JPH10275310A - 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents
薄膜磁気ヘッド及びその製造方法Info
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- JPH10275310A JPH10275310A JP7861397A JP7861397A JPH10275310A JP H10275310 A JPH10275310 A JP H10275310A JP 7861397 A JP7861397 A JP 7861397A JP 7861397 A JP7861397 A JP 7861397A JP H10275310 A JPH10275310 A JP H10275310A
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- film
- magnetoresistive
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気抵抗効果層及び磁気抵抗効果安定化層の
幅寸法を最適化した磁気抵抗効果型の薄膜磁気ヘッド及
びその製造方法を提供する。 【解決手段】 薄膜磁気ヘッドの製造方法は、磁気抵抗
効果安定化層11上に非磁性絶縁層12を介して磁気抵
抗効果層13を積層し、この積層体をエッチングするこ
とにより磁気抵抗効果素子3を形成する薄膜磁気ヘッド
の製造方法において、上記磁気抵抗効果安定化層11の
幅寸法をWsとし、上記磁気抵抗効果層13の幅寸法を
Waとしたときに、Ws−Wa≦0.2μmなる関係を
有するように上記エッチングを行うものである。
幅寸法を最適化した磁気抵抗効果型の薄膜磁気ヘッド及
びその製造方法を提供する。 【解決手段】 薄膜磁気ヘッドの製造方法は、磁気抵抗
効果安定化層11上に非磁性絶縁層12を介して磁気抵
抗効果層13を積層し、この積層体をエッチングするこ
とにより磁気抵抗効果素子3を形成する薄膜磁気ヘッド
の製造方法において、上記磁気抵抗効果安定化層11の
幅寸法をWsとし、上記磁気抵抗効果層13の幅寸法を
Waとしたときに、Ws−Wa≦0.2μmなる関係を
有するように上記エッチングを行うものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスク装
置等に好適な、磁気抵抗効果によって再生信号を検出す
る磁気抵抗効果型の薄膜磁気ヘッド及びその製造方法に
関する。
置等に好適な、磁気抵抗効果によって再生信号を検出す
る磁気抵抗効果型の薄膜磁気ヘッド及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク装置等の磁気記録装置に
おいては、大容量化を図るために、更なる高密度記録が
求められている。そこで、高密度記録を進めるために、
挟トラック化に適した磁気ヘッドである磁気抵抗効果型
薄膜磁気ヘッド(以下、「MRヘッド」という。)が採
用されている。
おいては、大容量化を図るために、更なる高密度記録が
求められている。そこで、高密度記録を進めるために、
挟トラック化に適した磁気ヘッドである磁気抵抗効果型
薄膜磁気ヘッド(以下、「MRヘッド」という。)が採
用されている。
【0003】このMRヘッドは、基本的には、図13に
示すように、磁界の大きさによって抵抗率が変化する磁
気抵抗効果膜を有する磁気抵抗効果素子101の両端に
電極102が取り付けられて構成される。そして、この
磁気抵抗効果素子101に対して両端の電極102から
センス電流を供給することにより、磁気記録媒体からの
信号磁界による磁気抵抗効果素子101の抵抗変化を検
出し、この抵抗変化に基づいて再生出力を得る。このよ
うなMRヘッドは、再生出力が媒体速度に依存せず、媒
体速度が遅くても高再生出力が得られるという特徴を有
している。
示すように、磁界の大きさによって抵抗率が変化する磁
気抵抗効果膜を有する磁気抵抗効果素子101の両端に
電極102が取り付けられて構成される。そして、この
磁気抵抗効果素子101に対して両端の電極102から
センス電流を供給することにより、磁気記録媒体からの
信号磁界による磁気抵抗効果素子101の抵抗変化を検
出し、この抵抗変化に基づいて再生出力を得る。このよ
うなMRヘッドは、再生出力が媒体速度に依存せず、媒
体速度が遅くても高再生出力が得られるという特徴を有
している。
【0004】ところで、通常、磁気抵抗効果膜は磁気的
に不安定であり、外部磁界によって磁気抵抗効果膜内の
磁壁が移動してしまう。したがって、MRヘッドでは、
磁気抵抗効果素子101内の磁気抵抗効果膜の磁壁の移
動に起因して、バルクハウゼンノイズが生じてしまうと
いう問題がある。そこで、MRヘッドでは、磁気抵抗効
果素子101内の磁気抵抗効果膜の磁気的安定性を確保
して、バルクハウゼンノイズを低減することが大きな課
題となっている。
に不安定であり、外部磁界によって磁気抵抗効果膜内の
磁壁が移動してしまう。したがって、MRヘッドでは、
磁気抵抗効果素子101内の磁気抵抗効果膜の磁壁の移
動に起因して、バルクハウゼンノイズが生じてしまうと
いう問題がある。そこで、MRヘッドでは、磁気抵抗効
果素子101内の磁気抵抗効果膜の磁気的安定性を確保
して、バルクハウゼンノイズを低減することが大きな課
題となっている。
【0005】そこで、上述した課題を解決するために、
図14に示すように、磁気抵抗効果膜の磁気的安定性を
高めるように作用する磁気抵抗効果安定化層203を有
する磁気抵抗効果素子200が提案されている。この磁
気抵抗効果素子200は、磁気抵抗効果を有する磁気抵
抗効果膜201と、非磁性絶縁膜202と、磁気抵抗効
果安定化層203とが積層されて構成されている。ここ
で、磁気抵抗効果安定化層203は、磁気抵抗効果層2
01を磁気的に安定化するための層である。磁気抵抗効
果安定化層203としては、保磁力の大きい硬磁性膜2
04と、保磁力が小さく透磁率が大きい軟磁性膜205
とが積層されてなるものが挙げられる。
図14に示すように、磁気抵抗効果膜の磁気的安定性を
高めるように作用する磁気抵抗効果安定化層203を有
する磁気抵抗効果素子200が提案されている。この磁
気抵抗効果素子200は、磁気抵抗効果を有する磁気抵
抗効果膜201と、非磁性絶縁膜202と、磁気抵抗効
果安定化層203とが積層されて構成されている。ここ
で、磁気抵抗効果安定化層203は、磁気抵抗効果層2
01を磁気的に安定化するための層である。磁気抵抗効
果安定化層203としては、保磁力の大きい硬磁性膜2
04と、保磁力が小さく透磁率が大きい軟磁性膜205
とが積層されてなるものが挙げられる。
【0006】ここで、この磁気抵抗効果安定化層203
は、軟磁性膜205が硬磁性膜204上に成膜されてい
るので、磁気抵抗効果安定化層203を構成する硬磁性
膜204と軟磁性膜205との間には、交換相互作用が
生じる。この交換相互作用は、隣合う2層においてそれ
ぞれの層の部分磁化が同じ方向に向く作用である。
は、軟磁性膜205が硬磁性膜204上に成膜されてい
るので、磁気抵抗効果安定化層203を構成する硬磁性
膜204と軟磁性膜205との間には、交換相互作用が
生じる。この交換相互作用は、隣合う2層においてそれ
ぞれの層の部分磁化が同じ方向に向く作用である。
【0007】このような磁気抵抗効果安定化層203を
備えた磁気抵抗効果素子200では、磁気抵抗効果安定
化層203と磁気抵抗効果膜201との間に静磁結合作
用が生じ、これにより、磁気抵抗効果膜201が磁気的
に安定化される。すなわち、この磁気抵抗効果膜201
は、その磁気的な安定性が磁気抵抗効果安定化層203
