JPH10274081A - エンジンの空燃比制御装置 - Google Patents
エンジンの空燃比制御装置Info
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- JPH10274081A JPH10274081A JP9081516A JP8151697A JPH10274081A JP H10274081 A JPH10274081 A JP H10274081A JP 9081516 A JP9081516 A JP 9081516A JP 8151697 A JP8151697 A JP 8151697A JP H10274081 A JPH10274081 A JP H10274081A
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
空燃比への制御精度を高める。 【解決手段】 修正制御の開始後の修正値の履歴を記憶
手段38が記憶する。空燃比フィードバック制御条件の
成立時より修正制御条件の成立時までの期間であると
き、この期間における修正値の要求値を前記憶値に基づ
いて推定手段40が推定し、この推定値と基本制御定数
を用いて前記期間で空燃比のフィードバック制御と修正
制御を空燃比調整手段41が行う。下流側空燃比センサ
の活性化遅れ期間においても触媒内空燃比の理論空燃比
への制御性が高まる。
Description
制御装置に関する。
2センサを設け、上流側O2センサ出力に基づいて空燃比
のフィードバック制御を行なうとともに、その空燃比フ
ィードバック制御に使用する制御定数(たとえば比例
分)を、下流側O2センサ出力に基づいて修正する、い
わゆるダブルO2センサシステムの装置が各種提案され
ている(特開平4−342849号公報参照)。
るだけ早く空燃比フィードバック制御に入ったほうが排
気浄化性能がよくなるので、上流側O2センサをヒータ
ー加熱などで活性化させ、触媒は活性化途中であっても
上流側O2センサが活性化したタイミングで空燃比フィ
ードバック制御に入るようにしている。
た空燃比フィードバック制御定数の修正制御を行うこと
は触媒の活性化途中にも有効である(この修正制御は、
下流側O2センサ出力により常に触媒の状態をみながら
行うものであるので、触媒の活性後になってからこの修
正制御を行うより、触媒の活性化の途中であっても修正
制御を行うことで、触媒の活性化の開始から触媒の活性
化の終了までの空燃比を適正化して排気浄化性能を向上
させることができる)ことから、空燃比フィードバック
制御定数の修正制御についても、空燃比フィードバック
制御の開始後できるだけ早く開始することが望ましい。
制御定数の一つ)を比例分修正値PHOSにより修正す
る場合で例にとると、図13は始動からの触媒内空燃比
とPHOSに対する要求値の特性である。触媒の要求空
燃比は、触媒のO2ストレージ能力と排気中のHC,C
Oとのバランスで決まる。これらのバランスがとれてい
る状態が理論空燃比で、このときのPHOSは0とな
る。さらに詳述すると、始動直後は、触媒が活性化して
いないため触媒のO2ストレージ量が十分でなく、さら
に始動増量や水温増量等の影響を受けて排気中のHC,
COが多く、触媒内がリッチ化するためPHOS要求値
としてはマイナス側の値となる。そのあと触媒が活性化
するにつれ徐々にバランスが回復してしばらくは平衡状
態が続き、このときPHOS要求値が0(つまり理論空
燃比)となる。さらにその後、触媒の温度が所定値以上
となるなどして触媒のO2ストレージ量が大きくなる
と、今度は触媒内空燃比がリーン化し、PHOS要求値
がプラスとなる。
て、空燃比フィードバック制御を開始してからしばらく
のあいだは、図13上段に示したように触媒内空燃比が
リッチ気味になるので(この原因は触媒のCO吸着によ
るものと考えられている)、これに対応して比例分修正
制御の開始当初より触媒内空燃比を理論空燃比へと制御
してやるには、PHOS要求値を図13下段のように与
える必要があり、したがって比例分修正制御開始当初
(図では空燃比フィードバック制御の開始と比例分修正
制御の開始をほぼ等しいとしている)のPHOS(PH
OS初期値)をリーン側の値で設定することが考えられ
る。
PHOS初期値に対する要求値が異なり(触媒が劣化し
ていないときのほうが、触媒が劣化したときよりPHO
S初期値に対する要求値がよりリーン側の値になる)、
あるいは燃料壁流特性のバラツキや燃料性状の違いによ
ってもPHOS初期値に対する要求値が異なる(重質燃
料のほうが軽質燃料よりもPHOS初期値に対する要求
値がよりリーン側の値になる)ので、PHOS初期値が
一定値であるのでは、触媒の劣化度合の相違あるいは燃
料壁流特性のバラツキや燃料性状の違いに対応できず、
排気浄化性能が悪くなる。
初期値(PHOSL)を与え、あるいはPHOS初期値
を学習値で構成することにより、触媒の劣化度合に相違
があっても、あるいは燃料壁流特性のバラツキや燃料性
状の違いがあっても比例分修正制御の開始当初より触媒
内空燃比を理論空燃比へと制御するようにした装置(先
願装置)を提案した(特願平8−131558号、特願
平8−292762号参照)。
完了タイミングに対して下流側O2センサの活性化完了
タイミングが大きく遅れるときには、上記の先願装置に
おいてもその遅れ期間(以下、下流側O2センサ活性化
遅れ期間という)で比例分修正制御を行うことができな
い。これは、下流側O2センサが活性化を完了するまで
は比例分修正制御を開始することができないので、下流
側O2センサの活性化が遅れれば、それだけ比例分修正
制御の開始も遅れてしまうからである。つまり、早く比
例分修正制御を開始したくてもできないわけで、これに
よって下流側O2センサ活性化遅れ期間での理論空燃比
への制御精度が不十分となるのである。
制御定数の修正制御の開始後の修正値の履歴を記憶して
おき、この記憶を行った運転時の次の始動後の下流側空
