JPH11199570A - 複素環化合物および剤 - Google Patents
複素環化合物および剤Info
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- JPH11199570A JPH11199570A JP10164557A JP16455798A JPH11199570A JP H11199570 A JPH11199570 A JP H11199570A JP 10164557 A JP10164557 A JP 10164557A JP 16455798 A JP16455798 A JP 16455798A JP H11199570 A JPH11199570 A JP H11199570A
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- dimethyl
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】優れた神経変性抑制剤を提供する。
【解決手段】式
【化1】
〔式中、Ar1、Ar2は置換基を有していてもよい芳香族
基、QはO、Sおよびイミノなどから選ばれる2価基を介し
ていてもよく、かつ置換基を有していてもよい2価の鎖
状脂肪族炭化水素基、XはH、電子吸引基または置換基を
有していてもよい芳香族基、A環は置換基を有していて
もよい含窒素5〜7員環を示す〕で表される化合物または
その塩。 【効果】本発明の化合物またはその塩は、優れた神経変
性抑制剤として有用である。
基、QはO、Sおよびイミノなどから選ばれる2価基を介し
ていてもよく、かつ置換基を有していてもよい2価の鎖
状脂肪族炭化水素基、XはH、電子吸引基または置換基を
有していてもよい芳香族基、A環は置換基を有していて
もよい含窒素5〜7員環を示す〕で表される化合物または
その塩。 【効果】本発明の化合物またはその塩は、優れた神経変
性抑制剤として有用である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規複素環化合物
およびそれを含有する医薬に関する。さらに詳しくは、
脳機能障害、例えばアルツハイマー病、ダウン症、多発
性硬化症、クロイツフェルト・ヤコブ病などの神経変性
疾患などの治療・予防作用を有する新規複素環化合物お
よび神経変性抑制剤に関する。
およびそれを含有する医薬に関する。さらに詳しくは、
脳機能障害、例えばアルツハイマー病、ダウン症、多発
性硬化症、クロイツフェルト・ヤコブ病などの神経変性
疾患などの治療・予防作用を有する新規複素環化合物お
よび神経変性抑制剤に関する。
【0002】
【従来の技術】大脳皮質に代表される脳神経組織は知覚
・感覚機能をつかさどるニューロンとそれを支えるグリ
ア細胞(アストロサイト、オリゴデンドロサイト、ミク
ログリア)などから構成され、そのうちグリア細胞が全
体の9割を占めている。従来、中枢神経系は静的な状態
に保たれており、中枢における免疫システムは特殊な環
境におかれている(いわゆる、immuneprivilege)と一
般的に考えられてきた。しかしながら、最近の分子生物
学的な解析の進歩により種々のサイトカイン類が脳内で
生成・分泌されていることが明らかになるとともに、細
胞性あるいは液性免疫システムが脳におけるホメオスタ
シスの維持に重要な役割を果たしていることが分かって
きた。それと同時に、脳内における免疫システムの過剰
なあるいは異常な活性化が末梢における免疫疾患と同じ
ように、種々の中枢性疾患の発病・進展・増悪につなが
ることが示唆されてきている。一方、アルツハイマー病
(Alzheimer's Disease;AD)は主に老年期に見られる
神経細胞の変性・脱落を伴う痴呆症として近年注目を集
めている。その患者数の増加に伴い、該疾患の予防・治
療を目的とする薬剤の開発研究が活発に進められている
が、現段階では対症療法的なレベルにとどまっており、
根本的な治療薬の開発までは至っていない。アルツハイ
マー病患者の脳組織には老人斑や神経原線維変化(neur
ofibrillary tangle;NFT)などの蓄積が観察されてお
り、それらが、ADの発病・進展の原因として挙げられて
いる。老人斑にはβアミロイド(β−amyloid protei
n;β−AP)の沈着が見られることから、ADは、β−AP
の沈着から凝集さらに老人斑形成が主因であるとの説が
有力である。また、AD患者脳の老人斑の回りにはミクロ
グリアの集積が観察されており、それらが活性化状態に
あることから、ミクログリアが沈着したβ−APなどを異
物として貧食除去しようとする過程で凝集が促進され、
老人斑の形成を結果的に推し進めるとの説がある。老人
斑には補体の沈着も認められており、ADの病態の進展と
それに伴う神経細胞変性・脱落の原因のひとつとして免
疫系の昂進が挙げられており、末梢における自己免疫疾
患との共通性が認識されると共に、ADを脳の自己免疫疾
患ととらえるようになった。マクギアー(P.L.McGeer)
らは長期間抗炎症剤を服用している慢性関節リュウマチ
患者らに疫学的にAD発病が低いことに着目し、AD患者に
抗炎症剤(インドメタシン)を連投することによってAD
の進展が抑えられると報告した(WO 93/24115)。ま
た、WO 93/08819には、IL-1の内因性拮抗物質として知
られているリコポルチンがADなどの神経細胞変性疾患に
有用であるとの記載があるが、リコポルチンは高分子蛋
白質であるため、安定性や経口吸収性、脳移行性に問題
があることは容易に想像される。中枢神経系の主要構成
細胞であるグリア細胞は恒常的にニューロンと互いに活
発な相互作用を行うことにより、脳の分化、シナプス形
成、およびそのplasticy維持に関与していることが知ら
れている。一方、グリア細胞のなかでもミクログリアは
感染、外傷などによる脳組織破壊などの外的刺激によ
り、種々の免疫関連因子を放出することが知られるよう
になった(例、トレンド イン ニューロケミカル リサ
ーチ、16巻、268-273頁、1993年)。レジデントなマク
ロファージに属するミクログリアは、活性化によりIL-
1、IL-6、TNFαなどのサイトカインを産生・放出するこ
とが知られている。これらのサイトカイン類は免疫担当
細胞(例えば、リンパ球、マクロファージなど)間のメ
ッセンジャーとして重要な働きをすることが知られてい
る。しかしながら、これらのサイトカイン類の過剰な産
生によって惹起される免疫担当細胞の活性化により中枢
あるいは末梢において、急性あるいは慢性炎症性疾患が
惹起されることが分かってきた。例えば、急性の細菌性
あるいはウィルス性髄膜炎患者の脳脊髄液中のIL-1β、
IL-6レベルが高値を示すことが知られている。また、イ
ンターフェロンγ(IFNγ)やTNFαレベルが上昇すると
の報告もある。さらに免疫異常あるいはウィルス感染を
介する遅延型脳内炎症性疾患として知られている多発性
硬化症(MS)でも上記サイトカイン類の関与が示唆され
ている。また、神経変性・脱落性疾患と定義されている
アルツハイマー病やパーキンソン病においても、活性化
されたマクロファージやミクログリアがそれらの患者脳
で観察されており、特に神経損傷部位や老人斑周辺への
集積が明らかになってきている。また、脳梗塞、脳出
血、クモ膜下出血、外傷等の急性脳障害性疾患患者にお
いても、ミクログリアやマクロファージ、好中球などの
異常な活性化による障害の増悪が起こることも知られる
ようになった。例えば、活性化ミクログリアによって惹
起される神経細胞変性を抑制、異常なIL-1βおよびTNF
αの産生の抑制、またはβアミロイドによる神経細胞変
性を抑える薬剤は、神経変性疾患(例、アルツハイマー
病、パーキンソン病、ダウン症、ピック症、クロイツフ
ェルト・ヤコブ病、多発性硬化症、Borna病などの細菌
性あるいはウィルス性髄膜炎、ワクチン接種後脳炎、AI
DS脳症など)、脳機能障害(例、脳梗塞、脳出血、クモ
膜下出血、外傷など)などの治療・予防あるいは予後の
改善に有用であると示唆されている(トレンド イン ニ
ューロサイエンス(TINS)、16巻、7号、268頁、1993
年)。また、一酸化窒素は、血液循環系、免疫系、中枢
神経系において重要な役割を果たしているが、その産生
量が昂進すると生体系に強力な細胞障害因子として作用
することが知られている。さらに免疫系の昂進等による
一酸化窒素の異常な遊離が、敗血性ショック、動脈硬化
症等を引き起こすことが示唆されている(アニュアル
レポーツ イン メディシナル ケミストリー、29巻、83
頁、1994年)。
・感覚機能をつかさどるニューロンとそれを支えるグリ
ア細胞(アストロサイト、オリゴデンドロサイト、ミク
ログリア)などから構成され、そのうちグリア細胞が全
体の9割を占めている。従来、中枢神経系は静的な状態
に保たれており、中枢における免疫システムは特殊な環
境におかれている(いわゆる、immuneprivilege)と一
般的に考えられてきた。しかしながら、最近の分子生物
学的な解析の進歩により種々のサイトカイン類が脳内で
生成・分泌されていることが明らかになるとともに、細
胞性あるいは液性免疫システムが脳におけるホメオスタ
シスの維持に重要な役割を果たしていることが分かって
きた。それと同時に、脳内における免疫システムの過剰
なあるいは異常な活性化が末梢における免疫疾患と同じ
ように、種々の中枢性疾患の発病・進展・増悪につなが
ることが示唆されてきている。一方、アルツハイマー病
(Alzheimer's Disease;AD)は主に老年期に見られる
神経細胞の変性・脱落を伴う痴呆症として近年注目を集
めている。その患者数の増加に伴い、該疾患の予防・治
療を目的とする薬剤の開発研究が活発に進められている
が、現段階では対症療法的なレベルにとどまっており、
根本的な治療薬の開発までは至っていない。アルツハイ
マー病患者の脳組織には老人斑や神経原線維変化(neur
ofibrillary tangle;NFT)などの蓄積が観察されてお
り、それらが、ADの発病・進展の原因として挙げられて
いる。老人斑にはβアミロイド(β−amyloid protei
n;β−AP)の沈着が見られることから、ADは、β−AP
の沈着から凝集さらに老人斑形成が主因であるとの説が
有力である。また、AD患者脳の老人斑の回りにはミクロ
グリアの集積が観察されており、それらが活性化状態に
あることから、ミクログリアが沈着したβ−APなどを異
物として貧食除去しようとする過程で凝集が促進され、
老人斑の形成を結果的に推し進めるとの説がある。老人
斑には補体の沈着も認められており、ADの病態の進展と
それに伴う神経細胞変性・脱落の原因のひとつとして免
疫系の昂進が挙げられており、末梢における自己免疫疾
患との共通性が認識されると共に、ADを脳の自己免疫疾
患ととらえるようになった。マクギアー(P.L.McGeer)
らは長期間抗炎症剤を服用している慢性関節リュウマチ
患者らに疫学的にAD発病が低いことに着目し、AD患者に
抗炎症剤(インドメタシン)を連投することによってAD
の進展が抑えられると報告した(WO 93/24115)。ま
た、WO 93/08819には、IL-1の内因性拮抗物質として知
られているリコポルチンがADなどの神経細胞変性疾患に
有用であるとの記載があるが、リコポルチンは高分子蛋
白質であるため、安定性や経口吸収性、脳移行性に問題
があることは容易に想像される。中枢神経系の主要構成
細胞であるグリア細胞は恒常的にニューロンと互いに活
発な相互作用を行うことにより、脳の分化、シナプス形
成、およびそのplasticy維持に関与していることが知ら
れている。一方、グリア細胞のなかでもミクログリアは
感染、外傷などによる脳組織破壊などの外的刺激によ
り、種々の免疫関連因子を放出することが知られるよう
になった(例、トレンド イン ニューロケミカル リサ
ーチ、16巻、268-273頁、1993年)。レジデントなマク
ロファージに属するミクログリアは、活性化によりIL-
1、IL-6、TNFαなどのサイトカインを産生・放出するこ
とが知られている。これらのサイトカイン類は免疫担当
細胞(例えば、リンパ球、マクロファージなど)間のメ
ッセンジャーとして重要な働きをすることが知られてい
る。しかしながら、これらのサイトカイン類の過剰な産
生によって惹起される免疫担当細胞の活性化により中枢
あるいは末梢において、急性あるいは慢性炎症性疾患が
惹起されることが分かってきた。例えば、急性の細菌性
あるいはウィルス性髄膜炎患者の脳脊髄液中のIL-1β、
IL-6レベルが高値を示すことが知られている。また、イ
ンターフェロンγ(IFNγ)やTNFαレベルが上昇すると
の報告もある。さらに免疫異常あるいはウィルス感染を
介する遅延型脳内炎症性疾患として知られている多発性
硬化症(MS)でも上記サイトカイン類の関与が示唆され
ている。また、神経変性・脱落性疾患と定義されている
アルツハイマー病やパーキンソン病においても、活性化
されたマクロファージやミクログリアがそれらの患者脳
で観察されており、特に神経損傷部位や老人斑周辺への
集積が明らかになってきている。また、脳梗塞、脳出
血、クモ膜下出血、外傷等の急性脳障害性疾患患者にお
いても、ミクログリアやマクロファージ、好中球などの
異常な活性化による障害の増悪が起こることも知られる
ようになった。例えば、活性化ミクログリアによって惹
起される神経細胞変性を抑制、異常なIL-1βおよびTNF
αの産生の抑制、またはβアミロイドによる神経細胞変
性を抑える薬剤は、神経変性疾患(例、アルツハイマー
病、パーキンソン病、ダウン症、ピック症、クロイツフ
ェルト・ヤコブ病、多発性硬化症、Borna病などの細菌
性あるいはウィルス性髄膜炎、ワクチン接種後脳炎、AI
DS脳症など)、脳機能障害(例、脳梗塞、脳出血、クモ
膜下出血、外傷など)などの治療・予防あるいは予後の
改善に有用であると示唆されている(トレンド イン ニ
ューロサイエンス(TINS)、16巻、7号、268頁、1993
年)。また、一酸化窒素は、血液循環系、免疫系、中枢
神経系において重要な役割を果たしているが、その産生
量が昂進すると生体系に強力な細胞障害因子として作用
することが知られている。さらに免疫系の昂進等による
一酸化窒素の異常な遊離が、敗血性ショック、動脈硬化
症等を引き起こすことが示唆されている(アニュアル
レポーツ イン メディシナル ケミストリー、29巻、83
頁、1994年)。
【0003】複素環化合物、キノン化合物、ヒドロキサ
ム酸誘導体としては以下の化合物が知られている。 1)式
ム酸誘導体としては以下の化合物が知られている。 1)式
【化7】 〔式中、R1はメチルまたはフェニル、R2はフェニルまた
は4-フェノキシフェニルを示す〕で表される化合物(Jo
urnal fur Praktische Chemie Chemiker-Zeitung336
巻,550-552頁,1994年)。 2)5-リポキシゲナーゼ阻害作用を有し、脳循環器系改
善剤等として式
は4-フェノキシフェニルを示す〕で表される化合物(Jo
urnal fur Praktische Chemie Chemiker-Zeitung336
巻,550-552頁,1994年)。 2)5-リポキシゲナーゼ阻害作用を有し、脳循環器系改
善剤等として式
【化8】 〔式中、R1およびR2は水素原子、メチル、メトキシ等、
R3は水素原子、メチル、R4は置換されていてもよい脂肪
族基、芳香族基または異項環基、R5はメチル、メトキ
シ、エステル化またはアミド化されていてもよいカルボ
キシル等、Zは
R3は水素原子、メチル、R4は置換されていてもよい脂肪
族基、芳香族基または異項環基、R5はメチル、メトキ
シ、エステル化またはアミド化されていてもよいカルボ
キシル等、Zは
【化9】 nは0-10の整数、mは0-3の整数、kは0-5の整数を示す〕
で表される化合物(特開昭61-44840号公報およびUSP 5,
180,742)。 3)過酸化脂肪酸の生成抑制作用(抗酸化作用)を有
し、脳循環器系改善剤等として式
で表される化合物(特開昭61-44840号公報およびUSP 5,
180,742)。 3)過酸化脂肪酸の生成抑制作用(抗酸化作用)を有
し、脳循環器系改善剤等として式
【化10】 R1は置換されていてもよいフェニル、R2は置換されてい
てもよいアミノ、nは3-10の整数を示す〕で表される化
合物(特開昭62-24654号公報)。 4)神経変性抑制作用を有する式
てもよいアミノ、nは3-10の整数を示す〕で表される化
合物(特開昭62-24654号公報)。 4)神経変性抑制作用を有する式
【化11】 〔式中、Ar1およびAr2はそれぞれ置換基を有していても
よい芳香族基、Qは酸素原子および硫黄原子を含有して
いてもよく、かつ置換基を有していてもよい2価の脂肪
族炭化水素基、R1は水素原子、アシルまたは置換基を有
していてもよい炭化水素基、Xは電子吸引基、置換基を
有していてもよい芳香族基、置換基を有していてもよい
アミノ基、置換基を有していてもよい水酸基、置換基を
有していてもよいメルカプト基等を示す〕で表される化
合物またはその塩(EP-A-749957)。 5) 神経変性抑制作用を作用を有する式
よい芳香族基、Qは酸素原子および硫黄原子を含有して
いてもよく、かつ置換基を有していてもよい2価の脂肪
族炭化水素基、R1は水素原子、アシルまたは置換基を有
していてもよい炭化水素基、Xは電子吸引基、置換基を
有していてもよい芳香族基、置換基を有していてもよい
アミノ基、置換基を有していてもよい水酸基、置換基を
有していてもよいメルカプト基等を示す〕で表される化
合物またはその塩(EP-A-749957)。 5) 神経変性抑制作用を作用を有する式
【化12】 〔式中、Arは置換基を有していてもよい芳香族基、Qは2
価の脂肪族炭化水素基、R1は水素原子、シアノ、置換基
を有していてもよい炭化水素基、置換基を有していても
よいアミノ、アシル等、R2はアシル、mは1または2を示
す。〕で表される化合物またはその塩(特開平9-118660
号公報およびEP-A-77671)。
価の脂肪族炭化水素基、R1は水素原子、シアノ、置換基
を有していてもよい炭化水素基、置換基を有していても
よいアミノ、アシル等、R2はアシル、mは1または2を示
す。〕で表される化合物またはその塩(特開平9-118660
号公報およびEP-A-77671)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の化合物とは化学
構造が異なり、かつ、優れた神経変性抑制作用を有し、
脳障害予防・治療に有用である新規化合物の開発が切望
されている。
構造が異なり、かつ、優れた神経変性抑制作用を有し、
脳障害予防・治療に有用である新規化合物の開発が切望
されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、神経変性
抑制作用を有する化合物につき、種々検討した結果、式
抑制作用を有する化合物につき、種々検討した結果、式
【化13】 〔式中、各記号は下記と同意義を示す〕で表される基を
置換基として有していることに化学構造上の特徴を有す
る、式
置換基として有していることに化学構造上の特徴を有す
る、式
【化14】 〔式中、Ar1およびAr2はそれぞれ置換基を有してい
てもよい芳香族基、Qは酸素原子、酸化されていてもよ
い硫黄原子および置換基を有していてもよいイミノから
選ばれる2価基を介していてもよく、かつ置換基を有し
ていてもよい2価の鎖状脂肪族炭化水素基、Xは水素原
子、電子吸引基または置換基を有していてもよい芳香族
基、A環は置換基を有していてもよい含窒素5ないし7
員環を示す〕で表される化合物またはその塩〔以下、化
合物(I)と略記することもある〕の創製に初めて成功
し、化合物(I)がその特異的な化学構造に基づいて予
想外にも優れた神経変性抑制作用、脳内移行性を有し、
また毒性も低い等、医薬として十分満足できるものであ
ることを初めて見出し、これらの知見に基づいて本発明
を完成した。
てもよい芳香族基、Qは酸素原子、酸化されていてもよ
い硫黄原子および置換基を有していてもよいイミノから
選ばれる2価基を介していてもよく、かつ置換基を有し
ていてもよい2価の鎖状脂肪族炭化水素基、Xは水素原
子、電子吸引基または置換基を有していてもよい芳香族
基、A環は置換基を有していてもよい含窒素5ないし7
員環を示す〕で表される化合物またはその塩〔以下、化
合物(I)と略記することもある〕の創製に初めて成功
し、化合物(I)がその特異的な化学構造に基づいて予
想外にも優れた神経変性抑制作用、脳内移行性を有し、
また毒性も低い等、医薬として十分満足できるものであ
ることを初めて見出し、これらの知見に基づいて本発明
を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、(1)化合物
(I)、(2)Ar1およびAr2のどちらか一方が式
(I)、(2)Ar1およびAr2のどちらか一方が式
【化15】 〔式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、C1-6アルキル
またはC1-6アルコキシ、B環は置換基を有していても
よい5または6員芳香環を示す〕で表される基である前
記(1)記載の化合物、(3)Ar1およびAr2のどち
らか一方が式
またはC1-6アルコキシ、B環は置換基を有していても
よい5または6員芳香環を示す〕で表される基である前
記(1)記載の化合物、(3)Ar1およびAr2のどち
らか一方が式
【化16】 で表される基である前記(1)記載の化合物、(4)Q
がC3-7アルキレンである前記(1)記載の化合物、
(5)Xが水素原子である前記(1)記載の化合物、
(6)含窒素5ないし7員環が非芳香環である前記
(1)記載の化合物、(7)式
がC3-7アルキレンである前記(1)記載の化合物、
(5)Xが水素原子である前記(1)記載の化合物、
(6)含窒素5ないし7員環が非芳香環である前記
(1)記載の化合物、(7)式
【化17】 で表される基が、置換基を有していてもよい式
【化18】 〔式中、Y1およびY2はそれぞれ酸素原子、酸化されて
いてもよい硫黄原子または置換基を有していてもよいイ
ミノを示す〕で表される基である前記(1)記載の化合
物、(8)Ar1およびAr2が、(i)ハロゲン原子、
(ii)ハロゲン原子、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ
−C1-6アルキルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルお
よび4ないし7員飽和環状アミノから選ばれる置換基1
ないし3個を有していてもよいC1-6アルキルおよび(i
ii)ハロゲン原子、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−
C1-6アルキルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルおよ
び4ないし7員飽和環状アミノから選ばれる置換基1な
いし3個を有していてもよいC1-6アルコキシから選ば
れる置換基1ないし5個をそれぞれ有していてもよいフ
ェニル、1−ナフチル、2−ナフチルまたは1,4−ナ
フトキノン−2−イル、QがC3-7アルキレン、Xが水
素原子またはシアノ、A環が式
いてもよい硫黄原子または置換基を有していてもよいイ
ミノを示す〕で表される基である前記(1)記載の化合
物、(8)Ar1およびAr2が、(i)ハロゲン原子、
(ii)ハロゲン原子、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ
−C1-6アルキルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルお
よび4ないし7員飽和環状アミノから選ばれる置換基1
ないし3個を有していてもよいC1-6アルキルおよび(i
ii)ハロゲン原子、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−
C1-6アルキルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルおよ
び4ないし7員飽和環状アミノから選ばれる置換基1な
いし3個を有していてもよいC1-6アルコキシから選ば
れる置換基1ないし5個をそれぞれ有していてもよいフ
ェニル、1−ナフチル、2−ナフチルまたは1,4−ナ
フトキノン−2−イル、QがC3-7アルキレン、Xが水
素原子またはシアノ、A環が式
【化19】 〔式中、R7aおよびR8aはそれぞれC1-6アルキルを示
すか、R7aとR8aとで隣接する炭素原子とともに炭素原
子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれ
る1または2種、1ないし3個のヘテロ原子を含んでい
ていもよい6員環を形成してもよい。〕で表される環で
ある前記(1)記載の化合物、(9)R7aおよびR8aが
それぞれC1-6アルキルである前記(8)記載の化合
物、(10)3−[5−[4−[2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エトキシ]フェニル]−5−(3−メチル−
1,4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−5,5
−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール、3−[5−
[4−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エトキシ]フ
ェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−
2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール、3−[5−(3−メチル−1,4−
ナフトキノン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリ
ノ)エトキシ]フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチ
ル−1,4,2−ジオキサゾール、(+)−3−[5−
[4−[2−(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]フ
ェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−
2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール、(+)−3−[5−[4−[2−
(N,N−ジエチルアミノ)エトキシ]フェニル]−5
−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ペ
ンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾ
ール、(+)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエ
トキシ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール、3−[6−[4−[2−
(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]−6
−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘ
キシル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾ
ール、3−[6−(3−メチル−1,4−ナフトキノン
−2−イル)−6−[4−(2−モルホリノエトキシ)
フェニル]ヘキシル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾールまたはそれらの塩である前記(1)記
載の化合物、(11)化合物(I)を含有してなる医薬
組成物、(12)神経変性抑制剤である前記(11)記
載の組成物、(13)神経変性疾患予防・治療剤である
前記(11)記載の組成物、および(14)アルツハイ
マー病または多発性硬化症予防・治療剤である前記(1
1)記載の組成物等に関する。
すか、R7aとR8aとで隣接する炭素原子とともに炭素原
子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれ
る1または2種、1ないし3個のヘテロ原子を含んでい
ていもよい6員環を形成してもよい。〕で表される環で
ある前記(1)記載の化合物、(9)R7aおよびR8aが
それぞれC1-6アルキルである前記(8)記載の化合
物、(10)3−[5−[4−[2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エトキシ]フェニル]−5−(3−メチル−
1,4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−5,5
−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール、3−[5−
[4−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エトキシ]フ
ェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−
2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール、3−[5−(3−メチル−1,4−
ナフトキノン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリ
ノ)エトキシ]フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチ
ル−1,4,2−ジオキサゾール、(+)−3−[5−
[4−[2−(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]フ
ェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−
2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール、(+)−3−[5−[4−[2−
(N,N−ジエチルアミノ)エトキシ]フェニル]−5
−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ペ
ンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾ
ール、(+)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエ
トキシ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール、3−[6−[4−[2−
(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]−6
−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘ
キシル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾ
ール、3−[6−(3−メチル−1,4−ナフトキノン
−2−イル)−6−[4−(2−モルホリノエトキシ)
フェニル]ヘキシル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾールまたはそれらの塩である前記(1)記
載の化合物、(11)化合物(I)を含有してなる医薬
組成物、(12)神経変性抑制剤である前記(11)記
載の組成物、(13)神経変性疾患予防・治療剤である
前記(11)記載の組成物、および(14)アルツハイ
マー病または多発性硬化症予防・治療剤である前記(1
1)記載の組成物等に関する。
【0007】前記式中、Ar1またはAr2で示される「置換
基を有していてもよい芳香族基」の「芳香族基」として
は、芳香族炭化水素基、芳香族複素環基などが挙げられ
る。該「芳香族炭化水素基」としては、例えば炭素数6
ないし14個の単環式または縮合多環式 (2または3環式)
芳香族炭化水素 (例、ベンゼン、ナフタレン、インデ
ン、アントラセンなど)、または炭素数6ないし14個のキ
ノン (例、p-ベンゾキノン、1,4-ナフトキノン、インダ
ン-4,7-ジオン、5,8-ジオキソ-5,8-ジヒドロキノリンな
ど) から任意の水素原子を除いてできる1価基などが挙
げられる。その具体例として、例えばフェニル、1-ナフ
チル、2-ナフチル、1-インデニル、アンスリルなどのC
6-14アリール、例えばインダン-4,7-ジオン-5-イル、p-
ベンゾキノン-2-イル、1,4-ナフトキノン-2-イル、5,8-
ジオキソ-5,8-ジヒドロキノリン-6-イルなどのC6-14キ
ノニルなどが挙げられる。「芳香族炭化水素基」の好ま
しい例としては、フェニル、1-ナフチル、2-ナフチルな
どのC6-14アリール、インダン-4,7-ジオン-5-イル、p-
ベンゾキノン-2-イル、1,4-ナフトキノン-2-イル、5,8-
ジオキソ-5,8-ジヒドロキノリン-6-イルなどのC6-14キ
ノニルが挙げられる。該「芳香族複素環基」としては、
例えば炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原
子から選ばれるヘテロ原子を1個以上 (例えば1〜4個)
を含む5ないし14員、好ましくは5ないし10員の芳香族複
素環基などが挙げられる。具体的には、チオフェン、ベ
ンゾ[b]チオフェン、ベンゾ[b]フラン、ベンズイミダゾ
ール、ベンズオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンズ
イソチアゾール、ナフト[2,3-b]チオフェン、フラン、
プテリジン、キサンテン、フェノキサチイン、ピロー
ル、イミダゾール、ピラゾール、ピリジン、ピラジン、
ピリミジン、ピリダジン、インドール、イソインドー
ル、1H-インダゾール、プリン、4H-キノリジン、イソキ
ノリン、キノリン、フタラジン、ナフチリジン、キノキ
サリン、キナゾリン、シンノリン、カルバゾール、β-
カルボリン、フェナントリジン、アクリジン、フェナジ
ン、イソチアゾール、フェノチアジン、イソオキサゾー
ル、フラザン、フェノキサジンなどの芳香族複素環、ま
たはこれらの環 (好ましくは単環) が1ないし複数個
(好ましくは1または2個) の芳香環 (例、ベンゼン環等)
と縮合して形成された環から任意の水素原子を除いて
できる1価基などが挙げられる。「芳香族複素環基」の
好ましい例としては、1個のベンゼン環と縮合していて
もよい5または6員芳香族複素環基などが挙げられる。具
体例としては、2-,3-または4-ピリジル、2-,3-,4-,5-ま
たは8-キノリル、1-,3-,4-または5-イソキノリル、1-,2
-または3-インドリル、2-ベンゾチアゾリル、2-ベンゾ
[b]チエニル、ベンゾ[b]フラニル、2-または3-チエニル
などが挙げられる。さらに好ましくは、2-または3-チエ
ニル、2-,3-または4-ピリジル、2-キノリル、1-イソキ
ノリル、1-または2-インドリル、2-ベンゾチアゾリルな
どである。
基を有していてもよい芳香族基」の「芳香族基」として
は、芳香族炭化水素基、芳香族複素環基などが挙げられ
る。該「芳香族炭化水素基」としては、例えば炭素数6
ないし14個の単環式または縮合多環式 (2または3環式)
芳香族炭化水素 (例、ベンゼン、ナフタレン、インデ
ン、アントラセンなど)、または炭素数6ないし14個のキ
ノン (例、p-ベンゾキノン、1,4-ナフトキノン、インダ
ン-4,7-ジオン、5,8-ジオキソ-5,8-ジヒドロキノリンな
ど) から任意の水素原子を除いてできる1価基などが挙
げられる。その具体例として、例えばフェニル、1-ナフ
チル、2-ナフチル、1-インデニル、アンスリルなどのC
6-14アリール、例えばインダン-4,7-ジオン-5-イル、p-
ベンゾキノン-2-イル、1,4-ナフトキノン-2-イル、5,8-
ジオキソ-5,8-ジヒドロキノリン-6-イルなどのC6-14キ
ノニルなどが挙げられる。「芳香族炭化水素基」の好ま
しい例としては、フェニル、1-ナフチル、2-ナフチルな
どのC6-14アリール、インダン-4,7-ジオン-5-イル、p-
ベンゾキノン-2-イル、1,4-ナフトキノン-2-イル、5,8-
ジオキソ-5,8-ジヒドロキノリン-6-イルなどのC6-14キ
ノニルが挙げられる。該「芳香族複素環基」としては、
例えば炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原
子から選ばれるヘテロ原子を1個以上 (例えば1〜4個)
を含む5ないし14員、好ましくは5ないし10員の芳香族複
素環基などが挙げられる。具体的には、チオフェン、ベ
ンゾ[b]チオフェン、ベンゾ[b]フラン、ベンズイミダゾ
ール、ベンズオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンズ
イソチアゾール、ナフト[2,3-b]チオフェン、フラン、
プテリジン、キサンテン、フェノキサチイン、ピロー
ル、イミダゾール、ピラゾール、ピリジン、ピラジン、
ピリミジン、ピリダジン、インドール、イソインドー
ル、1H-インダゾール、プリン、4H-キノリジン、イソキ
ノリン、キノリン、フタラジン、ナフチリジン、キノキ
サリン、キナゾリン、シンノリン、カルバゾール、β-
カルボリン、フェナントリジン、アクリジン、フェナジ
ン、イソチアゾール、フェノチアジン、イソオキサゾー
ル、フラザン、フェノキサジンなどの芳香族複素環、ま
たはこれらの環 (好ましくは単環) が1ないし複数個
(好ましくは1または2個) の芳香環 (例、ベンゼン環等)
と縮合して形成された環から任意の水素原子を除いて
できる1価基などが挙げられる。「芳香族複素環基」の
好ましい例としては、1個のベンゼン環と縮合していて
もよい5または6員芳香族複素環基などが挙げられる。具
体例としては、2-,3-または4-ピリジル、2-,3-,4-,5-ま
たは8-キノリル、1-,3-,4-または5-イソキノリル、1-,2
-または3-インドリル、2-ベンゾチアゾリル、2-ベンゾ
[b]チエニル、ベンゾ[b]フラニル、2-または3-チエニル
などが挙げられる。さらに好ましくは、2-または3-チエ
ニル、2-,3-または4-ピリジル、2-キノリル、1-イソキ
ノリル、1-または2-インドリル、2-ベンゾチアゾリルな
どである。
【0008】Ar1またはAr2で示される「置換基を有して
いてもよい芳香族基」の「置換基」としては、例えばハ
ロゲン原子 (例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C
1-3アルキレンジオキシ (例、メチレンジオキシ、エチ
レンジオキシなど)、ニトロ、シアノ、置換基を有して
いてもよいC1-6アルキル、置換基を有していてもよいC
2-6アルケニル、ハロゲン化されていてもよいC2-6アル
キニル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、置換基を有していてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、メルカプト、
C6-14アリールチオ (例、フェニルチオ、ナフチルチオ
など)、C7-19アラルキルチオ (例、ベンジルチオ、フェ
ネチルチオなど)、ヒドロキシ、アミノ、モノ-C1-6アル
キルアミノ(例、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピ
ルアミノ、イソプロピルアミノ、ブチルアミノなど)、
ジ-C1-6アルキルアミノ (例、ジメチルアミノ、ジエチ
ルアミノ、ジプロピルアミノ、ジブチルアミノ、エチル
メチルアミノなど)、4ないし7員飽和環状アミノ、アシ
ル、アシルアミノ、アシルオキシ、スルホ、C6-14アリ
ール (例、フェニル、ナフチルなど)、C6-14アリールオ
キシ (例、フェニルオキシ、ナフチルオキシなど) など
が挙げられる。このうち、ハロゲン原子 、置換基を有
していてもよいC1-6アルキル、置換基を有していてもよ
いC1-6アルコキシなどが好ましい。前記「置換基を有し
ていてもよいC1-6アルキル」の「C1-6アルキル」として
は、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペン
チル、ヘキシルなどが挙げられる。前記「置換基を有し
ていてもよいC2-6アルケニル」の「C2-6アルケニル」と
しては、例えばビニル、プロペニル、イソプロペニル、
2-ブテン-1-イル、4-ペンテン-1-イル、5-へキセン-1-
イルなどが挙げられる。前記「ハロゲン化されていても
よいC2-6アルキニル」としては、例えば1ないし5個、好
ましくは1ないし3個のハロゲン原子 (例、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素など) を有していてもよいC2-6アルキ
ニル (例、2-ブチン-1-イル、4-ペンチン-1-イル、5-へ
キシン-1-イルなど) などが挙げられる。前記「ハロゲ
ン化されていてもよいC3-6シクロアルキル」としては、
例えば1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原
子 (例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など) を有してい
てもよいC3-6シクロアルキル (例、シクロプロピル、シ
クロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルなど) な
どが挙げられる。具体例としては、シクロプロピル、シ
クロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、4,4-ジ
クロロシクロヘキシル、2,2,3,3-テトラフルオロシクロ
ペンチル、4-クロロシクロヘキシルなどが挙げられる。
前記「置換基を有していてもよいC1-6アルコキシ」の
「C1-6アルコキシ」としては、例えばメトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブト
キシ、sec-ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ
などが挙げられる。前記「ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキルチオ」としては、例えば1ないし5個、好ま
しくは1ないし3個のハロゲン原子 (例、フッ素、塩素、
臭素、ヨウ素など) を有していてもよいC1-6アルキルチ
オ (例、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソ
プロピルチオ、n-ブチルチオ、sec-ブチルチオ、tert-
ブチルチオなど) などが挙げられる。具体例としては、
メチルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチ
ルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチ
オ、ブチルチオ、4,4,4-トリフルオロブチルチオ、ペン
チルチオ、ヘキシルチオなどが挙げられる。上記の「置
換基を有していてもよいC1-6アルキル」、「置換基を有
していてもよいC2-6アルケニル」および「置換基を有し
ていてもよいC1-6アルコキシ」の「置換基」としては、
それぞれ、例えばハロゲン原子、モノ-C1-6アルキルア
ミノ(例、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミ
ノ、イソプロピルアミノ、ブチルアミノなど)、ジ-C1-6
アルキルアミノ (例、ジメチルアミノ、ジエチルアミ
ノ、ジプロピルアミノ、ジブチルアミノ、エチルメチル
アミノなど)、C1-6アルキル-カルボニル (例、アセチ
ル、プロピオニルなど) または4ないし7員飽和環状アミ
ノなどが1ないし3個挙げられる。前記「置換基を有して
いてもよい芳香族基」の「置換基」としての「4ないし7
員飽和環状アミノ」および「置換基を有していてもよい
C1-6アルキル、置換基を有していてもよいC2-6アルケニ
ル、置換基を有していてもよいC1-6アルコキシ」の「置
換基」としての「4ないし7員飽和環状アミノ」として
は、例えば、モルホリノ、チオモルホリノ、ピペラジン
-1-イル、4-置換ピペラジン-1-イル、ピペリジノ、ピロ
リジン-1-イル、ヘキサメチレン-1-イルなどが挙げられ
る。該「4-置換ピペラジン-1-イル」の「置換基」とし
ては、C1-6アルキル (例、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert
-ブチル、ペンチル、ヘキシルなど)、ハロゲン化されて
いてもよいC6-14アリール、ハロゲン化されていてもよ
いC7-19アラルキルおよび5または6員芳香族複素環基
(例、2-,3-または4-ピリジル、1-,2-または3-インドリ
ル、2-または3-チエニルなど、好ましくは2-,3-または4
-ピリジル) などが挙げられる。「ハロゲン化されてい
てもよいC6-14アリール」としては、例えば1ないし5
個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子 (例、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素など) を有していてもよいC
6-14アリール (例、フェニル、1-ナフチル、2-ナフチ
ル、2-インデニルなど) などが挙げられる。具体例とし
ては、o-クロロフェニル、m-クロロフェニル、p-クロロ
フェニル、o-フルオロフェニル、m-フルオロフェニル、
p-フルオロフェニルなどが挙げられる。好ましくはフェ
ニルである。「ハロゲン化されていてもよいC7-19アラ
ルキル」としては、例えば1ないし5個、好ましくは1
ないし3個のハロゲン原子 (例、フッ素、塩素、臭素、
ヨウ素など) を有していてもよいC7-19アラルキル
(例、ベンジル、フェネチル、ジフェニルメチル、トリ
フェニルメチル、1-ナフチルメチル、2-ナフチルメチ
ル、2,2-ジフェニルエチル、3-フェニルプロピル、4-フ
ェニルブチル、5-フェニルペンチルなど) などが挙げら
れる。具体例としては、o-クロロベンジル、p-クロロベ
ンジル、p-フルオロベンジルなどが挙げられる。好まし
くはベンジルである。
いてもよい芳香族基」の「置換基」としては、例えばハ
ロゲン原子 (例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C
1-3アルキレンジオキシ (例、メチレンジオキシ、エチ
レンジオキシなど)、ニトロ、シアノ、置換基を有して
いてもよいC1-6アルキル、置換基を有していてもよいC
2-6アルケニル、ハロゲン化されていてもよいC2-6アル
キニル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、置換基を有していてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、メルカプト、
C6-14アリールチオ (例、フェニルチオ、ナフチルチオ
など)、C7-19アラルキルチオ (例、ベンジルチオ、フェ
ネチルチオなど)、ヒドロキシ、アミノ、モノ-C1-6アル
キルアミノ(例、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピ
ルアミノ、イソプロピルアミノ、ブチルアミノなど)、
ジ-C1-6アルキルアミノ (例、ジメチルアミノ、ジエチ
ルアミノ、ジプロピルアミノ、ジブチルアミノ、エチル
メチルアミノなど)、4ないし7員飽和環状アミノ、アシ
ル、アシルアミノ、アシルオキシ、スルホ、C6-14アリ
ール (例、フェニル、ナフチルなど)、C6-14アリールオ
キシ (例、フェニルオキシ、ナフチルオキシなど) など
が挙げられる。このうち、ハロゲン原子 、置換基を有
していてもよいC1-6アルキル、置換基を有していてもよ
いC1-6アルコキシなどが好ましい。前記「置換基を有し
ていてもよいC1-6アルキル」の「C1-6アルキル」として
は、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペン
チル、ヘキシルなどが挙げられる。前記「置換基を有し
ていてもよいC2-6アルケニル」の「C2-6アルケニル」と
しては、例えばビニル、プロペニル、イソプロペニル、
2-ブテン-1-イル、4-ペンテン-1-イル、5-へキセン-1-
イルなどが挙げられる。前記「ハロゲン化されていても
よいC2-6アルキニル」としては、例えば1ないし5個、好
ましくは1ないし3個のハロゲン原子 (例、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素など) を有していてもよいC2-6アルキ
ニル (例、2-ブチン-1-イル、4-ペンチン-1-イル、5-へ
キシン-1-イルなど) などが挙げられる。前記「ハロゲ
ン化されていてもよいC3-6シクロアルキル」としては、
例えば1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原
子 (例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など) を有してい
てもよいC3-6シクロアルキル (例、シクロプロピル、シ
クロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルなど) な
どが挙げられる。具体例としては、シクロプロピル、シ
クロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、4,4-ジ
クロロシクロヘキシル、2,2,3,3-テトラフルオロシクロ
ペンチル、4-クロロシクロヘキシルなどが挙げられる。
前記「置換基を有していてもよいC1-6アルコキシ」の
「C1-6アルコキシ」としては、例えばメトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブト
キシ、sec-ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ
などが挙げられる。前記「ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキルチオ」としては、例えば1ないし5個、好ま
しくは1ないし3個のハロゲン原子 (例、フッ素、塩素、
臭素、ヨウ素など) を有していてもよいC1-6アルキルチ
オ (例、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソ
プロピルチオ、n-ブチルチオ、sec-ブチルチオ、tert-
ブチルチオなど) などが挙げられる。具体例としては、
メチルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチ
ルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチ
オ、ブチルチオ、4,4,4-トリフルオロブチルチオ、ペン
チルチオ、ヘキシルチオなどが挙げられる。上記の「置
換基を有していてもよいC1-6アルキル」、「置換基を有
していてもよいC2-6アルケニル」および「置換基を有し
ていてもよいC1-6アルコキシ」の「置換基」としては、
それぞれ、例えばハロゲン原子、モノ-C1-6アルキルア
ミノ(例、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミ
ノ、イソプロピルアミノ、ブチルアミノなど)、ジ-C1-6
アルキルアミノ (例、ジメチルアミノ、ジエチルアミ
ノ、ジプロピルアミノ、ジブチルアミノ、エチルメチル
アミノなど)、C1-6アルキル-カルボニル (例、アセチ
ル、プロピオニルなど) または4ないし7員飽和環状アミ
ノなどが1ないし3個挙げられる。前記「置換基を有して
いてもよい芳香族基」の「置換基」としての「4ないし7
員飽和環状アミノ」および「置換基を有していてもよい
C1-6アルキル、置換基を有していてもよいC2-6アルケニ
ル、置換基を有していてもよいC1-6アルコキシ」の「置
換基」としての「4ないし7員飽和環状アミノ」として
は、例えば、モルホリノ、チオモルホリノ、ピペラジン
-1-イル、4-置換ピペラジン-1-イル、ピペリジノ、ピロ
リジン-1-イル、ヘキサメチレン-1-イルなどが挙げられ
る。該「4-置換ピペラジン-1-イル」の「置換基」とし
ては、C1-6アルキル (例、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert
-ブチル、ペンチル、ヘキシルなど)、ハロゲン化されて
いてもよいC6-14アリール、ハロゲン化されていてもよ
いC7-19アラルキルおよび5または6員芳香族複素環基
(例、2-,3-または4-ピリジル、1-,2-または3-インドリ
ル、2-または3-チエニルなど、好ましくは2-,3-または4
-ピリジル) などが挙げられる。「ハロゲン化されてい
てもよいC6-14アリール」としては、例えば1ないし5
個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子 (例、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素など) を有していてもよいC
6-14アリール (例、フェニル、1-ナフチル、2-ナフチ
ル、2-インデニルなど) などが挙げられる。具体例とし
ては、o-クロロフェニル、m-クロロフェニル、p-クロロ
フェニル、o-フルオロフェニル、m-フルオロフェニル、
p-フルオロフェニルなどが挙げられる。好ましくはフェ
ニルである。「ハロゲン化されていてもよいC7-19アラ
ルキル」としては、例えば1ないし5個、好ましくは1
ないし3個のハロゲン原子 (例、フッ素、塩素、臭素、
ヨウ素など) を有していてもよいC7-19アラルキル
(例、ベンジル、フェネチル、ジフェニルメチル、トリ
フェニルメチル、1-ナフチルメチル、2-ナフチルメチ
ル、2,2-ジフェニルエチル、3-フェニルプロピル、4-フ
ェニルブチル、5-フェニルペンチルなど) などが挙げら
れる。具体例としては、o-クロロベンジル、p-クロロベ
ンジル、p-フルオロベンジルなどが挙げられる。好まし
くはベンジルである。
【0009】前記「アシル」、「アシルアミノ」および
「アシルオキシ」における「アシル」としては、例え
ば、 式: −(C=O)−R1、−(C=O)−OR1、−(C=O)−NR1R2、−
(C=S)−NHR1、−SO2-R1a または −SO−R1a 〔式中、R1は水素原子、置換基を有していてもよい炭化
水素基または置換基を有していてもよい複素環基、R1a
は置換基を有していてもよい炭化水素基または置換基を
有していてもよい複素環基、R2は水素原子またはC1-6ア
ルキルを示すか、あるいはR1とR2は隣接する窒素原子と
共に含窒素非芳香族複素環を形成していてもよい〕で表
されるアシルなどが挙げられる。R1またはR1aで示され
る「置換基を有していてもよい炭化水素基」の「炭化水
素基」は、炭化水素化合物から水素原子を1個取り除い
た基を示し、例えば、鎖状または環状炭化水素基 (例、
アルキル、アルケニル、シクロアルキル、アリール、ア
ラルキルなど) などが挙げられる。このうち、以下のよ
うな炭素数1ないし19個の鎖状または環状炭化水素基な
どが好ましい。 a) C1-6アルキル (例、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-
ブチル、ペンチル、ヘキシルなど) b) C2-6アルケニル (例、ビニル、アリル、イソプロペ
ニル、2-ブテニルなど) c) C2-6アルキニル (例、エチニル、プロパルギル、2-
ブチニルなど) d) C3-6シクロアルキル (例、シクロプロピル、シクロ
ブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルなど)、該C
3-6シクロアルキルは、1個のベンゼン環と縮合していて
もよい。 e) C6-14アリール (例、フェニル、1-ナフチル、2-ナフ
チル、ビフェニリル、2-インテ゛ニル、2-アンスリルなど)、好
ましくはフェニル。 f) C7-19アラルキル (例、ベンジル、フェネチル、ジフ
ェニルメチル、トリフェニルメチル、1-ナフチルメチ
ル、2-ナフチルメチル、2,2-ジフェニルエチル、3-フェ
ニルプロピル、4-フェニルブチル、5-フェニルペンチル
など)、好ましくはベンジル。 a)〜f) のうち、C1-6アルキル、C6-14アリール、C7-19
アラルキルなどが好ましい。該「置換基を有していても
よい炭化水素基」の「置換基」としては、例えばハロゲ
ン原子 (例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-3
