JPH10277779A - 加工台車 - Google Patents
加工台車Info
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- JPH10277779A JPH10277779A JP8630997A JP8630997A JPH10277779A JP H10277779 A JPH10277779 A JP H10277779A JP 8630997 A JP8630997 A JP 8630997A JP 8630997 A JP8630997 A JP 8630997A JP H10277779 A JPH10277779 A JP H10277779A
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- torch
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Abstract
(57)【要約】
【課題】構造を簡素化し、コストを低くするとともに、
溶接トーチの先端を容易に、かつ、正確に溶接箇所に向
けることができるようにする。 【解決方法】台車本体11と、車輪21a、21bと、
車輪21a、21bを回転させる駆動手段と、台車本体
11に取付状態調整装置59によって揺動自在に取り付
けられた加工手段とを有する。取付状態調整装置59
は、第1プレート29a、ヒンジ29bを中心にして揺
動自在に配設され、斜め上方に延びる第2プレート29
c、第1プレート29aと第2プレート29cとの間の
開き角を調整するための開き角調整機構29e、及び第
2プレート29cを開き角が大きくなる方向に付勢する
付勢手段を備える。取付状態調整装置59は、第1プレ
ート29a、第2プレート29c、開き角調整機構29
e及び付勢手段を備えるだけであるので、構造を簡素化
することができる。
溶接トーチの先端を容易に、かつ、正確に溶接箇所に向
けることができるようにする。 【解決方法】台車本体11と、車輪21a、21bと、
車輪21a、21bを回転させる駆動手段と、台車本体
11に取付状態調整装置59によって揺動自在に取り付
けられた加工手段とを有する。取付状態調整装置59
は、第1プレート29a、ヒンジ29bを中心にして揺
動自在に配設され、斜め上方に延びる第2プレート29
c、第1プレート29aと第2プレート29cとの間の
開き角を調整するための開き角調整機構29e、及び第
2プレート29cを開き角が大きくなる方向に付勢する
付勢手段を備える。取付状態調整装置59は、第1プレ
ート29a、第2プレート29c、開き角調整機構29
e及び付勢手段を備えるだけであるので、構造を簡素化
することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工台車に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、部材の長手方向に沿って設定され
た溶接箇所に対して隅肉溶接、突合せ溶接等を行う場
合、水平板材の上に加工台車としての溶接台車を配設
し、該溶接台車を垂直板材に沿って走行させるようにし
ている。図2は従来の溶接台車の斜視図である。
た溶接箇所に対して隅肉溶接、突合せ溶接等を行う場
合、水平板材の上に加工台車としての溶接台車を配設
し、該溶接台車を垂直板材に沿って走行させるようにし
ている。図2は従来の溶接台車の斜視図である。
【0003】図において、10は溶接台車であり、該溶
接台車10に溶接トーチ32が配設される。また、前記
溶接台車10はモータ17を有し、該モータ17を駆動
して駆動輪21を回転させることによって矢印A方向に
走行させられる。そして、前記溶接台車10の走行に伴
って、ワイヤ32aが溶接トーチケーブル32bを介し
て溶接トーチ32に供給される。
接台車10に溶接トーチ32が配設される。また、前記
溶接台車10はモータ17を有し、該モータ17を駆動
して駆動輪21を回転させることによって矢印A方向に
走行させられる。そして、前記溶接台車10の走行に伴
って、ワイヤ32aが溶接トーチケーブル32bを介し
て溶接トーチ32に供給される。
【0004】ところで、前記溶接台車10を図示しない
垂直板材に沿って走行させる場合、溶接台車10が垂直
板材から離れてしまうと、溶接トーチ32の先端を正確
に溶接箇所に向けることができなくなり、その結果、溶
接トーチ32によって発生させられるアークを正確に溶
接箇所に向けることができなくなり、溶接継手の強度が
低下したり、溶接を行うことができなくなったりしてし
まう。
垂直板材に沿って走行させる場合、溶接台車10が垂直
板材から離れてしまうと、溶接トーチ32の先端を正確
に溶接箇所に向けることができなくなり、その結果、溶
接トーチ32によって発生させられるアークを正確に溶
接箇所に向けることができなくなり、溶接継手の強度が
低下したり、溶接を行うことができなくなったりしてし
まう。
【0005】そこで、前記溶接台車10の台車本体11
の一方に一対のアーム23a、23bが垂直板材に向け
て突出させられ、各アーム23a、23bの先端にそれ
ぞれ倣(なら)いローラ24a、24bが回転自在に支
持される。そして、前記各アーム23a、23bのう
ち、溶接台車10の走行方向における前方のアーム23
aの突出量を、後方のアーム23bの突出量よりわずか
に少なくなるようにしている。
の一方に一対のアーム23a、23bが垂直板材に向け
て突出させられ、各アーム23a、23bの先端にそれ
ぞれ倣(なら)いローラ24a、24bが回転自在に支
持される。そして、前記各アーム23a、23bのう
ち、溶接台車10の走行方向における前方のアーム23
aの突出量を、後方のアーム23bの突出量よりわずか
に少なくなるようにしている。
【0006】この場合、溶接台車10は、垂直板材とは
平行にならず、先頭をわずかに垂直板材に向けて走行さ
せられるので、溶接台車10の走行中、前記倣いローラ
24a、24bは、垂直板材に常時押し当てられる。な
お、このとき、前記倣いローラ24a、24bは、回転
しながら垂直板材上を移動する。このようにして、自動
的に溶接線倣いを行うことができる。
平行にならず、先頭をわずかに垂直板材に向けて走行さ
せられるので、溶接台車10の走行中、前記倣いローラ
24a、24bは、垂直板材に常時押し当てられる。な
お、このとき、前記倣いローラ24a、24bは、回転
しながら垂直板材上を移動する。このようにして、自動
的に溶接線倣いを行うことができる。
【0007】ところで、溶接トーチ32の先端を正確に
溶接箇所に向けるために取付状態調整装置159が配設
され、前記溶接トーチ32は、トーチクランプ(トーチ
ホルダ)31を締め付けることによって前記取付状態調
整装置159に固定される。該取付状態調整装置159
は、前記溶接トーチ32の先端を前後 (溶接台車10の
走行方向に対して左右)に移動させるための前後方向位
置調整装置128、前記溶接トーチ32の先端を上下に
移動させるための上下方向位置調整装置129、及び前
