JPH10277420A - 裁断装置及び裁断方法 - Google Patents

裁断装置及び裁断方法

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JPH10277420A
JPH10277420A JP9081897A JP9081897A JPH10277420A JP H10277420 A JPH10277420 A JP H10277420A JP 9081897 A JP9081897 A JP 9081897A JP 9081897 A JP9081897 A JP 9081897A JP H10277420 A JPH10277420 A JP H10277420A
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JP
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cutter
cutting
life
load
motor
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JP9081897A
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Seiichiro Murai
誠一郎 村井
Tomoko Honda
朋子 本田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、カッタ刃先の摩耗による裁断性能の
劣化を検出してカッタユニットの交換時期を正確に知る
こと。 【解決手段】カッタ3a、3bを回転させるモータ部7
の負荷をモータ負荷測定器21により検出し、演算装置
22においてモータ部7の空転時の負荷W1 と紙葉類1
0の裁断中にモータ部7の負荷W2 との差δを求め、こ
の差δが限界値δo 以上に達したときにカッタ3a、3
bの寿命と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、古い紙葉類や書類
のような紙を細かく裁断し、廃棄処分を行うための裁断
装置及び裁断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図22は裁断装置いわゆるシュレッダ装
置の構成図である。架台1上には、カッタユニット2が
設けられている。このカッタユニット2には、例えば図
23に示すようにカッタ3a、3bとスペーサ4a、4
bとを交互に配置した2本の軸体5、6が組み込まれて
いる。これら軸体5、6は、それぞれ並行に配置され、
かつ互いに逆方向に回転して各カッタ3が噛み合うよう
になっている。
【0003】又、これら軸体5、6には、図24に示す
ようにモータ部7の回転軸が連結され、かつ制御装置8
のモータ部7に対する駆動制御により各軸体5、6に回
転が伝達する機構となっている。
【0004】このカッタユニット2の上方には、裁断紙
供給部として例えば各ローラ9a、9bが互いに接触し
て配置され、これらローラ9a、9bが互いに逆方向に
回転することにより紙葉類10をカッタユニット2に供
給するものとなっている。
【0005】又、カッタユニット2の側面には、圧縮空
気管11を介してエア供給部12が接続されている。こ
のエア供給部12は、圧縮空気をカッタユニット2内に
供給して、各カッタ3a、3bの噛み合い部の冷却とカ
ッタユニット2内での紙づまりを回避している。
【0006】一方、カッタユニット2の下方には、管路
13を介して裁断片回収部14が接続されている。そし
て、この裁断片回収部14には、フィルタ15から管路
16を介して吸引装置17が接続されている。この吸引
装置17は、カッタユニット2から管路13、裁断片回
収部14及び管路16を通してエアを吸い込み、裁断片
回収部14に裁断片18を回収する構成となっている。
【0007】このような構成であれば、各ローラ9a、
9bの間から紙葉類10がカッタユニット2に供給され
ると、この紙葉類10はカッタユニット2内に組み込ま
れた各軸体5、6の各カッタ3a、3bの噛み合いによ
って所定の大きさの裁断片18に裁断される。
【0008】これら裁断片18は、吸引装置17のエア
の吸い込みによって、管路13を通って裁断片回収部1
4に回収される。ところで、このような裁断装置では、
紙葉類10を裁断し、各カッタ3a、3bの刃先が摩耗
し、紙葉類10の裁断能力いわゆる切れ味が低下する
と、カッタユニット2の一体を新品に交換することが行
われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記裁
断装置で紙葉類10を裁断し破棄するときの紙葉類10
の状態は、例えば折り目が付いていたり、皺があった
り、テープが貼られていたりと様々であり、又、紙葉類
10の繊維の状態にもばらつきがあり、同じ枚数の紙葉
類10を裁断してもカッタ3a、3bの刃の摩耗状態は
異なる。
【0010】又、カッタ3a、3b自体もプレス加工に
より打ち抜きで作製されたものが多いので、バリの発生
の仕方により当然摩耗状態が異なる。このため、上記裁
断装置では、カッタ3a、3bの刃先の摩耗による裁断
性能の劣化、すなわち刃先の寿命によるカッタユニット
2の交換時期が正確に分からず、これまでは裁断片18
を観察したり、又は紙づまり等が発生したときにライン
(システム)を停止してカッタユニット2の交換作業を
行うなどの対応が必要であった。特に秘匿を必要とする
ならば、重要な事項が印刷、記載されている紙葉類10
の裁断では、その裁断片18に裁断不良があることは大
きな問題である。
【0011】又、特殊なインクにより印刷が施されてい
