JPH10276832A - 体毛処理具 - Google Patents

体毛処理具

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JPH10276832A
JPH10276832A JP10248597A JP10248597A JPH10276832A JP H10276832 A JPH10276832 A JP H10276832A JP 10248597 A JP10248597 A JP 10248597A JP 10248597 A JP10248597 A JP 10248597A JP H10276832 A JPH10276832 A JP H10276832A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通電により発熱して体毛を焼き切る通電発熱
体3aを有し、該通電発熱体を器具本体1に対して着脱
自在のヒータカートリッジ3とした体毛処理具につい
て、部品の簡素化を行なって製品組立作業を標準化し、
配線作業をなくすことで、配線に伴う作業を排除し、合
わせて不良率の低下、製造原価の低減を実現し、高品位
・低価格の実用品を提供すること。 【解決手段】 a)器具本体1に装着されたヒータカー
トリッジ3側に接触して通電発熱体3aに通電するため
の電気的接触片2a、b)通電発熱体3aに対する張力
付与手段2h、c)通電発熱体3aに対する通電オン−
オフ操作スイッチ1eの電気的開閉接点片2m、d)外
部電源側と電気的に接続する受電用コネクタ部材2s・
2t、の少なくとも1つを、器具本体1内に配置される
回路基板2上に取付けて具備させたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビキニラインや脚
・腕などの気になるムダ毛の処理、調髪などの際に使用
する体毛処理具である。
【0002】
【従来の技術】例えばハイレグ水着やレオタードの着用
前などにおけるムダ毛の処理に鋏や剃刀などの刃物を用
いると、切り整えた毛先は刃物による剪断のために尖鋭
となり、その尖り毛先が布地を容易に突き通って外側へ
のぞくことがあったり、また触りがいたみのあるものと
なったりする。
【0003】そこで本出願人は、毛先に丸みをもたせて
体毛を切り整えることのできる処理具として、ニクロム
細線等の通電発熱体で体毛を焼き切るヒートカット構成
のものを考案し、実用化している(実用新案登録第19
67247号、同第2046882号、同第30061
25号、意匠登録第857135号、特願平7−120
905号、同8−83014号等)。
【0004】これは、くし歯部、および該くし歯部のく
し歯の間に梳き入れた体毛に接触すると共に通電される
ことで発熱(赤熱)して体毛を焼き切る通電発熱体を有
し、くし歯部で体毛を梳き揃え、通電オン−オフ操作ス
イッチのオン操作で通電発熱させた通電発熱体部分に接
触させることで、体毛は通電発熱体と接触した部分で簡
単に焼き切られる。焼き切られた体毛の毛先は刃物によ
る剪断の場合とは異なり尖鋭とならず、丸みのあるもの
となる。
【0005】また理髪・美容術の調髪用具として用いて
有効である。即ち調髪した毛先部に通電発熱体部分を接
触させて焼き切り状態に処理することで、毛先に丸みや
微妙なカーブ若しくは縮れを生じさせ得て、調髪に独特
の風合いを与えることができる。
【0006】通電発熱体としてニクロム細線等の細い電
熱線を用いた場合の該通電発熱体の耐久に伴う断線に対
処するために、通電発熱体は器具本体に対して着脱自在
のヒータカートリッジ(カセット)として構成し、通電
発熱体の断線時には新品のカートリッジと取り替えるこ
とができるようにしている。
【0007】また通電発熱体としての細い電熱線の通電
発熱時の熱膨張による過度の伸びたるみを防止するため
に、通電発熱体に対する張力附与手段を具備させてい
る。
【0008】電源方式としては、器具本体に乾電池や蓄
電池を内蔵させた内部電源タイプとすることもできる
し、商用電源とDCコンバータを介してコード接続する
外部電源タイプとすることもできる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような体毛処理
具は、分解・組み立て可能に幾つかの分割体として構成
した器具本体外殻成形品(プラスチック成形品)の内部
に、それぞれ個別的な部品であるところの、 a.器具本体に装着されたヒータカートリッジ側に接触
して器具本体側からヒータカートリッジ側の通電発熱体
に通電するための電気的接触片 b.器具本体に装着されたヒータカートリッジ側の通電
発熱体に対する張力附与手段 c.通電発熱体に対する通電オン−オフ操作スイッチ d.外部電源側と電気的に接続する受電用コネクタ部材 e.通電制御用の回路基板(電子回路基板、電気回路基
板)等を所定に配置すると共に、上記のa・c・d・e
等の電気的部品相互間を合目的に所定に電気的に連絡す
るように配線処置し、分割の器具本体外殻成形品を所定
に組み合わせて結合化させることで、製品として組み立
てられている。
【0010】しかし、器具本体外殻成形品の内部に上記
のような個別的な各種の部品a〜eをそれぞれ配置する
ため、器具本体外殻成形品の構成は複雑なものとなる
し、それら各部品a〜eの配置作業には手間を要する
し、さらにそれらの配置した個別的な電気的部品相互間
を配線で電気的に結ぶ作業もあるために、全体の製品組
立・製造工程が複雑化し、これらが相乗的に作用するた
めに、部品・製品の不良率の増大や、製造原価が高くな
