JPH10277587A - 微生物による水洗トイレットの洗浄方法及び洗浄剤 - Google Patents
微生物による水洗トイレットの洗浄方法及び洗浄剤Info
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- JPH10277587A JPH10277587A JP9105275A JP10527597A JPH10277587A JP H10277587 A JPH10277587 A JP H10277587A JP 9105275 A JP9105275 A JP 9105275A JP 10527597 A JP10527597 A JP 10527597A JP H10277587 A JPH10277587 A JP H10277587A
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- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】給水タンクから便器を経て汚水槽に至る水洗ト
イレットの送水ラインの洗浄を容易かつ確実に行うこと
ができ、しかも有毒ガスが発生するようなことがなくて
安全な水洗トイレットの洗浄方法及び微生物洗浄剤を提
供する。 【解決手段】給水タンク1から給水管2、便器3、排水
管4を経て汚水槽5に至る水洗トイレットの送水ライン
における前記給水タンク1に、汚れおよび悪臭の原因物
質たる有機物を分解、消化する微生物を投入し、水洗ト
イレットの使用により前記微生物を給水タンク内の水と
ともに前記送水ラインを流過せしめ、送水ライン内に付
着している有機物を前記微生物により分解、消化させて
除去する。
イレットの送水ラインの洗浄を容易かつ確実に行うこと
ができ、しかも有毒ガスが発生するようなことがなくて
安全な水洗トイレットの洗浄方法及び微生物洗浄剤を提
供する。 【解決手段】給水タンク1から給水管2、便器3、排水
管4を経て汚水槽5に至る水洗トイレットの送水ライン
における前記給水タンク1に、汚れおよび悪臭の原因物
質たる有機物を分解、消化する微生物を投入し、水洗ト
イレットの使用により前記微生物を給水タンク内の水と
ともに前記送水ラインを流過せしめ、送水ライン内に付
着している有機物を前記微生物により分解、消化させて
除去する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は微生物によって汚れ
および悪臭の原因物質たる有機物を分解、消化し、給水
タンクから汚水槽に至る水洗トイレットの送水ラインの
洗浄を行う方法及び微生物を含有する水洗トイレットの
洗浄剤に関する。
および悪臭の原因物質たる有機物を分解、消化し、給水
タンクから汚水槽に至る水洗トイレットの送水ラインの
洗浄を行う方法及び微生物を含有する水洗トイレットの
洗浄剤に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】水洗トイレットの洗浄に
は、従来から酸やアルカリによって汚れを除去する化学
洗浄剤が使用されており、この化学洗浄剤を便器に直接
掛けてブラシ等の洗浄具で擦って汚れを除去している。
は、従来から酸やアルカリによって汚れを除去する化学
洗浄剤が使用されており、この化学洗浄剤を便器に直接
掛けてブラシ等の洗浄具で擦って汚れを除去している。
【0003】上述した従来の洗浄方法では便器のみを洗
浄の対象としているが、給水タンク内や同タンクから便
器に至る給水管内にも黒かび等の有機物による汚れが付
着していて、給水タンクから悪臭を放ったり、この汚れ
が給水管から便器に流れ出して便器を汚したりしてい
る。
浄の対象としているが、給水タンク内や同タンクから便
器に至る給水管内にも黒かび等の有機物による汚れが付
着していて、給水タンクから悪臭を放ったり、この汚れ
が給水管から便器に流れ出して便器を汚したりしてい
る。
【0004】化学洗浄剤を使用する従来の洗浄方法では
水洗トイレットの配管や給水タンク内のバルブ等に使用
されているゴム製シール材や合成樹脂材が化学洗浄剤の
酸やアルカリによって傷むので、便器以外の洗浄を行う
ことができなかった。
水洗トイレットの配管や給水タンク内のバルブ等に使用
されているゴム製シール材や合成樹脂材が化学洗浄剤の
酸やアルカリによって傷むので、便器以外の洗浄を行う
ことができなかった。
【0005】また、化学洗浄剤を使用する従来の方法で
は異種の化学洗浄剤を混合すると人体に有毒なガスを生
じることがあるという危険性もある。
は異種の化学洗浄剤を混合すると人体に有毒なガスを生
