JPH10275502A - 密閉型車両用灯具 - Google Patents
密閉型車両用灯具Info
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- JPH10275502A JPH10275502A JP9080443A JP8044397A JPH10275502A JP H10275502 A JPH10275502 A JP H10275502A JP 9080443 A JP9080443 A JP 9080443A JP 8044397 A JP8044397 A JP 8044397A JP H10275502 A JPH10275502 A JP H10275502A
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- lamp
- lighting device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の密閉型車両用灯具では、灯室内の圧力
変化をこの灯室に接続されたゴム弾性で伸縮するリヤカ
バーで吸収するものであるが、ゴム弾性は変形に多大な
力が必要で、実質的には内圧調整は行えない問題点を生
じている。 【解決手段】 本発明により、柔軟且つ非通気性で、実
質的に伸縮性を持たないフィルム状部材で気密に形成さ
れ外気に開口する開口部5bを有する状態とされた少な
くとも一つの内部気圧緩衝袋5が灯室4の内部に設けら
れ、該灯室4は内部を気密状態として形成されている密
閉型車両用灯具1としたことで、内部気圧緩衝袋5は、
電球7の点灯、消灯による灯室4内の外気圧との圧力差
に応じて、極めて少ない圧力差においても内容積を変化
させるものとなり、これにより高精度で灯室4の内部の
内圧を外気圧と整合させることを可能として課題を解決
ものである。
変化をこの灯室に接続されたゴム弾性で伸縮するリヤカ
バーで吸収するものであるが、ゴム弾性は変形に多大な
力が必要で、実質的には内圧調整は行えない問題点を生
じている。 【解決手段】 本発明により、柔軟且つ非通気性で、実
質的に伸縮性を持たないフィルム状部材で気密に形成さ
れ外気に開口する開口部5bを有する状態とされた少な
くとも一つの内部気圧緩衝袋5が灯室4の内部に設けら
れ、該灯室4は内部を気密状態として形成されている密
閉型車両用灯具1としたことで、内部気圧緩衝袋5は、
電球7の点灯、消灯による灯室4内の外気圧との圧力差
に応じて、極めて少ない圧力差においても内容積を変化
させるものとなり、これにより高精度で灯室4の内部の
内圧を外気圧と整合させることを可能として課題を解決
ものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用灯具に関する
ものであり、詳細には灯室の内部を気密とし使用過程で
の湿度、塵埃の吸引による性能低下などを防止する構成
とした車両用灯具に係るものである。
ものであり、詳細には灯室の内部を気密とし使用過程で
の湿度、塵埃の吸引による性能低下などを防止する構成
とした車両用灯具に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の密閉型車両用灯具の構成
の例としては、例えば、実開平2―123005号公報
に示されるものがあり、その構成を要約すれば、ハウジ
ングおよびレンズにより灯室内を密閉構造として形成し
ておくと共に、光源バルブを交換するための開口部をベ
ローズ状に形成したゴム弾性を有するリヤカバーで密閉
するものである。
の例としては、例えば、実開平2―123005号公報
に示されるものがあり、その構成を要約すれば、ハウジ
ングおよびレンズにより灯室内を密閉構造として形成し
ておくと共に、光源バルブを交換するための開口部をベ
ローズ状に形成したゴム弾性を有するリヤカバーで密閉
するものである。
【0003】そして、その作用は、完全密閉構造とされ
たことで、外気温が上昇した際、或いは前記光源バルブ
を点灯したときの発熱により灯室内の空気など気体が膨
張して内圧が上昇し、例えばハウジング、レンズなどが
変形するのを防止するために、前記リヤカバーをその形
成された部材の弾性により伸長させ、灯室内の体積を増
加させることで緩和しようと言うものである。
たことで、外気温が上昇した際、或いは前記光源バルブ
を点灯したときの発熱により灯室内の空気など気体が膨