から発生する磁界が大きいほど、より安定化されること
となる。
備えた磁気抵抗効果素子200では、磁気抵抗効果安定
化層203と磁気抵抗効果膜201との間に静磁結合作
用が生じ、これにより、磁気抵抗効果膜201が磁気的
に安定化される。すなわち、この磁気抵抗効果膜201
は、その磁気的な安定性が磁気抵抗効果安定化層203
から発生する磁界が大きいほど、より安定化されること
となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来のMRヘッドを製造するに際して、磁気抵抗効
果膜201、非磁性絶縁膜202及び磁気抵抗効果安定
化層203は、基板等の上に全面に薄膜形成された後に
エッチング等により所望の形状とされていた。上述した
ように、このMRヘッドにおいて、磁気抵抗効果膜20
1の磁気的な安定性が磁気抵抗効果安定化層203に大
きく依存しているため、このエッチング工程は、磁気抵
抗効果安定化層203の磁気特性を劣化させるものであ
ってはならない。
うな従来のMRヘッドを製造するに際して、磁気抵抗効
果膜201、非磁性絶縁膜202及び磁気抵抗効果安定
化層203は、基板等の上に全面に薄膜形成された後に
エッチング等により所望の形状とされていた。上述した
ように、このMRヘッドにおいて、磁気抵抗効果膜20
1の磁気的な安定性が磁気抵抗効果安定化層203に大
きく依存しているため、このエッチング工程は、磁気抵
抗効果安定化層203の磁気特性を劣化させるものであ
ってはならない。
【0009】しかしながら、従来のMRヘッドの製造方
法においては、磁気抵抗効果膜201及び磁気抵抗効果
安定化層203をエッチングする際に十分な検討がされ
ておらず、磁気抵抗効果安定化層203の磁気特性を十
分に発揮させているとはいえなかった。すなわち、従来
のMRヘッドでは、磁気抵抗効果安定化層203が磁気
抵抗効果膜201を十分に安定化させるような構造を有
するものとはいえなかった。
法においては、磁気抵抗効果膜201及び磁気抵抗効果
安定化層203をエッチングする際に十分な検討がされ
ておらず、磁気抵抗効果安定化層203の磁気特性を十
分に発揮させているとはいえなかった。すなわち、従来
のMRヘッドでは、磁気抵抗効果安定化層203が磁気
抵抗効果膜201を十分に安定化させるような構造を有
するものとはいえなかった。
【0010】本発明は、以上のような従来の実情に鑑み
て提案されたものであり、磁気抵抗効果層及び磁気抵抗
効果安定化層の幅寸法を最適化した磁気抵抗効果型の薄
膜磁気ヘッド及びその製造方法を提供することを目的と
している。
て提案されたものであり、磁気抵抗効果層及び磁気抵抗
効果安定化層の幅寸法を最適化した磁気抵抗効果型の薄
膜磁気ヘッド及びその製造方法を提供することを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに完成された本発明に係る薄膜磁気ヘッドは、磁気抵
抗効果安定化層と、この磁気抵抗効果安定化層に積層さ
れ、磁気抵抗効果を示す軟磁性膜を有する磁気抵抗効果
層とを備えた薄膜磁気ヘッドにおいて、上記磁気抵抗効
果安定化層の幅寸法をWsとし、上記磁気抵抗効果層の
幅寸法をWaとしたときに、Ws−Wa≦0.2μmな
る関係を有するものである。
めに完成された本発明に係る薄膜磁気ヘッドは、磁気抵
抗効果安定化層と、この磁気抵抗効果安定化層に積層さ
れ、磁気抵抗効果を示す軟磁性膜を有する磁気抵抗効果
層とを備えた薄膜磁気ヘッドにおいて、上記磁気抵抗効
果安定化層の幅寸法をWsとし、上記磁気抵抗効果層の
幅寸法をWaとしたときに、Ws−Wa≦0.2μmな
る関係を有するものである。
【0012】以上のように構成された本発明に係る薄膜
磁気ヘッドでは、Ws−Wa≦0.2μmなる関係を有
するために、磁気抵抗効果安定化層から発生する磁界が
大きくなる。特に、磁気抵抗効果安定化層は、Ws−W
a≦0.2μmなる関係を有することによって、その両
端部付近から大きな磁界を発生して磁気抵抗効果膜を磁
気的に安定化することができる。
磁気ヘッドでは、Ws−Wa≦0.2μmなる関係を有
するために、磁気抵抗効果安定化層から発生する磁界が
大きくなる。特に、磁気抵抗効果安定化層は、Ws−W
a≦0.2μmなる関係を有することによって、その両
端部付近から大きな磁界を発生して磁気抵抗効果膜を磁
気的に安定化することができる。
【0013】また、本発明に係る薄膜磁気ヘッドの製造
方法は、磁気抵抗効果安定化層上に非磁性絶縁層を介し
て磁気抵抗効果層を積層し、この積層体をエッチングす
ることにより磁気抵抗効果素子を形成する薄膜磁気ヘッ
ドの製造方法において、上記磁気抵抗効果安定化層の幅
寸法をWsとし、上記磁気抵抗効果層の幅寸法をWaと
したときに、Ws−Wa≦0.2μmなる関係を有する
ように上記エッチングを行うものである。
方法は、磁気抵抗効果安定化層上に非磁性絶縁層を介し
て磁気抵抗効果層を積層し、この積層体をエッチングす
ることにより磁気抵抗効果素子を形成する薄膜磁気ヘッ
ドの製造方法において、上記磁気抵抗効果安定化層の幅
寸法をWsとし、上記磁気抵抗効果層の幅寸法をWaと
したときに、Ws−Wa≦0.2μmなる関係を有する
ように上記エッチングを行うものである。
【0014】以上のように構成された本発明に係る薄膜
磁気ヘッドの製造方法によれば、Ws−Wa≦0.2μ
mなる関係を有する磁気抵抗効果安定化層を有するた
め、大きな磁界を発生する磁気抵抗効果安定化層を備え
る薄膜磁気ヘッドを製造することができる。また、この
手法によれば、特に、磁気抵抗効果安定化層がその両端
部付近から大きな磁界を発生することにより、磁気抵抗
効果膜を安定化することができるような薄膜磁気ヘッド
を製造することができる。
磁気ヘッドの製造方法によれば、Ws−Wa≦0.2μ
mなる関係を有する磁気抵抗効果安定化層を有するた
め、大きな磁界を発生する磁気抵抗効果安定化層を備え
る薄膜磁気ヘッドを製造することができる。また、この
手法によれば、特に、磁気抵抗効果安定化層がその両端
部付近から大きな磁界を発生することにより、磁気抵抗
効果膜を安定化することができるような薄膜磁気ヘッド
を製造することができる。
【0015】また、本発明に係る薄膜磁気ヘッドの製造
方法は、エッチングの際、エッチング角度θで上記積層
体の厚みをエッチングするのに必要なエッチング時間を
Taとしたときに、エッチング角度θで2×Ta以上の
エッチングを行うようなものであっても良い。
方法は、エッチングの際、エッチング角度θで上記積層
体の厚みをエッチングするのに必要なエッチング時間を
Taとしたときに、エッチング角度θで2×Ta以上の
エッチングを行うようなものであっても良い。
【0016】この場合、本発明に係る手法では、積層体
を十分にエッチングするため、磁気抵抗効果安定化層の
幅を磁気抵抗効果膜の幅と略々等しくすることができ
る。すなわち、この手法によれば、エッチング角度θに
より磁気抵抗効果安定化層の両端部に傾斜面を形成する
ことがなく略々垂直にエッチングすることになる。この
ため、この手法によれば、Ws−Wa≦0.2μmなる
関係を達成させることができ、上述したように、磁気抵
抗効果膜を安定化させることができた薄膜磁気ヘッドを
製造することができる。
を十分にエッチングするため、磁気抵抗効果安定化層の
幅を磁気抵抗効果膜の幅と略々等しくすることができ
る。すなわち、この手法によれば、エッチング角度θに
より磁気抵抗効果安定化層の両端部に傾斜面を形成する
ことがなく略々垂直にエッチングすることになる。この
ため、この手法によれば、Ws−Wa≦0.2μmなる
関係を達成させることができ、上述したように、磁気抵
抗効果膜を安定化させることができた薄膜磁気ヘッドを
