」として、好ましくは、ホルミルアミノ、C1-6ア
ルキル−カルボキサミド(例、アセタミドなど)、C
6-10アリール−カルボキサミド(例、フェニルカルボキ
サミド、ナフチルカルボキサミドなど)、C1-6アルコ
キシ−カルボキサミド(例、メトキシカルボキサミド、
エトキシカルボキサミド、プロポキシカルボキサミド、
ブトキシカルボキサミドなど)、C1-6アルキルスルホ
ニルアミノ(例、メチルスルホニルアミノ、エチルスル
ホニルアミノなど)などが挙げられる。前記「アシルオ
キシ」としては、例えば、前記Yで示される「アシル」
1個で置換されたオキシが挙げられ、好ましくは、 式:−O−COR7、−O−COOR7 または −O−C
ONHR7 〔式中、R7は置換基を有していてもよい炭化水素基ま
たは置換基を有していてもよい複素環基を示す〕で表さ
れるアシルオキシなどが挙げられる。R7で示される
「置換基を有していてもよい炭化水素基」および「置換
基を有していてもよい複素環基」は、R3で示される
「置換基を有していてもよい炭化水素基」および「置換
基を有していてもよい複素環基」と同様のものがそれぞ
れ挙げられる。「アシルオキシ」として、好ましくは、
C1-6アルキル−カルボニルオキシ(例、アセトキシ、
プロピオニルオキシなど)、C6-10アリール−カルボニ
ルオキシ(例、ベンゾイルオキシ、ナフチルカルボニル
オキシなど)、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ
(例、メトキシカルボニルオキシ、エトキシカルボニル
オキシ、プロポキシカルボニルオキシ、ブトキシカルボ
ニルオキシなど)、モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
ルオキシ(例、メチルカルバモイルオキシ、エチルカル
バモイルオキシなど)、ジ−C1-6アルキル−カルバモ
イルオキシ(例、ジメチルカルバモイルオキシ、ジエチ
ルカルバモイルオキシなど)、C6-10アリール−カルバ
モイルオキシ(例、フェニルカルバモイルオキシ、ナフ
チルカルバモイルオキシなど)、ニコチノイルオキシな
どが挙げられる。
【0031】前記「置換基を有していてもよい炭化水素
基」の「置換基」の例として示された「置換基を有して
いてもよい5ないし7員飽和環状アミノ」の「5ないし
7員飽和環状アミノ」としては、例えば、モルホリノ、
ピペラジン−1−イル、ピペリジノ、ピロリジン−1−
イル、ヘキサメチレンイミン−1−イル、チオモルホリ
ノなどが挙げられる。該「置換基を有していてもよい5
ないし7員飽和環状アミノ」の「置換基」としては、C
1-6アルキル、置換基を有していてもよいC6-14アリー
ル、置換基を有していてもよいC7-16アラルキル、置換
基を有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ
(例、モルホリノ、ピペラジン−1−イル、ピペリジ
ノ、ピロリジン−1−イル、ヘキサメチレンイミン−1
−イル、チオモルホリノ等)、置換基を有していてもよ
い5ないし6員芳香族複素環基、アシルなどが1または
2個挙げられる。「置換基を有していてもよいC6-14ア
リール」の「C6-14アリール」としては、前記R3で詳
述した「C6-14アリール」と同様のものが挙げられる。
好ましくはフェニルなどである。「置換基を有していて
もよいC7-16アラルキル」の「C7-16アラルキル」とし
ては、前記R3で詳述した「C7-16アラルキル」と同様
のものが挙げられる。好ましくはベンジルなどである。
「置換基を有していてもよい5ないし6員芳香族複素環
基」の「5ないし6員芳香族複素環基」としては、例え
ば2−,3−または4−ピリジル、1−,2−または3
−インドリル、2−または3−チエニルなどが挙げられ
る。好ましくは、2−,3−または4−ピリジルなどで
ある。
【0032】これら置換基を有していてもよい5ないし
7員飽和環状アミノの置換基としての「置換基を有して
いてもよいC6-14アリール」、「置換基を有していても
よいC7-16アラルキル」、「置換基を有していてもよい
5ないし7員飽和環状アミノ」および「置換基を有して
いてもよい5ないし6員芳香族複素環基」がそれぞれ有
していてもよい「置換基」としては、例えばハロゲン原
子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-3ア
ルキレンジオキシ(例、メチレンジオキシ、エチレンジ
オキシなど)、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC
3-6シクロアルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルア
ミノ(例、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミ
ノ、イソプロピルアミノ、ブチルアミノなど)、ジ−C
1-6アルキルアミノ(例、ジメチルアミノ、ジエチルア
ミノ、ジプロピルアミノ、ジブチルアミノ、エチルメチ
ルアミノなど)、C6-10アリール(例、フェニルな
ど)、カルボキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カルボ
ニル(例、アセチル、プロピオニルなど)、C1-6アル
コキシ−カルボニル(例、メトキシカルボニル、エトキ
シカルボニル、プロポキシカルボニル、ブトキシカルボ
ニルなど)、カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイル(例、メチルカルバモイル、エチルカルバモ
イルなど)、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル(例、
ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル、エチル
メチルカルバモイルなど)、C1-6アルキルスルホニル
(例、メチルスルホニル、エチルスルホニルなど)、ホ
ルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド(例、
アセタミドなど)、C1-6アルコキシ−カルボキサミド
(例、メトキシカルボキサミド、エトキシカルボキサミ
ド、プロポキシカルボキサミド、ブトキシカルボキサミ
ドなど)、C1-6アルキルスルホニルアミノ(例、メチ
ルスルホニルアミノ、エチルスルホニルアミノなど)、
C1-6アルキル−カルボニルオキシ(例、アセトキシ、
プロピオニルオキシなど)、C1-6アルコキシ−カルボ
ニルオキシ(例、メトキシカルボニルオキシ、エトキシ
カルボニルオキシ、プロポキシカルボニルオキシ、ブト
キシカルボニルオキシなど)、モノ−C1-6アルキル−
カルバモイルオキシ(例、メチルカルバモイルオキシ、
エチルカルバモイルオキシなど)、ジ−C1-6アルキル
−カルバモイルオキシ(例、ジメチルカルバモイルオキ
シ、ジエチルカルバモイルオキシなど)などが1〜5個
挙げられる。「ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル」、「ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロア
ルキル」、「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコ
キシ」および「ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キルチオ」は、前記と同様のものがそれぞれ挙げられ
る。「アシル」としては、前記Yで示される「アシル」
と同様のものが挙げられる。好ましくは、ベンゾイル、
1−ナフトイル、2−ナフトイルなどのC6-10アリール
−カルボニルなどである。
【0033】前記「置換基を有していてもよい芳香族
基」の「芳香族基」としては、芳香族炭化水素基、芳香
族複素環基などが挙げられる。該「芳香族炭化水素基」
としては、例えば炭素数6ないし14個の単環式または
縮合多環式(2または3環式)芳香族炭化水素(例、ベ
ンゼン、ナフタレン、インデン、アントラセンなど)、
または炭素数6ないし14個のキノン(例、p−ベンゾ
キノン、1,4−ナフトキノン、インダン−4,7−ジ
オンなど)から任意の水素原子を除いてできる1価基な
どが挙げられる。その具体例として、例えばフェニル、
1−ナフチル、2−ナフチル、1−インデニル、アンス
リルなどのC6-14アリ−ル、例えばインダン−4,7−
ジオン−1−イル、インダン−4,7−ジオン−2−イ
ル、p−ベンゾキノン−2−イル、1,4−ナフトキノ
ン−2−イルなどのC6-10キノニルなどが挙げられる。
このうちフェニル、1−ナフチル、2−ナフチルなどの
C6-10アリ−ル、インダン−4,7−ジオン−2−イ
ル、p−ベンゾキノン−2−イルなどのC6-10キノニル
が好ましい。該「芳香族複素環基」としては、例えば炭
素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選
ばれるヘテロ原子を1個以上(例えば1〜4個)を含む
5ないし14員、好ましくは5ないし10員の芳香族複
素環基などが挙げられる。具体的には、チオフェン、ベ
ンゾ[b]チオフェン、ベンゾ[b]フラン、ベンズイミ
ダゾール、ベンゾトリアゾール、ベンズオキサゾール、
ベンゾチアゾール、ベンズイソチアゾール、ナフト[2,
3−b]チオフェン、フラン、フェノキサチイン、ピロー
ル、イミダゾール、ピラゾール、ピリジン、ピラジン、
ピリミジン、ピリダジン、インドール、イソインドー
ル、1H−インダゾール、プリン、4H−キノリジン、
イソキノリン、キノリン、フタラジン、ナフチリジン、
キノキサリン、キナゾリン、シンノリン、カルバゾー
ル、β−カルボリン、フェナントリジン、アクリジン、
フェナジン、チアゾール、イソチアゾール、フェノチア
ジン、イソオキサゾール、フラザン、フェノキサジン、
フタルイミドなどの芳香族複素環、またはこれらの環
(好ましくは単環)が1ないし複数個(好ましくは1ま
たは2個)の芳香環(例、ベンゼン環等)と縮合して形
成された環から任意の水素原子を除いてできる1価基な
どが挙げられる。「芳香族複素環基」の好ましい例とし
ては、1個のベンゼン環と縮合していてもよい5または
6員芳香族複素環基などが挙げられる。具体例として
は、2−,3−または4−ピリジル、2−,3−,4
−,5−または8−キノリル、1−,3−,4−または
5−イソキノリル、1−,2−または3−インドリル、
2−ベンゾチアゾリル、2−ベンゾ[b]チエニル、ベ
ンゾ[b]フラニル、2−または3−チエニル、フタル
イミドなどが挙げられる。さらに好ましくは、2−また
は3−チエニル、2−,3−または4−ピリジル、2−
キノリル、1−イソキノリル、1−または2−インドリ
ル、2−ベンゾチアゾリル、フタルイミドなどである。
【0034】該「置換基を有していてもよい芳香族基」
の「置換基」としては、例えばハロゲン原子(例、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-3アルキレンジオ
キシ(例、メチレンジオキシ、エチレンジオキシな
ど)、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロ
アルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ
(例、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、
イソプロピルアミノ、ブチルアミノなど)、ジ−C1-6
アルキルアミノ(例、ジメチルアミノ、ジエチルアミ
ノ、ジプロピルアミノ、ジブチルアミノ、エチルメチル
アミノなど)、置換基を有していてもよい5ないし7員
飽和環状アミノ、アシル、アシルアミノ、アシルオキ
シ、スルホ、C6-10アリール(例、フェニル、ナフチル
など)、C6-10アリールオキシ(例、フェニルオキシ、
ナフチルオキシなど)、オキソなどが挙げられる。前記
「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル」、「ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル」、
「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ」、
「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ」、
「置換基を有していてもよい5ないし7員飽和環状アミ
ノ」、「アシル」、「アシルアミノ」および「アシルオ
キシ」は、前記「置換基を有していてもよい炭化水素
基」の「置換基」において詳述したものと同様のものが
挙げられる。該「芳香族基」は、例えば上記置換基を、
芳香族基の置換可能な位置に1ないし5個、好ましくは
1ないし3個有していてもよく、置換基数が2個以上の
場合、各置換基は同一または異なっていてもよい。
【0035】R3またはR3aで示される「置換基を有し
ていてもよい複素環基」の「複素環基」としては、例え
ば炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子か
ら選ばれる1または2種、1ないし4個のヘテロ原子を
含む5ないし14員(単環、2環または3環式)複素
環、好ましくは(i)5ないし14員(好ましくは5な
いし10員)芳香族複素環、(ii)6ないし10員非芳
香族複素環または(iii)7ないし10員複素架橋環か
ら任意の1個の水素原子を除いてできる1価基などが挙
げられる。上記「5ないし14員芳香族複素環」、「6
ないし10員非芳香族複素環」、「複素架橋環」として
は、前記Xで示される「2価の複素環基」で詳述したも
のと同様のものが挙げられる。該「複素環基」として好
ましくは、炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸
素原子から選ばれる1または2種、好ましくは、1ない
し4個のヘテロ原子を含む5ないし10員の(単環式ま
たは2環式)複素環基である。具体的には、例えば2−
または3−チエニル、2−,3−または4−ピリジル、
2−または3−フリル、2−,3−,4−,5−または
8−キノリル、4−イソキノリル、ピラジニル、2−ま
たは4−ピリミジニル、3−ピロリル、2−イミダゾリ
ル、3−ピリダジニル、3−イソチアゾリル、3−イソ
オキサゾリル、1−インドリル、2−インドリル、2−
イソインドリニルなどの芳香族複素環基、例えば1−,
2−または3−ピロリジニル、2−または4−イミダゾ
リニル、2−,3−または4−ピラゾリジニル、ピペリ
ジノ、2−,3−または4−ピペリジル、1−または2
−ピペラジニル、モルホリノなどの非芳香族複素環基な
どである。このうち、例えば炭素原子以外に窒素原子、
硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし3個のヘ
テロ原子を含む5ないし6員の複素環基等がさらに好ま
しい。具体的には、2−チエニル、3−チエニル、2−
ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−フリル、
3−フリル、ピラジニル、2−ピリミジニル、3−ピロ
リル、3−ピリダジニル、3−イソチアゾリル、3−イ
ソオキサゾリル、1−,2−または3−ピロリジニル、
2−または4−イミダゾリニル、2−,3−または4−
ピラゾリジニル、ピペリジノ、2−,3−または4−ピ
ペリジル、1−または2−ピペラジニル、モルホリノな
どが挙げられる。
【0036】該「置換基を有していてもよい複素環基」
は、例えば前記「置換基を有していてもよい芳香族基」
が有していてもよい置換基を1〜5個、好ましくは1〜
3個有していてもよい。置換基数が2個以上の場合、各
置換基は同一または異なっていてもよい。R4で示され
る「C1-6アルキル」としては、例えば、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、se
c-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシルなどが挙
げられる。R3とR4が隣接する窒素原子と共に形成する
「置換基を有していてもよい含窒素複素環」の「含窒素
複素環」としては、例えば炭素原子以外に少なくとも1
個の窒素原子を含み窒素原子、硫黄原子および酸素原子
から選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を含んでいても
よい5ないし7員含窒素複素環などが挙げられ、例え
ば、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピペラ
ジン、アゼチジンなどが挙げられる。好ましくは6員含
窒素複素環である。該「置換基を有していてもよい含窒
素複素環」は、例えば前記「置換基を有していてもよい
芳香族基」が有していてもよい置換基を1〜3個有して
いてもよい。置換基数が2個以上の場合、各置換基は同
一または異なっていてもよい。
【0037】Yで示される「アシル」の好ましいものと
しては、 式:−(C=O)−R3,−(C=O)−OR3,−(C=O)
−NR3R4,−SO2−R3a〔式中、各記号は前記と同
意義を示す〕などで表されるアシルである。さらに好ま
しいアシルとしては、例えばホルミル、カルボキシ、C
1-6アルコキシ−カルボニル(例、メトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、ブト
キシカルボニルなど)、カルバモイル、モノ−C1-6ア
ルキル−カルバモイル(例、メチルカルバモイル、エチ
ルカルバモイルなど)、ジ−C1-6アルキル−カルバモ
イル(例、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイ
ル、エチルメチルカルバモイルなど)、C6-10アリール
−カルバモイル(例、フェニルカルバモイル、ナフチル
カルバモイルなど)、C1-6アルキルスルホニル(例、
メチルスルホニル、エチルスルホニルなど)などであ
る。このうち、さらに好ましくは、カルボキシ、C1-6
アルコキシ−カルボニル、モノ−C1-6アルキル−カル
バモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルなどであ
る。
【0038】Yで示される「置換基を有していてもよい
ヒドロキシ」としては、置換基として例えば前記の「置
換基を有していてもよい炭化水素基」、「アシル」、
「芳香族複素環基」などを1個有していてもよいヒドロ
キシが挙げられる。このうち好ましくは、置換基を有し
ていてもよい炭化水素基、さらに好ましくは、置換基を
それぞれ1ないし3個有していてもよいC1-6アルキ
ル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロ
アルキル、C6-14アリールまたはC7-16アラルキルであ
る。特に好ましくは、(i)ハロゲン、(ii)C1-3アル
キレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(vi
i)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(vi
ii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(ix)ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C1- 6ア
ルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xi
ii)ホルミル、カルボキシ、C1-6アルキル−カルボニ
ル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10アリール−
カルボニル、C6-10アリールオキシ−カルボニル、C
7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5ないし6員複素
環カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−
カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C
6-10アリール−カルバモイル、5ないし6員複素環カル
バモイル、C1-6アルキルスルホニルおよびC6-10アリ
ールスルホニルから選ばれるアシル、(xiv)ホルミル
アミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C6-10アリ
ール−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサ
ミドおよびC1-6アルキルスルホニルアミノから選ばれ
るアシルアミノ、(xv)C1-6アルキル−カルボニルオ
キシ、C6-10アリール−カルボニルオキシ、C1-6アル
コキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル
オキシ、C6-10アリール−カルバモイルオキシおよびニ
コチノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、(xvi)
(xvi-1)C1-6アルキル、(xvi-2)ハロゲン、C1-3ア
ルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよ
いC3-6シクロアルキル、ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルコキシ、ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキ
ルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C6-10アリー
ル、カルボキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニ
ル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10アリール−
カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C1-6
アルキルスルホニル、ホルミルアミノ、C1-6アルキル
−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミ
ド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6アルキル−
カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
シ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよび
ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシから選ばれる
置換基を1ないし5個それぞれ有していてもよいC6-14
アリール、C7-16アラルキル、5ないし7員飽和環状ア
ミノまたは5ないし6員芳香族複素環基および(xvi-
3)C6-10アリール−カルボニルから選ばれる置換基を
1または2個有していてもよい5ないし7員飽和環状ア
ミノ、(xvii)スルホおよび(xviii)(1')ハロゲ
ン、(2')C1-3アルキレンジオキシ、(3')ニトロ、
(4')シアノ、(5')ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル、(6')ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル、(7')ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルコキシ、(8')ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルチオ、(9')ヒドロキシ、(10')アミノ、
(11')モノ−C1-6アルキルアミノ、(12')ジ−C1-6
アルキルアミノ、(13')(13'-1)C1-6アルキル、(1
3'-2)ハロゲン、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、
シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、
アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキ
ルアミノ、C6-10アリール、カルボキシ、ホルミル、C
1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニ
ル、C6-10アリール−カルボニル、カルバモイル、モノ
−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−
カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルア
ミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキ
シ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミ
ノ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルコキ
シ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシおよびジ−C1-6アルキル−カルバモイル
オキシから選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有し
ていてもよいC6-14アリール、C7-16アラルキル、5な
いし7員飽和環状アミノまたは5ないし6員芳香族複素
環基および(13'-3)C6-10アリール−カルボニルから
選ばれる置換基を1または2個有していてもよい5ない
し7員飽和環状アミノ、(14')ホルミル、カルボキ
シ、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カ
ルボニル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10アリー
ルオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カル
ボニル、5ないし6員複素環カルボニル、カルバモイ
ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6ア
ルキル−カルバモイル、C6-10アリール−カルバモイ
ル、5ないし6員複素環カルバモイル、C1-6アルキル
スルホニルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれ
るアシル、(15')ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カ
ルボキサミド、C6-10アリール−カルボキサミド、C
1-6アルコキシ−カルボキサミドおよびC1-6アルキルス
ルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、(16')C
1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−カ
ルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
シ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール
−カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキシから選
ばれるアシルオキシ、(17')スルホ、(18')C6-10ア
リール、(19')C6-10アリールオキシおよび(20')オ
キソから選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有して
いてもよいC6-14アリール、C6-10キノニルまたは炭素
原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ば
れる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14員芳
香族複素環基から選ばれる置換基を1ないし3個有して
いてもよいC6-14アリール(好ましくはフェニル)であ
る。
【0039】Yで示される「置換基を有していてもよい
アミノ」としては、(i)置換基として例えば前記「置
換基を有していてもよい炭化水素基」および「アシル」
の1または2種、1または2個を有していてもよいアミ
ノまたは(ii)5ないし7員飽和環状アミノなどが挙げ
られる。該「5ないし7員飽和環状アミノ」としては、
前記「置換基を有していてもよい炭化水素基」が有して
いてもよい置換基として詳述した「置換基を有していて
もよい5ないし7員飽和環状アミノ」の「5ないし7員
飽和環状アミノ」と同様のものが挙げられる。Yで示さ
れる「置換基を有していてもよいアミノ」として好まし
くは、例えば、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ
(例、メチルアミノ、エチルアミノなど)、ジ−C1-6
アルキルアミノ(例、ジメチルアミノ、ジエチルアミ
ノ、エチルメチルアミノなど)、5ないし7員環状アミ
ノ(例、モルホリノ、チオモルホリノ、ピペラジン−1
−イル、ピペリジノ、ピロリジン−1−イル、ヘキサメ
チレンイミン−1−イルなど)、C1-6アルキル−カル
ボキサミド(例、アセタミドなど)、C6-10アリール−
カルボキサミド(例、フェニルカルボキサミド、ナフチ
ルカルボキサミドなど)、C1-6アルコキシ−カルボキ
サミド(例、メトキシカルボキサミド、エトキシカルボ
キサミド、プロポキシカルボキサミド、ブトキシカルボ
キサミドなど)、N'−モノ−C1-6アルキル−ウレイド
(例、N'−メチルウレイド、N'−エチルウレイドな
ど)、N',N'−ジ−C1-6アルキル−ウレイド(例、
N',N'−ジメチルウレイド、N',N'−ジエチルウレイ
ドなど)、N'−モノ−C6-10アリール−ウレイド
(例、N'−フェニルウレイド、N'−ナフチルウレイド
など)などが挙げられる。Yで示される「置換基を有し
ていてもよい芳香族基」としては、前記「置換基を有し
ていてもよい炭化水素基」が有していてもよい置換基と
して詳述したものと同様のものが挙げられる。Yは、好
ましくはアシル、置換基を有していてもよいヒドロキシ
などである。さらに好ましくは、置換基を有していても
よいヒドロキシである。
【0040】前記の「式 −X−Y で表される基」は、
A環の置換可能な位置に置換される。A環で示される
「式 −X−Y(式中、各記号は前記と同意義を示す)
で表される基の外に置換基を有していてもよい5ないし
8員環」の「5ないし8員環」としては、キノン環と縮
合している部分以外に二重結合を1個含んでいてもよ
く、炭素原子以外に酸素原子、窒素原子および硫黄原子
から選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を含んでいても
よい5ないし8員同素または複素環が挙げられる。具体
例としては、式
【化21】 で表される環が挙げられる。このうち好ましくは、炭素
原子以外に、1個の窒素原子を含んでいてもよい5ない
し7員同素または複素環である。さらに好ましくは、式
【化22】 で表される環である。特に好ましくは、式
【化23】 で表される環である。
【0041】A環で示される「式 −X−Y(式中、各
記号は前記と同意義を示す)で表される基の外に置換基
を有していてもよい5ないし8員環」の「置換基」とし
ては、例えばアシル、置換基を有していてもよいヒドロ
キシ、置換基を有していてもよいアミノ、置換基を有し
ていてもよい炭化水素基、置換基を有していてもよい複
素環基、オキソ等が挙げられる。該「アシル」、「置換
基を有していてもよいヒドロキシ」、「置換基を有して
いてもよいアミノ」、「置換基を有していてもよい炭化
水素基」、「置換基を有していてもよい複素環基」は前
記と同様のものがそれぞれ挙げられる。該置換基として
好ましくは、カルボキシ、C1-6アルコキシ−カルボニ
ル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキルアミノ−カル
ボニル、ジ−C1-6アルキルアミノ−カルボニル、ヒド
ロキシを有していてもよいC1-6アルキル、オキソ、置
換基を有していてもよい炭化水素基などが挙げられる。
該置換基は、A環の置換可能な位置に1〜3個置換され
ていてもよく、置換基数が2個以上の場合、各置換基お
よびその置換位置は同一または異なっていてもよい。ま
た、該置換基は、式 −X−Y(式中、各記号は前記と
同意義を示す)で表される基と同じ位置に置換されてい
てもよい。A環は好ましくは、式
【化24】 (式中、各記号は前記と同意義を示す)で表わされる環
である。
【0042】化合物(I)中、R1およびR2がそれぞれ
C1-6アルキル;Xが(1)C2-8アルキレンまたは(2)
式:−(CH2)m−X1−、−(CH2)m−X2−X1−、−X1−X2−
(CH2)n−、−X2−X1−(CH2)n−、−(CH2)m−X1−(CH2)n
−、−(CH2)m−X2−(CH2)n−、−(CH2)m−X1−X2−(C
H2)n−、−(CH2)m−X2−X1−(CH2)n−または−X2−X1−
X2−(CH2)n−〔式中、X1は2価のC6-14芳香族炭化水
素基(好ましくは1,4−フェニレン)、X2はO、mは
0ないし10の整数、nは1ないし5の整数、およびm
+nは2ないし10の整数を示す〕で表される基;Yが
置換基を有していてもよいヒドロキシ;およびA環が
式:
【化25】 で表される環である化合物が好ましい。このうちYは、
好ましくは、置換基として(i)ハロゲン、(ii)C1-3
アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(v
i)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
(vii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
(viii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチ
オ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C
1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミ
ノ、(xiii)ホルミル、カルボキシ、C1-6アルキル−
カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10ア
リール−カルボニル、C6-10アリールオキシ−カルボニ
ル、C7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5ないし6
員複素環カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アル
キル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、C6-10アリール−カルバモイル、5ないし6員複素
環カルバモイル、C1-6アルキルスルホニルおよびC
6-10アリールスルホニルから選ばれるアシル、(xiv)
ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C
6-10アリール−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カ
ルボキサミドおよびC1-6アルキルスルホニルアミノか
ら選ばれるアシルアミノ、(xv)C1-6アルキル−カル
ボニルオキシ、C6-10アリール−カルボニルオキシ、C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシ、C6-10アリール−カルバモイルオキシお
よびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、
(xvi)(xvi-1)C1-6アルキル、(xvi-2)ハロゲン、
C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されて
いてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C
1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C6-10
アリール、カルボキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カ
ルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10アリ
ール−カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルアミノ、C1-6
アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボ
キサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6アル
キル−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニ
ルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ
およびジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシから選
ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有していてもよい
C6-14アリール、C7-16アラルキル、5ないし7員飽和
環状アミノまたは5ないし6員芳香族複素環基および
(xvi-3)C6-10アリール−カルボニルから選ばれる置
換基を1または2個有していてもよい5ないし7員飽和
環状アミノ、(xvii)スルホおよび(xviii)(1')ハ
ロゲン、(2')C1-3アルキレンジオキシ、(3')ニト
ロ、(4')シアノ、(5')ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキル、(6')ハロゲン化されていてもよいC
3-6シクロアルキル、(7')ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルコキシ、(8')ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキルチオ、(9')ヒドロキシ、(10')アミ
ノ、(11')モノ−C1-6アルキルアミノ、(12')ジ−
C1-6アルキルアミノ、(13')(13'-1)C1-6アルキ
ル、(13'-2)ハロゲン、C1-3アルキレンジオキシ、ニ
トロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロ
キシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6
アルキルアミノ、C6-10アリール、カルボキシ、ホルミ
ル、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カ
ルボニル、C6-10アリール−カルボニル、カルバモイ
ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6ア
ルキル−カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、ホ
ルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6
アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニ
ルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6ア
ルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−
カルバモイルオキシおよびジ−C1-6アルキル−カルバ
モイルオキシから選ばれる置換基を1ないし5個それぞ
れ有していてもよいC6-14アリール、C7- 16アラルキ
ル、5ないし7員飽和環状アミノまたは5ないし6員芳
香族複素環基および(13'-3)C6-10アリール−カルボ
ニルから選ばれる置換基を1または2個有していてもよ
い5ないし7員飽和環状アミノ、(14')ホルミル、カ
ルボキシ、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキ
シ−カルボニル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10
アリールオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ
−カルボニル、5ないし6員複素環カルボニル、カルバ
モイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C
1-6アルキル−カルバモイル、C6-10アリール−カルバ
モイル、5ないし6員複素環カルバモイル、C1-6アル
キルスルホニルおよびC6-10アリールスルホニルから選
ばれるアシル、(15')ホルミルアミノ、C1-6アルキル
−カルボキサミド、C6-10アリール−カルボキサミド、
C1-6アルコキシ−カルボキサミドおよびC1-6アルキル
スルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、(16')
C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−
カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
シ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−
C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール
−カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキシから選
ばれるアシルオキシ、(17')スルホ、(18')C6-10ア
リール、(19')C6-10アリールオキシおよび(20')オ
キソから選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有して
いてもよいC6-14アリール、C6-10キノニルまたは炭素
原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ば
れる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14員芳
香族複素環基から選ばれる置換基を1ないし3個有して
いてもよいフェニルで置換されたヒドロキシである。
【0043】また、R1およびR2がそれぞれC1-6アル
キル;Xが(1)C1-8アルキレンまたは(2)式:−(CH
2)m'−X2'−X1'−、−X1'−X2'−(CH2)n'−または−(CH
2)m'−X2'−X1'−(CH2)n'−〔式中、X1'は1,4−フェ
ニレン、X2'はO、m'は1ないし4の整数、およびn'
は1または2を示す〕で表される基;Yが(1)カルボ
キシ、(2)置換基として(i)C1-6アルコキシ、(i
i)アミノ、(iii)モノ−またはジ−C1-6アルキルア
ミノまたは(iv)C1-6アルキル、フェニルまたはピペ
リジノを有していてもよい6員飽和環状アミノを有する