る紙葉類の裁断では、カッタ3a、3bの刃の摩耗が早
い場合があり、カッタユニット2の交換間隔は通常の紙
葉類の裁断よりも短くなることがある。このため、刃の
摩耗傾向は予測困難な状況にあり、刃先寿命の予測は重
要な技術課題となっている。
【0012】一方、カッタユニット2自体の組立て精度
に差があると、カッタ3a、3bに加わる負荷が変わる
ため、これらカッタ3a、3bの寿命もばらつく。本来
は、経験的にカッタユニット2の交換時期を知ることが
できるはずであるが、上記の如くカッタユニット2自体
の組立て精度に差があるなどの理由によりカッタユニッ
ト2の交換時期を知ることが困難である。
【0013】なお、従来より裁断装置又はカッタ自体の
開発は多く行われているが、カッタ刃先の摩耗による裁
断性能の劣化、すなわち寿命の推定については殆ど開発
されていない。
【0014】そこで本発明は、カッタ刃先の摩耗による
裁断性能の劣化を検出してカッタユニットの交換時期を
正確に知ることができる裁断装置及び裁断方法を提供す
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、回転
するカッタに供給された紙葉類を所定の大きさの裁断片
に裁断する裁断装置において、カッタを回転させるモー
タ部の負荷を検出するモータ負荷測定手段と、モータ部
の空転時の負荷と紙葉類の裁断中にモータ負荷測定手段
により検出されたモータ部の負荷との差を求め、この差
によりカッタの寿命を判定するカッタ寿命判定手段と、
を備えた裁断装置である。
【0016】請求項2によれば、請求項1記載の裁断装
置において、カッタ寿命判定手段は、所定の期間に亘っ
てモータ部の空転時の負荷とモータ負荷測定手段により
検出されたモータ部の負荷との差が限界値以上に達した
ときにカッタの寿命を判定する機能を有する。
【0017】請求項3によれば、請求項1記載の裁断装
置において、カッタ寿命判定手段は、紙葉類の種類に応
じてモータ部の空転時の負荷と紙葉類の裁断中のモータ
部の負荷との差の限界値を切り替える機能を有する。
【0018】請求項4によれば、回転するカッタに供給
された紙葉類を所定の大きさの裁断片に裁断する裁断装
置において、前記カッタを回転させるモータ部の負荷変
動の振幅を検出するモータ負荷測定手段と、このモータ
負荷測定手段により検出された前記モータ部の負荷変動
の振幅が所定値以上に達したときに前記カッタの寿命を
判定するカッタ寿命判定手段と、を具備したことを特徴
とする裁断装置。
【0019】請求項5によれば、回転するカッタに供給
された紙葉類を所定の大きさの裁断片に裁断する裁断装
置において、カッタ又はこのカッタ周辺部にパルス状の
信号を与える信号発生手段と、この信号発生手段により
カッタ又はこのカッタ周辺部にパルス状の信号を与えた
ときの応答信号を検出する信号検出手段と、この信号検
出手段により検出された応答信号の波形からカッタの寿
命を判定するカッタ寿命判定手段と、を備えた裁断装置
である。
【0020】請求項6によれば、請求項5記載の裁断装
置において、カッタ寿命判定手段は、信号検出手段によ
り検出された応答信号の波形から減衰係数を求め、この
減衰係数の大きさ基づいてカッタの寿命を判定する機能
を有する。
【0021】請求項7によれば、回転するカッタに供給
された紙葉類を所定の大きさの裁断片に裁断する裁断装
置において、カッタ又はこのカッタ周辺部における振動
を検出する振動検出手段と、この振動検出手段より検出
された振動を周波数分析し、このうちカッタに対して特
有の周波数のシフト量又はパワースペクトルの大きさの
変化のいずれか一方又は両方に基づいてカッタの寿命を
判定するカッタ寿命判定手段と、を備えた裁断装置であ
る。
【0022】請求項8によれば、請求項7記載の裁断装
置において、カッタ寿命判定手段は、カッタの歯数と回
転数との積及びその整数倍で表される周波数のシフト量
又はパワースペクトルの大きさの変化を用いる。
【0023】請求項9によれば、回転するカッタに供給
された紙葉類を所定の大きさの裁断片に裁断する裁断装
置において、カッタに発生する音響を測定する音響測定
手段と、この音響測定手段により測定された音響を周波
数分析し、そのパワースペクトルの大きさからカッタの
寿命を判定するカッタ寿命判定手段と、を備えた裁断装
置である。
【0024】請求項10によれば、請求項9記載の裁断
装置において、音響測定手段をカッタ列を挟んで対向配
置し、かつカッタ寿命判定手段は、これら音響測定手段
から出力される各測定信号の到達時間差に基づいてカッ
タにおいて裁断性能の劣化している位置を判定する機能
を有する。
【0025】請求項11によれば、回転するカッタに供
給された紙葉類を所定の大きさの裁断片に裁断する裁断
方法において、カッタを回転させるモータ部の負荷を検
出するモータ負荷測定工程と、モータ部の空転時の負荷
と紙葉類の裁断中にモータ負荷測定工程において検出さ
れたモータ部の負荷との差を求め、この差によりカッタ
の寿命を判定するカッタ寿命判定工程と、を有する裁断
方法である。
【0026】
【発明の実施の形態】
(1) 以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参
照して説明する。なお、図22と同一部分には同一符号
を付してその詳しい説明は省略する。本発明の裁断方法
は、回転するカッタに供給された紙葉類を所定の大きさ
の裁断片に裁断する場合、カッタを回転させるモータ部
の負荷を検出するモータ負荷測定工程と、モータ部の空
転時の負荷と紙葉類の裁断中にモータ負荷測定工程にお
いて検出されたモータ部の負荷との差を求め、この差に
