JPH10278556A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH10278556A
JPH10278556A JP9114697A JP9114697A JPH10278556A JP H10278556 A JPH10278556 A JP H10278556A JP 9114697 A JP9114697 A JP 9114697A JP 9114697 A JP9114697 A JP 9114697A JP H10278556 A JPH10278556 A JP H10278556A
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秀範 江崎
Akihiro Fujita
明浩 藤田
Tomohide Kudo
知英 工藤
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 シート1に開けたエア吹出孔7へ車室R
内のエアを圧送する送風機12と、この送風機12から
前記エア吹出孔7までの間で圧送中のエアを加熱又は冷
却するシート温調手段20と、車室R内に温度調節済み
のエアを供給する車両用温調機51と、この温調機51
の出口52にてエアの吹出方向を変更する吹出方向変更
手段53と、前記送風機12の運転信号Dに基づいて吹
出方向変更手段53を介して車両用温調機51のエアの
吹出方向を送風機12の吸気口11へ指向させるコント
ローラ54とからなる。 【効果】 温調済みのエアを送風機の吸気口へ送ること
ができ、更に、このエアをシート温調手段を介すること
でシートのエア吹出孔から急速に且つ十分に加熱又は冷
却したエアを吹出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用空調装置の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用シートとしては、例えば、特開
平5−277020号公報「自動車用シート」が知られ
ている。上記技術は、シートの位置の変化に対応するこ
とが可能な加熱及び冷却機能を有する自動車用シートを
提供することを目的としたものであり、同公報の図1に
示される通り、シート2内に形成したエア吹出孔6と、
シート2の下部に形成された空間7と、この空間7内の
エアをフィン3a,3bを介して加熱又は冷却するため
に空間7に配置したペルチエ素子3と、このペルチエ素
子3へ電流を供給するバッテリー8とを備えたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ペルチエ素子3に
熱を発生(又は熱を吸収)させるためには、このペルチ
エ素子3にバッテリー8から電流を流す。車載用のバッ
テリー8では、その容量が限られるため、この容量によ
ってペルチエ素子3の発熱量(又は吸収熱量)を大きく
できず、車室内の温度によっては、シート2のエア吹出
孔6から吹出すエアの温度が上昇(又は下降)するまで
に時間がかかり、また、エアの温度が十分に上昇(又は
下降)しないという不都合がある。そこで、本発明の目
的は、シートのエア吹出孔から急速に且つ十分に加熱又
は冷却したエアを吹出すことのできる車両用空調装置を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1は、シートに開けたエア吹出孔へ車
室内のエアを圧送する送風機と、この送風機から前記エ
ア吹出孔までの間で圧送中のエアを加熱又は冷却するシ
ート温調手段と、車室内に温度調節済みのエアを供給す
る車両用温調機と、この温調機の出口にてエアの吹出方
向を変更する吹出方向変更手段と、前記送風機の運転信
号に基づいて吹出方向変更手段を介して車両用温調機の
エアの吹出方向を送風機の吸気口へ指向させるコントロ
ーラとからなる。
【0005】送風機の運転に伴い、コントローラによっ
て吹出方向変更手段を介して車両用温調機のエアの吹出
方向を送風機の吸気口へ指向させることで、温調済みの
エアを送風機の吸気口へ送ることができ、更に、このエ
アをシート温調手段を介することでシートのエア吹出孔
から急速に且つ十分に加熱又は冷却したエアを吹出すこ
とができる。
【0006】請求項2は、車両用温調機の出口から送風
機の吸気口近傍まで導風管を延ばした。送風機の吸気口
へ車両用温調機による温調済みのエアを確実に送ること
ができ、更に、このエアをシート温調手段を介すること
でシートのエア吹出孔から急速に且つ十分に加熱又は冷
却したエアを吹出すことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る自動車用シートの斜視