記溶接トーチ32の傾きを変えるための角度調整ブラケ
ット30から成る。
溶接箇所に向けるために取付状態調整装置159が配設
され、前記溶接トーチ32は、トーチクランプ(トーチ
ホルダ)31を締め付けることによって前記取付状態調
整装置159に固定される。該取付状態調整装置159
は、前記溶接トーチ32の先端を前後 (溶接台車10の
走行方向に対して左右)に移動させるための前後方向位
置調整装置128、前記溶接トーチ32の先端を上下に
移動させるための上下方向位置調整装置129、及び前
記溶接トーチ32の傾きを変えるための角度調整ブラケ
ット30から成る。
【0008】前記前後方向位置調整装置128は、摘
(つま)み128a及び移動ブロック128bから成
り、該移動ブロック128b内に、前記摘み128aに
よって回転させられる図示しない台形ねじが、頂壁11
aの表面に、前記台形ねじに対応させて図示しないラッ
クがそれぞれ形成される。したがって、前記摘み128
aを回転させることによって、前記移動ブロック128
bを矢印C方向 (溶接台車10の進行方向に対して左右
方向)に移動させることができる。
(つま)み128a及び移動ブロック128bから成
り、該移動ブロック128b内に、前記摘み128aに
よって回転させられる図示しない台形ねじが、頂壁11
aの表面に、前記台形ねじに対応させて図示しないラッ
クがそれぞれ形成される。したがって、前記摘み128
aを回転させることによって、前記移動ブロック128
bを矢印C方向 (溶接台車10の進行方向に対して左右
方向)に移動させることができる。
【0009】また、前記上下方向位置調整装置129
は、摘み129a、移動ブロック129b、及び前記移
動ブロック128bに固定された固定ブロック129c
から成り、前記移動ブロック129b内に、前記摘み1
29aによって回転させられる図示しない台形ねじが、
前記固定ブロック129cの表面に、前記台形ねじに対
応させて図示しないラックがそれぞれ形成される。した
がって、前記摘み129aを回転させることによって、
前記移動ブロック129bを矢印D方向 (上下方向)に
移動させることができる。
は、摘み129a、移動ブロック129b、及び前記移
動ブロック128bに固定された固定ブロック129c
から成り、前記移動ブロック129b内に、前記摘み1
29aによって回転させられる図示しない台形ねじが、
前記固定ブロック129cの表面に、前記台形ねじに対
応させて図示しないラックがそれぞれ形成される。した
がって、前記摘み129aを回転させることによって、
前記移動ブロック129bを矢印D方向 (上下方向)に
移動させることができる。
【0010】さらに、前記角度調整ブラケット30は、
前記移動ブロック129bと平行に配設された矩(く)
形の調整板30a、該調整板30aの4隅において調整
板30aを移動ブロック129bに固定するねじ30
b、前記移動ブロック129bの側面に配設された図示
しない調整ねじ、及び図示しない扇状のプレートから成
る。したがって、前記各調整ねじを回転させ、扇状のプ
レートを移動させることによって、溶接トーチ32の傾
きを変えることができる。
前記移動ブロック129bと平行に配設された矩(く)
形の調整板30a、該調整板30aの4隅において調整
板30aを移動ブロック129bに固定するねじ30
b、前記移動ブロック129bの側面に配設された図示
しない調整ねじ、及び図示しない扇状のプレートから成
る。したがって、前記各調整ねじを回転させ、扇状のプ
レートを移動させることによって、溶接トーチ32の傾
きを変えることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の溶接台車においては、溶接トーチ32の先端を正確
に溶接箇所に向けるために、前後方向位置調整装置12
8、上下方向位置調整装置129及び角度調整ブラケッ
ト30が必要になり、構造が複雑になるだけでなく、コ
ストが高くなってしまう。
来の溶接台車においては、溶接トーチ32の先端を正確
に溶接箇所に向けるために、前後方向位置調整装置12
8、上下方向位置調整装置129及び角度調整ブラケッ
ト30が必要になり、構造が複雑になるだけでなく、コ
ストが高くなってしまう。
【0012】しかも、溶接トーチ32の先端を正確に溶
接箇所に向けるために、摘み128a、129a及び調
整ねじの3箇所を操作する必要があるので、作業が煩わ
しい。また、溶接台車10の走行に伴って発生する振動
が取付状態調整装置159を介して溶接トーチ32に伝
達されるので、トーチクランプ31の締付けが緩みやす
く、溶接トーチ32の先端を正確に溶接箇所に向けるこ
とができなくなってしまう。
接箇所に向けるために、摘み128a、129a及び調
整ねじの3箇所を操作する必要があるので、作業が煩わ
しい。また、溶接台車10の走行に伴って発生する振動
が取付状態調整装置159を介して溶接トーチ32に伝
達されるので、トーチクランプ31の締付けが緩みやす
く、溶接トーチ32の先端を正確に溶接箇所に向けるこ
とができなくなってしまう。
【0013】本発明は、前記従来の加工台車の問題点を
解決して、構造を簡素化することができ、コストを低く
することができるとともに、溶接トーチの先端を容易
に、かつ、正確に溶接箇所に向けることができる加工台
車を提供することを目的とする。
解決して、構造を簡素化することができ、コストを低く
することができるとともに、溶接トーチの先端を容易
に、かつ、正確に溶接箇所に向けることができる加工台
車を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の加
工台車においては、台車本体と、該台車本体に取り付け
られ、台車本体を支持する車輪と、該車輪を回転させる
駆動手段と、前記台車本体に取付状態調整装置によって
揺動自在に取り付けられた加工手段とを有する。
工台車においては、台車本体と、該台車本体に取り付け
られ、台車本体を支持する車輪と、該車輪を回転させる
駆動手段と、前記台車本体に取付状態調整装置によって
揺動自在に取り付けられた加工手段とを有する。
【0015】そして、前記取付状態調整装置は、第1プ
レート、該第1プレートに対してヒンジを中心にして揺
動自在に配設され、該ヒンジから斜め上方に延びる第2
プレート、前記第1プレートと第2プレートとの間の開
き角を調整するための開き角調整機構、及び前記第2プ
レートを前記開き角が大きくなる方向に付勢する付勢手
段を備える。
レート、該第1プレートに対してヒンジを中心にして揺
動自在に配設され、該ヒンジから斜め上方に延びる第2
プレート、前記第1プレートと第2プレートとの間の開
き角を調整するための開き角調整機構、及び前記第2プ
レートを前記開き角が大きくなる方向に付勢する付勢手
段を備える。
【0016】本発明の他の加工台車においては、さら
に、前記第2プレートから下方に延びる第3プレートが
配設され、該第3プレートの下端に前記加工手段が取り
付けられる。
に、前記第2プレートから下方に延びる第3プレートが
配設され、該第3プレートの下端に前記加工手段が取り
