JPH10273652A - 食品用保冷材 - Google Patents
食品用保冷材Info
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- JPH10273652A JPH10273652A JP9092871A JP9287197A JPH10273652A JP H10273652 A JPH10273652 A JP H10273652A JP 9092871 A JP9092871 A JP 9092871A JP 9287197 A JP9287197 A JP 9287197A JP H10273652 A JPH10273652 A JP H10273652A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Landscapes
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 人体に安全で且つ保冷性能の高い保冷材を実
現する。 【解決手段】 水に重量比3%から15%の範囲内の濃
度で塩を添加した液体3を容器2内に充填する。
現する。 【解決手段】 水に重量比3%から15%の範囲内の濃
度で塩を添加した液体3を容器2内に充填する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は保冷材に関し、特
に各種食品の保冷に最適な保冷材に関する。
に各種食品の保冷に最適な保冷材に関する。
【0002】
【従来の技術】断熱容器等に食品と共に収容し、食品を
所望の温度に冷却すると共に、冷却状態を一定時間持続
させる保冷材が従来公知である。この保冷材としては古
くは氷が一般的であったが、現在は高分子ポリマーから
なるものが一般的である。
所望の温度に冷却すると共に、冷却状態を一定時間持続
させる保冷材が従来公知である。この保冷材としては古
くは氷が一般的であったが、現在は高分子ポリマーから
なるものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高分子
ポリマーは可食性を有しないため、それを保冷材に使用
した場合にはそれが容器から洩れて食品に付加したり、
子供等が誤食した場合には人体に悪影響を及ぼすおそれ
があり、食品用の保冷材としては必ずしも適当でない問
題があった。又、使用済みの保冷材を廃棄する場合で
も、家庭の可燃ゴミとしては処理できず、産業廃棄物の
一種として処理しなくてはならない問題もあった。
ポリマーは可食性を有しないため、それを保冷材に使用
した場合にはそれが容器から洩れて食品に付加したり、
子供等が誤食した場合には人体に悪影響を及ぼすおそれ
があり、食品用の保冷材としては必ずしも適当でない問
題があった。又、使用済みの保冷材を廃棄する場合で
も、家庭の可燃ゴミとしては処理できず、産業廃棄物の
一種として処理しなくてはならない問題もあった。
【0004】一方、氷に関しては上記のような問題が生
じないが、氷結温度に限りがあるので保冷性に難があっ
た。
じないが、氷結温度に限りがあるので保冷性に難があっ
た。
【0005】更に、以上の保冷材に関しては長期に渡り
反覆使用すると腐敗する問題もあった。
反覆使用すると腐敗する問題もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は以上の如き従
来技術の問題点に鑑みて創作されたものであり、安全で
且つ保冷性能の良好な保冷材を提供することを目的とす
る。この発明の保冷材は水に重量比3%から15%の範
囲内の濃度で塩を添加した液体を容器内に充填したこと
を特徴とする。
来技術の問題点に鑑みて創作されたものであり、安全で
且つ保冷性能の良好な保冷材を提供することを目的とす
る。この発明の保冷材は水に重量比3%から15%の範
囲内の濃度で塩を添加した液体を容器内に充填したこと
を特徴とする。
【0007】よって、この保冷材は冷凍庫に入れて収容
された水を氷結させることにより、それが溶解するまで
の一定時間の間保冷作用を生じることとなる。
された水を氷結させることにより、それが溶解するまで
の一定時間の間保冷作用を生じることとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】ところで、塩を水に添加すること
により、氷結温度が下がることは公知のところである。
そこで、この発明の保冷材の場合、塩を添加しているこ
とにより氷結温度が下がる作用を生じ、食品をより低温
に保つことができる。
