JPH10275946A - 圧電アクチュエータの製造方法 - Google Patents
圧電アクチュエータの製造方法Info
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- JPH10275946A JPH10275946A JP9080288A JP8028897A JPH10275946A JP H10275946 A JPH10275946 A JP H10275946A JP 9080288 A JP9080288 A JP 9080288A JP 8028897 A JP8028897 A JP 8028897A JP H10275946 A JPH10275946 A JP H10275946A
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Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクジェット記録ヘッドに使用する圧電ア
クチュエータを効率よく、かつ、低コストで製造する。 【解決手段】 それぞれ矩形状であって、長さL1’,
L2’が異なり、幅W1’,W2’及び厚さD1’,D
2’が同一である第1及び第2の圧電プレート41,4
2を、これらの長さ方向に伸びる両側部41a,41
b,42a,42bがそれぞれ同一直線上40a,40
bに位置させ、かつ、所定間隔45をあけて基板上に接
着する。次に、第1及び第2の圧電プレート41,42
の長さ方向にダイシングソー44を複数回走査させ、第
1及び第2の圧電プレート41,42を長さ方向に縦断
する溝48,49を、幅方向に所定間隔をあけて複数個
設ける。この溝48,49により第1及び第2の圧電プ
レート41,41をそれぞれ複数個の圧電アクチュエー
タ15,25に分割する。
クチュエータを効率よく、かつ、低コストで製造する。 【解決手段】 それぞれ矩形状であって、長さL1’,
L2’が異なり、幅W1’,W2’及び厚さD1’,D
2’が同一である第1及び第2の圧電プレート41,4
2を、これらの長さ方向に伸びる両側部41a,41
b,42a,42bがそれぞれ同一直線上40a,40
bに位置させ、かつ、所定間隔45をあけて基板上に接
着する。次に、第1及び第2の圧電プレート41,42
の長さ方向にダイシングソー44を複数回走査させ、第
1及び第2の圧電プレート41,42を長さ方向に縦断
する溝48,49を、幅方向に所定間隔をあけて複数個
設ける。この溝48,49により第1及び第2の圧電プ
レート41,41をそれぞれ複数個の圧電アクチュエー
タ15,25に分割する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号に応じて
インク滴を吐出し、記録紙等の記録媒体に付着させて画
像を記録するドロップ・オン・デマンド(DOD)方式
のインクジェット記録ヘッドに使用される圧電アクチュ
エータの製造方法に関するものである。
インク滴を吐出し、記録紙等の記録媒体に付着させて画
像を記録するドロップ・オン・デマンド(DOD)方式
のインクジェット記録ヘッドに使用される圧電アクチュ
エータの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】インク
ジェット記録ヘッドを用いて高画質で高速印字を行うに
は、印字ドット径を調節することにより階調性を表現す
ることが有効であり、そのためには、ノズルから吐出す
るインク量を階調段階に応じて変化させることが必要で
ある。これに対して、従来、複数のヘッド部を有すると
共に、各ヘッド部のノズル径を他のヘッド部のノズル径
と異ならせたインクジェット記録ヘッドが提案されてい
る。
ジェット記録ヘッドを用いて高画質で高速印字を行うに
は、印字ドット径を調節することにより階調性を表現す
ることが有効であり、そのためには、ノズルから吐出す
るインク量を階調段階に応じて変化させることが必要で
ある。これに対して、従来、複数のヘッド部を有すると
共に、各ヘッド部のノズル径を他のヘッド部のノズル径
と異ならせたインクジェット記録ヘッドが提案されてい
る。
【0003】しかし、各ヘッド部のノズル径を他のもの
と変えただけでは階調の幅があまり広がらず、写真のよ
うな滑らかな中間階調表現を実現するのは困難である。
そのため、本出願人は先に、インクキャビティに収容さ
