JPH10274980A - ハンマセンサの位置測定装置および演奏データ補正装置 - Google Patents
ハンマセンサの位置測定装置および演奏データ補正装置Info
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- JPH10274980A JPH10274980A JP9084204A JP8420497A JPH10274980A JP H10274980 A JPH10274980 A JP H10274980A JP 9084204 A JP9084204 A JP 9084204A JP 8420497 A JP8420497 A JP 8420497A JP H10274980 A JPH10274980 A JP H10274980A
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Abstract
ができるのは勿論のこと、製造コストを最小限に抑える
ことができるハンマセンサの位置測定装置を提供する。 【解決手段】 ハンマが打弦を開始する打弦時刻tPE
から離弦時刻tNEまでの接弦時間dxEを押鍵に係る
鍵盤番号に基づいて決定する。センサ距離dxEと、セ
ンサが検出した時刻tPM1、tPM2と、第1の位置x
PM1および第2の位置xPM2間の距離dxMと、打弦
時刻tPEおよび離弦時刻tNEとを用いてハンマの打
弦直線軌道および離弦直線軌道の傾きを示す数式をそれ
ぞれ作成する。そして、離弦時刻tNEと打弦時刻tP
Eとの差が接弦時間dtEであるという関係から数式中
の打弦時刻tPEおよび離弦時刻tNEを消去してセン
サ距離dxEを求める。
Description
の動作をセンサで検出して記録するようにした鍵盤楽器
においてセンサの位置を測定する装置に関する。また、
この発明は、センサの位置の測定結果に対応してハンマ
の動作の記録を補正するようにした装置に関するもので
ある。
報を記録する際に、打弦直前のハンマの速度を検出し、
これを打弦強度を示す打弦速度として記録するととも
に、ハンマが打弦位置を通過する時刻を打弦時刻として
記録する。たとえば、弦に近接してフォトインタラプタ
等の光センサを2つ並べて配置し、ハンマシャンクに取
り付けたシャッタが1つ目の光センサの光軸を通過して
から、2つ目の光センサの光軸を通過するまでの時間を
計測することにより、打弦速度を検出するようにしてい
る。また、2つ目の光センサの光軸をシャッタが通過す
るタイミングをハンマが打弦位置を通過する時刻として
検出するようにしている。
は、鍵を駆動し始めてからハンマが実際に打弦するまで
の時間差を見込んで、打弦時刻より少し前にソレノイド
による押鍵を開始する。また、強音と弱音では、押鍵開
始から打弦までの時間が異なるので、打弦速度に応じ
て、ソレノイドによる押鍵タイミングを調整するように
した自動ピアノも開発されている。いずれにしても、打
弦時刻にハンマが弦を打撃するように押鍵タイミングが
設定される。
弦毎にばらついていると、記録された打弦時刻が弦毎に
ばらついてしまい、特に、複数の鍵を同時に押鍵して和
音を発生させたときに和音の音色が変わってしまう。ま
た、弱打時には、ハンマがアクションから離脱して打弦
に至るまでに動作速度が減少してゆくため、打弦タイミ
ングのばらつきがより顕著に現われてしまうとともに、
打弦時のハンマの速度にもばらつきが生じる。したがっ
て、演奏をより正確に記録するためには、光センサの取
付位置の精度を向上させる必要がある。
合には、たとえば、厚さの異なる2種類の隙間ゲージを
用意し、弦に当てた隙間ゲージにハンマを当接させたと
きに、各隙間ゲージを用いたときのハンマの位置の中間
の位置で光センサがオンするように、光センサの位置を
調整する方法が採られている。また、ハンマを弦の方へ
移動させて弦に近い方の光センサがオンするときと、ハ
ンマを弦に当てたときのハンマシャンクの位置とをレー
ザ変位計で計測する方法も試みられている。さらに、ハ
ンマにグレースケールを取り付けてフォトインタラプタ
でその位置を計測する方法も検討されている。
調整方法においては、弦毎に光センサの位置を調整しな
ければならないため、全ての弦について調整するにはか
なりの時間を要するという問題があった。また、ハンマ
を弦に当てたときのハンマの位置を計測しなければなら
ないので、たとえば、フェルトで構成されたハンマでは
弦に当てたときのハンマの変形量の変化がそのまま光セ
ンサの測定位置のばらつきとなる。さらに、隙間ゲージ
やレーザ変位計などを自動ピアノにセットしなければな
らないため、段取替えに時間を要する等の問題もある。
特に、レーザ変位計等の測定機を用いる場合には、調整
用の装置が高価になり自動ピアノへの実装は事実上不可
能である。また、ハンマ自体を移動させながら光センサ
のオンを検出しなければならないため、例えば押鍵しな
がら光センサの位置を自動的に計測するように構成する
ことも不可能である。
たもので、光センサ等のセンサの位置を迅速かつ正確に
測定することができるのは勿論のこと、製造コストを最
小限に抑えることができるハンマセンサの位置測定装置
を提供することを目的としている。また、本発明は、ハ
ンマセンサの位置を測定した結果によって演奏情報を補
正することができ、よって、演奏を正確に記録し再現す
ることができる演奏記録装置を提供することも目的とし