じることがあるという危険性もある。
【0006】さらに、水洗トイレットの汚水槽が例えば
曝気式の浄化槽である場合には、浄化槽内に棲息して有
機物を分解する微生物が化学洗浄剤の酸やアルカリによ
り死滅してしまい、浄化槽の機能を損なうという問題も
ある。
曝気式の浄化槽である場合には、浄化槽内に棲息して有
機物を分解する微生物が化学洗浄剤の酸やアルカリによ
り死滅してしまい、浄化槽の機能を損なうという問題も
ある。
【0007】上述した洗浄方法のほかにも給水タンクに
界面活性剤や香料を主成分とする洗浄剤を添加して給水
管等を傷めずに洗浄を行ったり、培養した微生物から有
機物を分解する酵素を抽出し、この酵素を添加した洗浄
剤によって便器を洗浄するなど各種の方法もあるがいず
れの方法も洗浄効果が低く、従来は給水タンクや配管等
を傷めることなく充分かつ確実に水洗トイレットの汚れ
を除去できる洗浄方法、洗浄剤はなかった。
界面活性剤や香料を主成分とする洗浄剤を添加して給水
管等を傷めずに洗浄を行ったり、培養した微生物から有
機物を分解する酵素を抽出し、この酵素を添加した洗浄
剤によって便器を洗浄するなど各種の方法もあるがいず
れの方法も洗浄効果が低く、従来は給水タンクや配管等
を傷めることなく充分かつ確実に水洗トイレットの汚れ
を除去できる洗浄方法、洗浄剤はなかった。
【0008】
【本発明の目的】本発明の目的とするところは給水タン
クから便器を経て汚水槽に至る水洗トイレットの送水ラ
インの洗浄を容易かつ確実に行うことができ、しかも有
毒ガスが発生するようなことがなくて安全な水洗トイレ
ットの洗浄方法及び洗浄剤を提供することにある。
クから便器を経て汚水槽に至る水洗トイレットの送水ラ
インの洗浄を容易かつ確実に行うことができ、しかも有
毒ガスが発生するようなことがなくて安全な水洗トイレ
ットの洗浄方法及び洗浄剤を提供することにある。
【0009】
【手段】上記目的を達成するために、本発明に係る水洗
トイレットの洗浄方法は給水タンクから給水管、便器、
排水管を経て汚水槽に至る水洗トイレットの送水ライン
における前記給水タンクに、汚れおよび悪臭の原因物質
たる有機物を分解、消化する微生物を投入し、水洗トイ
レットの使用により前記微生物を給水タンク内の水とと
もに前記送水ラインを流過せしめ、送水ライン内に付着
している有機物を前記微生物により分解、消化させて除
去することを特徴としている。
トイレットの洗浄方法は給水タンクから給水管、便器、
排水管を経て汚水槽に至る水洗トイレットの送水ライン
における前記給水タンクに、汚れおよび悪臭の原因物質
たる有機物を分解、消化する微生物を投入し、水洗トイ
レットの使用により前記微生物を給水タンク内の水とと
もに前記送水ラインを流過せしめ、送水ライン内に付着
している有機物を前記微生物により分解、消化させて除
去することを特徴としている。
【0010】また、前記微生物は澱粉分解酵素の生産能
を有する微生物、蛋白分解酵素の生産能を有する微生
物、動植物油脂分解酵素の生産能を有する微生物、セル
ロース分解酵素の生産能を有する微生物のいずれか、あ
るいはこれら各種の微生物が適宜の割合で存在すること
を特徴としている。
を有する微生物、蛋白分解酵素の生産能を有する微生
物、動植物油脂分解酵素の生産能を有する微生物、セル
ロース分解酵素の生産能を有する微生物のいずれか、あ
るいはこれら各種の微生物が適宜の割合で存在すること
を特徴としている。
【0011】本発明に係る水洗トイレットの洗浄剤は汚
れや悪臭の原因物質たる有機物を分解する酵素の生産能
を有する微生物を含有するものとしてある。また、前記
洗浄剤における微生物は澱粉分解酵素の生産能を有する
微生物、蛋白分解酵素の生産能を有する微生物、動植物
油脂分解酵素の生産能を有する微生物、セルロース分解
酵素の生産能を有する微生物のいずれか、あるいはこれ
ら各種の微生物が適宜の割合で存在することを特徴とし
ている。
れや悪臭の原因物質たる有機物を分解する酵素の生産能
を有する微生物を含有するものとしてある。また、前記
洗浄剤における微生物は澱粉分解酵素の生産能を有する
微生物、蛋白分解酵素の生産能を有する微生物、動植物
油脂分解酵素の生産能を有する微生物、セルロース分解
酵素の生産能を有する微生物のいずれか、あるいはこれ
ら各種の微生物が適宜の割合で存在することを特徴とし
ている。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る水洗トイレの洗浄方法及
び洗浄剤の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明す