図であり、シート1は、着座するためのシートクッショ
ン2と、背もたれとなるシートバック3と、このシート
バック3の上部に設けたヘッドレスト4とからなる。シ
ートクッション2及びシートバック3は、それぞれ表皮
5,6にエア吹出孔7…(…は複数個を示す。以下同
様。)を有する。
【0008】図2は本発明に係る自動車用シートの温調
風供給装置を示す系統図であり、温調風供給装置10
は、吸気口11から吸気したエアを下流へ圧送するため
のブロア12と、このブロア12の下流のエアの流れを
切換える第1ダンパ13と、この第1ダンパ13の下流
に設けた温度調整機構20と、この温度調整機構20を
通ったエアをシートクッション2下部から排出するため
のシートクッション排気ダクト14及びシートバック3
後部から排出するためのシートバック排気ダクト15
と、これらの排気ダクト14,15へのエアの流れを切
換える第2ダンパ16とからなる。なお、17は排気口
である。
【0009】温度調整機構20は、通電することにより
熱を発生したり吸収することのできる熱電素子21と、
この熱電素子21と送られてきたエアとの熱の授受を行
わせるための熱交換器22,23とからなる。
【0010】熱電素子21は、異種の導体を結合させ、
これらの導体に電流を流すと、これらの接点でジュール
熱以外の熱が発生(又は吸収)するペルチェ効果を利用
したものであり、ペルチェ素子ともいう。この熱電素子
21に上記とは逆の方向の電流を流すと、接点で熱を吸
収(又は発生)する。接点を2つ設ければ、一方が発熱
し、他方が発熱量と同量だけ熱を吸収する。
【0011】図3は本発明に係るシートクッションの平
面図であり、シートクッション2は、一対のシートレー
ル31,32と、このシートレール31,32に取付け
たシートフレーム33と、このシートフレーム33に取
付けたシートスプリング34…とからなる。
【0012】温調風供給装置10(図2参照)のブロア
12は、シートクッション2の下部前部に設けたもので
あり、ブロア12の後部に温度調整機構20を直接接続
したものである。シートクッション排気ダクト14は、
平面視U字形状であり、エア排出孔14b…と、シート
スプリング34…にワイヤ等で取付けるための耳部14
c…とを有し、フレキシブルな中間ダクト18を介して
温度調整機構20に接続するものである。
【0013】中間ダクト18は、上記したシートクッシ
ョン排気ダクト14に接続する第1管部18aと、シー
トバック排気ダクト15(図2参照)に接続する第2管
部18bとに分岐するものである。
【0014】図4は本発明に係るシートバックの正面図
であり、シートバック3は、サブシートフレーム41
と、このサブシートフレーム41に取付けたシートスプ
リング42…とからなる。シートバック排気ダクト15
は、正面視H字形状であり、エア排出孔15b…と、シ
ートスプリング42…にワイヤ等で取付けるための耳部
15c…とを有し、中間ダクト18の第2管部18bに
接続するものである。なお、46は中間ダクト18を固
定するためにサブシートフレーム41に設けた取付部で
ある。
【0015】以上に述べた温調風供給装置10の作用を
次に説明する。図5(a)〜(d)は本発明に係る温調
風供給装置の作用を示す系統図であり、(a)は第1ダ
ンパ13及び第2ダンパ16を中間位置にした状態、
(b)は第1ダンパ13を片側に倒して排気ダクト1
4,15側にのみ送風した状態、(c)は第1ダンパ1
3を片側に倒して排気ダクト14,15側にのみ送風
し、且つ第2ダンパ16を一方に倒して排気ダクト14
側にのみ送風した状態、(d)は第1ダンパ13を片側
に倒して排気ダクト14,15側にのみ送風し、且つ第
2ダンパ16を他方に倒して排気ダクト15側にのみ送
風した状態を示す。
【0016】(a)において、ブロア12を作動させる
と、車室内のエアは、吸気口11から吸入され、ブロア
12の下流に設けた第1ダンパ13で分流する。一方の
エアは、温度調整機構20の熱交換器22内を通る。熱
電素子21は、予め通電されて、熱を発生(又は熱を吸
収)する。そして、この熱は熱交換器22でエアと熱交
換する。これによりエアは温風(又は冷風)となって、
温度調整機構20の下流の第2ダンパ16で分流する。
【0017】一方のエアは、シートクッション2(図2
参照)に設けたシートクッション排気ダクト14のエア
排出孔14b…から排出される。他方のエアは、シート
バック3(図2参照)に設けたシートバック排気ダクト
15のエア排出孔15b…から排出される。
【0018】また、第1ダンパ13を通過した他方のエ
