JPH10274225A - ねじ締付表示体およびそれを具えた螺具 - Google Patents
ねじ締付表示体およびそれを具えた螺具Info
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- JPH10274225A JPH10274225A JP8059497A JP8059497A JPH10274225A JP H10274225 A JPH10274225 A JP H10274225A JP 8059497 A JP8059497 A JP 8059497A JP 8059497 A JP8059497 A JP 8059497A JP H10274225 A JPH10274225 A JP H10274225A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ねじの締付を目視により容易に確認する。
【解決手段】 ねじの締め付けを表示するねじ締付表示
体1であって、2枚の平座金2、3と、その間に介在す
る表示部4とからなり、かつねじ軸A又はこのねじ軸A
に螺合するナットBである螺具Cと、この螺具Cが締め
付ける被締付体Dとの間に介在することにより、ねじ軸
A、ナットBを用いたねじ締め付けにより押圧されて前
記平座金2又は3の外周縁から前記表示部4が外部から
目視可能にはみ出すはみ出し部5を形成することを特徴
とする。
体1であって、2枚の平座金2、3と、その間に介在す
る表示部4とからなり、かつねじ軸A又はこのねじ軸A
に螺合するナットBである螺具Cと、この螺具Cが締め
付ける被締付体Dとの間に介在することにより、ねじ軸
A、ナットBを用いたねじ締め付けにより押圧されて前
記平座金2又は3の外周縁から前記表示部4が外部から
目視可能にはみ出すはみ出し部5を形成することを特徴
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ねじの締付を目視
により容易に確認しうるねじ締付表示体及びそれを具え
た螺具に関する。
により容易に確認しうるねじ締付表示体及びそれを具え
た螺具に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例えば
架構体など、先ず仮締めをし組立等の調整作業した後に
本締めをするよう状況では、ねじの締め忘れは大きな問
題となる。従来、ねじの締め付けは、実際にねじを締め
て確認することが行われていたが、この方法では多くの
手間を必要とする。
架構体など、先ず仮締めをし組立等の調整作業した後に
本締めをするよう状況では、ねじの締め忘れは大きな問
題となる。従来、ねじの締め付けは、実際にねじを締め
て確認することが行われていたが、この方法では多くの
手間を必要とする。
【0003】そこで例えば、実開昭63−133624
号は、締め付けにより変形する菊型座金を提案してい
る。しかし、座金の変形だけでは目視の視認性が十分で
はない。また、特開平1−131313号公報は、ねじ
の締め付けにより、外周部分が破断しうる座金を提案し
ているが、このものでは締め付けの都度、前記外周部分
が破断して廃却されるため材料の無駄が生じる。
号は、締め付けにより変形する菊型座金を提案してい
る。しかし、座金の変形だけでは目視の視認性が十分で
はない。また、特開平1−131313号公報は、ねじ
の締め付けにより、外周部分が破断しうる座金を提案し
ているが、このものでは締め付けの都度、前記外周部分
が破断して廃却されるため材料の無駄が生じる。
【0004】また、近年では、ボルトの頭部などに締付
力にて変色ないし発色しうる薄層を設けたものがある
が、ボルト運搬時により前記薄層が傷つきやすく、取り
扱いが困難であるなどの問題を有していた。
力にて変色ないし発色しうる薄層を設けたものがある
が、ボルト運搬時により前記薄層が傷つきやすく、取り
扱いが困難であるなどの問題を有していた。
【0005】本発明は以上のような問題点に鑑み案出さ
れたもので、経済的でしかも取り扱い性に優れるととも
に、ねじの締付を目視により容易に確認しうるねじ締付
表示体及びそれを具えた螺具を提供することを目的とし
ている。
れたもので、経済的でしかも取り扱い性に優れるととも
に、ねじの締付を目視により容易に確認しうるねじ締付
表示体及びそれを具えた螺具を提供することを目的とし
ている。
【0006】また、請求項4及び9記載の発明は、ねじ
の締め付けと同時にねじの弛み止めをも可能とするねじ
