JPH10275343A - ディスクプレーヤにおけるシーク方法及び装置 - Google Patents
ディスクプレーヤにおけるシーク方法及び装置Info
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- JPH10275343A JPH10275343A JP9491097A JP9491097A JPH10275343A JP H10275343 A JPH10275343 A JP H10275343A JP 9491097 A JP9491097 A JP 9491097A JP 9491097 A JP9491097 A JP 9491097A JP H10275343 A JPH10275343 A JP H10275343A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
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- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 2
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- 101000606504 Drosophila melanogaster Tyrosine-protein kinase-like otk Proteins 0.000 description 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 CDなどのディスク状記録媒体におけるシー
ク動作を正確かつ迅速におこなうこと。 【解決手段】 対物レンズの中立位置からのずれを判別
する判別手段と、粗シーク中にこのずれを小さくするよ
うに対物レンズを制御する対物レンズ制御手段を備え、
飛び越すべきトラック数の算出にあたってオフセット分
を補償するとともに、粗シーク中にも対物レンズがオフ
セット状態とならないようにすることで、安定かつ迅速
なシーク動作を実現する。
ク動作を正確かつ迅速におこなうこと。 【解決手段】 対物レンズの中立位置からのずれを判別
する判別手段と、粗シーク中にこのずれを小さくするよ
うに対物レンズを制御する対物レンズ制御手段を備え、
飛び越すべきトラック数の算出にあたってオフセット分
を補償するとともに、粗シーク中にも対物レンズがオフ
セット状態とならないようにすることで、安定かつ迅速
なシーク動作を実現する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CD形式の光学
式ディスク(CDオーディオディスク、CD−ROM、
CDI、ビデオCD等)や、光学式アナログビデオディ
スク、デジタルビデオディスク(DVD)のように、情
報がトラックに線速度一定(CLV)で記録されたディ
スクを再生するディスクプレーヤに係り、特に、任意の
アドレスに情報読取り点を移動させるシーク機能を有す
るディスクプレーヤに関する。
式ディスク(CDオーディオディスク、CD−ROM、
CDI、ビデオCD等)や、光学式アナログビデオディ
スク、デジタルビデオディスク(DVD)のように、情
報がトラックに線速度一定(CLV)で記録されたディ
スクを再生するディスクプレーヤに係り、特に、任意の
アドレスに情報読取り点を移動させるシーク機能を有す
るディスクプレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】CD形式のディスク、光学式アナログビ
デオディスクの一部、DVD等(以下単にディスクと称
する)は情報が螺旋状のトラックに線速度が一定になる
ように記録されている。このようなディスクに記録され
た情報を読取るためには、ピックアップと称される光学
的情報読み取り装置が用いられる。
デオディスクの一部、DVD等(以下単にディスクと称
する)は情報が螺旋状のトラックに線速度が一定になる
ように記録されている。このようなディスクに記録され
た情報を読取るためには、ピックアップと称される光学
的情報読み取り装置が用いられる。
【0003】このピックアップには、対物レンズ、対物
レンズを保持するレンズホルダ、レンズホルダをディス
ク半径方向及びディスク表面に垂直な方向の2軸にそれ
ぞれ独立して移動できるように保持するサスペンション
機構、並びに、2軸方向のそれぞれに独立して駆動力を
供給するためのコイル及びマグネット等が含まれてい
る。
レンズを保持するレンズホルダ、レンズホルダをディス
ク半径方向及びディスク表面に垂直な方向の2軸にそれ
ぞれ独立して移動できるように保持するサスペンション
機構、並びに、2軸方向のそれぞれに独立して駆動力を
供給するためのコイル及びマグネット等が含まれてい
る。
【0004】情報の読取りは、対物レンズを介してディ
スク上にレーザ光を照射し、ディスクにて反射された光
を受光素子で受光して電気信号に変換し、これを復調す
ることにより行なわれる。また、ディスク上に照射され
るレーザ光がディスク上に正確に絞り込まれるようにす
るフォーカスサーボ、レーザ光がトラック上に正確に位
置決めされるようにするトラッキングサーボが設けられ
る。
スク上にレーザ光を照射し、ディスクにて反射された光
を受光素子で受光して電気信号に変換し、これを復調す
ることにより行なわれる。また、ディスク上に照射され
るレーザ光がディスク上に正確に絞り込まれるようにす
るフォーカスサーボ、レーザ光がトラック上に正確に位
置決めされるようにするトラッキングサーボが設けられ
る。
【0005】フォーカスサーボは、ディスク上のレーザ
光が正確に絞り込まれている時(合焦状態)に零とな
り、レーザ光が合焦状態から離れるに従って値の変化す
るフォーカスエラー信号に応じて対物レンズをディスク
の表面に垂直な方向に駆動することにより行なわれる。
このフォーカスエラー信号の発生手段としては、非点収
差法やビームサイズ法等が知られている。
光が正確に絞り込まれている時(合焦状態)に零とな
り、レーザ光が合焦状態から離れるに従って値の変化す
るフォーカスエラー信号に応じて対物レンズをディスク
の表面に垂直な方向に駆動することにより行なわれる。
このフォーカスエラー信号の発生手段としては、非点収
差法やビームサイズ法等が知られている。
【0006】またトラッキングサーボは、レーザ光が正
確にトラック上に照射されている時に零となり、トラッ
クから離れるにつれて値の変化するトラッキングエラー
信号に応じて、対物レンズをディスクの半径方向に駆動
することにより行なわれる。このトラッキングエラー信
号の発生手段としては、3ビーム法、位相差法、プッシ
ュプル法等が知られている。
確にトラック上に照射されている時に零となり、トラッ
クから離れるにつれて値の変化するトラッキングエラー
信号に応じて、対物レンズをディスクの半径方向に駆動
することにより行なわれる。このトラッキングエラー信