付けられる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
実施の形態における溶接台車の背面図、図3は本発明の
実施の形態における溶接台車の斜視底面図、図4は本発
明の実施の形態における取付状態調整装置の平面図、図
5は本発明の実施の形態における取付状態調整装置の側
面図である。
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
実施の形態における溶接台車の背面図、図3は本発明の
実施の形態における溶接台車の斜視底面図、図4は本発
明の実施の形態における取付状態調整装置の平面図、図
5は本発明の実施の形態における取付状態調整装置の側
面図である。
【0018】図において、10は溶接時に水平板材81
の上を走行させられる加工台車としての溶接台車、11
は車輪21a〜21dによって前記水平板材81の上に
置かれる台車本体であり、該台車本体11は、アルミニ
ウム製の筐(きょう)体から成り、頂壁11a、前壁1
1b、後壁11c、走行方向に対して右側に配設された
右壁11d、及び走行方向に対して左側に配設された左
壁11eを有する。そして、前記頂壁11aの下側に
は、前壁11b、後壁11c、右壁11d及び左壁11
eによって磁石収容室51が、右壁11dによって右駆
動輪収容室52が、前壁11b、後壁11c及び左壁1
1eによって左駆動輪収容室53がそれぞれ形成され
る。
の上を走行させられる加工台車としての溶接台車、11
は車輪21a〜21dによって前記水平板材81の上に
置かれる台車本体であり、該台車本体11は、アルミニ
ウム製の筐(きょう)体から成り、頂壁11a、前壁1
1b、後壁11c、走行方向に対して右側に配設された
右壁11d、及び走行方向に対して左側に配設された左
壁11eを有する。そして、前記頂壁11aの下側に
は、前壁11b、後壁11c、右壁11d及び左壁11
eによって磁石収容室51が、右壁11dによって右駆
動輪収容室52が、前壁11b、後壁11c及び左壁1
1eによって左駆動輪収容室53がそれぞれ形成され
る。
【0019】また、前記磁石収容室51内には永久磁石
12が配設され、該永久磁石12は、前記頂壁11aの
裏面から垂下されたブラケット16a、16bに対して
揺動自在に支持され、図3の実線で示す退避位置と破線
で示す作動位置とを採る。そのために、前記永久磁石1
2の端部には、回転軸13aが突出させて形成される。
そして、該回転軸13aは、ブラケット16a及び前壁
11bを貫通して前方に延び、磁石収容室51外におい
てレバー14に固定されるとともに、ブラケット16b
を貫通して後方に延びる。
12が配設され、該永久磁石12は、前記頂壁11aの
裏面から垂下されたブラケット16a、16bに対して
揺動自在に支持され、図3の実線で示す退避位置と破線
で示す作動位置とを採る。そのために、前記永久磁石1
2の端部には、回転軸13aが突出させて形成される。
そして、該回転軸13aは、ブラケット16a及び前壁
11bを貫通して前方に延び、磁石収容室51外におい
てレバー14に固定されるとともに、ブラケット16b
を貫通して後方に延びる。
【0020】なお、前記永久磁石12が前記退避位置よ
り更に右壁11d側に倒れないように、例えば、右壁1
1dに図示しない第1のストッパが取り付けられる。ま
た、永久磁石12が作動位置より更に前記水平板材81
側に傾かないように、前記左壁11eに第2のストッパ
55が水平方向に取り付けられる。そして、前記回転軸
13aの周囲の永久磁石12とブラケット16bとの間
に、コイルばね15が配設され、該コイルばね15によ
って前記永久磁石12が退避位置に向けて付勢される。
り更に右壁11d側に倒れないように、例えば、右壁1
1dに図示しない第1のストッパが取り付けられる。ま
た、永久磁石12が作動位置より更に前記水平板材81
側に傾かないように、前記左壁11eに第2のストッパ
55が水平方向に取り付けられる。そして、前記回転軸
13aの周囲の永久磁石12とブラケット16bとの間
に、コイルばね15が配設され、該コイルばね15によ
って前記永久磁石12が退避位置に向けて付勢される。
【0021】したがって、前記レバー14を矢印B方向
に所定角度だけ回動させて永久磁石12を同じ角度だけ
傾けると、永久磁石12は、前記水平板材81との間に
発生する自らの吸引力によって、前記コイルばね15に
よる付勢力に抗して一気に倒れ、前記第2のストッパ5
5に当たって停止し、作動位置を採る。この間、レバー
14は永久磁石12に追随して回動させられるので、レ
バー14を操作する力は不要である。
に所定角度だけ回動させて永久磁石12を同じ角度だけ
傾けると、永久磁石12は、前記水平板材81との間に
発生する自らの吸引力によって、前記コイルばね15に
よる付勢力に抗して一気に倒れ、前記第2のストッパ5
5に当たって停止し、作動位置を採る。この間、レバー
14は永久磁石12に追随して回動させられるので、レ
バー14を操作する力は不要である。
【0022】このように、最初に小さな力でレバー14
を所定角度回動させるだけで、永久磁石12を作動位置
に置くことができるので、溶接台車10の操作性を向上
させることができる。一方、該溶接台車10が水平板材
81の上に置かれていない場合は、永久磁石12は水平
板材81との間に吸引力を発生させないので、レバー1
4を90〔°〕回動させて永久磁石12を作動位置に置
いても、レバー14を操作する力を与えていない限り、
永久磁石12は、前記コイルばね15による付勢力によ
って一気に起き上がり、退避位置を採る。この間、レバ
ー14は永久磁石12に追随して回動させられるので、
レバー14を操作する力は不要である。
を所定角度回動させるだけで、永久磁石12を作動位置
に置くことができるので、溶接台車10の操作性を向上
させることができる。一方、該溶接台車10が水平板材
81の上に置かれていない場合は、永久磁石12は水平
板材81との間に吸引力を発生させないので、レバー1
4を90〔°〕回動させて永久磁石12を作動位置に置
いても、レバー14を操作する力を与えていない限り、
永久磁石12は、前記コイルばね15による付勢力によ
って一気に起き上がり、退避位置を採る。この間、レバ
ー14は永久磁石12に追随して回動させられるので、
レバー14を操作する力は不要である。
【0023】また、前記台車本体11の後端部には、頂
壁11aの上に減速機57が、該減速機57に駆動手段
としてのモータ17がそれぞれ配設され、該モータ17
を駆動することによって発生させられた回転が、減速機
57によって減速させられ、該減速機57の出力軸57
aに出力される。該出力軸57aには、駆動側スプロケ
ット18aが固定され、該駆動側スプロケット18a
と、後輪駆動軸19aに固定された図示しない従動側ス
プロケットとの間に図示しないチェーンが配設される。
したがって、前記出力軸57aに出力された回転を、駆
動側スプロケット18a、チェーン及び従動側スプロケ
ットを介して後輪駆動軸19aに伝達することができ
る。
壁11aの上に減速機57が、該減速機57に駆動手段
