JPH04170590A - 鍵盤楽器の演奏状態検出装置 - Google Patents

鍵盤楽器の演奏状態検出装置

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JPH04170590A
JPH04170590A JP2296992A JP29699290A JPH04170590A JP H04170590 A JPH04170590 A JP H04170590A JP 2296992 A JP2296992 A JP 2296992A JP 29699290 A JP29699290 A JP 29699290A JP H04170590 A JPH04170590 A JP H04170590A
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JP2296992A
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Jun Ishii
潤 石井
Mariko Takahashi
真理子 高橋
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Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は鍵盤楽器の演奏状態検出装置に関し、例えば被
測定物との距離変化に対して極値を有し・て変化する信
号を出力する反射型光センサを使用し、ハンマー打弦前
に極値を出力する位置に該光センサを配設し、極値出力
前の第1出力値の出力時から極値出力後の第2出力値の
出力時までの経過時間に基づいて打弦速度を算出するこ
とにより、または、その出力が距離変化に応じて単調に
変化する反射型光センサを使用し、予め定められた2つ
の出力信号の検出時刻の時間差に基づいて打弦速度を算
出することにより、センサの取付、調整等を簡単に行う
ことができ、自動ピアノにおいてハンマーによる打弦速
度を正確に検出するものである。
〈従来の技術〉 自動ピアノにあっては、その演奏を記録し、また、これ
を自動的に再生することができる。この演奏の記録は、
具体的には、センサにより、押圧された鍵と、また、そ
の鍵に対応したハンマーによる打弦速度とを検出し、記
録するものである。
この打弦速度を検出することにより、音色、音量が決定
されるものである。
従来の自動ピアノの打弦速度の検出装置としては、例え
ば第9図に示すような構成の装置が知られていた。
この検出装置は、第9図に示すように、弦91を打弦す
るハンマー92において、そのハンマーシャンク93の
中間部に板材からなるハンマーシャッター94を取り付
けている。
透過光型光センサ95A、95Bは、このハンマーシャ
ッター94の回動軌跡を含む平面の両側に投光器と受光
器とをそれぞれ対向させることにより配設されている。
これらの光センサ95A。
95Bは近接して配設されてい−る。例えば、これらの
2個の光センサ95A、95Bは、ハンマーシャッター
94の回動軌跡ここ沿って所定間隔だけ離れて固定部材
96に固定されている。
すなわち、ハンマー92の打弦動作において、ハンマー
シャッター94がこれらの光センサ95A、95Bの各
光路を遮断することができるように構成したものである
したがって、ハンマ−920打弦動作に伴い一体となっ
て回動するハンマーシャッター94が2個の透過光型光
センサ95A、95Bの各光路を順番に遮断する。そし
て、この装置では、これらの光センサ95A、95Bの
各遮光時刻の時間差を計測し、この時間差に基づいてハ
ンマ−910打弦速度を演算し、記録していた。
したがって、打弦行程の途中のハンマーシャンク93の
回動速度ではなく、ハンマー92による実際の打弦速度
を正確に検出するには、これらの光センサ95A、95
Bを、ハンマー92による打弦位置にできるだけ近づけ
て実装する必要があった。
また、その検出精度の向上のためには、各光センサ95
A、95Bにおいてその投光器と受光器との位置決め、
各光センサ95A、95Bとハンマーシャッター94と
の間の機械的位置決め、さらに、各光センサ95A、9
5B間の間隔の設定を正確に行う必要があった。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、このような従来の自動ピアノの打弦速度