アルキレンジオキシ(例、メチレンジオキシ、エチレン
ジオキシなど)、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC
3-6シクロアルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル
チオ、メルカプト、C6-14アリールチオ (例、フェニル
チオ、ナフチルチオなど)、C7-19アラルキルチオ (例、
ベンジルチオ、フェネチルチオなど)、ヒドロキシ、ア
ミノ、モノ-C1-6アルキルアミノ(例、メチルアミノ、エ
チルアミノなど)、ジ-C1-6アルキルアミノ(例、ジメチ
ルアミノ、ジエチルアミノ、エチルメチルアミノな
ど)、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、4ないし7
員飽和環状アミノ、スルホ、置換基を有していてもよい
芳香族基などが挙げられる。該「炭化水素基」は、例え
ば上記置換基を、炭化水素基の置換可能な位置に1ない
し5個、好ましくは1ないし3個有していてもよく、置換
基数が2個以上の場合、各置換基は同一または異なって
いてもよい。前記「ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル」としては、例えば1ないし5個、好ましくは1な
いし3個のハロゲン原子 (例、フッ素、塩素、臭素、ヨ
ウ素など) を有していてもよいC1-6アルキル (例、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシル
など) などが挙げられる。具体例としては、メチル、ク
ロロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、ト
リフルオロメチル、エチル、2-ブロモエチル、2,2,2-ト
リフルオロエチル、ペンタフルオロエチル、プロピル、
3,3,3-トリフルオロプロピル、イソプロピル、ブチル、
4,4,4-トリフルオロブチル、イソブチル、sec-ブチル、
tert-ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチ
ル、5,5,5-トリフルオロペンチル、ヘキシル、6,6,6-ト
リフルオロヘキシルなどが挙げられる。前記「ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルコキシ」としては、例えば
1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子
(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など) を有していて
もよいC1-6アルコキシなどが挙げられる。具体例として
は、例えばメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオ
ロメトキシ、エトキシ、2,2,2-トリフルオロエトキシ、
プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、4,4,4-トリフ
ルオロブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、ペンチ
ルオキシ、ヘキシルオキシなどが挙げられる。前記「ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル」、「ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ」、「アシ
ル」、「アシルアミノ」、「アシルオキシ」および「4
ないし7員飽和環状アミノ」は、前記「置換基を有して
いてもよい炭化水素基」の「置換基」において詳述した
ものと同様のものが挙げられる。
「アシルオキシ」における「アシル」としては、例え
ば、 式: −(C=O)−R1、−(C=O)−OR1、−(C=O)−NR1R2、−
(C=S)−NHR1、−SO2-R1a または −SO−R1a 〔式中、R1は水素原子、置換基を有していてもよい炭化
水素基または置換基を有していてもよい複素環基、R1a
は置換基を有していてもよい炭化水素基または置換基を
有していてもよい複素環基、R2は水素原子またはC1-6ア
ルキルを示すか、あるいはR1とR2は隣接する窒素原子と
共に含窒素非芳香族複素環を形成していてもよい〕で表
されるアシルなどが挙げられる。R1またはR1aで示され
る「置換基を有していてもよい炭化水素基」の「炭化水
素基」は、炭化水素化合物から水素原子を1個取り除い
た基を示し、例えば、鎖状または環状炭化水素基 (例、
アルキル、アルケニル、シクロアルキル、アリール、ア
ラルキルなど) などが挙げられる。このうち、以下のよ
うな炭素数1ないし19個の鎖状または環状炭化水素基な
どが好ましい。 a) C1-6アルキル (例、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-
ブチル、ペンチル、ヘキシルなど) b) C2-6アルケニル (例、ビニル、アリル、イソプロペ
ニル、2-ブテニルなど) c) C2-6アルキニル (例、エチニル、プロパルギル、2-
ブチニルなど) d) C3-6シクロアルキル (例、シクロプロピル、シクロ
ブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルなど)、該C
3-6シクロアルキルは、1個のベンゼン環と縮合していて
もよい。 e) C6-14アリール (例、フェニル、1-ナフチル、2-ナフ
チル、ビフェニリル、2-インテ゛ニル、2-アンスリルなど)、好
ましくはフェニル。 f) C7-19アラルキル (例、ベンジル、フェネチル、ジフ
ェニルメチル、トリフェニルメチル、1-ナフチルメチ
ル、2-ナフチルメチル、2,2-ジフェニルエチル、3-フェ
ニルプロピル、4-フェニルブチル、5-フェニルペンチル
など)、好ましくはベンジル。 a)〜f) のうち、C1-6アルキル、C6-14アリール、C7-19
アラルキルなどが好ましい。該「置換基を有していても
よい炭化水素基」の「置換基」としては、例えばハロゲ
ン原子 (例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-3
アルキレンジオキシ(例、メチレンジオキシ、エチレン
ジオキシなど)、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC
3-6シクロアルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルコキシ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル
チオ、メルカプト、C6-14アリールチオ (例、フェニル
チオ、ナフチルチオなど)、C7-19アラルキルチオ (例、
ベンジルチオ、フェネチルチオなど)、ヒドロキシ、ア
ミノ、モノ-C1-6アルキルアミノ(例、メチルアミノ、エ
チルアミノなど)、ジ-C1-6アルキルアミノ(例、ジメチ
ルアミノ、ジエチルアミノ、エチルメチルアミノな
ど)、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、4ないし7
員飽和環状アミノ、スルホ、置換基を有していてもよい
芳香族基などが挙げられる。該「炭化水素基」は、例え
ば上記置換基を、炭化水素基の置換可能な位置に1ない
し5個、好ましくは1ないし3個有していてもよく、置換
基数が2個以上の場合、各置換基は同一または異なって
いてもよい。前記「ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキル」としては、例えば1ないし5個、好ましくは1な
いし3個のハロゲン原子 (例、フッ素、塩素、臭素、ヨ
ウ素など) を有していてもよいC1-6アルキル (例、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシル
など) などが挙げられる。具体例としては、メチル、ク
ロロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、ト
リフルオロメチル、エチル、2-ブロモエチル、2,2,2-ト
リフルオロエチル、ペンタフルオロエチル、プロピル、
3,3,3-トリフルオロプロピル、イソプロピル、ブチル、
4,4,4-トリフルオロブチル、イソブチル、sec-ブチル、
tert-ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチ
ル、5,5,5-トリフルオロペンチル、ヘキシル、6,6,6-ト
リフルオロヘキシルなどが挙げられる。前記「ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルコキシ」としては、例えば
1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子
(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など) を有していて
もよいC1-6アルコキシなどが挙げられる。具体例として
は、例えばメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオ
ロメトキシ、エトキシ、2,2,2-トリフルオロエトキシ、
プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、4,4,4-トリフ
ルオロブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、ペンチ
ルオキシ、ヘキシルオキシなどが挙げられる。前記「ハ
ロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル」、「ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ」、「アシ
ル」、「アシルアミノ」、「アシルオキシ」および「4
ないし7員飽和環状アミノ」は、前記「置換基を有して
いてもよい炭化水素基」の「置換基」において詳述した
ものと同様のものが挙げられる。
【0010】かかる「アシル」、「アシルアミノ」およ
び「アシルオキシ」における「アシル」としては、前記
の式: −(C=O)−R1、−(C=O)−OR1、−(C=O)−NR1R2、
−(C=S)−NHR1、−SO2−R1aおよび −SO−R1aにおい
て、R1が (i) 水素原子、(ii) 置換基としてハロゲン原
子、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されて
いてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルチオ、メルカプト、C6-14アリールチオ、C
7-19アラルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ-C1-6
アルキルアミノ、ジ-C1-6アルキルアミノ、カルボキ
シ、C1-6アルキル-カルボニル、C1-6アルコキシ-カルボ
ニル、モノ-C1-6アルキル-カルバモイル、ジ-C1-6アル
キル-カルバモイルまたはスルホを1ないし5個有してい
てもよい炭化水素基、または (iii) 置換基としてハロ
ゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化
されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキルチオ、メルカプト、C6-14アリールチ
オ、C7-19アラルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ-
C1-6アルキルアミノ、ジ-C1-6アルキルアミノ、カルボ
キシ、C1-6アルキル-カルボニル、C1-6アルコキシ-カル
ボニル、モノ-C1-6アルキル-カルバモイル、ジ-C1-6ア
ルキル-カルバモイルまたはC6-10アリールオキシを1な
いし5個有していてもよい複素環基、R1aが (i) 置換基
としてハロゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、ニト
ロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルキルチオ、メルカプト、C
6-14アリールチオ、C7-19アラルキルチオ、ヒドロキ
シ、アミノ、モノ-C1-6アルキルアミノ、ジ-C1-6アルキ
ルアミノ、カルボキシ、C1-6アルキル-カルボニル、C
1-6アルコキシ-カルボニル、モノ-C1-6アルキル-カルバ
モイル、ジ-C1-6アルキル-カルバモイルまたはスルホを
1ないし5個有していてもよい炭化水素基、または (ii)
置換基としてハロゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、
ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、メルカプ
ト、C6-14アリールチオ、C7-19アラルキルチオ、ヒドロ
キシ、アミノ、モノ-C1-6アルキルアミノ、ジ-C1-6アル
キルアミノ、カルボキシ、C1-6アルキル-カルボニル、C
1-6アルコキシ-カルボニル、モノ-C1-6アルキル-カルバ
モイル、ジ-C1-6アルキル-カルバモイルまたはC6-10ア
リールオキシを1ないし5個有していてもよい複素環基で
ある場合が好ましい。
び「アシルオキシ」における「アシル」としては、前記
の式: −(C=O)−R1、−(C=O)−OR1、−(C=O)−NR1R2、
−(C=S)−NHR1、−SO2−R1aおよび −SO−R1aにおい
て、R1が (i) 水素原子、(ii) 置換基としてハロゲン原
子、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されて
いてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルチオ、メルカプト、C6-14アリールチオ、C
7-19アラルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ-C1-6
アルキルアミノ、ジ-C1-6アルキルアミノ、カルボキ
シ、C1-6アルキル-カルボニル、C1-6アルコキシ-カルボ
ニル、モノ-C1-6アルキル-カルバモイル、ジ-C1-6アル
キル-カルバモイルまたはスルホを1ないし5個有してい
てもよい炭化水素基、または (iii) 置換基としてハロ
ゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化
されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキルチオ、メルカプト、C6-14アリールチ
オ、C7-19アラルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ-
C1-6アルキルアミノ、ジ-C1-6アルキルアミノ、カルボ
キシ、C1-6アルキル-カルボニル、C1-6アルコキシ-カル
ボニル、モノ-C1-6アルキル-カルバモイル、ジ-C1-6ア
ルキル-カルバモイルまたはC6-10アリールオキシを1な
いし5個有していてもよい複素環基、R1aが (i) 置換基
としてハロゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、ニト
ロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルキルチオ、メルカプト、C
6-14アリールチオ、C7-19アラルキルチオ、ヒドロキ
シ、アミノ、モノ-C1-6アルキルアミノ、ジ-C1-6アルキ
ルアミノ、カルボキシ、C1-6アルキル-カルボニル、C
1-6アルコキシ-カルボニル、モノ-C1-6アルキル-カルバ
モイル、ジ-C1-6アルキル-カルバモイルまたはスルホを
1ないし5個有していてもよい炭化水素基、または (ii)
置換基としてハロゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、
ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、メルカプ
ト、C6-14アリールチオ、C7-19アラルキルチオ、ヒドロ
キシ、アミノ、モノ-C1-6アルキルアミノ、ジ-C1-6アル
キルアミノ、カルボキシ、C1-6アルキル-カルボニル、C
1-6アルコキシ-カルボニル、モノ-C1-6アルキル-カルバ
モイル、ジ-C1-6アルキル-カルバモイルまたはC6-10ア
リールオキシを1ないし5個有していてもよい複素環基で
ある場合が好ましい。
【0011】R1またはR1aで示される「置換基を有して
いてもよい複素環基」の「複素環基」としては、例えば
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれる1または2種、1ないし4個のヘテロ原子を含む5
ないし14員 (単環、2環または3環式) 複素環、好ましく
は (i) 5ないし14員 (好ましくは5ないし10員) 芳香族
複素環、(ii) 5ないし10員非芳香族複素環または (iii)
7ないし10員複素架橋環から任意の1個の水素原子を除
いてできる1価基などが挙げられる。上記「5ないし14員
(好ましくは5ないし10員) の芳香族複素環」として
は、例えば、チオフェン、ベンゾ[b]チオフェン、ベン
ゾ[b]フラン、ベンズイミダゾール、ベンズオキサゾー
ル、ベンゾチアゾール、ベンズイソチアゾール、ナフト
[2,3-b]チオフェン、フラン、プテリジン、キサンテ
ン、フェノキサチイン、ピロール、イミダゾール、ピラ
ゾール、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジ
ン、インドール、イソインドール、1H-インダゾール、
プリン、4H-キノリジン、イソキノリン、キノリン、フ
タラジン、ナフチリジン、キノキサリン、キナゾリン、
シンノリン、カルバゾール、β-カルボリン、フェナン
トリジン、アクリジン、フェナジン、イソチアゾール、
フェノチアジン、イソオキサゾール、フラザン、フェノ
キサジン、フタルイミドなどの芳香族複素環、またはこ
れらの環 (好ましくは単環) が1ないし複数個 (好まし
くは1または2個) の芳香環 (例、ベンゼン環等) と縮合
して形成された環などが挙げられる。上記「5ないし10
員非芳香族複素環」としては、例えば、ピロリジン、イ
ミダゾリン、ピラゾリジン、ピラゾリン、ピペリジン、
ピペラジン、モルホリン、チオモルホリン、ジオキサゾ
ール、オキサジアゾリン、オキサチアゾール、オキサジ
アゾリン、オキサチアゾール、チアジアゾリン、トリア
ゾリン、チアジアゾール、ジチアゾールなどが挙げられ
る。上記「7ないし10員複素架橋環」としては、例え
ば、キヌクリジン、7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタンな
どが挙げられる。
いてもよい複素環基」の「複素環基」としては、例えば
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれる1または2種、1ないし4個のヘテロ原子を含む5
ないし14員 (単環、2環または3環式) 複素環、好ましく
は (i) 5ないし14員 (好ましくは5ないし10員) 芳香族
複素環、(ii) 5ないし10員非芳香族複素環または (iii)
7ないし10員複素架橋環から任意の1個の水素原子を除
いてできる1価基などが挙げられる。上記「5ないし14員
(好ましくは5ないし10員) の芳香族複素環」として
は、例えば、チオフェン、ベンゾ[b]チオフェン、ベン
ゾ[b]フラン、ベンズイミダゾール、ベンズオキサゾー
ル、ベンゾチアゾール、ベンズイソチアゾール、ナフト
[2,3-b]チオフェン、フラン、プテリジン、キサンテ
ン、フェノキサチイン、ピロール、イミダゾール、ピラ
ゾール、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジ
ン、インドール、イソインドール、1H-インダゾール、
プリン、4H-キノリジン、イソキノリン、キノリン、フ
タラジン、ナフチリジン、キノキサリン、キナゾリン、
シンノリン、カルバゾール、β-カルボリン、フェナン
トリジン、アクリジン、フェナジン、イソチアゾール、
フェノチアジン、イソオキサゾール、フラザン、フェノ
キサジン、フタルイミドなどの芳香族複素環、またはこ
れらの環 (好ましくは単環) が1ないし複数個 (好まし
くは1または2個) の芳香環 (例、ベンゼン環等) と縮合
して形成された環などが挙げられる。上記「5ないし10
員非芳香族複素環」としては、例えば、ピロリジン、イ
ミダゾリン、ピラゾリジン、ピラゾリン、ピペリジン、
ピペラジン、モルホリン、チオモルホリン、ジオキサゾ
ール、オキサジアゾリン、オキサチアゾール、オキサジ
アゾリン、オキサチアゾール、チアジアゾリン、トリア
ゾリン、チアジアゾール、ジチアゾールなどが挙げられ
る。上記「7ないし10員複素架橋環」としては、例え
ば、キヌクリジン、7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタンな
どが挙げられる。
【0012】該「複素環基」として好ましくは、炭素原
子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれ
る1または2種、好ましくは、1ないし4個のヘテロ原子を
含む5ないし10員の (単環式または2環式) 複素環基であ
る。具体的には、例えば2-または3-チエニル、2-,3-ま
たは4-ピリジル、2-または3-フリル、2-,3-,4-,5-また
は8-キノリル、4-イソキノリル、ピラジニル、2-または
4-ピリミジニル、3-ピロリル、2-イミダゾリル、3-ピリ
ダジニル、3-イソチアゾリル、3-イソオキサゾリル、1-
または2-インドリル、2-イソインドリニルなどの芳香族
複素環基、例えば1-,2-または3-ピロリジニル、2-また
は4-イミダゾリニル、2-,3-または4-ピラゾリジニル、
ピペリジノ、2-,3-または4-ピペリジル、1-または2-ピ
ペラジニル、モルホリノ、チオモリホリノなどの非芳香
族複素環基などである。このうち、例えば炭素原子以外
に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1な
いし3個のヘテロ原子を含む5ないし6員の複素環基等が
さらに好ましい。具体的には、2-チエニル、3-チエニ
ル、2-ピリジル、3-ピリジル、4-ピリジル、2-フリル、
3-フリル、ピラジニル、2-ピリミジニル、3-ピロリル、
3-ピリダジニル、3-イソチアゾリル、3-イソオキサゾリ
ル、1-,2-または3-ピロリジニル、2-または4-イミダゾ
リニル、2-,3-または4-ピラゾリジニル、ピペリジノ、2
-,3-または4-ピペリジル、1-または2-ピペラジニル、モ
ルホリノ、チオモルホリノなどが挙げられる。該「置換
基を有していてもよい複素環基」は、例えば前記「置換
基を有していてもよい芳香族基」が有していてもよい置
換基を1〜5個、好ましくは1〜3個有していてもよい。置
換基数が2個以上の場合、各置換基は同一または異なっ
ていてもよい。
子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれ
る1または2種、好ましくは、1ないし4個のヘテロ原子を
含む5ないし10員の (単環式または2環式) 複素環基であ
る。具体的には、例えば2-または3-チエニル、2-,3-ま
たは4-ピリジル、2-または3-フリル、2-,3-,4-,5-また
は8-キノリル、4-イソキノリル、ピラジニル、2-または
4-ピリミジニル、3-ピロリル、2-イミダゾリル、3-ピリ
ダジニル、3-イソチアゾリル、3-イソオキサゾリル、1-
または2-インドリル、2-イソインドリニルなどの芳香族
複素環基、例えば1-,2-または3-ピロリジニル、2-また
は4-イミダゾリニル、2-,3-または4-ピラゾリジニル、
ピペリジノ、2-,3-または4-ピペリジル、1-または2-ピ
ペラジニル、モルホリノ、チオモリホリノなどの非芳香
族複素環基などである。このうち、例えば炭素原子以外
に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1な
いし3個のヘテロ原子を含む5ないし6員の複素環基等が
さらに好ましい。具体的には、2-チエニル、3-チエニ
ル、2-ピリジル、3-ピリジル、4-ピリジル、2-フリル、
3-フリル、ピラジニル、2-ピリミジニル、3-ピロリル、
3-ピリダジニル、3-イソチアゾリル、3-イソオキサゾリ
ル、1-,2-または3-ピロリジニル、2-または4-イミダゾ
リニル、2-,3-または4-ピラゾリジニル、ピペリジノ、2
-,3-または4-ピペリジル、1-または2-ピペラジニル、モ
ルホリノ、チオモルホリノなどが挙げられる。該「置換
基を有していてもよい複素環基」は、例えば前記「置換
基を有していてもよい芳香族基」が有していてもよい置
換基を1〜5個、好ましくは1〜3個有していてもよい。置
換基数が2個以上の場合、各置換基は同一または異なっ
ていてもよい。
【0013】前記「置換基を有していてもよい複素環
基」の「置換基」が「アシル」、「アシルアミノ」また
は「アシルオキシ」の場合、該「アシル」、「アシルア
ミノ」および「アシルオキシ」における「アシル」とし
ては、前記の式: −(C=O)−R1、−(C=O)−OR1、−(C=
O)−NR1R2、−(C=S)−NHR1、−SO2−R1aおよび−SO−R
1aにおいて、R1が (i) 水素原子、(ii) 置換基としてハ
ロゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シア
ノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲ
ン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキルチオ、メルカプト、C6-14アリー
ルチオ、C7-19アラルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、
モノ-C1-6アルキルアミノ、ジ-C1-6アルキルアミノ、カ
ルボキシ、C1-6アルキル-カルボニル、C1-6アルコキシ-
カルボニル、モノ-C1-6アルキル-カルバモイル、ジ-C
1-6アルキル-カルバモイルまたはスルホを1ないし5個有
していてもよい炭化水素基、または (iii) 置換基とし
てハロゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シ
アノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロ
ゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキルチオ、メルカプト、C6-14アリ
ールチオ、C7-19アラルキルチオ、ヒドロキシ、アミ
ノ、モノ-C1-6アルキルアミノ、ジ-C1-6アルキルアミ
ノ、カルボキシ、C1-6アルキル-カルボニル、C1-6アル
コキシ-カルボニル、モノ-C1-6アルキル-カルバモイ
ル、ジ-C1-6アルキル-カルバモイルまたはC6-10アリー
ルオキシを1ないし5個有していてもよい複素環基、R1a
が (i) 置換基としてハロゲン原子、C1-3アルキレンジ
オキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロ
アルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、メ
ルカプト、C6-14アリールチオ、C7-19アラルキルチオ、
ヒドロキシ、アミノ、モノ-C1-6アルキルアミノ、ジ-C
1-6アルキルアミノ、カルボキシ、C1-6アルキル-カルボ
ニル、C1-6アルコキシ-カルボニル、モノ-C1-6アルキル
-カルバモイル、ジ-C1-6アルキル-カルバモイルまたは
スルホを1ないし5個有していてもよい炭化水素基、また
は (ii) 置換基としてハロゲン原子、C1-3アルキレンジ
オキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロ
アルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、メ
ルカプト、C6-14アリールチオ、C7-19アラルキルチオ、
ヒドロキシ、アミノ、モノ-C1-6アルキルアミノ、ジ-C
1-6アルキルアミノ、カルボキシ、C1-6アルキル-カルボ
ニル、C1-6アルコキシ-カルボニル、モノ-C1-6アルキル
-カルバモイル、ジ-C1-6アルキル-カルバモイルまたはC
6-10アリールオキシを1ないし5個有していてもよい複素
環基である場合が好ましい。
基」の「置換基」が「アシル」、「アシルアミノ」また
は「アシルオキシ」の場合、該「アシル」、「アシルア
ミノ」および「アシルオキシ」における「アシル」とし
ては、前記の式: −(C=O)−R1、−(C=O)−OR1、−(C=
O)−NR1R2、−(C=S)−NHR1、−SO2−R1aおよび−SO−R
1aにおいて、R1が (i) 水素原子、(ii) 置換基としてハ
ロゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シア
ノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロゲ
ン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキルチオ、メルカプト、C6-14アリー
ルチオ、C7-19アラルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、
モノ-C1-6アルキルアミノ、ジ-C1-6アルキルアミノ、カ
ルボキシ、C1-6アルキル-カルボニル、C1-6アルコキシ-
カルボニル、モノ-C1-6アルキル-カルバモイル、ジ-C
1-6アルキル-カルバモイルまたはスルホを1ないし5個有
していてもよい炭化水素基、または (iii) 置換基とし
てハロゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シ
アノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロ
ゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキルチオ、メルカプト、C6-14アリ
ールチオ、C7-19アラルキルチオ、ヒドロキシ、アミ
ノ、モノ-C1-6アルキルアミノ、ジ-C1-6アルキルアミ
ノ、カルボキシ、C1-6アルキル-カルボニル、C1-6アル
コキシ-カルボニル、モノ-C1-6アルキル-カルバモイ
ル、ジ-C1-6アルキル-カルバモイルまたはC6-10アリー
ルオキシを1ないし5個有していてもよい複素環基、R1a
が (i) 置換基としてハロゲン原子、C1-3アルキレンジ
オキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロ
アルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、メ
ルカプト、C6-14アリールチオ、C7-19アラルキルチオ、
ヒドロキシ、アミノ、モノ-C1-6アルキルアミノ、ジ-C
1-6アルキルアミノ、カルボキシ、C1-6アルキル-カルボ
ニル、C1-6アルコキシ-カルボニル、モノ-C1-6アルキル
-カルバモイル、ジ-C1-6アルキル-カルバモイルまたは
スルホを1ないし5個有していてもよい炭化水素基、また
は (ii) 置換基としてハロゲン原子、C1-3アルキレンジ
オキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよい
C1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロ
アルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、メ
ルカプト、C6-14アリールチオ、C7-19アラルキルチオ、
ヒドロキシ、アミノ、モノ-C1-6アルキルアミノ、ジ-C
1-6アルキルアミノ、カルボキシ、C1-6アルキル-カルボ
ニル、C1-6アルコキシ-カルボニル、モノ-C1-6アルキル
-カルバモイル、ジ-C1-6アルキル-カルバモイルまたはC
6-10アリールオキシを1ないし5個有していてもよい複素
環基である場合が好ましい。
【0014】R2で示される「C1-6アルキル」としては、
例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチ
ル、ヘキシルなどが挙げられる。R1とR2が隣接する窒素
原子と共に形成する「含窒素非芳香族複素環」として
は、例えば炭素原子以外に少なくとも1個の窒素原子を
含み窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1
ないし3個のヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員
含窒素非芳香族複素環などが挙げられ、例えば、ピペリ
ジン、モルホリン、チオモルホリン、ピペラジン、ピロ
リジンなどが挙げられる。前記「アシル」として好まし
くは、ホルミル、カルボキシ、カルバモイル、C1-6アル
キル-カルボニル (例、アセチル、プロピオニルなど)、
C1-6アルコキシ-カルボニル (例、メトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、tert
-ブトキシカルボニルなど)、C6-14アリール-カルボニル
(例、ベンゾイル、1-ナフトイル、2-ナフトイルな
ど)、C6-14アリールオキシ-カルボニル (例、フェノキ
シカルボニルなど)、C7-16アラルキルオキシ-カルボニ
ル (例、ベンジルオキシカルボニル、フェネチルオキシ
カルボニルなど)、5〜6員複素環カルボニル (例、ニコ
チノイル、イソニコチノイル、テノイル、フロイル、モ
ルホリノカルボニル、チオモルホリノカルボニル、ピペ
ラジン-1-イルカルボニル、ピロリジン-1-イルカルボニ
ルなど)、モノ-C1-6アルキル-カルバモイル (例、メチ
ルカルバモイル、エチルカルバモイルなど)、ジ-C1-6ア
ルキル-カルバモイル(例、ジメチルカルバモイル、ジエ
チルカルバモイル、エチルメチルカルバモイルなど)、C
6-14アリール-カルバモイル (例、フェニルカルバモイ
ル、1-ナフチルカルバモイル、2-ナフチルカルバモイル
など)、5〜6員複素環カルバモイル (例、2-ピリジルカ
ルバモイル、3-ピリジルカルバモイル、4-ピリジルカル
バモイル、2-チエニルカルバモイル、3-チエニルカルバ
モイルなど)、C1-6アルキルスルホニル (例、メチルス
ルホニル、エチルスルホニルなど)、C6-14アリールスル
ホニル (例、フェニルスルホニル、1-ナフチルスルホニ
ル、2-ナフチルスルホニルなど) などである。
例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチ
ル、ヘキシルなどが挙げられる。R1とR2が隣接する窒素
原子と共に形成する「含窒素非芳香族複素環」として
は、例えば炭素原子以外に少なくとも1個の窒素原子を
含み窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1
ないし3個のヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員
含窒素非芳香族複素環などが挙げられ、例えば、ピペリ
ジン、モルホリン、チオモルホリン、ピペラジン、ピロ
リジンなどが挙げられる。前記「アシル」として好まし
くは、ホルミル、カルボキシ、カルバモイル、C1-6アル
キル-カルボニル (例、アセチル、プロピオニルなど)、
C1-6アルコキシ-カルボニル (例、メトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、tert
-ブトキシカルボニルなど)、C6-14アリール-カルボニル
(例、ベンゾイル、1-ナフトイル、2-ナフトイルな
ど)、C6-14アリールオキシ-カルボニル (例、フェノキ
シカルボニルなど)、C7-16アラルキルオキシ-カルボニ
ル (例、ベンジルオキシカルボニル、フェネチルオキシ
カルボニルなど)、5〜6員複素環カルボニル (例、ニコ
チノイル、イソニコチノイル、テノイル、フロイル、モ
ルホリノカルボニル、チオモルホリノカルボニル、ピペ
ラジン-1-イルカルボニル、ピロリジン-1-イルカルボニ
ルなど)、モノ-C1-6アルキル-カルバモイル (例、メチ
ルカルバモイル、エチルカルバモイルなど)、ジ-C1-6ア
ルキル-カルバモイル(例、ジメチルカルバモイル、ジエ
チルカルバモイル、エチルメチルカルバモイルなど)、C
6-14アリール-カルバモイル (例、フェニルカルバモイ
ル、1-ナフチルカルバモイル、2-ナフチルカルバモイル
など)、5〜6員複素環カルバモイル (例、2-ピリジルカ
ルバモイル、3-ピリジルカルバモイル、4-ピリジルカル
バモイル、2-チエニルカルバモイル、3-チエニルカルバ
モイルなど)、C1-6アルキルスルホニル (例、メチルス
ルホニル、エチルスルホニルなど)、C6-14アリールスル
ホニル (例、フェニルスルホニル、1-ナフチルスルホニ
ル、2-ナフチルスルホニルなど) などである。
【0015】前記「アシルアミノ」としては、例えば、
前記「置換基を有していてもよい芳香族基」の「置換
基」において詳述した「アシル」で1ないし2個置換され
たアミノが挙げられ、好ましくは、式:−NR3COR4、−N
R3COOR4aまたは −NR3SO2R4a〔式中、R3は水素原子また
はハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、R4は水素
原子、置換基を有していてもよい炭化水素基または置換
基を有していてもよい複素環基、R4aは置換基を有して
いてもよい炭化水素基または置換基を有していてもよい
複素環基を示す〕で表されるアシルアミノなどが挙げら
れる。R3で示される「ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル」としては、前記Ar1またはAr2で示される「置
換基を有していてもよい芳香族基」の「置換基」で詳述
したものと同様のものが挙げられる。R4またはR4aで示
される「置換基を有していてもよい炭化水素基」および
「置換基を有していてもよい複素環基」は、前記R1で示
される「置換基を有していてもよい炭化水素基」および
「置換基を有していてもよい複素環基」と同様のものが
それぞれ挙げられる。「アシルアミノ」として、好まし
くは、ホルミルアミノ、C1-6アルキル-カルボキサミド
(例、アセトアミドなど)、C6-14アリール-カルボキサミ
ド (例、ベンゼンカルボキサミド、ナフタレンカルボキ
サミドなど)、C1-6アルコキシ-カルボキサミド (例、メ
トキシカルボキサミド、エトキシカルボキサミド、プロ
ポキシカルボキサミド、ブトキシカルボキサミドな
ど)、C1-6アルキルスルホニルアミノ (例、メチルスル
ホニルアミノ、エチルスルホニルアミノなど) 、C6-14
アリールスルホニルアミノ (例、フェニルスルホニルア
ミノ、2-ナフチルスルホニルアミノ、1-ナフチルスルホ
ニルアミノなど) などが挙げられる。
前記「置換基を有していてもよい芳香族基」の「置換
基」において詳述した「アシル」で1ないし2個置換され
たアミノが挙げられ、好ましくは、式:−NR3COR4、−N
R3COOR4aまたは −NR3SO2R4a〔式中、R3は水素原子また
はハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、R4は水素
原子、置換基を有していてもよい炭化水素基または置換
基を有していてもよい複素環基、R4aは置換基を有して
いてもよい炭化水素基または置換基を有していてもよい
複素環基を示す〕で表されるアシルアミノなどが挙げら
れる。R3で示される「ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル」としては、前記Ar1またはAr2で示される「置
換基を有していてもよい芳香族基」の「置換基」で詳述
したものと同様のものが挙げられる。R4またはR4aで示
される「置換基を有していてもよい炭化水素基」および
「置換基を有していてもよい複素環基」は、前記R1で示
される「置換基を有していてもよい炭化水素基」および
「置換基を有していてもよい複素環基」と同様のものが
それぞれ挙げられる。「アシルアミノ」として、好まし
くは、ホルミルアミノ、C1-6アルキル-カルボキサミド
(例、アセトアミドなど)、C6-14アリール-カルボキサミ
ド (例、ベンゼンカルボキサミド、ナフタレンカルボキ
サミドなど)、C1-6アルコキシ-カルボキサミド (例、メ
トキシカルボキサミド、エトキシカルボキサミド、プロ
ポキシカルボキサミド、ブトキシカルボキサミドな
ど)、C1-6アルキルスルホニルアミノ (例、メチルスル
ホニルアミノ、エチルスルホニルアミノなど) 、C6-14
アリールスルホニルアミノ (例、フェニルスルホニルア
ミノ、2-ナフチルスルホニルアミノ、1-ナフチルスルホ
ニルアミノなど) などが挙げられる。
【0016】前記「アシルオキシ」としては、例えば、
前記「置換基を有していてもよい芳香族基」の「置換
基」において詳述した「アシル」1個で置換されたオキ
シが挙げられ、好ましくは、式:−O−COR5、−O−COOR
5または −O−CONR5R6〔式中、R5は置換基を有していて
もよい炭化水素基または置換基を有していてもよい複素
環基、 R6は水素原子またはC1-6アルキルを示すか、あ
るいはR5とR6は隣接する窒素原子と共に含窒素複素環を
形成していてもよい〕で表されるアシルオキシなどが挙
げられる。R5で示される「置換基を有していてもよい炭
化水素基」および「置換基を有していてもよい複素環
基」は、R1で示される「置換基を有していてもよい炭化
水素基」および「置換基を有していてもよい複素環基」
と同様のものがそれぞれ挙げられる。 R6で示される「C
1-6アルキル」としては、R2で示される「C1-6アルキ
ル」と同様のものが挙げられる。R5とR6が隣接する窒素
原子と共に形成する「含窒素複素環」としては、前記R1
とR2とで形成される「含窒素非芳香族複素環」と同様の
ものが挙げられる。「アシルオキシ」として、好ましく
は、C1-6アルキル-カルボニルオキシ (例、アセトキ
シ、プロピオニルオキシなど)、C6-14アリール-カルボ
ニルオキシ (例、ベンゾイルオキシ、ナフチルカルボニ
ルオキシなど)、C1-6アルコキシ-カルボニルオキシ
(例、メトキシカルボニルオキシ、エトキシカルボニル
オキシ、プロポキシカルボニルオキシ、ブトキシカルボ
ニルオキシなど)、モノ-C1-6アルキル-カルバモイルオ
キシ (例、メチルカルバモイルオキシ、エチルカルバモ
イルオキシなど)、ジ-C1-6アルキル-カルバモイルオキ
シ (例、ジメチルカルバモイルオキシ、ジエチルカルバ
モイルオキシなど)、C6-14アリール-カルバモイルオキ
シ (例、フェニルカルバモイルオキシ、ナフチルカルバ
モイルオキシなど)、ニコチノイルオキシなどが挙げら
れる。
前記「置換基を有していてもよい芳香族基」の「置換
基」において詳述した「アシル」1個で置換されたオキ
シが挙げられ、好ましくは、式:−O−COR5、−O−COOR
5または −O−CONR5R6〔式中、R5は置換基を有していて
もよい炭化水素基または置換基を有していてもよい複素
環基、 R6は水素原子またはC1-6アルキルを示すか、あ
るいはR5とR6は隣接する窒素原子と共に含窒素複素環を
形成していてもよい〕で表されるアシルオキシなどが挙
げられる。R5で示される「置換基を有していてもよい炭
化水素基」および「置換基を有していてもよい複素環
基」は、R1で示される「置換基を有していてもよい炭化
水素基」および「置換基を有していてもよい複素環基」
と同様のものがそれぞれ挙げられる。 R6で示される「C
1-6アルキル」としては、R2で示される「C1-6アルキ
ル」と同様のものが挙げられる。R5とR6が隣接する窒素
原子と共に形成する「含窒素複素環」としては、前記R1
とR2とで形成される「含窒素非芳香族複素環」と同様の
ものが挙げられる。「アシルオキシ」として、好ましく
は、C1-6アルキル-カルボニルオキシ (例、アセトキ
シ、プロピオニルオキシなど)、C6-14アリール-カルボ
ニルオキシ (例、ベンゾイルオキシ、ナフチルカルボニ
ルオキシなど)、C1-6アルコキシ-カルボニルオキシ
(例、メトキシカルボニルオキシ、エトキシカルボニル
オキシ、プロポキシカルボニルオキシ、ブトキシカルボ
ニルオキシなど)、モノ-C1-6アルキル-カルバモイルオ
キシ (例、メチルカルバモイルオキシ、エチルカルバモ
イルオキシなど)、ジ-C1-6アルキル-カルバモイルオキ
シ (例、ジメチルカルバモイルオキシ、ジエチルカルバ
モイルオキシなど)、C6-14アリール-カルバモイルオキ
シ (例、フェニルカルバモイルオキシ、ナフチルカルバ
モイルオキシなど)、ニコチノイルオキシなどが挙げら
れる。
【0017】前記R1またはR1aで示される「置換基を有
していてもよい炭化水素基」の「置換基」として例示さ
れている「置換基を有していてもよい芳香族基」の「芳
香族基」としては、例えば前記Ar1またはAr2で示される
「置換基を有していてもよい芳香族基」の「芳香族基」
と同様のものが挙げられる。該「置換基を有していても
よい芳香族基」の「置換基」としては、例えばハロゲン
原子 (例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-3ア
ルキレンジオキシ (例、メチレンジオキシ、エチレンジ
オキシなど)、ニトロ、シアノ、置換基を有していても
よいC1-6アルキル、置換基を有していてもよいC2-6アル
ケニル、ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル、
ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、置換
基を有していてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、
モノ-C1-6アルキルアミノ (例、メチルアミノ、エチル
アミノ、プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、ブチル
アミノなど)、ジ-C1-6アルキルアミノ (例、ジメチルア
ミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジブチルア
ミノ、エチルメチルアミノなど)、ホルミル、カルボキ
シ、カルバモイル、C1-6アルキル-カルボニル (例、ア
セチル、プロピオニルなど)、C1-6アルコキシ-カルボニ
ル (例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プ
ロポキシカルボニル、tert-ブトキシカルボニルなど)、
C6-14アリール-カルボニル (例、ベンゾイル、1-ナフト
イル、2-ナフトイルなど)、C6-14アリールオキシ-カル
ボニル (例、フェノキシカルボニルなど)、C7-16アラル
キルオキシ-カルボニル (例、ベンジルオキシカルボニ
ル、フェネチルオキシカルボニルなど)、モノ-C1-6アル
キル-カルバモイル (例、メチルカルバモイル、エチル
カルバモイルなど)、ジ-C1-6アルキル-カルバモイル
(例、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル、
エチルメチルカルバモイルなど)、C1-6アルキルスルホ
ニル (例、メチルスルホニル、エチルスルホニルな
ど)、ホルミルアミノ、C1-6アルキル-カルボキサミド
(例、アセトアミドなど)、C1-6アルコキシ-カルボキサ
ミド (例、メトキシカルボキサミド、エトキシカルボキ
サミド、プロポキシカルボキサミドなど)、C1-6アルキ
ル-カルボニルオキシ (例、アセトキシ、プロピオニル
オキシなど)、C1-6アルコキシ-カルボニルオキシ (例、
メトキシカルボニルオキシ、エトキシカルボニルオキ
シ、プロポキシカルボニルオキシ、ブトキシカルボニル
オキシなど)、モノ-C1-6アルキル-カルバモイルオキシ
(例、メチルカルバモイルオキシ、エチルカルバモイル
オキシなど) などが1ないし5個挙げられる。これら「置
換基を有していてもよいC1-6アルキル」、「置換基を有
していてもよいC2-6アルケニル」、「ハロゲン化されて
いてもよいC2-6アルキニル」、「ハロゲン化されていて
もよいC3-6シクロアルキル」、「置換基を有していても
よいC1-6アルコキシ」および「ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキルチオ」は、前記と同様のものが挙げら
れる。
していてもよい炭化水素基」の「置換基」として例示さ
れている「置換基を有していてもよい芳香族基」の「芳
香族基」としては、例えば前記Ar1またはAr2で示される
「置換基を有していてもよい芳香族基」の「芳香族基」
と同様のものが挙げられる。該「置換基を有していても
よい芳香族基」の「置換基」としては、例えばハロゲン
原子 (例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-3ア
ルキレンジオキシ (例、メチレンジオキシ、エチレンジ
オキシなど)、ニトロ、シアノ、置換基を有していても
よいC1-6アルキル、置換基を有していてもよいC2-6アル
ケニル、ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル、
ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、置換
基を有していてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、
モノ-C1-6アルキルアミノ (例、メチルアミノ、エチル
アミノ、プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、ブチル
アミノなど)、ジ-C1-6アルキルアミノ (例、ジメチルア
ミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジブチルア
ミノ、エチルメチルアミノなど)、ホルミル、カルボキ
シ、カルバモイル、C1-6アルキル-カルボニル (例、ア
セチル、プロピオニルなど)、C1-6アルコキシ-カルボニ
ル (例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プ
ロポキシカルボニル、tert-ブトキシカルボニルなど)、
C6-14アリール-カルボニル (例、ベンゾイル、1-ナフト
イル、2-ナフトイルなど)、C6-14アリールオキシ-カル
ボニル (例、フェノキシカルボニルなど)、C7-16アラル
キルオキシ-カルボニル (例、ベンジルオキシカルボニ
ル、フェネチルオキシカルボニルなど)、モノ-C1-6アル
キル-カルバモイル (例、メチルカルバモイル、エチル
カルバモイルなど)、ジ-C1-6アルキル-カルバモイル
(例、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル、
エチルメチルカルバモイルなど)、C1-6アルキルスルホ
ニル (例、メチルスルホニル、エチルスルホニルな
ど)、ホルミルアミノ、C1-6アルキル-カルボキサミド
(例、アセトアミドなど)、C1-6アルコキシ-カルボキサ
ミド (例、メトキシカルボキサミド、エトキシカルボキ
サミド、プロポキシカルボキサミドなど)、C1-6アルキ
ル-カルボニルオキシ (例、アセトキシ、プロピオニル
オキシなど)、C1-6アルコキシ-カルボニルオキシ (例、
メトキシカルボニルオキシ、エトキシカルボニルオキ
シ、プロポキシカルボニルオキシ、ブトキシカルボニル
オキシなど)、モノ-C1-6アルキル-カルバモイルオキシ
(例、メチルカルバモイルオキシ、エチルカルバモイル
オキシなど) などが1ないし5個挙げられる。これら「置
換基を有していてもよいC1-6アルキル」、「置換基を有
していてもよいC2-6アルケニル」、「ハロゲン化されて
いてもよいC2-6アルキニル」、「ハロゲン化されていて
もよいC3-6シクロアルキル」、「置換基を有していても
よいC1-6アルコキシ」および「ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキルチオ」は、前記と同様のものが挙げら
れる。
【0018】Ar1およびAr2は、好ましくは、置換基をそ
れぞれ有していてもよいC6-14アリール (例えば、フェ
ニル、1-ナフチル、2-ナフチル、1-インデニル、アンス
リルなど) またはC6-14キノニル (例えば、インダン-4,
7-ジオン-5-イル、p-ベンゾキノン-2-イル、1,4-ナフト
キノン-2-イル、5,8-ジオキソ-5,8-ジヒドロキノリン-6
-イルなど) である。さらに好ましくは、置換基をそれ
ぞれ有していてもよいフェニル、1,4-ナフトキノン-2-
イルなどである。
れぞれ有していてもよいC6-14アリール (例えば、フェ
ニル、1-ナフチル、2-ナフチル、1-インデニル、アンス
リルなど) またはC6-14キノニル (例えば、インダン-4,
7-ジオン-5-イル、p-ベンゾキノン-2-イル、1,4-ナフト
キノン-2-イル、5,8-ジオキソ-5,8-ジヒドロキノリン-6
-イルなど) である。さらに好ましくは、置換基をそれ
ぞれ有していてもよいフェニル、1,4-ナフトキノン-2-
イルなどである。
【0019】Qで示される「酸素原子、酸化されていて
もよい硫黄原子および置換基を有していてもよいイミノ
から選ばれる2価基を介していてもよく、かつ置換基を
有していてもよい2価の鎖状脂肪族炭化水素基」の「酸
素原子、酸化されていてもよい硫黄原子および置換基を
有していてもよいイミノから選ばれる2価基を介してい
てもよい2価の鎖状脂肪族炭化水素基」としては、例え
ば酸素原子、酸化されていてもよい硫黄原子および(ま
たは)置換基を有していてもよいイミノを炭素原子間あ
るいは末端のいずれの位置に1ないし2個、好ましくは1
個含んでいてもよい、2価の鎖状脂肪族炭化水素基を示
す。「酸化されていてもよい硫黄原子」としては、S、S
OまたはSO2 が挙げられる。「置換基を有していてもよ
いイミノ」の「置換基」としては、例えば置換基を有し
ていてもよい炭化水素基、アシルなどが挙げられる。該
「置換基を有していてもよい炭化水素基」としては、前
記R1で示される「置換基を有していてもよい炭化水素
基」と同様のものが挙げられる。該「アシル」として
は、例えばホルミル、C1-6アルキル-カルボニル (例、
アセチル、プロピオニルなど)、C1-6アルコキシ-カルボ
ニル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、
プロポキシカルボニル、tert-ブトキシカルボニルな
ど)、C6-14アリール-カルボニル (例、ベンゾイル、1-
ナフトイル、2-ナフトイルなど)、C1-6アルキルスルホ
ニル (例、メチルスルホニル、エチルスルホニルな
ど)、C6-14アリールスルホニル (例、フェニルスルホニ
ル、1-ナフチルスルホニル、2-ナフチルスルホニルな
ど) などが挙げられる。「2価の鎖状脂肪族炭化水素
基」としては、例えばアルキレン、アルケニレン、アル
キニレン等が挙げられる。このうち、炭素数1ないし10
の直鎖状の脂肪族炭化水素基が好ましく、さらに好まし
くはC1-10アルキレン、C2-10アルケニレン、C2-10アル
キニレン等である。「C1-10アルキレン」としては、例
えば −CH2−、−(CH2)2−、−(CH2)3−、−(CH2)4−、
−(CH2)5−、−(CH2)6−、−(CH2)7−、−(CH2)8−、−
(CH2)9−、−(CH2)10− 等が挙げられる。「C2-10アル
ケニレン」としては、例えば −CH=CH−、−CH2−CH=CH
−、−CH2−CH=CH−CH2−、−CH2−CH2−CH=CH−、−CH
=CH−CH=CH−、−CH=CH−CH2−CH2−CH2−、−CH2−CH2
−CH2−CH2−CH=CH− 等が挙げられる。「C2-10アルキ
ニレン」としては、例えば
もよい硫黄原子および置換基を有していてもよいイミノ
から選ばれる2価基を介していてもよく、かつ置換基を
有していてもよい2価の鎖状脂肪族炭化水素基」の「酸
素原子、酸化されていてもよい硫黄原子および置換基を
有していてもよいイミノから選ばれる2価基を介してい
てもよい2価の鎖状脂肪族炭化水素基」としては、例え