締付表示体の提供を目的としている。
の締め付けと同時にねじの弛み止めをも可能とするねじ
締付表示体の提供を目的としている。
【0007】さらに、請求項5及び10記載の発明は、
現場作業に際して、ねじ、締付表示体を螺具へ装着する
手間を省略し、作業能率を高めうる螺具の提供を目的と
している。
現場作業に際して、ねじ、締付表示体を螺具へ装着する
手間を省略し、作業能率を高めうる螺具の提供を目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のうち、請求項1
記載の発明は、ねじの締め付けを表示するねじ締付表示
体であって、2枚の平座金と、その間に介在する表示部
とからなり、かつねじ軸又はこのねじ軸に螺合するナッ
トである螺具と、この螺具が締め付ける被締付体との間
に介在することにより、ねじ軸、ナットを用いたねじ締
め付けにより、押圧されて前記平座金の外周縁から、前
記表示部が外部から目視可能にはみ出すはみ出し部を形
成することを特徴とする。
記載の発明は、ねじの締め付けを表示するねじ締付表示
体であって、2枚の平座金と、その間に介在する表示部
とからなり、かつねじ軸又はこのねじ軸に螺合するナッ
トである螺具と、この螺具が締め付ける被締付体との間
に介在することにより、ねじ軸、ナットを用いたねじ締
め付けにより、押圧されて前記平座金の外周縁から、前
記表示部が外部から目視可能にはみ出すはみ出し部を形
成することを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の発明は、前記表示部
は、着色されたシリコンゴム等の軟質材からなることを
特徴とする請求項1記載のねじ締付表示体である。
は、着色されたシリコンゴム等の軟質材からなることを
特徴とする請求項1記載のねじ締付表示体である。
【0010】また、請求項3記載の発明は、前記表示部
は、有色剤をマイクロカプセル化した押圧により破壊す
る粒体を含むことを特徴とする請求項1記載のねじ締付
表示体である。
は、有色剤をマイクロカプセル化した押圧により破壊す
る粒体を含むことを特徴とする請求項1記載のねじ締付
表示体である。
【0011】また、請求項4記載の発明は、前記表示部
は、主剤と、この主剤との混合により硬化する硬化剤を
封填しマイクロカプセル化した粒体とを含む有色剤であ
ることを特徴とする請求項1記載のねじ締付表示体であ
る。
は、主剤と、この主剤との混合により硬化する硬化剤を
封填しマイクロカプセル化した粒体とを含む有色剤であ
ることを特徴とする請求項1記載のねじ締付表示体であ
る。
【0012】また、請求項5記載の発明は、前記請求項
1乃至4のいずれかに記載のねじ締付表示体を一体に具
えてなる螺具である。
1乃至4のいずれかに記載のねじ締付表示体を一体に具
えてなる螺具である。
【0013】また、請求項6記載の発明は、コーン状の
皿ばね座金と、皿ばね座金の円錐状空所に充填される表
示部とからなり、かつねじ軸又はこのねじ軸に螺合する
ナットである螺具と、この螺具が締め付ける被締付体と
の間に介在することにより、ねじ軸、ナットを用いたね
じ締め付けにより、皿ばね座金を扁平化することにより
前記表示部が外部から目視可能にはみ出すはみ出し部を
形成することを特徴とするねじ締付表示体である。
皿ばね座金と、皿ばね座金の円錐状空所に充填される表
示部とからなり、かつねじ軸又はこのねじ軸に螺合する
ナットである螺具と、この螺具が締め付ける被締付体と
の間に介在することにより、ねじ軸、ナットを用いたね
じ締め付けにより、皿ばね座金を扁平化することにより
前記表示部が外部から目視可能にはみ出すはみ出し部を
形成することを特徴とするねじ締付表示体である。
【0014】また、請求項7記載の発明は、前記表示部
は、着色されたシリコンゴム等の軟質材からなることを
特徴とする請求項6記載のねじ締付表示体である。
は、着色されたシリコンゴム等の軟質材からなることを
特徴とする請求項6記載のねじ締付表示体である。
【0015】また、請求項8記載の発明は、前記表示部
は、有色剤をマイクロカプセル化した押圧により破壊す
る粒体を含むことを特徴とする請求項6記載のねじ締付
表示体である。
は、有色剤をマイクロカプセル化した押圧により破壊す
る粒体を含むことを特徴とする請求項6記載のねじ締付
表示体である。
【0016】また、請求項9記載の発明は、前記表示部
は、主剤と、この主剤との混合により硬化する硬化剤を
封填しマイクロカプセル化した粒体とを含む有色剤であ