れたインクを加圧してノズルから吐出させるための圧電
アクチュエータの大きさを、ヘッド部毎に異ならせたイ
ンクジェット記録ヘッドを提案した(特願平8−118
840号)。
と変えただけでは階調の幅があまり広がらず、写真のよ
うな滑らかな中間階調表現を実現するのは困難である。
そのため、本出願人は先に、インクキャビティに収容さ
れたインクを加圧してノズルから吐出させるための圧電
アクチュエータの大きさを、ヘッド部毎に異ならせたイ
ンクジェット記録ヘッドを提案した(特願平8−118
840号)。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかるヘッド
部毎に大きさの異なる圧電アクチュエータを効率よく、
かつ、低コストで製造することを課題としてなされたも
ので、それぞれ矩形状であって、それぞれ矩形状であっ
て、長さが異なり、幅及び厚さが同一である第1及び第
2の圧電プレートを、これらの長さ方向に伸びる両側部
をそれぞれ同一直線上に位置させ、かつ、所定間隔を置
いて基板上に接着した後、上記第1及び第2の圧電プレ
ートを長さ方向に縦断する溝を、幅方向に所定間隔をあ
けて複数個設け、第1及び第2の圧電プレートをそれぞ
れ複数個の圧電アクチュエータに分割することを特徴と
する圧電アクチュエータの製造方法を提供するものであ
る。
部毎に大きさの異なる圧電アクチュエータを効率よく、
かつ、低コストで製造することを課題としてなされたも
ので、それぞれ矩形状であって、それぞれ矩形状であっ
て、長さが異なり、幅及び厚さが同一である第1及び第
2の圧電プレートを、これらの長さ方向に伸びる両側部
をそれぞれ同一直線上に位置させ、かつ、所定間隔を置
いて基板上に接着した後、上記第1及び第2の圧電プレ
ートを長さ方向に縦断する溝を、幅方向に所定間隔をあ
けて複数個設け、第1及び第2の圧電プレートをそれぞ
れ複数個の圧電アクチュエータに分割することを特徴と
する圧電アクチュエータの製造方法を提供するものであ
る。
【0005】
【発明の効果】本発明の製造方法では、矩形状の第1及
び第2の圧電プレートを、これらの長さ方向に伸びる両
側部がそれぞれ同一直線上に位置するように、基板上に
接着する。そのため、第1及び第2の圧電プレートを長
さ方向に縦断する溝を、幅方向に間隔をあけて設けると
いう1つの工程で一括して、第1及び第2の圧電プレー
トをそれぞれ複数の圧電アクチュエータに分割できる。
よって、本発明の製造方法では、圧電プレートの幅方向
に溝を設ける加工を行う必要がなく、効率よく、かつ、
低コストで長さの異なる2種類の圧電アクチュエータを
製造することができる。
び第2の圧電プレートを、これらの長さ方向に伸びる両
側部がそれぞれ同一直線上に位置するように、基板上に
接着する。そのため、第1及び第2の圧電プレートを長
さ方向に縦断する溝を、幅方向に間隔をあけて設けると
いう1つの工程で一括して、第1及び第2の圧電プレー
トをそれぞれ複数の圧電アクチュエータに分割できる。
よって、本発明の製造方法では、圧電プレートの幅方向
に溝を設ける加工を行う必要がなく、効率よく、かつ、
低コストで長さの異なる2種類の圧電アクチュエータを
製造することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態について説明する。図1から図4
は、インクジェット記録ヘッド1を示す。このインクジ
ェット記録ヘッド1は小径インク滴吐出用ヘッド部(以
下「小径ヘッド部10」という。)と大径インク滴吐出
用ヘッド部20(以下「小径ヘッド部20」という。)
からなる。これら小径ヘッド部10と大径ヘッド部20
は、図2,4に示すように、天板2、隔壁3、枠体4、
圧電アクチュエータ15,25、基板5を組み合わせて
構成されている。
の好適な実施の形態について説明する。図1から図4
は、インクジェット記録ヘッド1を示す。このインクジ
ェット記録ヘッド1は小径インク滴吐出用ヘッド部(以
下「小径ヘッド部10」という。)と大径インク滴吐出
用ヘッド部20(以下「小径ヘッド部20」という。)
からなる。これら小径ヘッド部10と大径ヘッド部20
は、図2,4に示すように、天板2、隔壁3、枠体4、
圧電アクチュエータ15,25、基板5を組み合わせて
構成されている。
【0007】天板2は金属、合成樹脂、又はセラミック