よりカッタの寿命を判定するカッタ寿命判定工程から成
っている。
【0027】図1はかかる方法の裁断装置の構成図であ
る。制御装置8に電力を供給する電源ライン20には、
例えば電力測定器のようなカッタユニット2の各カッタ
3a、3bを回転させるモータ部7の負荷を検出するモ
ータ負荷測定器21が接続されている。
【0028】このモータ負荷測定器21は、モータ部7
の負荷を検出し、そのモータ負荷に応じた電圧信号を出
力する機能を有している。演算装置22は、モータ負荷
測定器21により検出されたモータ負荷に応じた電圧信
号を入力し、図2に示すようにモータ部7の空転時の負
荷W1 と紙葉類10の裁断中におけるモータ部7のモー
タ負荷W2 との差δ δ=W2 −W1 …(1)
を求め、この差δが限界値δ 以上に達したときにカ
ッタ3a、3bの寿命を判定するカッタ寿命判定手段と
しての機能を有している。
【0029】具体的に演算装置22は、図3に示すよう
にCPU等から構成される主制御部23に対して入力部
24、ディスプレイ25、測定データメモリ26、判定
時間メモリ27及び限界値メモリ28が接続され、かつ
主制御部23から発せられる指令により負荷差演算部2
9、寿命判定部30及び限界値切替部31が作動する構
成となっている。
【0030】入力部24には、モータ負荷測定器21が
接続され、このモータ負荷測定器21から出力される電
圧信号をディジタル化して取り込む機能を有している。
測定データメモリ26には、モータ負荷測定器21から
のディジタル電圧信号、すなわち紙葉類10の裁断中に
おけるモータ部7のモータ負荷W2 が記憶されるものと
なっている。
【0031】判定時間メモリ27には、モータ部7の空
転時の負荷W1 と紙葉類10の裁断中におけるモータ部
7のモータ負荷W2 との差δが限界値δo 以上に達した
否かを判定する期間tが予め記憶されている。
【0032】すなわち、モータ負荷を測定すると、図4
(a) に示すようにノイズ等により瞬間的にモータ負荷が
増大してモータ負荷限界値wを越えてしまい、このとき
にカッタ3a、3bの寿命として誤判定するすることが
あるが、これを防止するために、同図(b) に示すように
判定期間tを設けている。
【0033】限界値メモリ28には、モータ部7の空転
時の負荷W1 と紙葉類10の裁断中におけるモータ部7
のモータ負荷W2 との差δからカッタ3a、3bの寿命
を判定するための限界値δo が記憶されている。
【0034】ここで、図5はカッタ3a、3bの刃先摩
耗と各モータ負荷の差δとの関係の測定例を示してい
る。例えば、カッタ3a、3bの刃先Rが0.1で紙葉
類10に対する裁断能力が低下することを予め把握すれ
ば、各モータ負荷の差δ(=δo )がR0.05に相当
する値(467W)になった段階で、カッタユニット2
が寿命に達したと判定するものとなる。
【0035】又、限界値メモリ28には、図6に示すよ
うに紙葉類10の種類、例えば裁断紙A、裁断紙B、裁
断紙Cに応じた裁断の各限界値δo (δ1 、δ2 、δ
3 )が記憶されている。
【0036】一方、負荷差演算部29は、測定データメ
モリ26に記憶されている裁断中に測定されたモータ負
荷W2 を読み出し、モータ部7の空転時の負荷W1 と裁
断中のモータ負荷W2 との差δを上記式(1) に従って演
算し求める機能を有している。
【0037】寿命判定部30は、判定期間tに亘って、
負荷差演算部29により求められるモータ部7の空転時
の負荷W1 とモータ負荷測定器21により検出されたモ
ータ負荷W2 との差δが紙葉類10の種類に応じた限界
値δo 以上に達したか否かを判断し、この差δが限界値
δo 以上に達しているときに各カッタ3a、3bの寿命
を判定する機能を有している。
【0038】限界値切替部31は、各種の紙葉類10を
裁断する場合、その紙葉類10の種類に応じた限界値δ
o を限界値メモリ18から読み出して切り替える機能を
有している。
【0039】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて図7に示すカッタユニット交換の判定フローチャー
トに従って説明する。各ローラ9a、9bの間から紙葉
類10がカッタユニット2に供給されると、この紙葉類
10はカッタユニット2内に組み込まれた各軸体5、6
の各カッタ3a、3bの噛み合いによって所定の大きさ
の裁断片18に裁断される。
【0040】これら裁断片18は、吸引装置17のエア
の吸い込みによって、管路13を通って裁断片回収部1
4に回収される。このように紙葉類10を裁断処理して
いるとき、モータ負荷測定器21は、電源ライン20か
ら制御装置8を通してモータ部7の負荷を検出し、その
モータ負荷に応じた電圧信号を出力する。
【0041】演算装置22は、ステップ#1において、
モータ負荷測定器21により検出されるモータ負荷に応
じた電圧信号を入力部24を通して逐次ディジタル化し
て取り込み、そのモータ負荷W2 を時間とともに測定デ
ータメモリ26に記憶する。
【0042】次に、負荷差演算部29は、ステップ#2
において、測定データメモリ26に逐次記憶される裁断
中に測定されたモータ負荷W2 を読み出し、モータ部7
の空転時の負荷W1 と裁断中のモータ負荷W2 との差δ
を上記式(1) に従って演算し求める。
【0043】このように負荷差演算部29は、ステップ
#3において、紙葉類10を裁断処理中に逐次モータ部
7の空転時の負荷W1 と裁断中のモータ負荷W2 との差
δを求め、これら差δを測定データメモリ26に記憶す
る。図2は紙葉類10の裁断処理中におけるモータ部7
の空転時の負荷W1 と裁断中のモータ負荷W2 との差δ
の変化の一例を示している。
