JPH10278810A - ステアリングギヤボックスの取付構造 - Google Patents
ステアリングギヤボックスの取付構造Info
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- JPH10278810A JPH10278810A JP8248397A JP8248397A JPH10278810A JP H10278810 A JPH10278810 A JP H10278810A JP 8248397 A JP8248397 A JP 8248397A JP 8248397 A JP8248397 A JP 8248397A JP H10278810 A JPH10278810 A JP H10278810A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear box
- pinion shaft
- vehicle body
- mounting hole
- steering gear
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、車体の取付穴に対してピニオンシ
ャフトのセンタリングが確実に行え、かつ車体の取付穴
に対するシール効果が十分に得られ、操舵時の反力を受
けても追従することが可能なステアリングギヤボックス
の取付構造を提供することにある。 【解決手段】 本発明のステアリングギヤボックスの取
付構造は、ピニオンシャフト4が取付穴6を介して挿通
される車体2と、ピニオンシャフト4の一端部4aが連
結されるギヤボックスケーシング3との間であって、ピ
ニオンシャフト4の周囲に弾性体のゴムシールブッシュ
9を配設しており、シールブッシュ9の肉厚部9aに高
剛性のインサート部材10を埋設し、このインサート部
材10のシールブッシュ9から突出した基端部10aを
ギヤボックスケーシング3に取付けるとともに、シール
ブッシュ9の先端部13を車体2側の取付穴6の周縁部
6aに嵌合させて取付けている。
ャフトのセンタリングが確実に行え、かつ車体の取付穴
に対するシール効果が十分に得られ、操舵時の反力を受
けても追従することが可能なステアリングギヤボックス
の取付構造を提供することにある。 【解決手段】 本発明のステアリングギヤボックスの取
付構造は、ピニオンシャフト4が取付穴6を介して挿通
される車体2と、ピニオンシャフト4の一端部4aが連
結されるギヤボックスケーシング3との間であって、ピ
ニオンシャフト4の周囲に弾性体のゴムシールブッシュ
9を配設しており、シールブッシュ9の肉厚部9aに高
剛性のインサート部材10を埋設し、このインサート部
材10のシールブッシュ9から突出した基端部10aを
ギヤボックスケーシング3に取付けるとともに、シール
ブッシュ9の先端部13を車体2側の取付穴6の周縁部
6aに嵌合させて取付けている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、四輪自動車に装備
されるステアリングギヤボックスの取付構造に関するも
のである。
されるステアリングギヤボックスの取付構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来における四輪自動車のラックアンド
ピニオン式ステアリングギヤボックスとしては、例えば
図2〜図4に示すようなものがある。このようなステア
リングギヤボックス51の一端側のA部は、ゴムブッシ
ュ52の上から両端にフランジ部53aを有するU字形
のマウントブラケット53を嵌合させ、複数本のボルト
54およびナット55で締付けることにより車体56に
取付けられている(図3参照)。また、ステアリングギ
ヤボックス51のピニオン部付近のB部は、マウントゴ
ム57の上からマウントブラケット58を嵌合させ、複
数本のボルト54およびナット55を締付けることによ
り車体56に取付けられている(図4参照)。
ピニオン式ステアリングギヤボックスとしては、例えば
図2〜図4に示すようなものがある。このようなステア
リングギヤボックス51の一端側のA部は、ゴムブッシ
ュ52の上から両端にフランジ部53aを有するU字形
のマウントブラケット53を嵌合させ、複数本のボルト
54およびナット55で締付けることにより車体56に
取付けられている(図3参照)。また、ステアリングギ
ヤボックス51のピニオン部付近のB部は、マウントゴ
ム57の上からマウントブラケット58を嵌合させ、複
数本のボルト54およびナット55を締付けることによ
り車体56に取付けられている(図4参照)。
【0003】一方、ステアリングギヤボックス51のピ
ニオンシャフト59の周囲には、図5に示す如く、ゴム
あるいは軟質樹脂にて一体成形した蛇腹部60を有する
シールブーツ61が被せられている。このシールブーツ
61のボックス側端部61aはステアリングギヤボック