カルボニル、(3)置換基として(i)ハロゲン、C1-3
アルキレンジオキシ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ア
ルコキシおよびモノ−C1-6アルキル−カルバモイルか
ら選ばれる置換基を1ないし3個有していてもよいフェ
ニル、(ii)C1-6アルキル−カルボニル、(iii)モノ
−またはジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(iv)ピ
リジルまたは(v)キノリルを有していてもよいヒドロ
キシ、(4)C1-6アルキルおよびC1-6アルキル−カル
ボニルから選ばれる置換基を1または2個有していても
よいアミノ、(5)置換基として(i)フェニル、(ii)
フェニルを有していてもよいベンジル、(iii)ピペリ
ジノまたは(iv)ピリジルを有していてもよい6員飽和
環状アミノ、(6)フェニル、(7)C1-6アルコキシを
1または2個有していてもいC6-10キノニル、(8)フ
タルイミド、(9)オキソを有していてもよいピリジ
ル、(10)オキソを有していてもよいキノリル、(11)
ベンゾトリアゾリルまたは(12)ベンズイミダゾリル;
およびA環が、さらに置換基としてカルボキシ、C1-6
アルコキシ−カルボニル、カルバモイル、モノ−または
ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、ヒドロキシ−C1-6
アルキルまたはフェニルを有していてもよい式:
【化26】 で表される環である化合物も好ましい。
【0044】化合物(I)はさらに好ましくは、式:
【化27】 〔式中、R1aおよびR2aがそれぞれC1-3アルキル;q
が1ないし4の整数;およびRが1ないし3個のハロゲ
ン、C1-3アルキレンジオキシ、シアノ、ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−カルボニ
ル、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミ
ド、C6-10アリール−カルボキサミド、C1-6アルコキ
シ−カルボキサミドまたはC1-6アルキルスルホニルア
ミノを示す〕で表される化合物またはその塩である。化
合物(I)の具体例は、2−[8−(4−クロロフェノ
キシ)オクチル]−5,6−ジメトキシインダン−4,7
−ジオン、4−[2−(2,3−ジメトキシ−1,4−ジ
オキソ−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1H−ベ
ンゾ[a]シクロヘプテン−7−イル)エトキシ]安息
香酸エチル、または7−[2−(4−クロロフェノキ
シ)エチル]−2,3−ジメトキシ−4,5,6,7,8,9
−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−
1,4−ジオンなどである。
【0045】化合物(I)の塩としては、例えば金属
塩、アンモニウム塩、有機塩基との塩、無機酸との塩、
有機酸との塩、塩基性または酸性アミノ酸との塩などが
挙げられる。金属塩の好適な例としては、例えばナトリ
ウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩;カルシウム
塩、マグネシウム塩、バリウム塩などのアルカリ土類金
属塩;アルミニウム塩などが挙げられる。有機塩基との
塩の好適な例としては、例えばトリメチルアミン、トリ
エチルアミン、ピリジン、ピコリン、エタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジシ
クロヘキシルアミン、N,N'−ジベンジルエチレンジア
ミンなどとの塩が挙げられる。無機酸との塩の好適な例
としては、例えば塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン
酸などとの塩が挙げられる。有機酸との塩の好適な例と
しては、例えばギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、フマー
ル酸、シュウ酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハ
ク酸、リンゴ酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸などとの塩が挙げられる。
塩基性アミノ酸との塩の好適な例としては、例えばアル
ギニン、リジン、オルニチンなどとの塩が挙げられ、酸
性アミノ酸との塩の好適な例としては、例えばアスパラ
ギン酸、グルタミン酸などとの塩が挙げられる。このう
ち、薬学的に許容し得る塩が好ましい。例えば、化合物
(I)内に酸性官能基を有する場合にはアルカリ金属塩
(例、ナトリウム塩,カリウム塩など)、アルカリ土類
金属塩(例、カルシウム塩,マグネシウム塩,バリウム
塩など)、アンモニウム塩など、また、化合物(I)内
に塩基性官能基を有する場合には塩酸塩、硫酸塩、リン
酸塩、臭化水素酸塩などの無機塩または、酢酸塩、マレ
イン酸塩、フマル酸塩、コハク酸塩、メタンスルホン酸
塩、p−トルエンスルホン酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩
などの有機塩が挙げられる。
【0046】化合物(I)の製造法について以下に述べ
る。化合物(I)は、自体公知の手段を用いるほか、例
えば以下のスキームに示される方法などにより製造でき
る。以下のスキーム中に示す化合物は塩を形成している
場合も含み、該塩としては、例えば化合物(I)の塩と
同様のものなどが挙げられる。
【化28】 上記式中、PおよびP’はそれぞれ保護基、他の各記号
は前記と同意義を示す。PまたはP’で示される「保護
基」は、反応に支障のない限り、有機合成反応の分野で
用いられるもの等が使用でき、後述の中間製造工程で安
定なものであれば何れの基でもよく、好ましくはメチ
ル、ベンジル等が用いられる。
【0047】(工程1)化合物(II)をキノン生成反応
に付し、化合物(I)を得る。化合物(II)は自体公知
の方法、例えば下記スキーム2の方法またはそれに準じ
た方法により製造できる。工程1では、化合物(II)の
PおよびP’の除去工程と酸化工程とを同時または別々
に行ってもよい。例えば、PおよびP’がメチルの場
合、化合物(II)とセリウム化合物(例、CAN[硝酸
セリウム(IV)アンモニウム]等)とを反応させて化合
物(I)を得る方法が挙げられる。該反応は、化合物(I
I)と過剰量(好ましくは2〜10当量)のセリウム化
合物とを、不活性溶媒(例、水およびニトリル系溶媒の
混合溶媒など)中、室温(0〜30℃)〜80℃、1〜
24時間撹拌することにより行われる。必要に応じ、触
媒量〜10当量の鉱酸(例、硫酸など)または有機酸
(例、2,6−ピリジンジカルボン酸など)とともに反
応を行ってもよい。また、化合物(II)と、2〜10当
量の酸化銀(II)またはクロム酸試薬(例、クロロクロ
ム酸ピリジニウム、Collins 試薬など)とを、自体公知
の手段、例えばテトラヘドロン・レターズ(Tetrahedro
n Lett.),94巻,227頁(1980)等に記載の方法に準じ
て反応させ、化合物(I)を得る方法も用いられる。
【0048】例えば、PおよびP’がベンジルの場合、
化合物(II)を自体公知の接触還元法に付し、ヒドロキ
ノン体(化合物(IIa))を得、次いで必要に応じて単
離した化合物(IIa)を自体公知の酸化反応に付し、化
合物(I)を得る。該接触還元法は、化合物(II)およ
び触媒量の金属触媒(例、ラネーニッケル、酸化白金、
金属パラジウム、パラジウム−炭素など)を、アルコー
ル系溶媒中、1〜100気圧、好ましくは1〜5気圧の
水素圧下、室温〜100℃、1〜48時間反応させるこ
とにより行われる。次工程の酸化反応は、化合物(II
a)および2〜10当量の酸化剤を、不活性溶媒中、室
温〜50℃、1〜24時間撹拌することにより行われ
る。不活性溶媒としては、水、エーテル系溶媒、ハロゲ
ン化炭化水素系溶媒などを単独あるいはこれらの二種以
上を混合して用いることができる。該酸化剤としては、
例えば、クロム化合物(例、無水クロム酸、ジョーンズ
試薬など)、マンガン化合物(二酸化マンガン、過マン
ガン酸カリウムなど)、酸化銀、酸化第二鉄、フレミー
塩等が挙げられる。好ましくは、酸化第二鉄、フレミー
塩等である。工程1で得られた化合物(I)は、必要に
応じ、公知の脱保護反応、アシル化反応、アミド化反
応、エステル化反応、アミノ化反応、加水分解反応、ア
ルキル化反応のそれぞれ単独あるいはその二以上を組み
合わせた反応に付し、目的物を得てもよい。これらの反
応は、例えば、コンプリヘンシブ・オーガニック・トラ
ンスフォーメーション(Comprehensive Organic Transf
ormations)VCH Publishers Inc.(1989),Richard Lar
ock 著等に記載の方法などに準じて行えばよい。
【0049】
【化29】 上記式中、−CO−Q で示される基はカルボン酸また
はその反応性誘導体、Q’は水素原子またはハロゲン、
Y’はYに変換可能な基、その他の記号は上記と同意義
を示す。Qとして好ましくは、ヒドロキシ、C1-6アル
コキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプ
ロポキシ、ブトキシなど)、ハロゲン(例、ブロモ、ク
ロロ、フルオロなど)、置換基を有していてもよいC
6-10アリールオキシ、置換基を有していてもよいC7-12
アラルキルオキシ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ
(例、アセチルオキシ、プロピオニルオキシなど)、C
1-6アルコキシ−カルボニルオキシ(例、メトキシカル
ボニルオキシ、ブトキシカルボニルオキシ、プロポキシ
カルボニルオキシなど)などである。該「置換基を有し
ていてもよいC6-10アリールオキシ」の「C6-10アリー
ルオキシ」としては、例えばフェニルオキシ、ナフチル
オキシなどが挙げられる。「置換基を有していてもよい
C6-10アリールオキシ」の「置換基」としては、例えば
ニトロ、ハロゲン等の1〜5個が挙げられる。「置換基
を有していてもよいC6-10アリールオキシ」の具体例と
しては、フェノキシ、ペンタクロロフェニルオキシ、ペ
ンタフルオロフェニルオキシ、p−ニトロフェニルオキ
シなどが挙げられる。該「置換基を有していてもよいC
7-12アラルキルオキシ」の「C7-12アラルキルオキシ」
としては、例えばベンジルオキシなどが挙げられる。
「置換基を有していてもよいC7-12アラルキルオキシ」
の「置換基」としては、上記「置換基を有していてもよ
いC6-10アリールオキシ」の置換基と同様のものが用い
られる。「置換基を有していてもよいC7-12アラルキル
オキシ」の具体例としては、ベンジルオキシ、p−クロ
ロベンジルオキシなどが挙げられる。Q’で示される
「ハロゲン」としては、好ましくは、ブロモ、クロロ等
が挙げられる。
【0050】Y’は、Yに変換可能な基であれば何れの
基でもよく、例えば、(i)前記Yで示される「アシ
ル、置換基を有していてもよいヒドロキシ、置換基を有
していてもよいアミノ、置換基を有していてもよい芳香
族基」および(ii)ハロゲン、ニトロ、シアノ、アジ
ド、シリル化されたヒドロキシ、シリル化されたアミ
ノ、シリル化されたカルボキシ、アセタールで保護され
たカルボニルなどが挙げられる。該「シリル化されたヒ
ドロキシ」、「シリル化されたアミノ」および「シリル
化されたカルボキシ」の「シリル」としては、例えば、
トリメチルシリル、トリエチルシリル、ジメチルフェニ
ルシリル、ジメチル-t-ブチルシリル、ジエチル-t-ブチ
ルシリルなどが挙げられる。該「アセタールで保護され
たカルボニル」の「アセタール」としては、例えば、
1,3−ジオキソランなどの環状アセタール、ジ−C
1-6アルキルアセタールなどの非環状アセタール等が挙
げられる。Y’がハロゲンの場合、必要に応じ、自体公
知の方法、例えば前記コンプリヘンシブ・オーガニック
・トランスフォーメーション(1989)等に記載の方法に従
って、アシル、置換基を有していてもよいヒドロキシ、
置換基を有していてもよいアミノなどに変換する。Y’
がニトロ、シアノ、アジドの場合、必要に応じ、自体公
知の方法、例えば前記コンプリヘンシブ・オーガニック
・トランスフォーメーション(1989)等に記載の方法に従
って、アミノに変換する。Y’は、好ましくは、C1-6
アルコキシ−カルボニル(例、メトキシカルボニル、エ
トキシカルボニル、プロポキシカルボニルなど)、シリ
ルオキシ(例、トリメチルシリルオキシ、トリエチルシ
リルオキシ、ジメチルフェニルシリルオキシ、ジメチル
-t-ブチルシリルオキシ、ジエチル-t-ブチルシリルオキ
シなど)、フタルイミドなどが挙げられる。
【0051】(工程2)化合物(III)を自体公知の環
化反応に付し、化合物(IV)を得る。化合物(III)は
自体公知の方法、例えば下記スキーム3の方法またはそ
れに準じた方法により製造できる。該環化反応として、
例えば以下の2法が挙げられる。 (1)化合物(III)において、Q’が水素原子の場合、
例えば、酸を用いて環化反応を行う。該反応では、Q
は、好ましくは、ヒドロキシ、ハロゲンなどである。こ
の反応は、化合物(III)と触媒量〜過剰量、好ましく
は1〜5当量の酸とを不活性溶媒中、−70〜100
℃、10分間〜24時間反応させて行う。酸としては、
例えばルイス酸(例、塩化アルミニウム、塩化第二ス
ズ、四塩化チタン、三フッ化ホウ素ジエチルエーテルな
ど)、鉱酸(例、硫酸、ポリリン酸など)、有機酸
(例、p−トルエンスルホン酸、トリフルオロメタンス
ルホン酸、メタンスルホン酸など)、有機ケイ素誘導体
(例、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル
エーテルなど)等が挙げられる。不活性溶媒としては、
例えば、ハロゲン化炭化水素系溶媒、芳香族系溶媒など
を単独あるいはこれらの二種以上を混合して用いること
ができる。
【0052】(2)化合物(III)において、Q’がハロ
ゲンの場合、例えば有機金属試薬を用いハロゲン−金属
交換反応により環化反応を行う。該反応では、Qは、好
ましくは、C1-6アルコキシ、フェニルオキシなどであ
る。この反応は、化合物(III)および過剰量、好まし
くは1〜5当量の有機金属試薬を不活性溶媒中、−12
0〜50℃、好ましくは−90〜−50℃、0.5〜1
8時間反応させて行う。有機金属試薬としては、例えば
アルキルリチウム(例、メチルリチウム、エチルリチウ
ム、ブチルリチウム、sec-ブチルリチウム、tert-ブチ
ルリチウムなどのC1-6アルキルリチウム等)、アリー
ルリチウム(例、フェニルリチウムなどのC6-10アリー
ルリチウム等)、グリニアル試薬(例、メチルマグネシ
ウムブロミド、エチルマグネシウムブロミド、ブチルマ
グネシウムブロミド、sec-ブチルマグネシウムブロミ
ド、tert-ブチルマグネシウムブロミドなどのC1-6アル
キルマグネシウムブロミド、フェニルマグネシウムブロ
ミドなどのC6-10アリールマグネシウムブロミド等)、
アルキル亜鉛(例、ジメチル亜鉛、ジエチル亜鉛、ジブ
チル亜鉛などのC1-6アルキル亜鉛等)、C6-10アリー
ルナトリウム(例、フェニルナトリウム等)などが挙げ
られる。不活性溶媒としては、エーテル系溶媒、芳香族
系溶媒などを単独あるいはこれらの二種以上を混合して
用いることができる。好ましくは、エチルエーテル、テ
トラヒドロフラン(THF)、1,2−ジメトキシエタ
ンなどが挙げられる。
【0053】(工程3)化合物(IV)を還元反応に付
し、化合物(V)を得る。還元反応は、自体公知の方
法、例えば、金属水素化物を用いる方法または接触還元
法などが挙げられる(例、オーガニック・ファンクショ
ナル・グループ・プレパレーションズ(ORGANIC FUNCTI
ONAL GROUP PREPARATIONS)第2版、アカデミックプレ
ス社(ACADEMIC PRESS, INC.)に記載の方法など)。金
属水素化物による還元反応は、化合物(IV)と金属水素
化物とを不活性溶媒中で反応させることにより行われ
る。金属水素化物としては、例えば、水素化アルミニウ
ムリチウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リ
チウム、シアノ水素化ホウ素ナトリウム、ジボラン、ジ
ブチルアルミニウムヒドリドなどが挙げられる。このう
ち、好ましくは水素化アルミニウムリチウムなどの金属
水素化物が挙げられる。金属水素化物の使用量は、化合
物(IV)に対して、1〜20当量、好ましくは2〜6当
量である。金属水素化物を使用する反応における反応温
度は、−70〜100℃、好ましくは0〜50℃であ
る。反応時間は0.1〜6時間、好ましくは0.5〜2時
間である。接触還元法は、化合物(IV)と触媒量の金属
触媒(例、ラネーニッケル、酸化白金、金属パラジウ
ム、パラジウム−炭素など)とを、不活性溶媒(例、ア
ルコール系溶媒等)中、1〜100気圧の水素圧下、室
温〜100℃、1〜48時間反応させることにより行わ
れる。
【0054】(工程4)化合物(V)を還元的脱水反応
に付し、化合物(VI)を得る。還元的脱水反応として
は、自体公知の接触還元法、有機シリル試薬(アルキル
シラン試薬等)を用いる方法などが挙げられる。接触還
元法は、化合物(V)と触媒量の金属触媒(例、ラネー
ニッケル、酸化白金、金属パラジウム、パラジウム−炭
素など)とを不活性溶媒(例、アルコール系溶媒等)
中、1〜100気圧の水素圧下、室温〜100℃、1〜
48時間反応させることにより行われる。必要に応じ、
触媒量〜過剰量の有機酸(例、酢酸など)または鉱酸
(例、塩酸など)を添加してもよい。アルキルシラン試
薬を用いる方法は、化合物(V)、アルキルシラン試薬
および酸を、不活性溶媒(例、ハロゲン化炭化水素系溶
媒)中、0〜100℃、好ましくは0〜30℃、10分
間〜24時間反応させることにより行われる。アルキル
シラン試薬としては、例えば、トリエチルシラン、フェ
ニルジメチルシランなどが挙げられる。アルキルシラン
試薬の使用量は、化合物(V)に対して、1〜10当
量、好ましくは1〜5当量である。酸としては、例えば
有機酸(例、トリフルオロ酢酸など)などが挙げられ
る。酸の使用量は、化合物(V)に対して、触媒量〜過
剰量、好ましくは1〜5当量である。
【0055】(工程5)化合物(IV)を還元反応に付
し、化合物(VI)を得る。還元反応としては、例えば金
属を用いる方法などが挙げられる。化合物(IV)および
過剰量(1〜100当量)の金属(例、亜鉛末など)
を、不活性溶媒(例、エーテル系溶媒、酢酸など)中、
室温〜100℃、1〜24時間撹拌することにより行わ
れる。 (工程6)化合物(VI)を、自体公知の有機合成反応に
付し、化合物(II)を得る。有機合成反応としては、例
えば、エーテル化反応、脱保護反応、酸化反応、還元反
応、アルキル化反応、アシル化反応、アミノ化反応、水
酸化反応、加水分解反応などが挙げられる。これらの反
応は、例えば前記コンプリヘンシブ・オーガニック・ト
ランスフォーメーション(1989)等に記載の方法に準じて
行えばよい。例えば、化合物(VI)においてY’がハロ
ゲンの場合、置換反応により窒素原子または酸素原子に
置換できる。「窒素原子で置換する反応」としては、化
合物(VI)および1当量〜過剰量、好ましくは1〜5当
量のアミン類を、無溶媒または不活性溶媒中、室温〜2
00℃、好ましくは50〜100℃、0.5〜18時間
撹拌する方法が挙げられる。該アミン類としては、アン
モニア、モノ−C1-6−アルキルアミン(例、メチルア
ミン、エチルアミンなど)、ジ−C1-6−アルキルアミ
ン(例、ジメチルアミン、ジエチルアミンなど)、5な
いし7員環状アミン(例、モルホリン、ピペラジン、ピ
ペリジン、ピロリジン、ヘキサメチレンイミンなど)な
どが挙げられる。不活性溶媒としては、例えばアルコー
ル系溶媒、エーテル系溶媒、アミド系溶媒、ニトリル系
溶媒などの単独あるいはこれらの二種以上を混合して用
いることができる。「酸素原子で置換する反応」として
は、(1)化合物(VI)および1当量〜過剰量、好まし
くは1.5〜10当量の有機酸の金属塩(例、酢酸ナト
リウム、酢酸カリウム、酢酸銀など)を不活性溶媒
(例、アルコール系溶媒など)中、室温〜100℃、
0.5〜24時間反応させてアシルオキシ体を得る方
法、または(2)化合物(VI)および1当量〜過剰量、
好ましくは1.1〜10当量のアルカリ金属(例、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムなど)または酸化銀を不
活性溶媒(例、水、アルコール系溶媒などの単独または
混合溶媒など)中、室温〜100℃、0.5〜24時間
反応させてヒドロキシ体を得る方法などが挙げられる。
例えば、化合物(VI)においてY’がニトロまたはアジ
ドの場合、自体公知の還元反応に付し、アミノに変換し
てもよい。
【0056】化合物(VI)においてY’がヒドロキシま
たはアミノの場合、自体公知のアルキル化反応、アシル
化反応に付して目的物を得ることができる。具体的に
は、化合物(VI)と1〜3当量、好ましくは1.1〜2
当量の式:L−Y''(式中、Lは脱離基、Y''はアシル
または置換基を有していてもよい炭化水素基を示す)で
表される化合物とを不活性溶媒中反応させる。Lで示さ
れる「脱離基」としては、Y''がアシルの場合、例えば
ハロゲン(例、クロロ、ブロモ、ヨードなど)、ハロゲ
ンで1ないし3個置換されていてもよいC1-4アルキル
スルホニルオキシ(例、メタンスルホニルオキシ、トリ
フルオロメタンスルホニルオキシなど)、ハロゲンまた
はC1-6アルキルで1ないし4個置換されていてもよい
C6-10アリールスルホニルオキシ(例、p−トルエンス
ルホニルオキシ、ベンゼンスルホニルオキシ、p−ブロ
モベンゼンスルホニルオキシなど)、C1-6アルキル−
カルボニルオキシ(例、メチルカルボニルオキシ、エチ
ルカルボニルオキシ、プロピルカルボニルオキシ、ブチ
ルカルボニルオキシなど)、C1-6アルコキシ−カルボ
ニルオキシ(例、メトキシカルボニルオキシ、エトキシ
カルボニルオキシ、プロポキシカルボニルオキシ、ブト
キシカルボニルオキシなど)、フェノキシカルボニルオ
キシなどが挙げられる。Y''が置換基を有していてもよ
い炭化水素基の場合、Lで示される「脱離基」として
は、例えばハロゲン、ハロゲンで1ないし3個置換され
ていてもよいC1-4アルキルスルホニルオキシ、ハロゲ
ンで1ないし4個置換されていてもよいC6-10アリール
スルホニルオキシなどである。Y''で示される「アシ
ル」としては、例えば前記Yで示される「アシル」と同
様のものが挙げられる。Y''で示される「置換基を有し
ていてもよい炭化水素基」としては、例えば前記Yで示
される「置換基を有していてもよいヒドロキシ」または
「置換基を有していてもよいアミノ」の「置換基」とし
て詳述した「置換基を有していてもよい炭化水素基」と
同様のものが挙げられる。不活性溶媒としては、例えば
水、アルコール系溶媒、エーテル系溶媒、ハロゲン化炭
化水素系溶媒、芳香族系溶媒、ニトリル系溶媒、アミド
系溶媒、ケトン系溶媒、スルホキシド系溶媒などの単独
あるいはこれらの二種以上を混合して用いることができ
る。中でも、エタノール、アセトニトリル、DMF、ア
セトン等が好ましい。反応温度は室温〜100℃、好ま
しくは室温〜50℃である。反応時間は0.5〜24時
間である。必要に応じ、1〜3当量の塩基を上記反応に
加えてもよい。該塩基は、アミノ基のアルキル化反応で
は必ずしも必須ではない。
【0057】該塩基としては、(1)例えば、アルカリ
金属またはアルカリ土類金属の水素化物(例、水素化リ
チウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化カ
ルシウムなど)、アルカリ金属またはアルカリ土類金属
のアミド類(例、リチウムアミド、ナトリウムアミド、
リチウムジイソプロピルアミド、リチウムジシクロヘキ
シルアミド、リチウムヘキサメチルシラジド、ナトリウ
ムヘキサメチルシラジド、カリウムヘキサメチルシラジ
ドなど)、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の低級
アルコシド(例、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエ
トキシド、カリウム t−ブトキシドなど)などの強塩
基; (2)例えば、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の
水酸化物(例、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化リチウム、水酸化バリウムなど)、アルカリ金属ま
たはアルカリ土類金属の炭酸塩(例、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、炭酸セシウムなど)、アルカリ金属また
はアルカリ土類金属の炭酸水素塩(例、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸水素カリウムなど)などの無機塩基;または (3)例えば、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチ
ルアミン、N−メチルモルホリン、ジメチルアミノピリ
ジン、DBU(1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕−
7−ウンデセン)、DBN(1,5−ジアザビシクロ
〔4.3.0〕ノン−5−エン)などのアミン類、ピリジ
ン、イミダゾール、2,6−ルチジンなどの塩基性複素
環化合物などの有機塩基等が挙げられる。
【0058】化合物(VI)においてY’がC1-6アルコ
キシ−カルボニルまたはC6-10アリールオキシ−カルボ
ニルなどの場合、還元反応によりヒドロキシメチルに変
換できる。還元反応は自体公知の方法、例えば、前記コ
ンプリヘンシブ・オーガニック・トランスフォーメーシ
ョン(1989)等に記載の方法に準じて行えばよい。例え
ば、化合物(VI)および1〜20当量、好ましくは2〜
6当量の金属水素化物を不活性溶媒中で反応させる方法
が挙げられる。金属水素化物としては、例えば、水素化
アルミニウム、水素化アルミニウムリチウム、水素化ホ
ウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、シアノ水素化
ホウ素ナトリウム、ジボラン、ジブチルアルミニウムヒ
ドリドなどが挙げられる。このうち、好ましくは水素化
アルミニウムリチウムである。不活性溶媒としては、エ
ーテル系溶媒(好ましくは、THF、エチルエーテルな
ど)、アルコール系溶媒、芳香族系溶媒(好ましくはト
ルエン)、炭化水素系溶媒(好ましくはヘキサン)など
の単独あるいはこれらの二種以上を混合して用いること
ができる。反応温度は−70〜100℃である。好まし
い反応温度は用いる還元剤によって異なるが、例えば水
素化アルミニウムリチウムの場合、室温〜50℃であ
る。
【0059】化合物(VI)においてY’がカルバモイル
またはN−置換カルバモイルの場合、還元反応により対
応するアミノメチルまたはN−置換アミノメチルにそれ
ぞれ変換できる。例えば、Y’がカルバモイル、モノ−
N−C1-6アルキル−カルバモイルまたはジ−N−C1-6
アルキル−カルバモイルなどの場合、還元反応に付すこ
とにより、それぞれアミノメチル、モノ−N−C1-6ア
ルキルアミノメチルまたはジ−N−C1-6アルキルアミ
ノメチルに変換できる。還元反応として具体的には、化
合物(VI)および1〜20当量、好ましくは2〜6当量
の金属水素化物を不活性溶媒中で反応させる方法が挙げ
られる。金属水素化物としては、例えば、水素化アルミ
ニウム、水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素ナ
トリウム、水素化ホウ素リチウム、シアノ水素化ホウ素
ナトリウム、ジボラン、ジブチルアルミニウムヒドリド
などが挙げられる。このうち、好ましくは水素化アルミ
ニウムリチウムである。不活性溶媒としては、エーテル
系溶媒(好ましくは、THF、エチルエーテルなど)、
アルコール系溶媒、芳香族系溶媒(好ましくはトルエ
ン)、炭化水素系溶媒(好ましくはヘキサン)などの単
独あるいはこれらの二種以上を混合して用いることがで
きる。反応温度は−70〜100℃である。好ましい反
応温度は用いる還元剤によって異なるが、例えば水素化
アルミニウムリチウムの場合、40〜80℃である。
【0060】化合物(VI)においてY’が加水分解可能
なアシル(例、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10
アリールオキシカルボニルなど)の場合、加水分解反応
によりカルボキシに変換できる。加水分解反応は、自体
公知のアルカリ加水分解反応および酸加水分解反応に準
じて行えばよい。アルカリ加水分解反応は、化合物(V
I)とアルカリとを不活性溶媒中で反応させる。アルカ
リとしては、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化バリウム等のアルカリ金属
またはアルカリ土類金属の水酸化物などが挙げられる。
中でも水酸化ナトリウムが好ましい。アルカリの使用量
は、化合物(VI)に対して2〜100当量、好ましくは
5〜10当量である。不活性溶媒としては、例えば、
水、アルコール系溶媒、エーテル系溶媒などの単独ある
いはこれらの二種以上を混合して用いることができる。
このうち、水−メタノールの混合溶媒が好ましい。反応
温度は、10〜120℃、好ましくは50〜120℃で
ある。反応時間は、0.5〜100時間、好ましくは1
〜50時間である。好ましい反応例としては、不活性溶
媒が水−メタノールの混合溶媒、反応温度が50〜12
0℃、反応時間が1〜10時間である。酸加水分解反応
は、化合物(VI)および過剰量、好ましくは1〜10当
量の鉱酸(例、塩酸、硫酸、リン酸など)を、溶媒存在
下、室温〜120℃、好ましくは60〜100℃、0.
5〜18時間撹拌すればよい。溶媒としては、水および
有機酸(例、酢酸など)などを混合して用いることがで
きる。このうち、好ましくは希塩酸単独または酢酸であ
る。
【0061】化合物(I)中、A環が5員同素環の場
合、例えば下記スキーム3に従って化合物(VI')を
得、次いで上記工程6に付して化合物(II')を得るこ
ともできる。化合物(II')は化合物(II)に含まれ
る。
【化30】 上記式中、各記号は前記と同意義を示す。
【0062】(工程7)化合物(VII)を臭素化反応に
付し、化合物(VIII)を得る。化合物(VII)は、入手
可能な公知化合物であり、自体公知の方法、例えばジャ
ーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(Jounal o
f Organic Chemistry),54巻,3872頁(1987)等に記
載の方法に準じて製造される。化合物(VII)および1
〜1.5当量の臭素化試薬(例えば、臭素、N−ブロモ
スクシンイミド(NBS)など)を不活性溶媒(例、ハ
ロゲン化炭化水素系溶媒、エステル系溶媒、酢酸などの
単独あるいは混合溶媒)中、−20〜100℃、好まし
くは0℃〜室温、0.1〜18時間反応させる。 (工程8)化合物(VIII)をラジカル的臭素化反応に付
し、化合物(IX)を得る。化合物(VIII)、1〜1.5
当量の臭素化試薬(例、NBSなど)および触媒量〜1
当量のラジカル発生剤(例、過安息香酸、2,2'−アゾ
ビス(イソブチロニトリル)(AIBN)など)を不活
性溶媒(例、酢酸エチル、ハロゲン化炭化水素系溶媒な
ど)中、室温〜100℃、好ましくは50〜80℃、
0.1〜18時間反応させる。
【0063】(工程9)化合物(IX)および式
【化31】 (式中、Wは水素原子、ニトロ、アシル、置換基を有し
ていてもよいヒドロキシ、置換基を有していてもよいア
ミノ、置換基を有していてもよい炭化水素基または置換
基を有していてもよい複素環基、その他の記号は上記と
同意義を示す)で表される化合物(X)を、不活性溶媒
中で反応させ、化合物(III')を得る。Wで示される
「アシル」、「置換基を有していてもよいヒドロキ
シ」、「置換基を有していてもよいアミノ」、「置換基
を有していてもよい炭化水素基」および「置換基を有し
ていてもよい複素環基」は、前記A環が有していてもよ
い置換基として詳述したのものと同様のものが挙げられ
る。この反応において、Qは好ましくはC1-6アルコキ
シ、ベンジルオキシなどである。化合物(X)の使用量
は、化合物(IX)に対して1〜1.5当量である。反応
温度は室温〜100℃、好ましくは室温〜50℃であ
る。反応時間は0.5〜24時間である。通常、該反応
には、1〜3当量の塩基を加えて行う。
【0064】不活性溶媒としては、例えばアルコール系
溶媒、エーテル系溶媒、ハロゲン化炭化水素系溶媒、芳
香族系溶媒、ニトリル系溶媒、アミド系溶媒、ケトン系
溶媒、スルホキシド系などの単独あるいはそれらの二種
以上を混合して用いることができる。中でもアセトニト
リル、DMF、アセトン、エタノールなどが好ましい。
該塩基としては、(1)例えば、アルカリ金属またはア
ルカリ土類金属の水素化物(例、水素化リチウム、水素
化ナトリウム、水素化カリウム、水素化カルシウムな
ど)、アルカリ金属またはアルカリ土類金属のアミド類
(例、リチウムアミド、ナトリウムアミド、リチウムジ
イソプロピルアミド、リチウムジシクロヘキシルアミ
ド、リチウムヘキサメチルシラジド、ナトリウムヘキサ
メチルシラジド、カリウムヘキサメチルシラジドな
ど)、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の低級アル
コシド(例、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキ
シド、カリウム t−ブトキシドなど)などの強塩基; (2)例えば、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の
水酸化物(例、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化リチウム、水酸化バリウムなど)、アルカリ金属ま
たはアルカリ土類金属の炭酸塩(例、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、炭酸セシウムなど)、アルカリ金属また
はアルカリ土類金属の炭酸水素塩(例、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸水素カリウムなど)などの無機塩基;または (3)例えば、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチ
ルアミン、N−メチルモルホリン、ジメチルアミノピリ
ジン、DBU(1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕−
7−ウンデセン)、DBN(1,5−ジアザビシクロ
〔4.3.0〕ノン−5−エン)などのアミン類、例えば
ピリジン、イミダゾール、2,6−ルチジンなどの塩基
性複素環化合物などの芳香族アミン類等が挙げられる。
【0065】(工程10)化合物(III')を環化反応に
付し、化合物(IV')を得る。化合物(III’)をエーテ
ル系溶媒(好ましくは、THF、エチルエーテルなど)
中、−100〜−60℃に冷却し、1〜2当量、好まし
くは1〜1.2当量のアルカリ金属試薬を添加し、−1
00℃〜−20℃、0.5〜6時間撹拌する。アルカリ
金属試薬としては、例えば上記工程2で用いるアルキル
リチウム、アリールリチウム、グリニアル試薬、アルキ
ル亜鉛、C6-10アリールナトリウムなどが挙げられる。 (工程11)化合物(IV')を還元反応に付し、化合物
(VI')を得る。還元反応は、前記工程3、4および5
を組み合わせて行えばよい。例えば、第一段階のケトン
のヒドロキシへの還元反応は、化合物(IV')および1
〜10当量の水素化ホウ素ナトリウムをアルコール系溶
媒中、0〜50℃、好ましくは室温、0.5〜18時間
反応させる方法が挙げられる。例えば第二段階の還元的
脱水反応としては、前記工程4の接触還元法が好まし
い。中でも、化合物(IV')およびパラジウム−炭素触
媒をアルコール系溶媒中、1〜5気圧の水素圧下、1〜
18時間撹拌する反応が好ましい。工程11で得られた
化合物(VI')において、例えば、WがC1-6アルコキシ
−カルボニルである場合、脱炭酸反応に付してもよい。
該脱炭酸反応は酸性条件下で行われ、例えば化合物(V
I')および有機酸(例、酢酸など)または鉱酸(好まし
くは、硫酸、塩酸、過塩素酸など)を、室温〜100
℃、好ましくは60〜100℃、1〜24時間反応する
方法等が用いられる。
【0066】(工程12)前記工程6と同様に方法に従
い、化合物(VI')より化合物(II')を得る。化合物
(I)中、A環が含窒素6員環の場合、例えば下記スキ
ーム4に従って化合物(II'')を得ることもできる。化
合物(II'')は化合物(II)に含まれる。
【化32】 上記式中、各記号は前記と同意義を示す。 (工程13)化合物(XI)をアシル化反応に付し、化合
物(XII)を得る。該アシル化反応は、化合物(XI)を
前記工程2に記載のハロゲン−金属交換を同様の反応条
件に付した後、1当量〜過剰量、好ましくは1〜1.5
当量のクロロ炭酸エチルを添加し、次いでそのままの温
度または室温下、1〜15時間撹拌することにより行わ
れる。好ましい反応温度は−70〜−20℃である。
【0067】(工程14)化合物(XII)を臭素化反応
に付し、化合物(XIII)を得る。前記工程8と同様の反
応条件で行う。 (工程15)化合物(XIII)をシアノ化反応に付し、化
合物(XIV)を得る。化合物(XIII)および1〜5当量
のシアノ化剤(例、シアン化ナトリウム、シアン化カリ
ウムなど)を不活性溶媒(例、DMF、DMSO、水な
ど)中、室温〜100℃、好ましく40〜70℃、1〜
18時間、好ましくは2〜5時間撹拌する。 (工程16)化合物(XIV)を環化反応に付し、化合物
(XV)を得る。該環化反応としては、接触還元法が一般
的に用いられる。化合物(XIV)および触媒量の金属触
媒(例、ラネーニッケル、酸化白金、金属パラジウム、
パラジウム−炭素など、好ましくはラネーニッケル)
を、不活性溶媒(例、アンモニアで飽和されたエタノー
ル)中、1〜100気圧の水素圧下、室温〜100℃、
1〜48時間反応させる。好ましい反応条件としては、
4〜10気圧の水素圧下、40〜100℃、1〜10時
間である。 (工程17)化合物(XV)を還元反応に付し、化合物
(XVI)を得る。該還元反応としては、種々の水素化金
属試薬を用いる方法が好ましい。例えば、前記工程3記
載の金属水素化物による還元反応が挙げられ、好ましい
反応条件としては、過剰量の水素化アルミニウムリチウ
ム、水素化アルミニウム、ジボランなどの金属水素化物
およびTHFなどのエーテル系溶媒を使用する方法が挙
げられる。 (工程18)前記工程6と同様の方法に従い、化合物
(XVI)より化合物(II')を得る。
【0068】化合物(I)中、A環が7員同素環の場
合、例えば下記スキーム5に従って化合物(VI'')を
得、次いで上記工程6に付すことにより化合物(I
I''')を得ることもできる。化合物(II''')は化合物
(II)に含まれる。
【化33】 上記式中、L1およびL2はそれぞれ脱離基、他の各記号
は前記と同意義を示す。L1またはL2で示される「脱離
基」としては、前記Lで示される「脱離基」と同様のも
のが挙げられる。L1およびL2としては、それぞれハロ
ゲン(例、クロロ、ブロモ、ヨードなど)、ハロゲンで
1ないし3個置換されていてもよいC1-4アルキルスル
ホニル(例、メタンスルホニルオキシ、トリフルオロメ
タンスルホニルオキシなど)、C1-6アルキルまたはハ
ロゲンで1ないし4個置換されていてもよいC6-10アリ
ールスルホニルオキシ(例、p−トルエンスルホニルオ
キシ、ベンゼンスルホニルオキシ、p−ブロモベンゼン
スルホニルオキシなど)などが好ましい。
【0069】(工程19)化合物(XVII)を7員環形成
反応に付し、次いで脱炭酸反応に付すことにより化合物
(XVIII)を得る。化合物(XVII)は自体公知の方法、
例えばケーミッシュ・ベリヒテ(ChemischBerichte)、
1879頁(1957)、ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサエ
ティー(Journal of Chemical Society)、426頁(196
6)等に記載の方法に準じて製造される。化合物(XVI
I)中、例えばP、P'、R1およびR2がそれぞれメチ
ル、L1およびL2がそれぞれクロロの場合、前記ケーミ
ッシュ ベリヒテ(Chemisch Berichte)、1879頁(195
7)に記載の方法に準じて行えばよい。化合物(XVII)
中、例えばP、P'、R1およびR2がそれぞれメチル、
L1およびL2がそれぞれブロモの場合、前記ジャーナル
・オブ・ケミカル・ソサエティー(Journal of Chemica
l Society)、426頁(1966)等に記載の方法に準じて行
えばよい。7員環形成反応は、化合物(XVII)と0.5
〜1.5当量の1,3−アセトンジカルボン酸ジエチルと
を不活性溶媒中、塩基存在下で反応させることにより行
われる。塩基としては、前記の強塩基、無機塩基、有機
塩基等が挙げられる。このうち好ましくは無機塩基であ
る。さらに好ましくはアルカリ金属またはアルカリ土類
金属の水酸化物(例、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化リチウム、水酸化バリウムなど)、アルカリ
金属またはアルカリ土類金属の炭酸塩(例、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸セシウムなど)である。塩基
の使用量は、1,3−アセトンジカルボン酸ジエチルに
対して2当量以上、好ましくは2〜4当量である。不活
性溶媒としては、例えば水、アルコール系溶媒、エーテ
ル系溶媒、ハロゲン化炭化水素系溶媒、芳香族系溶媒、
ニトリル系溶媒、アミド系溶媒、ケトン系溶媒、スルホ
キシド系溶媒などの単独あるいはこれらの二種以上を混
合して用いることができる。中でも、アセトニトリルな
どのニトリル系溶媒等が好ましい。反応温度は室温〜1
00℃、好ましくは室温である。反応時間は0.1〜2
4時間である。得られた粗生成物を次工程の脱炭酸反応
に付して化合物(XVIII)を得る。該脱炭酸反応は自体
公知の方法に準じて行う。通常は粗生成物および過剰
量、好ましくは1〜10当量の鉱酸(例、塩酸、硫酸、
リン酸など)を不活性溶媒中反応させる。不活性溶媒と
しては、水および有機酸(例、酢酸など)などを混合し
て用いることができる。中でも、この反応を希塩酸単独
または酢酸と希塩酸の混合溶媒中で行うのが好ましい。
反応温度は室温〜120℃、好ましくは60〜120℃
である。反応時間は0.5〜24時間である。
【0070】(工程20)得られた化合物(XVIII)を
自体公知の方法、例えば下記スキーム6に記載の方法等
に付し、化合物(VI'')を得る。例えば、化合物(V
I'')中、Xがアルキレンである化合物(VI''')は、下
記スキーム6の方法により製造することができる。 (工程21)前記工程6同様の方法により従い、化合物
(VI'')より化合物(II''')を得る。
【0071】
【化34】 上記式中、kは0ないし14の整数、他の各記号は前記
と同意義を示す。 (工程22)化合物(XVIII)をビッティッヒ(Witti
g)反応に付すことにより化合物(XIX)を得る。本反応
中、kは0ないし10の整数が好ましい。Y'はアシル
が好ましく、さらに好ましくはカルボキシまたはC1-6
アルコキシ−カルボニルである。ビッティッヒ反応は、
化合物(XVIII)とビッティッヒ試薬とを不活性溶媒
中、塩基存在下反応させることにより行われる。ビッテ
ィッヒ試薬は市販品を購入するか、自体公知の方法、例