ている。
ために、請求項1に記載のハンマセンサの位置測定装置
は、押鍵によって回動するハンマ機構の通過を、第1の
位置およびこれよりも弦に近い第2の位置において検出
するセンサと、前記センサの第1、第2の位置における
検出時刻の時間差に基づいて、前記第2の位置と弦との
間の距離に対応するセンサ位置情報を発生するセンサ距
離情報発生手段とを備えたことを特徴とする。
装置は、請求項1において、前記センサ距離情報発生手
段は、前記検出時刻の時間差と、前記ハンマ機構が前記
弦に接している接弦時間とに基づいて、前記第2の位置
と弦との間の距離に対応する情報を発生することを特徴
とする。
装置は、請求項1において、前記センサ距離情報発生手
段は、複数回の押鍵によって得られる前記各時間差に基
づいて、前記第2の位置と前記弦との間の距離に対応す
る情報を発生することを特徴とする。
装置は、請求項1乃至3いずれかにおいて、前記センサ
距離情報発生手段は、前記検出時刻の時間差から前記ハ
ンマ機構の速度を求め、この速度も参照して前記第2の
位置と弦との間の距離に対応する情報を発生することを
特徴とする。
押鍵によって回動するハンマ機構の通過を、第1の位置
およびこれよりも弦に近い第2の位置において検出する
センサと、前記センサの第1、第2の位置における検出
時刻の時間差に基づいて、前記第2の位置と弦との間の
距離に対応するセンサ位置情報を発生するセンサ距離情
報発生手段と、前記時間差に基づいて前記ハンマ機構の
ハンマ速度を求める速度算出手段と、前記速度算出手段
が求めた速度および前記センサ位置情報に基づいて前記
ハンマ機構の打弦開始時刻を求める演算手段とを備えた
ことを特徴とする。
請求項5において、前記演算手段は、打弦に向かう前記
ハンマ機構の減速軌道に従って前記打弦時刻または打弦
速度の少なくともいずれか一方を補正することを特徴と
する。
位置測定装置にあっては、第1の位置と第2の位置をハ
ンマ機構が通過する時刻を検出してハンマ速度を算出す
る。演算手段は、算出したハンマ速度を用いて適当な演
算を行うことにより、ハンマ機構が第2の位置を通過し
てから打弦を開始するまでに移動するセンサ距離を算出
する。また、請求項4に記載の演奏データ補正装置にあ
っては、演算手段がセンサ距離とハンマ速度に基づいて
ハンマ機構が打弦を開始する打弦時刻を算出するから、
打弦時刻がセンサ距離に応じて補正される。
装置にあっては、ハンマ機構の打弦直線軌道および離弦
直線軌道の傾きを示す数式をそれぞれ作成する。各数式
には打弦時刻、離弦時刻およびセンサ距離という3つの
未知数が含まれるが、上記2つの数式に「接弦時間=離
弦時刻−打弦時刻」なる関係式を加えた3つの数式から
なる3元連立方程式を解くことにより、センサ距離を求
める。
装置にあっては、2回行われる押鍵についてハンマ機構
の打弦直線軌道および離弦直線軌道の傾きを示す4つの
数式を作成する。各数式には2つの打弦時刻および離弦
時刻とセンサ距離という5つの未知数を含める。2回行
われる押鍵の接弦時間(未知数)は等しいものとして、
「接弦時間=離弦時刻−打弦時刻」なる関係式を2つ作
成し、これら6つの数式からなる6元連立方程式を解く
ことにより、センサ距離を求める。
は回動途中から自由運動をして弦に達する。よって、自
由運動を開始してからは重力その他の影響によりハンマ
速度は減少してゆく。請求項5に記載の演奏データ補正
装置にあっては、減速軌道に基づいて打弦時刻を補正す
るから、打弦時刻を実際の打弦時刻に近づけることがで
きる。また、減速軌道に基づいて打弦速度を補正するか
ら、演奏を再現する場合に実際の打弦速度をより忠実に
再現することができる。
置測定装置の構成について説明する。図1は、この発明
の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。図
において1は鍵であり、3は鍵1の運動をハンマ2に伝
達するアクションである。4は、ハンマ2によって打弦
される弦であり、5は鍵1を駆動するソレノイドであ
り、通常のピアノと同様の構成であるため、詳細な説明
は省略する。ソレノイド5には、ブランジャの位置を検
出するセンサが設けられている。そして、ソレノイド5
のプランジャが突出すると、鍵1がバランスピンPを中
心に回動し、その演奏者側が下がり、また、これに連動
してアクション3が作動し、ダンパー6が弦4から離れ
るとともに、ハンマ2が回動して打弦する。一方、演奏
者が弾く場合は、指で鍵1を押下することにより、上述
と同様の作用が生じて打弦が行われる。
ンサ(センサ)であり、これらの間隔dxMは所定寸法
dxMに定められている。演奏検出部30は、ハンマ2
がこれらのセンサSE1,SE2を通過する時刻を検出
するとともに、センサSE1,SE2の間を通過する時
間を計測することにより、ハンマ2の打弦速度vPと離
弦速度vNを計測する。また、演奏検出部30は、ハン
マ2がセンサSE2を通過する時刻を打弦時刻として検
出する。なお、ハンマ2が実際に打弦する時刻にセンサ
SE2で検出される打弦時刻をより近づけるために、セ
ンサSE2はハンマ2の打弦位置に近接した位置に設け
られている。
付けられた板状のシャッタである。25は、上下方向に
所定距離隔て設けられる2組のフォトセンサによって構
成されているキーセンサであり、鍵1が押下され始める
と、まず上方のフォトセンサが遮光され、次いで、下方