等の材料からなり、隔壁3との対向部(対向面)の小径
ヘッド部10と大径ヘッド部20と対応する部分に、イ
ンク6を収容する複数のインクキャビティ11,21、
これらインクキャビティ11,21のインク6を吐出す
るノズル14,24、補給用インクを収容するインク供
給室13,23、及び、各インクキャビティ11,21
をインク収容室13,23に連結するインクインレット
12,22が形成されている。
等の材料からなり、隔壁3との対向部(対向面)の小径
ヘッド部10と大径ヘッド部20と対応する部分に、イ
ンク6を収容する複数のインクキャビティ11,21、
これらインクキャビティ11,21のインク6を吐出す
るノズル14,24、補給用インクを収容するインク供
給室13,23、及び、各インクキャビティ11,21
をインク収容室13,23に連結するインクインレット
12,22が形成されている。
【0008】隔壁3は金属又は合成樹脂等の薄肉フィル
ムからなり、天板2と枠体4との間に張力がかかった状
態で固定されている。
ムからなり、天板2と枠体4との間に張力がかかった状
態で固定されている。
【0009】枠体4は金属、合成樹脂、又はセラミック
等により形成されており、隔壁3と基板5との間に固定
されている。枠体4は、基板5の外縁に沿った枠部4a
と基板5の中央線7に沿った枠部4bとを有している。
各枠部4a,4bに囲まれる2つの空間のうちの一方は
小径ヘッド部10に対応し、他方は大径ヘッド部20に
対応している。
等により形成されており、隔壁3と基板5との間に固定
されている。枠体4は、基板5の外縁に沿った枠部4a
と基板5の中央線7に沿った枠部4bとを有している。
各枠部4a,4bに囲まれる2つの空間のうちの一方は
小径ヘッド部10に対応し、他方は大径ヘッド部20に
対応している。
【0010】圧電アクチュエータ15,25は、圧電材
料からなる細長い矩形体であって、その上下面には図3
に示すように金属電極層30,31がそれぞれ形成され
ている。これら圧電アクチュエータ14,25は、それ
ぞれ上記枠体4に囲まれた小径ヘッド部10と大径ヘッ
ド部20の空間において、インキクャビティ11,21
に沿って平行に配置されている。また、一方の金属電極
層30は、導電性の接着剤層32及び隔壁3を介してア
ースに接続され、他方の金属電極層31は、導電性の接
着剤層33により基板5上に形成された個別引き出し配
線34に導通している。
料からなる細長い矩形体であって、その上下面には図3
に示すように金属電極層30,31がそれぞれ形成され
ている。これら圧電アクチュエータ14,25は、それ
ぞれ上記枠体4に囲まれた小径ヘッド部10と大径ヘッ
ド部20の空間において、インキクャビティ11,21
に沿って平行に配置されている。また、一方の金属電極
層30は、導電性の接着剤層32及び隔壁3を介してア
ースに接続され、他方の金属電極層31は、導電性の接
着剤層33により基板5上に形成された個別引き出し配
線34に導通している。
【0011】圧電アクチュエータ15,25の大きさ
は、小径ヘッド部10と大径ヘッド部20とで異なる。
すなわち、図1,2に示すように、圧電アクチュエータ
15,25の幅W1,W2、厚さT1,T2はそれぞれ
同一であるが、長さL1,L2は小径ヘッド部10の圧
電アクチュエータ15よりも大径ヘッド部20の圧電ア
クチュエータ25の方が長い。
は、小径ヘッド部10と大径ヘッド部20とで異なる。
すなわち、図1,2に示すように、圧電アクチュエータ
15,25の幅W1,W2、厚さT1,T2はそれぞれ
同一であるが、長さL1,L2は小径ヘッド部10の圧
電アクチュエータ15よりも大径ヘッド部20の圧電ア
クチュエータ25の方が長い。
【0012】基板5は、セラミック、金属又は合成樹脂
等の硬質な材料からなる。
等の硬質な材料からなる。
【0013】上記構造のインクジェット記録ヘッド1で
は、図示しないインクタンクからインク供給室13,2
3、インクレット12,22を介して各インクキャビテ
ィ11,21にインク6が供給される。そして、画像信
号制御回路(図示せず)から圧電アクチュエータ15,
25に電圧(画像信号)が印加されると、圧電アクチュ
エータ15,25がインクキャビティ11,21に向か
って変形する。この変形は隔壁3に伝えられ、これによ
りインクキャビティ11,21内のインク6が加圧され
て、ノズル14,24を介してインク滴が飛翔する。
