JPH10273921A - 建設機械の転倒防止装置 - Google Patents

建設機械の転倒防止装置

Info

Publication number
JPH10273921A
JPH10273921A JP9261938A JP26193897A JPH10273921A JP H10273921 A JPH10273921 A JP H10273921A JP 9261938 A JP9261938 A JP 9261938A JP 26193897 A JP26193897 A JP 26193897A JP H10273921 A JPH10273921 A JP H10273921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
construction machine
moment
fall
machine
work machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9261938A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunikazu Yanagi
邦一 柳
Yutaka Yoshinada
裕 吉灘
Narutoshi Oji
成俊 大司
Kenji Okamura
健治 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP9261938A priority Critical patent/JPH10273921A/ja
Priority to US09/014,869 priority patent/US6032094A/en
Publication of JPH10273921A publication Critical patent/JPH10273921A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/24Safety devices, e.g. for preventing overload
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/30Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a dipper-arm pivoted on a cantilever beam, i.e. boom
    • E02F3/32Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a dipper-arm pivoted on a cantilever beam, i.e. boom working downwardly and towards the machine, e.g. with backhoes
    • E02F3/325Backhoes of the miniature type
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/96Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements
    • E02F3/961Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements with several digging elements or tools mounted on one machine
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/96Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements
    • E02F3/963Arrangements on backhoes for alternate use of different tools
    • E02F3/964Arrangements on backhoes for alternate use of different tools of several tools mounted on one machine

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】1つの走行台車上に複数の作業機を有する場合
でも、建設機械の転倒を確実かつ容易に未然防止する。 【解決手段】検出部SCは、1つの走行台車上で旋回可
能な複数の作業機からのシリンダ軸力、関節角及び相対
旋回角を検出し、モーメント演算部21は、検出結果を
もとに複数の作業機の合成モーメントを算出するととも
に、この合成モーメントと基準モーメントとから転倒に
関する安全度を算出し、転倒防止制御部22は、算出さ
れた安全度が基準値以下の場合、出力制御部25を介し
て警報部29aから警報を発生させるとともに、複数の
作業機の作業を停止させ、あるいはレバーゲイン演算部
24を介して入力される操作レバー23の操作が設定し
た安全度より小さくさせる場合はこの操作による作業機
の作業を禁止させる制御を油圧制御部CCに対して行
う。なお、制御部C及び油圧制御部CCが設置された基
台の作業機では電気信号による検出を許容し、他の作業
機では圧力信号による検出のみとすることにより、複数
の作業機間では電気スイベルが不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行台車によって
走行するとともに、複数の作業機によって作業を行う建
設機械における該建設機械の転倒を未然に防止すること
ができる建設機械の転倒防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建設機械の転倒防止装置に関して
は、クレーンの分野が最も進んでおり、その転倒防止ア
ルゴリズムは、基本的に次のように行っている。
【0003】(1)ブームの油圧シリンダ軸力とブーム
角とから、ブーム枢支点の全荷重モーメントを演算し、
(2)全作業機角及び全作業機重量、重心位置から、作
業機のみによるブーム枢支点モーメントを演算し、
(3)上記(1)、(2)により吊り荷重位置までの距
離で除して吊り荷重を求める。
【0004】(4)全作業機重量、重心位置及び吊り荷
重、吊り荷重位置から、これらが転倒支点に対して作用
する転倒モーメントを求める。
【0005】(5)作業機を除く車両重量が転倒支点に
対して作用する安全モーメントに安全定数を付与した値
を記憶しており、上記(4)の転倒モーメントが、これ
を超えることを判別する判別手段を備え、この判別手段
の結果に基づいて警報、作業機の停止等の転倒防止措置
を講ずるようにしている。
【0006】また、このような転倒防止装置は、油圧シ
ョベル等の建設機械にも応用されている(特公平2−4
5737号公報、特開平5−202535号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したク
レーンや油圧ショベル等の建設機械は、その走行台車上
に1つの作業機を有するのみで、その転倒防止装置も1
つの作業機を対象として転倒防止演算を行っている。
【0008】しかし、1つの走行台車上に複数の作業機
を有する建設機械においては、各作業機が独立して旋回
可能となり、しかも各作業機が同一方向に向いて協調作
業を行う場合があり、このときに作業機が負荷をもつ
と、この建設機械が転倒するおそれがある一方、各作業
機が反対方向に位置するときは、負荷をもっていても転
倒しにくくなるという特性をもっている。
【0009】この1つの走行台車上に複数の作業機を有
する建設機械では、各作業機の位置関係が旋回方向を含
めて様々に変化し、単にブームの駆動軸力や作業角をも
とに作業機のモーメントを算出しても、各作業機の旋回
方向によってモーメントが様々に変化するので、建設機
械全体の転倒の危険性を判断することは容易ではないと
いう問題点があった。
【0010】また、このような複雑なモーメントが生成
する建設機械を操縦する操縦者にとっては、どのように
作業機を動作させて転倒を回避すればよいかを即座に判
断することは容易ではなく、適切な転倒回避措置を講じ
にくいという問題点もある。
【0011】そこで、本発明は、かかる問題点を除去
し、1つの走行台車上に複数の作業機を有する場合で
も、確実かつ容易に転倒を未然に防止することができる
とともに、操縦者にかかる転倒防止のための負担を軽減
することができる建設機械の転倒防止装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段および効果】第1の発明
は、走行台車によって走行するとともに、複数の作業機
によって作業を行う建設機械の転倒防止装置において、
前記複数の作業機の相対旋回角を検出する第1の検出手
段と、前記複数の作業機毎に転倒に寄与するモーメント
構成要素の値を検出する複数の第2の検出手段と、前記
第1及び第2の検出手段からの検出信号に基づいて前記
建設機械の転倒判断を行い、この判断結果をもとに前記
建設機械の転倒を防止する制御を行う制御手段とを具備
したことを特徴とする。