ば酸素原子、酸化されていてもよい硫黄原子および(ま
たは)置換基を有していてもよいイミノを炭素原子間あ
るいは末端のいずれの位置に1ないし2個、好ましくは1
個含んでいてもよい、2価の鎖状脂肪族炭化水素基を示
す。「酸化されていてもよい硫黄原子」としては、S、S
OまたはSO2 が挙げられる。「置換基を有していてもよ
いイミノ」の「置換基」としては、例えば置換基を有し
ていてもよい炭化水素基、アシルなどが挙げられる。該
「置換基を有していてもよい炭化水素基」としては、前
記R1で示される「置換基を有していてもよい炭化水素
基」と同様のものが挙げられる。該「アシル」として
は、例えばホルミル、C1-6アルキル-カルボニル (例、
アセチル、プロピオニルなど)、C1-6アルコキシ-カルボ
ニル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、
プロポキシカルボニル、tert-ブトキシカルボニルな
ど)、C6-14アリール-カルボニル (例、ベンゾイル、1-
ナフトイル、2-ナフトイルなど)、C1-6アルキルスルホ
ニル (例、メチルスルホニル、エチルスルホニルな
ど)、C6-14アリールスルホニル (例、フェニルスルホニ
ル、1-ナフチルスルホニル、2-ナフチルスルホニルな
ど) などが挙げられる。「2価の鎖状脂肪族炭化水素
基」としては、例えばアルキレン、アルケニレン、アル
キニレン等が挙げられる。このうち、炭素数1ないし10
の直鎖状の脂肪族炭化水素基が好ましく、さらに好まし
くはC1-10アルキレン、C2-10アルケニレン、C2-10アル
キニレン等である。「C1-10アルキレン」としては、例
えば −CH2−、−(CH2)2−、−(CH2)3−、−(CH2)4−、
−(CH2)5−、−(CH2)6−、−(CH2)7−、−(CH2)8−、−
(CH2)9−、−(CH2)10− 等が挙げられる。「C2-10アル
ケニレン」としては、例えば −CH=CH−、−CH2−CH=CH
−、−CH2−CH=CH−CH2−、−CH2−CH2−CH=CH−、−CH
=CH−CH=CH−、−CH=CH−CH2−CH2−CH2−、−CH2−CH2
−CH2−CH2−CH=CH− 等が挙げられる。「C2-10アルキ
ニレン」としては、例えば
【化20】 等が挙げられる。
【0020】「酸素原子、酸化されていてもよい硫黄原
子および置換基を有していてもよいイミノから選ばれる
2価基を介していてもよい2価の鎖状脂肪族炭化水素基」
としては、例えばC1-10アルキレン、C2-10アルケニレ
ン、C2-10アルキニレン、式:−(CH2)m−Qa−(CH2)n−
〔式中、Qaは、酸素原子、酸化されていてもよい硫黄原
子または置換基を有していてもよいイミノ、mおよびnは
それぞれ0ないし9の整数、m+nは0ないし9の整数を示
す〕で表される基などが挙げられる。このうち、好まし
くは、C3-10アルキレン、C3-10アルケニレン、C3-10ア
ルキニレン、式:−(CH2)m−Qb−(CH2)n− 〔式中、Qb
は、酸素原子または酸化されていてもよい硫黄原子、m
およびnはそれぞれ0ないし9の整数、m+nは0ないし9の
整数を示す〕で表される基である。さらに好ましくはC
3-7アルキレンである。Qで示される「酸素原子、酸化さ
れていてもよい硫黄原子および置換基を有していてもよ
いイミノから選ばれる2価基を介していてもよく、かつ
置換基を有していてもよい2価の鎖状脂肪族炭化水素
基」の「酸素原子、酸化されていてもよい硫黄原子およ
び置換基を有していてもよいイミノから選ばれる2価基
を介していてもよい2価の鎖状脂肪族炭化水素基」が有
していてもよい「置換基」としては、例えばC1-6アルキ
ル (例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチ
ル、ヘキシルなど) 1ないし3個が挙げられる。Qは好ま
しくは、C3-10アルキレンである。さらに好ましくはC
3-7アルキレンである。
子および置換基を有していてもよいイミノから選ばれる
2価基を介していてもよい2価の鎖状脂肪族炭化水素基」
としては、例えばC1-10アルキレン、C2-10アルケニレ
ン、C2-10アルキニレン、式:−(CH2)m−Qa−(CH2)n−
〔式中、Qaは、酸素原子、酸化されていてもよい硫黄原
子または置換基を有していてもよいイミノ、mおよびnは
それぞれ0ないし9の整数、m+nは0ないし9の整数を示
す〕で表される基などが挙げられる。このうち、好まし
くは、C3-10アルキレン、C3-10アルケニレン、C3-10ア
ルキニレン、式:−(CH2)m−Qb−(CH2)n− 〔式中、Qb
は、酸素原子または酸化されていてもよい硫黄原子、m
およびnはそれぞれ0ないし9の整数、m+nは0ないし9の
整数を示す〕で表される基である。さらに好ましくはC
3-7アルキレンである。Qで示される「酸素原子、酸化さ
れていてもよい硫黄原子および置換基を有していてもよ
いイミノから選ばれる2価基を介していてもよく、かつ
置換基を有していてもよい2価の鎖状脂肪族炭化水素
基」の「酸素原子、酸化されていてもよい硫黄原子およ
び置換基を有していてもよいイミノから選ばれる2価基
を介していてもよい2価の鎖状脂肪族炭化水素基」が有
していてもよい「置換基」としては、例えばC1-6アルキ
ル (例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチ
ル、ヘキシルなど) 1ないし3個が挙げられる。Qは好ま
しくは、C3-10アルキレンである。さらに好ましくはC
3-7アルキレンである。
【0021】Xで示される「電子吸引基」としては、例え
ばアシル、ニトロ、シアノなどが挙げられる。該「アシ
ル」としては、例えばホルミル、カルボキシ、 C1-6ア
ルキル-カルボニル (例、アセチル、プロピオニルな
ど)、C1-6アルコキシ-カルボニル (例、メトキシカルボ
ニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、te
rt-ブトキシカルボニルなど) などである。Xで示される
「電子吸引基」として、好ましくはシアノである。Xで示
される「置換基を有していてもよい芳香族基」としては、
前記Ar1またはAr2で示される「置換基を有していてもよ
い芳香族基」と同様のものが挙げられる。Xは、好ましく
は、水素原子またはシアノである。A環で示される「置
換基を有していてもよい含窒素5ないし7員環」の「含窒
素5ないし7員環」としては、例えば炭素原子以外に少な
くとも1個の窒素原子を含み窒素原子、硫黄原子および
酸素原子から選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を含んで
いてもよい含窒素5ないし7員複素環などが挙げられ、例
えば含窒素非芳香族5ないし7員環 (例、ピロリジン、イ
ミダゾリン、ピラゾリジン、ピラゾリン、ピペリジン、
ピペラジン、モルホリン、チオモルホリン、ジオキサゾ
ール、オキサジアゾリン、オキサチアゾール、オキサジ
アゾリン、オキサチアゾール、チアジアゾリン、トリア
ゾリン、チアジアゾール、ジチアゾールなど)、含窒素
芳香族5または6員環 (例、ピロール、イミダゾール、ピ
ラゾール、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジ
ンなど) などが挙げられる。このうち好ましくは含窒素
非芳香族5ないし7員環である。特に好ましくは含窒素非
芳香族5員環である。A環は炭素原子を介してQと結合す
ることが好ましい。該「含窒素非芳香族5員環」として
は、例えば式
ばアシル、ニトロ、シアノなどが挙げられる。該「アシ
ル」としては、例えばホルミル、カルボキシ、 C1-6ア
ルキル-カルボニル (例、アセチル、プロピオニルな
ど)、C1-6アルコキシ-カルボニル (例、メトキシカルボ
ニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、te
rt-ブトキシカルボニルなど) などである。Xで示される
「電子吸引基」として、好ましくはシアノである。Xで示
される「置換基を有していてもよい芳香族基」としては、
前記Ar1またはAr2で示される「置換基を有していてもよ
い芳香族基」と同様のものが挙げられる。Xは、好ましく
は、水素原子またはシアノである。A環で示される「置
換基を有していてもよい含窒素5ないし7員環」の「含窒
素5ないし7員環」としては、例えば炭素原子以外に少な
くとも1個の窒素原子を含み窒素原子、硫黄原子および
酸素原子から選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を含んで
いてもよい含窒素5ないし7員複素環などが挙げられ、例
えば含窒素非芳香族5ないし7員環 (例、ピロリジン、イ
ミダゾリン、ピラゾリジン、ピラゾリン、ピペリジン、
ピペラジン、モルホリン、チオモルホリン、ジオキサゾ
ール、オキサジアゾリン、オキサチアゾール、オキサジ
アゾリン、オキサチアゾール、チアジアゾリン、トリア
ゾリン、チアジアゾール、ジチアゾールなど)、含窒素
芳香族5または6員環 (例、ピロール、イミダゾール、ピ
ラゾール、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジ
ンなど) などが挙げられる。このうち好ましくは含窒素
非芳香族5ないし7員環である。特に好ましくは含窒素非
芳香族5員環である。A環は炭素原子を介してQと結合す
ることが好ましい。該「含窒素非芳香族5員環」として
は、例えば式
【化21】 〔式中、Y1およびY2はそれぞれ酸素原子、酸化されてい
てもよい硫黄原子または置換基を有していてもよいイミ
ノを示す〕で表される環などが挙げられる。「酸化され
ていてもよい硫黄原子」および「置換基を有していても
よいイミノ」としては、前記の「酸化されていてもよい
硫黄原子」および「置換基を有していてもよいイミノ」
がそれぞれ挙げられる。Y1およびY2は、好ましくはそれ
ぞれ酸素原子およびイミノである。さらに好ましくは酸
素原子である。
てもよい硫黄原子または置換基を有していてもよいイミ
ノを示す〕で表される環などが挙げられる。「酸化され
ていてもよい硫黄原子」および「置換基を有していても
よいイミノ」としては、前記の「酸化されていてもよい
硫黄原子」および「置換基を有していてもよいイミノ」
がそれぞれ挙げられる。Y1およびY2は、好ましくはそれ
ぞれ酸素原子およびイミノである。さらに好ましくは酸
素原子である。
【0022】A環で示される「置換基を有していてもよ
い含窒素5ないし7員環」の「含窒素5ないし7員環」の
「置換基」としては、前記Ar1またはAr2で示される「置
換基を有していてもよい芳香族基」の「置換基」と同様
のものが同個数挙げられる。また、該「含窒素5ないし7
員環」の環上の炭素原子が2個の「置換基を有していて
もよいC1-6アルキル」で同時に置換される場合、これら
2個の「置換基を有していてもよいC1-6アルキル」は隣
接する炭素原子とともに置換基を有していてもよい3な
いし7員環を形成してもよい。該「置換基を有していて
もよい3ないし7員環」としては、後述のR7とR8とが隣接
する炭素原子とともに形成する「置換基を有していても
よい3ないし7員環」と同様のものが挙げられる。
い含窒素5ないし7員環」の「含窒素5ないし7員環」の
「置換基」としては、前記Ar1またはAr2で示される「置
換基を有していてもよい芳香族基」の「置換基」と同様
のものが同個数挙げられる。また、該「含窒素5ないし7
員環」の環上の炭素原子が2個の「置換基を有していて
もよいC1-6アルキル」で同時に置換される場合、これら
2個の「置換基を有していてもよいC1-6アルキル」は隣
接する炭素原子とともに置換基を有していてもよい3な
いし7員環を形成してもよい。該「置換基を有していて
もよい3ないし7員環」としては、後述のR7とR8とが隣接
する炭素原子とともに形成する「置換基を有していても
よい3ないし7員環」と同様のものが挙げられる。
【0023】A環は好ましくは、置換基を有していても
よい含窒素非芳香族5員環である。該「置換基を有して
いてもよい含窒素非芳香族5員環」として好ましくは、
式
よい含窒素非芳香族5員環である。該「置換基を有して
いてもよい含窒素非芳香族5員環」として好ましくは、
式
【化22】 〔式中、Y3およびY4はそれぞれ酸素原子、酸化されてい
てもよい硫黄原子または置換基を有していてもよいイミ
ノ、R7およびR8はそれぞれ水素原子または置換基を有し
ていてもよい炭化水素基を示すか、あるいはR7とR8とで
隣接する炭素原子とともに置換基を有していてもよい3
ないし7員環を形成する〕で表される環などが挙げられ
る。Y3またはY4で示される「酸化されていてもよい硫黄
原子」は、前記Y1またはY2で示される「酸化されていて
もよい硫黄原子」と同様のものである。Y3またはY4で示
される「置換基を有していてもよいイミノ」としては、
前記Y1またはY2で示される「置換基を有していてもよい
イミノ」と同様のものが挙げられ、このうち好ましく
は、イミノ、ホルミルイミノ、C1-6アルキル-カルボニ
ルイミノ (例、アセチルイミノ、プロピオニルイミノな
ど)、C1-6アルコキシ-カルボニルイミノ (例、メトキシ
カルボニルイミノ、エトキシカルボニルイミノ、プロポ
キシカルボニルイミノ、tert-ブトキシカルボニルイミ
ノなど)、C6-14アリール-カルボニルイミノ (例、ベン
ゾイルイミノ、1-ナフトイルイミノ、2-ナフトイルイミ
ノなど)、C1-6アルキルスルホニルイミノ (例、メチル
スルホニルイミノ、エチルスルホニルイミノなど)、C
6-14アリールスルホニルイミノ (例、フェニルスルホニ
ルイミノ、1-ナフチルスルホニルイミノ、2-ナフチルス
ルホニルイミノなど) などである。Y3およびY4の組み合
わせとしては、例えば以下の組み合わせなどが挙げられ
る。 (i) Y3がOおよびY4がO(1,4,2-ジオキサゾール)、(ii)
Y3がOおよびY4がS(1,3,4-オキサチアゾール)、(iii)
Y3がSおよびY4がO(1,4,2-オキサチアゾール)、(iv)
Y3がSおよびY4がS(1,4,2-ジチアゾール)、(v) Y3が置
換基を有していてもよいイミノおよびY4がO(1,2,4-オ
キサジアゾリンなど)、(vi) Y3がOおよびY4が置換基を
有していてもよいイミノ(1,3,4-オキサジアゾリンな
ど)、(vii) Y3が置換基を有していてもよいイミノおよ
びY4がS(1,2,4-チアジアゾールなど)、(viii) Y3がS
およびY4が置換基を有していてもよいイミノ(1,3,4-チ
アジアゾリンなど)、(ix) Y3が置換基を有していても
よいイミノおよびY4が置換基を有していてもよいイミノ
(1,2,4-トリアゾリンなど) このうち好ましくは Y3がOおよびY4がOである場合であ
る。
てもよい硫黄原子または置換基を有していてもよいイミ
ノ、R7およびR8はそれぞれ水素原子または置換基を有し
ていてもよい炭化水素基を示すか、あるいはR7とR8とで
隣接する炭素原子とともに置換基を有していてもよい3
ないし7員環を形成する〕で表される環などが挙げられ
る。Y3またはY4で示される「酸化されていてもよい硫黄
原子」は、前記Y1またはY2で示される「酸化されていて
もよい硫黄原子」と同様のものである。Y3またはY4で示
される「置換基を有していてもよいイミノ」としては、
前記Y1またはY2で示される「置換基を有していてもよい
イミノ」と同様のものが挙げられ、このうち好ましく
は、イミノ、ホルミルイミノ、C1-6アルキル-カルボニ
ルイミノ (例、アセチルイミノ、プロピオニルイミノな
ど)、C1-6アルコキシ-カルボニルイミノ (例、メトキシ
カルボニルイミノ、エトキシカルボニルイミノ、プロポ
キシカルボニルイミノ、tert-ブトキシカルボニルイミ
ノなど)、C6-14アリール-カルボニルイミノ (例、ベン
ゾイルイミノ、1-ナフトイルイミノ、2-ナフトイルイミ
ノなど)、C1-6アルキルスルホニルイミノ (例、メチル
スルホニルイミノ、エチルスルホニルイミノなど)、C
6-14アリールスルホニルイミノ (例、フェニルスルホニ
ルイミノ、1-ナフチルスルホニルイミノ、2-ナフチルス
ルホニルイミノなど) などである。Y3およびY4の組み合
わせとしては、例えば以下の組み合わせなどが挙げられ
る。 (i) Y3がOおよびY4がO(1,4,2-ジオキサゾール)、(ii)
Y3がOおよびY4がS(1,3,4-オキサチアゾール)、(iii)
Y3がSおよびY4がO(1,4,2-オキサチアゾール)、(iv)
Y3がSおよびY4がS(1,4,2-ジチアゾール)、(v) Y3が置
換基を有していてもよいイミノおよびY4がO(1,2,4-オ
キサジアゾリンなど)、(vi) Y3がOおよびY4が置換基を
有していてもよいイミノ(1,3,4-オキサジアゾリンな
ど)、(vii) Y3が置換基を有していてもよいイミノおよ
びY4がS(1,2,4-チアジアゾールなど)、(viii) Y3がS
およびY4が置換基を有していてもよいイミノ(1,3,4-チ
アジアゾリンなど)、(ix) Y3が置換基を有していても
よいイミノおよびY4が置換基を有していてもよいイミノ
(1,2,4-トリアゾリンなど) このうち好ましくは Y3がOおよびY4がOである場合であ
る。
【0024】R7またはR8で示される「置換基を有してい
てもよい炭化水素基」としては、前記R1で示される「置
換基を有していてもよい炭化水素基」と同様のものが挙
げられる。このうち好ましくは、C1-6アルキルなどであ
る。R7とR8とで隣接する炭素原子とともに形成する「置
換基を有していてもよい3ないし7員環」の「3ないし7員
環」としては、例えば炭素原子以外に窒素原子、硫黄原
子および酸素原子から選ばれる1または2種、1ないし3個
のヘテロ原子を含んでいていもよい3ないし7員環(好ま
しくは6員環)が挙げられる。具体例としては、エチレ
ンオキシド、プロピレンオキシド、テトラヒドロフラ
ン、テトラヒドロピラン、シクロプロパン、シクロブタ
ン、シクロペンタン、シクロヘキサン、モルホリン、チ
オモルホリン、ピペラジン、ピペリジン、ピロリジン、
ヘキサメチレンイミンなどが挙げられる。該「置換基を
有していてもよい3ないし7員環」の「置換基」として
は、例えばハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキルチオ、アミノ、モノ-C1-6
アルキルアミノ (例、メチルアミノ、エチルアミノ、プ
ロピルアミノ、イソプロピルアミノ、ブチルアミノな
ど)、ジ-C1-6アルキルアミノ (例、ジメチルアミノ、ジ
エチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジブチルアミノ、エ
チルメチルアミノなど)、C1-6アルキル-カルボニル
(例、アセチル、プロピオニルなど)、C1-6アルコキシ-
カルボニル (例、メトキシカルボニル、エトキシカルボ
ニル、プロポキシカルボニル、tert-ブトキシカルボニ
ルなど) などが挙げられる。このうち、ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルコキシなどが好ましい。これら「ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル」、「ハロゲン化されて
いてもよいC3-6シクロアルキル」、「ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルコキシ」および「ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキルチオ」としては、前記Ar1また
はAr2で示される「置換基を有していてもよい芳香族
基」の「置換基」で詳述したものと同様のものがそれぞ
れ挙げられる。該「3ないし7員環」は、例えば上記置換
基を、置換可能な位置に1ないし3個有していてもよく、
置換基数が2個以上の場合、各置換基は同一または異な
っていてもよい。R7およびR8は好ましくは、それぞれC
1-6アルキルである。
てもよい炭化水素基」としては、前記R1で示される「置
換基を有していてもよい炭化水素基」と同様のものが挙
げられる。このうち好ましくは、C1-6アルキルなどであ
る。R7とR8とで隣接する炭素原子とともに形成する「置
換基を有していてもよい3ないし7員環」の「3ないし7員
環」としては、例えば炭素原子以外に窒素原子、硫黄原
子および酸素原子から選ばれる1または2種、1ないし3個
のヘテロ原子を含んでいていもよい3ないし7員環(好ま
しくは6員環)が挙げられる。具体例としては、エチレ
ンオキシド、プロピレンオキシド、テトラヒドロフラ
ン、テトラヒドロピラン、シクロプロパン、シクロブタ
ン、シクロペンタン、シクロヘキサン、モルホリン、チ
オモルホリン、ピペラジン、ピペリジン、ピロリジン、
ヘキサメチレンイミンなどが挙げられる。該「置換基を
有していてもよい3ないし7員環」の「置換基」として
は、例えばハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキルチオ、アミノ、モノ-C1-6
アルキルアミノ (例、メチルアミノ、エチルアミノ、プ
ロピルアミノ、イソプロピルアミノ、ブチルアミノな
ど)、ジ-C1-6アルキルアミノ (例、ジメチルアミノ、ジ
エチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジブチルアミノ、エ
チルメチルアミノなど)、C1-6アルキル-カルボニル
(例、アセチル、プロピオニルなど)、C1-6アルコキシ-
カルボニル (例、メトキシカルボニル、エトキシカルボ
ニル、プロポキシカルボニル、tert-ブトキシカルボニ
ルなど) などが挙げられる。このうち、ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルコキシなどが好ましい。これら「ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルキル」、「ハロゲン化されて
いてもよいC3-6シクロアルキル」、「ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルコキシ」および「ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキルチオ」としては、前記Ar1また
はAr2で示される「置換基を有していてもよい芳香族
基」の「置換基」で詳述したものと同様のものがそれぞ
れ挙げられる。該「3ないし7員環」は、例えば上記置換
基を、置換可能な位置に1ないし3個有していてもよく、
置換基数が2個以上の場合、各置換基は同一または異な
っていてもよい。R7およびR8は好ましくは、それぞれC
1-6アルキルである。
【0025】化合物(I)として好ましくは、Ar1および
Ar2が、ハロゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、ニト
ロ、シアノ、置換基を有していてもよいC1-6アルキル、
置換基を有していてもよいC2-6アルケニル、ハロゲン化
されていてもよいC2-6アルキニル、ハロゲン化されてい
てもよいC3-6シクロアルキル、置換基を有していてもよ
いC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ-C1-6アルキル
アミノ、ジ-C1-6アルキルアミノから選ばれる置換基1な
いし5個をそれぞれ有していてもよいC6-14アリールまた
はC6-14キノニル、QがC3-7アルキレン、Xが水素原子ま
たはシアノ、A環が式
Ar2が、ハロゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、ニト
ロ、シアノ、置換基を有していてもよいC1-6アルキル、
置換基を有していてもよいC2-6アルケニル、ハロゲン化
されていてもよいC2-6アルキニル、ハロゲン化されてい
てもよいC3-6シクロアルキル、置換基を有していてもよ
いC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていてもよいC1-6ア
ルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ-C1-6アルキル
アミノ、ジ-C1-6アルキルアミノから選ばれる置換基1な
いし5個をそれぞれ有していてもよいC6-14アリールまた
はC6-14キノニル、QがC3-7アルキレン、Xが水素原子ま
たはシアノ、A環が式
【化23】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す〕で表される環な
どが挙げられる。Ar1およびAr2のどちらか一方が式
どが挙げられる。Ar1およびAr2のどちらか一方が式
【化24】 〔式中、B環は置換基を有していてもよい5または6員芳
香環、R9は水素原子、ハロゲン原子、C1-6アルキルまた
はC1-6アルコキシを示す〕で表される基である化合物も
好ましい。
香環、R9は水素原子、ハロゲン原子、C1-6アルキルまた
はC1-6アルコキシを示す〕で表される基である化合物も
好ましい。
【0026】B環で示される「置換基を有していてもよ
い5または6員芳香環」の「5または6員芳香環」として
は、例えばベンゼン、チオフェン、ピリジン、フラン、
ピラジン、ピリミジン、ピロール、イミダゾール、ピリ
ダジン、イソチアゾール、イソオキサゾール、インドー
ル、イソインドールなどが挙げられ、好ましくはベンゼ
ンである。該「置換基を有していてもよい5または6員芳
香環」の「置換基」としては、Ar1またはAr2で示される
「置換基を有していてもよい芳香族基」の「置換基」と
同様のものが1ないし3個挙げられる。このうち好ましく
は、ハロゲン原子、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシ
である。R9は好ましくはC1-6アルキルである。Ar1およ
びAr2のどちらか一方が式
い5または6員芳香環」の「5または6員芳香環」として
は、例えばベンゼン、チオフェン、ピリジン、フラン、
ピラジン、ピリミジン、ピロール、イミダゾール、ピリ
ダジン、イソチアゾール、イソオキサゾール、インドー
ル、イソインドールなどが挙げられ、好ましくはベンゼ
ンである。該「置換基を有していてもよい5または6員芳
香環」の「置換基」としては、Ar1またはAr2で示される
「置換基を有していてもよい芳香族基」の「置換基」と
同様のものが1ないし3個挙げられる。このうち好ましく
は、ハロゲン原子、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシ
である。R9は好ましくはC1-6アルキルである。Ar1およ
びAr2のどちらか一方が式
【化25】 〔式中の各記号は前記と同意義を示す〕で表される基、
かつ、Xが水素原子である化合物も好ましい。Ar1および
Ar2がそれぞれハロゲン原子、C1-3アルキレンジオキ
シ、ニトロ、シアノ、置換基を有していてもよいC1-6ア
ルキル、置換基を有していてもよいC2-6アルケニル、ハ
ロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル、ハロゲン化
されていてもよいC3-6シクロアルキル、置換基を有して
いてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ-C1-6
アルキルアミノ、ジ-C1-6アルキルアミノから選ばれる
置換基1ないし5個をそれぞれ有していてもよいC6-14ア
リール(好ましくはフェニル)、かつ、Xがシアノであ
る化合物も好ましい。
かつ、Xが水素原子である化合物も好ましい。Ar1および
Ar2がそれぞれハロゲン原子、C1-3アルキレンジオキ
シ、ニトロ、シアノ、置換基を有していてもよいC1-6ア
ルキル、置換基を有していてもよいC2-6アルケニル、ハ
ロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル、ハロゲン化
されていてもよいC3-6シクロアルキル、置換基を有して
いてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ-C1-6
アルキルアミノ、ジ-C1-6アルキルアミノから選ばれる
置換基1ないし5個をそれぞれ有していてもよいC6-14ア
リール(好ましくはフェニル)、かつ、Xがシアノであ
る化合物も好ましい。
【0027】さらに好ましくは、Ar1およびAr2が、(i)
ハロゲン原子、(ii) ハロゲン原子、モノ-C1-6アルキル
アミノ、ジ-C1-6アルキルアミノ、C1-6アルキル-カルボ
ニルおよび4ないし7員飽和環状アミノから選ばれる置換
基1ないし3個を有していてもよいC1-6アルキルおよび
(iii) ハロゲン原子、モノ-C1-6アルキルアミノ、ジ-C
1-6アルキルアミノ、C1-6アルキル-カルボニルおよび4
ないし7員飽和環状アミノから選ばれる置換基1ないし3
個を有していてもよいC1-6アルコキシから選ばれる置換
基1ないし5個をそれぞれ有していてもよいフェニル、1-
ナフチル、2-ナフチルまたは1,4-ナフトキノン-2-イ
ル、QがC3-7アルキレン、Xが水素原子またはシアノ、A
環が式
ハロゲン原子、(ii) ハロゲン原子、モノ-C1-6アルキル
アミノ、ジ-C1-6アルキルアミノ、C1-6アルキル-カルボ
ニルおよび4ないし7員飽和環状アミノから選ばれる置換
基1ないし3個を有していてもよいC1-6アルキルおよび
(iii) ハロゲン原子、モノ-C1-6アルキルアミノ、ジ-C
1-6アルキルアミノ、C1-6アルキル-カルボニルおよび4
ないし7員飽和環状アミノから選ばれる置換基1ないし3
個を有していてもよいC1-6アルコキシから選ばれる置換
基1ないし5個をそれぞれ有していてもよいフェニル、1-
ナフチル、2-ナフチルまたは1,4-ナフトキノン-2-イ
ル、QがC3-7アルキレン、Xが水素原子またはシアノ、A
環が式
【化26】 〔式中、R7aおよびR8aはそれぞれC1-6アルキルを示す
か、R7aとR8aとで隣接する炭素原子とともに炭素原子以
外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1
または2種、1ないし3個のヘテロ原子を含んでいていも
よい6員環を形成してもよい。〕で表される環である化
合物である。なかでもR7aおよびR8aがそれぞれC1-6アル
キルが好ましい。化合物(I)の好ましい具体例として
は、3−[5−[4−[2−(N,N−ジメチルアミ
ノ)エトキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,4
−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジメ
チル−1,4,2−ジオキサゾール、3−[5−[4−
[2−(N,N−ジエチルアミノ)エトキシ]フェニ
ル]−5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−
イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジ
オキサゾール、3−[5−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノ)
エトキシ]フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール、(+)−3−[5−[4
−[2−(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]フェニ
ル]−5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−
イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジ
オキサゾール、(+)−3−[5−[4−[2−(N,
N−ジエチルアミノ)エトキシ]フェニル]−5−(3
−メチル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ペンチ
ル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾー
ル、(+)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフト
キノン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエト
キシ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール、3−[6−[4−[2−
(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]−6
−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘ
キシル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾ
ール、3−[6−(3−メチル−1,4−ナフトキノン
−2−イル)−6−[4−(2−モルホリノエトキシ)
フェニル]ヘキシル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾールおよびそれらの塩が挙げられる。
か、R7aとR8aとで隣接する炭素原子とともに炭素原子以
外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる1
または2種、1ないし3個のヘテロ原子を含んでいていも
よい6員環を形成してもよい。〕で表される環である化
合物である。なかでもR7aおよびR8aがそれぞれC1-6アル
キルが好ましい。化合物(I)の好ましい具体例として
は、3−[5−[4−[2−(N,N−ジメチルアミ
ノ)エトキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,4
−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジメ
チル−1,4,2−ジオキサゾール、3−[5−[4−
[2−(N,N−ジエチルアミノ)エトキシ]フェニ
ル]−5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−
イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジ
オキサゾール、3−[5−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノ)
エトキシ]フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール、(+)−3−[5−[4
−[2−(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]フェニ
ル]−5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−
イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジ
オキサゾール、(+)−3−[5−[4−[2−(N,
N−ジエチルアミノ)エトキシ]フェニル]−5−(3
−メチル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ペンチ
ル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾー
ル、(+)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフト
キノン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエト
キシ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール、3−[6−[4−[2−
(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]−6
−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘ
キシル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾ
ール、3−[6−(3−メチル−1,4−ナフトキノン
−2−イル)−6−[4−(2−モルホリノエトキシ)
フェニル]ヘキシル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾールおよびそれらの塩が挙げられる。
【0028】化合物(I)の塩としては、例えば金属
塩、アンモニウム塩、有機塩基との塩、無機酸との塩、
有機酸との塩、塩基性または酸性アミノ酸との塩などが
挙げられる。金属塩の好適な例としては、例えばナトリ
ウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩;カルシウム
塩、マグネシウム塩、バリウム塩などのアルカリ土類金
属塩;アルミニウム塩などが挙げられる。有機塩基との
塩の好適な例としては、例えばトリメチルアミン、トリ
エチルアミン、ピリジン、ピコリン、エタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジシ
クロヘキシルアミン、N,N-ジベンジルエチレンジアミン
などとの塩が挙げられる。無機酸との塩の好適な例とし
ては、例えば塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸な
どとの塩が挙げられる。有機酸との塩の好適な例として
は、例えばギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、フマール
酸、シュウ酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク
酸、リンゴ酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン
酸、p-トルエンスルホン酸などとの塩が挙げられる。塩
基性アミノ酸との塩の好適な例としては、例えばアルギ
ニン、リジン、オルニチンなどとの塩が挙げられ、酸性
アミノ酸との塩の好適な例としては、例えばアスパラギ
ン酸、グルタミン酸などとの塩が挙げられる。このう
ち、薬学的に許容し得る塩が好ましい。例えば、化合物
(I)内に酸性官能基を有する場合にはアルカリ金属塩
(例、ナトリウム塩、カリウム塩など)、アルカリ土類金
属塩 (例、カルシウム塩、マグネシウム塩、バリウム塩
など)との塩などの無機塩、アンモニウム塩など、ま
た、化合物(I)内に塩基性官能基を有する場合には塩
酸塩、硫酸塩、リン酸塩、臭化水素酸塩などの無機塩ま
たは、酢酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、コハク酸
塩、メタンスルホン酸塩、p-トルエンスルホン酸塩、ク
エン酸塩、酒石酸塩などの有機塩が挙げられる。
塩、アンモニウム塩、有機塩基との塩、無機酸との塩、
有機酸との塩、塩基性または酸性アミノ酸との塩などが
挙げられる。金属塩の好適な例としては、例えばナトリ
ウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩;カルシウム
塩、マグネシウム塩、バリウム塩などのアルカリ土類金
属塩;アルミニウム塩などが挙げられる。有機塩基との
塩の好適な例としては、例えばトリメチルアミン、トリ
エチルアミン、ピリジン、ピコリン、エタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジシ
クロヘキシルアミン、N,N-ジベンジルエチレンジアミン
などとの塩が挙げられる。無機酸との塩の好適な例とし
ては、例えば塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸な
どとの塩が挙げられる。有機酸との塩の好適な例として
は、例えばギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、フマール
酸、シュウ酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク
酸、リンゴ酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン
酸、p-トルエンスルホン酸などとの塩が挙げられる。塩
基性アミノ酸との塩の好適な例としては、例えばアルギ
ニン、リジン、オルニチンなどとの塩が挙げられ、酸性
アミノ酸との塩の好適な例としては、例えばアスパラギ
ン酸、グルタミン酸などとの塩が挙げられる。このう
ち、薬学的に許容し得る塩が好ましい。例えば、化合物
(I)内に酸性官能基を有する場合にはアルカリ金属塩
(例、ナトリウム塩、カリウム塩など)、アルカリ土類金
属塩 (例、カルシウム塩、マグネシウム塩、バリウム塩
など)との塩などの無機塩、アンモニウム塩など、ま
た、化合物(I)内に塩基性官能基を有する場合には塩
酸塩、硫酸塩、リン酸塩、臭化水素酸塩などの無機塩ま
たは、酢酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、コハク酸
塩、メタンスルホン酸塩、p-トルエンスルホン酸塩、ク
エン酸塩、酒石酸塩などの有機塩が挙げられる。
【0029】化合物(I)の製造法について以下に述べ
る。本発明の化合物(I)は、自体公知の方法により得
られるほか、以下の反応式で示される方法等により得ら
れる。以下の反応式の略図中の化合物の各記号は特記し
ない限り前記と同意義を示す。反応式中の化合物は塩を
形成している場合も含み、該塩としては、例えば化合物
(I)の塩と同様のものなどが挙げられる。例えばA環が
1,4,2-ジオキサゾールの場合の製造法を以下に示す。
る。本発明の化合物(I)は、自体公知の方法により得
られるほか、以下の反応式で示される方法等により得ら
れる。以下の反応式の略図中の化合物の各記号は特記し
ない限り前記と同意義を示す。反応式中の化合物は塩を
形成している場合も含み、該塩としては、例えば化合物
(I)の塩と同様のものなどが挙げられる。例えばA環が
1,4,2-ジオキサゾールの場合の製造法を以下に示す。
【化27】 〔式中、Tはヒドロキシの保護基、R10およびR11は、そ
れぞれ前記R7およびR8と同様の置換基を示す〕 Tで示される「ヒドロキシの保護基」としては、例えばC
1-6アルキル (例、メチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、ブチル、tert-ブチルなど)、フェニル、トリチ
ル、C7-16アラルキル (例、ベンジルなど)、ホルミル、
C1-6アルキル-カルボニル (例、アセチル、プロピオニ
ルなど)、ベンゾイル、C7-16アラルキル-カルボニル
(例、ベンジルカルボニルなど)、2-テトラヒドロピラニ
ル、2-テトラヒドロフラニル、シリル (例、トリメチル
シリル、トリエチルシリル、ジメチルフェニルシリル、
tert-ブチルジメチルシリル、tert-ブチルジエチルシリ
ルなど)、C2-6アルケニル (例、1-アリルなど)などが挙
げられる。これらの基は、1〜3個のハロゲン原子 (例、
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-6アルキル
(例、メチル、エチル、n-プロピルなど)、C1-6アルコキ
シ (例、メトキシ、エトキシ、プロポキシなど) または
ニトロなどで置換されていてもよい。 化合物(II)および化合物(III)は自体公知の製造法
に従って合成できる。化合物(II)は例えば、EP-74995
7、EP-737621などに記載の方法またはそれに準じた方法
により合成できる。化合物(III)は例えば、テトラヘ
ドロン (Tetrahedron), 44巻,19号,6013頁,1988年に
記載の方法またはそれに準じた方法により合成できる。
れぞれ前記R7およびR8と同様の置換基を示す〕 Tで示される「ヒドロキシの保護基」としては、例えばC
1-6アルキル (例、メチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、ブチル、tert-ブチルなど)、フェニル、トリチ
ル、C7-16アラルキル (例、ベンジルなど)、ホルミル、
C1-6アルキル-カルボニル (例、アセチル、プロピオニ
ルなど)、ベンゾイル、C7-16アラルキル-カルボニル
(例、ベンジルカルボニルなど)、2-テトラヒドロピラニ
ル、2-テトラヒドロフラニル、シリル (例、トリメチル
シリル、トリエチルシリル、ジメチルフェニルシリル、
tert-ブチルジメチルシリル、tert-ブチルジエチルシリ
ルなど)、C2-6アルケニル (例、1-アリルなど)などが挙
げられる。これらの基は、1〜3個のハロゲン原子 (例、
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-6アルキル
(例、メチル、エチル、n-プロピルなど)、C1-6アルコキ
シ (例、メトキシ、エトキシ、プロポキシなど) または
ニトロなどで置換されていてもよい。 化合物(II)および化合物(III)は自体公知の製造法
に従って合成できる。化合物(II)は例えば、EP-74995
7、EP-737621などに記載の方法またはそれに準じた方法
により合成できる。化合物(III)は例えば、テトラヘ
ドロン (Tetrahedron), 44巻,19号,6013頁,1988年に
記載の方法またはそれに準じた方法により合成できる。
【0030】(工程1)化合物(II)と化合物(III)
とを縮合させて化合物(IV)を得る。縮合反応は自体公
知のアミド化反応 、例えば、オーガニック ファンク
ショナル グループ プレパレーションズ (ORGANIC FU
NCTIONAL GROUP PREPARATIONS) 第2版、アカデミックプ
レス社 (ACADEMIC PRESS, INC.) 1989年刊等に記載の方
法またはこれに準じた方法を用いることができる。例え
ば、(1) 脱水縮合剤の存在下、化合物(II)と化合物
(III)とを反応させる方法、または (2) 化合物(II)
の反応性誘導体と化合物(III)とを反応させる方法な
どが挙げられる。上記反応 (1) では、化合物(II)、1
当量〜5当量の化合物(III)および1当量〜2当量の脱水
縮合剤を不活性溶媒中、室温 (0℃〜30℃) 下、10時間
〜24時間反応させる。必要に応じ、1当量〜1.5当量の1-
ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT)および(または)
1当量〜5当量の塩基 (例、トリエチルアミンなど) を添
加して反応を行ってもよい。該「脱水縮合剤」として
は、例えばジシクロヘキシルカルボジイミド (DCC)、1-
エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド
塩酸塩 (WSC) などが挙げられる。中でもWSCが好まし
い。不活性溶媒としては、反応を妨げないものであれば
よく、例えばニトリル系溶媒 (好ましくはアセトニトリ
ル)、アミド系溶媒 (好ましくはN,N-ジメチルホルムア
ミド)、ハロゲン系溶媒 (好ましくはジクロロメタン)、
エーテル系溶媒 (好ましくはTHF) などの単独またはこ
れらの二種以上を混合して用いることができる。
とを縮合させて化合物(IV)を得る。縮合反応は自体公
知のアミド化反応 、例えば、オーガニック ファンク
ショナル グループ プレパレーションズ (ORGANIC FU
NCTIONAL GROUP PREPARATIONS) 第2版、アカデミックプ
レス社 (ACADEMIC PRESS, INC.) 1989年刊等に記載の方
法またはこれに準じた方法を用いることができる。例え
ば、(1) 脱水縮合剤の存在下、化合物(II)と化合物
(III)とを反応させる方法、または (2) 化合物(II)
の反応性誘導体と化合物(III)とを反応させる方法な
どが挙げられる。上記反応 (1) では、化合物(II)、1
当量〜5当量の化合物(III)および1当量〜2当量の脱水
縮合剤を不活性溶媒中、室温 (0℃〜30℃) 下、10時間
〜24時間反応させる。必要に応じ、1当量〜1.5当量の1-
ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT)および(または)
1当量〜5当量の塩基 (例、トリエチルアミンなど) を添
加して反応を行ってもよい。該「脱水縮合剤」として
は、例えばジシクロヘキシルカルボジイミド (DCC)、1-
エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド
塩酸塩 (WSC) などが挙げられる。中でもWSCが好まし
い。不活性溶媒としては、反応を妨げないものであれば
よく、例えばニトリル系溶媒 (好ましくはアセトニトリ
ル)、アミド系溶媒 (好ましくはN,N-ジメチルホルムア
ミド)、ハロゲン系溶媒 (好ましくはジクロロメタン)、
エーテル系溶媒 (好ましくはTHF) などの単独またはこ
れらの二種以上を混合して用いることができる。
【0031】上記反応 (2)では、化合物(II)の反応性
誘導体および1当量〜5当量 (好ましくは1当量〜3当量)
の化合物(III)とを不活性溶媒中、-20℃〜50℃ (好ま
しくは室温)、5分間〜40時間 (好ましくは1時間〜18時
間) 反応させる。必要に応じ、1当量〜10当量、好まし
くは1当量〜3当量の塩基を共存させて反応を行ってもよ
い。化合物(II)の「反応性誘導体」としては、酸ハラ
イド (例、酸クロリド、酸ブロミドなど)、混合酸無水
物 (例、C1-6アルキル-カルボン酸、C6-14アリール-カ
ルボン酸またはC1-6アルキル炭酸との酸無水物など)、
エステル (例、C1-6アルコール、置換基を有していても
よいフェノール、1-ヒドロキシベンゾトリアゾールまた
はN-ヒドロキシスクシンイミドとのエステルなど) が挙
げられる。該「置換基を有していてもよいフェノール」
の「置換基」としては、例えばハロゲン原子、ニトロ、
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルまたはハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルコキシが1ないし5個挙げ
られる。これら「ハロゲン化されていてもよいC1 -6アル
キル」および「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコ
キシ」としては、前記「ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル」および「ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルコキシ」がそれぞれ挙げられる。該「置換基を
有していてもよいフェノール」の具体例としては、フェ
ノール、ペンタクロロフェノール、ペンタフルオロフェ
ノール、p-ニトロフェノールなどが挙げられる。該「反
応性誘導体」として、好ましくは混合酸無水物である。
誘導体および1当量〜5当量 (好ましくは1当量〜3当量)
の化合物(III)とを不活性溶媒中、-20℃〜50℃ (好ま
しくは室温)、5分間〜40時間 (好ましくは1時間〜18時
間) 反応させる。必要に応じ、1当量〜10当量、好まし
くは1当量〜3当量の塩基を共存させて反応を行ってもよ
い。化合物(II)の「反応性誘導体」としては、酸ハラ
イド (例、酸クロリド、酸ブロミドなど)、混合酸無水
物 (例、C1-6アルキル-カルボン酸、C6-14アリール-カ
ルボン酸またはC1-6アルキル炭酸との酸無水物など)、
エステル (例、C1-6アルコール、置換基を有していても
よいフェノール、1-ヒドロキシベンゾトリアゾールまた
はN-ヒドロキシスクシンイミドとのエステルなど) が挙
げられる。該「置換基を有していてもよいフェノール」
の「置換基」としては、例えばハロゲン原子、ニトロ、
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルまたはハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルコキシが1ないし5個挙げ
られる。これら「ハロゲン化されていてもよいC1 -6アル
キル」および「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコ
キシ」としては、前記「ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル」および「ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルコキシ」がそれぞれ挙げられる。該「置換基を
有していてもよいフェノール」の具体例としては、フェ
ノール、ペンタクロロフェノール、ペンタフルオロフェ
ノール、p-ニトロフェノールなどが挙げられる。該「反
応性誘導体」として、好ましくは混合酸無水物である。
【0032】上記「反応性誘導体」は自体公知の方法に
より容易に合成できる。該「塩基」としては、(1) 例え
ばアルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物
(例、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチ
ウム、水酸化バリウムなど)、アルカリ金属またはアル
カリ土類金属の炭酸塩 (例、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸セシウムなど)、アルカリ金属またはアルカ
リ土類金属の炭酸水素塩 (例、炭酸水素ナトリウム、炭
酸水素カリウムなど) などの無機塩基;および(2) 例え
ばトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、N-
メチルモルホリン、4-ジメチルアミノピリジン、DBU(1,
8-ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデス-7-エン)、DBN(1,5
-ジアザビシクロ〔4.3.0〕ノン-5-エン)などのアミン
類、例えばピリジン、イミダゾール、2,6-ルチジンなど
の塩基性複素環化合物などの有機塩基などが挙げられ
る。このうち好ましくは、炭酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナト
リウム、炭酸水素ナトリウム、トリエチルアミン、ピリ
ジンなどである。不活性溶媒としては、例えばエーテル
系溶媒、ハロゲン系溶媒、、ニトリル系溶媒、アミド系
溶媒、ケトン系溶媒、スルホキシド系溶媒、水などを単
独またはこれらの二種以上を混合して用いることができ
る。中でも、テトラヒドロフラン、アセトニトリル、ジ
クロロメタン、クロロホルムなどが好ましい。
より容易に合成できる。該「塩基」としては、(1) 例え
ばアルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物
(例、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチ
ウム、水酸化バリウムなど)、アルカリ金属またはアル
カリ土類金属の炭酸塩 (例、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸セシウムなど)、アルカリ金属またはアルカ
リ土類金属の炭酸水素塩 (例、炭酸水素ナトリウム、炭
酸水素カリウムなど) などの無機塩基;および(2) 例え
ばトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、N-
メチルモルホリン、4-ジメチルアミノピリジン、DBU(1,
8-ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデス-7-エン)、DBN(1,5
-ジアザビシクロ〔4.3.0〕ノン-5-エン)などのアミン
類、例えばピリジン、イミダゾール、2,6-ルチジンなど
の塩基性複素環化合物などの有機塩基などが挙げられ
る。このうち好ましくは、炭酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナト
リウム、炭酸水素ナトリウム、トリエチルアミン、ピリ
ジンなどである。不活性溶媒としては、例えばエーテル
系溶媒、ハロゲン系溶媒、、ニトリル系溶媒、アミド系
溶媒、ケトン系溶媒、スルホキシド系溶媒、水などを単
独またはこれらの二種以上を混合して用いることができ
る。中でも、テトラヒドロフラン、アセトニトリル、ジ
クロロメタン、クロロホルムなどが好ましい。
【0033】(工程2)化合物(IV)を自体公知の環化
反応、例えば、Journal fur Praktische Chemie Chemik
er-Zeitung, 336巻,550頁,1994年に記載の方法等に準