製造することができる。
【0017】さらに、本発明に係る薄膜磁気ヘッドの製
造方法は、エッチングの際、エッチング角度を0゜とし
て磁気抵抗効果層及び非磁性絶縁層をエッチングする第
1のエッチングを行い、その後、エッチング角度θで上
記磁気抵抗効果安定化層の厚みをエッチングするのに必
要なエッチング時間をTsとしたときに、エッチング角
度θで2×Ts以上の第2のエッチングを行うものであ
ってもよい。
造方法は、エッチングの際、エッチング角度を0゜とし
て磁気抵抗効果層及び非磁性絶縁層をエッチングする第
1のエッチングを行い、その後、エッチング角度θで上
記磁気抵抗効果安定化層の厚みをエッチングするのに必
要なエッチング時間をTsとしたときに、エッチング角
度θで2×Ts以上の第2のエッチングを行うものであ
ってもよい。
【0018】この場合、本発明に係る手法では、磁気抵
抗効果安定化層の幅を磁気抵抗効果膜の幅と略々等しく
することができる。この手法では、エッチング角度を0
゜とした第1のエッチングにより磁気抵抗効果層及び非
磁性絶縁層を形成する。この第1のエッチングでは、エ
ッチング角度を0゜としたために磁気抵抗効果層及び非
磁性絶縁層の両端部に被エッチング物の再付着が発生し
てしまう。しかしながら、この手法では、第2のエッチ
ングによりこの再付着した部分を取り除くことができ
る。また、この第2のエッチングにより、磁気抵抗効果
安定化層を略々垂直にエッチングすることができる。
抗効果安定化層の幅を磁気抵抗効果膜の幅と略々等しく
することができる。この手法では、エッチング角度を0
゜とした第1のエッチングにより磁気抵抗効果層及び非
磁性絶縁層を形成する。この第1のエッチングでは、エ
ッチング角度を0゜としたために磁気抵抗効果層及び非
磁性絶縁層の両端部に被エッチング物の再付着が発生し
てしまう。しかしながら、この手法では、第2のエッチ
ングによりこの再付着した部分を取り除くことができ
る。また、この第2のエッチングにより、磁気抵抗効果
安定化層を略々垂直にエッチングすることができる。
【0019】これにより、形成された磁気抵抗効果素子
は、磁気抵抗効果安定化層の両端部が略々垂直となって
おり、Ws−Wa≦0.2μmなる関係を有する。した
がって、この場合も、上述したように、磁気抵抗効果膜
を安定化させることができた薄膜磁気ヘッドを製造する
ことができる。
は、磁気抵抗効果安定化層の両端部が略々垂直となって
おり、Ws−Wa≦0.2μmなる関係を有する。した
がって、この場合も、上述したように、磁気抵抗効果膜
を安定化させることができた薄膜磁気ヘッドを製造する
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。
実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0021】本実施の形態に係る薄膜磁気ヘッドは、磁
気抵抗効果安定化層を有する磁気抵抗効果素子を備えた
MRヘッドであり、図1に示すように、下層シールド1
と、下層シールド1上に形成された下部ギャップ層2
と、下部ギャップ層2上に形成された磁気抵抗効果素子
3及び非磁性絶縁層4と、磁気抵抗効果素子3上の先端
部3a及び後端部3b以外の部分に形成された保護層5
と、磁気抵抗効果素子3の後端部3b上から非磁性絶縁
層4上にわたって形成されて磁気抵抗効果素子3と電気
的に接続されたセンス電流用導体層6と、磁気抵抗効果
素子3及びセンス電流用導体層6上に形成された非磁性
絶縁層7と、磁気抵抗効果素子3の上部を横切るように
非磁性絶縁層7内に形成されたバイアス電流用導体層8
と、磁気抵抗効果素子3の先端部3a上から非磁性絶縁
層7上にわたって形成されて磁気抵抗効果素子3と電気
的に接続された上部ギャップ層9と、上部ギャップ層9
上に形成された上層シールド10とから構成される。
気抵抗効果安定化層を有する磁気抵抗効果素子を備えた
MRヘッドであり、図1に示すように、下層シールド1
と、下層シールド1上に形成された下部ギャップ層2
と、下部ギャップ層2上に形成された磁気抵抗効果素子
3及び非磁性絶縁層4と、磁気抵抗効果素子3上の先端
部3a及び後端部3b以外の部分に形成された保護層5
と、磁気抵抗効果素子3の後端部3b上から非磁性絶縁
層4上にわたって形成されて磁気抵抗効果素子3と電気
的に接続されたセンス電流用導体層6と、磁気抵抗効果
素子3及びセンス電流用導体層6上に形成された非磁性
絶縁層7と、磁気抵抗効果素子3の上部を横切るように
非磁性絶縁層7内に形成されたバイアス電流用導体層8
と、磁気抵抗効果素子3の先端部3a上から非磁性絶縁
層7上にわたって形成されて磁気抵抗効果素子3と電気
的に接続された上部ギャップ層9と、上部ギャップ層9
上に形成された上層シールド10とから構成される。
【0022】上記MRヘッドにおいて、下層シールド1
と上層シールド10は磁性材料からなり、下部ギャップ
層2は非磁性絶縁材料からなり、上部ギャップ層9は電
気的に良導体である非磁性材料からなる。そして、下層
シールド1、上層シールド10、下部ギャップ層2及び
上部ギャップ層9は、磁気記録媒体からの信号磁界のう
ち、再生対象外の磁界が磁気抵抗効果素子3に引き込ま
れないように機能する。すなわち、下層シールド1及び
上層シールド10が、それぞれ下部ギャップ層2及び上
部ギャップ層9を介して磁気抵抗効果素子3の上下に配
されているため、磁気記録媒体からの信号磁界のうち、
再生対象以外の磁界は下層シールド1及び上層シールド
10に導かれ、再生対象の磁界だけが磁気抵抗効果素子
3に引き込まれる。
と上層シールド10は磁性材料からなり、下部ギャップ
層2は非磁性絶縁材料からなり、上部ギャップ層9は電
気的に良導体である非磁性材料からなる。そして、下層
シールド1、上層シールド10、下部ギャップ層2及び
上部ギャップ層9は、磁気記録媒体からの信号磁界のう
ち、再生対象外の磁界が磁気抵抗効果素子3に引き込ま
れないように機能する。すなわち、下層シールド1及び
上層シールド10が、それぞれ下部ギャップ層2及び上
部ギャップ層9を介して磁気抵抗効果素子3の上下に配
されているため、磁気記録媒体からの信号磁界のうち、
再生対象以外の磁界は下層シールド1及び上層シールド
10に導かれ、再生対象の磁界だけが磁気抵抗効果素子
3に引き込まれる。
【0023】一方、センス電流用導体層6及び上部ギャ
ップ層9は、磁気抵抗効果素子3の両端にそれぞれ接続
された一対の電極となり、磁気抵抗効果素子3にセンス
電流を供給するように機能する。そして、磁気記録媒体
から信号磁界を検出する際には、これらセンス電流用導
体層6及び上部ギャップ層9により磁気抵抗効果素子3
にセンス電流が供給される。ここで、磁気抵抗効果素子
3は、後述するように、磁気抵抗効果安定化層と、非磁
性絶縁層と、磁気抵抗効果層とが積層されてなり、セン
ス電流は磁気抵抗効果層にだけ供給される。
ップ層9は、磁気抵抗効果素子3の両端にそれぞれ接続
された一対の電極となり、磁気抵抗効果素子3にセンス
電流を供給するように機能する。そして、磁気記録媒体
から信号磁界を検出する際には、これらセンス電流用導
体層6及び上部ギャップ層9により磁気抵抗効果素子3
にセンス電流が供給される。ここで、磁気抵抗効果素子
3は、後述するように、磁気抵抗効果安定化層と、非磁
性絶縁層と、磁気抵抗効果層とが積層されてなり、セン
ス電流は磁気抵抗効果層にだけ供給される。
【0024】また、磁気抵抗効果素子3上を横切るよう
に非磁性絶縁層7内に形成されたバイアス電流用導体層
8は、磁気抵抗効果素子3にバイアス磁界を印加するた
めものである。すなわち、磁気記録媒体から信号磁界を