のフォトセンサが遮光される。離鍵の際には、下方のフ
ォトセンサが受光状態になり、ついで、上方のセンサが
受光状態になる。
30に供給され、演奏検出部30は、キーセンサ25内
の下方のフォトセンサが受光状態になってから上方のフ
ォトセンサが受光状態になるまでの時間を測定し、ここ
から、離鍵速度を検出する。また、演奏検出部30は上
方のフォトセンサが受光状態になった時刻を離鍵時刻と
して検出する。
されると、センサSE1,SE2の出力信号に基づい
て、打弦時刻および打弦速度を検出し、かつ、キーセン
サ25の出力信号に基づいて離鍵時刻および離鍵速度を
検出する。以上のようにして検出された各情報は、検出
後処理部31に供給される。検出後処理部31は、各種
レジスタを有するCPUなどによって構成され、センサ
SE2を通過するときのハンマ2の位置から、弦4の打
撃を開始するハンマ2の位置までの距離(以下、センサ
距離という)dxEを後述する位置測定原理に基づいて
算出し、内部のメモリに寸法データとして供給する。
あるいはリアルタイム通信装置から供給される演奏デー
タに基づいて、鍵1の位置データを作成する回路であ
り、再生前処理部10で作成された位置データは、モー
ションコントローラ11に供給される。モーションコン
トローラ11は、供給された位置データに基づいて、励
磁電流をソレノイド5に供給する。
いて説明する。図2は鍵が押されていない状態でのハン
マ2の位置(以下、レスト位置と称する)xRと、ハン
マ2が弦4の打撃を開始する位置(以下、打弦位置と称
する)xEとの間でのハンマ2の軌道を示しており、横
軸は時刻、縦軸は弦4に対するハンマ2の距離である。
押鍵によりレスト位置xRを離れたハンマ2は、一定の
速度vPで移動して打弦位置xEに達し、打弦位置xE
を離れたハンマ2は、一定の速度vNで移動してレスト
位置xRに達するものとみなすことができるので、ハン
マ2の軌道は、図2に示すような直線軌道として示すこ
とができる。
ンマ2は、まず、時刻tPM1に光センサSE1を通過
した後、時刻tPM2に光センサSE2を通過し、その
後時刻tPEに弦4を打撃し始める。そして、弦4に所
定時間dtE(以下、この時間を接弦時間と称する)接
して、離弦時刻tNEに打弦位置xEを離れたハンマ2
は、時刻tNM2に光センサSE2を再び通過し、時刻
tNM1に光センサSE1を通過する。ここで、ハンマ
2の打弦速度vPは、センサ距離dxEを用いた下記数
1によって表すことができる。
およびSE2を通過する位置をそれぞれxPM1、xP
M2とすると、それらの距離(xPM2−xPM1)は、
光センサSE1およびSE2どうしの距離dxMに等し
いとみなすことができる。また、離弦時にハンマ2が光
センサSE2およびSE1を通過する位置をそれぞれx
NM1、xNM2とすると、それらの距離(xNM2−x
NM1)も距離dxMに等しいとみなすことができる。
よって、ハンマ2の離弦速度vNは下記数2によって表
すことができる。
離弦速度vNは演奏検出部30によって計測される。よ
って、数1および数2において未知数は、求めるべきセ
ンサ距離dxEを除くと、打弦時刻tPEと離弦時刻t
NEであるが、これらと接弦時間dtEとの間には下記
数3に示す関係が存在する。
番号(ノート番号とも言う)によって決まり、打弦速度
vPの影響はさほど受けないことが本発明者等の実験に
より発見された。図4は鍵盤番号と接弦時間dtEとの
関係を示す線図である。図4に示すように、鍵盤番号が
大きくなるに従って接弦時間dtEが短くなり、その変
化はほぼ直線状となることが判った。なお、接弦時間d
tEが鍵盤番号のよって決まるのは、接弦時間dtEが
弦の周期と密接な関係があるからと考えられる。よっ
て、接弦時間dtEは鍵盤番号をkとしたときに下記数
4によって求めることができる。なお、数4においてa
およびbは係数であり、これらは実験によって求めるこ
とができる。
係をテーブルにしてメモリに記憶させておき、押鍵がな
されたときに鍵盤番号kを検出し、テーブルを参照して
当該鍵盤番号kに対応する接弦時間dtEを読み出すよ
うに構成することもできる。
めれば、上記数1ないし数3を用いてtNEおよびtP
Eを消去することにより、センサ距離dxEを求める下
記数5を得ることができる。
ついて説明する。図5はハンマセンサの位置測定装置の
動作を示すフローチャートである。この実施の形態で
は、ハンマセンサの位置測定のために鍵1を駆動する演
奏データを内蔵した記録媒体に記録させておくか、ある
いは演奏データを外部から供給するようになっている。
まず、再生前処理部10は、記録媒体から演奏データを
読み出すか、あるいは、外部から供給される演奏データ
を受信する。この演奏データは、鍵盤番号#1の鍵1か
ら最後の鍵盤番号(例えば#88)の鍵1まで順番に押
鍵してゆく複数のイベントデータからなり、各イベント
データは、鍵盤番号を示すキーコード、打鍵時刻を示す
キーオン信号、離鍵時刻を示すキーオフ信号および打鍵
速度を示すキーベロシティ信号を含んでいる。そして、
再生前処理部10が最初のイベントデータである鍵盤番
号#1のイベントデータを受信すると、検出後処理部3
1は、鍵盤番号を示す“1”をレジスタに格納する(ス
テップS1)。
ーベロシティが示す押鍵速度に応じて鍵盤番号#1の鍵
1をアクチュエータ5で駆動する(ステップS2)。こ
れにより、ハンマ2が回動すると、演奏検出部30は、