燃比センサ活性化遅れ期間で修正値の要求値を前記記憶
値に基づいて推定し、その推定値を用いて修正制御を行
うことにより、下流側空燃比センサ活性化遅れ期間での
理論空燃比への制御精度を高めることを目的とする。
に示すように、触媒の上流側と下流側の各空燃比センサ
31、32と、前記上流側空燃比センサ31の出力に基
づいて空燃比フィードバック制御の基本制御定数(たと
えば比例分PL、PR、積分分IL、IR、上流側空燃
比センサ出力の遅延時間、上流側空燃比センサ出力と比
較するスライスレベルSLF等)を演算する手段33
と、空燃比フィードバック制御条件の成立時であるかど
うかを判定する手段34と、空燃比フィードバック制御
に使用する制御定数の修正制御条件の成立時であるかど
うかを判定する手段35と、これら判定結果より空燃比
フィードバック制御条件の成立時かつ修正制御条件の成
立時に前記下流側空燃比センサ32の出力に基づいて前
記基本制御定数に対する修正値(たとえば比例分修正値
PHOS)を演算する手段36と、この修正値と前記基
本制御定数を用いて前記空燃比フィードバック制御条件
の成立時に空燃比のフィードバック制御を行い、前記空
燃比フィードバック制御条件の成立時かつ修正制御条件
の成立時になると修正制御を開始する手段37とを備え
るエンジンの空燃比制御装置において、前記修正制御の
開始後の前記修正値の履歴を記憶する手段38と、前記
空燃比フィードバック制御条件の成立時より前記修正制
御条件の成立時までの期間であるかどうかを判定する手
段39と、この判定結果よりこの期間であるときこの期
間における前記修正値の要求値を前記記憶値に基づいて
推定する手段40と、この推定値と前記基本制御定数を
用いて前記期間で空燃比のフィードバック制御と修正制
御を行う手段41とを設けた。
記憶値が、前記修正制御の開始後初めて前記修正値が前
記修正値の要求値と交わる点を第一点、この第一点より
前記修正値が所定時間ΔT経過した点を第二点として第
一点の前記修正値PHOS1および始動後時間T1なら
びに第二点の前記修正値PHOS2である。
第一点の前記修正値PHOS1および始動後時間T1な
らびに前記第二点の前記修正値PHOS2が前回運転時
までの加重平均値である。
記憶値が、前記修正制御の開始後初めて前記修正値が前
記修正値の要求値と交わる点を第一点、この第一点より
前記修正値PHOSが所定値ΔPHOS増加した点を第
二点として第一点の前記修正値PHOS1および始動後
時間T1ならびに第二点の始動後時間T2である。
第一点の前記修正値PHOS1および始動後時間T1な
らびに前記第二点の始動後時間T2が前回運転時までの
加重平均値である。
れか一つの発明において前記修正制御の開始後初めて前
記下流側空燃比センサ出力がスライスレベルを横切って
反転するタイミングを前記第一点とする。
れか一つの発明において前記修正制御の開始後初めて前
記下流側空燃比センサ出力が減少から増加へと反転しま
たは増加から減少へと反転するタイミングを前記第一点
とする。
れか一つの発明において前記第一点と前記第二点を結ん
で前記期間にまで延長した直線から前記期間における前
記修正値の要求値を推定する。
れか一つに発明において前記下流側空燃比センサが活性
化するタイミングが、前記修正制御条件が成立するタイ
ミングである。
修正制御を行うことができない従来装置に対して、第1
の発明では、修正制御の開始後の修正値の履歴を記憶し
ておき、この修正値の履歴を記憶した運転時の次の始動
後の下流側空燃比センサの活性化遅れ期間でこの記憶値
に基づいて修正値の要求値を推定し、その推定値を用い
て修正制御を行う(つまり下流側空燃比センサの活性化
遅れ期間においても修正制御が可能となる)ので、触媒
内空燃比の理論空燃比への制御性が高まり、これによっ
て排気性能が一段と向上する。
記憶値を安定させることができ、また触媒の劣化度合が
進行したり、燃料壁流特性のバラツキや燃料性状(特に
揮発性)の違いがあっても対処することができる。たと
えば、同一の燃料、同一の触媒の劣化状態において、修
正制御の開始直後の運転状態(たとえばエンジン温度の
状態や触媒温度の上昇の仕方)が同じであれば、始動毎
に加重平均を繰り返すことによって修正値の履歴の記憶
値が最適値に収束していく。また、修正値の履歴の記憶
値が最適値に収束した状態からでも、触媒の劣化度合が
進み、あるいはそれまでと燃料性状の異なる燃料が使用
されたとき、その後に始動毎の加重平均を何度か繰り返
せば、劣化度合の進んだ触媒や燃料性状の異なる燃料に
対する最適値へと収束していく。
で、その吸気通路8には吸気絞り弁5の下流に位置して
燃料噴射弁7が設けられ、コントロールユニット(図で
はC/Uで略記)2からの噴射信号により運転条件に応
じて所定の空燃比となるように、吸気中に燃料を噴射供
給する。
ンサ4からのRef信号(基準位置信号)とPos信号
(1°信号)、エアフローメータ6からの吸入空気量信
号、水温センサ11からのエンジン冷却水温信号等が入
力され、これらに基づいて基本噴射パルス幅Tpを算出
するとともに、排気通路9の三元触媒10の上流側に設
置したO2センサ3からの空燃比(酸素濃度)信号に基
づいて空燃比のフィードバック制御を行い、さらにその
空燃比フィードバック制御に使用する比例分を、三元触
媒10の下流側に設置したO2センサ13からの空燃比
(酸素濃度)信号により修正する。
気空燃比が理論空燃比を中心として周期的に振らすよう
にした制御であり、このとき排気通路9に設けた三元触
媒10が最大の転換効率をもって、排気中のNOxの還
元とHC、COの酸化を行う。
制御の内容を、以下のフローチャートにしたがって説明
する。
出力OSR1に基づいて空燃比フィードバック補正係数
αを演算するためのもので、Ref信号に同期して実行
する。Ref信号に同期させるのは、燃料噴射がRef
信号同期であり、系の乱れもRef信号同期であるた
め、これに合わせたものである。