【0013】この結果、第1の発明では、複数の作業機
間の相対旋回角に基づいた相対位置関係を考慮して建設
機械の転倒防止を確実かつ容易に行うことができ、この
転倒防止により、複数の作業機による作業効率が格段に
向上する。
【0014】第2の発明は、第1の発明において、前記
制御手段は、所定の作業機に対応する第2の検出手段か
らの検出信号が示す該所定の作業機における前記モーメ
ント構成要素の値が、前記所定の作業機の動作状態が前
記建設機械の転倒に寄与する動作状態時における該所定
の作業機のモーメントに基づいて予め決定された所定値
を越えた場合に、該所定の作業機の現動作状態が前記建
設機械の転倒に寄与すると判断することを特徴とする。
【0015】これにより、建設機械の転倒防止を効率的
に行うことができるとともに、転倒防止にかかる制御負
担が軽減される。特に、転倒制御に必要な検出手段の数
を激減させることができる。
【0016】第3の発明は、第2の発明において、前記
所定の作業機に対応する第2の検出手段は、前記所定の
作業機のモーメント構成要素の値を圧力によって検出す
ることを特徴とする。
【0017】これにより、複数の作業機間は油圧スイベ
ルのみを必要とし、転倒防止のために特に電気スイベル
を設ける必要もないので、建設機械自体の構成が簡単に
なるとともに、転倒防止のための大きな設計変更が伴う
こともない。
【0018】第4の発明は、第2または第3の発明にお
いて、前記所定の作業機に対応する第2の検出手段は、
前記制御手段が配置された作業機の基台に設けられたこ
とを特徴とする。
【0019】これにより、転倒防止装置は、制御手段が
設置された1つの作業機の基台上で複数の作業機のモー
メント構成要素を検出し、転倒防止制御できるため、第
3の発明と同様に建設機械自体の構成が簡単になるとと
もに、転倒防止のための大きな設計変更が伴うこともな
い。特に、作業機の数の増大に伴って効果は増大する。
【0020】第5の発明は、第1の発明において、前記
制御手段は、所定の作業機に対応する第2の検出手段か
らの検出信号が示す該所定の作業機における前記モーメ
ント構成要素の値と、前記所定の作業機の動作状態が前
記建設機械の転倒に寄与する動作状態時における該所定
の作業機のモーメントに基づいて予め決定された所定値
とを比較して前記建設機械の転倒判断を行う際、前記所
定値を前記第1の検出手段が検出した相対旋回角に応じ
た値に補正することを特徴とする。
【0021】これにより、各作業機の状態、特に相対旋
回角に基づく相対位置関係に対応した転倒防止制御を柔
軟かつ適切に行うことができる。
【0022】第6の発明は、第1の発明において、前記
制御手段は、所定の作業機に対応する第2の検出手段か
らの検出信号が示す該所定の作業機における前記モーメ
ント構成要素の値と、前記所定の作業機の動作状態が前
記建設機械の転倒に寄与する動作状態時における該所定
の作業機のモーメントに基づいて予め決定された所定値
とを比較して前記建設機械の転倒判断を行う際、前記モ
ーメント構成要素の値を前記第1の検出手段が検出した
相対旋回角に応じた値に補正することを特徴とする。
【0023】これにより、相対旋回角を加味した転倒判
断を柔軟かつ適切に行うことができる。
【0024】第7の発明は、第5または第6の発明にお
いて、前記制御手段の補正は、前記相対旋回角が大きく
なるに従って前記建設機械の転倒の余裕を大きくする値
に補正することを特徴とする。
【0025】これにより、相対旋回角を加味した転倒判
断を柔軟かつ適切に行うことができる。
【0026】第8の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記制御手段は、前記建設機械の転倒に大きく寄
与する作業機に対応する第2の検出手段からの検出信号
が示す複数のモーメント構成要素の値をもとに、当該作
業機のモーメントを算出し、このモーメントの値が予め
決定された値を越えた場合に、当該作業機の現動作状態
が前記建設機械の転倒に寄与すると判断することを特徴
とする。
【0027】これにより、さらに比較的精度の高い転倒
判断を容易かつ確実に行うことができる。また、作業機
によってはモーメント構成要素のみで作業機自体が転倒
への寄与が判断されるため、転倒制御にかかる負担が軽
減される。
【0028】第9の発明は、第1の発明において、前記
制御手段は、一方の前記作業機に対応する第2の検出手
段からの検出信号が示すモーメント構成要素の値が所定
値を越え、かつ他方の前記作業機に対応する第2の検出
手段からの検出信号が示すモーメント構成要素の値が前
記相対旋回角に応じて補正した基準値を越える場合に、
前記建設機械の転倒の可能性があると判断することを特
徴とする。
【0029】これにより、確実かつ容易な転倒判断を具
体的に行うことができる。
【0030】第10の発明は、第1の発明において、前
記第1及び第2の検出手段からの検出信号をもとに前記
建設機械全体の合成モーメントを算出するモーメント算
出手段をさらに具備し、前記制御手段は、前記モーメン
ト算出手段の算出結果と前記建設機械が転倒する可能性
を示す所定の基準モーメントとを比較し、該合成モーメ
ントが該所定の基準モーメントを越える場合に、前記建
設機械の転倒の可能性があると判断することを特徴とす
る。
【0031】これにより、建設機械全体のモーメントが
考慮されるため、精度の高い転倒判断を行うことができ
る。
【0032】第11の発明は、第1から第10の発明に
おいて、前記複数の作業機のうち少なくとも1つの作業
機が旋回可能であることを特徴とする。
【0033】これにより、複数の作業機のうち、旋回し
ないものが設置されていても、確実かつ容易な転倒防止
を行うことができる。また、少なくとも1つの作業機が
旋回可能である場合は、各作業機の現姿勢が複雑である
ため、操縦者にとって転倒回避の措置が困難で即座に対
応することが容易ではないが、この場合においても確実
かつ容易に建設機械の転倒を未然に防止することができ
る。
【0034】第12の発明は、第1から第11の発明に
おいて、前記制御手段は、前記判断手段が転倒の可能性
があると判断した場合、前記相対旋回角を大きくする制
御を行うことを特徴とする。
【0035】こいれにより、例えば一方の作業機が地表
面に対して障害物が存在し、鉛直方向に作業機を動作さ
せることができない場合でも、確実に転倒防止を行うこ
とができる。
【0036】第13の発明は、第1から第12の発明に
おいて、前記制御手段は、前記判断手段が転倒の可能性
があると判断した場合、前記複数の作業機のうち少なく
とも1つを停止させる制御を行うことを特徴とする。
【0037】これにより、確実に転倒防止を行うことが
できる。
【0038】第14の発明は、第1から第13の発明に
おいて、前記制御手段は、前記判断手段が転倒の可能性
があると判断した場合、該転倒の可能性を大きくする前
記作業機の動作を禁止する制御を行うことを特徴とす
る。
【0039】これにより、操縦者の誤った判断による操
作を未然に防止することができる。
【0040】第15の発明は、第1から第14の発明に
おいて、前記制御手段は、前記判断手段が転倒の可能性
があると判断した場合、該転倒の可能性を小さくする位
置に作業機を再配置させる制御を行うことを特徴とす
る。
【0041】これにより、転倒防止に関する操縦者の負
担を軽減することができる。
【0042】第16の発明は、第1から第15の発明に
おいて、前記制御手段は、前記作業機が停止中に、他の
作業機が姿勢を変えることによって前記転倒の可能性が
大きくなった場合、該転倒の可能性を小さくする位置に
該停止中の作業機を再配置させる制御を行うことを特徴
とする。
【0043】これにより、長時間停止中の作業機を転倒
防止のために有効に利用することができるとともに、転
倒防止に関する操縦者の負担を軽減することができる。
【0044】第17の発明は、第1から第16の発明に
おいて、前記制御手段は、前記判断手段が転倒の可能性
があると判断した場合、前記複数の作業機を停止させ、
その後該複数の作業機のうち転倒に寄与しない作業機の
動作を許容する制御を行うことを特徴とする。
【0045】これにより、転倒防止に関する操縦者の負
担を軽減することができる。
【0046】第18の発明は、第1から第17の発明に
おいて、前記建設機械の転倒を危険を警告する警告手段
をさらに具備し、前記制御手段は、転倒の可能性がある
と判断した場合、少なくとも前記警告手段によって警告
する制御を行うことを特徴とする。
【0047】これにより、転倒の危険性があることを操
縦者に確実に伝えることができる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0049】図1は、本発明の第1の実施の形態である
建設機械10の構成を示す側面図である。
【0050】図1において、建設機械10は、走行機能
を有する台車である走行台車1を有する。図1では、走
行台車1がクローラ(履帯)式となっているが、タイヤ
(車輪)式であってもよい。
【0051】走行台車1の上部には、水平方向360度
に旋回が自在の旋回機構2が配設され、この旋回機構2
には基台3が固設されている。この基台3の端部には、
ローディング作業機10aが支承される。ローディング
