JPH10273573A - 樹脂組成物およびその製造方法 - Google Patents
樹脂組成物およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH10273573A JPH10273573A JP2926898A JP2926898A JPH10273573A JP H10273573 A JPH10273573 A JP H10273573A JP 2926898 A JP2926898 A JP 2926898A JP 2926898 A JP2926898 A JP 2926898A JP H10273573 A JPH10273573 A JP H10273573A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- resin composition
- rubber hardness
- meth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 落球衝撃強度が良好で、変色がなく、美麗
性、耐熱性、耐薬品性、耐候性等が良好なアクリル人工
大理石が製造できる、熱プレス成形法に好適な樹脂組成
物を提供する。 【解決手段】 (メタ)アクリル酸エステルを主体とす
る不飽和単量体100重量部、メタクリル酸メチル系ポ
リマー50〜400重量部および無機充填材50〜50
0重量部から主としてなり、加圧展延性が150〜45
0cm2 であって、かつ測定開始時のゴム硬度に対する
180秒後のゴム硬度保持率が10〜70%である。
性、耐熱性、耐薬品性、耐候性等が良好なアクリル人工
大理石が製造できる、熱プレス成形法に好適な樹脂組成
物を提供する。 【解決手段】 (メタ)アクリル酸エステルを主体とす
る不飽和単量体100重量部、メタクリル酸メチル系ポ
リマー50〜400重量部および無機充填材50〜50
0重量部から主としてなり、加圧展延性が150〜45
0cm2 であって、かつ測定開始時のゴム硬度に対する
180秒後のゴム硬度保持率が10〜70%である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂組成物および
その製造方法に関し、より詳細には人工大理石の成形材
料として有用な無機充填材を含有したアクリル系樹脂組
成物およびその製造方法に関する。
その製造方法に関し、より詳細には人工大理石の成形材
料として有用な無機充填材を含有したアクリル系樹脂組
成物およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アクリル樹脂に無機充填材を充填したア
クリル人工大理石は美しい外観と優れた特性を生かし
て、キッチン天板や各種カウンタートップ、洗面化粧
台、シャワートレー、床材、壁材、間仕切板などに広く
利用されている。このアクリル人工大理石の製造方法と
しては、(メタ)アクリル酸エステルを主体とする不飽
和単量体またはそのシラップに無機充填材を分散含有せ
しめたスラリーを型に沿わせて重合硬化する注型法が一
般的に採用されている。しかし、この注型法は硬化時間
に長時間を要し、生産性が低いという問題点があった。
一方、硬化時間を短縮化する方法として加圧下加熱する
方法(熱プレス成形法)が提案されている。熱プレス成
形法においては原料組成物に形状安定性があることが重
要であり、注型法において用いられているものと同様の
低濃度樹脂シラップに、無機充填材、さらに芳香族ビニ
ル化合物、イソシアネート化合物(特開平5−1248
44号公報)、あるいは架橋重合体微粉末(特開平6−
313019号公報)のような増粘剤を添加し組成物に
形状安定性を付与する方法が知られている。しかし、こ
の方法においては、増粘するのに長時間を要し、熟成時
間と呼ばれる放置時間が必要であり、また増粘剤の添加
でアクリル人工大理石の美匠性、耐熱性、耐薬品性、耐
候性等の特長が低下する傾向があるという問題点を有す
る。
クリル人工大理石は美しい外観と優れた特性を生かし
て、キッチン天板や各種カウンタートップ、洗面化粧
台、シャワートレー、床材、壁材、間仕切板などに広く
利用されている。このアクリル人工大理石の製造方法と
しては、(メタ)アクリル酸エステルを主体とする不飽
和単量体またはそのシラップに無機充填材を分散含有せ
しめたスラリーを型に沿わせて重合硬化する注型法が一
般的に採用されている。しかし、この注型法は硬化時間
に長時間を要し、生産性が低いという問題点があった。
一方、硬化時間を短縮化する方法として加圧下加熱する
方法(熱プレス成形法)が提案されている。熱プレス成
形法においては原料組成物に形状安定性があることが重
要であり、注型法において用いられているものと同様の
低濃度樹脂シラップに、無機充填材、さらに芳香族ビニ
ル化合物、イソシアネート化合物(特開平5−1248
44号公報)、あるいは架橋重合体微粉末(特開平6−
313019号公報)のような増粘剤を添加し組成物に
形状安定性を付与する方法が知られている。しかし、こ
の方法においては、増粘するのに長時間を要し、熟成時
間と呼ばれる放置時間が必要であり、また増粘剤の添加
でアクリル人工大理石の美匠性、耐熱性、耐薬品性、耐
候性等の特長が低下する傾向があるという問題点を有す
る。
【0003】また多官能(メタ)アクリレートを含有す
る単量体、メタアクリル系樹脂粉末、無機充填材、硬化
剤および必要によりその他の添加剤を、常温または硬化
温度未満の加温下に混練・熟成して得られる常温で粘土
状あるいは固体である形状安定性のある樹脂組成物を製
造し、これを熱プレス成形する方法が提案されている
(特公平5−138999号公報)。この方法はアクリ
ル人工大理石の特長を低下させる増粘剤を使用しておら
ず、また高濃度シラップの製造および取り扱いを省略で
きる利点がある。しかしながら、この方法においても熟
成工程が必要であり、熟成時間を短縮するために混練を
続けると組成物が着色してくること、成形品の落球衝撃
強度が低いなどの問題点を有する。
る単量体、メタアクリル系樹脂粉末、無機充填材、硬化
剤および必要によりその他の添加剤を、常温または硬化
温度未満の加温下に混練・熟成して得られる常温で粘土
状あるいは固体である形状安定性のある樹脂組成物を製
造し、これを熱プレス成形する方法が提案されている
(特公平5−138999号公報)。この方法はアクリ
ル人工大理石の特長を低下させる増粘剤を使用しておら
ず、また高濃度シラップの製造および取り扱いを省略で
きる利点がある。しかしながら、この方法においても熟
成工程が必要であり、熟成時間を短縮するために混練を
続けると組成物が着色してくること、成形品の落球衝撃
強度が低いなどの問題点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、落球衝撃強度が良好で、変色がなく、美麗性、
耐熱性、耐薬品性、耐候性等が良好なアクリル人工大理
石が製造できる、熱プレス成形法に好適な樹脂組成物を
提供すること、他の目的は当該樹脂組成物の経済的な製
造方法を提供することにある。
目的は、落球衝撃強度が良好で、変色がなく、美麗性、
耐熱性、耐薬品性、耐候性等が良好なアクリル人工大理
石が製造できる、熱プレス成形法に好適な樹脂組成物を
提供すること、他の目的は当該樹脂組成物の経済的な製
造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、本発明に
よれば、(メタ)アクリル酸エステルを主体とする不飽
和単量体100重量部、メタクリル酸メチル系ポリマー
50〜400重量部および無機充填材50〜500重量
部から主としてなり、加圧展延性が150〜450cm
2 であって、かつ測定開始時のゴム硬度に対する180
秒後のゴム硬度保持率が10〜70%である樹脂組成
物、および(メタ)アクリル酸エステルを主体とする不
飽和単量体100重量部、メタクリル酸メチル系ポリマ
ー50〜400重量部および無機充填材50〜500重
量部を65〜120℃の温度で混練して、加圧展延性が
150〜450cm2 の範囲で、かつ測定開始時のゴム
硬度に対する180秒後のゴム硬度保持率が10〜70
%である粘土状物を得る樹脂組成物の製造方法によって
達成することができる。
よれば、(メタ)アクリル酸エステルを主体とする不飽
和単量体100重量部、メタクリル酸メチル系ポリマー
50〜400重量部および無機充填材50〜500重量