じた方法などに付して、化合物(I)を得る。反応は化
合物(IV)を不活性溶媒中あるいは無溶媒で加熱するこ
とにより行う。反応時間は0.1時間〜1週間、好ましくは
0.5時間〜5時間である。反応温度は室温〜130℃、好ま
しくは80℃〜130℃である。不活性溶媒としては反応を
妨げないものであればよい。例えば、炭化水素系溶媒、
芳香族系溶媒、ハロゲン系溶媒、エーテル系溶媒、エス
テル系溶媒などが挙げられる。好ましくは、トルエン、
酢酸エチル、シクロヘキサンなどである。
反応、例えば、Journal fur Praktische Chemie Chemik
er-Zeitung, 336巻,550頁,1994年に記載の方法等に準
じた方法などに付して、化合物(I)を得る。反応は化
合物(IV)を不活性溶媒中あるいは無溶媒で加熱するこ
とにより行う。反応時間は0.1時間〜1週間、好ましくは
0.5時間〜5時間である。反応温度は室温〜130℃、好ま
しくは80℃〜130℃である。不活性溶媒としては反応を
妨げないものであればよい。例えば、炭化水素系溶媒、
芳香族系溶媒、ハロゲン系溶媒、エーテル系溶媒、エス
テル系溶媒などが挙げられる。好ましくは、トルエン、
酢酸エチル、シクロヘキサンなどである。
【0034】化合物(I)はヒドロキサム酸からも以下
のように合成できる。
のように合成できる。
【化28】 〔式中、R12およびR13はそれぞれC1-6アルキル、他の各
記号は前記と同意義を示す〕
記号は前記と同意義を示す〕
【0035】(工程3)化合物(V)と化合物(VI)と
を反応させて化合物(I)を得る。反応は、自体公知の
方法、例えば、Bull. Chem. Soc. Jpn., 40巻,664頁,
1967年等に記載の方法またはこれに準じた方法が挙げら
れる。例えば、化合物(V)と1当量〜10当量、好ましく
は1当量〜3当量の化合物(VI)とを不活性溶媒中、触媒
量〜1当量の酸の存在下加熱することにより行う。該
「酸」としては、例えば、p-トルエンスルホン酸、カン
ファースルホン酸などのスルホン酸、三-フッ化ホウ素
・エチルエーテル錯体、四塩化チタンなどのルイス酸な
どが挙げられる。不活性溶媒としては反応を妨げないも
のであればよく、例えば、炭化水素系溶媒、芳香族系溶
媒、ハロゲン系溶媒、エーテル系溶媒、エステル系溶媒
などの単独またはこれらの二種以上を混合して用いるこ
とができる。好ましくは、トルエン、酢酸エチル、シク
ロヘキサンなどの単独またはこれらの二種以上を混合し
たものである。反応温度は室温〜130℃が適当である。
反応時間は1時間〜18時間が適当である。
を反応させて化合物(I)を得る。反応は、自体公知の
方法、例えば、Bull. Chem. Soc. Jpn., 40巻,664頁,
1967年等に記載の方法またはこれに準じた方法が挙げら
れる。例えば、化合物(V)と1当量〜10当量、好ましく
は1当量〜3当量の化合物(VI)とを不活性溶媒中、触媒
量〜1当量の酸の存在下加熱することにより行う。該
「酸」としては、例えば、p-トルエンスルホン酸、カン
ファースルホン酸などのスルホン酸、三-フッ化ホウ素
・エチルエーテル錯体、四塩化チタンなどのルイス酸な
どが挙げられる。不活性溶媒としては反応を妨げないも
のであればよく、例えば、炭化水素系溶媒、芳香族系溶
媒、ハロゲン系溶媒、エーテル系溶媒、エステル系溶媒
などの単独またはこれらの二種以上を混合して用いるこ
とができる。好ましくは、トルエン、酢酸エチル、シク
ロヘキサンなどの単独またはこれらの二種以上を混合し
たものである。反応温度は室温〜130℃が適当である。
反応時間は1時間〜18時間が適当である。
【0036】上記製造法1および2で得られた化合物
(I)は、必要に応じ、公知の脱保護反応、アシル化反
応、アミド化反応、加水分解反応、アルキル化反応のそ
れぞれ単独あるいはその二以上を組み合わせた反応に付
し、さらに目的物に導いてもよい。これらの反応は、例
えば、コンプリヘンシブ・オーガニック・トランスフォ
ーメーション (Comprehensive Organic Transformation
s) VCH Publishers Inc.35-37頁,1989年等に記載の方
法などに準じて行えばよい。例えば、化合物(I)にお
いて、Ar2が保護されたヒドロキノン体である化合物(I
b)は、脱保護反応および酸化反応を行うことにより、
対応するキノン体(Ia)に変換することができる。
(I)は、必要に応じ、公知の脱保護反応、アシル化反
応、アミド化反応、加水分解反応、アルキル化反応のそ
れぞれ単独あるいはその二以上を組み合わせた反応に付
し、さらに目的物に導いてもよい。これらの反応は、例
えば、コンプリヘンシブ・オーガニック・トランスフォ
ーメーション (Comprehensive Organic Transformation
s) VCH Publishers Inc.35-37頁,1989年等に記載の方
法などに準じて行えばよい。例えば、化合物(I)にお
いて、Ar2が保護されたヒドロキノン体である化合物(I
b)は、脱保護反応および酸化反応を行うことにより、
対応するキノン体(Ia)に変換することができる。
【化29】 〔式中、R14はR9と同様の置換基、D環はB環と同意義、
その他の各記号は前記と同意義を示す〕
その他の各記号は前記と同意義を示す〕
【0037】(工程4)工程4では、化合物(Ib)の置
換基Tの除去工程と酸化工程とを同時または別々に行っ
てもよい。例えば、Tがメチルの場合、化合物(Ib)と
セリウム化合物 (例、CAN [硝酸セリウム(IV)アンモニ
ウム] 等) とを反応させ、化合物(Ia)を得る方法が挙
げられる。該反応は、化合物(Ib)と過剰量、好ましく
は2当量〜10当量のセリウム化合物とを、不活性溶媒
(例、水およびニトリル系溶媒の混合溶媒など) 中、室温
〜80℃、0.1時間〜24時間撹拌することにより行われ
る。必要に応じ、触媒量〜10当量の鉱酸 (例、硫酸な
ど) または有機酸 (例、ピリジン-2,6-ジカルボン酸な
ど) を加えてもよい。また、化合物(Ib)と、2当量〜1
0当量の酸化銀 (II) またはクロム酸試薬 (例、クロロ
クロム酸ピリジニウム、Collins 試薬など) とを、自体
公知の方法、例えばテトラヘドロン・レターズ (Tetrah
edron Lett.), 94巻, 227頁,1980年等に記載の方法に
準じて反応させ、化合物(Ia)を得る方法も挙げられ
る。
換基Tの除去工程と酸化工程とを同時または別々に行っ
てもよい。例えば、Tがメチルの場合、化合物(Ib)と
セリウム化合物 (例、CAN [硝酸セリウム(IV)アンモニ
ウム] 等) とを反応させ、化合物(Ia)を得る方法が挙
げられる。該反応は、化合物(Ib)と過剰量、好ましく
は2当量〜10当量のセリウム化合物とを、不活性溶媒
(例、水およびニトリル系溶媒の混合溶媒など) 中、室温
〜80℃、0.1時間〜24時間撹拌することにより行われ
る。必要に応じ、触媒量〜10当量の鉱酸 (例、硫酸な
ど) または有機酸 (例、ピリジン-2,6-ジカルボン酸な
ど) を加えてもよい。また、化合物(Ib)と、2当量〜1
0当量の酸化銀 (II) またはクロム酸試薬 (例、クロロ
クロム酸ピリジニウム、Collins 試薬など) とを、自体
公知の方法、例えばテトラヘドロン・レターズ (Tetrah
edron Lett.), 94巻, 227頁,1980年等に記載の方法に
準じて反応させ、化合物(Ia)を得る方法も挙げられ
る。
【0038】例えば、Tがベンジルの場合、化合物(I
b)を自体公知の接触還元反応に付し、ヒドロキノン体
を得、次いで自体公知の酸化反応に付し、化合物(Ia)
を得る方法が挙げられる。該接触還元反応は、化合物
(Ib)および触媒量の金属触媒 (例、ラネーニッケル、
酸化白金、金属パラジウム、パラジウム-炭素など)
を、不活性溶媒 (例、アルコール系溶媒など) 中、1気
圧〜100気圧、好ましくは1気圧〜5気圧の水素圧下、室
温〜100℃、1時間〜48時間反応させることにより行われ
る。次工程の酸化反応は、化合物(Ib)のヒドロキノン
体および2当量〜10当量の酸化剤を、不活性溶媒中、室
温〜50℃、0.1時間〜24時間撹拌することにより行われ
る。該酸化剤としては、例えば、クロム化合物 (例、無
水クロム酸、ジョーンズ試薬など)、マンガン化合物
(例、二酸化マンガン、過マンガン酸カリウムなど)、酸
化銀、酸化第二鉄、フレミー塩などが挙げられる。好ま
しくは、酸化第二鉄、フレミー塩などである。不活性溶
媒としては、水、エーテル系溶媒、ハロゲン系溶媒など
を単独あるいはこれらの二種以上を混合して用いること
ができる。
b)を自体公知の接触還元反応に付し、ヒドロキノン体
を得、次いで自体公知の酸化反応に付し、化合物(Ia)
を得る方法が挙げられる。該接触還元反応は、化合物
(Ib)および触媒量の金属触媒 (例、ラネーニッケル、
酸化白金、金属パラジウム、パラジウム-炭素など)
を、不活性溶媒 (例、アルコール系溶媒など) 中、1気
圧〜100気圧、好ましくは1気圧〜5気圧の水素圧下、室
温〜100℃、1時間〜48時間反応させることにより行われ
る。次工程の酸化反応は、化合物(Ib)のヒドロキノン
体および2当量〜10当量の酸化剤を、不活性溶媒中、室
温〜50℃、0.1時間〜24時間撹拌することにより行われ
る。該酸化剤としては、例えば、クロム化合物 (例、無
水クロム酸、ジョーンズ試薬など)、マンガン化合物
(例、二酸化マンガン、過マンガン酸カリウムなど)、酸
化銀、酸化第二鉄、フレミー塩などが挙げられる。好ま
しくは、酸化第二鉄、フレミー塩などである。不活性溶
媒としては、水、エーテル系溶媒、ハロゲン系溶媒など
を単独あるいはこれらの二種以上を混合して用いること
ができる。
【0039】化合物(I)中、置換基Ar2が「ヒドロキシ
を有する芳香族基」である化合物をアルキル化反応また
はアシル化反応に付し、目的物に導くことができる。
を有する芳香族基」である化合物をアルキル化反応また
はアシル化反応に付し、目的物に導くことができる。
【化30】 〔式中、 Ar2aはヒドロキシを有する芳香族基、R15は置
換基を有していてもよい炭化水素基またはアシル、Lは
脱離基またはヒドロキシ、その他の各記号は前記と同意
義を示す〕 (工程5)化合物(Id)を自体公知のアルキル化反応ま
たはアシル化反応に付し、化合物(Ic)を得る。該「ア
ルキル化反応」および「アシル化反応」は、自体公知の
方法、例えば、オーガニック・ファンクショナル・グル
ープ・プレパレーションズ (ORGANICFUNCTIONAL GROUP
PREPARATIONS) 第2版、アカデミックプレス社(ACADEMIC
PRESS, INC.) 1989年刊等に記載の方法に準じて行えば
よい。 具体的には、化合物(Ic)と式R15−L〔式中の各記号は
前記と同意義〕で表される化合物とを反応させ、化合物
(Id)を得る。 Ar2aで示される「ヒドロキシを有する芳香族基」として
は、Arで示される「置換基を有していもよい芳香族」の
中で、置換基として少なくとも一つのヒドロキシを有
し、さらに置換基を有していてもよい芳香族基が挙げら
れる。R15で示される「置換基を有していてもよい炭化
水素基」および「アシル」は、前記Ar1またはAr2で示さ
れる「置換基を有していてもよい芳香族基」の「置換
基」として詳述した「置換基を有していてもよい炭化水
素基」および「アシル」がそれぞれ挙げられる。Lで示
される「脱離基」としては、例えばハロゲン原子 (例、塩
素、臭素、ヨウ素など)、ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルスルホニルオキシ (例、メチルスルホニル
オキシ、エチルスルホニルオキシ、トリフルオロメチル
スルホニルオキシなど)、置換基を有していてもよいC
6-14アリールスルホニルオキシなどが挙げられる。該
「置換基を有していてもよいC6-14アリールスルホニル
オキシ」の「置換基」としては、ハロゲン原子、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルまたはハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルコキシなどが1ないし3個挙げら
れる。「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル」お
よび「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ」
は、前記「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル」
および「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ」
がそれぞれ挙げられる。「置換基を有していてもよいC
6-14アリールスルホニルオキシ」の具体例としては、フ
ェニルスルホニルオキシ、p-トリルスルホニルオキシ、
1-ナフチルスルホニルオキシ、2-ナフチルスルホニルオ
キシなどが挙げられる。
換基を有していてもよい炭化水素基またはアシル、Lは
脱離基またはヒドロキシ、その他の各記号は前記と同意
義を示す〕 (工程5)化合物(Id)を自体公知のアルキル化反応ま
たはアシル化反応に付し、化合物(Ic)を得る。該「ア
ルキル化反応」および「アシル化反応」は、自体公知の
方法、例えば、オーガニック・ファンクショナル・グル
ープ・プレパレーションズ (ORGANICFUNCTIONAL GROUP
PREPARATIONS) 第2版、アカデミックプレス社(ACADEMIC
PRESS, INC.) 1989年刊等に記載の方法に準じて行えば
よい。 具体的には、化合物(Ic)と式R15−L〔式中の各記号は
前記と同意義〕で表される化合物とを反応させ、化合物
(Id)を得る。 Ar2aで示される「ヒドロキシを有する芳香族基」として
は、Arで示される「置換基を有していもよい芳香族」の
中で、置換基として少なくとも一つのヒドロキシを有
し、さらに置換基を有していてもよい芳香族基が挙げら
れる。R15で示される「置換基を有していてもよい炭化
水素基」および「アシル」は、前記Ar1またはAr2で示さ
れる「置換基を有していてもよい芳香族基」の「置換
基」として詳述した「置換基を有していてもよい炭化水
素基」および「アシル」がそれぞれ挙げられる。Lで示
される「脱離基」としては、例えばハロゲン原子 (例、塩
素、臭素、ヨウ素など)、ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルスルホニルオキシ (例、メチルスルホニル
オキシ、エチルスルホニルオキシ、トリフルオロメチル
スルホニルオキシなど)、置換基を有していてもよいC
6-14アリールスルホニルオキシなどが挙げられる。該
「置換基を有していてもよいC6-14アリールスルホニル
オキシ」の「置換基」としては、ハロゲン原子、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルまたはハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルコキシなどが1ないし3個挙げら
れる。「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル」お
よび「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ」
は、前記「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル」
および「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ」
がそれぞれ挙げられる。「置換基を有していてもよいC
6-14アリールスルホニルオキシ」の具体例としては、フ
ェニルスルホニルオキシ、p-トリルスルホニルオキシ、
1-ナフチルスルホニルオキシ、2-ナフチルスルホニルオ
キシなどが挙げられる。
【0040】例えば、Lが脱離基の場合の具体的な反応
条件としては、化合物(Ic)および等量〜過剰量の式R
15−L〔式中の各記号は前記と同意義〕で表される化合
物を不活性溶媒中で反応させる。必要に応じ、塩基を加
えて反応を行う。反応温度は、-20℃〜130℃、好ましく
は室温〜130℃である。反応時間は0.5時間〜45時間であ
る。 不活性溶媒としては、例えばアルコール系溶媒、エーテ
ル系溶媒、ハロゲン系溶媒、芳香族系溶媒、ニトリル系
溶媒、アミド系溶媒、ケトン系溶媒、スルホキシド系溶
媒、水などを単独あるいはこれらの二種以上を混合して
用いることができる。中でもトルエン、アセトニトリ
ル、ジメチルホルムアミド (DMF)、アセトン、エタノー
ル、ピリジンなどが好ましい。該「塩基」としては、前記
工程1で詳述した塩基に加え、例えばアルカリ金属また
はアルカリ土類金属の水素化物 (例、水素化リチウム、
水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化カルシウム
など)、アルカリ金属またはアルカリ土類金属のアミド
類 (例、リチウムアミド、ナトリウムアミド、リチウム
ジイソプロピルアミド、リチウムジシクロヘキシルアミ
ド、リチウムヘキサメチルジシラジド、ナトリウムヘキ
サメチルジシラジド、カリウムヘキサメチルジシラジド
など)、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の低級ア
ルコキシド (例、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエ
トキシド、カリウム tert-ブトキシドなど) などの強
塩基が挙げられる。
条件としては、化合物(Ic)および等量〜過剰量の式R
15−L〔式中の各記号は前記と同意義〕で表される化合
物を不活性溶媒中で反応させる。必要に応じ、塩基を加
えて反応を行う。反応温度は、-20℃〜130℃、好ましく
は室温〜130℃である。反応時間は0.5時間〜45時間であ
る。 不活性溶媒としては、例えばアルコール系溶媒、エーテ
ル系溶媒、ハロゲン系溶媒、芳香族系溶媒、ニトリル系
溶媒、アミド系溶媒、ケトン系溶媒、スルホキシド系溶
媒、水などを単独あるいはこれらの二種以上を混合して
用いることができる。中でもトルエン、アセトニトリ
ル、ジメチルホルムアミド (DMF)、アセトン、エタノー
ル、ピリジンなどが好ましい。該「塩基」としては、前記
工程1で詳述した塩基に加え、例えばアルカリ金属また
はアルカリ土類金属の水素化物 (例、水素化リチウム、
水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化カルシウム
など)、アルカリ金属またはアルカリ土類金属のアミド
類 (例、リチウムアミド、ナトリウムアミド、リチウム
ジイソプロピルアミド、リチウムジシクロヘキシルアミ
ド、リチウムヘキサメチルジシラジド、ナトリウムヘキ
サメチルジシラジド、カリウムヘキサメチルジシラジド
など)、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の低級ア
ルコキシド (例、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエ
トキシド、カリウム tert-ブトキシドなど) などの強
塩基が挙げられる。
【0041】アルキル化反応での好ましい反応条件とし
ては、化合物(Id)、1当量〜4当量の式R15−L 〔式中
の各記号は前記と同意義〕で表される化合物および1当
量〜5当量の塩基 (例、炭酸カリウム、水素化ナトリウ
ム、水酸化ナトリウムなど)を、不活性溶媒 (例、トル
エン、アセトニトリルまたはDMFなどの単独あるいはこ
れらの二種以上の混合溶媒) 中、1時間〜20時間撹拌す
る。好ましい反応温度は用いる塩基および溶媒により異
なるが、例えば、水素化ナトリウムを用いる場合は室温
〜130℃、炭酸カリウムを用いる場合は室温〜80℃が好
ましい。例えばR15がジアルキルアミノエチル、ジアル
キルアミノプロピル、モルホリノエチル、ピペリジノエ
チルなどの場合、文献記載の方法、例えば特開昭61-175
43号公報等に記載の方法に準じて行えばよい。塩基とし
ては水素化ナトリウムが使用できる。反応時間は1時間
〜18時間である。反応温度は、不活性溶媒がトルエンの
場合80℃〜120℃、DMFの場合室温〜80℃が好ましい。
ては、化合物(Id)、1当量〜4当量の式R15−L 〔式中
の各記号は前記と同意義〕で表される化合物および1当
量〜5当量の塩基 (例、炭酸カリウム、水素化ナトリウ
ム、水酸化ナトリウムなど)を、不活性溶媒 (例、トル
エン、アセトニトリルまたはDMFなどの単独あるいはこ
れらの二種以上の混合溶媒) 中、1時間〜20時間撹拌す
る。好ましい反応温度は用いる塩基および溶媒により異
なるが、例えば、水素化ナトリウムを用いる場合は室温
〜130℃、炭酸カリウムを用いる場合は室温〜80℃が好
ましい。例えばR15がジアルキルアミノエチル、ジアル
キルアミノプロピル、モルホリノエチル、ピペリジノエ
チルなどの場合、文献記載の方法、例えば特開昭61-175
43号公報等に記載の方法に準じて行えばよい。塩基とし
ては水素化ナトリウムが使用できる。反応時間は1時間
〜18時間である。反応温度は、不活性溶媒がトルエンの
場合80℃〜120℃、DMFの場合室温〜80℃が好ましい。
【0042】アシル化反応での好ましい反応条件として
は、化合物(Id)、1当量〜1.5当量の式R15−L〔式中の
各記号は前記と同意義〕で表される化合物および1当量
〜5当量の塩基 (例えば、水素化ナトリウム、水酸化ナ
トリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、トリエ
チルアミンなど) を、不活性溶媒 (例、水、酢酸エチ
ル、DMF、アセトニトリル、ピリジンの単独あるいはこ
れら二種以上の混合溶媒)中、室温で1時間〜6時間撹拌
する。 例えばLがヒドロキシの場合、化合物(Id)を光延反応
に付して、化合物(Ic)を得る。 光延反応は、例えば、化合物(Id)および1当量〜3当
量、好ましくは1.1当量〜2当量の式R15−L〔式中の各記
号は前記と同意義〕で表される化合物を、1当量〜2当量
のトリアリールホスフィン (例、トリフェニルホスフィ
ンなど) および1当量〜2当量のアゾジカルボン酸ジエチ
ル (DEAD) 共存下、不活性溶媒中、1時間〜24時間撹拌
する方法が挙げられる。 不活性溶媒としては、例えばエーテル系溶媒などが挙げ
られ、好ましくはテトラヒドロフラン (THF) である。
は、化合物(Id)、1当量〜1.5当量の式R15−L〔式中の
各記号は前記と同意義〕で表される化合物および1当量
〜5当量の塩基 (例えば、水素化ナトリウム、水酸化ナ
トリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、トリエ
チルアミンなど) を、不活性溶媒 (例、水、酢酸エチ
ル、DMF、アセトニトリル、ピリジンの単独あるいはこ
れら二種以上の混合溶媒)中、室温で1時間〜6時間撹拌
する。 例えばLがヒドロキシの場合、化合物(Id)を光延反応
に付して、化合物(Ic)を得る。 光延反応は、例えば、化合物(Id)および1当量〜3当
量、好ましくは1.1当量〜2当量の式R15−L〔式中の各記
号は前記と同意義〕で表される化合物を、1当量〜2当量
のトリアリールホスフィン (例、トリフェニルホスフィ
ンなど) および1当量〜2当量のアゾジカルボン酸ジエチ
ル (DEAD) 共存下、不活性溶媒中、1時間〜24時間撹拌
する方法が挙げられる。 不活性溶媒としては、例えばエーテル系溶媒などが挙げ
られ、好ましくはテトラヒドロフラン (THF) である。
【0043】前記「アルコール系溶媒」としては、例え
ば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、tert
-ブタノール等が挙げられる。前記「エーテル系溶媒」
としては、例えば、エチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン(THF)、ジオキサン、1,2-ジメトキシエタン等が挙げ
られる。前記「ハロゲン系溶媒」としては、例えば、ジ
クロロメタン、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン、四
塩化炭素等が挙げられる。前記「芳香族系溶媒」として
は、例えば、ベンゼン、トルエン、トリフルオロメチル
ベンゼン、キシレン、ピリジン等が挙げられる。前記
「炭化水素系溶媒」としては、例えば、ヘキサン、ペン
タン、シクロヘキサンなどが挙げられる。前記「アミド
系溶媒」としては、例えば、N,N-ジメチルホルムアミド
(DMF)、N,N-ジメチルアセトアミドなどが挙げられる。
前記「ケトン系溶媒」としては、例えば、アセトン、メ
チルエチルケトンなどが挙げられる。前記「スルホキシ
ド系溶媒」としては、例えば、ジメチルスルホキシド(D
MSO)などが挙げられる。前記「ニトリル系溶媒」として
は、例えば、アセトニトリル等が挙げられる。前記「エ
ステル系溶媒」としては、例えば、酢酸エチル、酢酸メ
チル、酢酸ブチル等が挙げられる。
ば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、tert
-ブタノール等が挙げられる。前記「エーテル系溶媒」
としては、例えば、エチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン(THF)、ジオキサン、1,2-ジメトキシエタン等が挙げ
られる。前記「ハロゲン系溶媒」としては、例えば、ジ
クロロメタン、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン、四
塩化炭素等が挙げられる。前記「芳香族系溶媒」として
は、例えば、ベンゼン、トルエン、トリフルオロメチル
ベンゼン、キシレン、ピリジン等が挙げられる。前記
「炭化水素系溶媒」としては、例えば、ヘキサン、ペン
タン、シクロヘキサンなどが挙げられる。前記「アミド
系溶媒」としては、例えば、N,N-ジメチルホルムアミド
(DMF)、N,N-ジメチルアセトアミドなどが挙げられる。
前記「ケトン系溶媒」としては、例えば、アセトン、メ
チルエチルケトンなどが挙げられる。前記「スルホキシ
ド系溶媒」としては、例えば、ジメチルスルホキシド(D
MSO)などが挙げられる。前記「ニトリル系溶媒」として
は、例えば、アセトニトリル等が挙げられる。前記「エ
ステル系溶媒」としては、例えば、酢酸エチル、酢酸メ
チル、酢酸ブチル等が挙げられる。
【0044】前記の各反応において、原料化合物が置換
基としてアミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、カルボニル
を有する場合、これらの基にペプチド化学などで一般的
に用いられるような保護基が導入されていてもよく、反
応後に必要に応じて保護基を除去することにより目的化
合物を得ることができる。アミノの保護基としては、例
えばホルミル、C1-6アルキル-カルボニル (例、アセチ
ル、プロピオニルなど)、C1-6アルコキシ-カルボニル
(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、tert-
ブトキシカルボニルなど)、ベンゾイル、C7 -16アラルキ
ル-カルボニル (例、ベンジルカルボニルなど)、C7-16
アラルキルオキシ-カルボニル (例、ベンジルオキシカ
ルボニル、9-フルオレニルメトキシカルボニルなど)、
トリチル、フタロイル、N,N-ジメチルアミノメチレン、
シリル(例、トリメチルシリル、トリエチルシリル、ジ
メチルフェニルシリル、tert-ブチルジメチルシリル、t
ert-ブチルジエチルシリルなど)、C2-6アルケニル
(例、1-アリルなど) などが挙げられる。これらの基
は、1ないし3個のハロゲン原子 (例、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素など)、C1-6アルコキシ (例、メトキシ、エ
トキシ、プロポキシなど)またはニトロなどで置換され
ていてもよい。カルボキシの保護基としては、例えばC
1-6アルキル (例、メチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、ブチル、tert-ブチルなど)、C7-16アラルキル
(例、ベンジルなど)、フェニル、トリチル、シリル
(例、トリメチルシリル、トリエチルシリル、ジメチル
フェニルシリル、tert-ブチルジメチルシリル、tert-ブ
チルジエチルシリルなど)、C2-6アルケニル (例、1-ア
リルなど) などが挙げられる。これらの基は、1ないし3
個のハロゲン原子 (例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素な
ど)、C1-6アルコキシ (例、メトキシ、エトキシ、プロ
ポキシなど) またはニトロなどで置換されていてもよ
い。ヒドロキシの保護基としては、前記Tで示される
「ヒドロキシの保護基」と同様のものが挙げられる。カ
ルボニルの保護基としては、例えば環状アセタール
(例、1,3-ジオキサンなど)、非環状アセタール (例、ジ
-C1-6アルキルアセタールなど) などが挙げられる。ま
た、これらの保護基の除去方法は、自体公知の方法、例
えばプロテクティブ・グループス・イン・オーガニック
・シンセシス (Protective Groups in Organic Synthes
is), John Wiley and Sons 刊 (1980年) に記載の方法
などに準じて行えばよい。例えば酸、塩基、紫外光、ヒ
ドラジン、フェニルヒドラジン、N-メチルジチオカルバ
ミン酸ナトリウム、テトラブチルアンモニウムフルオリ
ド、酢酸パラジウム、トリアルキルシリルハライド
(例、トリメチルシリルヨージド、トリメチルシリルブ
ロミドなど) などを使用する方法、還元法などが用いら
れる。
基としてアミノ、カルボキシ、ヒドロキシ、カルボニル
を有する場合、これらの基にペプチド化学などで一般的
に用いられるような保護基が導入されていてもよく、反
応後に必要に応じて保護基を除去することにより目的化
合物を得ることができる。アミノの保護基としては、例
えばホルミル、C1-6アルキル-カルボニル (例、アセチ
ル、プロピオニルなど)、C1-6アルコキシ-カルボニル
(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、tert-
ブトキシカルボニルなど)、ベンゾイル、C7 -16アラルキ
ル-カルボニル (例、ベンジルカルボニルなど)、C7-16
アラルキルオキシ-カルボニル (例、ベンジルオキシカ
ルボニル、9-フルオレニルメトキシカルボニルなど)、
トリチル、フタロイル、N,N-ジメチルアミノメチレン、
シリル(例、トリメチルシリル、トリエチルシリル、ジ
メチルフェニルシリル、tert-ブチルジメチルシリル、t
ert-ブチルジエチルシリルなど)、C2-6アルケニル
(例、1-アリルなど) などが挙げられる。これらの基
は、1ないし3個のハロゲン原子 (例、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素など)、C1-6アルコキシ (例、メトキシ、エ
トキシ、プロポキシなど)またはニトロなどで置換され
ていてもよい。カルボキシの保護基としては、例えばC
1-6アルキル (例、メチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、ブチル、tert-ブチルなど)、C7-16アラルキル
(例、ベンジルなど)、フェニル、トリチル、シリル
(例、トリメチルシリル、トリエチルシリル、ジメチル
フェニルシリル、tert-ブチルジメチルシリル、tert-ブ
チルジエチルシリルなど)、C2-6アルケニル (例、1-ア
リルなど) などが挙げられる。これらの基は、1ないし3
個のハロゲン原子 (例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素な
ど)、C1-6アルコキシ (例、メトキシ、エトキシ、プロ
ポキシなど) またはニトロなどで置換されていてもよ
い。ヒドロキシの保護基としては、前記Tで示される
「ヒドロキシの保護基」と同様のものが挙げられる。カ
ルボニルの保護基としては、例えば環状アセタール
(例、1,3-ジオキサンなど)、非環状アセタール (例、ジ
-C1-6アルキルアセタールなど) などが挙げられる。ま
た、これらの保護基の除去方法は、自体公知の方法、例
えばプロテクティブ・グループス・イン・オーガニック
・シンセシス (Protective Groups in Organic Synthes
is), John Wiley and Sons 刊 (1980年) に記載の方法
などに準じて行えばよい。例えば酸、塩基、紫外光、ヒ
ドラジン、フェニルヒドラジン、N-メチルジチオカルバ
ミン酸ナトリウム、テトラブチルアンモニウムフルオリ
ド、酢酸パラジウム、トリアルキルシリルハライド
(例、トリメチルシリルヨージド、トリメチルシリルブ
ロミドなど) などを使用する方法、還元法などが用いら
れる。
【0045】化合物(I)は、公知の手段、例えば溶媒
抽出、液性変換、転溶、晶出、再結晶、クロマトグラフ
ィーなどによって単離精製することができる。また、化
合物(I)の原料化合物またはその塩は、前記と同様の
公知の手段などによって単離精製することができるが、
単離することなくそのまま反応混合物として次の工程の
原料として供されてもよい。また、化合物(I)は、水
和物でも非水和物であってもよい。 化合物(I)が、光学異性体、立体異性体、位置異性
体、回転異性体を含有する場合には、これらも化合物
(I)として含有されるとともに、自体公知の合成手
法、分離手法によりそれぞれを単品として得ることがで
きる。例えば、化合物(I)に光学異性体が存在する場
合には、該化合物から分割された光学異性体も化合物
(I)に包含される。化合物(I)がキノン環を有する場
合には、その還元体であるヒドロキノン体も化合物
(I)に包含される。光学異性体は自体公知の方法によ
り製造することができる。具体的には、光学活性な合成
中間体を用いる、または、最終物のラセミ体を常法に従
って光学分割することにより光学異性体を得る。光学分
割法としては、自体公知の方法、例えば生物学的方法、
分別再結晶法、キラルカラム法、ジアステレオマー法等
が用いられる。 1) 生物学的方法 生物学的方法には、例えば酵素または生物 (例、微生物
または微生物成分、好ましくは細菌) などの生物製剤を
用いる分割法が挙げられる。例えば、プロキラルまたは
キラルな化合物中に、酵素または菌体が認識可能なヒド
ロキシ、アミノ、カルボキシルなどの官能基またはアミ
ド結合、エステル結合などを有する場合には、適当な生
物製剤を使って加水分解反応、アシル化反応またはアミ
ド化反応を行い、アシル化またはアミド化された光学異
性体を採取または除去することにより目的とする光学異
性体を選択的に得る。ラセミ体を生物学的方法によって
分割した場合、通常、一方の光学異性体のみが加水分解
反応、アシル化反応またはアミド化反応などを選択的に
受ける。反応混合物から所望する光学異性体を選択的に
得る方法としては、前記「化合物(I)の単離精製に用
いる方法(例えば溶媒抽出、液性変換、転溶、晶出、再
結晶、クロマトグラフィーなど)が挙げられる。また、
一方の光学異性体のみにヒドロキシまたはアミノの官能
基がある場合、この官能基をモノ硫酸エステル化または
モノリン酸エステル化することにより、上記の単離精製
法がさらに容易になる。例えば、モノ硫酸エステル化ま
たはモノリン酸エステル化された光学異性体またはその
塩(例えば、ピリジン、トリアチルアミンなどの有機塩
基との塩、あるいはナトリウム、マグネシウムなどのア
ルカリ金属またはアルカリ土類金属との塩)は、結晶性
や水溶性などが向上しており、上記単離精製法を行うこ
とにより対応する鏡像体の誘導体から、容易に分離され
る。 該モノ硫酸エステル化、アシル化またはアミド化
された光学異性体は所望により自体公知の加水分解反応
に付す。 2) 分別再結晶法 ラセミ体と光学活性な化合物 (例えば、(+)−マンデ
ル酸、(−)−マンデル酸、(+)−酒石酸、(−)−
酒石酸、(+)−1−フェネチルアミン、(−)−1−
フェネチルアミン、シンコニン、(−)−シンコニジ
ン、ブルシンなど) と塩を形成させ、これを分別再結晶
法によって分離し、所望により、中和工程を経てフリー
の光学異性体を得る方法。 3) キラルカラム法 ラセミ体またはその塩を光学異性体分離用カラム (キラ
ルカラム) にかけて分離する方法。例えば液体クロマト
グラフィの場合、ENANTIO-OVM (トーソー社製)または、
ダイセル社製 CHIRALシリーズ (例、 Chiralpak AD、
CHIRAL-A GPなど) などのキラルカラムに光学異性体の
混合物を添加し、水、種々の緩衝液 (例、リン酸緩衝
液)、有機溶媒 (例、エタノール、メタノール、イソプ
ロパノール、アセトニトリル、トリフルオロ酢酸、ジエ
チルアミンなど) の単独またはこれら二種以上の混合溶
液として展開させることにより、光学異性体を分離す
る。また、例えばガスクロマトグラフィーの場合、CP-C
hirasil-DeX CB (ジーエルサイエンス社製) などのキ
ラルカラムを使用して分離する。 4) ジアステレオマー法 ラセミ体の混合物を光学活性な試薬と化学反応によって
ジアステレオマーの混合物とし、これを通常の分離手段
(例えば、分別再結晶、クロマトグラフィ法等) などを
経て単一物質とした後、加水分解反応などの化学的な処
理により光学活性な試薬部位を切り離すことにより光学
異性体を得る方法。例えば、化合物(I)が分子内にヒ
ドロキシまたは1,2級アミノを有する場合、該化合物と
光学活性な有機酸 (例えば、MPTA〔α−メトキシ−α−
(トリフルオロメチル)フェニル酢酸〕、(−)−メン
トキシ酢酸等) などとを縮合反応に付すことにより、そ
れぞれエステル体またはアミド体のジアステレオマーが
得られる。一方、化合物(I)がカルボン酸基を有する
場合、該化合物と光学活性アミンまたはアルコール試薬
とを縮合反応に付すことにより、それぞれアミド体また
はエステル体のジアステレオマーが得られる。分離され
たジアステレオマーは、酸加水分解または塩基性加水分
解反応に付すことにより、元の化合物の光学異性体に変
換される。
抽出、液性変換、転溶、晶出、再結晶、クロマトグラフ
ィーなどによって単離精製することができる。また、化
合物(I)の原料化合物またはその塩は、前記と同様の
公知の手段などによって単離精製することができるが、
単離することなくそのまま反応混合物として次の工程の
原料として供されてもよい。また、化合物(I)は、水
和物でも非水和物であってもよい。 化合物(I)が、光学異性体、立体異性体、位置異性
体、回転異性体を含有する場合には、これらも化合物
(I)として含有されるとともに、自体公知の合成手
法、分離手法によりそれぞれを単品として得ることがで
きる。例えば、化合物(I)に光学異性体が存在する場
合には、該化合物から分割された光学異性体も化合物
(I)に包含される。化合物(I)がキノン環を有する場
合には、その還元体であるヒドロキノン体も化合物
(I)に包含される。光学異性体は自体公知の方法によ
り製造することができる。具体的には、光学活性な合成
中間体を用いる、または、最終物のラセミ体を常法に従
って光学分割することにより光学異性体を得る。光学分
割法としては、自体公知の方法、例えば生物学的方法、
分別再結晶法、キラルカラム法、ジアステレオマー法等
が用いられる。 1) 生物学的方法 生物学的方法には、例えば酵素または生物 (例、微生物
または微生物成分、好ましくは細菌) などの生物製剤を
用いる分割法が挙げられる。例えば、プロキラルまたは
キラルな化合物中に、酵素または菌体が認識可能なヒド
ロキシ、アミノ、カルボキシルなどの官能基またはアミ
ド結合、エステル結合などを有する場合には、適当な生
物製剤を使って加水分解反応、アシル化反応またはアミ
ド化反応を行い、アシル化またはアミド化された光学異
性体を採取または除去することにより目的とする光学異
性体を選択的に得る。ラセミ体を生物学的方法によって
分割した場合、通常、一方の光学異性体のみが加水分解
反応、アシル化反応またはアミド化反応などを選択的に
受ける。反応混合物から所望する光学異性体を選択的に
得る方法としては、前記「化合物(I)の単離精製に用
いる方法(例えば溶媒抽出、液性変換、転溶、晶出、再
結晶、クロマトグラフィーなど)が挙げられる。また、
一方の光学異性体のみにヒドロキシまたはアミノの官能
基がある場合、この官能基をモノ硫酸エステル化または
モノリン酸エステル化することにより、上記の単離精製
法がさらに容易になる。例えば、モノ硫酸エステル化ま
たはモノリン酸エステル化された光学異性体またはその
塩(例えば、ピリジン、トリアチルアミンなどの有機塩
基との塩、あるいはナトリウム、マグネシウムなどのア
ルカリ金属またはアルカリ土類金属との塩)は、結晶性
や水溶性などが向上しており、上記単離精製法を行うこ
とにより対応する鏡像体の誘導体から、容易に分離され
る。 該モノ硫酸エステル化、アシル化またはアミド化
された光学異性体は所望により自体公知の加水分解反応
に付す。 2) 分別再結晶法 ラセミ体と光学活性な化合物 (例えば、(+)−マンデ
ル酸、(−)−マンデル酸、(+)−酒石酸、(−)−
酒石酸、(+)−1−フェネチルアミン、(−)−1−
フェネチルアミン、シンコニン、(−)−シンコニジ
ン、ブルシンなど) と塩を形成させ、これを分別再結晶
法によって分離し、所望により、中和工程を経てフリー
の光学異性体を得る方法。 3) キラルカラム法 ラセミ体またはその塩を光学異性体分離用カラム (キラ
ルカラム) にかけて分離する方法。例えば液体クロマト
グラフィの場合、ENANTIO-OVM (トーソー社製)または、
ダイセル社製 CHIRALシリーズ (例、 Chiralpak AD、
CHIRAL-A GPなど) などのキラルカラムに光学異性体の
混合物を添加し、水、種々の緩衝液 (例、リン酸緩衝
液)、有機溶媒 (例、エタノール、メタノール、イソプ
ロパノール、アセトニトリル、トリフルオロ酢酸、ジエ
チルアミンなど) の単独またはこれら二種以上の混合溶
液として展開させることにより、光学異性体を分離す
る。また、例えばガスクロマトグラフィーの場合、CP-C
hirasil-DeX CB (ジーエルサイエンス社製) などのキ
ラルカラムを使用して分離する。 4) ジアステレオマー法 ラセミ体の混合物を光学活性な試薬と化学反応によって
ジアステレオマーの混合物とし、これを通常の分離手段
(例えば、分別再結晶、クロマトグラフィ法等) などを
経て単一物質とした後、加水分解反応などの化学的な処
理により光学活性な試薬部位を切り離すことにより光学
異性体を得る方法。例えば、化合物(I)が分子内にヒ
ドロキシまたは1,2級アミノを有する場合、該化合物と
光学活性な有機酸 (例えば、MPTA〔α−メトキシ−α−
(トリフルオロメチル)フェニル酢酸〕、(−)−メン
トキシ酢酸等) などとを縮合反応に付すことにより、そ
れぞれエステル体またはアミド体のジアステレオマーが
得られる。一方、化合物(I)がカルボン酸基を有する
場合、該化合物と光学活性アミンまたはアルコール試薬
とを縮合反応に付すことにより、それぞれアミド体また
はエステル体のジアステレオマーが得られる。分離され
たジアステレオマーは、酸加水分解または塩基性加水分
解反応に付すことにより、元の化合物の光学異性体に変
換される。
【0046】本発明の化合物(I)は、毒性が低く、優
れた作用、例えば大脳における神経細胞変性抑制作用、
脳組織破壊抑制作用、さらにヒトマクロファージ系細胞
および大脳細胞におけるサイトカイン(例、IL-1β、TN
Fαなど)の産生抑制作用等を有し、脳内移行性にも優
れているため、哺乳動物(例、人、馬、牛、犬、猫、ラ
ット、マウス、サル等)における神経変性抑制剤として
有用であり、例えば神経変性による機能障害、神経変性
疾患(例、アルツハイマー病、パーキンソン病、ダウン
症、ピック病、クロイツフェルト−ヤコブ病、多発性硬
化症、Borna 病などの細菌性またはウイルス性髄膜炎、
ワクチン接種後脳炎、AIDS脳症など)、脳機能障害
(例、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血、外傷など)など
の治療・予防または予後の改善に有用である。また、本
発明の化合物(I)は、上記哺乳動物のサイトカイン由
来の全身倦怠、発熱、睡眠、頭痛、関節痛、食欲低下な
どの症状、うつ病などの精神症状に対しても有効であ
る。化合物(I)は 自体公知の手段に従って製剤化する
ことができ、化合物(I)そのまま、または薬理学的に
許容される担体を、製剤化工程において適宜、適量混合
することにより医薬組成物、例えば錠剤 (糖衣錠、フィ
ルムコーティング錠を含む)、散剤、顆粒剤、カプセル
剤 (ソフトカプセルを含む)、液剤、注射剤、坐剤、徐
放剤などとして、経口的または非経口的 (例、局所、直
腸、静脈投与等)に安全に投与することができる。本発
明の医薬組成物中、化合物(I)の含有量は、医薬組成
物全体の0.1ないし100重量%である。投与量は、投与対
象、投与ルート、疾患などにより異なるが、例えばアル
ツハイマー病治療薬として、成人 (約60kg) に対し、経
口剤として、1回当たり、有効成分(化合物(I))とし
て約0.1ないし500mg、好ましくは約1ないし100mg、さら
に好ましくは5ないし100mgであり、1日1ないし数回に分
けて投与することができる。
れた作用、例えば大脳における神経細胞変性抑制作用、
脳組織破壊抑制作用、さらにヒトマクロファージ系細胞
および大脳細胞におけるサイトカイン(例、IL-1β、TN
Fαなど)の産生抑制作用等を有し、脳内移行性にも優
れているため、哺乳動物(例、人、馬、牛、犬、猫、ラ
ット、マウス、サル等)における神経変性抑制剤として
有用であり、例えば神経変性による機能障害、神経変性
疾患(例、アルツハイマー病、パーキンソン病、ダウン
症、ピック病、クロイツフェルト−ヤコブ病、多発性硬
化症、Borna 病などの細菌性またはウイルス性髄膜炎、
ワクチン接種後脳炎、AIDS脳症など)、脳機能障害
(例、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血、外傷など)など
の治療・予防または予後の改善に有用である。また、本
発明の化合物(I)は、上記哺乳動物のサイトカイン由
来の全身倦怠、発熱、睡眠、頭痛、関節痛、食欲低下な
どの症状、うつ病などの精神症状に対しても有効であ
る。化合物(I)は 自体公知の手段に従って製剤化する
ことができ、化合物(I)そのまま、または薬理学的に
許容される担体を、製剤化工程において適宜、適量混合
することにより医薬組成物、例えば錠剤 (糖衣錠、フィ
ルムコーティング錠を含む)、散剤、顆粒剤、カプセル
剤 (ソフトカプセルを含む)、液剤、注射剤、坐剤、徐
放剤などとして、経口的または非経口的 (例、局所、直
腸、静脈投与等)に安全に投与することができる。本発
明の医薬組成物中、化合物(I)の含有量は、医薬組成
物全体の0.1ないし100重量%である。投与量は、投与対
象、投与ルート、疾患などにより異なるが、例えばアル
ツハイマー病治療薬として、成人 (約60kg) に対し、経
口剤として、1回当たり、有効成分(化合物(I))とし
て約0.1ないし500mg、好ましくは約1ないし100mg、さら
に好ましくは5ないし100mgであり、1日1ないし数回に分
けて投与することができる。
【0047】本発明の医薬組成物の製造に用いられても
よい薬理学的に許容される担体としては、製剤素材とし
て慣用の各種有機または無機担体物質があげられ、例え
ば固形製剤における賦形剤、滑沢剤、結合剤、崩壊剤;
液状製剤における溶剤、溶解補助剤、懸濁化剤、等張化
剤、緩衝剤、無痛化剤などがあげられる。また、必要に
応じて、防腐剤、抗酸化剤、着色剤、甘味剤、吸着剤、
湿潤剤などの添加物を用いることもできる。賦形剤とし
ては、例えば乳糖、白糖、D−マンニトール、デンプ
ン、コーンスターチ、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸
などが挙げられる。滑沢剤としては、例えばステアリン
酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、コ
ロイドシリカなどが挙げられる。結合剤としては、例え
ば結晶セルロース、白糖、D−マンニトール、デキスト
リン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、デンプ
ン、ショ糖、ゼラチン、メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロースナトリウムなどが挙げられる。崩壊剤
としては、例えばデンプン、カルボキシメチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキ
シメチルスターチナトリウム、L−ヒドロキシプロピル
セルロースなどが挙げられる。溶剤としては、例えば注
射用水、アルコール、プロピレングリコール、マクロゴ
ール、ゴマ油、トウモロコシ油などが挙げられる。溶解
補助剤としては、例えばポリエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、D−マンニトール、安息香酸ベンジ
ル、エタノール、トリスアミノメタン、コレステロー
ル、トリエタノールアミン、炭酸ナトリウム、クエン酸
ナトリウムなどが挙げられる。懸濁化剤としては、例え
ばステアリルトリエタノールアミン、ラウリル硫酸ナト
リウム、ラウリルアミノプロピオン酸、レシチン、塩化
ベンゼトニウム、モノステアリン酸グリセリンなどの界
面活性剤;例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メ
チルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース
などの親水性高分子などが挙げられる。等張化剤として
は、例えばブドウ糖、 D−ソルビトール、塩化ナトリ
ウム、グリセリン、D−マンニトールなどが挙げられ
る。緩衝剤としては、例えばリン酸塩、酢酸塩、炭酸
塩、クエン酸塩などの緩衝液などが挙げられる。無痛化
剤としては、例えばベンジルアルコールなどが挙げられ
る。防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸エステ
ル類、クロロブタノール、ベンジルアルコール、フェネ
チルアルコール、デヒドロ酢酸、ソルビン酸などが挙げ
られる。抗酸化剤としては、例えば亜硫酸塩、アスコル
ビン酸などが挙げられる。
よい薬理学的に許容される担体としては、製剤素材とし
て慣用の各種有機または無機担体物質があげられ、例え
ば固形製剤における賦形剤、滑沢剤、結合剤、崩壊剤;
液状製剤における溶剤、溶解補助剤、懸濁化剤、等張化
剤、緩衝剤、無痛化剤などがあげられる。また、必要に
応じて、防腐剤、抗酸化剤、着色剤、甘味剤、吸着剤、
湿潤剤などの添加物を用いることもできる。賦形剤とし
ては、例えば乳糖、白糖、D−マンニトール、デンプ
ン、コーンスターチ、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸
などが挙げられる。滑沢剤としては、例えばステアリン
酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、コ
ロイドシリカなどが挙げられる。結合剤としては、例え
ば結晶セルロース、白糖、D−マンニトール、デキスト
リン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、デンプ
ン、ショ糖、ゼラチン、メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロースナトリウムなどが挙げられる。崩壊剤
としては、例えばデンプン、カルボキシメチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキ
シメチルスターチナトリウム、L−ヒドロキシプロピル
セルロースなどが挙げられる。溶剤としては、例えば注
射用水、アルコール、プロピレングリコール、マクロゴ
ール、ゴマ油、トウモロコシ油などが挙げられる。溶解
補助剤としては、例えばポリエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、D−マンニトール、安息香酸ベンジ
ル、エタノール、トリスアミノメタン、コレステロー
ル、トリエタノールアミン、炭酸ナトリウム、クエン酸
ナトリウムなどが挙げられる。懸濁化剤としては、例え
ばステアリルトリエタノールアミン、ラウリル硫酸ナト
リウム、ラウリルアミノプロピオン酸、レシチン、塩化
ベンゼトニウム、モノステアリン酸グリセリンなどの界
面活性剤;例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メ
チルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース
などの親水性高分子などが挙げられる。等張化剤として
は、例えばブドウ糖、 D−ソルビトール、塩化ナトリ
ウム、グリセリン、D−マンニトールなどが挙げられ
る。緩衝剤としては、例えばリン酸塩、酢酸塩、炭酸
塩、クエン酸塩などの緩衝液などが挙げられる。無痛化
剤としては、例えばベンジルアルコールなどが挙げられ
る。防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸エステ
ル類、クロロブタノール、ベンジルアルコール、フェネ
チルアルコール、デヒドロ酢酸、ソルビン酸などが挙げ
られる。抗酸化剤としては、例えば亜硫酸塩、アスコル
ビン酸などが挙げられる。
【0048】
【発明の実施の形態】本発明は、さらに以下の参考例、
実施例、製剤例および実験例によって詳しく説明される
が、これらの例は単なる実例であって、本発明を限定す
るものではなく、また本発明の範囲を逸脱しない範囲で
変化させてもよい。 以下の参考例、実施例中の「室温」は、0℃ないし30℃
を示し、有機溶媒の乾燥には無水硫酸マグネシウムまた
は無水硫酸ナトリウムを用いた。「%」は特記しない限
り重量パーセントを意味する。 赤外吸収スペクトルは、フーリエ変換形赤外分光光度計
を用い、KBr法または拡散反射法で測定した。 その他の本文中で用いられている略号は下記の意味を示
す。 s:シングレット(singlet) d:ダブレット(doublet) t:トリプレット(triplet) q:クァルテット(quartet) m:マルチプレット(multiplet) br:ブロード(broad) J:カップリング定数(coupling constant) Hz:ヘルツ(Hertz) CDCl3:重クロロホルム THF:テトラヒドロフラン DMF:N,N-ジメチルホルムアミド DMSO:ジメチルスルホキシド1 H-NMR:プロトン核磁気共鳴 (通常フリー体で CDCl3中
で測定した。) IR:赤外吸収スペクトル CAN:[硝酸セリウム(IV)アンモニウム]
実施例、製剤例および実験例によって詳しく説明される
が、これらの例は単なる実例であって、本発明を限定す
るものではなく、また本発明の範囲を逸脱しない範囲で
変化させてもよい。 以下の参考例、実施例中の「室温」は、0℃ないし30℃
を示し、有機溶媒の乾燥には無水硫酸マグネシウムまた
は無水硫酸ナトリウムを用いた。「%」は特記しない限
り重量パーセントを意味する。 赤外吸収スペクトルは、フーリエ変換形赤外分光光度計
を用い、KBr法または拡散反射法で測定した。 その他の本文中で用いられている略号は下記の意味を示
す。 s:シングレット(singlet) d:ダブレット(doublet) t:トリプレット(triplet) q:クァルテット(quartet) m:マルチプレット(multiplet) br:ブロード(broad) J:カップリング定数(coupling constant) Hz:ヘルツ(Hertz) CDCl3:重クロロホルム THF:テトラヒドロフラン DMF:N,N-ジメチルホルムアミド DMSO:ジメチルスルホキシド1 H-NMR:プロトン核磁気共鳴 (通常フリー体で CDCl3中
で測定した。) IR:赤外吸収スペクトル CAN:[硝酸セリウム(IV)アンモニウム]
【0049】
【実施例】参考例1 6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,4−ジメ
トキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘキサン酸
メチル 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(特開平09−118660号公報に記載;3
3.4g;0.079mol)をTHF(300ml)
に溶解した。反応液に塩化アセチル(9.0ml;0.