ハンマ2が光センサSE1を通過する時刻tPM1およ
び光センサSE2を通過する時刻tPM2を検出する。
また、演奏検出部30は、ハンマ2が光センサSE1を
通過してから光センサSE2を通過するまでに要する時
間(tPM2−tPM1)を計測し、この時間(tPM2
−tPM1)で光センサSE1およびSE2間の距離d
xMを除算して打弦速度vPを算出する(ステップS
3)。
弦時間dtEを経過すると、ハンマ2が弦4を離れて回
動復帰する。このとき、演奏検出部30は、ハンマ2が
光センサSE2を通過する時刻tNM2および光センサ
SE1を通過する時刻tNM1を検出する。また、演奏
検出部30は、ハンマ2が光センサSE2を通過してか
ら光センサSE1を通過するまでに要する時間(tNM
1−tMN2)を計測し、この時間(tNM1−tMN2)
でセンサ距離dxMを除算して離弦速度vNを算出する
(ステップS4)。
〜数5を用いて光センサSE2と弦4との距離dxEを
算出する(ステップS5)。すなわち、検出後処理部3
1は、レジスタに格納した鍵盤番号#1を示す“1を”
参照し、数4のnに1を代入して接弦時間dtEを算出
する。また、検出後処理部31は、上述のようにして算
出した打弦速度vPおよび離弦速度vNと、検出された
時刻tPM2および時刻tNM1と、センサ間距離dxM
を数5に代入してセンサ距離dxEを算出する。算出し
たセンサ距離dxEはメモリに記録し(ステップS
6)、ステップ7へ進んでレジスタに格納したデータを
1だけインクリメントする。
納された“2”が鍵盤番号として有効か否かを判定す
る。この場合、鍵盤番号#2は存在するから、ステップ
S8での判定結果は「YES」となり、ステップS2へ
戻ってステップS8までを繰り返す。このようにして各
鍵盤番号についてセンサ距離dxEを順次算出し、メモ
リに記録していく。そして、最後の鍵盤番号(#88)
についてステップS7までの処理が行われると、レジス
タに格納されたデータがインクリメントされて“89”
となるが、鍵盤番号#89は存在しないから、ステップ
S8での判定結果は「NO」となり、測定を終了する。
位置測定装置においては、2つの光センサSE1および
SE2を通過するハンマ2の時刻に基づいて上述の演算
を行うことにより、各鍵盤番号のセンサ距離dxEを測
定することができる。そして、メモリに記録されたセン
サ距離dxEを適当な表示手段で確認しながら光センサ
SE1,SE2の位置を微調整することができる。たと
えば、標準となるセンサ距離を予め設定しておき、標準
のセンサ距離と測定したセンサ距離dxEの差分だけ光
センサSE1,SE2を移動させればよい。このよう
に、複雑な装置を一切必要としないばかりか隙間ゲージ
で測定するような煩雑さが全くなく、センサ距離dxE
を極めて簡単にしかも自動的に測定することができる。
特に、上記実施形態では、接弦時間dtEを鍵盤番号に
基づいて簡単な計算式で求めるから、特別なセンサを必
要とせずしかも計算が非常に簡略化されるという利点が
ある。
測定装置を用いてセンサ距離dxEを測定した結果を示
す線図である。図に示すように、打弦速度vPが異なる
と測定されたセンサ距離dxEに若干の変動が見られる
ものの、実用上はなんら問題がないことが確認された。
明する。この変形例は、各鍵盤番号の鍵1について2回
押鍵することによって数1ないし数3と同等の数式を作
成し、これにより接弦時間dtEを消去してセンサ距離
dxEを算出することを特徴としている。図3において
破線は、2回目の押鍵によるハンマ2の軌道を示す。押
鍵によりレスト位置xRを離れたハンマは、まず、時刻
tPM1’に光センサSE1を通過した後、時刻tPM
2’に光センサSE2を通過し、その後時刻tPE’に
弦4の打撃を開始する。そして、接弦時間dtEの間弦
4に接し、離弦時刻tNE’に打弦位置xEを離れたハ
ンマ2は、時刻xNM2’に光センサSE2を再び通過
し、時刻xNM1’に光センサSE1を通過する。
N’はそれぞれ数6および数7で表すことができる。
E’との差は接弦時間dtEであるから、下記数8が成
立する。
数1〜数3を用いてtPE、tNE、tPE’、tN
E’、dtEを消去することにより、下記数9によって
求めることができる。
の測定のために使用される演奏データは、鍵盤番号#1
の鍵1から最後の鍵盤番号(#88)の鍵1まで2回づ
つ順番に押鍵していく複数のイベントデータで構成され
る。この場合、1回目と2回目の押鍵速度vP,vP’
および離鍵速度vN,vN’が互いに異なるように、そ
れぞれのイベントデータのキーベロシティが設定され
る。上記のように構成されたハンマセンサの位置測定装
置においては、前記実施形態と同様の効果を奏すること
は勿論のこと、数4に示すような接弦距離dtEを算出
するための数式あるいは変換テーブルなどを用意しなく
て済むという利点がある。
施形態は、本発明を演奏データ補正装置に適用した例で
あり、第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、前記
第1実施形態またはその変形例によって測定したセンサ
距離dxEに基づき、自動ピアノの打弦情報を補正する
点である。そこで、説明の簡略化のために、第2実施形
態の構成については、第1実施形態を示す図1および図
2を兼用して説明する。
録では、弦4に近い方の光センサSE2をハンマが通過