部から主としてなり、加圧展延性が150〜450cm
2 であって、かつ測定開始時のゴム硬度に対する180
秒後のゴム硬度保持率が10〜70%である樹脂組成
物、および(メタ)アクリル酸エステルを主体とする不
飽和単量体100重量部、メタクリル酸メチル系ポリマ
ー50〜400重量部および無機充填材50〜500重
量部を65〜120℃の温度で混練して、加圧展延性が
150〜450cm2 の範囲で、かつ測定開始時のゴム
硬度に対する180秒後のゴム硬度保持率が10〜70
%である粘土状物を得る樹脂組成物の製造方法によって
達成することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に用いる(メタ)アクリル
酸エステル(アクリル酸エステル又はメタクリル酸エス
テルを意味する、以下同じ)を主体とする不飽和単量体
とは、(メタ)アクリル酸エステル単独、あるいは(メ
タ)アクリル酸エステルと他の重合性単量体との混合物
を含む。(メタ)アクリル酸エステルの割合としては、
人工大理石などの成形品の耐候性、美麗性、耐薬品性な
どを考慮して30重量%以上が通常使用され、50重量
%以上が好ましく、70重量%以上がより好ましい。
酸エステル(アクリル酸エステル又はメタクリル酸エス
テルを意味する、以下同じ)を主体とする不飽和単量体
とは、(メタ)アクリル酸エステル単独、あるいは(メ
タ)アクリル酸エステルと他の重合性単量体との混合物
を含む。(メタ)アクリル酸エステルの割合としては、
人工大理石などの成形品の耐候性、美麗性、耐薬品性な
どを考慮して30重量%以上が通常使用され、50重量
%以上が好ましく、70重量%以上がより好ましい。
【0007】(メタ)アクリル酸エステルとしては、例
えばメタクリル酸と炭素数が1〜18の一価アルコール
とのエステル;アクリル酸と炭素数が1〜18の一価ア
ルコールとのエステル;メタクリル酸とエチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、1,3−ブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、1,6−ヘキサンジオール、トリメチロールエタ
ン、トリメチロールプロパン、テトラメチロールメタ
ン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトールな
どの多価アルコールとのエステル;アクリル酸とエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、1,3−ブタンジオール、ネオペンチル
グリコール、1,6−ヘキサンジオール、トリメチロー
ルエタン、トリメチロールプロパン、テトラメチロール
メタン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトー
ルなどの多価アルコールとのエステルなどが挙げられ、
これらを混合して使用することもできる。
えばメタクリル酸と炭素数が1〜18の一価アルコール
とのエステル;アクリル酸と炭素数が1〜18の一価ア
ルコールとのエステル;メタクリル酸とエチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、1,3−ブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、1,6−ヘキサンジオール、トリメチロールエタ
ン、トリメチロールプロパン、テトラメチロールメタ
ン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトールな
どの多価アルコールとのエステル;アクリル酸とエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、1,3−ブタンジオール、ネオペンチル
グリコール、1,6−ヘキサンジオール、トリメチロー
ルエタン、トリメチロールプロパン、テトラメチロール
メタン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトー
ルなどの多価アルコールとのエステルなどが挙げられ、
これらを混合して使用することもできる。
【0008】(メタ)アクリル酸エステルがメタクリル
酸メチルである場合は、美麗性、耐熱性、耐薬品性、耐
候性、強度などバランスのとれた成形品が得られるた
め、特に好ましい。多価アルコールとメタクリル酸ある
いはアクリル酸とのエステルは、耐汚染性、耐熱性が必
要な用途において好ましく使用される。
酸メチルである場合は、美麗性、耐熱性、耐薬品性、耐
候性、強度などバランスのとれた成形品が得られるた
め、特に好ましい。多価アルコールとメタクリル酸ある
いはアクリル酸とのエステルは、耐汚染性、耐熱性が必
要な用途において好ましく使用される。
【0009】また、(メタ)アクリル酸エステルと混合
して用いられる他の重合性単量体の例としてはアクリロ
ニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド、メタ
クリルアミド、スチレン、α−メチルスチレン、酢酸ビ
ニルなどが挙げられるが、これらに限定されるものでな
い。
して用いられる他の重合性単量体の例としてはアクリロ
ニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド、メタ
クリルアミド、スチレン、α−メチルスチレン、酢酸ビ
ニルなどが挙げられるが、これらに限定されるものでな
い。
【0010】メタクリル酸メチル系ポリマーとしては、
人工大理石などの成形品の耐候性、美麗性、耐薬品性な
どの点からメタクリル酸メチル単位の割合が30重量%
以上のものが通常使用され、50重量%以上が好まし
く、70重量%以上がより好ましい。例えば、メタクリ
ル酸メチルの単独の重合体、メタクリル酸メチルとアク
リル酸メチルとの共重合体、メタクリル酸メチルとアク
リル酸エチルとの共重合体などメタクリル酸メチルとメ
タクリル酸メチル以外の(メタ)アクリル酸エステルと
の共重合体、メタクリル酸メチルとスチレンの共重合体
などが好ましく使用される。メタクリル酸メチル系ポリ
マーの数平均分子量は通常5万〜60万程度のものが好
ましく、特に7万〜20万のものが好ましく使用され
る。本発明の樹脂組成物においてメタクリル酸メチル系
ポリマーは、後述するように実質的に(メタ)アクリル
酸エステルを主体とする不飽和単量体に溶解した状態に
ある必要があり、未溶解のポリマーが残存した場合は、
加圧展延性が経時的に変化し、成形物の落球強度が低下
する傾向がある。
人工大理石などの成形品の耐候性、美麗性、耐薬品性な
どの点からメタクリル酸メチル単位の割合が30重量%
以上のものが通常使用され、50重量%以上が好まし
く、70重量%以上がより好ましい。例えば、メタクリ
ル酸メチルの単独の重合体、メタクリル酸メチルとアク
リル酸メチルとの共重合体、メタクリル酸メチルとアク
リル酸エチルとの共重合体などメタクリル酸メチルとメ
タクリル酸メチル以外の(メタ)アクリル酸エステルと
の共重合体、メタクリル酸メチルとスチレンの共重合体
などが好ましく使用される。メタクリル酸メチル系ポリ
マーの数平均分子量は通常5万〜60万程度のものが好
ましく、特に7万〜20万のものが好ましく使用され
る。本発明の樹脂組成物においてメタクリル酸メチル系
ポリマーは、後述するように実質的に(メタ)アクリル
酸エステルを主体とする不飽和単量体に溶解した状態に
ある必要があり、未溶解のポリマーが残存した場合は、
加圧展延性が経時的に変化し、成形物の落球強度が低下
する傾向がある。
【0011】メタクリル酸メチル系ポリマーの形状とし
ては、他の構成物と混練に供することができるものであ
れば特に制限はないが、取り扱い性が容易で、混練時間
が短くなる、粒径が50〜1000μm程度の粒状物で
あることが好ましく、懸濁重合物が特に好ましく用いら
れる。また、メタクリル酸メチル系ポリマーに(メタ)
アクリル酸エステルを主体とする不飽和単量体の一部を
予め含有したものを用いてもよい。
ては、他の構成物と混練に供することができるものであ
れば特に制限はないが、取り扱い性が容易で、混練時間
が短くなる、粒径が50〜1000μm程度の粒状物で
あることが好ましく、懸濁重合物が特に好ましく用いら
れる。また、メタクリル酸メチル系ポリマーに(メタ)
アクリル酸エステルを主体とする不飽和単量体の一部を
予め含有したものを用いてもよい。