は、図示しないインクタンクからインク供給室13,2
3、インクレット12,22を介して各インクキャビテ
ィ11,21にインク6が供給される。そして、画像信
号制御回路(図示せず)から圧電アクチュエータ15,
25に電圧(画像信号)が印加されると、圧電アクチュ
エータ15,25がインクキャビティ11,21に向か
って変形する。この変形は隔壁3に伝えられ、これによ
りインクキャビティ11,21内のインク6が加圧され
て、ノズル14,24を介してインク滴が飛翔する。
【0014】上記圧電アクチュエータ15,25の製造
方法について図5から図8を参照して説明する。まず、
予め個別引き出し配線34(図2にのみ図示する。)を
設けた基板5上に、図5に示すように、スクリーン印刷
等の手段により導電性の接着剤36を塗布する。図5に
示すように、接着剤36は、それぞれ後述する圧電プレ
ート41,42が接着される2つの矩形領域37,38
に塗布される。これら矩形領域37,38に塗布された
接着剤36は、図3の接着剤層33を構成するものであ
る。一方、基板5上の枠体4への取付箇所に対応する部
分、すなわち基板5の外縁近傍及び中央部には、接着剤
非塗布領域39が形成される。
方法について図5から図8を参照して説明する。まず、
予め個別引き出し配線34(図2にのみ図示する。)を
設けた基板5上に、図5に示すように、スクリーン印刷
等の手段により導電性の接着剤36を塗布する。図5に
示すように、接着剤36は、それぞれ後述する圧電プレ
ート41,42が接着される2つの矩形領域37,38
に塗布される。これら矩形領域37,38に塗布された
接着剤36は、図3の接着剤層33を構成するものであ
る。一方、基板5上の枠体4への取付箇所に対応する部
分、すなわち基板5の外縁近傍及び中央部には、接着剤
非塗布領域39が形成される。
【0015】次に、図6に示すように、上記接着剤36
を塗布した2つの領域37,38にそれぞれ圧電プレー
ト41,42を固定する。これらの圧電プレート41,
42は、スパッタリングやめっき法等により上下面に上
記金属電極層30,31を形成したPZT(ジルコン酸
鉛+チタン酸鉛)等の圧電材料からなる、矩形板材であ
る。また、圧電プレート41,42は、幅W1’W
2’、厚さT1’T2’がそれぞれ同一であって長さL
1’L2’が異なる。すなわち、一方の圧電プレート4
1は、小径ヘッド部10の圧電アクチュエータ15を形
成するためのものであり、その長さL1’は小径ヘッド
部10の圧電アクチュエータ15の長さL1と同一とし
ている。また、他方の圧電プレート42は、大径ヘッド
部20の圧電アクチュエータ25を形成するためのもの
であり、その長さL2’は上記した大径ヘッド部20の
圧電アクチュエータ25の長さL2と同一としている。
を塗布した2つの領域37,38にそれぞれ圧電プレー
ト41,42を固定する。これらの圧電プレート41,
42は、スパッタリングやめっき法等により上下面に上
記金属電極層30,31を形成したPZT(ジルコン酸
鉛+チタン酸鉛)等の圧電材料からなる、矩形板材であ
る。また、圧電プレート41,42は、幅W1’W
2’、厚さT1’T2’がそれぞれ同一であって長さL
1’L2’が異なる。すなわち、一方の圧電プレート4
1は、小径ヘッド部10の圧電アクチュエータ15を形
成するためのものであり、その長さL1’は小径ヘッド
部10の圧電アクチュエータ15の長さL1と同一とし
ている。また、他方の圧電プレート42は、大径ヘッド
部20の圧電アクチュエータ25を形成するためのもの
であり、その長さL2’は上記した大径ヘッド部20の
圧電アクチュエータ25の長さL2と同一としている。
【0016】上記圧電プレート41,42は、基板5の
長さ方向に並ぶように基板5上に配置されている。すな
わち、圧電プレート41の長さL1’方向に伸びる両側
部41a,41bと、圧電プレート42の長さL2’方
向に伸びる両側部42a,42aとが、それぞれ基板5
の長さ方向に延在する同一の直線42a,42上に位置
している。また、基板5上に接着された圧電プレート4
1,42間には、間隔45が存在する。
長さ方向に並ぶように基板5上に配置されている。すな
わち、圧電プレート41の長さL1’方向に伸びる両側
部41a,41bと、圧電プレート42の長さL2’方
向に伸びる両側部42a,42aとが、それぞれ基板5
