JPH10277912A - 鋼片の表面疵処理方法 - Google Patents

鋼片の表面疵処理方法

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JPH10277912A
JPH10277912A JP10251097A JP10251097A JPH10277912A JP H10277912 A JPH10277912 A JP H10277912A JP 10251097 A JP10251097 A JP 10251097A JP 10251097 A JP10251097 A JP 10251097A JP H10277912 A JPH10277912 A JP H10277912A
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JP10251097A
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Toru Takagi
徹 高木
Satoru Nakamura
覚 中村
Kazuma Inaoka
数磨 稲岡
Munehiro Tsuchida
宗弘 土田
Tomohiro Furuta
智寛 古田
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋼片における表面疵の種類、位置を的確にか
つ効率的に判別することにより鋼片の手入れ処理量を削
減し、鋼片を製品に仕上げる際の歩留向上を図り、更に
研削装置の一定時間当たりの鋼片の処理枚数を増加する
ことのできる鋼片の表面疵処理方法を提供する。 【解決手段】 表面疵の疵種別及びその位置を指定する
標識記号11を用いて鋼片10のマーキングを行った
後、鋼片10を撮像装置12により撮影して撮像位置を
含む画像データを取得し、標識記号11の疵種別及びそ
の位置からなる表面疵データを前記画像データから抽出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鋼片上にマーキング
された表面疵を表す標識記号を的確に検出して、該表面
疵の部分を効率的に手入れ処理することのできる鋼片の
表面疵処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鋳造後のスラブ、ブルーム、ビレット等
の鋼片には、多くの場合、その表面部に割れやピンホー
ル等の表面欠陥(表面疵)が存在している。このような
表面欠陥は鋼片の圧延加工によっても除去されることな
く残存するために、最終製品の歩留を低下させる要因と
なっている。従って、鋼片の段階で表面欠陥を除去して
おくことが望ましいため、鋼片の表面欠陥を検出して、
これを手入れ処理するための方法として、例えば以下の
〜に示すような方法が提案されている。 特開昭59−52735号公報には、熱間のスラブに
可視光を照射し、スラブからの自発光と照明の反射光と
からなる像からスラブの表面欠陥を検出する方法が開示
されている。 特開昭59−154312号公報には、熱間連続鋳造
スラブの表面を照明するハロゲンランプ、楕円面を有す
る反射鏡及び冷却装置により構成される熱間スラブ表面
疵検出用照明装置が開示されている。 特開昭63−18255号公報には、スカーフィング
時のスラブ表面の画像から表面疵を検出する方法が開示
されている。 特開平6−129995号公報には、検査対象材を照
明する照明装置と該照明装置の照明光を拡散する拡散装
置と検査対象材の照明された部分を撮影する撮影装置及
び撮影画像又は処理画像を表示する画像表示装置を具備
する光学式表面欠陥検査装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
〜の方法では以下のような問題点があった。 特開昭59−52735号公報に記載のスラブからの
自発光と照明の反射光の像からスラブの表面欠陥を検出
する方法では、照明光の均一性や自発光と反射光の強度
比率が適正でないと、明瞭な画像が得られず欠陥の検出
ができない。 特開昭59−154312号公報に記載の熱間スラブ
表面疵検出用照明装置では、反射板で照明光を反射して
平行光を照射するようになっているが、スラブ表面では
反射光と直接光が照射されるために、スラブ表面の凹凸
によって影となる部分が生じて表面疵の検出が困難とな