えば、ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー
(Journal of Medicinal Chemistry)、28巻、287頁(1
985)記載の方法等に準じて製造できる。ビッティッヒ
試薬の使用量は、化合物(XVIII)に対して1当量以
上、好ましくは1〜2当量である。塩基としては、前記
の強塩基、無機塩基、有機塩基等が挙げられる。このう
ち好ましくは強塩基である。さらに好ましくは、水素化
ナトリウム、リチウムジイソプロピルアミド、リチウム
ジシクロヘキシルアミド、ナトリウムメトキシド、ナト
リウムエトキシド、カリウム t−ブトキシドなどであ
る。塩基の使用量は、ビッティッヒ試薬に対して1当量
以上である。例えばビッティッヒ試薬がカルボキシまた
はヒドロキシを持たない場合、塩基の使用量はビッティ
ッヒ試薬に対し1〜2当量が好ましい。ビッティッヒ試
薬がカルボキシまたはヒドロキシを有する場合、塩基の
使用量はビッティッヒ試薬に対し2〜4当量が好まし
い。不活性溶媒としては、例えば水、アルコール系溶
媒、エーテル系溶媒、ハロゲン化炭化水素系溶媒、芳香
族系溶媒、ニトリル系溶媒、アミド系溶媒、ケトン系溶
媒、スルホキシド系溶媒などの単独あるいはこれらの二
種以上を混合して用いることができる。中でも、エタノ
ール、トルエン、DMF等が好ましい。反応温度は室温
〜100℃、好ましくは室温〜50℃である。反応時間
は0.5〜24時間である。
【0072】(工程23)化合物(XIX)を接触還元反
応に付すことにより化合物(VI''’)を得る。接触還元
反応は、化合物(XIX)と触媒量の金属触媒(例、ラネ
ーニッケル、酸化白金、金属パラジウム、パラジウム−
炭素など)とを不活性溶媒中、1〜100気圧の水素圧
下で反応させることにより行う。不活性溶媒としては、
例えば水、アルコール系溶媒、エーテル系溶媒、エステ
ル系溶媒、ハロゲン化炭化水素系溶媒、芳香族系溶媒、
ニトリル系溶媒、アミド系溶媒などの単独あるいはこれ
らの二種以上を混合して用いることができる。中でも、
メタノール、エタノール、酢酸エチル等が好ましい。反
応温度は室温〜100℃である。反応時間は1〜48時
間である。
【0073】化合物(I)中、A環とキノンからなる縮
合環およびYが、それぞれインダン−4,7−ジオンの
場合、例えば下記スキーム7に従って化合物(II'''')
を得ることもできる。化合物(II'''')は化合物(II)
に含まれる。
【化35】 上記式中、各記号は前記と同意義を示す。
【0074】(工程24)化合物(XX)および式:L3
−X−L4(式中、L3およびL4はそれぞれ脱離基、X
は前記と同意義を示す)で表される化合物を不活性溶媒
中、塩基存在下で反応させ、化合物(XXI)を得る。L3
またはL4で示される「脱離基」としては、前記Lで示
される「脱離基」と同様のものが挙げられる。L3およ
びL4としては、それぞれハロゲン(例、クロロ、ブロ
モ、ヨードなど)、ハロゲンで1ないし3個置換されて
いてもよいC1-4アルキルスルホニルオキシ(例、メタ
ンスルホニルオキシ、トリフルオロメタンスルホニルオ
キシなど)、C1-6アルキルまたはハロゲンで1ないし
4個置換されていてもよいC6-10アリールスルホニルオ
キシ(例、p−トルエンスルホニルオキシ、ベンゼンス
ルホニルオキシ、p−ブロモベンゼンスルホニルオキシ
など)などが好ましい。化合物(XX)は市販品を容易に
入手できる。化合物(XX)の使用量は、式:L3−X−
L4で表される化合物に対して、2〜4当量、好ましく
は2〜2.5当量である。塩基としては、前記の強塩基
および有機金属試薬が挙げられる。中でも、リチウムジ
イソプロピルアミド、リチウムジシクロヘキシルアミ
ド、ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、t−ブチ
ルリチウムなどが好ましい。塩基の使用量は化合物(X
X)に対して2当量以上、好ましくは2〜3当量であ
る。不活性溶媒としては、例えばエーテル系溶媒、ハロ
ゲン化炭化水素系溶媒、芳香族系用、アミド系溶媒、ス
ルホキシド系溶媒などの単独あるいはこれらの二種以上
を混合して用いることができる。中でも、THF単独ま
たはTHFとDMF、DMSO等との混合溶媒が好まし
い。反応温度は−70℃〜室温、好ましくは−20〜3
0℃である。反応時間は0.5〜24時間である。
【0075】(工程25)化合物(XXI)を分子内フリ
ーデル−クラフツ反応に付すことにより化合物(XXII)
を得る。該分子内フリーデル−クラフツ反応としては、
例えばオーガニック・ファンクショナル・グループ・プ
レパレーションズ(ORGANIC FUNCTIONAL GROUP PREPARA
TIONS)第2版、アカデミックプレス社(ACADEMICPRES
S, INC.)に記載の方法などが挙げられる。中でもポリ
リン酸を使った反応が好ましく、この場合、ポリリン酸
の使用量は過剰量であればよく、好ましくは5〜50当
量である。反応温度は室温〜100℃、好ましくは50
〜100℃である。反応時間は0.5〜24時間であ
る。 (工程26)化合物(XXII)を還元反応に付すことによ
り化合物(XXIII)を得る。該還元反応は、接触還元反
応を用いて一工程で行う、または前記工程3と工程4と
の組み合わせと同様の反応条件で行ってもよい。接触還
元法は、化合物(XXII)と触媒量の金属触媒(例、ラネ
ーニッケル、酸化白金、金属パラジウム、パラジウム−
炭素など)とを不活性溶媒(例、酢酸などの有機酸、ア
ルコール系溶媒等)中、1〜100気圧の水素圧下で行
う。反応温度は室温〜100℃である。反応時間は1〜
48時間である。必要に応じ、反応液に触媒量ないし1
当量の鉱酸(例、過塩素酸、塩酸など)を添加してもよ
い。 (工程27)化合物(XXIII)を前記工程7と同様の臭
素化反応に付した後、メトキシでブロモを置換し、化合
物(II'''')を得る。メトキシでブロモを置換する反応
としては、例えばテトラヘトジロンレターズ(Tetrahed
ron Letters)、34巻、1007頁(1993)等に記載の方法
が挙げられる。 (工程28)化合物(II'''')を上記工程1と同様の反
応に付し化合物(XXIV)を得る。化合物(XXIV)は化合
物(I)に含まれる。
【0076】前記「アルコール系溶媒」としては、例え
ば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、tert
-ブタノール等が挙げられる。前記「エーテル系溶媒」
としては、例えば、エチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン(THF)、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン
等が挙げられる。前記「ハロゲン化炭化水素系溶媒」と
しては、例えば、ジクロロメタン、クロロホルム、1,
2−ジクロロエタン、四塩化炭素等が挙げられる。前記
「芳香族系溶媒」としては、例えば、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、ピリジン等が挙げられる。前記「炭化水
素系溶媒」としては、例えば、ヘキサン、ペンタン、シ
クロヘキサンなどが挙げられる。前記「アミド系溶媒」
としては、例えば、N,N'−ジメチルホルムアミド(D
MF),N,N'−ジメチルアセトアミドなどが挙げられ
る。前記「ケトン系溶媒」としては、例えば、アセト
ン、メチルエチルケトンなどが挙げられる。前記「スル
ホキシド系溶媒」としては、例えば、ジメチルスルホキ
シド(DMSO)などが挙げられる。前記「ニトリル系
溶媒」としては、例えば、アセトニトリル等が挙げられ
る。前記「エステル系溶媒」としては、例えば酢酸エチ
ル等が挙げられる。
【0077】前記の各反応において、原料化合物が置換
基としてアミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、カルボニル
を有する場合、これらの基にペプチド化学などで一般的
に用いられるような保護基が導入されていてもよく、反
応後に必要に応じて保護基を除去することにより目的化
合物を得ることができる。アミノの保護基としては、例
えばホルミル、C1-6アルキル−カルボニル(例、アセ
チル、エチルカルボニル、t-ブチルカルボニルなど)、
C1-6アルキルオキシ−カルボニル(例、メトキシカル
ボニル、エトキシカルボニル、t-ブトキシカルボニルな
ど)、ベンゾイル、C7-10アラルキル−カルボニル
(例、ベンジルカルボニルなど)、C7-10アラルキルオ
キシ−カルボニル(例、ベンジルオキシカルボニル、9
−フルオレニルメトキシカルボニルなど)、トリチル、
フタロイル、N,N−ジメチルアミノメチレン、シリル
(例、トリメチルシリル、トリエチルシリル、ジメチル
フェニルシリル、ジメチル-t-ブチルシリル、ジエチル-
t-ブチルシリルなど)、C2-6アルケニル(例、1−ア
リルなど)などが挙げられる。これらの基は、1ないし
3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素
など)またはニトロなどで置換されていてもよい。カル
ボキシの保護基としては、例えばC1-6アルキル(例、
メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、tert−ブチルなど)、フェニル、トリチル、シリル
(例、トリメチルシリル、トリエチルシリル、ジメチル
フェニルシリル、ジメチル-t-ブチルシリル、ジエチル-
t-ブチルシリルなど)、C2-6アルケニル(例、1−ア
リルなど)などが挙げられる。これらの基は、1ないし
3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素
など)またはニトロなどで置換されていてもよい。
【0078】ヒドロキシの保護基としては、例えばフェ
ニル、C7-10アラルキル(例、ベンジルなど)、ホルミ
ル、C1-6アルキル−カルボニル(例、アセチル、プロ
ピオニルなど)、ベンゾイル、C7-10アラルキル−カル
ボニル(例、ベンジルカルボニルなど)、テトラヒドロ
ピラニル、テトラヒドロフラニル、シリル(例、トリメ
チルシリル、トリエチルシリル、ジメチルフェニルシリ
ル、ジメチル-t-ブチルシリル、ジエチル-t-ブチルシリ
ルなど)、C2-6アルケニル(例、1−アリルなど)な
どが挙げられる。これらの基は、1ないし3個のハロゲ
ン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C
1-6アルキル(例、メチル、エチル、n−プロピルな
ど)またはニトロなどで置換されていてもよい。カルボ
ニルの保護基としては、例えば環状アセタール(例、
1,3−ジオキソランなど)、非環状アセタール(例、
ジ−C1-6アルキルアセタールなど)などが挙げられ
る。また、これらの保護基の除去方法は、自体公知の方
法、例えばプロテクティブ・グループス・イン・オーガ
ニック・シンセシス(Protective Groups in Organic S
ynthesis), John Wiley and Sons 刊(1980)に記載の方
法などに準じて行えばよい。例えば酸、塩基、紫外光、
ヒドラジン、フェニルヒドラジン、N−メチルジチオカ
ルバミン酸ナトリウム、テトラブチルアンモニウムフル
オリド、酢酸パラジウムなどを使用する方法、還元など
が用いられる。
【0079】化合物(I)は、公知の手段、例えば溶媒
抽出、液性変換、転溶、晶出、再結晶、クロマトグラフ
ィーなどによって単離精製することができる。また、化
合物(I)の原料化合物またはその塩は、前記と同様の
公知の手段などによって単離精製することができるが、
単離することなくそのまま反応混合物として次の工程の
原料として供されてもよい。また、化合物(I)は、水
和物でも非水和物であってもよい。化合物(I)が、光
学異性体、立体異性体、位置異性体、回転異性体を含有
する場合には、これらも化合物(I)として含有される
とともに、自体公知の合成手法、分離手法によりそれぞ
れを単品として得ることができる。例えば、化合物
(I)に光学異性体が存在する場合には、該化合物から
分割された光学異性体も化合物(I)に包含される。光
学異性体は自体公知の方法により製造することができ
る。具体的には、光学活性な合成中間体を用いる、また
は、最終物のラセミ体を常法に従って光学分割すること
により光学異性体を得る。
【0080】光学分割法としては、自体公知の方法、例
えば分別再結晶法、キラルカラム法、ジアステレオマー
法等が用いられる。 1)分別再結晶法 ラセミ体と光学活性な化合物(例えば、(+)−マンデル
酸、(−)−マンデル酸、(+)-酒石酸、(−)酒石酸な
ど)と塩を形成させ、これを分別再結晶法によって分離
し、所望により、中和工程を経てフリーの光学異性体を
得る方法。 2)キラルカラム法 ラセミ体またはその塩を光学異性体分離用カラム(キラ
ルカラム)にかけて分離する方法。例えば液体クロマト
グラフィの場合、ENANTIO−OVM(トーソー社
製)あるいは、ダイセル社製 CHIRALシリーズなどのキ
ラルカラムに光学異性体の混合物を添加し、水、種々の
緩衝液(例、リン酸緩衝液)、有機溶媒(例、エタノー
ル、メタノール、アセトニトリル)を単独あるいは混合
した溶液として展開させることにより、光学異性体を分
離する。また、例えばガスクロマトグラフィーの場合、
CP−Chirasil−DeX CB(ジーエルサイエンス社製)な
どのキラルカラムを使用して分離する。 3)ジアステレオマー法 ラセミ体の混合物を光学活性な試薬と化学反応によって
ジアステレオマーの混合物とし、これを通常の分離手段
(例えば、分別再結晶、クロマトグラフィ法等)などを
経て単一物質とした後、加水分解反応などの化学的な処
理により光学活性な試薬部位を切り離すことにより光学
異性体を得る方法。例えば、化合物(I)が分子内にヒ
ドロキシまたは1,2級アミノを有する場合、該化合物
と光学活性な有機酸(例えば、MPTA〔α−メトキシ
−α−(トリフルオロメチル)フェニル酢酸〕、(−)
−メントキシ酢酸等)などとを縮合反応に付すことによ
り、それぞれエステル体またはアミド体のジアステレオ
マーが得られる。一方、化合物(I)がカルボン酸基を
有する場合、該化合物と光学活性アミンまたはアルコー
ル試薬とを縮合反応に付すことにより、それぞれアミド
体またはエステル体のジアステレオマーが得られる。分
離されたジアステレオマーは、酸加水分解あるいは塩基
性加水分解反応に付すことにより、元の化合物の光学異
性体に変換される。
【0081】化合物(I)は、優れたミトコンドリア機
能賦活作用、抗酸化作用等を有するため、ミトコンドリ
アの機能低下またはミトコンドリア電子伝達異常により
起こる症状、例えば筋力低下、網膜色素変性、視力障
害、失調、痙攣、運動障害、脳梗塞様エピソード、難
聴、末梢神経障害などを抑制することができる。また、
化合物(I)の毒性は低い。従って、化合物(I)は、
低用量でヒトなどの哺乳動物のミトコンドリアの機能低
下および(または)ミトコンドリア電子伝達異常に起因
する疾患の予防・治療薬として有用である。該疾患とし
ては、例えば、神経変性疾患(例、パーキンソン病、ア
ルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病
など)、その他の中枢神経系疾患(例、脳血管性痴呆、
精神分裂病、うつ病など)、ミトコンドリア病(例、慢
性進行性外眼筋麻痺症候群、ケアンズ−セイヤー(Kear
ns-Sayre)症候群、MERRF(myoclonus epilepsy with r
agged-red fibers)、MELAS(mitochondrial myopathy,
encephalopathy lactic acidosis and stroke-like epi
sodes)、レイ(Leigh)脳症、アルパーズ(Al
pers)病、レーバー(Leber)病、ペアソン(Pears
on)病など)、循環器系疾患(例、拡張型心筋症等の心
筋症、動脈硬化症、心筋梗塞、末梢動脈閉塞症、狭心
症、うつ血性心不全、高血圧、心源性ショック、急性・
慢性腎不全など)、インシュリン非依存型糖尿病等、視
力障害、老人性難聴、肝障害、癌などが挙げられる。
〔参考文献:プロシーディング オブ ナショナルアカ
デミー オブ サイエンシス(Proceeding of National
Academy of Sciences)USA,91巻,8731-8738頁(199
4)など〕 化合物(I)は、優れた神経成長因子分泌促進作用、β
アミロイド起因神経細胞死抑制作用等も有しているた
め、ヒトなどの哺乳動物の中枢神経疾患(例、パーキン
ソン病、アルツハイマー病、脳血管性痴呆など)の予防
および治療剤としても有用である。中でも好ましくは、
パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化
症、ハンチントン病などの神経変性疾患の予防および
(または)治療剤、さらに好ましくはアルツハイマー病
予防・治療剤である。また化合物(I)は抗痴呆薬と併
用してもよい。
【0082】化合物(I)は、自体公知の手段に従って
製剤化することができ、化合物(I)そのままあるいは
薬理学的に許容される担体を、製剤化工程において適
宜、適量混合することにより医薬組成物、例えば錠剤
(糖衣錠、フィルムコーティング錠を含む)、散剤、顆
粒剤、カプセル剤、(ソフトカプセルを含む)、液剤、
注射剤、坐剤、徐放剤などとして、経口的または非経口
的(例、局所、直腸、静脈投与等)に安全に投与するこ
とができる。本発明の医薬組成物中、化合物(I)の含
有量は、剤全体の0.1〜100重量%である。投与量
は、投与対象、投与ルート、疾患などにより異なるが、
例えばアルツハイマー病治療薬として、成人(約60k
g)に対し、経口剤として、1回当たり、有効成分(化
合物(I))として約0.1〜2000mg、好ましくは
約15〜300mgであり、1日1〜数回に分けて投与す
ることができる。
【0083】本発明の医薬組成物の製造に用いられる薬
理学的に許容される担体としては、製剤素材として慣用
の各種有機あるいは無機担体物質があげられ、例えば固
形製剤における賦形剤、滑沢剤、結合剤、崩壊剤;液状
製剤における溶剤、溶解補助剤、懸濁化剤、等張化剤、
緩衝剤、無痛化剤などがあげられる。また、必要に応じ
て、防腐剤、抗酸化剤、着色剤、甘味剤、吸着剤、湿潤
剤などの添加物を用いることもできる。賦形剤として
は、例えば乳糖、白糖、D−マンニトール、デンプン、
コーンスターチ、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸など
が挙げられる。滑沢剤としては、例えばステアリン酸マ
グネシウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、コロイ
ドシリカなどが挙げられる。結合剤としては、例えば結
晶セルロース、白糖、D−マンニトール、デキストリ
ン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、デンプ
ン、ショ糖、ゼラチン、メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロースナトリウムなどが挙げられる。崩壊剤
としては、例えばデンプン、カルボキシメチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロースカルシウム、クロスカ
ルメロースナトリウム、カルボキシメチルスターチナト
リウム、L−ヒドロキシプロピルセルロースなどが挙げ
られる。溶剤としては、例えば注射用水、アルコール、
プロピレングリコール、マクロゴール、ゴマ油、トウモ
ロコシ油などが挙げられる。溶解補助剤としては、例え
ばポリエチレングリコール、プロピレングリコール、D
−マンニトール、安息香酸ベンジル、エタノール、トリ
スアミノメタン、コレステロール、トリエタノールアミ
ン、炭酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムなどが挙げら
れる。
【0084】懸濁化剤としては、例えばステアリルトリ
エタノールアミン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル
アミノプロピオン酸、レシチン、塩化ベンザルコニウ
ム、塩化ベンゼトニウム、モノステアリン酸グリセリ
ン、などの界面活性剤;例えばポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロースナ
トリウム、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロースなどの親水性高分子などが挙げられる。等
張化剤としては、例えばブドウ糖、D−ソルビトール、
塩化ナトリウム、グリセリン、D−マンニトールなどが
挙げられる。緩衝剤としては、例えばリン酸塩、酢酸
塩、炭酸塩、クエン酸塩などの緩衝液などが挙げられ
る。無痛化剤としては、例えばベンジルアルコールなど
が挙げられる。防腐剤としては、例えばパラオキシ安息
香酸エステル類、クロロブタノール、ベンジルアルコー
ル、フェネチルアルコール、デヒドロ酢酸、ソルビン酸
などが挙げられる。抗酸化剤としては、例えば亜硫酸
塩、アスコルビン酸などが挙げられる。
【0085】
【発明の実施の形態】本発明は、さらに以下の参考例、
実施例、製剤例、実験例によって詳しく説明されるが、
これらの例は単なる実例であって、本発明を限定するも
のではなく、また本発明の範囲を逸脱しない範囲で変化
させてもよい。以下の参考例、実施例中の「室温」は、
0ないし30℃を示し、有機溶媒の乾燥には無水硫酸マ
グネシウムまたは無水硫酸ナトリウムを用いた。「%」
は特記しない限り重量パーセントを意味する。その他の
本文中で用いられている略号は下記の意味を示す。 s : シングレット(singlet) d : ダブレット(doublet) t : トリプレット(triplet) q : クァルテット(quartet) m : マルチプレット(multiplet) br : ブロード(broad) J : カップリング定数(coupling constant) Hz : ヘルツ(Hertz) CDCl3 : 重クロロホルム THF : テトラヒドロフラン DMF : N,N−ジメチルホルムアミド DMSO : ジメチルスルホキシド CAN : 硝酸セリウム(IV)アンモニウム NBS : N−ブロモこはく酸イミド AIBN : 2,2'−アゾビス(イソブチロニトリ
ル) LDA : リチウムジイソプロピルアミド1 H−NMR: プロトン核磁気共鳴(通常フリー体で
CDCl3 中で測定した。)
【0086】
【実施例】
参考例1 1,2,3,4−テトラメトキシ−5−メチルベンゼン 2,3−ジメトキシ−5−メチル−1,4−ベンゾキノン
(50g,0.274mol)のジエチルエーテル(330
ml)溶液に、亜二チオン酸ナトリウム(95.4g,0.
548mol)の水(330ml)溶液を加え15分間振と
うした。エーテル層を飽和食塩水で洗浄後乾燥し減圧下
濃縮した。得られた結晶をヘキサンで洗浄し2,3−ジ
メトキシ−5−メチル−1,4−ハイドロキノン(46.
1g)を得た。2,3−ジメトキシ−5−メチル−1,4
−ハイドロキノン(46.1g,0.250mol)にジメ
チル硫酸(126g,1.00mol)を加えた後エタノー
ルを加えた。この混合物にナトリウムメトキシドのメタ
ノール溶液(28%,241g,1.25mol)を滴下後
減圧下濃縮した。水を加えてから酢酸エチルで抽出し、
有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し減圧下濃縮し
た。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチル=25:1)により精製し標題化合物
(51.6g)を得た。油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 2.23(3H,s), 3.78(3H,s),
3.82(3H,s), 3.87(3H,s), 3.93(3H,s), 6.45(1H,s) 参考例2 1−ブロモ−2,3,4,5−テトラメトキシ−6−メチ
ルベンゼン 1,2,3,4−テトラメトキシ−5−メチルベンゼン
(51.6g,0.243mol)の酢酸(100ml)溶液
に臭素(46.7g,0.292mol)を室温で滴下し、
反応液を15分間撹拌後、減圧濃縮した。残さを酢酸エ
チルで希釈し、有機層を水、飽和重曹水、水、飽和食塩
水で洗浄、乾燥後、減圧下濃縮した。得られた粗成績体
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢
酸エチル=20:1)により精製し標題化合物(59.
1g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 2.30(3H,s), 3.79(3H,s),
3.85(3H,s), 3.91(6H,s)
【0087】参考例3 1−ブロモ−6−ブロモメチル−2,3,4,5−テトラ
メトキシベンゼン 1−ブロモ−2,3,4,5−テトラメトキシ−6−メチ
ルベンゼン(49.5g,0.170mol)、N−ブロモ
コハク酸イミド(31.8g,0.179mol)およびA
IBN(558mg,3.40mmol)の酢酸エチル(30
0ml)溶液を1時間加熱還流した。反応液を減圧下濃縮
後ヘキサンで希釈し、生じた結晶を濾別し、濾液を濃縮
し標題化合物(62.6g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 3.86(3H,s), 3.91(3H,s),
3.95(3H,s), 3.98(3H,s), 4.71(2H,s) 参考例4 8−ブロモオクタン酸エチル 8−ブロモオクタン酸(50.0g,0.224mol)の
エタノール(500ml)溶液に塩化チオニル(8.15m
l,0.112mol)を氷冷下滴下し、反応液を室温で1
2時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮し、残さに飽和重
曹水を加えて酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和
食塩水で洗浄後乾燥後、減圧下濃縮した。得られた粗成
績体をアルミナカラムクロマトグラフィー(ヘキサン)
により精製し標題化合物(51.6g)を得た。油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.18-1.96(10H,m), 1.26
(3H,t,J=7.1Hz), 2.29(2H,t,J=7.3Hz), 3.41(2H,t,J=6.
8Hz), 4.13(2H,q,J=7.1Hz)
【0088】参考例5 2,9−ジエトキシカルボニルノナン酸エチル ナトリウムエトキシド(4.61g,67.7mmol)のエ
タノール(170ml)溶液に、マロン酸ジエチル(9.
85g,61.5mmol)を氷冷下加え室温で15分間撹
拌後、8−ブロモオクタン酸エチル(17.0g,67.
7mmol)を加えた。反応液を2時間加熱還流した後に飽
和塩化アンモニウム水溶液を加え酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥後、減圧下濃
縮した。得られた粗成績体をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=20:1)により
精製し標題化合物(13.7g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.2-2.0(21H,m), 2.28(2
H,t,J=7.4Hz), 3.31(1H,t,J=7.6Hz), 4.05-4.30(6H,m) 参考例6 10−(6−ブロモ−2,3,4,5−テトラメトキシフ
ェニル)−9,9−ジエトキシカルボニルデカン酸エチ
ル 水素化ナトリウム(60%油性,1.29g,32.2mm
ol)のTHF(90ml)懸濁液に2,9−ジエトキシカ
ルボニルノナン酸エチル(8.86g,26.8mmol)の
THF(10ml)溶液を室温で滴下した。反応液を2時
間撹拌後、1−ブロモ−6−ブロモメチル−2,3,4,
5−テトラメトキシベンゼン(10.9g,29.5mmo
l)のTHF(10ml)溶液を室温で滴下しさらに2時
間撹拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加
えた後減圧下濃縮した。残さを酢酸エチルで抽出し、有
機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥後、減圧下濃縮し
た。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン:酢酸エチル=10:1〜4:1)により精
製して標題化合物(10.9g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.1-1.8(21H,m), 2.27(2
H,t,J=7.5Hz), 3.51(2H,s), 3.71(3H,s), 3.82(3H,s),
3.88(3H,s), 3.93(3H,s), 4.04-4.30(6H,m)
【0089】参考例7 8−(2−エトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラ
メトキシインダン−2−イル)オクタン酸エチル 10−(6−ブロモ−2,3,4,5−テトラメトキシフ
ェニル)−9,9−ジエトキシカルボニルデカン酸エチ
ル(7.54g,12.2mmol)のTHF(80ml)溶液
にn−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.68M,1
3.1ml,22.0mmol)を窒素気流下−70℃以下で滴
下した。反応液を15分間撹拌後、酢酸(1.71g,
28.5mmol)のTHF(10ml)溶液を−70℃以下
で滴下した。反応液は室温まで昇温した後に減圧下濃縮
した。残さに飽和重曹水を加え酢酸エチルで抽出し、有
機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥後減圧留去した。粗
生成物のエタノール(80ml)溶液に氷冷下水素化ホウ
素ナトリウム(923mg,24.4mmol)を加えた。反
応液は室温まで昇温させた後に6時間撹拌した。反応液
に水を加えてから酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食
塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去し得られた粗生
成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチル=10:1〜5:1)により分離して
8−(2−エトキシカルボニル−1−ヒドロキシ−4,
5,6,7−テトラメトキシインダン−2−イル)オクタ
ン酸エチル(3.77g)を得た。8−(2−エトキシ
カルボニル−1−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラメ
トキシインダン−2−イル)オクタン酸エチル(3.7
7g,7.59mmol)に室温下トリフルオロ酢酸(40m
l)を加えた後トリエチルシラン(4.85ml,30.4m
mol)を加えて15分間撹拌した。反応液を減圧下濃縮
後、飽和重曹水を加え酢酸エチルで抽出し、有機層を
水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去し得
られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン:酢酸エチル=20:1〜10:1)により
精製して標題化合物(1.31g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.10-1.80(18H,m), 2.27
(2H,t,J=7.5Hz), 2.85(2H,d,J=16.2Hz), 3.41(2H,d,J=1
6.2Hz), 3.83(6H,s), 3.89(6H,s), 4.12(2H,q,J=7.3H
z), 4.16(2H,q,J=7.3Hz)
【0090】参考例8 8−(2−カルボキシ−4,5,6,7−テトラメトキシ
インダン−2−イル)オクタン酸 8−(2−エトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラ
メトキシインダン−2−イル)オクタン酸エチル(20
0mg,0.416mmol)のエタノール(4ml)溶液と水
酸化ナトリウム水溶液(3M,0.553ml,1.66mm
ol)の混合液を12時間加熱還流した。反応液を減圧下
濃縮後、1N塩酸を加えて液性を酸性とし酢酸エチルで
抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を
減圧留去し得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:2〜酢酸エ
チル)により精製して標題化合物(88.6mg)を得
た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.18-1.84(12H,m), 2.34
(2H,t,J=7.0Hz), 2.86(2H,d,J=16.3Hz), 3.45(2H,d,J=1
6.3Hz), 3.82(6H,s), 3.88(6H,s) 参考例9 8−(2−エトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラ
メトキシインダン−2−イル)オクタン酸 8−(2−エトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラ
メトキシインダン−2−イル)オクタン酸エチル(36
7mg,0.764mmol)のエタノール(8ml)溶液と水
酸化ナトリウム水溶液(1N,0.764ml,0.764
mmol)の混合液を6時間室温下撹拌後、水酸化ナトリウ
ム水溶液(1N,0.153ml,0.153mmol)を追加
し6時間室温下撹拌した。反応液を減圧下濃縮後、1N
塩酸を加えて液性を酸性とし酢酸エチルで抽出し、有機
層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去
し得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1〜1:2)により
精製して標題化合物(78.6mg)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.16-1.80(12H,m), 1.26
(3H,t,J=7.0Hz), 2.33(2H,t,J=7.5Hz), 2.85(2H,d,J=1
6.1Hz), 3.41(2H,d,J=16.1Hz), 3.83(6H,s), 3.89(6H,
s), 4.16(2H,q,J=7.0Hz)
【0091】参考例10 N−[8−(2−エトキシカルボニル−4,5,6,7−
テトラメトキシインダン−2−イル)オクタノイル]モ
ルホリン 8−(2−エトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラ
メトキシインダン−2−イル)オクタン酸(114mg,
0.252mmol),モルホリン(0.110ml,1.26m
mol),塩酸1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプ
ロピル)カルボジイミド(96.6mg,0.504mmol)
および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(7
7.2mg,0.504mmol)のTHF(4.0ml)懸濁液
を12時間室温下撹拌した。反応液を減圧下濃縮後、水
を加えてから酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食
塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去し得られた粗生
成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチル=4:1〜1:1)により精製して標題
化合物(123mg)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.16-1.80(12H,m), 1.26
(3H,t,J=7.0Hz), 2.29(2H,t,J=7.5Hz), 2.84(2H,d,J=1
6.2Hz), 3.41(2H,d,J=16.2Hz), 3.40-3.52(2H,m),3.54-
3.74(6H,m), 3.83(6H,s), 3.89(6H,s), 4.16(2H,q,J=7.
0Hz) 参考例11 8−(2−カルバモイル−4,5,6,7−テトラメトキ
シインダン−2−イル)オクタンアミド 8−(2−カルボキシ−4,5,6,7−テトラメトキシ
インダン−2−イル)オクタン酸(105mg,0.24
7mmol)と触媒量のDMFのTHF(5.0ml)溶液に
室温下、塩化オキサリル(0.086ml,0.988mmo
l)を加えた。反応液を30分間撹拌後、減圧濃縮し、
残さをTHF(5.0ml)に溶解した。THF溶液を2
8%アンモニア水(5.0ml)に氷冷下滴下した。反応
液を5分間撹拌後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。
有機層は飽和食塩水で洗浄後乾燥し、減圧濃縮して標題
化合物(103mg)を得た。 非晶状粉末1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.18-1.76(12H,m), 2.21
(2H,t,J=7.5Hz), 2.89(2H,d,J=15.8Hz), 3.34(2H,d,J=1
5.8Hz), 3.83(6H,s), 3.89(6H,s), 5.3-5.7(4H,m)
【0092】参考例12 2−(8−ヒドロキシオクチル)−4,5,6,7−テト
ラメトキシ−2−インダンカルボン酸エチル 8−(2−エトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラ
メトキシインダン−2−イル)オクタン酸(847mg,
1.87mmol)のTHF(9.0ml)溶液に氷冷下ボラン
錯体のTHF溶液(1M,3.74ml,3.74mmol)を
加えた。反応液を室温まで昇温して2時間撹拌した。反
応液に1N塩酸を加えた後酢酸エチルで抽出し、有機層
を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去し
得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)により精製して標
題化合物(713mg)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.16-1.80(14H,m), 1.26
(3H,t,J=7.0Hz), 2.85(2H,d,J=16.1Hz), 3.41(2H,d,J=1
6.1Hz), 3.63(2H,t,J=6.6Hz), 3.83(6H,s), 3.89(6H,
s), 4.16(2H,q,J=7.0Hz) 参考例13 8−(2−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラメ
トキシインダン−2−イル)オクタノール 8−(2−エトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラ
メトキシインダン−2−イル)オクタン酸エチル(31
5mg,0.634mmol)のジエチルエーテル(6.0ml)
溶液に氷冷下水素化アルミニウムリチウム(72.1m
g,1.90mmol)を加えた。反応液は室温まで昇温した
後に1時間撹拌した。反応液に氷冷下1N塩酸を加え、
酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後乾
燥した。溶媒を減圧留去し得られた粗生成物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=
4:1〜1:1)により精製して標題化合物(239m
g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.18-1.70(14H,m), 2.67
(2H,d,J=16.1Hz), 2.83(2H,d,J=16.1Hz), 3.51(2H,br.
s), 3.64(2H,t,J=6.6Hz), 3.82(6H,s), 3.89(6H,s)
【0093】参考例14 2−(8−ヒドロキシオクチル)−4,5,6,7−テト
ラメトキシ−2−インダンカルボン酸 2−(8−ヒドロキシオクチル)−4,5,6,7−テト
ラメトキシ−2−インダンカルボン酸エチル(708m
g,1.61mmol)のエタノール(10ml)溶液に水酸化
ナトリウム水溶液(3N,1.07ml,3.22mmol)を
加えた。反応液は6時間加熱還流した後に減圧下濃縮
し、1N塩酸を加えて液性を酸性とし酢酸エチルで抽出
した。有機層を飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧
留去し得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1〜1:2)に
より精製して標題化合物(335mg)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.12-1.84(14H,m), 2.87
(2H,d,J=16.5Hz), 3.46(2H,d,J=16.5Hz), 3.64(2H,t,J=
6.6Hz), 3.83(6H,s), 3.89(6H,s) 参考例15 N−メチル−2−(8−ヒドロキシオクチル)−4,5,
6,7−テトラメトキシ−2−インダンカルボキサミド 塩化メチルアンモニウム(247mg,3.66mmol),
塩酸1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)
カルボジイミド(420mg,2.19mmol),1−ヒド
ロキシベンゾトリアゾール一水和物(335mg,2.1
9mmol)およびトリエチルアミン(1.02ml,7.31
mmol)のTHF(3.0ml)懸濁液に2−(8−ヒドロ
キシオクチル)−4,5,6,7−テトラメトキシ−2−
インダンカルボン酸(300mg,0.731mmol)のT
HF(3.0ml)溶液を室温下加えた。反応液は12時
間撹拌後、減圧下濃縮した。残さに水を加え、酢酸エチ
ルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶
媒を減圧留去し得られた粗生成物をアルミナカラムクロ
マトグラフィー(酢酸エチル)により精製して標題化合
物(277mg)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.16-1.76(14H,m), 2.83
(3H,d,J=4.8Hz), 2.88(2H,d,J=15.8Hz), 3.30(2H,d,J=1
5.8Hz), 3.62(2H,t,J=6.6Hz), 3.82(6H,s), 3.89(6H,
s), 5.50-5.66(1H,m)
【0094】参考例16 8−(4,5,6,7−テトラメトキシインデン−2−イ
ル)オクタン酸エチル 10−(6−ブロモ−2,3,4,5−テトラメトキシフ
ェニル)−9,9−ジエトキシカルボニルデカン酸エチ
ル(3.53g,5.70mmol)のTHF(40ml)溶液
にn−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.68M,6.
