JPH10274476A - 穀物乾燥方法およびそれを用いた穀物乾燥装置 - Google Patents
穀物乾燥方法およびそれを用いた穀物乾燥装置Info
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- JPH10274476A JPH10274476A JP8077697A JP8077697A JPH10274476A JP H10274476 A JPH10274476 A JP H10274476A JP 8077697 A JP8077697 A JP 8077697A JP 8077697 A JP8077697 A JP 8077697A JP H10274476 A JPH10274476 A JP H10274476A
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱風発生源での燃焼量の変化に拘らず、遠赤
外線放射体からの遠赤外線の放射効率を安定させて穀物
の損傷や不十分な乾燥状態が生じるのを防止する。 【解決手段】 遠赤外線放射体の表面温度を直接もしく
は間接的に検出するとともに熱風発生源での燃焼量を検
出し、燃焼量に対する遠赤外線放射体の表面温度との関
係により燃焼量に相当する投入エネルギーと遠赤外線の
放射エネルギーとの比を遠赤外線寄与率として算出し、
この遠赤外線寄与率を一定以上に維持する。
外線放射体からの遠赤外線の放射効率を安定させて穀物
の損傷や不十分な乾燥状態が生じるのを防止する。 【解決手段】 遠赤外線放射体の表面温度を直接もしく
は間接的に検出するとともに熱風発生源での燃焼量を検
出し、燃焼量に対する遠赤外線放射体の表面温度との関
係により燃焼量に相当する投入エネルギーと遠赤外線の
放射エネルギーとの比を遠赤外線寄与率として算出し、
この遠赤外線寄与率を一定以上に維持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠赤外線を利用し
て穀物を乾燥する穀物乾燥方法及び装置に関し、特に、
放射効率を一定以上に保つことにより確実な乾燥を行え
る穀物乾燥方法及び装置を提供する。
て穀物を乾燥する穀物乾燥方法及び装置に関し、特に、
放射効率を一定以上に保つことにより確実な乾燥を行え
る穀物乾燥方法及び装置を提供する。
【0002】
【従来の技術】糯米等の穀物を乾燥させるために、従来
から熱風を利用して穀物を乾燥させる穀物乾燥装置が使
用されている。更に、これら穀物を確実に且つ損傷させ
ることなく乾燥させるべく、上記熱風とともに遠赤外線
を利用して穀物を乾燥させる穀物乾燥装置が考えられ、
又、広く使用されている。このような遠赤外線を利用し
た穀物乾燥装置としては、例えば特開昭61−1952
65号公報、同62−141486号公報、同62−2
13680号公報、特開平2−302578号公報、同
6−3052号公報に記載されている。図7は、上記特
開平2−302578号公報に記載された穀物乾燥装置
を示している。以下、従来知られた穀物乾燥装置につい
て、この図7に示した構造を例に、簡単に説明する。
から熱風を利用して穀物を乾燥させる穀物乾燥装置が使
用されている。更に、これら穀物を確実に且つ損傷させ
ることなく乾燥させるべく、上記熱風とともに遠赤外線
を利用して穀物を乾燥させる穀物乾燥装置が考えられ、
又、広く使用されている。このような遠赤外線を利用し
た穀物乾燥装置としては、例えば特開昭61−1952
65号公報、同62−141486号公報、同62−2
13680号公報、特開平2−302578号公報、同
6−3052号公報に記載されている。図7は、上記特
開平2−302578号公報に記載された穀物乾燥装置
を示している。以下、従来知られた穀物乾燥装置につい
て、この図7に示した構造を例に、簡単に説明する。
【0003】穀物乾燥機1 は、箱型のケーシング2の外
側に、バケットエレベータ3を立設するとともに、熱風
発生源であるバーナ4、熱分配室5、送風機である吸引
ファン6、流入空気調整部7等を設けている。上記ケー
シング2内には、上から順に、穀物貯溜部8、乾燥部
9、集穀部10が設けられている。穀物貯溜部8の上部
には、上記バケットエレベータ3の上端部と連通して穀
物を横搬送し穀物貯溜部8内に穀物を分配する穀物分配
スクリュー11が配設されている。上記集穀部10の底
部には集穀・搬送スクリュー12が設けられ、バケット
エレベータ3の下端部と連通している。上記バケットエ
レベータ3には、穀物張り込み用のホッパ(図示せず)
が設けられており、穀物分配スクリュー11を介して穀
物貯溜部8内に穀物を張り込み自在としている。又、乾
燥作業中は集穀・搬送スクリュー12により排出される
被乾燥穀物を穀物分配スクリュー11に送り込んで循環
させる。更に、乾燥作業が終了した際には、バケットエ
レベータ3の途中から乾燥された穀物を機外に排出する
よう切り替え自在としている。
側に、バケットエレベータ3を立設するとともに、熱風
発生源であるバーナ4、熱分配室5、送風機である吸引
ファン6、流入空気調整部7等を設けている。上記ケー
シング2内には、上から順に、穀物貯溜部8、乾燥部
9、集穀部10が設けられている。穀物貯溜部8の上部
には、上記バケットエレベータ3の上端部と連通して穀
物を横搬送し穀物貯溜部8内に穀物を分配する穀物分配
スクリュー11が配設されている。上記集穀部10の底
部には集穀・搬送スクリュー12が設けられ、バケット
エレベータ3の下端部と連通している。上記バケットエ
レベータ3には、穀物張り込み用のホッパ(図示せず)
が設けられており、穀物分配スクリュー11を介して穀
物貯溜部8内に穀物を張り込み自在としている。又、乾
燥作業中は集穀・搬送スクリュー12により排出される
被乾燥穀物を穀物分配スクリュー11に送り込んで循環
させる。更に、乾燥作業が終了した際には、バケットエ
レベータ3の途中から乾燥された穀物を機外に排出する
よう切り替え自在としている。