の長さ方向に延在する同一の直線42a,42上に位置
している。また、基板5上に接着された圧電プレート4
1,42間には、間隔45が存在する。
【0017】次に、図7に示すように、回転するダイシ
ングソー43を矢印44で示すように圧電プレート4
1,42の長さL1’,L2’方向、すなわち上記のよ
うに2枚の圧電プレート41,42が基板5上に並べら
れた方向に走査させる。また、ダイシングソー43が基
板5の長さ方向の一端5aから他端5bへ移動し終える
度に、基台5を矢印46で示す圧電プレート41,42
の幅W1’,W2’方向、すなわち上記圧電プレート4
1,42を並べた方向と直交する方向に等ピッチで送り
移動させる。なお、これとは逆に、ダイシングソー43
を基台5に対して対して送り移動させてもよい。
ングソー43を矢印44で示すように圧電プレート4
1,42の長さL1’,L2’方向、すなわち上記のよ
うに2枚の圧電プレート41,42が基板5上に並べら
れた方向に走査させる。また、ダイシングソー43が基
板5の長さ方向の一端5aから他端5bへ移動し終える
度に、基台5を矢印46で示す圧電プレート41,42
の幅W1’,W2’方向、すなわち上記圧電プレート4
1,42を並べた方向と直交する方向に等ピッチで送り
移動させる。なお、これとは逆に、ダイシングソー43
を基台5に対して対して送り移動させてもよい。
【0018】ダイシングソー43が基板5をその一端5
aから他端5bまで1回通過する度に、第1及び第2の
圧電プレート41,42に長さL1’,L2’方向の一
端41a,42aから他端41b,42bまでを縦断す
るほぼ真直な溝48,49が形成され、かつ、これらの
溝48,49は一つの直線上に形成される。また、上記
のようにダイシングソー43を相対的に基台5を幅W
1’,W2’の方向(矢印46の方向)に等ピッチで送
っているため、各圧電プレート41,42に形成される
溝48,49は平行かつ等間隔である。なお、図4に示
すように、上記溝48,49は基板5を少し削り込むよ
うに形成しており、幅方向に隣接する圧電アクチュエー
タ15,25間の接着剤層33を削り取って隣り合う圧
電アクチュエータ15,25を互いに電気的に分断して
いる。
aから他端5bまで1回通過する度に、第1及び第2の
圧電プレート41,42に長さL1’,L2’方向の一
端41a,42aから他端41b,42bまでを縦断す
るほぼ真直な溝48,49が形成され、かつ、これらの
溝48,49は一つの直線上に形成される。また、上記
のようにダイシングソー43を相対的に基台5を幅W
1’,W2’の方向(矢印46の方向)に等ピッチで送
っているため、各圧電プレート41,42に形成される
溝48,49は平行かつ等間隔である。なお、図4に示
すように、上記溝48,49は基板5を少し削り込むよ
うに形成しており、幅方向に隣接する圧電アクチュエー
タ15,25間の接着剤層33を削り取って隣り合う圧
電アクチュエータ15,25を互いに電気的に分断して
いる。
【0019】図8に示すように、上記ダイシング加工に
よって形成した溝48,49により、各圧電プレート4
1,42は、それぞれ圧電アクチュエータ15,25と
なる部分と、隣接する圧電アクチュエータ15,25間
に介設される側壁51,52となる部分とに分割され
る。この状態で上記圧電アクチュエータ15,25とな
る部分について、個別引き出し配線34と導電性の隔壁
3により、金属電極層30,31に高電圧を印加して分
極処理する。そして、基板5上に枠体4を接着する一
方、天板2に隔壁3を接着した後、基板5に取付けた圧
電アクチュエータ15,25及び枠体4を導電性接着剤
36により隔壁3に接着する。
よって形成した溝48,49により、各圧電プレート4
1,42は、それぞれ圧電アクチュエータ15,25と
なる部分と、隣接する圧電アクチュエータ15,25間
に介設される側壁51,52となる部分とに分割され
る。この状態で上記圧電アクチュエータ15,25とな
る部分について、個別引き出し配線34と導電性の隔壁
3により、金属電極層30,31に高電圧を印加して分
極処理する。そして、基板5上に枠体4を接着する一
方、天板2に隔壁3を接着した後、基板5に取付けた圧
電アクチュエータ15,25及び枠体4を導電性接着剤
36により隔壁3に接着する。
【0020】上記本実施形態の製造方法では、2枚の圧
電プレート41,42の長さL1’,L2’をそれぞれ