作業機10aは、基台3の端部に支承され、リフトシリ
ンダ9によって駆動されるローダアーム7とこのローダ
アーム7の先端に支承されるローダバケット8とを有す
る。
【0052】さらに、基台3の上部には、水平方向36
0度に旋回が自在の旋回機構4が配設され、この旋回機
構4には基台5が固設されている。この基台5の端部に
は、バックホー作業機10bが支承される。バックホー
作業機10bは、基台5の端部に支承され、ブームシリ
ンダ14によって駆動されるブーム11、このブーム1
1の先端に支承されるアーム12、及びこのアーム12
の先端に支承されるバケット13を有する。また、基台
5の上部には、運転席キャビン6が固着され、操縦者
は、この運転席キャビン6から、ローディング作業機1
0a及びバックホー作業機10bを操縦する。
【0053】ここで、走行台車1は旋回機構2を旋回さ
せるための旋回モータを有し、基台5は旋回機構4を旋
回させるための旋回モータを有している。また、ローデ
ィング作業機10aの各関節部分における回動軸には、
ロータリーエンコーダや回転ポテンショメータ等によっ
て実現され、回動角度を検出する角度検出部15,16
を有する。同様に、バックホー作業機10bの各関節部
分における回動軸にも、回動角度を検出する角度検出部
17,18,19を有する。さらに、リフトシリンダ9
には、ボトム圧を検出する圧力検出部9b及びヘッド圧
を検出する圧力検出部9aを有する。一方、ブームシリ
ンダ14にも、ボトム圧を検出する圧力検出部14a及
びヘッド圧を検出する圧力検出部14aを有する。な
お、圧力検出部としては、圧力センサやロードセル等を
用いることが考えられる。
【0054】このように、建設機械10は、ローディン
グ作業機10aとバックホー作業機10bの2つの作業
機が1つの走行台車1上に設置され、しかも各作業機1
0a,10bは、独立して360度旋回可能となってい
る。なお、運転席キャビン6は、基台5に固着されると
したが、もちろん基台5上に別の旋回機能を設け、この
旋回機能により運転席キャビン6を独立して旋回可能と
してもよい。
【0055】次に、図2を参照して、図1に示す建設機
械10の転倒防止装置について説明する。なお以下、安
全度とは、転倒のしやすさ、しにくさの目安として使
う。なお、安全度が大きい場合は転倒の危険がなく、安
全度が小さい場合は転倒の可能性が高いことを表してい
る。図2は、建設機械10の転倒防止装置の構成を示す
図であり、この転倒防止装置は、大きく検出部SC、操
作部OP、制御部C、及び油圧制御部CCからなる。
【0056】検出部SCは、複数の検出処理部20a〜
20hから構成され、各検出処理部20a〜20hは、
対応する旋回モータ、角度検出部、あるいは圧力検出部
からの情報を収集し、検出処理結果を所定の形式の情報
の変換する処理を行って制御部Cに送出している。すな
わち、ブーム角検出処理部20a、アーム角検出処理部
20b、バケット角検出処理部20c、ローダアーム角
検出処理部20e、及びローダバケット角検出処理部2
0fは、それぞれ角度検出部17、18、19、15、
16によって検出された角度情報をアナログあるいはデ
ィジタルの電気信号に再変換して制御部Cに送出する。
また、旋回角検出処理部20dは、旋回機構2を旋回さ
せる旋回モータによる回動角と旋回機構4を旋回させる
旋回モータによる回動角とをもとに相対旋回角に相当す
る電気信号に変換し、変換された電気信号を制御部Cに
送出している。さらに、ブーム圧力検出処理部20g
は、圧力検出部14bが検出したボトム圧にボトム側面
積を乗算した値から、圧力検出部14aが検出したヘッ
ド圧にヘッド側面積を乗算した値を減算した値、すなわ
ちブームシリンダ軸力に変換し、このブームシリンダ軸
力に相当する電気信号を制御部Cに送出する。同様にし
て、ローダアーム圧力検出処理部20hは、圧力検出部
9a,9bの検出結果をもとにリフトシリンダ9のリフ
トシリンダ軸力に相当する電気信号に変換し、制御部C
に送出する。なお、検出部SCにおける各種変換機能を
後述するモーメント演算部21に収容させるようにして
もよい。
【0057】制御部Cは、モーメント演算部21、転倒
防止制御部22、レバーゲイン演算部24、及び出力制
御部25を有する。
【0058】モーメント演算部21は、検出部SCから
入力される各作業機10a,10bの関節部分の角度
と、ブームシリンダ軸力及びリフトシリンダ軸力と、相
対旋回角とをもとに、現在位置における建設機械の合成
モーメントを求め、この合成モーメントと所定の基準モ
ーメントとを比較した結果としての安全度を算出し、少
なくともこの算出結果を転倒防止制御部22に送出す
る。このモーメント演算部21による演算処理について
は後述する。
【0059】レバーゲイン演算部24は、操作レバー2
3からの入力を増幅変換し、この変換結果を転倒防止制
御部22に出力する。
【0060】転倒防止制御部22は、モーメント演算部
21から入力される安全度が所定値以下となったか否か
判断し、この判断結果をもとに各種の転倒防止制御処理
を行う。この転倒防止制御処理については後述する。
【0061】出力制御部25は、転倒防止制御部22の
制御処理結果をもとに、各作業機10a,10bの油圧
系を制御する油圧制御部CC、転倒の可能性があること
を報知させる警報部29a、転倒の危険度あるいは上述
した安全度を少なくとも順次表示出力する表示部29b
等に出力する制御を行う。
【0062】油圧制御部CCは、リフトシリンダ9ある
いはブームシリンダ14等の油圧シリンダ28を制御す
る。出力制御部25から出力制御電気信号は、電磁比例
弁26に入力され、電磁比例弁26は、この出力制御電
気信号をもとにメインバルブ27を制御するパイロット
圧を該メインバルブ27に出力する。メインバルブ27
は、入力されるパイロット圧をもとに切換制御を行い、
油圧シリンダ28の駆動を制御する。なお、図2では油
圧シリンダ28を制御するようにしているが、旋回機構
2,4を制御する場合は、旋回モータである油圧モータ
が制御対象となり、この油圧モータを駆動制御すること
になる。
【0063】次に、図3及び図4を参照して、モーメン
ト演算部21における演算処理について説明する。ま
ず、モーメント演算部21は、検出部SCから入力され
る検出結果のうち、回動角及びシリンダ軸力からローダ
バケット8及びバケット13の負荷を算出する。例え
ば、ローダバケット8にかかる負荷を算出する場合は、
まずローダアーム角検出処理部20eからのローダアー
ム角とローダバケット角検出処理部20fからのローダ
バケット角とからローダアーム7の重心位置及びローダ
バケット8の重心位置までの距離が算出され、ローダア
ーム7及びローダバケット8の重量が既知であるので、
ローダアーム圧力検出処理部20hからリフトシリンダ
軸力が求められ、ローダバケット8にかかる負荷のみが
算出される。同様にして、バケット13にかかる負荷も
算出される。
【0064】その後、建設機械10本体の旋回中心CN
からの転倒モーメント、すなわち建設機械10を構成す
る主要部の合成モーメントを算出し、この合成モーメン
トの合成距離Lを次式を参照して求める。すなわち、L
=(M1×L1−M2×L2−M5×L5−M3×L3COSθ−
M6×L6COSθ−M4× L4)/Mなる式を用い
て合成距離Lを求める。ここで、 M :建設機械全体の重量 M1 :走行台車1上で旋回機構2,4によって旋回する
基台3,5を含む構造の重量(ローディング作業機10
a,バックホー作業機10bを除く) M2 :バックホー作業機10bの重量 M3 :ローディング作業機10aの重量 M4 :走行台車1の重量 M5 :バックホー作業機10bの負荷重量 M6 :ローディング作業機10aの負荷重量 L1 :旋回機構4によって旋回する基台5を含む上部構
造における旋回中心からの重心距離(バックホー作業機
10bを除く) L2 :バックホー作業機10bの旋回中心からの重心距
離 L3 :ローディング作業機10aの旋回中心からの重心
距離 L4 :走行台車1の旋回中心からの重心距離 L5 :バックホー作業機10bの負荷重心までの距離 L6 :ローディング作業機10aの負荷重心までの距離 θ :バックホー作業機10bに対するローディング作
業機10aの相対回転角 である(図3及び図4参照)。なお、ここでは旋回中心
CN線上に、例えば旋回中心CN線が大地と交わる点
を、仮想的な転倒支点αとして設定している。従って、
合成距離Lも仮想的な距離である。このように仮想的な
距離としたのは、実際の転倒支点α1,α2は、走行台
車1の端部が大地に接する2つの点であるからである。
また、建設機械10を構成する各部位の重心位置までの
距離については、鉛直方向の距離を省略している。もち
ろん、仮想的な転倒支点から重心位置までの距離を厳密
に算出してもよい。
【0065】なお、図4(a)に示すようにローディン
グ作業機10bがバックホー作業機10aと異なる方向
に位置する場合には、水平面上における相対旋回角θが
考慮される。すなわち、ローディング作業機10b側の
モーメントには、COSθが乗算され、θが180度であ
る場合には、COSθ=−1となり、逆のモーメントが加
算されることになる。