る結果を招来している。
【0011】そこで本発明は、この種の体毛処理具につ
いて、部品の簡素化を行なって製品組立作業を標準化
し、配線作業をなくすことで、配線に伴う作業を排除
し、合わせて不良率の低下、製造原価の低減を実現し、
高品位・低価格の実用品を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする体毛処理具である。
【0013】(1)通電により発熱して体毛を焼き切る
通電発熱体を有し、該通電発熱体を器具本体に対して着
脱自在のカートリッジとした体毛処理具において、器具
本体に装着されたカートリッジ側に接触して器具本体側
からカートリッジ側の通電発熱体に通電するための電気
的接触片を、器具本体内に配置される回路基板上に取付
けて基板の電子回路と電気的に一体化して具備させたこ
とを特徴とする体毛処理具。
【0014】(2)通電により発熱して体毛を焼き切る
通電発熱体を有し、該通電発熱体を器具本体に対して着
脱自在のカートリッジとした体毛処理具において、器具
本体に装着されたカートリッジ側の通電発熱体に対する
張力附与手段を、器具本体内に配置される回路基板上に
取付けて具備させたことを特徴とする体毛処理具。
【0015】(3)通電により発熱して体毛を焼き切る
通電発熱体を有し、該通電発熱体を器具本体に対して着
脱自在のカートリッジとした体毛処理具において、器具
本体に装着されたカートリッジ側の通電発熱体に対する
通電オン−オフ操作スイッチの電気的開閉接点片を、器
具本体内に配置される回路基板上に取付けて基板の電子
回路と電気的に一体化して具備させたことを特徴とする
体毛処理具。
【0016】(4)通電により発熱して体毛を焼き切る
通電発熱体を有し、該通電発熱体を器具本体に対して着
脱自在のカートリッジとした体毛処理具において、外部
電源側と電気的に接続する受電用コネクタ部材を、器具
本体内に配置される回路基板上に取付けて基板の電子回
路と電気的に一体化して具備させたことを特徴とする体
毛処理具。
【0017】(5)通電により発熱して体毛を焼き切る
通電発熱体を有し、該通電発熱体を器具本体に対して着
脱自在のカートリッジとした体毛処理具において、 a.器具本体に装着されたカートリッジ側に接触して器
具本体側からカートリッジ側の通電発熱体に通電するた
めの電気的接触片 b.器具本体に装着されたカートリッジ側の通電発熱体
に対する張力附与手段 c.器具本体に装着されたカートリッジ側の通電発熱体
に対する通電オン−オフ操作スイッチの電気的開閉接点
片 d.外部電源側と電気的に接続する受電用コネクタ部材 の少なくとも1つを、器具本体内に配置される回路基板
上に取付けて具備させたことを特徴とする体毛処理具。
【0018】(6)通電により発熱して体毛を焼き切る
通電発熱体を有する体毛処理具において、 a.通電発熱体に通電するための電極部材 b.通電発熱体に対する張力附与手段 c.通電発熱体に対する通電オン−オフ操作スイッチの
電気的開閉接点片 d.外部電源側と電気的に接続する受電用コネクタ部材 の少なくとも1つを、器具本体内に配置される回路基板
上に取付けて具備させたことを特徴とする体毛処理具。
【0019】(7)通電発熱体が通電により直接或は間
接的に発熱して体毛を焼き切る電熱線或は通電発熱筒状
体であることを特徴とする(1)ないし(6)の何れか
1つに記載の体毛処理具。
【0020】(8)通電発熱体に対する通電オン−オフ
操作スイッチの電気的開閉接点片が、それぞれ基部側を
回路基板に固定支持させた、弾性に抗して押圧されるこ
とで撓んで先端部が相互接触して回路を閉成する2枚一
組の弾性・導電性部材であり、該2枚の弾性・導電性部
材を、それらの前後方向軸線を先端側の相互接触部をほ
ぼ中心に放射状に互いに位置ずれさせて前記回路基板に
取付けたことを特徴とする(3)、(5)ないし(7)
の何れか1つに記載の体毛処理具。
【0021】〈作 用〉器具本体に装着されたヒータカ
ートリッジ側に接触して器具本体側からヒータカートリ
ッジ側の通電発熱体に通電するための電気的接触片を、
器具本体内に配置される回路基板上に取付けて基板の電
子回路と電気的に一体化して具備させたことにより、該
回路基板を器具本体に配設することで上記の電気的接触
片も一緒に配設される。
【0022】したがって該電気的接触片についての個別
的な配置作業・配線作業を排除でき、配線の誤りを皆無
とすることができ、合せて配線工程を製造工程から除く
ことができる。これはプリント配線基板の有する作用と
何等変ることのない有用な作用である。
【0023】器具本体に装着されたヒータカートリッジ
側の通電発熱体に対する張力附与手段を、器具本体内に
配置される回路基板上に取付けて具備させたことによ
り、該回路基板を器具本体に配設することで上記の張力
附与手段も一緒に配設される。
【0024】したがって該張力附与手段についての個別
的な配置作業を排除でき、組付け不良による張力附与能
力の低下を皆無とすることができ、合せて、組付工程を
製造工程から除くことができる。これもまたプリント配
線基板の有する作用と何等変ることのない有用な作用で
ある。
【0025】器具本体に装着されたヒータカートリッジ
側の通電発熱体に対する通電オン−オフ操作スイッチの
電気的開閉接点片を、器具本体内に配置される回路基板
上に取付けて基板の電子回路と電気的に一体化して具備
させたことにより、該回路基板を器具本体に配設するこ
とで上記の通電オン−オフ操作スイッチの電気的開閉接
点片も一緒に配設される。