検出する際に、このバイアス電流用導体層8に電流を流
すことにより、より高い磁気抵抗効果が得られるよう
に、磁気抵抗効果素子3にバイアス磁界が印加される。
に非磁性絶縁層7内に形成されたバイアス電流用導体層
8は、磁気抵抗効果素子3にバイアス磁界を印加するた
めものである。すなわち、磁気記録媒体から信号磁界を
検出する際に、このバイアス電流用導体層8に電流を流
すことにより、より高い磁気抵抗効果が得られるよう
に、磁気抵抗効果素子3にバイアス磁界が印加される。
【0025】このようなMRヘッドを図1中矢印Aで示
すように媒体摺動面側から見た図を図2に示す。この図
2に示すように、磁気抵抗効果素子3は、磁気抵抗効果
安定化層11と、非磁性絶縁層12と、磁気抵抗効果層
13とが積層されてなる。ここで、磁気抵抗効果層13
は、上述したように、センス電流が供給されて、記録媒
体からの信号を検出する感磁部として機能する。一方、
磁気抵抗効果安定化層11は、磁気抵抗効果層13と静
磁結合し、磁気抵抗効果層13の磁気的安定性の向上に
寄与する。
すように媒体摺動面側から見た図を図2に示す。この図
2に示すように、磁気抵抗効果素子3は、磁気抵抗効果
安定化層11と、非磁性絶縁層12と、磁気抵抗効果層
13とが積層されてなる。ここで、磁気抵抗効果層13
は、上述したように、センス電流が供給されて、記録媒
体からの信号を検出する感磁部として機能する。一方、
磁気抵抗効果安定化層11は、磁気抵抗効果層13と静
磁結合し、磁気抵抗効果層13の磁気的安定性の向上に
寄与する。
【0026】この磁気抵抗効果素子3は、両側面に非磁
性絶縁層4が配されており、磁気抵抗効果素子3は、こ
の非磁性絶縁層4に埋め込まれたような状態となってい
る。ここで、非磁性絶縁層4は、媒体摺動面に露出する
ため、摺動特性に優れた材料からなることが好ましく、
例えば、Al2O3、SiO2、SiNx(Si3N4等)の
ような材料が好適である。
性絶縁層4が配されており、磁気抵抗効果素子3は、こ
の非磁性絶縁層4に埋め込まれたような状態となってい
る。ここで、非磁性絶縁層4は、媒体摺動面に露出する
ため、摺動特性に優れた材料からなることが好ましく、
例えば、Al2O3、SiO2、SiNx(Si3N4等)の
ような材料が好適である。
【0027】そして、この磁気抵抗効果素子3の上面の
両端部において、磁気抵抗効果層13と電極とが接続さ
れている。すなわち、図1に示すように、磁気抵抗効果
素子3の先端部3aにおいて、磁気抵抗効果層13の上
面と上部ギャップ層9とが電気的に接続されるととも
に、磁気抵抗効果素子3の後端部3bにおいて、磁気抵
抗効果層13の上面とセンス電流用導体層6とが電気的
に接続されている。ここで、磁気抵抗効果安定化層11
には、図2に示すように、その側面が非磁性絶縁層4に
よって絶縁され、その上面が非磁性絶縁層12によって
絶縁されているので、センス電流が流れるようなことは
ない。
両端部において、磁気抵抗効果層13と電極とが接続さ
れている。すなわち、図1に示すように、磁気抵抗効果
素子3の先端部3aにおいて、磁気抵抗効果層13の上
面と上部ギャップ層9とが電気的に接続されるととも
に、磁気抵抗効果素子3の後端部3bにおいて、磁気抵
抗効果層13の上面とセンス電流用導体層6とが電気的
に接続されている。ここで、磁気抵抗効果安定化層11
には、図2に示すように、その側面が非磁性絶縁層4に
よって絶縁され、その上面が非磁性絶縁層12によって
絶縁されているので、センス電流が流れるようなことは
ない。
【0028】このような磁気抵抗効果素子3を用いたM
Rヘッドでは、磁気抵抗効果層13と磁気抵抗効果安定
化層11との間に静磁結合作用が生じるので、磁気抵抗
効果層13の磁気的安定性が高まり、バルクハウゼンノ
イズが低減される。
Rヘッドでは、磁気抵抗効果層13と磁気抵抗効果安定
化層11との間に静磁結合作用が生じるので、磁気抵抗
効果層13の磁気的安定性が高まり、バルクハウゼンノ
イズが低減される。
【0029】しかも、このMRヘッドでは、磁気抵抗効
果層13だけにセンス電流が供給され、この磁気抵抗効
果層13だけが感磁部として作用する。したがって、こ
のMRヘッドにおいて、再生出力に寄与する部分の厚さ
は、磁気抵抗効果層13の厚さだけとなる。そのため、
このMRヘッドでは、磁気抵抗効果安定化層11にもセ
ンス電流が流れるようなMRヘッドに比べて、再生出力
に寄与する部分の厚さを半減することができる。そし
て、再生出力に寄与する磁気抵抗効果層13の厚さを薄
くすることにより、センス電流の電流密度を上げること
ができるので、このMRヘッドでは高い再生出力を得る
ことが可能である。
果層13だけにセンス電流が供給され、この磁気抵抗効
果層13だけが感磁部として作用する。したがって、こ
のMRヘッドにおいて、再生出力に寄与する部分の厚さ
は、磁気抵抗効果層13の厚さだけとなる。そのため、
このMRヘッドでは、磁気抵抗効果安定化層11にもセ
ンス電流が流れるようなMRヘッドに比べて、再生出力
に寄与する部分の厚さを半減することができる。そし
て、再生出力に寄与する磁気抵抗効果層13の厚さを薄
くすることにより、センス電流の電流密度を上げること
ができるので、このMRヘッドでは高い再生出力を得る
ことが可能である。
【0030】つぎに、以上のようなMRヘッドに使用さ
れる磁気抵抗効果素子3について、より詳細に説明す
る。
れる磁気抵抗効果素子3について、より詳細に説明す
る。
【0031】この磁気抵抗効果素子3は、上述したよう
に、磁気抵抗効果安定化層11と、非磁性絶縁層12
と、感磁部となる磁気抵抗効果層13とが積層されて構
成される。
に、磁気抵抗効果安定化層11と、非磁性絶縁層12
と、感磁部となる磁気抵抗効果層13とが積層されて構
成される。
【0032】ここで、磁気抵抗効果安定化層11と磁気
抵抗効果層13の間に配される非磁性絶縁層12は、A
l2O3等のような電気的な絶縁性を有する非磁性材料か
らなるものであればよい。そして、この非磁性絶縁層1
2の膜厚は、挟ギャップ化を図るためにはより薄い方が
好ましいが、磁気抵抗効果安定化層11と磁気抵抗効果
層13との絶縁を保つ必要があるため、例えば、Al2
O3を用いるときには約10nm以上の膜厚とする必要
がある。
抵抗効果層13の間に配される非磁性絶縁層12は、A
l2O3等のような電気的な絶縁性を有する非磁性材料か
らなるものであればよい。そして、この非磁性絶縁層1
2の膜厚は、挟ギャップ化を図るためにはより薄い方が
好ましいが、磁気抵抗効果安定化層11と磁気抵抗効果
層13との絶縁を保つ必要があるため、例えば、Al2
O3を用いるときには約10nm以上の膜厚とする必要
がある。
【0033】また、上記磁気抵抗効果層13は、磁気抵
抗効果を有する磁気抵抗効果膜を含んでいればよく、例
えば、NiFe等からなる磁気抵抗効果膜だけからなる
ものであっても、あるいは、Ta等からなる下地層上に
NiFe等からなる磁気抵抗効果膜が成膜されたもので
あってもよい。
抗効果を有する磁気抵抗効果膜を含んでいればよく、例
えば、NiFe等からなる磁気抵抗効果膜だけからなる
ものであっても、あるいは、Ta等からなる下地層上に
NiFe等からなる磁気抵抗効果膜が成膜されたもので
あってもよい。
【0034】ここで、Ta等からなる下地層上にNiF
e等からなる磁気抵抗効果膜を成膜した場合には、磁気
抵抗効果膜を(111)配向させることができ、これに
より磁気抵抗効果膜の比抵抗を下げることができる。そ
して、磁気抵抗効果膜の比抵抗の低下は、磁気抵抗効果
膜のインピーダンスの低下となるため、このように下地
層を設けることにより、MRヘッドの再生出力を向上す
ることができる。
e等からなる磁気抵抗効果膜を成膜した場合には、磁気
抵抗効果膜を(111)配向させることができ、これに
より磁気抵抗効果膜の比抵抗を下げることができる。そ
して、磁気抵抗効果膜の比抵抗の低下は、磁気抵抗効果
膜のインピーダンスの低下となるため、このように下地
層を設けることにより、MRヘッドの再生出力を向上す
ることができる。
【0035】一方、このMRヘッドにおいて、磁気抵抗
効果安定化層11は、硬磁性膜からなる場合、硬磁性膜
とこの硬磁性膜上に形成された軟磁性膜とからなる場合
又は反強磁性膜と磁性膜とを積層してなる場合のいずれ
であっても良い。
効果安定化層11は、硬磁性膜からなる場合、硬磁性膜
とこの硬磁性膜上に形成された軟磁性膜とからなる場合
又は反強磁性膜と磁性膜とを積層してなる場合のいずれ
であっても良い。
【0036】磁気抵抗効果安定化層11が硬磁性膜から
なる場合、この硬磁性膜の磁化方向は、着磁方向により
決定される。そして、この硬磁性膜は、トラック幅方向
に着磁されて磁気抵抗効果層13のトラック幅方向に静
磁場を発生する。これにより、磁気抵抗効果層13は、
この静磁場によりトラック幅方向に磁化方向が揃えられ
て単磁区化される。したがって、この磁気抵抗効果層1
3は、外部からの信号磁界に対して安定的に動作する。
なる場合、この硬磁性膜の磁化方向は、着磁方向により
決定される。そして、この硬磁性膜は、トラック幅方向
に着磁されて磁気抵抗効果層13のトラック幅方向に静
磁場を発生する。これにより、磁気抵抗効果層13は、
この静磁場によりトラック幅方向に磁化方向が揃えられ
て単磁区化される。したがって、この磁気抵抗効果層1
3は、外部からの信号磁界に対して安定的に動作する。
【0037】また、磁気抵抗効果安定化層11が硬磁性
膜とこの硬磁性膜上に形成された軟磁性膜とからなる場
合、軟磁性膜は、磁気抵抗効果膜13と磁気的なカップ
リングを起こすように作用する。このとき、軟磁性膜の
磁化方向は、硬磁性膜との交換相互作用により硬磁性膜
の磁化方向と同じ向きになる。
膜とこの硬磁性膜上に形成された軟磁性膜とからなる場
合、軟磁性膜は、磁気抵抗効果膜13と磁気的なカップ
リングを起こすように作用する。このとき、軟磁性膜の
磁化方向は、硬磁性膜との交換相互作用により硬磁性膜
の磁化方向と同じ向きになる。
【0038】ところで、一般に硬磁性膜は、膜の面内方
向に着磁しても、磁化方向を完全に面内方向に向けるこ
とは難しく、通常は、面内方向を向いていない磁化成分
が残ってしまう。したがって、通常、硬磁性膜の磁化成
分には、膜に対して垂直方向の成分が含まれている。そ
して、このような磁化の垂直成分を磁気抵抗効果安定化
層11が有していると、磁気抵抗効果層13の磁気的安
定性を損なう要因となる。
向に着磁しても、磁化方向を完全に面内方向に向けるこ
とは難しく、通常は、面内方向を向いていない磁化成分
が残ってしまう。したがって、通常、硬磁性膜の磁化成
分には、膜に対して垂直方向の成分が含まれている。そ
して、このような磁化の垂直成分を磁気抵抗効果安定化
層11が有していると、磁気抵抗効果層13の磁気的安
定性を損なう要因となる。
【0039】しかしながら、磁気抵抗効果安定化層11
が硬磁性膜と軟磁性膜とを積層してなる場合は、この垂
直成分は軟磁性膜によって遮断される。このように、こ
の磁気抵抗効果安定化層11は、硬磁性膜の磁化の垂直
成分が軟磁性膜によって遮断されるので、磁気抵抗効果
層13を磁気的に不安定化させることはない。
が硬磁性膜と軟磁性膜とを積層してなる場合は、この垂
直成分は軟磁性膜によって遮断される。このように、こ
の磁気抵抗効果安定化層11は、硬磁性膜の磁化の垂直
成分が軟磁性膜によって遮断されるので、磁気抵抗効果
層13を磁気的に不安定化させることはない。
【0040】さらに、磁気抵抗効果安定化層13が反強
磁性膜と磁性膜とを積層してなる場合には、磁性膜の磁
化方向が反強磁性膜との交換相互作用により磁気抵抗効
果層13のトラック幅方向と同じ向きとなる。このと
き、反強磁性膜は、所定の方向の磁場中で成膜するか、
成膜後に所定の方向の磁場中でアニールするかによっ
て、所定の磁化方向を有するように固定される。したが
って、この場合も、磁気抵抗効果安定化層11が磁気抵
抗効果層13を磁気的に安定化することができる。
磁性膜と磁性膜とを積層してなる場合には、磁性膜の磁
化方向が反強磁性膜との交換相互作用により磁気抵抗効
果層13のトラック幅方向と同じ向きとなる。このと
き、反強磁性膜は、所定の方向の磁場中で成膜するか、
成膜後に所定の方向の磁場中でアニールするかによっ
て、所定の磁化方向を有するように固定される。したが
って、この場合も、磁気抵抗効果安定化層11が磁気抵
抗効果層13を磁気的に安定化することができる。
【0041】ところで、一般に、磁気抵抗効果安定化層
11と磁気抵抗効果層13とが積層されてなる磁気抵抗
効果素子3において、磁気抵抗効果安定化層11の両端
部の形状と発生する磁界との関係を測定した。このと
き、測定方法としては、図3に示すように、両端部に傾
斜面15を有する測定用磁気抵抗効果安定化層16を形
成し、この測定用磁気抵抗効果安定化層16から発生す
る磁界を測定した。このとき、この傾斜面15の幅寸法
(図3中aで示す。)を様々に変化させた測定用磁気抵
抗効果安定化層16を用意し、発生する磁界と傾斜面1
5の幅寸法aとの関係も測定した。
11と磁気抵抗効果層13とが積層されてなる磁気抵抗
効果素子3において、磁気抵抗効果安定化層11の両端
部の形状と発生する磁界との関係を測定した。このと
き、測定方法としては、図3に示すように、両端部に傾
斜面15を有する測定用磁気抵抗効果安定化層16を形
成し、この測定用磁気抵抗効果安定化層16から発生す
る磁界を測定した。このとき、この傾斜面15の幅寸法
(図3中aで示す。)を様々に変化させた測定用磁気抵
抗効果安定化層16を用意し、発生する磁界と傾斜面1
5の幅寸法aとの関係も測定した。
【0042】この測定において、測定用磁気抵抗効果安
定化層16が発生する磁界としては、磁気抵抗効果膜1
3の位置に対応した位置として約35nm上方の磁界を
測定した。なお、この測定実験では、測定用磁気抵抗効
果安定化層16の膜厚を約20nmとした。このときの
測定結果を図4に示す。
定化層16が発生する磁界としては、磁気抵抗効果膜1
3の位置に対応した位置として約35nm上方の磁界を
測定した。なお、この測定実験では、測定用磁気抵抗効
果安定化層16の膜厚を約20nmとした。このときの
測定結果を図4に示す。
【0043】この図4から解るように、測定用磁気抵抗
効果安定化層16では、その両端部付近から発生する反
磁界が大きくなっており、膜の略中央部から発生する磁
界が比較的小さいものとなっている。このことから、磁
気抵抗効果素子3において、磁気抵抗効果安定化層11
は、膜の両端部から発生する磁界により磁気抵抗効果層
13を安定化していると考えられる。
効果安定化層16では、その両端部付近から発生する反
磁界が大きくなっており、膜の略中央部から発生する磁
界が比較的小さいものとなっている。このことから、磁
気抵抗効果素子3において、磁気抵抗効果安定化層11
は、膜の両端部から発生する磁界により磁気抵抗効果層
13を安定化していると考えられる。
【0044】また、この図4から解るように、測定用磁
気抵抗効果安定化層16は、その両端部に形成された傾
斜面15の幅寸法aが大きくなるに連れて、その両端部
で発生する磁界が小さいものとなってしまう。このた
め、磁気抵抗効果素子3においては、磁気抵抗効果安定
化層11の両端部は、略々垂直にエッチングされること
が好ましい。
気抵抗効果安定化層16は、その両端部に形成された傾
斜面15の幅寸法aが大きくなるに連れて、その両端部