る。 特開昭63−18255号公報に記載のスカーフィン
グ時のスラブ表面の画像から表面疵を検出する方法で
は、スカーフィング時に発生する粉塵や高温のために欠
陥部の明瞭な画像が得られず、さらにスカーフィング時
に発生する高温ガスや粉塵等から撮影装置を保護するこ
とが必要になり、コスト的、メンテナンス的にも問題が
あった。 特開平6−129995号公報に記載の照明光の拡散
装置を有する光学式表面欠陥検査装置では、スカーフィ
ング処理の際の溶削不良及びスケールの付着に起因する
縞模様がスラブ上に存在する場合には、実際の表面疵が
スケール及び縞模様の中に混在してしまい、暗部として
検出される実表面疵とその周囲との輝度の差が小さくな
るために表面疵の検出が不能となる。また、スケール及
び縞模様の中に疵が実際に存在しなくても、これらのス
ケール及び縞模様の箇所に暗部が点状及び線状に存在す
るために、点状疵及び線状疵として誤認されて検出され
る。そして、研削装置ではこのように誤認された部分ま
でも研削され、最終的に得られる鋼片の重量が少なくな
って鋼片の歩留が低下する。さらに、研削量が必要以上
に増加するため、研削装置を用いて予定された時間内に
要求される枚数の鋼片(スラブ等)を処理できないとい
う問題点があった。 本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、鋼片
における表面疵の種類、位置を的確にかつ効率的に判別
することにより鋼片の手入れ処理量を削減し、鋼片を製
品に仕上げる際の歩留向上を図り、更に研削装置の一定
時間当たりの鋼片の処理枚数を増加することのできる鋼
片の表面疵処理方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の鋼片の表面疵処理方法は、表面疵の疵種別及びそ
の位置を指定する標識記号を用いて鋼片のマーキングを
行った後、該鋼片を撮像装置により撮影して撮像位置を
含む画像データを取得し、前記標識記号の疵種別及びそ
の位置からなる表面疵データを前記画像データから抽出
する。表面疵の疵種別とは、鋼片表面に発生する例え
ば、縦割れ、横割れ、ひび割れ、エッジ割れ、
及びピンホール等の欠陥をいう。標識記号とは、前記
表面疵の疵種別毎に定義された識別記号群である。これ
らの識別記号群を鋼片に付与するに際しては、検査員又
は表面疵検出装置を介して判別された鋼片上の表面疵の
周囲もしくは表面疵の位置に直接、ペイント、チョーク
等を用いて描画するか、予め印刷された所定形状のシー
ルを張り付けてもよい。さらに、シート状磁石(マジッ
クシール)の表面、あるいはステンレス、アルミ箔等の
光を全反射する薄片を張り付けて形成したマジックシー
ルの表面に、カーボン、黒色等の油性ペイントで識別記
号群を記載して、これらのマジックシール等を鋼片の表
面の必要箇所に貼付してもよい。撮像装置とは、鋼片の
表面をスキャンして、各視野毎の画像を画像データとし
て記録することのできる、フィルム装填式カメラ、テレ
ビカメラ、デジタルカメラ等の装置をいう。
【0005】請求項2記載の鋼片の表面疵処理方法は、
請求項1記載の鋼片の表面疵処理方法において、前記標
識記号の疵種別毎に前記鋼片の手入れ加工度を指定する
対応表を予め設定しておき、前記表面疵データ及び該対
応表に基づいて前記標識記号の位置の手入れ処理を行
う。手入れ加工度とは、グラインダー研削、ガス加熱溶
融処理等の手入れ加工の種別、及びその要否、手入れ加
工量の程度等を指定した加工指示項目をいう。
【0006】請求項3記載の鋼片の表面疵処理方法は、
請求項1又は2記載の鋼片の表面疵処理方法において、
前記標識記号が、前記鋼片の鋳造方向に沿う縦線と該縦
線に垂直な方向の横線とを組み合わせた記号からなる。
請求項4記載の鋼片の表面疵処理方法は、請求項1〜3
のいずれか1項に記載の鋼片の表面疵処理方法におい
て、前記鋼片が、酸化物層等の表層部分を剥離させてな
るポリッシング処理された鋼片である。
【0007】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに図1(a)、(b)、(c)
はそれぞれ本発明の第1の実施の形態に係る鋼片の表面
疵処理方法における検査工程、画像記録工程、手入れ処
理工程の説明図、図2(a)、(b)はそれぞれ疵種別