【0066】このようにして求めた合成距離Lをもと
に、モーメント演算部21は、安全度Sを次式をもとに
算出する。すなわち、 S=(L7/2−L)/L7×100 をもとに安全度S(百分率)を算出する。ここで、 L7 :走行台車1の側方方向距離 であり、L7は走行台車1の水平面上における最短接地
距離となる。すなわち、図4(b)に示す進行方向aに
垂直な方向(側方方向)における最短接地距離である。
ここで、「L7/2−L」は、実際の転倒支点α1から
の距離に換算するものである。すなわち、負荷時等にお
ける建設機械10の現実の重心位置は、仮想的な転倒支
点αから実際の転倒支点α1方向に距離Lの位置にあ
り、また初期状態における静止安定時における重心位置
は、仮想的な転倒支点αの位置にあるため、実際の転倒
支点α1からの距離に変換するためである。ここで、実
際の転倒支点α1から重心位置(仮想的な転倒支点)α
までの距離L7/2は、基準モーメントの距離であると
いえる。この「L7/2−L」の距離が負になる場合と
は、合成距離Lが距離L7/2を超えた場合であり、現
実の重心位置が図3における実際の転倒支点α1の左に
移行した場合に相当する。従って、「L7/2−L」の
値が0より大きくL7/2より小さければ転倒すること
はないが、その値が小さい場合は、実際の転倒支点α1
に近づき、転倒の危険性があることになる。
【0067】従って、モーメント演算部21が算出した
安全度Sが転倒防止制御部22に出力されると、転倒防
止制御部22は、予め所定の安全度Ssとして、例えば
15%に設定し、入力された安全度Sが15%以下にな
った場合に転倒の危険性があると判断する。
【0068】また、実際の転倒支点α2で転倒を考慮す
る場合、すなわち合成距離Lが負になる場合には、「L
7/2−L」の代わりに「L7/2+L」として安全度S
を算出すればよい。もちろん、ローディング作業機10
bを基準にした安全度Sを別に算出するようにしてもよ
い。
【0069】次に、図5に示すフローチャートを参照し
て、転倒防止制御部22による転倒防止制御処理手順に
ついて説明する。
【0070】図5において、まず転倒防止制御部22
は、モーメント演算部21から入力された安全度Sが予
め設定された所定の安全度Ss以下であるか否かを判断
する(ステップ101)。所定の安全度Ss以下でない
場合は、レバーゲイン演算部24からの指令を出力制御
部25に出力し(ステップ102)、通常の作業機動作
を行わせて、本処理を終了する。一方、所定の安全度S
s以下である場合には、バックホー作業機10a及びロ
ーディング作業機10bの双方の作業機を直ちに停止さ
せる制御を行うとともに、警告部29aに対して警告指
示を発する(ステップ103)。その後、自動回避モー
ドに設定されているか否かを判断する(ステップ10
4)。
【0071】自動回避モードに設定されている場合は、
まず現在停止中の作業機があるか否かを判断する(ステ
ップ105)。例えば、現在バックホー作業機10aが
動作中であっても、ローディング作業機が停止中であれ
ば、停止中の作業機があると判断される。停止中の作業
機がない場合、すなわち、いずれの作業機にも負荷がか
かっていると判断された場合には、自動回避モードが設
定されていない場合と同様にステップ108に移行し、
停止中の作業機がある場合には、この停止中の作業機の
停止解除を行った(ステップ106)後、この停止中の
作業機を、安全度Ssを超える位置まで自動的に再配置
させて(ステップ107)、本処理を終了する。このス
テップ107における停止中の作業機の自動的な再配置
には、各種の制御が考えられるが、相対旋回角θを大き
くする再配置が最も大きな効果をもたらす。例えば、バ
ックホー作業機10aが作業中で、ローディング作業機
10bが停止中であってバックホー作業機10aと同一
方向に配置されている場合、この停止中のローディング
作業機10bをバックホー作業機10aと反対方向に自
動旋回させるようにすればよい。もちろん、旋回のみに
よる自動回避に限らず、停止中の作業機のモーメントを
小さくする再配置であればよい。
【0072】一方、自動回避モードに設定されていない
場合、すなわち操縦者による手動回避を行う場合、操作
者のレバー操作による作業機の動作方向がさらに安全度
Sを低下させる動作であるか否かを判断する(ステップ
108)。安全度Sを低下させない動作である場合に
は、このレバー操作に対応する作業機の停止解除を行っ
た(ステップ110)後、このレバー操作による作業機
の動作を許容し、このレバー操作に対する指令を出力制
御部25に出力し(ステップ111)、本処理を終了す
る。一方、ステップ108で安全度Sを低下させない動
作でない場合、すなわち、さらに転倒の危険性を増大さ
せる動作である場合には、このレバー操作による作業機
の動作を禁止し、このレバー操作に対するレバーゲイン
を出力制御部25に出力しないで(ステップ109)、
本処理を終了する。なお、上述した処理は、定期的に繰
り返し処理される。
【0073】このようにして、転倒防止制御部22は、
入力された安全度Sをもとに転倒の危険性を判断し、建
設機械10の転倒を未然に防止する制御を行う。
【0074】ここで、転倒防止制御部22は、1つの所
定の安全度Ss以下になったか否かで転倒の危険性を判
断しているが、これに限らず、複数の所定の安全度を段
階的に設けるようにしてもよい。このような複数の所定
の安全度を設けることにより、例えば、警報部29aに
よる警報音を段階的に変化させて操縦者に転倒の危険性
の度合いを知らしめる予告を行い、この結果をもとに、
操縦者は建設機械の転倒防止を確実に行うことで、作業
の中断をなくし、効率的な作業を行うことができる。
【0075】なお、上述した転倒防止制御部22に設定
される自動回避モードあるいは所定の安全度Ss等は、
設定部22aによって予め設定することができるととも
に、作業中であっても、自動回避モード等はその都度設
定変更を行うことができる。
【0076】また、表示部29bは、設定部22aによ
る設定状態の表示を行うとともに、作業中においては、
現在の安全度Sを順次定量的に表示出力する。この場
合、所定の安全度Ss以下になった場合には、赤色表示
する等のカラー表示を行うようにしてもよい。
【0077】さらに、手動回避を行う場合に、転倒防止
制御部22は、最も適切な転倒防止措置を検索し、この
検索結果を表示部29bに表示出力し、あるいは図示し
ない音声出力部等から音声出力するようにしてもよい。
【0078】次に、第2の実施の形態について説明す
る。図6は、本発明の第2の実施の形態である建設機械
30の構成を示す側面図である。この建設機械30は、
第1の実施の形態である建設機械10とほぼ同一の構成
であり、同一構成部位については同一符合を付してい
る。ただし、建設機械30では、ローダアーム7、ロー
ダバケット8、バケット13の回転角度を検出する角度
検出部15、16、19は設置されていない。また、リ
フトシリンダ9には、ローダアーム7の圧力を検出する
圧力検出部9a,9bが設けられておらず、ローダアー
ム7の圧力検出は、基台5に設置される油圧制御部CC
の油圧系からリフトシリンダ9に関連する油圧を検出す
ることによってローダアーム7の圧力を検出するように
している。さらに、基台3と基台5との相対旋回角は、
リミットスイッチLSによって検出するようにしてい
る。もちろん、このリミットスイッチLSは、第1の実
施の形態で採用してもよい。
【0079】ここで、具体的なリミットスイッチLSの
構成を図7を参照して説明する。ローディング作業機3
0aを取り付けた基台3の上部には、ローダバケット8
側に所定の半径をもつ半円弧(180度の円弧)の帯状
の金属接面41が取り付けられており、基台5の下部に
は、金属片41の所定半径に対応した金属接面41を摺
動する2つの金属接点LS1,LS2が取り付けられて
いる。この2つの金属接点LS1,LS2は、バックホ
ー作業機30b側を中心に左右30度の角度をもち、そ
れぞれの角度は60度となっている。従って、金属接点
LS1,LS2がともに金属接面41に接触している場
合、領域E1の範囲(120度)となり、バックホー作
業機30bは、ローディング作業機30aと同一方向の
向きと判断され、金属接点LS2のみ、あるいはLS1
のみが金属接面41に接触している場合、領域E2aあ
るいはE2bの範囲(30度)となり、バックホー作業
機30bは、ローディング作業機30aと90度の方向
の向きと判断され、金属接点LS1,LS2がともに金
属接面41に接触していない場合、領域E3の範囲(1
20度)となり、バックホー作業機30bは、ローディ
ング作業機30aと反対方向の向きと判断される。
【0080】図8は、第2の実施の形態である建設機械
30の転倒防止装置の構成を示す図であり、この転倒防
止装置は、図2に示す転倒防止装置とほぼ同一の構成で
あり、同一構成部位については同一符合を付している。
ただし、図7に示す転倒防止装置では、図2に示す転倒
防止装置におけるバケット角度検出処理部20c、ロー
ダアーム角度検出処理部20e、ローダバケット検出処
理部、ブーム圧力検出処理部20gは設置されないとと
もに、モーメント演算部21も設置されておらず、転倒
防止制御部32の制御も転倒防止制御部22の制御と異
なる。また、制御部Cに対応する制御部C2及び油圧制
御部CCは、ともに基台5上に設置されている。
【0081】図8において、建設機械30の転倒防止装
置は、建設機械10の転倒防止装置と同様に、大きく検
出部SC、操作部OP、制御部C1、及び油圧制御部C
Cからなる。
【0082】検出部SCのブーム角検出処理部20a,
アーム角検出処理部20bは、角度検出部17,18に
よって検出された角度情報をアナログあるいはディジタ
ルの電気信号に再変換して制御部C2に送出する。旋回
角検出処理部20dは、リミットスイッチLSによって
検出された角度、すなわち同一方向か、90度方向か、
反対方向かを示す情報を制御部C2に送出する。ローダ
アーム圧力検出処理部20hは、油圧制御部CCのロー
ダアーム油圧制御系から検出されたローダアームの圧力
に相当する電気信号に変換し、制御部C2に送出する。
【0083】制御部C2は、転倒防止制御部32、レバ
ーゲイン演算部24、及び出力制御部25を有する。
【0084】転倒防止制御部32は、検出部SCから入
力される各種情報をもとに転倒判断を行い、この判断結
果をもとに各種の転倒防止制御処理を行う。この転倒防
止制御処理については後述する。
【0085】レバーゲイン演算部24は、操作レバー2
3からの入力を増幅変換し、この変換結果を転倒防止制
御部32に出力する。
【0086】出力制御部25は、転倒防止制御部32の
制御処理結果をもとに、各作業機30a,30bの油圧
系を制御する油圧制御部CC、転倒の可能性があること
を報知させる警報部29a、転倒の危険度あるいは上述
した安全度を少なくとも順次表示出力する表示部29b
等に出力する制御を行う。
【0087】油圧制御部CCは、リフトシリンダ9ある
いはブームシリンダ14等の油圧シリンダ28を制御す
る。出力制御部25から出力制御電気信号は、電磁比例
弁26に入力され、電磁比例弁26は、この出力制御電
気信号をもとにメインバルブ27を制御するパイロット
圧を該メインバルブ27に出力する。メインバルブ27
は、入力されるパイロット圧をもとに切換制御を行い、
油圧シリンダ28の駆動を制御する。なお、図8では油
圧シリンダ28を制御するようにしているが、旋回機構
2,4を制御する場合は、旋回モータである油圧モータ
が制御対象となり、この油圧モータを駆動制御すること
になる。
【0088】次に、図9のフローチャートを参照して転
倒防止制御部32の転倒防止制御処理手順について説明
する。
【0089】図9において、転倒防止制御部32は、ま
ずローディング作業機30aに所定値以上の負荷がかか
っているか、すなわちローダアーム圧力検出処理部20
hから入力された圧力値が所定値以上であるか否かを判
断する(ステップ201)。この所定値とは、予め設定
される値であり、ローディング作業機30aの姿勢が最
大に延びている状態で、所定の負荷がローダバケット8
にかかっている状態に発生する圧力値であり、この圧力
値を越えるとローディング作業機30a自体のモーメン
トが建設機械30全体の転倒に大きく寄与すると考えら
れる値である。このステップ201で圧力値が所定値以
上でない場合は、ステップ203に移行し、レバーゲイ
ン演算部24からの指令を出力制御部25に出力し、通
常の作業機動作を許容して、本処理を終了する。
【0090】一方、ステップ201でローディング作業
機30aにかかる負荷が所定値以上であると判断された
場合、さらに、旋回角検出処理部20dから入力され
た、ローディング作業機30aとバックホー作業機30
bとの相対位置情報の値を判断し(ステップ202)、
この相対位置情報の値をもとに分岐した処理を行う。
【0091】すなわち、図11(c)に示すように、相
対位置情報の値が反対方向を示す場合は、ステップ20
3に移行し、レバーゲイン演算部24からの指令を出力
制御部25に出力し、通常の作業機動作を許容して、本
処理を終了する。図11(b)に示すように、相対位置
情報の値が90度ずれた方向である場合、ブーム角検出
処理部20a及びアーム角検出処理部20bから入力さ
れたブーム角及びアーム角とをもとに、バックホー作業
機10bの基台5への取付位置からバケット13のアー
ム12への取付位置までの距離lを算出し、この距離l
が所定距離l2を越えたか否かを判断する(ステップ2
04)。また、図11(a)に示すように、相対位置情
報の値が同一方向である場合も、ブーム角検出処理部2
0a及びアーム角検出処理部20bから入力されたブー
ム角及びアーム角とをもとに、バックホー作業機30b
の基台5への取付位置からバケット13のアーム12へ
の取付位置までの距離lを算出し、この距離lが所定距
離l1を越えたか否かを判断する(ステップ205)。
ここで、所定距離l1及びl2とは、ステップ201の
所定値と同様に予め設定される値であり、バックホー作
業機30bのバケット13に所定の負荷がかかっている
状態で、バックホー作業機30bを延ばしたときに、バ
ックホー作業機30b自体にかかるモーメントが建設機
械30全体の転倒に大きく寄与すると考えられる値であ
る(図12参照)。また、所定距離を所定距離l1とl
2とに分けたのは、ローディング作業機30aとバック
ホー作業機30bとの相対位置関係で異なるからであ
る。すなわち、ローディング作業機30aとバックホー
作業機30bとが同一方向を向いている場合には、それ
ぞれのモーメントは合成されたモーメントとなって建設
機械30全体が転倒しやすくなるのに対し、ローディン
グ作業機30aとバックホー作業機30bとが反対方向
を向いている場合には、それぞれのモーメントの差分が
建設機械30全体にかかるため、転倒しにくくなり、ロ
ーディング作業機30aとバックホー作業機30bとが
90度ずれた方向を向いている場合、転倒の可能性はそ
の中間となる。従って、所定距離l2は、所定距離l1
に比べて大きな値となり、90度ずれた方向である場合
の方が、同一方向の場合に比べて転倒判断の余裕をもつ
ことになる。
【0092】ステップ204及びステップ205で距離
lが所定距離l2あるいはl1を越えないと判断された
場合は、ステップ203に移行し、レバーゲイン演算部
24からの指令を出力制御部25に出力し、通常の作業
機動作を許容して、本処理を終了する。
【0093】一方、ステップ204及びステップ205
で距離lが所定距離l2あるいはl1を越えたと判断さ
れた場合は、ステップ206に移行して転倒防止制御処
理を行った後、本処理を終了する。
【0094】ステップ206の転倒防止制御処理は、図
5のステップ103〜111と同様であり、図10のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0095】図10において、まずバックホー作業機3
0a及びローディング作業機30bの双方の作業機を直
ちに停止させる制御を行うとともに、警告部29aに対
して警告指示を発する(ステップ213)。その後、自
動回避モードに設定されているか否かを判断する(ステ
ップ214)。
【0096】自動回避モードに設定されている場合は、
まず現在停止中の作業機があるか否かを判断する(ステ
ップ215)。例えば、現在バックホー作業機30aが
動作中であっても、ローディング作業機30bが停止中
であれば、停止中の作業機があると判断される。停止中
の作業機がない場合、すなわち、いずれの作業機にも負
荷がかかっていると判断された場合には、自動回避モー
ドが設定されていない場合と同様にステップ218に移
行し、停止中の作業機がある場合には、この停止中の作
業機の停止解除を行った(ステップ216)後、この停
止中の作業機が転倒に寄与しない位置まで自動的に再配
置させて(ステップ217)、本処理を終了する。この
ステップ217における停止中の作業機の自動的な再配
置には、各種の制御が考えられるが、相対旋回角θを大
きくする再配置が最も大きな効果をもたらす。例えば、
バックホー作業機30aが作業中で、ローディング作業
機30bが停止中であってバックホー作業機30aと同
一方向に配置されている場合、この停止中のローディン
グ作業機30bをバックホー作業機30aと反対方向に
自動旋回させるようにすればよい。もちろん、旋回のみ
による自動回避に限らず、停止中の作業機のモーメント
を小さくする再配置であればよい。
【0097】一方、自動回避モードに設定されていない
場合、すなわち操縦者による手動回避を行う場合、操作
者のレバー操作による作業機の動作方向がさらに転倒に
寄与する動作であるか否かを判断する(ステップ21
8)。転倒に寄与しない動作である場合には、このレバ
ー操作に対応する作業機の停止解除を行った(ステップ
220)後、このレバー操作による作業機の動作を許容
し、このレバー操作に対する指令を出力制御部25に出
力し(ステップ221)、本処理を終了する。一方、ス
テップ218で転倒に寄与しない動作でない場合、すな
わち、さらに転倒の可能性を増大させる動作である場合
には、このレバー操作による作業機の動作を禁止し、こ
のレバー操作に対する指令を出力制御部25に出力しな
いで(ステップ219)、本処理を終了する。なお、上
述した処理は、定期的に繰り返し処理される。
【0098】このようにして、転倒防止制御部32は、
ローディング作業機30aの1つのモーメント構成要素
である圧力(負荷)と、バックホー作業機30bの1つ
のモーメント構成要素である距離lと、相対旋回角との
みによって転倒防止判断及び制御を行うようにしてい
る。このため、第2の実施の形態では、第1の実施の形
態のように、各作業機及び建設機械の車体の全てのモー
メント構成要素から建設機械全体の合成モーメントをそ
の都度演算する必要がないので、転倒制御装置における
転倒判断処理にかかる負荷が軽減する。
【0099】しかも、第2の実施の形態では、転倒制御
装置が基台5に設置され、基台3に取り付けられたロー
ディング作業機30aのモーメント構成要素は圧力で検
出され、相対旋回角も基台5の下部に取り付けられた金
属接点LS1,LS2によって検出することができるた
め、基台5と基台3との間は、基台5が回動しても基台
3との油圧系を接続する機構である油圧スイベルのみを
必要とし、電気スイベルを必要としないので、建設機械
30全体の構成が簡単なものとなる。
【0100】なお、バックホー作業機30bのモーメン
ト構成要素は距離lのみを検出しているが、他のモーメ
ント構成要素例えば、ブームシリンダ14のブーム圧を
検出し、さらにバックホー作業機30bが転倒に寄与す
るかを判断するようにしてもよいし、距離l及びブーム
圧からバックホー作業機30bのモーメント演算を行っ
て厳密にバックホー作業機30bが転倒に寄与するか否
かを判断するようにしてもよい。
【0101】また、第2の実施の形態では、相対旋回角
を同一方向、90度ずれた方向、反対方向の3つの領域
に分け、この領域に対応した所定距離l1,l2によっ
て転倒判断を行っているが、相対旋回角を段階的あるい
は連続的に検出し、この検出した相対旋回角に応じて段
階的に設定されたあるいは連続的に補正される、所定距
離l1,l2等に相当する所定距離と、検出された距離
lとの大小比較を行うことによって転倒判断を行うよう
にしてもよい。
【0102】さらに、第2の実施の形態では、相対旋回
角に応じて異なる所定距離l1,l2との大小比較を行
って転倒判断を行うようにしているが、逆に検出された
距離lを相対旋回角に応じて補正し、この補正した距離
lと1つの所定距離ll(所定距離l1,l2等に相
当)との大小比較を行って転倒判断を行うようにしても
よい。
【0103】この場合、例えば、警報部29aによる警
報音を段階的あるいは連続的に変化させて操縦者に転倒
の可能性の度合いを知らしめる予告を行うようにしても
よい。これにより、操縦者は建設機械の転倒防止を確実
に行うことで、作業の中断をなくし、効率的な作業を行
うことができる。
【0104】なお、検出された距離lあるいは所定距離
llが相対旋回角に応じて補正される場合、この補正は
距離lあるいは所定距離ll自体の値を変えて補正する
ようにしてもよいし、距離lあるいは所定距離llに、
相対旋回角に応じた重み係数を乗算するようにして補正
してもよい。
【0105】また、上述した第2の実施の形態では、距
離lをバックホー作業機30bの基台5への取付位置か
らバケット13のアーム12への取付位置までの距離と
したが、これに限らず、例えば旋回中心軸からバックホ
ー作業機30b自体の重心位置までの距離とし、この距
離lが所定距離l1,l2を越えたか否かによって転倒
判断するようにしてもよい。この場合、ブーム圧を検出
できるようにすれば、バケット13の負荷を考慮した、
さらに正確な重心位置を算出することができる(図13
参照)。
【0106】ここで、上述した転倒防止装置が応用され
る建設機械の例について図14を参照して説明する。
【0107】すなわち、図1に示す建設機械10及び図
6に示す建設機械30は、走行台車1がクローラ式であ
るが、タイヤ式(図14(c),(d),(e)参照)
であってもよい。
【0108】また、建設機械10,30は、バックホー
作業機10a,30a及びローディング作業機10b,
30bのいずれも独立して旋回可能であったが、バック
ホー作業機10a,30aのみを旋回可能としてもよい
(図14(a),(d)参照)。もちろん、その逆に下
部の作業機のみを旋回可能としてもよい。
【0109】さらに、複数の作業機が常に一体となって
旋回可能とするようにしてもよい(図14(b)参
照)。
【0110】また、建設機械10,30は、複数の旋回
機構を鉛直方向に積み上げる構成となっているが、複数
の旋回機構を水平方向に分離した構造としてもよい(図
14(e)参照)。
【0111】すなわち、本発明は、少なくとも1つが旋
回可能な複数の作業機が1つの走行台車上に設置された
建設機械であればよく、上述した各種の機能、態様を組
み合わせた建設機械であってもよい。そして、転倒防止
装置は、上述したように例えばバックホー作業機10
a,30aを基準して、他の作業機が固定であろうが旋
回可能であろうが、同様な制御を行うことができる。も
ちろん、旋回可能でない構成がある場合には、転倒防止
制御処理もそれに対応する処理となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である建設機械の構
成を示す側面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態である建設機械の転
倒防止装置の構成を示す図である。
【図3】合成モーメントの算出要領を説明する図であ
る。
【図4】合成モーメントの算出要領を説明する図であ
る。
【図5】転倒防止制御部22による転倒防止制御処理手
順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態である建設機械の構
成を示す側面図である。
【図7】リミットスイッチLSの概要構成を示す図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施の形態である建設機械の転
倒防止装置の構成を示す図である。
【図9】転倒防止制御部32による転倒防止判断・制御
処理手順を示すフローチャートである。
【図10】ステップ206の転倒防止制御処理手順を示
すフローチャートである。
【図11】複数の作業機の旋回に基づく複数の作業機間
の相対位置関係の一例を示す図である。
【図12】バックホー作業機30bの基台5への取付位
置からバケット13のアーム12への取付位置までの距
離lと相対旋回角に基づく基準距離l1,l2との関係
を示す図である。
【図13】旋回中心軸からバックホー作業機30b自体
の重心位置までの距離lと相対旋回角に基づく基準距離
l1、l2との関係を示す図である。
【図14】本発明による各種応用例の一例である建設機
械の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…走行台車 2,4…旋回機構 3,5…基台 6…
運転席キャビン 7…ローダアーム 8…ローダバケット 9…リフトシ
リンダ 9a,9b,14a,14b…圧力検出部 10…建設
機械 10a…ローディング作業機 10b…バックホー作業
機 11…ブーム 12…アーム 13…バケット 14…ブームシリンダ 15〜19…角度検出部 21…モーメント演算部 22,23…転倒防止制御部 22a…設定部 23
…操作レバー 24…レバーゲイン演算部 25…出力制御部 26…
電磁比例弁 27…メインバルブ 28…油圧シリンダ 29a…警
報部 29b…表示部 SC…検出部 C,C2…制御部 C
C…油圧制御部 LS…リミットスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 健治 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究所内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行台車によって走行するとともに、複
    数の作業機によって作業を行う建設機械の転倒防止装置
    において、 前記複数の作業機の相対旋回角を検出する第1の検出手
    段と、 前記複数の作業機毎に転倒に寄与するモーメント構成要
    素の値を検出する複数の第2の検出手段と、 前記第1及び第2の検出手段からの検出信号に基づいて
    前記建設機械の転倒判断を行い、この判断結果をもとに
    前記建設機械の転倒を防止する制御を行う制御手段とを
    具備したことを特徴とする建設機械の転倒防止装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、 所定の作業機に対応する第2の検出手段からの検出信号
    が示す該所定の作業機における前記モーメント構成要素
    の値が、前記所定の作業機の動作状態が前記建設機械の
    転倒に寄与する動作状態時における該所定の作業機のモ
    ーメントに基づいて予め決定された所定値を越えた場合
    に、該所定の作業機の現動作状態が前記建設機械の転倒
    に寄与すると判断することを特徴とする請求項1記載の
    建設機械の転倒防止装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の作業機に対応する第2の検出
    手段は、 前記所定の作業機のモーメント構成要素の値を圧力によ
    って検出することを特徴とする請求項2記載の建設機械
    の転倒防止装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の作業機に対応する第2の検出
    手段は、 前記制御手段が配置された作業機の基台に設けられたこ
    とを特徴とする請求項2または3記載の建設機械の転倒
    防止装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、 所定の作業機に対応する第2の検出手段からの検出信号
    が示す該所定の作業機における前記モーメント構成要素
    の値と、前記所定の作業機の動作状態が前記建設機械の
    転倒に寄与する動作状態時における該所定の作業機のモ
    ーメントに基づいて予め決定された所定値とを比較して
    前記建設機械の転倒判断を行う際、前記所定値を前記第
    1の検出手段が検出した相対旋回角に応じた値に補正す
    ることを特徴とする請求項1記載の建設機械の転倒防止
    装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、 所定の作業機に対応する第2の検出手段からの検出信号
    が示す該所定の作業機における前記モーメント構成要素
    の値と、前記所定の作業機の動作状態が前記建設機械の
    転倒に寄与する動作状態時における該所定の作業機のモ
    ーメントに基づいて予め決定された所定値とを比較して
    前記建設機械の転倒判断を行う際、前記モーメント構成
    要素の値を前記第1の検出手段が検出した相対旋回角に
    応じた値に補正することを特徴とする請求項1記載の建
    設機械の転倒防止装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段の補正は、 前記相対旋回角が大きくなるに従って前記建設機械の転
    倒までの余裕を大きくする値に補正することを特徴とす
    る請求項5または6記載の建設機械の転倒防止装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、 前記建設機械の転倒に大きく寄与する作業機に対応する
    第2の検出手段からの検出信号が示す複数のモーメント
    構成要素の値をもとに、当該作業機のモーメントを算出
    し、このモーメントの値が予め決定された値を越えた場
    合に、当該作業機の現動作状態が前記建設機械の転倒に
    寄与すると判断することを特徴とする請求項1または2
    記載の建設機械の転倒防止装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、 一方の前記作業機に対応する第2の検出手段からの検出
    信号が示すモーメント構成要素の値が所定値を越え、か
    つ他方の前記作業機に対応する第2の検出手段からの検
    出信号が示すモーメント構成要素の値が前記相対旋回角
    に応じて補正した基準値を越える場合に、前記建設機械
    の転倒の可能性があると判断することを特徴とする請求
    項1記載の建設機械の転倒防止装置。
  10. 【請求項10】 前記第1及び第2の検出手段からの検
    出信号をもとに前記建設機械全体の合成モーメントを算
    出するモーメント算出手段をさらに具備し、 前記制御手段は、前記モーメント算出手段の算出結果と
    前記建設機械が転倒する可能性を示す所定の基準モーメ
    ントとを比較し、該合成モーメントが該所定の基準モー
    メントを越える場合に、前記建設機械の転倒の可能性が
    あると判断することを特徴とする請求項1記載の建設機
    械の転倒防止装置。
  11. 【請求項11】 前記複数の作業機のうち少なくとも1
    つの作業機が旋回可能であることを特徴とする請求項1
    〜10のうちのいずれか1項記載の建設機械の転倒防止
    装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、 前記判断手段が転倒の可能性があると判断した場合、前
    記相対旋回角を大きくする制御を行うことを特徴とする
    請求項1〜11のうちのいずれか1項記載の建設機械の
    転倒防止装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、 前記判断手段が転倒の可能性があると判断した場合、前
    記複数の作業機のうち少なくとも1つを停止させる制御
    を行うことを特徴とする請求項1〜12のうちのいずれ
    か1項記載の建設機械の転倒防止装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、 前記判断手段が転倒の可能性があると判断した場合、該
    転倒の可能性を大きくする前記作業機の動作を禁止する
    制御を行うことを特徴とする請求項1〜13のうちのい
    ずれか1項記載の建設機械の転倒防止装置。
  15. 【請求項15】 前記制御手段は、 前記判断手段が転倒の可能性があると判断した場合、該
    転倒の可能性を小さくする位置に作業機を再配置させる
    制御を行うことを特徴とする請求項1〜14のうちのい
    ずれか1項記載の建設機械の転倒防止装置。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は、 前記作業機が停止中に、他の作業機が姿勢を変えること
    によって前記転倒の可能性が大きくなった場合、該転倒
    の可能性を小さくする位置に該停止中の作業機を再配置
    させる制御を行うことを特徴とする請求項1〜15のう
    ちのいずれか1項記載の建設機械の転倒防止装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、 前記判断手段が転倒の可能性があると判断した場合、前
    記複数の作業機を停止させ、その後該複数の作業機のう
    ち転倒に寄与しない作業機の動作を許容する制御を行う
    ことを特徴とする請求項1〜16のうちのいずれか1項
    記載の建設機械の転倒防止装置。
  18. 【請求項18】 前記建設機械の転倒を危険を警告する
    警告手段をさらに具備し、 前記制御手段は、転倒の可能性があると判断した場合、
    少なくとも前記警告手段によって警告する制御を行うこ
    とを特徴とする請求項1〜17のうちのいずれか1項記
    載の建設機械の転倒防止装置。
JP9261938A 1997-01-31 1997-09-26 建設機械の転倒防止装置 Pending JPH10273921A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9261938A JPH10273921A (ja) 1997-01-31 1997-09-26 建設機械の転倒防止装置
US09/014,869 US6032094A (en) 1997-01-31 1998-01-28 Anti-toppling device for construction machine

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1883597 1997-01-31
JP9-18835 1997-01-31
JP9261938A JPH10273921A (ja) 1997-01-31 1997-09-26 建設機械の転倒防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10273921A true JPH10273921A (ja) 1998-10-13

Family

ID=26355567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9261938A Pending JPH10273921A (ja) 1997-01-31 1997-09-26 建設機械の転倒防止装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6032094A (ja)
JP (1) JPH10273921A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011226257A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Bauer Maschinen Gmbh 建設機械用安全装置
CN104018544A (zh) * 2014-04-24 2014-09-03 湖南中联重科智能技术有限公司 挖掘机防淤陷控制方法、装置、系统及挖掘机
WO2017033623A1 (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 株式会社小松製作所 ホイールローダ
CN109296017A (zh) * 2018-11-15 2019-02-01 山河智能装备股份有限公司 多功能双头作业工程车