により、氷結温度が下がることは公知のところである。
そこで、この発明の保冷材の場合、塩を添加しているこ
とにより氷結温度が下がる作用を生じ、食品をより低温
に保つことができる。
【0009】一方、この発明は一般の需要者が家庭用の
冷凍庫を使用して保冷材を氷結させることを想定してお
り、このような状況下において最善の保冷能力を得るこ
とを技術的課題の一つとしている。この場合、理論上は
水に添加する塩の量を増やせば氷結温度は下がるが、現
実の家庭用の冷凍庫の庫内温度は−10℃前後であるこ
とが多く、塩の量を増やし過ぎた場合は液体がシャーベ
ット状になって完全に固まらず、却って保冷効果を悪化
させてしまう現象を発明者は知得した。これを言い換え
れば、家庭用の冷凍庫を使用した場合、塩の量が少ない
ほど強固に氷結するが、氷結温度は高くなることとな
る。以下、その実例を実験例をもって実証する。
冷凍庫を使用して保冷材を氷結させることを想定してお
り、このような状況下において最善の保冷能力を得るこ
とを技術的課題の一つとしている。この場合、理論上は
水に添加する塩の量を増やせば氷結温度は下がるが、現
実の家庭用の冷凍庫の庫内温度は−10℃前後であるこ
とが多く、塩の量を増やし過ぎた場合は液体がシャーベ
ット状になって完全に固まらず、却って保冷効果を悪化
させてしまう現象を発明者は知得した。これを言い換え
れば、家庭用の冷凍庫を使用した場合、塩の量が少ない
ほど強固に氷結するが、氷結温度は高くなることとな
る。以下、その実例を実験例をもって実証する。
【0010】
【表1】 実験方法:容量650ミリリットルの合成樹脂製袋に液
体を充填した保冷材を、平均庫内温度−10℃の冷凍庫
に8時間収容した後、内容量7リットルの断熱容器に移
し、一定時間経過毎の断熱容器の中央付近の温度を計測
した。
体を充填した保冷材を、平均庫内温度−10℃の冷凍庫
に8時間収容した後、内容量7リットルの断熱容器に移
し、一定時間経過毎の断熱容器の中央付近の温度を計測
した。
【0011】以上の通り、家庭用の冷凍庫程度の温度に
より冷却では、塩を全く添加していない真水に比し、塩
を比較的多めに(12%)添加した液体の方が当初の温
度は低いが、一定期間経過後は真水の場合より早く溶解
して温度が逆転することがわかる。
より冷却では、塩を全く添加していない真水に比し、塩
を比較的多めに(12%)添加した液体の方が当初の温
度は低いが、一定期間経過後は真水の場合より早く溶解
して温度が逆転することがわかる。
【0012】以上の理由に鑑み、この発明においては家
庭用の冷凍庫を使用して最善の保冷性能を得られるよう
に塩の添加量を重量比3%から15%の範囲内に規定し
た。
庭用の冷凍庫を使用して最善の保冷性能を得られるよう
に塩の添加量を重量比3%から15%の範囲内に規定し
た。
【0013】上記の塩の添加量の範囲内では、添加量が
少ないほど氷結温度が高くなり初期の温度は高めだが、
比較的強固に氷結していることより保冷持続時間は長く
なり、一方、添加量が高いほど氷結温度が低くなり初期
の温度は低くなるが、氷結状態はそれほど強固でないの
で保冷持続時間は長くなることが確認されている。そこ
で、添加した塩の濃度を変えた複数種の保冷材の組み合
わせからなる保冷材もここでは開示することとする。こ
の場合は、上記の理由より、当初は塩の濃度が高い保冷
材の作用により、一定時間経過後は塩の濃度が高い保冷
材の作用により最善の保冷力が得られることとなり、そ
れぞれを単独で使用する場合より低い温度を長時間持続
することが可能となる。
少ないほど氷結温度が高くなり初期の温度は高めだが、
比較的強固に氷結していることより保冷持続時間は長く
なり、一方、添加量が高いほど氷結温度が低くなり初期
の温度は低くなるが、氷結状態はそれほど強固でないの
で保冷持続時間は長くなることが確認されている。そこ
で、添加した塩の濃度を変えた複数種の保冷材の組み合
わせからなる保冷材もここでは開示することとする。こ
の場合は、上記の理由より、当初は塩の濃度が高い保冷
材の作用により、一定時間経過後は塩の濃度が高い保冷
材の作用により最善の保冷力が得られることとなり、そ
れぞれを単独で使用する場合より低い温度を長時間持続
することが可能となる。
【0014】
(第1実施例)図1はこの発明の保冷材1の第1実施例
を示す図である。図中符号2は保冷材の容器であり、こ
こではポリエチレン製のフィルムにヒートシール層を施
したラミネート包装材を袋状に加工したものを採用して
いる。図中符号3は上記の容器2内に充填される液体で
あり、ここでは水に重量比12%の濃度で塩を添加した