した時刻tPM2を打弦時刻として記録するが、弦4の
打撃を開始する時のハンマ2の位置(打弦位置)xE
は、光センサSE2よりも弦4の側に位置している。し
たがって、時刻tPM2の後にハンマ2はセンサ距離d
xE移動してから打弦位置xEに達する。つまり、ハン
マ2がレスト位置xRから打弦位置xEまで打弦速度v
Pで等速運動を行うものとみなすと、ハンマ2が光セン
サSE2を通過した時刻tPM2から時間dxE/vP
後に実際の打弦が行われることになる。よって、上述の
ようにして検出された打弦時刻を時間dxE/vP遅延
させれば、ハンマ2が弦4に達する時刻tPEが打弦時
刻として記録されることになる。
によって求められる時刻tPEを打弦時刻として記録す
る。ただし、数10においてdxE(k)は、各鍵盤番
号#kにおけるセンサ距離であり、前記数5または数9
によって求められる。
う。また、検出後処理部31は、演奏検出部30から供
給されるその他の各種情報に対して正規化処理を施した
後に、外部の記録媒体に演奏情報として供給する。ここ
で、正規化処理とは、ピアノの個体差を吸収するための
処理である。すなわち、打弦速度、打弦時刻、離鍵速
度、離鍵時刻等は、各ピアノにおけるセンサの位置や、
構造上の違い、あるいは機械的誤差によって固有の傾向
を持つため、標準となるピアノを想定し、そのピアノに
おける打弦速度、打弦時刻等に変換するための処理であ
る。
ピアノにより演奏を記録する動作について説明する。ま
ず、演奏者によって演奏が行われると、演奏検出部30
が光センサSE1,SE2の出力信号に基づいて打弦速
度および打弦時刻を検出するとともに、キーセンサ25
の出力信号に基づいて離鍵時刻および離鍵速度を検出す
る。これらの情報は、検出後処理部31において正規化
処理され、演奏データとしてフロッピーディスク等の記
録媒体に記録される。また、正規化処理の際に、検出後
処理部31は、上記数10を用いて打弦時刻を補正す
る。これにより、記録される演奏データの打弦時刻は、
光センサSE2によって検出された時刻に対して、セン
サ距離dxEに応じた時間遅延したものとなる。
すると、ハンマ2が実際に弦2を打撃するであろう時刻
に打弦が行われるから、光センサSE1,SE2の取付
位置が鍵盤番号によってばらついていたとしても演奏を
忠実に再現することができる。また、センサSE1,S
E2の取付精度をある程度大まかにすることができるの
で、工場での調整を容易に行うことができる。さらに、
演奏を記録した自動ピアノと演奏を再生する自動ピアノ
の機種が異なる場合であっても、上述のように打弦時刻
が補正されるので、機種によって演奏が異なるといった
不都合も生じない。
8を参照して説明する。押鍵がなされるとアクション3
によってハンマ2が回動させられるが、ハンマ2は回動
途中からアクション3から離脱して自由運動をする。よ
って、この変形例では、弦2に至るまでにハンマ2が重
力加速度によって減速させられることを考慮して打弦時
間と打弦速度を補正する。
て、時刻tPM1に光センサSE1を通過し、時刻tp
M2に光センサSE2を通過する放物線軌道を想定す
る。すなわち、ハンマ2の軌道は、時刻tPM1以前に
直線軌道を終了し、その後に放物線軌道になっていると
推定する。また、対比のために、上記2点を通過し、時
刻tPEに打弦位置に達する直線軌道を想定する。ここ
で、t=(tPM1+tPM2)/2と放物線軌道との交
点をx・t直交座標の原点Oとする。また、vpを、t
PM1とtPM2間の平均速度と定義すると、これは原点
Oにおける接線速度に等しい。この場合、打弦位置xE
までは速度が減少する放物線軌道であり、この放物線軌
道は下記数11によって表すことができる。
点をDとして、x・t直交座標における点Dの座標を考
える。点Dのt座標を図7に示すようにdtPEとする
と、点Dのx座標は下記数12によって表すことができ
る。
る時刻(以下、補正打弦時刻という)をtPE’とする
と、dtPEは(tPE’−(tPM1+tPM2)/
2)と表すことができるから、これを数12に代入する
と数13が得られる。
るから、これを解くことによってtPE’は下記数14
によって求めることができる。ただし、数14において
「sqrt」は平方根を示す。また、tPE’の値とし
て大小2つの根が求められるが、図7より、tPE’は
小さい方の根であることが明らかであるから、数14に
は小さい方の根を示した。また、等速軌道におけるハン
マ2の速度vPが小さいために放物線軌道が打弦位置x
Eに達しないことも想定される。この場合には、数14
の平方根の中が負になるため、平方根の項を0として計
算する。
道を直線軌道とみなした場合の打弦時刻であり、前述の
数10によって得ることができる。このように、補正打
弦時刻tPE’は、ハンマの軌道を直線軌道とみなして
求めた打弦時刻tPEをさらに補正したものである。
って表すことができる。
補正打弦速度という)vをvPEとすると、tがdtP
EのときにvがvPEとなるから、それらの値を数15
に代入すると数16を得ることができる。
照して説明する。演奏者の演奏により押鍵がなされる
と、演奏検出部30が光センサSE1,SE2の出力信
号に基づいて打弦速度vPおよび打弦時刻tPM2を検
出し、演奏データである打弦イベントが発生する。次
に、検出後処理部31は、数14によって補正打弦時刻