【0012】メタクリル酸メチル系ポリマーの含有量
は、(メタ)アクリル酸エステルを主体とする不飽和単
量体100重量部に対し、50〜400重量部であるこ
とが必要であり、好ましくは80〜300重量部であ
る。メタクリル酸メチル系ポリマーの含有量が(メタ)
アクリル酸エステルを主体とする不飽和単量体100重
量部に対し50重量部未満では樹脂組成物の形状安定性
が劣ったものとなり、一方400重量部を超えた場合樹
脂組成物の流動性が劣ったものとなり好ましくない。
は、(メタ)アクリル酸エステルを主体とする不飽和単
量体100重量部に対し、50〜400重量部であるこ
とが必要であり、好ましくは80〜300重量部であ
る。メタクリル酸メチル系ポリマーの含有量が(メタ)
アクリル酸エステルを主体とする不飽和単量体100重
量部に対し50重量部未満では樹脂組成物の形状安定性
が劣ったものとなり、一方400重量部を超えた場合樹
脂組成物の流動性が劣ったものとなり好ましくない。
【0013】本発明で用いる無機充填材としては、例え
ば水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、炭酸カルシ
ウム、珪酸カルシウム、アルミン酸カルシウム、硫酸カ
ルシウム、水酸化マグネシウム、シリカ、タルク、クレ
ー、ガラスなどの粉末を使用することができるが、これ
らに制限されるものではない。これらのうちでアクリル
人工大理石などの製品において高級感、耐汚染性能、加
工性能を発揮させる点から、水酸化アルミニウム、水酸
化マグネシウム、シリカ、ガラスが好ましく、とりわけ
水酸化アルミニウムがさらに好ましく用いられる。無機
充填材の粒子径は通常0.1〜100μmのものが使用
され、1〜30μmのものが好ましく使用される。無機
充填材はシラン処理など表面処理したものも好ましく使
用される。
ば水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、炭酸カルシ
ウム、珪酸カルシウム、アルミン酸カルシウム、硫酸カ
ルシウム、水酸化マグネシウム、シリカ、タルク、クレ
ー、ガラスなどの粉末を使用することができるが、これ
らに制限されるものではない。これらのうちでアクリル
人工大理石などの製品において高級感、耐汚染性能、加
工性能を発揮させる点から、水酸化アルミニウム、水酸
化マグネシウム、シリカ、ガラスが好ましく、とりわけ
水酸化アルミニウムがさらに好ましく用いられる。無機
充填材の粒子径は通常0.1〜100μmのものが使用
され、1〜30μmのものが好ましく使用される。無機
充填材はシラン処理など表面処理したものも好ましく使
用される。
【0014】無機充填材の使用量は、(メタ)アクリル
酸エステルを主体とする不飽和単量体100重量部に対
して、50〜500重量部であることが必要であり、好
ましくは100〜400重量部である。無機充填材の使
用量が(メタ)アクリル酸エステルを主体とする不飽和
単量体100重量部に対して50重量部未満では成形品
の硬度や耐熱性が低下し、500重量部を超えた場合は
樹脂組成物の流動性が低下するので好ましくない。
酸エステルを主体とする不飽和単量体100重量部に対
して、50〜500重量部であることが必要であり、好
ましくは100〜400重量部である。無機充填材の使
用量が(メタ)アクリル酸エステルを主体とする不飽和
単量体100重量部に対して50重量部未満では成形品
の硬度や耐熱性が低下し、500重量部を超えた場合は
樹脂組成物の流動性が低下するので好ましくない。
【0015】また本発明の方法においては、本発明の特
徴を損なわない範囲で、本発明において得られる成形物
の靱性や強度の向上あるいはクラックの発生・進行の抑
制などの補強効果の発現を目的として、混練時または混
合時などに補強単繊維を添加することができる。選択さ
れる繊維としては、アスベストやガラス繊維等の無機繊
維、アラミド繊維やビニロン繊維などを含む各種有機繊
維、カーボン繊維、金属ウィスカーなどである。使用さ
れる補強単繊維の形状および添加量は所望される成形品
の特徴によりその組合わせが変化するため、これらを厳
密に規定することはできないが、例えば、靱性向上やク
ラック発生の抑制を目的としてビニロン繊維の収束タイ
プのチョップドストランドを使用する場合には、繊維形
状としては、繊維径5〜300μm、繊維長3〜50m
mの範囲にあることが好ましく、また添加量としては、
本発明において使用されるメタクリル酸エステルを主体
とする単量体100重量部に対して、5〜200重量部
の範囲にあることが望ましい。添加量が5重量部未満で
は補強効果を発現させることが困難であり、また添加量
が200重量部を越えると通常の装置による混練が甚だ
しく困難となる。
徴を損なわない範囲で、本発明において得られる成形物
の靱性や強度の向上あるいはクラックの発生・進行の抑
制などの補強効果の発現を目的として、混練時または混
合時などに補強単繊維を添加することができる。選択さ
れる繊維としては、アスベストやガラス繊維等の無機繊
維、アラミド繊維やビニロン繊維などを含む各種有機繊
維、カーボン繊維、金属ウィスカーなどである。使用さ
れる補強単繊維の形状および添加量は所望される成形品
の特徴によりその組合わせが変化するため、これらを厳
密に規定することはできないが、例えば、靱性向上やク
ラック発生の抑制を目的としてビニロン繊維の収束タイ
プのチョップドストランドを使用する場合には、繊維形
状としては、繊維径5〜300μm、繊維長3〜50m
mの範囲にあることが好ましく、また添加量としては、
本発明において使用されるメタクリル酸エステルを主体
とする単量体100重量部に対して、5〜200重量部
の範囲にあることが望ましい。添加量が5重量部未満で
は補強効果を発現させることが困難であり、また添加量
が200重量部を越えると通常の装置による混練が甚だ
しく困難となる。
【0016】また、本発明において、さらに低収縮性や
加工特性の向上、意匠性の付与を目的としてメタクリル
系部分架橋ゲル状重合体を添加することができる。この
目的のため好ましく用いることができるメタクリル系部
分架橋ゲル状重合体は、例えば特開昭60−20212
8号公報、特開昭62−1705号公報等に記載されて
いるような、(a)アルキルメタクリレ−ト単独、アル
キルメタクリレ−トを主成分とするα,β−エチレン性
不飽和単量体との単量体混合物およびそれらの重合体を
含有するシラップからなる群から選ばれた樹脂原料、お
よび(b)該樹脂原料100重量部当たり2〜250重
量部の架橋剤よりなる混合物を部分的に重合させて全重
合体含有率が90重量%を超えない範囲で重合体の含有
率を前記混合物中の全重合体含有率よりも4〜75重量
%増加させた部分架橋ゲル状重合体である。アルキルメ
タクリレ−トとしては、特に制限はなく、上記メタクリ
ル酸エステルとして挙げたものの中から適宜選択するこ
とができ、またα,β−エチレン性不飽和単量体および
架橋剤としては、特に制限はなく、上記メタクリル酸エ
ステルと共重合可能な他の不飽和単量体として挙げたも
のの中から適宜選択して使用することができる。
加工特性の向上、意匠性の付与を目的としてメタクリル
系部分架橋ゲル状重合体を添加することができる。この
目的のため好ましく用いることができるメタクリル系部
分架橋ゲル状重合体は、例えば特開昭60−20212
8号公報、特開昭62−1705号公報等に記載されて
いるような、(a)アルキルメタクリレ−ト単独、アル
キルメタクリレ−トを主成分とするα,β−エチレン性
不飽和単量体との単量体混合物およびそれらの重合体を
含有するシラップからなる群から選ばれた樹脂原料、お
よび(b)該樹脂原料100重量部当たり2〜250重
量部の架橋剤よりなる混合物を部分的に重合させて全重
合体含有率が90重量%を超えない範囲で重合体の含有
率を前記混合物中の全重合体含有率よりも4〜75重量
%増加させた部分架橋ゲル状重合体である。アルキルメ
タクリレ−トとしては、特に制限はなく、上記メタクリ
ル酸エステルとして挙げたものの中から適宜選択するこ
とができ、またα,β−エチレン性不飽和単量体および
架橋剤としては、特に制限はなく、上記メタクリル酸エ
ステルと共重合可能な他の不飽和単量体として挙げたも
のの中から適宜選択して使用することができる。
【0017】メタクリル系部分架橋ゲル状重合体は破砕
して用いることが好ましく、通常平均粒径が5mm以
下、好ましくは0.1〜3mm程度のものが使用され