としてのモータ17がそれぞれ配設され、該モータ17
を駆動することによって発生させられた回転が、減速機
57によって減速させられ、該減速機57の出力軸57
aに出力される。該出力軸57aには、駆動側スプロケ
ット18aが固定され、該駆動側スプロケット18a
と、後輪駆動軸19aに固定された図示しない従動側ス
プロケットとの間に図示しないチェーンが配設される。
したがって、前記出力軸57aに出力された回転を、駆
動側スプロケット18a、チェーン及び従動側スプロケ
ットを介して後輪駆動軸19aに伝達することができ
る。
【0024】ところで、該後輪駆動軸19aは、台車本
体11の後端部において、図示しないベアリングを介
し、台車本体11に対して回転自在に支持される。そし
て、後輪駆動軸19aの右端(図3における左端)は、
右壁11dを貫通して延び、磁石収容室51の外側にお
いて右側後方の車輪21aに固定される。また、後輪駆
動軸19aの左端(図3における右端)は、左壁11e
を貫通して延び、磁石収容室51の外側において左側後
方の車輪21bに固定される。
体11の後端部において、図示しないベアリングを介
し、台車本体11に対して回転自在に支持される。そし
て、後輪駆動軸19aの右端(図3における左端)は、
右壁11dを貫通して延び、磁石収容室51の外側にお
いて右側後方の車輪21aに固定される。また、後輪駆
動軸19aの左端(図3における右端)は、左壁11e
を貫通して延び、磁石収容室51の外側において左側後
方の車輪21bに固定される。
【0025】そして、前記溶接台車10は、四輪駆動方
式で走行させられ、前記後輪駆動軸19aに伝達された
回転を、右側前方の車輪21c及び左側前方の車輪21
dにそれぞれ伝達することができるようになっている。
そのために、前輪駆動軸19bが、台車本体11の前端
部において、図示しないベアリングを介し、台車本体1
1に対して回転自在に支持される。そして、前輪駆動軸
19bの右端は、右壁11dを貫通して延び、磁石収容
室51の外側において前記車輪21cに固定される。ま
た、前輪駆動軸19bの左端は、左壁11eを貫通して
延び、磁石収容室51の外側において前記車輪21dに
固定される。
式で走行させられ、前記後輪駆動軸19aに伝達された
回転を、右側前方の車輪21c及び左側前方の車輪21
dにそれぞれ伝達することができるようになっている。
そのために、前輪駆動軸19bが、台車本体11の前端
部において、図示しないベアリングを介し、台車本体1
1に対して回転自在に支持される。そして、前輪駆動軸
19bの右端は、右壁11dを貫通して延び、磁石収容
室51の外側において前記車輪21cに固定される。ま
た、前輪駆動軸19bの左端は、左壁11eを貫通して
延び、磁石収容室51の外側において前記車輪21dに
固定される。
【0026】そして、前記後輪駆動軸19aにスプロケ
ット22aが、前輪駆動軸19bにスプロケット22b
がそれぞれ固定され、両スプロケット22a、22b間
にチェーン24が張設される。このようにして、前記モ
ータ17を駆動することによって発生させられた回転
を、駆動側スプロケット18a、チェーン、従動側スプ
ロケット及び後輪駆動軸19aを順に介して各車輪21
a、21bに、さらに、スプロケット22a、チェーン
24、スプロケット22b及び前輪駆動軸19bを順に
介して各車輪21c、21dに伝達し、溶接台車10を
走行させることができる。この場合、前記各車輪21a
〜21dは駆動輪となる。なお、車輪21a、21bだ
けを、又は車輪21c、21dだけを駆動輪として、二
輪駆動方式で走行させることもできる。
ット22aが、前輪駆動軸19bにスプロケット22b
がそれぞれ固定され、両スプロケット22a、22b間
にチェーン24が張設される。このようにして、前記モ
ータ17を駆動することによって発生させられた回転
を、駆動側スプロケット18a、チェーン、従動側スプ
ロケット及び後輪駆動軸19aを順に介して各車輪21
a、21bに、さらに、スプロケット22a、チェーン
24、スプロケット22b及び前輪駆動軸19bを順に
介して各車輪21c、21dに伝達し、溶接台車10を
走行させることができる。この場合、前記各車輪21a
〜21dは駆動輪となる。なお、車輪21a、21bだ
けを、又は車輪21c、21dだけを駆動輪として、二
輪駆動方式で走行させることもできる。
【0027】そして、前記各車輪21a〜21dは、い
ずれもゴム材料等によって形成されるので、前記車輪2
1a〜21dと水平板材81との間に十分な摩擦力を発
生させることができるだけでなく、前記車輪21a〜2
1dと水平板材81との間に異物が挟まれても溶接台車
10を安定させて走行させることができる。この場合、
永久磁石12と水平板材81との間の間隔を約7〔m
m〕に設定すると、永久磁石12が発生させる吸引力は
10〔kg〕程度であり、溶接台車10の自重は約8
〔kg〕であるので、約18〔kg〕の力を前記各車輪
21a〜21dと水平板材81との間に加えることがで
きる。
ずれもゴム材料等によって形成されるので、前記車輪2
1a〜21dと水平板材81との間に十分な摩擦力を発
生させることができるだけでなく、前記車輪21a〜2
1dと水平板材81との間に異物が挟まれても溶接台車
10を安定させて走行させることができる。この場合、
永久磁石12と水平板材81との間の間隔を約7〔m
m〕に設定すると、永久磁石12が発生させる吸引力は
10〔kg〕程度であり、溶接台車10の自重は約8
〔kg〕であるので、約18〔kg〕の力を前記各車輪
21a〜21dと水平板材81との間に加えることがで
きる。
【0028】そして、溶接台車10を走行させながら溶
接を行うことができるように、前記台車本体11の中央
部に、加工手段としての溶接トーチ32が、右壁11d
側を上に、左壁11e側を下にして傾斜させて配設され
る。前記溶接トーチ32は、トーチクランプ31を締め
付けることによって取付状態調整装置59に固定され、
先端にワイヤ32aが突出させられる。また、前記溶接
トーチ32には、図示しない溶接トーチケーブルが接続
され、該溶接トーチケーブルを介して図示しない供給装
置から前記ワイヤ32aが供給される。
接を行うことができるように、前記台車本体11の中央
部に、加工手段としての溶接トーチ32が、右壁11d
側を上に、左壁11e側を下にして傾斜させて配設され
る。前記溶接トーチ32は、トーチクランプ31を締め
付けることによって取付状態調整装置59に固定され、
先端にワイヤ32aが突出させられる。また、前記溶接
トーチ32には、図示しない溶接トーチケーブルが接続
され、該溶接トーチケーブルを介して図示しない供給装
置から前記ワイヤ32aが供給される。
【0029】なお、前記トーチクランプ31は、前記溶
接トーチ32のパイプ部分32cを軸方向における3箇
所で締め付け、パイプ部分32cをわずかに湾曲させる
ようにしている。したがって、前記溶接トーチケーブル
を牽(けん)引する際に溶接トーチ32に外力が加わっ
ても、溶接トーチ32がトーチクランプ31に対して回
転するのを防止することができる。
接トーチ32のパイプ部分32cを軸方向における3箇
所で締め付け、パイプ部分32cをわずかに湾曲させる
ようにしている。したがって、前記溶接トーチケーブル
を牽(けん)引する際に溶接トーチ32に外力が加わっ
ても、溶接トーチ32がトーチクランプ31に対して回
転するのを防止することができる。
【0030】そして、前記取付状態調整装置59は、溶
接トーチ32の先端を正確に加工箇所としての溶接箇所
に向けるためのものであり、前記溶接トーチ32の先端
を前後 (溶接台車10の走行方向に対して左右)に移動
させるための前後方向位置調整装置28、及び前記溶接
トーチ32を揺動させて溶接トーチ32の傾きを変える
とともに、溶接トーチ32の先端を上下に移動させる揺
動調整装置29から成る。
接トーチ32の先端を正確に加工箇所としての溶接箇所
に向けるためのものであり、前記溶接トーチ32の先端
を前後 (溶接台車10の走行方向に対して左右)に移動
させるための前後方向位置調整装置28、及び前記溶接
トーチ32を揺動させて溶接トーチ32の傾きを変える
とともに、溶接トーチ32の先端を上下に移動させる揺
動調整装置29から成る。
【0031】前記前後方向位置調整装置28は、摘み2
8a及び移動ブロック28bから成り、該移動ブロック
28b内に、前記摘み28aによって回転させられる台
形ねじ28cが、前記頂壁11aに固定されたブラケッ
ト82に、前記台形ねじ28cに対応させてラック28
dがそれぞれ形成される。したがって、前記摘み28a
を回転させることによって、前記移動ブロック28bを
矢印C方向(溶接台車10の進行方向に対して左右方
向)に移動させることができる。
8a及び移動ブロック28bから成り、該移動ブロック
28b内に、前記摘み28aによって回転させられる台
形ねじ28cが、前記頂壁11aに固定されたブラケッ
ト82に、前記台形ねじ28cに対応させてラック28
dがそれぞれ形成される。したがって、前記摘み28a
を回転させることによって、前記移動ブロック28bを
矢印C方向(溶接台車10の進行方向に対して左右方
向)に移動させることができる。
【0032】また、前記揺動調整装置29は、前記前後
方向位置調整装置28に固定された第1プレート29
a、該第1プレート29aに対してヒンジ29bを中心
にして揺動自在に配設され、該ヒンジ29bから斜め上
方に延びる第2プレート29c、該第2プレート29c
と一体に形成され、第2プレート29cの先端の近傍の
縁部から下方に延びる第3プレート29d、前記第1プ
レート29aと第2プレート29cとの間の開き角を調
整するための開き角調整機構29e、及び前記第2プレ
ート29cを前記開き角が大きくなる方向に付勢する付
勢手段としてのスプリング85を有する。
方向位置調整装置28に固定された第1プレート29
a、該第1プレート29aに対してヒンジ29bを中心
にして揺動自在に配設され、該ヒンジ29bから斜め上
方に延びる第2プレート29c、該第2プレート29c
と一体に形成され、第2プレート29cの先端の近傍の
縁部から下方に延びる第3プレート29d、前記第1プ
レート29aと第2プレート29cとの間の開き角を調
整するための開き角調整機構29e、及び前記第2プレ
ート29cを前記開き角が大きくなる方向に付勢する付
勢手段としてのスプリング85を有する。
【0033】そして、前記開き角調整機構29eは、第
1プレート29aに固定され、上方に立ち上げられ、第
2プレート29cに形成された穴88を貫通して延びる
ボルト86、及び前記第2プレート29cの上面におい
て前記ボルト86と螺(ら)合させられる摘み87を有
する。また、前記第3プレート29dの下端には、前記
トーチクランプ31がボルト91を中心にして揺動自在
に支持され、前記トーチクランプ31によって溶接トー
チ32が締め付けられるようになっている。なお、前記
開き角が変化するのに伴って、第2プレート29cは上
下方向に移動するが、このとき、第2プレート29cの
動きがボルト86によって干渉されないように、穴88
の内径はボルト86の外径より大きくされる。また、前
記穴88に代えて、長溝、切欠等を形成することもでき
る。
1プレート29aに固定され、上方に立ち上げられ、第
2プレート29cに形成された穴88を貫通して延びる
ボルト86、及び前記第2プレート29cの上面におい
て前記ボルト86と螺(ら)合させられる摘み87を有
する。また、前記第3プレート29dの下端には、前記
トーチクランプ31がボルト91を中心にして揺動自在
に支持され、前記トーチクランプ31によって溶接トー
チ32が締め付けられるようになっている。なお、前記
開き角が変化するのに伴って、第2プレート29cは上
下方向に移動するが、このとき、第2プレート29cの
動きがボルト86によって干渉されないように、穴88
の内径はボルト86の外径より大きくされる。また、前
記穴88に代えて、長溝、切欠等を形成することもでき
る。
【0034】したがって、前記摘み87を回転させ、前
記開き角を前記スプリング85の付勢力に従って大きく
すると、前記溶接トーチ32の先端がヒンジ29bを中
心に図1における時計回り方向に回動させられる。その
結果、前記溶接トーチ32の傾きを小さくするととも
に、溶接トーチ32の先端を上方に移動させることがで
きる。一方、前記摘み87を反対方向に回転させ、前記
開き角を前記スプリング85の付勢力に抗して小さくす
ると、前記溶接トーチ32の先端がヒンジ29bを中心
に図1における反時計回り方向に回動させられる。した
がって、前記溶接トーチ32の傾きを大きくするととも
に、溶接トーチ32の先端を下方に移動させることがで
きる。なお、第1プレート29aと第2プレート29c
との間から前記スプリング85が外れることがないよう
に、第1プレート29a及び第2プレート29cの対向
面にばね受け溝93、94がそれぞれ形成される。ま
た、本実施の形態においては、コイル型のスプリング8
5を使用しているが、板状のばねを使用することもでき
る。さらに、前記スプリング85は第1プレート29a
及び第2プレート29cによって挟持されるようになっ
ているが、ヒンジ29bにコイル型のばねを配設するこ
ともできる。
記開き角を前記スプリング85の付勢力に従って大きく
すると、前記溶接トーチ32の先端がヒンジ29bを中
心に図1における時計回り方向に回動させられる。その
結果、前記溶接トーチ32の傾きを小さくするととも
に、溶接トーチ32の先端を上方に移動させることがで
きる。一方、前記摘み87を反対方向に回転させ、前記
開き角を前記スプリング85の付勢力に抗して小さくす
ると、前記溶接トーチ32の先端がヒンジ29bを中心
に図1における反時計回り方向に回動させられる。した
がって、前記溶接トーチ32の傾きを大きくするととも
に、溶接トーチ32の先端を下方に移動させることがで
きる。なお、第1プレート29aと第2プレート29c
との間から前記スプリング85が外れることがないよう
に、第1プレート29a及び第2プレート29cの対向
面にばね受け溝93、94がそれぞれ形成される。ま