検出装置にあっては、88ffに対応して対をなす光セ
ンサ95A、95Bのすべてについて、これらの間隔を
一定距離に取り付けることは困難であった。取り付けた
距離にバラツキがあれば、時間差を測定しても正確な打
弦速度を得ることはできない。
また、そのセンサ間距離の補正や、ハンマーの個体差等
によるセンサ取付位置の補正についても、ハンマーシャ
ンクへのハンマーシャッタの固定、センサに対するハン
マーシャッターの位置決め等の作業が困難である。例え
ニオ、−ハンマーシャンクにハンマーシャッターを取り
付けるためには、ハンマーシャンクについて高精度な加
工を必要とし、その組立、調整工数の増加を招致した。
また、このような従来の検出装置にあっては、打弦点に
近接して光センサを配設することができない。センサの
位置決め調整用の実装空間が確保てきないからである。
この結果、従来装置では例えはハンマーの回動の平均速
度を検出しているに過ぎず、実際の打弦速度を高精度に
検出することができない。これは、実際の打弦点は各弦
の打弦機構により異なるのに対し、従来のセンサは、打
弦点に近接して実装することができなかったからである
換言すると、センサは高精度の位置決めを要求されるに
もかかわらず、検出された打弦速度は各センサの個体差
により精度の低いものである場合もあり、未だ改善の余
地があったのである。
すなわち、ハンマーによる打弦時は、微視的に見ると、
打撃によりハンマフェルトに弦が食い込んだり、弦が打
弦力によりたわ−んだすして、正確な打弦位置を機械的
に特定することは極めて困難なものだからである。
そこで、ハンマー等打弦機構の回動に対して追従するこ
とができる、すなわち打弦機構構成部材との間での距離
変化に対応する出力を得るセンサ(例えば反射型光セン
サ)を使用することが考えられる。
この光センサは、打弦機構構成部材との間での距離変化
に対応してその出力値が変化する信号を出力するように
構成する。そして、そのセンサ出力において、構成部材
の測定点と該センサとの間の距離を異ならせた2つの測
定点(センサからの距離が異なる構成部材の2つの位置
)について第1出力値と第2出力値とを得、これらの出
力値に基づいてその2測定点間の構成部材の回動時間を
測定する。そして、これらの2測定点間の距離と時間と
に基づいてハンマーによる打弦速度を得るものである。
ところが、この光センサては各光センサの距離変化に対
する出力特性にバラツキが生じることが考えられる。各
光センサの出力特性が異なること、構成部材の光反射面
の反射率がそれぞれ異なること、光センサの取付位置に
個体差が生じること等の理由による。センサの出力特性
が各センサによりそれぞれ異なるものである。これでは
各センサについて打弦速度の演算結果にバラツキが生じ
る。
したがって、各光センサによる打弦速度検出のバラツキ
に対して補正が必要である。
そこで、本発明の目的は、ハンマーシャンクにハンマー
シャッターを取り付ける作業をなくし、ハンマー個体差
等の補正においてもその調整作業等煩雑な作業を不必要
とし、全体としてその取付、調整が容易になった鍵盤楽
器の演奏状態検出装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、打弦直前の速度を検出可能
とし、打弦速度の検出精度を高めた鍵盤楽器の演奏状態
検出装置を提供することである。
さらに、本発明の別の目的は、各センサの出力を正規化
することにより、例えばセンサのピーク出力に対する一
定の割合で検出を行うことにより(各ピーク値は異なっ
ている)、すべてのセンサは、一定の測定区間(一定距
離)で測定することができ、個体差による検出出力値(
測定時間→打弦速度)のバラツキをなくした鍵盤楽器の
演奏状態検出装置を提供することである。
また、本発明は、その測定区間を容易に変更可能であり
(測定区間設定の自由度拡大)、打弦時の速度を測定可
能である演奏状態検出装置を提供することを、その目的
としている。
〈課題を解決するための手段〉 請求項(1)に記載した発明は、押鍵操作により回動す
る鍵盤楽器の打弦機構の構成部材に近接対向して配設さ
れるとともに、この構成部材との間の距離の変化に対応
し、かつ、極値を有して変化する信号を出力する検出手