【0004】上記乾燥部9は、一端を上記熱分配室5に
連通させ、他端を上記流入空気調整部7に連通させた2
本の筒状の熱風路13、13が設けられている。この熱
風路13は、一部に遠赤外線放射体を備えたている。こ
の遠赤外線放射体としては、例えば熱風路13を構成す
る部材にファインセラミックスを塗布することにより構
成する。
連通させ、他端を上記流入空気調整部7に連通させた2
本の筒状の熱風路13、13が設けられている。この熱
風路13は、一部に遠赤外線放射体を備えたている。こ
の遠赤外線放射体としては、例えば熱風路13を構成す
る部材にファインセラミックスを塗布することにより構
成する。
【0005】図示の従来構造の場合、熱風路13を内管
15と外管16との二重菅構造としている。そして、熱
分配室5には、図示のように、内管15のみが連通して
おり、外管16の熱分配室5側端部はケーシング2の内
面に当接している。内管15と外管16とにより形成さ
れる2つの空間は、外管16の多数の通気孔で上記穀物
貯溜部8に連通するよう開放し、その側方から下側にか
けて排風路プレート17によって穀物流下路を形成し、
この穀物流下路の底部にロータリバルブ19、19 を
設けている。上記排風路プレート17によってその下側
に形成される排風路には、上記吸引ファン6が連通され
ている。ロータリバルブ19、19から排出された穀粒
は集穀・搬送スクリュー12にもたらされる。
15と外管16との二重菅構造としている。そして、熱
分配室5には、図示のように、内管15のみが連通して
おり、外管16の熱分配室5側端部はケーシング2の内
面に当接している。内管15と外管16とにより形成さ
れる2つの空間は、外管16の多数の通気孔で上記穀物
貯溜部8に連通するよう開放し、その側方から下側にか
けて排風路プレート17によって穀物流下路を形成し、
この穀物流下路の底部にロータリバルブ19、19 を
設けている。上記排風路プレート17によってその下側
に形成される排風路には、上記吸引ファン6が連通され
ている。ロータリバルブ19、19から排出された穀粒
は集穀・搬送スクリュー12にもたらされる。
【0006】上述のように構成される穀物乾燥装置にお
いては、乾燥対象である糯米等の被乾燥穀物をバケット
エレベータ3により穀物分配スクリュー11を介して穀
物貯溜部8に張り込み、バケットエレベータ3、穀物分
配スクリュー11をはじめ、バーナ4、吸引ファン6、
ロータリバルブ19、集穀・搬送スクリュー12等を作
動させることによって、被乾燥穀物を、穀物貯溜部8、
乾燥部9、集穀部10、バケットエレベータ3の経路で
循環させて乾燥する。その循環速度は、主としてロータ
リバルブ19の回転数によって定まる。
いては、乾燥対象である糯米等の被乾燥穀物をバケット
エレベータ3により穀物分配スクリュー11を介して穀
物貯溜部8に張り込み、バケットエレベータ3、穀物分
配スクリュー11をはじめ、バーナ4、吸引ファン6、
ロータリバルブ19、集穀・搬送スクリュー12等を作
動させることによって、被乾燥穀物を、穀物貯溜部8、
乾燥部9、集穀部10、バケットエレベータ3の経路で
循環させて乾燥する。その循環速度は、主としてロータ
リバルブ19の回転数によって定まる。
【0007】上記バーナ4の燃焼により発生した熱風
は、熱分配室5から熱風路13、13にもたらされ、こ
の熱で遠赤外線放射体が加熱されて遠赤外線を多く含む
電磁波を発生させ、穀物流下路18を流下する穀物を乾
燥させる。又、遠赤外線放射体を加熱してのち流入空気
調整部7に達した熱風は、ここで外気と混合されて内管
15と外管16との間の通路を通って外管16から放出
され、吸引ファン6の誘引力により、穀物流下路を流下
する穀物中を強制的に通過して穀物を乾燥させる。又、
乾燥により発生する水分や穀物の移動により発生する微
細な塵埃は排風路プレート17を通って吸引ファン6に
誘引されて機外に排出される。尚、乾燥作業中にいわゆ
るテンパリングを行うことは自由にできる。
は、熱分配室5から熱風路13、13にもたらされ、こ
の熱で遠赤外線放射体が加熱されて遠赤外線を多く含む
電磁波を発生させ、穀物流下路18を流下する穀物を乾
燥させる。又、遠赤外線放射体を加熱してのち流入空気
調整部7に達した熱風は、ここで外気と混合されて内管
15と外管16との間の通路を通って外管16から放出
され、吸引ファン6の誘引力により、穀物流下路を流下
する穀物中を強制的に通過して穀物を乾燥させる。又、
乾燥により発生する水分や穀物の移動により発生する微
細な塵埃は排風路プレート17を通って吸引ファン6に
誘引されて機外に排出される。尚、乾燥作業中にいわゆ
るテンパリングを行うことは自由にできる。
【0008】乾燥作業が終了したならば、バーナ4の燃
焼を停止し、バケットエレベータ3の循環経路を切り替
えて乾燥された穀物を機外に排出する。
焼を停止し、バケットエレベータ3の循環経路を切り替
えて乾燥された穀物を機外に排出する。
【0009】上記公報に記載された穀物乾燥装置におい
ては、遠赤外線放射体の周りを流下する穀物に遠赤外線
を多く含む電磁波を均一にしかも直接照射でき、遠赤外
線の熱損失をなくし、効率のよい穀物乾燥を行うことが
できる。これとともに乾燥むらを少なくし、胴割れ発生
をなくすことができる。
ては、遠赤外線放射体の周りを流下する穀物に遠赤外線
を多く含む電磁波を均一にしかも直接照射でき、遠赤外
線の熱損失をなくし、効率のよい穀物乾燥を行うことが
できる。これとともに乾燥むらを少なくし、胴割れ発生
をなくすことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、効率良く確
実な乾燥を行うためには、放射する遠赤外線の波長が重
要な要因となるため、遠赤外線放射体に付与する熱を一
定にすべく、遠赤外線放射体の周囲の温度を一定に保つ
必要がある。このために、乾燥すべき穀物の量に応じて
上記放射体の面積や配置を工夫することが考えられる
が、上記面積や配置を変えることは困難であり、現実的