た、本実施の形態においては、コイル型のスプリング8
5を使用しているが、板状のばねを使用することもでき
る。さらに、前記スプリング85は第1プレート29a
及び第2プレート29cによって挟持されるようになっ
ているが、ヒンジ29bにコイル型のばねを配設するこ
ともできる。
【0035】このように、溶接トーチ32の先端を正確
に溶接箇所に向けるために、前後方向位置調整装置28
及び揺動調整装置29が必要になるだけであるので、構
造を簡素化することができるだけでなく、溶接台車10
のコストを低くすることができる。しかも、溶接トーチ
32の先端を正確に溶接箇所に向けるために、摘み28
a、87の2箇所を操作するだけでよいので、作業が容
易である。
に溶接箇所に向けるために、前後方向位置調整装置28
及び揺動調整装置29が必要になるだけであるので、構
造を簡素化することができるだけでなく、溶接台車10
のコストを低くすることができる。しかも、溶接トーチ
32の先端を正確に溶接箇所に向けるために、摘み28
a、87の2箇所を操作するだけでよいので、作業が容
易である。
【0036】この場合、溶接トーチ32はヒンジ29b
を中心に揺動自在に配設されるので、前記揺動調整装置
29によって前記溶接トーチ32の傾きを変え、溶接ト
ーチ32の先端を上下方向に移動させたときに、溶接ト
ーチ32の先端は図1における左右方向に移動させられ
る。したがって、前記前後方向位置調整装置28の調整
量、すなわち、摘み28aの操作量をその分少なくする
ことができる。
を中心に揺動自在に配設されるので、前記揺動調整装置
29によって前記溶接トーチ32の傾きを変え、溶接ト
ーチ32の先端を上下方向に移動させたときに、溶接ト
ーチ32の先端は図1における左右方向に移動させられ
る。したがって、前記前後方向位置調整装置28の調整
量、すなわち、摘み28aの操作量をその分少なくする
ことができる。
【0037】また、溶接台車10の走行に伴って発生す
る振動が取付状態調整装置59に伝達されてもスプリン
グ85によって緩衝されるので、トーチクランプ31の
締付けが緩みにくくなる。したがって、溶接トーチ32
の先端を正確に溶接箇所に向けることができる。さら
に、パイプ部分32cをわずかに湾曲させた状態を維持
することができるので、溶接トーチケーブルを牽引する
際に溶接トーチ32に外力が加わっても、溶接トーチ3
2がトーチクランプ31に対して回転するのを十分に防
止することができる。
る振動が取付状態調整装置59に伝達されてもスプリン
グ85によって緩衝されるので、トーチクランプ31の
締付けが緩みにくくなる。したがって、溶接トーチ32
の先端を正確に溶接箇所に向けることができる。さら
に、パイプ部分32cをわずかに湾曲させた状態を維持
することができるので、溶接トーチケーブルを牽引する
際に溶接トーチ32に外力が加わっても、溶接トーチ3
2がトーチクランプ31に対して回転するのを十分に防
止することができる。
【0038】そして、前記ヒンジ29bが、前記移動ブ
ロック28b上における溶接台車10の進行方向に対し
て最も右側であり、かつ、溶接台車10の最も高い部分
に配設されるとともに、前記第2プレート29cがヒン
ジ29bから斜め上方に延び、第3プレート29dが第
2プレート29cの先端の近傍の縁部から下方に延び、
該第2プレート29cの下端にトーチクランプ31が配
設されるので、ヒンジ29bとトーチクランプ31との
間の距離を長くすることができる。
ロック28b上における溶接台車10の進行方向に対し
て最も右側であり、かつ、溶接台車10の最も高い部分
に配設されるとともに、前記第2プレート29cがヒン
ジ29bから斜め上方に延び、第3プレート29dが第
2プレート29cの先端の近傍の縁部から下方に延び、
該第2プレート29cの下端にトーチクランプ31が配
設されるので、ヒンジ29bとトーチクランプ31との
間の距離を長くすることができる。
【0039】したがって、揺動中心から溶接トーチ32
の先端までの距離、すなわち、揺動半径を大きくするこ
とができるので、摘み87を回転させたときの溶接トー
チ32の傾きが大きく変化するのを防止することがで
き、取付状態調整装置59による調整特性を良好にする
ことができる。なお、頂壁11aの上に図示しない制御
箱が固定され、該制御箱には、各種の摘み等が配設さ
れ、該摘み等を操作することによって、溶接台車10の
走行と停止とを切り換えたり、走行速度を変化させた
り、溶接の開始と終了とを切り換えたりすることができ
る。
の先端までの距離、すなわち、揺動半径を大きくするこ
とができるので、摘み87を回転させたときの溶接トー
チ32の傾きが大きく変化するのを防止することがで
き、取付状態調整装置59による調整特性を良好にする
ことができる。なお、頂壁11aの上に図示しない制御
箱が固定され、該制御箱には、各種の摘み等が配設さ
れ、該摘み等を操作することによって、溶接台車10の
走行と停止とを切り換えたり、走行速度を変化させた
り、溶接の開始と終了とを切り換えたりすることができ
る。
【0040】ところで、前記構成の溶接台車10を図示
しない垂直板材に沿って走行させ、溶接トーチ32によ
って溶接を行うと、溶接に伴って溶融させられた図示し
ない金属が飛び散ることがある。そして、飛び散った金
属が固化して、前記左駆動輪収容室53内に進入し、車
輪21a〜21dと水平板材81との間に挟まれると、
溶接台車10がスピンして溶接線倣いを行うことができ
なくなり、溶接を行うことができなくなってしまう。
しない垂直板材に沿って走行させ、溶接トーチ32によ
って溶接を行うと、溶接に伴って溶融させられた図示し
ない金属が飛び散ることがある。そして、飛び散った金
属が固化して、前記左駆動輪収容室53内に進入し、車
輪21a〜21dと水平板材81との間に挟まれると、
溶接台車10がスピンして溶接線倣いを行うことができ
なくなり、溶接を行うことができなくなってしまう。
【0041】そこで、前記左駆動輪収容室53の外側に
スカート72が配設され、該スカート72によって左駆
動輪収容室53が覆われる。前記スカート72は、台車
本体11に対して上下に移動可能に取り付けられている
ので、溶接台車10の走行中において、下端を水平板材
81に常時摺(しゅう)動させることができる。また、
前記台車本体11が溶接終了点に到達したときに、台車
本体11を停止させることができるように、前壁11b
にストップスイッチ75が配設される。該ストップスイ
ッチ75は、図示しないスプリング等によって前方に常
時付勢される押圧部75aを有する。一方、前記溶接終
了点においては、前記押圧部75aと対応する位置にあ
らかじめ図示しないストッパを配設しておく。
スカート72が配設され、該スカート72によって左駆
動輪収容室53が覆われる。前記スカート72は、台車
本体11に対して上下に移動可能に取り付けられている
ので、溶接台車10の走行中において、下端を水平板材
81に常時摺(しゅう)動させることができる。また、
前記台車本体11が溶接終了点に到達したときに、台車
本体11を停止させることができるように、前壁11b