ス51のケーシング62の外周面に嵌着され、その車体
側端部61bは溝部63を車体56の取付穴64の周縁
に嵌め込むことにより取付けられている。すなわち、ピ
ニオンシャフト59と車体56との間には、シールブー
ツ61が配設されており、当該シールブーツ61によっ
て車室内外のシールを行っている。
ニオンシャフト59の周囲には、図5に示す如く、ゴム
あるいは軟質樹脂にて一体成形した蛇腹部60を有する
シールブーツ61が被せられている。このシールブーツ
61のボックス側端部61aはステアリングギヤボック
ス51のケーシング62の外周面に嵌着され、その車体
側端部61bは溝部63を車体56の取付穴64の周縁
に嵌め込むことにより取付けられている。すなわち、ピ
ニオンシャフト59と車体56との間には、シールブー
ツ61が配設されており、当該シールブーツ61によっ
て車室内外のシールを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した如く、従来の
ステアリングギヤボックス51では、A部およびB部共
にゴムブッシュ52およびマウントゴム57を介して締
付固定されているが、これはステアリング操舵時にタイ
ヤから伝わってくる操舵反力によりステアリングギヤボ
ックス51が車体56に対して相対的に変位しようとす
るので、この挙動を許容、吸収する必要があるからであ
り、またボルト54や車体56の損傷を防止するために
不可欠だからである。しかし、取付手段にゴム部品を使
用することは、反面、ゴムブッシュ52およびマウント
ゴム57を圧縮して組付けを行うため、ボルト54の締
付の際に、その締付順序や締付トルクの掛け方によって
はゴム部品の圧縮が一様に行われず、図6に示す如く、
ステアリングギヤボックス51がラックシャフト65ま
わりのC方向に回転することになる。その結果、ピニオ
ンシャフト59が取付穴64に対して傾いたり、あるい
は偏心したりするので、ピニオンシャフト59とシール
ブーツ61又はステアリングシャフトジョイント66と
シールブーツ61とが互いに干渉するという不具合を発
生していた。
ステアリングギヤボックス51では、A部およびB部共
にゴムブッシュ52およびマウントゴム57を介して締
付固定されているが、これはステアリング操舵時にタイ
ヤから伝わってくる操舵反力によりステアリングギヤボ
ックス51が車体56に対して相対的に変位しようとす
るので、この挙動を許容、吸収する必要があるからであ
り、またボルト54や車体56の損傷を防止するために
不可欠だからである。しかし、取付手段にゴム部品を使
用することは、反面、ゴムブッシュ52およびマウント
ゴム57を圧縮して組付けを行うため、ボルト54の締
付の際に、その締付順序や締付トルクの掛け方によって
はゴム部品の圧縮が一様に行われず、図6に示す如く、
ステアリングギヤボックス51がラックシャフト65ま
わりのC方向に回転することになる。その結果、ピニオ
ンシャフト59が取付穴64に対して傾いたり、あるい
は偏心したりするので、ピニオンシャフト59とシール
ブーツ61又はステアリングシャフトジョイント66と
シールブーツ61とが互いに干渉するという不具合を発
生していた。
【0005】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、車体の取付穴に対してピニ
オンシャフトのセンタリングが確実に行え、かつ車体の
取付穴に対するシール効果が十分に得られ、操舵時の反
力を受けても追従することが可能なステアリングギヤボ
ックスの取付構造を提供することにある。
ものであって、その目的は、車体の取付穴に対してピニ
オンシャフトのセンタリングが確実に行え、かつ車体の
取付穴に対するシール効果が十分に得られ、操舵時の反
力を受けても追従することが可能なステアリングギヤボ
ックスの取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、請求項1の本発明においては、ピ
ニオンシャフトが取付穴を介して挿通される車体と、前
記ピニオンシャフトの一端部が連結されるギヤボックス
ケーシングとの間であって、前記ピニオンシャフトの周
囲に弾性体を配設したステアリングギヤボックスの取付
構造において、前記弾性体の内部に高剛性のインサート
部材を埋設し、このインサート部材の弾性体から突出し
た基端部を前記ギヤボックスケーシングに取付けるとと
もに、前記弾性体の先端部を前記車体側の取付穴に取付
けている。
題を解決するために、請求項1の本発明においては、ピ
ニオンシャフトが取付穴を介して挿通される車体と、前
記ピニオンシャフトの一端部が連結されるギヤボックス
ケーシングとの間であって、前記ピニオンシャフトの周
囲に弾性体を配設したステアリングギヤボックスの取付
構造において、前記弾性体の内部に高剛性のインサート
部材を埋設し、このインサート部材の弾性体から突出し