13mol)とトリエチルアミン(17.5ml;0.
13mol)を加え、室温で1時間撹拌した。溶媒を減
圧下、留去して油状物を得た。油状物を酢酸エチルに溶
かした。有機層は水、食塩水で洗浄し、次いで硫酸ナト
リウムで乾燥後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルク
ロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=
4:1)にて精製して、標題化合物(35.5g)を油
状物として得た。1 H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ:1.2 (1H, m), 1.4 (1H,
m), 1.7 (2H, m), 2.2 (4H, m), 2.26 (2H, t, J = 7.5
Hz), 2.27 (3H, s), 2.4 (1H, m), 3.59 (6H, s), 3.8
4 (3H, s), 4.8 (1H, br s), 6.99 (2H, m), 7.27 (2H,
m), 7.47 (2H, m), 8.05 (2H, m). IR (KBr) cm-1: 1766, 1738, 1507, 1352. 参考例2 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−プロピオニルオキシフェニル)ヘ
キサン酸メチル 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(477mg)をTHF(5ml)に溶解した。
反応液に塩化プロピオニル(158μl)とトリエチル
アミン(253μl)を加え、室温で30分間撹拌し
た。溶媒を減圧下、留去して油状物を得た。得られた油
状物を酢酸エチルに溶かした。有機層は水、食塩水で洗
浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮し
た。得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー
(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=4:1)にて精製
して、標題化合物(485mg)を無色油状物として得
た。1 H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ:1.2 (1H, m), 1.24 (3H,
t, J = 7.6 Hz), 1.4 (1H, m), 1.6 (2H, m), 2.2 (4H,
m), 2.26 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.4 (1H, m),2.56 (2
H, q, J = 7.6 Hz), 3.59 (6H, s), 3.84 (3H, s), 4.8
(1H, br s), 6.98 (2H, m), 7.25 (2H, m), 7.47 (2H,
m), 8.05 (2H, m). IR (KBr) cm-1: 1760, 1738, 1505, 1352.
トキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘキサン酸
メチル 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(特開平09−118660号公報に記載;3
3.4g;0.079mol)をTHF(300ml)
に溶解した。反応液に塩化アセチル(9.0ml;0.
13mol)とトリエチルアミン(17.5ml;0.
13mol)を加え、室温で1時間撹拌した。溶媒を減
圧下、留去して油状物を得た。油状物を酢酸エチルに溶
かした。有機層は水、食塩水で洗浄し、次いで硫酸ナト
リウムで乾燥後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルク
ロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=
4:1)にて精製して、標題化合物(35.5g)を油
状物として得た。1 H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ:1.2 (1H, m), 1.4 (1H,
m), 1.7 (2H, m), 2.2 (4H, m), 2.26 (2H, t, J = 7.5
Hz), 2.27 (3H, s), 2.4 (1H, m), 3.59 (6H, s), 3.8
4 (3H, s), 4.8 (1H, br s), 6.99 (2H, m), 7.27 (2H,
m), 7.47 (2H, m), 8.05 (2H, m). IR (KBr) cm-1: 1766, 1738, 1507, 1352. 参考例2 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−プロピオニルオキシフェニル)ヘ
キサン酸メチル 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(477mg)をTHF(5ml)に溶解した。
反応液に塩化プロピオニル(158μl)とトリエチル
アミン(253μl)を加え、室温で30分間撹拌し
た。溶媒を減圧下、留去して油状物を得た。得られた油
状物を酢酸エチルに溶かした。有機層は水、食塩水で洗
浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮し
た。得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー
(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=4:1)にて精製
して、標題化合物(485mg)を無色油状物として得
た。1 H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ:1.2 (1H, m), 1.24 (3H,
t, J = 7.6 Hz), 1.4 (1H, m), 1.6 (2H, m), 2.2 (4H,
m), 2.26 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.4 (1H, m),2.56 (2
H, q, J = 7.6 Hz), 3.59 (6H, s), 3.84 (3H, s), 4.8
(1H, br s), 6.98 (2H, m), 7.25 (2H, m), 7.47 (2H,
m), 8.05 (2H, m). IR (KBr) cm-1: 1760, 1738, 1505, 1352.
【0050】参考例3 6−(4−ブチリルオキシフェニル)−6−(1,4−
ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘキサ
ン酸メチル 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(477mg;1.13mmol)をTHF(5
ml)に溶解した。反応液に塩化ブチリル(188μ
l)とトリエチルアミン(253μl)を加え、室温で
30分間撹拌した。溶媒を減圧下、留去して油状物を得
た。得られた油状物を酢酸エチルに溶かした。有機層は
水、食塩水で洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥後、
減圧下濃縮した。得られた粗生成物をシリカゲルクロマ
トグラフィー(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=4:
1)にて精製して、標題化合物(500mg)を油状物
として得た。1 H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ:1.03 (3H, t, J = 7.5 H
z), 1.2 (1H, m), 1.4 (1H, m), 1.6 (2H, m), 1.76 (2
H, sext, J = 7.5 Hz), 2.2 (4H, m), 2.26 (2H,t, J =
7.5 Hz), 2.4 (1H, m), 2.51 (2H, q, J = 7.5 Hz),
3.59 (6H, s), 3.84 (3H, s), 4.8 (1H, br s), 6.98
(2H, m), 7.25 (2H, m), 7.47 (2H, m), 8.05 (2H, m). IR (KBr) cm-1: 1758, 1738, 1506, 1352. 参考例4 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ピバロイルオキシフェニル)ヘキ
サン酸メチル 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(477mg;1.13mmol)をTHF(5
ml)に溶解した。反応液に塩化ピバロイル(223μ
l)とトリエチルアミン(253μl)を加え、室温で
2日間撹拌した。溶媒を減圧下、留去して油状物を得
た。得られた油状物を酢酸エチルに溶かした。有機層は
水、食塩水で洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥後、
減圧下濃縮した。得られた粗生成物をシリカゲルクロマ
トグラフィー(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=4:
1)にて精製して、標題化合物(572mg)を無色油
状物として得た。1 H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ:1.2 (1H, m), 1.33 (9H,
s), 1.4 (1H, m), 1.6 (2H, m), 2.2 (4H, m), 2.26 (2
H, t, J = 7.5 Hz), 2.4 (1H, m), 3.59 (6H, s), 3.84
(3H, s), 4.8 (1H, br s), 6.95 (2H, m), 7.25 (2H,
m), 7.48 (2H, m), 8.06 (2H, m). IR (KBr) cm-1: 1741, 1352.
ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘキサ
ン酸メチル 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(477mg;1.13mmol)をTHF(5
ml)に溶解した。反応液に塩化ブチリル(188μ
l)とトリエチルアミン(253μl)を加え、室温で
30分間撹拌した。溶媒を減圧下、留去して油状物を得
た。得られた油状物を酢酸エチルに溶かした。有機層は
水、食塩水で洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥後、
減圧下濃縮した。得られた粗生成物をシリカゲルクロマ
トグラフィー(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=4:
1)にて精製して、標題化合物(500mg)を油状物
として得た。1 H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ:1.03 (3H, t, J = 7.5 H
z), 1.2 (1H, m), 1.4 (1H, m), 1.6 (2H, m), 1.76 (2
H, sext, J = 7.5 Hz), 2.2 (4H, m), 2.26 (2H,t, J =
7.5 Hz), 2.4 (1H, m), 2.51 (2H, q, J = 7.5 Hz),
3.59 (6H, s), 3.84 (3H, s), 4.8 (1H, br s), 6.98
(2H, m), 7.25 (2H, m), 7.47 (2H, m), 8.05 (2H, m). IR (KBr) cm-1: 1758, 1738, 1506, 1352. 参考例4 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ピバロイルオキシフェニル)ヘキ
サン酸メチル 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(477mg;1.13mmol)をTHF(5
ml)に溶解した。反応液に塩化ピバロイル(223μ
l)とトリエチルアミン(253μl)を加え、室温で
2日間撹拌した。溶媒を減圧下、留去して油状物を得
た。得られた油状物を酢酸エチルに溶かした。有機層は
水、食塩水で洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥後、
減圧下濃縮した。得られた粗生成物をシリカゲルクロマ
トグラフィー(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=4:
1)にて精製して、標題化合物(572mg)を無色油
状物として得た。1 H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ:1.2 (1H, m), 1.33 (9H,
s), 1.4 (1H, m), 1.6 (2H, m), 2.2 (4H, m), 2.26 (2
H, t, J = 7.5 Hz), 2.4 (1H, m), 3.59 (6H, s), 3.84
(3H, s), 4.8 (1H, br s), 6.95 (2H, m), 7.25 (2H,
m), 7.48 (2H, m), 8.06 (2H, m). IR (KBr) cm-1: 1741, 1352.
【0051】参考例5 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−イソブチリルオキシフェニル)ヘ
キサン酸メチル 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(500mg;1.18mmol)をTHF(5
ml)に溶解した。反応液に塩化イソブチリル(400
μl)とトリエチルアミン(530μl)を加え、室温
で1日間撹拌した。溶媒を減圧下、留去して油状物を得
た。得られた油状物を酢酸エチルに溶かした。有機層は
水、食塩水で洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥後、
減圧下濃縮した。得られた粗生成物をシリカゲルクロマ
トグラフィー(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=4:
1)にて精製して、標題化合物(325mg)を油状物
として得た。1 H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ:1.2 (1H, m), 1.29 (6H,
d, J = 7.1 Hz), 1.4 (1H, m), 1.6 (2H, m), 2.2 (4H,
m), 2.26 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.4 (1H, m),2.77 (1
H, sept, J = 7.1 Hz), 3.59 (6H, s), 3.84 (3H, s),
4.8 (1H, br s),6.96 (2H, m), 7.25 (2H, m), 7.48 (2
H, m), 8.06 (2H, m). IR (KBr) cm-1: 1758, 1738, 1505, 1352. 参考例6 6−(4−クロロアセトキシフェニル)−6−(1,4
−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘキ
サン酸メチル 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(500mg;1.18mmol) をTHF
(5ml)に溶解し、反応液に塩化クロロアセチル(1
53μl)とトリエチルアミン(265μl)を加え、
室温で一晩撹拌した。溶媒を減圧下、留去して油状物を
得た。得られた油状物を酢酸エチルに溶かした。有機層
を水、食塩水で洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥
後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフ
ィー(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=4:1)にて
精製して、標題化合物(111 mg)を油状物として
得た。1 H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ:1.2 (1H, m), 1.4 (1H,
m), 1.6 (2H, m), 2.2 (4H, m), 2.26 (2H, t, J = 7.5
Hz), 2.4 (1H, m), 3.59 (6H, s), 3.85 (3H, s), 4.2
7 (2H, s), 4.8 (1H, br s), 7.03 (2H, m), 7.26 (2H,
m), 7.48 (2H, m), 8.06 (2H, m). IR (KBr) cm-1: 1778, 1738, 1505, 1352.
−イル)−6−(4−イソブチリルオキシフェニル)ヘ
キサン酸メチル 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(500mg;1.18mmol)をTHF(5
ml)に溶解した。反応液に塩化イソブチリル(400
μl)とトリエチルアミン(530μl)を加え、室温
で1日間撹拌した。溶媒を減圧下、留去して油状物を得
た。得られた油状物を酢酸エチルに溶かした。有機層は
水、食塩水で洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥後、
減圧下濃縮した。得られた粗生成物をシリカゲルクロマ
トグラフィー(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=4:
1)にて精製して、標題化合物(325mg)を油状物
として得た。1 H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ:1.2 (1H, m), 1.29 (6H,
d, J = 7.1 Hz), 1.4 (1H, m), 1.6 (2H, m), 2.2 (4H,
m), 2.26 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.4 (1H, m),2.77 (1
H, sept, J = 7.1 Hz), 3.59 (6H, s), 3.84 (3H, s),
4.8 (1H, br s),6.96 (2H, m), 7.25 (2H, m), 7.48 (2
H, m), 8.06 (2H, m). IR (KBr) cm-1: 1758, 1738, 1505, 1352. 参考例6 6−(4−クロロアセトキシフェニル)−6−(1,4
−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘキ
サン酸メチル 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(500mg;1.18mmol) をTHF
(5ml)に溶解し、反応液に塩化クロロアセチル(1
53μl)とトリエチルアミン(265μl)を加え、
室温で一晩撹拌した。溶媒を減圧下、留去して油状物を
得た。得られた油状物を酢酸エチルに溶かした。有機層
を水、食塩水で洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥
後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフ
ィー(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=4:1)にて
精製して、標題化合物(111 mg)を油状物として
得た。1 H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ:1.2 (1H, m), 1.4 (1H,
m), 1.6 (2H, m), 2.2 (4H, m), 2.26 (2H, t, J = 7.5
Hz), 2.4 (1H, m), 3.59 (6H, s), 3.85 (3H, s), 4.2
7 (2H, s), 4.8 (1H, br s), 7.03 (2H, m), 7.26 (2H,
m), 7.48 (2H, m), 8.06 (2H, m). IR (KBr) cm-1: 1778, 1738, 1505, 1352.
【0052】参考例7 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−メトキシカルボニルオキシフェニ
ル)ヘキサン酸メチル 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(500mg;1.18mmol)をTHF(5
ml)に溶解し、反応液に炭酸ジメチル(147μl)
とトリエチルアミン(265μl)を加え、室温で20
分間撹拌した。溶媒を減圧下、留去した。得られた油状
物を酢酸エチルに溶かした。有機層は水、食塩水で洗浄
し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮した。
残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキ
サン/酢酸エチル=4:1)にて精製して、標題化合物
(503mg)を油状物として得た。1 H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ:1.2 (1H, m), 1.4 (1H,
m), 1.7 (2H, m), 2.2 (4H, m), 2.26 (2H, t, J = 7.5
Hz), 2.4 (1H, m), 3.59 (6H, s), 3.84 (3H, s), 3.8
8 (3H, s), 4.8 (1H, br s), 7.07 (2H, m), 7.26 (2H,
m), 7.47 (2H, m), 8.03 (2H, m). IR (KBr) cm-1: 1766, 1738, 1507, 1352. 参考例8 (+)−6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,
4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘ
キサン酸メチル 1)6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,4−
ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘキサ
ン酸メチル(27.3g)をジイソプロピルエーテル
(270ml)、エタノール(15ml)に溶解した。
反応液にリパーゼ(東洋紡績株式会社製、LIP;2
7.3g)を加えて、35℃で24時間振とうした。反
応液をろ過してリパーゼを除き、減圧濃縮した。残渣を
シリカゲルクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン/
酢酸エチル(4:1〜1:1)により精製して、標題化
合物(11.7g;43%)を得た。鏡像体過剰率は、
99%e.e.であった。1 H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ:1.2 (1H, m), 1.4 (1H,
m), 1.7 (2H, m), 2.2 (4H, m), 2.26 (2H, t, J = 7.5
Hz), 2.27 (3H, s), 2.4 (1H, m), 3.59 (6H, s), 3.8
4 (3H, s), 4.8 (1H, br s), 6.99 (2H, m), 7.27 (2
H, m), 7.47 (2H, m), 8.05 (2H, m). IR (KBr) cm-1: 1766, 1737, 1507, 1352. [α]D 26 =+109°(c=1.18,酢酸エチ
ル). 2)標題化合物と同時に(−)−6−(1,4−ジメト
キシ−3−メチルナフタレン−2−イル)−6−(4−
ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸メチル(13.2g;
53%)を得た。鏡像体過剰率は、78%e.e.であ
った。
−イル)−6−(4−メトキシカルボニルオキシフェニ
ル)ヘキサン酸メチル 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(500mg;1.18mmol)をTHF(5
ml)に溶解し、反応液に炭酸ジメチル(147μl)
とトリエチルアミン(265μl)を加え、室温で20
分間撹拌した。溶媒を減圧下、留去した。得られた油状
物を酢酸エチルに溶かした。有機層は水、食塩水で洗浄
し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮した。
残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキ
サン/酢酸エチル=4:1)にて精製して、標題化合物
(503mg)を油状物として得た。1 H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ:1.2 (1H, m), 1.4 (1H,
m), 1.7 (2H, m), 2.2 (4H, m), 2.26 (2H, t, J = 7.5
Hz), 2.4 (1H, m), 3.59 (6H, s), 3.84 (3H, s), 3.8
8 (3H, s), 4.8 (1H, br s), 7.07 (2H, m), 7.26 (2H,
m), 7.47 (2H, m), 8.03 (2H, m). IR (KBr) cm-1: 1766, 1738, 1507, 1352. 参考例8 (+)−6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,
4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘ
キサン酸メチル 1)6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,4−
ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘキサ
ン酸メチル(27.3g)をジイソプロピルエーテル
(270ml)、エタノール(15ml)に溶解した。
反応液にリパーゼ(東洋紡績株式会社製、LIP;2
7.3g)を加えて、35℃で24時間振とうした。反
応液をろ過してリパーゼを除き、減圧濃縮した。残渣を
シリカゲルクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン/
酢酸エチル(4:1〜1:1)により精製して、標題化
合物(11.7g;43%)を得た。鏡像体過剰率は、
99%e.e.であった。1 H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ:1.2 (1H, m), 1.4 (1H,
m), 1.7 (2H, m), 2.2 (4H, m), 2.26 (2H, t, J = 7.5
Hz), 2.27 (3H, s), 2.4 (1H, m), 3.59 (6H, s), 3.8
4 (3H, s), 4.8 (1H, br s), 6.99 (2H, m), 7.27 (2
H, m), 7.47 (2H, m), 8.05 (2H, m). IR (KBr) cm-1: 1766, 1737, 1507, 1352. [α]D 26 =+109°(c=1.18,酢酸エチ
ル). 2)標題化合物と同時に(−)−6−(1,4−ジメト
キシ−3−メチルナフタレン−2−イル)−6−(4−
ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸メチル(13.2g;
53%)を得た。鏡像体過剰率は、78%e.e.であ
った。
【0053】参考例9 (−)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸メチル (−)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸メチル(13.2g,78%e.e.)をTH
F(118ml)に溶解し、塩化アセチル(3.56μ
l)およびトリエチルアミン(6.91μl)を加え
て、室温で3時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮した。
残渣を酢酸エチルに溶解した。有機層を水、次いで食塩
水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮し
た。得られた(−)−6−(4−アセトキシフェニル)
−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−
2−イル)ヘキサン酸メチル(14.5g,76%e.
e.)をジイソプロピルエーテル(110 ml)およ
びエタノール(7 ml)に溶解した。反応液にリパー
ゼ(東洋紡績株式会社製、LIP;14.0g)を加え
て、35℃で30時間振とうした。反応液をろ過してリ
パーゼを除き、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルクロ
マトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル
(4:1〜1:1)により精製して、標題化合物(1
0.2g;77%)を得た。鏡像体過剰率は、99%
e.e.であった。1 H-NMR (400 MHz, CDCl3)δ:1.2 (1H, m), 1.4 (1H,
m), 1.7 (2H, m), 2.2 (4H, m), 2.26 (2H, t, J = 7.5
Hz), 2.4 (1H, m), 3.59 (6H, s), 3.84 (3H, s),4.8
(1H, br s), 5.09 (1H, s), 6.72 (2H, m), 7.09 (2H,
m), 7.47 (2H, m),8.05 (2H, m). IR (KBr) cm-1: 3407, 1736, 1712, 1513, 1352. [α]D 28=−134°(c=1.04, 酢酸エチ
ル). 参考例10 (−)−6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,
4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘ
キサン酸メチル 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(10mg)をジイソプロピルエーテル(5m
l)に溶解し、リパーゼ(東洋紡績株式会社製、LI
P;50mg),酢酸ビニル(21μl)、モレキュラ
ーシーブス4A(商品名)(100mg)を加えた。反
応液を30℃で24時間振とうした。反応液からリパー
ゼをろ別後、減圧濃縮し、標題化合物を得た。標題化合
物の収率は34%、鏡像体過剰率は、94%e.e.で
あった。
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸メチル (−)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸メチル(13.2g,78%e.e.)をTH
F(118ml)に溶解し、塩化アセチル(3.56μ
l)およびトリエチルアミン(6.91μl)を加え
て、室温で3時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮した。
残渣を酢酸エチルに溶解した。有機層を水、次いで食塩
水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮し
た。得られた(−)−6−(4−アセトキシフェニル)
−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−
2−イル)ヘキサン酸メチル(14.5g,76%e.
e.)をジイソプロピルエーテル(110 ml)およ
びエタノール(7 ml)に溶解した。反応液にリパー
ゼ(東洋紡績株式会社製、LIP;14.0g)を加え
て、35℃で30時間振とうした。反応液をろ過してリ
パーゼを除き、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルクロ
マトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル
(4:1〜1:1)により精製して、標題化合物(1
0.2g;77%)を得た。鏡像体過剰率は、99%
e.e.であった。1 H-NMR (400 MHz, CDCl3)δ:1.2 (1H, m), 1.4 (1H,
m), 1.7 (2H, m), 2.2 (4H, m), 2.26 (2H, t, J = 7.5
Hz), 2.4 (1H, m), 3.59 (6H, s), 3.84 (3H, s),4.8
(1H, br s), 5.09 (1H, s), 6.72 (2H, m), 7.09 (2H,
m), 7.47 (2H, m),8.05 (2H, m). IR (KBr) cm-1: 3407, 1736, 1712, 1513, 1352. [α]D 28=−134°(c=1.04, 酢酸エチ
ル). 参考例10 (−)−6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,
4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘ
キサン酸メチル 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(10mg)をジイソプロピルエーテル(5m
l)に溶解し、リパーゼ(東洋紡績株式会社製、LI
P;50mg),酢酸ビニル(21μl)、モレキュラ
ーシーブス4A(商品名)(100mg)を加えた。反
応液を30℃で24時間振とうした。反応液からリパー
ゼをろ別後、減圧濃縮し、標題化合物を得た。標題化合
物の収率は34%、鏡像体過剰率は、94%e.e.で
あった。
【0054】参考例11 (−)−6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,
4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘ
キサン酸メチル 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(10 mg)をジイソプロピルエーテル(5
ml)に溶解し、コレステロールエステラーゼ(天野製
薬株式会社製、CHE II AMANO;50m
g)、酢酸ビニル(21μl)およびモレキュラーシー
ブス4A(商品名)(100mg) を加えて、30℃
で24時間振とうした。反応液をろ過してコレステロー
ルエステラーゼを除き、減圧濃縮して標題化合物を得
た。収率は36%、鏡像体過剰率は、89%e.e.で
あった。 参考例12 (−)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸 (−)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸メチル(0.95g)のメタノール溶液(20
ml)に3N水酸化ナトリウム水溶液(5ml)を加え
た。反応液を室温で3時間攪拌後、減圧濃縮した。残渣
に2N塩酸を加えて、pH4とし、酢酸エチルで抽出し
た。抽出液は水洗、乾燥後減圧濃縮した。残渣をトルエ
ン/ヘキサンから再結晶し、標題化合物(0.86g)
を得た。 融点64.5−66℃. [α]D 28=−114°(c=0.536,メタノー
ル).
4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘ
キサン酸メチル 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(10 mg)をジイソプロピルエーテル(5
ml)に溶解し、コレステロールエステラーゼ(天野製
薬株式会社製、CHE II AMANO;50m
g)、酢酸ビニル(21μl)およびモレキュラーシー
ブス4A(商品名)(100mg) を加えて、30℃
で24時間振とうした。反応液をろ過してコレステロー
ルエステラーゼを除き、減圧濃縮して標題化合物を得
た。収率は36%、鏡像体過剰率は、89%e.e.で
あった。 参考例12 (−)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸 (−)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸メチル(0.95g)のメタノール溶液(20
ml)に3N水酸化ナトリウム水溶液(5ml)を加え
た。反応液を室温で3時間攪拌後、減圧濃縮した。残渣
に2N塩酸を加えて、pH4とし、酢酸エチルで抽出し
た。抽出液は水洗、乾燥後減圧濃縮した。残渣をトルエ
ン/ヘキサンから再結晶し、標題化合物(0.86g)
を得た。 融点64.5−66℃. [α]D 28=−114°(c=0.536,メタノー
ル).
【0055】参考例13 (+)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸 (+)−6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,
4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘ
キサン酸メチル(1.05g)のメタノール溶液(20
ml)に3N水酸化ナトリウム水溶液(5ml)を加え
た。反応液を室温で3時間攪拌後、減圧濃縮した。残渣
に2N塩酸を加えて、pH4とし、酢酸エチルで抽出し
た。抽出液は水洗、乾燥後減圧濃縮した。残渣をトルエ
ン/ヘキサンから再結晶し標題化合物(0.86g)を
得た。 融点65−67℃. [α]D 27=+116°(c=0.522,メタノー
ル) 参考例14 (+)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸メチル (+)−6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,
4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)−
ヘキサン酸メチル(1.02g;99%e.e.)のメ
タノール溶液(20ml)に炭酸カリウム(0.303
g)を加えた。反応液を室温で2時間攪拌後、水にあ
け、2N塩酸を加えてpH4とし、酢酸エチルで抽出し
た。抽出液は水洗、乾燥後減圧濃縮した。残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン
=1:2)で精製し標題化合物(0.89g)を得た。
該化合物は下記HPLC条件において以下の保持時間を
示した。 カラム:Chiralpak AD(ダイセル製)
4.6mm×250mm(室温) 展開溶媒:ヘキサン/エタノール/トリフルオロ酢酸=
950/50/0.1 流速:1.0ml/分 検出器:UV 254nm 保持時間:16.51分
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸 (+)−6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,
4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘ
キサン酸メチル(1.05g)のメタノール溶液(20
ml)に3N水酸化ナトリウム水溶液(5ml)を加え
た。反応液を室温で3時間攪拌後、減圧濃縮した。残渣
に2N塩酸を加えて、pH4とし、酢酸エチルで抽出し
た。抽出液は水洗、乾燥後減圧濃縮した。残渣をトルエ
ン/ヘキサンから再結晶し標題化合物(0.86g)を
得た。 融点65−67℃. [α]D 27=+116°(c=0.522,メタノー
ル) 参考例14 (+)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸メチル (+)−6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,
4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)−
ヘキサン酸メチル(1.02g;99%e.e.)のメ
タノール溶液(20ml)に炭酸カリウム(0.303
g)を加えた。反応液を室温で2時間攪拌後、水にあ
け、2N塩酸を加えてpH4とし、酢酸エチルで抽出し
た。抽出液は水洗、乾燥後減圧濃縮した。残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン
=1:2)で精製し標題化合物(0.89g)を得た。
該化合物は下記HPLC条件において以下の保持時間を
示した。 カラム:Chiralpak AD(ダイセル製)
4.6mm×250mm(室温) 展開溶媒:ヘキサン/エタノール/トリフルオロ酢酸=
950/50/0.1 流速:1.0ml/分 検出器:UV 254nm 保持時間:16.51分
【0056】参考例15 (−)−6−(4−メトキシフェニル)−6−(3−メ
チル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘキサノヒド
ロキサム酸 (1)(+)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−6−(4−メトキシフェニ
ル)ヘキサン酸 (+)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸メチル(0.9g)のDMF(10ml)溶液
に炭酸カリウム(0.68g)、ヨウ化メチル(0.6
g)を加え40℃で3時間撹拌した。反応液に氷冷下、
酢酸エチルと水を加えた。有機層を飽和食塩水で3回洗
浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル/ヘキサン=1:4)で精製した。得られた化合
物をメタノール(20ml)とTHF(10ml)の混
合溶媒に溶かし、氷冷下、1N水酸化ナトリウム水溶液
(10ml)を加えた。反応液は室温で3時間撹拌した
後、減圧濃縮した。残渣に水を加え、1N塩酸水溶液で
pH4とし酢酸エチルで抽出した。有機層は、飽和食塩
水で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮し、(+)
−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−
2−イル)−6−(4−メトキシフェニル)ヘキサン酸
(0.8g)を得た。 (2)(−)−6−(4−メトキシフェニル)−6−
(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘキ
サン酸 (+)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−メトキシフェニル)ヘキ
サン酸(0.8g)のアセトニトリル(16ml)溶液
に氷冷下、CAN(2.5g)の水(8ml)溶液を5
分間で滴下した。反応液は同温度で15分間撹拌した
後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し濃縮した。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル
/ヘキサン=1:1)で精製し、(−)−6−(4−メ
トキシフェニル)−6−(3−メチル−1,4−ナフト
キノン−2−イル)ヘキサン酸(0.68 g)を得
た。 (3)(−)−6−(4−メトキシフェニル)−6−
(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘキ
サノヒドロキサム酸 (−)−6−(4−メトキシフェニル)−6−(3−メ
チル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘキサン酸
(0.68g)のトルエン(20ml)溶液にオキザリ
ルクロライド(1.1g)を加え50℃で1時間撹拌し
た。反応液を濃縮し、さらにトルエンで共沸した。残渣
をTHF(10ml)に溶解し、ヒドロキシアミン塩酸
塩(0.34g)の飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(1
0ml)に氷冷下滴下した。反応液は同温度で2時間撹
拌後、水を加え、1N塩酸水溶液で酸性とした後、酢酸
エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥
後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(酢酸エチル/ヘキサン=1:2〜酢酸エチル)で
精製し標題化合物(0.49g)を非晶状粉末として得
た。 [α]D 25=−40.4°(c=0.358, メタノ
ール ) 参考例16 (+)−6−(4−メトキシフェニル)−6−(3−メ
チル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘキサノヒド
ロキサム酸 参考例15と同様にして、(−)−6−(1,4−ジメ
トキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)−6−(4
−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸メチルから標題化合
物を合成した。 非晶状粉末 [α]D 24=+43.1°(c=0.31, メタノー
ル)
チル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘキサノヒド
ロキサム酸 (1)(+)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−6−(4−メトキシフェニ
ル)ヘキサン酸 (+)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸メチル(0.9g)のDMF(10ml)溶液
に炭酸カリウム(0.68g)、ヨウ化メチル(0.6
g)を加え40℃で3時間撹拌した。反応液に氷冷下、
酢酸エチルと水を加えた。有機層を飽和食塩水で3回洗
浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル/ヘキサン=1:4)で精製した。得られた化合
物をメタノール(20ml)とTHF(10ml)の混
合溶媒に溶かし、氷冷下、1N水酸化ナトリウム水溶液
(10ml)を加えた。反応液は室温で3時間撹拌した
後、減圧濃縮した。残渣に水を加え、1N塩酸水溶液で
pH4とし酢酸エチルで抽出した。有機層は、飽和食塩
水で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮し、(+)
−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−
2−イル)−6−(4−メトキシフェニル)ヘキサン酸
(0.8g)を得た。 (2)(−)−6−(4−メトキシフェニル)−6−
(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘキ
サン酸 (+)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−メトキシフェニル)ヘキ
サン酸(0.8g)のアセトニトリル(16ml)溶液
に氷冷下、CAN(2.5g)の水(8ml)溶液を5
分間で滴下した。反応液は同温度で15分間撹拌した
後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し濃縮した。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル
/ヘキサン=1:1)で精製し、(−)−6−(4−メ
トキシフェニル)−6−(3−メチル−1,4−ナフト
キノン−2−イル)ヘキサン酸(0.68 g)を得
た。 (3)(−)−6−(4−メトキシフェニル)−6−
(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘキ
サノヒドロキサム酸 (−)−6−(4−メトキシフェニル)−6−(3−メ
チル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘキサン酸
(0.68g)のトルエン(20ml)溶液にオキザリ
ルクロライド(1.1g)を加え50℃で1時間撹拌し
た。反応液を濃縮し、さらにトルエンで共沸した。残渣
をTHF(10ml)に溶解し、ヒドロキシアミン塩酸
塩(0.34g)の飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(1
0ml)に氷冷下滴下した。反応液は同温度で2時間撹
拌後、水を加え、1N塩酸水溶液で酸性とした後、酢酸
エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥
後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(酢酸エチル/ヘキサン=1:2〜酢酸エチル)で
精製し標題化合物(0.49g)を非晶状粉末として得
た。 [α]D 25=−40.4°(c=0.358, メタノ
ール ) 参考例16 (+)−6−(4−メトキシフェニル)−6−(3−メ
チル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘキサノヒド
ロキサム酸 参考例15と同様にして、(−)−6−(1,4−ジメ
トキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)−6−(4
−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸メチルから標題化合
物を合成した。 非晶状粉末 [α]D 24=+43.1°(c=0.31, メタノー
ル)
【0057】参考例17 N−[(4−メトキシテトラヒドロ−4H−4−ピラニ
ル)オキシ]フタルイミド 5,6−ジヒドロ−4−メトキシ−2H−ピラン(5.
0g)のアセトニトリル溶液(100ml)にN−ヒド
ロキシフタルイミド(6.55g)を加えた。反応液を
室温で17.5時間撹拌した。反応液にp−トルエンス
ルホン酸ピリジニウム(触媒量)を加えた。反応液をさ
らに室温で8時間撹拌した。反応液に飽和重曹水を加
え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和重曹水および
飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣を酢酸エ
チル/ヘキサンより再結晶し、標題化合物(3.15
g)を得た。 融点100−104℃. 参考例18 O−(4−メトキシテトラヒドロ−4H−4−ピラニ
ル)ヒドロキシルアミン N−[(4−メトキシテトラヒドロ−4H−4−ピラニ
ル)オキシ]フタルイミド(2.837g)の塩化メチ
レン(15ml)およびメタノール(5ml)混合溶液
にヒドラジン一水和物(0.95ml)のメタノール溶
液(2ml)を0℃で滴下した。反応液を室温で3.5
時間撹拌した後、不溶物をろ別し、ろ液を濃縮した。残
渣に1N水酸化ナトリウム水溶液を加えジエチルエーテ
ルで抽出した。有機層を1N水酸化ナトリウム水溶液お
よび飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮し、標題化合物
(0.834g、油状物)を得た。1 H-NMR (200 MHz, CDCl3)δ:1.73−1.97(4H, m), 3.27
(3H, s), 3.59−3.79 (4H, m), 4.95 (2H, br s).
ル)オキシ]フタルイミド 5,6−ジヒドロ−4−メトキシ−2H−ピラン(5.