基づく空燃比フィードバック制御条件が成立しているか
どうかをみる。たとえば、次の条件、 冷却水温Twが空燃比フィードバック制御の開始水温
TWCLMPを超えていること、 目標燃空比相当量Tfbya(後述する)=1である
こと、 フラグFLGCL=1であること(つまり上流側O2
センサ出力が所定回数(たとえば1回)反転しているこ
と)、を一つずつチェックし、いずれかでも満たさない
ときは空燃比フィードバック制御条件の非成立時と判断
して、ステップ2に進み、αに1.0を入れて(αをク
ランプ)、図2のフローを終了する。
性化したどうかをみる部分で、詳細には始動後に上流側
O2センサ出力OSR1が所定値VCLSR以上になっ
たとき(あるいは所定値VCLSL以下となったと
き)、図示しないルーチンにおいてFLGCL=1とな
る。FLGCL=1となるタイミングが上流側O2セン
サが活性化したタイミングである。
燃比フィードバック制御条件の成立時と判断してステッ
プ3に進む。
R1をA/D変換して取り込み、ステップ4においてO
SR1とスライスレベル(たとえば500mV付近)S
LFを比較する。OSR1>SLFであれば上流側O2
センサ出力がリッチ側にあると判断し、ステップ5でフ
ラグAFF1に“1”を入れ、OSR1≦SLFである
ときは上流側O2センサ出力がリーン側にあると判断
し、ステップ6においてフラグAFF1に“0”を入れ
る。これによってAFF1=0は上流側O2センサ出力
がリーン側にあることを、AFF1=1はリッチ側にあ
ることを表す。
るフラグAFF0、後述する他のフラグ(図3のフラグ
AFR0、AFR1、図8のフラグFLGCL、FLG
CLR、TONE、TTWO)とともに電源投入時のイ
ニシャライズで“0”に初期設定し、またすぐ後に述べ
るメモリα(old)、後述する他のメモリ(図3のメモ
リPHOS(old)、図4のメモリMVRO2(old))
も電源投入時のイニシャライズで0に初期設定するもの
であり、以下のフローチャートおいて、フラグ、メモリ
についての初期設定については省略する。
込む。このフラグAFF0は前回に空燃比がリッチある
いはリーンのいずれの側にあったかを示すフラグであ
り、AFF0=0は前回リーン側にあったことを、AF
F0=1は前回リッチ側にあったことを表す。
FF1を比較し、両者の値が等しくないときは、OSR
1のリッチからリーンへの反転時あるいはその反対にリ
ーンからリッチへの反転時であると判断し、ステップ9
でサブルーチンを実行する。このサブルーチンの実行
(OSR1の反転毎に実行)については図3のフローチ
ャートにより説明する。なお、図3においてステップ4
1、42、43は先願装置により追加した部分、またス
テップ44、45、46、47は本発明により追加した
部分であり、後述する。
ステップ1、2、9を除いた残りのステップと同様であ
る。詳細にはステップ21で下流側O2センサ平滑化電
圧MVRO2を読み込み、このMVRO2をステップ2
2においてスライスレベル(たとえば500mV付近)
SLRと比較する。
RO2は、図4に示したように、エンジン1回転毎に下
流側O2センサ出力OSR2をA/D変換して取り込
み、 MVRO2=MVRO2(old)×(1−A)+OSR2×A …(1) ただし、A:平滑化定数(A<1) MVRO2(old):MVRO2の前回値 の式により更新される値である。ただし、初回電源投入
時はOSR2をそのままMVRO2に入れている。
でフラグAFR1に“1”を、またMVRO2≦SLR
であるときはステップ24においてフラグAFR1に
“0”を入れる。これによってAFR1=0は下流側O
2センサ出力がリーン側に、またAFR1=1はリッチ
側にあることを表す。
み込む。AFR0=0は下流側O2センサ出力が前回に
リーン側にあったことを、またAFR0=1は下流側O
2センサ出力が前回にリッチ側にあったことを表すの
で、ステップ26で2つのフラグAFR0、AFR1を
比較し、両者の値が等しくないとき(つまりリッチから
リーンへの反転時あるいはその反対にリーンからリッチ
への反転時)は、ステップ27でフラグAFR1をみ
る。AFR1=0(リッチからリーンへの反転時)のと
きはステップ28でPHOS(old)(PHOSの前回
値)に比例分PHPLを加えた値をPHOSとすること
により、またAFR1=1(リーンからリッチの反転
時)のときはステップ29においてPHOS(old)よ
り比例分PHPRを差し引いた値をPHOSとすること
により、それぞれPHOSを更新する。
いときはステップ30に進み、フラグAFR1の値をみ
て、AFR1=0(前回、今回ともリーン)であるとき
はステップ31でPHOS(old)に積分分DPHOS
Lを加えた値をPHOSとし、またAFR1=1(前
回、今回ともリッチ)であるときはステップ32におい
てPHOS(old)より積分分DPHOSRだけ差し引
いた値をPHOSとすることにより、それぞれPHOS
を更新する。
DPHOSL、DPHOSRは一定値でもかまわない
し、回転数と負荷(Tp)をパラメータとするマップ値
でもかまわない。
FR1の値をフラグAFR0に移したあとで、図3のフ
ローを終了する。
更新されるとき、PHOSは図5に示したように下流側
O2センサ平滑化電圧MVRO2のリッチからリーンへ
の反転時とリーンからリッチへの反転時にステップ的に
変化し、リーンやリッチを継続するあいだは漸増と漸減
とを繰り返す波形となる。
ステップ10に戻り、フラグAFF1の値をみる。AF
F1=0(リッチからリーンへの反転時)であればステ
ップ11で α=α(old)+(PL+PHOS) …(2) ただし、α(old):αの前回値 の式により、またAFF1=1(リーンからリッチへの
反転時)であるときはステップ12において α=α(old)−(PR−PHOS) …(3) ただし、α(old):αの前回値 の式によりαをそれぞれ更新する。
0、AFF1の値が等しいときは、反転時でないと判断
し、S13に進んでフラグAFF1の値をみる。AFF
1=0(前回、今回ともリーン)であれば、ステップ1
4でα(old)に積分分ILを加算することによって、
またAFF1=1(前回、今回ともリッチ)であるとき
はステップ15でα(old)より積分分IRを減算する
ことによってそれぞれαを更新する。
FF1の値をフラグAFF0に移して図2のフローを終
了する。
バック補正係数αを用い、図示しないルーチンにより、
燃料噴射弁7に与える燃料噴射パルス幅Tiを Ti={(Tp+Kathos)×Tfbya×(α+αm−1)×2} +Ts …(4) ただし、Tp:基本噴射パルス幅 Kathos:過渡補正量 Tfbya:目標燃空比相当量 αm:空燃比学習値 Ts:無効パルス幅 の式で計算する。この計算したTiの値は、これも図示
しないが噴射タイミングで出力レジスタに転送し、エン
ジン2回転毎に1回、Tiに応じた燃料量を各気筒毎に
噴射する。
と吸入空気量から計算される値で、このTpによりほぼ
理論空燃比の混合気が得られる。Tfbyaは水温増量
補正係数Ktwや始動後増量補正係数Kasなどの和で
あり、冷間始動直後より空燃比フィードバック制御が開
始されるまでのあいだでTfbyaが1.0より大きい
値になって燃料増量が行われ、理論空燃比よりもリッチ
側の空燃比で運転される。なお、減速リーンクランプ時
などにはTfbyaが1.0より小さい値になる。ま
た、空燃比フィードバック制御条件の成立時にはTfb
ya=1.0となる。
ィードバック制御に入ったほうが排気浄化性能がよくな
るので、上流側O2センサ3をヒーター加熱などで活性
化させ、触媒10は活性化途中であっても上流側O2セ
ンサ3が活性化したタイミングで空燃比フィードバック
制御に入るようにしている。
た比例分修正制御を行うことは触媒10の活性化途中に
も有効であることから、空燃比フィードバック制御定数
の修正制御についても空燃比フィードバック制御の開始
後できるだけ早く開始することが望ましい。
量の両方)や水温増量等の影響を受けて、空燃比フィー
ドバック制御を開始してからしばらくのあいだは、図1
3上段に示したように触媒内空燃比がリッチ気味になる
ので、これに対応して空燃比フィードバック制御の開始
当初から触媒内空燃比を理論空燃比に制御してやるに
は、PHOS要求値を図13下段のように与える必要が
あり、したがって比例分修正制御開始当初のPHOS
(PHOS初期値)をリーン化する値に設定することが
考えられる。
PHOS初期値に対する要求値が異なり、あるいは燃料
壁流特性のバラツキや燃料性状の違いによりPHOS初
期値に対する要求値が異なるので、PHOS初期値が一
定値であるのでは、触媒の劣化度合の相違あるいは燃料
壁流特性のバラツキや燃料性状の違いに対応できず、排
気浄化性能が悪くなるため、触媒の劣化度合に応じてP
HOS初期値(PHOSL)を与えたり、PHOS初期
値を学習値で構成することにより、触媒の劣化度合に相
違があってもあるいは燃料壁流特性のバラツキや燃料性
状の違いがあっても比例分修正制御の開始当初より触媒
内空燃比を理論空燃比へと制御するようにしたものを前
述の先願装置により提案している。
れは図3においてステップ41、42、43を設けたも
のである。ステップ41では初回フラグ(電源投入時の
イニシャライズで“0”に初期設定される)をみる。始
動後に空燃比フィードバック制御が開始され、初めて上
流側O2センサ出力が反転したときに図3のサブルーチ
ンが起動され、初めてステップ41に進んできたときに
は初回フラグ=0であることよりステップ42に進み、
バックアップRAMに格納されているPHOS初期値を
PHOSに入れたあと、ステップ43において初回フラ
グに“1”を入れ、図3のルーチンを終了する。この初
回フラグの“1”へのセットにより次回制御時以降はエ
ンジンが停止されるまでステップ41よりステップ25
へと流れる。
ードバック制御の開始後に上流側O2センサ出力が反転
したタイミングにおいて、かつ後述するように比例分修
正制御の成立時においてだけとなる。このタイミングで
は図2のステップ11またはステップ12を実行するこ
とになり、PHOS初期値により比例分PLまたは比例
分PRが修正される。PHOS初期値は、触媒の劣化度
合に応じた値や、下流側O2センサ平滑化電圧MVRO
2とスライスレベルSLRの差に基づいて更新される学
習値である。なお、PHOS初期値の求め方については
省略する(詳しくは特願平8−131558号、特願平
8−292762号参照)。これで先願装置の説明を終
える。
完了タイミングに対して下流側O2センサの活性化完了
タイミングが大きく遅れる場合には、先願装置において
も下流側O2センサ活性化遅れ期間で比例分修正制御を
行うことができないため、下流側O2センサ活性化遅れ
期間での理論空燃比への制御精度が不十分となる。
では、比例分修正制御の開始後に初めてPHOSがPH
OS要求値と交わる点を第一点、その点より所定時間Δ
Tが経過したときのPHOSの点を第二点とし、第一点
のPHOSをPHOS1、第一点の始動後時間をT1、
第二点のPHOSをPHOS2としてこれらPHOS
1、T1、PHOS2を記憶しておき、これらを記憶し
た次の始動後の下流側O2センサ活性化遅れ期間でこれ
らの記憶値に基づいてPHOS要求値を推定し、この推
定値を用いて比例分修正制御を行う。
2の記憶方法およびこの3つの記憶値に基づいての下流
側O2センサ活性化遅れ期間におけるPHOS要求値の
推定方法とを図6、図7を用いて説明する。
軸をPHOSにとったとき、冷間始動時においては下流
側O2センサの活性化完了タイミング(比例分修正制御
の開始タイミング)よりPHOS要求値(実線参照)が
徐々にプラス側に大きくなってゆくのに対して、演算値
としてのPHOS(破線参照)のほうはPHOS初期値
であるBの値よりPHOS要求値に近づいてゆき、PH
OS要求値を横切りながら漸増と漸減を繰り返すことに
なる。。なお、図6にはPHOS初期値であるBの値が
PHOS要求値よりもプラス側にある(したがって比例
分修正制御の開始後にPHOSがPHOS要求値をまず
上から下に横切る)場合を示している。ただし、これに
限定されるものでなく、PHOS初期値がPHOS要求
値よりもマイナス側にある(比例分修正制御の開始後に
PHOSがPHOSの要求値をまず下から上に横切る)
場合があり得る。また、説明の便宜上、図6においてP
HOSの波形を、図5と相違して漸増と漸減を繰り返す
だけの簡単な波形で示している(図6で示したPHOS
の波形とするには、図3のステップ26、27、28、
29を削除すればよい)。
めてPHOSがPHOS要求値と交わる点が第一点(図
で点)、その点から所定時間ΔTが経過したときのP
HOSの点が第二点(図で点)である。点の座標を
(T1、PHOS1)、点の座標を(T1+ΔT、P
HOS2)とし、これら2つの点を図7に示したように
改めて採り直し、2つの点を結んだ直線を下流側O2セ
ンサ活性化遅れ期間(図では期間Aで示す)にまで延長
したとき、その下流側O2センサ活性化遅れ期間におけ
る直線上の座標を(T、PHOSS)としてPHOSS
(下流側O2センサ活性化遅れ期間におけるPHOSの
推定値を表す)を求めることを考えると、 PHOSS =PHOS1−((PHOS2−PHOS1)/ΔT)×(T1−T) …(5) の式によりPHOSSを計算することができる。(5)
式右辺の第2項は図7に示したCの長さであり、PHO
S1からこのCの長さを差し引いた値がPHOSSにな
るわけである。
始後のPHOS要求値の特性を開始前である下流側O2
センサ活性化遅れ期間にまで延長するものであり、しか
も比例分修正制御の開始前後ともPHOS要求値の特性
を直線で近似したものである。したがって、今回の始動
時と次回の始動時とで始動時のエンジンの温度状態、触
媒の劣化状態、始動からの触媒温度の上昇過程、使用燃
料の燃料性状(特に揮発性)などがそれほど変わらなけ
れば、今回の始動時にPHOS1およびT1ならびにP
HOS2の3つを計測して次回の始動時までバックアッ
プRAMに保存しておけば、この3つの値を用いて
(5)式により(ΔTは予め与える値)、次回の始動後
の下流側O2センサ活性化遅れ期間内におけるPHOS
要求値を推定することができるのである。
5、46、47を追加するとともに、図8のフローチャ
ートを新たに設けている。
プ44では次の条件、 フラグFLGCLR=1であること(つまり下流側O
2センサ出力が所定回数(たとえば1回)反転している
こと)、をチェックし、この条件を満たしたときは比例
分修正制御条件の成立時と判断して、前述したステップ
21以降に進み、の条件を満たさないときは比例分修
正制御条件の非成立時と判断して、ステップ45以降に
進む。上記〜の条件に加えての条件を加えたもの
が比例分修正制御条件となるわけである。先願装置で
は、下流側O2センサ活性化遅れ期間を問題としていな
かったので、ステップ44は考えなくともよかったので
あるが、本発明では下流側O2センサ活性化遅れ期間を
問題とするので、下流側O2センサが活性化したかどう
かを判定する必要があるのである。したがって、ステッ
プ45以降へと進むのは、空燃比フィードバック制御の
成立時から比例分修正制御条件の成立直前までの期間
(下流側O2センサ活性化遅れ期間)にあるときだけで
ある。
ては、フラグFLGCL(図2のスライスレベル1のと
ころで前述した)の設定と同じでよく、始動後に下流側
O2センサ出力OSR2が所定値VCLSR以上になっ
たとき(あるいは所定値VCLSL以下となったと
き)、図示しないルーチンにおいてFLGCLR=1と
する。FLGCLR=1となるタイミングが下流側O2
センサが活性化したタイミングである。
TとバックアップRAMに格納されているPHOS1、
T1およびPHOS2の3つの値を読み込む。
するにはCPU内部のタイマを用いればよい。残りのP
HOS1、T1およびPHOS2の記憶については図8
のフローチャートにより説明する。
立にかつ図2、図3に続けて一定時間毎(たとえば10
ms毎)に実行する。
の条件、 Tw>TWCLMPであること、 Tfbya=1であること、 フラグFLGCL=1であること、 フラグFLGCLR=1であること、 を一つずつチェックする。これらの条件は図2のステッ
プ1、図3のステップ44において述べたところとそっ
くり同じであり、〜のすべてを満足するとき(比例
分修正制御条件の成立時)だけステップ65以降に進
む。
TとPHOS(図3のステップ28、29、31、32
ですでに得ている)を読み込み、ステップ66ではフラ
グTONEをみる。今回運転時の比例分修正制御の開始
当初はTONE=0であるので、ステップ67に進み、
2つのフラグAFR0、AFR1(図3のステップ2
3、24、33ですでに得ている)を比較する。比較の
結果、両者の値が等しくないときは今回運転時の比例分
修正制御の開始後初めての下流側O2センサ出力のリッ
チからリーンへの反転時(あるいはその反対に比例分修
正制御の開始後初めての下流側O2センサ出力のリーン
からリッチへの反転時)であり、この反転時を図6に示
した点(比例分修正制御の開始後初めてPHOSがP
HOS要求値と交わる点)であるとみなしてステップ6
8〜71に進む。
後時間Tと比例分修正値PHOSを用いて T1(new)=T×k+T1(old)×(1−k) …(6) PHOS1(new)=PHOS×k+PHOS1(old)×(1−k) …(7) ただし、k:平滑化定数(k<1) T1(new):更新後のT1 T1(old):更新前のT1 PHOS1(new):更新後のPHOS1 PHOS1(old):更新前のPHOS1 の式によりT1(点の始動後時間)とPHOS1(点
のPHOS)を更新し、更新後のT1とPHOS1の