1 、及び疵種別k2 に対応する標識記号の配置例を示
す図、図3(a)、(b)はそれぞれ疵種別k3 、及び
疵種別k4 に対応する標識記号の配置例を示す図、図4
は本発明の第2の実施の形態に係る鋼片の表面疵処理方
法を適用する表面疵処理装置の説明図である。
【0008】以下、本発明の第1の実施の形態に係る鋼
片の表面疵処理方法について説明する。図1に示すよう
に本実施の形態に係る鋼片の表面疵処理方法は、鋼片1
0の表面疵を検査して鋼片10に標識記号11を付して
マーキングを行う検査工程(a)と、マーキングされた
鋼片10を撮像装置の一例であるテレビカメラ12を用
いて撮影して、その画像データを制御装置13に記録す
る画像記録工程(b)と、該画像データを制御装置13
により処理すると共に手入れ処理装置14を駆動させて
鋼片10の手入れ処理を行う手入れ処理工程(c)とを
有する。以下、前記表面疵処理方法の各工程(a)〜
(c)について、さらに詳細に説明する。
【0009】図1(a)に示す検査工程では、連続鋳造
により作成された長さ5500mm、幅1000mm、
厚み250mmの鋼片10を載置部材15に載せて、鋼
片10の検査を行う。ここで鋼片10はガスバーナ等を
用いて表層を溶削して除去した後に、更にこの溶削後の
表面付着酸化物層をブラシ等によりポリッシング処理し
て除去したものである。表面疵の検査に際しては、過去
の鋼片検査の実績に基づいて、表面疵をn個の疵種別に
分類しておく。次に、疵種別kと標識記号11との対応
表を、表1に示すように予め作成する。そして、検査員
が図示しない表面疵検出装置を用いるか、視察により鋼
片10の表面疵の有無を検査して、表面疵を検出した場
合には、疵種別を前記対応表と照合して、該当する標識
記号11で鋼片10上の検出個所にマーキングする。
【0010】
【表1】
【0011】このマーキングにおいては鋼片表面とは異
なる色調の例えば黄色、白色、赤色等の望ましくは蛍光
を発するペイント、シールあるいはチョーク、マジック
シール等を用いて表面疵のある箇所に標識記号11をマ
ーキングする。特に、光の反射率の高い前記マジックシ
ールを使用する場合には標識の種別の認識率が向上する
と共に、マジックシールの添付が容易で、且つ再利用で
きる利点があり好ましい。縦線(鋼片の鋳造方向に沿う
線分をいう)と横線(縦線に垂直な方向の線分をいう)
とで構成される標識記号11は、図2、図3に示される
ような形態のものであり、それぞれの標識記号11によ
って指示される斜線部に特定の種別の表面疵kが存在す
るものとして定義される。このように標識記号11が縦
横の線分を組み合わせて構成されているために、以降の
画像処理における標識記号11の検出及び画像データの
計算が容易であり、誤認をなくすことができる利点があ
る。図2(a)に示す標識記号11は、例えば研削が不
要である軽微な表面疵k1であること示す識別記号であ
り、以降の手入れ処理においては、斜線部の加工が省略
されることを示している。また、図2(b)、図3
(a)、図3(b)に示す標識記号11はそれぞれ表面
疵k2 (ひび割れ)、k3 (ピンホール)、k4 (縦、
横割れ)に対応する識別記号である。なお、ここでひび
割れとは不特定方向に伸延する小亀裂の集合をいう。ま
た、ピンホールとは凹凸あるいは付着物等からなる点状
の欠陥であり、縦割れ及び横割れとはそれぞれ鋼片の長
さ方向及び幅方向の亀裂をいう。
【0012】図1(b)に示す画像記録工程において
は、載置された鋼片10の面に沿ってテレビカメラ12
を移動させて鋼片10を撮影して、その全長にわたる画
像データを制御装置13に入力する。なお、この撮影に
際して、テレビカメラ12に図示しない位置検出用セン
サを取付けて撮像位置を含む位置データを取得してお
き、画像データに対応する位置データを付加して標識記
号11の位置をより正確に把握することもできる。そし
て、制御装置13では、前記画像データ及び位置データ
を解析して、画像データ上の標識記号11の種別及び位
置を計算して、表2に示すような標識記号の位置(標識
記号11の平均位置)、疵種別k、及び標識記号11が
指示する部分の面積S等からなる鋼片の表面疵データを
得ることができる。
【0013】
【表2】
【0014】なお、標識記号11の位置X、Yは鋼片1
0の四隅の一つを基準点(0、0)として、長さ及び幅
方向をそれぞれX軸、Y軸とする位置座標を設定して、
このX軸及びY軸の値を表示したものである。この時、
標識記号11が互いに直交する縦線と横線との組み合わ
せから構成されているために、画像データ上からの標識
記号11の抽出を簡単な画像処理により行うことができ
高速処理ができる。即ち、縦線及び横線を構成する画素
(x、y)の集合が、直交座標系における特定のy座標
あるいはx座標を同じくする一連の画素群(xk
1 )、(xk、y2 )、(xk 、y3 )・・・・等の
ように表されるので、曲線あるいは斜め線等で標識記号
11を構成する場合に較べてその認識アルゴリズムを単
純化でき、標識記号11の認識率を向上できる。また、
通常、鋼片上に長さ方向に伸延する縞模様、筋状の凹凸
等が存在して、標識記号11の読み取りの際に障害とな
ることがあるが、縦線と横線との複合した記号となって
いるために、このような外乱に対しても標識記号11の
認識率を向上させることが可能である。
【0015】図1(c)に示す手入れ処理工程では、鋼
片10毎に記録される前記表面疵データにおける疵種別
kを、表1に示すような疵種別kと手入れ加工度Mとの
対応表と比較して、n個の疵種別k1 〜kn 毎に設定さ
れるj個の手入れ加工度M1〜Mj の何れかに制御装置
13を用いて決定することができる。例えば、表3に示
すように1番目の鋼板の疵種別がk1 の場合には、手入
れ加工度はM1 (手入れ不要)となり、2番目の鋼板の
疵種別がk2 の場合には、手入れ加工度はM2 (所定厚
みまで研削する)に設定される等のようになっている。
【0016】
【表3】
【0017】そして、手入れ加工度Mの付加された表面
疵データに基づいて、手入れ処理装置14を駆動させて
鋼片10の必要箇所のみを効率的に手入れ処理すること
ができる。これによって、従来のような鋼片10の過剰
研削を回避して、機械的に手入れ処理を行うことがで
き、鋼片10を効率的に処理できる。
【0018】続いて、本発明の第2の実施の形態に係る
鋼片の表面疵処理方法について説明する。表面疵処理設
備20は、図4に示すように鋼片21の表面を連続的に
撮影するためのCCDカメラ23と、撮影位置を検出す
るための位置センサ24と、CCDカメラ23からの画
像データが入力されるコンピュータ25と、コンピュー
タ25によって研削位置及び研削量等が制御される鋼片
21の研削装置26とを有する。前記表面疵処理設備2
0に適用する鋼片の表面疵処理方法においては、まず連
続鋳造後の鋼片21を金属製ブラシロール等を回転させ
る図示しないポリッシング装置を用いて前処理を実施し
て、表面に付着するスケール等を除去する。これによっ
て、表面疵の部分の識別作業を容易にすると共に、マー
キングされる標識記号22の認識効果を増大させること
ができる。次に、このポリッシング処理された鋼片21
を検査員が予め設定されている検査指針に従って検査し
て、各表面疵の疵種別毎にそれぞれ設定される縦線と横
線とで構成される標識記号22を鋼片21上に検出され
る表面疵の該当箇所にマーキングする。次に前記標識記
号22の付与された鋼片21を前記表面疵処理設備20
に所定の移送速度で送入して、CCDカメラ23によっ
て鋼片21を撮影し、この画像データをコンピュータ2
5により処理して標識記号22の疵種別k及びその位置
(X、Y)を取得する。そして、これら標識記号22の
疵種別k及びその位置(X、Y)からなる表面疵データ
を用いて、所定の疵種別kに対応する手入れ加工度Mを
決定し、これら表面疵の部分が研削装置26の位置に到
達した時に、前記手入れ処理の程度に基づいて研削装置
26を作動させて所望の研削処理を連続的に行うことが
できる。
【0019】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではな
く、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用
範囲である。例えば、本実施の形態においては、表面疵
の疵種別kを4種のみとしてそれぞれ対応する標識記号
を設定したが、これらの設定は固定的なものではなく、
表面疵の形態及び以降で処理すべき手順の種類等に応じ
て組み合わせ方法を変更し、あるいは表面疵の疵種別等
を追加することができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1〜4記載の鋼片の表面疵処理方