JP2019203381A (ja) * 2015-08-24 2019-11-28 株式会社小松製作所 ホイールローダ

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6397133B1 (en) 1999-04-19 2002-05-28 Palmer Safety Systems, Llc Vehicle rollover safety system
US6985795B2 (en) 2001-09-21 2006-01-10 Schlage Lock Company Material handler with center of gravity monitoring system
US20110093171A1 (en) * 2006-02-21 2011-04-21 Fabio Saposnik Machine loss-of-control detector and shutdown system
US7848860B2 (en) * 2006-02-21 2010-12-07 Fabio Saposnik Machine loss-of-control detector and shutdown system
KR101415860B1 (ko) * 2007-08-13 2014-07-09 크라아크이큇프멘트컴파니 회전형 건설 기계용 유압식 제어 장치
US8442661B1 (en) 2008-11-25 2013-05-14 Anybots 2.0, Inc. Remotely controlled self-balancing robot including a stabilized laser pointer
US8428832B2 (en) * 2008-12-23 2013-04-23 Caterpillar Inc. Method and apparatus for calculating payload weight
EP3255239B1 (de) 2010-04-16 2026-02-11 BAUER Maschinen GmbH Baumaschine mit rechnereinheit zum ermitteln eines verstellbereichs
US8788096B1 (en) 2010-05-17 2014-07-22 Anybots 2.0, Inc. Self-balancing robot having a shaft-mounted head
CN102642508B (zh) * 2012-04-24 2014-03-19 中联重科股份有限公司 履带底盘控制方法、装置、系统及工程机械
ES2644845T3 (es) * 2013-11-27 2017-11-30 Vestas Wind Systems A/S Una góndola para un generador de turbina eólica que incluye un aparato de elevación
JP6899818B2 (ja) * 2016-03-31 2021-07-07 住友重機械工業株式会社 ショベル
WO2018145079A1 (en) 2017-02-06 2018-08-09 Mietzner Jr Leroy W Boom safe, anti-tip system
JP6970581B2 (ja) * 2017-10-04 2021-11-24 株式会社小松製作所 作業機械、作業機械を含むシステムおよび作業機械の制御方法
EP3722512B1 (de) * 2019-04-08 2022-06-08 BAUER Maschinen GmbH Tiefbaugerät und verfahren zum betreiben des tiefbaugeräts
FI130509B (fi) * 2021-12-17 2023-10-13 Allu Innovation And Res Center Oy Itseliikkuva työkone

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2235231B1 (ja) * 1973-06-29 1976-04-30 Poclain Sa
GB1554223A (en) * 1976-04-14 1979-10-17 Mining Dev Ltd Earth working machines
US4444542A (en) * 1981-05-22 1984-04-24 Shaw Douglas A Vehicle with double booms
US5704141A (en) * 1992-11-09 1998-01-06 Kubota Corporation Contact prevention system for a backhoe

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011226257A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Bauer Maschinen Gmbh 建設機械用安全装置
US8624752B2 (en) 2010-04-16 2014-01-07 Bauer Maschinen Gmbh Safety means for a construction machine
CN104018544A (zh) * 2014-04-24 2014-09-03 湖南中联重科智能技术有限公司 挖掘机防淤陷控制方法、装置、系统及挖掘机
WO2017033623A1 (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 株式会社小松製作所 ホイールローダ
JP2017043885A (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 株式会社小松製作所 ホイールローダ
JP2019203381A (ja) * 2015-08-24 2019-11-28 株式会社小松製作所 ホイールローダ
US10557249B2 (en) 2015-08-24 2020-02-11 Komatsu Ltd. Wheel loader
CN113026839A (zh) * 2015-08-24 2021-06-25 株式会社小松制作所 轮式装载机
CN109296017A (zh) * 2018-11-15 2019-02-01 山河智能装备股份有限公司 多功能双头作业工程车
CN109296017B (zh) * 2018-11-15 2024-08-13 山河智能特种装备有限公司 多功能双头作业工程车

Also Published As

Publication number Publication date
US6032094A (en) 2000-02-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10273921A (ja) 建設機械の転倒防止装置
KR960008350B1 (ko) 건설기계의 안전장치
EP1038823B1 (en) Safety system for boom-equipped vehicle
EP2924177B1 (en) Work vehicle
EP2712840B1 (en) Crawler type travelling vehicle
CN103086286B (zh) 起重机
GB2412902A (en) Drive control for industrial truck stability
JP5374037B2 (ja) 作業車の総合重心位置表示装置
JPH10219728A (ja) 建設機械の干渉防止装置
KR20090034099A (ko) 중장비의 하부프레임에 대한 자동 레벨링 제어시스템과 그제어방법
JP2010127011A (ja) ショベル系建設機械
JPH0586636A (ja) 作業車両の転倒防止装置
KR20080099749A (ko) 굴삭기의 작업장치 제어장치 및 제어방법
US20220002125A1 (en) Industrial vehicle
KR102939112B1 (ko) 전동식 건설 기계
JPH09272457A (ja) ウエイト台車付クレーンの台車ステアリング制御装置
US20240065184A1 (en) Log handler
JPH11336132A (ja) 旋回式建設機械
JP3180996B2 (ja) クレーンの可動範囲表示装置
JPH0674661U (ja) 建設機械の旋回転倒防止装置
JP2895434B2 (ja) ウエイト台車付クレーンの台車ステアリング制御装置
JP2782234B2 (ja) 自走式クレーンのアウトリガ反力制限信号発生装置
US20070089328A1 (en) Hydraulic excavator with integrated magnetic cross-beam
US20250382772A1 (en) Steering System for a Working Machine
JP2529593Y2 (ja) クレーンの安全装置