値をステップ70においてバッテリバックアップRAM
に格納する。つまり、T1、PHOS1は、後述するP
HOS2とともに学習値であり、出荷時にいずれも初期
値の0(もしくは仕向地に合わせてマッチングした値)
になっている。
OS1)の更新を経験したので、その経験したことを表
すためステップ71においてフラグTONEを“1”に
セットして図8のフローを終了する。
66よりステップ72に流れ、ここでフラグTTWOを
みる。このフラグTTWOも今回運転時の比例分修正制
御の開始当初はTTWO=0であるので、ステップ73
に進み、始動後時間Tと更新後のT1(ステップ68、
70ですでに得ている)に所定時間ΔTを加算した値と
を比較する。T≦T1(new)+ΔTであるあいだはそ
のまま図8のフローを終了し、T>T1(new)+ΔT
となったタイミングで図6に示す点になったとみなし
てステップ74、75、76に進む。
0と同様にして PHOS2(new)=PHOS×k+PHOS2(old)×(1−k) …(8) ただし、k:平滑化定数(k<1) PHOS2(new):更新後のPHOS2 PHOS2(old):更新前のPHOS2 の式によりPHOS2(点のPHOS)を更新し、更
新後のPHOS2をバッテリバックアップRAMに格納
する。ステップ76では点での値の更新を経験したこ
とを表すためフラグTTWOを“1”にセットして図8
のフローを終了する。このTTWO=1より次回からは
ステップ72よりステップ73以降に進むことができな
い。
S2の値は、図8によれば今回運転時の比例分修正制御
の開始後に一度更新された後はエンジンが停止されるま
で更新されることがなく、かつ次回の始動時まで保存さ
れる。
(PHOS1、T1、PHOS2)を、(6)、
(7)、(8)式のように前回運転時までの加重平均で
求めるようにしたのは、PHOSの履歴として保存する
値を安定させるため、あるいは触媒の劣化度合の進行や
燃料性状(特に揮発性)の異なる燃料が使用される場合
にも対処するためである。したがって、同一の燃料、同
一の触媒の劣化状態において、比例分修正制御の開始直
後の運転状態(たとえばエンジン温度の状態や触媒温度
の上昇の仕方)が同じであれば、1運転当たり1回の更
新を繰り返すことによってPHOS1、T1、PHOS
2の値が最適値に収束していく。また、PHOS1、T
1、PHOS2が最適値に収束した状態より触媒の劣化
度合が進み、あるいはそれまでと燃料性状の異なる燃料
が使用されたときには、その後に何度か更新が繰り返さ
れれば、劣化度合の進んだ触媒や燃料性状の異なる燃料
に対する最適値へと収束していく。
まれるPHOS1、T1、PHOS2の3つの記憶値
は、前回運転時の比例分修正制御の開始直後に上記の
(6)、(7)、(8)式により更新された値である。
ステップ46ではこれら3つの記憶値とそのときの始動
後時間Tを用いて上記の(5)式により下流側O2セン
サ活性化遅れ期間におけるPHOS要求値の推定値であ
るPHOSSを算出し、これをステップ47においてP
HOSに移す。つまり、下流側O2センサ活性化遅れ期
間では図2のステップ11またはステップ12でのPH
OSがPHOSSとなり、このPHOSSにより比例分
PLまたはPRが修正される(PHOSSを用いての比
例分修正制御が行われる)のである。
に下流側O2センサ平滑化電圧MVRO2(下流側O2セ
ンサ出力)が初めてスライスレベルSLRを横切って反
転した点のPHOSであるPHOS1および同じ点の始
動後時間であるT1ならびにこの点から所定時間が経過
した点のPHOSであるPHOS2が記憶され、これら
2つの点を結んで下流側O2センサ活性化遅れ期間にま
で延長したときの下流側O2センサ活性化遅れ期間にお
ける直線上の値が、下流側O2センサ活性化遅れ期間に
おけるPHOS要求値の推定値PHOSS(図6の一点
鎖線参照)として計算される。
いて今回運転時も前回運転時とほぼ同じ運転条件(エン
ジンの温度状態や触媒温度の上昇の仕方が同じ)で始動
を行うのであれば、PHOS1、T1、PHOS2を用
いて計算されるPHOSSが今回運転時の下流側O2セ
ンサ活性化遅れ期間におけるPHOS要求値を精度良く
与えるため、今回運転時の下流側O2センサ活性化遅れ
期間における触媒内空燃比を理論空燃比へと近づけるこ
とができる。
合には始動時における触媒内空燃比のリッチ化の程度が
弱くなり(PHOS初期値に対する要求値がよりリーン
側の値となり)、また、重質燃料のほうが軽質燃料より
もPHOS初期値に対する要求値がよりリーン側の値と
なる。したがって、触媒の劣化が前回運転時より大きく
進んでいたときや前回運転時まで使用していた軽質燃料
に代えて今回運転時に重質燃料を使用したときにまで、
前回運転時に記憶しておいたPHOS1、T1、PHO
S2を用いたのでは、そのときのPHOSSが、今回運
転時の下流側O2センサ活性化遅れ期間におけるPHO
S要求値から外れてしまう(したがって、今回運転時の
下流側O2センサ活性化遅れ期間における触媒内空燃比
の理論空燃比への制御性が不十分となる)。
1、T1、PHOS2を前回運転時までの加重平均値
(つまり学習値)で構成しているので、今回運転時を含
めてその後に何度か運転を繰り返せば、PHOS1、T
1、PHOS2が劣化度合の進んだ触媒や重質燃料に対
する最適値へと収束するので、その後は下流側O2セン
サ活性化遅れ期間での触媒内空燃比が理論空燃比へとふ
たたび制御されることになる。
御の開始後のPHOSの履歴を記憶しておき、その記憶
した運転時の次の下流側O2センサ活性化遅れ期間でそ
の記憶値に基づいてPHOS要求値を推定し、その推定
値を用いて比例分修正制御を行うので、下流側O2セン
サ活性化遅れ期間での比例分修正制御が可能となり、こ
れによって、下流側O2センサ活性化遅れ期間において
も触媒内空燃比を理論空燃比へと精度良く制御すること
ができ、排気性能が一段と向上する。
形態で、それぞれ第1実施形態の図3、図8に対応す
る。図9において図3と同一の部分には同一のステップ
番号を、また図10において図8と同一の部分には同一
のステップ番号をそれぞれつけている。
求め方が異なり、点よりPHOSが所定値ΔPHOS
だけ変化した点を第二点(図11に示す点)とする。
したがって、図11において点の座標を(T2、PH
OS1+ΔPHOS)とすれば、第2実施形態では上記
の(5)式に代えて PHOSS2 =PHOS1−(ΔPHOS/(T2−T1))×(T1−T) …(9) の式により下流側O2センサ活性化遅れ期間におけるP
HOS要求値を推定する。つまり、第2実施形態では
(9)式のPHOSS2が下流側O2センサ活性化遅れ
期間におけるPHOS要求値の推定値を表す。したがっ
て、第2実施形態では比例分修正制御の開始後のPHO
Sの履歴として記憶する値がPHOS1、T1、T2と
なる。
なる部分を主に説明すると、図10のステップ91では
PHOSとPHOS1(図10のステップ69ですでに
得ている)の差の絶対値と所定値ΔPHOSを比較し、
|PHOS−PHOS1|≦ΔPHOSであるあいだは
そのまま図10のフローを終了し、|PHOS−PHO
S1|>ΔPHOSとなったタイミングで図11に示す
点になったとみなしてステップ92、93に進み、図
10のステップ68、70と同様にして、 T2(new)=T×k+T2(old)×(1−k) …(10) ただし、k:平滑化定数(k<1) T2(new):更新後のT2 T2(old):更新前のT2 の式によりT2(点の始動後時間)を更新し、更新後
のT2をバックアップRAMに格納する。
は、始動後時間TとバックアップRAMに格納されてい
るPHOS1、T1、T2を読み込み、これらを用いて
上記の(9)式により下流側O2センサ活性化遅れ期間
におけるPHOS要求値の推定値PHOSS2を計算
し、これをPHOSに移す。
ち図8のフローチャートを図12のフローチャートに置
き換えたものである。なお、図12においても図8と同
一の部分には同一のステップ番号をつけている。
一点の求め方を異ならせたものである。第1実施形態と
異なる部分を主に説明すると、ステップ101では2つ
のフラグAFR0、AFR1を比較する。比較の結果、
両者の値が等しいときだけ(つまりPHOSのリッチ継
続時かリーン継続時)ステップ102に進み、フラグA
FR1をみて、AFR1=1のとき(PHOSのリッチ
継続時)はステップ103でPHOSとPHOS(ol
d)(PHOS(old)はPHOSの前回値)の差と0を
比較する。PHOS−PHOS(old)<0のときはP
HOSの減少傾向が続いていると判断して図12のフロ
ーを終了し、PHOS−PHOS(old)≧0となった
タイミング(PHOSが減少から増加へと転じたタイミ
ング)で図6に示す点になったとみなしてステップ6
8以降に進む。
ステップ102よりステップ104に進み、ここでPH
OSとPHOS(old)の差と0を比較する。PHOS
−PHOS(old)>0のときはPHOSの増加傾向が
続いていると判断して図12のフローを終了し、PHO
S−PHOS(old)≦0となったタイミング(PHO
Sが増加から減少へと転じたタイミング)で図6に示す
点になったとみなしてステップ68以降に進む。
と同様の作用効果を奏する。
6に示す点の求め方を異ならせたものであったが、第
2実施形態に対して図11に示す点の求め方を異なら
せるようにしてもかまわない。
S2、T2を加重平均式により求めているが、これに限
られるわけでなく、前回運転時の第一点でのPHOS、
第一点での始動後時間、第二点でのPHOS、第二点で
の始動後時間をそのままPHOS1、T1、PHOS
2、T2としてバックアップRAMに記憶しておくもの
でも、また、加重平均式に代えて単純平均式によりPH
OS1、T1、PHOS2、T2を求めてバックアップ
RAMに記憶しておくものでもかまわない。
より下流側O2センサ活性化遅れ期間におけるPHOS
要求値を推定しているが、2点以上から下流側O2セン
サ活性化遅れ期間におけるPHOS要求値を推定しても
かまわない。また、実施形態では、下流側O2センサ活
性化遅れ期間におけるPHOS要求値を直線で近似して
いるが、これに限られるものでなく滑らかに変化する曲
線で近似することもできる。
ク制御定数が比例分である場合で説明したが、これに限
られることはなく、積分分IL、IR、上流側O2セン
サ出力の遅延時間、上流側O2センサ出力と比較するス
ライスレベルSLF等であっても同様に構成することが
できる。
プ値である比例分PL、PRとは別に構成した場合(つ
まり変数が2つの場合)で説明したが、これらを1つの
変数で扱うようにしたものに対しても本発明を適用する
ことができる。また、上流側O2センサ出力に基づいて
第1の空燃比フィードバック補正係数を、下流側O2セ
ンサ出力に基づいて第2の空燃比フィードバック補正係
数をそれぞれ独立に求め、これら2つの補正係数で空燃
比フィードバック制御を行うものに対しても本発明を適
用することができる。
するためのフローチャートである。
ある。
を説明するためのフローチャートである。
OS要求値の推定を説明するための波形図である。
OS要求値の推定を説明するための波形図である。
るためのフローチャートである。
ローチャートである。
憶を説明するためのフローチャートである。
期間におけるPHOS要求値の推定を説明するための波
形図である。
2の記憶を説明するためのフローチャートである。
る。
Claims (9)
- 【請求項1】触媒の上流側と下流側の各空燃比センサ
と、 前記上流側空燃比センサの出力に基づいて空燃比フィー
ドバック制御の基本制御定数を演算する手段と、 空燃比フィードバック制御条件の成立時であるかどうか
を判定する手段と、 空燃比フィードバック制御に使用する制御定数の修正制
御条件の成立時であるかどうかを判定する手段と、 これら判定結果より空燃比フィードバック制御条件の成