る。本発明に使用する微生物は例えば澱粉分解酵素たる
アミラーゼと蛋白分解酵素たるプロテアーゼの生産能を
有するバチルス・サブティリス(Bacillus subtilis)
と、動植物油脂分解酵素たるリパーゼの生産能を有する
バチルス・リッケニフォーミス(Bacillus licheniformi
s)と、セルロース分解酵素たるプロトペクチアーゼやセ
ルラーゼの生産能を有するバチルス・ポリミア(Bacillu
s polymxa)やバチルス・サブティリス・セルラーゼ(Bac
illus subtilis cellurase) を適宜の割合で使用する。
び洗浄剤の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明す
る。本発明に使用する微生物は例えば澱粉分解酵素たる
アミラーゼと蛋白分解酵素たるプロテアーゼの生産能を
有するバチルス・サブティリス(Bacillus subtilis)
と、動植物油脂分解酵素たるリパーゼの生産能を有する
バチルス・リッケニフォーミス(Bacillus licheniformi
s)と、セルロース分解酵素たるプロトペクチアーゼやセ
ルラーゼの生産能を有するバチルス・ポリミア(Bacillu
s polymxa)やバチルス・サブティリス・セルラーゼ(Bac
illus subtilis cellurase) を適宜の割合で使用する。
【0013】上述した微生物は有胞子菌であり、胞子状
態では特に熱や薬品に対する耐性に優れていて保存に好
適である。
態では特に熱や薬品に対する耐性に優れていて保存に好
適である。
【0014】微生物はそのまま使用するのではなく、上
述した微生物を、水に界面活性剤、防腐剤、キレート
剤、安定剤を添加した混合液に入れて微生物洗浄剤とし
てあって、微生物洗浄剤中の微生物の存在率は1ミリリ
ットル当たり1×106 乃至1×109 個となるように
してある。
述した微生物を、水に界面活性剤、防腐剤、キレート
剤、安定剤を添加した混合液に入れて微生物洗浄剤とし
てあって、微生物洗浄剤中の微生物の存在率は1ミリリ
ットル当たり1×106 乃至1×109 個となるように
してある。
【0015】界面活性剤は汚れや悪臭の原因物質たる有
機物の表面に微生物が接触し易いようにするためのもの
としてあり、微生物の活動及び繁殖に影響の少ない非イ
オン系のものが望ましく、例えばエトキシレート・アル
キルフェノールを使用し、防腐剤は所要の微生物以外の
微生物の繁殖を防止するためのもので、例えば1,2-ベン
チゾチアゾリン-3-1を使用する。
機物の表面に微生物が接触し易いようにするためのもの
としてあり、微生物の活動及び繁殖に影響の少ない非イ
オン系のものが望ましく、例えばエトキシレート・アル
キルフェノールを使用し、防腐剤は所要の微生物以外の
微生物の繁殖を防止するためのもので、例えば1,2-ベン
チゾチアゾリン-3-1を使用する。
【0016】また、キレート剤および安定剤は洗浄剤中
における微生物の増殖を抑えて洗浄剤の組成を安定させ
るためのもので、例えばキレート剤にエチレンジアミン
4酢酸4ナトリウムを、安定剤にジプロピレングリコー
ルおよび水酸化ナトリウムを使用する。さらに、着色の
ための乳白剤及び顔料、あるいは香料を適宜添加するこ
ともできる。
における微生物の増殖を抑えて洗浄剤の組成を安定させ
るためのもので、例えばキレート剤にエチレンジアミン
4酢酸4ナトリウムを、安定剤にジプロピレングリコー
ルおよび水酸化ナトリウムを使用する。さらに、着色の
ための乳白剤及び顔料、あるいは香料を適宜添加するこ
ともできる。
【0017】微生物洗浄剤の組成は例えば界面活性剤た
るエトキシレート・アルキルフェノールが3〜5%、防
腐剤たる1,2-ベンチゾチアゾリン-3-1、キレート剤たる
エチレンジアミン4酢酸4ナトリウム、安定剤たるジプ
ロピレングリコール、水酸化ナトリウムを各1%以下、
乳白剤を0.05%とし、その残余を水としてあり、こ
れらの混合液1ミリリットル中に総数が1×107 個程
度となるように微生物を入れる。
るエトキシレート・アルキルフェノールが3〜5%、防
腐剤たる1,2-ベンチゾチアゾリン-3-1、キレート剤たる
エチレンジアミン4酢酸4ナトリウム、安定剤たるジプ
ロピレングリコール、水酸化ナトリウムを各1%以下、
乳白剤を0.05%とし、その残余を水としてあり、こ
れらの混合液1ミリリットル中に総数が1×107 個程
度となるように微生物を入れる。
【0018】上述した例の組成よりなる微生物洗浄剤の