張して内圧が上昇し、例えばハウジング、レンズなどが
変形するのを防止するために、前記リヤカバーをその形
成された部材の弾性により伸長させ、灯室内の体積を増
加させることで緩和しようと言うものである。
【0004】尚、前記光源バルブが点灯から消灯に移行
した際、或いは、外気温が低下した際には、灯室内の気
体の体積は減少するので内圧も低下するものとなり、こ
れに対応して前記リヤカバーが短縮し灯室内の体積を減
少させて、上記と同様に灯室内の外気圧に対する気圧差
を緩和するとされている。
した際、或いは、外気温が低下した際には、灯室内の気
体の体積は減少するので内圧も低下するものとなり、こ
れに対応して前記リヤカバーが短縮し灯室内の体積を減
少させて、上記と同様に灯室内の外気圧に対する気圧差
を緩和するとされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の構成の密閉型車両用灯具においては、前記リヤ
カバーがゴム弾性を有する部材で形成されていること
で、このリヤカバーを伸縮させ内容積を変化させるため
には、前記ゴム弾性に対向してリヤカバーを変形するに
充分な圧力が必要となる。
た従来の構成の密閉型車両用灯具においては、前記リヤ
カバーがゴム弾性を有する部材で形成されていること
で、このリヤカバーを伸縮させ内容積を変化させるため
には、前記ゴム弾性に対向してリヤカバーを変形するに
充分な圧力が必要となる。
【0006】所で、上記した光源バルブの点灯、消灯に
より生じる圧力差は、高々0.2気圧であり、前記リヤ
カバーとして形状を保てる程度の肉厚として形成した場
合には、上記の程度の気圧差では効果を生じる程の変形
を生じることがなく、よって、依然として灯室内の気圧
に変化を生じるものとなり目的を達成させることが困難
となる問題点を生じている。
より生じる圧力差は、高々0.2気圧であり、前記リヤ
カバーとして形状を保てる程度の肉厚として形成した場
合には、上記の程度の気圧差では効果を生じる程の変形
を生じることがなく、よって、依然として灯室内の気圧
に変化を生じるものとなり目的を達成させることが困難
となる問題点を生じている。
【0007】また、上記の問題点を生じない程度に前記
リヤカバーを薄肉として形成した場合には、リヤカバー
としての形状を自分自身で維持できないものとなり、例
えばコードの保持など本来の目的を達せられないものと
なる問題点を生じると共に、このリヤカバーは密閉型車
両用灯具の外形に露出するので、車体などに接触して容
易に破損し、灯室の密閉という本来の目的自体も危うく
する問題点を生じ、これらの点の解決が課題とされるも
のと成っていた。
リヤカバーを薄肉として形成した場合には、リヤカバー
としての形状を自分自身で維持できないものとなり、例
えばコードの保持など本来の目的を達せられないものと
なる問題点を生じると共に、このリヤカバーは密閉型車
両用灯具の外形に露出するので、車体などに接触して容
易に破損し、灯室の密閉という本来の目的自体も危うく
する問題点を生じ、これらの点の解決が課題とされるも
のと成っていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的手段として、柔軟且つ非通
気性で、実質的に伸縮性を持たないフィルム状部材で気
密に形成され外気に開口する開口部を有する状態とされ
た内部気圧緩衝袋の少なくとも一つが灯室の内部に設け
られ、該灯室は内部を気密状態として形成されているこ
とを特徴とする密閉型車両用灯具を提供することで課題
を解決するものである。
課題を解決するための具体的手段として、柔軟且つ非通
気性で、実質的に伸縮性を持たないフィルム状部材で気
密に形成され外気に開口する開口部を有する状態とされ
た内部気圧緩衝袋の少なくとも一つが灯室の内部に設け
られ、該灯室は内部を気密状態として形成されているこ
とを特徴とする密閉型車両用灯具を提供することで課題
を解決するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明を図に示す実施形
態に基づいて詳細に説明する。図1に符号1で示すもの
は本発明に係る密閉型車両用灯具であり、この密閉型車
両用灯具1はハウジング2とレンズ3とで灯室4が形成
されるものである点は従来例のものと同様である。
態に基づいて詳細に説明する。図1に符号1で示すもの
は本発明に係る密閉型車両用灯具であり、この密閉型車