ることを特徴とする請求項6記載のねじ締付表示体であ
る。
は、主剤と、この主剤との混合により硬化する硬化剤を
封填しマイクロカプセル化した粒体とを含む有色剤であ
ることを特徴とする請求項6記載のねじ締付表示体であ
る。
【0017】また、請求項10記載の発明は、前記請求
項6乃至9のいずれかに記載のねじ締付表示体を一体に
具えてなる螺具である。
項6乃至9のいずれかに記載のねじ締付表示体を一体に
具えてなる螺具である。
【0018】また、請求項11記載の発明は、ねじの締
め付けを表示するねじ締付表示体であって、ねじ締め付
け具による押圧により変色する被膜状の表示部からなる
ことを特徴とするねじ締付表示体である。
め付けを表示するねじ締付表示体であって、ねじ締め付
け具による押圧により変色する被膜状の表示部からなる
ことを特徴とするねじ締付表示体である。
【0019】また、請求項12記載の発明は、前記表示
部は、角穴付きボルトの締め付け用のレンチが挿入され
る前記角穴内面に形成されたことを特徴とする請求項1
1記載のねじ締付表示体である。
部は、角穴付きボルトの締め付け用のレンチが挿入され
る前記角穴内面に形成されたことを特徴とする請求項1
1記載のねじ締付表示体である。
【0020】また、請求項13記載の発明は、前記表示
部は、圧力測定用フィルムである請求項11記載のねじ
締付表示体である。
部は、圧力測定用フィルムである請求項11記載のねじ
締付表示体である。
【0021】また、請求項14記載の発明は、前記表示
部は、有色剤をマイクロカプセル化した押圧により破壊
する粒体を含むことを特徴とする請求項11記載のねじ
締付表示体である。
部は、有色剤をマイクロカプセル化した押圧により破壊
する粒体を含むことを特徴とする請求項11記載のねじ
締付表示体である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づき説明する。請求項1〜4記載の発明のね
じ締付表示体1は、図1に示すように、2枚の平座金
2、3と、その間に介在する表示部4とから構成されて
いる。
て図面に基づき説明する。請求項1〜4記載の発明のね
じ締付表示体1は、図1に示すように、2枚の平座金
2、3と、その間に介在する表示部4とから構成されて
いる。
【0023】前記表示部4は、本例では着色されたシリ
コンゴム等の軟質材を前記平座金2又は3とほぼ同形状
に形成するとともに、この表示部4は、締め付け前には
平座金2の外周縁からははみ出してはいない。
コンゴム等の軟質材を前記平座金2又は3とほぼ同形状
に形成するとともに、この表示部4は、締め付け前には
平座金2の外周縁からははみ出してはいない。
【0024】このようなねじ締付表示体1は、図2に示
すように、本例ではボルトであるねじ軸A又はこのねじ
軸Aに螺合するナットBである螺具Cと、この螺具Cが
締め付ける被締付体Dとの間に介在させる。なお本実施
形態では、被締付体Dが板材であるが、ワッシャEであ
っても良い。そして、ねじ軸A、ナットBを用いたねじ
締め付けにより、図3に示すように、ねじ締付表示体1
が押圧されて前記平座金2、3の外周縁から、前記表示
部4が外部から目視可能にはみ出すはみ出し部5を形成
する。
すように、本例ではボルトであるねじ軸A又はこのねじ
軸Aに螺合するナットBである螺具Cと、この螺具Cが
締め付ける被締付体Dとの間に介在させる。なお本実施
形態では、被締付体Dが板材であるが、ワッシャEであ
っても良い。そして、ねじ軸A、ナットBを用いたねじ
締め付けにより、図3に示すように、ねじ締付表示体1
が押圧されて前記平座金2、3の外周縁から、前記表示
部4が外部から目視可能にはみ出すはみ出し部5を形成
する。
【0025】また、前記締め付けに際して、ねじ締付表
示体1は、2枚の平座金2、3の間に配されている結
果、ねじの締め付け力を均等に作用させることができ、
座金間に表示部4が殆ど残存することなく平座金の外周
縁全周からほぼ均一にはみ出させるよう塑性的に変形さ
せることが可能になり、前記はみ出し部5をさらに視認
性の高いものとしうる点で好ましい。
示体1は、2枚の平座金2、3の間に配されている結
果、ねじの締め付け力を均等に作用させることができ、
座金間に表示部4が殆ど残存することなく平座金の外周
縁全周からほぼ均一にはみ出させるよう塑性的に変形さ
せることが可能になり、前記はみ出し部5をさらに視認
性の高いものとしうる点で好ましい。
【0026】また、本実施形態では前記表示部4は着色
されているため、このはみ出し部の視認性がさらに向上