【0026】したがって該電気的開閉接点片についての
個別的な配置作業・配線作業を排除でき、配線の誤りを
皆無とすることができ、合せて配線工程を製造工程から
除くことができる。従来においても、基板実装型のスイ
ッチは用意されているが、スイッチ片そのものを基板に
搭載するものはなく、製造工程の削減、部品点数の削減
に役に立つものである。
【0027】外部電源側と電気的に接続する受電用コネ
クタ部材を、器具本体内に配置される回路基板上に取付
けて基板の電子回路と電気的に一体化して具備させたこ
とにより、該回路基板を器具本体に配設することで上記
の受電用コネクタ部材も一緒に配設される。
【0028】したがって該受電用コネクタ部材について
の個別的な配置作業・配線作業を排除でき、配線の誤り
を皆無とすることができ、合せて配線工程を製造工程か
ら除くことができる。従来においても基板実装型のコネ
クタは用意されているが、接触片そのものを基板に搭載
するものはなく、製造工程の削減、部品点数の削減に役
立つものである。
【0029】上記の、通電発熱体に通電するための電気
的接触片、通電発熱体に対する張力附与手段、通電発熱
体に対する通電オン−オフ操作スイッチの電気的開閉接
点片、外部電源側と電気的に接続する受電用コネクタ部
材を、器具本体内に配置される回路基板上に搭載させる
ことで、該回路基板を器具本体に配設することで上記の
全ての個別的な部品も一緒に一括配設されるから、それ
ら部品の個別的な配置作業や相互配線作業を全製造工程
から除くことができ、配線の誤りを皆無とすることがで
きる。
【0030】このような体毛処理具の構成・構造は、通
電発熱体を器具本体に対して着脱自在にしたヒータカー
トリッジタイプのものばかりでなく、器具本体に対して
作り付けにしたタイプの体毛処理具にも適用することが
できる。
【0031】かくして本発明によれば、この種の体毛処
理具について、部品の簡素化を行なって製品組立作業を
標準化し、配線作業をなくすことで、配線に伴う作業を
排除し、合わせて不良率の低下、製造原価の低減を実現
し、高品位・低価格の実用品を提供することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施例品について説
明する。
【0033】図1の(a)〜(e)はそれぞれ本実施例
品の体毛処理具本体(以下、器具本体と記す)の右側面
図・平面図・底面図・正面図・背面図である。
【0034】図2は器具本体と、ヒータカートリッジ
と、DCコンバータの外観斜視図である。
【0035】図3は器具本体の分解斜視図、図4は器具
本体の内部平面図である。
【0036】図5の(a)はヒータカートリッジが装着
されている状態の内部平面図、(b)はヒータカートリ
ッジ取り外し用レバーを回動させてカートリッジの後端
部を外方に押し出した状態の内部平面図である。
【0037】図6は回路基板の外観斜視図、図7は回路
基板の分解斜視図である。
【0038】(1)体毛処理具の全体的な概略構成 1は器具本体の外殻成形品であり、5〜10mm程度の
間隔w(図1の(d))をあけて側面同士を対向させて
並設した左右一対のくし歯板部1a・1aと、この2枚
のくし歯板部の後端側に一体に連設した把手部(握り
部)1bと、把手部1bの後端部の栓ぶた部1c等から
なる、ABS樹脂・ポリカーボネート樹脂・デルリン樹
脂等の耐熱性プラスチックの中空成形品である。
【0039】この器具本体1内に回路基板2を組み込ん
である。この回路基板2については(2)項で詳述す
る。
【0040】また器具本体1の上記左右一対のくし歯板
部1a・1aの間にヒータカートリッジ3をくし歯板部
の先端側から差し込んで装着するようにしてある。この
ヒータカートリッジ3については(3)項で詳述する。
【0041】本例においては、器具本体1の上記左右一
対のくし歯板部分1a・1aと把手部1bを含む部分を
図3の分解斜視図のように左右に分解・組み立て可能な
2分割体とし、栓ぶた部1cを把手部1bの後端部に嵌
着する部品として構成してある。
【0042】把手部1bは握り感をもたせるため適度な
直径の中空丸柄部としてあり、この把手部1bの後端部
に嵌着させた栓ぶた部1cも把手部1bの一部をなす。
この栓ぶた部1cの後面にはDCコンバータ4(図2)
の出力側プラグ(給電用コネクタ部材)4cの差し込み
孔部(コネクタ孔)1dを設けてある。
【0043】1e・1eは器具本体1の把手部基部寄り
の左右側にそれぞれ配設した2個のスイッチボタンであ
る。この各スイッチボタン1e・1eは図3のように器
具本体1の左右の2分割体側にそれぞれ具備させた透孔
1f・1fに内側から挿入して配設してあり、その基部
側に設けたフランジ部で抜け止めさせている。
【0044】1gは器具本体1の先端面部に配設した表
示ランプ窓部1h(図3)に嵌着した透光カバーであ
る。1iは器具本体1の把手部基部寄りの下面側に配設
したヒータカートリッジ取り外し用レバーである。
【0045】図2において、DCコンバータ4の入力側
プラグ4aを商用電源(AC100V)のコンセント
(不図示)に差し込み、出力側プラグ4cを器具本体1
の栓ぶた部1cのコネクタ孔1dに差し込む。これによ
り器具本体1に対して外部電源方式で電力供給が可能と
なる。4bはDCコンバータ4と出力側プラグ4cとの
間の延長コード部である。また器具本体1の上記左右一
対のくし歯板部1a・1aの間にヒータカートリッジ3
をくし歯板部の先端側から差し込んで装着する。この状
態においてスイッチボタン1e・1eが押されると、回
路基板2の通電回路がオンしてヒータカートリッジ3の