tPE’を求める(ステップS11)。この場合におい
て、数14におけるdxE(センサ距離)は、数5また
は数9によって求める。次に、検出後処理部31は、数
16によって補正打弦速度vPEを求め(ステップS1
2)、ステップS13へ進んで演奏データの記録媒体へ
の出力を遅延させる。
奏ピアノにおいては、演奏データをリアルタイムで出力
するため、打弦時刻tPM2と補正打弦時刻tPE’の
差分だけ演奏データの出力を遅延させる。なお、出力さ
れる演奏データには、上述のようにして求めた補正打弦
時刻tPE’、補正打弦速度vPEの他に、キーセンサ
25の出力信号に基づいて検出された離鍵時刻および離
鍵速度が含まれる。これらの情報は、検出後処理部31
において正規化処理される。
態と同等の作用、効果を奏するのは勿論のこと、以下の
ような利点がある。すなわち、ハンマ2が光センサSE
2を通過する時刻を打弦時刻とするやり方では、検出さ
れる打弦時刻が実際に打弦する時刻よりも手前となるた
め、打鍵が弱ければ弱い程検出される打弦時刻と実際の
打弦のタイミングとの時間差が大きくなり、演奏の記録
が不正確であったが、この変形例においては、ハンマ2
の回動途中からの軌道を放物線とみなして打弦時刻を補
正するから、弱打であればそれに応じて打弦時刻が遅延
して記録されるから、演奏を正確に記録することができ
る。また、検出される打弦時刻と実際の打弦のタイミン
グとの時間差が大きくなると、検出された打弦速度に対
する減速と度合いも大きくなるから、打弦速度の記録も
不正確であったが、この変形例ではそのような不都合は
解消される。
時刻と打弦速度を補正しているが、演奏を再生する際に
補正するように構成することができる。たとえば、打弦
時刻として光センサSE2を通過した時刻、打弦速度と
して光センサSE1、SE2を通過する時間で算出した
ものを記録し、こうして記録した演奏データを再生する
際に前述の補正を行うようにすることができる。
いて、ハンマの質量に応じて演奏データを正規化処理す
ることもできる。すなわち、同じ鍵盤番号でかつ同じ打
弦速度で打弦を行っても、機種によりハンマの質量が異
なると、ハンマが打弦する際のエネルギーが機種毎に異
なる。したがって、同じ演奏データで演奏を再生すると
機種によって音量が異なってしまう。そこで、機種が異
なってもハンマが弦を打撃する際のエネルギーが同じに
なるように打弦速度を補正して記録することもできる。
をm0とすると、ハンマが打弦速度vP’で弦を打弦し
たときのエネルギーEは下記数17によって表すことが
できる。
マの平均質量をm(n)とすると、ハンマが打弦速度v
Pで弦を打弦したときのエネルギーが数17に示すエネ
ルギーEに等しいとすると下記数18が成立し、数18
より下記数19を得ることができる。
ときに、打弦速度を当該機種のハンマの平均質量に応じ
て標準化(正規化)したものを示している。たとえば、
平均ハンマ質量の小さなピアノで演奏の記録を行うと、
打弦速度が数19によって小さく補正されて記録され
る。そして、この演奏データを平均ハンマ質量が標準で
ある機種で再生すると、音量を抑えた演奏がなされる。
すなわち、演奏を記録したときの音量に近い音量で再生
が行われることとなる。
鍵盤番号が大きくなる程小さくなるように調整されてお
り、鍵盤番号#40(MIDI音源では#60)のハン
マが全てのハンマの平均の質量を有している。したがっ
て、打弦速度が同じでも鍵盤番号によって打弦の際のエ
ネルギーが異なり、打弦により発生する音の音量も異な
る。ここで、ハンマの質量が平均よりも大きければ打弦
速度を大きくし、ハンマの質量が平均よりも小さければ
打弦速度を小さくするように打弦速度を補正して記録し
ておけば、演奏データの使用上便利である。たとえば、
ハンマの質量が全て等しい楽器によって演奏データを再
生する際には、上記のような補正を行った演奏データを
使用することにより、記録時のハンマの軽重が打弦速度
に反映されて演奏を忠実に再現することができる。そこ
で、第2実施形態の変形例で補正した打弦速度をさらに
各ハンマ質量によって補正する例について説明する。
すると、ハンマが打弦速度vP’で弦を打弦したときの
エネルギーEは下記数20によって表すことができる。
て表すことができる。なお、数21においてαは固定値
である。
で弦を打弦したときのエネルギーが数20に示すエネル
ギーEに等しいとすると下記数22が成立し、数22よ
り下記数23を得ることができる。
ハンマ質量が全て平均値であるとした場合の打弦速度が
記録され、打弦速度が標準化されることになる。この標
準化された打弦速度を含む演奏データを再生する際に
は、そのままの状態で再生することができるのは勿論の
こと、再生に使用する楽器の各ハンマの質量に応じてキ
ーベロシティを補正することもできる。たとえば、各ハ
ンマの質量の実測値maを当該自動ピアノの適当な制御
手段(例えば、再生前処理部10)に記録しておき、演
奏データのキーベロシティvPを下記数24によって補
正する。そして、数24によって求めたキーベロシティ
vP’で押鍵を制御する。
再生する場合も考慮して、第2実施形態の変更例で求め
る打弦時刻を記録することもできる。
にも適用することができる。消音演奏ピアノは、押鍵に
より回動するハンマを弦の手前で跳ね返すとともに、検
出した演奏データに基づいて電子的に音楽を発生するよ
うにしたものである。そして、検出した演奏データのう
ち打弦時刻と打弦速度を上述のようにして補正すること
により、アコーステックピアノに近い演奏を行なうこと
ができる。
タにより鍵1を駆動してセンサ距離を自動的に測定して
いるが、人が押鍵してもよく、例えば、人が楽曲を演奏
する間にセンサ距離の推定を行なうようにしてもよい。
で検出する構成に限らず、キャッチャ2aを検出するよ
うにしても良い。
形態のように一体的に構成されたものに限らず、互いに
分離されたものであっても良い。なお、上述した第1実
施形態では、接弦時間を鍵盤番号のみにより変更するよ
うにしたが、さらに、鍵盤番号と打弦速度とに応じて接
弦時間を求め、この接弦時間によりセンサ位置を算出す
るようにすれば、より正確な検出が可能になる。また、
上述した実施形態では、接弦時間を考慮するようにした
が、処理の高速化のために、接弦時間を考慮しないよう
にしてもよい。さらに、上述した実施形態では、打弦速
度と離弦速度とを用いているが、両者を等速と見なして
もよい。ここで、接弦時間を考慮せず、且つ、打弦速度
と離弦速度とが等速であると見なし、且つ、直線近似し
た場合には、センサ距離の算出を簡略化できる。すなわ
ち、ハンマは、tPM2からtNM2までの時間に打弦
速度vPで2・dxEだけ移動することになるので、セ
ンサ距離dxE=(tNM2−tPM2)・vPとして算
出することができ、処理を簡素化して高速化が可能にな
る。また、打弦速度に応じて、直線近似と放物線近似と
を切り換えるようにしてもよい。弱打は重力の影響が大
きいので放物線近似とし、強打は重力の影響が小さいの
で直線近似とする。強打のときは直線近似で算出が簡単
なので、常に放物線近似とするよりも高速化できる。さ
らに、重力の影響は、ピアノのタイプによっても異な
る。すなわち、アップライトピアノでは、ハンマは左右
方向に回動するため、重力の影響をそれほど受けない
が、グランドピアノでは、ハンマは上下方向に回動する
ため、重力の影響を受ける。そこで、アップライトピア
ノでは、直線近似とし、グランドピアノでは放物線近似
とするようにしてもよい。
するセンサ距離として、センサSE2の位置(第2の位
置)から弦に至るまでのハンマ2の回動軌道に沿った長
さ(道のり)を対象としたが、これに代えて、例えば、
センサSE2の位置と弦との間の直線距離やその他の距
離を定義してもよい。要は、センサSE2の位置(第2
の位置)と弦との間の距離に対応する情報となればよ
い。
時間は、例えば、ハンマがセンサSE1を通過してから
SE2を通過するまで(あるいは、SE2を通過してか
らSE1を通過するまで)の間、カウントを行うカウン
タを用意し、このカウンタのカウント値を通過時間とし
て用いてもよい。また、上述した実施形態においては、
センサSE1、SE2の通過時刻を用い、演算によって
センサ位置を求めたが、これに代えて、通過時刻の時間
差とセンサ位置(センサと弦との距離)との対応関係を
記憶したテーブルを使用し、時間差に応じたセンサ位置
をテーブルから読み出すように構成してもよい。さら
に、上述のカウンタのカウント値とセンサ位置との関係
を記憶したテーブルを用意し、カウント値に応じたセン
サ位置を読み出すように構成してもよい。
ば、第1の位置と第2の位置をハンマ機構が通過する時
間差に基づいてハンマセンサと弦までの距離に対応する
情報を求めるから、センサの位置を迅速かつ正確にしか
も自動的に測定することができるのは勿論のこと、製造
コストを最小限に抑えることができる(請求項1)。ま
た、前記検出時刻の時間差と、前記ハンマ機構が前記弦
に接している接弦時間とに基づいて、センサ位置を求め
るようにすれば、接弦時間が既知であれば、簡単にセン
サ位置を求めることができる(請求項2)。また、複数
回の押鍵によって得られる前記各時間差に基づいて、セ
ンサ位置を求めるようにすれば、接弦時間が未知であっ
ても、センサ位置を測定することができる(請求項
3)。また、前記検出時刻の時間差から前記ハンマ機構
の速度を求め、この速度も参照してセンサ位置を求める
ようにすれば、極めて正確にセンサ位置を求めることが
できる(請求項4)。また、上述のようにして求めたセ
ンサ位置とハンマ速度に基づいて打弦時刻を算出すれ
ば、極めて正確な値が得られる(請求項5)。また、打
弦に向かうハンマ機構の減速軌道に従って打弦時刻また
は打弦速度の少なくともいずれか一方を補正すれば、さ
らに、正確さを向上させることができる(請求項6)。
である。
る。
示す線図である。
る。
ある。
す線図である。
示す線図である。
ャートである。
後処理部(演算手段)、dtE……接弦時間、dxE…
…センサ距離、tPE……打弦時刻、tNE……離弦時
刻、xPM1……第1の位置、xPM2……第2の位置。
Claims (6)
- 【請求項1】 押鍵によって回動するハンマ機構の通過
を、第1の位置およびこれよりも弦に近い第2の位置に
おいて検出するセンサと、 前記センサの第1、第2の位置における検出時刻の時間
差に基づいて、前記第2の位置と弦との間の距離に対応
するセンサ位置情報を発生するセンサ距離情報発生手段
とを備えたことを特徴とするハンマセンサの位置測定装
置。 - 【請求項2】 前記センサ距離情報発生手段は、前記検
出時刻の時間差と、前記ハンマ機構が前記弦に接してい
る接弦時間とに基づいて、前記第2の位置と弦との間の
距離に対応する情報を発生することを特徴とする請求項
1記載のハンマセンサの位置測定装置。 - 【請求項3】 前記センサ距離情報発生手段は、複数回
の押鍵によって得られる前記各時間差に基づいて、前記
第2の位置と前記弦との間の距離に対応する情報を発生
することを特徴とする請求項1に記載のハンマセンサの
位置測定装置。 - 【請求項4】 前記センサ距離情報発生手段は、前記検
出時刻の時間差から前記ハンマ機構の速度を求め、この
速度も参照して前記第2の位置と弦との間の距離に対応
する情報を発生することを特徴とする請求項1乃至3い
ずれかに記載のハンマセンサの位置測定装置。 - 【請求項5】 押鍵によって回動するハンマ機構の通過
を、第1の位置およびこれよりも弦に近い第2の位置に
おいて検出するセンサと、 前記センサの第1、第2の位置における検出時刻の時間
差に基づいて、前記第2の位置と弦との間の距離に対応
するセンサ位置情報を発生するセンサ距離情報発生手段
と、 前記時間差に基づいて前記ハンマ機構のハンマ速度を求
める速度算出手段と、 前記速度算出手段が求めた速度および前記センサ位置情
報に基づいて前記ハンマ機構の打弦開始時刻を求める演
算手段とを備えたことを特徴とする演奏データ補正装
置。 - 【請求項6】 前記演算手段は、打弦に向かう前記ハン
マ機構の減速軌道に従って前記打弦時刻または打弦速度
の少なくともいずれか一方を補正することを特徴とする
請求項5に記載の演奏データ補正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08420497A JP3785729B2 (ja) | 1996-05-29 | 1997-04-02 | ハンマセンサの位置測定装置 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/654,563 US5627333A (en) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | Keyboard musical instrument equipped with built-in distance measuring instrument for hammer sensors |
| JP9-20797 | 1997-02-03 | ||
| JP08/654,563 | 1997-02-03 | ||
| JP2079797 | 1997-02-03 | ||
| JP08420497A JP3785729B2 (ja) | 1996-05-29 | 1997-04-02 | ハンマセンサの位置測定装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006028809A Division JP4186993B2 (ja) | 1996-05-29 | 2006-02-06 | 演奏データ補正装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10274980A true JPH10274980A (ja) | 1998-10-13 |
| JP3785729B2 JP3785729B2 (ja) | 2006-06-14 |
Family
ID=27283171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08420497A Expired - Lifetime JP3785729B2 (ja) | 1996-05-29 | 1997-04-02 | ハンマセンサの位置測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3785729B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008102541A (ja) * | 2007-11-21 | 2008-05-01 | Yamaha Corp | 演奏情報取得装置 |
| JP2008112184A (ja) * | 2007-12-17 | 2008-05-15 | Yamaha Corp | 演奏情報を記録可能な自動演奏ピアノ |
| CN107146599A (zh) * | 2017-03-29 | 2017-09-08 | 华东交通大学 | 一种钢琴智能演奏训练系统 |
-
1997
- 1997-04-02 JP JP08420497A patent/JP3785729B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008102541A (ja) * | 2007-11-21 | 2008-05-01 | Yamaha Corp | 演奏情報取得装置 |
| JP2008112184A (ja) * | 2007-12-17 | 2008-05-15 | Yamaha Corp | 演奏情報を記録可能な自動演奏ピアノ |
| CN107146599A (zh) * | 2017-03-29 | 2017-09-08 | 华东交通大学 | 一种钢琴智能演奏训练系统 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3785729B2 (ja) | 2006-06-14 |
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