13ml,10.3mmol)を窒素気流下−70℃以下で滴
下した。15分間撹拌後、反応液に酢酸(1.71g,
28.5mmol)のTHF(10ml)溶液を−70℃以下
で滴下し室温まで昇温した。反応液を減圧下濃縮後飽和
重曹水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和
食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去し得られた粗
生成物を酢酸(30ml)と10%HCl(10ml)の混
合液に溶解し、80℃で36時間撹拌した。反応液を減
圧下濃縮し水を加えてから酢酸エチルで抽出し、有機層
を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去し
得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)により精製し 8
−(4,5,6,7−テトラメトキシ−1−オキソインダ
ン−2−イル)オクタン酸の粗生成物(1.30g)を
得た。8−(4,5,6,7−テトラメトキシ−1−オキ
ソインダン−2−イル)オクタン酸の粗生成物(1.3
0g,ca.3.30mmol)のエタノール(30ml)溶液
に氷冷下塩化チオニル(0.723ml,9.90mmol)を
加え、室温まで昇温し30分間撹拌した。反応液を減圧
下濃縮してから酢酸エチルで希釈し、有機層を飽和重曹
水、水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去
し 8−(4,5,6,7−テトラメトキシ−1−オキソ
インダン−2−イル)オクタン酸エチルの粗生成物
(1.31g)を得た。8−(4,5,6,7−テトラメト
キシ−1−オキソインダン−2−イル)オクタン酸エチ
ルの粗生成物(1.31g,ca.3.10mmol)のエタノ
ール(13ml)溶液に氷冷下水素化ホウ素ナトリウム
(235mg,6.20mmol)を加えてから室温まで昇温
し6時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮後水を加えてか
ら10%塩酸を加え液性を中性とし、酢酸エチルで抽出
した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を
減圧留去し得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=10:1〜2:
1)により分離して 8−(1−ヒドロキシ−4,5,
6,7−テトラメトキシインダン−2−イル)オクタン
酸エチルの粗生成物(575mg)を得た。8−(1−ヒ
ドロキシ−4,5,6,7−テトラメトキシインダン−2
−イル)オクタン酸エチルの粗生成物(575mg,ca.
1.35mmol)に室温下トリフルオロ酢酸(6.0ml)を
加えた後トリエチルシラン(0.862ml,5.40mmo
l)を加えて30分間撹拌した。反応液を減圧下濃縮し
飽和重曹水を加え酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽
和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去し得られた
粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン:酢酸エチル=10:1〜8:1)により精製して
標題化合物(410mg)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.10-1.76(10H,m), 1.26
(3H,t,J=7.0Hz), 2.30(2H,t,J=7.6Hz), 2.44(2H,t,J=7.
5Hz), 3.31(2H,s), 3.90(6H,s), 3.96(6H,s), 4.13(2H,
q,J=7.0Hz), 6.55(1H,s)
【0095】参考例17 8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−2−イ
ル)オクタン酸エチル 8−(4,5,6,7−テトラメトキシインデン−2−イ
ル)オクタン酸エチル(310mg,0.763mmol)と
10%パラジウム炭素(60mg)のエタノール(6.0m
l)懸濁液を水素気流下室温で4時間撹拌した。パラジ
ウム炭素をろ去し、ろ液を減圧下濃縮して標題化合物
(310mg)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.20-1.74(12H,m), 1.26
(3H,t,J=7.0Hz), 2.30(2H,t,J=7.5Hz), 2.30-2.56(3H,
m), 2.98-3.14(2H,m), 3.83(6H,s), 3.89(6H,s), 4.13
(2H,q,J=7.0Hz) 参考例18 8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−2−イ
ル)オクタノール 8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−2−イ
ル)オクタン酸エチル(150mg,367mmol)のジエ
チルエーテル(3.0ml)溶液に氷冷下水素化アルミニ
ウムリチウム(41.8mg,1.10mmol)を加えた。反
応液を室温まで昇温して1時間撹拌した。反応液に氷冷
下1N塩酸を加えてから酢酸エチルで抽出し、有機層を
水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去し得
られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン:酢酸エチル=10:1〜4:1)により精
製して標題化合物(138mg)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.20-1.70(14H,m), 2.32-
2.58(3H,m), 2.96-3.16(2H,m), 3.65(2H,t,J=6.6Hz),
3.83(6H,s), 3.89(6H,s)
【0096】参考例19 4−ベンジルオキシフェニル酢酸エチル 4−ヒドロキシフェニル酢酸(10.0g,55.5mmo
l)、ベンジルブロミド(7.93ml,66.6mmol)お
よび炭酸カリウム(23.1g,167mmol)のDMF
(100ml)懸濁液を室温で6時間撹拌した。反応液に
水を加えてからジエチルエーテルで抽出し、有機層を
水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去し得
られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン〜ヘキサン:酢酸エチル=10:1)により
精製して標題化合物(14.6g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.25(3H,t,
J=7.2Hz), 3.55(2H,s), 4.1
4(2H,q,J=7.2Hz), 5.05(2H,
s), 6.93(2H,d,J=8.6Hz),
7.20(2H,d,J=8.6Hz), 7.26−
7.50(5H,m) 参考例20 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−2−エトキシカ
ルボニル酢酸エチル 4−ベンジルオキシフェニル酢酸エチル(13.1g,
48.5mmol)およびクロロ炭酸エチル(9.25ml,9
7.0mmol)のTHF(130ml)溶液にLDAのヘプ
タン溶液(2.0M,36.4ml,72.8mmol)を窒素
気流下−70℃以下で滴下した。反応液は15分間撹拌
後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え室温まで昇温し
ジエチルエーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄後乾燥し、溶媒を減圧留去し得られた結晶をヘキサン
で洗浄し標題化合物(13.8g)を得た。さらにヘキ
サンより再結晶した。 結晶:m.p. 65−66℃
【0097】参考例21 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−3−(6−ブロ
モ−2,3,4,5−テトラメトキシフェニル)−2−エ
トキシカルボニルプロピオン酸エチル 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−2−エトキシカ
ルボニル酢酸エチル(12.0g,35.1mmol)、1−
ブロモ−6−ブロモメチル−2,3,4,5−テトラメト
キシベンゼン(16.9g,45.6mmol)および炭酸カ
リウム(14.5g,105mmol)のDMF(120m
l)懸濁液を室温で6時間撹拌後、1−ブロモ−6−ブ
ロモメチル−2,3,4,5−テトラメトキシベンゼン
(2.60g,7.02mmol)を加えて室温で6時間撹拌
した。反応液に水を加えてからジエチルエーテルで抽出
し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を
減圧留去し得られた粗生成物を再結晶(ヘキサン−酢酸
エチル)により精製して標題化合物(11.0g)を得
た。 結晶:m.p. 93−94℃ 参考例22 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−4,5,6,7−
テトラメトキシ−1−オキソ−2−インダンカルボン酸
エチル 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−3−(6−ブロ
モ−2,3,4,5−テトラメトキシフェニル)−2−エ
トキシカルボニルプロピオン酸エチル(10.0g,15.8m
mol)のTHF(100ml)溶液にn−ブチルリチウム
のヘキサン溶液(1.68M,11.3ml,19.0mmo
l)を窒素気流下−90℃以下で滴下した。反応液は3
0分間撹拌後、酢酸(1.86g,31.6mmol)のTH
F(10ml)溶液を−90℃以下で滴下し室温まで昇温
した。反応液をジエチルエーテルで希釈し、有機層を飽
和重曹水、水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減
圧留去し得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(ヘキサン〜:酢酸エチル=10:1〜5:
1)により精製して標題化合物(3.78g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.21(3H,t,J=7.1Hz), 3.4
4(1H,d,J=17.4Hz), 3.89(3H,s), 3.90(3H,s), 4.00(3H,
s), 4.03(3H,s), 3.85-4.28(1H,m), 4.20(2H,q,J=7.1H
z), 5.04(2H,s), 6.94(2H,d,J=9.0Hz), 7.26-7.50(7H,
m)
【0098】参考例23 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−4,5,6,7−
テトラメトキシ−2−インダンカルボン酸エチル 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−4,5,6,7−
テトラメトキシ−1−オキソ−2−インダンカルボン酸
エチル(3.78g,7.46mmol)をエタノール(40
mmol)に溶解し氷冷下水素化ホウ素ナトリウム(564
mg,14.9mmol)を加えた。反応液は室温まで昇温し
さらに6時間撹拌した。反応液に水を加えてから10%
塩酸を加えて液性を中性とし、酢酸エチルで抽出した。
有機層は水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧
留去し得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1〜2:1)に
より精製して2−(4−ベンジルオキシフェニル)−1
−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラメトキシ−2−イ
ンダンカルボン酸エチル(3.02g)を得た。2−
(4−ベンジルオキシフェニル)−1−ヒドロキシ−
4,5,6,7−テトラメトキシ−2−インダンカルボン
酸エチル(3.02g,5.94mmol)に氷冷下トリフル
オロ酢酸(30ml)を加えた後、室温下トリエチルシラ
ン(3.80ml,23.8mmol)を加えた。反応液を30
分間撹拌した後に減圧下濃縮した。残さを酢酸エチルで
希釈し、有機層を飽和重曹水、水、飽和食塩水で洗浄後
乾燥した。溶媒を減圧留去し得られた粗生成物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル
=10:1〜8:1)により精製して標題化合物(1.
73g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.12(3H,t,J=7.2Hz), 3.1
9(2H,d,J=15.6Hz), 3.86(6H,s), 3.90(6H,s), 3.98(2H,
d,J=15.6Hz), 4.05(2H,q,J=7.2Hz), 5.05(2H,s),6.94(2
H,d,J=8.8Hz), 7.26-7.48(7H,s) 参考例24 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−4,5,6,7−
テトラメトキシ−2−インダンカルボン酸 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−4,5,6,7−
テトラメトキシ−2−インダンカルボン酸エチル(15
0mg,0.305mmol)のエタノール(4ml)溶液に水
酸化ナトリウム水溶液(3N,0.204ml,0.612
mmol)を加え6時間加熱還流した。反応液を減圧下濃縮
した後、残さに1N塩酸を加えて液性を酸性とし酢酸エ
チルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後乾燥し、
溶媒を減圧留去し得られた粗生成物を再結晶(ヘキサン
−酢酸エチル)により精製して標題化合物(108mg)
を得た。 結晶:m.p. 171−172℃
【0099】参考例25 2−(4−ヒドロキシフェニル)−4,5,6,7−テト
ラメトキシ−2−インダンカルボン酸エチル 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−4,5,6,7−
テトラメトキシ−2−インダンカルボン酸エチル(10
5mg,0.213mmol)と10%パラジウム炭素(32m
g)のエタノール(5.0ml)懸濁液を1気圧の水素下室
温で4時間撹拌した。パラジウム炭素をろ去し、ろ液を
減圧下濃縮して標題化合物(81.5mg)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.12(3H,t,J=7.2Hz), 3.1
9(2H,d,J=15.6Hz), 3.86(6H,s), 3.90(6H,s), 3.97(2H,
d,J=15.6Hz), 4.05(2H,q,J=7.2Hz), 4.97(1H,br.s), 6.
79(2H,d,J=8.7Hz), 7.28(2H,d,J=8.7Hz) 参考例26 2−[4−(4−エトキシカルボニル−1−オキサブチ
ル)フェニル]−4,5,6,7−テトラメトキシ−2−
インダンカルボン酸エチル 2−(4−ヒドロキシフェニル)−4,5,6,7−テト
ラメトキシ−2−インダンカルボン酸エチル(81.5m
g,0.203mmol)のDMF(2ml)溶液に氷冷下水素
化ナトリウム(60%油性,9.8mg,0.244mmol)
を加えた。室温で30分間撹拌後、反応液に4−ブロモ
酪酸エチル(0.0600ml,0.406mmol)を室温下
滴下し3時間撹拌した。反応液に水を加えてからジエチ
ルエーテルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後
乾燥した。溶媒を留去し得られた粗生成物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1
0:1〜5:1)により精製して標題化合物(85.1m
g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.12(3H,t,J=7.0Hz), 1.2
5(3H,t,J=7.1Hz), 2.00-2.20(2H,m), 2.51(2H,t,J=7.1H
z), 3.18(2H,d,J=15.8Hz), 3.80-4.22(8H,m), 3.86(6H,
s), 3.89(6H,s), 6.84(2H,d,J=8.8Hz), 7.32(2H,d,J=8.
8Hz)
【0100】参考例27 2−[4−(4−カルボキシ−1−オキサブチル)フェ
ニル]−4,5,6,7−テトラメトキシ−2−インダン
カルボン酸 2−[4−(4−エトキシカルボニル−1−オキサブチ
ル)フェニル]−4,5,6,7−テトラメトキシ−2−
インダンカルボン酸エチル(342mg,0.662mmo
l)のエタノール(4ml)溶液に水酸化ナトリウム水溶
液(3N,0.440ml,1.32mmol)を加え6時間加
熱還流した。反応液を減圧下濃縮後、水を加えてから1
0%塩酸を加えて液性を酸性とし酢酸エチルで抽出し、
有機層を飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去
し得られた粗生成物を再結晶(ヘキサン−酢酸エチル)
により精製して標題化合物(300mg)を得た。結晶:
m.p. 148−150℃ 参考例28 2−(6−ブロモ−2,3,4,5−テトラメトキシベン
ジル)−2−エトキシカルボニル−6−(4−メトキシ
カルボニルフェノキシ)ヘキサン酸エチル 2−エトキシカルボニル−6−(4−メトキシカルボニ
ルフェノキシ)ヘキサン酸エチル(8.55g,23.3
mmol)のDMF(80ml)溶液に氷冷下水素化ナトリウ
ム(60%油性,1.02g,25.6mmol)を加えた後
室温まで昇温し30分間撹拌後、1−ブロモ−6−ブロ
モメチル−2,3,4,5−テトラメトキシベンゼン(9.
47g,25.6mmol)のDMF(10ml)溶液を室温
で滴下し6時間撹拌した。反応液に水を加えた後ジエチ
ルエーテルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後
乾燥した。溶媒を減圧留去し得られた粗生成物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル
=20:1〜5:1)により精製して標題化合物(1
5.0g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.24(6H,t,J=7.1Hz), 1.3
5-1.90(6H,m), 3.53(2H,s), 3.73(3H,s), 3.82(3H,s),
3.88(3H,s), 3.89(3H,s), 3.93(3H,s), 3.97(2H,t,J=6.
4Hz), 4.02-4.32(4H,m), 6.87(2H,d,J=9.0Hz), 7.97(2
H,d,J=9.0Hz)
【0101】参考例29 4,5,6,7−テトラメトキシ−2−[4−(4−メト
キシカルボニルフェノキシ)ブチル]−1−オキソ−2
−インダンカルボン酸エチル 2−(6−ブロモ−2,3,4,5−テトラメトキシベン
ジル)−2−エトキシカルボニル−6−(4−メトキシ
カルボニルフェノキシ)ヘキサン酸エチル(3.00
g,4.58mmol)のTHF(30ml)溶液にn−ブチ
ルリチウムのヘキサン溶液(1.68M,3.27ml,
5.50mmol)を窒素気流下−90℃以下で滴下し15
分撹拌後、−78℃に昇温し15分間撹拌した。反応液
に酢酸(1.38g,22.9mmol)のTHF(5ml)溶
液を−70℃以下で滴下し室温まで昇温後、飽和重曹水
を加えジエチルエーテルで抽出し、有機層を水、飽和食
塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去し得られた粗生
成物を再結晶(ヘキサン−酢酸エチル)により精製して
標題化合物(1.22g)を得た。 結晶:m.p. 116−118℃ 参考例30 4−[4−(4,5,6,7−テトラメトキシ−1−オキ
ソインダン−2−イル)ブトキシ]安息香酸メチル 4,5,6,7−テトラメトキシ−2−[4−(4−メト
キシカルボニルフェノキシ)ブチル]−1−オキソ−2
−インダンカルボン酸エチル(3.00g,5.65mmo
l)を酢酸(30ml)と濃塩酸(10ml)の混合物に溶
解し、80℃で12時間撹拌した。反応液を酢酸エチル
で希釈し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した、
溶媒を減圧留去し得られた粗生成物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1〜
酢酸エチル)により分離し4−[4−(4,5,6,7−
テトラメトキシ−1−オキソインダン−2−イル)ブト
キシ]安息香酸の粗生成物(1.65g)を得た。4−
[4−(4,5,6,7−テトラメトキシ−1−オキソイ
ンダン−2−イル)ブトキシ]安息香酸の粗生成物
(1.65g,ca. 3.71mmol)、炭酸カリウム(1.
14g,11.1mmol)およびヨウ化メチル(0.693
ml,11.1mmol)のDMF(15ml)溶液を室温で1
2時間撹拌した。反応液をジエチルエーテルで希釈し、
有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧
留去し得られた粗生成物を再結晶(ヘキサン−酢酸エチ
ル)により精製して標題化合物(1.60g)を得た。 結晶:m.p. 75−77℃
【0102】参考例31 4−[4−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)ブトキシ]安息香酸メチル 4−[4−(4,5,6,7−テトラメトキシ−1−オキ
ソインダン−2−イル)ブトキシ]安息香酸メチル
(1.54g,3.36mmol)のメタノール(15ml)溶
液に氷冷下水素化ホウ素ナトリウム(254mg,6.7
2mmol)を加えてから室温まで昇温し6時間撹拌した。
反応液に水を加えてから塩酸を加えて液性を中性とし、
酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後
乾燥した。溶媒を減圧留去し4−[4−(1−ヒドロキ
シ−4,5,6,7−テトラメトキシインダン−2−イ
ル)ブトキシ]安息香酸メチル(1.50g)を得た。
4−[4−(1−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラメ
トキシインダン−2−イル)ブトキシ]安息香酸メチル
(1.50g,3.26mmol)、濃塩酸(0.0652m
l,0.652mmol)および10%パラジウム炭素(30
0mg)のメタノール(30ml)懸濁液を水素気流下室温
で4時間撹拌した。パラジウム炭素をろ去後、ろ液を減
圧下濃縮し得られた粗生成物を再結晶(ヘキサン)によ
り精製して標題化合物(1.25g)を得た。 結晶:m.p. 68−71℃ 参考例32 4−[4−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)ブトキシ]フェニルメタノール 4−[4−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)ブトキシ]安息香酸メチル(400mg,0.
900mmol)のジエチルエーテル(10ml)溶液に氷冷
下水素化アルミニウムリチウム(68.3mg,1.80mm
ol)を加え室温まで昇温して1時間撹拌した。氷冷下1
N塩酸を加えてから酢酸エチルで抽出し、有機層を水、
飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去して標題
化合物(370mg)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.48-1.94(6H,m), 2.32-
2.60(3H,m), 2.96-3.16(2H,m), 3.83(6H,s), 3.89(6H,
s), 3.98(2H,t,J=6.4Hz), 4.62(2H,s), 6.89(2H,d,J=8.
6Hz), 7.29(2H,d,J=8.6Hz)
【0103】参考例33 4−[4−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)ブトキシ]安息香酸 4−[4−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)ブトキシ]安息香酸メチル(920mg,2.
07mmol)のメタノール(10ml)溶液に水酸化ナトリ
ウム水溶液(3N,1.04ml,3.12mmol)を加え6
時間加熱還流した。反応液に水を加えた後、1N塩酸を
加えて液性を酸性とし酢酸エチルで抽出し、有機層を飽
和食塩水で洗浄後乾燥した、溶媒を減圧留去し得られた
粗生成物を再結晶(ヘキサン−酢酸エチル)により精製
して標題化合物(855mg)を得た。 結晶:m.p. 136−138℃ 参考例34 N,N−ジメチル−4−[4−(4,5,6,7−テトラメ
トキシインダン−2−イル)ブトキシ]ベンズアミド 4−[4−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)ブトキシ]安息香酸(400mg,0.929m
mol),塩化ジメチルアンモニウム(150mg,1.86
mmol),塩酸 1−エチル−3−(3−ジメチルアミノ
プロピル)カルボジイミド(357mg,1.86mmo
l),1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(2
85mg,1.86mmol)およびトリエチルアミン(0.7
77ml,5.57mmol)のTHF(16ml)懸濁液を室
温下12時間撹拌した。反応液に水を加えた後酢酸エチ
ルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶
媒を減圧留去し得られた粗精製物をアルミナカラムクロ
マトグラフィー(酢酸エチル)により精製したのち再結
晶(ヘキサン−酢酸エチル)により精製して標題化合物
(408mg)を得た。 結晶:m.p. 99−102℃ 参考例35 酢酸8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−2
−イル)オクチル 8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−2−イ
ル)オクタノール(1.20g)のピリジン溶液(6.0
ml)に、室温下無水酢酸(0.555ml)を加えた。1
2時間撹拌後、反応液を減圧下濃縮し、1N塩酸を加
え、酢酸エチルで抽出した。有機層を1N塩酸、水、飽
和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。得
られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン−酢酸エチル=10:1)で精製し、標題化
合物(1.25g)を得た。 結晶:m.p. 47−48℃参考例36 8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−2−イ
ル)オクチル N−エチルカルバメート 8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−2−イ
ル)オクタノール(1.20g)とエチルイソシアネー
ト(0.517ml)のTHF溶液(12ml)に、ピリジ
ンを1滴加えた。40℃で12時間撹拌後、反応液を減
圧下濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン−酢酸エチル=2:1)で精製し、標題化
合物(1.42g)を得た。 結晶:m.p. 85−86℃ 参考例37 8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−2−イ
ル)オクチルメタンスルホネート 8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−2−イ
ル)オクタノール(1.95g)とトリエチルアミン
(1.11ml)のアセトニトリル溶液(20ml)に、塩
化メタンスルホニル(0.494ml)を氷冷下滴下し
た。15分間撹拌後、反応液に氷冷下飽和重曹水を加
え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和重曹水、水、
飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、
標題化合物(2.36g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ:1.16-1.86(14H,m), 2.28-
2.58(3H,m), 2.90-3.18(2H,m), 3.01(3H,s), 3.83(6H,
s), 3.89(6H,s), 4.23(2H,t)
【0104】参考例38 2−(8−ヨードオクチル)−4,5,6,7−テトラメ
トキシインダン 8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−2−イ
ル)オクチルメタンスルホネート(2.36g)、ヨウ
化ナトリウム(2.38g)およびアセトン(20ml)
の混合物を3時間加熱還流した。反応液に水を加え、酢
酸エチルで抽出した。有機層を5%亜硫酸ナトリウム水
溶液、水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧下
で留去し、標題化合物(2.44g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ:1.16-1.94(14H,m), 2.28-
2.58(3H,m), 2.94-3.16(2H,m), 3.19(2H,t), 3.83(6H,
s), 3.89(6H,s) 参考例39 N−[8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)オクチル]−N,N−ジメチルアミン 2−(8−ヨードオクチル)−4,5,6,7−テトラメ
トキシインダン(1.20g)、ジメチルアミン塩酸塩
(411mg)、炭酸カリウム(1.74g)およびDM
F(12ml)の混合物を室温下12時間撹拌した。反応
液に水を加えた後、酢酸エチルで抽出した。有機層を
水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去し
た。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン〜ヘキサン−酢酸エチル=10:1)で精製し、標題
化合物(620mg)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ:1.16-1.94(14H,m), 2.10-
2.60(5H,m) , 2.21(6H,s), 2.92-3.16(2H,m), 3.83(6H,
s), 3.89(6H,s) 参考例40 1−[8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)オクチル]−4−フェニルピペリジン 塩酸
塩 2−(8−ヨードオクチル)−4,5,6,7−テトラメ
トキシインダン(1.00g)、4−フェニルピペリジ
ン(711mg)、炭酸カリウム(1.45g)およびD
MF(10ml)の混合物を12時間撹拌した。反応液に
水を加えた後、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽
和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残
さをアルミナカラムクロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘ
キサン−酢酸エチル=20:1)で精製後、塩酸塩と
し、再結晶(エタノール−ジイソプロピルエーテル)を
経て標題化合物(860mg)を得た。 結晶:m.p. 183−185℃
【0105】参考例41 N−[8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)オクチル]フタルイミド 2−(8−ヨードオクチル)−4,5,6,7−テトラメ
トキシインダン(1.98g)のDMF溶液(10ml)
にフタルイミドカリウム(924mg)を加えた。室温下
12時間撹拌後、反応液を酢酸エチルで希釈した。有機
層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧下で
留去し、残さをアルミナカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン〜ヘキサン−酢酸エチル=10:1)で精製し、
さらにヘキサンから再結晶し、標題化合物(1.74
g)を得た。 結晶:m.p. 64−65℃ 参考例42 N−[8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)オクチル]アミン N−[8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)オクチル]フタルイミド(384mg)、ヒド
ラジン一水和物(194mg)およびエタノール(8ml)
の混合物を6時間加熱環流した。反応液を室温に冷却
後、結晶をろ別し、ろ液を濃縮した。残さを酢酸エチル
で希釈し、1M炭酸カリウム水溶液、水、飽和食塩水で
洗浄後乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、標題化合物
(260mg)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ:1.16-1.60(14H,m), 2.28-
2.80(5H,m), 2.94-3.16(2H,m), 3.83(6H,s), 3.89(6H,
s) 参考例43 N−[8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)オクチル]アセトアミド 8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−2−イ
ル)オクチルアミン(878mg)、炭酸ナトリウム
(2.54g)、水(16ml)および酢酸エチル(16m
l)の混合物に塩化アセチル(0.341ml)を氷冷下滴
下した。15分間撹拌後、反応液を酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減
圧下で留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(酢酸エチル)で精製し、さらに再結晶(ヘキサ
ン−酢酸エチル)し、標題化合物(0.830g)を得
た。 結晶:m.p. 57−61℃
【0106】参考例44 1−[8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)オクチル]−4−(2−ピリジル)ピペラジ
ン 2−(8−ヨードオクチル)−4,5,6,7−テトラメ
トキシインダン(1.20g)、1−(2−ピリジル)
ピペラジン(823mg)、炭酸カリウム(1.04g)
およびDMF(12ml)の混合物を室温下12時間撹拌
した。反応液に水を加えた後、酢酸エチルで抽出した。
有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下
で留去した。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル=10:1)で精製
し、標題化合物(1.16g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ:1.16-1.86(14H,m), 2.26-
2.64(9H,m), 2.94-3.16(2H,m), 3.56(4H,t), 3.83(6H,
s), 3.89(6H,s), 6.56-6.70(2H,m), 7.40-7.54(1H,m),
8.14-8.24(1H,m) 参考例45 1−[8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)オクチル]−4−ピペリジノピペリジン 二
塩酸塩 2−(8−ヨードオクチル)−4,5,6,7−テトラメ
トキシインダン(1.18g)、4−ピペリジノピペリ
ジン(835mg)、炭酸カリウム(1.03g)および
DMF(10ml)の混合物を、室温下12時間撹拌し
た。反応液に水を加えた後、酢酸エチルで抽出した。有
機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で
留去した。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル=4:1)で精製し
た後、塩酸塩とし、再結晶(エタノール−酢酸エチル)
を経て、標題化合物(1.08g)を得た。 結晶:m.p. 220℃(分解) 参考例46 1−[8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)オクチル]−4−ジフェニルメチルピペラジ
ン 2−(8−ヨードオクチル)−4,5,6,7−テトラメ
トキシインダン(1.17g)、1−ジフェニルメチル
ピペラジン(1.24g)、炭酸カリウム(1.70g)
およびDMF(10ml)の混合物を、室温下12時間撹
拌した。反応液に水を加えた後、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減
圧下で留去した。残さをアルミナカラムクロマトグラフ
ィー(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル=10:1)で
精製し、標題化合物(1.19g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.16-1.74(14H,m), 2.24-
2.60(13H,m), 2.94-3.16(2H,m), 3.82(6H,s), 3.89(6H,
s), 4.21(1H,s), 7.10-7.46(10H,m)
【0107】参考例47 4−[8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)オクチル]モルホリン 塩酸塩 2−(8−ヨードオクチル)−4,5,6,7−テトラメ
トキシインダン(806mg)、モルホリン(294m
g)、炭酸カリウム(467mg)およびDMF(8ml)
の混合物を室温下12時間撹拌した。反応液に水を加え
た後、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水
で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残さをアル
ミナカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル
=10:1)で精製後、塩酸塩とし、再結晶(エタノー
ル−ジイソプロピルエーテル)を経て標題化合物(55
6mg)を得た。 結晶:m.p. 123−124℃ 参考例48 4−ベンジル−1−[8−(4,5,6,7−テトラメト
キシインダン−2−イル)オクチル]ピペラジン 二塩
酸塩 2−(8−ヨードオクチル)−4,5,6,7−テトラメ
トキシインダン(830mg)、1−ベンジルピペラジン
(613mg)、炭酸カリウム(481mg)およびDMF
(8ml)の混合物を室温下12時間撹拌した。反応液に
水を加えた後、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽
和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残
さをアルミナカラムクロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘ
キサン−酢酸エチル=4:1)で精製後、塩酸塩とし、
再結晶(エタノール−ジイソプロピルエーテル)を経
て、標題化合物(870mg)を得た。 結晶:m.p. 208−212℃ 参考例49 2−[8−(4−クロロフェノキシ)オクチル]−4,
5,6,7−テトラメトキシインダン 2−(8−ヨードオクチル)−4,5,6,7−テトラメ
トキシインダン(830mg)、4−クロロフェノール
(269mg)、炭酸カリウム(481mg)およびDMF
(8ml)の混合物を室温下12時間撹拌した。反応液に
水を加えた後、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽
和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残
さをアルミナカラムクロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘ
キサン−酢酸エチル=10:1)で精製し、標題化合物
(776mg)を得た。 結晶:m.p. 38−42℃
【0108】参考例50 4−(3−クロロプロポキシ)安息香酸エチル 4−ヒドロキシ安息香酸エチル(50.0g)、1−ブ
ロモ−3−クロロプロパン(56.8g)、炭酸カリウ
ム(125g)およびをアセトニトリル(500ml)の
混合物を40℃で48時間撹拌した。反応液を減圧濃縮
後、残さに水を加え、ジエチルエーテルで抽出した。有
機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で
留去した。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル=20:1)で精製
し、標題化合物(66.5g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.38(3H,
t), 2.14−2.40(2H,m), 3.75
(2H,t), 4.17(2H,t), 4.35
(2H,q), 6.92(2H,d), 8.00
(2H,d) 参考例51 4−(3−ヨードプロポキシ)安息香酸エチル 4−(3−クロロプロポキシ)安息香酸エチル(26.
5g)、ヨウ化ナトリウム(49.0g)およびアセト
ン(300ml)の混合物を24時間加熱還流した。反応
液に水を加えた後、ジエチルエーテルで抽出した。有機
層を5%亜硫酸ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で洗
浄後乾燥した。溶媒を減圧下で留去し標題化合物(3
4.4g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.38(3H,t), 2.18-2.42(2
H,m), 3.37(2H,t), 4.10(2H,t), 4.35(2H,q), 6.92(2H,
d), 8.00(2H,d) 参考例52 2−エトキシカルボニル−5−(4−エトキシカルボニ
ルフェノキシ)ペンタン酸エチル ナトリウムエトキシド(90%,6.79g)のエタノ
ール溶液(250ml)に、マロン酸ジエチル(12.0
g)を氷冷下滴下した。反応液を室温まで昇温し、30
分間撹拌後、4−(3−ヨードプロポキシ)安息香酸エ
チル(25.0g)を氷冷下滴下した。反応液を室温ま
で昇温し、さらに12時間撹拌した。反応液に水を加
え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で
洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残さをシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘキサン−
酢酸エチル=10:1)で精製し、標題化合物(13.