にストップスイッチ75が配設される。該ストップスイ
ッチ75は、図示しないスプリング等によって前方に常
時付勢される押圧部75aを有する。一方、前記溶接終
了点においては、前記押圧部75aと対応する位置にあ
らかじめ図示しないストッパを配設しておく。
【0042】したがって、前記台車本体11が溶接終了
点に到達すると、前記押圧部75aが、前記ストッパに
よって前記スプリングの付勢力に抗して押圧されて後退
し、ストップスイッチ75が作動させられる。その結
果、前記モータ17が停止させられ、溶接台車10が停
止させられる。また、台車本体11の後壁11cから図
示しない取手が立ち上げて形成され、該取手は、溶接が
終了した後に溶接台車10を持ち運ぶためのハンドルの
機能と、前記永久磁石12を退避位置に置くためのレバ
ーの機能とを有する。
点に到達すると、前記押圧部75aが、前記ストッパに
よって前記スプリングの付勢力に抗して押圧されて後退
し、ストップスイッチ75が作動させられる。その結
果、前記モータ17が停止させられ、溶接台車10が停
止させられる。また、台車本体11の後壁11cから図
示しない取手が立ち上げて形成され、該取手は、溶接が
終了した後に溶接台車10を持ち運ぶためのハンドルの
機能と、前記永久磁石12を退避位置に置くためのレバ
ーの機能とを有する。
【0043】すなわち、溶接が終了したとき、作業者が
前記取手を、例えば、5〔°〕程度傾けると、溶接台車
10は、車輪21a、21cの最も右側でかつ最も下端
の点を中心にして同じ方向に傾けられ、作動位置にある
前記永久磁石12も同じ方向に傾けられて、永久磁石1
2と水平板材81とが非平行になる。その結果、永久磁
石12と水平板材81との間に発生させられる吸引力が
小さくなるので、永久磁石12は、前記コイルばね15
による付勢力によって一気に起き上がり、退避位置を採
る。この間、レバー14は永久磁石12に追随して回動
させられるので、レバー14を操作する力は不要であ
る。なお、前記取手を傾けることなくレバー14を操作
することによって永久磁石12を回動させることもでき
る。
前記取手を、例えば、5〔°〕程度傾けると、溶接台車
10は、車輪21a、21cの最も右側でかつ最も下端
の点を中心にして同じ方向に傾けられ、作動位置にある
前記永久磁石12も同じ方向に傾けられて、永久磁石1
2と水平板材81とが非平行になる。その結果、永久磁
石12と水平板材81との間に発生させられる吸引力が
小さくなるので、永久磁石12は、前記コイルばね15
による付勢力によって一気に起き上がり、退避位置を採
る。この間、レバー14は永久磁石12に追随して回動
させられるので、レバー14を操作する力は不要であ
る。なお、前記取手を傾けることなくレバー14を操作
することによって永久磁石12を回動させることもでき
る。
【0044】ところで、前記構成の溶接台車10を垂直
板材に沿って走行させた場合、溶接台車10が垂直板材
から離れてしまうと、溶接トーチ32の先端を正確に溶
接箇所に向けることができなくなり、溶接継手の強度が
低下したり、溶接を行うことができなくなったりする。
そこで、前記台車本体12の左方に一対のアーム23
a、23bが垂直板材に向けて突出させられ、各アーム
23a、23bの先端にそれぞれ倣いローラ24a、2
4bが回転自在に支持される。また、前記各アーム23
a、23bは、ボルト62によってそれぞれ前壁11b
及び後壁11cに取り付けられ、水平方向における各ア
ーム23a、23bの台車本体11に対する位置を調整
することができるようになっている。なお、61は前記
各アーム23a、23bに形成された溝であり、各アー
ム23a、23bの位置を調整するのに伴って前記ボル
ト62が溝61内を移動するようになっている。
板材に沿って走行させた場合、溶接台車10が垂直板材
から離れてしまうと、溶接トーチ32の先端を正確に溶
接箇所に向けることができなくなり、溶接継手の強度が
低下したり、溶接を行うことができなくなったりする。
そこで、前記台車本体12の左方に一対のアーム23
a、23bが垂直板材に向けて突出させられ、各アーム
23a、23bの先端にそれぞれ倣いローラ24a、2
4bが回転自在に支持される。また、前記各アーム23
a、23bは、ボルト62によってそれぞれ前壁11b
及び後壁11cに取り付けられ、水平方向における各ア
ーム23a、23bの台車本体11に対する位置を調整
することができるようになっている。なお、61は前記
各アーム23a、23bに形成された溝であり、各アー
ム23a、23bの位置を調整するのに伴って前記ボル
ト62が溝61内を移動するようになっている。
【0045】したがって、前記各アーム23a、23b
のうち、溶接台車10の走行方向における前方のアーム
23aの突出量を、後方のアーム23bの突出量よりわ
ずかに少なくすると、溶接台車10は、垂直板材とは平
行にならず、先頭をわずかに垂直板材に向けて走行させ
られるので、前記アーム23a、23bを介してそれぞ
れ倣いローラ24a、24bが垂直板材に押し当てられ
ることになる。
のうち、溶接台車10の走行方向における前方のアーム
23aの突出量を、後方のアーム23bの突出量よりわ
ずかに少なくすると、溶接台車10は、垂直板材とは平
行にならず、先頭をわずかに垂直板材に向けて走行させ
られるので、前記アーム23a、23bを介してそれぞ
れ倣いローラ24a、24bが垂直板材に押し当てられ
ることになる。
【0046】このようにして、自動的に溶接線倣いを行
うことができる。なお、このとき、前記倣いローラ24
a、24bは、回転しながら垂直板材上を移動する。本
実施の形態においては、加工台車として溶接台車10を
使用し、該溶接台車10に溶接トーチ32を搭載して溶
接を行うようにしているが、加工台車としてガス切断台
車を使用し、該ガス切断台車にガス切断トーチを搭載し
てガス切断を行うこともできる。
うことができる。なお、このとき、前記倣いローラ24
a、24bは、回転しながら垂直板材上を移動する。本
実施の形態においては、加工台車として溶接台車10を
使用し、該溶接台車10に溶接トーチ32を搭載して溶
接を行うようにしているが、加工台車としてガス切断台
車を使用し、該ガス切断台車にガス切断トーチを搭載し
てガス切断を行うこともできる。
【0047】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、加工台車においては、台車本体と、該台車本体に
取り付けられ、台車本体を支持する車輪と、該車輪を回
転させる駆動手段と、前記台車本体に取付状態調整装置
によって揺動自在に取り付けられた加工手段とを有す
る。
れば、加工台車においては、台車本体と、該台車本体に
取り付けられ、台車本体を支持する車輪と、該車輪を回
転させる駆動手段と、前記台車本体に取付状態調整装置
によって揺動自在に取り付けられた加工手段とを有す
る。
【0049】そして、前記取付状態調整装置は、第1プ
レート、該第1プレートに対してヒンジを中心にして揺
動自在に配設され、該ヒンジから斜め上方に延びる第2