場合、給水タンクに投入して同タンク内の水によって1
0倍に希釈されるようにする。具体的には通常の家庭用
に使用されている容積10リットルの給水タンクの場
合、1リットルの洗浄剤を投入して給水タンク内の微生
物の存在率が1ミリリットル当たり1×106 個程度と
なるようにして使用する。
場合、給水タンクに投入して同タンク内の水によって1
0倍に希釈されるようにする。具体的には通常の家庭用
に使用されている容積10リットルの給水タンクの場
合、1リットルの洗浄剤を投入して給水タンク内の微生
物の存在率が1ミリリットル当たり1×106 個程度と
なるようにして使用する。
【0019】本発明の方法は、上述の例のように構成し
た洗浄剤を水洗トイレットの給水タンクに投入し、同給
水タンク内の貯留水とともに図1に示すように給水タン
ク1、給水管2、便器3、排水管4を経て汚水槽5に至
る送水ラインに流過せしめる。
た洗浄剤を水洗トイレットの給水タンクに投入し、同給
水タンク内の貯留水とともに図1に示すように給水タン
ク1、給水管2、便器3、排水管4を経て汚水槽5に至
る送水ラインに流過せしめる。
【0020】給水タンク1に所要量の洗浄剤を投入する
と、洗浄剤は同給水タンク内の貯留水で所要の濃度に希
釈され、微生物が活発に活動を始める。微生物は給水タ
ンク1内の黒かび等の有機物に付着し、酵素を分泌して
有機物を分解、消化するとともに有機物から栄養を摂取
してエネルギー源とし、活発に増殖する。
と、洗浄剤は同給水タンク内の貯留水で所要の濃度に希
釈され、微生物が活発に活動を始める。微生物は給水タ
ンク1内の黒かび等の有機物に付着し、酵素を分泌して
有機物を分解、消化するとともに有機物から栄養を摂取
してエネルギー源とし、活発に増殖する。
【0021】より詳しくはバチルス・サブティリス(Bac
illus subtilis) が澱粉分解酵素たるアミラーゼと蛋白
分解酵素たるプロテアーゼを分泌して澱粉および蛋白を
分解し、バチルス・リッケニフォーミス(Bacillus lich
eniformis)が動植物油脂分解酵素たるリパーゼを分泌し
て動植物油脂を分解し、さらにバチルス・ポリミア(Bac
illus polymxa)およびバチルス・サブティリス・セルラ
ーゼ(Bacillus subtilis cellurase) がセルロース分解
酵素たるプロトペクチアーゼやセルラーゼを分泌してセ
ルロースを分解する。なお、有機物が分解、消化される
ことにより有機物に起因する悪臭も除去される。
illus subtilis) が澱粉分解酵素たるアミラーゼと蛋白
分解酵素たるプロテアーゼを分泌して澱粉および蛋白を
分解し、バチルス・リッケニフォーミス(Bacillus lich
eniformis)が動植物油脂分解酵素たるリパーゼを分泌し
て動植物油脂を分解し、さらにバチルス・ポリミア(Bac
illus polymxa)およびバチルス・サブティリス・セルラ
ーゼ(Bacillus subtilis cellurase) がセルロース分解
酵素たるプロトペクチアーゼやセルラーゼを分泌してセ
ルロースを分解する。なお、有機物が分解、消化される
ことにより有機物に起因する悪臭も除去される。
【0022】本発明に使用する上記微生物は有機物に電
気的に結合して付着する。具体的には微生物が負(−)
側に帯電しており、また有機物が正(+)側に帯電して
いて微生物と有機物が電気的に結合するので、微生物は
一旦有機物に付着すると流水中であっても有機物から離
脱することは殆どなく、有機物に付着したまま給水タン
ク内に残り、同タンク内の有機物がなくなるまで有機物
を確実に分解、消化する。
気的に結合して付着する。具体的には微生物が負(−)
側に帯電しており、また有機物が正(+)側に帯電して
いて微生物と有機物が電気的に結合するので、微生物は
一旦有機物に付着すると流水中であっても有機物から離
脱することは殆どなく、有機物に付着したまま給水タン
ク内に残り、同タンク内の有機物がなくなるまで有機物
を確実に分解、消化する。
【0023】水洗トイレットの使用により給水タンク1
から貯留水が流出すると、給水タンク内で有機物に付着
しなかった微生物は貯留水とともに流入管2、便器3、
排水管4を経て汚水槽5へ送られる。
から貯留水が流出すると、給水タンク内で有機物に付着
しなかった微生物は貯留水とともに流入管2、便器3、
排水管4を経て汚水槽5へ送られる。
【0024】微生物は流入管2、便器3および排水管4
を流過している間にも有機物に付着し、前述した給水タ
ンク1内における微生物と同様に流入管2、便器3およ