た基端部を前記ギヤボックスケーシングに取付けるとと
もに、前記弾性体の先端部を前記車体側の取付穴に取付
けている。
【0007】また、請求項2の本発明においては、請求
項1の弾性体の先端部がテーパ形状に形成され、かつ請
求項1の車体側の取付穴の周縁部も前記弾性体と同様の
テーパ形状に起立形成されており、前記弾性体の先端部
が前記取付穴の周縁部と嵌合して取付けられている。
項1の弾性体の先端部がテーパ形状に形成され、かつ請
求項1の車体側の取付穴の周縁部も前記弾性体と同様の
テーパ形状に起立形成されており、前記弾性体の先端部
が前記取付穴の周縁部と嵌合して取付けられている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明に係るステアリングギヤボ
ックスの取付構造の実施の形態を示している。図におい
て、1は四輪自動車に装備されるラックアンドピニオン
式のステアリングギヤボックスであり、このステアリン
グギヤボックス1は、車体パネル(例えば、ダッシュパ
ネル)2によって仕切られる車室内外R,Oのうち、車
室外O側に配設されるギヤボックスケーシング3を有し
ている。このギヤボックスケーシング3は、四輪自動車
の車巾方向に沿って設けられており、その左右2箇所の
取付構造は、従来例と同様であるから説明を省略する。
ギヤボックスケーシング3の内部には、上下方向に沿っ
て延びるピニオンシャフト4の一端部4aと、車巾方向
に沿って延びるラックシャフト5とが配置されており、
ピニオンシャフト4の一端部4aはギヤボックスケーシ
ング3と回転可能に連結され、ラックシャフト5と噛合
した状態で支持されている。
ックスの取付構造の実施の形態を示している。図におい
て、1は四輪自動車に装備されるラックアンドピニオン
式のステアリングギヤボックスであり、このステアリン
グギヤボックス1は、車体パネル(例えば、ダッシュパ
ネル)2によって仕切られる車室内外R,Oのうち、車
室外O側に配設されるギヤボックスケーシング3を有し
ている。このギヤボックスケーシング3は、四輪自動車
の車巾方向に沿って設けられており、その左右2箇所の
取付構造は、従来例と同様であるから説明を省略する。
ギヤボックスケーシング3の内部には、上下方向に沿っ
て延びるピニオンシャフト4の一端部4aと、車巾方向
に沿って延びるラックシャフト5とが配置されており、
ピニオンシャフト4の一端部4aはギヤボックスケーシ
ング3と回転可能に連結され、ラックシャフト5と噛合
した状態で支持されている。
【0010】上記ピニオンシャフト4の他端部4b側
は、車体パネル2の取付穴6を介して車室内R側に挿通
して配置されており、車体後方へ向かって斜め上方に立
ち上がった状態で支持されるステアリングシャフト7と
ユニバーサルジョイント8を介して連結されている。し
たがって、ステアリングシャフト7の上端に取付けられ
たステアリングホイール(図示せず)の回転は、ステア
リングシャフト7、ユニバーサルジョイント8、ピニオ
ンシャフト4およびラックシャフト5等を介してフロン
トタイヤの繰向運動に変換されるようになっている。
は、車体パネル2の取付穴6を介して車室内R側に挿通
して配置されており、車体後方へ向かって斜め上方に立
ち上がった状態で支持されるステアリングシャフト7と
ユニバーサルジョイント8を介して連結されている。し
たがって、ステアリングシャフト7の上端に取付けられ
たステアリングホイール(図示せず)の回転は、ステア
リングシャフト7、ユニバーサルジョイント8、ピニオ
ンシャフト4およびラックシャフト5等を介してフロン
トタイヤの繰向運動に変換されるようになっている。
【0011】一方、上記車体パネル2と上記ギヤボック
スケーシング3との間であって、ピニオンシャフト4の
外側周囲には、弾性体であるゴムシールブッシュ9が配
設されている。このシールブッシュ9は、外形が円錐台
形状で上下端が開口している円筒体であり、その内径は
ピニオンシャフト4が貫通可能な大きさに形成されてい
る。また、シールブッシュ9の肉厚部9aには、高剛性
(鋼又は硬質プラスチック製)のインサート部材10が
後述の先端部付近まで埋設されており、当該インサート
部材10によってシールブッシュ9に十分な剛性を与え
ている。このインサート部材10は、絞り加工したパイ
プ材などを用いて製作されており、ブッシュ側はシール
ブッシュ9と対応する形状および大きさに形成され、ケ
ーシング側はシールブッシュ9から突出する長さに形成
されている。そして、インサート部材10のシールブッ
シュ9から突出した基端部10aの内周面には、ギヤボ
ックスケーシング3のピニオンシャフト出口部3aの外
周面に形成したねじ部11と螺合するねじ溝12が刻設
されている。
スケーシング3との間であって、ピニオンシャフト4の
外側周囲には、弾性体であるゴムシールブッシュ9が配
設されている。このシールブッシュ9は、外形が円錐台