ではない。従って、従来の穀物乾燥装置においては、バ
ーナ4の最適燃焼量を設定し、この設定された一定の燃
焼量で乾燥作業を行うようにしている。
実な乾燥を行うためには、放射する遠赤外線の波長が重
要な要因となるため、遠赤外線放射体に付与する熱を一
定にすべく、遠赤外線放射体の周囲の温度を一定に保つ
必要がある。このために、乾燥すべき穀物の量に応じて
上記放射体の面積や配置を工夫することが考えられる
が、上記面積や配置を変えることは困難であり、現実的
ではない。従って、従来の穀物乾燥装置においては、バ
ーナ4の最適燃焼量を設定し、この設定された一定の燃
焼量で乾燥作業を行うようにしている。
【0011】遠赤外線放射体周囲の温度を一定にするた
めの方法として、遠赤外線放射体を通過した熱風の温度
を検出し、検出された温度からバーナ4の最適燃焼量を
設定することが行われている。しかし、温度検出に用い
られる熱風は、遠赤外線放射体を通過した後に流入空気
調整部(図7において符号7で示す部分)にて外気と混
合された状態で排気される熱風が対象となっているため
に遠赤外線放射体からの直接の温度を検出することがで
きない。つまり、排気熱風の温度は、穀物への受熱ある
いは熱風通路での損失等によって降下しやすいばかりで
なく、乾燥装置内での風量によっても異なる。このた
め、遠赤外線放射体による乾燥能力の判断材料として排
気熱風の温度を用いてバーナ4の燃焼量制御により遠赤
外線放射体周囲の温度を調整しようとすると、放射効率
が過度に上昇したりあるいは逆に著しく低下してしま
い、乾燥すべき穀物に損傷を与えたり確実な乾燥作業を
行えなくなる虞がある。
めの方法として、遠赤外線放射体を通過した熱風の温度
を検出し、検出された温度からバーナ4の最適燃焼量を
設定することが行われている。しかし、温度検出に用い
られる熱風は、遠赤外線放射体を通過した後に流入空気
調整部(図7において符号7で示す部分)にて外気と混
合された状態で排気される熱風が対象となっているため
に遠赤外線放射体からの直接の温度を検出することがで
きない。つまり、排気熱風の温度は、穀物への受熱ある
いは熱風通路での損失等によって降下しやすいばかりで
なく、乾燥装置内での風量によっても異なる。このた
め、遠赤外線放射体による乾燥能力の判断材料として排
気熱風の温度を用いてバーナ4の燃焼量制御により遠赤
外線放射体周囲の温度を調整しようとすると、放射効率
が過度に上昇したりあるいは逆に著しく低下してしま
い、乾燥すべき穀物に損傷を与えたり確実な乾燥作業を
行えなくなる虞がある。
【0012】本発明の目的は、上記従来の遠赤外線を用
いた穀物乾燥装置における問題に鑑み、熱風発生源での
燃焼量の変化に拘らず、遠赤外線放射体からの遠赤外線
の放射効率安定させて穀物の損傷や不十分な乾燥状態が
生じるのを防止することが可能な遠赤外線を用いた穀物
乾燥方法およびそれを用いた穀物乾燥装置を提供するこ
とにある。
いた穀物乾燥装置における問題に鑑み、熱風発生源での
燃焼量の変化に拘らず、遠赤外線放射体からの遠赤外線
の放射効率安定させて穀物の損傷や不十分な乾燥状態が
生じるのを防止することが可能な遠赤外線を用いた穀物
乾燥方法およびそれを用いた穀物乾燥装置を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
請求項1記載の発明は、熱風発生源と遠赤外線放射体と
によって得られる遠赤外線熱風により、穀物を乾燥させ
る穀物乾燥方法において、上記遠赤外線放射体の表面温
度を直接若しくは間接的に検出するとともに上記熱風発
生源での燃焼量を検出し、上記燃焼量に対する上記遠赤
外線放射体の表面温度との関係により燃焼量に相当する
投入エネルギーと遠赤外線の放射エネルギーとの比を遠
赤外線寄与率として算出し、この遠赤外線寄与率を一定
以上に維持することを特徴としている。
請求項1記載の発明は、熱風発生源と遠赤外線放射体と
によって得られる遠赤外線熱風により、穀物を乾燥させ
る穀物乾燥方法において、上記遠赤外線放射体の表面温
度を直接若しくは間接的に検出するとともに上記熱風発
生源での燃焼量を検出し、上記燃焼量に対する上記遠赤
外線放射体の表面温度との関係により燃焼量に相当する
投入エネルギーと遠赤外線の放射エネルギーとの比を遠
赤外線寄与率として算出し、この遠赤外線寄与率を一定
以上に維持することを特徴としている。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の穀
物乾燥方法において、上記遠赤外線寄与率は、上記遠赤
外線放射体の表面温度を検出し、その表面温度に応じて
上記熱風発生源からの熱風の流量を調整することにより
一定以上に維持されることを特徴としている。
物乾燥方法において、上記遠赤外線寄与率は、上記遠赤
外線放射体の表面温度を検出し、その表面温度に応じて
上記熱風発生源からの熱風の流量を調整することにより
一定以上に維持されることを特徴としている。
【0015】請求項3記載の発明は、熱風発生源と遠赤
外線放射体とによって得られる遠赤外線熱風により、穀
物を乾燥させる穀物乾燥方法において、上記遠赤外線放
射体を通過直後の熱風温度を検出するとともに上記熱風
発生源での燃焼量を検出し、上記燃焼量に対する上記遠
赤外線放射体の表面温度との関係により燃焼量に相当す
る投入エネルギーと遠赤外線の放射エネルギーとの比を
遠赤外線寄与率として算出し、この遠赤外線寄与率を一
定以上に維持することを特徴としている。
外線放射体とによって得られる遠赤外線熱風により、穀
物を乾燥させる穀物乾燥方法において、上記遠赤外線放
射体を通過直後の熱風温度を検出するとともに上記熱風
発生源での燃焼量を検出し、上記燃焼量に対する上記遠
赤外線放射体の表面温度との関係により燃焼量に相当す
る投入エネルギーと遠赤外線の放射エネルギーとの比を
遠赤外線寄与率として算出し、この遠赤外線寄与率を一
定以上に維持することを特徴としている。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1および2