び排水管4の有機物を分解、消化する。
を流過している間にも有機物に付着し、前述した給水タ
ンク1内における微生物と同様に流入管2、便器3およ
び排水管4の有機物を分解、消化する。
【0025】特に、便器3においては微生物が洗浄水と
ともに流れるので、便器に直接洗浄剤を掛ける従来の洗
浄方法では洗浄剤を掛けることができなかった給水口の
内部やブラシ等の洗浄用具が届かなかった排水口の奥等
の部分も洗浄することができる。
ともに流れるので、便器に直接洗浄剤を掛ける従来の洗
浄方法では洗浄剤を掛けることができなかった給水口の
内部やブラシ等の洗浄用具が届かなかった排水口の奥等
の部分も洗浄することができる。
【0026】さらに、汚水槽5内に流れ込んだ微生物も
同汚水槽内の有機物を分解、消化する。この際、汚水槽
が浄化槽である場合には微生物が活発に繁殖して有機物
を分解、消化し、悪臭の発生を防止することができる。
同汚水槽内の有機物を分解、消化する。この際、汚水槽
が浄化槽である場合には微生物が活発に繁殖して有機物
を分解、消化し、悪臭の発生を防止することができる。
【0027】なお、上述した実施例では微生物としてバ
チルス・サブティリス(Bacillus subtilis) 、バチルス
・リッケニフォーミス(Bacillus licheniformis)、バチ
ルス・ポリミア(Bacillus polymxa)及びバチルス・サブ
ティリス・セルラーゼ(Bacillus subtilis cellurase)
を使用しているが、これらの微生物のうちの数種のみを
使用したり、同じ酵素を分泌する他の微生物に代えて使
用することもできるし、例えば他の酵素を分泌する他種
の微生物を加えて使用することもできる。
チルス・サブティリス(Bacillus subtilis) 、バチルス
・リッケニフォーミス(Bacillus licheniformis)、バチ
ルス・ポリミア(Bacillus polymxa)及びバチルス・サブ
ティリス・セルラーゼ(Bacillus subtilis cellurase)
を使用しているが、これらの微生物のうちの数種のみを
使用したり、同じ酵素を分泌する他の微生物に代えて使
用することもできるし、例えば他の酵素を分泌する他種
の微生物を加えて使用することもできる。
【0028】
【発明の効果】本発明の方法によれば、給水タンク内に
投入された微生物は給水タンク内の有機物を分解、消化
するとともにこの有機物をエネルギー源として活発に活
動、繁殖し、また貯留水とともに流入管、便器、排水管
を流れてこれら流入管、便器、排水管内の有機物を分
解、消化して除去し、有機物がなくなるまで確実かつ長
期間に亘って洗浄が行われる。
投入された微生物は給水タンク内の有機物を分解、消化
するとともにこの有機物をエネルギー源として活発に活
動、繁殖し、また貯留水とともに流入管、便器、排水管
を流れてこれら流入管、便器、排水管内の有機物を分
解、消化して除去し、有機物がなくなるまで確実かつ長
期間に亘って洗浄が行われる。
【0029】また、本発明方法は酸やアルカリ等の化学
薬品は使用しないので、水洗トイレットの配管やバルブ
等に使用されているゴム製シール材や合成樹脂材を傷め
るようなおそれがない。
薬品は使用しないので、水洗トイレットの配管やバルブ
等に使用されているゴム製シール材や合成樹脂材を傷め
るようなおそれがない。
【0030】さらに、本発明方法は所要量の微生物を給
水タンクに投入するだけで、便器をブラシ等の清掃具で
こすったりするような必要がなく、しかも人体に有毒な
ガスを生じるようなおそれもなく、簡単かつ安全であ
る。
水タンクに投入するだけで、便器をブラシ等の清掃具で
こすったりするような必要がなく、しかも人体に有毒な
ガスを生じるようなおそれもなく、簡単かつ安全であ
る。
【0031】また、微生物は汚水槽においても有機物の
分解、消化を行うので、汚水槽が浄化槽である場合にも
浄化槽の機能を損なわない。
分解、消化を行うので、汚水槽が浄化槽である場合にも
浄化槽の機能を損なわない。
【図1】水洗トイレットの送水ラインを示す構成図。
1 給水タンク 2 流入管 3 便器 4 排水管 5 汚水槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C12R 1:125) (C12N 1/20 C12R 1:10) (C12N 1/20 C12R 1:12) (C12N 1/20 C12R 1:07)
Claims (12)
- 【請求項1】給水タンクから給水管、便器、排水管を経
て汚水槽に至る水洗トイレットの送水ラインにおける前