【0044】次に、寿命判定部30は、ステップ#4に
おいて、図4(b) に示すように判定期間tに亘って、負
荷差演算部29により求められたモータ部7の空転時の
負荷W1 とモータ負荷測定器21により検出されたモー
タ負荷W2 との差δが紙葉類10の種類に応じた限界値
δo 以上に達したか否かを判断し、この差δが限界値δ
o 以上に達しているときに各カッタ3a、3bの寿命と
判定する。
【0045】例えば、上記の通りモータ負荷の差δがR
0.05に相当する値(=δo )(467W)になった
段階で、カッタユニット2が寿命に達したと判定する。
これにより、カッタユニット2の交換が行われる。
【0046】このカッタユニット2の寿命の判定のと
き、限界値切替部31は、裁断中の紙葉類10の種類に
応じた限界値δo を限界値メモリ18から読み出して切
り替えている。
【0047】このように上記第1の実施の形態において
は、カッタ3a、3bを回転させるモータ部7の負荷を
検出し、モータ部7の空転時の負荷W1 と紙葉類10の
裁断中にモータ部7の負荷W2 との差δを求め、この差
δが限界値δo 以上に達したときにカッタの寿命と判定
するので、カッタ3a、3bの刃先の摩耗による裁断性
能の劣化、すなわちカッタ3a、3bの寿命をインプロ
セスで検出できて、これらカッタ3a、3bの寿命によ
るカッタユニット2の交換時期を正確に知ることがで
き、カッタユニット2の交換作業を効率よくできる。
【0048】又、各種の紙葉類10に対して適切な限界
値δを設定でき、各種紙葉類10を裁断したときのカッ
タユニット2の交換時期を正確に判定できる。さらに、
判定期間tに亘って、モータ部7の空転時の負荷W1
裁断処理中のモータ負荷W2 との差δが限界値δo 以上
に達したか否かを判断するので、ノイズ等により瞬間的
にモータ負荷が増大しても誤判定することなく、正確に
カッタユニット2の交換時期を判定できる。 (2) 次に本発明の第2の実施の形態について説明する。
なお、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい
説明は省略する。
【0049】この第2の実施の形態は、上記第1の実施
の形態の演算装置22の持つ機能を変更したものであ
る。すなわち、モータ負荷測定器21により検出された
モータ部7の負荷W2 を示す電圧信号は、図2の一部拡
大図Gに示すように変動の振幅(交流成分)ξ(ξ1
ξ2 )を持っている。このうち振幅ξ1 はカッタ3a、
3bの刃先の摩耗のないときであり、ξ2 はカッタ3
a、3bの刃先の摩耗が大きくなったときである。
【0050】従って、演算装置22は、モータ負荷測定
器21により検出されたモータ部7の負荷W2 の変動振
幅ξが例えば振幅ξ2 以上に達したときにカッタ3a、
3bの寿命と判定する機能を有している。
【0051】このような構成であれば、紙葉類10の裁
断処理中、演算装置22は、モータ負荷測定器21によ
り検出されたモータ部7の負荷W2 の変動振幅ξが振幅
ξ2以上に達したときにカッタ3a、3bの寿命と判定
するので、上記第1の実施の形態と同様に、カッタ3
a、3bの刃先の摩耗による裁断性能の劣化、すなわち
カッタ3a、3bの寿命をインプロセスで検出できて、
これらカッタ3a、3bの寿命によるカッタユニット2
の交換時期を正確に知ることができ、カッタユニット2
の交換作業を効率よくできる。 (3) 次に本発明の第3の実施の形態について説明する。
なお、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい
説明は省略する。
【0052】図8は裁断装置の構成図である。信号発生
器40は、カッタ3a、3b又はこのカッタ3a、3b
の周辺部に能動的にパルス状の信号を与える機能を有す
るものであり、信号検出器41は、この信号発生器40
によりカッタ3a、3b又はこのカッタ周辺部にパルス
状の信号を与えたときの応答信号を検出する機能を有し
ている。
【0053】図9はカッタユニット2に対する信号発生
器40及び信号検出器41の関係を示す図であり、信号
発生器40は、例えばカッタ3a、3bとの間のスペー
サ4a、4bにパルス状の信号を与え、かつ信号検出器
41は、同様にカッタ3a、3bとの間のスペーサ4
a、4bからパルス状の信号を与えたときの応答信号を
検出するものとなっている。
【0054】具体的には、図10に示すように信号発生
器40を構成する信号発生素子として例えば圧電素子4
0aが軸体5のカッタ3a、3aとの間のスペーサ4a
に設けられ、かつ信号検出器41を構成する信号検出素
子として例えば歪みゲージ41aが軸体6のカッタ3
b、3bとの間のスペーサ4bに設けられている。
【0055】ここで、信号発生器40を構成する圧電素
子40aから発生するパルス状の信号の方向は、軸方向
(イ)としている。これは、カッタ3a,3bの回転方
向の場合、摩耗量の増大に伴い摩擦加振が発生し、振動
エネルギが増大するため、減衰係数ζの変化が一意的に
ならず、正確に検出できない可能性があるからである。
【0056】カッタ寿命判定器42は、信号検出器41
により検出された応答信号の波形からカッタ3a、3b
の寿命を判定する機能を有している。このカッタ寿命判
定器42は、信号検出器41により検出された応答信号
の波形から減衰係数ζを求め、この減衰係数ζの大きさ
基づいてカッタ3a、3bの寿命を判定する機能を有し
ている。
【0057】すなわち、カッタ3a、3bの刃先が摩耗
すると、カッタ3a、3bの刃部のRが大きくなること
により、裁断時に紙葉類10とカッタ3a、3bの刃部
との接触する領域が図11(a) に示す状態から同図(b)
に示すように増加し、外部に伝達される振動エネルギが
増大し、結果として外部に対してなされる仕事が増大す
る。
【0058】これにより、信号発生器40からパルス状
の信号を与えて微小振動を与えたときの減衰係数ζは増
大するものとなる。従って、カッタ寿命判定器42は、
振動が減衰していくときの減衰係数ζの大きさの変化を
モニタし、図12に示すように予め定められた限界刃先
Rに大きさに対応するカッタユニット2の交換の減衰係
数ζ(例えばζ2 )が設定されている。
【0059】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。各ローラ9a、9bの間から紙葉類10
がカッタユニット2に供給されると、この紙葉類10は
カッタユニット2内の各カッタ3a、3bの噛み合いに
よって所定の大きさの裁断片18に裁断される。そし
て、これら裁断片18は、吸引装置17のエアの吸い込
みによって、管路13を通って裁断片回収部14に回収
される。
【0060】このように紙葉類10を裁断処理している
とき、信号発生器40は、例えばカッタ3a、3bとの
間のスペーサ4a、4bに設けた圧電素子40aから図
13(a) に示すようなパルス状の信号、すなわちインパ
ルス信号を図10に示す各軸体5、6の軸方向(イ)に
与える。
【0061】このインパルス信号が各カッタ3a、3b
を備えた各軸体5、6に与えられると、その振動が伝播
し、軸体6のカッタ3b、3bとの間のスペーサ4bに
設けられた歪みゲージ41aによってその応答信号が検
出される。
【0062】カッタ寿命判定器42は、歪みゲージ41
aにより検出された応答信号を入力し、この応答信号の
波形からカッタ3a、3bの寿命を判定する。ここで、
図11(a) に示すようにカッタ3a、3bの刃先の摩耗
が少なく、カッタ3a、3bの刃部のRが小さければ、
図13(b) に示すように歪みゲージ41aによって検出
される応答信号の振動係数ζ1 のように小さいものであ
る。
【0063】これに対し紙葉類10の裁断が行われてカ
ッタ3a、3bの刃先が摩耗すると、図11(b) に示す
ようにカッタ3a、3bの刃部のRが大きくなり、裁断
時に紙葉類10とカッタ3a、3bの刃部との接触する
領域が増加し、外部に伝達される振動エネルギが増大
し、結果として外部に対してなされる仕事が増大する。
これにより、微小振動を与えたときの減衰係数は、図1
3(c) に示すζ2 のように増大する。
【0064】従って、カッタ寿命判定器42は、振動が
減衰していくときの減衰係数ζの大きさの変化をモニタ
し、この減衰係数ζが図12に示すように予め定められ
た限界刃先Rに大きさに対応するカッタユニット2の交
換の減衰係数ζ2 に達すると、カッタ3a、3bが寿命
になったと判定する。これにより、カッタユニット2の
交換が行われる。
【0065】このように上記第3の実施の形態において
は、カッタ3a、3bの間のスペーサ4aにパルス状の
信号を与えて、その応答信号を検出し、この応答信号の
波形から減衰係数ζを求め、この減衰係数ζの大きさ基
づいてカッタ3a、3bの寿命を判定するので、上記第
1の実施の形態と同様に、カッタ3a、3bの刃先の摩
耗による裁断性能の劣化、すなわちカッタ3a、3bの
寿命をインプロセスで検出できて、これらカッタ3a、
3bの寿命によるカッタユニット2の交換時期を正確に
知ることができ、カッタユニット2の交換作業を効率よ
くできる。 (4) 次に本発明の第4の実施の形態について説明する。
なお、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい
説明は省略する。
【0066】図14は裁断装置の構成図である。カッタ
3a、3bの周辺部、例えばカッタユニット2には、カ
ッタ3a、3b又はこれらカッタ3a、3bの周辺部に
おける振動を検出する振動検出手段としての加速度検出
器50が設けられている。
【0067】この加速度検出器50の設置位置は、振動
源となる各軸体5、6とカッタ3a、3bの近くであれ
ば特に限定しない。又、この加速度検出器50の振動の
検出方向は、特に限定はしないが、回転軸方向(X方
向)よりも回転軸に垂直な方向(Y、Z方向)が望まし
い。
【0068】この加速度検出器50の出力端子には、検
出器アンプ51を介してカッタ寿命判定手段としての解
析装置52が接続されている。この解析装置52は、加
速度検出器50より検出された振動を周波数分析し、こ
のうちカッタ3a、3bに対して特有の周波数のシフト
量Δf又はパワースペクトルΔPの大きさの変化のいず
れか一方又は両方に基づいてカッタ3a、3bの寿命を
判定する機能、すなわち周波数のシフト量Δf又はパワ
ースペクトルΔPの大きさの変化のいずれか一方又は両
方が予め定められた限界刃先Rの大きさに相当する周波
数のシフト量Δfo 又はパワースペクトルΔPo に達し
たときにカッタ3a、3bの寿命と判定する機能を有し
ている。
【0069】ここで、周波数のシフト量Δfは、カッタ
3a、3bの歯数(刃数)と回転数との積及びその整数
倍、いわゆる噛み合い周波数で表される。次に上記の如
く構成された装置の作用について説明する。
【0070】各ローラ9a、9bの間から紙葉類10が
カッタユニット2に供給されると、この紙葉類10はカ
ッタユニット2内の各カッタ3a、3bの噛み合いによ
って所定の大きさの裁断片18に裁断される。そして、
これら裁断片18は、吸引装置17のエアの吸い込みに
よって、管路13を通って裁断片回収部14に回収され
る。
【0071】このように紙葉類10を裁断処理している
とき、加速度検出器50は、カッタユニット2からカッ