液体を使用している。
を示す図である。図中符号2は保冷材の容器であり、こ
こではポリエチレン製のフィルムにヒートシール層を施
したラミネート包装材を袋状に加工したものを採用して
いる。図中符号3は上記の容器2内に充填される液体で
あり、ここでは水に重量比12%の濃度で塩を添加した
液体を使用している。
【0015】尚、この実施例においては使用者における
用済みの保冷材の廃棄の便宜のために、容器2にそれを
引き裂くための切り欠き4を施している。従って、使用
者はこの切り欠き4によって容器2を引き裂いて、充填
した液体3を家庭の流し等にそのまま流すことにより、
保冷材を容易に廃棄することができる。これは、人体に
無害は塩水を使用しているこの発明に特有の効果であ
り、合成高分子ポリマーを使用した従来技術の保冷材で
は達成できないことである。
用済みの保冷材の廃棄の便宜のために、容器2にそれを
引き裂くための切り欠き4を施している。従って、使用
者はこの切り欠き4によって容器2を引き裂いて、充填
した液体3を家庭の流し等にそのまま流すことにより、
保冷材を容易に廃棄することができる。これは、人体に
無害は塩水を使用しているこの発明に特有の効果であ
り、合成高分子ポリマーを使用した従来技術の保冷材で
は達成できないことである。
【0016】更に、この実施例においては保冷材の保冷
持続性能の目安を経過時間と温度の関係として表した表
示5を容器2に施している。従って、添加した塩の濃度
を変えた複数種の保冷材の組み合わせとしてこの発明の
保冷材を提供すれば、使用者において各保冷材の表示を
参照して目的に合った保冷材を選択して使用に供するこ
とが可能となる。尚、保冷材の保冷持続性能の目安を経
過時間と温度の関係は厳密な数値でなく、例えば「1時
間経過後 ☆☆☆/○時間経過後 ☆☆」といったよう
に冷却温度を目安的な記号で表してもよい。又、この表
示5は容器でなく保冷材の包装に施してもよいことは勿
論である。
持続性能の目安を経過時間と温度の関係として表した表
示5を容器2に施している。従って、添加した塩の濃度
を変えた複数種の保冷材の組み合わせとしてこの発明の
保冷材を提供すれば、使用者において各保冷材の表示を
参照して目的に合った保冷材を選択して使用に供するこ
とが可能となる。尚、保冷材の保冷持続性能の目安を経
過時間と温度の関係は厳密な数値でなく、例えば「1時
間経過後 ☆☆☆/○時間経過後 ☆☆」といったよう
に冷却温度を目安的な記号で表してもよい。又、この表
示5は容器でなく保冷材の包装に施してもよいことは勿
論である。
【0017】(第2実施例)上記の第1実施例の保冷材
の液体の塩の濃度をそれぞれ変えたもの(例えば、5
%、10%、15%)としたものを複数種(ここでは3
種)用意し、一つのセット商品として包装すると共に、
各保冷材を相互に組み合わせて使用に供した場合の保冷
材の保冷持続性能の目安を経過時間と温度の関係として
表した表示を施す。
の液体の塩の濃度をそれぞれ変えたもの(例えば、5
%、10%、15%)としたものを複数種(ここでは3
種)用意し、一つのセット商品として包装すると共に、
各保冷材を相互に組み合わせて使用に供した場合の保冷
材の保冷持続性能の目安を経過時間と温度の関係として
表した表示を施す。
【0018】(第3実施例)図2はこの発明の保冷材1
の異なる実施例を示す図である。ここでは保冷材1の容
器2を複数室に区画し(ここでは2室)、各室2A、2
Bにそれぞれ添加した塩の濃度を変えた液体を充填する
ことにより、長時間の均一の保冷力を得ている。
の異なる実施例を示す図である。ここでは保冷材1の容
器2を複数室に区画し(ここでは2室)、各室2A、2
Bにそれぞれ添加した塩の濃度を変えた液体を充填する
ことにより、長時間の均一の保冷力を得ている。
【0019】尚、以上の保冷材の液体において塩に加え
て増粘多糖類を水に添加してもよい。この場合は増粘多
糖類が水の分子を包み込んで保水することにより、保冷
性を高めることができる。又、増粘多糖類は元来食品用
として使用されるものであるから、この発明の特徴であ
る人体に無害で且つ廃棄可能な特性を損なうこともな
い。
て増粘多糖類を水に添加してもよい。この場合は増粘多
糖類が水の分子を包み込んで保水することにより、保冷
性を高めることができる。又、増粘多糖類は元来食品用
として使用されるものであるから、この発明の特徴であ
る人体に無害で且つ廃棄可能な特性を損なうこともな
い。
【0020】増粘多糖類を添加するには、水に塩を添加
した後では膨潤化しないので、先ず水に増粘多糖類を添