し、螺具Cの締め付けが目視により容易に確認しうる。
なお、シリコンゴムの硬度などを調節することにより、
はみ出し部5が形成される際の締付力を変えることがで
き、さらにはシリコンゴム以外にも他の弾性ゴムを用い
ることもできる。
されているため、このはみ出し部の視認性がさらに向上
し、螺具Cの締め付けが目視により容易に確認しうる。
なお、シリコンゴムの硬度などを調節することにより、
はみ出し部5が形成される際の締付力を変えることがで
き、さらにはシリコンゴム以外にも他の弾性ゴムを用い
ることもできる。
【0027】なお、表示部4は、例えば図4に示すよう
に、有色剤aを製膜性物質の壁膜bにより覆いマイクロ
カプセル化した粒体cを含ませることができる。そし
て、この粒体cは、前記螺具Cの締め付けに基づく押圧
により壁膜bが破壊し有色剤aを外部へと滲み出させう
る。これにより有色剤aは外部から視認できるため、前
記はみ出し部5の視認性を向上しうる点で好ましい。ま
たこの場合、螺具Cの腐食等を防止するためにも、前記
有色剤aは非金属浸蝕性の塗料などを使用するのが好ま
しい。
に、有色剤aを製膜性物質の壁膜bにより覆いマイクロ
カプセル化した粒体cを含ませることができる。そし
て、この粒体cは、前記螺具Cの締め付けに基づく押圧
により壁膜bが破壊し有色剤aを外部へと滲み出させう
る。これにより有色剤aは外部から視認できるため、前
記はみ出し部5の視認性を向上しうる点で好ましい。ま
たこの場合、螺具Cの腐食等を防止するためにも、前記
有色剤aは非金属浸蝕性の塗料などを使用するのが好ま
しい。
【0028】また、本発明のねじ締付表示体1は、2枚
の平座金間に十分な隙間を形成することができるから、
表示部4の量を増すことが可能となるため、ひいては前
記粒体cの含有量などを増すことにより有色効果をより
高めうることもできる。なお有色には透明以外の全ての
色を含む。
の平座金間に十分な隙間を形成することができるから、
表示部4の量を増すことが可能となるため、ひいては前
記粒体cの含有量などを増すことにより有色効果をより
高めうることもできる。なお有色には透明以外の全ての
色を含む。
【0029】さらに、前記表示部4は、主剤と、この主
剤との混合により硬化する硬化剤を封填しマイクロカプ
セル化した粒体とを含む有色剤、いわゆる二液混合型の
接着剤とすることもできる。この場合には、図5に示す
ように、螺具Cの締め付けにより、はみ出し部5を形成
し、ねじの締め付けを目視により確認しうるとともに、
前記主剤と混合して硬化する硬化剤が、とりわけ平座金
3、ねじ軸A、被締付体Dなどに付着することにより、
螺具Cの緩み止め効果を発揮しうる点でさらに好まし
い。なお前記二液混合型の接着剤中に、前記粒体Cを混
入することもできる。
剤との混合により硬化する硬化剤を封填しマイクロカプ
セル化した粒体とを含む有色剤、いわゆる二液混合型の
接着剤とすることもできる。この場合には、図5に示す
ように、螺具Cの締め付けにより、はみ出し部5を形成
し、ねじの締め付けを目視により確認しうるとともに、
前記主剤と混合して硬化する硬化剤が、とりわけ平座金
3、ねじ軸A、被締付体Dなどに付着することにより、
螺具Cの緩み止め効果を発揮しうる点でさらに好まし
い。なお前記二液混合型の接着剤中に、前記粒体Cを混
入することもできる。
【0030】前記主剤としては、例えば水溶性樹脂液を
用いることができ、より詳しくはプリコート型接着剤と
して、水55〜60%wt、芳香族ジメタクリレート30
〜35%wt、アクリルポリマー1〜3%wt、安息香酸ア
ンモニウム1〜3%wt、メラミン樹脂1〜3%wt、シリ
カ3〜5%wtの含有量の混合物が、また硬化剤には、例
えばユリア樹脂85〜90%wt、過酸化ベンゾイル10
〜15%wtの混合物など非金属浸蝕性のものが望まし
い。
用いることができ、より詳しくはプリコート型接着剤と
して、水55〜60%wt、芳香族ジメタクリレート30
〜35%wt、アクリルポリマー1〜3%wt、安息香酸ア
ンモニウム1〜3%wt、メラミン樹脂1〜3%wt、シリ
カ3〜5%wtの含有量の混合物が、また硬化剤には、例
えばユリア樹脂85〜90%wt、過酸化ベンゾイル10
〜15%wtの混合物など非金属浸蝕性のものが望まし
い。
【0031】以上のようなねじ締付表示体1は、螺具C
とは別個独立して簡易に輸送、取り扱い等でき、また、
表示部4が上下から平座金2、3で覆われて保護される
ことにより表示部4が傷つきにくいため取り扱い性をも