アは、熱交換器23内を通る。熱交換器23内では、熱
電素子21の特性により、上記の発生した熱量と等しい
熱量を熱交換する。これにより、エアは冷風(又は温
風)となって排気口17から車室内又は車室外へ排出さ
れる。
【0019】(b)において、ブロア12を作動させる
と、車室内のエアは、吸気口11から吸入され、第1ダ
ンパ13により温度調整機構20の熱交換器22内のみ
を通る。そして、エアは、熱交換器22で熱交換し、温
風(又は冷風)となって第2ダンパ16で分流する。一
方のエアは、シートクッション2(図2参照)のシート
クッション排気ダクト14のエア排出孔14b…から排
出される。
【0020】他方のエアは、シートバック3(図2参
照)のシートバック排気ダクト15のエア排出孔15b
…から排出される。この時のエア排出孔14b…,15
b…からの風量は、排気口17から排出されない分だ
け、(a)の場合に比べて多くなる。
【0021】(c)において、ブロア12を作動させる
と、車室内のエアは、吸気口11から吸入され、第1ダ
ンパ13により温度調整機構20の熱交換器22内のみ
を通る。そして、エアは、熱交換器22で熱交換し、温
風(又は冷風)となり、第2ダンパ16によってシート
クッション2(図2参照)のシートクッション排気ダク
ト14のみに送られ、エア排出孔14b…から排出され
る。この時のエア排出孔14b…からの風量は、エア排
気孔15b…から排出されない分だけ、(b)の場合に
比べて多くなる。
【0022】(d)において、ブロア12を作動させる
と、車室内のエアは、吸気口11から吸入され、第1ダ
ンパ13により温度調整機構20の熱交換器22内のみ
を通る。そして、エアは、熱交換器22で熱交換し、温
風(又は冷風)となり、第2ダンパ16によってシート
バック3(図2参照)のシートバック排気ダクト15の
みに送られ、エア排出孔15b…から排出される。この
時のエア排出孔15b…からの風量は、エア排気孔14
b…から排出されない分だけ、(b)の場合に比べて多
くなる。
【0023】図6は本発明に係るシートの縦断面図であ
り、シートクッション2は、シート形状を保持し、且つ
クッション体として作用するパッド35と、このパッド
35の外側を覆う通気性を備えたカバーパッド36と、
更に、このカバーパッド36の外側を覆う表皮5とを有
する。
【0024】パッド35は、シートクッション排気ダク
ト14のエア排出孔14b…に接続する通気孔35a…
を有し、シートスプリング34(図3参照)に取付けた
ものである。パッド35の材質としては、ウレタンフォ
ームが好適である。
【0025】シートバック3は、シート形状を保持し、
且つクッション体として作用するパッド43と、このパ
ッド43の外側を覆う通気性を備えたカバーパッド44
と、更に、このカバーパッド44の外側を覆う表皮6と
を有する。
【0026】パッド43は、シートバック排気ダクト1
5のエア排出孔15b…に接続する通気孔43a…を有
し、シートスプリング42(図4参照)に取付けたもの
である。パッド43の材質としては、ウレタンフォーム
が好適である。
【0027】上記通気孔35aを通過したエアは、カバ
ーパッド36内を通り、表皮5のエア吹出孔7…(図1
参照)から吹出す。この吹出されたエアによって、着座
した人のでん部や脚部を暖めたり冷やしたりする。上記
通気孔43aを通過したエアは、カバーパッド44内を
通り、表皮6のエア吹出孔7…(図1参照)から吹出
す。この吹出されたエアによって、着座した人の腰部や
背部を暖めたり冷やしたりする。
【0028】図7は本発明に係る車両用空調装置の側面
図であり、車両用空調装置50は、シート1に設けたブ
ロア12と、圧送中のエアを加熱又は冷却する温度調整
機構20と、車室R内に温度調節済みのエアを供給する
車両用温調機51と、この車両用温調機51の出口52
にてエアの吹出方向を変更する吹出方向変更手段53
と、ブロア12の運転信号に基づいて吹出方向変更手段
53を介して車両用温調機51のエアの吹出方向をブロ
ア12の吸気口11(図2参照)へ指向させるコントロ
ーラ54とからなる。
【0029】吹出方向変更手段53は、車両用温調機5
1から吹出す温調済みのエアの方向を変更するために出
口52に配置したルーバ56と、このルーバ56をコン
トローラ54からの方向変更信号Cに基づいて駆動する
ルーバ駆動手段57とからなる。
【0030】以上に述べた車両用空調装置50の作用を
次に説明する。まず、ブロア12を運転すると、このブ
ロア12からコントローラ54へ運転信号Dが送られ
る。コントローラ54は、この運転信号Dに基づいて吹
出方向変更手段53へ方向変更信号Cを送る。方向変更