法においては、表面疵の位置及び表面疵の疵種別を指定
する標識記号を用いて鋼片のマーキングを行うので、峻
別された表面疵の疵種別及び位置を明瞭に把握すること
ができる。そして、鋼片を撮像装置により撮影して撮像
位置を含む画像データを取得し、前記標識記号の疵種別
及びその位置からなる表面疵データを前記画像データか
ら抽出するので標識記号の誤認率が少なく、精度の高い
表面疵データを取得できる。従って、この表面疵データ
を基にして、効率的な手入れ処理を行うことができ、鋼
片を圧延して製品を得る際の生産歩留を向上できる。
【0021】特に、請求項2記載の鋼片の表面疵処理方
法は、標識記号の疵種別毎に鋼片の手入れ加工度を指定
する対応表を予め設定しておき、表面疵データ及び該対
応表に基づいて標識記号の位置の手入れ処理を行うの
で、正確かつ効率的に鋼片の手入れ処理を行うことがで
きる。また、請求項3記載の鋼片の表面疵処理方法にお
いては、標識記号が、鋼片の鋳造方向に沿う縦線と縦線
に垂直な方向の横線とを組み合わせた記号からなるの
で、画像データ処理における標識記号の識別処理を極め
て容易に行うことができると共に、検査員によるマーキ
ング作業のばらつきが少なく、しかもマーキング作業を
簡単に行うことができる。請求項4記載の鋼片の表面疵
処理方法においては、鋼片が、酸化物層等の表層部分を
剥離させてなるポリッシング処理された鋼片であるの
で、表面疵の疵種別及びその位置の検出を容易にできる
と共に、以降の圧延処理の際における欠陥の生成を抑制
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)、(c)はそれぞれ本発明の第
1の実施の形態に係る鋼片の表面疵処理方法における検
査工程、画像記録工程、手入れ処理工程の説明図であ
る。
【図2】(a)、(b)はそれぞれ疵種別k1 、及び疵
種別k2 に対応する標識記号の配置例を示す図である。
【図3】(a)、(b)はそれぞれ疵種別k3 、及び疵
種別k4 に対応する標識記号の配置例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る鋼片の表面疵
処理方法を適用する表面疵処理設備の説明図である。
【符号の説明】
10 鋼片 11 標識記号 12 テレビカメラ(撮像装置) 13 制御装置 14 手入れ処理装置 15 載置部材 20 表面疵処理設備 21 鋼片 22 標識記号 23 CCDカ
メラ 24 位置センサ 25 コンピュ
ータ 26 研削装置
フロントページの続き (72)発明者 土田 宗弘 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社八幡製鐵所内 (72)発明者 古田 智寛 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社八幡製鐵所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面疵の疵種別及びその位置を指定する
    標識記号を用いて鋼片のマーキングを行った後、該鋼片
    を撮像装置により撮影して撮像位置を含む画像データを
    取得し、前記標識記号の疵種別及びその位置からなる表
    面疵データを前記画像データから抽出することを特徴と
    する鋼片の表面疵処理方法。
  2. 【請求項2】 前記標識記号の疵種別毎に前記鋼片の手
    入れ加工度を指定する対応表を予め設定しておき、前記
    表面疵データ及び該対応表に基づいて前記標識記号の位
    置の手入れ処理を行うことを特徴とする請求項1記載の
    鋼片の表面疵処理方法。
  3. 【請求項3】 前記標識記号が、前記鋼片の鋳造方向に
    沿う縦線と該縦線に垂直な方向の横線とを組み合わせた
    記号からなることを特徴とする請求項1又は2記載の鋼
    片の表面疵処理方法。
  4. 【請求項4】 前記鋼片が、酸化物層等の表層部分を剥
    離させてなるポリッシング処理された鋼片であることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鋼片の
    表面疵処理方法。
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