で発生する磁界が小さいものとなってしまう。このた
め、磁気抵抗効果素子3においては、磁気抵抗効果安定
化層11の両端部は、略々垂直にエッチングされること
が好ましい。
【0045】また、両端部付近に発生する最大磁界と傾
斜面15の幅寸法aとの関係を図5に示す。この図5か
ら解るように、傾斜面15の幅寸法が0.2μm以下で
ある場合には、測定用磁気抵抗効果素子16の端部から
発生する磁界が大きいものとなる。具体的には、この場
合、測定用磁気抵抗効果素子16の端部から発生する磁
界が約90〜100Oe以上となる。このため、磁気抵
抗効果素子3において、磁気抵抗効果安定化層11の幅
寸法をWsとし、磁気抵抗効果層13の幅寸法をWaと
したときに、Ws−Wa≦0.2μmなる関係を有する
ことが必要である。したがって、この図4及び図5から
明らかなように、本発明に係るMRヘッドでは、磁気抵
抗効果安定化層11がその両端部から大きな磁界を発生
するために磁気抵抗効果層13を磁気的に安定化させる
ことができる。
斜面15の幅寸法aとの関係を図5に示す。この図5か
ら解るように、傾斜面15の幅寸法が0.2μm以下で
ある場合には、測定用磁気抵抗効果素子16の端部から
発生する磁界が大きいものとなる。具体的には、この場
合、測定用磁気抵抗効果素子16の端部から発生する磁
界が約90〜100Oe以上となる。このため、磁気抵
抗効果素子3において、磁気抵抗効果安定化層11の幅
寸法をWsとし、磁気抵抗効果層13の幅寸法をWaと
したときに、Ws−Wa≦0.2μmなる関係を有する
ことが必要である。したがって、この図4及び図5から
明らかなように、本発明に係るMRヘッドでは、磁気抵
抗効果安定化層11がその両端部から大きな磁界を発生
するために磁気抵抗効果層13を磁気的に安定化させる
ことができる。
【0046】一方、本発明に係る薄膜磁気ヘッドの製造
方法は、上述したようなMRヘッドを製造する際に適用
される。
方法は、上述したようなMRヘッドを製造する際に適用
される。
【0047】上述したようなMRヘッドを製造する際
は、先ず、図6に示すように、磁性体からなる下層シー
ルド1上に、Al2O3等のような非磁性絶縁体からなる
下部ギャップ層2を形成する。ここで、下部ギャップ層
2は、後工程で形成する磁気抵抗効果素子3の下部を電
気的に絶縁するとともに、磁気抵抗効果素子3の下部に
磁気的ギャップを形成するものである。
は、先ず、図6に示すように、磁性体からなる下層シー
ルド1上に、Al2O3等のような非磁性絶縁体からなる
下部ギャップ層2を形成する。ここで、下部ギャップ層
2は、後工程で形成する磁気抵抗効果素子3の下部を電
気的に絶縁するとともに、磁気抵抗効果素子3の下部に
磁気的ギャップを形成するものである。
【0048】次に、図7に示すように、下部ギャップ層
2上に磁気抵抗効果安定化層11となる第1の層17、
非磁性絶縁層12となる第2の層18及び磁気抵抗効果
層13となる第3の層19を順次成膜し、薄膜層20を
形成する。ここで、薄膜層20は、後工程でエッチング
されて磁気抵抗効果素子3となるものであり、上述した
ような材料を用いて形成される。その後、薄膜層20上
にAl2O3等の非磁性絶縁体からなる保護層7を成膜す
る。
2上に磁気抵抗効果安定化層11となる第1の層17、
非磁性絶縁層12となる第2の層18及び磁気抵抗効果
層13となる第3の層19を順次成膜し、薄膜層20を
形成する。ここで、薄膜層20は、後工程でエッチング
されて磁気抵抗効果素子3となるものであり、上述した
ような材料を用いて形成される。その後、薄膜層20上
にAl2O3等の非磁性絶縁体からなる保護層7を成膜す
る。
【0049】次に、薄膜層20を所定の形状の磁気抵抗
効果素子3とするために、図8に示すように、所定の形
状にパターニングされたフォトレジスト21を形成す
る。ここで、フォトレジスト21は、磁気抵抗効果素子
3の形状に対応して略矩形に形成される。
効果素子3とするために、図8に示すように、所定の形
状にパターニングされたフォトレジスト21を形成す
る。ここで、フォトレジスト21は、磁気抵抗効果素子
3の形状に対応して略矩形に形成される。
【0050】その後、フォトレジスト21が形成された
基板面22に対して、エッチングが行われることにな
る。このエッチングには、イオンエッチングが用いられ
る。
基板面22に対して、エッチングが行われることにな
る。このエッチングには、イオンエッチングが用いられ
る。
【0051】このとき、図9に模式的に示すように、飛
散するイオンビームに対して、フォトレジスト21が形
成された基板面22が対向するとともに、基板面22を
所定の角度θ傾ける。そして、この基板面を図9中矢印
Rでしめすように回転させながらイオンエッチングを行
う。これにより、フォトレジスト21が形成された面
は、図10に示すように、所定のエッチング角度θで入
射するイオンビームによりエッチングされることとな
る。
散するイオンビームに対して、フォトレジスト21が形
成された基板面22が対向するとともに、基板面22を
所定の角度θ傾ける。そして、この基板面を図9中矢印
Rでしめすように回転させながらイオンエッチングを行
う。これにより、フォトレジスト21が形成された面
は、図10に示すように、所定のエッチング角度θで入
射するイオンビームによりエッチングされることとな
る。
【0052】このとき、フォトレジスト21が形成され
た基板面22は、フォトレジスト21が影になり均一に
エッチングされない部分を有する。すなわち、この基板
面22は、フォトレジスト21の近傍においてエッチン
グされ難い部分を有することとなる。このエッチングさ
れ難い部分とは、図10において、フォトレジスト21
の上端部からエッチング角度θで基板面上に投影した点
をAとし、フォトレジスト21の下端部の点をBとする
と、点Aと点Bとで囲んだ領域となる。
た基板面22は、フォトレジスト21が影になり均一に
エッチングされない部分を有する。すなわち、この基板
面22は、フォトレジスト21の近傍においてエッチン
グされ難い部分を有することとなる。このエッチングさ
れ難い部分とは、図10において、フォトレジスト21
の上端部からエッチング角度θで基板面上に投影した点
をAとし、フォトレジスト21の下端部の点をBとする
と、点Aと点Bとで囲んだ領域となる。
【0053】特に、点Bにおいては、基板が半回転する
のに相当する時間エッチングされないこととなる。この
ため、図11に示すように、点Aにおけるエッチング量
が磁気抵抗効果素子3の膜厚に達したとき、点Bにおけ
るエッチング量は、その略半分となっている。このた
め、このエッチング工程において、点Aにおけるエッチ
ング量が磁気抵抗効果素子3の膜厚に達したところでエ
ッチングを終了すると、磁気抵抗効果安定化層11は、
その両端部に傾斜面11aを有することとなる。
のに相当する時間エッチングされないこととなる。この
ため、図11に示すように、点Aにおけるエッチング量
が磁気抵抗効果素子3の膜厚に達したとき、点Bにおけ
るエッチング量は、その略半分となっている。このた
め、このエッチング工程において、点Aにおけるエッチ
ング量が磁気抵抗効果素子3の膜厚に達したところでエ
ッチングを終了すると、磁気抵抗効果安定化層11は、
その両端部に傾斜面11aを有することとなる。
【0054】この状態では、磁気抵抗効果安定化層11
は、上述したように、その両端部から発生する磁化が小
さいものとなっている。しかしながら、本発明に係る手
法では、点Aにおけるエッチング量が磁気抵抗効果素子
3の膜厚に達する時間をTaとしたとき、2×Ta以上
エッチングを行っている。このため、本手法では、点B