通電発熱体としての張設ニクロム細線3aに対して通電
がなされて該ニクロム細線3aが赤熱する。
【0046】そこで、器具本体1をその把手部1bを握
って持ち、くし歯板部1a・1aで体毛を梳き揃えて、
くし歯板部1a・1a間のヒータカートリッジ3の張設
ニクロム細線3aに接触させて、スイッチボタン1e・
1eを把手部1bを握っている手の親指と人差し指で押
してニクロム細線3aを通電赤熱させる。これにより、
ニクロム細線3aと接した体毛部分が簡単に焼き切られ
る。焼き切られた体毛の毛先は刃物で剪断した場合とは
異なり尖鋭とならず丸みのあるものとなる。したがっ
て、刃物による場合の前述のような不具合は生じない。
【0047】通電赤熱するニクロム細線3aは左右のく
し歯板部1a・1aの間に位置していてガードされてい
るので該ニクロム細線3aが直接に肌に当たることはな
い。
【0048】(2)回路基板2と器具本体の組み立て 主として図6・図7を参照して回路基板2の構成を説明
する。回路基板2は通電発熱体としてのニクロム細線3
aの通電発熱を制御するための電子回路部品である。
【0049】本例のものは所謂プリント配線基板であ
り、所定の平面形状の絶縁性基板面に所要の導電回路パ
ターンを形成具備させ、所要の電気素子m(トランジス
タ・ダイオード・抵抗器・コンデンサ・LED等)を所
定に配設して導電回路パターンにハンダ付けし、所定の
電気的機能を具備させたものである。なお図の煩雑を避
けるために絶縁性基板面の導電回路パターンは図には省
略した。
【0050】本例の該回路基板2の電子回路には下記
〜等の電気的機能を具備させてある。
【0051】.スイッチボタン1e・1eが押される
と回路閉成してニクロム細線3aに所定の電圧値・電流
量にて電力を供給する通電機能 .ニクロム細線3aに対する通電が開始されてから、
所定のタイマ時間、例えば30〜50秒が経過するまで
の間、スイッチボタン1e・1eが押され続けてニクロ
ム細線3aに対する通電が継続されたときに、その所定
のタイマ時間が経過したらスイッチボタン1e・1eが
押されていても、ニクロム細線3aに対する通電を自動
的に停止させるタイマ機能 .上記の通電機能によりニクロム細線3aに対して
通電がなされている状態にあること、のタイマ機能が
働いて通電が自動的停止した状態にあること等を、表示
ランプとしての発光ダイオード(LED)nの点灯状態
を制御して器具使用者に認知させる状態表示制御機能。
【0052】上記のタイマ機能により、ニクロム細線
3aに対する通電が所定時間以上継続されることによる
過熱トラブルを防止することができる。このタイマ機能
が働いてニクロム細線3aに対する通電が自動的停止し
た状態になっても、スイッチボタン1e・1eを押し直
すことで通電機能がリセットされて再びニクロム細線3
aに対する通電を行なわせることができるようになって
いる。
【0053】上記の表示ランプとしての発光ダイオー
ドnは器具本体1の先端面部に配設した窓部1hに臨ま
せてある。またこの窓部1hには透光カバー1gを嵌着
してあり、この透光カバー1gを通して発光ダイオード
nの点灯状態(状態表示)が認知される。
【0054】また、上記の回路基板2には下記a)〜
d)の部品を予め全てまとめて搭載させてある。
【0055】a)器具本体1に装着されたヒータカート
リッジ3側に接触して器具本体側からヒータカートリッ
ジ側の通電発熱体であるニクロム細線3aに通電するた
めの電気的接触片2a・2a b)器具本体1に装着されたヒータカートリッジ3側の
通電発熱体であるニクロム細線3aに対する張力附与手
段2h c)器具本体1に装着されたヒータカートリッジ3側の
通電発熱体であるニクロム細線3aに対する通電オン−
オフ操作スイッチの電気的開閉接点片2m・2m d)外部電源側と電気的に接続する受電用コネクタ部材
2s・2t 上記において、a)の電気的接触片2a・2aは、2枚
一組の、金属板バネの打ち抜き成形品であり、それぞれ
基部側を絶縁性支持体2cと絶縁性ワッシャ2dとの間
に挟ませて、回路基板2の一面側と他面側とに対向させ
て位置させ、全体貫通ビス2eとナット2fで回路基板
2に対してしっかりと締めつけることで固定してある。
【0056】上記2枚の電気的接触片2a・2aにはそ
れぞれ基部側に内向きにプレス成形した端子部2b・2
bを具備させてあり、この2枚の電気的接触片2a・2
aを上記のように基板2に固定する際には上記の内向き
端子部2bをそれぞれ回路基板2に具備させた対応挿入
孔部2gに差し込んでハンダ付けすることで、電気的接
触片2a・2aがそれぞれ基板2上の電子回路と所定に
電気的に一体化接続される。
【0057】絶縁性支持体2cや絶縁性ワッシャ2dは
電気絶縁性のものであれば材料は何でもよいが、本例で
はポリカーボネート・プラスチックの成形物を使用して
いる。
【0058】上記2枚一組の電気的接触片2a・2aの
先端側がそれぞれ、器具本体1に装着されたヒータカー
トリッジ3の両側部においてヒータカートリッジ3側の
後述する電極部に弾性的に接触して該電極部と電気的に
導通状態になる。
【0059】回路基板2に具備させる上記の電気的接触
片2a・2aの形態や基板2に対する取り付け形式等は
本実施形態例のものに限定されるものではなく、他の形
態・取り付け形式等のものでもよいことは云うまでもな
い。
【0060】b)の張力附与手段2hは金属板バネの打
ち抜き成形品であり、この張力附与手段としての金属板
バネ2hに設けた角孔2iに回路基板2の先端部2kを