形状で上下端が開口している円筒体であり、その内径は
ピニオンシャフト4が貫通可能な大きさに形成されてい
る。また、シールブッシュ9の肉厚部9aには、高剛性
(鋼又は硬質プラスチック製)のインサート部材10が
後述の先端部付近まで埋設されており、当該インサート
部材10によってシールブッシュ9に十分な剛性を与え
ている。このインサート部材10は、絞り加工したパイ
プ材などを用いて製作されており、ブッシュ側はシール
ブッシュ9と対応する形状および大きさに形成され、ケ
ーシング側はシールブッシュ9から突出する長さに形成
されている。そして、インサート部材10のシールブッ
シュ9から突出した基端部10aの内周面には、ギヤボ
ックスケーシング3のピニオンシャフト出口部3aの外
周面に形成したねじ部11と螺合するねじ溝12が刻設
されている。
【0012】また、シールブッシュ9は、車体パネル2
側の近くで小径となり、更に取付穴6と嵌合する先端部
13は先細りのテーパ形状に形成されている。そして、
これに対応する取付穴6の周縁部6aは、バーリング加
工によりシールブッシュ9と同様のテーパ形状に起立し
て形成され、車室内R側に向かって突出するように配置
されている。なお、シールブッシュ9の先端部13およ
び取付穴6の周縁部6aは、互いに当接するテーパ部で
ピニオンシャフト4の前後の動きを吸収し得る長さに形
成されている。
側の近くで小径となり、更に取付穴6と嵌合する先端部
13は先細りのテーパ形状に形成されている。そして、
これに対応する取付穴6の周縁部6aは、バーリング加
工によりシールブッシュ9と同様のテーパ形状に起立し
て形成され、車室内R側に向かって突出するように配置
されている。なお、シールブッシュ9の先端部13およ
び取付穴6の周縁部6aは、互いに当接するテーパ部で
ピニオンシャフト4の前後の動きを吸収し得る長さに形
成されている。
【0013】本発明の実施の形態に係る取付構造によっ
てステアリングギヤボックス1を取付けるには、予めイ
ンサート部材10のねじ溝12をギヤボックスケーシン
グ3のねじ部11に螺合させて締付固定し、シールブッ
シュ9をギヤボックスケーシング3に組付けておく。そ
して、ステアリングギヤボックス1の組立一式を車体に
取付ける際には、シールブッシュ9の先端部13を相対
する車体2側の取付穴6の周縁部6aに押し付けて嵌合
させ、その後、図示しない左右2箇所のマウントブラケ
ットをボルト締めすれば、取付作業は完了することにな
る。
てステアリングギヤボックス1を取付けるには、予めイ
ンサート部材10のねじ溝12をギヤボックスケーシン
グ3のねじ部11に螺合させて締付固定し、シールブッ
シュ9をギヤボックスケーシング3に組付けておく。そ
して、ステアリングギヤボックス1の組立一式を車体に
取付ける際には、シールブッシュ9の先端部13を相対
する車体2側の取付穴6の周縁部6aに押し付けて嵌合
させ、その後、図示しない左右2箇所のマウントブラケ
ットをボルト締めすれば、取付作業は完了することにな
る。
【0014】本発明の実施の形態の取付構造では、ステ
アリングギヤボックス1を車体側に取付ける際に、十分
な剛性を有するシールブッシュ9の先端部13を取付穴
6の周縁部6aに押し付けた状態で締付け、ピニオンシ
ャフト4の直近で位置決めをしているため、左右のマウ
ントブラケットのボルトの締付順位や締付トルクの影響
を排して、ピニオンシャフト4を車体2の取付穴6に対
して常にセンタリングすることができ、作業性が良くな
る。また、シールブッシュ9の先端部13の表面は弾力
性を有するゴムであり、車体2とはゴムを介して接触し
ているため、操舵反力を受けてステアリングギヤボック
ス1が車体2に対してわずかに変位しても、ゴムのたわ
みでこれを吸収し、追従することが可能となる。さら
に、車体2とシールブッシュ9とは、先端部13のゴム
材が取付穴6の周縁部6aにテーパ嵌合により密着して
いるため、強力なフリクションが得られ、車体2の取付
穴6に対するシールが確実に行われる。
アリングギヤボックス1を車体側に取付ける際に、十分
な剛性を有するシールブッシュ9の先端部13を取付穴
6の周縁部6aに押し付けた状態で締付け、ピニオンシ
ャフト4の直近で位置決めをしているため、左右のマウ
ントブラケットのボルトの締付順位や締付トルクの影響
を排して、ピニオンシャフト4を車体2の取付穴6に対
して常にセンタリングすることができ、作業性が良くな
る。また、シールブッシュ9の先端部13の表面は弾力
性を有するゴムであり、車体2とはゴムを介して接触し
ているため、操舵反力を受けてステアリングギヤボック
ス1が車体2に対してわずかに変位しても、ゴムのたわ
みでこれを吸収し、追従することが可能となる。さら
に、車体2とシールブッシュ9とは、先端部13のゴム
材が取付穴6の周縁部6aにテーパ嵌合により密着して
いるため、強力なフリクションが得られ、車体2の取付