記載の穀物乾燥方法を用いる穀物乾燥装置であって、遠
赤外線放射体の表面温度を直接若しくは間接的に検出可
能な表面温度センサと、上記熱風発生源での燃焼量検出
手段と、上記熱風発生源からの熱風の流量を設定可能な
流量制御手段と、上記表面温度センサおよび上記燃焼量
検出手段が入力側に接続され、上記流量制御手段が出力
側に接続されている制御部とを備え、上記制御部は、上
記熱風発生源での燃焼量と上記遠赤外線放射体からの放
射エネルギーとを用いて、 遠赤外線寄与率=放射体温度×表面積×係数/燃焼量×
発熱量×100(%) を求め、所定の遠赤外線寄与率にない場合には、上記流
量制御手段による熱風の風量を制御することを特徴とし
ている。
記載の穀物乾燥方法を用いる穀物乾燥装置であって、遠
赤外線放射体の表面温度を直接若しくは間接的に検出可
能な表面温度センサと、上記熱風発生源での燃焼量検出
手段と、上記熱風発生源からの熱風の流量を設定可能な
流量制御手段と、上記表面温度センサおよび上記燃焼量
検出手段が入力側に接続され、上記流量制御手段が出力
側に接続されている制御部とを備え、上記制御部は、上
記熱風発生源での燃焼量と上記遠赤外線放射体からの放
射エネルギーとを用いて、 遠赤外線寄与率=放射体温度×表面積×係数/燃焼量×
発熱量×100(%) を求め、所定の遠赤外線寄与率にない場合には、上記流
量制御手段による熱風の風量を制御することを特徴とし
ている。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項4記載の穀
物乾燥装置において、上記表面温度センサーは、上記遠
赤外線放射体の表面に対して接触若しくは非接触な状態
で遠赤外線放射体と対向して配置されていることを特徴
としている。
物乾燥装置において、上記表面温度センサーは、上記遠
赤外線放射体の表面に対して接触若しくは非接触な状態
で遠赤外線放射体と対向して配置されていることを特徴
としている。
【0018】
【作用】請求項1、2および4、5記載の発明では、遠
赤外線放射体自体を対象として表面温度を直接若しくは
間接的に検出し、検出された遠赤外線放射体の表面温度
と熱風発生源での燃焼量とで遠赤外線寄与率を算出し、
遠赤外線寄与率が一定以上となるように風量調整して遠
赤外線放射体の周囲温度を制御することができる。これ
により、排気熱風を遠赤外線放射体の周囲温度として検
出した場合と違って実際の遠赤外線放射体の周囲温度を
正確に把握することができるので、熱風発生源での温度
設定に拘らず、遠赤外線放射体から直接得られる温度情
報を基にして遠赤外線放射効率を安定させる精度を高め
ることができる。
赤外線放射体自体を対象として表面温度を直接若しくは
間接的に検出し、検出された遠赤外線放射体の表面温度
と熱風発生源での燃焼量とで遠赤外線寄与率を算出し、
遠赤外線寄与率が一定以上となるように風量調整して遠
赤外線放射体の周囲温度を制御することができる。これ
により、排気熱風を遠赤外線放射体の周囲温度として検
出した場合と違って実際の遠赤外線放射体の周囲温度を
正確に把握することができるので、熱風発生源での温度
設定に拘らず、遠赤外線放射体から直接得られる温度情
報を基にして遠赤外線放射効率を安定させる精度を高め
ることができる。
【0019】請求項3記載の発明では、遠赤外線放射体
通過直後の熱風温度を用いて遠赤外線寄与率を算出す
る。このため、遠赤外線放射体の温度を対象としなくて
も遠赤外線寄与率を算出することができるので、既存の
構造に対して遠赤外線放射体通過直後の熱風を対象とし
た排気温度センサを付加するだけの簡単な構造により遠
赤外線放射効率を向上させるための構造が得られる。
通過直後の熱風温度を用いて遠赤外線寄与率を算出す
る。このため、遠赤外線放射体の温度を対象としなくて
も遠赤外線寄与率を算出することができるので、既存の
構造に対して遠赤外線放射体通過直後の熱風を対象とし
た排気温度センサを付加するだけの簡単な構造により遠
赤外線放射効率を向上させるための構造が得られる。
【0020】
【実施例】以下、図示実施例により請求項1乃至5記載
の発明の詳細を説明する。本発明による穀物乾燥方法に
用いられる穀物乾燥装置は、遠赤外線放射体の表面温度
を直接若しくは間接的に検出し、その表面温度に影響す
る熱風発生源の燃焼量と遠赤外線放射体からの遠赤外線
の放射エネルギーとの比により得られる遠赤外線寄与率
を一定以上に維持することを特徴としており、その他の
構成に関しては前述した従来装置と同様である。
の発明の詳細を説明する。本発明による穀物乾燥方法に
用いられる穀物乾燥装置は、遠赤外線放射体の表面温度
を直接若しくは間接的に検出し、その表面温度に影響す
る熱風発生源の燃焼量と遠赤外線放射体からの遠赤外線
の放射エネルギーとの比により得られる遠赤外線寄与率
を一定以上に維持することを特徴としており、その他の
構成に関しては前述した従来装置と同様である。
【0021】図1は、請求項1、2、4および5記載の
発明の実施例の要部を説明するための斜視図であり、同
図において、穀物乾燥装置は、前述した従来装置と同
様、熱風を発生自在なバーナ4と、このバーナ4によっ
て発生した熱風の熱により遠赤外線を放射自在な放射管
21と、この放射管21の周囲の空気を拡散させる吸引
ファン6(図2参照)とを備えている。バーナ4は、熱
風発生源に相当するものであり、図示されない燃料供給
制御装置からの燃料供給量に応じて燃焼量を変化させる
ことができる。放射管21は、遠赤外線放射体に相当す
るものであり、本実施例では、ステンレス鋼等の金属材
料にファインセラミックス等の遠赤外線放射可能な材料
を塗付して構成されている。さらに吸引ファン6は、熱
風の送風量を調整可能な流量制御手段に相当しており、
後述する制御部で決定された印加電流値に応じた回転数
により風量を調整できるようになっている。
発明の実施例の要部を説明するための斜視図であり、同
図において、穀物乾燥装置は、前述した従来装置と同
