JPH10274735A - カメラのレンズ装置 - Google Patents

カメラのレンズ装置

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JPH10274735A
JPH10274735A JP9081503A JP8150397A JPH10274735A JP H10274735 A JPH10274735 A JP H10274735A JP 9081503 A JP9081503 A JP 9081503A JP 8150397 A JP8150397 A JP 8150397A JP H10274735 A JPH10274735 A JP H10274735A
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lens
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Shigeru Yoshida
茂 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カメラのレンズ装置において、操作リングから
クリック機構若しくはフリクション機構を解除させる部
材を設け、1台のレンズで手動操作と自動操作を使い分
けられるようにする。 【解決手段】鏡胴12にドライブユニット78が装着さ
れると、そのドライブユニット78に設けられた押圧ピ
ン76が挿入孔74に挿入され、クリック70に押圧当
接されているクリックばね72を押圧して、クリック7
0から強制的に退避させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラのレンズ装
置に係り、特にカメラやビデオカメラ等の光学機械に適
用されるカメラのレンズ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】絞りやズームなどの操作を手動で行うカ
メラでは、振動等でその操作リングが回動しないように
操作リングにクリック機構若しくはフリクション機構等
が採用されている。一方、絞りやズームなどの操作を自
動で行うカメラでは、省電力化、コンパクト化等の観点
から小型モータを使用して駆動しているため、駆動に際
して負荷のかかるクリック機構若しくはフリクション機
構等は採用されていない。
【0003】このため、従来は、手動操作用のカメラと
自動操作用のカメラとを別仕様で生産していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ごとく手動操作用のカメラと自動操作用のカメラとを別
仕様で生産するとコストアップになるという欠点があ
る。また、ユーザーが駆動ユニットの着脱を行い、手動
と自動を使い分けたいという要望もある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、1台のレンズで手動操作と自動操作とを使い
分けることができるカメラのレンズ装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、カメラレンズの操作リングに、この操作
リングが任意の回動力を与えられるまで回動しないため
の固定支持機構が連結されたカメラのレンズ装置におい
て、前記操作リングと前記固定支持機構との連結を解除
させる解除部材を設けたことを特徴とする。
【0007】本発明によれば、手動操作時には、操作リ
ングに固定支持機構が連結されているが、自動操作時に
は、その連結が強制的に解除される。これにより、自動
操作時において、モータに負荷をかけることなく操作リ
ングを作動させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るカメラのレンズ装置の好ましい実施の形態を詳述す
る。図1は、本発明が適用されたENGカメラ用テレビ
レンズの側面断面図である。
【0009】同図に示すように、このテレビレンズ10
のレンズ鏡胴12には、光軸Lの前方からフォーカスレ
ンズ14、変倍レンズ16、補正レンズ18、絞り装置
20、及びリレーレンズ22が順に配置されている。前
記フォーカスレンズ14は、フォーカスリング24に固
定されており、フォーカスリング24はヘリコイドねじ
26を介してレンズ鏡胴12に噛合されている。
【0010】前記フォーカスリング24の外周部にはフ
ォーカスギア28が形成されている。このフォーカスギ
ア28は、ドライブユニット78が前記レンズ鏡胴12
に装着されると、該ドライブユニット78に内蔵された
フォーカス駆動モータ82に連結されたフォーカス駆動
ギア82Aに噛合される。前記フォーカスレンズ14
は、前記フォーカス駆動モータ82が正転/逆転回転さ
れると、前記ヘリコイドねじ26の作用によって光軸L
に沿って前後移動する。
【0011】前記変倍レンズ16は、変倍レンズ用レン
ズ枠29に支持されており、該変倍レンズ用レンズ枠2
9には、ピン30が植設されている。このピン30は、
カム筒32に形成された変倍レンズ用カム溝34に係合
されるとともに、前記レンズ鏡胴12に形成された直進
溝36に係合されている。前記補正レンズ18は、補正
レンズ用レンズ枠38に支持されており、該変倍レンズ
用レンズ枠38には、ピン40が植設されている。この
ピン40は、カム筒32に形成された補正レンズ用カム
溝42に係合されるとともに、前記レンズ鏡胴12に形
成された直進溝36に係合されている。
【0012】前記カム筒32には、ピン44が植設され
ており、該ピン44は、前記レンズ鏡胴12に形成され
た逃げ溝46を介してズームリング48に連結されてい
る。したがって、このズームリング48を回動させるこ