垂直に嵌掛合させることで、該金属板バネ2hを回路基
板2の先端部に取り付け保持させてある。
【0061】この金属板バネ2hの先端部2jが、器具
本体1に装着されたヒータカートリッジ3側の通電発熱
体であるニクロム細線3aの後述する可動側支持体(後
基板32)に弾性的に接触してニクロム細線3aに充分
な張力を附与するように作用する。
【0062】張力附与手段2hは上記の実施形態例のも
のに限定されるものではなく、他の形態・取り付け形式
等のものでもよい。
【0063】c)の通電オン−オフ操作スイッチの電気
的開閉接点片2m・2mは、2枚一組の、金属板バネの
打ち抜き成形品(弾性・導電性部材)である。それぞれ
回路基板2の一方面側と他方面側とに配置して、それぞ
れ基部側に内向きにプレス成形した3カ所の端子部2n
を具備させてあり、それらの内向き端子部2nをそれぞ
れ回路基板2に具備させた対応挿入孔部2qに差し込ん
でハンダ付けすることで、電気的開閉接点片2m・2m
がそれぞれ基板2上の電子回路と所定に電気的に一体化
接続されると共に、回路基板2に対して固定化される。
【0064】この2枚一組の電気的開閉接点片2m・2
mの先端部2p・2pは基板2に形成した透孔部2rに
おいて対向している。その対向の先端部2p・2p間は
自由状態においては離間していて回路基板2の通電回路
がオフ(開成)の状態に保持される。
【0065】そして上記2枚の電気的開閉接点片2m・
2mの各首部(先端部2pの基部)に対してそれぞれ、
前述の器具本体1の左右側のスイッチボタン1e・1e
の内側中央部に具備させてある棒部1j・1j(図3)
の先端部が対応位置して軽く接触している関係構成にし
てあり、スイッチボタン1e・1eを指で押せば棒部1
j・1jの先端部で上記2枚の電気的開閉接点片2m・
2mがそれぞれ相互接近方向に押されて弾性に抗して撓
み、該2枚の電気的開閉接点片2m・2mの先端部2p
・2pが相互接触することで、回路基板2の通電回路が
オン(閉成)の状態になる。スイッチボタン1e・1e
から指を離せば、押圧が解除されて上記2枚の電気的開
閉接点片2m・2mは撓み反力で復元して先端部2p・
2pが離れて回路基板2の通電回路がオフになる。
【0066】本例のものにおいて、上記左右2つのスイ
ッチボタン1e・1eはその両方或は何れか一方を押し
ても電気的開閉接点片2m・2mが先端部2p・2pで
相互接触して通電回路がオフになるので、使用者は該ス
イッチボタン1e・1eについて押し方を意識する必要
はない。
【0067】また本例のものにおいて、上記2枚の電気
的開閉接点片(弾性・導電性部材)2m・2mは図8の
拡大平面模型図のようにその両者2m・2mの前後方向
軸線O−O、O−Oを先端部2p・2pの相互接触部を
ほぼ中心に放射状に互いに位置ずれさせて回路基板2に
取付けてある。これによりスイッチの繰り返しオン−オ
フ操作の耐久性が向上する。
【0068】通電オン−オフ操作スイッチボタン1e・
1eや電気的開閉接点片2m・2mは上記の実施形態例
のものに限定されるものではなく、他の形態・取り付け
形式等のものでもよい。
【0069】d)の外部電源側と電気的に接続する受電
用コネクタ部材2s・2tは、回路基板2の後端部2u
に外方に突出させて配設したピン電極2sとその両脇に
並設した板バネ電極2t・2tである。ピン電極2sは
その基部側を回路基板2側にハンダ付けすることで基板
2上の電子回路と所定に電気的に一体化接続されると共
に回路基板2に対して固定化される。またその両脇の板
バネ電極2t・2tもそれぞれその基部側を回路基板2
側にハンダ付けすることで基板2上の電子回路と所定に
電気的に一体化接続されると共に回路基板2に対して固
定化される。
【0070】この受電用コネクタ部材2s・2tの部分
は器具本体が組み立てられた状態において栓ぶた1cの
後面のコネクタ孔1d内に位置しており、コネクタ孔1
d内にDCコンバータ4(図2)の出力側プラグ4cが
差し込まれることで、図4のように、ピン電極2sが出
力側プラグ4cの内側筒電極内に嵌入し、板バネ電極2
t・2tが出力側プラグ4cの外側筒電極面に弾性的に
接触した状態になり、器具本体1に対して外部電源方式
で電力供給が可能となる。
【0071】外部電源側と電気的に接続する受電用コネ
クタ部材2s・2tは上記の実施形態例のものに限定さ
れるものではなく、他の形態・取り付け形式等のもので
もよい。
【0072】次に、主として図3を参照して器具本体1
の組み立てについて説明する。
【0073】1)左右に2分割されて分解・組み立て可
能な器具本体の外殻成形品の一方側の半体に対して、こ
の半体側に具備させてある支柱1kに軸孔を嵌合させて
ヒータカートリッジ取り外しレバー1iを回動自在に組
み付ける。そして該半体側のバネ掛けピン1mとレバー
1i側のバネ掛けピン1nとの間にコイルスプリング1
pを張設する。このコイルスプリング1pによりレバー
1iは支柱1kを中心に図4の平面図において反時計方
向に常時回動付勢される。またこの半体側のスイッチボ
タン用透孔1fにスイッチボタン1eを半体の内側から
落とし込んで嵌入させる。
【0074】2)上記のようにレバー1iとスイッチボ
タン1eを組み付けた半体内に、前記のようにa)〜
d)の部品2a・2a、2h、2m・2m、2s・2t
を予め全てまとめて搭載させてある回路基板2を、該半
体側に具備させた位置決め部1qと回路基板2側の対応
部2v・2vを係合させることで所定に位置決めさせて
配設する。
【0075】3)上記のようにレバー1iと、スイッチ
ボタン1eと、回路基板2を組み付けた半体と、スイッ