様、熱風を発生自在なバーナ4と、このバーナ4によっ
て発生した熱風の熱により遠赤外線を放射自在な放射管
21と、この放射管21の周囲の空気を拡散させる吸引
ファン6(図2参照)とを備えている。バーナ4は、熱
風発生源に相当するものであり、図示されない燃料供給
制御装置からの燃料供給量に応じて燃焼量を変化させる
ことができる。放射管21は、遠赤外線放射体に相当す
るものであり、本実施例では、ステンレス鋼等の金属材
料にファインセラミックス等の遠赤外線放射可能な材料
を塗付して構成されている。さらに吸引ファン6は、熱
風の送風量を調整可能な流量制御手段に相当しており、
後述する制御部で決定された印加電流値に応じた回転数
により風量を調整できるようになっている。
【0022】図1においてバーナ4は、第1の熱分配室
5の一端面に設けられており、バーナ4によって発生し
た熱風が第1の熱分配室5に送り込まれるようになって
いる。第1の熱分配室5の他端面には、連通管22の一
端が接続され、さらに連通管22の他端には、第2の熱
分配室23が接続されている。第2の熱分配室23に
は、1対の放射管21が設けられている。放射管21
は、両端が開口した筒状に構成されていて、バーナ4に
よって発生した熱風が、第1の熱分配室5、連通管2
2、第2の熱分配室23を介して放射管21の他端開口
から送り出されるようなっている。これら構成各部材
5、21、22、23は、図2および図7に示すよう
に、ケーシング2内に収納された状態で配設されてい
る。
5の一端面に設けられており、バーナ4によって発生し
た熱風が第1の熱分配室5に送り込まれるようになって
いる。第1の熱分配室5の他端面には、連通管22の一
端が接続され、さらに連通管22の他端には、第2の熱
分配室23が接続されている。第2の熱分配室23に
は、1対の放射管21が設けられている。放射管21
は、両端が開口した筒状に構成されていて、バーナ4に
よって発生した熱風が、第1の熱分配室5、連通管2
2、第2の熱分配室23を介して放射管21の他端開口
から送り出されるようなっている。これら構成各部材
5、21、22、23は、図2および図7に示すよう
に、ケーシング2内に収納された状態で配設されてい
る。
【0023】吸引ファン6の回転数制御を実行するため
の制御部は、その構成が図3に示されている。図3にお
いて制御部30は、演算制御可能なマイクロコンピュー
タを主要部として備え、図示されないI/Oインターフ
ェースを介して入力側に放射管21の表面温度を検出す
る表面温度センサ31、穀物量入力部32、バーナ4で
の燃焼量検出手段33が接続され、出力側に吸引ファン
6の回転駆動部34が接続されている。表面温度センサ
31は、本実施例の場合、図1に示すように、放射管2
1の全長方向で最も温度が安定する場所である全長の1
/3乃至中央部に対向させて配置されており、その構造
として、接触型あるいは非接触型のサーミスタが用いら
れ、放射管21の温度を直接若しくは間接的に検出す
る。穀物量入力部32は、図示しないが、穀物貯溜部8
(図7参照)等に設けられた重量センサあるいは図示し
ない操作パネル上に設けられたテンキーが該当してい
る。燃焼量検出手段33は、バーナ4の供給燃料量を検
出する手段であり、流量計での測定結果や燃料供給制御
装置で設定される燃料供給のためのデューティ比あるい
は燃料ポンプの駆動時間等によって単位時間当たりの燃
料供給量を検出できるようになっている。なお、このよ
うな燃焼量検出手段33による燃料供給量の検出は、制
御部30による演算処理によって求めることも可能であ
る。
の制御部は、その構成が図3に示されている。図3にお
いて制御部30は、演算制御可能なマイクロコンピュー
タを主要部として備え、図示されないI/Oインターフ
ェースを介して入力側に放射管21の表面温度を検出す
る表面温度センサ31、穀物量入力部32、バーナ4で
の燃焼量検出手段33が接続され、出力側に吸引ファン
6の回転駆動部34が接続されている。表面温度センサ
31は、本実施例の場合、図1に示すように、放射管2
1の全長方向で最も温度が安定する場所である全長の1
/3乃至中央部に対向させて配置されており、その構造
として、接触型あるいは非接触型のサーミスタが用いら
れ、放射管21の温度を直接若しくは間接的に検出す
る。穀物量入力部32は、図示しないが、穀物貯溜部8
(図7参照)等に設けられた重量センサあるいは図示し
ない操作パネル上に設けられたテンキーが該当してい
る。燃焼量検出手段33は、バーナ4の供給燃料量を検
出する手段であり、流量計での測定結果や燃料供給制御
装置で設定される燃料供給のためのデューティ比あるい
は燃料ポンプの駆動時間等によって単位時間当たりの燃
料供給量を検出できるようになっている。なお、このよ
うな燃焼量検出手段33による燃料供給量の検出は、制
御部30による演算処理によって求めることも可能であ
る。
【0024】制御部30では、放射管21の表面温度と
バーナ4での燃焼量とを用いて遠赤外線寄与率を算出
し、その寄与率が一定以上となるように、放射管21の
周囲温度に影響する熱風の風量を調整するようになって
いる。遠赤外線の寄与率は、放射管21の表面温度から
得られる遠赤外線の放射エネルギーとバーナ4での燃焼
量に相当する投入エネルギーとを用いて、 遠赤外線寄与率=(放射体温度×表面積×係数/燃焼量
×発熱量)×100(%) として求める。遠赤外線寄与率は、一定値として25
(%)を基準とし、その値以上を維持できるように制御
部20によって吸引ファン6の回転数が制御される。遠
赤外線寄与率が高くなるほど遠赤外線の放射効率は向上
し、穀物内部への遠赤外線を含む電磁波の浸透が充分行
われることになり、燃焼量1Kgに対する穀物内の水分
除去量(Kg)との比で表される乾燥効率が向上するこ
とになる。
バーナ4での燃焼量とを用いて遠赤外線寄与率を算出
し、その寄与率が一定以上となるように、放射管21の
周囲温度に影響する熱風の風量を調整するようになって
いる。遠赤外線の寄与率は、放射管21の表面温度から
得られる遠赤外線の放射エネルギーとバーナ4での燃焼
量に相当する投入エネルギーとを用いて、 遠赤外線寄与率=(放射体温度×表面積×係数/燃焼量
×発熱量)×100(%) として求める。遠赤外線寄与率は、一定値として25
(%)を基準とし、その値以上を維持できるように制御
部20によって吸引ファン6の回転数が制御される。遠
赤外線寄与率が高くなるほど遠赤外線の放射効率は向上
し、穀物内部への遠赤外線を含む電磁波の浸透が充分行
われることになり、燃焼量1Kgに対する穀物内の水分
除去量(Kg)との比で表される乾燥効率が向上するこ
とになる。
【0025】本実施例は以上のような構成を装置を用
い、次に説明する制御部30の作用に基づいて穀物の乾
燥が実行される。図4は、制御部30の作用を説明する
ためのフローチャートであり、同図において、乾燥装置
の運転が開始されると、表面温度センサ31および燃焼
量検出手段32によって、放射管21の表面温度および
バーナ4での燃焼量が検出される(S1、S2)。ステ
ップS1、S2において得られた各情報は制御部30に
取り込まれ、制御部30において遠赤外線寄与率が算出
される(S3)。この場合の演算式は上記した式が用い
られる。算出された遠赤外線寄与率が一定以上、本実施
例の場合には25%以上であるかどうかが判別され(S
4)、一定以上である場合には現状での風量を維持する
(S5)。一方、ステップS4において遠赤外線寄与率
が一定以上でない場合には、風量を減少させる(S
6)。風量減少は段階的に行われ、減少させた風量で得
られる遠赤外線寄与率を基準にしたフイードバック制御
が実行される。ステップS4での判別において遠赤外線
寄与率が一定以上でないと判断された場合、バーナ4の
燃焼量を制御してバーナ4で生成される熱風の発熱量を
調整することも考えられるが、この場合、バーナ4の燃
焼量を変化に比例して放射管21の周囲の温度が変化す
るとは限らないので、むやみにバーナ4の温度上昇を招
く虞がある。このため、放射管21の周囲の温度をその
周囲を流れる空気の蓄熱量により制御することが安全上
好ましい。このような理由により、本実施例では、遠赤
外線寄与率が一定以上でない場合には、放射管21の周
囲を流れる空気の蓄熱量を変化させて放射管21からの
遠赤外線の放射効率を改善するようになっている。燃焼
量を変化させる場合としては、例えば、乾燥対象となる
穀物量の変化あるいは乾燥時間がパラメータとなる。上
記の処理は、乾燥時間の満了あるいは運転スイッチが停
止状態に切り換えられるまで継続される(S7)。
い、次に説明する制御部30の作用に基づいて穀物の乾
燥が実行される。図4は、制御部30の作用を説明する
ためのフローチャートであり、同図において、乾燥装置
の運転が開始されると、表面温度センサ31および燃焼
量検出手段32によって、放射管21の表面温度および
バーナ4での燃焼量が検出される(S1、S2)。ステ
ップS1、S2において得られた各情報は制御部30に
取り込まれ、制御部30において遠赤外線寄与率が算出
される(S3)。この場合の演算式は上記した式が用い
られる。算出された遠赤外線寄与率が一定以上、本実施
例の場合には25%以上であるかどうかが判別され(S
4)、一定以上である場合には現状での風量を維持する
(S5)。一方、ステップS4において遠赤外線寄与率
が一定以上でない場合には、風量を減少させる(S
6)。風量減少は段階的に行われ、減少させた風量で得
られる遠赤外線寄与率を基準にしたフイードバック制御
が実行される。ステップS4での判別において遠赤外線
寄与率が一定以上でないと判断された場合、バーナ4の
燃焼量を制御してバーナ4で生成される熱風の発熱量を
調整することも考えられるが、この場合、バーナ4の燃
焼量を変化に比例して放射管21の周囲の温度が変化す
るとは限らないので、むやみにバーナ4の温度上昇を招
く虞がある。このため、放射管21の周囲の温度をその
周囲を流れる空気の蓄熱量により制御することが安全上
好ましい。このような理由により、本実施例では、遠赤
外線寄与率が一定以上でない場合には、放射管21の周
囲を流れる空気の蓄熱量を変化させて放射管21からの
遠赤外線の放射効率を改善するようになっている。燃焼
量を変化させる場合としては、例えば、乾燥対象となる
穀物量の変化あるいは乾燥時間がパラメータとなる。上
記の処理は、乾燥時間の満了あるいは運転スイッチが停
止状態に切り換えられるまで継続される(S7)。
【0026】本実施例によれば、放射管21の表面温度
を直接若しくは間接的に検出し、換言すれば、乾燥効率
に直接影響を及ぼす放射管21からの温度情報を対象と
して遠赤外線の放射効率を向上させるための処理が行え
るので、放射管21からの温度情報の精度を高めて乾燥
効率を良好なものとすることが可能になる。
を直接若しくは間接的に検出し、換言すれば、乾燥効率
に直接影響を及ぼす放射管21からの温度情報を対象と
して遠赤外線の放射効率を向上させるための処理が行え
るので、放射管21からの温度情報の精度を高めて乾燥
効率を良好なものとすることが可能になる。
【0027】次に、請求項3記載の発明について説明す
る。請求項3記載の発明は、遠赤外線放射体通過直後の
熱風の温度を検出し、その温度から得られる排気エネル
ギーと熱風発生源での燃焼量から得られる投入エネルギ
ーとの差を基にして遠赤外線放射体の放射エネルギーを
算出することで遠赤外線寄与率を求めることを特徴とし
ている。つまり、図5は、本実施例に用いられる制御機
構を説明するためのブロック図であり、同図において前
述した実施例と異なる点は、表面温度センサ31が用い
られていない点である。図5に示す実施例では、表面温
度センサ31に代えて放射管21を通過した直後の排気
熱風の温度を検出可能な排気温度センサ31’が制御部
30’の入力側に接続されている。この場合にいう遠赤
外線放射体通過直後とは、外気との混合以前に相当して