におけるエッチング量が磁気抵抗効果安定化層11の下
端部に達するまでエッチングが行われることとなる。こ
れによれば、磁気抵抗効果安定化層11は、その両端部
に傾斜面11aを形成することなく、略々垂直な両端部
を有するものとなる。
は、上述したように、その両端部から発生する磁化が小
さいものとなっている。しかしながら、本発明に係る手
法では、点Aにおけるエッチング量が磁気抵抗効果素子
3の膜厚に達する時間をTaとしたとき、2×Ta以上
エッチングを行っている。このため、本手法では、点B
におけるエッチング量が磁気抵抗効果安定化層11の下
端部に達するまでエッチングが行われることとなる。こ
れによれば、磁気抵抗効果安定化層11は、その両端部
に傾斜面11aを形成することなく、略々垂直な両端部
を有するものとなる。
【0055】これにより、この手法では、上述したよう
なWs−Wa≦0.2μmなる関係を達成させることが
でき、磁気抵抗効果安定化層11によって高度に安定化
された磁気抵抗効果層を有するMRヘッドを製造するこ
とができる。
なWs−Wa≦0.2μmなる関係を達成させることが
でき、磁気抵抗効果安定化層11によって高度に安定化
された磁気抵抗効果層を有するMRヘッドを製造するこ
とができる。
【0056】上述したようにエッチングが行われた後
に、先端部電極、後端部電極、バイアス磁界導体層、上
部ギャップ層及び上層シールド等を形成し、図1に示し
たようなMRヘッドが製造される。
に、先端部電極、後端部電極、バイアス磁界導体層、上
部ギャップ層及び上層シールド等を形成し、図1に示し
たようなMRヘッドが製造される。
【0057】ところで、本発明に係る手法は、上述した
ようなものに限定されるものではない。本発明に係る手
法は、エッチング工程の際に、エッチング角度を0゜と
して第1のエッチングを行い、その後、エッチング角度
θで上記磁気抵抗効果安定化層をエッチングするのに必
要なエッチング時間をTsとしたときに、エッチング角
度θで2×Ts以上の第2のエッチングを行うようなも
のであっても良い。
ようなものに限定されるものではない。本発明に係る手
法は、エッチング工程の際に、エッチング角度を0゜と
して第1のエッチングを行い、その後、エッチング角度
θで上記磁気抵抗効果安定化層をエッチングするのに必
要なエッチング時間をTsとしたときに、エッチング角
度θで2×Ts以上の第2のエッチングを行うようなも
のであっても良い。
【0058】この場合、先ず、第1のエッチングでは、
図12に示すように、磁気抵抗効果層13となる第3の
層19及び非磁性絶縁層12となる第2の層18をエッ
チングする。この第1のエッチングでは、エッチング角
度を0゜としており、第3の層19及び非第2の層18
を垂直方向からエッチングする。このような垂直方向か
らのエッチングは、磁気抵抗効果層13及び非磁性絶縁
層12のエッチングにより形成された端面に被エッチン
グ物の再付着を誘発してしまう。
図12に示すように、磁気抵抗効果層13となる第3の
層19及び非磁性絶縁層12となる第2の層18をエッ
チングする。この第1のエッチングでは、エッチング角
度を0゜としており、第3の層19及び非第2の層18
を垂直方向からエッチングする。このような垂直方向か
らのエッチングは、磁気抵抗効果層13及び非磁性絶縁
層12のエッチングにより形成された端面に被エッチン
グ物の再付着を誘発してしまう。
【0059】しかしながら、この手法では、第2のエッ
チングを行うことによって、この再付着物を除去すると
ともに、磁気抵抗効果安定化層11となる第1の層17
をエッチングしている。この第2のエッチングでは、上
述したように、2×Ts以上のエッチングを行うことに
より、両端部に傾斜面を形成することなく略々垂直に第
3の層17をエッチンすることができ、磁気抵抗効果素
子3を形成することができる。
チングを行うことによって、この再付着物を除去すると
ともに、磁気抵抗効果安定化層11となる第1の層17
をエッチングしている。この第2のエッチングでは、上
述したように、2×Ts以上のエッチングを行うことに
より、両端部に傾斜面を形成することなく略々垂直に第
3の層17をエッチンすることができ、磁気抵抗効果素
子3を形成することができる。
【0060】これにより、この場合も、磁気抵抗効果安
定化層11は、その両端部から比較的大きな磁界を発生
させることができ、磁気抵抗効果層13を磁気的に安定
化させることができる。したがって、この手法によれ
ば、上述したようなWs−Wa≦0.2μmなる関係を
達成させることができ、磁気抵抗効果安定化層11によ
り高度に安定化された磁気抵抗効果層13を有するMR
ヘッドを製造することができる。
定化層11は、その両端部から比較的大きな磁界を発生
させることができ、磁気抵抗効果層13を磁気的に安定
化させることができる。したがって、この手法によれ
ば、上述したようなWs−Wa≦0.2μmなる関係を
達成させることができ、磁気抵抗効果安定化層11によ
り高度に安定化された磁気抵抗効果層13を有するMR
ヘッドを製造することができる。
【0061】また、本発明に係る手法において、エッチ
ング角度は、使用されるエッチング装置により最適な範
囲が考えられるが、例えば、エッチング角度としては、
30゜〜60゜であることが好ましい。エッチング角度
が30゜より小さい場合には、エッチングにより形成さ
れた端面に被エッチング物の再付着を誘発してしまうと
いった不都合を生じる可能性がある。これに対して、エ
ッチング角度が60゜以上であるような場合には、エッ
チング速度が低下することとなり生産性が低下するとい
った不都合を生じる場合がある。
ング角度は、使用されるエッチング装置により最適な範
囲が考えられるが、例えば、エッチング角度としては、
30゜〜60゜であることが好ましい。エッチング角度
が30゜より小さい場合には、エッチングにより形成さ
れた端面に被エッチング物の再付着を誘発してしまうと
いった不都合を生じる可能性がある。これに対して、エ
ッチング角度が60゜以上であるような場合には、エッ
チング速度が低下することとなり生産性が低下するとい
った不都合を生じる場合がある。
【0062】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係る薄膜磁気ヘッド及びその製造方法では、磁気抵抗効
果安定化層の幅寸法をWsとし、磁気抵抗効果層の幅寸
法をWaとしたときに、Ws−Wa≦0.2μmなる関
係を有するために、磁気抵抗効果安定化層が磁気抵抗効
果層を高度に磁気的に安定化させることができる。この
ため、本発明の手法によれば、磁気抵抗効果層を安定化
する能力が向上した磁気抵抗効果安定化層を有する薄膜
磁気ヘッドを製造することができる。
係る薄膜磁気ヘッド及びその製造方法では、磁気抵抗効
果安定化層の幅寸法をWsとし、磁気抵抗効果層の幅寸
法をWaとしたときに、Ws−Wa≦0.2μmなる関
係を有するために、磁気抵抗効果安定化層が磁気抵抗効
果層を高度に磁気的に安定化させることができる。この
ため、本発明の手法によれば、磁気抵抗効果層を安定化
する能力が向上した磁気抵抗効果安定化層を有する薄膜
磁気ヘッドを製造することができる。
【図1】本発明を適用したMRヘッドの一例を示す要部
横断面図である。
横断面図である。
【図2】図1に示したMRヘッドを媒体摺動面側から見
た要部正面図である。
た要部正面図である。
【図3】磁気抵抗効果安定化層の形状と発生する磁界と
の関係を測定する際に使用した測定用磁気抵抗効果安定
化層の断面図である。
の関係を測定する際に使用した測定用磁気抵抗効果安定
化層の断面図である。
【図4】図3に示した測定用磁気抵抗効果安定化層から
発生する磁界を示す特性図である。