0g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ:1.27(6H,t), 1.38(3H,t),
1.77-1.97(2H,m), 2.00-2.20(2H,m), 3.42(1H,t), 4.0
4(2H,t), 4.21(4H,q), 4.35(2H,q), 6.90(2H,d),7.99(2
H,d)
【0109】参考例53 3−(2−ブロモ−3,4,5,6−テトラメトキシフェ
ニル)−2−エトキシカルボニル−2−[3−(4−エ
トキシカルボニルフェノキシ)プロピル]プロピオン酸
エチル 2−エトキシカルボニル−5−(4−エトキシカルボニ
ルフェノキシ)ペンタン酸エチル(25.9g)のDM
F溶液(200ml)に、氷冷下水素化ナトリウム(60
%油性, 3.11g)を加えた。反応液を室温まで昇温
し、さらに30分間撹拌した。反応液に1−ブロモ−6
−ブロモメチル−2,3,4,5−テトラメトキシベンゼ
ン(28.8g)のDMF溶液(50ml)を氷冷下滴下
した。反応液を室温まで昇温し、6時間撹拌後、反応液
に水を加え、ジエチルエーテルで抽出した。有機層を
水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去し
た。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン〜ヘキサン−酢酸エチル=7:1)で精製し、標題
化合物(42.6g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ:1.25(6H,t), 1.38(3H,t),
1.70-2.00(4H,m), 3.56(2H,s), 3.73(3H,s), 3.81(3H,
s), 3.80-4.04(2H,m), 3.87(3H,s), 3.93(3H,s),4.08-
4.30(4H,m), 4.34(2H,q), 6.86(2H,d), 7.97(2H,d) 参考例54 2−[3−(4−エトキシカルボニルフェノキシ)プロ
ピル]−4,5,6,7−テトラメトキシ−1−オキソ−
2−インダンカルボン酸エチル 3−(2−ブロモ−3,4,5,6−テトラメトキシフェ
ニル)−2−エトキシカルボニル−2−[3−(4−エ
トキシカルボニルフェノキシ)プロピル]プロピオン酸
エチル(40.0g)のTHF溶液(400ml)に、n
−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.68M,41.8
ml)を窒素気流下−100℃以下で滴下し、30分間か
けて−78℃に昇温した。反応液を再び−100℃まで
冷却し、酢酸(7.33g)のTHF(20ml)溶液を
滴下し、室温まで昇温した。反応液を酢酸エチルで希釈
し、有機層を飽和重曹水、水、飽和食塩水で洗浄後乾燥
し、溶媒を減圧下で留去した。残さをシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル
=7:1)で精製し、標題化合物(29.7g)を得
た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ:1.22(3H,t), 1.37(3H,t),
1.58-2.38(4H,m), 2.97(1H,d), 3.60(1H,d), 3.91(6H,
s), 3.94-4.10(2H,m), 3.98(3H,s), 4.05(3H,s),4.16(2
H,q), 4.34(2H,q), 6.86(2H,d), 7.97(2H,d)
【0110】参考例55 4−[3−(4,5,6,7−テトラメトキシ−1−オキ
ソインダン−2−イル)プロポキシ]安息香酸メチル 2−[3−(4−エトキシカルボニルフェノキシ)プロ
ピル]−4,5,6,7−テトラメトキシ−1−オキソ−
2−インダンカルボン酸エチル(14.9g)、酢酸
(75ml)および濃塩酸(75ml)の混合物を80℃で
6時間撹拌後、2時間加熱還流した。反応液を減圧濃縮
後、酢酸エチルで希釈した。有機層を飽和食塩水で洗浄
後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残さ、炭酸カリウ
ム(19.5g)、ヨウ化メチル(8.77ml)およびD
MF(100ml)の混合物を室温で12時間撹拌した。
反応液をジエチルエーテルで希釈し、有機層を水、飽和
食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さ
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘ
キサン−酢酸エチル=5:1)で精製し、再結晶(ヘキ
サン−酢酸エチル)を経て、標題化合物(9.85g)
を得た。 結晶:m.p. 68−70℃ 参考例56 4−[3−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)プロポキシ]安息香酸メチル 4−[3−(4,5,6,7−テトラメトキシ−1−オキ
ソインダン−2−イル)プロポキシ]安息香酸メチル
(9.20g)のメタノール(100ml)溶液に、氷冷
下水素化ホウ素ナトリウム(1.57g)を加えた。室
温まで昇温し、4時間撹拌後、反応液を酢酸エチルで希
釈した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒
を減圧下で留去した。残さをメタノール(100ml)に
溶解し、濃塩酸(0.041ml)および10%パラジウ
ム炭素(1.84g)を加え、室温下、水素雰囲気下
(1気圧)で12時間撹拌した。触媒をろ別し、ろ液を
減圧下濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル=8:1)で
精製し、ヘキサンから再結晶し、標題化合物(7.85
g)を得た。 結晶:m.p. 70−72℃ 参考例57 4−[3−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)プロポキシ]安息香酸 4−[3−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)プロポキシ ]安息香酸メチル(7.35g)のメタノール溶液(7
4ml)に、水酸化ナトリウム水溶液(3N, 8.57m
l)を加え、6時間加熱還流した。反応液を減圧下濃縮
し、1N塩酸を加えて酸性とし、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減
圧下で留去した。残さを再結晶(ヘキサン−酢酸エチ
ル)し、標題化合物(6.58g)を得た。 結晶:m.p. 160−161℃
【0111】参考例58 N,N−ジメチル−4−[3−(4,5,6,7−テトラメ
トキシインダン−2−イル)プロポキシ]ベンズアミド 4−[3−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)プロポキシ]安息香酸(2.00g)、ジメ
チルアミン塩酸塩(783mg)、塩酸1−エチル−3−
(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(1.
84g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物
(1.47g)、トリエチルアミン(4.01ml)および
THF(40ml)の混合物を室温下12時間撹拌した。
反応液を酢酸エチルで希釈し、有機層を水、飽和食塩水
で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残さをシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチ
ル=1:2〜酢酸エチル)で精製し、標題化合物(2.
12g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.56-2.00(4H,m), 2.36-
2.64(3H,m), 2.94-3.22(8H,m), 3.84(6H,s), 3.89(6H,
s), 4.02(2H,d), 6.90(2H,d), 7.40(2H,d) 参考例59 4,5,6,7−テトラメトキシ−2−[3−(4−ジメ
チルアミノメチルフェノキシ)プロピル]インダン 塩
酸塩 N,N−ジメチル−4−[3−(4,5,6,7−テトラメ
トキシインダン−2−イル)プロポキシ]ベンズアミド
(1.34g)のTHF溶液(13ml)に、水素化アル
ミニウムリチウム(229mg)を加えた。1時間加熱還
流後、反応液に室温下、飽和ロシェル塩水溶液を加え、
沈殿物をろ別した。ろ液を減圧下濃縮し、残さをアルミ
ナカラムクロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘキサン−酢
酸エチル=4:1)で精製後、塩酸塩とし、再結晶(エ
タノール−ジイソプロピルエーテル)を経て、標題化合
物(1.17g)を得た。 結晶:m.p. 172−175℃ 参考例60 4,5,6,7−テトラメトキシ−2−[3−[4−
[(4−ピペリジノピペリジノ)カルボニル]フェノキ
シ]プロピル]インダン 塩酸塩 4−[3−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)プロポキシ]安息香酸(2.00g)、4−
ピペリジノピペリジン(1.62g)、塩酸1−エチル
−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド
(1.84g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一
水和物(1.47g)、トリエチルアミン(2.01ml)
およびTHF(40ml)の混合物を室温下12時間撹拌
した。反応液に水を加えた後、酢酸エチルで抽出した。
有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下
で留去した。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル=1:2)で精製
後、塩酸塩とし、再結晶(エタノール―ジイソプロピル
エーテル)を経て、標題化合物(2.85g)を得た。 結晶:m.p. 201−204℃
【0112】参考例61 4,5,6,7−テトラメトキシ−2−[3−[4−
[(4−ピペリジノピペリジノ)メチル]フェノキシ]
プロピル]インダン 二塩酸塩 水素化アルミニウムリチウム(200mg)のTHF懸濁
液(15ml)に、4,5,6,7−テトラメトキシ−2−
[3−[4−[(4−ピペリジノピペリジノ)カルボニ
ル]フェノキシ]プロピル]インダン(1.49g)の
THF溶液(10ml)を加えた。1時間加熱還流後、反
応液に室温下、飽和ロシェル塩水溶液を加えた。沈殿物
をろ別し、ろ液を減圧下濃縮し、残さをアルミナカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル
=4:1)で精製後、塩酸塩とし、エタノールから再結
晶し、標題化合物(1.11g)を得た。 結晶:m.p. 259−266℃(分解) 参考例62 2,3,4,5−テトラメトキシ−6−メチルベンズアル
デヒド 1,2,3,4−テトラメトキシ−5−メチルベンゼン
(20.0g)の塩化メチレン溶液(100ml)に、四
塩化チタン(20.6ml)を氷冷下加えた後、さらに1,
1−ジクロロジメチルエーテル(11.0ml)を氷冷下
加えた。反応液を室温に昇温し、さらに8時間撹拌し
た。反応液を氷水に加え、ジエチルエーテルで抽出し
た。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を
減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル=10:1)
で精製し標題化合物(21.5g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ:2.46(3H,s), 3.77(3H,s),
3.91(3H,s), 3.95(3H,s), 4.03(3H,s), 10.44(1H,s) 参考例63 2,3,4,5−テトラメトキシ−6−メチルフェニルメ
タノール 水素化アルミニウムリチウム(2.37g)のジエチル
エーテル(150ml)懸濁液に、2,3,4,5−テトラ
メトキシ−6−メチルベンズアルデヒド(15.0g)
のジエチルエーテル溶液(30ml)を氷冷下滴下した。
30分間撹拌後、反応液に10%塩酸を加え、水で希釈
し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で
洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残さをシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘキサン−
酢酸エチル=2:1)で精製し、標題化合物(14.2
g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 2.27(3H,
s), 3.79(3H,s), 3.89(3H,
s), 3.90(3H,s), 3.92(3H,
s), 4.62−4.74(2H,m)
【0113】参考例64 5−ブロモメチル−1,2,3,4−テトラメトキシ−6
−メチルベンゼン 2,3,4,5−テトラメトキシ−6−メチルフェニルメ
タノール(44.4g)のTHF溶液(200ml)に、
三臭化リン(29.8g)を氷冷下滴下した。1時間撹
拌後、反応液を氷水に加え、酢酸エチルで抽出した。有
機層を飽和重曹水、水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。
溶媒を減圧下で留去し、標題化合物(54.4g)を得
た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 2.27(3H,s), 3.79(3H,s),
3.89(3H,s), 3.93(3H,s), 3.95(3H,s), 4.61(2H,s) 参考例65 5,6−ビス(ブロモメチル)−1,2,3,4−テトラメ
トキシベンゼン 5−ブロモメチル−1,2,3,4−テトラメトキシ−6
−メチルベンゼン(54.4g)、NBS(34.7g)
およびAIBN(585mg)の酢酸エチル溶液(500
ml)を1.5時間加熱還流した後、反応液にNBS(6.
31g)およびAIBN(117mg)を加え、さらに
1.5時間加熱還流した。反応液を水、飽和重曹水、
水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧下で留去
し、標題化合物(68.0g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 3.93(6H,s), 3.95(6H,s),
4.72(4H,s) 参考例66 1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−テトラヒ
ドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−7−オン 5,6−ビス(ブロモメチル)−1,2,3,4−テトラメ
トキシベンゼン(44.5g)および1,3−アセトンジ
カルボン酸エチル(46.9g)のアセトニトリル溶液
(450ml)に氷冷下炭酸カリウム(48.1g)を加
えた。反応液を30分間撹拌後、室温に昇温し、さらに
12時間撹拌した。反応液に水を加えた後、濃塩酸を加
えて酸性にし、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食
塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残さを
酢酸(333ml)に溶解した後、濃塩酸(111ml)を
加え、100℃で1時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮
し、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和重
曹水、水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で
留去した。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル)で精製し、再結晶(ヘキサン−酢酸エチ
ル)を経て、標題化合物(23.4g)を得た。 結晶:m.p. 77−78℃
【0114】参考例67 2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−テ
トラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−7−
イリデン)酢酸エチル 水素化ナトリウム(60%油性, 1.42g)をTHF
(30ml)に加えた後、ジエチルホスホノ酢酸エチル
(7.98g)を氷冷下滴下し、15分間撹拌した。反
応液を室温まで昇温し、1時間撹拌後、1,2,3,4−
テトラメトキシ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−
ベンゾ[a]シクロヘプテン−7−オン(5.00g)
のTHF溶液(20ml)を室温下滴下した。さらに1時
間撹拌後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。
有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下
で留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル=10:1)で精
製し、標題化合物(5.72g)を得た。 結晶:m.p. 61−63℃ 参考例68 2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−テ
トラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−7−
イル)酢酸エチル 2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−テ
トラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−7−
イリデン)酢酸エチル(5.50g)のエタノール溶液
(110ml)に10%パラジウム−炭素(550mg)を
加え、室温下水素圧1気圧で12時間撹拌した。反応液
から触媒をろ別し、ろ液を濃縮した。残さをシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸
エチル=10:1)で精製し、標題化合物(5.44
g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ:0.90-1.24(2H,m), 1.27(3
H,t), 1.88-2.54(7H,m),3.14-3.34(2H,m), 3.75(6H,s),
3.91(6H,s), 4.14(2H,q) 参考例69 2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−テ
トラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−7−
イル)エタノール 水素化アルミニウムリチウム(486mg)のジエチルエ
ーテル(20ml)懸濁液に、2−(1,2,3,4−テト
ラメトキシ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベン
ゾ[a]シクロヘプテン−7−イル)酢酸エチル(3.
00g)のジエチルエーテル溶液(10ml)を氷冷下滴
下した。30分間撹拌後、反応液に10%塩酸を加え、
水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和
重曹水、水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下
で留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル=1:1)で精製
し、標題化合物(2.60g)を得た。 結晶:m.p. 64−66℃
【0115】参考例70 2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−テ
トラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−7−
イル)エチル メタンスルホネート 2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−テ
トラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−7−
イル)エタノール(2.50g)とトリエチルアミン
(1.68ml)のアセトニトリル溶液(50ml)に塩化
メタンスルホニル(0.750ml)を氷冷下滴下した。
15分間撹拌後、反応液に氷冷下飽和重曹水を加え、酢
酸エチルで抽出した。有機層を、1N塩酸、水、飽和重
曹水、水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧下
で留去し、標題化合物(3.12g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.92-1.20(2H,m), 1.60-
2.10(5H,m), 2.28-2.52(2H,m), 3.02(3H,s), 3.16-3.36
(2H,m), 3.76(6H,s), 3.91(6H,s), 4.29(2H,t) 参考例71 7−(2−ヨードエチル)−1,2,3,4−テトラメト
キシ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン 2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−テ
トラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−7−
イル)エチル メタンスルホネート(3.12g)、ヨ
ウ化ナトリウム(3.61g)およびアセトン(40m
l)の混合物を1時間加熱還流した。反応液に水を加え
た後、酢酸エチルで抽出した。有機層を5%亜硫酸ナト
リウム水溶液、水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒
を減圧下で留去し、標題化合物(3.29g)を得た。 結晶:m.p. 75−82℃ 参考例72 2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−テ
トラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−7−
イル)酢酸 2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−テ
トラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−7−
イル)酢酸エチル(2.29g)のメタノール溶液(2
3ml)に水酸化ナトリウム水溶液(3N, 3.25ml)
を加え、反応液を6時間加熱還流した。反応液を減圧下
濃縮後、1N塩酸を加えて酸性とし、酢酸エチルで抽出
した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を
減圧下で留去した。残さを再結晶(ヘキサン−酢酸エチ
ル)し、標題化合物(1.81g)を得た。 結晶:m.p. 109−111℃
【0116】参考例73 4−[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,
9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
−7−イル)エトキシ]安息香酸エチル 7−(2−ヨードエチル)−1,2,3,4−テトラメト
キシ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン(1.00g)、4−ヒドロキシ
安息香酸エチル(593mg)、炭酸カリウム(987m
g)およびDMF(10ml)の混合物を室温で12時間
撹拌した。反応液に水を加えた後、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し溶媒を減圧
下で留去した。残さをアルミナカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル=15:1)で精
製後、再結晶(ヘキサン−酢酸エチル)を経て、標題化
合物(910mg)を得た。 結晶:m.p. 129−131℃ 参考例74 4−[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,
9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
−7−イル)エトキシ]フェニルメタノール 水素化アルミニウムリチウム(91.8mg)のジエチル
エーテル(10ml)懸濁液に、4−[2−(1,2,3,
4−テトラメトキシ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5
H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−7−イル)エトキ
シ]安息香酸エチル(553mg)のTHF溶液(10m
l)を氷冷下滴下した。15分間撹拌後、反応液に10
%塩酸を加え、水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。有
機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で
留去した。残さをヘキサン−酢酸エチルから再結晶し、
標題化合物(320mg)を得た。 結晶:m.p. 114−116℃ 参考例75 4−[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,
9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
−7−イル)エトキシ]安息香酸 4−[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,
9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
−7−イル)エトキシ]安息香酸エチル(1.77
g)、水酸化ナトリウム水溶液(3N, 1.93ml)お
よびメタノール(30ml)の混合物を6時間加熱還流し
た。反応液を減圧下濃縮し、水を加えた後塩酸を加えて
酸性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食
塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残さを
THF−ジイソプロピルエーテルから再結晶し、標題化
合物(1.34g)を得た。 結晶:m.p. 190−192℃
【0117】参考例76 7−[2−(4−クロロフェノキシ)エチル]−1,2,
3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−テトラヒドロ−
5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン 7−(2−ヨードエチル)−1,2,3,4−テトラメト
キシ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン(1.64g)、4−クロロフェ
ノール(602mg)、炭酸カリウム(1.08g)およ
びDMF(16ml)の混合物を室温で12時間撹拌し
た。反応液に水を加えた後、酢酸エチルで抽出した。有
機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し溶媒を減圧下で留
去した。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー(ト
ルエン)で精製し、標題化合物(1.58g)を得た。 結晶:m.p. 98−102℃ 参考例77 7−[2−(4−フェニルフェノキシ)エチル]−1,
2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−テトラヒド
ロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン 7−(2−ヨードエチル)−1,2,3,4−テトラメト
キシ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン(1.64g)、4−ヒドロキシ
ビフェニル(797mg)、炭酸カリウム(1.08g)
およびDMF(16ml)の混合物を室温で12時間撹拌
た。反応液に水を加えた後、酢酸エチルで抽出した。有
機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で
留去した。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー
(トルエン)で精製し、標題化合物(1.73g)を得
た。 結晶:m.p. 115−120℃ 参考例78 1−(tert−ブチル)−1,1−ジメチルシリル(8−
クロロオクチル)エーテル 8−クロロオクタノール(24.3g)およびtert−ブ
チルジメチルクロロシラン(26.8g)のDMF(2
50ml)溶液に、イミダゾール(25.2g)を氷冷下
加えた。反応液を室温まで昇温し、12時間撹拌後、ジ
エチルエーテルで希釈した。有機層を水、飽和食塩水で
洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残さをシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘキサン:
ジエチルエーテル=25:1)で精製し、標題化合物
(40.7g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.05(6H,s), 0.89(9H,s),
1.20-1.86(12H,m), 3.53(2H,t), 3.60(2H,t)
【0118】参考例79 1−(tert−ブチル)−1,1−ジメチルシリル(8−
ヨードオクチル)エーテル 1−(tert−ブチル)−1,1−ジメチルシリル(8−
クロロオクチル)エーテル(40.7g)、ヨウ化ナト
リウム(43.8g)およびアセトン(400ml)の混
合物を12時間加熱還流した。反応液を減圧濃縮後、水
を加え、ジエチルエーテルで抽出した。有機層を5%亜
硫酸ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で洗浄後乾燥
し、溶媒を減圧下で留去した。残さをシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘキサン:ジエチルエ
ーテル=25:1)で精製し、標題化合物(36.4
g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.05(6H,s), 0.89(9H,s),
1.14-1.94(12H,m), 3.19(2H,t), 3.60(2H,t) 参考例80 10−[[1−(tert−ブチル)−1,1−ジメチルシ
リル]オキシ]−2−フェニルデカン酸エチル THF(100ml)にLDAのヘプタン溶液(2.00
M, 48.3ml)を窒素気流下加え、さらにフェニル酢
酸エチル(12.2g)のTHF(10ml)溶液を−7
0℃以下で滴下した。30分間撹拌後、1−(tert−ブ
チル)−1,1−ジメチルシリル(8−ヨードオクチ
ル)エーテル(25.0g)のTHF(10ml)溶液を
−70℃以下で滴下し、15分間かけて0℃まで昇温し
た。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、ジエ
チルエーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後
乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残さをシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エ
チル=30:1)で精製し、標題化合物(21.2g)
を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.04(6H,s), 0.89(9H,s),
0.94-2.18(17H,m), 3.51(1H,t), 3.58(2H,t), 4.00-4.
26(2H,m), 7.16-7.36(5H,m) 参考例81 2−(2−ブロモ−3,4,5,6−テトラメトキシベン
ジル)−10−[[1−(tert−ブチル)−1,1−ジ
メチルシリル]オキシ]−2−フェニルデカン酸エチル THF(150ml)にLDAのヘプタン溶液(2.00
M, 33.6ml)を窒素気流下加えた後、10−[[1
−(tert−ブチル)−1,1−ジメチルシリル]オキ
シ]−2−フェニルデカン酸エチル(18.2g)のT
HF(20ml)溶液を−70℃以下で滴下した。30分
間撹拌後、1−ブロモ−6−ブロモメチル−2,3,4,
5−テトラメトキシベンゼン(19.9g)のTHF
(20ml)溶液を−70℃以下で滴下し、30分間かけ
て室温まで昇温した。反応液に、飽和塩化アンモニウム
水溶液を加え、ジエチルエーテルで抽出した。有機層を
飽和食塩水で浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残
さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン〜
ヘキサン−酢酸エチル=30:1)で精製し、標題化合
物(21.2g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ:0.04(6H,s), 0.89(9H,s),
0.94-2.24(17H,m), 3.40(1H,d), 3.58(2H,t), 3.68(3
H,s), 3.68(3H,s), 3.68(1H,d), 3.84(3H,s), 3.88(3H,
s), 4.16-4.30(2H,m), 7.00-7.18(5H,m)
【0119】参考例82 8−(4,5,6,7−テトラメトキシ−1−オキソ−2
−フェニルソインダン−2−イル)オクタノール 2−(2−ブロモ−3,4,5,6−テトラメトキシベン
ジル)−10−[[1−(tert−ブチル)−1,1−ジ
メチルシリル]オキシ]−2−フェニルデカン酸エチル
(3.00g)のTHF溶液(30ml)に、n−ブチル
リチウムのヘキサン溶液(1.68M, 2.82ml)を窒
素気流下−100℃以下で滴下し、15分間かけて−7
8℃に昇温した。30分間撹拌後、反応液に飽和塩化ア
ンモニウム水溶液を加え、室温まで昇温し、ジエチルエ
ーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後乾燥
し、溶媒を減圧下で留去した。残さをTHF(30ml)
に溶解し、テトラブチルアンモニウムフルオリドのTH
F溶液(1.00M, 6.47ml)を室温下加えた。6時
間撹拌後、反応液をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル)で精製し、さらにシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル=
2:1)で精製し、標題化合物(1.63g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.00-2.22(14H,m), 3.21
(1H,d), 3.51(1H,d), 3.61(2H,t), 3.89(3H,s), 3.91(3
H,s), 3.96(3H,s), 4.04(3H,s), 7.00-7.46(5H,m) 参考例83 8−(4,5,6,7−テトラメトキシ−2−フェニルイ
ンダン−2−イル)オクタノール 水素化アルミニウムリチウム(231mg)のジエチルエ
ーテル(14ml)懸濁液に、塩化アルミニウム(811
mg)を氷冷下加えた後、室温まで昇温した。15分間撹
拌後、反応液を氷冷し、8−(4,5,6,7−テトラメ
トキシ−1−オキソ−2−フェニル−1−オキソインダ
ン−2−イル)オクタノール(1.39g)のジエチル
エーテル溶液(7ml)を滴下した。15分間撹拌後、反
応液に1N塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層
を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去
した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン〜ヘキサン−酢酸エチル=2:1)で精製し、標
題化合物(1.00g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.94−1.72
(14H,m), 3.08−3.34(4H,m),
3.58(2H,t), 3.85(6H,s),
3.91(6H,s), 7.14−7.42(5H,
m) 参考例84 8−(4,5,6,7−テトラメトキシ−2−フェニルイ
ンダン−2−イル)オクタナール 塩化オキサリル(0.394ml)のTHF溶液(36m
l)にジメチルスルホキシド(468mg)のTHF溶液
(2.4ml)を窒素気流下−70℃以下で滴下した。1
0分間撹拌後、反応液に8−(4,5,6,7−テトラメ
トキシ−2−フェニルインダン−2−イル)オクタノー
ル(1.00g)のTHF溶液(12ml)を−70℃以
下で滴下した。15分間撹拌後、反応液を、さらに−6
0℃から−50℃で1時間撹拌後、トリエチルアミン
(2.30ml)を加えた。反応液を0℃まで昇温し、2
0分間撹拌後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機
層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留
去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル=4:1)で精製
し、標題化合物(985mg)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.90-1.70(12H,m), 2.34
(2H,dt), 3.20(4H,s), 3.85(6H,s), 3.91(6H,s), 7.14-
7.42(5H,m), 9.71(1H,t)
【0120】参考例85 8−(4,5,6,7−テトラメトキシ−2−フェニルイ
ンダン−2−イル)オクタン酸 8−(4,5,6,7−テトラメトキシ−2−フェニルイ
ンダン−2−イル)オクタナール(985mg)、リン酸
二水素ナトリウム(72.6mg)、30%過酸化水素水
(0.435ml)、アセトニトリル(10ml)および水
(4ml)の混合物に、亜塩素酸ナトリウム(80%, 3
55mg)の水溶液(14ml)を氷冷下30分間かけて滴
下した。30分間撹拌後、反応液に亜硫酸ナトリウム水
溶液を加え、さらに1N塩酸を加え酸性とし、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶
媒を減圧下で留去した。残さをシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル=1:
2)で精製し、標題化合物(665mg)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.90-1.70(12H,m), 2.27
(2H,t), 3.20(4H,s), 3.85(6H,s), 3.91(6H,s), 7.14-
7.42(5H,m) 参考例86 2−(8−ヨードオクチル)−4,5,6,7−テトラメ
トキシ−2−フェニルインダン 8−(4,5,6,7−テトラメトキシ−2−フェニルイ
ンダン−2−イル)オクタノール(2.65g)とトリ
エチルアミン(1.25ml)のアセトニトリル溶液(2
7ml)に、塩化メタンスルホニル(0.557ml)を氷
冷下滴下した。15分間撹拌後、反応液に飽和重曹水を
氷冷下加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、1N
塩酸、水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で
留去した。残さ、ヨウ化ナトリウム(2.70g)およ
びアセトン(60ml)の混合物を3時間加熱還流した。
反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を5%
亜硫酸ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で洗浄後乾燥
した。溶媒を減圧下で留去し標題化合物(3.27g)
を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ:0.90-1.84(14H,m), 3.13
(2H,t) , 3.20(4H,s), 3.85(6H,s), 3.91(6H,s), 7.14-
7.40(5H,m) 参考例87 4−ベンジル−1−[8−(4,5,6,7−テトラメト
キシ−2−フェニルインダン−2−イル)オクチル]ピ
ペラジン 二塩酸塩 2−(8−ヨードオクチル)−4,5,6,7−テトラメ
トキシ−2−フェニルインダン(800mg)、1−ベン
ジルピペラジン(511mg)、炭酸カリウム(1.00
g)およびDMF(8ml)の混合物を室温下12時間撹
拌した。反応液に水を加えた後、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減
圧下で留去した。残さをアルミナカラムクロマトグラフ
ィー(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル=20:1)で
精製後、塩酸塩とし、再結晶(エタノール−ジイソプロ
ピルエーテル)を経て、標題化合物(804mg)を得
た。 結晶:m.p. 218−221℃
【0121】参考例88 5,6,7−トリメトキシ−2−[6−(5,6,7−トリ
メトキシ−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−2−
インデニル)ヘキシル]−1−インダノン 3−(3,4,5−トリメトキシフェニル)プロピオン酸
(12g)のTHF溶液(200ml)にLDA(1.9
M/THF溶液;60ml)を内温を−10℃以下に保ち
ながら滴下した。0℃で3時間撹拌した後、反応液に2
N塩酸を加えてpH 3とし、酢酸エチルで抽出した。有
機層は水洗・乾燥後減圧濃縮した。残さにポリリン酸
(100ml)を加え、反応液を60℃で4時間加熱撹拌
した。冷却後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和重曹水で洗浄後、水洗、乾燥、減圧濃
縮した。残さをアルミナカラムクロマトグラフィーに付
し、酢酸エチルで溶出させて精製後、酢酸エチル−ヘキ
サンから結晶化させて、標題化合物(4.5g)を得
た。エタノールから再結晶した化合物は下記融点を示し
た。 結晶:m.p. 129−130℃ 参考例89 4,5,6−トリメトキシ−2−[6−(4,5,6−トリ
メトキシ−2,3−ジヒドロ−1H−2−インデニル)
ヘキシル]インダン 5,6,7−トリメトキシ−2−[6−(5,6,7−トリ
メトキシ−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−2−
インデニル)ヘキシル]−1−インダノン(4.5g)
の酢酸(50ml)溶液に10%Pd−炭素(1g)と過
塩素酸(1ml)を加えた。反応液を4〜5気圧の水素圧
下50℃で6時間、接触還元反応に付した。触媒を除去
した後、ろ液を減圧濃縮した。残さを酢酸エチルに溶か
し、飽和重曹水で洗浄後、水洗、乾燥、減圧濃縮した。
残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィーにかけ、酢
酸エチルで溶出させ、標題化合物の画分を濃縮後、酢酸
エチル/ヘキサンから再結晶し、標題化合物(4.5
g)を得た。 結晶:m.p. 69−70℃ 参考例90 1,6−ビス−(4−ブロモ−5,6,7−トリメトキシ
インダン−2−イル)ヘキサン 4,5,6−トリメトキシ−2−[6−(4,5,6−トリ
メトキシ−2,3−ジヒドロ−1H−2−インデニル)
ヘキシル]インダン(1.67g)、酢酸ナトリウム
(1.10g)および酢酸(17ml)の混合物に臭素
(0.260ml)を室温で滴下した。30分間撹拌後、
反応液に氷冷下、5%亜硫酸ナトリウム水溶液を加え、
減圧下濃縮した。残さに、水を加えた後、酢酸エチルで
抽出した。有機層を水、飽和重曹水、水、飽和食塩水で
洗浄後乾燥し、減圧下濃縮した。残さをアルミナカラム
クロマトグラフィー(酢酸エチル)により精製し標題化
合物(2.10g)を得た。 非晶状粉末1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.14-1.64(12H,m), 2.26-
2.72(6H,m), 2.94-3.28(4H,m), 3.87(12H,s), 3.88(6H,
s)
【0122】参考例91 1,6−ビス−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン
−2−イル)ヘキサン 1,6−ビス−(4−ブロモ−5,6,7−トリメトキシ
インダン−2−イル)ヘキサン(2.10g)、臭化銅
(I)(230mg)、酢酸エチル(0.625ml)および
ナトリウムメトキシドのメタノール溶液(28%, 10
0ml)の混合物を12時間加熱還流した。反応液を水に
加え、さらに濃塩酸を加え、酸性とし、酢酸エチルで抽
出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒
を減圧下で留去した。残さをアルミナカラムクロマトグ
ラフィー(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル=8:1)
で精製し、標題化合物(1.22g)を得た。 結晶:m.p. 100−108℃ 参考例92 4,5,6,7−テトラメトキシ−2−[4−[4−(モ
ルホリノカルボニル)フェノキシ]ブチル]インダン 4−[4−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)ブトキシ]安息香酸(3.50g)、モルホ
リン(1.42ml)、塩酸1−エチル−3−(3−ジメ
チルアミノプロピル)カルボジイミド(3.12g)、
1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(2.45
g)、トリエチルアミン(2.30ml)およびTHF
(70ml)の混合物を室温下12時間撹拌した。反応液
に水を加え酢酸エチルで抽出し、有機層を水、1N塩
酸、水、飽和重曹水、水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し
た。溶媒を減圧留去し標題化合物(4.00g)を得
た。 結晶:m.p. 64−72℃ 参考例93 4,5,6,7−テトラメトキシ−2−[4−[4−(モ
ルホリノメチル)フェノキシ]ブチル]インダン 塩酸
塩 4,5,6,7−テトラメトキシ−2−[4−[4−(モ
ルホリノカルボニル)フェノキシ]ブチル]インダン
(2.26g)のTHF溶液(23ml)に、水素化アル
ミニウムリチウム(365mg)を氷冷下加えた後、反応
液を1時間加熱還流した。反応液に室温下1N水酸化ナ
トリウム水溶液を加え、セライトでろ過し、ろ液を減圧
下濃縮した。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン〜ヘキサン:酢酸エチル=10:1)で精製
し、塩酸塩とし、エタノール―ジイソプロピルエーテル
から再結晶し、標題化合物(1.28g)を得た。 結晶:m.p. 164−166℃
【0123】参考例94 1−[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,
9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
−7−イル)エチル]−1H−ベンゾ[d]イミダゾー
ル 7−(2−ヨードエチル)−1,2,3,4−テトラメト
キシ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン(1.50g)、ベンズイミダゾ
ール(443mg)、炭酸ナトリウム(760mg)および
DMF(15ml)の混合物を70℃で8時間撹拌した。
反応液に水を加え、酢酸エチルとTHFの混合溶媒で抽
出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒
を減圧留去し、ジエチルエーテルを加え、生じた結晶を
ろ別し、ろ液を減圧下濃縮した。残さをシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘキサン:酢酸エチ
ル=1:2)で精製し、ヘキサン−酢酸エチルから再結
晶し、標題化合物(480mg)を得た。 結晶:m.p. 121−123℃ 参考例95 3−[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,
9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
−7−イル)エトキシ]ピリジン 7−(2−ヨードエチル)−1,2,3,4−テトラメト
キシ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン(1.20g)、3−ヒドロキシ
ピリジン(816mg)、炭酸カリウム(2.38g)お
よびDMF(12ml)の混合物を室温で12時間撹拌し
た。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層
を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧留去し
た。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー(酢酸エ
チル)で精製し、ヘキサン−酢酸エチルから再結晶し、
標題化合物(430mg)を得た。 結晶:m.p. 111−113℃ 参考例96 1−[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,
9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
−7−イル)エチル]−1,2−ジヒドロ−2−ピリジ
ノン、および2−[2−(1,2,3,4−テトラメトキ
シ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]
シクロヘプテン−7−イル)エトキシ]ピリジン 7−(2−ヨードエチル)−1,2,3,4−テトラメト
キシ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン(1.50g)、2−ヒドロキシ
ピリジン(407mg)、炭酸カリウム(987mg)およ
びDMF(15ml)の混合物を室温で12時間撹拌し
た。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層
を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧留去し
た。残さにヘキサンを加え、得られた結晶をろ取し、さ
らにヘキサン−酢酸エチルから再結晶し、2−[2−
(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−テトラ
ヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−7−イ
ル)エトキシ]ピリジン(830mg)を得た。 結晶:m.p.132−135℃ ろ液を減圧下濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(ヘキサン〜ヘキサン:酢酸エチル=4:
1)で精製し、1−[2−(1,2,3,4−テトラメト
キシ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン−7−イル)エチル]−1,2−
ジヒドロ−2−ピリジノン(434mg)を得た。 結晶:m.p.84−87℃
【0124】参考例97 1−[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,
9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
−7−イル)エチル]−1,2−ジヒドロ−2−キノリ
ノン、および2−[2−(1,2,3,4−テトラメトキ
シ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]
シクロヘプテン−7−イル)エトキシ]キノリン 7−(2−ヨードエチル)−1,2,3,4−テトラメト
キシ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン(1.50g)、2−キノリノー
ル(621mg)、炭酸カリウム(987mg)およびDM
F(15ml)の混合物を室温で12時間撹拌した。更
に、反応液を60℃で6時間撹拌後、水を加え、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥
し、溶媒を減圧留去した。残さにジイソプロピルエーテ
ルを加え、結晶化させ、結晶とろ液を得た。結晶をヘキ
サン−酢酸エチルから再結晶し、2−[2−(1,2,
3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−テトラヒドロ−
5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−7−イル)エトキ
シ]キノリン(680mg)を得た。ろ液を減圧下濃縮
し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン〜ヘキサン:酢酸エチル=10:1)で精製し、1
−[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9
−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−
7−イル)エチル]−1,2−ジヒドロ−2−キノリノ
ン(712mg)を得た。1−[2−(1,2,3,4−テ
トラメトキシ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベ
ンゾ[a]シクロヘプテン−7−イル)エチル]−1,
2−ジヒドロ−2−キノリノン 結晶:m.p.85−92℃ 2−[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,
9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
−7−イル)エトキシ]キノリン 結晶:m.p.175−177℃ 参考例98 1−[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,
9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
−7−イル)エチル]−1H−ベンゾトリアゾル 水素化ナトリウム(60%油性,230mg)のTHF懸
濁液(6ml)に1,2,3−ベンゾトリアゾール(680
mg)のTHF溶液(6ml)を氷冷下滴下した。反応液を
室温まで昇温し、30分間撹拌後、7−(2−ヨードエ
チル)−1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−
テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
(1.20g)を加え、12時間攪拌した。更に、反応
液を6時間加熱還流後、水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減
圧留去した。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン〜ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製
し、ヘキサン−酢酸エチルから再結晶し、標題化合物
(920mg)を得た。 結晶:m.p.99−101℃
【0125】実施例1 8−(2−エトキシカルボニル−5,6−ジメトキシ−
4,7−ジオキソインダン−2−イル)オクタン酸エチ
ル 8−(2−エトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラ
メトキシインダン−2−イル)オクタン酸エチル(10
0mg,0.208mmol)のアセトニトリル(2ml)溶液
にCAN(342mg,0.624mmol)の水(1ml)溶
液を氷冷下滴下した。反応液を15分間撹拌した後に水
を加えてから酢酸エチルで抽出した。有機層は水、飽和
食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去し得られた粗
生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン〜ヘキサン:酢酸エチル=4:1)により精製して標
題化合物(69mg)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.1-1.8(18H,m), 2.28(2
H,t,J=7.5Hz), 2.64-2.82(2H,m), 3.24-3.42(2H,m), 3.