タ3a、3bの周辺部における振動を検出し、その振動
検出信号を出力する。この振動検出信号は、検出器アン
プ51を通して解析装置52に入力される。
【0072】この解析装置52は、加速度検出器50よ
り検出された振動を周波数分析し、図15に示すように
カッタ3a、3bに対して特有の周波数のシフト量Δf
又はパワースペクトルΔPの大きさの変化のいずれか一
方又は両方が予め定められた限界刃先Rの大きさに相当
する周波数のシフト量Δfo 又はパワースペクトルΔP
o に達したか否かを判断する。
【0073】ここで、振動の周波数分析において、モー
タ部7を空運転した場合のカッタユニット2の振動周波
数と振動振幅を図16(a)(b)に示す。又、紙葉類10を
裁断している場合のカッタユニット2の振動周波数と振
動振幅を図17(a)(b)に示す。
【0074】通常は、噛み合い周波数f1 、f2 におい
てピーク値を示す。これに対して紙葉類10の裁断が行
われてカッタ3a、3bの刃先が摩耗すると、紙葉類1
0を裁断したときの負荷の増大に伴いカッタ3a、3b
を備えた各軸体5、6の回転数が減少する。又、パワー
スペクトルは、摩擦加振により増大する。
【0075】従って、解析装置52は、加速度検出器5
0より検出された振動を周波数分析し、周波数のシフト
量Δf又はパワースペクトルΔPの大きさの変化のいず
れか一方又は両方が予め定められた限界刃先Rの大きさ
に相当する周波数のシフト量Δfo 又はパワースペクト
ルΔPo に達したときにカッタ3a、3bの寿命と判定
する。これにより、カッタユニット2の交換が行われ
る。
【0076】このように上記第4の実施の形態において
は、カッタ3a、3bの周辺部における振動を検出する
加速度検出器50により検出し、この加速度検出器50
より検出された振動を解析装置52により周波数分析
し、このうちカッタ3a、3bに対して特有の周波数の
シフト量Δf又はパワースペクトルΔPの大きさの変化
のいずれか一方又は両方が予め定められた限界刃先Rの
大きさに相当する周波数のシフト量Δfo 又はパワース
ペクトルΔPo に達したときにカッタ3a、3bの寿命
と判定するので、上記第1の実施の形態と同様に、カッ
タ3a、3bの刃先の摩耗による裁断性能の劣化、すな
わちカッタ3a、3bの寿命をインプロセスで検出でき
て、これらカッタ3a、3bの寿命によるカッタユニッ
ト2の交換時期を正確に知ることができ、カッタユニッ
ト2の交換作業を効率よくできる。 (5) 次に本発明の第5の実施の形態について説明する。
なお、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい
説明は省略する。
【0077】図18は裁断装置の構成図である。カッタ
3a、3bの周辺部、例えばカッタユニット2には、カ
ッタ3a、3bに発生する音響、すなわち物体同志の衝
突や摩擦の検出が可能な音響測定手段としてのアコース
ティック・エミッションセンサ(以下、AEセンサと称
する)60が設けられている。
【0078】このAEセンサ60は、具体的に図19に
示すように、2本のAEセンサ60すなわち第1のAE
センサ60aと第2のAEセンサ60bとをカッタ3a
又は3bを備えた軸体5又は6を挟んで、これら軸体5
又は6の軸方向に対向配置したものとなっている。
【0079】なお、これらAEセンサ60a、60bの
設置位置は、振動源となる各軸体5、6とカッタ3a、
3bの近くであれば特に限定しない。これらAEセンサ
60a、60bの出力端子には、センサアンプ61を介
してカッタ寿命判定手段としての解析装置62が接続さ
れている。
【0080】この解析装置62は、第1及び第2のAE
センサ60a、60bからそれぞれ出力される各測定信
号(AE信号)を入力し、これらAE信号を周波数分析
してそのパワースペクトルの大きさからカッタ3a、3
bの寿命を判定する機能、すなわちパワースペクトルの
大きさが予め定められた限界刃先Rの大きさに相当する
パワースペクトルに達したときにカッタ3a、3bの寿
命と判定する機能を有している。
【0081】又、解析装置62は、第1及び第2のAE
センサ60a、60bから出力される各AE信号の到達
時間差に基づいてカッタ3a、3bにおいて裁断性能の
劣化している位置を判定する機能を有している。
【0082】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。各ローラ9a、9bの間から紙葉類10
がカッタユニット2に供給されると、この紙葉類10は
カッタユニット2内の各カッタ3a、3bの噛み合いに
よって所定の大きさの裁断片18に裁断される。そし
て、これら裁断片18は、吸引装置17のエアの吸い込
みによって、管路13を通って裁断片回収部14に回収
される。
【0083】このように紙葉類10を裁断処理している
とき、第1及び第2のAEセンサ60a、60bは、カ
ッタユニット2内における各カッタ3a、3bの噛み合
い、摩擦、かつ紙葉類10を裁断するときに発生する音
響を検出し、その各AE信号を出力する。
【0084】これら第1及び第2のAEセンサ60a、
60bから出力された各AE信号は、センサアンプ61
を通して解析装置62に入力される。この解析装置62
は、第1及び第2のAEセンサ60a、60bから出力
される各AE信号を入力し、これらAE信号を周波数分
析してそのパワースペクトルの大きさからカッタ3a、
3bの寿命を判定する。
【0085】すなわち、新品のカッタ3a、3bに交換
した当初に、第1及び第2のAEセンサ60a、60b
から出力された各AE信号を周波数分析すると、図20
に示すようにAE信号のパワースペクトルは小さいもの
である。
【0086】なお、このAE信号のパワースペクトルの
ヒークの現れる周波数fp は、カッタ3a、3bの刃数
と回転数との積の噛み合い周波数である。これに対して
紙葉類10の裁断が行われてカッタ3a、3bの刃先が
摩耗すると、紙葉類10を裁断したときの負荷の増大に
伴い、図20に示すようにAE信号のパワースペクトル
は増大する。
【0087】このようにパワースペクトルが現れるの
は、カッタ3a、3bの劣化によりAE信号の発生頻度
が高くなるためそのピークが現れる。従って、解析装置
62は、第1及び第2のAEセンサ60a、60bから
出力された各AE信号を周波数分析し、そのときのパワ
ースペクトルの大きさが予め定められた限界刃先Rの大
きさに相当するパワースペクトルに達したときにカッタ
3a、3bの寿命と判定する。これにより、カッタユニ
ット2の交換作業が行われる。
【0088】これと共に解析装置62は、第1及び第2
のAEセンサ60a、60bから出力される各AE信号
の到達時間差を求め、この到達時間差から図21に示す
ようにパワースペクトルの現れているところに対する第
1のAEセンサ60aと第2のAEセンサ60bとの各
距離l1 、l2 を求め、カッタ3a、3bにおいて裁断
性能の劣化している位置を判定する。
【0089】このように上記第5の実施の形態において
は、第1及び第2のAEセンサ60a、60bによりカ
ッタユニット2内における各カッタ3a、3bの噛み合
い、摩擦、かつ紙葉類10を裁断するときに発生する音
響を検出し、解析装置62によりこれらAEセンサ60
a、60bから出力された各AE信号を周波数分析し、
そのときのパワースペクトルの大きさが予め定められた
限界刃先Rの大きさに相当するパワースペクトルに達し
たときにカッタ3a、3bの寿命と判定するので、上記
第1の実施の形態と同様に、カッタ3a、3bの刃先の
摩耗による裁断性能の劣化、すなわちカッタ3a、3b
の寿命をインプロセスで検出できて、これらカッタ3
a、3bの寿命によるカッタユニット2の交換時期を正
確に知ることができ、カッタユニット2の交換作業を効
率よくできる。
【0090】又、第1及び第2のAEセンサ60a、6
0bから出力される各AE信号の到達時間差から裁断性
能の劣化しているカッタ3a、3bの位置が判定でき
る。なお、本発明は、上記第1〜第5の実施の形態に限
定されるものでなく次の通り変形してもよい。
【0091】例えば、上記各種センサ、すなわちモータ
負荷測定器21、圧電素子40a、加速度検出器50、
第1のAEセンサ60a、第2のAEセンサ60bを直
接カッタ3a、3bを備えた各軸体5、6に設置しても
よく、この場合には、これら軸体5、6の回転に伴う配
線処理を施す必要があり、これにはスリップリングやテ
レメータシステム(無線方式)などを用いればよい。
【0092】又、圧電素子40aや加速度検出器50、
第1のAEセンサ60a、第2のAEセンサ60bを用
いて、振動やAE信号を検出する場合には、例えばアル
ミニウムやステンレスなどの振動が伝播しやすい材料に
適用するのが望ましく、鋳物には適さない。
【0093】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の請求項1〜
10によれば、カッタ刃先の摩耗による裁断性能の劣化
を検出してカッタユニットの交換時期を正確に知ること
ができる裁断装置を提供できる。
【0094】又、本発明の請求項2によれば、ノイズ等
により瞬間的にモータ負荷が増大しても誤判定すること
なく正確にカッタユニットの交換時期を判定できる裁断
装置を提供できる。
【0095】又、本発明の請求項3によれば、各種紙葉
類を裁断したときのカッタユニットの交換時期を正確に
判定できる裁断装置を提供できる。又、本発明の請求項
10によれば、第1及び第2のAEセンサから出力され
る各AE信号の到達時間差から裁断性能の劣化している
カッタの位置が判定できる裁断装置を提供できる。
【0096】又、本発明の請求項11によれば、カッタ
刃先の摩耗による裁断性能の劣化を検出してカッタユニ
ットの交換時期を正確に知ることができる裁断方法を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる裁断装置の第1の実施の形態を
示す構成図。
【図2】同装置におけるモータ負荷測定器により検出さ
れたモータ部の空転時の負荷と裁断中のモータ負荷を示
す図。
【図3】同装置における演算装置の具体的な構成図。
【図4】ノイズによる誤判定を防止するための判定期間
を示す図。
【図5】刃先に対するモータ負荷の差の関係を示す図。
【図6】各種の紙葉類に応じた寿命判定の限界値を示す
図。
【図7】カッタユニット交換の判定フローチャート。
【図8】本発明に係わる裁断装置の第3の実施の形態を
示す構成図。
【図9】カッタユニットに対する信号発生器及び信号検
出器の関係を示す図。
【図10】信号発生器及び信号検出器の具体的な構成
図。
【図11】カッタ刃先の摩耗を示す図。
【図12】カッタ寿命判定のときの減衰係数に対応する
限界刃先を示す図。
【図13】裁断処理を行ったときの減衰係数の変化を示
す図。
【図14】本発明に係わる裁断装置の第4の実施の形態
を示す構成図。
【図15】周波数分析したときの周波数のシフト量及び
パワースペクトルを示す図。
【図16】モータ空回転した場合の周波数のシフト量及
びパワースペクトルを示す図。
【図17】紙葉類を裁断した場合の周波数のシフト量及
びパワースペクトルを示す図。
【図18】本発明に係わる裁断装置の第5の実施の形態
を示す構成図。
【図19】AEセンサの具体的な配置図。
【図20】AE信号の周波数分析結果によるパワースペ