とにより、前記カム筒32が回動する。前記ズームリン
グ48の外周部にはズームギア50が形成されている。
このズームギア50は、ドライブユニット78が前記レ
ンズ鏡胴12に装着されると、該ドライブユニット78
に内蔵されたズーム駆動モータ84に連結されたズーム
駆動ギア84Aに噛合される。
【0013】前記変倍レンズ16は、前記ズーム駆動モ
ータ84が正転/逆転回転されると、前記変倍レンズ用
カム溝34の軌跡に沿って光軸L方向に前後移動する。
また、前記補正レンズ18も同様に、補正レンズ用カム
溝42の軌跡に沿って光軸L方向に前後移動する。前記
変倍レンズ16と前記補正レンズ18とは、正のパワー
を有するレンズなので、前記変倍レンズ16と補正レン
ズ18とが最も離れた位置においてWIDE撮影がで
き、最も接近した位置においてTELE撮影ができる。
【0014】前記リレーレンズ22は、リレーレンズ用
レンズ枠51に支持されており、該リレーレンズ用レン
ズ枠51は、前記レンズ鏡胴12の後端部に連結された
保持環52に支持されている。前記絞り装置20は、ア
イリスリング54、菊座56、複数の絞り羽根58、5
8…、及び絞り枠60から構成されている。
【0015】前記アイリスリング54は、前記保持環5
2に回動自在に支持されており、その外周面にはアイリ
スギア62が形成されている。このアイリスギア62
は、ドライブユニット78がレンズ鏡胴12に装着され
ると、ドライブユニット78に内蔵されたアイリス駆動
モータ86に連結されたアイリス駆動ギア86Aに噛合
される。
【0016】前記アイリスリング54の内側には、菊座
56がピン64を介して連結されている。このピン64
は、前記保持環52に形成された逃げ溝66に挿通され
ており、これにより、前記アイリスリング54の回動中
に、前記ピン64が保持環52に干渉しないようにされ
ている。前記菊座56は、ドーナツ状に形成されてお
り、その表面に複数の図示しない溝が光軸Lを中心に放
射状に形成されている。これらの溝には、前記絞り羽根
の一方面に設けられた図示しないダボピンが係合されて
いる。
【0017】また、前記絞り羽根58、58…の他方面
には図示しない回動ピンが設けられており、この回動ピ
ンが絞り枠60に形成された図示しない穴に回動自在に
係合されている。以上の構成により、前記アイリスリン
グ54を介して前記菊座56を回動すると、前記絞り羽
根58、58…が前記ダボピンと前記菊座の溝、及び、
前記回動ピンと前記絞り枠60の穴との作用によって絞
り口径が調整される。
【0018】ところで、前記絞り装置20には、クリッ
ク機構が設けられている。このクリック機構は、絞りの
手動操作時に、振動等でアイリスリング54が回転して
絞り値が変化するのを防止するためのものであり、次の
ように構成されている。図2は、ドライブユニット78
がテレビレンズ10に装着された自動操作形態を示す要
部断面図であり、図3は、ドライブユニット78がテレ
ビレンズ10から取り外された手動操作形態を示す要部
断面図である。
【0019】図2及び図3に示すように、前記アイリス
リング54には、環状の溝68が形成されている。この
溝68の内周面(アイリスギア62の裏面に対応する
面)には、一定の間隔でクリック70が形成されてお
り、該クリック70には、前記保持環52に固定された
クリックばね72が、図3に示すように、クリックばね
72自身の付勢力によって押圧当接されている。
【0020】以上の構成のクリック機構を設けることに
より、図3に示す手動操作時に、カメラの操作者がアイ
リスリング54を回転させて絞りを調整すると、そのア
イリスリング54の回転ごとにクリックばね72がクリ
ック70に係合し、カチッという手応えとともにアイリ
スリング54が係止される。これにより、振動等でアイ
リスリング54が回転して絞り値が変化するのを有効に
防止することができる。
【0021】ところで、前記クリック機構は、上述した
ように、絞りの手動操作時においては有効に作用する
が、絞りの自動調整時には、却ってアイリス駆動モータ
86の駆動負荷となる。このため、以下の構成の退避手
段により、前記クリックばね72は、クリック70との
係合を解除できるようにされている。図2に示すよう
に、前記クリックばね72が固定された保持環52に
は、前記クリックばね72に対して直交するように挿入
孔74が形成されている。この挿入孔74に押圧ピン7
6が挿入されると、前記クリックばね72は、この押圧
ピン76に押圧され、クリック70から強制的に退避さ
せられる。これにより、クリック機構が押圧ピン76に
より解除される。
【0022】そして、この押圧ピン76は、ドライブユ
ニット78に設けられており、該ドライブユニット78
が前記レンズ鏡胴12に装着されると、前記挿入孔74
に挿入されるように構成されている。前記ドライブユニ
ット78は、図示しないビスを介して前記レンズ鏡胴1
2の側部に装着される。このドライブユニット78の内
部には、フォーカス駆動モータ82、ズーム駆動モータ
84及びアイリス駆動モータ86が内蔵されており、各
駆動モータのスピンドルには、それぞれフォーカス駆動
ギア82A、ズーム駆動ギア84A、アイリス駆動ギア
86Aが連結されている。
【0023】前述したように、前記ドライブユニット7
8が前記レンズ鏡胴12に装着されると、前記フォーカ
ス駆動ギア82Aはフォーカスギア28に、また、ズー
ム駆動ギア84Aはズームギア50に、アイリス駆動ギ
ア86Aはアイリスギア62にそれぞれ噛合される。ま
た、前記押圧ピン76が、挿入孔74に挿入されて、ク
リックばね72を押圧し、クリック70から退避させ
る。
【0024】前記のごとく構成された本実施の形態のカ
メラのレンズ装置の作用は次の通りである。まず、絞り