99(6H,s), 4.04-4.24(4H,m) 実施例2 8−(2−カルボキシ−5,6−ジメトキシ−4,7−ジ
オキソインダン−2−イル)オクタン酸 8−(2−カルボキシ−4,5,6,7−テトラメトキシ
インダン−2−イル)オクタン酸(88.6mg,0.20
9mmol)のアセトニトリル(2ml)溶液にCAN(28
7mg,0.523mmol)の水(1ml)溶液を氷冷下滴下
し15分間撹拌した。反応液に水を加えてから酢酸エチ
ルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶
媒を減圧留去し得られた粗生成物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1〜酢
酸エチル)により精製後、ヘキサン−酢酸エチルより再
結晶して標題化合物(32mg)を得た。 結晶:m.p. 119−123℃ 実施例3 8−(2−エトキシカルボニル−5,6−ジメトキシ−
4,7−ジオキソインダン−2−イル)オクタン酸 8−(2−エトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラ
メトキシインダン−2−イル)オクタン酸(78.6m
g,0.174mmol)のアセトニトリル(2ml)溶液にC
AN(238mg,0.435mmol)の水(1ml)溶液を
氷冷下滴下し15分間撹拌した。反応液に水を加えてか
ら酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後乾
燥した。溶媒を減圧留去し得られた粗生成物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=
4:1〜酢酸エチル)により精製して標題化合物(50
mg)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.14−1.84
(12H,m), 1.27(3H,t,J=7.2H
z), 2.34(2H,t,J=7.3Hz),
2.66−2.82(2H,m), 3.24−3.4
2(2H,m), 4.00(6H,s), 4.17
(2H,q,J=7.2Hz)
【0126】実施例4 N−[8−(2−エトキシカルボニル−5,6−ジメト
キシ−4,7−ジオキソインダン−2−イル)オクタノ
イル]モルホリン N−[8−(2−エトキシカルボニル−4,5,6,7−
テトラメトキシインダン−2−イル)オクタノイル]モ
ルホリン(123mg,0.236mmol)のアセトニトリ
ル(2.5ml)溶液にCAN(323mg,0.590mmo
l)の水(1.2ml)溶液を氷冷下滴下し15分間撹拌し
た。反応液に水を加えてから酢酸エチルで抽出し、有機
層を飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去し得
られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン:酢酸エチル=2:1〜1:1)により精製
して標題化合物(66.6mg)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.10-1.80(12H,m), 1.26
(3H,t,J=7.2Hz), 2.22-2.38(2H,m), 2.64-2.82(2H,m),
3.22-3.54(4H,m), 3.56-3.74(6H,m), 3.99(6H,s),4.17
(2H,q,J=7.2Hz) 実施例5 8−(2−カルバモイル−5,6−ジメトキシ−4,7−
ジオキソインダン−2−イル)オクタンアミド 8−(2−カルバモイル−4,5,6,7−テトラメトキ
シインダン−2−イル)オクタンアミド(103mg,
0.244mmol)のアセトニトリル(2.0ml)溶液にC
AN(334mg,0.610mmol)の水(1.0ml)溶液
を氷冷下滴下し15分間撹拌した。反応液に水を加えて
から酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後
乾燥した。溶媒を減圧留去し得られた粗生成物をアルミ
ナカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)により精製
後、酢酸エチルより再結晶して標題化合物(35mg)を
得た。 結晶:m.p. 140−143℃ 実施例6 2−(8−ヒドロキシオクチル)−5,6−ジメトキシ
−4,7−ジオキソ−2−インダンカルボン酸エチル 2−(8−ヒドロキシオクチル)−4,5,6,7−テト
ラメトキシ−2−インダンカルボン酸エチル(80mg,
0.182mmol)のアセトニトリル(2.0ml)溶液にC
AN(249mg,0.455mmol)の水(1.0ml)溶液
を氷冷下滴下し15分間撹拌した。反応液に水を加えて
から酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後
乾燥した。溶媒を減圧留去し得られた粗生成物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル
=4:1〜2:1)により精製して標題化合物(44m
g)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.10-1.80(14H,m), 1.26
(3H,t,J=7.2Hz), 2.64-2.82(2H,m), 3.24-3.40(2H,m),
3.56-3.72(2H,m), 3.99(6H,s), 4.17(2H,q,J=7.2Hz)
【0127】実施例7 8−(2−ヒドロキシメチル−5,6−ジメトキシ−4,
7−ジオキソインダン−2−イル)オクタノール 8−(2−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラメ
トキシインダン−2−イル)オクタノール(147mg,
0.371mmol)のアセトニトリル(4.0ml)溶液にC
AN(509mg,0.928mmol)の水(1.0ml)溶液
を氷冷下滴下し15分間撹拌した。反応液に水を加えて
から酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後
乾燥した。溶媒を減圧留去し得られた粗生成物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル
=2:1〜1:2)により精製後、ヘキサン−酢酸エチ
ルより再結晶して標題化合物(35mg)を得た。 結晶:m.p. 59−61℃ 実施例8 N−メチル−2−(8−ヒドロキシオクチル)−5,6
−ジメトキシ−4,7−ジオキソ−2−インダンカルボ
キサミド N−メチル−2−(8−ヒドロキシオクチル)−4,5,
6,7−テトラメトキシ−2−インダンカルボキサミド
(255mg,0.602mmol)のアセトニトリル(5.0
ml)溶液にCAN(828mg,1.51mmol)の水(1.
0ml)溶液を氷冷下滴下し15分間撹拌した。反応液に
水を加えてから酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩
水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去し得られた粗生成
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:
酢酸エチル=2:1〜1:2)により精製後、酢酸エチ
ルより再結晶して標題化合物(106mg)を得た。 結晶:m.p. 120−123℃ 実施例9 8−(5,6−ジメトキシ−4,7−ジオキソインダン−
2−イル)オクタン酸エチル 8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−2−イ
ル)オクタン酸エチル(100mg,0.245mmol)の
アセトニトリル(2.0ml)溶液にCAN(336mg,
0.613mmol)の水(1.0ml)溶液を氷冷下滴下し1
5分間撹拌した。反応液に水を加えてから酢酸エチルで
抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を
減圧留去し得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=8:1)により
精製後、ヘキサンより再結晶して標題化合物(15mg)
を得た。 結晶:m.p. 39−40℃
【0128】実施例10 2−(8−ヒドロキシオクチル)−5,6−ジメトキシ
インダン−4,7−ジオン 8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−2−イ
ル)オクタノール(138mg,0.338mmol)のアセ
トニトリル(3.0ml)溶液にCAN(463mg,0.8
45mmol)の水(1.0ml)溶液を氷冷下滴下し15分
間撹拌した。反応液に水を加えてから酢酸エチルで抽出
し、有機層を飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧
留去し得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1〜2:1)に
より精製後、ヘキサン−ジエチルエーテルより再結晶し
て標題化合物(29.8mg)を得た。 結晶:m.p. 56−58℃ 実施例11 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−5,6−ジメト
キシ−4,7−ジオキソ−2−インダンカルボン酸エチ
ル 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−4,5,6,7−
テトラメトキシ−2−インダンカルボン酸エチル(35
0mg,0.711mmol)のアセトニトリル(7.0ml)溶
液にCAN(976mg,1.78mmol)の水(1.0ml)
溶液を氷冷下滴下し15分間撹拌した。反応液に水を加
えてから酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水
で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去し、得られた粗生成
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:
酢酸エチル=5:1)により精製した。さらにヘキサン
−酢酸エチルより再結晶して標題化合物(178mg)を
得た。 結晶:m.p. 94−97℃ 実施例12 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−5,6−ジメト
キシ−4,7−ジオキソ−2−インダンカルボン酸 2−(4−ベンジルオキシフェニル)−4,5,6,7−
テトラメトキシ−2−インダンカルボン酸(288mg,
0.620mmol)にアセトニトリル(6.0ml)溶液と酢
酸エチル(6.0ml)を加えて溶解した。反応液にCA
N(850mg,1.55mmol)の水(2.0ml)溶液を氷
冷下滴下しさらに15分間撹拌した。反応液に水を加え
てから酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水で
洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去し、得られた粗生成物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)
により精製した。さらにヘキサン−酢酸エチルより再結
晶して標題化合物(81mg)を得た。 結晶:m.p. 170−175℃
【0129】実施例13 2−[4−(4−エトキシカルボニル−1−オキサブチ
ル)フェニル]−5,6−ジメトキシ−4,7−ジオキソ
−2−インダンカルボン酸エチル 2−[4−(4−エトキシカルボニル−1−オキサブチ
ル)フェニル]−4,5,6,7−テトラメトキシ−2−
インダンカルボン酸エチル(300mg,0.581mmo
l)のアセトニトリル(6.0ml)溶液にCAN(795
mg,1.45mmol)の水(1.0ml)溶液を氷冷下滴下し
15分間撹拌した。反応液に水を加えてから酢酸エチル
で抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。
溶媒を減圧留去し、得られた粗生成物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=10:
1〜5:1)により精製して標題化合物(200mg)を
得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 1.15(3H,t,J=7.1Hz), 1.2
6(3H,t,J=7.1Hz), 2.01-2.20(2H,m), 2.50(2H,t,J=7.3H
z), 3.16(2H,d,J=16.3Hz), 3.87(2H,d,J=16.3Hz), 3.99
(2H,t,J=6.0Hz), 4.00(6H,s), 4.08(2H,q,J=7.1Hz), 4.
14(2H,q,J=7.1Hz), 6.84(2H,d,J=8.9Hz), 7.22(2H,d,J=
8.9Hz) 実施例14 2−[4−(4−カルボキシ−1−オキサブチル)フェ
ニル]−5,6−ジメトキシ−4,7−ジオキソ−2−イ
ンダンカルボン酸 2−[4−(4−カルボキシ−1−オキサブチル)フェ
ニル]−4,5,6,7−テトラメトキシ−2−インダン
カルボン酸(250mg,0.543mmol)のアセトニト
リル(2.0ml)と酢酸エチル(2.0ml)の混合溶液に
CAN(663mg,1.21mmol)の水(1.0ml)溶液
を氷冷下滴下し15分間撹拌後、更にCAN(265m
g,0.484mmol)の水(0.5ml)溶液を滴下し15
分間撹拌した。反応液に水を加えてから酢酸エチルで抽
出し、有機層を水、飽和食塩水(和光純薬)で洗浄後乾
燥した。溶媒を減圧留去し、得られた粗生成物をフロリ
ジルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル〜酢酸エチ
ル:メタノール=1:1)により精製後、酢酸エチルよ
り再結晶して標題化合物(38mg)を得た。 結晶:m.p. 173−177℃ 実施例15 4−[4−(5,6−ジメトキシ−4,7−ジオキソイン
ダン−2−イル)ブトキシ]安息香酸エチル 4−[4−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)ブトキシ]安息香酸エチル(100mg,0.
218mmol)のアセトニトリル(2.0ml)溶液にCA
N(299mg,0.545mmol)の水(1.0ml)溶液を
氷冷下滴下し15分間撹拌した。反応液に水を加えてか
ら酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄
後乾燥した。溶媒を減圧留去し、得られた粗生成物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エ
チル=10:1〜8:1)により精製した。さらに再結
晶(ヘキサン−酢酸エチル)により標題化合物(45.
0mg)を結晶として得た。 結晶:m.p. 97−99℃
【0130】実施例16 4−[4−(5,6−ジメトキシ−4,7−ジオキソイン
ダン−2−イル)ブトキシ]フェニルメタノール 4−[4−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)ブトキシ]フェニルメタノール(370mg,
0.888mmol)のアセトニトリル(8.0ml)溶液にC
AN(1.24g,2.27mmol)の水(1.0ml)溶液
を氷冷下滴下し、さらに15分間撹拌した。反応液に水
を加えてから酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食
塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去し、得られた粗
生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチル=10:1〜2:1)により精製した。
さらに再結晶(ヘキサン−酢酸エチル)により標題化合
物(150mg)を結晶として得た。 結晶:m.p. 72−75℃ 実施例17 4−[4−(5,6−ジメトキシ−4,7−ジオキソイン
ダン−2−イル)ブトキシ]安息香酸 4−[4−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)ブトキシ]安息香酸(400mg,0.929m
mol)のアセトニトリル(8.0ml)溶液にCAN(1.
27g,2.32mmol)の水(2.0ml)溶液を氷冷下滴
下し15分間撹拌した。反応液に水を加えてから酢酸エ
チルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し
た。溶媒を減圧留去し得られた粗生成物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)により分離した
のち再結晶(ヘキサン−酢酸エチル)により精製して標
題化合物(200mg)を結晶として得た。 結晶:m.p. 149−153℃ 実施例18 N,N−ジメチル−4−[4−(5,6−ジメトキシ−
4,7−ジオキソインダン−2−イル)ブトキシ]ベン
ズアミド N,N−ジメチル−4−[4−(4,5,6,7−テトラメ
トキシインダン−2−イル)ブトキシ]ベンズアミド
(358mg,0.782mmol)のアセトニトリル(8.0
ml)溶液にCAN(1.07g,1.96mmol)の水
(1.0ml)溶液を氷冷下滴下し15分間撹拌した。反
応液に水を加えてから酢酸エチルで抽出し、有機層を
水、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。溶媒を減圧留去し、
得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1〜1:2)により分
離したのち再結晶(ジイソプロピルエーテル−酢酸エチ
ル)により精製して標題化合物(153mg)を結晶とし
て得た。 結晶:m.p. 80−83℃
【0131】実施例19 2−(8−アセトキシオクチル)−5,6−ジメトキシ
インダン−4,7−ジオン 酢酸8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−2
−イル)オクチル(1.25g)のアセトニトリル溶液
(13ml)に、CAN(4.19g)の水溶液(13m
l)を氷冷下滴下した。15分間撹拌後、反応液に水を
加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水
で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残さをシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘキサン
−酢酸エチル=10:1)で精製し、再結晶(ヘキサン
−ジエチルエーテル)を経て、標題化合物(700mg)
を得た。 結晶:m.p. 47−48℃ 実施例20 8−(5,6−ジメトキシ−4,7−ジオキソインダン−
2−イル)オクチルN−エチルカルバメート 8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−2−イ
ル)オクチル N−エチルカルバメート(1.22g)の
アセトニトリル溶液(12ml)に、CAN(3.83
g)の水溶液(12ml)を氷冷下滴下した。15分間撹
拌後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機
層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留
去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル=4:1)で精製
し、再結晶(ヘキサン−酢酸エチル)を経て、標題化合
物(630mg)を得た。 結晶:m.p. 85−86℃ 実施例21 N−[8−(5,6−ジメトキシ−4,7−ジオキソイン
ダン−2−イル)オクチル]−N,N−ジメチルアミン
塩酸塩 N−[8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)オクチル]−N,N−ジメチルアミン(62
0mg)、ピリジン−2,6−ジカルボン酸(660m
g)、アセトニトリル(6ml)および水(3ml)の溶液
に、CAN(2.17g)、アセトニトリル(6ml)お
よび水(3ml)の混合物を氷冷下滴下した。15分間撹
拌後、CAN(866mg)の水溶液(1.0ml)を氷冷
下滴下した。さらに15分間撹拌後、反応液に飽和重曹
水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、飽和重曹
水、水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留
去した。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー(酢
酸エチル)で精製後、塩酸塩とし、再結晶(エタノール
−ジイソプロピルエーテル)を経て、標題化合物(33
0mg)を得た。 結晶:m.p. 139−141℃(分解)
【0132】実施例22 5,6−ジメトキシ−2−[8−(4−フェニルピペリ
ジノ)オクチル]インダン−4,7−ジオン 塩酸塩 1−[8−(4,5,6,7−テトラメトキシ−2−イ
ル)オクチル]−4−フェニルピペリジン(760m
g)、ピリジン−2,6−ジカルボン酸(697mg)、ア
セトニトリル(7.6ml)および水(7.6ml)の混合物
に、CAN(2.29g)、アセトニトリル(3.8ml)
および水(3.8ml)の溶液を氷冷下滴下した。15分
間撹拌後、CAN(762mg)の水溶液(2.0ml)を
氷冷下滴下した。さらに15分間撹拌後、反応液に飽和
重曹水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、飽和
重曹水、水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下
で留去した。残さを、ヘキサン−酢酸エチルより再結晶
し、さらに塩酸塩とした後に、再結晶(エタノール−ジ
イソプロピルエーテル)を経て、標題化合物(500m
g)を得た。 結晶:m.p. 162−164℃(分解) 実施例23 N−[8−(5,6−ジメトキシ−4,7−ジオキソイン
ダン−2−イル)オクチル]フタルイミド N−[8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)オクチル]フタルイミド(470mg)、ピリ
ジン−2,6−ジカルボン酸(475mg)、アセトニト
リル(10ml)および水(5ml)の混合物に、CAN
(1.56g)、アセトニトリル(1.5ml)および水
(1.5ml)の混合物を氷冷下滴下した。15分間撹拌
後、CAN(520mg)の水(2.0ml)溶液を氷冷下
滴下した。さらに15分間撹拌後、反応液を酢酸エチル
で希釈した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、
溶媒を減圧下で留去した。残さをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル=
5:1)で精製し、再結晶(ヘキサン−酢酸エチル)を
経て、標題化合物(336mg)を得た。 結晶:m.p. 91−93℃ 実施例24 N−[8−(5,6−ジメトキシ−4,7−ジオキソイン
ダン−2−イル)オクチル]アセトアミド N−[8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)オクチル]アセトアミド(700mg)、ピリ
ジン−2,6−ジカルボン酸(857mg)、アセトニト
リル(7.0ml)、酢酸エチル(7.0ml)および水
(7.0ml)の混合物に、CAN(3.75g)、アセト
ニトリル(3.5ml)および水(3.5ml)の混合物を氷
冷下滴下した。15分間撹拌後、反応液を酢酸エチルで
希釈した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶
媒を減圧下で留去した。残さをシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル)で精製し、再結晶(ヘキサ
ン−酢酸エチル)を経て標題化合物(495mg)を得
た。 結晶:m.p. 93−96℃
【0133】実施例25 5,6−ジメトキシ−2−[8−[4−(2−ピリジ
ル)ピペラジン−1−イル]オクチル]インダン−4,
7−ジオン 1−[8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)オクチル]−4−(2−ピリジル)ピペラジ
ン(1.07g)、ピリジン−2,6−ジカルボン酸
(1.05g)、THF(20ml)および水(10ml)
の混合物に、CAN(4.55g)の水溶液(10ml)
を氷冷下滴下した。15分間撹拌後、反応液に飽和重曹
水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、飽和重曹
水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去し
た。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン〜ヘキサン−酢酸エチル=5:1)で精製し、再結晶
(ヘキサン−酢酸エチル)を経て、標題化合物(220
mg)を得た。 結晶:m.p. 80−84℃ 実施例26 5,6−ジメトキシ−2−[8−(4−ピペリジノピペ
リジノ)オクチル]インダン−4,7−ジオン 二塩酸
塩 1−[8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)オクチル]−4−ピペリジノピペリジン(8
02mg)、ピリジン−2,6−ジカルボン酸(777m
g)、THF(16ml)および水(8ml)の混合物に、
CAN(3.37g)の水溶液(8ml)を氷冷下滴下し
た。15分間撹拌後、反応液に飽和重曹水を加え、酢酸
エチルで抽出した。有機層を、飽和重曹水、飽和食塩水
で洗浄後乾燥し溶媒を減圧下で留去した。残さをアルミ
ナカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)で精製後、
塩酸塩とし、再結晶(メタノール)を経て、標題化合物
(570mg)を得た。 結晶:m.p. 220℃(分解) 実施例27 5,6−ジメトキシ−2−[8−(4−ジフェニルメチ
ルピペラジン−1−イル)オクチル]インダン−4,7
−ジオン 1−[8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)オクチル]−4−ジフェニルメチルピペラジ
ン(1.00g)、ピリジン−2,6−ジカルボン酸(8
32mg)、THF(20ml)および水(10ml)の混合
物に、CAN(3.61g)の水溶液(10ml)を氷冷
下滴下した。15分間撹拌後、反応液に飽和重曹水を加
え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、飽和重曹水、飽
和食塩水で洗浄後乾燥し溶媒を減圧下で留去した。残さ
をアルミナカラムクロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘキ
サン−酢酸エチル=5:1)で精製し、再結晶(ヘキサ
ン−酢酸エチル)を経て、標題化合物(370mg)を得
た。 結晶:m.p. 112−114℃
【0134】実施例28 5,6−ジメトキシ−2−(8−モルホリノオクチル)
インダン−4,7−ジオン 塩酸塩 4−[8−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)オクチル]モルホリン(489mg)、ピリジ
ン−2,6−ジカルボン酸(561mg)、THF(10m
l)および水(5ml)の混合物に、CAN(2.46g)
の水溶液(5ml)を氷冷下滴下した。15分間撹拌後、
反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルで抽出した。有
機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で
留去した。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル)で精製後、塩酸塩とし、再結晶(エタノ
ール−ジイソプロピルエーテル)を経て、標題化合物
(360mg)を得た。 結晶:m.p. 142−147℃(分解) 実施例29 2−[8−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)オク
チル]−5,6−ジメトキシインダン−4,7−ジオン 4−ベンジル−1−[8−(4,5,6,7−テトラメト
キシインダン−2−イル)オクチル]ピペラジン(67
6mg)、ピリジン−2,6−ジカルボン酸(647m
g)、THF(14ml)および水(7ml)の混合物に、
CAN(2.83g)の水溶液(7ml)を氷冷下滴下し
た。15分間撹拌後、反応液に飽和重曹水を加え、酢酸
エチルで抽出した。有機層を、飽和重曹水、水、飽和食
塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残さを
ヘキサン−酢酸エチルから再結晶して、標題化合物(3
80mg)を得た。 結晶:m.p. 80−81℃ 実施例30 2−[8−(4−クロロフェノキシ)オクチル]−5,
6−ジメトキシインダン−4,7−ジオン 2−[8−(4−クロロフェノキシ)オクチル]−4,
5,6,7−テトラメトキシインダン(676mg)、ピリ
ジン−2,6−ジカルボン酸(712mg)、THF(1
4ml)および水(7ml)の混合物に、CAN(3.11
g)の水(7ml)溶液を氷冷下滴下した。15分間撹拌
後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層
を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去
した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン〜ヘキサン−酢酸エチル=10:1)で精製し、
再結晶(ヘキサン−ジエチルエーテル)を経て、標題化
合物(320mg)を得た。 結晶:m.p. 64−66℃
【0135】実施例31 4−[3−(5,6−ジメトキシ−4,7−ジオキソイン
ダン−2−イル)プロポキシ]安息香酸 4−[3−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン−
2−イル)プロポキシ]安息香酸(1.20g)、ピリ
ジン−2,6−ジカルボン酸(1.44g)、THF(2
4ml)および水(12ml)の混合物に、CAN(6.3
0g)の水溶液(12ml)を氷冷下滴下した。15分間
撹拌後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有
機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で
留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル)で精製し、酢酸エチルから再結晶し、標
題化合物(868mg)を得た。 結晶:m.p. 171−174℃ 実施例32 N,N−ジメチル−4−[3−(5,6−ジメトキシ−
4,7−ジオキソインダン−2−イル)プロポキシ]ベ
ンズアミド N,N−ジメチル−4−[3−(4,5,6,7−テトラメ
トキシインダン−2−イル)プロポキシ]ベンズアミド
(700mg)、ピリジン−2,6−ジカルボン酸(79
2mg)、THF(14ml)および水(7ml)の混合物
に、CAN(3.44g)の水溶液(7ml)を氷冷下滴
下した。15分間撹拌後、反応液に水を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥
し、溶媒を減圧下で留去した。残さをシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(酢酸エチル)で精製し、再結晶
(ヘキサン−酢酸エチル)を経て、標題化合物(438
mg)を得た。 結晶:m.p. 100−102℃ 実施例33 5,6−ジメトキシ−2−[3−(4−ジメチルアミノ
メチルフェノキシ)プロピル]インダン−4,7−ジオ
ン 塩酸塩 4,5,6,7−テトラメトキシ−2−[3−(4−ジメ
チルアミノメチルフェノキシ)プロピル]インダン(9
48mg)、ピリジン−2,6−ジカルボン酸(1.02
g)、THF(19ml)および水(9.5ml)の混合物
に、CAN(4.42g)の水溶液(9.5ml)を氷冷下
滴下した。15分間撹拌後、反応液に飽和重曹水を加
え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、飽和重曹水、飽
和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残
さをアルミナカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)
で精製後、塩酸塩とし、再結晶(エタノール−ジイソプ
ロピルエーテル)を経て、標題化合物(770mg)を得
た。 結晶:m.p. 170℃(分解)
【0136】実施例34 5,6−ジメトキシ−2−[3−[4−[(4−ピペリ
ジノピペリジノ)カルボニル]フェノキシ]プロピル]
インダン−4,7−ジオン 塩酸塩 4,5,6,7−テトラメトキシ−2−[3−[4−
[(4−ピペリジノピペリジノ)カルボニル]フェノキ
シ]プロピル]インダン(1.00g)、ピリジン−2,
6−ジカルボン酸(887mg)、THF(20ml)およ
び水(10ml)の混合物に、CAN(3.85g)の水
(10ml)溶液を氷冷下滴下した。15分間撹拌後、反
応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機
層を、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を
減圧下で留去した。残さをアルミナカラムクロマトグラ
フィー(酢酸エチル)で精製後、塩酸塩とし、再結晶
(エタノール−ジイソプロピルエーテル)を経て、標題
化合物(560mg)を得た。 結晶:m.p. 176−182℃(分解) 実施例35 5,6−ジメトキシ−2−[3−[4−[(4−ピペリ
ジノピペリジノ)メチル]フェノキシ]プロピル]イン
ダン−4,7−ジオン 二塩酸塩 4,5,6,7−テトラメトキシ−2−[3−[4−
[(4−ピペリジノピペリジノ)メチル]フェノキシ]
プロピル]インダン(849mg)、ピリジン−2,6−
ジカルボン酸(772mg)、THF(16ml)および水
(8ml)の混合物に、CAN(3.35g)の水溶液
(8ml)を氷冷下滴下した。15分間撹拌後、反応液に
飽和重曹水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、
飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下
で留去した。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル)で精製後、塩酸塩とし、再結晶(メタノ
ール)を経て、標題化合物(530mg)を得た。 結晶:m.p. 220℃(分解) 実施例36 5,6−ジメトキシ−2−[4−[4−[(4−メチル
ピペラジン−1−イル)カルボニル]フェノキシ]ブチ
ル]インダン−4,7−ジオン 4−[4−(5,6−ジメトキシ−4,7−ジオキソイン
ダン−2−イル)ブトキシ]安息香酸(500mg)、1
−メチルピペラジン(250mg)、塩酸1−エチル−3
−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(4
79mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物
(383mg)、トリエチルアミン(0.697ml)およびT
HF(20ml)の混合物を室温下10時間撹拌した。反
応液に水を加えた後、酢酸エチルで抽出した。有機層を
水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去し
た。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー(酢酸エ
チル)で精製し、再結晶(酢酸エチル−ジイソプロピル
エーテル)を経て、標題化合物(297mg)を得た。 結晶:m.p. 97−100℃
【0137】実施例37 5,6−ジメトキシ−2−[4−[4−[(4−フェニ
ルピペラジン−1−イル)カルボニル]フェノキシ]ブ
チル]インダン−4,7−ジオン 4−[4−(5,6−ジメトキシ−4,7−ジオキソイン
ダン−2−イル)ブトキシ]安息香酸(500mg)、1
−フェニルピペラジン(406mg)、塩酸1−エチル−
3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド
(479mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水
和物(383mg)、トリエチルアミン(0.697ml)
およびTHF(20ml)の混合物を室温下6時間撹拌し
た。反応液に水を加えた後、THFと酢酸エチルの混合
液で抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥
し、溶媒を減圧下で留去した。残さをTHF−ジイソプ
ロピルエーテルから再結晶して、標題化合物(400m
g)を得た。 結晶:m.p. 154−159℃ 実施例38 5,6−ジメトキシ−2−[4−[4−[(4−フェニ
ルピペリジノ)カルボニル]フェノキシ]ブチル]イン
ダン−4,7−ジオン 4−[4−(5,6−ジメトキシ−4,7−ジオキソイン
ダン−2−イル)ブトキシ]安息香酸(626mg)、4
−フェニルピペリジン塩酸塩(617mg)、塩酸1−エ
チル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイ
ミド(598mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
一水和物(478mg)、トリエチルアミン(1.30m
l)およびTHF(12ml)の混合物を室温下6時間撹
拌した。反応液に水を加えた後、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水、1N塩酸、水、飽和重曹水、水、飽和
食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残さ
を酢酸エチル−ジエチルエーテルから再結晶して、標題
化合物(482mg)を得た。 結晶:m.p. 90−94℃ 実施例39 2−[8−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)オク
チル]−5,6−ジメトキシ−2−フェニルインダン−
4,7−ジオン 4−ベンジル−1−[8−(4,5,6,7−テトラメト
キシ−2−フェニルインダン−2−イル)オクチル]ピ
ペラジン(713mg)、ピリジン−2,6−ジカルボン
酸(597mg)、THF(14ml)および水(7ml)の
混合物に、CAN(2.59g)の水溶液(7ml)を氷
冷下滴下した。15分間撹拌後、反応液に飽和重曹水を
加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和重曹水、飽
和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残
さをアルミナカラムクロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘ
キサン−酢酸エチル=8:1)で精製し、再結晶(ヘキ
サン−ジエチルエーテル)を経て、標題化合物(310
mg)を得た。 結晶:m.p. 78−80℃
【0138】実施例40 2−(8−ヒドロキシオクチル)−5,6−ジメトキシ
−2−フェニルインダン−4,7−ジオン 8−(4,5,6,7−テトラメトキシ−2−フェニルイ
ンダン−2−イル)オクタノール(1.00g)、ピリ
ジン−2,6−ジカルボン酸(1.13g)、THF(2
0ml)および水(10ml)の混合物に、CAN(4.9
2g)の水溶液(10ml)を氷冷下滴下した。15分間
撹拌後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有
機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で
留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル=4:1)で精製
し、標題化合物(542mg)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.80-1.78(14H,m), 2.96-
3.24(4H,m), 3.60(2H,t), 4.01(6H,s), 7.14-7.40(5H,
m) 実施例41 8−(5,6−ジメトキシ−4,7−ジオキソ−2−フェ
ニルインダン−2−イル)オクタン酸 8−(4,5,6,7−テトラメトキシ−2−フェニルイ
ンダン−2−イル)オクタン酸(465mg)、ピリジン
−2,6−ジカルボン酸(511mg)、THF(10m
l)および水(5ml)の混合物に、CAN(2.22g)
の水溶液(5ml)を氷冷下滴下した。15分間撹拌後、
反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を
水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去し
た。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン〜ヘキサン−酢酸エチル=2:1)で精製し、再結
晶(ヘキサン−ジエチルエーテル)を経て、標題化合物
(220mg)を得た。 結晶:m.p. 63−66℃ 実施例42 1,6−ビス−(5,6−ジメトキシ−4,7−ジオキソ
インダン−2−イル)ヘキサン 1,6−ビス−(4,5,6,7−テトラメトキシインダン
−2−イル)ヘキサン(1.07g)、ピリジン−2,6
−ジカルボン酸(1.92g)、THF(40ml)およ
び水(10ml)の混合物に、CAN(8.44g)の水
溶液(10ml)を氷冷下滴下した。15分間撹拌後、反
応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、
飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。
残さをアルミナカラムクロマトグラフィー(酢酸エチ
ル)で精製し、再結晶(ヘキサン−酢酸エチル)を経
て、標題化合物(430mg)を得た。 結晶:m.p. 144−147℃
【0139】実施例43 5,6−ジメトキシ−2−[4−[4−(モルホリノカ
ルボニル)フェノキシ]ブチル]インダン−4,7−ジ
オン 4,5,6,7−テトラメトキシ−2−[4−[4−(モ
ルホリノカルボニル)フェノキシ]ブチル]インダン
(1.50g)、ピリジン−2,6−ジカルボン酸(1.
60g)、THF(30ml)および水(15ml)の混合
物に、CAN(7.02g)の水溶液(15ml)を氷
冷下滴下した。15分間撹拌後、反応液に水を加え、酢
酸エチルで抽出した。有機層を、水、飽和食塩水で洗浄
後乾燥し、溶媒を減圧留去した。残さを酢酸エチルから
再結晶し、標題化合物(965mg)を得た。 結晶:m.p. 128−131℃ 実施例44 5,6−ジメトキシ−2−[4−[4−(モルホリノメ
チル)フェノキシ]ブチル]インダン−4,7−ジオン
塩酸塩 4,5,6,7−テトラメトキシ−2−[4−[4−(モ
ルホリノメチル)フェノキシ]ブチル]インダン(1.