号の発生手段としては、3ビーム法、位相差法、プッシ
ュプル法等が知られている。
【0007】ピックアップは、全体としてディスク半径
方向に移動自在に保持されており、例えばトラッキング
エラー信号の低域成分が小さくなるようにするキャリッ
ジサーボにより駆動される。
方向に移動自在に保持されており、例えばトラッキング
エラー信号の低域成分が小さくなるようにするキャリッ
ジサーボにより駆動される。
【0008】このようなピックアップを有するディスク
再生装置においては、レーザ光を現在の読取り位置から
他の読取り位置へ高速で移動させるシーク機能を有する
のが普通である。すなわち、少数のトラック飛び越しを
行なう場合には、トラッキングサーボをオフとした状態
で、対物レンズをトラックを横切る方向に駆動するジャ
ンプパルスをトラッキング駆動手段に与える微シークが
行なわれる。通常微シークとして行なわれるジャンプ数
は、1トラックジャンプ、10トラックジャンプ、10
0トラックジャンプ程度でり、これらのジャンプモード
が飛び越すべきトラック数に応じて適宜選択される。
再生装置においては、レーザ光を現在の読取り位置から
他の読取り位置へ高速で移動させるシーク機能を有する
のが普通である。すなわち、少数のトラック飛び越しを
行なう場合には、トラッキングサーボをオフとした状態
で、対物レンズをトラックを横切る方向に駆動するジャ
ンプパルスをトラッキング駆動手段に与える微シークが
行なわれる。通常微シークとして行なわれるジャンプ数
は、1トラックジャンプ、10トラックジャンプ、10
0トラックジャンプ程度でり、これらのジャンプモード
が飛び越すべきトラック数に応じて適宜選択される。
【0009】また、飛び越す範囲が大きい場合には、ト
ラッキングサーボ及びキャリッジサーボをオフとしつ
つ、ピックアップをディスク半径方向に移送する粗シー
クと、前述の微シークが組み合わされて行なわれる。
ラッキングサーボ及びキャリッジサーボをオフとしつ
つ、ピックアップをディスク半径方向に移送する粗シー
クと、前述の微シークが組み合わされて行なわれる。
【0010】こうしたシーク動作を適宜実行すること
で、ディスク上に照射されるレーザ光を任意のトラック
に高速で移動させることができる。
で、ディスク上に照射されるレーザ光を任意のトラック
に高速で移動させることができる。
【0011】例えば、目標アドレスへのアクセスが要求
された場合には、目標アドレスと現在アドレスとの差が
求められ、その差に応じたシーク動作の選択が行なわれ
る。例えば目標アドレスと現在アドレスとの差が所定の
差よりも大きい場合には、目標アドレスの近傍まで粗シ
ークでピックアップを移送し、目標アドレスの近傍に達
した後に微シークによる対物レンズの移動が行なわれ
る。
された場合には、目標アドレスと現在アドレスとの差が
求められ、その差に応じたシーク動作の選択が行なわれ
る。例えば目標アドレスと現在アドレスとの差が所定の
差よりも大きい場合には、目標アドレスの近傍まで粗シ
ークでピックアップを移送し、目標アドレスの近傍に達
した後に微シークによる対物レンズの移動が行なわれ
る。
【0012】粗シークが行なわれている間はレーザ光が
横切っているトラックに記録されているアドレス情報を
読取ることができないので、一般的には目標アドレスと
現在アドレスとの差から飛び越すべきトラックの数を演
算し、粗シーク中に横切っているトラックの数を数えな
がら、粗シーク動作が行なわれる。横切っているトラッ
クの数は、反射光に含まれるRF信号成分のレベルがオ
ントラックとオフトラックとで異なることを利用する方
法や、横切っている最中に観測されるトラッキングエラ
ー信号の波形から、そのゼロクロス点を利用する方法等
により計測される。
横切っているトラックに記録されているアドレス情報を
読取ることができないので、一般的には目標アドレスと
現在アドレスとの差から飛び越すべきトラックの数を演
算し、粗シーク中に横切っているトラックの数を数えな
がら、粗シーク動作が行なわれる。横切っているトラッ
クの数は、反射光に含まれるRF信号成分のレベルがオ
ントラックとオフトラックとで異なることを利用する方
法や、横切っている最中に観測されるトラッキングエラ
ー信号の波形から、そのゼロクロス点を利用する方法等
により計測される。
【0013】粗シーク動作中に横切ったトラックの数
が、演算されたトラックの数に一致すると、一旦トラッ
キングサーボをオンとしてレーザ光をトラック上に位置
決めし、この時に読み込まれるアドレスデータが目標ア
ドレスと一致しているかどうかが判別される。もしもこ
の時のアドレス差がまだ大きい場合には、改めて粗シー
ク動作が実行される一方で、アドレス差が小さい場合に
は、微シーク動作に切り替わり、目標アドレスに一致す
るまで、あるいはそのごく近傍に至まで微シーク動作が
行なわれる。
が、演算されたトラックの数に一致すると、一旦トラッ
キングサーボをオンとしてレーザ光をトラック上に位置
決めし、この時に読み込まれるアドレスデータが目標ア
ドレスと一致しているかどうかが判別される。もしもこ
の時のアドレス差がまだ大きい場合には、改めて粗シー
ク動作が実行される一方で、アドレス差が小さい場合に
は、微シーク動作に切り替わり、目標アドレスに一致す
るまで、あるいはそのごく近傍に至まで微シーク動作が
行なわれる。
【0014】また、ピックアップを駆動するモータとし
てステッピングモータを利用する場合には、1ステップ
当たりに横切るトラックの数と目標アドレスまでのトラ
ック数とに応じて、ステップ数を制御することで粗シー
クが実行される。図4はかかるステッピングモータを使
用した従来のシーク動作を説明するためのフローチャー
トである。
てステッピングモータを利用する場合には、1ステップ
当たりに横切るトラックの数と目標アドレスまでのトラ
ック数とに応じて、ステップ数を制御することで粗シー
クが実行される。図4はかかるステッピングモータを使
用した従来のシーク動作を説明するためのフローチャー
トである。
【0015】まずシーク動作が要求されると(ステップ
101)、現在アドレスが読み込まれ(ステップ10
2)、現在アドレスと目標アドレスとの差から、飛び越
すべきトラック数が算出される(ステップ103)。次
いで、この飛び越すべきトラック数が微シークのみで飛
び越すことのできる範囲か否かが判別され(ステップ1
04)、もしも微シークのみで飛び越すことのできる範
囲でない場合には(ステップ104NO)、ステップ1
05以降の粗シークモードに移行する一方、微シークの
みで飛び越すことのできる範囲であれば(ステップ10
4YES)、ステップ110の微シークモードに移行す
る。
101)、現在アドレスが読み込まれ(ステップ10
2)、現在アドレスと目標アドレスとの差から、飛び越
すべきトラック数が算出される(ステップ103)。次
いで、この飛び越すべきトラック数が微シークのみで飛
び越すことのできる範囲か否かが判別され(ステップ1
04)、もしも微シークのみで飛び越すことのできる範
囲でない場合には(ステップ104NO)、ステップ1
05以降の粗シークモードに移行する一方、微シークの
みで飛び越すことのできる範囲であれば(ステップ10
4YES)、ステップ110の微シークモードに移行す
る。
【0016】ステップ105乃至ステップ108の動作
は粗シークの為に必要な動作を表しており、先ずステッ
プ105にては、算出された飛び越すべきトラック数
と、ステッピングモータの1ステップにより飛び越され
るトラック数とのわり算が行われる。すなわち、このわ
り算により目標アドレスまで粗シークモードにてピック
アップを移送する場合においてステッピングモータに供
給されるステップ数が得られる。次いで、トラッキング
サーボがオフとされ(ステップ106)、粗シークがス
テップ105で算出されたステップ数に応じて実行され
る(107)。
は粗シークの為に必要な動作を表しており、先ずステッ
プ105にては、算出された飛び越すべきトラック数
と、ステッピングモータの1ステップにより飛び越され
るトラック数とのわり算が行われる。すなわち、このわ
り算により目標アドレスまで粗シークモードにてピック
アップを移送する場合においてステッピングモータに供
給されるステップ数が得られる。次いで、トラッキング
サーボがオフとされ(ステップ106)、粗シークがス
テップ105で算出されたステップ数に応じて実行され
る(107)。
【0017】その後、予め定められたステップ数による
ステッピングモータの動作が完了したか否かが判別され
(ステップ108)、粗シークが完了したならば(ステ
ップ108YES)、トラッキングサーボが再びオンさ
れる(ステップ109)。
ステッピングモータの動作が完了したか否かが判別され
(ステップ108)、粗シークが完了したならば(ステ
ップ108YES)、トラッキングサーボが再びオンさ
れる(ステップ109)。
【0018】次いで、ステップ111にてアドレスが読
み込まれる。このアドレスは、例えばCD形式のディス
クであれば、サブコードのQデータが対応する。
み込まれる。このアドレスは、例えばCD形式のディス
クであれば、サブコードのQデータが対応する。
【0019】その後、読み込まれたアドレスと目標アド
レスとが比較され(ステップ112)、両者が一致して
いれば(ステップ112YES)、シーク動作完了(ス
テップ113)となり、一方差があれば(ステップ11
2NO)、ステップ110に戻り微シークモードが実行
される。微シークモードにおいては、前述したようにい
くつかのジャンプモードのうち、飛び越すべきトラック
数に応じたジャンプモードが選択される。
レスとが比較され(ステップ112)、両者が一致して
いれば(ステップ112YES)、シーク動作完了(ス
テップ113)となり、一方差があれば(ステップ11
2NO)、ステップ110に戻り微シークモードが実行
される。微シークモードにおいては、前述したようにい
くつかのジャンプモードのうち、飛び越すべきトラック
数に応じたジャンプモードが選択される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】粗シークモードによる
ピックアップの移送にあっては、次のような理由から、
飛び越されるトラックの数に誤差を生ずる。
ピックアップの移送にあっては、次のような理由から、
飛び越されるトラックの数に誤差を生ずる。
【0021】第1に、粗シークを開始する直前までトラ
ッキングサーボがオンしているが、このとき対物レンズ
が中心位置からずれた状態でロックしている場合(オフ
セット)には、トラッキングサーボをオフとした瞬間に
対物レンズが自由振動し、横切るトラック数をカウント
する場合の誤差の要因となる。
ッキングサーボがオンしているが、このとき対物レンズ
が中心位置からずれた状態でロックしている場合(オフ
セット)には、トラッキングサーボをオフとした瞬間に
対物レンズが自由振動し、横切るトラック数をカウント
する場合の誤差の要因となる。
【0022】図5はトラッキングエラーをオンオフした
場合のトラッキングエラー信号の波形を示すものであ
る。同図に示されるように、対物レンズが中立位置から
オフセットした状態でロックしている時点では、そのず
れに対応した直流成分がトラッキングエラー信号に観測
される。すなわち、時刻t1においてトラッキングサー
ボがオフとされると、対物レンズは自由振動を開始し、
この期間に横切ったトラックによって、トラッキングエ
ラー信号は大きく変動する。時刻t2で再びトラッキン
グサーボがオンとされるが、この時は対物レンズが中立
位置近傍でロックしていることになるので、理論的には
トラッキングエラー信号の直流成分はなく、時刻t1以
前のトラッキングエラーとはレベルが異なっていること
が理解されるであろう。
場合のトラッキングエラー信号の波形を示すものであ
る。同図に示されるように、対物レンズが中立位置から
オフセットした状態でロックしている時点では、そのず
れに対応した直流成分がトラッキングエラー信号に観測
される。すなわち、時刻t1においてトラッキングサー
ボがオフとされると、対物レンズは自由振動を開始し、
この期間に横切ったトラックによって、トラッキングエ
ラー信号は大きく変動する。時刻t2で再びトラッキン
グサーボがオンとされるが、この時は対物レンズが中立
位置近傍でロックしていることになるので、理論的には
トラッキングエラー信号の直流成分はなく、時刻t1以
前のトラッキングエラーとはレベルが異なっていること
が理解されるであろう。
【0023】また、ステッピングモータを利用する場合
には、オフセットが存在すると移送すべきステップ数に
誤差が生じる。例えば現在トラックと目標トラックとの
差が100トラックであり、ステッピングモータによる
1ステップあたりの飛び越しトラック数が10であった
場合、計算上は10ステップで完全なシーク動作が完了
することになるが、オフセット分だけ誤差が生じてしま
うのである。また、目標トラックまでのトラック数は必
ずしも1ステップ当たりのジャンプ数の整数倍とは限ら
ないため、その余り分の誤差があることも勿論その理由
である。
には、オフセットが存在すると移送すべきステップ数に
誤差が生じる。例えば現在トラックと目標トラックとの
差が100トラックであり、ステッピングモータによる
1ステップあたりの飛び越しトラック数が10であった
場合、計算上は10ステップで完全なシーク動作が完了
することになるが、オフセット分だけ誤差が生じてしま
うのである。また、目標トラックまでのトラック数は必
ずしも1ステップ当たりのジャンプ数の整数倍とは限ら
ないため、その余り分の誤差があることも勿論その理由
である。
【0024】第2に、粗シークにおいては、その動作を
完了する前からブレーキをピックアップに与えるが、ト
ラッキングサーボがオフの状態で支持されている対物レ
ンズは慣性によってピックアップの移動方向に移動しよ
うとし、ここでトラッキングサーボをオフするとやはり