加して膨潤化した後に、塩を添加することとなる。増粘
多糖類としてはキサンタンガムやタマリンドシードガム
等が挙げられるが、この実施例では加熱しなくても膨潤
化できる特性を有するキサンタンガムを水に0.1%添
加している。
した後では膨潤化しないので、先ず水に増粘多糖類を添
加して膨潤化した後に、塩を添加することとなる。増粘
多糖類としてはキサンタンガムやタマリンドシードガム
等が挙げられるが、この実施例では加熱しなくても膨潤
化できる特性を有するキサンタンガムを水に0.1%添
加している。
【0021】
【発明の効果】以上の構成よりなるこの発明の保冷材は
次の特有の効果を奏する。 水と塩という人体に無害な液体を使用しているので容
器から洩れて食品に付加したり、子供等が誤食した場合
でも安全であり、食品用の保冷材として安心して使用で
きる。
次の特有の効果を奏する。 水と塩という人体に無害な液体を使用しているので容
器から洩れて食品に付加したり、子供等が誤食した場合
でも安全であり、食品用の保冷材として安心して使用で
きる。
【0022】使用済みの保冷材を廃棄する場合でも、
液体を家庭の流しに流し、容器は可燃ゴミとして処理す
ることができるので廃棄公害が防止される。
液体を家庭の流しに流し、容器は可燃ゴミとして処理す
ることができるので廃棄公害が防止される。
【0023】水に添加する塩の濃度を変化させること
により、各種の保冷特性を有する保冷材を提供すること
ができる。
により、各種の保冷特性を有する保冷材を提供すること
ができる。
【0024】塩を使用しているので長期に渡り反覆使
用しても腐敗のおそれがない。
用しても腐敗のおそれがない。
【図1】この発明の食品用保冷材の第1実施例の斜視
図。
図。
【図2】この発明の食品用保冷材の第2実施例の斜視
図。
図。
1 保冷材 2 容器 3 液体
Claims (7)
- 【請求項1】 水に重量比3%から15%の範囲内の濃
度で塩を添加した液体を容器内に充填したことを特徴と
する食品用保冷材。 - 【請求項2】 添加した塩の濃度を変えた複数種の保冷
材の組み合わせからなる請求項1記載の食品用保冷材。 - 【請求項3】 容器を複数室に区画し、各室にそれぞれ
添加した塩の濃度を変えた液体を充填した請求項1記載
の食品用保冷材。 - 【請求項4】 塩及び増粘多糖類を水に添加した請求項
1から3の何れかに記載の食品用保冷材。 - 【請求項5】 増粘多糖類としてキサンタンガムを使用
した請求項4記載の食品用保冷材。 - 【請求項6】 容器に容器を引き裂くための切れ目を施
した請求項1から5の何れかに記載の食品用保冷材。 - 【請求項7】 保冷材の保冷持続性能の目安を経過時間
と温度の関係として表したものを、容器又はその包装に
表示した請求項1から6の何れかに記載の食品用保冷
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9092871A JPH10273652A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 食品用保冷材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9092871A JPH10273652A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 食品用保冷材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10273652A true JPH10273652A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=14066509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9092871A Pending JPH10273652A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 食品用保冷材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10273652A (ja) |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP9092871A patent/JPH10273652A/ja active Pending
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