段と、この検出手段からの出力信号においてその極値を
検出するとともに、この極値の前後に出力ざ−れる第1
出力値および第2出力値をこの極値に基づいて算出する
出力値算出手段と、上記検出手段からの出力が上記第1
出力値から第2出力値まで変化する間の時間を計測する
計時手段と、この計測時間と上記2測定点間距離とに基
づいて当該打弦機構による打弦速度を算出する打弦速度
演算手段と、を備えた鍵盤楽器の演奏状態検出装置であ
る。
また、請求項(2)に記載した発明は、押鍵操作により
回動する鍵盤楽器の打弦機構の構成部材に近接対向して
配設されるとともに、この構成部材との間の距離の変化
に対応して単調に変化する信号を出力する検出手段と、
この検出手段からの出力信号においてその基準値に基づ
いて第1出力値および第2出力値を算出する出力値算出
手段と、上記基準値に対する測定点距離を設定する距離
設定手段と、上記検出7手段からの出力が上記第1出力
値から第2出力値まで変化する間の時間を計測する計時
手段と、この計測時間と上記測定点距離とに基づいて当
該打弦機構による打弦速度を算出する打弦速度演算手段
と、を備えた鍵盤楽器の演奏状態検出装置である。
〈作用〉 請求項(1)に記載した発明、および、請求項(2)に
記載した発明は、いずれもその検出手段からの出力信号
(第1出力値、第2出力値)に基づいて2つの測定点の
間の距離を算出する。そして、これらの2つの測定点を
打弦機構構成部材か通過する時間を検出し、これらの距
離および時間の測定値から打弦速度を算出する。この場
合、検出手段からの出力である第1出力値と第2出力値
とは出力信号の極値、または、基準値に対し・て正規化
されている。その結果、各弦についての検出装置の位置
の相違に起因するバラツキが生じることはない。算出し
た打弦速度はすべて正確なものである。
例えば、押鍵により打弦機構は回動して打弦するが、こ
の打弦機構の回動に対応して検出手段の出力が変化する
。請求項(1)に記載した発明では、出力値算出手段は
、その出力のピーク値(極値)を検出し、このピーク値
に基づいて第1出力値と第2出力値とを算出する。各セ
ンサの出力に基づく測定において測定点の標準化を行う
ものである。
そして、再び押鍵による打弦機構の回動時には、これら
の第1出力値および第2出力値に基づいて経過時間を計
時手段が測定する。例えば第1出力値を検出するとタイ
マをスタートさせ、ピーク値を経過した後の第2出力値
の検出によりタイマをストップするものである。打弦速
度演算手段が、この経過時間と上記2測定点間距離とに
基づいて打弦速度を算出するものである。
また、請求項(2)に記載した発明では、検出手段の出
力は単調に増加または減少するものである。したがって
、第1出力値と第2出力値とは例えば予め規定された測
定距離に対応する基準値に対する割合の増加率により決
定しておく(正規化、標準化する)ものとする。その後
、これらの出力値に基づいて2測定点間の距離を算出し
、また、打弦機構構成部材の回動により一第1出力値を
検出するとタイマをスタートさせ、第2出力値によりス
トップするものである。打弦速度演算手段はこの経過時
間と2測定点間距離とにより打弦速度を算出するもので
ある。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の第1実施例に係る自動ピアノの演奏状
態検出装置(打弦速度検出装置)を示すブロック回路図
である。
第2図は自動ピアノの打弦機構を示す側面図である。
まず、第1図に示すように、この打鍵速度検出装置は、
反射型光センサ11を有している。光センサ11は打弦
機構を構成する部材(後述)に対して光を照射し、その
反射光の強度により変化する電流ICを出力する。この
出力電流Icは打弦行程においてピーク値IcMaxを
有するようにこの光センサ11はセットされてい−る。
例えば構成部材との距離、および、光センサ11の受光
レンズの焦点距離をセットしているものである。
光センサ11の出力は、出力電流Icのピーク値IcM
axを検出して保持するIcMax検出保持回路12に
入力されている。
この検出保持回路12の出力であるピーク値■cMax
は、演算回路13において演算処理され、第1出力値で
ある0、8IcMax、第2出力値である0、9IcM
axがそれぞれ算出される。
第1出力値(0,8IcMaX)はその保持回路14に
、第2出力値(0,9I cM a x )はその保持
回路15に、それぞれ出力されて保持される。
また、上記光センサ11からの出力Tcは比較回路18
.19にそれぞれ入力されている。これらの比較回路1
8.19は、それぞれ、上記第1出力値(0,8IcM
ax)および第2出力値(0゜9I(Max)と、この
光センサ11からの出力ICとを比較するものである。
判定回路20は、比較回路18ての比較の結果を判定し
、光センサ11の出力−Icがピーク値IcMaxに到
達する荊に第1出力値(0,81cMaX)を超えると
タイマ21をスタートさせるトリガ信号を出力する。
また、判定回路22は、光センサ11の出力が変化し、
比較回路19ての比較の結果、その出力ICがピーク値
IcMaxを超えて第2出力値0゜9IcMaxよりも
小さくなるとタイマ21を停止するストップ信号を出力
する。
タイマ21は、このスタートからストップまでの時間を
そのパルス数により計測し、経過時間のタイマ信号Δt
を出力する。このタイマ信号△tはMIDIベロシティ
テーブル23によりMIDI信号のベロシティに変換さ
れて当該打弦機構による打弦強度Vが得られる。
ここで、第2図に示すように、上下方向に張設された弦
24を打撃するアクション(打弦機構)25は、88鍵
に対応して配設されている。
アクション25は、以下の部材により構成されている。
すなわち、弦24を打撃する一ハンマー26と、このハ
ンマー26に連接されたハンマーシャンク27と、この
ハンマーシャンク27の基端に固設されたバット28と
、これらのハンマーシャンク27およびバット28をセ
ンターピンを支点として揺動自在に支持するバットフレ
ンジ29と、このハンマーシャンク27の弦24からの
距離を規定するハンマーレール30等とを有している。
ダンパー31は弦24とアクション25との間で弦24
に近接して配設されている。ダンパー31はアクション
25に連動するが、ダンパーペダルを踏み込むことによ
り弦24から離れて、弦24の振動を持続させることが
できる。
ここで、32はセンターレールであって、上記バットフ
レクジ29等を固定、支持している。
このセンターレール32の上端部には水平なブラケット
33が弦24から離れる方向に向かって延設されている
。そのブラケット33の弦24から離隔した後端部33
Aは上方に向かって折曲げられており、その折曲げ辺3
3Aの上端には基板34が水平に固定されている。−゛ この基板34には上記各回路12〜23および反射型光
センサ35(上記11)が配設され、この反射型光セン
サ35は、下方に向かって光を照射可能な投光部35A
と、その反射光を受光可能な受光部35Bと、を一体止
して構成されている。
そして、この光センサ35は上記バット28の後方側に
突設されたキャッチャ−36に対向可能に配設されてい
る。すなわち、ハンマー26による打弦時、キャッチャ
−36の木口面36Aは、第2図に破線で示す位置から
実線で示す位置に回動し、光センサ35に対して所定間
隔を有して対向するものである。このキャッチャ−36
は打弦機構25の構成部材の一つであり、したがって打
弦機構25の構成部材に近接対向して光センサ35は配
設されていることとなる。
なお、図において、37はジャック、38はウィペンで
ある。
光センサ35は、発光素子(LED等)、発光レンズ等
を有する投光部35Aから下方に向かって光を照射し、
この光が反射面一に反射した反射光を、受光素子(フォ
トダイオード等)、受光レンズ等からなる受光部35B
において受光する。そして、光センサ35は受光1M3
35Bで受光した反射光の光!:(強度)に応じてその
出力電流工。が変化する。
また、アクション25による打弦行程においては、キャ
ッチャ−36はバット28、ハンマー26等とともに回
動し、このキャッチャ−36の木口面36Aと光センサ
35との間の距Hdが変化する。この距離変化に対応し
て光センサ35の受光部35Bの反射光の受光量が変化
する。
ここで、上記距離dの変化に対するこの光センサ35の
出力Icは、第3図に示すように変化する。
このグラフに示すように、光センサ35に対してキャッ
チャ−36の木口面36Aが離れた位置(dl)にある