向上しうる点で好ましい。
とは別個独立して簡易に輸送、取り扱い等でき、また、
表示部4が上下から平座金2、3で覆われて保護される
ことにより表示部4が傷つきにくいため取り扱い性をも
向上しうる点で好ましい。
【0032】なお、前記ねじ軸A又はナットBである螺
具Cは、前記いずれかの態様のねじ締付表示体1を一体
に具えることができる。この場合には、施工作業の際、
螺具Cにねじ締付表示体1を装着する手間を省略できる
ため、作業の能率化を図りうる螺具を提供できる。
具Cは、前記いずれかの態様のねじ締付表示体1を一体
に具えることができる。この場合には、施工作業の際、
螺具Cにねじ締付表示体1を装着する手間を省略できる
ため、作業の能率化を図りうる螺具を提供できる。
【0033】また、螺具Cとねじ締付表示体1とを一体
化する方法としては、例えばねじ軸Aの場合、平座金2
若しくは3の内径又は表示部4の内径を小径とし、ねじ
締付表示体1をねじ軸Aのねじ部に嵌着させることがで
き、またナットBにはその締め付け面などに接着剤等で
貼りつけすることができる。なお、ねじ締付表示体1
は、必要により、ナットB側に配しても良い。
化する方法としては、例えばねじ軸Aの場合、平座金2
若しくは3の内径又は表示部4の内径を小径とし、ねじ
締付表示体1をねじ軸Aのねじ部に嵌着させることがで
き、またナットBにはその締め付け面などに接着剤等で
貼りつけすることができる。なお、ねじ締付表示体1
は、必要により、ナットB側に配しても良い。
【0034】次に、請求項6〜10記載の発明について
説明する。これらの発明のねじ締付表示体6は、図6に
示すように、コーン状の皿ばね座金7と、本例では皿ば
ね座金7の内側に形成される円錐状の空所10に環状に
充填される表示部9とからなる。
説明する。これらの発明のねじ締付表示体6は、図6に
示すように、コーン状の皿ばね座金7と、本例では皿ば
ね座金7の内側に形成される円錐状の空所10に環状に
充填される表示部9とからなる。
【0035】このねじ締付表示体6は、図7に示すよう
に、前記螺具Cと、この螺具Cが締め付ける被締付体D
との間に介在するとともに、前記ねじ軸A、ナットBを
用いたねじ締め付けにより、図8に示すように、皿ばね
座金7を扁平化し、これにより前記表示部9が外部から
目視可能にはみ出すはみ出し部11を形成する。したが
って、螺具Cの締め付けは、このはみ出し部11が形成
されているか否かを確認することにより行いうる。
に、前記螺具Cと、この螺具Cが締め付ける被締付体D
との間に介在するとともに、前記ねじ軸A、ナットBを
用いたねじ締め付けにより、図8に示すように、皿ばね
座金7を扁平化し、これにより前記表示部9が外部から
目視可能にはみ出すはみ出し部11を形成する。したが
って、螺具Cの締め付けは、このはみ出し部11が形成
されているか否かを確認することにより行いうる。
【0036】また、前記表示部9には、前記実施形態で
説明した着色されたシリコンゴム等の軟質材、又は有色
剤をマイクロカプセル化した押圧により破壊する粒体を
含む材料、さらには、主剤と、この主剤との混合により
硬化する硬化剤を封填しマイクロカプセル化した粒体を
含む有色剤、さらには両者を混合したものなどを適宜の
粘度に調節して予め配置することができ、そしてそれに
よる効果も前記と同様に発揮しうる。
説明した着色されたシリコンゴム等の軟質材、又は有色
剤をマイクロカプセル化した押圧により破壊する粒体を
含む材料、さらには、主剤と、この主剤との混合により
硬化する硬化剤を封填しマイクロカプセル化した粒体を
含む有色剤、さらには両者を混合したものなどを適宜の
粘度に調節して予め配置することができ、そしてそれに
よる効果も前記と同様に発揮しうる。
【0037】なお表示部9は、皿ばね座金7の比較的大
きい前記円錐状の空所10に充填することができるか
ら、表示部9の作用をより確実に発揮させるとともに、
特に有色剤をマイクロカプセル化した粒体を大量に含ま
せることが可能となるため、例えばボルトの頭に前記粒
体を含む材料を塗布したような場合に比べ、有色効果が
著しく高まる点で好ましい。
きい前記円錐状の空所10に充填することができるか
ら、表示部9の作用をより確実に発揮させるとともに、
特に有色剤をマイクロカプセル化した粒体を大量に含ま
せることが可能となるため、例えばボルトの頭に前記粒
体を含む材料を塗布したような場合に比べ、有色効果が
著しく高まる点で好ましい。
【0038】さらに前記の実施形態と同様に、この発明