記給水タンクに、汚れおよび悪臭の原因物質たる有機物
を分解、消化する微生物を投入し、水洗トイレットの使
用により前記微生物を給水タンク内の水とともに前記送
水ラインを流過せしめ、送水ライン内に付着している有
機物を前記微生物により分解、消化させて除去すること
を特徴とする微生物による水洗トイレットの洗浄方法。 - 【請求項2】前記微生物は澱粉分解酵素の生産能を有す
る微生物であることを特徴とする請求項1に記載の微生
物による水洗トイレットの洗浄方法。 - 【請求項3】前記微生物は蛋白分解酵素の生産能を有す
る微生物であることを特徴とする請求項1に記載の微生
物による水洗トイレットの洗浄方法。 - 【請求項4】前記微生物は動植物油脂分解酵素の生産能
を有する微生物であることを特徴とする請求項1に記載
の微生物による水洗トイレットの洗浄方法。 - 【請求項5】前記微生物はセルロース分解酵素の生産能
を有する微生物であることを特徴とする請求項1に記載
の微生物による水洗トイレットの洗浄方法。 - 【請求項6】前記微生物は、澱粉分解酵素、蛋白分解酵
素、動植物油脂分解酵素およびセルロース分解酵素の生
産能を有する各種の微生物が適宜の割合で存在すること
を特徴とする請求項1に記載の微生物による水洗トイレ
ットの洗浄方法。 - 【請求項7】汚れや悪臭の原因物質たる有機物を分解す
る酵素の生産能を有する微生物を含有する水洗トイレッ
トの洗浄剤。 - 【請求項8】前記微生物は澱粉分解酵素の生産能を有す
る微生物であることを特徴とする請求項7に記載の水洗
トイレットの洗浄剤。 - 【請求項9】前記微生物は蛋白分解酵素の生産能を有す
る微生物であることを特徴とする請求項7に記載の水洗
トイレットの洗浄剤。 - 【請求項10】前記微生物は動植物油脂分解酵素の生産
能を有する微生物であることを特徴とする請求項7に記
載の水洗トイレットの洗浄剤。 - 【請求項11】前記微生物はセルロース分解酵素の生産
能を有する微生物であることを特徴とする請求項7に記
載の水洗トイレットの洗浄剤。 - 【請求項12】前記微生物は、澱粉分解酵素、蛋白分解
酵素、動植物油脂分解酵素およびセルロース分解酵素の
生産能を有する各種の微生物が適宜の割合で存在するこ
とを特徴とする請求項7に記載の水洗トイレットの洗浄
剤。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9105275A JPH10277587A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | 微生物による水洗トイレットの洗浄方法及び洗浄剤 |
| GB9807470A GB2324083A (en) | 1997-04-08 | 1998-04-07 | Cleaning method and cleaning agent for flush toilets |
| CA002234180A CA2234180A1 (en) | 1997-04-08 | 1998-04-07 | A method for cleaning flush toilet by microorganisms and cleaning agent including microorganisms |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9105275A JPH10277587A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | 微生物による水洗トイレットの洗浄方法及び洗浄剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10277587A true JPH10277587A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14403125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9105275A Pending JPH10277587A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | 微生物による水洗トイレットの洗浄方法及び洗浄剤 |
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|---|---|---|---|---|
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