両用灯具1はハウジング2とレンズ3とで灯室4が形成
されるものである点は従来例のものと同様である。
【0010】ここで、本発明においては、前記ハウジン
グ2とレンズ3とで形成される灯室4を気密状態とする
と共に、前記灯室4内には内部気圧緩衝袋5を設けるも
のであり、このときに前記内部気圧緩衝袋5は一つであ
っても良く、または、複数であっても良い。尚、この実
施形態においては図示のように内部気圧緩衝袋5、6の
二つが設けられている例で説明する。
グ2とレンズ3とで形成される灯室4を気密状態とする
と共に、前記灯室4内には内部気圧緩衝袋5を設けるも
のであり、このときに前記内部気圧緩衝袋5は一つであ
っても良く、または、複数であっても良い。尚、この実
施形態においては図示のように内部気圧緩衝袋5、6の
二つが設けられている例で説明する。
【0011】まず、内部気圧緩衝袋5、6の基本的な構
成を説明を行えば、この内部気圧緩衝袋5(6)は、図
2に示すように、例えばポリエチレン樹脂など、実質的
には伸縮性を持たない薄いフィルム状部材で気密の袋状
として袋部5a(6a)が形成され、該袋部5a(6
a)の適宜の位置の一箇所に開口部5b(6b)が設け
られ、この開口部5b(6b)により袋部5a(6a)
内を外気に開口させるものとしている。
成を説明を行えば、この内部気圧緩衝袋5(6)は、図
2に示すように、例えばポリエチレン樹脂など、実質的
には伸縮性を持たない薄いフィルム状部材で気密の袋状
として袋部5a(6a)が形成され、該袋部5a(6
a)の適宜の位置の一箇所に開口部5b(6b)が設け
られ、この開口部5b(6b)により袋部5a(6a)
内を外気に開口させるものとしている。
【0012】そして、好ましくは灯具を組立てるときの
作業性を良くするために、袋部5aは内部気圧緩衝袋5
単体の状態では適宜に折り畳まれている。尚、この実施
形態においては開口部5bの周囲に接着剤5cを塗付
し、ハウジング2などとは接着により取付けるものとし
ているが、実際の実施に当たっては、図1に内部気圧緩
衝袋6として示すように、例えば開口部6bを外径にネ
ジ切りが行われた短いパイプ状とすることで、取付作業
の簡素化を図るなどの変更は自在である。
作業性を良くするために、袋部5aは内部気圧緩衝袋5
単体の状態では適宜に折り畳まれている。尚、この実施
形態においては開口部5bの周囲に接着剤5cを塗付
し、ハウジング2などとは接着により取付けるものとし
ているが、実際の実施に当たっては、図1に内部気圧緩
衝袋6として示すように、例えば開口部6bを外径にネ
ジ切りが行われた短いパイプ状とすることで、取付作業
の簡素化を図るなどの変更は自在である。
【0013】上記のように構成された内部気圧緩衝袋
5、6は灯室4内に取付けられる(図1参照)ものと成
るが、このときには、前記開口部5b、6bを外気に臨
ませる。従って、灯室4への取付けが行われた後には袋
部5a、6aは外気のみが開口部5b、6bを介し流通
するものと成る。
5、6は灯室4内に取付けられる(図1参照)ものと成
るが、このときには、前記開口部5b、6bを外気に臨
ませる。従って、灯室4への取付けが行われた後には袋
部5a、6aは外気のみが開口部5b、6bを介し流通
するものと成る。
【0014】このときに、もしも内部気圧緩衝袋が灯室
4内に一つ設けられるものである場合には、その内部気
圧緩衝袋自体、複数である場合にはその内の一つの内部
気圧緩衝袋5が図1に示すように、密閉型車両用灯具1
を車両に取付けた状態での灯室4の下方に設けられ、前
記開口部5bは灯室4の最も下端と成る位置の近傍に下
方に向かい設けられるものとされている。
4内に一つ設けられるものである場合には、その内部気
圧緩衝袋自体、複数である場合にはその内の一つの内部
気圧緩衝袋5が図1に示すように、密閉型車両用灯具1
を車両に取付けた状態での灯室4の下方に設けられ、前
記開口部5bは灯室4の最も下端と成る位置の近傍に下
方に向かい設けられるものとされている。
【0015】そして、密閉型車両用灯具1としての組立
が完了した時点、言い換えれば、この密閉型車両用灯具
1を車両に組みつける前の時点において、前記内部気圧
緩衝袋5、6の一方若しくは双方に後にも説明するよう
に適宜量の外気が注入され、膨らませた状態とされてい
る。
が完了した時点、言い換えれば、この密閉型車両用灯具
1を車両に組みつける前の時点において、前記内部気圧