クトルを示す図。
【図21】劣化したカッタの位置を検出する作用を示す
図。
【図22】従来の裁断装置いわゆるシュレッダ装置の構
成図。
【図23】カッタユニットの構成図。
【図24】カッタユニットの駆動制御系の構成図。
【符号の説明】
2…カッタユニット、 3a,3b…カッタ、 5,6…軸体、 7…モータ部、 10…紙葉類、 12…エア供給部、 14…裁断片回収部、 17…吸引装置、 18…裁断片、 21…モータ負荷測定器、 22…演算装置、 29…負荷差演算部、 30…寿命判定部、 31…限界値切替部、 40…信号発生器、 41…信号検出器、 40a…圧電素子、 41a…歪みゲージ、 42…カッタ寿命判定器、 50…加速度検出器、 52…解析装置、 60…AEセンサ、 60a…第1のAEセンサ、 60b…第2のAEセンサ、 62…解析装置。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するカッタに供給された紙葉類を所
    定の大きさの裁断片に裁断する裁断装置において、 前記カッタを回転させるモータ部の負荷を検出するモー
    タ負荷測定手段と、 前記モータ部の空転時の負荷と前記紙葉類の裁断中に前
    記モータ負荷測定手段により検出された前記モータ部の
    負荷との差を求め、この差により前記カッタの寿命を判
    定するカッタ寿命判定手段と、を具備したことを特徴と
    する裁断装置。
  2. 【請求項2】 前記カッタ寿命判定手段は、所定の期間
    に亘って前記モータ部の空転時の負荷と前記モータ負荷
    測定手段により検出された前記モータ部の負荷との差が
    限界値以上に達したときに前記カッタの寿命を判定する
    機能を有することを特徴とする請求項1記載の裁断装
    置。
  3. 【請求項3】 前記カッタ寿命判定手段は、前記紙葉類
    の種類に応じて前記モータ部の空転時の負荷と前記紙葉
    類の裁断中の前記モータ部の負荷との差の限界値を切り
    替える機能を有することを特徴とする請求項1記載の裁
    断装置。
  4. 【請求項4】 回転するカッタに供給された紙葉類を所
    定の大きさの裁断片に裁断する裁断装置において、 前記カッタを回転させるモータ部の負荷変動の振幅を検
    出するモータ負荷測定手段と、 このモータ負荷測定手段により検出された前記モータ部
    の負荷変動の振幅が所定値以上に達したときに前記カッ
    タの寿命を判定するカッタ寿命判定手段と、を具備した
    ことを特徴とする裁断装置。
  5. 【請求項5】 回転するカッタに供給された紙葉類を所
    定の大きさの裁断片に裁断する裁断装置において、 前記カッタ又はこのカッタ周辺部にパルス状の信号を与
    える信号発生手段と、 この信号発生手段により前記カッタ又はこのカッタ周辺
    部にパルス状の信号を与えたときの応答信号を検出する
    信号検出手段と、 この信号検出手段により検出された応答信号の波形から
    前記カッタの寿命を判定するカッタ寿命判定手段と、を
    具備したことを特徴とする裁断装置。
  6. 【請求項6】 前記カッタ寿命判定手段は、前記信号検
    出手段により検出された応答信号の波形から減衰係数を
    求め、この減衰係数の大きさ基づいて前記カッタの寿命
    を判定する機能を有することを特徴とする請求項5記載
    の裁断装置。
  7. 【請求項7】 回転するカッタに供給された紙葉類を所
    定の大きさの裁断片に裁断する裁断装置において、 前記カッタ又はこのカッタ周辺部における振動を検出す
    る振動検出手段と、 この振動検出手段より検出された振動を周波数分析し、
    このうち前記カッタに対して特有の周波数のシフト量又
    はパワースペクトルの大きさの変化のいずれか一方又は
    両方に基づいて前記カッタの寿命を判定するカッタ寿命
    判定手段と、を具備したことを特徴とする裁断装置。
  8. 【請求項8】 前記カッタ寿命判定手段は、前記カッタ
    の歯数と回転数との積で表される周波数に基づくシフト
    量又はパワースペクトルの大きさの変化を用いることを
    特徴とする請求項7記載の裁断装置。
  9. 【請求項9】 回転するカッタに供給された紙葉類を所
    定の大きさの裁断片に裁断する裁断装置において、 前記カッタに発生する音響を測定する音響測定手段と、 この音響測定手段により測定された音響を周波数分析
    し、そのパワースペクトルの大きさから前記カッタの寿
    命を判定するカッタ寿命判定手段と、を具備したことを
    特徴とする裁断装置。
  10. 【請求項10】 前記音響測定手段を前記カッタ列を挟
    んで対向配置し、かつ前記カッタ寿命判定手段は、これ
    ら音響測定手段から出力される各測定信号の到達時間差
    に基づいて前記カッタにおいて裁断性能の劣化している
    位置を判定する機能を有することを特徴とする請求項9
    記載の裁断装置。
  11. 【請求項11】 回転するカッタに供給された紙葉類を
    所定の大きさの裁断片に裁断する裁断方法において、 前記カッタを回転させるモータ部の負荷を検出するモー
    タ負荷測定工程と、 前記モータ部の空転時の負荷と前記紙葉類の裁断中に前
    記モータ負荷測定工程において検出された前記モータ部
    の負荷との差を求め、この差により前記カッタの寿命を
    判定するカッタ寿命判定工程と、を有することを特徴と
    する裁断方法。
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