チボタン用透孔1fにスイッチボタン1eを半体の内側
から嵌入させた他方の半体とを所定に重ね合わせて、両
者側に対応させて具備させた鈎状部1rと引掛部1sを
相互係合させると共に、組み立てネジ1tを挿入して締
め付けることにより上記の両半体を一体に合体させる。
図3において、1uは一方側の半体に設けた組み立てネ
ジ挿入孔、1vは他方側の半体の内側に具備させた組み
立てネジ1tの先端部をねじ込ませるナット孔である。
【0076】4)上記の左右半体の組み立て体で構成さ
れる把手部1bの後端部に栓ぶた部1cを嵌着させる。
本例のものは把手部1bの後端部に対して栓ぶた部1c
をバヨネット式の溝部と係合凸部とにより着脱自在に嵌
着させてある また上記の左右半体の組み立て体の先端面部に形成され
た表示ランプ窓部1hに透光カバー1gを嵌着する。
【0077】更に本例においては、一方側の半体の外面
に露呈する組み立てネジ1tの頭部を、その部分の半体
外面に化粧シール1wを貼着することで隠蔽して体裁を
良くしている。
【0078】上記の1)〜4)により機器本体1の組み
立てをが完了する。
【0079】かくして、通電発熱体3aに通電するため
の電気的接触片2a・2a、通電発熱体に対する張力附
与手段2h、通電発熱体に対する通電オン−オフ操作ス
イッチの電気的開閉接点片2m・2m、外部電源側と電
気的に接続する受電用コネクタ部材2s・2tを、器具
本体内に配置される回路基板2上に搭載させることで、
該回路基板2を器具本体に配設することで上記の全ての
個別的な部品2a・2a、2h、2m・2m、2s・2
tも一緒に一括配設されるから、それら部品の個別的な
配置作業や相互配線作業を全製造工程から除くことがで
き、配線の誤りを皆無とすることができる。
【0080】即ち、部品の簡素化を行なって製品組立作
業を標準化し、配線作業をなくすことで、配線に伴う作
業を排除し、合わせて不良率の低下、製造原価の低減を
実現し、高品位・低価格の実用品を提供することができ
る。
【0081】(3)ヒータカートリッジ3 主として図9〜図13を参照してヒータカートリッジ3
を説明する。ヒータカートリッジ3は図10の分解斜視
図等に示したように、前後方向に細長で略中央部におい
て斜めに切断して2分割した絶縁材製(本例はガラスエ
ポキシ板)の前基板31 と後基板32 、その両基板31
・32 の面に形成した導電パターン層(Cu)33 ・3
4 、35 ・36 、前基板31 の先端側の下向き突起部3
7 と後基板32 の後端側の下向き突起部38 との間に張
設した通電発熱線(本例は0.1 〜0.14mmфのニクロム細
線)3a、前基板31 と後基板32 をサンドイッチに挟
ませて左右両側に設けた横断面略L字形の前後方向に細
長の側板39 ・310等からなる。
【0082】前基板31 はその右側面の略全面部と左側
面の突起部37 に導電パターン層33 ・34 を、また後
基板32 はこれとは逆にその左側面の略全面部と右側面
の突起部38 に導電パターン層35 ・36 を形成してな
る所謂プリント基板である。
【0083】前基板31 と左側板39 の両者は止めピン
(鳩目)311を貫通させて該ピンをカシメることで結合
させてあり、前基板31 と右側板310の両者は止めピン
12を貫通させて該ピンをカシメることで結合させてあ
る。従って前基板31 と左右側板39 ・310の3者は上
記2本の止めピン311・312により互いに一体化されて
いる。
【0084】なお、左右側板39 ・310は、本例の場
合、鉄等の金属板を使用しており、ピン311・312も金
属を使用している。この場合、左右の側板39 ・310
ピン311・312を介して互いに導通することがないよう
に、前基板31 と左側板39 を止めたピン311が右側板
10に接しないように右側板310面にピン逃げ穴3
13を、また前基板31 と右側板310を止めたピン312
左側板39 に接しないように左側板39 面にピン逃げ穴
14を夫々設けてある。側板39 ・310やピン311・3
12を絶縁物製にすればこの処置は必要ない。
【0085】一方、後基板32 とその左右の側板39
10の3者は1本の絶縁性ピン315をもって連結してあ
り、該後基板32 は左右の側板39 ・310間において該
絶縁性ピン315を中心に上下方向に回動自由となってい
る。
【0086】前基板31 の先端側の突起部37 と後基板
2 の後端側の突起部38 との間に夫々両端部をしっか
りと巻き付けてニクロム細線3aを張設する(本例では
有効長さ40〜50mm)。
【0087】このニクロム細線3aの張設力で後基板3
2 は絶縁性ピン315を中心に図12上反時計方向への回
動モーメントを受けて該後基板32 の先端側斜め切断部
の斜め下向き前辺が、前基板31 の後端側斜め切断部の
斜め上向き後辺に突き当って受止められた状態となって
いる。
【0088】器具本体1側の左右の各くし歯板部1a・
1aの背骨板部の内面側には前後方向に、前記ヒータカ
ートリッジ3の左右側板39 ・310の各外向きガイド凸
条316・317がスライド係合するガイド凹条1x・1x
を具備させてある。
【0089】ヒータカートリッジ3は前基板31 側を先
にして図9のように器具本体1の先端側から左右の各く
し歯板部1a・1aの間に差し入れ、左右のガイド凸条
16・317を左右の各くし歯板部1a・1aの内面側の
ガイド凹条1x・1xに合致係合させてスライドさせな
がら十分に押し込む。
【0090】十分に押し込むと、回路基板2側に搭載さ