オフセットした状態でロックすることになる。
完了する前からブレーキをピックアップに与えるが、ト
ラッキングサーボがオフの状態で支持されている対物レ
ンズは慣性によってピックアップの移動方向に移動しよ
うとし、ここでトラッキングサーボをオフするとやはり
オフセットした状態でロックすることになる。
【0025】図6は粗シーク中における対物レンズの中
立位置からのずれ(イ)、及びトラッキングエラー信号
の波形(ロ)をそれぞれ示す波形図である。同図におい
て時刻t1においてトラッキングサーボがオフとされ、
粗シーク動作が開始される。時刻t2で再びトラッキン
グサーボがオンとされるが、この時の対物レンズの位置
は中立位置から若干ずれていることが観測される。ま
た、粗シーク動作においてピックアップを急速に加速し
た場合には、対物レンズにかかる加速度が対物レンズの
位置に影響を与える。
立位置からのずれ(イ)、及びトラッキングエラー信号
の波形(ロ)をそれぞれ示す波形図である。同図におい
て時刻t1においてトラッキングサーボがオフとされ、
粗シーク動作が開始される。時刻t2で再びトラッキン
グサーボがオンとされるが、この時の対物レンズの位置
は中立位置から若干ずれていることが観測される。ま
た、粗シーク動作においてピックアップを急速に加速し
た場合には、対物レンズにかかる加速度が対物レンズの
位置に影響を与える。
【0026】図7は、対物レンズの位置(イ)とトラッ
キングサーボ信号(ロ)の波形を示すものであり、時刻
t1においてトラッキングサーボがオフとされると同時
にピックアップは急加速され、これに伴う慣性で対物レ
ンズの位置が大きく中立位置からずれているのが理解さ
れるであろう。このように、シーク動作の開始及び終了
時点での対物レンズの位置は中立位置からずれているこ
とが多く、これにより指定されたトラック数を正確にジ
ャンプさせることは非常に困難である。
キングサーボ信号(ロ)の波形を示すものであり、時刻
t1においてトラッキングサーボがオフとされると同時
にピックアップは急加速され、これに伴う慣性で対物レ
ンズの位置が大きく中立位置からずれているのが理解さ
れるであろう。このように、シーク動作の開始及び終了
時点での対物レンズの位置は中立位置からずれているこ
とが多く、これにより指定されたトラック数を正確にジ
ャンプさせることは非常に困難である。
【0027】この発明は、上述の問題点を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、この
種のシーク動作において、安定した迅速なシーク動作を
可能として、指定されたトラック数を正確にジャンプさ
せることにある。
になされたものであり、その目的とするところは、この
種のシーク動作において、安定した迅速なシーク動作を
可能として、指定されたトラック数を正確にジャンプさ
せることにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】かかる従来の技術の有す
る課題を克服するため、本発明は、対物レンズの中立位
置からのずれを判別する判別手段と、粗シーク中にこの
ずれを小さくするように対物レンズを制御する対物レン
ズ制御手段とを備え、飛び越すべきトラック数の算出に
あたってオフセット分を補償するとともに、粗シーク中
にも対物レンズがオフセット状態とならないようにする
ことで、安定した、迅速なシーク動作を実現することの
出来る情報再生装置のシーク装置を提供するものであ
る。
る課題を克服するため、本発明は、対物レンズの中立位
置からのずれを判別する判別手段と、粗シーク中にこの
ずれを小さくするように対物レンズを制御する対物レン
ズ制御手段とを備え、飛び越すべきトラック数の算出に
あたってオフセット分を補償するとともに、粗シーク中
にも対物レンズがオフセット状態とならないようにする
ことで、安定した、迅速なシーク動作を実現することの
出来る情報再生装置のシーク装置を提供するものであ
る。
【0029】また、本発明は、目標アドレスと現在アド
レスから求めたトラック数、及び対物レンズの中立位置
からのずれに応じたトラック数から飛び越すべきトラッ
ク数を求めるステップと、この飛び越すべきトラック数
に応じてピックアップを駆動するとともに、ピックアッ
プの駆動中において対物レンズの中立位置を維持する中
立位置サーボを実行するようにし、安定した迅速なシー
ク動作を実現することの出来る情報再生装置のシーク方
法を提供するものである。
レスから求めたトラック数、及び対物レンズの中立位置
からのずれに応じたトラック数から飛び越すべきトラッ
ク数を求めるステップと、この飛び越すべきトラック数
に応じてピックアップを駆動するとともに、ピックアッ
プの駆動中において対物レンズの中立位置を維持する中
立位置サーボを実行するようにし、安定した迅速なシー
ク動作を実現することの出来る情報再生装置のシーク方
法を提供するものである。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明は、螺旋状の記録トラック
を有する情報記録ディスクの任意のトラックへ情報読取
り点を移動させるシーク動作を行なうことのできる情報
再生装置において、少なくともディスクの半径方向に移
動可能に支持された対物レンズと、対物レンズを保持
し、ディスク半径方向に移動可能に支持されたピックア
ップと、ピックアップを駆動するピックアップ駆動手段
と、対物レンズの中立位置からのずれを表す位置情報を
判別する位置情報判別手段と、目標トラックのアドレス
と現在トラックのアドレスとの差及び、位置情報から導
かれる補償情報とから飛び越すべきトラック数を求める
トラック数判別手段と、飛び越すべきトラック数に応じ
てピックアップ駆動手段に粗シーク駆動信号を供給する
粗シーク駆動信号供給手段と、粗シーク駆動信号が前記
ピックアップ駆動手段に供給されている期間において、
対物レンズを中立位置に維持せしめる中立位置サーボと
を備えたことを特徴とする。
を有する情報記録ディスクの任意のトラックへ情報読取
り点を移動させるシーク動作を行なうことのできる情報
再生装置において、少なくともディスクの半径方向に移
動可能に支持された対物レンズと、対物レンズを保持
し、ディスク半径方向に移動可能に支持されたピックア
ップと、ピックアップを駆動するピックアップ駆動手段
と、対物レンズの中立位置からのずれを表す位置情報を
判別する位置情報判別手段と、目標トラックのアドレス
と現在トラックのアドレスとの差及び、位置情報から導
かれる補償情報とから飛び越すべきトラック数を求める
トラック数判別手段と、飛び越すべきトラック数に応じ
てピックアップ駆動手段に粗シーク駆動信号を供給する
粗シーク駆動信号供給手段と、粗シーク駆動信号が前記
ピックアップ駆動手段に供給されている期間において、
対物レンズを中立位置に維持せしめる中立位置サーボと
を備えたことを特徴とする。
【0031】このような構成によれば、補償情報により
粗シークの開始時点における対物レンズのオフセットが
補償され、中立位置サーボによって粗シーク終了時点に
おける対物レンズのオフセットが補償される。
粗シークの開始時点における対物レンズのオフセットが
補償され、中立位置サーボによって粗シーク終了時点に
おける対物レンズのオフセットが補償される。
【0032】さらに本発明は、螺旋状の記録トラックを
有する情報記録ディスクの任意のトラックへ情報読取り
点を移動させることのできる情報再生装置のシーク方法
であって、現在アドレスと目標アドレスとの差に対応し
た第1トラック数を算出するステップと、対物レンズの
中立位置からのずれに対応した第2トラック数を算出す
るステップと、第1及び第2トラック数から飛び越すべ
き第3トラック数を算出するステップと、第3トラック
数に応じて、対物レンズを保持するピックアップを駆動
するステップと、ピックアップの移送中において対物レ
ンズを中立位置に維持する中立位置サーボを実行するス
テップとを有することを特徴とする。
有する情報記録ディスクの任意のトラックへ情報読取り
点を移動させることのできる情報再生装置のシーク方法
であって、現在アドレスと目標アドレスとの差に対応し
た第1トラック数を算出するステップと、対物レンズの
中立位置からのずれに対応した第2トラック数を算出す
るステップと、第1及び第2トラック数から飛び越すべ
き第3トラック数を算出するステップと、第3トラック
数に応じて、対物レンズを保持するピックアップを駆動
するステップと、ピックアップの移送中において対物レ
ンズを中立位置に維持する中立位置サーボを実行するス
テップとを有することを特徴とする。
【0033】このような構成によれば、飛び越すべきト
ラック数は目標アドレスと現在アドレスとの差、及び対
物レンズの中立位置からのずれに対応して設定され、ピ
ックアップは設定された飛び越すべきトラック数だけ駆
動される。ピックアップが駆動されている期間、対物レ
ンズは中立位置サーボによって中立位置に制御される。
ラック数は目標アドレスと現在アドレスとの差、及び対
物レンズの中立位置からのずれに対応して設定され、ピ
ックアップは設定された飛び越すべきトラック数だけ駆
動される。ピックアップが駆動されている期間、対物レ
ンズは中立位置サーボによって中立位置に制御される。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施の形態を図面に従って説
明する。
明する。
【0035】図1は本発明のシーク装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【0036】図において、対物レンズ1はピックアップ
2に保持され、図示しないワイヤーサスペンションや板
ばね等によって、フォーカス方向及びトラッキング方向
に移動自在になされている。対物レンズ1は、図示しな
いフォーカスコイル、トラッキングコイル及びこれらの
コイル軸にそれぞれ垂直な磁界を供給するマグネットか
らなる図示しない駆動機構により駆動され得る。またピ
ックアップ2はキャリッジモータ3によってディスクの
半径方向に移動自在になされている。キャリッジモータ
3はこの実施例においてはステッピングモータよりな
り、ピックアップ駆動手段としてのステッピングモータ
ドライバ4により制御される。
2に保持され、図示しないワイヤーサスペンションや板
ばね等によって、フォーカス方向及びトラッキング方向
に移動自在になされている。対物レンズ1は、図示しな
いフォーカスコイル、トラッキングコイル及びこれらの
コイル軸にそれぞれ垂直な磁界を供給するマグネットか
らなる図示しない駆動機構により駆動され得る。またピ
ックアップ2はキャリッジモータ3によってディスクの
半径方向に移動自在になされている。キャリッジモータ
3はこの実施例においてはステッピングモータよりな
り、ピックアップ駆動手段としてのステッピングモータ
ドライバ4により制御される。
【0037】対物レンズ1を介して得られるディスクか
らの反射光はRFアンプ5に供給され、RFアンプ5は
情報信号のほか、ディスク上に照射される光ビームのト
ラック中心位置からのずれに応じたトラッキングエラー
信号を生成する。得られたトラッキングエラー信号はサ
ーボ回路8で、増幅、波形整形処理、位相調整等が施さ
れた後、対物レンズ駆動手段としてのアクチュエータド
ライバ6にループスイッチ10を介して供給され、アク
チュエータドライバ6の出力は対物レンズ1を駆動する
対物レンズ駆動手段に供給される。
らの反射光はRFアンプ5に供給され、RFアンプ5は
情報信号のほか、ディスク上に照射される光ビームのト
ラック中心位置からのずれに応じたトラッキングエラー
信号を生成する。得られたトラッキングエラー信号はサ
ーボ回路8で、増幅、波形整形処理、位相調整等が施さ
れた後、対物レンズ駆動手段としてのアクチュエータド
ライバ6にループスイッチ10を介して供給され、アク
チュエータドライバ6の出力は対物レンズ1を駆動する
対物レンズ駆動手段に供給される。
【0038】また本実施例においては、対物レンズの中
立位置からのずれに応じた信号を検出する中立位置検出
装置7が設けられている。中立位置検出装置7は、例え
ばマイコン9のD/A変換器の入力を監視し、ゼロクロ
スつまりレンズ中点までの位置情報を検出する。中立位
置検出装置7の出力はループスイッチ10を介して、ア
クチュエータドライバ6に供給され、中立位置サーボが
形成される。
立位置からのずれに応じた信号を検出する中立位置検出
装置7が設けられている。中立位置検出装置7は、例え
ばマイコン9のD/A変換器の入力を監視し、ゼロクロ
スつまりレンズ中点までの位置情報を検出する。中立位
置検出装置7の出力はループスイッチ10を介して、ア
クチュエータドライバ6に供給され、中立位置サーボが
形成される。
【0039】マイコン9はRFアンプ5を介して得られ
る情報信号からアドレス信号を復調し、これを目標アド
レスと比較する比較機能、両者の差からトラック数を算
出する算出機能、対物レンズのオフセット量に対応する
トラック数を算出する機能、トラッキングサーボのルー
プスイッチ10の切り換え制御、ステッピングモータド
ライバ6の制御、及びサーボ回路8等の制御を行なう。
る情報信号からアドレス信号を復調し、これを目標アド
レスと比較する比較機能、両者の差からトラック数を算
出する算出機能、対物レンズのオフセット量に対応する
トラック数を算出する機能、トラッキングサーボのルー
プスイッチ10の切り換え制御、ステッピングモータド
ライバ6の制御、及びサーボ回路8等の制御を行なう。
【0040】図2は本発明におけるシーク動作中に得ら
れる各部の波形を示した波形図である。
れる各部の波形を示した波形図である。
【0041】図2(a)は対物レンズの位置を、(b)
はトラッキングエラー信号を、(c)はループスイッチ
10の切り換え状態を、(d)はサーボ回路8によるト
ラッキングサーボのオンオフ状態を、そして(e)はピ
ックアップの移送する速度をそれぞれ表している。
はトラッキングエラー信号を、(c)はループスイッチ
10の切り換え状態を、(d)はサーボ回路8によるト
ラッキングサーボのオンオフ状態を、そして(e)はピ
ックアップの移送する速度をそれぞれ表している。
【0042】まず時刻t1に至るまでは、(d)に示さ
れるようにトラッキングサーボはオン状態であり、サー
ボ回路8からのトラッキングエラー信号がループスイッ
チ10を介してアクチュエータドライバ6に供給され
る。この時の対物レンズ1は中立状態からオフセットし
た状態となっているものとする。
れるようにトラッキングサーボはオン状態であり、サー
ボ回路8からのトラッキングエラー信号がループスイッ
チ10を介してアクチュエータドライバ6に供給され
る。この時の対物レンズ1は中立状態からオフセットし
た状態となっているものとする。
【0043】時刻t1でトラッキングサーボがオープン
とされると、トラッキングエラー信号(b)は自由振動
を開始する。例えば15トラック分オフセットしている
とすれば、対物レンズ1が中立位置に向けて移動されて
いる期間においてこの15トラック分の横切りをカウン
トし、トラッキングエラー信号のゼロクロスの検出によ
り15トラック横切ったことが観測された時点である時
刻t2において、ループスイッチ10が位置検出装置7
側に切り換えられる。すなわち、対物レンズ1は、アク
チュエータドライバ6を介して供給される位置検出信号
に応じて中立位置に維持されるように制御されることに
なる。
とされると、トラッキングエラー信号(b)は自由振動
を開始する。例えば15トラック分オフセットしている
とすれば、対物レンズ1が中立位置に向けて移動されて
いる期間においてこの15トラック分の横切りをカウン
トし、トラッキングエラー信号のゼロクロスの検出によ
り15トラック横切ったことが観測された時点である時
刻t2において、ループスイッチ10が位置検出装置7
側に切り換えられる。すなわち、対物レンズ1は、アク
チュエータドライバ6を介して供給される位置検出信号
に応じて中立位置に維持されるように制御されることに
なる。
【0044】一方、マイコン9はステッピングモータド
ライバ4にピックアップ駆動用の駆動信号を供給する。
目標アドレスとの差に応じて求められた飛び越すべきト
ラック数の算定に関しては後述するが、ステッピングモ
ータはマイコン9からの駆動信号に応じてピックアップ
2をディスク半径方向に駆動する。
ライバ4にピックアップ駆動用の駆動信号を供給する。
目標アドレスとの差に応じて求められた飛び越すべきト
ラック数の算定に関しては後述するが、ステッピングモ
ータはマイコン9からの駆動信号に応じてピックアップ
2をディスク半径方向に駆動する。
【0045】時刻t3においてステッピングモータドラ
イバ4への駆動信号の供給が停止するのと同時に、トラ
ッキングサーボはオンし、またループスイッチ7の切り
換え状態がサーボ回路8側に切り換えられる。
イバ4への駆動信号の供給が停止するのと同時に、トラ
ッキングサーボはオンし、またループスイッチ7の切り
換え状態がサーボ回路8側に切り換えられる。
【0046】次いで、時刻t4において再びトラッキン
グサーボがオフされ少数のトラックジャンプ(本実施例
では10トラックジャンプ)が行なわれ、その後、トラ
ックジャンプが終了した時刻t5においてトラッキング
サーボがオンとされる。
グサーボがオフされ少数のトラックジャンプ(本実施例
では10トラックジャンプ)が行なわれ、その後、トラ
ックジャンプが終了した時刻t5においてトラッキング
サーボがオンとされる。
【0047】次に、図3のフローチャートを用いて、マ
イコン9が行なう動作を説明する。なお、本実施例では
現在アドレスと目標アドレスとの差に対応するトラック
数が6525本、ステッピングモータの1ステップあた
りの飛び越しトラック数は100であると想定する。
イコン9が行なう動作を説明する。なお、本実施例では
現在アドレスと目標アドレスとの差に対応するトラック
数が6525本、ステッピングモータの1ステップあた
りの飛び越しトラック数は100であると想定する。
【0048】ステップ201においてシーク動作が指令
されると、ステップ202において現在アドレスが読み
込まれ、読み込まれた現在アドレスと、目標アドレスと
の差に基づいたトラック数がステップ203で算出され
る。ステップ204では算出されたトラック数が微シー
クモードで飛び越し可能な範囲かどうかが判別され、も
しも微シークモードで飛び越し可能な範囲を超えている
場合にはステップ205に移行し、一方微シークモード
での飛び越しが可能な場合にはステップ216で微シー
クモードに移行する。
されると、ステップ202において現在アドレスが読み
込まれ、読み込まれた現在アドレスと、目標アドレスと
の差に基づいたトラック数がステップ203で算出され
る。ステップ204では算出されたトラック数が微シー
クモードで飛び越し可能な範囲かどうかが判別され、も
しも微シークモードで飛び越し可能な範囲を超えている
場合にはステップ205に移行し、一方微シークモード
での飛び越しが可能な場合にはステップ216で微シー
クモードに移行する。
【0049】ステップ205乃至ステップ215は粗シ
ークに必要な工程を示しており、ステップ205では、
算出されたトラック数と、ステッピングモータの1ステ
ップ当たりの飛び越しトラック数との商を計算する。す
なわち、この実施例においては6525÷100が計算
され、この場合の商は65余り25となる。ステップ2
06ではこの余り部分をレジスタ等にセットする。次い
でトラッキングサーボループをオフとする指令をサーボ
回路8に供給する(207)。
ークに必要な工程を示しており、ステップ205では、
算出されたトラック数と、ステッピングモータの1ステ
ップ当たりの飛び越しトラック数との商を計算する。す
なわち、この実施例においては6525÷100が計算
され、この場合の商は65余り25となる。ステップ2
06ではこの余り部分をレジスタ等にセットする。次い
でトラッキングサーボループをオフとする指令をサーボ
回路8に供給する(207)。
【0050】ステップ208でこの時の対物レンズのオ
フセットを検出し、そのオフセット量に相当するトラッ
ク数を算出する。例えばこの時のオフセット量がトラッ
ク15本分に相当するとしたならば、対物レンズの中立
点までの自然復帰によって15本のトラックが横切られ
るまで待機するとともに、ステップ209において、ス
テップ206でセットされた余りから、オフセット分を
補償した修正作業を行なう。つまり、対物レンズ1が粗
シークの移動方向とは反対側にオフセットしていた場合
には、求められた余り25からオフセット分の15を差
し引いた値に、粗シークの移動方向にオフセットしてい
た場合は、25に15を加えた値に修正する。
フセットを検出し、そのオフセット量に相当するトラッ
ク数を算出する。例えばこの時のオフセット量がトラッ