発生する磁界を示す特性図である。
【図5】傾斜面の幅寸法と発生する最大磁界との関係を
示す特性図である。
示す特性図である。
【図6】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明
するための要部断面図である。
するための要部断面図である。
【図7】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明
するための要部断面図である。
するための要部断面図である。
【図8】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明
するための要部斜視図である。
するための要部斜視図である。
【図9】イオンエッチングを模式的に示す概略構成図で
ある。
ある。
【図10】エッチング工程を説明するための要部断面図
である。
である。
【図11】図10における点Aが磁気抵抗効果素子の膜
厚に相当する位置となるようにエッチングされた状態を
示す要部断面図である。
厚に相当する位置となるようにエッチングされた状態を
示す要部断面図である。
【図12】本発明に係る手法の他の実施の形態における
エッチング工程を説明するための要部断面図である。
エッチング工程を説明するための要部断面図である。
【図13】従来のMRヘッドの構成を示す概略平面図で
ある。
ある。
【図14】従来のMRヘッドにおける磁気抵抗効果素子
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
1 下層シールド、2 下部ギャップ層、3 磁気抵抗
効果素子、4 非磁性絶縁層、5 保護層、6 センス
電流用導体層、7 非磁性絶縁層、8 バイアス電流用
導体層、9 上部ギャップ層、10 上層シールド、1
1 磁気抵抗効果安定化層、12 非磁性絶縁層、13
磁気抵抗効果層
効果素子、4 非磁性絶縁層、5 保護層、6 センス
電流用導体層、7 非磁性絶縁層、8 バイアス電流用
導体層、9 上部ギャップ層、10 上層シールド、1
1 磁気抵抗効果安定化層、12 非磁性絶縁層、13
磁気抵抗効果層
Claims (7)
- 【請求項1】 磁気抵抗効果安定化層と、この磁気抵抗
効果安定化層に積層され、磁気抵抗効果を示す軟磁性膜
を有する磁気抵抗効果層とを備えた薄膜磁気ヘッドにお
いて、 上記磁気抵抗効果安定化層の幅寸法をWsとし、上記磁
気抵抗効果層の幅寸法をWaとしたときに、Ws−Wa
≦0.2μmなる関係を有することを特徴とする薄膜磁
気ヘッド。 - 【請求項2】 上記磁気抵抗効果安定化層は、硬磁性膜
からなることを特徴とする請求項1記載の薄膜磁気ヘッ
ド。 - 【請求項3】 上記磁気抵抗効果安定化層は、硬磁性膜
及び軟磁性膜を有することを特徴とする請求項1記載の
薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項4】 上記磁気抵抗効果安定化層は、反強磁性
膜及び軟磁性膜を有することを特徴とする請求項1記載
の薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項5】 磁気抵抗効果安定化層上に非磁性絶縁層
を介して磁気抵抗効果層を積層し、この積層体をエッチ
ングすることにより磁気抵抗効果素子を形成する薄膜磁
気ヘッドの製造方法において、 上記磁気抵抗効果安定化層の幅寸法をWsとし、上記磁
気抵抗効果層の幅寸法をWaとしたときに、Ws−Wa
≦0.2μmなる関係を有するように上記エッチングを
行うことを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項6】 上記エッチングの際には、エッチング角
度θで上記積層体の厚みをエッチングするのに必要なエ
ッチング時間をTaとしたときに、エッチング角度θで
2×Ta以上のエッチングを行うことを特徴とする請求
項5記載の薄膜磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項7】 上記エッチングの際には、エッチング角
度を0゜として上記磁気抵抗効果層及び上記非磁性絶縁
層をエッチングする第1のエッチングを行い、その後、
エッチング角度θで上記磁気抵抗効果安定化層の厚みを
エッチングするのに必要なエッチング時間をTsとした
ときに、エッチング角度θで2×Ts以上の第2のエッ
チングを行うことを特徴とする請求項5記載の薄膜磁気
ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7861397A JPH10275310A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7861397A JPH10275310A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10275310A true JPH10275310A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13666743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7861397A Withdrawn JPH10275310A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10275310A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002043164A1 (en) * | 2000-11-22 | 2002-05-30 | Sony Corporation | Method for manufacturing magnetoresistance effect device and method for manufacturing magnetoresistance effect magnetic head |
| KR100861105B1 (ko) * | 2006-12-14 | 2008-09-30 | 한국단자공업 주식회사 | 백라이트 램프 고정 소켓 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP7861397A patent/JPH10275310A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002043164A1 (en) * | 2000-11-22 | 2002-05-30 | Sony Corporation | Method for manufacturing magnetoresistance effect device and method for manufacturing magnetoresistance effect magnetic head |
| US6787369B2 (en) | 2000-11-22 | 2004-09-07 | Sony Corporation | Method for manufacturing a magneto-resistive effect element and a method for manufacturing a magneto-resistive effect type magnetic head |
| KR100861105B1 (ko) * | 2006-12-14 | 2008-09-30 | 한국단자공업 주식회사 | 백라이트 램프 고정 소켓 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |