JPH0953621A - 締付表示機能付き締結部材 - Google Patents
締付表示機能付き締結部材Info
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- JPH0953621A JPH0953621A JP20437695A JP20437695A JPH0953621A JP H0953621 A JPH0953621 A JP H0953621A JP 20437695 A JP20437695 A JP 20437695A JP 20437695 A JP20437695 A JP 20437695A JP H0953621 A JPH0953621 A JP H0953621A
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- Japan
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- tightening
- fastening
- display
- fastening member
- bolt head
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Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単で安価な構成により、締付け状態を目視で
即座に且つ確実に判別することのできる締付表示機能付
き締結部材を提供する。 【構成】 ねじ込みのための回転操作を行うことのでき
る締付部4と、締付部4とこれに対面する物体7との間
に介在される表示部6とを備える。表示部6は、回転操
作されて螺進する締付部4により物体7に押し付けられ
て両側から押圧力を受け、変形して締付部4より側方へ
はみ出したり、或いは一定以上の圧力を受けて変色する
ことにより、所定の締付力が発生したことを表示する。
この表示部4よる表示は操作者側から一目瞭然に視認で
きる。
即座に且つ確実に判別することのできる締付表示機能付
き締結部材を提供する。 【構成】 ねじ込みのための回転操作を行うことのでき
る締付部4と、締付部4とこれに対面する物体7との間
に介在される表示部6とを備える。表示部6は、回転操
作されて螺進する締付部4により物体7に押し付けられ
て両側から押圧力を受け、変形して締付部4より側方へ
はみ出したり、或いは一定以上の圧力を受けて変色する
ことにより、所定の締付力が発生したことを表示する。
この表示部4よる表示は操作者側から一目瞭然に視認で
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として家庭電気製品
におけるパネル部への部品取付けや機械部品の取付けな
どの物体の締結手段として広く用いられているねじ部品
の改良に係わる締付表示機能付き締結部材に関するもの
である。
におけるパネル部への部品取付けや機械部品の取付けな
どの物体の締結手段として広く用いられているねじ部品
の改良に係わる締付表示機能付き締結部材に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、2つ或いはそれ以上の物体を
締結するに際して、ねじ部品が極めて広く用いられてお
り、このねじ部品による締結は、リベットなどと異な
り、取付けおよび取外しが容易にできる点が特色であ
り、この場合ほとんどがボルトとナットの組み合わせで
ある。ボルトやナットの締付け操作にはスパナが使用さ
れ、小ねじにはねじ回し(ドライバ)が用いられるてい
るが、製品の大量生産工程では電動締付工具が一般に用
いられている。
締結するに際して、ねじ部品が極めて広く用いられてお
り、このねじ部品による締結は、リベットなどと異な
り、取付けおよび取外しが容易にできる点が特色であ
り、この場合ほとんどがボルトとナットの組み合わせで
ある。ボルトやナットの締付け操作にはスパナが使用さ
れ、小ねじにはねじ回し(ドライバ)が用いられるてい
るが、製品の大量生産工程では電動締付工具が一般に用
いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、部品や製品
の取り付けに際しては、複数個のねじ部品を用いるのが
一般的であり、この場合、先ず、全てのねじ部品を仮止
めし、その後に、バランス良く固定するために、対向す
るねじ部品を一組として順次締め付けていく方法が採用
されている。この場合、複数のねじ部品の締め付けは予
め順序を決めた上で行われる。
の取り付けに際しては、複数個のねじ部品を用いるのが
一般的であり、この場合、先ず、全てのねじ部品を仮止
めし、その後に、バランス良く固定するために、対向す
るねじ部品を一組として順次締め付けていく方法が採用
されている。この場合、複数のねじ部品の締め付けは予
め順序を決めた上で行われる。
【0004】しかし、ねじ部品は締め付けが完了してい
るか否かを一見しただけでは判別できないので、例え
ば、締付作業が中断したような場合には、ねじ部品の状
態を指で一々確認する煩雑な作業を必要とするだけでな
く、仮止め時に比較的強く締め付けられていたり、或い
は締付け作業の進行状況の勘違いなどによって、締め忘
れることがある。このねじ部品の締め忘れに起因して思
わぬトラブルが発生するおそれがある。特に、近年で
は、ねじ部品の締付け状態を厳しく確認するよう法によ
り義務付けられており、この点からも、ねじ部品の締付
け状態を容易に且つ確実に確認できる手段が望まれてい
る。
るか否かを一見しただけでは判別できないので、例え
ば、締付作業が中断したような場合には、ねじ部品の状
態を指で一々確認する煩雑な作業を必要とするだけでな
く、仮止め時に比較的強く締め付けられていたり、或い
は締付け作業の進行状況の勘違いなどによって、締め忘
れることがある。このねじ部品の締め忘れに起因して思
わぬトラブルが発生するおそれがある。特に、近年で
は、ねじ部品の締付け状態を厳しく確認するよう法によ
り義務付けられており、この点からも、ねじ部品の締付
け状態を容易に且つ確実に確認できる手段が望まれてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明は、上記
問題点を解消するため、ねじ結合により2つ以上の物体
を相互に連結固定するための締結部材であって、ねじ込
みのための回転操作を行うことのできる締付部と、この
締付部とこれに対面する物体との間に介在される表示部
とを備え、この表示部は、回転操作されて螺進する前記
締付部により物体に押し付けられて、前記締付部より側
方へはみ出す変形、または変色する表示手段により所定
の締付力の発生を表示するものであることを特徴とす
る。
問題点を解消するため、ねじ結合により2つ以上の物体
を相互に連結固定するための締結部材であって、ねじ込
みのための回転操作を行うことのできる締付部と、この
締付部とこれに対面する物体との間に介在される表示部
とを備え、この表示部は、回転操作されて螺進する前記
締付部により物体に押し付けられて、前記締付部より側
方へはみ出す変形、または変色する表示手段により所定
の締付力の発生を表示するものであることを特徴とす
る。
【0006】本願の第2発明は、上記問題点を解消する
と共に、第1発明の構成を少ない部品点数で実施するた
めに、前記締付部がボルトのボルト頭部からなり、前記
表示部が、軟質樹脂を前記ボルト頭部の座面に対し周側
方へはみ出さない形状に付着されたものであることを特
徴とする。
と共に、第1発明の構成を少ない部品点数で実施するた
めに、前記締付部がボルトのボルト頭部からなり、前記
表示部が、軟質樹脂を前記ボルト頭部の座面に対し周側
方へはみ出さない形状に付着されたものであることを特
徴とする。
【0007】本願の第3発明は、上記問題点を解消する
と共に、第1発明の構成を汎用的に実施するために、前
記表示部は、弾力性を有する素材によりボルト頭部また
はナットとほぼ同一の外径とねじ部を挿通できる内径と
を有するリング状に形成されたものであることを特徴と
する。
と共に、第1発明の構成を汎用的に実施するために、前
記表示部は、弾力性を有する素材によりボルト頭部また
はナットとほぼ同一の外径とねじ部を挿通できる内径と
を有するリング状に形成されたものであることを特徴と
する。
【0008】
【作用】本願の第1発明によれば、締付部をスパナやね
じ回しで回転操作してねじ込んでいくと、この螺進する
締付部により表示部が物体に押し付けられていき、所定
の締付力を得られるまで締め付けた時点で、表示部は、
締付部と物体との間で押し潰される状態に変形して締付
部の側方にはみ出たり、或いは一定以上の圧力の加圧を
受けて変色する。この表示部のはみ出し或いは変色によ
り、締付け完了状態であることを即座に判別できる。し
たがって、複数個の締結部材の各々の締付け状態を、表
示部のはみ出し変形または変色の有無により一目瞭然に
視認できるから、締付け作業の中断後に指で締付けの確
認をする煩雑な作業や、締め忘れが生じるおそれがある
といった従来の問題点を確実に解消できる。
じ回しで回転操作してねじ込んでいくと、この螺進する
締付部により表示部が物体に押し付けられていき、所定
の締付力を得られるまで締め付けた時点で、表示部は、
締付部と物体との間で押し潰される状態に変形して締付
部の側方にはみ出たり、或いは一定以上の圧力の加圧を
受けて変色する。この表示部のはみ出し或いは変色によ
り、締付け完了状態であることを即座に判別できる。し
たがって、複数個の締結部材の各々の締付け状態を、表
示部のはみ出し変形または変色の有無により一目瞭然に
視認できるから、締付け作業の中断後に指で締付けの確
認をする煩雑な作業や、締め忘れが生じるおそれがある
といった従来の問題点を確実に解消できる。
【0009】本願の第2発明によれば、表示部を、軟質
樹脂をボルト頭部の座面に巻き付けるよう付着させて形
成しているので、一体部品となって部品点数を少なくで
きるとともに、既存のボルトと同様に取り扱うことがで
きることから、締付けの作業性が良く、しかも、既存の
ボルトに軟質樹脂を付着させだけで得られるので、製造
コストを低減できる。
樹脂をボルト頭部の座面に巻き付けるよう付着させて形
成しているので、一体部品となって部品点数を少なくで
きるとともに、既存のボルトと同様に取り扱うことがで
きることから、締付けの作業性が良く、しかも、既存の
ボルトに軟質樹脂を付着させだけで得られるので、製造
コストを低減できる。
【0010】本願の第3発明によれば、表示部は、締付
部および雄ねじ部からなる本体とは別体になっている
が、既存のOリングまたは座金と同様に取扱いできる形
態になっているので、既存のボルトやナットをそのまま
用いて、これに別途製作した表示部を組み合わせるだけ
でよく、やはり製造コストを低減できるとともに、締付
けの作業性も悪くならない。しかも、ナットによる締付
けの締付力の表示にも利用できる汎用性がある。また、
表示部は、軟質樹脂で形成して圧潰による変形を利用す
る手段と、感圧変色樹脂やカプセル樹脂により形成して
加圧による変色を利用する手段との何れの表示手段をも
採用できる。
部および雄ねじ部からなる本体とは別体になっている
が、既存のOリングまたは座金と同様に取扱いできる形
態になっているので、既存のボルトやナットをそのまま
用いて、これに別途製作した表示部を組み合わせるだけ
でよく、やはり製造コストを低減できるとともに、締付
けの作業性も悪くならない。しかも、ナットによる締付
けの締付力の表示にも利用できる汎用性がある。また、
表示部は、軟質樹脂で形成して圧潰による変形を利用す
る手段と、感圧変色樹脂やカプセル樹脂により形成して
加圧による変色を利用する手段との何れの表示手段をも
採用できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について説明
する。
する。
【0012】図1は本発明の第1実施例に係る締付表示
機能付き締結部材1を示したもので、(a),(b)は
仮止め状態の側面図および平面図、(c),(d)は締
付状態の側面図および平面図である。
機能付き締結部材1を示したもので、(a),(b)は
仮止め状態の側面図および平面図、(c),(d)は締
付状態の側面図および平面図である。
【0013】同図において、本体部2としては、既存の
六角穴5付きのボルトがそのまま用いられており、棒状
体の周面に雄ねじが刻設された雄ねじ部3と、ねじ込み
のための回転操作用のボルト頭部(締付部)4とを一体
に備えている。ボルト頭部4の裏面側である座面と雄ね
じ部3における座面に近接する一部周面とに軟質樹脂を
巻き付ける状態に付着されており、この軟質樹脂によ
り、所定の締付力の発生を表示するための表示部6が形
成されている。
六角穴5付きのボルトがそのまま用いられており、棒状
体の周面に雄ねじが刻設された雄ねじ部3と、ねじ込み
のための回転操作用のボルト頭部(締付部)4とを一体
に備えている。ボルト頭部4の裏面側である座面と雄ね
じ部3における座面に近接する一部周面とに軟質樹脂を
巻き付ける状態に付着されており、この軟質樹脂によ
り、所定の締付力の発生を表示するための表示部6が形
成されている。
【0014】次に、図1を参照しつつ、上記の締結部材
1の作用について説明する。上記締結部材1は、既存の
六角穴付きボルトに軟質樹脂を付着させて表示部6を形
成した一体部品であり、既存のボルトと同様に取り扱う
ことができる。すなわち、(a)に示すように、連結固
定すべき2つの物体7,8を、各々の取付孔9とねじ孔
10とを合致させて重ね合わせ、雄ねじ部3を取付孔9
を介してねじ孔10に軽くねじ込んで仮止めする。この
仮止め状態では、(b)に示すように、表示部6がボル
ト頭部4に隠れて作業者側から視認することができな
い。
1の作用について説明する。上記締結部材1は、既存の
六角穴付きボルトに軟質樹脂を付着させて表示部6を形
成した一体部品であり、既存のボルトと同様に取り扱う
ことができる。すなわち、(a)に示すように、連結固
定すべき2つの物体7,8を、各々の取付孔9とねじ孔
10とを合致させて重ね合わせ、雄ねじ部3を取付孔9
を介してねじ孔10に軽くねじ込んで仮止めする。この
仮止め状態では、(b)に示すように、表示部6がボル
ト頭部4に隠れて作業者側から視認することができな
い。
【0015】全ての締結部材1を仮止めしたのちに、所
定の順序で締め付ける場合、ボルト頭部4を工具により
回転操作して雄ねじ部3をねじ孔10にねじ込むんでい
くと、ボルト頭部4と物体7との間に挟まれた表示部6
は、雄ねじ部3の螺進に伴ってボルト頭部4と物体7と
により両側から挟み潰されていき、(c),(d)に示
すように、ボルト頭部4の周側方にはみ出す。ここで、
表示部6は、本体部2により両物体7,8間に所定の締
付力が発生した時に(c),(d)の状態にはみ出す分
量に設定して付着させておくことにより、作業者側から
は、(d)に示すように、表示部6におけるボルト頭部
4の周側方へはみ出した部分を一目瞭然に視認できる。
したがって、締付け作業の中断後などのいかなる状況で
あっても、全ての締結部材1における締付け状態を表示
部6のはみ出しの有無により一目瞭然に確認することが
でき、指で一々締付け状態を確認する煩雑な作業を解消
できるとともに、締め忘れを確実に防止できる。
定の順序で締め付ける場合、ボルト頭部4を工具により
回転操作して雄ねじ部3をねじ孔10にねじ込むんでい
くと、ボルト頭部4と物体7との間に挟まれた表示部6
は、雄ねじ部3の螺進に伴ってボルト頭部4と物体7と
により両側から挟み潰されていき、(c),(d)に示
すように、ボルト頭部4の周側方にはみ出す。ここで、
表示部6は、本体部2により両物体7,8間に所定の締
付力が発生した時に(c),(d)の状態にはみ出す分
量に設定して付着させておくことにより、作業者側から
は、(d)に示すように、表示部6におけるボルト頭部
4の周側方へはみ出した部分を一目瞭然に視認できる。
したがって、締付け作業の中断後などのいかなる状況で
あっても、全ての締結部材1における締付け状態を表示
部6のはみ出しの有無により一目瞭然に確認することが
でき、指で一々締付け状態を確認する煩雑な作業を解消
できるとともに、締め忘れを確実に防止できる。
【0016】なお、上記実施例では表示部6を軟質樹脂
により形成した場合について説明したが、この表示部6
としては、一定圧力の加圧により所定形状に変形する材
質の材料を用いて形成すればよいので、例えば、軟質ゴ
ムや粘土などを用いて形成してもよい。また、表示部6
を、加圧により容易に変形し、且つ弾性力を発生する非
可塑性材料で形成すれば、その表示部6は、変形による
締付け完了状態の表示と復元力による緩み止めとの両機
能を有するものとなる。
により形成した場合について説明したが、この表示部6
としては、一定圧力の加圧により所定形状に変形する材
質の材料を用いて形成すればよいので、例えば、軟質ゴ
ムや粘土などを用いて形成してもよい。また、表示部6
を、加圧により容易に変形し、且つ弾性力を発生する非
可塑性材料で形成すれば、その表示部6は、変形による
締付け完了状態の表示と復元力による緩み止めとの両機
能を有するものとなる。
【0017】図2は本発明の第2実施例に係る締結部材
11を示すもので、(a)は仮止め状態の側面図、
(b)は締付状態の側面図である。
11を示すもので、(a)は仮止め状態の側面図、
(b)は締付状態の側面図である。
【0018】同図において、上記締結部材11は、雄ね
じ部13とボルト頭部14とを一体に備えた既存のボル
トからなる本体部12と、弾性力を有する素材によりボ
ルト頭部14とほぼ同じ外径と雄ねじ部13を挿通でき
る内径とを有するリング状に形成された表示部16とに
より構成されている。すなわち、この締結部材11は、
既存のボルトをそのまま用いて、これに別途製作した表
示部16を組み合わせて構成されている。。
じ部13とボルト頭部14とを一体に備えた既存のボル
トからなる本体部12と、弾性力を有する素材によりボ
ルト頭部14とほぼ同じ外径と雄ねじ部13を挿通でき
る内径とを有するリング状に形成された表示部16とに
より構成されている。すなわち、この締結部材11は、
既存のボルトをそのまま用いて、これに別途製作した表
示部16を組み合わせて構成されている。。
【0019】次に、上記締結部材11の作用について説
明する。表示部16は既存のOリングまたは平座金とほ
ぼ同様に取り扱えるものである。すなわち、(a)に示
すように、雄ねじ部13に表示部16を挿通させて本体
部12を連結固定すべき物体7,8に仮止めする。この
とき、表示部16は、これの外径がボルト頭部14とほ
ぼ同じであることから、作業者側から視認できない。そ
れにより、締付状態でないことを確認できる。
明する。表示部16は既存のOリングまたは平座金とほ
ぼ同様に取り扱えるものである。すなわち、(a)に示
すように、雄ねじ部13に表示部16を挿通させて本体
部12を連結固定すべき物体7,8に仮止めする。この
とき、表示部16は、これの外径がボルト頭部14とほ
ぼ同じであることから、作業者側から視認できない。そ
れにより、締付状態でないことを確認できる。
【0020】ボルト頭部14を回転操作して雄ねじ部1
3をねじ孔10にねじ込んでいき、両部材7,8間に所
定の締付力が発生するまで締め付けると、表示部16
は、(b)に示すように、ボルト頭部14と物体7とに
より両側から偏平状態に押し潰されて側方にはみ出す。
したがって、作業者側からは、ボルト頭部14より周側
方へはみ出した表示部16を一見して視認できるから、
全ての締結部材11における表示部16のはみ出しの有
無も一目瞭然に確認することができる。したがって、指
により締付け状態を一々確認する必要がなく、且つ締め
忘れを確実に防止できる。
3をねじ孔10にねじ込んでいき、両部材7,8間に所
定の締付力が発生するまで締め付けると、表示部16
は、(b)に示すように、ボルト頭部14と物体7とに
より両側から偏平状態に押し潰されて側方にはみ出す。
したがって、作業者側からは、ボルト頭部14より周側
方へはみ出した表示部16を一見して視認できるから、
全ての締結部材11における表示部16のはみ出しの有
無も一目瞭然に確認することができる。したがって、指
により締付け状態を一々確認する必要がなく、且つ締め
忘れを確実に防止できる。
【0021】図3は本発明の第3実施例に係る締結部材
21を示すもので、(a)は仮止め前の状態を示す側面
図、(b)は締付状態を示す側面図である。
21を示すもので、(a)は仮止め前の状態を示す側面
図、(b)は締付状態を示す側面図である。
【0022】同図において、上記締結部材21は、2つ
の物体18,19を通しボルトからなる本体部12とナ
ット17とにより連結固定する場合に適用するものであ
り、第2実施例に用いたと同様のボルトからなる本体部
12とリング状の表示部16の他に、ナット17を加え
て構成されている。この場合、表示部16は、ナット1
7とほぼ同じ外径と雄ねじ部13を挿通できる内径とを
有するリング状に形成される。
の物体18,19を通しボルトからなる本体部12とナ
ット17とにより連結固定する場合に適用するものであ
り、第2実施例に用いたと同様のボルトからなる本体部
12とリング状の表示部16の他に、ナット17を加え
て構成されている。この場合、表示部16は、ナット1
7とほぼ同じ外径と雄ねじ部13を挿通できる内径とを
有するリング状に形成される。
【0023】次に、上記締結部材21の作用について説
明する。(a)に示すように、本体部12の雄ねじ部1
3を両物体18,19の各々の取付孔20,21に挿通
させ、物体19から突出した雄ねじ部13に、表示部1
6を挿通させたのちにナット17をねじ込んで仮止めす
る。この仮止め状態では、表示部16が作業者側から視
認できないので、締付状態でないことを確認できる。
明する。(a)に示すように、本体部12の雄ねじ部1
3を両物体18,19の各々の取付孔20,21に挿通
させ、物体19から突出した雄ねじ部13に、表示部1
6を挿通させたのちにナット17をねじ込んで仮止めす
る。この仮止め状態では、表示部16が作業者側から視
認できないので、締付状態でないことを確認できる。
【0024】ナット17を回転操作して雄ねじ部13に
ねじ込んでいき、両部材18,19に所定の締付力が発
生するまで締め付けると、表示部16は、(b)に示す
ように、ナット17の締付面と物体19とにより両側か
ら偏平状態に押し潰されて側方にはみ出す。したがっ
て、作業者側からは、ナット17周側方にはみ出した表
示部16を一目瞭然に視認できるから、締め忘れを確実
に防止できる。
ねじ込んでいき、両部材18,19に所定の締付力が発
生するまで締め付けると、表示部16は、(b)に示す
ように、ナット17の締付面と物体19とにより両側か
ら偏平状態に押し潰されて側方にはみ出す。したがっ
て、作業者側からは、ナット17周側方にはみ出した表
示部16を一目瞭然に視認できるから、締め忘れを確実
に防止できる。
【0025】なお、上記の第2および第3実施例では、
表示部16を弾力性を有する素材を用いて形成した場合
について説明したが、表示部を、一定以上の加圧を受け
たときに変色する感圧変色樹脂または感圧変色塗料、或
いは一定以上の加圧を受けたときに破れて発色するカプ
セル塗料などを形成材料としてリング状に形成したもの
とすると、表示部の変色または発色により所定の締付け
状態を表示することができる。この場合、表示部の形状
は、ボルト頭部14やナット17の形状に対応させる形
状とする必要がないので、寸法の異なるボルトやナット
に対しても作業者側から視認できる大き目の形状とする
ことより、単一種のものを種々のねじ部品に対し共用で
きる汎用性を得られる。
表示部16を弾力性を有する素材を用いて形成した場合
について説明したが、表示部を、一定以上の加圧を受け
たときに変色する感圧変色樹脂または感圧変色塗料、或
いは一定以上の加圧を受けたときに破れて発色するカプ
セル塗料などを形成材料としてリング状に形成したもの
とすると、表示部の変色または発色により所定の締付け
状態を表示することができる。この場合、表示部の形状
は、ボルト頭部14やナット17の形状に対応させる形
状とする必要がないので、寸法の異なるボルトやナット
に対しても作業者側から視認できる大き目の形状とする
ことより、単一種のものを種々のねじ部品に対し共用で
きる汎用性を得られる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本願の第1発明によれ
ば、締付け操作のための締付部および連結すべき物体の
間に介在する表示部を、仮止め状態において締付部の側
方へのはみ出しや変色しない状態に設けて、締付部を所
定の締付力が得られる状態に締め付けた時点で、表示部
が、締付部と物体との間で押し潰されて締付部の側方へ
はみ出すよう変形したり、或いは変色するように設定し
たので、この表示部のはみ出し或いは変色の有無によ
り、複数の締結部材の締付け状態を一目瞭然に判別ひす
ることができる。したがって、締付け作業の中断後に指
で一々締付けの確認を行う従来の煩雑な作業を解消する
ことができ、さらに、締め忘れが生じるおそれがあると
いった従来の問題点を確実に解消できる。
ば、締付け操作のための締付部および連結すべき物体の
間に介在する表示部を、仮止め状態において締付部の側
方へのはみ出しや変色しない状態に設けて、締付部を所
定の締付力が得られる状態に締め付けた時点で、表示部
が、締付部と物体との間で押し潰されて締付部の側方へ
はみ出すよう変形したり、或いは変色するように設定し
たので、この表示部のはみ出し或いは変色の有無によ
り、複数の締結部材の締付け状態を一目瞭然に判別ひす
ることができる。したがって、締付け作業の中断後に指
で一々締付けの確認を行う従来の煩雑な作業を解消する
ことができ、さらに、締め忘れが生じるおそれがあると
いった従来の問題点を確実に解消できる。
【0027】本願の第2発明によれば、軟質樹脂をボル
ト頭部の座面と雄ねじ部の近接個所とに巻き付けるよう
付着させて形成しているので、一体部品となって部品点
数を少なくできるとともに、既存のボルトと同様に取り
扱うことができることから、締付けの作業性が良く、し
かも、既存のボルトに軟質樹脂を付着させるだけて形成
できるので、製造コストを低減できる。
ト頭部の座面と雄ねじ部の近接個所とに巻き付けるよう
付着させて形成しているので、一体部品となって部品点
数を少なくできるとともに、既存のボルトと同様に取り
扱うことができることから、締付けの作業性が良く、し
かも、既存のボルトに軟質樹脂を付着させるだけて形成
できるので、製造コストを低減できる。
【0028】本願の第3発明によれば、表示部は、締付
部および雄ねじ部からなる本体とは別体になっている
が、既存のOリングまたは座金と同様に取扱いできる形
態になっているので、既存のボルトやナットをそのまま
用いて、これに別途製作した表示部を組み合わせるだけ
でよく、製造コストを低減できるとともに、締付けの作
業性も悪くならない。しかも、ナットによる締付けの締
付力の表示にも利用できる汎用性がある。
部および雄ねじ部からなる本体とは別体になっている
が、既存のOリングまたは座金と同様に取扱いできる形
態になっているので、既存のボルトやナットをそのまま
用いて、これに別途製作した表示部を組み合わせるだけ
でよく、製造コストを低減できるとともに、締付けの作
業性も悪くならない。しかも、ナットによる締付けの締
付力の表示にも利用できる汎用性がある。
【図1】本発明の第1実施例を示し、(a),(b)は
仮止め状態の側面図および平面図、(c),(d)は締
付状態の側面図および平面図。
仮止め状態の側面図および平面図、(c),(d)は締
付状態の側面図および平面図。
【図2】本発明の第2実施例を示し、(a)は仮止め状
態の側面図、(b)は締付状態の側面図。
態の側面図、(b)は締付状態の側面図。
【図3】本発明の第3実施例を示し、(a)は仮止め状
態の側面図、(b)は締付状態の側面図。
態の側面図、(b)は締付状態の側面図。
1,11,21 締付表示機能付き締結部材 2,12 本体部(ボルト) 3,13 雄ねじ部 4,14 ボルト頭部 6,16 表示部 7,8,18,19 物体
Claims (3)
- 【請求項1】 ねじ結合により2つ以上の物体を相互に
連結固定するための締結部材であって、 ねじ込みのための回転操作を行うことのできる締付部
と、 この締付部とこれに対面する物体との間に介在される表
示部とを備え、 この表示部は、回転操作されて螺進する前記締付部によ
り物体に押し付けられて、前記締付部より側方へはみ出
す変形、または変色する表示手段により所定の締付力の
発生を表示するものであることを特徴とする締付表示機
能付き締結部材。 - 【請求項2】 締付部はボルトのボルト頭部からなり、 前記表示部は、軟質樹脂を前記ボルト頭部の座面に対し
周側方へはみ出さない形状に付着されたものである請求
項1記載の締付表示機能付き締結部材。 - 【請求項3】 前記表示部は、弾力性を有する素材によ
りボルト頭部またはナットとほぼ同一の外径とねじ部を
挿通できる内径とを有するリング状に形成されたもので
ある請求項1記載の締付表示機能付き締結部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20437695A JPH0953621A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 締付表示機能付き締結部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20437695A JPH0953621A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 締付表示機能付き締結部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0953621A true JPH0953621A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16489504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20437695A Pending JPH0953621A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 締付表示機能付き締結部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0953621A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007240205A (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-20 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 荷重センサ付きクランプボルト |
| CN110383022A (zh) * | 2017-03-10 | 2019-10-25 | 富士胶片株式会社 | 压力测定用材料、压力测定用材料组、压力测定方法及压力测定用液体组 |
| KR102675174B1 (ko) * | 2023-05-17 | 2024-06-18 | 대한민국 | 인발저항력이 강화된 clt 접합부용 셀프탭핑스크류 |
-
1995
- 1995-08-10 JP JP20437695A patent/JPH0953621A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007240205A (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-20 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 荷重センサ付きクランプボルト |
| CN110383022A (zh) * | 2017-03-10 | 2019-10-25 | 富士胶片株式会社 | 压力测定用材料、压力测定用材料组、压力测定方法及压力测定用液体组 |
| KR102675174B1 (ko) * | 2023-05-17 | 2024-06-18 | 대한민국 | 인발저항력이 강화된 clt 접합부용 셀프탭핑스크류 |
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