る。またメタクリル系部分架橋ゲル状重合体の配合割合
は、メタクリル酸エステルを主体とする単量体100重
量部に対して、通常0〜300重量部、好ましくは10
〜200重量部、より好ましく15〜150重量部であ
る。
して用いることが好ましく、通常平均粒径が5mm以
下、好ましくは0.1〜3mm程度のものが使用され
る。またメタクリル系部分架橋ゲル状重合体の配合割合
は、メタクリル酸エステルを主体とする単量体100重
量部に対して、通常0〜300重量部、好ましくは10
〜200重量部、より好ましく15〜150重量部であ
る。
【0018】また本発明の方法においては、本発明の目
的に支障の無い範囲で、必要に応じ混練時または混合時
などに、着色剤や無機充填材などを含有させた各種樹脂
を破砕して得られた模様材、着色剤、カップリング剤、
光安定剤、酸化防止剤、離型剤、重合調整剤、脱泡剤な
どの添加剤を併用することもできる。また、本発明にお
ける混合、混練工程での増粘速度の向上や、樹脂組成物
から成形品を製造する際の金型に対する転写性の向上を
目的として、本発明において使用される(メタ)アクリ
ル酸エステルを主体とする不飽和単量体に対して不溶か
つ膨潤度を有する樹脂組成物を添加することもできる。
的に支障の無い範囲で、必要に応じ混練時または混合時
などに、着色剤や無機充填材などを含有させた各種樹脂
を破砕して得られた模様材、着色剤、カップリング剤、
光安定剤、酸化防止剤、離型剤、重合調整剤、脱泡剤な
どの添加剤を併用することもできる。また、本発明にお
ける混合、混練工程での増粘速度の向上や、樹脂組成物
から成形品を製造する際の金型に対する転写性の向上を
目的として、本発明において使用される(メタ)アクリ
ル酸エステルを主体とする不飽和単量体に対して不溶か
つ膨潤度を有する樹脂組成物を添加することもできる。
【0019】本発明の樹脂組成物は、その加圧展延性が
150〜450cm2 であることが必要であり、好まし
くは200〜400cm2 である。ここでいう加圧展延
性とは、樹脂組成物の流動性を示す一つの指標であり、
具体的には次の操作により測定される物理的値をいう。
すなわち、先ず樹脂組成物を30.0g秤量し、熱盤温
度50℃に加温したプレス機にて、上熱盤/50μm厚
みナイロンフィルム/樹脂組成物/50μm厚みナイロ
ンフィルム/下熱盤の構成で、3tonの加重を60秒
間加圧したときの樹脂組成物の広がり面積の測定値であ
る。この加圧展延性が150cm2 より低い場合には、
形状保持性は良好であるが熱プレス成形において、流動
性が不足し充填不良などの成形不良が発生しやすい。一
方450cm2 を超えた場合には、形状保持性が劣り、
取り扱い作業性が不良で生産性が低下し、また熱プレス
成形においてバリが発生しやすくなり好ましくない。
150〜450cm2 であることが必要であり、好まし
くは200〜400cm2 である。ここでいう加圧展延
性とは、樹脂組成物の流動性を示す一つの指標であり、
具体的には次の操作により測定される物理的値をいう。
すなわち、先ず樹脂組成物を30.0g秤量し、熱盤温
度50℃に加温したプレス機にて、上熱盤/50μm厚
みナイロンフィルム/樹脂組成物/50μm厚みナイロ
ンフィルム/下熱盤の構成で、3tonの加重を60秒
間加圧したときの樹脂組成物の広がり面積の測定値であ
る。この加圧展延性が150cm2 より低い場合には、
形状保持性は良好であるが熱プレス成形において、流動
性が不足し充填不良などの成形不良が発生しやすい。一
方450cm2 を超えた場合には、形状保持性が劣り、
取り扱い作業性が不良で生産性が低下し、また熱プレス
成形においてバリが発生しやすくなり好ましくない。
【0020】本発明の樹脂組成物は、加圧展延性の実質
的に経時変化がない優れたものが得られることに特長を
有している。実質的に経時変化がないとは、混練直後と
48時間経過後において加圧展延性の変化率が5%以内
のほとんど変化のない状態をいう。経時変化があると、
成形品の落球衝撃強度が低下する傾向があり、また流動
性がばらつくため、成形品の品質が一定せず、色むらな
どの外観欠点が発生するなどの問題が生じる。経時変化
の原因としては未溶融の樹脂が残存するあるいは混練が
不十分で均一な組成物になっていない、あるいは安定な
混練状態に至っていないことなどが挙げられる。このよ
うな経時変化は、従来の方法において採用されていた低
い温度で硬化剤とともに混練して製造した樹脂組成物に
認められる。
的に経時変化がない優れたものが得られることに特長を
有している。実質的に経時変化がないとは、混練直後と
48時間経過後において加圧展延性の変化率が5%以内
のほとんど変化のない状態をいう。経時変化があると、
成形品の落球衝撃強度が低下する傾向があり、また流動
性がばらつくため、成形品の品質が一定せず、色むらな
どの外観欠点が発生するなどの問題が生じる。経時変化
の原因としては未溶融の樹脂が残存するあるいは混練が
不十分で均一な組成物になっていない、あるいは安定な
混練状態に至っていないことなどが挙げられる。このよ
うな経時変化は、従来の方法において採用されていた低
い温度で硬化剤とともに混練して製造した樹脂組成物に
認められる。
【0021】本発明の樹脂組成物は、さらに測定開始時
のゴム硬度値に対する180秒後のゴム硬度保持率が1
0〜70%であることが必要である。このゴム硬度保持
率は樹脂組成物の粘弾性的な性質、特にクリープ特性と
強く関連する物理量である。ここでゴム硬度とは、アス
カーゴム硬度計F型(高分子計器株式会社製)で測定し
た25℃における硬度をいう。ゴム硬度保持率が10%
より低い値を呈示する場合には、その値は樹脂組成物中
に、十分な量の、高分子量の直鎖部分を持った高分子や
架橋した高分子物質が存在しないことを意味し、結果的
に落球衝撃強度が低い樹脂組成物成形品しか得られない
こととなる。ゴム硬度保持率が70%を超える場合に
は、樹脂組成物の賦形や成型が非常に困難となる。ゴム
硬度保持率が10〜70%の範囲にある新規な樹脂組成
物は、本発明の樹脂組成物の構成原料を通常65〜12
0℃で混練することにより製造することができる。
のゴム硬度値に対する180秒後のゴム硬度保持率が1
0〜70%であることが必要である。このゴム硬度保持
率は樹脂組成物の粘弾性的な性質、特にクリープ特性と
強く関連する物理量である。ここでゴム硬度とは、アス
カーゴム硬度計F型(高分子計器株式会社製)で測定し
た25℃における硬度をいう。ゴム硬度保持率が10%
より低い値を呈示する場合には、その値は樹脂組成物中
に、十分な量の、高分子量の直鎖部分を持った高分子や
架橋した高分子物質が存在しないことを意味し、結果的
に落球衝撃強度が低い樹脂組成物成形品しか得られない
こととなる。ゴム硬度保持率が70%を超える場合に
は、樹脂組成物の賦形や成型が非常に困難となる。ゴム
硬度保持率が10〜70%の範囲にある新規な樹脂組成
物は、本発明の樹脂組成物の構成原料を通常65〜12
0℃で混練することにより製造することができる。
【0022】本発明の樹脂組成物には、通常熱硬化をさ
せるために硬化剤が添加される。硬化剤としては、ラジ
カル重合開始剤であるアゾビス化合物や有機過酸化物、
例えばアゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイルパーオ
キサイド、t−ブチルパーオキサイド、クメンヒドロキ
シパーオキサイド、t−ブチルヒドロパーオキサイド、
ジクミルパーオキサイド、1,1−ジ−t−ブチルパー
オキシ−3,3,5ートリメチルシクロヘキサンなどの
一種以上が使用できる。硬化剤の使用量は、(メタ)ア
クリル酸エステルを主体とする不飽和単量体100重量
部に対し、通常1〜10重量部、好ましくは3〜7重量
部の割合で配合される。硬化剤は、粘土状物として得ら
れた樹脂組成物に、通常冷却後あるいは冷却過程で均一
混合される。
せるために硬化剤が添加される。硬化剤としては、ラジ
カル重合開始剤であるアゾビス化合物や有機過酸化物、
例えばアゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイルパーオ
キサイド、t−ブチルパーオキサイド、クメンヒドロキ
シパーオキサイド、t−ブチルヒドロパーオキサイド、
ジクミルパーオキサイド、1,1−ジ−t−ブチルパー
オキシ−3,3,5ートリメチルシクロヘキサンなどの
一種以上が使用できる。硬化剤の使用量は、(メタ)ア