04g)、ピリジン−2,6−ジカルボン酸(1.08
g)、THF(22ml)および水(11ml)の混合物
に、CAN(4.71g)の水溶液(11ml)を氷冷下
滴下した。15分間撹拌後、反応液に飽和重曹水を加
え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、飽和重曹水、
水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧留去した。
残さをアルミナカラムクロマトグラフィー(酢酸エチ
ル)で精製し、塩酸塩とし、エタノール−ジイソプロピ
ルエーテルから再結晶し、標題化合物(730mg)を得
た。 結晶:m.p. 160-164℃(分解) 実施例45 2−(2,3−ジメトキシ−1,4−ジオキソ−4,5,
6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ[a]シク
ロヘプテン−7−イル)酢酸エチル 2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−テ
トラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−7−
イル)酢酸エチル(800mg)、ピリジン−2,6−ジ
カルボン酸(1.14g)、THF(16ml)および水
(8ml)の混合物に、CAN(4.98g)の水溶液
(8ml)を氷冷下滴下した。15分間撹拌後、反応液に
水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食
塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残さを
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘキ
サン−酢酸エチル=4:1)で精製し、標題化合物(6
04mg)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.86-1.20(2H,m), 1.26(3
H,t), 1.80-1.98(2H,m),2.08-2.34(5H,m), 3.10-3.28(2
H,m), 3.99(6H,s), 4.14(2H,q)
【0140】実施例46 7−(2−ヒドロキシエチル)−2,3−ジメトキシ−
4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン−1,4−ジオン 2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−テ
トラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−7−
イル)エタノール(800mg)、ピリジン−2,6−ジ
カルボン酸(1.29g)、THF(16ml)および水
(8ml)の混合物に、CAN(5.65g)の水溶液
(8ml)を氷冷下滴下した。15分間撹拌後、反応液に
水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食
塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残さを
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘキ
サン−酢酸エチル=2:1)で精製し、再結晶(ヘキサ
ン−酢酸エチル)を経て、標題化合物(479mg)を得
た。 結晶:m.p. 63−64℃ 実施例47 2−(2,3−ジメトキシ−1,4−ジオキソ−4,5,
6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ[a]シク
ロヘプテン−7−イル)酢酸 2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−テ
トラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−7−
イル)酢酸(800mg)、ピリジン−2,6−ジカルボ
ン酸(1.24g)、THF(16ml)および水(8m
l)の混合物に、CAN(5.42g)の水溶液(8ml)
を氷冷下滴下した。15分間撹拌後、反応液に水を加
え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、1N塩酸、水、
飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。
残さを酢酸エチルから再結晶して、標題化合物(450
mg)を得た。 結晶:m.p. 130−132℃ 実施例48 4−[2−(2,3−ジメトキシ−1,4−ジオキソ−
4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン−7−イル)エトキシ]安息香酸
エチル 4−[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,
9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
−7−イル)エトキシ]安息香酸エチル(650mg)、
ピリジン−2,6−ジカルボン酸(712mg)、THF
(28ml)および水(7ml)の混合物に、CAN(3.
09g)の水溶液(7ml)を氷冷下滴下し、45分間撹
拌した。反応液を室温まで昇温し、15分間撹拌後、水
を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩
水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。残さをシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘキサ
ン−酢酸エチル=2:1)で精製し、再結晶(ヘキサン
−酢酸エチル)を経て、標題化合物(430mg)を得
た。 結晶:m.p. 104−106℃
【0141】実施例49 7−[2−[4−(ヒドロキシメチル)フェノキシ]エ
チル]−2,3−ジメトキシ−4,5,6,7,8,9−ヘキ
サヒドロ−1H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−1,4
−ジオン 4−[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,
9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
−7−イル)エトキシ]フェニルメタノール(261m
g)、ピリジン−2,6−ジカルボン酸(314mg)、T
HF(6ml)および水(3ml)の混合物に、CAN
(1.38g)の水溶液(3ml)を氷冷下滴下した。1
5分間撹拌後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減
圧下で留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(ヘキサン〜ヘキサン−酢酸エチル=2:1)で
精製し、再結晶(ヘキサン−酢酸エチル)を経て、標題
化合物(106mg)を得た。 結晶:m.p. 57−59℃ 実施例50 4−[2−(2,3−ジメトキシ−1,4−ジオキソ−
4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン−7−イル)エトキシ]安息香酸 4−[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,
9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
−7−イル)エトキシ]安息香酸(1.00g)、ピリ
ジン−2,6−ジカルボン酸(1.16g)、THF(4
0ml)および水(10ml)の混合物に、CAN(5.0
9g)の水溶液(10ml)を氷冷下滴下した。15分間
撹拌後、反応液に水を加え、酢酸エチルとTHFの混合
液で抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥
し、溶媒を減圧下で留去した。残さをTHF−酢酸エチ
ルから再結晶して、標題化合物(400mg)を得た。 結晶:m.p. 190−195℃ 実施例51 7−[2−(4−クロロフェノキシ)エチル]−2,3
−ジメトキシ−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1
H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−1,4−ジオン 7−[2−(4−クロロフェノキシ)エチル]−1,2,
3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−テトラヒドロ−
5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン(1.38g)、ピ
リジン−2,6−ジカルボン酸(1.64g)、THF
(52ml)および水(13ml)の混合物に、CAN
(7.18g)の水溶液(13ml)を氷冷下滴下した。
15分間撹拌後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出
した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を
減圧下で留去した。残さをアルミナカラムクロマトグラ
フィー(酢酸エチル)で精製し、再結晶(ヘキサン−酢
酸エチル)を経て、標題化合物(1.02g)を得た。 結晶:m.p. 117−119℃
【0142】実施例52 2,3−ジメトキシ−7−[2−(4−フェニルフェノ
キシ)エチル]−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−
1H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−1,4−ジオン 7−[2−(4−フェニルフェノキシ)エチル]−1,
2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−テトラヒド
ロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン(1.53
g)、ピリジン−2,6−ジカルボン酸(1.66g)、
THF(60ml)および水(15ml)の混合物に、CA
N(7.24g)の水溶液(15ml)を氷冷下滴下し
た。15分間撹拌後、反応液に水を加え、酢酸エチルで
抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶
媒を減圧下で留去した。残さをアルミナカラムクロマト
グラフィー(酢酸エチル)で精製し、再結晶(ヘキサン
−酢酸エチル)を経て、標題化合物(550mg)を得
た。 結晶:m.p. 109−112℃ 実施例53 7−[2−(1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イ
ル)エチル]−2,3−ジメトキシ−4,5,6,7,8,9
−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−
1,4−ジオン 1−[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,
9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
−7−イル)エチル]−1H−ベンゾ[d]イミダゾー
ル(380mg)、ピリジン−2,6−ジカルボン酸(4
65mg)、THF(8ml)および水(4ml)の混合物
に、CAN(2.03g)の水溶液(4ml)を氷冷下滴
下した。15分間撹拌後、反応液に飽和重曹水を加え、
酢酸エチルで抽出した。有機層を、飽和重曹水、水、飽
和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧留去した。残さを
酢酸エチルから再結晶し、標題化合物(240mg)を得
た。 結晶:m.p. 159−163℃ 実施例54 2,3−ジメトキシ−7−[2−(3−ピリジルオキ
シ)エチル]−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1
H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−1,4−ジオン 3−[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,
9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
−7−イル)エトキシ]ピリジン(470mg)、ピリジ
ン−2,6−ジカルボン酸(607g)、THF(10m
l)および水(5ml)の混合物に、CAN(2.65g)
の水溶液(5ml)を氷冷下滴下した。15分間撹拌後、
反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルで抽出した。有
機層を、飽和重曹水、水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、
溶媒を減圧留去した。残さをアルミナカラムクロマトグ
ラフィー(酢酸エチル)で精製し、ヘキサン−酢酸エチ
ルから再結晶し、標題化合物(310mg)を得た。 結晶:m.p. 80−82℃
【0143】実施例55 2,3−ジメトキシ−7−[2−(2−オキソ−1,2−
ジヒドロ−1−ピリジル)エチル]−4,5,6,7,8,
9−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
−1,4−ジオン 1−[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,
9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
−7−イル)エチル]−1,2−ジヒドロ−2−ピリジ
ノン(334mg)、ピリジン−2,6−ジカルボン酸
(433mg)、THF(8ml)および水(4ml)の混合
物に、CAN(1.89g)の水溶液(4ml)を氷冷下
滴下した。15分間撹拌後、反応液に飽和重曹水を加
え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、水、飽和食塩水
で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧留去した。残さをジイソプ
ロピルエーテルから再結晶し、標題化合物(195mg)
を得た。 結晶:m.p. 85−89℃ 実施例56 2,3−ジメトキシ−7−[2−(2−ピリジルオキ
シ)エチル]−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1
H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−1,4−ジオン2−
[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−
テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−7
−イル)エトキシ]ピリジン(700mg)、ピリジン−
2,6−ジカルボン酸(907mg)、THF(14ml)
および水(7ml)の混合物に、CAN(3.97g)の
水溶液(7ml)を氷冷下滴下した。15分間撹拌後、反
応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機
層を、水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧留去
した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン〜ヘキサン:酢酸エチル=1:2)で精製し、標
題化合物(490mg)を得た。 油状物1 H−NMR(CDCl3)δ:0.92-1.20(2H,m), 1.50-
2.34(7H,m), 3.07-3.27(2H,m), 3.85-4.05(2H,m), 3.99
(6H,s), 6.11-6.22(1H,m), 6.52-6.61(1H,m), 7.18-7.3
9(2H,m)
【0144】実施例57 2,3−ジメトキシ−7−[2−(2−オキソ−1,2−
ジヒドロ−1−キノリル)エチル]−4,5,6,7,8,
9−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
−1,4−ジオン 1−[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,
9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
−7−イル)エチル]−1,2−ジヒドロ−2−キノリ
ノン(612mg)、ピリジン−2,6−ジカルボン酸
(702mg)、THF(12ml)および水(6ml)の混
合物に、CAN(3.07g)の水溶液(6ml)を氷冷
下滴下した。15分間撹拌後、反応液に水を加え、酢酸
エチルで抽出した。有機層を、水、飽和食塩水で洗浄後
乾燥し、溶媒を減圧留去した。残さをシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン〜ヘキサン:酢酸エチル
=8:1)で精製し、ヘキサン−酢酸エチルから再結晶
し、標題化合物(310mg)を得た。 結晶:m.p. 88−90℃ 実施例58 2,3−ジメトキシ−7−[2−(2−キノリルオキ
シ)エチル]−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1
H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−1,4−ジオン2−
[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,9−
テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−7
−イル)エトキシ]キノリン(580mg)、ピリジン−
2,6−ジカルボン酸(667mg)、THF(18ml)
および水(6ml)の混合物に、CAN(2.92g)の
水溶液(6ml)を氷冷下滴下した。15分間撹拌後、反
応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機
層を、水、飽和食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧留去
した。酢酸エチルから再結晶し、標題化合物(350m
g)を得た。 結晶:m.p. 134−136℃
【0145】実施例59 7−[2−(1H−ベンゾトリアゾル−1−イル)エチ
ル]−2,3−ジメトキシ−4,5,6,7,8,9−ヘキサ
ヒドロ−1H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−1,4−
ジオン 1−[2−(1,2,3,4−テトラメトキシ−6,7,8,
9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[a]シクロヘプテン
−7−イル)エチル]−1H−ベンゾトリアゾル(80
0mg)、ピリジン−2,6−ジカルボン酸(973m
g)、THF(16ml)および水(8ml)の混合物に、
CAN(4.25g)の水溶液(8ml)を氷冷下滴下し
た。15分間撹拌後、反応液に10%炭酸カリウム水溶
液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、水、飽和
食塩水で洗浄後乾燥し、溶媒を減圧留去した。残さをア
ルミナカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)で精製
し、ヘキサン−酢酸エチルから再結晶し、標題化合物
(580mg)を得た。 結晶:m.p.91−93℃ 実施例60 4−[2−(2,3−ジメトキシ−1,4−ジオキソ−
4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン−7−イル)エトキシ]−1−ベ
ンゼンカルボニトリル 7−(2−ヒドロキシエチル)−2,3−ジメトキシ−
4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン−1,4−ジオン(103mg)、
p−シアノフェノール(127mg)、トリフェニルホス
フィン(126mg)のTHF溶液(2ml)にアゾジカル
ボン酸ジエチル(90mg)のTHF溶液(1ml)を室温
で加えた。反応液を室温で2時間撹拌後、濃縮した。残
さをアルミナカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:酢
酸エチル/ヘキサン=1/4)で精製し、得られた粗結
晶を酢酸エチル/ヘキサンから再結晶し、標題化合物
(118mg)を得た。 結晶:m.p.105−107℃
【0146】実施例61 2,3−ジメトキシ−7−[2−(4−メトキシフェノ
キシ)エチル]−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−
1H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−1,4−ジオン 7−(2−ヒドロキシエチル)−2,3−ジメトキシ−
4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン−1,4−ジオン(56mg)、p
−メトキシフェノール(78mg)、トリフェニルホスフ
ィン(69mg)のTHF溶液(1ml)にアゾジカルボン
酸ジエチル(45mg)のTHF溶液(1ml)を室温で加
えた。反応液を室温で2時間撹拌後、濃縮した。残さを
アルミナカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:酢酸エ
チル/ヘキサン=1/4)で精製し、標題化合物(68
mg)を得た。 結晶:m.p.76−77℃ 再結晶溶媒;酢酸エチル/ヘキサン 実施例62 7−[2−(4−フルオロフェノキシ)エチル]−2,
3−ジメトキシ−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−
1H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−1,4−ジオン 7−(2−ヒドロキシエチル)−2,3−ジメトキシ−
4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン−1,4−ジオン(102mg)、
p−フルオロフェノール(129mg)、トリフェニルホ
スフィン(132mg)のTHF溶液(2ml)にアゾジカ
ルボン酸ジエチル(81mg)のTHF溶液(1ml)を室
温で加えた。反応液を室温で2時間撹拌後、濃縮した。
残さをアルミナカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:
酢酸エチル/ヘキサン=1/10)で精製し、得られた
粗結晶をジイソプロピルエーテルから再結晶し、標題化
合物(99mg)を得た。 結晶:m.p. 91−93℃
【0147】実施例63 2,3−ジメトキシ−7−[2−(4−メチルフェノキ
シ)エチル]−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1
H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−1,4−ジオン 7−(2−ヒドロキシエチル)−2,3−ジメトキシ−
4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン−1,4−ジオン(103mg)、
p−クレゾール(118mg)、トリフェニルホスフィン
(121mg)のTHF溶液(2ml)にアゾジカルボン酸
ジエチル(87mg)のTHF溶液(1ml)を室温で加え
た。反応液を室温で2時間撹拌後、濃縮した。残さをア
ルミナカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:酢酸エチ
ル/ヘキサン=1/10)で精製し、さらにジイソプロ
ピルエーテル/ヘキサンから再結晶し、標題化合物(8
0mg)を得た。 結晶:m.p. 56−57℃
【0148】実施例64 2,3−ジメトキシ−7−[2−(3,5−ジメトキシフ
ェノキシ)エチル]−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒド
ロ−1H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−1,4−ジオ
ン 7−(2−ヒドロキシエチル)−2,3−ジメトキシ−
4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン−1,4−ジオン(103mg)、
3,5−ジメトキシフェノール(168mg)、トリフェ
ニルホスフィン(125mg)のTHF溶液(2ml)にア
ゾジカルボン酸ジエチル(81mg)のTHF溶液(1m
l)を室温で加えた。反応液を室温で2時間撹拌後、濃
縮した。残さをアルミナカラムクロマトグラフィー(展
開溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/4)で精製し、さ
らに酢酸エチル/ヘキサンから再結晶し、標題化合物
(108mg)を得た。 結晶:m.p. 63−65℃ 実施例65 7−[2−(4−アセトアミドフェノキシ)エチル]−
2,3−ジメトキシ−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ
−1H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−1,4−ジオン 7−(2−ヒドロキシエチル)−2,3−ジメトキシ−
4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン−1,4−ジオン(101mg)、
p−ヒドロキシアセトアニリド(166mg)、トリフェ
ニルホスフィン(126mg)のTHF溶液(3ml)にア
ゾジカルボン酸ジエチル(81mg)のTHF溶液(1m
l)を室温で加えた。反応液を室温で80分間撹拌後、
濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/1)およびア
ルミナカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:酢酸エチ
ル/ヘキサン=1/1)で精製し、さらに酢酸エチル/
ヘキサンから再結晶し、標題化合物(93mg)を得た。 結晶:m.p. 151−154℃ 実施例66 2,3−ジメトキシ−7−[2−(3,4−メチレンジオ
キシフェノキシ)エチル]−4,5,6,7,8,9−ヘキ
サヒドロ−1H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−1,4
−ジオン 7−(2−ヒドロキシエチル)−2,3−ジメトキシ−
4,5,6,7,8,9−テトラヒドロ−1H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン−1,4−ジオン(102mg)、
セサモール(153mg)、トリフェニルホスフィン(1
22mg)のTHF溶液(2ml)にアゾジカルボン酸ジエ
チル(87mg)のTHF溶液(1ml)を室温で加えた。
反応液を室温で1時間撹拌後、濃縮した。残さをアルミ
ナカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:酢酸エチル/
ヘキサン=1/4)で精製し、さらにジエチルエーテル
/ヘキサンから再結晶し、標題化合物(104mg)を得
た。 結晶:m.p. 75−78℃
【0149】実施例67 2,3−ジメトキシ−7−(2−フェノキシエチル)−
4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン−1,4−ジオン 7−(2−ヒドロキシエチル)−2,3−ジメトキシ−
4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン−1,4−ジオン(100mg)、
フェノール(109mg)、トリフェニルホスフィン(1
27mg)のTHF溶液(2ml)にアゾジカルボン酸ジエ
チル(82mg)のTHF溶液(1ml)を室温で加えた。
反応液を室温で140分間撹拌後、濃縮した。残さをア
ルミナカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:酢酸エチ
ル/ヘキサン=1/10)で精製し、さらに酢酸エチル
/ヘキサンから再結晶し、標題化合物(78mg)を得
た。結晶:m.p. 71−72℃ 実施例68 2,3−ジメトキシ−7−[2−(3,4,5−トリメト
キシフェノキシ)エチル]−4,5,6,7,8,9−ヘキ
サヒドロ−1H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−1,4
−ジオン 7−(2−ヒドロキシエチル)−2,3−ジメトキシ−
4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ
[a]シクロヘプテン−1,4−ジオン(165mg)、
3,4,5−トリメトキシフェノール(335mg)、トリ
フェニルホスフィン(201mg)のTHF溶液(3ml)
にアゾジカルボン酸ジエチル(148mg)のTHF溶液
(1ml)を室温で加えた。反応液を室温で25分間撹拌
後、濃縮した。残さをアルミナカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/4)で精製
し、さらに酢酸エチル/ヘキサンから再結晶して標題化
合物(210mg)を得た。 結晶:m.p. 91−93℃1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.94-1.18(2H,m), 1.72(2
H,q), 1.86-2.03(3H,m),2.22(2H,dd), 3.19(2H,dd), 3.
79(3H,s), 3.85(6H,s), 3.96(2H,t), 4.00(6H,m), 6.14
(2H,s) 実施例1〜68で得られた化合物の化学構造式を〔表
1〕〜〔表5〕に示す。
【0150】
【表1】
【0151】
【表2】
【0152】
【表3】
【0153】
【表4】
【0154】
【表5】
【0155】 製剤例1 (1)実施例10で得られた化合物 50mg (2)ラクトース 34mg (3)トウモロコシ澱粉 10.6mg (4)トウモロコシ澱粉(のり状) 5mg (5)ステアリン酸マグネシウム 0.4mg (6)カルボキシメチルセルロースカルシウム 20mg 計 120mg 常法に従い上記(1)〜(6)を混合し、錠剤機により打
錠し、錠剤を得た。
【0156】実験例1 (方法) JCl:Wistar 系ラット雄性12週齢を実験に用いた。
断頭によりラットを屠殺した後、速やかに脳を取り出
し、脳一個あたり、10mlの150mM KCl を含む1
0mM Tris塩酸緩衝液(pH7.4)を加え、テフロンホ
モジナイザーでホモジナイズした。ホモジネートを、
2,200rpm、4℃、10分間遠心分離した後、上清を
取り実験に使用した。250μl のホモジネート上清を
96穴のプレートに取り、被験物を加えて37℃、30
分間インキュベートした。グルタミン酸およびコハク酸
を添加する場合、濃度がそれぞれ5.0mMおよび2.5m
Mとなるようインキュベート前に添加した。生成した過
酸化脂質の定量には、チオバルビツール酸(TBA)法
を用いた。インキュベート後の反応液に、50μl の3
5%過塩素酸を加えた後、2,000rpm、4℃、10分
間遠心分離し、得られた上清を200μl ずつ別の96
穴のプレートに移した。各穴に100μl のTBA(5
mg/ml TBA in 50%酢酸)を添加し、80℃で1
時間反応させた。反応後室温まで冷却し、532nmの吸
光度を測定した。
【0157】一方、TBAの基質となるテトラエトキシ
プロパンを用いて検量線を作成し、被験物を添加した場
合の過酸化脂質濃度を求めた。同様にして、脳ホモジネ
ートに被験物を添加せず30分間インキュベートした場
合の過酸化脂質濃度およびインキュベート前に35%過
塩素酸を添加した(被験物無添加)場合の過酸化脂質濃
度を求め、下記式に従って阻害率を求めた。50%阻害
濃度(IC50)は log-probit 法を用いて計算した。 阻害量(%)=〔(C−A)/(C−B)〕×100 A:被験物を添加した場合の過酸化脂質濃度 B:インキュベート前に35%過塩素酸を添加した場合
の過酸化脂質濃度 C:被験物を添加しなかった場合の過酸化脂質濃度 (結果)結果を〔表6〕に示す。
【表6】 過酸化脂質生成阻害作用(IC50;μM) 化合物 脳ホモジネート グルタミン酸およびコハク酸添加 実施例9 2.3 0.94 実施例10 1.1 0.17 この結果、本発明の化合物(I)は脳ホモジネートの過
酸化脂質生成抑制作用を持つことが確認された。さら
に、本発明の化合物(I)は、ミトコンドリア電子伝達
系の複合体 II の基質であるコハク酸と複合体Iの基質
であるグルタミン酸を同時に添加した場合に見られる過
酸化脂質生成を強力に阻害することが分かった。このこ
とから、化合物(I)はミトコンドリア機能に対して保
護的に働き、ミトコンドリアでのエネルギー産生機能を
正常化し、電子伝達系の異常によって起きる過酸化脂質
生成を強力に抑えることが分かった。従って、化合物
(I)は、ミトコンドリア内の複合体 II などからの電
子の授受を円滑に進めてエネルギー産生を高めることに
より、運動機能、中枢機能を正常化することができる。
【0158】
【発明の効果】本発明の化合物(I)は、優れたミトコ
ンドリア機能賦活作用、抗酸化作用を示すため、アルツ
ハイマー病などの疾患の臨床上有用な予防・治療剤を提
供することができる。また、本発明の化合物(I)は、
安定性、結晶性などの物性にも優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/215 ADS A61K 31/215 ADS 31/23 ABL 31/23 ABL 31/40 31/40 31/47 31/47 31/495 31/495 31/535 AED 31/535 AED C07C 46/06 C07C 46/06 50/38 50/38 225/24 225/24 C07D 209/48 C07D 211/10 211/10 211/58 211/58 213/64 213/64 213/65 213/65 215/22 215/22 295/10 A 295/10 Z 295/18 Z 295/18 A 209/48 Z

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 【化1】 〔式中、R1およびR2はそれぞれ低級アルキル、または
    R1とR2は互いに結合して環を形成してもよく、Xは主
    鎖の原子数1ないし15のスペーサー、Yはアシル、置
    換基を有していてもよいヒドロキシ、置換基を有してい
    てもよいアミノまたは置換基を有していてもよい芳香族
    基、A環は式 −X−Y(式中、各記号は前記と同意義
    を示す)で表される基の外に置換基をさらに有していて
    もよい5ないし8員環を示す〕で表される化合物または
    その塩。
  2. 【請求項2】R1およびR2がそれぞれC1-6アルキル、
    またはR1とR2が互いに結合して式: 【化2】 で表される5ないし7員環を形成;Xがオキソおよび
    ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルから選ばれ
    る置換基をそれぞれ1ないし3個有していてもよい
    (1)C1-15アルキレン、(2)C2-15アルケニレンまた
    は(3)C2-15アルキニレンまたは式:−(CH2)m−X1
    −、−(CH2)m−X2−X1−、−X1−X2−(CH2)n−、−X2−
    X1−(CH2)n−、−(CH2)m−X1−(CH2)n−、−(CH2)m−X2
    −(CH2)n−、−(CH2)m−X1−X2−(CH2)n−、−(CH2)m−
    X2−X1−(CH2)n−または−X2−X1−X2−(CH2)n−〔式
    中、X1は、オキソおよびハロゲン化されていてもよい
    C1-6アルキルから選ばれる置換基をそれぞれ1ないし
    3個有していてもよい(1)2価のC5-8単環式非芳香族
    炭化水素基、(2)2価のC6-14芳香族炭化水素基また
    は(3)炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素
    原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む2価
    の5ないし14員複素環基;X2はO、S、SOまたは
    SO2;mおよびnはそれぞれ0ないし10の整数;お
    よびm+nは1ないし13の整数を示す〕で表される
    基;Yが(1)式:−CO−R3、−CO−OR3、−C
    O−NR3R4、−CS−NHR3、−SO2−R3aまたは
    −SO−R3a〔式中、R3は(a)水素原子、(b)置換
    基として(i)ハロゲン、(ii)C1-3アルキレンジオキ
    シ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲン化さ
    れていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハロゲン化され
    ていてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)ハロゲン化
    されていてもよいC1-6アルコキシ、(viii)ハロゲン
    化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(ix)ヒドロ
    キシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミ
    ノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xiii)ホルミ
    ル、カルボキシ、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6ア
    ルコキシ−カルボニル、C6-10アリール−カルボニル、
    C6-10アリールオキシ−カルボニル、C7-16アラルキル
    オキシ−カルボニル、5ないし6員複素環カルボニル、
    カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、
    ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C6-10アリール−
    カルバモイル、5ないし6員複素環カルバモイル、C
    1-6アルキルスルホニルおよびC6-10アリールスルホニ
    ルから選ばれるアシル、(xiv)ホルミルアミノ、C1-6
    アルキル−カルボキサミド、C6-10アリール−カルボキ
    サミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミドおよびC1-6
    アルキルスルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、
    (xv)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-10アリ
    ール−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニ
    ルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキ
    シ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-10
    アリール−カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキ
    シから選ばれるアシルオキシ、(xvi)(xvi-1)C1-6
    アルキル、(xvi-2)ハロゲン、C1-3アルキレンジオキ
    シ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC
    1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC3 -6シクロ
    アルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
    シ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
    ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ
    −C1-6アルキルアミノ、C6-10アリール、カルボキ
    シ、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アル
    コキシ−カルボニル、C6-10アリール−カルボニル、カ
    ルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ
    −C1-6アルキル−カルバモイル、C1-6アルキルスルホ
    ニル、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミ
    ド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキル
    スルホニルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルオキ
    シ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6
    アルキル−カルバモイルオキシおよびジ−C1-6アルキ
    ル−カルバモイルオキシから選ばれる置換基を1ないし
    5個それぞれ有していてもよいC6-14アリール、C7-16
    アラルキル、5ないし7員飽和環状アミノまたは5ない
    し6員芳香族複素環基および(xvi-3)C6-10アリール
    −カルボニルから選ばれる置換基を1または2個有して
    いてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(xvii)スル
    ホおよび(xviii)(1')ハロゲン、(2')C1-3アルキ
    レンジオキシ、(3')ニトロ、(4')シアノ、(5')ハ
    ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(6')ハロ
    ゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(7')
    ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(8')
    ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
    (9')ヒドロキシ、(10')アミノ、(11')モノ−C
    1-6アルキルアミノ、(12')ジ−C1-6アルキルアミ
    ノ、(13')(13'-1)C1-6アルキル、(13'-2)ハロゲ
    ン、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロ
    ゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化さ
    れていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化され
    ていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていて
    もよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ
    −C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C
    6-10アリール、カルボキシ、ホルミル、C1-6アルキル
    −カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10
    アリール−カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6ア
    ルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモ
    イル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルアミノ、C
    1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カル
    ボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6ア
    ルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボ
    ニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキ
    シおよびジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシから
    選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有していてもよ
    いC6-14アリール、C7-16アラルキル、5ないし7員飽
    和環状アミノまたは5ないし6員芳香族複素環基および
    (13'-3)C6-10アリール−カルボニルから選ばれる置
    換基を1または2個有していてもよい5ないし7員飽和
    環状アミノ、(14')ホルミル、カルボキシ、C1-6アル
    キル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C
    6-10アリール−カルボニル、C6-10アリールオキシ−カ
    ルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5な
    いし6員複素環カルボニル、カルバモイル、モノ−C
    1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カル
    バモイル、C6-10アリール−カルバモイル、5ないし6
    員複素環カルバモイル、C1-6アルキルスルホニルおよ
    びC6-10アリールスルホニルから選ばれるアシル、(1
    5')ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミ
    ド、C6-10アリール−カルボキサミド、C1-6アルコキ
    シ−カルボキサミドおよびC1-6アルキルスルホニルア
    ミノから選ばれるアシルアミノ、(16')C1-6アルキル
    −カルボニルオキシ、C6-10アリール−カルボニルオキ
    シ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6
    アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−
    カルバモイルオキシ、C6-10アリール−カルバモイルオ
    キシおよびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキ
    シ、(17')スルホ、(18')C6-10アリール、(19')
    C6-10アリールオキシおよび(20')オキソから選ばれ
    る置換基を1ないし5個それぞれ有していてもよいC
    6-14アリール、C6-10キノニルまたは炭素原子以外に窒
    素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし
    4個のヘテロ原子を含む5ないし14員芳香族複素環基
    から選ばれる置換基をそれぞれ1ないし5個有していて
    もよいC1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキ
    ニル、C3-6シクロアルキル、C6-14アリールまたはC
    7-16アラルキル、または(c)置換基として(i)ハロゲ
    ン、(ii)C1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、
    (iv)シアノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6
    アルキル、(vi)ハロゲン化されていてもよいC3-6シ
    クロアルキル、(vii)ハロゲン化されていてもよいC
    1-6アルコキシ、(viii)ハロゲン化されていてもよい
    C1-6アルキルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミノ、
    (xi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6
    アルキルアミノ、(xiii)(xiii-1)C1-6アルキル、
    (xiii-2)ハロゲン、C1-3アルキレンジオキシ、ニト
    ロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
    ル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
    ル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハ
    ロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロ
    キシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6
    アルキルアミノ、C6-10アリール、カルボキシ、ホルミ
    ル、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カ
    ルボニル、C6-10アリール−カルボニル、カルバモイ
    ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6ア
    ルキル−カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、ホ
    ルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6
    アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニ
    ルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6ア
    ルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−
    カルバモイルオキシおよびジ−C1-6アルキル−カルバ
    モイルオキシから選ばれる置換基を1ないし5個それぞ
    れ有していてもよいC6-14アリール、C7-16アラルキ
    ル、5ないし7員飽和環状アミノまたは5ないし6員芳
    香族複素環基および(xiii-3)C6-10アリール−カルボ
    ニルから選ばれる置換基を1または2個有していてもよ
    い5ないし7員飽和環状アミノ、(xiv)ホルミル、カ
    ルボキシ、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキ
    シ−カルボニル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10
    アリールオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ
    −カルボニル、5ないし6員複素環カルボニル、カルバ
    モイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C
    1-6アルキル−カルバモイル、C6-10アリール−カルバ
    モイル、5ないし6員複素環カルバモイル、C1-6アル
    キルスルホニルおよびC6-10アリールスルホニルから選
    ばれるアシル、(xv)ホルミルアミノ、C1-6アルキル
    −カルボキサミド、C6-10アリール−カルボキサミド、
    C1-6アルコキシ−カルボキサミドおよびC1-6アルキル
    スルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、(xvi)
    C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−
    カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
    シ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−
    C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール
    −カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキシから選
    ばれるアシルオキシ、(xvii)スルホ、(xviii)C
    6-10アリール、(xix)C6-10アリールオキシおよび(x
    x)オキソから選ばれる置換基を1ないし5個有してい
    てもよい、炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸
    素原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5
    ないし14員複素環基;R3aが(a)置換基として(i)
    ハロゲン、(ii)C1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニ
    トロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲン化されていてもよ
    いC1-6アルキル、(vi)ハロゲン化されていてもよい
    C3-6シクロアルキル、(vii)ハロゲン化されていても
    よいC1-6アルコキシ、(viii)ハロゲン化されていて
    もよいC1-6アルキルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)ア
    ミノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−
    C1-6アルキルアミノ、(xiii)ホルミル、カルボキ
    シ、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カ
    ルボニル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10アリー
    ルオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カル
    ボニル、5ないし6員複素環カルボニル、カルバモイ
    ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6ア
    ルキル−カルバモイル、C6-10アリール−カルバモイ
    ル、5ないし6員複素環カルバモイル、C1-6アルキル
    スルホニルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれ
    るアシル、(xiv)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カ
    ルボキサミド、C6-10アリール−カルボキサミド、C
    1-6アルコキシ−カルボキサミドおよびC1-6アルキルス
    ルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、(xv)C
    1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−カ
    ルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
    シ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−
    C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール
    −カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキシから選
    ばれるアシルオキシ、(xvi)(xvi-1)C1-6アルキ
    ル、(xvi-2)ハロゲン、C1-3アルキレンジオキシ、ニ
    トロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
    キル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
    ル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハ
    ロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロ
    キシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6
    アルキルアミノ、C6-10アリール、カルボキシ、ホルミ
    ル、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カ
    ルボニル、C6-10アリール−カルボニル、カルバモイ
    ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6ア
    ルキル−カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、ホ
    ルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6
    アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニ
    ルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6ア
    ルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−
    カルバモイルオキシおよびジ−C1-6アルキル−カルバ
    モイルオキシから選ばれる置換基を1ないし5個それぞ
    れ有していてもよいC6-14アリール、C7-16アラルキ
    ル、5ないし7員飽和環状アミノまたは5ないし6員芳
    香族複素環基および(xvi-3)C6-10アリール−カルボ
    ニルから選ばれる置換基を1または2個有していてもよ
    い5ないし7員飽和環状アミノ、(xvii)スルホおよび
    (xviii)(1')ハロゲン、(2')C1-3アルキレンジオ
    キシ、(3')ニトロ、(4')シアノ、(5')ハロゲン化
    されていてもよいC1-6アルキル、(6')ハロゲン化さ
    れていてもよいC3-6シクロアルキル、(7')ハロゲン
    化されていてもよいC1-6アルコキシ、(8')ハロゲン
    化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(9')ヒドロ
    キシ、(10')アミノ、(11')モノ−C1-6アルキルア
    ミノ、(12')ジ−C1-6アルキルアミノ、(13')(13'
    -1)C1-6アルキル、(13'-2)ハロゲン、C1-3アルキ
    レンジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていて
    もよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC
    3-6シクロアルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6
    アルコキシ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
    ルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルア
    ミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C6-10アリール、カ
    ルボキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル、C
    1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10アリール−カルボ
    ニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモ
    イル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C1-6アルキ
    ルスルホニル、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カル
    ボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6
    アルキルスルホニルアミノ、C1-6アルキル−カルボニ
    ルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ
    −C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよびジ−C1-6
    アルキル−カルバモイルオキシから選ばれる置換基を1
    ないし5個それぞれ有していてもよいC6-14アリール、
    C7-16アラルキル、5ないし7員飽和環状アミノまたは
    5ないし6員芳香族複素環基および(13'-3)C6-10ア
    リール−カルボニルから選ばれる置換基を1または2個
    有していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(1
    4')ホルミル、カルボキシ、C1-6アルキル−カルボニ
    ル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10アリール−
    カルボニル、C6-10アリールオキシ−カルボニル、C
    7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5ないし6員複素
    環カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−
    カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C
    6-10アリール−カルバモイル、5ないし6員複素環カル
    バモイル、C1-6アルキルスルホニルおよびC6-10アリ
    ールスルホニルから選ばれるアシル、(15')ホルミル
    アミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C6-10アリ
    ール−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサ
    ミドおよびC1-6アルキルスルホニルアミノから選ばれ
    るアシルアミノ、(16')C1-6アルキル−カルボニルオ
    キシ、C6-10アリール−カルボニルオキシ、C1-6アル
    コキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カ
    ルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル
    オキシ、C6-10アリール−カルバモイルオキシおよびニ
    コチノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、(17')
    スルホ、(18')C6-10アリール、(19')C6-10アリー
    ルオキシおよび(20')オキソから選ばれる置換基を1
    ないし5個それぞれ有していてもよいC6-14アリール、
    C6-10キノニルまたは炭素原子以外に窒素原子、硫黄原
    子および酸素原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原
    子を含む5ないし14員芳香族複素環基から選ばれる置
    換基をそれぞれ1ないし5個有していてもよいC1-6ア
    ルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シ
    クロアルキル、C6-14アリールまたはC7-16アラルキ
    ル、または(b)置換基として(i)ハロゲン、(ii)C
    1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シア
    ノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
    (vi)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
    ル、(vii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
    シ、(viii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
    ルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ
    −C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6アルキルア
    ミノ、(xiii)(xiii-1)C1-6アルキル、(xiii-2)
    ハロゲン、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シア
    ノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロ
    ゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲ
    ン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化さ
    れていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミ
    ノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルア
    ミノ、C6-10アリール、カルボキシ、ホルミル、C1-6
    アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニ
    ル、C6-10アリール−カルボニル、カルバモイル、モノ
    −C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−
    カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルア
    ミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキ
    シ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミ
    ノ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルコキ
    シ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバ
    モイルオキシおよびジ−C1-6アルキル−カルバモイル
    オキシから選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有し
    ていてもよいC6-14アリール、C7-16アラルキル、5な
    いし7員飽和環状アミノまたは5ないし6員芳香族複素
    環基および(xiii-3)C6-10アリール−カルボニルから
    選ばれる置換基を1または2個有していてもよい5ない
    し7員飽和環状アミノ、(xiv)ホルミル、カルボキ
    シ、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カ
    ルボニル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10アリー
    ルオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カル
    ボニル、5ないし6員複素環カルボニル、カルバモイ
    ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6ア
    ルキル−カルバモイル、C6-10アリール−カルバモイ
    ル、5ないし6員複素環カルバモイル、C1-6アルキル
    スルホニルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれ
    るアシル、(xv)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カ
    ルボキサミド、C6-10アリール−カルボキサミド、C
    1-6アルコキシ−カルボキサミドおよびC1-6アルキルス
    ルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、(xvi)C
    1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−カ
    ルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
    シ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−
    C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール
    −カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキシから選
    ばれるアシルオキシ、(xvii)スルホ、(xviii)C
    6-10アリール、(xix)C6-10アリールオキシおよび(x
    x)オキソから選ばれる置換基を1ないし5個有してい
    てもよい、炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸
    素原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5
    ないし14員複素環基;R4が水素原子またはC1-6アル
    キルを示すか;またはR3およびR4が、隣接する窒素原
    子と共に、置換基として(i)ハロゲン、(ii)C1-3ア
    ルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
    (v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(v
    i)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
    (vii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
    (viii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチ
    オ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C
    1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミ
    ノ、(xiii)(xiii-1)C1-6アルキル、(xiii-2)ハ
    ロゲン、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、
    ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン
    化されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化
    されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されて
    いてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、
    モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミ
    ノ、C6-10アリール、カルボキシ、ホルミル、C1-6ア
    ルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、
    C6-10アリール−カルボニル、カルバモイル、モノ−C
    1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カル
    バモイル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルアミ
    ノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ
    −カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、
    C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−
    カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
    ルオキシおよびジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキ
    シから選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有してい
    てもよいC6-14アリール、C7-16アラルキル、5ないし
    7員飽和環状アミノまたは5ないし6員芳香族複素環基
    および(xiii-3)C6-10アリール−カルボニルから選ば
    れる置換基を1または2個有していてもよい5ないし7
    員飽和環状アミノ、(xiv)ホルミル、カルボキシ、C
    1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニ
    ル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10アリールオキ
    シ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カルボニ
    ル、5ないし6員複素環カルボニル、カルバモイル、モ
    ノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル
    −カルバモイル、C6-10アリール−カルバモイル、5な
    いし6員複素環カルバモイル、C1-6アルキルスルホニ
    ルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれるアシ
    ル、(xv)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキ
    サミド、C6-10アリール−カルボキサミド、C1-6アル
    コキシ−カルボキサミドおよびC1-6アルキルスルホニ
    ルアミノから選ばれるアシルアミノ、(xvi)C1-6アル
    キル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−カルボニル
    オキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−
    C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキ
    ル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール−カルバモイ
    ルオキシおよびニコチノイルオキシから選ばれるアシル
    オキシ、(xvii)スルホ、(xviii)C6-10アリール、
    (xix)C6-10アリールオキシおよび(xx)オキソから
    選ばれる置換基を1ないし3個有していてもよい5ない
    し7員含窒素複素環を形成する]で表されるアシル; (2)(a)置換基として(i)ハロゲン、(ii)C1-3ア
    ルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
    (v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(v
    i)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
    (vii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
    (viii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチ
    オ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C
    1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミ
    ノ、(xiii)ホルミル、カルボキシ、C1-6アルキル−
    カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10ア
    リール−カルボニル、C6-10アリールオキシ−カルボニ
    ル、C7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5ないし6
    員複素環カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アル
    キル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
    ル、C6-10アリール−カルバモイル、5ないし6員複素
    環カルバモイル、C1-6アルキルスルホニルおよびC
    6-10アリールスルホニルから選ばれるアシル、(xiv)
    ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C
    6-10アリール−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カ
    ルボキサミドおよびC1-6アルキルスルホニルアミノか
    ら選ばれるアシルアミノ、(xv)C1-6アルキル−カル
    ボニルオキシ、C6-10アリール−カルボニルオキシ、C
    1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキ
    ル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバ
    モイルオキシ、C6-10アリール−カルバモイルオキシお
    よびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、
    (xvi)(xvi-1)C1-6アルキル、(xvi-2)ハロゲン、
    C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン
    化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されて
    いてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化されてい
    てもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていてもよ
    いC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C
    1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C6-10
    アリール、カルボキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カ
    ルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10アリ
    ール−カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキ
    ル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
    ル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルアミノ、C1-6
    アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボ
    キサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6アル
    キル−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニ
    ルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ
    およびジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシから選
    ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有していてもよい
    C6-14アリール、C7-16アラルキル、5ないし7員飽和
    環状アミノまたは5ないし6員芳香族複素環基および
    (xvi-3)C6-10アリール−カルボニルから選ばれる置
    換基を1または2個有していてもよい5ないし7員飽和
    環状アミノ、(xvii)スルホおよび(xviii)(1')ハ
    ロゲン、(2')C1-3アルキレンジオキシ、(3')ニト
    ロ、(4')シアノ、(5')ハロゲン化されていてもよい
    C1-6アルキル、(6')ハロゲン化されていてもよいC
    3-6シクロアルキル、(7')ハロゲン化されていてもよ
    いC1-6アルコキシ、(8')ハロゲン化されていてもよ
    いC1-6アルキルチオ、(9')ヒドロキシ、(10')アミ
    ノ、(11')モノ−C1-6アルキルアミノ、(12')ジ−
    C1-6アルキルアミノ、(13')(13'-1)C1-6アルキ
    ル、(13'-2)ハロゲン、C1-3アルキレンジオキシ、ニ
    トロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
    キル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
    ル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハ
    ロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロ
    キシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6
    アルキルアミノ、C6-10アリール、カルボキシ、ホルミ
    ル、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カ
    ルボニル、C6-10アリール−カルボニル、カルバモイ
    ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6ア
    ルキル−カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、ホ
    ルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6
    アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニ
    ルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6ア
    ルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−
    カルバモイルオキシおよびジ−C1-6アルキル−カルバ
    モイルオキシから選ばれる置換基を1ないし5個それぞ
    れ有していてもよいC6-14アリール、C7-16アラルキ
    ル、5ないし7員飽和環状アミノまたは5ないし6員芳
    香族複素環基および(13'-3)C6-10アリール−カルボ
    ニルから選ばれる置換基を1または2個有していてもよ
    い5ないし7員飽和環状アミノ、(14')ホルミル、カ
    ルボキシ、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキ
    シ−カルボニル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10
    アリールオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ
    −カルボニル、5ないし6員複素環カルボニル、カルバ
    モイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C
    1-6アルキル−カルバモイル、C6-10アリール−カルバ
    モイル、5ないし6員複素環カルバモイル、C1-6アル
    キルスルホニルおよびC6-10アリールスルホニルから選
    ばれるアシル、(15')ホルミルアミノ、C1-6アルキル
    −カルボキサミド、C6-10アリール−カルボキサミド、
    C1-6アルコキシ−カルボキサミドおよびC1-6アルキル
    スルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、(16')
    C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−
    カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
    シ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−
    C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール
    −カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキシから選
    ばれるアシルオキシ、(17')スルホ、(18')C6-10ア
    リール、(19')C6-10アリールオキシおよび(20')オ
    キソから選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有して
    いてもよいC6-14アリール、C6-10キノニルまたは炭素
    原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ば
    れる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14員芳
    香族複素環基から選ばれる置換基をそれぞれ1ないし5
    個有していてもよいC1-6アルキル、C2-6アルケニル、
    C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C6-14アリー
    ルまたはC7-16アラルキル、(b)式:−CO−R3、−
    CO−OR3、−CO−NR3R4、−CS−NHR3、−
    SO2−R3aまたは−SO−R3a〔式中、各記号は上記
    と同意義を示す〕で表されるアシル、または(c)5な
    いし10員芳香族複素環基を有していてもよいヒドロキ
    シ; (3)(a)置換基として(i)ハロゲン、(ii)C1-3ア
    ルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
    (v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(v
    i)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
    (vii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
    (viii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチ
    オ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C
    1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミ
    ノ、(xiii)ホルミル、カルボキシ、C1-6アルキル−
    カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10ア
    リール−カルボニル、C6-10アリールオキシ−カルボニ
    ル、C7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5ないし6
    員複素環カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アル
    キル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
    ル、C6-10アリール−カルバモイル、5ないし6員複素
    環カルバモイル、C1-6アルキルスルホニルおよびC
    6-10アリールスルホニルから選ばれるアシル、(xiv)
    ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C
    6-10アリール−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カ
    ルボキサミドおよびC1-6アルキルスルホニルアミノか
    ら選ばれるアシルアミノ、(xv)C1-6アルキル−カル
    ボニルオキシ、C6-10アリール−カルボニルオキシ、C
    1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキ
    ル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバ
    モイルオキシ、C6-10アリール−カルバモイルオキシお
    よびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、
    (xvi)(xvi-1)C1-6アルキル、(xvi-2)ハロゲン、
    C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン
    化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されて
    いてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化されてい
    てもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていてもよ
    いC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C
    1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C6-10
    アリール、カルボキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カ
    ルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10アリ
    ール−カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキ
    ル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
    ル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルアミノ、C1-6
    アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボ
    キサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6アル
    キル−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニ
    ルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ
    およびジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシから選
    ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有していてもよい
    C6-14アリール、C7-16アラルキル、5ないし7員飽和
    環状アミノまたは5ないし6員芳香族複素環基および
    (xvi-3)C6-10アリール−カルボニルから選ばれる置
    換基を1または2個有していてもよい5ないし7員飽和
    環状アミノ、(xvii)スルホおよび(xviii)(1')ハ
    ロゲン、(2')C1-3アルキレンジオキシ、(3')ニト
    ロ、(4')シアノ、(5')ハロゲン化されていてもよい
    C1-6アルキル、(6')ハロゲン化されていてもよいC
    3-6シクロアルキル、(7')ハロゲン化されていてもよ
    いC1-6アルコキシ、(8')ハロゲン化されていてもよ
    いC1-6アルキルチオ、(9')ヒドロキシ、(10')アミ
    ノ、(11')モノ−C1-6アルキルアミノ、(12')ジ−
    C1-6アルキルアミノ、(13')(13'-1)C1-6アルキ
    ル、(13'-2)ハロゲン、C1-3アルキレンジオキシ、ニ
    トロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
    キル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
    ル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハ
    ロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロ
    キシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6
    アルキルアミノ、C6-10アリール、カルボキシ、ホルミ
    ル、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カ
    ルボニル、C6-10アリール−カルボニル、カルバモイ
    ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6ア
    ルキル−カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、ホ
    ルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6
    アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニ
    ルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6ア
    ルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−
    カルバモイルオキシおよびジ−C1-6アルキル−カルバ
    モイルオキシから選ばれる置換基を1ないし5個それぞ
    れ有していてもよいC6-14アリール、C7-16アラルキ
    ル、5ないし7員飽和環状アミノまたは5ないし6員芳
    香族複素環基および(13'-3)C6-10アリール−カルボ
    ニルから選ばれる置換基を1または2個有していてもよ
    い5ないし7員飽和環状アミノ、(14')ホルミル、カ
    ルボキシ、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキ
    シ−カルボニル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10
    アリールオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ
    −カルボニル、5ないし6員複素環カルボニル、カルバ
    モイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C
    1-6アルキル−カルバモイル、C6-10アリール−カルバ
    モイル、5ないし6員複素環カルバモイル、C1-6アル
    キルスルホニルおよびC6-10アリールスルホニルから選
    ばれるアシル、(15')ホルミルアミノ、C1-6アルキル
    −カルボキサミド、C6-10アリール−カルボキサミド、
    C1-6アルコキシ−カルボキサミドおよびC1-6アルキル
    スルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、(16')
    C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−
    カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
    シ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−
    C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール
    −カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキシから選
    ばれるアシルオキシ、(17')スルホ、(18')C6-10ア
    リール、(19')C6-10アリールオキシおよび(20')オ
    キソから選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有して
    いてもよいC6-14アリール、C6-10キノニルまたは炭素
    原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ば
    れる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14員芳
    香族複素環基から選ばれる置換基をそれぞれ1ないし5
    個有していてもよいC1-6アルキル、C2-6アルケニル、
    C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C6-14アリー
    ルまたはC7-16アラルキル、および(b)式:−CO−
    R3、−CO−OR3、−CO−NR3R4、−CS−NH
    R3、−SO2−R3aまたは−SO−R3a〔式中、各記号
    は上記と同意義を示す〕で表されるアシルから選ばれる
    置換基を1または2個有していてもよいアミノ; (4)置換基として(i)C1-6アルキル、(ii)ハロゲ
    ン、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロ
    ゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化さ
    れていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化され
    ていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていて
    もよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ
    −C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C
    6-10アリール、カルボキシ、ホルミル、C1-6アルキル
    −カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10
    アリール−カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6ア
    ルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモ
    イル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルアミノ、C
    1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カル
    ボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6ア
    ルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボ
    ニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキ
    シおよびジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシから
    選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有していてもよ
    いC6-14アリール、C7-16アラルキル、5ないし7員飽
    和環状アミノまたは5ないし6員芳香族複素環基および
    (iii)C6-10アリール−カルボニルから選ばれる置換
    基を1または2個有していてもよい5ないし7員飽和環
    状アミノ;または (5)置換基として(i)ハロゲン、(ii)C1-3アルキ
    レンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハ
    ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハロ
    ゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(vii)
    ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、(vii
    i)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
    (ix)ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)モノ−C1-6ア
    ルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xi
    ii)(xiii-1)C1-6アルキル、(xiii-2)ハロゲン、
    C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン
    化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されて
    いてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化されてい
    てもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていてもよ
    いC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C
    1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C6-10
    アリール、カルボキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カ
    ルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10アリ
    ール−カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキ
    ル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
    ル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルアミノ、C1-6
    アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボ
    キサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6アル
    キル−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニ
    ルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ
    およびジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシから選
    ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有していてもよい
    C6-14アリール、C7-16アラルキル、5ないし7員飽和
    環状アミノまたは5ないし6員芳香族複素環基および
    (xiii-3)C6-10アリール−カルボニルから選ばれる置
    換基を1または2個有していてもよい5ないし7員飽和
    環状アミノ、(xiv)ホルミル、カルボキシ、C1-6アル
    キル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C
    6-10アリール−カルボニル、C6-10アリールオキシ−カ
    ルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5な
    いし6員複素環カルボニル、カルバモイル、モノ−C
    1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カル
    バモイル、C6-10アリール−カルバモイル、5ないし6
    員複素環カルバモイル、C1-6アルキルスルホニルおよ
    びC6-10アリールスルホニルから選ばれるアシル、(x
    v)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、
    C6-10アリール−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−
    カルボキサミドおよびC1-6アルキルスルホニルアミノ
    から選ばれるアシルアミノ、(xvi)C1-6アルキル−カ
    ルボニルオキシ、C6-10アリール−カルボニルオキシ、
    C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アル
    キル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カル
    バモイルオキシ、C6-10アリール−カルバモイルオキシ
    およびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、
    (xvii)スルホ、(xviii)C6-10アリール、(xix)C
    6-10アリールオキシおよび(xx)オキソから選ばれる置
    換基を1ないし5個それぞれ有していてもよいC6-14ア
    リール、C6-10キノニルまたは炭素原子以外に窒素原
    子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし4個
    のヘテロ原子を含む5ないし14員芳香族複素環基;お
    よびA環が、さらに置換基として(1)カルボキシ、
    (2)C1-6アルコキシ−カルボニル、(3)カルバモイ
    ル、(4)モノ−またはジ−C1-6アルキルアミノ−カル
    ボニル、(5)ヒドロキシを有していてもよいC1-6アル
    キル、(6)オキソ、および(7)置換基として(i)ハ
    ロゲン、(ii)C1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニト
    ロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲン化されていてもよい
    C1-6アルキル、(vi)ハロゲン化されていてもよいC
    3-6シクロアルキル、(vii)ハロゲン化されていてもよ
    いC1-6アルコキシ、(viii)ハロゲン化されていても
    よいC1-6アルキルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミ
    ノ、(xi)モノ−C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C
    1-6アルキルアミノ、(xiii)ホルミル、カルボキシ、
    C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボ
    ニル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10アリールオ
    キシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カルボニ
    ル、5ないし6員複素環カルボニル、カルバモイル、モ
    ノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル
    −カルバモイル、C6-10アリール−カルバモイル、5な
    いし6員複素環カルバモイル、C1-6アルキルスルホニ
    ルおよびC6-10アリールスルホニルから選ばれるアシ
    ル、(xiv)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキ
    サミド、C6-10アリール−カルボキサミド、C1-6アル
    コキシ−カルボキサミドおよびC1-6アルキルスルホニ
    ルアミノから選ばれるアシルアミノ、(xv)C1-6アル
    キル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−カルボニル
    オキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−
    C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキ
    ル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール−カルバモイ
    ルオキシおよびニコチノイルオキシから選ばれるアシル
    オキシ、(xvi)(xvi-1)C1-6アルキル、(xvi-2)ハ
    ロゲン、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、
    ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン
    化されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化
    されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されて
    いてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、
    モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミ
    ノ、C6-10アリール、カルボキシ、ホルミル、C1-6ア
    ルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、
    C6-10アリール−カルボニル、カルバモイル、モノ−C
    1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カル
    バモイル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルアミ
    ノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ
    −カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、
    C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−
    カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
    ルオキシおよびジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキ
    シから選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有してい
    てもよいC6-14アリール、C7-16アラルキル、5ないし
    7員飽和環状アミノまたは5ないし6員芳香族複素環基
    および(xvi-3)C6-10アリール−カルボニルから選ば
    れる置換基を1または2個有していてもよい5ないし7
    員飽和環状アミノ、(xvii)スルホおよび(xviii)
    (1')ハロゲン、(2')C1-3アルキレンジオキシ、
    (3')ニトロ、(4')シアノ、(5')ハロゲン化されて
    いてもよいC1-6アルキル、(6')ハロゲン化されてい
    てもよいC3-6シクロアルキル、(7')ハロゲン化され
    ていてもよいC1-6アルコキシ、(8')ハロゲン化され
    ていてもよいC1-6アルキルチオ、(9')ヒドロキシ、
    (10')アミノ、(11')モノ−C1-6アルキルアミノ、
    (12')ジ−C1-6アルキルアミノ、(13')(13'-1)C
    1-6アルキル、(13'-2)ハロゲン、C1-3アルキレンジ
    オキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよい
    C1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シク
    ロアルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコ
    キシ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチ
    オ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミ
    ノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C6-10アリール、カル
    ボキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6
    アルコキシ−カルボニル、C6-10アリール−カルボニ
    ル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイ
    ル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C1-6アルキル
    スルホニル、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボ
    キサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド、C1-6ア
    ルキルスルホニルアミノ、C1-6アルキル−カルボニル
    オキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−
    C1-6アルキル−カルバモイルオキシおよびジ−C1-6ア
    ルキル−カルバモイルオキシから選ばれる置換基を1な
    いし5個それぞれ有していてもよいC6-14アリール、C
    7-16アラルキル、5ないし7員飽和環状アミノまたは5
    ないし6員芳香族複素環基および(13'-3)C6-10アリ
    ール−カルボニルから選ばれる置換基を1または2個有
    していてもよい5ないし7員飽和環状アミノ、(14')
    ホルミル、カルボキシ、C1-6アルキル−カルボニル、
    C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10アリール−カル
    ボニル、C6-10アリールオキシ−カルボニル、C7-16ア
    ラルキルオキシ−カルボニル、5ないし6員複素環カル
    ボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カルバ
    モイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C6-10ア
    リール−カルバモイル、5ないし6員複素環カルバモイ
    ル、C1-6アルキルスルホニルおよびC6-10アリールス
    ルホニルから選ばれるアシル、(15')ホルミルアミ
    ノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C6-10アリール
    −カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボキサミド
    およびC1-6アルキルスルホニルアミノから選ばれるア
    シルアミノ、(16')C1-6アルキル−カルボニルオキ
    シ、C6-10アリール−カルボニルオキシ、C1-6アルコ
    キシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カル
    バモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオ
    キシ、C6-10アリール−カルバモイルオキシおよびニコ
    チノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、(17')ス
    ルホ、(18')C6-10アリール、(19')C6-10アリール
    オキシおよび(20')オキソから選ばれる置換基を1な
    いし5個それぞれ有していてもよいC6-14アリール、C
    6-10キノニルまたは炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子
    および酸素原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子
    を含む5ないし14員芳香族複素環基から選ばれる置換
    基をそれぞれ1ないし5個有していてもよいC1-6アル
    キル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シク
    ロアルキルまたはC6-14アリールから選ばれる置換基を
    1ないし3個有していてもよく、キノン環と縮合してい
    る部分以外に二重結合を1個含んでいてもよく、炭素原
    子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれ
    る1ないし3個のヘテロ原子を含んでいてもよい5ない
    し8員同素・複素環である請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】R1およびR2がそれぞれC1-6アルキルで
    ある請求項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】Xが主鎖の原子数2ないし15のスペーサ
    ーである請求項1記載の化合物。
  5. 【請求項5】Xが(1)オキソおよびハロゲン化されて
    いてもよいC1-6アルキルから選ばれる置換基を1ない
    し3個有していてもよいC1-15アルキレンまたは(2)
    式:−(CH2)m−X1−、−(CH2)m−X2−X1−、−X1−X2−
    (CH2)n−、−X2−X1−(CH2)n−、−(CH2)m−X1−(CH2)n
    −、−(CH2)m−X2−(CH2)n−、−(CH2)m−X1−X2−(C
    H2)n−、−(CH2)m−X2−X1−(CH2)n−または−X2−X1−
    X2−(CH2)n−〔式中、X1は、オキソおよびハロゲン化
    されていてもよいC1-6アルキルから選ばれる置換基を
    それぞれ1ないし3個有していてもよい(1)2価のC
    5-8単環式非芳香族炭化水素基、(2)2価のC6-14芳香
    族炭化水素基または(3)炭素原子以外に窒素原子、硫
    黄原子および酸素原子から選ばれる1ないし4個のヘテ
    ロ原子を含む2価の5ないし14員複素環基;X2は
    O、S、SOまたはSO2;mおよびnはそれぞれ0な
    いし10の整数;およびm+nは1ないし13の整数を
    示す〕で表される基である請求項1記載の化合物。
  6. 【請求項6】X1が2価のC6-14芳香族炭化水素基、X2
    がO、mが0ないし10の整数、nが1ないし5の整
    数、およびm+nが2ないし10の整数である請求項5
    記載の化合物。
  7. 【請求項7】Yが置換基を有していてもよいヒドロキシ
    である請求項1記載の化合物。
  8. 【請求項8】A環が、式 −X−Yで表される基の外に
    置換基をさらに有していてもよい式: 【化3】 で表される環であるである請求項1記載の化合物。
  9. 【請求項9】R1およびR2がそれぞれC1-6アルキル;
    Xが(1)C2-8アルキレンまたは(2)式:−(CH2)m−X
    1−、−(CH2)m−X2−X1−、−X1−X2−(CH2)n−、−X2
    −X1−(CH2)n−、−(CH2)m−X1−(CH2)n−、−(CH2)m−
    X2−(CH2)n−、−(CH2)m−X1−X2−(CH2)n−、−(CH2)m
    −X2−X1−(CH2)n−または−X2−X1−X2−(CH2)n−〔式
    中、X1は2価のC6-14芳香族炭化水素基、X2はO、m
    は0ないし10の整数、nは1ないし5の整数、および
    m+nは2ないし10の整数を示す〕で表される基;Y
    が置換基を有していてもよいヒドロキシ;およびA環が
    式: 【化4】 で表される環である請求項1記載の化合物。
  10. 【請求項10】Yが置換基として(i)ハロゲン、(i
    i)C1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)
    シアノ、(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
    ル、(vi)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロア
    ルキル、(vii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
    コキシ、(viii)ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
    ルキルチオ、(ix)ヒドロキシ、(x)アミノ、(xi)
    モノ−C1-6アルキルアミノ、(xii)ジ−C1-6アルキ
    ルアミノ、(xiii)ホルミル、カルボキシ、C1-6アル
    キル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C
    6-10アリール−カルボニル、C6-10アリールオキシ−カ
    ルボニル、C7-16アラルキルオキシ−カルボニル、5な
    いし6員複素環カルボニル、カルバモイル、モノ−C
    1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カル
    バモイル、C6-10アリール−カルバモイル、5ないし6
    員複素環カルバモイル、C1-6アルキルスルホニルおよ
    びC6-10アリールスルホニルから選ばれるアシル、(xi
    v)ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、
    C6-10アリール−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−
    カルボキサミドおよびC1-6アルキルスルホニルアミノ
    から選ばれるアシルアミノ、(xv)C1-6アルキル−カ
    ルボニルオキシ、C6-10アリール−カルボニルオキシ、
    C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アル
    キル−カルバモイルオキシ、ジ−C1-6アルキル−カル
    バモイルオキシ、C6-10アリール−カルバモイルオキシ
    およびニコチノイルオキシから選ばれるアシルオキシ、
    (xvi)(xvi-1)C1-6アルキル、(xvi-2)ハロゲン、
    C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン
    化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されて
    いてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化されてい
    てもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていてもよ
    いC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C
    1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C6-10
    アリール、カルボキシ、ホルミル、C1-6アルキル−カ
    ルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル、C6-10アリ
    ール−カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキ
    ル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
    ル、C1-6アルキルスルホニル、ホルミルアミノ、C1-6
    アルキル−カルボキサミド、C1-6アルコキシ−カルボ
    キサミド、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6アル
    キル−カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニ
    ルオキシ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ
    およびジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシから選
    ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有していてもよい
    C6-14アリール、C7-16アラルキル、5ないし7員飽和
    環状アミノまたは5ないし6員芳香族複素環基および
    (xvi-3)C6-10アリール−カルボニルから選ばれる置
    換基を1または2個有していてもよい5ないし7員飽和
    環状アミノ、(xvii)スルホおよび(xviii)(1')ハ
    ロゲン、(2')C1-3アルキレンジオキシ、(3')ニト
    ロ、(4')シアノ、(5')ハロゲン化されていてもよい
    C1-6アルキル、(6')ハロゲン化されていてもよいC
    3-6シクロアルキル、(7')ハロゲン化されていてもよ
    いC1-6アルコキシ、(8')ハロゲン化されていてもよ
    いC1-6アルキルチオ、(9')ヒドロキシ、(10')アミ
    ノ、(11')モノ−C1-6アルキルアミノ、(12')ジ−
    C1-6アルキルアミノ、(13')(13'-1)C1-6アルキル、
    (13'-2)ハロゲン、C1-3アルキレンジオキシ、ニト
    ロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
    ル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
    ル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハ
    ロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロ
    キシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6
    アルキルアミノ、C6-10アリール、カルボキシ、ホルミ
    ル、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキシ−カ
    ルボニル、C6-10アリール−カルボニル、カルバモイ
    ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6ア
    ルキル−カルバモイル、C1-6アルキルスルホニル、ホ
    ルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミド、C1-6
    アルコキシ−カルボキサミド、C1-6アルキルスルホニ
    ルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C1-6ア
    ルコキシ−カルボニルオキシ、モノ−C1-6アルキル−
    カルバモイルオキシおよびジ−C1-6アルキル−カルバ
    モイルオキシから選ばれる置換基を1ないし5個それぞ
    れ有していてもよいC6-14アリール、C7-16アラルキ
    ル、5ないし7員飽和環状アミノまたは5ないし6員芳
    香族複素環基および(13'-3)C6-10アリール−カルボ
    ニルから選ばれる置換基を1または2個有していてもよ
    い5ないし7員飽和環状アミノ、(14')ホルミル、カ
    ルボキシ、C1-6アルキル−カルボニル、C1-6アルコキ
    シ−カルボニル、C6-10アリール−カルボニル、C6-10
    アリールオキシ−カルボニル、C7-16アラルキルオキシ
    −カルボニル、5ないし6員複素環カルボニル、カルバ
    モイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C
    1-6アルキル−カルバモイル、C6-10アリール−カルバ
    モイル、5ないし6員複素環カルバモイル、C1-6アル
    キルスルホニルおよびC6-10アリールスルホニルから選
    ばれるアシル、(15')ホルミルアミノ、C1-6アルキル
    −カルボキサミド、C6-10アリール−カルボキサミド、
    C1-6アルコキシ−カルボキサミドおよびC1-6アルキル
    スルホニルアミノから選ばれるアシルアミノ、(16')
    C1-6アルキル−カルボニルオキシ、C6-10アリール−
    カルボニルオキシ、C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
    シ、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、ジ−
    C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、C6-10アリール
    −カルバモイルオキシおよびニコチノイルオキシから選
    ばれるアシルオキシ、(17')スルホ、(18')C6-10ア
    リール、(19')C6-10アリールオキシおよび(20')オ
    キソから選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有して
    いてもよいC6-14アリール、C6-10キノニルまたは炭素
    原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ば
    れる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14員芳
    香族複素環基から選ばれる置換基を1ないし3個有して
    いてもよいフェニルで置換されたヒドロキシである請求
    項9記載の化合物。
  11. 【請求項11】R1およびR2がそれぞれC1-6アルキ
    ル;Xが(1)C1-8アルキレンまたは(2)式:−(CH2)
    m'−X2'−X1'−、−X1'−X2'−(CH2)n'−または−(CH2)
    m'−X2'−X1'−(CH2)n'−〔式中、X1'は1,4−フェニ
    レン、X2'はO、m'は1ないし4の整数、およびn'は
    1または2を示す〕で表される基;Yが(1)カルボキ
    シ、(2)置換基として(i)C1-6アルコキシ、(ii)
    アミノ、(iii)モノ−またはジ−C1-6アルキルアミノ
    または(iv)C1-6アルキル、フェニルまたはピペリジ
    ノを有していてもよい6員飽和環状アミノを有するカル
    ボニル、(3)置換基として(i)ハロゲン、C1-3アル
    キレンジオキシ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6アルコ
    キシおよびモノ−C1-6アルキル−カルバモイルから選
    ばれる置換基を1ないし3個有していてもよいフェニ
    ル、(ii)C1-6アルキル−カルボニル、(iii)モノ−
    またはジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(iv)ピリ
    ジルまたは(v)キノリルを有していてもよいヒドロキ
    シ、(4)C1-6アルキルおよびC1-6アルキル−カルボ
    ニルから選ばれる置換基を1または2個有していてもよ
    いアミノ、(5)置換基として(i)フェニル、(ii)フ
    ェニルを有していてもよいベンジル、(iii)ピペリジ
    ノまたは(iv)ピリジルを有していてもよい6員飽和環
    状アミノ、(6)フェニル、(7)C1-6アルコキシを1
    または2個有していてもいC6-10キノニル、(8)フタ
    ルイミド、(9)オキソを有していてもよいピリジル、
    (10)オキソを有していてもよいキノリル、(11)ベン
    ゾトリアゾリルまたは(12)ベンズイミダゾリル;およ
    びA環が、さらに置換基としてカルボキシ、C1-6アル
    コキシ−カルボニル、カルバモイル、モノ−またはジ−
    C1-6アルキル−カルバモイル、ヒドロキシ−C1-6アル
    キルまたはフェニルを有していてもよい式: 【化5】 で表される環である請求項1記載の化合物。
  12. 【請求項12】式: 【化6】 〔式中、R1aおよびR2aがそれぞれC1-3アルキル;q
    が1ないし4の整数;およびRが1ないし3個のハロゲ
    ン、C1-3アルキレンジオキシ、シアノ、ハロゲン化さ
    れていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていて
    もよいC1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−カルボニ
    ル、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボキサミ
    ド、C6-10アリール−カルボキサミド、C1-6アルコキ
    シ−カルボキサミドまたはC1-6アルキルスルホニルア
    ミノを示す〕で表される化合物またはその塩である請求
    項1記載の化合物。
  13. 【請求項13】2−[8−(4−クロロフェノキシ)オ
    クチル]−5,6−ジメトキシインダン−4,7−ジオ
    ン、4−[2−(2,3−ジメトキシ−1,4−ジオキソ
    −4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾ
    [a]シクロヘプテン−7−イル)エトキシ]安息香酸
    エチル、または7−[2−(4−クロロフェノキシ)エ
    チル]−2,3−ジメトキシ−4,5,6,7,8,9−ヘキ
    サヒドロ−1H−ベンゾ[a]シクロヘプテン−1,4
    −ジオンである請求項1記載の化合物。
  14. 【請求項14】式: 【化7】 〔式中、PおよびP'はそれぞれ保護基、およびその他
    の記号は請求項1記載と同意義を示す〕で表される化合
    物またはその塩をキノン生成反応に付すことを特徴とす
    る請求項1記載の化合物の製造法。
  15. 【請求項15】請求項1記載の化合物を含有してなる医
    薬組成物。
  16. 【請求項16】ミトコンドリア機能賦活剤である請求項
    15記載の組成物。
  17. 【請求項17】パーキンソン病、アルツハイマー病、筋
    萎縮性側索硬化症またはハンチントン病予防・治療剤で
    ある請求項16記載の組成物。
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