せてある前記の2枚一組の電気的接触片2a・2aの先
端部が夫々、ヒータカートリッジ3の左右側板39 ・3
10面に設けた切欠き窓穴318・319において、一方の電
気的接触片2aが後基板32の導電パターン層35 に、
他方の電気的接触片2aが前基板31 の導電パターン層
3 に圧接触して電気的に接続した状態になる(図5の
(a))。
【0091】また、回路基板2の先端部に搭載させて前
記の張力附与手段としての金属板バネ2hの先端部2j
がヒータカートリッジ3の後基板32 の凹部322に対応
して接して(図5の(a)、図11、図12)、該後基
板32 に対してピン315を中心にニクロム細線3aの張
力に坑して図12上時計方向への回動付勢力を与える。
【0092】したがって、ヒータカートリッジ3が器具
本体1に対して装着され状態において、ニクロム細線3
aは2枚のくし歯板部1a・1aの対設間隔w内にくし
歯の基部寄りに前後方向に張った状態で位置する。
【0093】上記のヒータカートリッジ装着状態におい
て、スイッチボタン1e・1eが押されて通電回路がオ
ンになると、電流が一方の電気的接触片2a→導電パタ
ーンン層35 →ニクロム細線3a→導電パターン層33
→他方の電気的接触片2aの経路(またはその逆経路)
で流れる。
【0094】ヒータカートリッジ3の前基板31 の突起
部37 と後基板32 の突起部38 との間に張設したニク
ロム細線3は通電による発熱で線膨張して延びを生じる
が、その延びに伴い後基板32 が張力附与手段としての
金属板バネ2hによりピン315を中心に図12・図13
上時計方向に回動してニクロム細線3を張った突起部3
7 と突起部38 との間隔が開いてニクロム細線3aの延
び分(タルミ)が吸収されるので、ニクロム細線3aは
常に緊張状態に維持される(図13)。
【0095】ニクロム細線3aが断線したときは、ヒー
タカートリッジ取り外し用のレバー1iを図5の(b)
のように支柱1kを中心にコイルスプリング1pに抗し
て時計方向に指先で回動すると、装着されているヒータ
カートリッジ3の先端側がこの回動したレバー1iによ
って押圧されることで後基板32 の後端部(つまみ部)
20がくし歯板部1a・1a間の先端側から外方へ突出
する。
【0096】そこでその外方に突出したつまみ部320
指でつまんでヒータカートリッジ3を装着時とは逆方向
に引いて左右のくし歯板部1a・1aの間から抜き外し
て除去し、新しいヒータカートリッジ3を差し替えて使
用する。
【0097】(4)その他 基板2はプリント配線基板とは限らず、他の構成の基板
とすることもできる。
【0098】通電発熱体3aは、給電用電極部材間に渡
した線状体もしくは棒状体であり、該線状体もしくは棒
状体は給電用電極部材間に電気的に導通させた通電発熱
体と、この通電発熱体を内包して該通電発熱体の熱で加
熱されて間接的に発熱し、熱による線膨張で給電用電極
部材間で実質的に伸び縮みを生じない絶縁外郭からなる
ものとすることで、通電発熱体張力附与手段を配設具備
する必要性がなくなり、器具の構成をより簡略化でき
る。
【0099】図14はそのような通電発熱体3aの例の
構成模型図である。この通電発熱体は、芯線(通電発熱
線)aとしてφ0.1〜0.14m/mのニクロム細線
を用い、これを、内面に絶縁体b例えばアルミナなどを
設けた筒状体c(例えばニッケルなどの引抜材)に挿入
収容もしくは埋め込んだ、リジットな細棒状体または筒
状体である。d・dは上記筒状体b・cの両端部から露
出させたニクロム細線aのリード部であり、給電用電極
部材に電気的に接続される。絶縁外装b・cは筒状体c
と内面絶縁体bを含めて肉厚0.2〜0.4m/m程度
のものである。
【0100】電源方式としては、実施形態例品の、商用
電源とDCコンバータ4を介してコード接続する外部電
源タイプに限らず、器具本体に乾電池や蓄電池を内蔵さ
せた内部電源タイプのものとすることもできる。
【0101】また本発明は、通電発熱体を体毛処理具本
体に対して着脱自在にしたヒータカートリッジタイプの
体毛処理具に限らず、通電発熱体を器具本体に対して作
り付けにしたタイプの体毛処理具にも適用することがで
きる。
【0102】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、この種の
体毛処理具について、部品の簡素化を行なって製品組立
作業を標準化し、配線作業をなくすことで、配線に伴う
作業を排除し、合わせて不良率の低下、製造原価の低減
を実現し、高品位・低価格の実用品を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)乃至(e)はそれぞれ実施例品の体毛処
理具本体(器具本体)の右側面図・平面図・底面図・正
面図・背面図
【図2】器具本体と、ヒータカートリッジと、DCコン
バータの外観斜視図
【図3】器具本体の分解斜視図
【図4】器具本体の内部平面図
【図5】(a)はヒータカートリッジが装着されている
状態の内部平面図、(b)はヒータカートリッジ取り外
し用レバーを回動させてカートリッジの後端部を外方に
押し出した状態の内部平面図
【図6】回路基板の外観斜視図
【図7】回路基板の分解斜視図
【図8】2枚の電気的開閉接点片部分の拡大平面模型図
【図9】器具本体に対するヒータカートリッジの装着要
領を示した斜視図
【図10】ヒータカートリッジの分解斜視図
【図11】ヒータカートリッジの後端部側と張力附与手
段としての金属板バネの斜視図
【図12】張力附与手段としての金属板バネのヒータカ
ートリッジに対する作用説明図(その1)