手段53のルーバ駆動手段57は、方向変更信号Cに基
づいてルーバ56をシート1のブロア12の吸気口11
(図2参照)へ向ける。
【0031】また、ブロア12の運転が停止すると、こ
のブロア12からコントローラ54へ運転停止信号Sが
送られる。コントローラ54は、この運転停止信号Sに
基づいて吹出方向変更手段53へ方向復帰信号Bを送
る。吹出方向変更手段53のルーバ駆動手段57は、方
向復帰信号Bに基づいてルーバ56を車室R内の空調に
適する方向、例えば、鉛直方向に向かせて空調風を真下
に送るようにする。
【0032】このように、ブロア12の運転に伴って、
コントローラ54により車両用温調機51の吹出方向変
更手段53を介して車両用温調機51のエアの吹出方向
をブロア12の吸気口11へ指向させることで、温調済
みのエアをブロア12の吸気口11へ送ることができ、
更にシート1の温度調整機構20を介することでシート
1のエア吹出孔7(図1参照)から急速に且つ十分に加
熱又は冷却したエアを吹出すことができる。
【0033】図8は本発明に係る車両用空調装置の別の
実施の形態を示す側面図であり、車両用空調装置60
は、シート1に設けたブロア12と、圧送中のエアを加
熱又は冷却する温度調整機構20と、車室R内に温度調
節済みのエアを供給する車両用温調機51と、この車両
用温調機51の出口52からブロア12の吸気口11
(図2参照)近傍まで延ばした導風管61と、この導風
管61へエアを導入するかどうかを選択するエア導入選
択手段62と、ブロア12の運転信号に基づいてエア導
入選択手段62を介して車両用温調機51のエアを導風
管61内へ導入し、ブロア12の吸気口11(図2参
照)へ導くコントローラ63とからなる。
【0034】エア導入選択手段62は、導風管61の入
口65を開閉するためのダンパ66と、このダンパ66
をコントローラ63からの開信号W(又は閉信号N)に
基づいてダンパ66を開くダンパ開閉手段67とからな
る。
【0035】以上に述べた車両用空調装置60の作用を
次に説明する。まず、ブロア12を運転すると、このブ
ロア12からコントローラ63へ運転信号Dが送られ
る。コントローラ63は、この運転信号Dに基づいてエ
ア導入選択手段62へ開信号Wを送る。エア導入選択手
段62のダンパ開閉手段67は、開信号Wに基づいてダ
ンパ66を開ける。これにより、エアは、導風管61を
介してブロア12の吸気口11(図2参照)へ流れる。
【0036】また、ブロア12の運転が停止すると、こ
のブロア12からコントローラ63へ運転停止信号Sが
送られる。コントローラ63は、この運転停止信号Sに
基づいてエア導入選択手段62へ閉信号Nを送る。エア
導入選択手段62のダンパ開閉手段67は、閉信号Nに
基づいてダンパ66を閉じる。これにより、エアは、導
風管61内に流れず、車室R内へ流れる。
【0037】このように、車両用温調機51の出口52
からブロア12の吸気口11(図2参照)近傍まで導風
管61を延ばしたことで、ブロア12の吸気口11(図
2参照)へ車両用温調機51による温調済みのエアを確
実に送ることができ、更に、このエアを温度調整機構2
0に流すことで、シート1のエア吹出孔7から急速に且
つ十分に加熱又は冷却したエアを吹出すことができる。
【0038】図9は本発明に係る車両用空調装置の更な
る別の実施の形態を示す側面図であり、車両用空調装置
70は、シート1に設けたブロア12と、圧送中のエア
を加熱又は冷却する温度調整機構20と、車室R内に温
度調節済みのエアを供給する車両用温調機51と、シー
ト1の下方に指向させた車両用温調機51の出口52
と、この出口52に設けたエア吹出し選択手段71と、
ブロア12の運転信号に基づいてエア吹出し選択手段7
1を介して車両用温調機51から吹出したエアをブロア
12の吸気口11(図2参照)へ導くコントローラ72
とからなる。
【0039】エア吹出し選択手段71は、車両用温調機
51の出口52を開閉するためのダンパ73と、このダ
ンパ73をコントローラ72からの開信号W(又は閉信
号N)に基づいて開く(又は閉じる)ダンパ開閉手段7
4とからなる。
【0040】以上に述べた車両用空調装置70の作用を
次に説明する。まず、ブロア12を運転すると、このブ
ロア12からコントローラ72へ運転信号Dが送られ
る。コントローラ72は、この運転信号Dに基づいてエ
ア吹出し選択手段71へ開信号Wを送る。エア吹出し選
択手段71のダンパ開閉手段74は、開信号Wに基づい
てダンパ73を開ける。これにより、エアは、車両用温
調機51の出口52から吹出し、ブロア12の吸気口1
1(図2参照)へ流れる。
【0041】また、ブロア12の運転が停止すると、こ