0g)のアセトニトリル溶液(100ml)にN−ヒド
ロキシフタルイミド(6.55g)を加えた。反応液を
室温で17.5時間撹拌した。反応液にp−トルエンス
ルホン酸ピリジニウム(触媒量)を加えた。反応液をさ
らに室温で8時間撹拌した。反応液に飽和重曹水を加
え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和重曹水および
飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣を酢酸エ
チル/ヘキサンより再結晶し、標題化合物(3.15
g)を得た。 融点100−104℃. 参考例18 O−(4−メトキシテトラヒドロ−4H−4−ピラニ
ル)ヒドロキシルアミン N−[(4−メトキシテトラヒドロ−4H−4−ピラニ
ル)オキシ]フタルイミド(2.837g)の塩化メチ
レン(15ml)およびメタノール(5ml)混合溶液
にヒドラジン一水和物(0.95ml)のメタノール溶
液(2ml)を0℃で滴下した。反応液を室温で3.5
時間撹拌した後、不溶物をろ別し、ろ液を濃縮した。残
渣に1N水酸化ナトリウム水溶液を加えジエチルエーテ
ルで抽出した。有機層を1N水酸化ナトリウム水溶液お
よび飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮し、標題化合物
(0.834g、油状物)を得た。1 H-NMR (200 MHz, CDCl3)δ:1.73−1.97(4H, m), 3.27
(3H, s), 3.59−3.79 (4H, m), 4.95 (2H, br s).
【0058】参考例19 6−(4−メトキシフェニル)−O−(2−メトキシ−
2−プロピル)−6−(3−メチル−1,4−ナフトキ
ノン−2−イル)ヘキサノヒドロキサム酸 6−(4−メトキシフェニル)−6−(3−メチル−
1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘキサン酸(1.9
62g)およびトリエチルアミン(1.4ml)のTH
F溶液(20ml)に0℃でクロロ炭酸エチル(1.0
80g)のTHF溶液(20ml)を滴下した。反応液
を0℃で15分間撹拌後、O−(2−メトキシ−2−プ
ロピル)ヒドロキシルアミン(1.182g)のTHF
溶液(20ml)を反応液に滴下した。反応液を室温で
1時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出
した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:2〜1:1)で精製
後、得られた粗結晶を酢酸エチル/ヘキサン=1:2で
洗浄し、標題化合物(1.097g)を得た。 融点116−118℃. 参考例20 6−(4−メトキシフェニル)−O−(4−メトキシテ
トラヒドロ−4H−4−ピラニル)−6−(3−メチル
−1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘキサノヒドロキ
サム酸 6−(4−メトキシフェニル)−6−(3−メチル−
1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘキサン酸(2.2
19g)およびトリエチルアミン(1.6ml)のTH
F溶液(30ml)に0℃でクロロ炭酸エチル(0.6
5ml)のTHF溶液(20ml)を滴下した。反応液
を0℃で30分間撹拌後、O−(4−メトキシテトラヒ
ドロ−4H−4−ピラニル)ヒドロキシルアミン(0.
834g)のTHF溶液(20ml)を反応液に滴下し
た。反応液を室温で1時間撹拌した。反応液に水を加
え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
し、乾燥後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:
2〜1:1)で精製後、得られた粗結晶を酢酸エチル/
ヘキサン=1:4で洗浄し、標題化合物(1.845
g)を得た。 融点114−117℃.
2−プロピル)−6−(3−メチル−1,4−ナフトキ
ノン−2−イル)ヘキサノヒドロキサム酸 6−(4−メトキシフェニル)−6−(3−メチル−
1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘキサン酸(1.9
62g)およびトリエチルアミン(1.4ml)のTH
F溶液(20ml)に0℃でクロロ炭酸エチル(1.0
80g)のTHF溶液(20ml)を滴下した。反応液
を0℃で15分間撹拌後、O−(2−メトキシ−2−プ
ロピル)ヒドロキシルアミン(1.182g)のTHF
溶液(20ml)を反応液に滴下した。反応液を室温で
1時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出
した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:2〜1:1)で精製
後、得られた粗結晶を酢酸エチル/ヘキサン=1:2で
洗浄し、標題化合物(1.097g)を得た。 融点116−118℃. 参考例20 6−(4−メトキシフェニル)−O−(4−メトキシテ
トラヒドロ−4H−4−ピラニル)−6−(3−メチル
−1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘキサノヒドロキ
サム酸 6−(4−メトキシフェニル)−6−(3−メチル−
1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘキサン酸(2.2
19g)およびトリエチルアミン(1.6ml)のTH
F溶液(30ml)に0℃でクロロ炭酸エチル(0.6
5ml)のTHF溶液(20ml)を滴下した。反応液
を0℃で30分間撹拌後、O−(4−メトキシテトラヒ
ドロ−4H−4−ピラニル)ヒドロキシルアミン(0.
834g)のTHF溶液(20ml)を反応液に滴下し
た。反応液を室温で1時間撹拌した。反応液に水を加
え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
し、乾燥後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:
2〜1:1)で精製後、得られた粗結晶を酢酸エチル/
ヘキサン=1:4で洗浄し、標題化合物(1.845
g)を得た。 融点114−117℃.
【0059】参考例21 6−(4−ベンゾイルオキシフェニル)−6−(1,4
−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘキ
サン酸メチル 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル 522 mg (1.23mmol)をTHF
(5ml)に溶解し、これに無水安息香酸(556m
g)と4−ジメチルアミノピリジン(300mg)を加
え、室温で3時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮し、得
られた油状物をジエチルエーテルに溶かした。有機層を
水、食塩水で洗浄し、乾燥後、減圧下濃縮した。得られ
た粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶
媒;ヘキサン/酢酸エチル=2/1)にて精製して、標
題化合物(528mg)を油状物として得た。 IR (KBr) cm-1: 1737, 1504, 1352. 参考例22 6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,4−ジメ
トキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘキサン酸 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(5.02g)をTHF(125ml)に溶解し
た。反応液に無水酢酸(4.0ml)と4−ジメチルア
ミノピリジン(3.06g)を加え、室温で1時間撹拌
した。反応液に水を加えて、室温でさらに30分間撹拌
後、減圧下濃縮し、得られた油状物を酢酸エチルに溶か
した。有機層を水および食塩水で洗浄し乾燥後、減圧下
濃縮した。得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラ
フィー(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=2/1)に
て精製して標題化合物(3.89g)を油状物として得
た。 IR (KBr) cm-1: 3425, 1758, 1708, 1506, 1352.
−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘキ
サン酸メチル 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル 522 mg (1.23mmol)をTHF
(5ml)に溶解し、これに無水安息香酸(556m
g)と4−ジメチルアミノピリジン(300mg)を加
え、室温で3時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮し、得
られた油状物をジエチルエーテルに溶かした。有機層を
水、食塩水で洗浄し、乾燥後、減圧下濃縮した。得られ
た粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶
媒;ヘキサン/酢酸エチル=2/1)にて精製して、標
題化合物(528mg)を油状物として得た。 IR (KBr) cm-1: 1737, 1504, 1352. 参考例22 6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,4−ジメ
トキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘキサン酸 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(5.02g)をTHF(125ml)に溶解し
た。反応液に無水酢酸(4.0ml)と4−ジメチルア
ミノピリジン(3.06g)を加え、室温で1時間撹拌
した。反応液に水を加えて、室温でさらに30分間撹拌
後、減圧下濃縮し、得られた油状物を酢酸エチルに溶か
した。有機層を水および食塩水で洗浄し乾燥後、減圧下
濃縮した。得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラ
フィー(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=2/1)に
て精製して標題化合物(3.89g)を油状物として得
た。 IR (KBr) cm-1: 3425, 1758, 1708, 1506, 1352.
【0060】参考例23 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)− 6−(4−プロピオニルオキシフェニル)
ヘキサン酸 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(500mg)をTHF(10ml)に溶解し、
これに無水プロピオン酸(0.236ml)と4−ジメ
チルアミノピリジン(306mg)を加え、室温で3時
間撹拌した。次いで、水を加え、室温で30分間撹拌し
た。溶媒を減圧下、留去して油状物を得た。得られた油
状物を酢酸エチルに溶かし、水および食塩水で洗浄し、
乾燥後、減圧下濃縮した。得られた粗生成物をシリカゲ
ルクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチ
ル=1/1)にて精製して、標題化合物(339mg)
を油状物として得た。 IR (KBr) cm-1: 3423, 1760, 1708, 1506, 1352. 参考例24 (−)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸メチル 6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,4−ジメ
トキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘキサン酸
メチル(5.16g)をジイソプロピルエーテル(50
ml)およびエタノール(2.8ml)に溶解し、リパ
ーゼ(東洋紡績株式会社製、LIP;5.25g)を加
え、35℃で4.5時間振とうした。反応液を濾過して
リパーゼを除き、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカ
ゲルクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム/酢
酸エチル(50/1))により精製して、標題化合物
(2.04g,43%)を得た。高速液体クロマトグラ
フィーによる分析から、鏡像体過剰率は、94%e.
e.であった。 参考例25 (−)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸 6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,4−ジメ
トキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘキサン酸
(50mg)をジイソプロピルエーテル(5.0ml)
およびエタノール(0.1ml)に溶解し、リパーゼ
(東洋紡績株式会社製、LIP;500mg)を加え、
35℃で5時間振とうした。反応液を濾過してリパーゼ
を除き、ろ液を高速液体クロマトグラフィーにより分析
したところ、標題化合物の収率は50%、鏡像体過剰率
は 96%e.e.であった。 参考例26 (+)−6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,
4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘ
キサン酸メチル (±)−6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,
4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘ
キサン酸メチル(178g)のジイソプロピルエーテル
(1250ml)とエタノール(108ml)の混合溶
液にリパーゼ(東洋紡績株式会社製、LIP、180
g)を加えた。反応液を35℃で16時間振とう後、リ
パーゼ(東洋紡績株式会社製、LIP、50g)とエタ
ノール(25ml)を追加し、さらに8時間振とうし
た。反応液をろ過してリパーゼを除き、ろ液を減圧下濃
縮して油状物を得た。これをピリジン(300ml)と
DMF(80ml)の混合溶媒に溶解し、反応液に三酸
化硫黄ピリジン錯塩(92g)を加えて、室温で16時
間撹拌した。反応混合物をジイソプロピルエーテル(1
000ml)中に投じ、析出した結晶をろ過により除
き、ろ液を水、次いで希塩酸、次いで飽和食塩水で洗
浄、乾燥後、減圧下濃縮して、標題化合物(74.3
g)を得た。高速液体クロマトグラフィーによる分析に
よると、鏡像体過剰率は97%e.e.であった。1 H-NMR(400 MHz, CDCl3)δ:1.2(1H, m),1.4(1H, m), 1.
7(2H, m), 2.2(4H, m),2.26(2H, t, J = 7.5 Hz), 2.27
(3H, s), 2.4(1H, m), 3.59(6H, s), 3.84(3H,s), 4.8
(1H, br s), 6.99(2H, m), 7.27(2H, m), 7.47(2H, m),
8.05(2H, m). IR (KBr) cm-1:1766,1738,1507,1352. 高速液体クロマトグラフィー条件 カラム:キラルセルOD−H(ダイセル化学工業株式会
社製) 移動相:ヘキサン/2−プロパノール/トリフルオロ酢
酸(980/20/1) 流速:0.6ml/分 検出:UV(280nm) 温度:室温 保持時間:18.1分 参考例27 (+)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−プロピオニルオキシフェ
ニル)ヘキサン酸メチル (±)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−プロピオニルオキシフェ
ニル)ヘキサン酸メチル(21.4g)をジイソプロピ
ルエーテル(180ml)およびエタノール(12m
l)に溶解し、リパーゼ(東洋紡績株式会社製、LI
P、20g)を加えた。反応液を35℃で24時間振と
う後、ろ過してリパーゼを除き、ろ液を減圧下濃縮して
油状物を得た。これをピリジン(160ml)とDMF
(40ml)の混合溶媒に溶解し、三酸化硫黄ピリジン
錯塩(18.8g)を加えて、室温で5時間撹拌した。
この反応混合物にジイソプロピルエーテル(400m
l)を加えて、析出した結晶をろ過により除き、ろ液を
水、次いで希塩酸、次いで飽和食塩水で洗浄し、乾燥後
減圧下濃縮して、標題化合物(9.8g)を得た。高速
液体クロマトグラフィーによる分析によると、鏡像体過
剰率は、99%e.e.であった。1 H-NMR(400 MHz, CDCl3)δ:1.2(1H, m), 1.24(3H, t,
J = 7.6 Hz), 1.4(1H, m), 1.6(2H, m), 2.2(4H, m),
2.26(2H, t, J = 7.6 Hz), 2.4(1H, m), 2.56(2H,q, J
= 7.6 Hz), 3.59(6H, s), 3.84(3H, s), 4.8(1H, br
s), 6.98(2H, m), 7.25(2H, m), 7.47(2H, m), 8.05(2
H, m). IR (KBr) cm-1:1760, 1738, 1352. 高速液体クロマトグラフィー条件 カラム:キラルセルAD(ダイセル化学工業株式会社
製) 二本連結 移動相:ヘキサン/2−プロパノール/トリフルオロ酢
酸 (930/70/1) 流速:0.6ml/分 検出:UV(280nm) 温度:室温 保持時間:22.7分 参考例28 (+)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−プロピオニルオキシフェ
ニル)ヘキサン酸メチル (±)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−プロピオニルオキシフェ
ニル)ヘキサン酸メチル(2.0g)をt−ブチルメチ
ルエーテル(20ml)とエタノール(0.36ml)
の混合溶媒に溶解し、リパーゼ(東洋紡績株式会社製、
LIP、200mg)を加えて、25〜28℃で22時
間振とうした。反応液をろ過し、t−ブチルメチルエー
テルで洗浄した。得られた洗浄液とろ液を合わせて、濃
縮し得られた油状物をピリジン(10ml)に溶解し、
三酸化硫黄ピリジン錯塩(1.98g)を加えて、室温
で24時間撹拌した。反応混合物を氷冷し、水(20m
l)を加えて、ジイソプロピルエーテル(15ml)で
2回抽出した。抽出液を水(30ml)と飽和食塩水
(8ml)の混合液で3回洗浄し、次いで0.1N塩酸
で4回、次いで水(20ml)で2回洗浄した。有機層
を乾燥後、濃縮し標題化合物(0.97g)を得た。高
速液体クロマトグラフィーによる分析によると、鏡像体
過剰率は、99%e.e.であった。 参考例29 (+)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−プロピオニルオキシフェ
ニル)ヘキサン酸メチル (±)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−プロピオニルオキシフェ
ニル)ヘキサン酸メチル(3.00g)をジイソプロピ
ルエーテル(30ml)とエタノール(1.8ml)の
混合溶媒に溶解し、リパーゼ(東洋紡績株式会社製、L
IP、3.07g)を加えて、35℃で24時間振とう
した。反応液をろ過し,ジイソプロピルエーテルで洗浄
した。得られた洗浄液とろ液を合わせて、濃縮し、得ら
れた油状物をピリジン(6.0ml)、DMF(2.0
ml)の混合溶媒に溶解し、三酸化硫黄ピリジン錯塩
(1.59g)を加えて、室温で8時間撹拌した。反応
混合物にジイソプロピルエーテル(75ml)を加え
て、水(50ml)で3回洗浄し、次いで0.2N塩酸
で2回、次いで飽和食塩水で洗浄した。有機層を乾燥
後、濃縮し標題化合物(1.26g)を得た。高速液体
クロマトグラフィーによる分析によると、鏡像体過剰率
は、99.5%e.e.であった。 参考例30 (−)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸メチル 参考例28で得られた水層を合わせて、減圧下濃縮乾固
した。残さに10%塩酸メタノール溶液(30ml)を
加えて、室温で一日撹拌した。反応液を減圧下濃縮し、
得られた残さを酢酸エチルに溶解し、水、次いで飽和重
曹水、ついで食塩水で洗浄し、乾燥後、減圧下濃縮して
油状物を得た。これをシリカゲル(15g)に通じて
(溶出液:ヘキサン/酢酸エチル=2/1)極性物質を
除き、標題化合物(1.11g)を得た。高速液体クロ
マトグラフィーによる分析によると、鏡像体過剰率は、
86%e.e.であった。1 H-NMR(400 MHz, CDCl3)δ:1.2(1H, m), 1.4(1H, m),
1.7(2H, m), 2.2(4H, m),2.26(2H, t, J = 7.5 Hz), 2.
4(1H, m), 3.59(6H, s), 3.84(3H, s), 4.8(1H,br s),
5.09(1H, s), 6.72(2H, m), 7.09(2H, m), 7.47(2H,
m), 8.05(2H, m). IR (KBr) cm-1:3407, 1736, 1712, 1352. 高速液体クロマトグラフィー条件 カラム:キラルセルAD(ダイセル化学工業株式会社
製) 二本連結 移動相:ヘキサン/2−プロパノール/トリフルオロ酢
酸 (930/70/1) 流速:0.6ml/分 検出:UV(280nm) 温度:室温 保持時間:51.7分 参考例31 7−(1,4−ジメトキシ−3−メチル−2−ナフチ
ル)−7−(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタン酸メチ
ル 1,4−ジメトキシ−3−メチル−2−ナフトアルデヒ
ド(83.7g,364mmol)、5−カルボキシペ
ンチルトリフェニルホスホニウム ブロミド(276
g)および2−メチル−2−プロパノール(168m
l)のトルエン(2.4L)溶液に加熱還流下t−ブト
キシカリウム(122.3g)を加えた。30分間加熱
還流後、反応液に水(2L)を加え、トルエンで洗浄し
た。pHが3になるまで水層に6N塩酸を加え、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、乾燥後、
濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:1)で精製し
た。得られた油状物(85gのうちの20g)を塩化メ
チレン(200ml)に溶解し、フェノール(17.2
g)を加えた。反応液に氷冷下ボラントリフルオライド
エーテラート(46ml)を徐々に滴下した。反応液
を氷冷下30分間撹拌後、水(500ml)の中に注
ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄、乾燥後、濃縮した。残さのメタノール(200m
l)溶液に、氷冷下塩化チオニル(5ml)を滴下し
た。反応液を室温で4時間撹拌後、水(400ml)を
加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和重曹水、飽
和食塩水で順次洗浄後、乾燥し、濃縮した。残さをシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチ
ル:ヘキサン=3:1)で精製し標題化合物(12.3
g)を油状物として得た。1 H-NMR(CDCl3): 1.05-1.80 (6H, m), 2.00-2.50 (7H,
m), 3.45-3.75 (3H, br),3.60 (3H, s), 3.84 (3H, s),
4.62-4.82 (1H, br), 6.71 (2H, d), 7.09 (2H,d), 7.
40-7.50 (2H, m), 7.96-8.16 (2H, m). 参考例32 7−(1,4−ジメトキシ−3−メチル−2−ナフチ
ル)−7−(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタン酸 7−(1,4−ジメトキシ−3−メチル−2−ナフチ
ル)−7−(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタン酸メチ
ル(12.3g)のメタノール(56ml)に、氷冷下
1N水酸化ナトリウム水溶液(56ml)を滴下した。
反応液を室温で終夜撹拌後、pHが3になるまで1N塩
酸を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水
で洗浄後、乾燥し、濃縮し、表題化合物(8.5g)を
油状物として得た。1 H-NMR(CDCl3): 1.05-1.80 (6H, m), 2.00-2.50 (7H,
m), 3.45-3.75 (3H, br),3.84 (3H, s), 4.62-4.82 (1
H, br), 6.71 (2H, d), 7.09 (2H, d), 7.40-7.50(2H,
m), 7.96-8.16 (2H, m).
−イル)− 6−(4−プロピオニルオキシフェニル)
ヘキサン酸 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
メチル(500mg)をTHF(10ml)に溶解し、
これに無水プロピオン酸(0.236ml)と4−ジメ
チルアミノピリジン(306mg)を加え、室温で3時
間撹拌した。次いで、水を加え、室温で30分間撹拌し
た。溶媒を減圧下、留去して油状物を得た。得られた油
状物を酢酸エチルに溶かし、水および食塩水で洗浄し、
乾燥後、減圧下濃縮した。得られた粗生成物をシリカゲ
ルクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチ
ル=1/1)にて精製して、標題化合物(339mg)
を油状物として得た。 IR (KBr) cm-1: 3423, 1760, 1708, 1506, 1352. 参考例24 (−)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸メチル 6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,4−ジメ
トキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘキサン酸
メチル(5.16g)をジイソプロピルエーテル(50
ml)およびエタノール(2.8ml)に溶解し、リパ
ーゼ(東洋紡績株式会社製、LIP;5.25g)を加
え、35℃で4.5時間振とうした。反応液を濾過して
リパーゼを除き、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカ
ゲルクロマトグラフィー(展開溶媒;クロロホルム/酢
酸エチル(50/1))により精製して、標題化合物
(2.04g,43%)を得た。高速液体クロマトグラ
フィーによる分析から、鏡像体過剰率は、94%e.
e.であった。 参考例25 (−)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸 6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,4−ジメ
トキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘキサン酸
(50mg)をジイソプロピルエーテル(5.0ml)
およびエタノール(0.1ml)に溶解し、リパーゼ
(東洋紡績株式会社製、LIP;500mg)を加え、
35℃で5時間振とうした。反応液を濾過してリパーゼ
を除き、ろ液を高速液体クロマトグラフィーにより分析
したところ、標題化合物の収率は50%、鏡像体過剰率
は 96%e.e.であった。 参考例26 (+)−6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,
4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘ
キサン酸メチル (±)−6−(4−アセトキシフェニル)−6−(1,
4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2−イル)ヘ
キサン酸メチル(178g)のジイソプロピルエーテル
(1250ml)とエタノール(108ml)の混合溶
液にリパーゼ(東洋紡績株式会社製、LIP、180
g)を加えた。反応液を35℃で16時間振とう後、リ
パーゼ(東洋紡績株式会社製、LIP、50g)とエタ
ノール(25ml)を追加し、さらに8時間振とうし
た。反応液をろ過してリパーゼを除き、ろ液を減圧下濃
縮して油状物を得た。これをピリジン(300ml)と
DMF(80ml)の混合溶媒に溶解し、反応液に三酸
化硫黄ピリジン錯塩(92g)を加えて、室温で16時
間撹拌した。反応混合物をジイソプロピルエーテル(1
000ml)中に投じ、析出した結晶をろ過により除
き、ろ液を水、次いで希塩酸、次いで飽和食塩水で洗
浄、乾燥後、減圧下濃縮して、標題化合物(74.3
g)を得た。高速液体クロマトグラフィーによる分析に
よると、鏡像体過剰率は97%e.e.であった。1 H-NMR(400 MHz, CDCl3)δ:1.2(1H, m),1.4(1H, m), 1.
7(2H, m), 2.2(4H, m),2.26(2H, t, J = 7.5 Hz), 2.27
(3H, s), 2.4(1H, m), 3.59(6H, s), 3.84(3H,s), 4.8
(1H, br s), 6.99(2H, m), 7.27(2H, m), 7.47(2H, m),
8.05(2H, m). IR (KBr) cm-1:1766,1738,1507,1352. 高速液体クロマトグラフィー条件 カラム:キラルセルOD−H(ダイセル化学工業株式会
社製) 移動相:ヘキサン/2−プロパノール/トリフルオロ酢
酸(980/20/1) 流速:0.6ml/分 検出:UV(280nm) 温度:室温 保持時間:18.1分 参考例27 (+)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−プロピオニルオキシフェ
ニル)ヘキサン酸メチル (±)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−プロピオニルオキシフェ
ニル)ヘキサン酸メチル(21.4g)をジイソプロピ
ルエーテル(180ml)およびエタノール(12m
l)に溶解し、リパーゼ(東洋紡績株式会社製、LI
P、20g)を加えた。反応液を35℃で24時間振と
う後、ろ過してリパーゼを除き、ろ液を減圧下濃縮して
油状物を得た。これをピリジン(160ml)とDMF
(40ml)の混合溶媒に溶解し、三酸化硫黄ピリジン
錯塩(18.8g)を加えて、室温で5時間撹拌した。
この反応混合物にジイソプロピルエーテル(400m
l)を加えて、析出した結晶をろ過により除き、ろ液を
水、次いで希塩酸、次いで飽和食塩水で洗浄し、乾燥後
減圧下濃縮して、標題化合物(9.8g)を得た。高速
液体クロマトグラフィーによる分析によると、鏡像体過
剰率は、99%e.e.であった。1 H-NMR(400 MHz, CDCl3)δ:1.2(1H, m), 1.24(3H, t,
J = 7.6 Hz), 1.4(1H, m), 1.6(2H, m), 2.2(4H, m),
2.26(2H, t, J = 7.6 Hz), 2.4(1H, m), 2.56(2H,q, J
= 7.6 Hz), 3.59(6H, s), 3.84(3H, s), 4.8(1H, br
s), 6.98(2H, m), 7.25(2H, m), 7.47(2H, m), 8.05(2
H, m). IR (KBr) cm-1:1760, 1738, 1352. 高速液体クロマトグラフィー条件 カラム:キラルセルAD(ダイセル化学工業株式会社
製) 二本連結 移動相:ヘキサン/2−プロパノール/トリフルオロ酢
酸 (930/70/1) 流速:0.6ml/分 検出:UV(280nm) 温度:室温 保持時間:22.7分 参考例28 (+)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−プロピオニルオキシフェ
ニル)ヘキサン酸メチル (±)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−プロピオニルオキシフェ
ニル)ヘキサン酸メチル(2.0g)をt−ブチルメチ
ルエーテル(20ml)とエタノール(0.36ml)
の混合溶媒に溶解し、リパーゼ(東洋紡績株式会社製、
LIP、200mg)を加えて、25〜28℃で22時
間振とうした。反応液をろ過し、t−ブチルメチルエー
テルで洗浄した。得られた洗浄液とろ液を合わせて、濃
縮し得られた油状物をピリジン(10ml)に溶解し、
三酸化硫黄ピリジン錯塩(1.98g)を加えて、室温
で24時間撹拌した。反応混合物を氷冷し、水(20m
l)を加えて、ジイソプロピルエーテル(15ml)で
2回抽出した。抽出液を水(30ml)と飽和食塩水
(8ml)の混合液で3回洗浄し、次いで0.1N塩酸
で4回、次いで水(20ml)で2回洗浄した。有機層
を乾燥後、濃縮し標題化合物(0.97g)を得た。高
速液体クロマトグラフィーによる分析によると、鏡像体
過剰率は、99%e.e.であった。 参考例29 (+)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−プロピオニルオキシフェ
ニル)ヘキサン酸メチル (±)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−プロピオニルオキシフェ
ニル)ヘキサン酸メチル(3.00g)をジイソプロピ
ルエーテル(30ml)とエタノール(1.8ml)の
混合溶媒に溶解し、リパーゼ(東洋紡績株式会社製、L
IP、3.07g)を加えて、35℃で24時間振とう
した。反応液をろ過し,ジイソプロピルエーテルで洗浄
した。得られた洗浄液とろ液を合わせて、濃縮し、得ら
れた油状物をピリジン(6.0ml)、DMF(2.0
ml)の混合溶媒に溶解し、三酸化硫黄ピリジン錯塩
(1.59g)を加えて、室温で8時間撹拌した。反応
混合物にジイソプロピルエーテル(75ml)を加え
て、水(50ml)で3回洗浄し、次いで0.2N塩酸
で2回、次いで飽和食塩水で洗浄した。有機層を乾燥
後、濃縮し標題化合物(1.26g)を得た。高速液体
クロマトグラフィーによる分析によると、鏡像体過剰率
は、99.5%e.e.であった。 参考例30 (−)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸メチル 参考例28で得られた水層を合わせて、減圧下濃縮乾固
した。残さに10%塩酸メタノール溶液(30ml)を
加えて、室温で一日撹拌した。反応液を減圧下濃縮し、
得られた残さを酢酸エチルに溶解し、水、次いで飽和重
曹水、ついで食塩水で洗浄し、乾燥後、減圧下濃縮して
油状物を得た。これをシリカゲル(15g)に通じて
(溶出液:ヘキサン/酢酸エチル=2/1)極性物質を
除き、標題化合物(1.11g)を得た。高速液体クロ
マトグラフィーによる分析によると、鏡像体過剰率は、
86%e.e.であった。1 H-NMR(400 MHz, CDCl3)δ:1.2(1H, m), 1.4(1H, m),
1.7(2H, m), 2.2(4H, m),2.26(2H, t, J = 7.5 Hz), 2.
4(1H, m), 3.59(6H, s), 3.84(3H, s), 4.8(1H,br s),
5.09(1H, s), 6.72(2H, m), 7.09(2H, m), 7.47(2H,
m), 8.05(2H, m). IR (KBr) cm-1:3407, 1736, 1712, 1352. 高速液体クロマトグラフィー条件 カラム:キラルセルAD(ダイセル化学工業株式会社
製) 二本連結 移動相:ヘキサン/2−プロパノール/トリフルオロ酢
酸 (930/70/1) 流速:0.6ml/分 検出:UV(280nm) 温度:室温 保持時間:51.7分 参考例31 7−(1,4−ジメトキシ−3−メチル−2−ナフチ
ル)−7−(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタン酸メチ
ル 1,4−ジメトキシ−3−メチル−2−ナフトアルデヒ
ド(83.7g,364mmol)、5−カルボキシペ
ンチルトリフェニルホスホニウム ブロミド(276
g)および2−メチル−2−プロパノール(168m
l)のトルエン(2.4L)溶液に加熱還流下t−ブト
キシカリウム(122.3g)を加えた。30分間加熱
還流後、反応液に水(2L)を加え、トルエンで洗浄し
た。pHが3になるまで水層に6N塩酸を加え、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、乾燥後、
濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:1)で精製し
た。得られた油状物(85gのうちの20g)を塩化メ
チレン(200ml)に溶解し、フェノール(17.2
g)を加えた。反応液に氷冷下ボラントリフルオライド
エーテラート(46ml)を徐々に滴下した。反応液
を氷冷下30分間撹拌後、水(500ml)の中に注
ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄、乾燥後、濃縮した。残さのメタノール(200m
l)溶液に、氷冷下塩化チオニル(5ml)を滴下し
た。反応液を室温で4時間撹拌後、水(400ml)を
加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和重曹水、飽
和食塩水で順次洗浄後、乾燥し、濃縮した。残さをシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチ
ル:ヘキサン=3:1)で精製し標題化合物(12.3
g)を油状物として得た。1 H-NMR(CDCl3): 1.05-1.80 (6H, m), 2.00-2.50 (7H,
m), 3.45-3.75 (3H, br),3.60 (3H, s), 3.84 (3H, s),
4.62-4.82 (1H, br), 6.71 (2H, d), 7.09 (2H,d), 7.
40-7.50 (2H, m), 7.96-8.16 (2H, m). 参考例32 7−(1,4−ジメトキシ−3−メチル−2−ナフチ
ル)−7−(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタン酸 7−(1,4−ジメトキシ−3−メチル−2−ナフチ
ル)−7−(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタン酸メチ
ル(12.3g)のメタノール(56ml)に、氷冷下
1N水酸化ナトリウム水溶液(56ml)を滴下した。
反応液を室温で終夜撹拌後、pHが3になるまで1N塩
酸を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水
で洗浄後、乾燥し、濃縮し、表題化合物(8.5g)を
油状物として得た。1 H-NMR(CDCl3): 1.05-1.80 (6H, m), 2.00-2.50 (7H,
m), 3.45-3.75 (3H, br),3.84 (3H, s), 4.62-4.82 (1
H, br), 6.71 (2H, d), 7.09 (2H, d), 7.40-7.50(2H,
m), 7.96-8.16 (2H, m).
【0061】実施例1 3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレ
ン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニル)ペン
チル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾー
ル
ン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニル)ペン
チル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾー
ル
【化31】 6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−2
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
(70g)とトリエチルアミン(26g)のTHF溶液
(500ml)に氷冷下、クロロ炭酸エチル(22.3
g)のTHF溶液(60ml)を滴下した。同温度でO
−(2−メトキシ−2−プロピル)ヒドロキシルアミン
(19.8g)のTHF(60ml)溶液を反応液に滴
下した。同温度で1時間撹拌後、反応液に水を加え酢酸
エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥
後、濃縮した。残渣をメタノール(350ml)に溶解
し炭酸カリウム(7.9g)を加え室温で12時間撹拌
した。反応液に10%クエン酸水溶液を加えpH3とし
酢酸エチルで抽出した。有機層は、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し乾燥後、濃縮し
た。残渣をトルエン(500ml)に懸濁し30分間加
熱還流した。反応液を濃縮し残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=
1:7)で精製した。析出した結晶をヘキサンで洗浄し
標題化合物(43g)を得た。 融点119−121℃. 実施例2 3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレ
ン−2−イル)−5−[4−[2−(N,N−ジメチル
アミノ)エトキシ]フェニル]ペンチル]−5,5−ジ
メチル−1,4,2−ジオキサゾール
−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸
(70g)とトリエチルアミン(26g)のTHF溶液
(500ml)に氷冷下、クロロ炭酸エチル(22.3
g)のTHF溶液(60ml)を滴下した。同温度でO
−(2−メトキシ−2−プロピル)ヒドロキシルアミン
(19.8g)のTHF(60ml)溶液を反応液に滴
下した。同温度で1時間撹拌後、反応液に水を加え酢酸
エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥
後、濃縮した。残渣をメタノール(350ml)に溶解
し炭酸カリウム(7.9g)を加え室温で12時間撹拌
した。反応液に10%クエン酸水溶液を加えpH3とし
酢酸エチルで抽出した。有機層は、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し乾燥後、濃縮し
た。残渣をトルエン(500ml)に懸濁し30分間加
熱還流した。反応液を濃縮し残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=
1:7)で精製した。析出した結晶をヘキサンで洗浄し
標題化合物(43g)を得た。 融点119−121℃. 実施例2 3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレ
ン−2−イル)−5−[4−[2−(N,N−ジメチル
アミノ)エトキシ]フェニル]ペンチル]−5,5−ジ
メチル−1,4,2−ジオキサゾール
【化32】 3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレ
ン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニル)ペン
チル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾー
ル(5g)のトルエン溶液(50ml)に60%油性水
素化ナトリウム(0.86g)を加え、50℃で30分
間撹拌した。あらかじめ調製したN,N−ジメチルアミ
ノエチルクロリドのトルエン溶液[塩酸N,N−ジメチ
ルアミノエチルクロリド(4.6g)を1N水酸化ナト
リウム水溶液とトルエンの混合液に加えて、振とう後、
有機層を分取し乾燥した溶液(75ml)]を加え30
分間加熱還流した。氷冷下水を反応液に加え酢酸エチル
で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃
縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラフィー(展
開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:7)で精製し標題
化合物(5.4g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 1.07-1.80(4H, m), 1.44(3H, s),
1.45(3H, s), 2.00-2.51(7H, m), 2.70(2H, t), 3.59(3
H, br s), 3.84(3H, s), 4.03(2H, t), 4.75(1H,br s)-
6.82(2H, d), 7.15(2H, d), 7.40-7.53(2H, m), 7.95-
8.11(2H, m).
ン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニル)ペン
チル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾー
ル(5g)のトルエン溶液(50ml)に60%油性水
素化ナトリウム(0.86g)を加え、50℃で30分
間撹拌した。あらかじめ調製したN,N−ジメチルアミ
ノエチルクロリドのトルエン溶液[塩酸N,N−ジメチ
ルアミノエチルクロリド(4.6g)を1N水酸化ナト
リウム水溶液とトルエンの混合液に加えて、振とう後、
有機層を分取し乾燥した溶液(75ml)]を加え30
分間加熱還流した。氷冷下水を反応液に加え酢酸エチル
で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃
縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラフィー(展
開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:7)で精製し標題
化合物(5.4g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 1.07-1.80(4H, m), 1.44(3H, s),
1.45(3H, s), 2.00-2.51(7H, m), 2.70(2H, t), 3.59(3
H, br s), 3.84(3H, s), 4.03(2H, t), 4.75(1H,br s)-
6.82(2H, d), 7.15(2H, d), 7.40-7.53(2H, m), 7.95-
8.11(2H, m).
【0062】実施例3 3−[5−[4−[2−(N,N−ジメチルアミノ)エ
トキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール シュウ酸塩
トキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール シュウ酸塩
【化33】 実施例2記載の3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−
メチルナフタレン−2−イル)−5−[4−[2−
(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]ペン
チル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾー
ル(3.7g)のアセトニトリル溶液(148ml)に
氷冷下、CAN(11.4g)の水溶液(74ml)を
滴下した。同温度で30分間撹拌した後、反応液に10
%炭酸カリウム水溶液を加えpH9とし、析出した不溶
物をハイフロスーパーセル(商品名)を用いてろ去し
た。ろ液を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水
で洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣をアルミナカラムク
ロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=
1:4)で精製し油状物(2.6g)を得た。油状物を
メタノールに溶解し、シュウ酸二水和物(0.61
g)のメタノール溶液を加え、溶媒を留去した。残渣を
エタノール/ジエチルエーテルより再結晶し標題化合物
(2.3 g)を得た。 融点79−81℃. 実施例4 3−[5−[4−[2−(N,N−ジメチルアミノ)エ
トキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール マレイン酸塩
メチルナフタレン−2−イル)−5−[4−[2−
(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]ペン
チル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾー
ル(3.7g)のアセトニトリル溶液(148ml)に
氷冷下、CAN(11.4g)の水溶液(74ml)を
滴下した。同温度で30分間撹拌した後、反応液に10
%炭酸カリウム水溶液を加えpH9とし、析出した不溶
物をハイフロスーパーセル(商品名)を用いてろ去し
た。ろ液を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水
で洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣をアルミナカラムク
ロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=
1:4)で精製し油状物(2.6g)を得た。油状物を
メタノールに溶解し、シュウ酸二水和物(0.61
g)のメタノール溶液を加え、溶媒を留去した。残渣を
エタノール/ジエチルエーテルより再結晶し標題化合物
(2.3 g)を得た。 融点79−81℃. 実施例4 3−[5−[4−[2−(N,N−ジメチルアミノ)エ
トキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール マレイン酸塩
【化34】 実施例3記載の3−[5−[4−[2−(N,N−ジメ
チルアミノ)エトキシ]フェニル]−5−(3−メチル
−1,4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−5,
5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール シュウ酸
塩から得られたフリー体(1.6g)のエタノール溶液
に、マレイン酸(0.35g)のエタノール溶液を加
え、溶媒を留去した。残渣を酢酸エチル/ジエチルエー
テルより再結晶し標題化合物(1.53g)を得た。 融点87−90℃.
チルアミノ)エトキシ]フェニル]−5−(3−メチル
−1,4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−5,
5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール シュウ酸
塩から得られたフリー体(1.6g)のエタノール溶液
に、マレイン酸(0.35g)のエタノール溶液を加
え、溶媒を留去した。残渣を酢酸エチル/ジエチルエー
テルより再結晶し標題化合物(1.53g)を得た。 融点87−90℃.
【0063】実施例5 3−[5−[4−[2−(N,N−ジメチルアミノ)エ
トキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール クエン酸塩
トキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール クエン酸塩
【化35】 実施例3記載の3−[5−[4−[2−(N,N−ジメ
チルアミノ)エトキシ]フェニル]−5−(3−メチル
−1,4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−5,
5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール シュウ酸
塩から得られたフリー体(1.6g)のメタノール溶液
に、クエン酸(0.57g)のメタノール溶液を加え、
溶媒を留去した。メタノール/ジエチルエーテルから沈
殿させて標題化合物(2.03g)を非晶状粉末として
得た。 IR(KBr) cm-1: 2935 , 1660 , 1291 , 1236. 実施例6 3−[5−[4−[2−(N,N−ジメチルアミノ)エ
トキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール フマル酸塩
チルアミノ)エトキシ]フェニル]−5−(3−メチル
−1,4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−5,
5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール シュウ酸
塩から得られたフリー体(1.6g)のメタノール溶液
に、クエン酸(0.57g)のメタノール溶液を加え、
溶媒を留去した。メタノール/ジエチルエーテルから沈
殿させて標題化合物(2.03g)を非晶状粉末として
得た。 IR(KBr) cm-1: 2935 , 1660 , 1291 , 1236. 実施例6 3−[5−[4−[2−(N,N−ジメチルアミノ)エ
トキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール フマル酸塩
【化36】 実施例3記載の3−[5−[4−[2−(N,N−ジメ
チルアミノ)エトキシ]フェニル]−5−(3−メチル
−1,4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−5,
5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール シュウ酸
塩から得られたフリー体(1.6g)のエタノール溶液
に、フマル酸(0.35g)のエタノール溶液を加え、
溶媒を留去した。メタノール/ジエチルエーテルから沈
殿させて標題化合物(2.03g)を非晶状粉末として
得た。 IR(KBr) cm-1: 2937 , 1662 , 1291 , 1245.
チルアミノ)エトキシ]フェニル]−5−(3−メチル
−1,4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−5,
5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール シュウ酸
塩から得られたフリー体(1.6g)のエタノール溶液
に、フマル酸(0.35g)のエタノール溶液を加え、
溶媒を留去した。メタノール/ジエチルエーテルから沈
殿させて標題化合物(2.03g)を非晶状粉末として
得た。 IR(KBr) cm-1: 2937 , 1662 , 1291 , 1245.
【0064】実施例7 3−[5−(4−メトキシフェニル)−5−(3−メチ
ル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−
5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール
ル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−
5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール
【化37】 参考例19記載の6−(4−メトキシフェニル)−O−
(2−メトキシ−2−プロピル)−6−(3−メチル−
1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘキサノヒドロキサ
ム酸(0.404g)の酢酸エチル溶液(10ml)を
4時間加熱還流した後、反応液を濃縮した。残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチ
ル/ヘキサン=1:10)で精製し、標題化合物(0.
354g, 油状物)を得た。1 H-NMR (200 MHz, CDCl3)δ:1.28-1.54(2H, m), 1.50(6
H, s), 1.63-1.77(2H, m), 2.18-2.35(4H, m), 2.23 3
H, s), 3.77(3H, s), 4.40(1H, t, J=8Hz), 6.78-6.88
(2H, m), 7.22-7.32(2H, m), 7.63-7.73(2H, m), 7.97-
8.11(2H, m). 実施例8 3−[5−(4−メトキシフェニル)−5−(3−メチ
ル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]スピ
ロ[1,4,2−ジオキサゾール−5,4'−(4H)
−テトラヒドロピラン]
(2−メトキシ−2−プロピル)−6−(3−メチル−
1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘキサノヒドロキサ
ム酸(0.404g)の酢酸エチル溶液(10ml)を
4時間加熱還流した後、反応液を濃縮した。残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチ
ル/ヘキサン=1:10)で精製し、標題化合物(0.
354g, 油状物)を得た。1 H-NMR (200 MHz, CDCl3)δ:1.28-1.54(2H, m), 1.50(6
H, s), 1.63-1.77(2H, m), 2.18-2.35(4H, m), 2.23 3
H, s), 3.77(3H, s), 4.40(1H, t, J=8Hz), 6.78-6.88
(2H, m), 7.22-7.32(2H, m), 7.63-7.73(2H, m), 7.97-
8.11(2H, m). 実施例8 3−[5−(4−メトキシフェニル)−5−(3−メチ
ル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]スピ
ロ[1,4,2−ジオキサゾール−5,4'−(4H)
−テトラヒドロピラン]
【化38】 参考例20記載の6−(4−メトキシフェニル)−O−
(4−メトキシテトラヒドロ−4H−4−ピラニル)−
6−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−イル)
ヘキサノヒドロキサム酸(0.523g)の酢酸エチル
溶液(15ml)を1週間加熱還流した後、反応液を濃
縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:10)で精製
し、標題化合物(0.437g、油状物)を得た。1 H-NMR (200 MHz, CDCl3)δ:1.20-1.51(2H, m), 1.54-
1.92(6H, m), 2.12-2.40(4H, m), 2.23(3H, s), 3.60-
3.85(4H, m), 3.77(3H, s), 4.39(1H, t, J=8Hz),6.83
(2H, d, J=9Hz), 7.26(2H, d, J=8Hz), 7.63-7.74(2H,
m), 7.75-8.10(2H,m).
(4−メトキシテトラヒドロ−4H−4−ピラニル)−
6−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−イル)
ヘキサノヒドロキサム酸(0.523g)の酢酸エチル
溶液(15ml)を1週間加熱還流した後、反応液を濃
縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:10)で精製
し、標題化合物(0.437g、油状物)を得た。1 H-NMR (200 MHz, CDCl3)δ:1.20-1.51(2H, m), 1.54-
1.92(6H, m), 2.12-2.40(4H, m), 2.23(3H, s), 3.60-
3.85(4H, m), 3.77(3H, s), 4.39(1H, t, J=8Hz),6.83
(2H, d, J=9Hz), 7.26(2H, d, J=8Hz), 7.63-7.74(2H,
m), 7.75-8.10(2H,m).
【0065】実施例9 3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレ
ン−2−イル)−5−[4−[2−(N,N−ジメチル
アミノ)エトキシ]フェニル]ペンチル]−5,5−ジ
メチル−1,4,2−ジオキサゾール シュウ酸塩
ン−2−イル)−5−[4−[2−(N,N−ジメチル
アミノ)エトキシ]フェニル]ペンチル]−5,5−ジ
メチル−1,4,2−ジオキサゾール シュウ酸塩
【化39】 実施例2記載の3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−
メチルナフタレン−2−イル)−5−[4−[2−
(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]ペン
チル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾー
ル(0.247g)のメタノール溶液にシュウ酸二水和
物(0.055g)を加えた。濃縮後、酢酸エチル/ジ
イソプロピルエーテルより沈殿させて標題化合物(0.
260g)を非晶状粉末として得た。 IR cm-1; 2936, 1719, 1640, 1510, 1352, 1240, 720. 実施例10 3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレ
ン−2−イル)−5−[4−[3−(N,N−ジメチル
アミノ)プロポキシ]フェニル]ペンチル]−5,5−
ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール シュウ酸塩
メチルナフタレン−2−イル)−5−[4−[2−
(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]ペン
チル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾー
ル(0.247g)のメタノール溶液にシュウ酸二水和
物(0.055g)を加えた。濃縮後、酢酸エチル/ジ
イソプロピルエーテルより沈殿させて標題化合物(0.
260g)を非晶状粉末として得た。 IR cm-1; 2936, 1719, 1640, 1510, 1352, 1240, 720. 実施例10 3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレ
ン−2−イル)−5−[4−[3−(N,N−ジメチル
アミノ)プロポキシ]フェニル]ペンチル]−5,5−
ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール シュウ酸塩
【化40】 実施例1記載の3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−
メチルナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシ
フェニル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール(0.715g)、N,N−ジメチル
アミノプロピルクロリド塩酸塩(1.255g)および
炭酸カリウム(1.128g)のDMF溶液(30m
l)を80℃で45時間撹拌した。反応液に酢酸エチル
および水を加え、有機層を分離した。有機層を水および
飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣をアルミ
ナカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/
ヘキサン=1:4)で精製し、標題化合物のフリー体
(0.304 g、油状物)を得た。油状物をメタノー
ルに溶かし、シュウ酸二水和物(66mg)を加え、シ
ュウ酸塩とし、酢酸エチル/ジイソプロピルエーテルよ
り沈殿させて、標題化合物(0.279g)を非晶状粉
末として得た。 IR cm-1; 2936, 1719, 1510, 1352, 1238, 720.
メチルナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシ
フェニル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール(0.715g)、N,N−ジメチル
アミノプロピルクロリド塩酸塩(1.255g)および
炭酸カリウム(1.128g)のDMF溶液(30m
l)を80℃で45時間撹拌した。反応液に酢酸エチル
および水を加え、有機層を分離した。有機層を水および
飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣をアルミ
ナカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/
ヘキサン=1:4)で精製し、標題化合物のフリー体
(0.304 g、油状物)を得た。油状物をメタノー
ルに溶かし、シュウ酸二水和物(66mg)を加え、シ
ュウ酸塩とし、酢酸エチル/ジイソプロピルエーテルよ
り沈殿させて、標題化合物(0.279g)を非晶状粉
末として得た。 IR cm-1; 2936, 1719, 1510, 1352, 1238, 720.
【0066】実施例11 3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレ
ン−2−イル)−5−[4−(3−ピペリジノプロポキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール シュウ酸塩
ン−2−イル)−5−[4−(3−ピペリジノプロポキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール シュウ酸塩
【化41】 実施例1記載の3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−
メチルナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシ
フェニル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール(1.443g)、1−(3−クロロ
プロピル)ピペリジン塩酸塩(1.190g)および炭
酸カリウム(1.307g)のDMF溶液(30ml)
を80℃で20時間撹拌した。反応液に酢酸エチルおよ
び水を加え、有機層を分離した。有機層を水および飽和
食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣をアルミナカ
ラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキ
サン=1:4)で精製し、標題化合物のフリー体(1.
673g、油状物)を得た。油状物をメタノールに溶か
し、シュウ酸二水和物(0.340g)を加え、シュウ
酸塩とし、エタノール/ジエチルエーテルより沈殿させ
て、標題化合物(1.568g)を非晶状粉末として得
た。 IR cm-1; 2940, 1719, 1510, 1352, 1242. 実施例12 3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレ
ン−2−イル)−5−[4−(2−ピペリジノエトキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール シュウ酸塩
メチルナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシ
フェニル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール(1.443g)、1−(3−クロロ
プロピル)ピペリジン塩酸塩(1.190g)および炭
酸カリウム(1.307g)のDMF溶液(30ml)
を80℃で20時間撹拌した。反応液に酢酸エチルおよ
び水を加え、有機層を分離した。有機層を水および飽和
食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣をアルミナカ
ラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキ
サン=1:4)で精製し、標題化合物のフリー体(1.
673g、油状物)を得た。油状物をメタノールに溶か
し、シュウ酸二水和物(0.340g)を加え、シュウ
酸塩とし、エタノール/ジエチルエーテルより沈殿させ
て、標題化合物(1.568g)を非晶状粉末として得
た。 IR cm-1; 2940, 1719, 1510, 1352, 1242. 実施例12 3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレ
ン−2−イル)−5−[4−(2−ピペリジノエトキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール シュウ酸塩
【化42】 実施例1記載の3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−
メチルナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシ
フェニル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール(0.919g)、1−(2−クロロ
エチル)ピペリジン塩酸塩(1.110g)および炭酸
カリウム(1.191g)のDMF溶液(30ml)を
80℃で19時間撹拌した。反応液に酢酸エチルおよび
水を加え、有機層を分離した。有機層を水および飽和食
塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣をアルミナカラ
ムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサ
ン=1:4)続いて、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:1〜酢酸
エチル)で精製し、標題化合物のフリー体(0.861
g、油状物)を得た。油状物をメタノールに溶かし、シ
ュウ酸二水和物(0.195g)を加え、酢酸エチル/
ジイソプロピルエーテルより沈殿させて標題化合物
(0.930g、非晶状粉末)を得た。 IR cm-1; 2940, 1719, 1640, 1510, 1352, 1244, 1013.
メチルナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシ
フェニル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール(0.919g)、1−(2−クロロ
エチル)ピペリジン塩酸塩(1.110g)および炭酸
カリウム(1.191g)のDMF溶液(30ml)を
80℃で19時間撹拌した。反応液に酢酸エチルおよび
水を加え、有機層を分離した。有機層を水および飽和食
塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣をアルミナカラ
ムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサ
ン=1:4)続いて、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:1〜酢酸
エチル)で精製し、標題化合物のフリー体(0.861
g、油状物)を得た。油状物をメタノールに溶かし、シ
ュウ酸二水和物(0.195g)を加え、酢酸エチル/
ジイソプロピルエーテルより沈殿させて標題化合物
(0.930g、非晶状粉末)を得た。 IR cm-1; 2940, 1719, 1640, 1510, 1352, 1244, 1013.
【0067】実施例13 3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレ
ン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール
ン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール
【化43】 実施例1記載の3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−
メチルナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシ
フェニル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール(0.952g)、4−(2−クロロ
エチル)モルホリン塩酸塩(1.152g)および炭酸
カリウム(0.883g)のDMF溶液(30ml)を
80℃で14時間撹拌した。さらに炭酸カリウム(0.
291g)を反応液に追加し、80℃でさらに10時間
撹拌した。反応液に酢酸エチルおよび水を加え、有機層
を分離した。有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、乾
燥後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:4〜
2:1)で精製し、標題化合物(1.040g、油状
物)を得た。1 H-NMR (200 MHz, CDCl3)δ: 1.10-1.80(4H, m), 1.44
(3H, s), 1.45(3H, s), 2.09-2.46(7H, m), 2.56(4H,
t, J=4Hz), 2.78(2H, t, J=6Hz), 3.60(3H, br s),3.73
(4H, t, J=5Hz), 3.84(3H, s), 4.07(2H, t, J=6Hz),
4.75(1H, br s), 6.8 (2H, d, J=9Hz), 7.15(2H, d, J=
8Hz), 7.42-7.54(2H, m), 7.96-8.11(2H, m). 実施例14 3−[5−[4−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エ
トキシ]フェニル]−5−(1,4−ジメトキシ−3−
メチルナフタレン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジ
メチル−1,4,2−ジオキサゾール
メチルナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシ
フェニル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール(0.952g)、4−(2−クロロ
エチル)モルホリン塩酸塩(1.152g)および炭酸
カリウム(0.883g)のDMF溶液(30ml)を
80℃で14時間撹拌した。さらに炭酸カリウム(0.
291g)を反応液に追加し、80℃でさらに10時間
撹拌した。反応液に酢酸エチルおよび水を加え、有機層
を分離した。有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、乾
燥後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:4〜
2:1)で精製し、標題化合物(1.040g、油状
物)を得た。1 H-NMR (200 MHz, CDCl3)δ: 1.10-1.80(4H, m), 1.44
(3H, s), 1.45(3H, s), 2.09-2.46(7H, m), 2.56(4H,
t, J=4Hz), 2.78(2H, t, J=6Hz), 3.60(3H, br s),3.73
(4H, t, J=5Hz), 3.84(3H, s), 4.07(2H, t, J=6Hz),
4.75(1H, br s), 6.8 (2H, d, J=9Hz), 7.15(2H, d, J=
8Hz), 7.42-7.54(2H, m), 7.96-8.11(2H, m). 実施例14 3−[5−[4−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エ
トキシ]フェニル]−5−(1,4−ジメトキシ−3−
メチルナフタレン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジ
メチル−1,4,2−ジオキサゾール
【化44】 実施例1記載の3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−
メチルナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシ
フェニル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール(1.791g)のトルエン(20m
l)溶液に60%油性水素化ナトリウム(0.187
g)を加え、50℃で30分間撹拌した。あらかじめ調
製したN,N−ジエチルアミノエチルクロリド溶液[塩
酸N,N−ジエチルアミノエチルクロリド(3.447
g)を1N水酸化ナトリウム水溶液とトルエンの混合液
に加えて、振とうし、有機層を分離後、乾燥したトルエ
ン溶液(40ml)]を加え30分間加熱還流した。反
応終了後、氷冷下水を反応液に加え酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。
残渣をアルミナカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;
ヘキサン〜酢酸エチル/ヘキサン=1:2)で精製し標
題化合物(1.846g、油状物)を得た。1 H-NMR (200 MHz, CDCl3)δ:1.05(6H, t, J=7Hz), 1.14
-1.80(4H, m), 1.44 (3H, s), 1.45(3H, s), 2.08-2.48
(7H, m), 2.62(4H, q, J=7Hz), 2.84(2H, t, J=6Hz),
3.60(3H, br s), 3.84(3H, s), 4.01(2H, t, J=6Hz),
4.74(1H, br s), 6.80(2H, d, J=9Hz), 7.15(2H, d, J=
9Hz), 7.41-7.54(2H, m), 7.96-8.12(2H, m).
メチルナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシ
フェニル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール(1.791g)のトルエン(20m
l)溶液に60%油性水素化ナトリウム(0.187
g)を加え、50℃で30分間撹拌した。あらかじめ調
製したN,N−ジエチルアミノエチルクロリド溶液[塩
酸N,N−ジエチルアミノエチルクロリド(3.447
g)を1N水酸化ナトリウム水溶液とトルエンの混合液
に加えて、振とうし、有機層を分離後、乾燥したトルエ
ン溶液(40ml)]を加え30分間加熱還流した。反
応終了後、氷冷下水を反応液に加え酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。
残渣をアルミナカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;
ヘキサン〜酢酸エチル/ヘキサン=1:2)で精製し標
題化合物(1.846g、油状物)を得た。1 H-NMR (200 MHz, CDCl3)δ:1.05(6H, t, J=7Hz), 1.14
-1.80(4H, m), 1.44 (3H, s), 1.45(3H, s), 2.08-2.48
(7H, m), 2.62(4H, q, J=7Hz), 2.84(2H, t, J=6Hz),
3.60(3H, br s), 3.84(3H, s), 4.01(2H, t, J=6Hz),
4.74(1H, br s), 6.80(2H, d, J=9Hz), 7.15(2H, d, J=
9Hz), 7.41-7.54(2H, m), 7.96-8.12(2H, m).
【0068】実施例15 3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレ
ン−2−イル)−5−[4−[2−(1−ピロリジニ
ル)エトキシ]フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチ
ル−1,4,2−ジオキサゾール
ン−2−イル)−5−[4−[2−(1−ピロリジニ
ル)エトキシ]フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチ
ル−1,4,2−ジオキサゾール
【化45】 3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレ
ン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニル)ペン
チル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾー
ル(1.968g)のトルエン(20ml)溶液に60
%油性水素化ナトリウム(0.209g)を加え、50
℃で30分間撹拌した。あらかじめ調製した1−(2−
クロロエチル)ピロリジン溶液〔1−(2−クロロエチ
ル)ピロリジン塩酸塩(3.615g)を1N水酸化ナ
トリウム水溶液とトルエンの混合液に加えて、振とう
後、分離した有機層を乾燥した溶液(40ml)〕を加
え30分間加熱還流した。氷冷下、反応液に水を加え、
酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、
乾燥後、濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラ
フィー(展開溶媒;ヘキサン〜酢酸エチル/ヘキサン=
1:4)で精製し標題化合物(1.971g、油状物)
を得た。1 H-NMR (200 MHz, CDCl3)δ:1.16-1.85(8H, m), 1.44(3
H, s), 1.45(3H, s), 2.09-2.48(7H, m), 2.53-2.68(4
H, m), 2.87(2H, t, J=6Hz), 3.59(3H, br s), 3.84(3
H, s), 4.07(2H, t, J=6Hz), 4.75(1H, br s), 6.82(2
H, d, J=9Hz), 7.15(2H, d, J=8Hz), 7.41-7.54(2H,
m), 7.96-8.11(2H, m). 実施例16 3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−
イル)−5−[4−(3−ピペリジノプロポキシ)フェ
ニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジ
オキサゾール シュウ酸塩
ン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニル)ペン
チル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾー
ル(1.968g)のトルエン(20ml)溶液に60
%油性水素化ナトリウム(0.209g)を加え、50
℃で30分間撹拌した。あらかじめ調製した1−(2−
クロロエチル)ピロリジン溶液〔1−(2−クロロエチ
ル)ピロリジン塩酸塩(3.615g)を1N水酸化ナ
トリウム水溶液とトルエンの混合液に加えて、振とう
後、分離した有機層を乾燥した溶液(40ml)〕を加
え30分間加熱還流した。氷冷下、反応液に水を加え、
酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、
乾燥後、濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラ
フィー(展開溶媒;ヘキサン〜酢酸エチル/ヘキサン=
1:4)で精製し標題化合物(1.971g、油状物)
を得た。1 H-NMR (200 MHz, CDCl3)δ:1.16-1.85(8H, m), 1.44(3
H, s), 1.45(3H, s), 2.09-2.48(7H, m), 2.53-2.68(4
H, m), 2.87(2H, t, J=6Hz), 3.59(3H, br s), 3.84(3
H, s), 4.07(2H, t, J=6Hz), 4.75(1H, br s), 6.82(2
H, d, J=9Hz), 7.15(2H, d, J=8Hz), 7.41-7.54(2H,
m), 7.96-8.11(2H, m). 実施例16 3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−
イル)−5−[4−(3−ピペリジノプロポキシ)フェ
ニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジ
オキサゾール シュウ酸塩
【化46】 3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレ
ン−2−イル)−5−[4−(3−ピペリジノプロポキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール シュウ酸塩(1.367g)
のアセトニトリル溶液(40ml)に氷冷下、CAN
(2.760g)の水溶液(20ml)を滴下した。同
温度で30分間撹拌した後、反応液に10%炭酸カリウ
ム水溶液を加えpH9とし、析出した不溶物をハイフロ
スーパーセル(商品名)を用いてろ去した。ろ液を酢酸
エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥
後、濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒;ヘキサン〜酢酸エチル/ヘキサン=1:
4)で精製し油状物(0.606g)を得た。油状物を
メタノールに溶解し、シュウ酸二水和物(0.129
g)のメタノール溶液を加え、溶媒を留去した。残渣を
メタノール/酢酸エチルより沈殿させて標題化合物
(0.525 g)を非晶状粉末として得た。 IR cm-1; 2940, 1719, 1659, 1510, 1291.
ン−2−イル)−5−[4−(3−ピペリジノプロポキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール シュウ酸塩(1.367g)
のアセトニトリル溶液(40ml)に氷冷下、CAN
(2.760g)の水溶液(20ml)を滴下した。同
温度で30分間撹拌した後、反応液に10%炭酸カリウ
ム水溶液を加えpH9とし、析出した不溶物をハイフロ
スーパーセル(商品名)を用いてろ去した。ろ液を酢酸
エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥
後、濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒;ヘキサン〜酢酸エチル/ヘキサン=1:
4)で精製し油状物(0.606g)を得た。油状物を
メタノールに溶解し、シュウ酸二水和物(0.129
g)のメタノール溶液を加え、溶媒を留去した。残渣を
メタノール/酢酸エチルより沈殿させて標題化合物
(0.525 g)を非晶状粉末として得た。 IR cm-1; 2940, 1719, 1659, 1510, 1291.
【0069】実施例17 3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−
イル)−5−[4−(2−ピペリジノエトキシ)フェニ
ル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール シュウ酸塩
イル)−5−[4−(2−ピペリジノエトキシ)フェニ
ル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール シュウ酸塩
【化47】 3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレ
ン−2−イル)−5−[4−(2−ピペリジノエトキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール シュウ酸塩(0.844g)
のアセトニトリル溶液(20ml)に氷冷下、CAN
(1.749g)の水溶液(10ml)を滴下した。同
温度で30分間撹拌した後、反応液に10%炭酸カリウ
ム水溶液を加えpH9とし、析出した不溶物をハイフロ
スーパーセル(商品名)を用いてろ去した。ろ液を酢酸
エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥
後、濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒;ヘキサン〜酢酸エチル/ヘキサン=1:
4)で精製し油状物(0.661g)を得た。油状物を
メタノールに溶解し、シュウ酸二水和物(0.534
g)のメタノール溶液を加え、溶媒を留去した。残渣を
メタノール/酢酸エチルより再結晶し標題化合物(0.
534g)を得た。 融点126−129℃. 実施例18 3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−
イル)−5−[4−[2−(1−ピロリジニル)エトキ
シ]フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール マレイン酸塩
ン−2−イル)−5−[4−(2−ピペリジノエトキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール シュウ酸塩(0.844g)
のアセトニトリル溶液(20ml)に氷冷下、CAN
(1.749g)の水溶液(10ml)を滴下した。同
温度で30分間撹拌した後、反応液に10%炭酸カリウ
ム水溶液を加えpH9とし、析出した不溶物をハイフロ
スーパーセル(商品名)を用いてろ去した。ろ液を酢酸
エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥
後、濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒;ヘキサン〜酢酸エチル/ヘキサン=1:
4)で精製し油状物(0.661g)を得た。油状物を
メタノールに溶解し、シュウ酸二水和物(0.534
g)のメタノール溶液を加え、溶媒を留去した。残渣を
メタノール/酢酸エチルより再結晶し標題化合物(0.
534g)を得た。 融点126−129℃. 実施例18 3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−
イル)−5−[4−[2−(1−ピロリジニル)エトキ
シ]フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール マレイン酸塩
【化48】 3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレ
ン−2−イル)−5−[4−[2−(1−ピロリジニ
ル)エトキシ]フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチ
ル−1,4,2−ジオキサゾール(1.971g)のア
セトニトリル溶液(60ml)に氷冷下、CAN(5.
793g)の水溶液(30ml)を滴下した。同温度で
40分間撹拌した後、反応液に10%炭酸カリウム水溶
液を加えpH9とし、析出した不溶物をハイフロスーパ
ーセル(商品名)を用いてろ去した。ろ液を酢酸エチル
で抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮
した。残渣をアルミナカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製し油状物
(1.556g)を得た。油状物をメタノールに溶解
し、マレイン酸(0.323g)のメタノール溶液を加
え、溶媒を留去した。残渣を酢酸エチル/ジエチルエー
テルより再結晶し標題化合物(1.677g)を得た。 融点94−98℃.
ン−2−イル)−5−[4−[2−(1−ピロリジニ
ル)エトキシ]フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチ
ル−1,4,2−ジオキサゾール(1.971g)のア
セトニトリル溶液(60ml)に氷冷下、CAN(5.
793g)の水溶液(30ml)を滴下した。同温度で
40分間撹拌した後、反応液に10%炭酸カリウム水溶
液を加えpH9とし、析出した不溶物をハイフロスーパ
ーセル(商品名)を用いてろ去した。ろ液を酢酸エチル
で抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮
した。残渣をアルミナカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製し油状物
(1.556g)を得た。油状物をメタノールに溶解
し、マレイン酸(0.323g)のメタノール溶液を加
え、溶媒を留去した。残渣を酢酸エチル/ジエチルエー
テルより再結晶し標題化合物(1.677g)を得た。 融点94−98℃.
【0070】実施例19 3−[5−[4−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プ
ロポキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナ
フトキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル
−1,4,2−ジオキサゾール マレイン酸塩
ロポキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナ
フトキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル
−1,4,2−ジオキサゾール マレイン酸塩
【化49】 3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレ
ン−2−イル)−5−[4−[3−(N,N−ジメチル
アミノ)プロポキシ]フェニル]ペンチル]−5,5−
ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール(1.663
g)のアセトニトリル溶液(50ml)に氷冷下、CA
N(5.048g)の水溶液(25ml)を滴下した。
同温度で30分間撹拌した後、反応液に10%炭酸カリ
ウム水溶液を加えpH9とし、析出した不溶物をハイフ
ロスーパーセル(商品名)を用いてろ去した。ろ液を酢
酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥
後、濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:4)で精製
し油状物(1.256g)を得た。油状物をメタノール
に溶解し、マレイン酸(0.269g)のメタノール溶
液を加え、溶媒を留去した。残渣を酢酸エチル/ジエチ
ルエーテルより再結晶し標題化合物(1.309g)を
得た。 融点103−105℃. 実施例20 3−[5−[4−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エ
トキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール クエン酸塩
ン−2−イル)−5−[4−[3−(N,N−ジメチル
アミノ)プロポキシ]フェニル]ペンチル]−5,5−
ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール(1.663
g)のアセトニトリル溶液(50ml)に氷冷下、CA
N(5.048g)の水溶液(25ml)を滴下した。
同温度で30分間撹拌した後、反応液に10%炭酸カリ
ウム水溶液を加えpH9とし、析出した不溶物をハイフ
ロスーパーセル(商品名)を用いてろ去した。ろ液を酢
酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥
後、濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:4)で精製
し油状物(1.256g)を得た。油状物をメタノール
に溶解し、マレイン酸(0.269g)のメタノール溶
液を加え、溶媒を留去した。残渣を酢酸エチル/ジエチ
ルエーテルより再結晶し標題化合物(1.309g)を
得た。 融点103−105℃. 実施例20 3−[5−[4−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エ
トキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール クエン酸塩
【化50】 3−[5−[4−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エ
トキシ]フェニル]−5−(1,4−ジメトキシ−3−
メチルナフタレン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジ
メチル−1,4,2−ジオキサゾール(1.602g)
のアセトニトリル溶液(50ml)に氷冷下、CAN
(4.752g)の水溶液(25ml)を滴下した。同
温度で30分間撹拌した後、反応液に10%炭酸カリウ
ム水溶液を加えpH9とし、析出した不溶物をハイフロ
スーパーセル(商品名)を用いてろ去した。ろ液を酢酸
エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥
後,、濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:4)で精
製し油状物(1.285g)を得た。油状物をメタノー
ルに溶解し、クエン酸(0.440g)のメタノール溶
液を加え、溶媒を留去した。残渣をメタノール/酢酸エ
チルより再結晶し標題化合物(1.423g)を得た。 融点92−94℃.
トキシ]フェニル]−5−(1,4−ジメトキシ−3−
メチルナフタレン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジ
メチル−1,4,2−ジオキサゾール(1.602g)
のアセトニトリル溶液(50ml)に氷冷下、CAN
(4.752g)の水溶液(25ml)を滴下した。同
温度で30分間撹拌した後、反応液に10%炭酸カリウ
ム水溶液を加えpH9とし、析出した不溶物をハイフロ
スーパーセル(商品名)を用いてろ去した。ろ液を酢酸
エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥
後,、濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:4)で精
製し油状物(1.285g)を得た。油状物をメタノー
ルに溶解し、クエン酸(0.440g)のメタノール溶
液を加え、溶媒を留去した。残渣をメタノール/酢酸エ
チルより再結晶し標題化合物(1.423g)を得た。 融点92−94℃.
【0071】実施例21 3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−
イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキシ)フェニ
ル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール シュウ酸塩
イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキシ)フェニ
ル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール シュウ酸塩
【化51】 3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタレ
ン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール(0.960g)のアセトニト
リル溶液(20ml)に氷冷下、CAN(2.285
g)の水溶液(10ml)を滴下した。同温度で10分
間撹拌した後、反応液に10%炭酸カリウム水溶液を加
えpH9とし析出した不溶物をハイフロスーパーセル
(商品名)を用いてろ去した。ろ液を酢酸エチルで抽出
し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶
媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:1〜酢酸エチル)で精
製し油状物(0.760g)を得た。油状物をメタノー
ルに溶解し、シュウ酸二水和物(0.167g)のメタ
ノール溶液を加え、溶媒を留去した。残渣をメタノール
/ジイソプロピルエーテルより再結晶し標題化合物
(0.777g)を得た。 融点157−160℃. 実施例22 3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−
イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキシ)フェニ
ル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール マレイン酸塩
ン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール(0.960g)のアセトニト
リル溶液(20ml)に氷冷下、CAN(2.285
g)の水溶液(10ml)を滴下した。同温度で10分
間撹拌した後、反応液に10%炭酸カリウム水溶液を加
えpH9とし析出した不溶物をハイフロスーパーセル
(商品名)を用いてろ去した。ろ液を酢酸エチルで抽出
し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶
媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:1〜酢酸エチル)で精
製し油状物(0.760g)を得た。油状物をメタノー
ルに溶解し、シュウ酸二水和物(0.167g)のメタ
ノール溶液を加え、溶媒を留去した。残渣をメタノール
/ジイソプロピルエーテルより再結晶し標題化合物
(0.777g)を得た。 融点157−160℃. 実施例22 3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−
イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキシ)フェニ
ル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール マレイン酸塩
【化52】 3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−
イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキシ)フェニ
ル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール(0.982g)のメタノール溶液(10m
l)にマレイン酸(0.196g)のメタノール溶液
(10ml)を加えた。濃縮後、エタノール/ジエチル
エーテルより再結晶し、標題化合物(0.710g)を
得た。 融点87−90℃.
イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキシ)フェニ
ル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール(0.982g)のメタノール溶液(10m
l)にマレイン酸(0.196g)のメタノール溶液
(10ml)を加えた。濃縮後、エタノール/ジエチル
エーテルより再結晶し、標題化合物(0.710g)を
得た。 融点87−90℃.
【0072】実施例23 3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−
イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキシ)フェニ
ル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール クエン酸塩
イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキシ)フェニ
ル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール クエン酸塩
【化53】 3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−
イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキシ)フェニ
ル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール(0.921g)のメタノール溶液(10m
l)にクエン酸(0.307g)のメタノール溶液(1
0ml)を加えた。濃縮後、メタノール/酢酸エチルよ
り再結晶し、標題化合物(0.709g)を得た。 融点110−113℃. 実施例24 3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−
イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキシ)フェニ
ル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール フマル酸塩
イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキシ)フェニ
ル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール(0.921g)のメタノール溶液(10m
l)にクエン酸(0.307g)のメタノール溶液(1
0ml)を加えた。濃縮後、メタノール/酢酸エチルよ
り再結晶し、標題化合物(0.709g)を得た。 融点110−113℃. 実施例24 3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−
イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキシ)フェニ
ル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール フマル酸塩
【化54】 実施例23記載の3−[5−(3−メチル−1,4−ナ
フトキノン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール(0.988g)のメタノ
ール溶液(10ml)にフマル酸(0.202g)のメ
タノール溶液(10ml)を加えた。濃縮後、メタノー
ル/ジイソプロピルエーテルより沈殿させて、標題化合
物(1.057g)を非晶状粉末として得た。 IR cm-1; 2937, 1708, 1660, 1511, 1291, 1247.
フトキノン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール(0.988g)のメタノ
ール溶液(10ml)にフマル酸(0.202g)のメ
タノール溶液(10ml)を加えた。濃縮後、メタノー
ル/ジイソプロピルエーテルより沈殿させて、標題化合
物(1.057g)を非晶状粉末として得た。 IR cm-1; 2937, 1708, 1660, 1511, 1291, 1247.
【0073】実施例25 3−[5−[4−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エ
トキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール シュウ酸塩
トキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール シュウ酸塩
【化55】 3−[5−[4−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エ
トキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール(0.148g)のメタノ
ール溶液(10ml)にシュウ酸二水和物(0.033
g)のメタノール溶液(2ml)を加えた。濃縮後、エ
タノール/ジエチルエーテルより再結晶し、標題化合物
(0.142g)を得た。 融点110−113℃. 実施例26 (+)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニ
ル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール
トキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール(0.148g)のメタノ
ール溶液(10ml)にシュウ酸二水和物(0.033
g)のメタノール溶液(2ml)を加えた。濃縮後、エ
タノール/ジエチルエーテルより再結晶し、標題化合物
(0.142g)を得た。 融点110−113℃. 実施例26 (+)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニ
ル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール
【化56】 (+)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸(5.6g)、トリエチルアミン(3.25m
l)のTHF溶液(50ml)に氷冷下、クロロ炭酸エ
チル(2.0ml)のTHF溶液(5ml)を滴下し
た。反応液にさらに同温度でO−(2−メトキシ−2−
プロピル)ヒドロキシルアミン(1.44g)のTHF
溶液(5ml)を滴下した。反応液は同温度で1時間撹
拌後、反応液に水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層
を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣をメタ
ノール(50ml)に溶解し炭酸カリウム(1.04
g)を加えた。反応液を室温で3時間撹拌した後に10
%クエン酸水溶液を加えpH3とし酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和
食塩水で洗浄し、乾燥後濃縮した。残渣をトルエン(1
00ml)に懸濁し30分間加熱還流した。反応液を濃
縮し残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:7)で精製し標題化
合物(5.3g)を得た。 [α]D 27=+110°(c=0.472,メタノー
ル).
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸(5.6g)、トリエチルアミン(3.25m
l)のTHF溶液(50ml)に氷冷下、クロロ炭酸エ
チル(2.0ml)のTHF溶液(5ml)を滴下し
た。反応液にさらに同温度でO−(2−メトキシ−2−
プロピル)ヒドロキシルアミン(1.44g)のTHF
溶液(5ml)を滴下した。反応液は同温度で1時間撹
拌後、反応液に水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層
を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣をメタ
ノール(50ml)に溶解し炭酸カリウム(1.04
g)を加えた。反応液を室温で3時間撹拌した後に10
%クエン酸水溶液を加えpH3とし酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和
食塩水で洗浄し、乾燥後濃縮した。残渣をトルエン(1
00ml)に懸濁し30分間加熱還流した。反応液を濃
縮し残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:7)で精製し標題化
合物(5.3g)を得た。 [α]D 27=+110°(c=0.472,メタノー
ル).
【0074】実施例27 (+)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−5−[4−[2−(N,N−
ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]ペンチル]−
5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール
ナフタレン−2−イル)−5−[4−[2−(N,N−
ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]ペンチル]−
5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール
【化57】 (+)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニ
ル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール(5.2g)のトルエン(50ml)溶液に
60%油性水素化ナトリウム(0.54g)を加え50
℃で30分間撹拌した。反応液にあらかじめ調製した
N,N−ジメチルアミノエチルクロリド溶液[塩酸N,
N−ジメチルアミノエチルクロリド(4.9g)を1N
水酸化ナトリウム水溶液とトルエンの混合液に加えて、
振とうした。有機層を分取し、乾燥した溶液(75m
l)]を加え、30分間加熱還流した。反応液に氷冷下
水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で
洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣をアルミナカラムクロ
マトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=
1:7)で精製し標題化合物(5.8g)を得た。 [α]D 27=+98.9°(c=0.536,メタノー
ル). 実施例28 (−)−3−[5−[4−[2−(N,N−ジメチルア
ミノ)エトキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,
4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジ
メチル−1,4,2−ジオキサゾール マレイン酸塩
ナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニ
ル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール(5.2g)のトルエン(50ml)溶液に
60%油性水素化ナトリウム(0.54g)を加え50
℃で30分間撹拌した。反応液にあらかじめ調製した
N,N−ジメチルアミノエチルクロリド溶液[塩酸N,
N−ジメチルアミノエチルクロリド(4.9g)を1N
水酸化ナトリウム水溶液とトルエンの混合液に加えて、
振とうした。有機層を分取し、乾燥した溶液(75m
l)]を加え、30分間加熱還流した。反応液に氷冷下
水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で
洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣をアルミナカラムクロ
マトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=
1:7)で精製し標題化合物(5.8g)を得た。 [α]D 27=+98.9°(c=0.536,メタノー
ル). 実施例28 (−)−3−[5−[4−[2−(N,N−ジメチルア
ミノ)エトキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,
4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジ
メチル−1,4,2−ジオキサゾール マレイン酸塩
【化58】 (+)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−5−[4−[2−(N,N−
ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]ペンチル]−
5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール(5.
8g)のアセトニトリル溶液(180ml)に氷冷下、
CAN(17.8g)の水溶液(90ml)を滴下し
た。反応液を同温度で30分間撹拌した後、10%炭酸
カリウム水溶液を加えpH9とし、析出した不溶物をハ
イフロスーパーセル(商品名)を用いてろ去した。ろ液
を酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、
乾燥後、濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラ
フィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:4)で
精製し油状物(4.37g)を得た。油状物をメタノー
ルに溶解し、マレイン酸(0.95g)のメタノール溶
液を加え、溶媒を留去した。残渣を酢酸エチル/ジエチ
ルエーテルより再結晶し標題化合物(4.7g)を得
た。 融点79−82℃. 元素分析 C34H40N2O9・0.5H2Oとして 計算値 C;64.85 H;6.56 N;4.45 観測値 C;64.97 H;6.43 N;4.54 [α]D 20=−23.2°(c=0.516,メタノー
ル).
ナフタレン−2−イル)−5−[4−[2−(N,N−
ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]ペンチル]−
5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール(5.
8g)のアセトニトリル溶液(180ml)に氷冷下、
CAN(17.8g)の水溶液(90ml)を滴下し
た。反応液を同温度で30分間撹拌した後、10%炭酸
カリウム水溶液を加えpH9とし、析出した不溶物をハ
イフロスーパーセル(商品名)を用いてろ去した。ろ液
を酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、
乾燥後、濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラ
フィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:4)で
精製し油状物(4.37g)を得た。油状物をメタノー
ルに溶解し、マレイン酸(0.95g)のメタノール溶
液を加え、溶媒を留去した。残渣を酢酸エチル/ジエチ
ルエーテルより再結晶し標題化合物(4.7g)を得
た。 融点79−82℃. 元素分析 C34H40N2O9・0.5H2Oとして 計算値 C;64.85 H;6.56 N;4.45 観測値 C;64.97 H;6.43 N;4.54 [α]D 20=−23.2°(c=0.516,メタノー
ル).
【0075】実施例29 (−)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニ
ル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール
ナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニ
ル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール
【化59】 (−)−6−(1,4−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸(6.0g)、トリエチルアミン(3.5m
l)のTHF(50ml)溶液に氷冷下、クロロ炭酸エ
チル(2.1ml)のTHF溶液(5ml)を滴下し
た。反応液に同温度でO−(2−メトキシ−2−プロピ
ル)ヒドロキシルアミン(1.55g)のTHF溶液
(5ml)を滴下した。反応液は同温度で1時間撹拌
後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩
水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣をメタノール(5
0ml)に溶解し炭酸カリウム(1.21g)を加え
た。反応液を室温で3時間撹拌した後10%クエン酸水
溶液を加えpH3とし酢酸エチルで抽出した。有機層を
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄
し無水硫酸ナトリウムで乾燥し濃縮した。残渣をトルエ
ン(100 ml)に懸濁し30分間加熱還流した。反
応液を濃縮し残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:7)で精製
し標題化合物(6.0g)を得た。 [α]D 27=−111°(c=0.654, メタノー
ル). 実施例30 (−)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−5−[4−[2−(N,N−
ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]ペンチル]−
5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン酸(6.0g)、トリエチルアミン(3.5m
l)のTHF(50ml)溶液に氷冷下、クロロ炭酸エ
チル(2.1ml)のTHF溶液(5ml)を滴下し
た。反応液に同温度でO−(2−メトキシ−2−プロピ
ル)ヒドロキシルアミン(1.55g)のTHF溶液
(5ml)を滴下した。反応液は同温度で1時間撹拌
後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩
水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣をメタノール(5
0ml)に溶解し炭酸カリウム(1.21g)を加え
た。反応液を室温で3時間撹拌した後10%クエン酸水
溶液を加えpH3とし酢酸エチルで抽出した。有機層を
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄
し無水硫酸ナトリウムで乾燥し濃縮した。残渣をトルエ
ン(100 ml)に懸濁し30分間加熱還流した。反
応液を濃縮し残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:7)で精製
し標題化合物(6.0g)を得た。 [α]D 27=−111°(c=0.654, メタノー
ル). 実施例30 (−)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−5−[4−[2−(N,N−
ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]ペンチル]−
5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール
【化60】 (−)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニ
ル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール(5.5g)のトルエン溶液(50ml)に
60%油性水素化ナトリウム(0.57g)を加え50
℃で30分間撹拌した。反応液にあらかじめ調製した
N,N−ジメチルアミノエチルクロリドのトルエン溶液
[塩酸N,N−ジメチルアミノエチルクロリド(5.1
3g)を1N水酸化ナトリウム水溶液とトルエンの混合
液に加えて、振とう後、有機層を分取し乾燥した溶液
(75ml)]を加え30分間加熱還流した。反応液に
氷冷下水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食
塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣をアルミナカラ
ムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサ
ン=1:7)で精製し、標題化合物(6.0g)を得
た。 [α]D 27=−102°(c=0.486,メタノー
ル).
ナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニ
ル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール(5.5g)のトルエン溶液(50ml)に
60%油性水素化ナトリウム(0.57g)を加え50
℃で30分間撹拌した。反応液にあらかじめ調製した
N,N−ジメチルアミノエチルクロリドのトルエン溶液
[塩酸N,N−ジメチルアミノエチルクロリド(5.1
3g)を1N水酸化ナトリウム水溶液とトルエンの混合
液に加えて、振とう後、有機層を分取し乾燥した溶液
(75ml)]を加え30分間加熱還流した。反応液に
氷冷下水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食
塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣をアルミナカラ
ムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサ
ン=1:7)で精製し、標題化合物(6.0g)を得
た。 [α]D 27=−102°(c=0.486,メタノー
ル).
【0076】実施例31 (+)−3−[5−[4−[2−(N,N−ジメチルア
ミノ)エトキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,
4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジ
メチル−1,4,2−ジオキサゾール マレイン酸塩
ミノ)エトキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,
4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジ
メチル−1,4,2−ジオキサゾール マレイン酸塩
【化61】 (−)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−5−[4−[2−(N,N−
ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]ペンチル]−
5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール(5.
0g)のアセトニトリル溶液(180ml)に氷冷下、
CAN(15.38g)の水溶液(90ml)を滴下し
た。反応液は同温度で30分間撹拌した後、10%炭酸
カリウム水溶液を加えpH9とし、析出した不溶物をハ
イフロスーパーセル(商品名)を用いてろ去した。ろ液
を酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、
乾燥後、濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラ
フィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:4)で
精製し油状物(3.8g)を得た。油状物をメタノール
に溶解し、マレイン酸(0.69 g)のメタノール溶
液を加え、溶媒を留去した。残渣を酢酸エチル/ジエチ
ルエーテルより再結晶し標題化合物(3.17g)を得
た。 融点78−81℃. 元素分析 C34H40N2O9・0.3H2Oとして 計算値 C;65.22 H;6.54 N;4.47 観測値 C;65.07 H;6.30 N;4.32 [α]D 20=+23.5°(c=0.49,メタノー
ル). 実施例32 (+)−3−[5−[4−[2−(N,N−ジエチルア
ミノ)エトキシ]フェニル]−5−(1,4−ジメトキ
シ−3−メチルナフタレン−2−イル)ペンチル]−
5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール
ナフタレン−2−イル)−5−[4−[2−(N,N−
ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]ペンチル]−
5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール(5.
0g)のアセトニトリル溶液(180ml)に氷冷下、
CAN(15.38g)の水溶液(90ml)を滴下し
た。反応液は同温度で30分間撹拌した後、10%炭酸
カリウム水溶液を加えpH9とし、析出した不溶物をハ
イフロスーパーセル(商品名)を用いてろ去した。ろ液
を酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、
乾燥後、濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラ
フィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:4)で
精製し油状物(3.8g)を得た。油状物をメタノール
に溶解し、マレイン酸(0.69 g)のメタノール溶
液を加え、溶媒を留去した。残渣を酢酸エチル/ジエチ
ルエーテルより再結晶し標題化合物(3.17g)を得
た。 融点78−81℃. 元素分析 C34H40N2O9・0.3H2Oとして 計算値 C;65.22 H;6.54 N;4.47 観測値 C;65.07 H;6.30 N;4.32 [α]D 20=+23.5°(c=0.49,メタノー
ル). 実施例32 (+)−3−[5−[4−[2−(N,N−ジエチルア
ミノ)エトキシ]フェニル]−5−(1,4−ジメトキ
シ−3−メチルナフタレン−2−イル)ペンチル]−
5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール
【化62】 (+)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニ
ル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール(2.6g)のトルエン溶液(26ml)に
60%油性水素化ナトリウム(0.27g)を加え50
℃で30分間撹拌した。反応液にN,N−ジエチルアミ
ノエチルクロリドのトルエン溶液[塩酸N,N−ジエチ
ルアミノエチルクロリド(2.9g)を1N水酸化ナト
リウム水溶液とトルエンの混合液に加えて、振とう後、
有機層を分取し、乾燥した溶液(39ml)]を加え3
0分間加熱還流した。反応液に氷冷下水を加え酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、
濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:7)で精製し
標題化合物(3.1g)を得た。 [α]D 26=+96.0°(c=0.498,メタノー
ル).
ナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニ
ル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール(2.6g)のトルエン溶液(26ml)に
60%油性水素化ナトリウム(0.27g)を加え50
℃で30分間撹拌した。反応液にN,N−ジエチルアミ
ノエチルクロリドのトルエン溶液[塩酸N,N−ジエチ
ルアミノエチルクロリド(2.9g)を1N水酸化ナト
リウム水溶液とトルエンの混合液に加えて、振とう後、
有機層を分取し、乾燥した溶液(39ml)]を加え3
0分間加熱還流した。反応液に氷冷下水を加え酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、
濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:7)で精製し
標題化合物(3.1g)を得た。 [α]D 26=+96.0°(c=0.498,メタノー
ル).
【0077】実施例33 (−)−3−[5−[4−[2−(N,N−ジエチルア
ミノ)エトキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,
4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジ
メチル−1,4,2−ジオキサゾール クエン酸塩
ミノ)エトキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,
4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジ
メチル−1,4,2−ジオキサゾール クエン酸塩
【化63】 (+)−3−[5−[4−[2−(N,N−ジエチルア
ミノ)エトキシ]フェニル]−5−(1,4−ジメトキ
シ−3−メチルナフタレン−2−イル)ペンチル]−
5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール(3.
1g)のアセトニトリル溶液(100ml)に氷冷下、
CAN(9.06g)の水溶液(54ml)を滴下し
た。反応液は同温度で30分間撹拌した後に、10%炭
酸カリウム水溶液を加えpH9とし、析出した不溶物を
ハイフロスーパーセル(商品名)を用いてろ去した。ろ
液を酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄
し、乾燥後、濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマト
グラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:
4)で精製し油状物(2.22g)を得た。油状物をメ
タノールに溶解し、クエン酸(0.76g)のメタノー
ル溶液を加え、溶媒を留去した。残渣をメタノール/ジ
エチルエーテルより再結晶し標題化合物(2.7g)を
得た。 融点107−109℃. 元素分析 C38H48N2O12・0.3H2Oとして 計算値 C;62.50 H;6.71 N;3.84 観測値 C;62.56 H;6.59 N;3.73 [α]D 20=−19.8°(c=0.395,メタノー
ル). 実施例34 (−)−3−[5−[4−[2−(N,N−ジエチルア
ミノ)エトキシ]フェニル]−5−(1,4−ジメトキ
シ−3−メチルナフタレン−2−イル)ペンチル]−
5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール
ミノ)エトキシ]フェニル]−5−(1,4−ジメトキ
シ−3−メチルナフタレン−2−イル)ペンチル]−
5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール(3.
1g)のアセトニトリル溶液(100ml)に氷冷下、
CAN(9.06g)の水溶液(54ml)を滴下し
た。反応液は同温度で30分間撹拌した後に、10%炭
酸カリウム水溶液を加えpH9とし、析出した不溶物を
ハイフロスーパーセル(商品名)を用いてろ去した。ろ
液を酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄
し、乾燥後、濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマト
グラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:
4)で精製し油状物(2.22g)を得た。油状物をメ
タノールに溶解し、クエン酸(0.76g)のメタノー
ル溶液を加え、溶媒を留去した。残渣をメタノール/ジ
エチルエーテルより再結晶し標題化合物(2.7g)を
得た。 融点107−109℃. 元素分析 C38H48N2O12・0.3H2Oとして 計算値 C;62.50 H;6.71 N;3.84 観測値 C;62.56 H;6.59 N;3.73 [α]D 20=−19.8°(c=0.395,メタノー
ル). 実施例34 (−)−3−[5−[4−[2−(N,N−ジエチルア
ミノ)エトキシ]フェニル]−5−(1,4−ジメトキ
シ−3−メチルナフタレン−2−イル)ペンチル]−
5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール
【化64】 (−)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニ
ル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール(3.55g)のトルエン溶液(36ml)
に60%油性水素化ナトリウム(0.37g)を加え5
0℃で30分間撹拌した。反応液にあらかじめ調製した
N,N−ジエチルアミノエチルクロリドのトルエン溶液
[塩酸N,N−ジエチルアミノエチルクロリド(3.9
5g)を1N水酸化ナトリウム水溶液とトルエンの混合
液に加えて、振とう後、有機層を分取し、乾燥した溶液
(54ml)]を加え30分間加熱還流した。反応液に
氷冷下水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食
塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣をアルミナカラ
ムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサ
ン=1:7)で精製し標題化合物(4.0g)を得た。 [α]D 27=−97.5°(c=0.336,メタノー
ル).
ナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニ
ル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール(3.55g)のトルエン溶液(36ml)
に60%油性水素化ナトリウム(0.37g)を加え5
0℃で30分間撹拌した。反応液にあらかじめ調製した
N,N−ジエチルアミノエチルクロリドのトルエン溶液
[塩酸N,N−ジエチルアミノエチルクロリド(3.9
5g)を1N水酸化ナトリウム水溶液とトルエンの混合
液に加えて、振とう後、有機層を分取し、乾燥した溶液
(54ml)]を加え30分間加熱還流した。反応液に
氷冷下水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食
塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣をアルミナカラ
ムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサ
ン=1:7)で精製し標題化合物(4.0g)を得た。 [α]D 27=−97.5°(c=0.336,メタノー
ル).
【0078】実施例35 (+)−3−[5−[4−[2−(N,N−ジエチルア
ミノ)エトキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,
4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジ
メチル−1,4,2−ジオキサゾール クエン酸塩
ミノ)エトキシ]フェニル]−5−(3−メチル−1,
4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−5,5−ジ
メチル−1,4,2−ジオキサゾール クエン酸塩
【化65】 (−)−3−[5−[4−[2−(N,N−ジエチルア
ミノ)エトキシ]フェニル]−5−(1,4−ジメトキ
シ−3−メチルナフタレン−2−イル)ペンチル]−
5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール(4.
0g)のアセトニトリル溶液(130ml)に氷冷下、
CAN(11.75g)の水溶液(70ml)を滴下し
た。同温度で30分間撹拌した後、反応液に10%炭酸
カリウム水溶液を加えpH9とし析出した不溶物をハイ
フロスーパーセル(商品名)を用いてろ去した。ろ液に
酢酸エチルを加えた。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾
燥後濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:4)で精製
し油状物(3.02g)を得た。油状物をメタノールに
溶解し、クエン酸(1.03g)のメタノール溶液を加
え、溶媒を留去した。残渣をメタノール/ジエチルエー
テルより再結晶し標題化合物(3.5g)を得た。 融点106.5−108.5℃. 元素分析 C38H48N2O12・0.3H2Oとして 計算値 C;62.50 H;6.71 N;3.84 観測値 C;62.59 H;6.60 N;3.72 [α]D 20=+22.3°(c=0.512,メタノー
ル). 実施例36 (+)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール
ミノ)エトキシ]フェニル]−5−(1,4−ジメトキ
シ−3−メチルナフタレン−2−イル)ペンチル]−
5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール(4.
0g)のアセトニトリル溶液(130ml)に氷冷下、
CAN(11.75g)の水溶液(70ml)を滴下し
た。同温度で30分間撹拌した後、反応液に10%炭酸
カリウム水溶液を加えpH9とし析出した不溶物をハイ
フロスーパーセル(商品名)を用いてろ去した。ろ液に
酢酸エチルを加えた。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾
燥後濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:4)で精製
し油状物(3.02g)を得た。油状物をメタノールに
溶解し、クエン酸(1.03g)のメタノール溶液を加
え、溶媒を留去した。残渣をメタノール/ジエチルエー
テルより再結晶し標題化合物(3.5g)を得た。 融点106.5−108.5℃. 元素分析 C38H48N2O12・0.3H2Oとして 計算値 C;62.50 H;6.71 N;3.84 観測値 C;62.59 H;6.60 N;3.72 [α]D 20=+22.3°(c=0.512,メタノー
ル). 実施例36 (+)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール
【化66】 (+)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニ
ル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール(11.0g)のトルエン溶液(110m
l)に60%油性水素化ナトリウム(1.14g)を加
え50℃で30分間撹拌した。4−(2−クロロエチ
ル)モルホリンのトルエン溶液〔4−(2−クロロエチ
ル)モルホリン塩酸塩(13.25g)を1N水酸化ナ
トリウム水溶液とトルエンを用いてフリー体とし、有機
層を乾燥した溶液(110ml)〕を加え1時間加熱還
流した。反応液に氷冷下水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶
媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:2)で精製し、標題化
合物(12.0g)を得た。 [α]D 27= +95.9°(c=0.510,メタノ
ール).
ナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニ
ル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール(11.0g)のトルエン溶液(110m
l)に60%油性水素化ナトリウム(1.14g)を加
え50℃で30分間撹拌した。4−(2−クロロエチ
ル)モルホリンのトルエン溶液〔4−(2−クロロエチ
ル)モルホリン塩酸塩(13.25g)を1N水酸化ナ
トリウム水溶液とトルエンを用いてフリー体とし、有機
層を乾燥した溶液(110ml)〕を加え1時間加熱還
流した。反応液に氷冷下水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶
媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:2)で精製し、標題化
合物(12.0g)を得た。 [α]D 27= +95.9°(c=0.510,メタノ
ール).
【0079】実施例37 (−)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール
ナフタレン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール
【化67】 (−)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニ
ル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール(11.0g)のトルエン溶液(110m
l)に60%油性水素化ナトリウム(1.14g)を加
え50℃で30分間撹拌した。4−(2−クロロエチ
ル)モルホリンのトルエン溶液〔4−(2−クロロエチ
ル)モルホリン塩酸塩(13.25g)を1N水酸化ナ
トリウム水溶液とトルエンを用いてフリー体とし、乾燥
した溶液(110ml)〕を加え1時間加熱還流した。
反応終了後、反応液に氷冷下水を加え酢酸エチルで抽出
した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:2)で精製し標題化
合物(11.5g)を得た。 [α]D 27=−96.7°(c=0.570,メタノー
ル). 実施例38 (−)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)ペンチル−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール マレイン酸塩
ナフタレン−2−イル)−5−(4−ヒドロキシフェニ
ル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール(11.0g)のトルエン溶液(110m
l)に60%油性水素化ナトリウム(1.14g)を加
え50℃で30分間撹拌した。4−(2−クロロエチ
ル)モルホリンのトルエン溶液〔4−(2−クロロエチ
ル)モルホリン塩酸塩(13.25g)を1N水酸化ナ
トリウム水溶液とトルエンを用いてフリー体とし、乾燥
した溶液(110ml)〕を加え1時間加熱還流した。
反応終了後、反応液に氷冷下水を加え酢酸エチルで抽出
した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:2)で精製し標題化
合物(11.5g)を得た。 [α]D 27=−96.7°(c=0.570,メタノー
ル). 実施例38 (−)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)ペンチル−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール マレイン酸塩
【化68】 (+)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール(12.0g)のアセトニ
トリル溶液(400ml)に氷冷下、CAN(9.06
g)の水溶液(200ml)を滴下した。同温度で30
分間撹拌した後、反応液に10%炭酸カリウム水溶液を
加えpH9とし析出した不溶物をハイフロスーパーセル
(商品名)を用いてろ去し酢酸エチルで洗浄した。ろ液
を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
し、乾燥後濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグ
ラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:2)
で精製し油状物(9.0g)を得た。この内(5.0
g)をメタノールに溶解し、マレイン酸(1.01g)
のメタノール溶液を加え、溶媒を留去した。残渣をエタ
ノール/ジエチルエーテルより再結晶し標題化合物
(5.15 g)を得た。 融点78−81℃. 元素分析 C36H42N2O10・0.3H2Oとして 計算値 C;64.72 H;6.43 N;4.19 観測値 C;64.66 H;6.31 N;4.21 [α]D 20=−24.1°(c=0.508,メタノー
ル).
ナフタレン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール(12.0g)のアセトニ
トリル溶液(400ml)に氷冷下、CAN(9.06
g)の水溶液(200ml)を滴下した。同温度で30
分間撹拌した後、反応液に10%炭酸カリウム水溶液を
加えpH9とし析出した不溶物をハイフロスーパーセル
(商品名)を用いてろ去し酢酸エチルで洗浄した。ろ液
を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
し、乾燥後濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグ
ラフィー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:2)
で精製し油状物(9.0g)を得た。この内(5.0
g)をメタノールに溶解し、マレイン酸(1.01g)
のメタノール溶液を加え、溶媒を留去した。残渣をエタ
ノール/ジエチルエーテルより再結晶し標題化合物
(5.15 g)を得た。 融点78−81℃. 元素分析 C36H42N2O10・0.3H2Oとして 計算値 C;64.72 H;6.43 N;4.19 観測値 C;64.66 H;6.31 N;4.21 [α]D 20=−24.1°(c=0.508,メタノー
ル).
【0080】実施例39 (+)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール マレイン酸塩
ン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール マレイン酸塩
【化69】 (−)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール(11.0g)のアセトニ
トリル溶液(400ml)に氷冷下、CAN(31.3
7g)の水溶液(200ml)を滴下した。同温度で3
0分間撹拌した後、反応液に10%炭酸カリウム水溶液
を加えpH9とし析出した不溶物をハイフロースーパー
セルを用いてろ去し酢酸エチルで洗浄した。母洗液を酢
酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥
後、濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:2)で精製
し油状物(8.7g)を得た。得られた油状物の5.0
gをメタノールに溶解し、マレイン酸(1.01g)
のメタノール溶液を加え、溶媒を留去した。残渣をメタ
ノール/ジエチルエーテルより再結晶し標題化合物
(4.90g)を得た。 融点79−82℃. 元素分析 C36H42N2O10・0.3H2Oとして 計算値 C;64.72 H;6.43 N;4.19 観測値 C;64.65 H;6.36 N;4.19 [α]D 20=+23.8°(c=0.507,メタノー
ル). 実施例40 3−(6−シアノ−6,6−ジフェニルヘキシル)−
5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール
ナフタレン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール(11.0g)のアセトニ
トリル溶液(400ml)に氷冷下、CAN(31.3
7g)の水溶液(200ml)を滴下した。同温度で3
0分間撹拌した後、反応液に10%炭酸カリウム水溶液
を加えpH9とし析出した不溶物をハイフロースーパー
セルを用いてろ去し酢酸エチルで洗浄した。母洗液を酢
酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥
後、濃縮した。残渣をアルミナカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:2)で精製
し油状物(8.7g)を得た。得られた油状物の5.0
gをメタノールに溶解し、マレイン酸(1.01g)
のメタノール溶液を加え、溶媒を留去した。残渣をメタ
ノール/ジエチルエーテルより再結晶し標題化合物
(4.90g)を得た。 融点79−82℃. 元素分析 C36H42N2O10・0.3H2Oとして 計算値 C;64.72 H;6.43 N;4.19 観測値 C;64.65 H;6.36 N;4.19 [α]D 20=+23.8°(c=0.507,メタノー
ル). 実施例40 3−(6−シアノ−6,6−ジフェニルヘキシル)−
5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール
【化70】 7−シアノ−7,7−ジフェニルヘプタノヒドロキサム
酸(0.5g)のトルエン溶液(20ml)に無水10
−カンファースルホン酸(0.05g)とアセトンジエ
チルアセタ−ル(0.2ml)を加えた。反応液を60
℃で2時間加熱撹拌した。 冷却後反応液を飽和重曹水
で洗い、乾燥後減圧濃縮した。残渣をシリカゲルクロマ
トグラフィーで精製し(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサ
ン=1:2)、標題化合物を油状物(0.1g)として
得た。 IR (KBr) cm-1: 2937, 1642 ,1374 ,701.
酸(0.5g)のトルエン溶液(20ml)に無水10
−カンファースルホン酸(0.05g)とアセトンジエ
チルアセタ−ル(0.2ml)を加えた。反応液を60
℃で2時間加熱撹拌した。 冷却後反応液を飽和重曹水
で洗い、乾燥後減圧濃縮した。残渣をシリカゲルクロマ
トグラフィーで精製し(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサ
ン=1:2)、標題化合物を油状物(0.1g)として
得た。 IR (KBr) cm-1: 2937, 1642 ,1374 ,701.
【0081】実施例41 3−[5−シアノ−5−ビス(4−メトキシフェニル)
ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサ
ゾール
ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサ
ゾール
【化71】 6−シアノ−6−ビス(4−メトキシフェニル)ヘキサ
ン酸エチル(1.556g)のメタノール(30ml)
およびTHF(15ml)の混合溶液に1N水酸化ナト
リウム水溶液(10ml)を加えた。反応液を室温で7
時間撹拌後、反応液に1N 塩酸を加え酸性とし、酢酸
エチルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し濃縮した。残渣および
トリエチルアミン(0.70ml)のTHF(10m
l)溶液にクロロ炭酸エチル(0.38ml)のTHF
溶液(5ml)を0℃で滴下した。反応液を0℃で15
分間撹拌後、O−(2−メトキシ−2−プロピル)ヒド
ロキシアミン(0.372g)のTHF溶液(5ml)
を反応液に滴下した。反応液を室温で1時間撹拌した。
反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、
飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣を酢酸エ
チル(30ml)に懸濁し、4時間加熱還流した。反応
液を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:10)で精
製後、得られた粗結晶を酢酸エチル/ヘキサン=1:4
で洗浄し、標題化合物(0.874g)を得た。 融点95−98℃. 実施例42 (+)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール ベンゼンスルホン酸塩 (+)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)ペンチル−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール(13.75g)の酢酸エチル溶液
(150ml)にベンゼンスルホン酸一水和物(4.2
1g)の酢酸エチル溶液(80ml)を加えた。得られ
た溶液を濃縮後、残さをエタノール/ジエチルエーテル
より再結晶し、標題化合物(14.3g)を得た。 融点122.5−123.5℃. 元素分析 C38H44N2O9Sとして 計算値 C;64.75 H;6.29 N;3.97 観測値 C;64.61 H;6.27 N;3.86 [α]D 20=+21.4°(c=0.504,メタノー
ル). 実施例43 (−)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール ベンゼンスルホン酸塩 (−)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)ペンチル−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール(9.3g)の酢酸エチル溶液(10
0ml)にベンゼンスルホン酸一水和物(2.76g)
の酢酸エチル溶液(50ml)を加えた。得られた溶液
を濃縮後、残さをエタノール/ジエチルエーテルより再
結晶し、標題化合物(9.7g)を得た。 融点121.5−122.5℃. 元素分析 C38H44N2O9Sとして 計算値 C;64.75 H;6.29 N;3.97 観測値 C;64.88 H;6.29 N;3.91 [α]D 20=−21.7°(c=0.503,メタノー
ル). 実施例44 (−)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール p−トルエンスルホン酸塩 (−)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)ペンチル−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール(1.177g)の酢酸エチル溶液
(10ml)にp−トルエンスルホン酸一水和物(0.
401g)の酢酸エチル溶液(5ml)を加えた。得ら
れた溶液を濃縮後、残さをエタノール/ジエチルエーテ
ルより再結晶し、標題化合物(0.96g)を得た。 融点105−107℃ 元素分析 C39H46N2O9Sとして 計算値 C;65.16 H;6.45 N;3.90 観測値 C;64.87 H;6.39 N;3.89[α]D 20=−2 1.3°(c=0.503,メタノール). 実施例45 (+)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール 2−ナフタレンスルホン酸塩 (+)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)ペンチル−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール(0.946g)の酢酸エチル溶液
(10ml)に2−ナフタレンスルホン酸一水和物
(0.388g)の酢酸エチル溶液(5ml)を加え
た。得られた溶液を濃縮後、残さをエタノール/ジエチ
ルエーテルより再結晶し、標題化合物(0.956g)
を得た。 融点92−97℃. 元素分析 C42H46N2O9Sとして 計算値 C;66.82 H;6.14 N;3.71 観測値 C;66.75 H;5.90 N;3.81 [α]D 20=+20.4°(c=0.502,メタノー
ル). 実施例46 (+)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール メタンスルホン酸塩 (+)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)ペンチル−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール(0.98g)の酢酸エチル溶液(1
0ml)にメタンスルホン酸(0.167g)の酢酸エ
チル溶液(5ml)を加えた。得られた溶液を濃縮後、
残さをエタノール/ジエチルエーテルより再結晶し、標
題化合物(1.049g)を得た。 融点109−113℃. 元素分析 C33H42N2O9S・1/2H2Oとして 計算値 C;60.81 H;6.65 N;4.30 観測値 C;60.70 H;6.69 N;4.17 [α]D 20=+24.9°(c=0.507,メタノー
ル). 実施例47 (+)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレレン−2−イル)−5−(4−プロピオニルオ
キシフェニル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール
ン酸エチル(1.556g)のメタノール(30ml)
およびTHF(15ml)の混合溶液に1N水酸化ナト
リウム水溶液(10ml)を加えた。反応液を室温で7
時間撹拌後、反応液に1N 塩酸を加え酸性とし、酢酸
エチルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し濃縮した。残渣および
トリエチルアミン(0.70ml)のTHF(10m
l)溶液にクロロ炭酸エチル(0.38ml)のTHF
溶液(5ml)を0℃で滴下した。反応液を0℃で15
分間撹拌後、O−(2−メトキシ−2−プロピル)ヒド
ロキシアミン(0.372g)のTHF溶液(5ml)
を反応液に滴下した。反応液を室温で1時間撹拌した。
反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、
飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、濃縮した。残渣を酢酸エ
チル(30ml)に懸濁し、4時間加熱還流した。反応
液を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1:10)で精
製後、得られた粗結晶を酢酸エチル/ヘキサン=1:4
で洗浄し、標題化合物(0.874g)を得た。 融点95−98℃. 実施例42 (+)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール ベンゼンスルホン酸塩 (+)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)ペンチル−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール(13.75g)の酢酸エチル溶液
(150ml)にベンゼンスルホン酸一水和物(4.2
1g)の酢酸エチル溶液(80ml)を加えた。得られ
た溶液を濃縮後、残さをエタノール/ジエチルエーテル
より再結晶し、標題化合物(14.3g)を得た。 融点122.5−123.5℃. 元素分析 C38H44N2O9Sとして 計算値 C;64.75 H;6.29 N;3.97 観測値 C;64.61 H;6.27 N;3.86 [α]D 20=+21.4°(c=0.504,メタノー
ル). 実施例43 (−)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール ベンゼンスルホン酸塩 (−)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)ペンチル−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール(9.3g)の酢酸エチル溶液(10
0ml)にベンゼンスルホン酸一水和物(2.76g)
の酢酸エチル溶液(50ml)を加えた。得られた溶液
を濃縮後、残さをエタノール/ジエチルエーテルより再
結晶し、標題化合物(9.7g)を得た。 融点121.5−122.5℃. 元素分析 C38H44N2O9Sとして 計算値 C;64.75 H;6.29 N;3.97 観測値 C;64.88 H;6.29 N;3.91 [α]D 20=−21.7°(c=0.503,メタノー
ル). 実施例44 (−)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール p−トルエンスルホン酸塩 (−)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)ペンチル−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール(1.177g)の酢酸エチル溶液
(10ml)にp−トルエンスルホン酸一水和物(0.
401g)の酢酸エチル溶液(5ml)を加えた。得ら
れた溶液を濃縮後、残さをエタノール/ジエチルエーテ
ルより再結晶し、標題化合物(0.96g)を得た。 融点105−107℃ 元素分析 C39H46N2O9Sとして 計算値 C;65.16 H;6.45 N;3.90 観測値 C;64.87 H;6.39 N;3.89[α]D 20=−2 1.3°(c=0.503,メタノール). 実施例45 (+)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール 2−ナフタレンスルホン酸塩 (+)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)ペンチル−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール(0.946g)の酢酸エチル溶液
(10ml)に2−ナフタレンスルホン酸一水和物
(0.388g)の酢酸エチル溶液(5ml)を加え
た。得られた溶液を濃縮後、残さをエタノール/ジエチ
ルエーテルより再結晶し、標題化合物(0.956g)
を得た。 融点92−97℃. 元素分析 C42H46N2O9Sとして 計算値 C;66.82 H;6.14 N;3.71 観測値 C;66.75 H;5.90 N;3.81 [α]D 20=+20.4°(c=0.502,メタノー
ル). 実施例46 (+)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエトキ
シ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール メタンスルホン酸塩 (+)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフトキノ
ン−2−イル)ペンチル−5−[4−(2−モルホリノ
エトキシ)フェニル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾール(0.98g)の酢酸エチル溶液(1
0ml)にメタンスルホン酸(0.167g)の酢酸エ
チル溶液(5ml)を加えた。得られた溶液を濃縮後、
残さをエタノール/ジエチルエーテルより再結晶し、標
題化合物(1.049g)を得た。 融点109−113℃. 元素分析 C33H42N2O9S・1/2H2Oとして 計算値 C;60.81 H;6.65 N;4.30 観測値 C;60.70 H;6.69 N;4.17 [α]D 20=+24.9°(c=0.507,メタノー
ル). 実施例47 (+)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレレン−2−イル)−5−(4−プロピオニルオ
キシフェニル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール
【化72】 (±)−3−[5−(1,4−ジメトキシ−3−メチル
ナフタレレン−2−イル)−5−(4−プロピオニルオ
キシフェニル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール(2.0g)をトルエン(20
ml)とエタノール(1.1ml)の混合溶媒に溶解
し、リパーゼ(東洋紡績株式会社製、LIP、2.0
g)を加えて、35℃で32時間振とうした。反応液を
ろ過してリパーゼを除き、減圧下濃縮して油状物を得
た。この油状物から、1.55gを取り、ピリジン(1
0ml)とDMF(2.5ml)の混合溶媒に溶解し、
三酸化硫黄ピリジン錯塩(0.93g)を加えて、室温
で6時間撹拌した。反応混合物にジイイソプロピルエー
テル加えて、析出した結晶をろ過により除き、ろ液を
水、次いで希塩酸、次いで飽和食塩水で洗浄、乾燥後、
減圧下濃縮して、標題化合物(0.89g)を得た。高
速液体クロマトグラフィーにより分析したところ、鏡像
体過剰率は、59%e.e.であった。1 H-NMR(400 MHz, CDCl3)δ:1.24(3H, t, J = 7.6 Hz),
1.2(1H, m), 1.43, 1.45(each 3H, s), 1.4(1H, m), 1.
7(2H, m), 2.2(4H, m), 2.26(2H, t, J = 7.6 Hz), 2.4
(1H, m), 2.56(2H, q, J = 7.6 Hz), 3.59(3H, s), 3.8
4(3H, s), 4.8(1H, br s), 6.99(2H, m), 7.25(2H, m),
7.47(2H, m), 8.05(2H, m). IR (KBr) cm-1:1761, 1353. 高速液体クロマトグラフィー条件 カラム:キラルパックAD(ダイセル化学工業株式会社
製) 二本連結 移動相:ヘキサン/エタノール (8/2) 流速:0.6ml/分 検出:UV (280nm) 温度:室温 保持時間:16.4分 実施例48 3−[6−(1,4,−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キシル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾ
ール
ナフタレレン−2−イル)−5−(4−プロピオニルオ
キシフェニル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール(2.0g)をトルエン(20
ml)とエタノール(1.1ml)の混合溶媒に溶解
し、リパーゼ(東洋紡績株式会社製、LIP、2.0
g)を加えて、35℃で32時間振とうした。反応液を
ろ過してリパーゼを除き、減圧下濃縮して油状物を得
た。この油状物から、1.55gを取り、ピリジン(1
0ml)とDMF(2.5ml)の混合溶媒に溶解し、
三酸化硫黄ピリジン錯塩(0.93g)を加えて、室温
で6時間撹拌した。反応混合物にジイイソプロピルエー
テル加えて、析出した結晶をろ過により除き、ろ液を
水、次いで希塩酸、次いで飽和食塩水で洗浄、乾燥後、
減圧下濃縮して、標題化合物(0.89g)を得た。高
速液体クロマトグラフィーにより分析したところ、鏡像
体過剰率は、59%e.e.であった。1 H-NMR(400 MHz, CDCl3)δ:1.24(3H, t, J = 7.6 Hz),
1.2(1H, m), 1.43, 1.45(each 3H, s), 1.4(1H, m), 1.
7(2H, m), 2.2(4H, m), 2.26(2H, t, J = 7.6 Hz), 2.4
(1H, m), 2.56(2H, q, J = 7.6 Hz), 3.59(3H, s), 3.8
4(3H, s), 4.8(1H, br s), 6.99(2H, m), 7.25(2H, m),
7.47(2H, m), 8.05(2H, m). IR (KBr) cm-1:1761, 1353. 高速液体クロマトグラフィー条件 カラム:キラルパックAD(ダイセル化学工業株式会社
製) 二本連結 移動相:ヘキサン/エタノール (8/2) 流速:0.6ml/分 検出:UV (280nm) 温度:室温 保持時間:16.4分 実施例48 3−[6−(1,4,−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キシル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾ
ール
【化73】 7−(1,4,−ジメトキシ−3−メチルナフタレン−
2−イル)−7−(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタン
酸を用い、実施例1記載の方法に準じて標題化合物を製
造した。1 H-NMR (CDCl3)δ: 1.05-1.70(12H, m), 2.00-2.47(7H,
m), 3.50-3.74(3H, m),3.84(3H, s), 4.63-4.83(1H,
s), 5.05(1H, s), 6.73(2H, d), 7.10(2H, d), 7.40-7.
53(2H, m), 7.96-8.12(2H, m). 実施例49 3−[6−(1,4,−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−[4−[2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エトキシ]フェニル]ヘキシル]−5,5−
ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール
2−イル)−7−(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタン
酸を用い、実施例1記載の方法に準じて標題化合物を製
造した。1 H-NMR (CDCl3)δ: 1.05-1.70(12H, m), 2.00-2.47(7H,
m), 3.50-3.74(3H, m),3.84(3H, s), 4.63-4.83(1H,
s), 5.05(1H, s), 6.73(2H, d), 7.10(2H, d), 7.40-7.
53(2H, m), 7.96-8.12(2H, m). 実施例49 3−[6−(1,4,−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−[4−[2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エトキシ]フェニル]ヘキシル]−5,5−
ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール
【化74】 3−[6−(1,4,−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キシル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾ
ールを使って、実施例2記載の方法に準じて標題化合物
を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 1.04-1.65(12H, m), 1.95-2.46(13
H, m), 2.70(2H, t),3.50-3.70(3H, br) ,3.84(3H, s),
4.03(2H, t), 4.63-4.83(1H, Br), 6.83(2H, d),7.15(2
H, d), 7.40-7.53(2H, m), 7.96-8.12(2H, m). 実施例50 3−[6−(1,4,−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−[4−(2−モルホリノエトキ
シ)フェニル]ヘキシル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キシル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾ
ールを使って、実施例2記載の方法に準じて標題化合物
を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 1.04-1.65(12H, m), 1.95-2.46(13
H, m), 2.70(2H, t),3.50-3.70(3H, br) ,3.84(3H, s),
4.03(2H, t), 4.63-4.83(1H, Br), 6.83(2H, d),7.15(2
H, d), 7.40-7.53(2H, m), 7.96-8.12(2H, m). 実施例50 3−[6−(1,4,−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−[4−(2−モルホリノエトキ
シ)フェニル]ヘキシル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾール
【化75】 3−[6−(1,4,−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キシル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾ
ールを使って、実施例13記載の方法に準じて標題化合
物を得た。1 H-NMR (CDCl33)δ: 1.05-1.67(12H, m), 2.00-2.48(7
H, m), 2.50-2.63(4H, m), 2.78(2H, t), 3.50-3.80(7
H, m), 3.84(3H, s), 4.03(2H, t), 4.65-4.84(1H,Br),
6.81(2H, d), 7.16(2H, d), 7.42-7.54(2H, m), 7.96-
8.12(2H, m). 実施例51 3−[6−[4−[2−(N,N−ジメチルアミノ)エ
トキシ]フェニル]−6−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)ヘキシル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール シュウ酸塩
レン−2−イル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
キシル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾ
ールを使って、実施例13記載の方法に準じて標題化合
物を得た。1 H-NMR (CDCl33)δ: 1.05-1.67(12H, m), 2.00-2.48(7
H, m), 2.50-2.63(4H, m), 2.78(2H, t), 3.50-3.80(7
H, m), 3.84(3H, s), 4.03(2H, t), 4.65-4.84(1H,Br),
6.81(2H, d), 7.16(2H, d), 7.42-7.54(2H, m), 7.96-
8.12(2H, m). 実施例51 3−[6−[4−[2−(N,N−ジメチルアミノ)エ
トキシ]フェニル]−6−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)ヘキシル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール シュウ酸塩
【化76】 3−[6−(1,4,−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−[4−[2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エトキシ]フェニル]ヘキシル]−5,5−
ジメチル−1,4,2−ジオキサゾールから、実施例3
記載の方法に準じて標題化合物を得た。 融点:76−79℃ 再結晶溶媒(メタノール/ジエチ
ルエーテル). 実施例52 3−[6−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−
イル)−6−[4−(2−モルホリノエトキシ)フェニ
ル]ヘキシル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール シュウ酸塩
レン−2−イル)−6−[4−[2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エトキシ]フェニル]ヘキシル]−5,5−
ジメチル−1,4,2−ジオキサゾールから、実施例3
記載の方法に準じて標題化合物を得た。 融点:76−79℃ 再結晶溶媒(メタノール/ジエチ
ルエーテル). 実施例52 3−[6−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−
イル)−6−[4−(2−モルホリノエトキシ)フェニ
ル]ヘキシル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオ
キサゾール シュウ酸塩
【化77】 3−[6−(1,4,−ジメトキシ−3−メチルナフタ
レン−2−イル)−6−[4−(2−モルホリノエトキ
シ)フェニル]ヘキシル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾールから、実施例21記載の方法に
準じて標題化合物を得た。 融点:156−159℃ 再結晶溶媒(メタノール/
ジエチルエーテル).
レン−2−イル)−6−[4−(2−モルホリノエトキ
シ)フェニル]ヘキシル]−5,5−ジメチル−1,
4,2−ジオキサゾールから、実施例21記載の方法に
準じて標題化合物を得た。 融点:156−159℃ 再結晶溶媒(メタノール/
ジエチルエーテル).
【0082】 製剤例1 (1) 実施例3で得られた化合物 50mg (2) ラクトース 34mg (3) トウモロコシ澱粉 10.6mg (4) トウモロコシ澱粉(のり状) 5mg (5) ステアリン酸マグネシウム 0.4mg (6) カルボキシメチルセルロースカルシウム 20mg 計 120mg 常法に従ってこれら(1)〜(6)を混合して錠剤機に
より打錠した。 製剤例2 (1) 実施例23で得られた化合物 10.0g (2) 乳糖 60.0g (3) コーンスターチ 35.0g (4) ゼラチン 3.0g (5) ステアリン酸マグネシウム 2.0mg 実施例23で得られた化合物 10.0g、乳糖60.0
gおよびコーンスターチ35.0gの混合物を10重量
%ゼラチン水溶液30ml(ゼラチンとして3.0g)を
用い、1mmメッシュの篩を通して顆粒化した後、40℃
で乾燥し再び篩過した。得られた顆粒をステアリン酸マ
グネシウム2.0gと混合し、圧縮した。得られた中心
錠を、蔗糖、二酸化チタン、タルクおよびアラビアゴム
の水懸濁液による糖衣でコーティングした。コーティン
グが施された錠剤をミツロウで艶出して1000錠のコ
ート錠を得た。
より打錠した。 製剤例2 (1) 実施例23で得られた化合物 10.0g (2) 乳糖 60.0g (3) コーンスターチ 35.0g (4) ゼラチン 3.0g (5) ステアリン酸マグネシウム 2.0mg 実施例23で得られた化合物 10.0g、乳糖60.0
gおよびコーンスターチ35.0gの混合物を10重量
%ゼラチン水溶液30ml(ゼラチンとして3.0g)を
用い、1mmメッシュの篩を通して顆粒化した後、40℃
で乾燥し再び篩過した。得られた顆粒をステアリン酸マ
グネシウム2.0gと混合し、圧縮した。得られた中心
錠を、蔗糖、二酸化チタン、タルクおよびアラビアゴム
の水懸濁液による糖衣でコーティングした。コーティン
グが施された錠剤をミツロウで艶出して1000錠のコ
ート錠を得た。
【0083】実験例1 リポポリサッカライド(LPS)により誘導されるラッ
ト大脳細胞混合培養系での細胞変性に対する抑制作用
(LIC アッセイ法) 以下の方法により、ラット大脳由来の混合細胞培養系
に、グリア細胞(アストロサイト、ミクログリア)を活
性化することが知られているLPSを添加することによ
り誘導される細胞変性を抑制する化合物をスクリーニン
グした。 〔実験方法〕 (1)新生仔ラット大脳細胞混合培養 新生仔Crj:CD(SD)ラット(1〜3日齢、日本
チャールズ・リバー(株))より脳を採取し、氷冷したD
−MEM/10%FCS(10%牛胎児血清、ペニシリ
ン:100units/mlおよびストレプトマイシン:10
0μg/mlを含むダルベッコウの細胞培養用基礎培地)
中に入れた。以下、次の手順で大脳細胞混合培養を開始
した。なお、メディウムは氷冷したD−MEM/10%
FCSを使用した。 1.採取した脳の大脳部分を取り、実体顕微鏡下で髄膜
を剥離した。 2.髄膜を剥離した脳をナイロンメッシュ(100〜2
00μm)の袋に入れ、セル・スクレイパー(商品名,
住友ベークライト(株))でこした。 3.氷冷したD−MEM/10%FCSで細胞を遠心に
て3度洗浄(1000rpm,8分)後、Cell Strainer
(40μm メッシュ、Falcon 2340)で細胞浮遊
液をこし、トリパンブルー法により生細胞数を数えた。 4.組織培養フラスコ(96穴マイクロプレート、Nun
c)に1×105 cells/100μl/well の細胞濃度で
各ウエルに撒いた。 5.1週間後に各ウエルに100μl のD−MEM/1
0%FCSを添加した。 6.さらに1〜2週間前後培養した後、以下の抑制作用
評価を行った。 (2)抑制作用評価方法 1.上記(1)のラット大脳細胞混合培養(開始2〜3
週間)後、96穴マイクロプレートの各ウェルの培地を
廃棄し、かわりに50μl のD−MEM/2%FCSを
添加した。 2.25μl のサンプルと25μl の適当濃度のLPS
(Difco社製、E.coli 011:B4,Bacto)を各ウェルに
添加する。培地はD−MEM/2%FCSを使用した。
なお、サンプルは、以下の表に示す化合物を用いて、D
MSOで10-2Mの溶液を作製し、D−MEM/2%F
CSで希釈してアッセイに用いた。 3.適当な日数(通常4〜5日)培養後、細胞変性の程
度を顕微鏡観察・MTT法により測定した。 (3)MTT〔3-(4,5-dimethylthiazol-2-yl)-2,5-dip
henyltetrazolium bromide〕法 リン酸緩衝生理食塩液に溶解したMTT(5mg/ml、シ
グマ社製)を各ウェルに10μl 添加した。4〜6時間
培養後(37℃,10%炭酸ガス気相下)、10%SD
Sを含む0.01N塩酸水溶液を各ウエルに100μl
添加し、生成したホルマザンを溶解する。完全に溶解さ
せた後、各ウェルの吸光度(波長540〜590nm)を
測定した。回復率を下式より算出し、回復率50%を与
える化合物の濃度をグラフにプロットすることにより、
ED50値を求めた。 回復率(%)=(C−B)×100/(A−B) 〔A:波長550nmでの培地のみのコントロールウエル
の吸光度 B:波長550nmでのLPS添加のウエルの吸光度 C:波長550nmでのLPSおよび化合物添加のウエル
の吸光度〕 〔実験結果〕結果を以下の表に示す。 これより、本発明の化合物は、LPSにより惹起された
神経細胞変性ならびに細胞死を低濃度で抑制し、優れた
神経変性抑制作用を有することがわかる。
ト大脳細胞混合培養系での細胞変性に対する抑制作用
(LIC アッセイ法) 以下の方法により、ラット大脳由来の混合細胞培養系
に、グリア細胞(アストロサイト、ミクログリア)を活
性化することが知られているLPSを添加することによ
り誘導される細胞変性を抑制する化合物をスクリーニン
グした。 〔実験方法〕 (1)新生仔ラット大脳細胞混合培養 新生仔Crj:CD(SD)ラット(1〜3日齢、日本
チャールズ・リバー(株))より脳を採取し、氷冷したD
−MEM/10%FCS(10%牛胎児血清、ペニシリ
ン:100units/mlおよびストレプトマイシン:10
0μg/mlを含むダルベッコウの細胞培養用基礎培地)
中に入れた。以下、次の手順で大脳細胞混合培養を開始
した。なお、メディウムは氷冷したD−MEM/10%
FCSを使用した。 1.採取した脳の大脳部分を取り、実体顕微鏡下で髄膜
を剥離した。 2.髄膜を剥離した脳をナイロンメッシュ(100〜2
00μm)の袋に入れ、セル・スクレイパー(商品名,
住友ベークライト(株))でこした。 3.氷冷したD−MEM/10%FCSで細胞を遠心に
て3度洗浄(1000rpm,8分)後、Cell Strainer
(40μm メッシュ、Falcon 2340)で細胞浮遊
液をこし、トリパンブルー法により生細胞数を数えた。 4.組織培養フラスコ(96穴マイクロプレート、Nun
c)に1×105 cells/100μl/well の細胞濃度で
各ウエルに撒いた。 5.1週間後に各ウエルに100μl のD−MEM/1
0%FCSを添加した。 6.さらに1〜2週間前後培養した後、以下の抑制作用
評価を行った。 (2)抑制作用評価方法 1.上記(1)のラット大脳細胞混合培養(開始2〜3
週間)後、96穴マイクロプレートの各ウェルの培地を
廃棄し、かわりに50μl のD−MEM/2%FCSを
添加した。 2.25μl のサンプルと25μl の適当濃度のLPS
(Difco社製、E.coli 011:B4,Bacto)を各ウェルに
添加する。培地はD−MEM/2%FCSを使用した。
なお、サンプルは、以下の表に示す化合物を用いて、D
MSOで10-2Mの溶液を作製し、D−MEM/2%F
CSで希釈してアッセイに用いた。 3.適当な日数(通常4〜5日)培養後、細胞変性の程
度を顕微鏡観察・MTT法により測定した。 (3)MTT〔3-(4,5-dimethylthiazol-2-yl)-2,5-dip
henyltetrazolium bromide〕法 リン酸緩衝生理食塩液に溶解したMTT(5mg/ml、シ
グマ社製)を各ウェルに10μl 添加した。4〜6時間
培養後(37℃,10%炭酸ガス気相下)、10%SD
Sを含む0.01N塩酸水溶液を各ウエルに100μl
添加し、生成したホルマザンを溶解する。完全に溶解さ
せた後、各ウェルの吸光度(波長540〜590nm)を
測定した。回復率を下式より算出し、回復率50%を与
える化合物の濃度をグラフにプロットすることにより、
ED50値を求めた。 回復率(%)=(C−B)×100/(A−B) 〔A:波長550nmでの培地のみのコントロールウエル
の吸光度 B:波長550nmでのLPS添加のウエルの吸光度 C:波長550nmでのLPSおよび化合物添加のウエル
の吸光度〕 〔実験結果〕結果を以下の表に示す。 これより、本発明の化合物は、LPSにより惹起された
神経細胞変性ならびに細胞死を低濃度で抑制し、優れた
神経変性抑制作用を有することがわかる。
【0084】
【発明の効果】本発明の化合物(I)は新規化合物であ
り、優れた神経変性抑制作用を有し、低毒性のため、神
経変性疾患(例、アルツハイマー病、パーキンソン病、
ダウン症、ピック病、クロイツフェルト−ヤコブ病、多
発性硬化症、Borna 病などの細菌性あるいはウイルス性
髄膜炎、ワクチン接種後脳炎、AIDS脳症)、脳機能障害
(例、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血、外傷等)の治療
・予防あるいは予後の改善に有用であり、さらには、サ
イトカイン由来の全身倦怠、発熱、睡眠、頭痛、関節
痛、食欲低下、うつ病などの症状に対しても有効であ
る。
り、優れた神経変性抑制作用を有し、低毒性のため、神
経変性疾患(例、アルツハイマー病、パーキンソン病、
ダウン症、ピック病、クロイツフェルト−ヤコブ病、多
発性硬化症、Borna 病などの細菌性あるいはウイルス性
髄膜炎、ワクチン接種後脳炎、AIDS脳症)、脳機能障害
(例、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血、外傷等)の治療
・予防あるいは予後の改善に有用であり、さらには、サ
イトカイン由来の全身倦怠、発熱、睡眠、頭痛、関節
痛、食欲低下、うつ病などの症状に対しても有効であ
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/445 AAB A61K 31/445 AAB 31/535 AAA 31/535 AAA C07D 498/10 C07D 498/10 Z // C07M 7:00
Claims (14)
- 【請求項1】式 【化1】 〔式中、Ar1およびAr2はそれぞれ置換基を有してい
てもよい芳香族基、Qは酸素原子、酸化されていてもよ
い硫黄原子および置換基を有していてもよいイミノから
選ばれる2価基を介していてもよく、かつ置換基を有し
ていてもよい2価の鎖状脂肪族炭化水素基、Xは水素原
子、電子吸引基または置換基を有していてもよい芳香族
基、A環は置換基を有していてもよい含窒素5ないし7
員環を示す〕で表される化合物またはその塩。 - 【請求項2】Ar1およびAr2のどちらか一方が式 【化2】 〔式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、C1-6アルキル
またはC1-6アルコキシ、B環は置換基を有していても
よい5または6員芳香環を示す〕で表される基である請
求項1記載の化合物。 - 【請求項3】Ar1およびAr2のどちらか一方が式 【化3】 で表される基である請求項1記載の化合物。
- 【請求項4】QがC3-7アルキレンである請求項1記載
の化合物。 - 【請求項5】Xが水素原子である請求項1記載の化合
物。 - 【請求項6】含窒素5ないし7員環が非芳香環である請
求項1記載の化合物。 - 【請求項7】式 【化4】 で表される基が、置換基を有していてもよい式 【化5】 〔式中、Y1およびY2はそれぞれ酸素原子、酸化されて
いてもよい硫黄原子または置換基を有していてもよいイ
ミノを示す〕で表される基である請求項1記載の化合
物。 - 【請求項8】Ar1およびAr2が、(i)ハロゲン原
子、(ii)ハロゲン原子、モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C1-6アルキル−カルボ
ニルおよび4ないし7員飽和環状アミノから選ばれる置
換基1ないし3個を有していてもよいC1-6アルキルお
よび(iii)ハロゲン原子、モノ−C1-6アルキルアミ
ノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C1-6アルキル−カルボ
ニルおよび4ないし7員飽和環状アミノから選ばれる置
換基1ないし3個を有していてもよいC1-6アルコキシ
から選ばれる置換基1ないし5個をそれぞれ有していて
もよいフェニル、1−ナフチル、2−ナフチルまたは
1,4−ナフトキノン−2−イル、QがC3-7アルキレ
ン、Xが水素原子またはシアノ、A環が式 【化6】 〔式中、R7aおよびR8aはそれぞれC1-6アルキルを示
すか、R7aとR8aとで隣接する炭素原子とともに炭素原
子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれ
る1または2種、1ないし3個のヘテロ原子を含んでい
ていもよい6員環を形成してもよい。〕で表される環で
ある請求項1記載の化合物。 - 【請求項9】R7aおよびR8aがそれぞれC1-6アルキル
である請求項8記載の化合物。 - 【請求項10】3−[5−[4−[2−(N,N−ジメ
チルアミノ)エトキシ]フェニル]−5−(3−メチル
−1,4−ナフトキノン−2−イル)ペンチル]−5,
5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾール、3−[5
−[4−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エトキシ]
フェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン
−2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,
2−ジオキサゾール、3−[5−(3−メチル−1,4
−ナフトキノン−2−イル)−5−[4−(2−モルホ
リノ)エトキシ]フェニル]ペンチル]−5,5−ジメ
チル−1,4,2−ジオキサゾール、(+)−3−[5
−[4−[2−(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]
フェニル]−5−(3−メチル−1,4−ナフトキノン
−2−イル)ペンチル]−5,5−ジメチル−1,4,
2−ジオキサゾール、(+)−3−[5−[4−[2−
(N,N−ジエチルアミノ)エトキシ]フェニル]−5
−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ペ
ンチル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾ
ール、(+)−3−[5−(3−メチル−1,4−ナフ
トキノン−2−イル)−5−[4−(2−モルホリノエ
トキシ)フェニル]ペンチル]−5,5−ジメチル−
1,4,2−ジオキサゾール、3−[6−[4−[2−
(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]−6
−(3−メチル−1,4−ナフトキノン−2−イル)ヘ
キシル]−5,5−ジメチル−1,4,2−ジオキサゾ
ール、3−[6−(3−メチル−1,4−ナフトキノン
−2−イル)−6−[4−(2−モルホリノエトキシ)
フェニル]ヘキシル]−5,5−ジメチル−1,4,2
−ジオキサゾールまたはそれらの塩である請求項1記載
の化合物。 - 【請求項11】請求項1記載の化合物を含有してなる医
薬組成物。 - 【請求項12】神経変性抑制剤である請求項11記載の
組成物。 - 【請求項13】神経変性疾患予防・治療剤である請求項
11記載の組成物。 - 【請求項14】アルツハイマー病または多発性硬化症予
防・治療剤である請求項11記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10164557A JPH11199570A (ja) | 1997-06-13 | 1998-06-12 | 複素環化合物および剤 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15675897 | 1997-06-13 | ||
| JP30906597 | 1997-11-11 | ||
| JP9-309065 | 1997-11-11 | ||
| JP9-156758 | 1997-11-11 | ||
| JP10164557A JPH11199570A (ja) | 1997-06-13 | 1998-06-12 | 複素環化合物および剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11199570A true JPH11199570A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=27321045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10164557A Withdrawn JPH11199570A (ja) | 1997-06-13 | 1998-06-12 | 複素環化合物および剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11199570A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6329405B1 (en) | 1999-07-22 | 2001-12-11 | Sankyo Company, Limited | Cyclobutene derivatives, their preparation and their therapeutic uses |
| JP2014516051A (ja) * | 2011-05-26 | 2014-07-07 | インディアナ ユニバーシティー リサーチ アンド テクノロジー コーポレーション | Ape1媒介疾患を処置するためのキノン化合物 |
-
1998
- 1998-06-12 JP JP10164557A patent/JPH11199570A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6329405B1 (en) | 1999-07-22 | 2001-12-11 | Sankyo Company, Limited | Cyclobutene derivatives, their preparation and their therapeutic uses |
| JP2014516051A (ja) * | 2011-05-26 | 2014-07-07 | インディアナ ユニバーシティー リサーチ アンド テクノロジー コーポレーション | Ape1媒介疾患を処置するためのキノン化合物 |
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| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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