においても螺具Cは、いずれかの態様のねじ締付表示体
6を一体に具えることができ、現場での施工作業の能率
を高めうるのに役立つ。そして、例えば、前記表示部9
の内径又は皿ばね座金7の内径を小とすることにより、
ねじ軸Aのねじ部に保持させることが好ましい。
においても螺具Cは、いずれかの態様のねじ締付表示体
6を一体に具えることができ、現場での施工作業の能率
を高めうるのに役立つ。そして、例えば、前記表示部9
の内径又は皿ばね座金7の内径を小とすることにより、
ねじ軸Aのねじ部に保持させることが好ましい。
【0039】次に、請求項11〜14の発明について説
明する。これらの発明のねじ締付表示体12は、ねじ締
め付け具による押圧により変色する被膜状の表示部13
からなることを特徴としており、本例では、図9に示す
ように、前記表示部13は、前記螺具Cのうち、本例で
は六角穴付きボルト14の締め付け用のレンチ15が挿
入される前記角穴14Aの内面に形成されたものを例示
している。
明する。これらの発明のねじ締付表示体12は、ねじ締
め付け具による押圧により変色する被膜状の表示部13
からなることを特徴としており、本例では、図9に示す
ように、前記表示部13は、前記螺具Cのうち、本例で
は六角穴付きボルト14の締め付け用のレンチ15が挿
入される前記角穴14Aの内面に形成されたものを例示
している。
【0040】前記表示部13は、例えば圧力に応じて変
色する圧力測定用の感圧フィルムなどを用いることがで
きる。これにより、例えば本締め作業時に、レンチ15
を角穴14A内に挿入して締め付け作業を行うと、その
接触圧に応じて表示部13が変色する。この変色を外部
から視認することにより、ねじ締め付けの確認が容易に
行える。
色する圧力測定用の感圧フィルムなどを用いることがで
きる。これにより、例えば本締め作業時に、レンチ15
を角穴14A内に挿入して締め付け作業を行うと、その
接触圧に応じて表示部13が変色する。この変色を外部
から視認することにより、ねじ締め付けの確認が容易に
行える。
【0041】なお表示部13は、発色剤を封入しマイク
ロカプセル化した粒体と、顕色剤とを適当な分量配合し
たものをフィルムなどに塗布したものでも良い。この場
合にも、締め付け時の加圧によって前記粒体が破壊し、
顕色剤と反応して発色等しうる。
ロカプセル化した粒体と、顕色剤とを適当な分量配合し
たものをフィルムなどに塗布したものでも良い。この場
合にも、締め付け時の加圧によって前記粒体が破壊し、
顕色剤と反応して発色等しうる。
【0042】前記表示部13は、上記実施形態同様、有
色剤をマイクロカプセル化した押圧により破壊する粒体
を含む材料を塗布しても良い。これによる効果も前記実
施形態と同様に奏しうる。
色剤をマイクロカプセル化した押圧により破壊する粒体
を含む材料を塗布しても良い。これによる効果も前記実
施形態と同様に奏しうる。
【0043】本実施形態のように、ボルト14の角穴1
4A(四角穴でも良い)の内面に表示部13を設けた場
合には、ボルト14の運搬時等に表示部13の損傷が防
止でき、例えばねじ締め付け前に表示部が既に変色して
しまうといった事態を防止でき、取り扱い性に優れる点
で好ましいものとなる。また経済性にも優れる。
4A(四角穴でも良い)の内面に表示部13を設けた場
合には、ボルト14の運搬時等に表示部13の損傷が防
止でき、例えばねじ締め付け前に表示部が既に変色して
しまうといった事態を防止でき、取り扱い性に優れる点
で好ましいものとなる。また経済性にも優れる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明では
表示部が2枚の平座金の間に配されている結果、該表
示部にねじの締め付け力が均等に作用して平座金の外周
縁全周からほぼ均一にはみ出させることが可能になり、
はみ出し部を視認性の高いものとして、ねじ締めの確認
を容易に行える。
表示部が2枚の平座金の間に配されている結果、該表
示部にねじの締め付け力が均等に作用して平座金の外周
縁全周からほぼ均一にはみ出させることが可能になり、
はみ出し部を視認性の高いものとして、ねじ締めの確認
を容易に行える。
【0045】またねじ締付表示体は、螺具とは別個独立
して簡易に輸送、取り扱い等でき、また、表示部が上下
から平座金で覆われて保護されることにより表示部が傷
つきにくいため取り扱い性をも向上しうる。
して簡易に輸送、取り扱い等でき、また、表示部が上下
から平座金で覆われて保護されることにより表示部が傷
つきにくいため取り扱い性をも向上しうる。
【0046】また、請求項2〜3記載の発明では、前記
表示部が着色されているため、このはみ出し部の視認性
がさらに向上し、螺具の締め付けが目視により容易に確
認しうる。さらにねじ締付表示体は、2枚の平座金間に
十分な隙間を形成して配することができるから、表示部
の量を増すことが可能となり、ひいてはマイクロカプセ
ル化した粒体の含有量などを増すことにより有色効果を
さらに高めうるなどの調節が自在に行える。
表示部が着色されているため、このはみ出し部の視認性
がさらに向上し、螺具の締め付けが目視により容易に確
認しうる。さらにねじ締付表示体は、2枚の平座金間に
十分な隙間を形成して配することができるから、表示部
の量を増すことが可能となり、ひいてはマイクロカプセ
ル化した粒体の含有量などを増すことにより有色効果を
さらに高めうるなどの調節が自在に行える。
【0047】また、請求項4及び9記載の発明では、前
記ねじ締めにより、ねじ締めを確認できかつねじの弛み
止めをもなしうる。
記ねじ締めにより、ねじ締めを確認できかつねじの弛み
止めをもなしうる。
【0048】また、請求項6記載の発明では、皿ばね座
金の比較的大きい円錐状の空所を利用して表示部を充填
していることにより、表示部によるはみ出し部を確実に
形成しうる。
金の比較的大きい円錐状の空所を利用して表示部を充填
していることにより、表示部によるはみ出し部を確実に
形成しうる。
【0049】また、請求項11記載の発明では、ボルト
の角穴内面に表示部を設けたことにより、ボルトの運搬
時等に表示部の損傷が防止でき、例えばねじ締め付け前
に表示部が変色してしまうといった事態を有効に防止で
き、取り扱い性にも優れる点で好ましい。
の角穴内面に表示部を設けたことにより、ボルトの運搬
時等に表示部の損傷が防止でき、例えばねじ締め付け前
に表示部が変色してしまうといった事態を有効に防止で
き、取り扱い性にも優れる点で好ましい。
【0050】また、請求項5及び10記載の発明では、
螺具が前記いずれかの態様のねじ締付表示体を一体に具
えることにより、施工作業の際、ねじ締付表示体を螺具
に装着する手間を省略でき作業の能率化を図りうる。
螺具が前記いずれかの態様のねじ締付表示体を一体に具
えることにより、施工作業の際、ねじ締付表示体を螺具
に装着する手間を省略でき作業の能率化を図りうる。
【図1】ねじ締付表示体の一部を破断した斜視図であ
る。
る。
【図2】ねじ締付表示体を螺具に装着した断面図であ
る。
る。
【図3】ねじ締付表示体を締め付けた状態を示す断面図
である。
である。
【図4】マイクロカプセル化を説明する概念図である。
【図5】ねじ締付表示体を締め付けた状態を示す断面図
である。
である。
【図6】ねじ締付表示体の一部を破断した斜視図であ
る。
る。
【図7】ねじ締付表示体を螺具に装着した断面図であ
る。
る。
【図8】ねじ締付表示体を締め付けた状態を示す断面図
である。
である。
【図9】ねじ締付表示体の斜視図である。
1、6、12 ねじ締付表示体 2、3 平座金 4、9、13 表示部 5、11 はみ出し部 7 皿ばね座金 10 円錐状の空所 14 角穴 15 レンチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 寛 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号 ナショナル住宅産業株式会社内
Claims (14)
- 【請求項1】ねじの締め付けを表示するねじ締付表示体
であって、2枚の平座金と、その間に介在する表示部と
からなり、 かつねじ軸又はこのねじ軸に螺合するナットである螺具
と、この螺具が締め付ける被締付体との間に介在するこ
とにより、ねじ軸、ナットを用いたねじ締め付けによ
り、押圧されて前記平座金の外周縁から、前記表示部が
外部から目視可能にはみ出すはみ出し部を形成すること
を特徴とするねじ締付表示体。 - 【請求項2】前記表示部は、着色されたシリコンゴム等
の軟質材からなることを特徴とする請求項1記載のねじ
締付表示体。 - 【請求項3】前記表示部は、有色剤をマイクロカプセル
化した押圧により破壊する粒体を含むことを特徴とする
請求項1記載のねじ締付表示体。 - 【請求項4】前記表示部は、主剤と、この主剤との混合
により硬化する硬化剤を封填しマイクロカプセル化した
粒体とを含む有色剤であることを特徴とする請求項1記
載のねじ締付表示体。 - 【請求項5】前記請求項1乃至4のいずれかに記載のね