緩衝袋5、6の一方若しくは双方に後にも説明するよう
に適宜量の外気が注入され、膨らませた状態とされてい
る。
【0016】ここで、前記灯室4について仔細に検討を
行うと、この灯室4、一般的にはハウジング2の側には
電球7を交換するための電球交換口2aを設けることが
必要条件となる。この電球交換口2aに対しては、パッ
キンなどにより灯室4内の気密性を損なうことなく着脱
を可能とする蓋を設けても良いが、本発明では上記内部
気圧緩衝袋5、6に加えて、これを補佐する気圧調整室
8を提供するものである。
行うと、この灯室4、一般的にはハウジング2の側には
電球7を交換するための電球交換口2aを設けることが
必要条件となる。この電球交換口2aに対しては、パッ
キンなどにより灯室4内の気密性を損なうことなく着脱
を可能とする蓋を設けても良いが、本発明では上記内部
気圧緩衝袋5、6に加えて、これを補佐する気圧調整室
8を提供するものである。
【0017】前記気圧調整室8は、蓋部81と身部82
とで内室部83が構成され、前記内室部83は一方、例
えば蓋部81に設けられた孔81aで外気に開口し、他
方、例えば身部82に設けられた孔82aで灯室4に開
口している。そして、内室部83内には防湿フィルム8
4が設けられて内室部83を外気室83aと灯室側室8
3bとに気密状態として仕切っている。
とで内室部83が構成され、前記内室部83は一方、例
えば蓋部81に設けられた孔81aで外気に開口し、他
方、例えば身部82に設けられた孔82aで灯室4に開
口している。そして、内室部83内には防湿フィルム8
4が設けられて内室部83を外気室83aと灯室側室8
3bとに気密状態として仕切っている。
【0018】ここで、前記防湿フィルム84は、例えば
薄い樹脂フィルムなど柔軟な部材で形成されると共に、
適宜な弛みなどが設けられていて、後にも説明するよう
に外気圧と灯室4内とに生じる圧力差により移動し、気
密状態を保ち外気室83aと灯室側室83bとの容積の
割合を変えるものとされている。
薄い樹脂フィルムなど柔軟な部材で形成されると共に、
適宜な弛みなどが設けられていて、後にも説明するよう
に外気圧と灯室4内とに生じる圧力差により移動し、気
密状態を保ち外気室83aと灯室側室83bとの容積の
割合を変えるものとされている。
【0019】そして、前記気圧調整室8は、前記ハウジ
ング2の電球交換口2aに蓋部81で着脱可能なものと
され、取付けが行われた状態ではパッキンなどにより気
密が保持できるものとされている。従って、気圧調整室
8は電球交換口2aの蓋を兼ねるものとなる。尚、必要
に応じては、気圧調整室8を電球交換口2aから取外し
た状態で交換を可能とするようにして、前記灯室側室8
3bに乾燥剤85が設けられている。また、図1中に符
号9、10で示すものは反射鏡およびエクステンション
である。
ング2の電球交換口2aに蓋部81で着脱可能なものと
され、取付けが行われた状態ではパッキンなどにより気
密が保持できるものとされている。従って、気圧調整室
8は電球交換口2aの蓋を兼ねるものとなる。尚、必要
に応じては、気圧調整室8を電球交換口2aから取外し
た状態で交換を可能とするようにして、前記灯室側室8
3bに乾燥剤85が設けられている。また、図1中に符
号9、10で示すものは反射鏡およびエクステンション
である。
【0020】次いで、上記の構成とした本発明の密閉型
車両用灯具1の作用および効果について説明する。ま
ず、電球7の点灯を行った状態について説明を行えば、
点灯による発熱で当然に灯室4内の温度は上昇し、灯室
4内部に密閉される気体は膨張して内圧は上昇傾向を示
すものとなる。
車両用灯具1の作用および効果について説明する。ま
ず、電球7の点灯を行った状態について説明を行えば、
点灯による発熱で当然に灯室4内の温度は上昇し、灯室
4内部に密閉される気体は膨張して内圧は上昇傾向を示
すものとなる。
【0021】このときに、前記内部気圧緩衝袋5、6は
外気に導通し、且つ、何れか一方、若しくは双方には適
宜量の外気が注入されているものであるので、灯室4内
部の圧力が上昇するに従い、その内圧で内部気圧緩衝袋
5(6)内に保持される外気は開口部5bを通じて押し
出され、袋部5aは体積を減じるものとなる。
外気に導通し、且つ、何れか一方、若しくは双方には適
宜量の外気が注入されているものであるので、灯室4内
部の圧力が上昇するに従い、その内圧で内部気圧緩衝袋
5(6)内に保持される外気は開口部5bを通じて押し
出され、袋部5aは体積を減じるものとなる。
【0022】このことは即ち、灯室4の体積が増したこ
とと成り、これにより、灯室4内の気圧の上昇は防止さ
れる。ここで、本発明の構成においては袋部5aが自分
自身の強度により形状を保つことができない程に薄く柔
軟な樹脂フィルムで形成されているものであり、従来例
のようにゴム弾性に抗して変形させる必要がなく、外気
圧に対して極めて僅かの灯室4の圧力上昇を生じたとき
にも応動し、高精度に内圧の調整が行えるものと成る。
とと成り、これにより、灯室4内の気圧の上昇は防止さ
れる。ここで、本発明の構成においては袋部5aが自分
自身の強度により形状を保つことができない程に薄く柔
軟な樹脂フィルムで形成されているものであり、従来例
のようにゴム弾性に抗して変形させる必要がなく、外気
圧に対して極めて僅かの灯室4の圧力上昇を生じたとき
にも応動し、高精度に内圧の調整が行えるものと成る。
【0023】よって、当初に内部気圧緩衝袋5(6)内
に保持させる外気の量は、前記電球7の点灯により灯室
4内部に生じる温度上昇に加えて、密閉型車両用灯具1
を車両に取付けたときの周囲温度と仕様上の定格温度の
最大値との差を勘案して定めれば良く、若しも、一方の
内部気圧緩衝袋、例えば内部気圧緩衝袋5にその容量が
設定可能であれば、外気の注入は内部気圧緩衝袋5のみ
でも良い。
に保持させる外気の量は、前記電球7の点灯により灯室
4内部に生じる温度上昇に加えて、密閉型車両用灯具1
を車両に取付けたときの周囲温度と仕様上の定格温度の
最大値との差を勘案して定めれば良く、若しも、一方の
内部気圧緩衝袋、例えば内部気圧緩衝袋5にその容量が
設定可能であれば、外気の注入は内部気圧緩衝袋5のみ
でも良い。
【0024】また、上記の状態から電球7を消灯したと
きには、灯室4内の温度は下降し、灯室4内部に密閉さ
れる気体は収縮して内圧は下降傾向を示すものとなる。
従って、そのときの内圧と外気の気圧差により、内部気
圧緩衝袋5(6)は膨らんで体積を増し、開口部5b
(6b)を通じて外気を吸引し、灯室4内部の圧力を一
定に保つものとなる。更に、灯室4内部の圧力の低下
は、周囲温度が低下したときにも同様に生じるものとな
るが、この場合にも内部気圧緩衝袋5(6)は外気を吸
引し、同様に灯室4内の内圧を外気圧に極めて近い状態
に調整するものである。
きには、灯室4内の温度は下降し、灯室4内部に密閉さ
れる気体は収縮して内圧は下降傾向を示すものとなる。
従って、そのときの内圧と外気の気圧差により、内部気
圧緩衝袋5(6)は膨らんで体積を増し、開口部5b
(6b)を通じて外気を吸引し、灯室4内部の圧力を一
定に保つものとなる。更に、灯室4内部の圧力の低下
は、周囲温度が低下したときにも同様に生じるものとな
るが、この場合にも内部気圧緩衝袋5(6)は外気を吸
引し、同様に灯室4内の内圧を外気圧に極めて近い状態
に調整するものである。
【0025】このときに、前記内部気圧緩衝袋5におい
ては、開口部5bを灯室4の最も下端となる位置に設け
たので、上記の灯室4内部の圧力の低下時において外気
の吸引と共に、水などを吸引した場合においても、その
吸引した水の排出が重力により速やかに行えるものとな
る。このときに、若しも、内部気圧緩衝袋が複数である
場合(図1参照)には、上側にある内部気圧緩衝袋6に
対しては、例えば防水チューブ11などを取付けるな
ど、従来から行われている水の侵入防止手段を設ければ
良いものである。
ては、開口部5bを灯室4の最も下端となる位置に設け
たので、上記の灯室4内部の圧力の低下時において外気
の吸引と共に、水などを吸引した場合においても、その
吸引した水の排出が重力により速やかに行えるものとな
る。このときに、若しも、内部気圧緩衝袋が複数である
場合(図1参照)には、上側にある内部気圧緩衝袋6に
対しては、例えば防水チューブ11などを取付けるな
ど、従来から行われている水の侵入防止手段を設ければ
良いものである。
【0026】また、本発明により設けられた気圧調整室
8においても、基本的には上記に説明した内部気圧緩衝
袋5、6と全く同様な作用、効果を奏するものである。
従って、若しも、内部気圧緩衝袋5、6の容積が何らか
の理由、例えば双方の内部気圧緩衝袋5、6が完全に排
気された状態で更に灯室4の内部気圧が上昇した場合な
どには、この気圧調整室8が灯室側室83bの内容積を
減じてこれを補正するなどとして作用する。
8においても、基本的には上記に説明した内部気圧緩衝
袋5、6と全く同様な作用、効果を奏するものである。
従って、若しも、内部気圧緩衝袋5、6の容積が何らか
の理由、例えば双方の内部気圧緩衝袋5、6が完全に排
気された状態で更に灯室4の内部気圧が上昇した場合な
どには、この気圧調整室8が灯室側室83bの内容積を
減じてこれを補正するなどとして作用する。
【0027】更に言えば、気圧調整室8はハウジング2
の電球交換口2aからの着脱を自在とされているので、
密閉型車両用灯具1として唯一、灯室4内に対する部品
などの交換を可能とする部位となる。そこで、この気圧
調整室8の灯室側室83bに乾燥剤85を設けておけ
ば、万一の灯室4内への水の侵入に対応できると共に、
交換が可能となるので乾燥剤85が飽和したときなどに
は随意にメンテナンスが可能となる。
の電球交換口2aからの着脱を自在とされているので、
密閉型車両用灯具1として唯一、灯室4内に対する部品
などの交換を可能とする部位となる。そこで、この気圧
調整室8の灯室側室83bに乾燥剤85を設けておけ
ば、万一の灯室4内への水の侵入に対応できると共に、
交換が可能となるので乾燥剤85が飽和したときなどに
は随意にメンテナンスが可能となる。
【0028】図3に示すものは前記気圧調整室の別な実
施形態であり、上記に説明したように灯室側室83bは
防湿フィルム84により外気室83aとは密閉されるの
で、灯室側室83bを灯室4と一体化しても良く、この
場合には特に身部82を省略しても良く、或るいは、金
属メッシュ86などにより簡便に仕切りを行っても良い
ものとなる。尚、上記以外の部分、および作用、効果は
前の実施形態と同様であるので、ここでの詳細な説明は
省略する。
施形態であり、上記に説明したように灯室側室83bは
防湿フィルム84により外気室83aとは密閉されるの
で、灯室側室83bを灯室4と一体化しても良く、この
場合には特に身部82を省略しても良く、或るいは、金
属メッシュ86などにより簡便に仕切りを行っても良い
ものとなる。尚、上記以外の部分、および作用、効果は
前の実施形態と同様であるので、ここでの詳細な説明は
省略する。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、柔
軟且つ非通気性で、実質的に伸縮性を持たないフィルム
状部材で気密に形成され外気に開口する開口部を有する
状態とされた少なくとも一つの内部気圧緩衝袋が灯室の
内部に設けられ、該灯室は内部を気密状態として形成さ
れている密閉型車両用灯具としたことで、前記内部気圧
緩衝袋は、電球の点灯、消灯による灯室内の外気圧との
圧力差に応じて、極めて少ない圧力差においても内容積
を変化させるものとなり、これにより、灯室内の外気圧
との圧力差を極小のものとして、例えばレンズなどに生
じる変形などを防止し、性能の維持を確実なものとし、
加えて、車両用灯具の完全密閉化を可能とし、性能の向
上、品質の保持など車両用灯具の品質向上に極めて優れ
た効果を奏するものである。
軟且つ非通気性で、実質的に伸縮性を持たないフィルム
状部材で気密に形成され外気に開口する開口部を有する
状態とされた少なくとも一つの内部気圧緩衝袋が灯室の
内部に設けられ、該灯室は内部を気密状態として形成さ
れている密閉型車両用灯具としたことで、前記内部気圧
緩衝袋は、電球の点灯、消灯による灯室内の外気圧との
圧力差に応じて、極めて少ない圧力差においても内容積
を変化させるものとなり、これにより、灯室内の外気圧
との圧力差を極小のものとして、例えばレンズなどに生
じる変形などを防止し、性能の維持を確実なものとし、
加えて、車両用灯具の完全密閉化を可能とし、性能の向
上、品質の保持など車両用灯具の品質向上に極めて優れ
た効果を奏するものである。
【図1】 本発明に係る密閉型車両用灯具の実施形態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】 同じ実施形態の要部を示す斜視図である。
【図3】 同じく本発明に係る密閉型車両用灯具の別の
実施形態を要部で示す断面図である。
実施形態を要部で示す断面図である。