のブロア12からコントローラ72へ運転停止信号Sが
送られる。コントローラ72は、この運転停止信号Sに
基づいてエア吹出し選択手段71へ閉信号Nを送る。エ
ア吹出し選択手段71のダンパ開閉手段74は、閉信号
Nに基づいてダンパ73を閉じる。これにより、エアの
車室R内へ吹出しが停止する。
【0042】このように、車両用温調機51の出口52
にエア吹出し選択手段71を設け、このエア吹出し選択
手段71のエア吹出しを制御するコントローラ72を設
けたことで、ブロア12の吸気口11(図2参照)へ車
両用温調機51による温調済みのエアを送ることがで
き、更に、このエアを温度調整機構20に流すことで、
シート1のエア吹出孔7(図1参照)から急速に且つ十
分に加熱又は冷却したエアを吹出すことができる。
【0043】尚、本発明の図8に示した実施の形態で
は、導風管61の入口にダンパ66を設けたが、これに
限るものではなく、導風管61の出口にダンパ66を設
け、このダンパ66で出口を開閉するようにしてもよ
く、要は導風管61内のエアを流通又は遮断するもので
あればよい。
【0044】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1の車両用空調装置は、シートに開けたエ
ア吹出孔へ車室内のエアを圧送する送風機と、この送風
機から前記エア吹出孔までの間で圧送中のエアを加熱又
は冷却するシート温調手段と、車室内に温度調節済みの
エアを供給する車両用温調機と、この温調機の出口にて
エアの吹出方向を変更する吹出方向変更手段と、前記送
風機の運転信号に基づいて吹出方向変更手段を介して車
両用温調機のエアの吹出方向を送風機の吸気口へ指向さ
せるコントローラとからなるので、送風機の運転に伴
い、コントローラによって吹出方向変更手段を介して車
両用温調機のエアの吹出方向を送風機の吸気口へ指向さ
せることで、温調済みのエアを送風機の吸気口へ送るこ
とができ、更に、このエアをシート温調手段を介するこ
とでシートのエア吹出孔から急速に且つ十分に加熱又は
冷却したエアを吹出すことができる。
【0045】請求項2の車両用空調装置は、車両用温調
機の出口から送風機の吸気口近傍まで導風管を延ばした
ので、送風機の吸気口へ車両用温調機による温調済みの
エアを確実に送ることができ、更に、このエアをシート
温調手段を介することでシートのエア吹出孔から急速に
且つ十分に加熱又は冷却したエアを吹出すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用シートの斜視図
【図2】本発明に係る自動車用シートの温調風供給装置
を示す系統図
【図3】本発明に係るシートクッションの平面図
【図4】本発明の係るシートバックの正面図
【図5】本発明に係る温調風供給装置の作用を示す系統
【図6】本発明に係るシートの縦断面図
【図7】本発明に係る車両用空調装置の側面図
【図8】本発明に係る車両用空調装置の別の実施の形態
を示す側面図
【図9】本発明に係る車両用空調装置の更なる別の実施
の形態を示す側面図
【符号の説明】
1…シート、7…エア吹出孔、11…吸気口、12…送
風機(ブロア)、20…シート温調手段(温度調整機
構)、50,60,70…車両用空調装置、51…車両
用温調機、52…車両用温調機51の出口、53…吹出
方向変更手段、54…コントローラ、61…導風管、D
…送風機12の運転信号、R…車室。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートに開けたエア吹出孔へ車室内のエ
    アを圧送する送風機と、この送風機から前記エア吹出孔
    までの間で圧送中のエアを加熱又は冷却するシート温調
    手段と、車室内に温度調節済みのエアを供給する車両用
    温調機と、この温調機の出口にてエアの吹出方向を変更
    する吹出方向変更手段と、前記送風機の運転信号に基づ
    いて吹出方向変更手段を介して車両用温調機のエアの吹
    出方向を送風機の吸気口へ指向させるコントローラとか
    らなる車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記車両用温調機の出口から前記送風機
    の吸気口近傍まで導風管を延ばしたことを特徴とする請
    求項1記載の車両用空調装置。
JP09114697A 1997-04-09 1997-04-09 車両用空調装置 Expired - Lifetime JP3748312B2 (ja)

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