圧電アクチュエータ15,25の長さL1,L2と同一
に設定し、かつ、圧電プレート41,42は長さL1’
L2’方向に伸びる両側部41a,〜42bがそれぞれ
同一の直線42a,42上に配置されるように基板5に
接着される。そのため、圧電アクチュエータ15,25
の長さを調節するために上記溝48,49と直交する方
向、すなわち圧電プレート41,42の幅W1’,W
2’方向に溝を設ける必要がない。よって、上記1回の
ダイシング加工により、小径ヘッド部10及び大径ヘッ
ド部20の圧電アクチュエータ15,25を同時に形成
することができ、効率よく、かつ低コストで圧電アクチ
ュエータを製造することができる。
電プレート41,42の長さL1’,L2’をそれぞれ
圧電アクチュエータ15,25の長さL1,L2と同一
に設定し、かつ、圧電プレート41,42は長さL1’
L2’方向に伸びる両側部41a,〜42bがそれぞれ
同一の直線42a,42上に配置されるように基板5に
接着される。そのため、圧電アクチュエータ15,25
の長さを調節するために上記溝48,49と直交する方
向、すなわち圧電プレート41,42の幅W1’,W
2’方向に溝を設ける必要がない。よって、上記1回の
ダイシング加工により、小径ヘッド部10及び大径ヘッ
ド部20の圧電アクチュエータ15,25を同時に形成
することができ、効率よく、かつ低コストで圧電アクチ
ュエータを製造することができる。
【0021】なお、圧電アクチュエータを形成するため
の圧電プレートは金属電極層と圧電材料とを交互に複数
層重ねた積層型圧電部材からなるものであってもよい。
また、圧電プレートへの溝の形成は、ダイシング加工に
限定されず、他の加工方法により行ってもよい。さら
に、各金属電極層の30,31の引き出し構造等も、上
記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。ま
た、接着剤を塗布した矩形領域37,38は、塗布時に
は、別個に塗布しなくてもよい。すなわち、基板5の全
面に接着剤を塗布し、PZTからなる圧電プレート4
1,42接着して乾燥させた後に、圧電アクチュエータ
と同様にダイシング加工等により2つの矩形領域37,
38を分離させてもよい。さらにまた、図9及び図10
に示すように、圧電プレート41,42でダイシング加
工により形成する溝の間隔を異ならせることにより、小
径ヘッド部10の圧電アクチャエータ71と大径ヘッド
部20の圧電アクチュエータ70の幅を異ならせてもよ
い。なお、この場合も小径ヘッド部10と大径ヘッド部
20の壁部61,70は同一幅としてある。
の圧電プレートは金属電極層と圧電材料とを交互に複数
層重ねた積層型圧電部材からなるものであってもよい。
また、圧電プレートへの溝の形成は、ダイシング加工に
限定されず、他の加工方法により行ってもよい。さら
に、各金属電極層の30,31の引き出し構造等も、上
記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。ま
た、接着剤を塗布した矩形領域37,38は、塗布時に
は、別個に塗布しなくてもよい。すなわち、基板5の全
面に接着剤を塗布し、PZTからなる圧電プレート4
1,42接着して乾燥させた後に、圧電アクチュエータ
と同様にダイシング加工等により2つの矩形領域37,
38を分離させてもよい。さらにまた、図9及び図10
に示すように、圧電プレート41,42でダイシング加
工により形成する溝の間隔を異ならせることにより、小
径ヘッド部10の圧電アクチャエータ71と大径ヘッド
部20の圧電アクチュエータ70の幅を異ならせてもよ
い。なお、この場合も小径ヘッド部10と大径ヘッド部
20の壁部61,70は同一幅としてある。
【図1】 インクジェット記録ヘッドの正面図である。
【図2】 図1のインクジェット記録ヘッドのII−II線
断面図である。
断面図である。
【図3】 図2のインクジェット記録ヘッドのIII−III
線断面図である。
線断面図である。
【図4】 図2のインクジェット記録ヘッドのIV−IV線
断面図である。
断面図である。
【図5】 基板及びこの基板上の接着剤塗布領域を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図6】 基板及び基板上に接着した圧電プレートを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図7】 ダイシング加工による溝形成工程を示す斜視