【図13】張力附与手段としての金属板バネのヒータカ
ートリッジに対する作用説明図(その2)
【図14】通電発熱体としてのリジッドな細棒状体また
は筒状体の構成模型図
【符号の説明】
1 体毛処理具本体 1a くし歯板部 1b 把手部 1c 栓ぶた部 1d コネクタ孔 2 回路基板 3 ヒータカートリッジ 4 DCコンバータ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電により発熱して体毛を焼き切る通電
    発熱体を有し、該通電発熱体を器具本体に対して着脱自
    在のカートリッジとした体毛処理具において、 器具本体に装着されたカートリッジ側に接触して器具本
    体側からカートリッジ側の通電発熱体に通電するための
    電気的接触片を、器具本体内に配置される回路基板上に
    取付けて基板の電子回路と電気的に一体化して具備させ
    たことを特徴とする体毛処理具。
  2. 【請求項2】 通電により発熱して体毛を焼き切る通電
    発熱体を有し、該通電発熱体を器具本体に対して着脱自
    在のカートリッジとした体毛処理具において、 器具本体に装着されたカートリッジ側の通電発熱体に対
    する張力附与手段を、器具本体内に配置される回路基板
    上に取付けて具備させたことを特徴とする体毛処理具。
  3. 【請求項3】 通電により発熱して体毛を焼き切る通電
    発熱体を有し、該通電発熱体を器具本体に対して着脱自
    在のカートリッジとした体毛処理具において、 器具本体に装着されたカートリッジ側の通電発熱体に対
    する通電オン−オフ操作スイッチの電気的開閉接点片
    を、器具本体内に配置される回路基板上に取付けて基板
    の電子回路と電気的に一体化して具備させたことを特徴
    とする体毛処理具。
  4. 【請求項4】 通電により発熱して体毛を焼き切る通電
    発熱体を有し、該通電発熱体を器具本体に対して着脱自
    在のカートリッジとした体毛処理具において、 外部電源側と電気的に接続する受電用コネクタ部材を、
    器具本体内に配置される回路基板上に取付けて基板の電
    子回路と電気的に一体化して具備させたことを特徴とす
    る体毛処理具。
  5. 【請求項5】 通電により発熱して体毛を焼き切る通電
    発熱体を有し、該通電発熱体を器具本体に対して着脱自
    在のカートリッジとした体毛処理具において、 a.器具本体に装着されたカートリッジ側に接触して器
    具本体側からカートリッジ側の通電発熱体に通電するた
    めの電気的接触片 b.器具本体に装着されたカートリッジ側の通電発熱体
    に対する張力附与手段 c.器具本体に装着されたカートリッジ側の通電発熱体
    に対する通電オン−オフ操作スイッチの電気的開閉接点
    片 d.外部電源側と電気的に接続する受電用コネクタ部材 の少なくとも1つを、器具本体内に配置される回路基板
    上に取付けて具備させたことを特徴とする体毛処理具。
  6. 【請求項6】 通電により発熱して体毛を焼き切る通電
    発熱体を有する体毛処理具において、 a.通電発熱体に通電するための電極部材 b.通電発熱体に対する張力附与手段 c.通電発熱体に対する通電オン−オフ操作スイッチの
    電気的開閉接点片 d.外部電源側と電気的に接続する受電用コネクタ部材 の少なくとも1つを、器具本体内に配置される回路基板
    上に取付けて具備させたことを特徴とする体毛処理具。
  7. 【請求項7】 通電発熱体が通電により直接或は間接的
    に発熱して体毛を焼き切る電熱線或は通電発熱筒状体で
    あることを特徴とする請求項1ないし6の何れか1つに
    記載の体毛処理具。
  8. 【請求項8】 通電発熱体に対する通電オン−オフ操作
    スイッチの電気的開閉接点片が、それぞれ基部側を回路
    基板に固定支持させた、弾性に抗して押圧されることで
    撓んで先端部が相互接触して回路を閉成する2枚一組の
    弾性・導電性部材であり、該2枚の弾性・導電性部材
    を、それらの前後方向軸線を先端側の相互接触部をほぼ
    中心に放射状に互いに位置ずれさせて前記回路基板に取
    付けたことを特徴とする請求項3、5ないし7の何れか
    1つに記載の体毛処理具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU757257B2 (en) * 1997-07-04 2003-02-13 Kenji Hashimoto Body hair treating implement
US6689143B2 (en) * 2001-02-23 2004-02-10 Koninklijke Philips Electronics N.V. Hair removing device comprising a heating member
JP2010279711A (ja) * 2005-09-21 2010-12-16 Dezac Group Ltd レーザ脱毛装置
WO2015000443A1 (zh) * 2013-07-04 2015-01-08 世菱武贸易(深圳)有限公司 脱毛器的控制方法及脱毛器
JP2015013097A (ja) * 2013-07-04 2015-01-22 有限会社405 脱毛器の制御方法及び脱毛器

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