穴6に対するシールが確実に行われる。
【0015】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変
更が可能である。
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変
更が可能である。
【0016】例えば、既述の実施の形態におけるシール
ブッシュ9は、インサート部材10の基端部10aをギ
ヤボックスケーシング3のピニオンシャフト出口部3a
の外周面にねじ止めすることにより固定されているが、
ギヤボックスケーシング3に確実に固定できるものであ
れば、他の固定手段を使用することもできる。
ブッシュ9は、インサート部材10の基端部10aをギ
ヤボックスケーシング3のピニオンシャフト出口部3a
の外周面にねじ止めすることにより固定されているが、
ギヤボックスケーシング3に確実に固定できるものであ
れば、他の固定手段を使用することもできる。
【0017】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るステアリング
ギヤボックスの取付構造は、ピニオンシャフトが取付穴
を介して挿通される車体と、前記ピニオンシャフトの一
端部が連結されるギヤボックスケーシングとの間であっ
て、前記ピニオンシャフトの周囲に弾性体を配設してお
り、前記弾性体の内部に高剛性のインサート部材を埋設
し、このインサート部材の弾性体から突出した基端部を
前記ギヤボックスケーシングに取付けるとともに、前記
弾性体の先端部を前記車体側の取付穴に取付けているの
で、十分な剛性を有する弾性体により車体の取付穴に対
してピニオンシャフトを確実にセンタリングでき、ピニ
オンシャフト等が弾性体に干渉するということは起こら
ず、取付作業性の向上を図ることができる。しかも、本
発明の取付構造では、弾性体の先端部を介して車体と接
触しているので、操舵反力の入力に対しても、弾性体の
たわみでステアリングギヤボックスのわずかの変位に追
従することができる。
ギヤボックスの取付構造は、ピニオンシャフトが取付穴
を介して挿通される車体と、前記ピニオンシャフトの一
端部が連結されるギヤボックスケーシングとの間であっ
て、前記ピニオンシャフトの周囲に弾性体を配設してお
り、前記弾性体の内部に高剛性のインサート部材を埋設
し、このインサート部材の弾性体から突出した基端部を
前記ギヤボックスケーシングに取付けるとともに、前記
弾性体の先端部を前記車体側の取付穴に取付けているの
で、十分な剛性を有する弾性体により車体の取付穴に対
してピニオンシャフトを確実にセンタリングでき、ピニ
オンシャフト等が弾性体に干渉するということは起こら
ず、取付作業性の向上を図ることができる。しかも、本
発明の取付構造では、弾性体の先端部を介して車体と接
触しているので、操舵反力の入力に対しても、弾性体の
たわみでステアリングギヤボックスのわずかの変位に追
従することができる。
【0018】また、本発明に係るステアリングギヤボッ
クスの取付構造は、弾性体の先端部をテーパ形状に形成
するとともに、車体側の取付穴の周縁部も前記弾性体と
同様のテーパ形状に起立形成し、前記弾性体の先端部を
前記取付穴の周縁部と嵌合して取付けることも可能であ
るので、車体の取付穴と弾性体とが密着し、車体の取付
穴に対する強力なシール効果を得ることができる。
クスの取付構造は、弾性体の先端部をテーパ形状に形成
するとともに、車体側の取付穴の周縁部も前記弾性体と
同様のテーパ形状に起立形成し、前記弾性体の先端部を
前記取付穴の周縁部と嵌合して取付けることも可能であ
るので、車体の取付穴と弾性体とが密着し、車体の取付
穴に対する強力なシール効果を得ることができる。
【図1】本発明の実施の形態に係る取付構造によって車
体パネルに取付けられたピニオンシャフト付近のステア
リングギヤボックスを示す断面図である。
体パネルに取付けられたピニオンシャフト付近のステア
リングギヤボックスを示す断面図である。
【図2】従来のステアリングギヤボックスを示す正面図
である。
である。
【図3】図2におけるA部の取付構造を示す断面図であ
る。
る。
【図4】図2におけるB部の取付構造を示す断面図であ
る。
る。
【図5】図2におけるステアリングギヤボックスのピニ
オンシャフト取付部付近を示す断面図である。
オンシャフト取付部付近を示す断面図である。
【図6】図5におけるピニオンシャフトが車体側の取付
穴に対して傾いた状態を示す断面図である。
穴に対して傾いた状態を示す断面図である。
1 ステアリングギヤボックス 2 車体パネル 3 ギヤボックスケーシング 4 ピニオンシャフト 6 取付穴 6a 取付穴の周縁部 9 ゴムシールブッシュ 9a ゴムシールブッシュの肉厚部 10 インサート部材 11 ねじ部 12 ねじ溝 13 ゴムシールブッシュの先端部
Claims (2)