いる。制御部30’では、バーナ4での燃焼量と排気熱
風の温度とを用いて、
る。請求項3記載の発明は、遠赤外線放射体通過直後の
熱風の温度を検出し、その温度から得られる排気エネル
ギーと熱風発生源での燃焼量から得られる投入エネルギ
ーとの差を基にして遠赤外線放射体の放射エネルギーを
算出することで遠赤外線寄与率を求めることを特徴とし
ている。つまり、図5は、本実施例に用いられる制御機
構を説明するためのブロック図であり、同図において前
述した実施例と異なる点は、表面温度センサ31が用い
られていない点である。図5に示す実施例では、表面温
度センサ31に代えて放射管21を通過した直後の排気
熱風の温度を検出可能な排気温度センサ31’が制御部
30’の入力側に接続されている。この場合にいう遠赤
外線放射体通過直後とは、外気との混合以前に相当して
いる。制御部30’では、バーナ4での燃焼量と排気熱
風の温度とを用いて、
【数1】 を求める。遠赤外線寄与率が求められると、その寄与率
が一定以上となるように吸引ファン6の回転数が制御部
30’によって制御される。この風量制御に関しては前
述した実施例と同様である。
が一定以上となるように吸引ファン6の回転数が制御部
30’によって制御される。この風量制御に関しては前
述した実施例と同様である。
【0028】本実施例は以上のような構成であるから、
制御部30の作用を説明するフローチャートを用いて説
明すると、図6に示すとおりである。図6において、乾
燥運転が開始されると、排気温度センサ31’、燃焼量
検出手段33による排気熱風の温度およびバーな4での
燃焼量が検出されると(S1’、S2’)、遠赤外線寄
与率が算出される(S3)。算出された遠赤外線寄与率
が一定以上であるかどうかが判別され(S4)、その閣
下に応じた処理は、図4に示したステップS5〜S7と
同じ処理として実行される。
制御部30の作用を説明するフローチャートを用いて説
明すると、図6に示すとおりである。図6において、乾
燥運転が開始されると、排気温度センサ31’、燃焼量
検出手段33による排気熱風の温度およびバーな4での
燃焼量が検出されると(S1’、S2’)、遠赤外線寄
与率が算出される(S3)。算出された遠赤外線寄与率
が一定以上であるかどうかが判別され(S4)、その閣
下に応じた処理は、図4に示したステップS5〜S7と
同じ処理として実行される。
【0029】本実施例によれば、排気温度センサ31’
が放射管21を通過した直後の熱風の温度を検出対象と
しているので、放射管21の組み立て後においてセンサ
を設置することも可能であるので、既存の乾燥装置にお
ける放射管を対象として組み付けて遠赤外線寄与率を算
出するのにも用いることができる。これにより、簡単な
構造付加のみで乾燥効率を向上させることが可能にな
る。
が放射管21を通過した直後の熱風の温度を検出対象と
しているので、放射管21の組み立て後においてセンサ
を設置することも可能であるので、既存の乾燥装置にお
ける放射管を対象として組み付けて遠赤外線寄与率を算
出するのにも用いることができる。これにより、簡単な
構造付加のみで乾燥効率を向上させることが可能にな
る。
【0030】また、図3および図5に示した表面温度セ
ンサ31および排気温度センサ31’は、単に表面温度
および排気温度を検出するだけに利用するのでなく、放
射管の異常温度の検出にも用いることができるので、特
に放射管の過熱を未然に検出することで安全対策を施す
ための部材とすることが可能になる。
ンサ31および排気温度センサ31’は、単に表面温度
および排気温度を検出するだけに利用するのでなく、放
射管の異常温度の検出にも用いることができるので、特
に放射管の過熱を未然に検出することで安全対策を施す
ための部材とすることが可能になる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2およ
び4、5記載の発明によれば、遠赤外線放射体自体を対
象として表面温度を直接若しくは間接的に検出し、検出
された遠赤外線放射体の表面温度と熱風発生源での燃焼
量とで遠赤外線寄与率を算出し、遠赤外線寄与率が一定
以上となるように風量調整して遠赤外線放射体の周囲温
度を制御することができる。これにより、排気熱風を遠
赤外線放射体の周囲温度とみなして採用した場合と違っ
て実際の遠赤外線放射体の周囲温度を正確に把握するこ
とができるので、熱風発生源での温度設定に拘らず、遠
赤外線放射体から直接得られる温度情報を基にして遠赤
外線放射効率を安定させる精度を高めて良好な乾燥を行
うことが可能になる。
び4、5記載の発明によれば、遠赤外線放射体自体を対
象として表面温度を直接若しくは間接的に検出し、検出
された遠赤外線放射体の表面温度と熱風発生源での燃焼
量とで遠赤外線寄与率を算出し、遠赤外線寄与率が一定
以上となるように風量調整して遠赤外線放射体の周囲温
度を制御することができる。これにより、排気熱風を遠
赤外線放射体の周囲温度とみなして採用した場合と違っ
て実際の遠赤外線放射体の周囲温度を正確に把握するこ
とができるので、熱風発生源での温度設定に拘らず、遠
赤外線放射体から直接得られる温度情報を基にして遠赤
外線放射効率を安定させる精度を高めて良好な乾燥を行
うことが可能になる。
【0032】請求項3記載の発明によれば、遠赤外線放
射体通過直後の熱風温度を用いて遠赤外線寄与率を算出
するので、既存の構造に対して遠赤外線放射体通過直後
の熱風を対象とした排気温度センサを付加するだけの簡
単な構造により遠赤外線放射効率を向上させるための構
造が得られる。
射体通過直後の熱風温度を用いて遠赤外線寄与率を算出
するので、既存の構造に対して遠赤外線放射体通過直後
の熱風を対象とした排気温度センサを付加するだけの簡
単な構造により遠赤外線放射効率を向上させるための構
造が得られる。
【図1】請求項1、2、4、5記載の発明の実施例の要
部を説明するための斜視図である。
部を説明するための斜視図である。
【図2】図1に示した要部の外観図である。
【図3】図1に示した要部に用いられる制御部の構成を
説明するためのブロック図である。
説明するためのブロック図である。
【図4】図3に示した制御部の作用を説明するためのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】請求項3記載の発明の実施例の要部に相当する
制御部の構成を説明するためのブロック図である。
制御部の構成を説明するためのブロック図である。
【図6】図5に示した制御部の作用を説明するためのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図7】穀物乾燥装置の一例を説明するための概略的な
斜視図である。
斜視図である。
2 ケーシング 4 熱風発生源に相当するバーナ 6 流量制御手段に相当する吸引ファン 21 放射管 30、30’ 制御部 31 表面温度センサ 31’ 排気温度センサ 33 燃焼量検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 興太郎 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 生物 系特定産業技術研究推進機構内 (72)発明者 日高 靖之 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 生物 系特定産業技術研究推進機構内 (72)発明者 市川 友彦 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 生物 系特定産業技術研究推進機構内
Claims (5)
- 【請求項1】 熱風発生源と遠赤外線放射体とによって
得られる遠赤外線熱風により、穀物を乾燥させる穀物乾
燥方法において、 上記遠赤外線放射体の表面温度を直接若しくは間接的に
検出するとともに上記熱風発生源での燃焼量を検出し、
上記燃焼量に対する上記遠赤外線放射体の表面温度との
関係により燃焼量に相当する投入エネルギーと遠赤外線
の放射エネルギーとの比を遠赤外線寄与率として算出
し、この遠赤外線寄与率を一定以上に維持することを特
徴とする穀物乾燥方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の穀物乾燥方法において、 上記遠赤外線寄与率は、上記遠赤外線放射体の表面温度
を検出し、その表面温度に応じて上記熱風発生源からの
熱風の流量を調整することにより一定以上に維持される
ことを特徴とする遠赤外線を用いた穀物乾燥方法。 - 【請求項3】 熱風発生源と遠赤外線放射体とによって
得られる遠赤外線熱風により、穀物を乾燥させる穀物乾
燥方法において、 上記遠赤外線放射体を通過直後の熱風温度を検出すると
ともに上記熱風発生源での燃焼量を検出し、上記燃焼量
に対する上記遠赤外線放射体の表面温度との関係により
燃焼量に相当する投入エネルギーと遠赤外線の放射エネ
ルギーとの比を遠赤外線寄与率として算出し、この遠赤
外線寄与率を一定以上に維持することを特徴とする穀物
乾燥方法。 - 【請求項4】 請求項1および2記載の穀物乾燥方法を
用いる穀物乾燥装置であって、 遠赤外線放射体の表面温度を直接若しくは間接的に検出
可能な表面温度センサと、 上記熱風発生源での燃焼量検出手段と、 上記熱風発生源からの熱風の流量を設定可能な流量制御
手段と、 上記表面温度センサおよび上記燃焼量検出手段が入力側
に接続され、上記流量制御手段が出力側に接続されてい
る制御部とを備え、 上記制御部は、上記熱風発生源での燃焼量と上記遠赤外
線放射体からの放射エネルギーとを用いて、 遠赤外線寄与率=放射体温度×表面積×係数/燃焼量×
発熱量×100(%) を求め、所定の遠赤外線寄与率にない場合には、上記流
量制御手段による熱風の風量を制御することを特徴とす
る乾燥装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の穀物乾燥装置において、 上記表面温度センサーは、上記遠赤外線放射体の表面に
対して接触若しくは非接触な状態で遠赤外線放射体と対
向して配置されていることを特徴とする穀物乾燥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8077697A JPH10274476A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 穀物乾燥方法およびそれを用いた穀物乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8077697A JPH10274476A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 穀物乾燥方法およびそれを用いた穀物乾燥装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10274476A true JPH10274476A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13727848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8077697A Pending JPH10274476A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 穀物乾燥方法およびそれを用いた穀物乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10274476A (ja) |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP8077697A patent/JPH10274476A/ja active Pending
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