1……密閉型車両用灯具 2……ハウジング 2a……電球交換口 3……レンズ 4……灯室 5、6……内部気圧緩衝袋 5a、6a……袋部 5b、6b……開口部 5c……接着剤 7……電球 8……気圧調整室 81……蓋部 82……身部 81a、82a……孔 83……内室部 83a……外気室 83b……灯室側室 84……防湿フィルム 85……乾燥剤 86……金属メッシュ 9……反射鏡 10……エクステンション 11……防水チューブ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 祥弘 東京都目黒区中目黒二丁目9番13号 スタ ンレー電気株式会社内 (72)発明者 梅山 辰也 東京都目黒区中目黒二丁目9番13号 スタ ンレー電気株式会社内 (72)発明者 河内 正 東京都目黒区中目黒二丁目9番13号 スタ ンレー電気株式会社内 (72)発明者 座間 孝夫 東京都目黒区中目黒二丁目9番13号 スタ ンレー電気株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 柔軟且つ非通気性で、実質的に伸縮性を
持たないフィルム状部材で気密に形成され外気に開口す
る開口部を有する状態とされた少なくとも一つの内部気
圧緩衝袋が灯室の内部に設けられ、該灯室は内部を気密
状態として形成されていることを特徴とする密閉型車両
用灯具。 - 【請求項2】 前記内部気圧緩衝袋は、一つである場合
はそれ自体、複数である場合はそのうちの少なくとも一
つが、前記密閉型車両用灯具を車両に取付けた状態での
前記灯室の下方に設けられ、前記開口部は前記灯室の最
も下端と成る位置の近傍に下方に向かい設けられている
ことを特徴とする請求項1記載の密閉型車両用灯具。 - 【請求項3】 車両に取付けられる前の時点において、
前記内部気圧緩衝袋が適宜量の外気を吸入した状態とさ
れていることを特徴とする請求項1または請求項2記載
の密閉型車両用灯具。 - 【請求項4】 前記灯室には、一方を外気に開口し他方
を灯室内に開口する気圧調整室が、前記灯室の気密を損
なうことなく着脱を自在とするように設けられ、該気圧
調整室には、この気圧調整室を外気側室と灯室側室とに
仕切り、且つ、前記外気側室と灯室側室との容積の割合
を圧力差により変更する柔軟な防湿フィルムが設けられ
ていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求
項3記載の密閉型車両用灯具。 - 【請求項5】 前記気圧調整室の前記灯室側室には、こ
の気圧調整室を前記灯室から取外した状態で交換可能と
する乾燥剤が設けられていることを特徴とする請求項4
記載の密閉型車両用灯具。 - 【請求項6】 前記気圧調整室が電球交換口の蓋を兼ね
ることを特徴とする請求項4または請求項5記載の密閉
型車両用灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9080443A JPH10275502A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 密閉型車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9080443A JPH10275502A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 密閉型車両用灯具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10275502A true JPH10275502A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13718413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9080443A Pending JPH10275502A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 密閉型車両用灯具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10275502A (ja) |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP9080443A patent/JPH10275502A/ja active Pending
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