プレート、前記第1プレートと第2プレートとの間の開
き角を調整するための開き角調整機構、及び前記第2プ
レートを前記開き角が大きくなる方向に付勢する付勢手
段を備える。
レート、該第1プレートに対してヒンジを中心にして揺
動自在に配設され、該ヒンジから斜め上方に延びる第2
プレート、前記第1プレートと第2プレートとの間の開
き角を調整するための開き角調整機構、及び前記第2プ
レートを前記開き角が大きくなる方向に付勢する付勢手
段を備える。
【0050】この場合、前記駆動手段を駆動し、車輪を
回転させることによって加工台車を走行させることがで
きる。そして、前記取付状態調整装置は、第1プレー
ト、第2プレート、開き角調整機構及び付勢手段を備え
るだけであるので、加工手段の先端を正確に加工箇所に
向けるための構造を簡素化することができるだけでな
く、加工台車のコストを低くすることができる。しか
も、加工手段の先端を正確に加工箇所に向けるために、
開き角調整機構を操作するだけでよいので、作業が容易
である。
回転させることによって加工台車を走行させることがで
きる。そして、前記取付状態調整装置は、第1プレー
ト、第2プレート、開き角調整機構及び付勢手段を備え
るだけであるので、加工手段の先端を正確に加工箇所に
向けるための構造を簡素化することができるだけでな
く、加工台車のコストを低くすることができる。しか
も、加工手段の先端を正確に加工箇所に向けるために、
開き角調整機構を操作するだけでよいので、作業が容易
である。
【0051】また、加工台車の走行に伴って発生する振
動が取付状態調整装置に伝達されても付勢手段によって
緩衝されるので、加工手段を固定するための締付けが緩
みにくくなる。したがって、加工手段の先端を正確に加
工箇所に向けることができる。本発明の他の加工台車に
おいては、さらに、前記第2プレートから下方に延びる
第3プレートが配設され、該第3プレートの下端に前記
加工手段が取り付けられる。
動が取付状態調整装置に伝達されても付勢手段によって
緩衝されるので、加工手段を固定するための締付けが緩
みにくくなる。したがって、加工手段の先端を正確に加
工箇所に向けることができる。本発明の他の加工台車に
おいては、さらに、前記第2プレートから下方に延びる
第3プレートが配設され、該第3プレートの下端に前記
加工手段が取り付けられる。
【0052】この場合、揺動中心から加工手段の先端ま
での距離、すなわち、揺動半径を大きくすることができ
るので、開き角調整機構を操作したときの加工手段の傾
きが大きく変化するのを防止することができる。したが
って、取付状態調整装置による調整特性を良好にするこ
とができる。
での距離、すなわち、揺動半径を大きくすることができ
るので、開き角調整機構を操作したときの加工手段の傾
きが大きく変化するのを防止することができる。したが
って、取付状態調整装置による調整特性を良好にするこ
とができる。
【図1】本発明の実施の形態における溶接台車の背面図
である。
である。
【図2】従来の溶接台車の斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態における溶接台車の斜視底
面図である。
面図である。
【図4】本発明の実施の形態における取付状態調整装置
の平面図である。
の平面図である。
【図5】本発明の実施の形態における取付状態調整装置
の側面図である。
の側面図である。
10 溶接台車 11 台車本体 17 モータ 21a〜21d 車輪 29a 第1プレート 29b ヒンジ 29c 第2プレート 29d 第3プレート 29e 開き角調整機構 32 溶接トーチ 59 取付状態調整装置 85 スプリング
Claims (2)
- 【請求項1】 (a)台車本体と、(b)該台車本体に
取り付けられ、台車本体を支持する車輪と、(c)該車
輪を回転させる駆動手段と、(d)前記台車本体に取付
状態調整装置によって揺動自在に取り付けられた加工手
段とを有するとともに、(e)前記取付状態調整装置
は、第1プレート、該第1プレートに対してヒンジを中
心にして揺動自在に配設され、該ヒンジから斜め上方に
延びる第2プレート、前記第1プレートと第2プレート
との間の開き角を調整するための開き角調整機構、及び
前記第2プレートを前記開き角が大きくなる方向に付勢
する付勢手段を備えることを特徴とする加工台車。 - 【請求項2】 前記第2プレートから下方に延びる第3
プレートが配設され、該第3プレートの下端に前記加工
手段が取り付けられる請求項1に記載の加工台車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8630997A JPH10277779A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 加工台車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8630997A JPH10277779A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 加工台車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10277779A true JPH10277779A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=13883244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8630997A Withdrawn JPH10277779A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 加工台車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10277779A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008036655A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Kokuho:Kk | 溶接装置 |
| JP2015145014A (ja) * | 2014-02-03 | 2015-08-13 | 小池酸素工業株式会社 | 走行台車 |
-
1997
- 1997-04-04 JP JP8630997A patent/JPH10277779A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008036655A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Kokuho:Kk | 溶接装置 |
| JP2015145014A (ja) * | 2014-02-03 | 2015-08-13 | 小池酸素工業株式会社 | 走行台車 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040706 |