図である。
図である。
【図8】 ダイシング加工により溝が形成された圧電プ
レートの斜視図である。
レートの斜視図である。
【図9】 ダイシング加工による溝形成工程の他の例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図10】 ダイシング加工により溝が形成された圧電
プレートの他の例を示す斜視図である。
プレートの他の例を示す斜視図である。
1…インクジェット記録ヘッド、 5…基板、 10…
小径ヘッド部、 15,25…圧電アクチュエータ、
20…大径ヘッド部、 41,42…圧電プレート、
43…ダイシングソー、 48,49…溝 51,7
0,61…側壁
小径ヘッド部、 15,25…圧電アクチュエータ、
20…大径ヘッド部、 41,42…圧電プレート、
43…ダイシングソー、 48,49…溝 51,7
0,61…側壁
Claims (1)
- 【請求項1】 それぞれ矩形状であって、長さが異な
り、幅及び厚さが同一である第1及び第2の圧電プレー
トを、これらの長さ方向に伸びる両側部をそれぞれ同一
直線上に位置させ、かつ、所定間隔を置いて基板上に接
着した後、 上記第1及び第2の圧電プレートを長さ方向に縦断する
溝を、幅方向に所定間隔をあけて複数個設け、第1及び
第2の圧電プレートをそれぞれ複数個の圧電アクチュエ
ータに分割することを特徴とする圧電アクチュエータの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9080288A JPH10275946A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 圧電アクチュエータの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9080288A JPH10275946A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 圧電アクチュエータの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10275946A true JPH10275946A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13714097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9080288A Pending JPH10275946A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 圧電アクチュエータの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10275946A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103496257A (zh) * | 2013-09-11 | 2014-01-08 | 佛山市南海金刚新材料有限公司 | 喷墨打印头及喷墨打印机 |
| US12553431B2 (en) | 2019-12-29 | 2026-02-17 | Actasys Inc. | Production technique of synthetic jet actuators |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP9080288A patent/JPH10275946A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103496257A (zh) * | 2013-09-11 | 2014-01-08 | 佛山市南海金刚新材料有限公司 | 喷墨打印头及喷墨打印机 |
| US12553431B2 (en) | 2019-12-29 | 2026-02-17 | Actasys Inc. | Production technique of synthetic jet actuators |
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