- 【請求項1】 ピニオンシャフトが取付穴を介して挿通
される車体と、前記ピニオンシャフトの一端部が連結さ
れるギヤボックスケーシングとの間であって、前記ピニ
オンシャフトの周囲に弾性体を配設したステアリングギ
ヤボックスの取付構造において、前記弾性体の内部に高
剛性のインサート部材を埋設し、このインサート部材の
弾性体から突出した基端部を前記ギヤボックスケーシン
グに取付けるとともに、前記弾性体の先端部を前記車体
側の取付穴に取付けたことを特徴とするステアリングギ
ヤボックスの取付構造。 - 【請求項2】 前記弾性体の先端部はテーパ形状に形成
され、かつ前記車体側の取付穴の周縁部も前記弾性体と
同様のテーパ形状に起立形成されており、前記弾性体の
先端部が前記取付穴の周縁部と嵌合して取付けられてい
ることを特徴とする請求項1に記載のステアリングギヤ
ボックスの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8248397A JPH10278810A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | ステアリングギヤボックスの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8248397A JPH10278810A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | ステアリングギヤボックスの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10278810A true JPH10278810A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=13775770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8248397A Pending JPH10278810A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | ステアリングギヤボックスの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10278810A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006069411A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Nsk Ltd | ステアリング装置の車体シール構造 |
| WO2007069575A1 (ja) | 2005-12-15 | 2007-06-21 | Nsk Ltd. | ステアリング装置 |
| JP2013060154A (ja) * | 2011-09-14 | 2013-04-04 | Kubota Corp | トラクタ |
| CN108340964A (zh) * | 2018-02-01 | 2018-07-31 | 阿尔特汽车技术股份有限公司 | 齿轮齿条转向器对中附加机构 |
| CN111448122A (zh) * | 2017-12-08 | 2020-07-24 | 五十铃自动车株式会社 | 转向齿轮箱的安装构造 |
-
1997
- 1997-04-01 JP JP8248397A patent/JPH10278810A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006069411A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Nsk Ltd | ステアリング装置の車体シール構造 |
| WO2007069575A1 (ja) | 2005-12-15 | 2007-06-21 | Nsk Ltd. | ステアリング装置 |
| EP1961641A4 (en) * | 2005-12-15 | 2012-06-27 | Nsk Ltd | STEERING DEVICE |
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| CN111448122B (zh) * | 2017-12-08 | 2023-04-18 | 五十铃自动车株式会社 | 转向齿轮箱的安装构造 |
| CN108340964A (zh) * | 2018-02-01 | 2018-07-31 | 阿尔特汽车技术股份有限公司 | 齿轮齿条转向器对中附加机构 |
| CN108340964B (zh) * | 2018-02-01 | 2024-03-08 | 阿尔特汽车技术股份有限公司 | 齿轮齿条转向器对中附加机构 |
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