立時かつ修正制御条件の成立時に前記下流側空燃比セン
サの出力に基づいて前記基本制御定数に対する修正値を
演算する手段と、 この修正値と前記基本制御定数を用いて前記空燃比フィ
ードバック制御条件の成立時に空燃比のフィードバック
制御を行い、前記空燃比フィードバック制御条件の成立
時かつ修正制御条件の成立時になると修正制御を開始す
る手段とを備えるエンジンの空燃比制御装置において、 前記修正制御の開始後の前記修正値の履歴を記憶する手
段と、 前記空燃比フィードバック制御条件の成立時より前記修
正制御条件の成立時までの期間であるかどうかを判定す
る手段と、 この判定結果よりこの期間であるときこの期間における
前記修正値の要求値を前記記憶値に基づいて推定する手
段と、 この推定値と前記基本制御定数を用いて前記期間で空燃
比のフィードバック制御と修正制御を行う手段とを設け
たことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。 - 【請求項2】前記記憶値は、前記修正制御の開始後初め
て前記修正値が前記修正値の要求値と交わる点を第一
点、この第一点より前記修正値が所定時間経過した点を
第二点として第一点の前記修正値および始動後時間なら
びに第二点の前記修正値であることを特徴とする請求項
1に記載のエンジンの空燃比制御装置。 - 【請求項3】前記第一点の前記修正値および始動後時間
ならびに前記第二点の前記修正値は前回運転時までの加
重平均値であることを特徴とする請求項2に記載のエン
ジンの空燃比制御装置。 - 【請求項4】前記記憶値は、前記修正制御の開始後初め
て前記修正値が前記修正値の要求値と交わる点を第一
点、この第一点より前記修正値が所定値増加した点を第
二点として第一点の前記修正値および始動後時間ならび
に第二点の始動後時間であることを特徴とする請求項1
に記載のエンジンの空燃比制御装置。 - 【請求項5】前記第一点の前記修正値および始動後時間
ならびに前記第二点の始動後時間は前回運転時までの加
重平均値であることを特徴とする請求項4に記載のエン
ジンの空燃比制御装置。 - 【請求項6】前記修正制御の開始後初めて前記下流側空
燃比センサ出力がスライスレベルを横切って反転するタ
イミングを前記第一点とすることを特徴とする請求項2
から5までのいずれか一つに記載のエンジンの空燃比制
御装置。 - 【請求項7】前記修正制御の開始後初めて前記下流側空
燃比センサ出力が減少から増加へと反転しまたは増加か
ら減少へと反転するタイミングを前記第一点とすること
を特徴とする請求項2から5までのいずれか一つに記載
のエンジンの空燃比制御装置。 - 【請求項8】前記第一点と前記第二点を結んで前記期間
にまで延長した直線から前記期間における前記修正値の
要求値を推定することを特徴とする請求項2から7まで
のいずれか一つに記載のエンジンの空燃比制御装置。 - 【請求項9】前記下流側空燃比センサが活性化するタイ
ミングは前記修正制御条件が成立するタイミングである
ことを特徴とする請求項1から8までのいずれか一つに
記載のエンジンの空燃比制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08151697A JP3791105B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | エンジンの空燃比制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08151697A JP3791105B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | エンジンの空燃比制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10274081A true JPH10274081A (ja) | 1998-10-13 |
| JP3791105B2 JP3791105B2 (ja) | 2006-06-28 |
Family
ID=13748521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08151697A Expired - Fee Related JP3791105B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | エンジンの空燃比制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3791105B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6185929B1 (en) | 1998-01-14 | 2001-02-13 | Nissan Motor Co., Ltd. | Exhaust emission control system for internal combustion engine |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP08151697A patent/JP3791105B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6185929B1 (en) | 1998-01-14 | 2001-02-13 | Nissan Motor Co., Ltd. | Exhaust emission control system for internal combustion engine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3791105B2 (ja) | 2006-06-28 |
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