程その出力は小であり、これから木口面36Aが光セン
サ35に接近するにともなってその出力は増加する(d
++d3)。そして、木口面36Aが一定距離dllに
なると、光センサ35の出力はピーク値(極値)IcM
axをとる。さらに、木口面36Aが接近すると(de
+d2)、その出力は逆にこのピーク値1cMaxより
小さくなる。この一定距離d9は発光部35A、受光部
35Bの名指向特性により設定されるものである。
したがって、この光センサ35は、その出力ICがこの
ピーク値ICMaxをとって変化する一定の範囲となる
ように、キャッチャ−36の木口面36Aに対しての距
離(d1〜d2)を設定している。換言すると、打弦行
程でのキャッチャ−36の回動可能範囲(d+〜d2)
内てセンサ出力信号のピーク値IcMaXが出力される
位置に光センサ35を配設している。
第4図は、打弦行程におけるこの光センサ35の出力信
号Icの変化を示すグラフである。二〇打弦行程におい
ては、第3図にあっては、光センサ35と反射面との間
の距離はd+、d[l(ピーク値出力)、、d2(打弦
点)、dll、dlの順に変化する。
すなわち、押鍵によりハンマー26が弦24に向かって
回動する打弦行程では、キャッチャ−36も一体として
回動してその木−口面36Aが光センサ35に接近する
。この接近にしたがい、ある時刻t1にはIcMaxの
80%の出力(第1出力値)が得られる。この第1出力
値の出力の時刻をtlとし、この時のセンサルキャッチ
ャ−間距離!よd3である。
次いで、キャッチャ−36のさらなる回動により、時刻
t2にはIcMaXの出力(ピーク値)が得られた後(
センサルキャッチャ−間距離はdo)、時刻t3にはI
cMaXの90%の出力(第2出力値)が得られる(セ
ンサルキャッチャ−間距離はd4)。
そして、時刻t4においては、ハンマー26が弦24を
打撃する打弦点を形成しくセンサルキャッチャ−間距離
はd2)、ハンマー26を含むアクション25は跳ね返
ることとなる。すなわち、打弦点t4を中心としてセン
サ35の出力は理論的には対称形で変化する。但し、離
鍵タイミングの相違により異なる場合もある。
第5図はキャッチャ−36の木口面36Aと光センサ3
5との間の距離dの変−化を概念的に示すものである。
この図に示すように、打弦時においては木口面36Aは
光センサ35に最も接近した距離d2にあある。また、
ピーク値を出力するとき、これらは距離d8たけ離れて
いる。また、第1出力値0.8IcMaxおよび第2出
力値0. 9 I cMa xを出力する場合は、木口
面36Aと光センサ35との距離はそれぞれd3、d4
だけ離れている。
したがって、この自動ピアノにあっては、最初の自動打
弦時に(ソレノイド等のアクチュエータの駆動による自
動打l!>、上述のようにして各光センサ11 (35
)について、そのセンサ出力の最大値(ピーク値IcM
aX)を検出保持回路12において記憶させ、この最大
値の80%となる第1出力値(0,8IcMax)、9
0%となる第2出力値(0,9I cMa x)の各個
を演算回路13にて演算する。
これらの第1出力値、第2出力値はそれぞれ保持回路1
4.15に出力されて、保持される0そして、その保持
回路14、−15の各出力は比較回路18.19に基準
値として入力される。
次に、演奏記録時、押鍵によりアクション25は回動し
、光センサ35は第4図に示す信号または類似した曲線
の信号を出力する。
二の出力1cの変化に基づいて、すなわちセンサ出力信
号Icが上記第1出力値になったか否かを比較回路18
て比較する。判定回路20はセンサ出力Icがピーク値
IcMax出力前に第1出力値に一致すると、この一致
した時刻t1からタイマ21が計時を開始する。
次に、センサ11がピーク値IcMax出力後、センサ
出力が第2出力値になったら、判定回路22はストップ
信号をタイマ21にaカする。この結果、タイマ21は
計時を終了する。
この計時時間tがタイマ21からMIDI速度テーブル
23に出力されて打弦強度Vが得られる。
なお、上記光センサ11の出力において、ピーク値を通
り、打弦出力値に至らない場合は、打弦がされなかった
ものとする。
また、このセンサ出力1cは、−各光センサ35におい
ての取付位置のバラツキや、キャッチャ−36の木口面
36Aの光反射率のバラツキなどにより、その波形が異
なることがある。
しかし、各センサ35の出力のピーク値JcMaXに対
して正規化(標準化)された80%出力の第1測定点を
ギヤッチャーが通過した時刻t1から、ピーク値を超え
てピーク値に対して90%出力の第2測定点を通過する
時刻t3まての間の経過時間Δtをこの実施例では測定
している。この結果、ハンマー26による打弦速度を正
確に検出することができるものである。
第6図はこの実施例における第1出力値と第2出力値と
の設定の他の例を示すものである。
この図に示すように、2つの測定点A、  Bをセンサ
出力のピーク値IcMaxのα%として演算してもよい
。この測定点間をキャッチャ−が変位する時間△tを、
この第1出力値αIcMax、第2出力値aIcMaX
により測定するものである。
以上のようにこれらの第1出力値と第2出力値とを適宜
算出設定することによ一す、実際の打弦産直前のハンマ
ー26の回動速度を高精度で検出することができる。
第7図および第8図は本発明の第2実施例を示している
この実施例では、センサ出力においてピーク値を有しな
い場合、すなわちセンサ出力が単調に増加または減少す
る場合の打弦速度検出装置について本発明の適用例を示
すものである。
この打弦速度検出装置の回路構成を第7図に示している
。また、第8図は光センサの出力特性を示すグラフであ
る。
第8図に示すように、この実施例では、光センサ11の
出力Icは、打弦行程においてピーク値を持たずにキャ
ッチャ−36の木口面36Aとの間の距離に対応して単
調に増加する。
この出力の単調増加部分で任意の2出力値ICI、IC
2において時間の測定を行う。これらの測定点Ml、 
M2の検出時期の時間間隔Δtを計測し、打弦強度■を
検出するように構成ルている。これらの2測定点MI+
 M2は、例えば出力の増加率等により適当に演算して
決定することができる。
第7図に示すように、光センサ71からの出力をセンサ
出力保持回路72で保持し、演算回路73において例え
ば打弦点の出力M11に基づいて第1出力値Ic+およ
び第2出力値IC2を演算する。
これらの出力値はそれぞれ第1出力値設定回路74、第
2出力値設定回路75において比較回路76.770基
準値として設定され、光センサ71の出力と比較される
光センサ71の出力が第1出力値Ic+と第2出力値I
C2との間を変化すると、比較回路76.77によりタ
イマ80がスタートしてからストップし、これらの測定
点Ml、 M2間の経過時間△tを検出する。
そして、この計測時間ΔtはMIDIへロシティテーブ
ル81によってハンマーによる実際の打弦強度Vに換算
される。
なお、上記各実施例についで各種出力値の演算、記憶等
は周知のマイクロプロセッサ等の論理演算回路により行
うこともできる。
また、上記第1実施例および第2実施例では、光反射型
センサを使用した例について説明したが、例えば第3図
に示すように距離変化に対して変化する信号を出力する
センサてあれば、超音波センサ、磁気センサ等でも本発
明は実現することができる。
〈発明の効果〉 以上説明してきたように、本発明に係る鍵盤楽器の演奏
状態検出装置は、ハンマーシャンクにハンマーシャッタ
ーを取り付ける作業がなくなり、よって、ハンマーシャ
ッターの位置決め作業、ハンマーシャンクについて高精
度な加工作業が不必要となり、その組立、調整工数も減
少する。
また、光センサて検出する時期を打弦点直前に設定する
ことができ、打弦速度を高精度で検出することができる
。この場合、88鍵全ての光センサを打弦点に接近させ
て実装す、る必要はなく、ハンマーによる個体差の補正
においてもその調整作業等煩雑な作業を不必要とし、全
体としてその取付、調整が容易になる。
また、センサ出力に対して標準化された出力値から、2
測定点と出力経過時間を算出するため、各センサ間の検
出値についてのバラツキをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る鍵盤楽器の演奏状態
検出装置の回路構成を示すブロック図、第2図は第1実
施例に係る打弦機構を示す側面図、 第3図は第1実施例に係る光センサの出力と反射面との
間の距離との関係を示すグラフ、第4図は第1実施例に
係る光センサの出力特性を示すグラフ、 第5図は第1実施例に係る光センサとキャッチャ−木口
面との距離変化を示す概念図、第6図は第1実施例に係
る出力値の設定変更を説明するための光センサの出力特
性を示すクラブ、第7図は本発明の第2実施例に係る鍵
盤楽器の演奏状態検出装置の回路構成を示すブロック図
、第8図は第2実施例に係る光センサの出力特性を示す
グラフ、 第9図は従来の打弦速度検出装置を示す側面図である。 11・・・・・・・光センサ(検出手段)、13・・・
・・・・演算回路(出力値算出手段)、21・・・・・
・・タイマ(計時手段)、23・・・・・・MIDIベ
ロシティテーブル、24・・・・・・・弦、 25・・・・・・・アクション(打弦機構)、35・・
・・・・・光センサ、 86・・・・・・・キャッチャ−(構成部材)、36A
・・・・・・木口面。  。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)押鍵操作により回動する鍵盤楽器の打弦機構の構
    成部材に近接対向して配設されるとともに、この構成部
    材との間の距離の変化に対応し、かつ、極値を有して変
    化する信号を出力する検出手段と、この検出手段からの
    出力信号においてその極値を検出するとともに、この極
    値の前後に出力される第1出力値および第2出力値をこ
    の極値に基づいて算出する出力値算出手段と、 上記検出手段からの出力が上記第1出力値から第2出力
    値まで変化する間の時間を計測する計時手段と、 この計測時間と上記2測定点間距離とに基づいて当該打
    弦機構による打弦速度を算出する打弦速度演算手段と、 を備えたことを特徴とする鍵盤楽器の演奏状態検出装置
  2. (2)押鍵操作により回動する鍵盤楽器の打弦機構の構
    成部材に近接対向して配設されるとともに、この構成部
    材との間の距離の変化に対応して変化する信号を出力す
    る検出手段と、 この検出手段からの出力信号においてその基準値に基づ
    いて第1出力値および第2出力値を算出する出力値算出
    手段と、 上記基準値に対する測定点距離を設定する距離設定手段
    と、 上記検出手段からの出力が上記第1出力値から第2出力
    値まで変化する間の時間を計測する計時手段と、 この計測時間と上記2測定点間距離とに基づいて当該打
    弦機構による打弦速度を算出する打弦速度演算手段と、 を備えたことを特徴とする鍵盤楽器の演奏状態検出装置
JP2296992A 1990-11-01 1990-11-01 鍵盤楽器の演奏状態検出装置 Pending JPH04170590A (ja)

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JP2296992A JPH04170590A (ja) 1990-11-01 1990-11-01 鍵盤楽器の演奏状態検出装置
US07/770,621 US5164532A (en) 1990-11-01 1991-10-03 Performance state detecting unit of player piano system

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019224996A1 (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 ローランド株式会社 電子吹奏楽器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019224996A1 (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 ローランド株式会社 電子吹奏楽器
JPWO2019224996A1 (ja) * 2018-05-25 2021-03-11 ローランド株式会社 電子吹奏楽器
US11830465B2 (en) 2018-05-25 2023-11-28 Roland Corporation Electronic wind instrument and manufacturing method thereof

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