の調整を手動で行う場合について説明する。この場合、
テレビレンズ10は、ドライブユニット78を取り外し
た状態で使用する。ドライブユニット78をレンズ鏡胴
12から取り外すと、押圧ピン76が挿入孔74から抜
けるので、クリックばね72は押圧ピン76による規制
が解除されて、図3に示すようにクリック70に押圧当
接される。
【0025】この状態で、カメラの操作者がアイリスリ
ング54を回転させて絞りを調整すると、そのアイリス
リング54の回転ごとにクリックばね72がクリック7
0に係合し、カチッという手応えとともにアイリスリン
グ54が係止される。これにより、振動等でアイリスリ
ング54が回転して絞り値が変化するのを防止すること
ができる。また、カチッという手応えは、絞りの調整を
行う際の目安にもなる。
【0026】次に、絞りの調整を自動で行う場合につい
て説明する。この場合は、テレビレンズ10にドライブ
ユニット78を装着した状態で使用する。このドライブ
ユニット78の装着は、前記テレビレンズ10のレンズ
鏡胴12に図示しないビスを介して装着する。前記ドラ
イブユニット78が前記レンズ鏡胴12に装着される
と、フォーカス駆動ギア82Aがフォーカスギア28
に、また、ズーム駆動ギア84Aがズームギア50に、
アイリス駆動ギア86Aがアイリスギア62に、それぞ
れ噛合される。また、これと同時に、前記ドライブユニ
ット78に設けられた押圧ピン76が、挿入孔74に挿
入される。
【0027】前記押圧ピン76が挿入孔74に挿入され
ると、図2に示すように、その押圧ピン76がクリック
ばね72を押圧し、この結果、クリックばね72がクリ
ック70から強制的に退避させられる。したがって、こ
の状態でアイリス駆動モータ86が駆動されても、その
アイリス駆動モータ86にクリック機構による負荷がか
かることはない。
【0028】このように、本実施の形態の絞り装置によ
れば、手動操作時においてのみ、クリック機構を作動さ
せることができるため、1台のテレビレンズ10で任意
に手動操作と自動操作とを使い分けることができる。な
お、本実施の形態では、押圧ピン76をドライブユニッ
ト78に設け、そのドライブユニット78がレンズ鏡胴
12に装着されると、自動的に押圧ピン76がクリック
ばね72を押圧して、クリック70から退避させるよう
に構成しているが、次のように構成してもよい。
【0029】すなわち、挿入孔74をネジ孔とし、その
挿入孔74に挿入される押圧ピン76をボルトとする。
そして、ボルトはドライブユニット78から独立して設
け、このボルトを前記ネジ孔に螺合させることにより、
前記クリックばね72を押圧して、クリック70から退
避させるように構成する。これにより、ドライブユニッ
ト78を装着しない状態においても、クリック機構を任
意選択的に作動及び解除させることができる。
【0030】また、本実施の形態では、クリック70が
アイリスリング54に形成されている場合について説明
したが、クリックが菊座56に形成されている場合につ
いても、同様の手段を用いてクリック機構を選択的に作
動させることができる。また、本実施の形態では、絞り
装置20にクリック機構が設けられている場合について
説明したが、フォーカス装置又はズーム装置にクリック
機構が設けられている場合についても、同様に適用する
ことができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るカメ
ラのレンズ装置によれば、固定支持機構と操作リングと
の連結を解除する部材によって、任意選択的に固定支持
機構を作動及び解除させることがきるので、1台のレン
ズで手動操作と自動操作とを使い分けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたENGカメラ用テレビレン
ズの側面断面図
【図2】図1の要部を示す拡大断面図
【図3】図1の要部を示す拡大断面図
【符号の説明】
10…テレビレンズ 20…絞り装置 54…アイリスリング 56…菊座 58…絞り羽根 60…絞り枠 70…クリック 72…クリックばね 76…押圧ピン 78…ドライブユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラレンズの操作リングに、この操作
    リングが任意の回動力を与えられるまで回動しないため
    の固定支持機構が連結されたカメラのレンズ装置におい
    て、 前記操作リングと前記固定支持機構との連結を解除させ
    る解除部材を設けたことを特徴とするカメラのレンズ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記解除部材は、前記操作リングをモー
    タ駆動する駆動ユニットに設けられ、該駆動ユニットを
    レンズ本体に装着することにより、前記操作リングと前
    記固定支持機構との連結を解除させることを特徴とする
    請求項1記載のカメラのレンズ装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04240810A (ja) * 1991-01-25 1992-08-28 Fuji Photo Optical Co Ltd テレビカメラ用レンズのエクステンダ操作装置
JPH08292353A (ja) * 1995-04-24 1996-11-05 Canon Inc 撮影レンズ用駆動装置
JPH08304687A (ja) * 1995-05-10 1996-11-22 Asahi Optical Co Ltd Af/mf両用レンズ鏡筒

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