ク15本分に相当するとしたならば、対物レンズの中立
点までの自然復帰によって15本のトラックが横切られ
るまで待機するとともに、ステップ209において、ス
テップ206でセットされた余りから、オフセット分を
補償した修正作業を行なう。つまり、対物レンズ1が粗
シークの移動方向とは反対側にオフセットしていた場合
には、求められた余り25からオフセット分の15を差
し引いた値に、粗シークの移動方向にオフセットしてい
た場合は、25に15を加えた値に修正する。
【0051】次いで、ステップ210においてマイコン
9はステッピングモータドライバ4に対してステップ2
05において求められた商に相当するステップ数(本実
施例の場合65)だけ駆動するように駆動信号を供給
し、ピックアップ2の移送を開始する。また同時にステ
ップ211にて中点位置サーボをオンとすべく、ループ
スイッチ10を切り換える。
9はステッピングモータドライバ4に対してステップ2
05において求められた商に相当するステップ数(本実
施例の場合65)だけ駆動するように駆動信号を供給
し、ピックアップ2の移送を開始する。また同時にステ
ップ211にて中点位置サーボをオンとすべく、ループ
スイッチ10を切り換える。
【0052】ステップ212では与えられたステップ数
の移送が完了したか否かが常時監視され、移送が完了し
たならば、ステップ213においてトラッキングサーボ
をオンとすべく、サーボ回路8を制御する。またステッ
プ214において中立位置サーボをオフとすべく、ルー
プスイッチ10を切り換える。そしてさらに、ステップ
215において、修正された余りに相当するトラック数
(例えば10)だけ対物レンズ1を駆動するトラックジ
ャンプを行なう。
の移送が完了したか否かが常時監視され、移送が完了し
たならば、ステップ213においてトラッキングサーボ
をオンとすべく、サーボ回路8を制御する。またステッ
プ214において中立位置サーボをオフとすべく、ルー
プスイッチ10を切り換える。そしてさらに、ステップ
215において、修正された余りに相当するトラック数
(例えば10)だけ対物レンズ1を駆動するトラックジ
ャンプを行なう。
【0053】以上の動作により粗シークを完了すると、
ステップ217に移行し、その時点でのアドレスを読
む。読まれたアドレスが目標アドレスに一致、もしくは
ごく近傍(例えば目標トラックの内周1トラック以内)
であれば、シーク動作を完了し、そうでなければステッ
プ216に戻り、微シークを行なう。
ステップ217に移行し、その時点でのアドレスを読
む。読まれたアドレスが目標アドレスに一致、もしくは
ごく近傍(例えば目標トラックの内周1トラック以内)
であれば、シーク動作を完了し、そうでなければステッ
プ216に戻り、微シークを行なう。
【0054】なお、上記実施例においてはピックアップ
2の駆動手段としてステッピングモータを使用した例を
説明したが、DCモータを使用する場合には、目標まで
のトラック数に、シーク開始時のオフセット相当分のト
ラック数を補償情報として加算または減算して、修正後
のトラック数に応じたピックアップの移送を行なえばよ
い。
2の駆動手段としてステッピングモータを使用した例を
説明したが、DCモータを使用する場合には、目標まで
のトラック数に、シーク開始時のオフセット相当分のト
ラック数を補償情報として加算または減算して、修正後
のトラック数に応じたピックアップの移送を行なえばよ
い。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シーク動
作を開始する時点での対物レンズの中立位置からのずれ
に相当するトラック数を勘案して飛び越されるべきトラ
ック数を算定し、算定されたトラック数だけ粗シークを
行なう様にするとともに、ピックアップ2が半径方向に
駆動されている期間は対物レンズの中立位置を維持する
中立位置サーボをオンとしているので、対物レンズのオ
フセットや自由振動に伴う飛び越しジャンプ数の誤差を
最小限にすることができ、もってシーク動作を安定にか
つ迅速に行なうことが可能となる。
作を開始する時点での対物レンズの中立位置からのずれ
に相当するトラック数を勘案して飛び越されるべきトラ
ック数を算定し、算定されたトラック数だけ粗シークを
行なう様にするとともに、ピックアップ2が半径方向に
駆動されている期間は対物レンズの中立位置を維持する
中立位置サーボをオンとしているので、対物レンズのオ
フセットや自由振動に伴う飛び越しジャンプ数の誤差を
最小限にすることができ、もってシーク動作を安定にか
つ迅速に行なうことが可能となる。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】図1のブロック図における各部の波形図であ
る。
る。
【図3】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
である。
【図4】従来の情報読取り装置の動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図5】トラッキングサーボのオンオフを切り換えたと
きのトラッキングエラー信号の波形図である。
きのトラッキングエラー信号の波形図である。
【図6】粗シークを行なった場合の対物レンズの位置を
表す波形図及びトラッキングエラー信号の波形図であ
る。
表す波形図及びトラッキングエラー信号の波形図であ
る。
【図7】ピックアップを急激に加速あるいは減速したと
きに観測される対物レンズの位置を表す波形図及びトラ
ッキングエラー信号の波形図である。
きに観測される対物レンズの位置を表す波形図及びトラ
ッキングエラー信号の波形図である。
1 対物レンズ 2 ピックアップ 3 ピックアップ駆動手段 4 ステッピングモータドライバ 5 RFアンプ 6 アクチュエータドライバ 7 中立位置検出装置 8 サーボ回路 9 マイコン 10 ループスイッチ
Claims (7)
- 【請求項1】 螺旋状の記録トラックを有する情報記録
ディスクの任意のトラックへ情報読取り点を移動させる
シーク動作を行なうことのできるディスクプレーヤにお
いて、 少なくともディスクの半径方向に移動可能に支持された
対物レンズと、 前記対物レンズを保持し、ディスク半径方向に移動可能
に支持されたピックアップと、 前記ピックアップを駆動するピックアップ駆動手段と、 前記対物レンズの中立位置からのずれを表す位置情報を
判別する位置情報判別手段と、 目標トラックのアドレスと現在トラックのアドレスとの
差、及び、前記位置情報から導かれる補償情報とから飛
び越すべきトラック数を求めるトラック数判別手段と、 前記トラック数に応じて前記ピックアップ駆動手段に粗
シーク駆動信号を供給する粗シーク駆動信号供給手段
と、 前記粗シーク駆動信号が前記ピックアップ駆動手段に供
給されている期間において、対物レンズを中立位置に維
持せしめる中立位置サーボと、 を備えることを特徴とするディスクプレーヤにおけるシ