じ締付表示体を一体に具えてなる螺具。 - 【請求項6】コーン状の皿ばね座金と、皿ばね座金の円
錐状空所に充填される表示部とからなり、かつねじ軸又
はこのねじ軸に螺合するナットである螺具と、この螺具
が締め付ける被締付体との間に介在することにより、ね
じ軸、ナットを用いたねじ締め付けにより、皿ばね座金
を扁平化することにより前記表示部が外部から目視可能
にはみ出すはみ出し部を形成することを特徴とするねじ
締付表示体。 - 【請求項7】前記表示部は、着色されたシリコンゴム等
の軟質材からなることを特徴とする請求項6記載のねじ
締付表示体。 - 【請求項8】前記表示部は、有色剤をマイクロカプセル
化した押圧により破壊する粒体を含むことを特徴とする
請求項6記載のねじ締付表示体。 - 【請求項9】前記表示部は、主剤と、この主剤との混合
により硬化する硬化剤を封填しマイクロカプセル化した
粒体とを含む有色剤であることを特徴とする請求項6記
載のねじ締付表示体。 - 【請求項10】前記請求項6乃至9のいずれかに記載の
ねじ締付表示体を一体に具えてなる螺具。 - 【請求項11】ねじの締め付けを表示するねじ締付表示
体であって、ねじ締め付け具による押圧により変色する
被膜状の表示部からなることを特徴とするねじ締付表示
体。 - 【請求項12】前記表示部は、角穴付きボルトの締め付
け用のレンチが挿入される前記角穴内面に形成されたこ
とを特徴とする請求項11記載のねじ締付表示体。 - 【請求項13】前記表示部は、圧力測定用フィルムであ
る請求項11記載のねじ締付表示体。 - 【請求項14】前記表示部は、有色剤をマイクロカプセ
ル化した押圧により破壊する粒体を含むことを特徴とす
る請求項11記載のねじ締付表示体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8059497A JPH10274225A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | ねじ締付表示体およびそれを具えた螺具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8059497A JPH10274225A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | ねじ締付表示体およびそれを具えた螺具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10274225A true JPH10274225A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13722672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8059497A Withdrawn JPH10274225A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | ねじ締付表示体およびそれを具えた螺具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10274225A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4571132A1 (en) * | 2023-12-12 | 2025-06-18 | The Boeing Company | Fastening system, a fastener assembly, and a method of preloading the fastener assembly |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP8059497A patent/JPH10274225A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4571132A1 (en) * | 2023-12-12 | 2025-06-18 | The Boeing Company | Fastening system, a fastener assembly, and a method of preloading the fastener assembly |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |