JPH10273789A - 連続酸洗設備の酸洗液配管漏れ検出方法 - Google Patents

連続酸洗設備の酸洗液配管漏れ検出方法

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JPH10273789A
JPH10273789A JP8034097A JP8034097A JPH10273789A JP H10273789 A JPH10273789 A JP H10273789A JP 8034097 A JP8034097 A JP 8034097A JP 8034097 A JP8034097 A JP 8034097A JP H10273789 A JPH10273789 A JP H10273789A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 酸洗液の配管からの漏洩を早期に確実に検出
することが可能な、鋼帯など金属帯の連続酸洗設備にお
ける酸洗液配管漏れの検出方法の提供。 【解決手段】 酸洗槽と、循環タンクと、酸洗液を酸洗
槽と循環タンク間に循環させるための循環配管系とを有
する酸洗装置を、金属帯通板方向に沿って複数配置し、
これら酸洗装置間にカスケード配管系を有する連続酸洗
設備の酸洗液配管漏れ検出方法において、金属帯通板時
は、好ましくはカスケード弁の開度から測定される酸洗
液の流量である、カスケード配管系を流れる酸洗液の流
量が、予め設定した規定値を下回った時もしくは該流量
が予め設定した規定範囲を満足する継続時間が規定時間
に達した時に酸洗液配管漏れを検出し、金属帯非通板時
は、循環タンクの酸洗液液面レベル変化から酸洗液配管
漏れを検出する連続酸洗設備の酸洗液配管漏れ検出方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定のライン速度
で被酸洗物を連続的に酸洗する酸洗槽へ、循環タンクに
蓄えられる酸洗液を循環ポンプで送り出し、前記酸洗槽
の余剰の酸洗液は再び前記循環タンクへ還流させる連続
酸洗設備の酸洗液配管漏れ検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、冷延工程の素材となる鋼帯は、
表面のスケールを除去するために、酸洗処理される。ま
た、従来から、このような鋼帯を連続的に送り出しなが
ら、酸洗処理を連続的に行うこともなされている。
【0003】このような酸洗処理は、例えば、所定のラ
イン速度で被酸洗物を連続的に酸洗する酸洗槽へ、循環
タンクに蓄えられる酸洗液をポンプで送り出し、前記酸
洗槽の余剰の酸洗液は再び前記循環タンクへ還流させる
酸洗設備を用いてなされる。図3に、鋼帯の連続酸洗処
理を行う酸洗設備の一例を示す。この図3において、酸
洗対象となる、すなわち被酸洗物となる鋼帯20は、図中
右方から左方へと送り出される。
【0004】この間、該鋼帯20は、カスケード配置され
た酸洗槽1a,1b,1cを順次通過する。酸洗槽1
a,1b,1cにはそれぞれ付随して循環タンク2a,
2b,2cが設けられ、酸洗液は酸洗槽と循環タンク間
をそれぞれ循環配管系22a ,22b ,22c を通して循環す
るようになっている。
【0005】なお、鋼帯20が搬入される側、すなわち図
3においてより右側を、以降、入側と称する。一方、鋼
帯20が搬出される側、即ちこの図3において左側を、以
降、単に出側と称する。また、酸洗槽1a、循環タンク
2aおよびこれらをつなぐ循環配管系22a をまとめて第
1酸洗装置と称する。同様に、酸洗槽1b、循環タンク
2bおよびこれらをつなぐ循環配管系22b をまとめて第
2酸洗装置と称し、酸洗槽1c、循環タンク2cおよび
これらをつなぐ循環配管系22c をまとめて第3酸洗装置
と称する。
【0006】このような構成の各酸洗装置において、循
環タンク2a,2b,2cに蓄えられている酸洗液は循
環ポンプ4を作動させることにより噴射ノズル11から噴
出される。また、このように鋼帯20へ噴出された酸洗液
は酸洗槽1a,1b,1cに設けられた堰板26間に充満
される。更に、堰板26間に充満された酸洗液が堰板26よ
りあふれると、循環配管系を通って再び循環タンク2
a,2b,2cへと還流する。
【0007】そして、鋼帯の入側から出側に図3のよう
に配置された各酸洗装置は、カスケード運用されてい
る。すなわち、まず、酸洗液貯蓄槽9に蓄えられている
新鮮な酸洗液は、酸洗液供給ポンプ7により供給弁12c
を経て循環タンク2cへ供給される。該循環タンク2c
へ蓄えられている酸洗液は、カスケードポンプ8cによ
って、カスケード弁3cを経て循環タンク2bに送り出
される。該循環タンク2bへ蓄えられている酸洗液は、
カスケードポンプ8bによって、カスケード弁3bを経
て循環タンク2aに送り出される。最終的に、該循環タ
ンク2aに蓄えられる酸洗液は、カスケードポンプ8a
によって、カスケード弁3aを経て図示しない排酸設備
へと送られる。
【0008】なお、循環タンク2aおよび循環タンク2
bには、酸洗液貯蓄槽9内の酸液を供給弁12aおよび供
給弁12bを開けて供給できるようになっているが、これ
らは、循環タンク2aおよび循環タンク2bに、通板前
に最初に酸洗液を供給する時や、通板中は補助的に酸洗
液を供給する時に用い、通常は、循環タンク2aおよび
循環タンク2bに供給される酸液は、それぞれの出側に
ある循環タンクよりカスケード弁3b,3cを経て供給
される。
【0009】ここで、鋼帯20を通板中、各酸洗装置内の
酸液量が大幅に増加したり減少したりすると、所定の酸
洗効果が得られないため、該酸液量が略一定となるよう
に供給弁12c、カスケード弁8a、8b,8cの開度が
制御される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上、説明したような
連続酸洗設備においては、酸洗液配管の漏れの検出は、
一般的に循環タンクの液面レベル低下の有無の監視、あ
るいは循環タンクに設けられた液面レベル計の出力値の
下限警報によるのみであった。しかしながら、このよう
な方法では、酸洗液が大量に漏洩しないと、配管からの
酸洗液漏洩を検出できないという問題があった。
【0011】また、通常操業時、すなわち鋼帯通板時
は、循環ポンプのモータ回転数をライン速度に応じて変
化させるため、循環タンクの液面レベルがライン速度の
高、低により変動することから、液面レベル下限警報が
頻繁に発せられ、配管の漏洩の有無を正確に検出するこ
とが困難であった。本発明は、前記従来技術の問題点を
解決し、酸洗液の配管漏洩を早期に確実に検出すること
が可能な、鋼帯など金属帯の酸洗設備における酸洗液配
管漏れの検出方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、金属帯
を通板しながら酸洗を行う酸洗槽と、該酸洗槽に補給す
る酸洗液を溜めておく循環タンクと、酸洗液を該酸洗槽
と該循環タンク間に循環させるための循環配管系とを有
する酸洗装置を、金属帯通板方向に沿って複数配置し、
これら酸洗装置間にカスケード配管系を有する連続酸洗
設備の酸洗液配管漏れ検出方法において、金属帯通板時
は、前記カスケード配管系を流れる酸洗液の流量が予め
設定した規定値を下回った時に酸洗液配管漏れを検出
し、金属帯非通板時は、前記循環タンクの酸洗液液面レ
ベル変化から酸洗液配管漏れを検出することを特徴とす
る連続酸洗設備の酸洗液配管漏れ検出方法である。
【0013】また、第2の本発明は、金属帯を通板しな
がら酸洗を行う酸洗槽と、該酸洗槽に補給する酸洗液を
溜めておく循環タンクと、酸洗液を該酸洗槽と該循環タ
ンク間に循環させるための循環配管系とを有する酸洗装
置を、金属帯通板方向に沿って複数配置し、これら酸洗
装置間にカスケード配管系を有する連続酸洗設備の酸洗
液配管漏れ検出方法において、金属帯通板時の酸洗液配
管漏れを、前記カスケード配管系を流れる酸洗液の流量
が予め設定した規定範囲を満足する継続時間から検出
し、金属帯非通板時は、前記循環タンクの酸洗液液面レ
ベル変化から酸洗液配管漏れを検出することを特徴とす
る連続酸洗設備の酸洗液配管漏れ検出方法である。
【0014】また、金属帯通板時の酸洗液配管漏れ検出
に際して、前記カスケード配管系を流れる酸洗液の流量
を、前記カスケード配管系に設置されたカスケード弁の
開度により測定することが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳細に説明
する。本発明においては、金属帯通板時と金属帯非通板
時での酸洗液配管漏れの検出方法を異なるものとしてい
る。これは、金属帯通板時と金属帯非通板時での設備稼
働形態の相違に着目したものである。したがって、それ
ぞれの稼働形態にしたがって個別に説明する。 (1)金属帯通板時:図3における酸洗設備において
は、例えば、第3酸洗装置においては、鋼帯通板時は循
環タンク2cから酸洗槽1cへ循環ポンプ4により酸洗
液を送り出し、図4に示すように酸洗液を該第3酸洗装
置内で循環させる。
【0016】また、最も出側に配置された第3酸洗装置
では通常仕上げ酸洗が行われるので、最も新鮮な酸洗液
により酸洗する必要があるが、鋼帯の酸洗を行っていく
うちに酸洗液は劣化するため、酸洗液貯槽9内の新鮮な
酸洗液が酸洗液供給ポンプ7により酸洗液補給弁12cを
通って循環タンク2cに供給されるとともに、循環タン
ク2c内の酸洗液はカスケードポンプ8cにより第2酸
洗装置の循環タンク2bへと送られる。
【0017】なお、酸洗液は出側にいくにしたがって劣
化程度の小さいものを用いる必要があるため、出側に配
置された酸洗装置から入側に配置された酸洗装置へと、
すなわち、第3酸洗装置→第2酸洗装置→第1酸洗装置
へと順次カスケードされる。ここで、第3酸洗装置内の
酸洗液量(酸洗槽1c、循環タンク2cおよびそれらを
つなぐ循環配管系22c 内の酸洗液の合計量)は第3酸洗
装置内酸洗液量測定手段(図示しない)により測定さ
れ、該酸洗液量が一定に保たれるように、循環タンク2
cへの供給酸洗液量および循環タンク2cからの排出酸
洗液量がコントロールされる。
【0018】循環タンクの酸洗液容量は非常に大きいた
め、循環タンク内の酸洗液の液面レベルの僅かな変動に
よっても酸洗装置内の酸洗液量の変動は大きなものとな
る。そのため、循環タンク内の酸洗液の液面レベルの変
化に基づき漏洩検出を行う従来の漏れ検出方法において
は、わずかな液面レベルの変動を捕らえて漏れ検出を行
う必要があるが、漏れがない状態において液面レベルの
変動を皆無にすることは困難であるため、僅かな液面レ
ベルの変動を捕らえて漏れ検出を行うようにすると誤検
出が絶えないという問題がある。
【0019】また、図4に示す鋼帯通板時の条件下にお
いては、前述したように、ライン速度の変動に応じて、
循環ポンプ4により酸洗槽へ送られる酸洗液の流量を変
更しているため、循環タンク2aの液面レベルもそれに
応じて変動する。したがって、循環タンク2aの液面レ
ベルの変化に基づき正確な漏洩検出を行うことは困難で
ある。
【0020】このため、第1の本発明においては、鋼帯
通板時は第3酸洗装置内の配管系統からの酸洗液の漏洩
の有無について、カスケードポンプ8cにより循環タン
ク2cから排出される酸洗液の流量が、予め設定した規
定値を下回った時に漏洩有と判断する。第3酸洗装置内
の酸洗液量は一定となるように循環タンク2cからの酸
洗液の排出および循環タンク2cへの酸洗液の供給が行
われる。
【0021】ここで、循環タンク2cへの酸洗液供給が
正常に行われている場合は、前記した第3酸洗装置内液
量測定手段により測定された第3酸洗装置内の液量に基
づき、カスケードポンプ8cにより、循環タンク2cか
ら所定流量の酸洗液が排出され、第3酸洗装置内の酸洗
液量は一定に保たれる。したがって、循環タンク2cか
らカスケードされる酸洗液の流量が所定流量よりも小さ
くなった場合、第3酸洗装置内の配管系統に酸洗液漏洩
があると判断することができる。
【0022】そこで、該所定流量よりも小さい値に規定
値を設けておき、循環タンク2cより排出される酸洗液
の流量が該規定値となった時に配管系統の漏洩を検出す
る。なお、鋼帯の通板速度等によって循環タンク2cへ
の酸洗液供給量および循環タンクからのカスケード量を
変更する等、前記流量の設定値を可変として制御してい
る場合は、該設定値の変更に応じて前記規定値も変更す
るようにすればよい。
【0023】第2の本発明においては、前記流量が予め
設定した規定範囲を満足する継続時間から第3酸洗装置
内配管系統の酸洗液の漏洩の有無を判断する。循環タン
ク2cからの酸洗液の排出を間欠的に行っている場合
は、前記流量は大きく変動するため、前記流量が規定値
を下回ることは頻繁に生ずる。そこで、循環タンク2c
からの酸洗液の排出が規定値以下になった時間を積算し
て、この積算時間が規定時間に達した時を酸洗液の漏洩
有と判断するようにすればよい。
【0024】なお、図3および図4に示した設備構成に
おいては、カスケードポンプ8cの出側にカスケード弁
3cが設けられており、循環タンク2cからの酸洗液の
排出量の調整は、該カスケード弁3cの開度を変更する
ことにより行われるようになっている。したがって、図
3および図4に示した酸洗設備においては、前記流量の
規定値に換えて、該カスケード弁3cの開度に規定値を
設けておけばよい(第3の発明)。
【0025】以上、第3酸洗装置について説明を行った
が、第1酸洗装置、第2酸洗装置においても同様に、配
管系統の酸洗液の漏洩を検出することができる。また、
以上説明した本発明の実施の形態においては、カスケー
ド配管は循環タンク間に設置されているが、カスケード
配管の位置はこれに限定されず、例えば、酸洗槽間に設
置されていてもよい。 (2)金属帯非通板時:図3における設備の例えば第3
酸洗装置においては、鋼帯非通板時は酸洗槽1cから循
環タンク2cへ酸洗液を戻した状態となっている。この
場合、前述のライン速度の変動による循環タンク内の液
面レベル変動は生じない。また、循環タンク間の酸洗液
の移動はない。
【0026】このため、本発明においては、鋼帯非通板
時は、循環タンク2a,2b,2cの液面レベルの変化
から酸洗液配管系統の漏洩を検出する。この場合、例え
ば、循環タンク2a,2b,2cの液面レベルを規定時
間毎に区切って読み込み、現在の液面レベル値と規定時
間前の液面レベル値とを比較して、あるレベル差以上が
生じた場合、漏れとして検出する検出方式とする。
【0027】以上述べた本発明によれば、鋼帯通板時お
よび鋼板非通板時各々の時点の酸洗系統の状態に対応し
た上記方法で酸洗液配管漏れを検出するようにしたた
め、酸洗設備における誤検出がない信頼性に優れ、か
つ、迅速な酸洗液配管漏れ検出が可能となった。なお、
図5に示すように、循環配管系22a ,22b ,22c に供給
弁5および図中太線で示した熱交換器21およびバイパス
弁6を有するバイパス配管系を設置した装置において、
金属帯を通板前に図中太線のごとく酸洗液を循環させ、
酸洗液の昇温を行う場合があるが、この場合について
も、液面レベル変動は小さいため、金属帯非通板時と同
様に酸洗装置内の酸液の漏洩を検出できる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。なお、本発明は、以下の実施例に示す具体的条
件に制約されるものではない。図3、図4および図5に
示す設備構成および運転方式の鋼帯の酸洗設備におい
て、本発明の酸洗液配管漏れ検出方法により、酸洗槽1
と循環槽2の間の酸洗液配管における酸洗液配管漏れの
検出を行った。
【0029】図1に、鋼帯通板時における本発明の検出
方法の一例を、従来技術における循環槽2の液面レベル
監視による検出方法と対比させて示す。図1は、循環槽
の液面レベル変化、カスケード弁開度および漏れ検出の
時間経過を示す。なお、図1においてT0 は整定時
間(:酸洗槽に酸洗液を充満させるまでに要する時
間)、T4 は循環タンクレベル制御整定時間を示す。
【0030】本実施例においては、カスケード弁開度が
0%の状態が1時間継続した場合を酸洗液配管漏れとし
て検出する検出方式とした。図1に示すように、従来技
術では、液面レベルが漏れ検出のために設定した液面レ
ベル下限の設定値に到達した場合、その都度警報が発せ
られたが、実際に配管系統の酸洗液の漏洩が生じたのは
4回の警報の内1回であり、誤検出が多かった。
【0031】これに対して、本発明の検出方法によれ
ば、本実施例においてカスケード弁開度が0%の状態が
1時間継続した場合のみ漏れとして検出する検出方式と
したことにより、誤検出が無く信頼性に優れた酸洗液配
管系統の洩れ検出が可能となった。次に、図2に、鋼板
非通板時における本発明の検出方法の一例を、従来技術
における循環タンクの液面レベル監視による検出方法と
対比させて示す。
【0032】図2は、循環タンクの液面レベル変化およ
び漏れ検出の時間経過を示す。本実施例においては、鋼
板非通板時の循環タンクの液面レベルが、鋼板通板時の
ライン速度の変動および循環タンクにおける酸洗液の流
入、流出による影響を受けないため、現在の液面レベル
が1時間前に記憶した液面レベルに対して20mm低下した
時点で漏れとして検出する検出方式とした。
【0033】図2に示すように、本発明の検出方法によ
れば、従来技術の液面レベル下限警報より早く漏れを検
出することが可能となった。以上、鋼帯の酸洗設備にお
ける酸洗液配管系統の洩れ検出方法について述べたが、
本発明は、前記した技術内容に示されるように、金属帯
の酸洗設備全般に適用可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、金属帯の酸洗装置の酸
洗液配管系統における酸洗液の洩れを検出するために、
(1) 金属帯通板時のカスケード配管に流れる酸洗液流量
の監視、(2) 金属帯非通板時の循環タンクの液面レベル
の監視の両者により、酸洗液配管系統における漏れを検
出するようにした。
【0035】この結果、誤検出のない信頼性に優れた酸
洗液配管漏れ検出が可能となった。さらに、本発明によ
れば、酸洗液の洩れを早期に検出することが可能となっ
たことから、設備の安定した操業が可能となり、生産性
の向上が達成できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検出方法の一例を示す説明図である。
【図2】本発明の検出方法の一例を示す説明図である。
【図3】本発明に係わる鋼帯の酸洗設備の設備構成を示
す説明図である。
【図4】本発明に係わる鋼帯の酸洗設備における、鋼帯
通板時の酸洗液の循環送給経路を示す説明図である。
【図5】本発明に係わる鋼帯の酸洗設備における鋼帯非
通板時の酸洗液の循環送給経路を示す説明図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c 酸洗槽 2a,2b,2c 循環タンク 3a,3b,3c カスケード弁 4 循環ポンプ 5 酸洗槽の酸洗液噴出ノズルへの酸洗液の供給弁 6 バイパス弁 7 酸洗液供給ポンプ 8a,8b,8c カスケードポンプ 9 酸洗液貯槽 11 酸洗液噴出ノズル 12 酸洗液補給弁 20 鋼帯 21 熱交換器 22a ,22b ,22c 循環配管系 26 堰板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属帯を通板しながら酸洗を行う酸洗槽
    と、該酸洗槽に補給する酸洗液を溜めておく循環タンク
    と、酸洗液を該酸洗槽と該循環タンク間に循環させるた
    めの循環配管系とを有する酸洗装置を、金属帯通板方向
    に沿って複数配置し、これら酸洗装置間にカスケード配
    管系を有する連続酸洗設備の酸洗液配管漏れ検出方法に
    おいて、 金属帯通板時は、前記カスケード配管系を流れる酸洗液
    の流量が予め設定した規定値を下回った時に酸洗液配管
    漏れを検出し、 金属帯非通板時は、前記循環タンクの酸洗液液面レベル
    変化から酸洗液配管漏れを検出することを特徴とする連
    続酸洗設備の酸洗液配管漏れ検出方法。
  2. 【請求項2】 金属帯を通板しながら酸洗を行う酸洗槽
    と、該酸洗槽に補給する酸洗液を溜めておく循環タンク
    と、酸洗液を該酸洗槽と該循環タンク間に循環させるた
    めの循環配管系とを有する酸洗装置を、金属帯通板方向
    に沿って複数配置し、これら酸洗装置間にカスケード配
    管系を有する連続酸洗設備の酸洗液配管漏れ検出方法に
    おいて、 金属帯通板時の酸洗液配管漏れを、前記カスケード配管
    系を流れる酸洗液の流量が予め設定した規定範囲を満足
    する継続時間から検出し、 金属帯非通板時は、前記循環タンクの酸洗液液面レベル
    変化から酸洗液配管漏れを検出することを特徴とする連
    続酸洗設備の酸洗液配管漏れ検出方法。
  3. 【請求項3】 金属帯通板時の酸洗液配管漏れ検出に際
    して、前記カスケード配管系を流れる酸洗液の流量を、
    前記カスケード配管系に設置されたカスケード弁の開度
    により測定することを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の連続酸洗設備の酸洗液配管漏れ検出方法。
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