クリル酸エステルを主体とする不飽和単量体100重量
部に対し、通常1〜10重量部、好ましくは3〜7重量
部の割合で配合される。硬化剤は、粘土状物として得ら
れた樹脂組成物に、通常冷却後あるいは冷却過程で均一
混合される。
【0023】本発明の樹脂組成物を製造する方法として
は、硬化剤を除く前記原料を65〜120℃の高い温度
で混練することにより得ることができる。例えば特公平
5−13899号の方法において見られるように、重合
性の物質の混練は低い温度で行うのがこの分野の技術者
の常識であり、60℃以下で混練する方法を試みたが6
0分混練しても、溶解せずに残る樹脂が見られ、また樹
脂を完全に溶解しようとすると混練物が着色して成形品
も着色し好ましい結果は得られなかった。本発明者らは
上記問題の解決方法を鋭意検討したところ、温度を上げ
ると着色しやすくなる一般的な傾向からすれば意外に
も、高い温度で混練することにより着色することなく、
樹脂の溶解残りのない粘土状物が得られ、またこの組成
物を用いた成形物は従来の方法により製造されたもので
は実現できない、優れた物性を持つことを見出し、本発
明に至った。また本発明の製造方法によれば、従来方法
に比較し、短時間で組成物が製造でき、熟成時間が不要
であるという特長がある。
は、硬化剤を除く前記原料を65〜120℃の高い温度
で混練することにより得ることができる。例えば特公平
5−13899号の方法において見られるように、重合
性の物質の混練は低い温度で行うのがこの分野の技術者
の常識であり、60℃以下で混練する方法を試みたが6
0分混練しても、溶解せずに残る樹脂が見られ、また樹
脂を完全に溶解しようとすると混練物が着色して成形品
も着色し好ましい結果は得られなかった。本発明者らは
上記問題の解決方法を鋭意検討したところ、温度を上げ
ると着色しやすくなる一般的な傾向からすれば意外に
も、高い温度で混練することにより着色することなく、
樹脂の溶解残りのない粘土状物が得られ、またこの組成
物を用いた成形物は従来の方法により製造されたもので
は実現できない、優れた物性を持つことを見出し、本発
明に至った。また本発明の製造方法によれば、従来方法
に比較し、短時間で組成物が製造でき、熟成時間が不要
であるという特長がある。
【0024】本発明の樹脂組成物を製造する際の混練温
度は、65〜120℃の範囲であることが必要があり、
好ましくは70〜100℃である。混練温度が65℃未
満では、樹脂が溶解せずに残り、また着色し、成形して
得られた人工大理石などの製品は美麗性が劣るものとな
り、また落球衝撃強度などの物性の劣ったものとなる。
一方混練温度が120℃を超える温度で混練すると単量
体の重合、樹脂組成物の分解が発生しやすくなり好まし
くない。
度は、65〜120℃の範囲であることが必要があり、
好ましくは70〜100℃である。混練温度が65℃未
満では、樹脂が溶解せずに残り、また着色し、成形して
得られた人工大理石などの製品は美麗性が劣るものとな
り、また落球衝撃強度などの物性の劣ったものとなる。
一方混練温度が120℃を超える温度で混練すると単量
体の重合、樹脂組成物の分解が発生しやすくなり好まし
くない。
【0025】上記原料を混練する方法としてはとくに制
限されないが、シグマ型ブレードニーダー、ゼット型ブ
レードニーダー、スパイラル型ブレードニーダー、ブレ
ード形連続ニーダー、パドルミキサー、連続パドルミキ
サー、リボンミキサー、コニーダー、ロール形加圧ニー
ダー、ロール形インターナルミキサー、コンテニュアス
ニーダー、単軸押出機、二軸押出機などを用いて行うこ
とが好ましく、二軸押出機が混練時間の点から特に好ま
しく使用される。混練時間は、混練機の種類、回転数ま
た混練温度により異なるが、一般には2〜10分程度が
採用される。本発明の樹脂組成物は熱プレス成形に好適
に使用されるが、これに限定されるものでなく、射出成
形法、トランスファー成形法などの成形法にも使用でき
る。また、成形品の用途も人工大理石に限定されるもの
でない。
限されないが、シグマ型ブレードニーダー、ゼット型ブ
レードニーダー、スパイラル型ブレードニーダー、ブレ
ード形連続ニーダー、パドルミキサー、連続パドルミキ
サー、リボンミキサー、コニーダー、ロール形加圧ニー
ダー、ロール形インターナルミキサー、コンテニュアス
ニーダー、単軸押出機、二軸押出機などを用いて行うこ
とが好ましく、二軸押出機が混練時間の点から特に好ま
しく使用される。混練時間は、混練機の種類、回転数ま
た混練温度により異なるが、一般には2〜10分程度が
採用される。本発明の樹脂組成物は熱プレス成形に好適
に使用されるが、これに限定されるものでなく、射出成
形法、トランスファー成形法などの成形法にも使用でき
る。また、成形品の用途も人工大理石に限定されるもの
でない。
【0026】
【実施例】以下、実施例により、本発明の実施形態を具
体的に例示するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。また、加圧展延性、ゴム硬度保持率、落球衝撃
強度および測色は、次の方法により測定、評価した。
体的に例示するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。また、加圧展延性、ゴム硬度保持率、落球衝撃
強度および測色は、次の方法により測定、評価した。
【0027】(加圧展延性の測定)先ず樹脂組成物を3
0.0g秤量し球状に賦形する。この時の樹脂組成物の
形状は厳密な球である必要はないが、極端な棒状や円盤
上の形態は測定値に影響を及ぼす可能性があるのでこれ
を避けるようにする。賦形した後、該樹脂組成物を熱盤
温度50℃に加温したプレス機にて、上熱盤/50μm
厚みナイロンフィルム/樹脂組成物/50μm厚みナイ
ロンフィルム/下熱盤の構成で、3tonの加重で60
秒間加圧し、樹脂組成物の広がり面積を面積計〔林電工
(株)製:自動面積計AAM−8型〕を用いて測定す
る。
0.0g秤量し球状に賦形する。この時の樹脂組成物の
形状は厳密な球である必要はないが、極端な棒状や円盤
上の形態は測定値に影響を及ぼす可能性があるのでこれ
を避けるようにする。賦形した後、該樹脂組成物を熱盤
温度50℃に加温したプレス機にて、上熱盤/50μm
厚みナイロンフィルム/樹脂組成物/50μm厚みナイ
ロンフィルム/下熱盤の構成で、3tonの加重で60
秒間加圧し、樹脂組成物の広がり面積を面積計〔林電工
(株)製:自動面積計AAM−8型〕を用いて測定す
る。
【0028】(ゴム硬度保持率の測定)アスカーゴム硬
度計F型〔高分子計器株式会社製〕を用いて25℃の条
件で500g荷重において、測定開始時と、測定開始か
ら180秒経過後のゴム硬度値を読みとり、測定開始時
のゴム硬度値に対する180秒後のゴム硬度値の百分率
を保持率とする。
度計F型〔高分子計器株式会社製〕を用いて25℃の条
件で500g荷重において、測定開始時と、測定開始か
ら180秒経過後のゴム硬度値を読みとり、測定開始時
のゴム硬度値に対する180秒後のゴム硬度値の百分率
を保持率とする。
【0029】(落球衝撃強度の測定)JIS K 72
11の方法により、50%破壊エネルギーを求め、これ
を落球衝撃強度とした。落球衝撃試験装置はJIS K
6718に準じたものを使用し、鋼球はJIS球2型
(1±0.05kg、直径約63mm)を使用した。試
験片寸法は1辺、150±1mmの正方形である。
11の方法により、50%破壊エネルギーを求め、これ
を落球衝撃強度とした。落球衝撃試験装置はJIS K
6718に準じたものを使用し、鋼球はJIS球2型
(1±0.05kg、直径約63mm)を使用した。試
験片寸法は1辺、150±1mmの正方形である。
【0030】(測色方法)JIS K 7105の方法
により、SM−2型測色計(スガ試験器株式会社製)を
用いて測定した。
により、SM−2型測色計(スガ試験器株式会社製)を
用いて測定した。
【0031】実施例1 メチルメタクリレート60重量部、ネオペンチルグリコ
ールジメタクリレート30重量部および2,2’−アゾ
ビス(4−メトキシ−2,4−ジバレロニトリル)0.
003重量部を混合溶解し、これを2枚ガラス板および
ガスケットで10mm間隔になるように組み立てられた
セルに注入し、60℃で2時間重合して重合体含有率3
8重量%のアクリル系部分架橋ゲル状重合体を得た。
ールジメタクリレート30重量部および2,2’−アゾ
ビス(4−メトキシ−2,4−ジバレロニトリル)0.