ーク装置。 - 【請求項2】 前記補償情報は、前記対物レンズの中立
位置からのずれに応じたトラック数であることを特徴と
する請求項1に記載のディスクプレーヤにおけるシーク
装置。 - 【請求項3】 前記ピックアップ駆動手段はステッピン
グモータであることを特徴とする請求項1に記載のディ
スクプレーヤにおけるシーク装置。 - 【請求項4】 前記ステッピングモータによる前記ピッ
クアップの移送後、前記対物レンズを駆動する対物レン
ズ駆動手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3に
記載のディスクプレーヤにおけるシーク装置。 - 【請求項5】 螺旋状の記録トラックを有する情報記録
ディスクの任意のトラックへ情報読取り点を移動させる
ことのできるディスクプレーヤのシーク方法であって、 現在アドレスと目標アドレスとの差に対応した第1トラ
ック数を算出するステップと、 対物レンズの中立位置からのずれに対応した第2トラッ
ク数を算出するステップと、 前記第1及び第2トラック数から飛び越すべき第3トラ
ック数を算出するステップと、 前記第3トラック数に応じて、前記対物レンズを保持す
るピックアップを駆動するステップと、 前記ピックアップの移送中において前記対物レンズを中
立位置に維持する中立位置サーボを実行するステップ
と、 からなることを特徴とするディスクプレーヤにおけるシ
ーク方法。 - 【請求項6】 前記第3トラック数に応じた前記ピック
アップの移送はステッピングモータにより行なわれるこ
とを特徴とする請求項5に記載のディスクプレーヤにお
けるシーク方法。 - 【請求項7】 前記第3トラック数に応じた前記ピック
アップの移送後、対物レンズを移動させるステップをさ
らに含むことを特徴とする請求項5に記載のディスクプ
レーヤにおけるシーク方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9491097A JPH10275343A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | ディスクプレーヤにおけるシーク方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9491097A JPH10275343A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | ディスクプレーヤにおけるシーク方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10275343A true JPH10275343A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=14123175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9491097A Pending JPH10275343A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | ディスクプレーヤにおけるシーク方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10275343A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001059775A1 (en) * | 2000-02-09 | 2001-08-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Pickup drive controller for optical disc drive |
| WO2001073772A1 (en) * | 2000-03-28 | 2001-10-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical disk apparatus |
| JP2007305250A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Konica Minolta Opto Inc | 光ディスク装置 |
| JP2008300004A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Toshiba Alpine Automotive Technology Corp | 光ディスク装置及びその制御方法 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP9491097A patent/JPH10275343A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001059775A1 (en) * | 2000-02-09 | 2001-08-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Pickup drive controller for optical disc drive |
| KR100477806B1 (ko) * | 2000-02-09 | 2005-03-22 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 광 디스크 장치의 픽업 구동 제어 장치 |
| US6947358B2 (en) | 2000-02-09 | 2005-09-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Pickup drive controller for optical disc drive |
| WO2001073772A1 (en) * | 2000-03-28 | 2001-10-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical disk apparatus |
| US6999385B2 (en) | 2000-03-28 | 2006-02-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical disk apparatus |
| JP2007305250A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Konica Minolta Opto Inc | 光ディスク装置 |
| JP2008300004A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Toshiba Alpine Automotive Technology Corp | 光ディスク装置及びその制御方法 |
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