003重量部を混合溶解し、これを2枚ガラス板および
ガスケットで10mm間隔になるように組み立てられた
セルに注入し、60℃で2時間重合して重合体含有率3
8重量%のアクリル系部分架橋ゲル状重合体を得た。
【0032】次いで、メチルメタクリレート57重量部
およびネオペンチルグリコールジメタクリレート43重
量部の混合液2.5kg、更に上述した部分架橋ゲル状
重合体2.35kgを加圧ニーダー〔(株)森山製作所
製:D−10−20型加圧ニーダー、混合容量10リッ
トル、ブレード回転数45rpm、動力15kw〕に供
給し、さらに水酸化アルミニウム280重量部、メタク
リル樹脂ビーズ(メチルメタクリレート98重量%とメ
チルアクリレート2重量%の共重合体、重量平均分子量
110,000、平均粒子径0.3mm)50重量部、
石目調模様材48重量部、ビニロン繊維〔(株)クラレ
製:RF−S602〕32重量部の混合物15.10k
gを供給した。これら原料を、加圧ニーダーに付属した
ジャケットを用いて熱媒温度90℃で加熱しつつ20分
間混練し、次いでこれを50℃まで冷却後、1,1−ジ
−t−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシク
ロヘキサン87gを供給して5分間混合し、樹脂組成物
を得た。
およびネオペンチルグリコールジメタクリレート43重
量部の混合液2.5kg、更に上述した部分架橋ゲル状
重合体2.35kgを加圧ニーダー〔(株)森山製作所
製:D−10−20型加圧ニーダー、混合容量10リッ
トル、ブレード回転数45rpm、動力15kw〕に供
給し、さらに水酸化アルミニウム280重量部、メタク
リル樹脂ビーズ(メチルメタクリレート98重量%とメ
チルアクリレート2重量%の共重合体、重量平均分子量
110,000、平均粒子径0.3mm)50重量部、
石目調模様材48重量部、ビニロン繊維〔(株)クラレ
製:RF−S602〕32重量部の混合物15.10k
gを供給した。これら原料を、加圧ニーダーに付属した
ジャケットを用いて熱媒温度90℃で加熱しつつ20分
間混練し、次いでこれを50℃まで冷却後、1,1−ジ
−t−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシク
ロヘキサン87gを供給して5分間混合し、樹脂組成物
を得た。
【0033】得られた樹脂組成物の加圧展延性は280
cm2 で、樹脂ビーズの残存は認められなかった。また
48時間放置した後の樹脂組成物の加圧展延性も280
cm2 で混合直後のものと変化は認められなかった。測
定開始直後のゴム硬度は98であり、180秒後のゴム
硬度は36.0で保持率は36.7%であった。次に、
得られた樹脂組成物240gを250mm×200mm
のサイズの平板金型中に投入し、成形温度130℃、加
圧樹脂圧100kgf/cm2 、加圧時間6分の成形条
件において加圧成形を行ない250mm×200mm×
3mmの平板形状の人工大理石を得た。得られた成形品
の表面にはクラックやヒケなどの欠陥が認められず極め
て美麗であった。
cm2 で、樹脂ビーズの残存は認められなかった。また
48時間放置した後の樹脂組成物の加圧展延性も280
cm2 で混合直後のものと変化は認められなかった。測
定開始直後のゴム硬度は98であり、180秒後のゴム
硬度は36.0で保持率は36.7%であった。次に、
得られた樹脂組成物240gを250mm×200mm
のサイズの平板金型中に投入し、成形温度130℃、加
圧樹脂圧100kgf/cm2 、加圧時間6分の成形条
件において加圧成形を行ない250mm×200mm×
3mmの平板形状の人工大理石を得た。得られた成形品
の表面にはクラックやヒケなどの欠陥が認められず極め
て美麗であった。
【0034】実施例2 実施例1で使用した加圧ニーダーにメタクリル酸メチル
1.425kg,ネオペンチルグリコールジメタクリレ
ート1.075kg、平均粒径が8μのシラン処理済み
の水酸化アルミニウム6.85kg、実施例1と同様の
メタクリル樹脂ビーズ2.625kg、架橋されたアク
リル樹脂を粉砕して製造した平均粒径が0.3mmの石
目調模様材1.175kgを投入し、加圧ニーダーのジ
ャケット温度を80℃に加温して、10分間混練し、温
度が87℃の粘土状樹脂組成物を得た。この樹脂組成物
を50℃まで冷却した後、1,1−ジ−t−ブチルパー
オキシ−3,3,5ートリメチルシクロヘキサン50g
を添加し、3分間混合した。加圧展延性は299cm2
であり、48時間後の加圧展延性も299cm2 であっ
た。また測定開始直後のゴム硬度は96であり、180
秒後のゴム硬度は14.5で保持率は15.1%であっ
た。
1.425kg,ネオペンチルグリコールジメタクリレ
ート1.075kg、平均粒径が8μのシラン処理済み
の水酸化アルミニウム6.85kg、実施例1と同様の
メタクリル樹脂ビーズ2.625kg、架橋されたアク
リル樹脂を粉砕して製造した平均粒径が0.3mmの石
目調模様材1.175kgを投入し、加圧ニーダーのジ
ャケット温度を80℃に加温して、10分間混練し、温
度が87℃の粘土状樹脂組成物を得た。この樹脂組成物
を50℃まで冷却した後、1,1−ジ−t−ブチルパー
オキシ−3,3,5ートリメチルシクロヘキサン50g
を添加し、3分間混合した。加圧展延性は299cm2
であり、48時間後の加圧展延性も299cm2 であっ
た。また測定開始直後のゴム硬度は96であり、180
秒後のゴム硬度は14.5で保持率は15.1%であっ
た。
【0035】得られた樹脂組成物10kgを天板部60
0mm×1000mm、50mmの高さの前垂れおよび
バックガードを有する洗面化粧台用金型中に投入し、成
形温度130℃、加圧樹脂圧100kgf/cm2 、加
圧時間12分の成形条件において加圧成形を行い、60
0mm×1000mm×10mmのアクリル人工大理石
の洗面化粧台を得た。得られた成形品にはクラックなど
の成形欠点はなく、極めて美麗な表面をもっていた。洗
面化粧台より150mm×150mm角のサンプルを切
り出し、落球衝撃強度を測定したところ、3.3Jと高
い落球衝撃強度を持ち、実用性の高い成形品であった。
0mm×1000mm、50mmの高さの前垂れおよび
バックガードを有する洗面化粧台用金型中に投入し、成
形温度130℃、加圧樹脂圧100kgf/cm2 、加
圧時間12分の成形条件において加圧成形を行い、60
0mm×1000mm×10mmのアクリル人工大理石
の洗面化粧台を得た。得られた成形品にはクラックなど
の成形欠点はなく、極めて美麗な表面をもっていた。洗
面化粧台より150mm×150mm角のサンプルを切
り出し、落球衝撃強度を測定したところ、3.3Jと高
い落球衝撃強度を持ち、実用性の高い成形品であった。
【0036】実施例3 連続式二軸混練機〔(株)栗本鐵工所製:S2型KRC
ニーダー、口径50φ、L/D=13、回転数100r
pm、動力3.7kw〕に、液体混合槽でメタクリル酸
メチル57重量部にネオペンチルグリコールジメタクリ
レート43重量部を混合した液を液体混合槽から定量ポ
ンプにより10kg/時間のフィード量で供給し、さら
に平均粒径が8μのシラン処理済みの水酸化アルミニウ
ム274重量部と、実施例1と同様のメタクリル樹脂ビ
ーズ105重量部を混合した粉体を粉体定量フィーダー
により42.6kg/時間のフィード量で供給した。混
練機のジャケットは90℃の熱媒を通して加温した。8
0℃の温度の粘土状の樹脂組成物を得た。この樹脂組成
物を50℃まで冷却した後、その13kgと1,1−ジ
−t−ブチルパーオキシ−3,3,5ートリメチルシク
ロヘキサン50gを実施例1で使用した加圧ニーダーで
3分間混合した。加圧展延性は295cm2であり、4
8時間後の加圧展延性は294cm2 で、ほぼ同一であ
った。測定開始直後のゴム硬度は94であり、180秒
後のゴム硬度は12.2で保持率は13.0%であっ
た。
ニーダー、口径50φ、L/D=13、回転数100r
pm、動力3.7kw〕に、液体混合槽でメタクリル酸
メチル57重量部にネオペンチルグリコールジメタクリ
レート43重量部を混合した液を液体混合槽から定量ポ
ンプにより10kg/時間のフィード量で供給し、さら
に平均粒径が8μのシラン処理済みの水酸化アルミニウ
ム274重量部と、実施例1と同様のメタクリル樹脂ビ
ーズ105重量部を混合した粉体を粉体定量フィーダー
により42.6kg/時間のフィード量で供給した。混
練機のジャケットは90℃の熱媒を通して加温した。8
0℃の温度の粘土状の樹脂組成物を得た。この樹脂組成
物を50℃まで冷却した後、その13kgと1,1−ジ
−t−ブチルパーオキシ−3,3,5ートリメチルシク
ロヘキサン50gを実施例1で使用した加圧ニーダーで
3分間混合した。加圧展延性は295cm2であり、4
8時間後の加圧展延性は294cm2 で、ほぼ同一であ
った。測定開始直後のゴム硬度は94であり、180秒
後のゴム硬度は12.2で保持率は13.0%であっ
た。
【0037】得られた樹脂組成物860gを250mm
×200mmの平板の金型中に投入し、成形温度130
℃、加圧樹脂圧100kgf/cm2 、加圧時間12分
の成形条件において加圧成形を行い、250mm×20
0mm×10mmのアクリル人工大理石の平板を得た。
得られた成形品にはクラックなどの成形欠点はなく、変
色はなく(測色したところb値は0.61)、極めて美
麗な表面をもっていた。150mm×150mm角のサ
ンプルを切り出し、落球衝撃強度を測定したところ、
3.6Jと高い落球衝撃強度を持ち、実用性の高い成形
品であった。
×200mmの平板の金型中に投入し、成形温度130
℃、加圧樹脂圧100kgf/cm2 、加圧時間12分
の成形条件において加圧成形を行い、250mm×20
0mm×10mmのアクリル人工大理石の平板を得た。
得られた成形品にはクラックなどの成形欠点はなく、変
色はなく(測色したところb値は0.61)、極めて美
麗な表面をもっていた。150mm×150mm角のサ
ンプルを切り出し、落球衝撃強度を測定したところ、
3.6Jと高い落球衝撃強度を持ち、実用性の高い成形
品であった。
【0038】比較例1 メタクリル酸メチル1.425kg,ネオペンチルグリ
コールジメタクリレート1.075kgおよび1,1−
ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3,5ートリメチルシ
クロヘキサン50gと平均粒径が8μのシラン処理済み
の水酸化アルミニウム6.85kgを実施例1で使用し
た加圧ニーダーで分散させ、次いで実施例1と同様のメ
タクリル樹脂ビーズ2.625kgを室温で10分間混
練し実施例2と同じ原料組成のスラリー状の樹脂組成物
を得た。これを密閉状態に室温で2日間熟成し、固体状
の樹脂組成物を得た。これの加圧展延性は、344cm
2であったが48時間経過後は322cm2 となった。
測定開始直後のゴム硬度は92であり、180秒後のゴ
ム硬度は6.2で保持率は6.7%であった。得られた
樹脂組成物860gを250mm×200mmの平板の
金型中に投入し、成形温度130℃、加圧樹脂圧100
kgf/cm2 、加圧時間12分の成形条件において加
圧成形を行い、250mm×200mm×10mmのア
クリル人工大理石の平板を得た。得られた成形品は変色
は見られなかった(測色のb値は0.55)が、150
mm×150mm角のサンプルを切り出し、落球衝撃強
度を測定したところ、1.4Jと非常に弱いものであっ
た。
コールジメタクリレート1.075kgおよび1,1−
ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3,5ートリメチルシ
クロヘキサン50gと平均粒径が8μのシラン処理済み
の水酸化アルミニウム6.85kgを実施例1で使用し
た加圧ニーダーで分散させ、次いで実施例1と同様のメ
タクリル樹脂ビーズ2.625kgを室温で10分間混
練し実施例2と同じ原料組成のスラリー状の樹脂組成物
を得た。これを密閉状態に室温で2日間熟成し、固体状
の樹脂組成物を得た。これの加圧展延性は、344cm
2であったが48時間経過後は322cm2 となった。
測定開始直後のゴム硬度は92であり、180秒後のゴ
ム硬度は6.2で保持率は6.7%であった。得られた
樹脂組成物860gを250mm×200mmの平板の
金型中に投入し、成形温度130℃、加圧樹脂圧100
kgf/cm2 、加圧時間12分の成形条件において加
圧成形を行い、250mm×200mm×10mmのア
クリル人工大理石の平板を得た。得られた成形品は変色
は見られなかった(測色のb値は0.55)が、150
mm×150mm角のサンプルを切り出し、落球衝撃強
度を測定したところ、1.4Jと非常に弱いものであっ
た。
【0039】比較例2 メタクリル酸メチル1.425kg,ネオペンチルグリ
コールジメタクリレート1.075kgおよび1,1−
ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3,5ートリメチルシ
クロヘキサン50gと平均粒径が8μのシラン処理済み
の水酸化アルミニウム6.85kgを実施例1で使用し
た加圧ニーダーで分散させ、次いで実施例1と同様のメ
タクリル樹脂ビーズ2.625kgを60℃で60分間
混練し、実施例2と同じ原料組成の粘土状の樹脂組成物
を得た。これの加圧展延性は、299cm2 であったが
48時間経過後は283cm2 となった。また測定開始
直後のゴム硬度は90であり、180秒後のゴム硬度は
8.5で保持率は9.4%であった。得られた樹脂組成
物860gを250mm×200mmの平板の金型中に
投入し、成形温度130℃、加圧樹脂圧100kgf/
cm2 、加圧時間12分の成形条件において加圧成形を
行い、250mm×200mm×10mmのアクリル人
工大理石の平板を得た。得られた成形品は黄色に変色
し、測色したところb値が1.24と大きく、外観が劣
る物であった。150mm×150mm角のサンプルを
切り出し、落球衝撃強度を測定したところ、2.5Jと
弱いものであった。
コールジメタクリレート1.075kgおよび1,1−
ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3,5ートリメチルシ
クロヘキサン50gと平均粒径が8μのシラン処理済み
の水酸化アルミニウム6.85kgを実施例1で使用し
た加圧ニーダーで分散させ、次いで実施例1と同様のメ
タクリル樹脂ビーズ2.625kgを60℃で60分間
混練し、実施例2と同じ原料組成の粘土状の樹脂組成物
を得た。これの加圧展延性は、299cm2 であったが
48時間経過後は283cm2 となった。また測定開始
直後のゴム硬度は90であり、180秒後のゴム硬度は
8.5で保持率は9.4%であった。得られた樹脂組成
物860gを250mm×200mmの平板の金型中に
投入し、成形温度130℃、加圧樹脂圧100kgf/
cm2 、加圧時間12分の成形条件において加圧成形を
行い、250mm×200mm×10mmのアクリル人
工大理石の平板を得た。得られた成形品は黄色に変色
し、測色したところb値が1.24と大きく、外観が劣
る物であった。150mm×150mm角のサンプルを
切り出し、落球衝撃強度を測定したところ、2.5Jと
弱いものであった。
【0040】比較例3 実施例1と同様のメタクリル樹脂ビーズ2.625kg
をメタクリル酸メチル1.425kg,ネオペンチルグ
リコールジメタクリレート1.075kgに溶解したシ
ラップと、1,1−ジ−t−ブチルパーオキシ−3,
3,5ートリメチルシクロヘキサン50gおよび平均粒
径が8μのシラン処理済みの水酸化アルミニウム6.8
5kgを実施例1で使用した加圧ニーダーで30分間室
温で混練し、実施例2と同じ原料組成の粘土状の樹脂組
成物を得た。この加圧展延性は、292cm2 であり、
48時間経過後も292cm2 と変化がなかったが、測
定開始直後のゴム硬度は86であり、180秒後のゴム
硬度は7.8で保持率は9.0%であった。得られた樹
脂組成物860gを250mm×200mmの平板の金
型中に投入し、成形温度130℃、加圧樹脂圧100k
gf/cm2 、加圧時間12分の成形条件において加圧
成形を行い、250mm×200mm×10mmのアク
リル人工大理石の平板を得た。得られた成形品は黄色に
変色し、測色したところb値が1.49と大きく、外観
が劣る物であった。150mm×150mm角のサンプ
ルを切り出し、落球衝撃強度を測定したところ、2.4
Jと弱いものであった。
をメタクリル酸メチル1.425kg,ネオペンチルグ
リコールジメタクリレート1.075kgに溶解したシ
ラップと、1,1−ジ−t−ブチルパーオキシ−3,
3,5ートリメチルシクロヘキサン50gおよび平均粒
径が8μのシラン処理済みの水酸化アルミニウム6.8
5kgを実施例1で使用した加圧ニーダーで30分間室
温で混練し、実施例2と同じ原料組成の粘土状の樹脂組
成物を得た。この加圧展延性は、292cm2 であり、
48時間経過後も292cm2 と変化がなかったが、測
定開始直後のゴム硬度は86であり、180秒後のゴム
硬度は7.8で保持率は9.0%であった。得られた樹
脂組成物860gを250mm×200mmの平板の金
型中に投入し、成形温度130℃、加圧樹脂圧100k
gf/cm2 、加圧時間12分の成形条件において加圧
成形を行い、250mm×200mm×10mmのアク
リル人工大理石の平板を得た。得られた成形品は黄色に
変色し、測色したところb値が1.49と大きく、外観
が劣る物であった。150mm×150mm角のサンプ
ルを切り出し、落球衝撃強度を測定したところ、2.4
Jと弱いものであった。
【0041】比較例4 実施例1で使用した加圧ニーダーにメタクリル酸メチル
1.995kg,ネオペンチルグリコールジメタクリレ
ート1.505kg、平均粒径が8μのシラン処理済み
の水酸化アルミニウム6.85kg、実施例1と同様の
メタクリル樹脂ビーズ1.625kgを投入し、ニーダ
ーのジャケット温度を80℃に加温して、10分間混練
し、温度が82℃の柔らかい粘土状樹脂組成物を得た。
この樹脂組成物を50℃まで冷却した後、1,1−ジ−
t−ブチルパーオキシ−3,3,5ートリメチルシクロ
ヘキサン50gを添加し、3分間混合した。加圧展延性
は472cm2 であり、48時間後の加圧展延性も47
0cm2 であった。得られたものは柔らかすぎて取り扱
い時形状が変化して取り扱いにくく、実施例1の金型に
投入し、成形を試みたが、持った部分が薄くなるなど投
入作業性が不良で、また実施例1と同様に加熱加圧成形
したが、バリが激しく、製品となる成形品は取れなかっ
た。
1.995kg,ネオペンチルグリコールジメタクリレ
ート1.505kg、平均粒径が8μのシラン処理済み
の水酸化アルミニウム6.85kg、実施例1と同様の
メタクリル樹脂ビーズ1.625kgを投入し、ニーダ
ーのジャケット温度を80℃に加温して、10分間混練
し、温度が82℃の柔らかい粘土状樹脂組成物を得た。
この樹脂組成物を50℃まで冷却した後、1,1−ジ−
t−ブチルパーオキシ−3,3,5ートリメチルシクロ
ヘキサン50gを添加し、3分間混合した。加圧展延性
は472cm2 であり、48時間後の加圧展延性も47
0cm2 であった。得られたものは柔らかすぎて取り扱
い時形状が変化して取り扱いにくく、実施例1の金型に
投入し、成形を試みたが、持った部分が薄くなるなど投
入作業性が不良で、また実施例1と同様に加熱加圧成形
したが、バリが激しく、製品となる成形品は取れなかっ
た。
【0042】以上の実施例および比較例から、本発明の
樹脂組成物を用いたものに比べて、従来の方法により得
られた樹脂組成物を用いた場合には、成形品の落球衝撃
強度が低く、成形品が着色する場合のあることがわか
る。
樹脂組成物を用いたものに比べて、従来の方法により得
られた樹脂組成物を用いた場合には、成形品の落球衝撃
強度が低く、成形品が着色する場合のあることがわか
る。
【0043】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物により、落球衝撃強
度が良好で、変色がなく、美麗なアクリル系工大理石等
の成形品が製造できると共に、このような成形品を製造
可能な樹脂組成物の簡便かつ経済的な製造方法を提供す
ることができる。
度が良好で、変色がなく、美麗なアクリル系工大理石等
の成形品が製造できると共に、このような成形品を製造
可能な樹脂組成物の簡便かつ経済的な製造方法を提供す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 間 和彦 新潟県北蒲原郡中条町倉敷町2番28号 株 式会社クラレ内
Claims (5)
- 【請求項1】 (メタ)アクリル酸エステルを主体とす
る不飽和単量体100重量部、メタクリル酸メチル系ポ
リマー50〜400重量部および無機充填材50〜50
0重量部から主としてなり、加圧展延性が150〜45
0cm2 であって、かつ測定開始時のゴム硬度に対する
180秒後のゴム硬度保持率が10〜70%であること
を特徴とする樹脂組成物。 - 【請求項2】 (メタ)アクリル酸エステルを主体とす
る不飽和単量体100重量部に対し、さらに補強単繊維
5〜200重量部および/またはメタクリル系部分架橋
ゲル状重合体0〜300重量部を添加混合することを特
徴とする請求項1に記載の樹脂組成物。 - 【請求項3】 (メタ)アクリル酸エステルを主体とす
る不飽和単量体がメタクリル酸メチルを50重量%以上
含有する不飽和単量体であり、かつ無機充填材が水酸化
アルミニウムであることを特徴とする請求項1、2に記
載の樹脂組成物。 - 【請求項4】 (メタ)アクリル酸エステルを主体とす
る不飽和単量体100重量部、メタクリル酸メチル系ポ
リマー50〜400重量部および無機充填材50〜50
0重量部を65〜120℃の温度で混練して、加圧展延
性が150〜450cm2 の範囲で、かつ測定開始時の
ゴム硬度に対する180秒後のゴム硬度保持率が10%
以上である粘土状物を得ることを特徴とする樹脂組成物
の製造方法。 - 【請求項5】 (メタ)アクリル酸エステルを主体とす
る不飽和単量体100重量部に対し、さらに補強単繊維
5〜200重量部および/またはメタクリル系部分架橋
ゲル状重合体0〜300重量部を混合することを特徴と
する請求項4に記載の樹脂組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2926898A JPH10273573A (ja) | 1997-01-29 | 1998-01-27 | 樹脂組成物およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-29562 | 1997-01-29 | ||
| JP2956297 | 1997-01-29 | ||
| JP2926898A JPH10273573A (ja) | 1997-01-29 | 1998-01-27 | 樹脂組成物およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10273573A true JPH10273573A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=26367444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2926898A Pending JPH10273573A (ja) | 1997-01-29 | 1998-01-27 | 樹脂組成物およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10273573A (ja) |
-
1998
- 1998-01-27 JP JP2926898A patent/JPH10273573A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4377055B2 (ja) | アクリル系プレミックス、アクリル系人工大理石、及びその製造方法 | |
| JPH0328215A (ja) | 熱硬化性金型内被覆組成物 | |
| EP0211657A2 (en) | Curable composition, method for manufacture thereof and articles made therefrom | |
| EP0982363A1 (en) | (meth)acrylic resin composition for thermoset injection molding, process for the preparation of the composition, and process for the production of moldings of (meth)acrylic resins | |
| JP3139685B2 (ja) | アクリル樹脂プリミックスおよびアクリル人工大理石の製造方法 | |
| JP3638780B2 (ja) | アクリル系樹脂成形材料の製造法 | |
| JPH10273573A (ja) | 樹脂組成物およびその製造方法 | |
| JP3527638B2 (ja) | (メタ)アクリル系プレミックス、(メタ)アクリル系smc又はbmc、及び(メタ)アクリル系人工大理石の製造方法 | |
| JPH10219069A (ja) | 樹脂組成物の製造方法 | |
| JPS61171713A (ja) | ポリメチルメタクリレ−ト系成型品の製造方法 | |
| JP3259918B2 (ja) | メタクリル樹脂プリミックスおよびアクリル人工大理石の製造方法 | |
| KR102312578B1 (ko) | 인조대리석 제조용 조성물 | |
| JP3657383B2 (ja) | 樹脂組成物の製造方法 | |
| JP2766509B2 (ja) | 粘着性に優れたメタクリル系樹脂成形材料およびその製造方法 | |
| JPH10292014A (ja) | アクリル系樹脂成形材料の製造方法 | |
| JP2809695B2 (ja) | 接着剤組成物及びその製造方法 | |
| JPH05124844A (ja) | 人工大理石の製造方法 | |
| JP3647637B2 (ja) | 成形用樹脂組成物の製造方法 | |
| JPH10204246A (ja) | 熱硬化性樹脂組成物、成形材料及びそれを用いた成形物 | |
| JPH10218912A (ja) | 樹脂組成物の製造方法 | |
| JP3469394B2 (ja) | 架橋アルキルメタクリレート系重合体成形品 | |
| JPH10202766A (ja) | 樹脂成形品およびその製造方法 | |
| JPH10218910A (ja) | 樹脂組成物の製造法 | |
| JP4281982B2 (ja) | アクリル系bmcの製造方法 | |
| JPH10218914A (ja) | 樹脂組成物の製造法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050330 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050412 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20050613 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060131 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |